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JP2004179194A - 半導体装置及びその製造方法 - Google Patents

半導体装置及びその製造方法 Download PDF

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JP2004179194A
JP2004179194A JP2002340058A JP2002340058A JP2004179194A JP 2004179194 A JP2004179194 A JP 2004179194A JP 2002340058 A JP2002340058 A JP 2002340058A JP 2002340058 A JP2002340058 A JP 2002340058A JP 2004179194 A JP2004179194 A JP 2004179194A
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Abstract

【課題】キャパシタの強誘電体層の劣化を従来よりも抑制することができる半導体装置及びその製造方法を提供すること。
【解決手段】シリコン(半導体)基板1と、シリコン基板1の上方に形成された第1層間絶縁層(第1絶縁層)10と、第1層間絶縁層10上に形成された下部電極12aと、下部電極12a上に形成され、下部電極12aの一つの側面と実質的に連続した側面を有するキャパシタ誘電体層13aと、キャパシタ誘電体層13a上に形成された上部電極14aと、下部電極12aとキャパシタ誘電体層13aのそれぞれの上記側面が露出する第6コンタクトホール(第1ホール)19fが形成された第2層間絶縁層(第2絶縁層)19と、第6コンタクトホール19f内に形成されて下部電極12aの側面と電気的に接続された下部電極用引き出し配線23dと、を有することを特徴とする半導体装置による。
【選択図】 図19

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、半導体装置及びその製造方法に関し、より詳細には、キャパシタを有する半導体装置及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
半導体メモリでは、FeRAM (Ferroelectric Random Access Memory)と呼ばれる強誘電体キャパシタを用いた不揮発性メモリ素子が商品化されている。この不揮発性メモリは、高速動作であり、低消費電力であり、且つ書き換え回数が多いことが特徴で、今後の発展が見込まれている。
【0003】
そのような不揮発性メモリ素子のメモリ領域に形成されるキャパシタは、その構造からプレーナー型とスタック型とに大別される。
【0004】
プレーナー型のキャパシタを有するメモリセルは、例えば図1に示されるような構造を有している。図1は、FeRAMのメモリセル領域の一部を示す平面図であり、構造を見やすくするために絶縁層は全て省略してある。
【0005】
図1に示すように、シリコン基板101上には、帯状の下部電極100aが形成され、更にその上には、下部電極100aの引き出し部Aを除く領域に強誘電体層100bが帯状に形成される。そして、その強誘電体層100bの上には、島状の上部電極100cが間隔を置いて複数形成される。各上部電極100cは、その下の強誘電体膜100b、下部電極100aと協同して複数のキャパシタを構成し、強誘電体膜100bと下部電極100aとは複数のキャパシタに共通となる。
【0006】
次に、上記のようなプレーナー型のキャパシタを備えたFeRAMの製造方法について、図2〜図7を参照しながら説明する。図2〜図4は、図1のI−I線に沿う第1の方向の断面図であり、図5〜図7は、図1のII−II線に沿う第2の方向の断面図である。
【0007】
最初に、図2、図5に示す構造を得るまでの工程について説明する。
【0008】
まず、シリコン基板101において、素子分離層102により画定される領域にウエル領域103を形成し、該ウエル領域103上にMOSトランジスタ107a、107bを形成する。各MOSトランジスタ107a、107bは、ゲート絶縁膜104上にそれぞれゲート電極105a、105bを有し、LDD(Lightly Doped Drain)構造の不純物拡散領域106a〜106cをソース・ドレイン領域として使用する。
【0009】
次いで、各MOSトランジスタ107a、107bを保護する第1絶縁層108を全面に形成した後、その上に第2絶縁層109を形成し、その表面をCMP(Chemical Mechanical Polishing)法により研磨して平坦化する。
【0010】
そして、平坦化された第2絶縁層109上に、下部電極100a、強誘電体層100b、及び上部電極100cを積層してなるキャパシタ100を形成する。
【0011】
このキャパシタ100において、下部電極100aは、プレート線と電気的に接続しなければならない。そこで、その接続を容易にするため、図5に示すように、強誘電体層100bを下部電極100aの端縁から十分後退して形成し、強誘電体層100bに覆われない引き出し部Aを下部電極100aに形成する。
【0012】
そのため、下部電極100aの平面形状は、強誘電体層100bや上部電極100cと異なる形状となる。よって、キャパシタ100をパターニングして形成するのに必要なエッチング用のマスクは、下部電極100a用、強誘電体層100b用、及び上部電極100c用の合わせて3種類が必要となる。
【0013】
次いで、図3に示すように、SiO等よりなる第3絶縁層110を全面に形成し、その表面をCMP法により研磨して平坦化する。このとき、図6に示すように、下部電極100aの引き出し部Aも第3絶縁層110で覆われることになる。
【0014】
その後、図4に示すように、第1〜第3のコンタクトホール110a〜110cを図示のように形成し、各不純物領域107a〜107cと電気的に接続される第1〜第3の導電性プラグ111a〜111cを第1〜第3のコンタクトホール110a〜110b内に形成する。なお、コンタクトホール110a〜110cの形成と同時に、図7に示す第4のコンタクトホール110dも形成される。そして、各導電性プラグ111a〜111cの形成と同時に、その第4のコンタクトホール110d内に第3の導電性プラグ111dも形成される。
【0015】
そして、図4に示されるように、上部電極100cに至る第5のコンタクトホール112を第3絶縁層110に形成し、該第5のコンタクトホール112内と第3絶縁層110上とに第1配線120a、第2配線120cを形成する。
【0016】
これと同時に、第2の導電性プラグ110b上に導電性パッド120bを形成すると共に、図7に示すように、第4の導電性プラグ111dと電気的接続される第4配線120dを第3絶縁層110上に形成する。その第4配線120dは、第4導電性プラグ111dを介して下部電極100aと電気的に接続され、プレート線として機能する。
【0017】
更に、各配線120a、120cと導電性パッド120b(図4参照)とを覆う第4絶縁層121を形成し、それをパターニングして第6のコンタクトホール121aを形成し、その中にビット線用導電性プラグ122を形成する。そして、このビット線用導電性プラグと電気的に接続されるビット線123を第4絶縁層121上に形成し、FeRAMの要部が完成する。
【0018】
なお、上記とは別のFeRAMの構造として、例えば特許文献1に記載される構造ある。特許文献1には、上記のように下部電極100aに引き出し部Aを設けるのではなく、強誘電体層を島状にパターニングし、その島状の各強誘電体層の間に露出する下部電極に導電性プラグを電気的にコンタクトさせる構造が開示されている。
【0019】
【特許文献1】
特開2001−102541号公報(図2〜図4)
【0020】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、下部電極100aは、その上の強誘電体層100bの配向を一方向に揃える役割を担っており、通常、Pt(プラチナ)やIr(イリジウム)等よりなる。よって、図6に示した第3絶縁層110の形成工程においては、引き出し部Aに大きく露出したPtやIrが第3絶縁層110の形成雰囲気、例えばCVDの雰囲気に曝されることになる。
【0021】
しかしながら、PtやIrが上記の雰囲気に含まれる水分に触れると、PtやIrの触媒作用により水素が発生し、その水素により引き出し部Aの近傍の強誘電体層100bを劣化させるという問題を引き起こし、しかも、その劣化の度合いは引き出し部Aの面積が大きくなるほど甚だしくなる。
【0022】
そして、第3絶縁層110の形成工程の後にアニール工程を行うと、第3絶縁層110に吸湿されていた水分が引き出し部Aに触れ、それによっても強誘電体層100bが劣化してしまう。
【0023】
また、特許文献1の構造では、下部電極に引き出し部はないものの、強誘電体層が島状にパターニングされているため、各強誘電体層の間に下部電極が露出し、上記と同様の問題を引き起こす。
【0024】
本発明は係る従来例の問題に鑑みて創作されたものであり、キャパシタの強誘電体層の劣化を従来よりも抑制することができる半導体装置及びその製造方法を提供することを目的とする。
【0025】
【課題を解決するための手段】
上記した課題は、半導体基板と、前記半導体基板の上方に形成された第1絶縁層と、前記第1絶縁層上に形成された下部電極と、前記下部電極上に形成され、該下部電極の一つの側面と実質的に連続した側面を有するキャパシタ誘電体層と、前記キャパシタ誘電体層上に形成された上部電極と、前記上部電極、前記キャパシタ誘電体層、前記下部電極、及び前記第1絶縁膜を覆い、前記下部電極と前記キャパシタ誘電体層のそれぞれの前記側面が露出する第1ホールが形成された第2絶縁層と、前記第1ホール内に形成されて前記下部電極の側面と電気的に接続された下部電極用引き出し配線と、を有することを特徴とする半導体装置によって解決する。
【0026】
又は、上記した課題は、半導体基板の上方に第1絶縁層を形成する工程と、下部電極用導電層、誘電体層、及び上部電極用導電層を前記第1絶縁層上に順に形成する工程と、前記上部電極用導電層をパターニングして上部電極にする工程と、前記誘電体層と前記下部電極用導電層とをパターニングすることにより、それぞれの一つの側面同士が実質的に連続するキャパシタ誘電体層と下部電極とを形成する工程と、前記上部電極、前記キャパシタ誘電体層、及び前記下部電極を覆う第2絶縁層を形成する工程と、前記下部電極と前記キャパシタ誘電体層のそれぞれの前記側面が露出する第1ホールを前記第2絶縁層に形成する工程と、前記下部電極の前記側面と電気的に接続される下部電極用引き出し配線を前記第1ホール内に形成する工程と、を有することを特徴とする半導体装置の製造方法によって解決する。
【0027】
次に、本発明の作用について説明する。
【0028】
本発明によれば、下部電極とキャパシタ誘電体層の各側面を実質的に連続に形成し、下部電極のこの側面と電気的に接続される下部電極用引き出し配線を第1ホール内に形成する。これによれば、下部電極のこの側面付近の上面がキャパシタ誘電体層で覆われた構造となるので、下部電極の剥き出し面積が従来よりも小さくなる。そのため、下部電極の触媒作用によって第2絶縁層の成膜雰囲気中の水分から発生する水素の量が従来よりも少なくなり、水素によってキャパシタ誘電体層が劣化するのが抑制される。
【0029】
更に、下部電極の上面を実質的に全て覆うようにキャパシタ誘電体層を形成することで、下部電極の露出部分がより一層少なくなるので、キャパシタの劣化が更に抑制される。
【0030】
下部電極とキャパシタ誘電体層の平面形状は、例えば帯状の矩形であり、上記第1ホールはこの矩形の短辺と重なるように形成するのが好ましい。
【0031】
この場合、この矩形の短辺に隣接する長辺にも重なるように第1ホールを形成することで、長辺と重なった分だけ下部電極と下部電極用引き出し配線とのコンタクト抵抗が小さくされる。
【0032】
そして、この矩形の短辺の両隣の長辺にも重なるように第1ホールを形成することで、上記のコンタクト抵抗がより一層小さくされる。
【0033】
また、上記の半導体装置は、従来のように下部電極に引き出し部を形成しないので、下部電極とキャパシタ誘電体層のそれぞれの平面形状を同じにすることができる。よって、第1マスクを使用しながら下部電極用導電層と強誘電体層とを一括エッチングすることにより下部電極とキャパシタ誘電体層とを同時に形成することができ、従来よりも工程数が削減される。
【0034】
或いは、キャパシタ誘電体層用の第1マスクと、下部電極用の第2マスクとを使用し、キャパシタ誘電体層と下部電極とをそれぞれ別々にエッチングして形成してもよい。この場合は、第2マスクとして、キャパシタ誘電体層と同じ平面形状のものを使用することで、キャパシタ誘電体層の側面と実質的に連続した側面を有する下部電極が得られる。
【0035】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施の形態について、添付図面を参照しながら詳細に説明する。
【0036】
図8〜図19は、本発明の実施の形態に係る半導体装置の製造方法について示す断面図である。これらの図においては、説明の都合上、ビット線延在方向の第1、第2断面と、ワード線延在方向の断面とが併記されている。
【0037】
まず、図8に示す断面構造を形成するまでの工程について説明する。
【0038】
n型のシリコン(半導体)基板1の表面に、LOCOS(Local Oxidation of Silicon)法により素子分離絶縁層2を形成する。なお、素子分離絶縁層2の代わりにSTI(Shallow Trench Isolation)の絶縁膜を形成してもよい。
【0039】
そのような素子分離絶縁層2を形成した後、シリコン基板1のメモリセル領域における所定の活性領域(トランジスタ形成領域)にPウエル3を形成する。そして、このシリコン基板1の活性領域表面を熱酸化してシリコン酸化層を形成し、それをゲート絶縁層4とする。
【0040】
その後、不純物が導入されて導電性が高められた多結晶シリコン層をシリコン基板1の上側全面に形成し、それをフォトリソグラフィ法によりパターニングすることで、多結晶シリコン層からなるゲート電極5a、5bを形成する。なお、多結晶シリコン層に代えて、不純物含有非晶質シリコン、タングステンシリサイドのような単層構造、又は、シリサイド/シリコン等の多層構造でゲート電極5a、5bを構成してもよい。
【0041】
このようなゲート電極5a、5bは、メモリセル領域においては互いに略平行に配置され、素子分離絶縁層2の上に延在してワード線の一部を構成する。
【0042】
続いて、ゲート電極5a、5bの両側のpウエル3内にn型不純物をイオン注入して、nチャネルMOSトランジスタのソース/ドレイン領域となる第1〜第3のn型不純物拡散領域7a〜7cを形成する。更に、シリコン基板1の全面に絶縁層を形成した後、その絶縁層をエッチバックしてゲート電極5a、5bの両側部分に側壁絶縁層8として残す。この側壁絶縁層8としては、例えば、CVD法により形成された酸化シリコン(SiO)層を使用し得る。
【0043】
その後、各ゲート電極5a、5bと側壁絶縁層8とをマスクに使用して、ウエル3内に再びn型不純物を注入することにより、第1〜第3のn型不純物拡散領域7a〜7bをLDD(Lightly Doped Drain)構造にする。なお、これらの拡散領域のうち、第2のn型不純物拡散領域7bは後述するビット線に電気的に接続され、第1、第3のn型不純物拡散領域7cは後述するキャパシタの上部電極と電気的に接続される。
【0044】
このように、メモリセルのpウエル3においては、ゲート電極5a、5bとn型不純物拡散領域7a〜7c等により二つのMOSトランジスタT、Tが形成される。
【0045】
更に、このMOSトランジスタT、T上と素子分離絶縁層2上にカバー絶縁層9として酸窒化シリコン(SiON)層をプラズマCVD法により約200nmの厚さに形成する。更に、TEOSを用いるプラズマCVD法により、第1層間絶縁層10として二酸化シリコン(SiO)層をカバー絶縁層9の上に約1.0μmの厚さに形成する。そして、この第1層間絶縁層10をCMP(Chemical Mechanical Polishing)法により研磨し、その上面を平坦化する。
【0046】
これらの工程が終了した後の平面図は図20のようになる。上で説明した図8において、ビット線延在方向の第1断面は図20のI−I線断面に相当し、ビット線延在方向の第2断面は図20のIII−III線断面に相当する。そして、図8におけるワード線延在方向の断面は、図20のII−II断面に相当する。これらについては、後述の各断面図と平面図においても同様である。
【0047】
次に、図9に示す断面構造を形成するまでの工程について説明する。
【0048】
まず、第1層間絶縁層10上に厚さ約100〜300nmのPt(プラチナ)層をDCスパッタ法により形成し、それを下部電極用導電層12とする。なお、下部電極用導電層12と第1層間絶縁層10との密着性を向上させるため、それらの間に厚さ約10〜30nmのTi(チタン)層を形成してもよい。また、下部電極用導電層12としては、Pt層の他に、Ir(イリジウム)層、Ru(ルテニウム)層、RuO(酸化ルテニウム)層、SrRuO(酸化ルテニウムストロンチウム)層等を形成してもよい。
【0049】
次いで、スパッタ法によりPZT((Pb(Zr1−xTi)O)を下部電極用導電層12上に約100〜300nmの厚さに形成し、それを強誘電体層13とする。なお、強誘電体層13の材料としては、PZTの他に、PLZT、PLCSZTのようなPZT系材料、SrBiTa、BiTi12のようなBi層状構造化合物材料、その他の酸化物誘電体を使用してもよい。更に、強誘電体層13の形成方法も上記に限定されず、スピンオン法、ゾル−ゲル法、MOD(Metal Organic Deposition)法、MOCVD(Metal Organic
CVD)法等を採用してよい。
【0050】
その後、酸素雰囲気中にシリコン基板1を置き、例えば725℃、20秒間、昇温速度125℃/secの条件で、強誘電体層13を構成するPZT層をRTA(Rapid Thermal Anneal)処理し、結晶化させる。
【0051】
続いて、強誘電体層13の上に上部電極用導電層14としてIrOx(酸化イリジウム)をスパッタ法により約150〜250nmの厚さに形成する。なお、IrOxに代えて、スパッタ法で形成されたPt層やSRO(ルテニウム酸ストロンチウム)層を上部電極用導電層14として使用してもよい。
【0052】
なお、これらの工程を終了した後の平面図は図21のようになる。
【0053】
次いで、図10に示すように、上部電極用導電層14上に第1レジストパターン11を形成し、その第1レジストパターン11をエッチングマスクにして上部電極用導電層14をエッチングすることにより、上部電極用導電層14をパターニングして複数の島状の上部電極14aを形成する。このパターニングが終了後、第1レジストパターン11は除去され、図22に示すような平面構造が得られる。
【0054】
続いて、図11に示す構造を形成するまでの工程について説明する。まず、キャパシタ誘電体層形状の第2レジストパターン(第1マスク)16で強誘電体層13の所要領域と上部電極14aとを覆い、この第2レジストパターン16をエッチングマスクに使用しながら強誘電体層13をエッチングする。
【0055】
このエッチングは、例えば、誘導結合型プラズマエッチング装置を使用するプラズマエッチングにより行われる。このエッチング装置のチャンバ周囲には、周波数が13.56MHz、パワーが1400Wの高周波電力が供給されるコイルが巻かれ、ウエハステージには周波数400kHz、パワー800Wの高周波電力が供給される。そして、エッチングガスとしては、流量が10〜20ml/minのClガスと、流量が30〜40ml/minのArガスとの混合ガスが使用される。更に、エッチング中においては、エッチング雰囲気の圧力を約0.7Paとし、ウエハステージ温度を約25℃とする。
【0056】
このような条件を採用することにより、強誘電体層13はパターニングされてキャパシタ誘電体層13aとなり、その側面はシリコン基板1の主面と約60°の角度をなす。この角度は、エッチング条件によって異なるが、通常は凡そ30°〜85°となる。また、図23に示されるように、このキャパシタ誘電体層13aの平面形状は、複数の上部電極14aを共有する帯状となる。
【0057】
次いで、図12に示すように、キャパシタ誘電体層13a上と上部電極14a上とにAl(アルミナ)層を常温下でスパッタ法により厚さ約50nmに形成し、それを第1キャパシタ保護絶縁層15とする。その第1キャパシタ保護絶縁層15は、還元されやすいキャパシタ誘電体層13aに水素等の還元性物質が浸入するのをブロックし、キャパシタ誘電体層13aの劣化を防止する役割を果たす。
【0058】
次に、図13に示す断面構造を得るまでの工程について説明する。
【0059】
まず、上部電極14aとキャパシタ誘電体層13aとを覆う第3レジストパターン(第2マスク)17を第1キャパシタ保護絶縁層15の所要領域上に形成し、その第3レジストパターン17をエッチングマスクとして使用しながら、下部電極用導電層12と第1キャパシタ保護絶縁層15をエッチングする。
【0060】
このエッチングは、例えば、誘導結合型プラズマエッチング装置を使用するプラズマエッチングにより行われる。このエッチング装置のチャンバ周囲には、周波数が13.56MHz、パワーが1400Wの高周波電力が供給されるコイルが巻かれ、ウエハステージには周波数400kHz、パワー800Wの高周波電力が供給される。そして、エッチングガスとしては、流量が10〜20ml/minのClガスと、流量が30〜40ml/minのArガスとの混合ガスが使用される。更に、エッチング中においては、エッチング雰囲気の圧力を約0.7Paとし、ウエハステージ温度を約25℃とする。
【0061】
このようなエッチング条件を採用することにより、下部電極導電層12は、第3レジストパターン17の平面形状にパターニングされて下部電極12aとなる。この下部電極12aの側面は、シリコン基板1の主面と約60°の角度を成すが、この角度はエッチング条件によって異なり、通常は凡そ30°〜85°となる。
【0062】
ところで、上記のエッチングにおいては、第3レジストパターン17としてその平面形状がキャパシタ誘電体層13aと同じものを使用し、それをキャパシタ誘電体層13aに重ね合わせる。
【0063】
但し、ステッパの位置ずれ等により、この重ね合わせが正確にできない場合もある。その場合は、同図の点線円内に示すように、パターニング後の下部電極12aとキャパシタ誘電体層13aとの各側面が不連続となり、下部電極12aの側面がキャパシタ誘電体層13aの側面よりも距離Δdだけ先に出ることになる。
【0064】
この距離Δdは、ステッパの位置ずれ等の誤差要因により生じるものであるが、通常は0.1μm以内に収まる。そこで、本明細書では、0.1μm以内の差で不連続となる二つの側面のことを実質的に連続な側面と定義する。
【0065】
このように、本実施形態では、下部電極12aの側面をキャパシタ誘電体層13aの側面と実質的に連続に形成し、従来のように下部電極12aに引き出し部A(図5参照)を形成しない。よって、下部電極12aの上面は、キャパシタ誘電体層13aによって実質的に全て覆われることになる。ここで、実質的に全て覆うとは、ステッパの位置ずれ等を許容するものであって、キャパシタ誘電体層13aと下部電極12aとが0.1μm以内の誤差でずれることを含む。
【0066】
そして、この工程により、下部電極12a、キャパシタ誘電体層13a、上部電極層14aをこの順に積層してなる複数のキャパシタQが、一つの下部電極12aを共通にして形成されたことになる。
【0067】
なお、下部電極12aのパターニング方法は上記に限定されない。例えば、先に形成した第2レジストパターン16(図11参照)を除去せずに残しておき、それを引き続きエッチングマスクとして使用し、下部電極用12をパターニングして下部電極12aを形成してもよい。この場合は、既述したようなステッパの位置ずれが問題とならないので、キャパシタ誘電体層13aと下部電極12aの各側面は完全に連続となる。
【0068】
更に、この場合は、下部電極12a用の第3レジストパターン17を形成する必要が無いので、工程数が削減されるという利点も得ることができる。
【0069】
この工程が終了後、第3レジストパターン17は除去され、図24に示すような平面構造が得られる。
【0070】
次いで、図14に示すように、スパッタ法によりAl層を常温下で全面に約20nmの厚さに形成し、それを第2キャパシタ保護絶縁層18とする。この第2キャパシタ保護絶縁層18は、その下の第1キャパシタ保護絶縁層15と協同して、水素等の還元性物質がキャパシタ誘電体層13aに侵入するのをブロックし、キャパシタQの劣化を防止するように機能する。
【0071】
次に、図15に示す断面構造を形成するまでの工程について説明する。
【0072】
まず、第2キャパシタ保護絶縁層18上に、第2層間絶縁層19として厚さ約1200nmのSiO層をCVD法により形成する。
【0073】
このとき、同図のB部においては、下部電極12aに従来例のような引き出し部A(図1参照)が形成されていない。その代わり、下部電極12aとキャパシタ誘電体層13aの各側面を実質的に連続に形成することで、下部電極12aの側面付近の上面をキャパシタ誘電体層13aで覆うようにしている。よって、下部電極12aの剥き出し面積が従来よりも小さくなるため、下部電極12aの触媒作用により成膜雰囲気中の水分から発生する水素の量が従来よりも少なくなり、水素によってキャパシタ誘電体層13aが劣化するのを抑制することが可能となる。
【0074】
しかも、特開2001−102541号公報に開示される構造では、島状の強誘電体層の間に露出する下部電極の触媒作用により、成膜雰囲気中の水分から多くの水素が発生するのに対し、本実施形態では、キャパシタ誘電体層13aが下部電極12aの上面を実質的に全て覆っているため、そのように多くの水素が発生してキャパシタ誘電体層13aを劣化させる恐れがない。
【0075】
このようにして第2層間絶縁層19を形成した後は、その表面をCMP法により研磨して平坦化する。この平坦化は、上部電極14a上の残厚が約200nmとなるまで行われる。また、第2層間絶縁層19を形成する際には、SiH(シラン)やTEOS等が反応ガスとして用いられる。
【0076】
その後、第2層間絶縁層19、第2キャパシタ保護絶縁層18、第1層間絶縁層10、カバー絶縁層9をパターニングして第1〜第3のn型不純物拡散領域7a〜7cの上にそれぞれ第1〜第3コンタクトホール19a〜19cを形成する。このパターニングでは、CF系ガス、例えばCFにArを加えた混合ガスをエッチングガスとして使用する。
【0077】
次いで、第2層間絶縁層19の上面と各コンタクトホール19a〜19cの内面に、スパッタ法によりTi(チタン)層を20nm、TiN(窒化チタン)層を50nmの厚さに形成し、これらの層を導電性の密着層とする。更に、六フッ化タングステンガス(WF)、アルゴン、水素の混合ガスを使用するCVD法により密着層上にタングステン層を形成し、このタングステンにより各コンタクトホール19a〜19c内を完全に埋め込む。
【0078】
続いて、第2層間絶縁層19上のタングステン層と密着層とをCMP法により除去し、各コンタクトホール19a〜19c内にのみ残す。これにより、各コンタクトホール19a〜19c内には、タングステン層と密着層とからなる第1〜第3導電性プラグ20a〜20cが形成されたことになる。
【0079】
これらの導電性プラグのうち、第2導電性プラグ20bは第2のn型不純物拡散領域7bと電気的に接続されると共に、後述のビット線とも電気的に接続される。また、第1、第3導電性プラグ20a、20cは、それぞれ第1、第3のn型不純物拡散領域7a、7cと電気的に接続されると共に、後述する配線を介して別々の上部電極14aと電気的に接続される。
【0080】
その後に、真空チャンバ内において390℃の温度で第2層間絶縁層19を加熱して脱水する。このとき、脱水される水分の一部は第2キャパシタ保護絶縁層18を透過して下部電極12aに至るが、既述のように下部電極12aの剥き出し面積が小さいため、下部電極12aの触媒作用によって発生する水素量も少なくなり、キャパシタ誘電体層13aの劣化を抑制することができる。
【0081】
なお、ここまでの工程が終了した後の平面図は図25のようになる。
【0082】
続いて、図16に示すように、第2層間絶縁層19と各導電性プラグ20a〜20cのそれぞれの上面上に、酸化防止絶縁層21としてSiON層をプラズマCVD法により例えば約100nmの厚さに形成する。このSiON層を形成する際には、例えば、SiHとNOとの混合ガスが反応ガスとして使用される。
【0083】
次に、図17に示す断面構造を得るまでの工程について説明する。
【0084】
まず、上部電極14a上に第1、第2窓22a、22bを有すると共に、下部電極12aの終端部の上方に第3窓22cを有する第4レジストパターン22を酸化防止絶縁層21上に形成する。次いで、シリコン基板1を平行平板型プラズマエッチング装置のチャンバ内に入れ、接地電位となっているウエハステージの温度を0℃に設定する。更に、そのウエハステージと対向してチャンバ内に設けられた上部電極に、周波数13.56MHz、パワー1000Wの高周波電力を印加する。そして、流量が50〜70ml/minのCFガス、流量が500〜700ml/minのArガス、及び流量が20〜30ml/minのCガスを混合したガスをエッチングガスとしてチャンバ内に導入しながら、チャンバ内の圧力を50Paに保持する。
【0085】
このような条件を採用することにより、上部電極14a上では、酸化防止絶縁層21から第1キャパシタ保護絶縁層15までがエッチングされて第4、第5コンタクトホール(第2ホール)19d、19eが形成される。
【0086】
また、下部電極14aの終端部の上方(同図の点線円内参照)では、酸化防止絶縁層21、第2層間絶縁層19、及び第2キャパシタ保護絶縁層18がエッチングされ、第6コンタクトホール(第1ホール)19fが形成される。その第6コンタクトホール19fは、下部電極12aとキャパシタ誘電体層13aの各側面が露出するように形成する。このように露出しても、上記のエッチング条件によれば、第2層間絶縁層19とキャパシタ誘電体層13aとのエッチング選択比は7以上あるので、エッチング時におけるキャパシタ誘電体層13a表面の削れ量は僅かである。
【0087】
また、第6コンタクトホール19f内に露出した下部電極12aの側面は後述の引き出し配線と電気的にコンタクトする部分であるため、エッチング雰囲気のばらつき等によって第6コンタクトホール19fの深さが変動すると、下部電極12aの露出面積も変動してコンタクト抵抗が安定しないという不都合が生じる。そこで、このエッチングをオーバーエッチ気味に行うことで、下部電極12aの側面を確実に露出させるのが好ましい。このようにする場合は、第1層間絶縁層10も僅かにエッチングされるので、第6コンタクトホール19fに重なる溝10aが第1層間絶縁層10に形成されることになる。
【0088】
なお、溝10aの下に配線等が存在する場合は、上記のエッチングがオーバーエッチとなると、第6コンタクトホール19a内にその配線等が露出する恐れがあるので、上記のエッチング条件のマージンが小さくなってしまう。
【0089】
この点が懸念される場合は、第1層間絶縁層10の上面にSiON膜やSiN膜等のエッチングストッパー層を形成するのがよい。このようにすると、エッチングストッパー層上でエッチングがストップするので、上記のエッチングを寛大に管理することができ、エッチング条件のマージンを大きくすることが可能となる。
【0090】
続いて、第4レジストパターン22を除去した後に、550℃、60分間の条件で、キャパシタ誘電体層13aを酸素雰囲気中でアニールして、キャパシタ誘電体層13aの膜質を改善する。このアニールのとき、第1〜第3導電性プラグ20a〜20cは酸化防止絶縁層21により酸化が防止される。
【0091】
なお、ここまでの工程を終了した後の平面図は図26のようになる。
【0092】
次に、図18に示す断面構造を得るまでの工程について説明する。
【0093】
まず、CF系のエッチングガスを用いて、酸化防止絶縁層21をドライエッチングして除去する。
【0094】
次いで、第4〜第6コンタクトホール19d〜19fの内面と、第2層間絶縁層19上と、第1〜第3導電性プラグ20a〜20cの上面に多層金属層を形成する。その多層金属層は、例えば、厚さ約50nmのTiN層と、厚さ500nmの銅含有(0.5%)Al層とをこの順に積層した構造を有する。
【0095】
続いて、この多層金属層をフォトリソグラフィ法によりパターニングし、上部電極用引き出し配線23a、23c、導電性コンタクトパッド23b、及び下部電極用引き出し配線23dを形成する。
【0096】
これらのうち、下部電極用引き出し電極23dは、第6コンタクトホール19fに露出する下部電極12aの側面とコンタクトし、該下部電極12aを不図示のプレート線に接続するように機能する。
【0097】
ここで、下部電極用引き出し電極23dと下部電極12aとのコンタクト抵抗は、第6コンタクトホール19f内に露出する下部電極12aの側面の面積に依存し、その面積を変えることでコンタクト抵抗を所望値にすることができる。
【0098】
例えば、図29(a)の平面図に示すように、矩形状の下部電極12aの短辺12bだけでなく、それに隣接する一方の長辺12dにも重なるように第6コンタクトホール19fを形成することで、下部電極12aと下部電極用引き出し配線23dとのコンタクト面積が増えてそれらのコンタクト抵抗を小さくすることができる。
【0099】
また、図29(b)の平面図に示すように、下部電極12aの両長辺12d、12cにも重なるように第6コンタクトホール19fを形成すると、下部電極12aと下部電極用引き出し配線23dとのコンタクト面積がより一層増大するので、上記のコンタクト抵抗を更に小さくすることができる。
【0100】
上記のように、第6コンタクトホール19fと下部電極12aとの重なり具合を選択することで、回路設計に必要なコンタクト抵抗を得ることができる。
【0101】
なお、上部電極用引き出し配線23a、23c(図18参照)は、第4、第5コンタクトホール19d、19eを介して上部電極14aと第1、第3導電性プラグ20a、20cとを電気的に接続するように機能する。
【0102】
また、導電性コンタクトパッド23bは、後述するビット線と第2導電性プラグ20bとを電気的に接続するように機能する。
【0103】
なお、ここまでの工程を終えた後の平面図は図27のようになる。
【0104】
次に、図19に示す断面構造を得るまでの工程について説明する。
【0105】
まず、第2層間絶縁層19上、上部電極用引き出し配線23a、23c、下部電極用引き出し配線23d、及び導電性コンタクトパッド23b上に第3層間絶縁層24を形成する。この第3層間絶縁層24としては、例えば、TEOSガスを使用するプラズマCVD法により形成されたSiO層を使用し得る。これに続いて、第3層間絶縁層24の表面をCMP法により平坦化する。
【0106】
更に、TEOSを使用するプラズマCVD法によりSiO層を第3層間絶縁層24上に形成し、それを保護絶縁層25とする。そして、第3層間絶縁層24と保護絶縁層25とをパターニングし、導電性コンタクトパッド23b上にホール24aを形成する。
【0107】
次に、保護絶縁層25の上面とホール24aの内面に、厚さ90〜150nmのTiNよりなる密着層26をスパッタ法により形成し、その後、基板温度を約400℃に設定し、ホール24aを埋め込むようにタングステン層をWFを用いるCVD法により形成する。
【0108】
次に、このタングステン層をエッチバックしてホール24aの中にのみ残し、ホール24a内のタングステン層を二層目の導電性プラグ28として使用する。
【0109】
その後に、密着層26、導電性プラグ28の上に金属層をスパッタ法により形成する。続いて、この金属層と密着層26とをフォトリソグラフィ法によりパターニングして、二層目の導電性プラグ28に電気的に接続されるビット線BLを形成する。そのビット線BLは、導電性プラグ28、20b、導電性コンタクトパッド23bを介して第2のn型不純物拡散領域7bと電気的に接続される。
【0110】
上記した本実施形態によれば、下部電極12aとキャパシタ誘電体層13aの各側面を実質的に連続に形成することで、下部電極12aの側面付近の上面をキャパシタ誘電体層13aで覆うようにしている。これにより、下部電極12aの剥き出し面積が従来よりも小さくなるため、下部電極12aの触媒作用によって第2層間絶縁層19の成膜雰囲気中の水分から発生する水素の量が従来よりも少なくなり、水素によってキャパシタ誘電体層13aが劣化するのを抑制することができる。
【0111】
しかも、キャパシタ誘電体層13aが下部電極12aの上面を実質的に全て覆っているため、強誘電体層が下部電極上に島状に点在する特開2001−102541号公報と比較して、下部電極12aの触媒作用によって発生する水素の量を減らすことができる。
【0112】
更に、第6コンタクトホール19fと下部電極12aとの重なり具合を適宜選択することで、回路設計に必要なコンタクト抵抗を得ることができる。
【0113】
また、従来のように下部電極12aに引き出し部を形成する必要が無いので、下部電極12aとキャパシタ誘電体層13aとを同じ平面形状にすることができる。これにより、第2レジストパターン16を用いて下部電極用導電層12と強誘電体層13とを一括エッチングしてパターニングし、下部電極12aとキャパシタ誘電体層13aとを同時に形成することができるので、従来よりも工程数を削減することができる。
【0114】
以下に、本発明の特徴を付記する。
【0115】
(付記1) 半導体基板と、
前記半導体基板の上方に形成された第1絶縁層と、
前記第1絶縁層上に形成された下部電極と、
前記下部電極上に形成され、該下部電極の一つの側面と実質的に連続した側面を有するキャパシタ誘電体層と、
前記キャパシタ誘電体層上に形成された上部電極と、
前記上部電極、前記キャパシタ誘電体層、前記下部電極、及び前記第1絶縁膜を覆い、前記下部電極と前記キャパシタ誘電体層のそれぞれの前記側面が露出する第1ホールが形成された第2絶縁層と、
前記第1ホール内に形成されて前記下部電極の側面と電気的に接続された下部電極用引き出し配線と、
を有することを特徴とする半導体装置。
【0116】
(付記2) 前記キャパシタ誘電体層は、前記下部電極の上面を実質的に全て覆うことを特徴とする付記1に記載の半導体装置。
【0117】
(付記3) 前記下部電極とキャパシタ誘電体層の平面形状は帯状の矩形であり、前記第1ホールは前記矩形の短辺と重なることを特徴とする付記1又は付記2に記載の半導体装置。
【0118】
(付記4) 前記第1ホールは、前記矩形の短辺に隣接する長辺にも重なることを特徴とする付記3に記載の半導体装置。
【0119】
(付記5) 前記第1ホールは、前記短辺の両隣の長辺にも重なることを特徴とする付記4に記載の半導体装置。
【0120】
(付記6) 前記第1ホールの下の前記第1絶縁層に該第1ホールに重なる溝が形成されたことを特徴とする付記1乃至付記5のいずれかに記載の半導体装置。
【0121】
(付記7) 前記下部電極と前記キャパシタ誘電体層のそれぞれの前記側面は、前記半導体基板の主面と30°〜85°の角度をなすことを特徴とする付記1乃至付記6のいずれかに記載の半導体装置。
【0122】
(付記8) 前記上部電極の上の前記第2絶縁層に第2ホールが形成され、前記第2ホール内に前記上部電極と電気的に接続された上部電極引き出し配線が形成されたことを特徴とする付記1乃至付記7のいずれかに記載の半導体装置。
【0123】
(付記9) 半導体基板の上方に第1絶縁層を形成する工程と、
下部電極用導電層、誘電体層、及び上部電極用導電層を前記第1絶縁層上に順に形成する工程と、
前記上部電極用導電層をパターニングして上部電極にする工程と、
前記誘電体層と前記下部電極用導電層とをパターニングすることにより、それぞれの一つの側面同士が実質的に連続するキャパシタ誘電体層と下部電極とを形成する工程と、
前記上部電極、前記キャパシタ誘電体層、及び前記下部電極を覆う第2絶縁層を形成する工程と、
前記下部電極と前記キャパシタ誘電体層のそれぞれの前記側面が露出する第1ホールを前記第2絶縁層に形成する工程と、
前記下部電極の前記側面と電気的に接続される下部電極用引き出し配線を前記第1ホール内に形成する工程と、
を有することを特徴とする半導体装置の製造方法。
【0124】
(付記10) 前記キャパシタ誘電体層と前記下部電極とを形成する工程は、
前記上部電極と前記誘電体層とを覆う第1マスクを形成する工程と、
前記第1マスクで覆われていない部分の前記誘電体層と前記下部電極用導電層とを選択的にエッチングする工程と、
前記第1マスクを除去する工程と、
を有することを特徴とする付記9に記載の半導体装置の製造方法。
【0125】
(付記11) 前記キャパシタ誘電体層と前記下部電極とを形成する工程は、
前記上部電極と前記誘電体層とを覆う第1マスクを形成する工程と、
前記第1マスクで覆われていない部分の前記誘電体層を選択的にエッチングして前記キャパシタ誘電体層にする工程と、
前記第1マスクを除去する工程と、
前記上部電極と前記キャパシタ誘電体層とを覆う第2マスクを形成する工程と、
前記第2マスクで覆われていない部分の前記下部電極用導電層を選択的にエッチングして前記下部電極にする工程と、
を有することを特徴とする付記9に記載の半導体装置の製造方法。
【0126】
(付記12) 前記第2マスクとして、前記キャパシタ誘電体層と同じ平面形状のものを使用することを特徴とする付記11に記載の半導体装置の製造方法。
【0127】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、下部電極とキャパシタ誘電体層の各側面を実質的に連続に形成し、下部電極のこの側面と電気的に接続される下部電極用引き出し配線を第2絶縁層の第1ホール内に形成する。これにより、下部電極の剥き出し面積が従来よりも小さくなるので、下部電極の触媒作用によって第2絶縁層の成膜雰囲気中の水分から発生する水素の量が従来よりも少なくなり、水素によってキャパシタ誘電体層が劣化するのを抑制することができる。
【0128】
更に、下部電極の上面を実質的に全て覆うようにキャパシタ誘電体層を形成するので、下部電極の露出部分がより一層少なくなり、キャパシタの劣化をより一層抑制することができる。
【0129】
しかも、下部電極と第1ホールとの重なり具合を代えることにより、下部電極用引き出し配線と下部電極とのコンタクト抵抗を調節することができる。
【0130】
更に、この半導体装置では、下部電極とキャパシタ誘電体層の各平面形状が実質的に同じになるので、第1マスクを使用しながら下部電極用導電層と強誘電体層とを一括エッチングすることにより下部電極とキャパシタ誘電体層とを同時に形成することができ、従来よりも工程数を削減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、従来例に係る半導体装置の平面図である。
【図2】図2は、従来例に係る半導体装置の第1方向の断面図(その1)である。
【図3】図3は、従来例に係る半導体装置の第1方向の断面図(その2)である。
【図4】図4は、従来例に係る半導体装置の第1方向の断面図(その3)である。
【図5】図5は、従来例に係る半導体装置の第2方向の断面図(その1)である。
【図6】図6は、従来例に係る半導体装置の第2方向の断面図(その2)である。
【図7】図7は、従来例に係る半導体装置の第2方向の断面図(その3)である。
【図8】図8は、本発明の実施の形態に係る半導体装置の製造方法について示す断面図(その1)である。
【図9】図9は、本発明の実施の形態に係る半導体装置の製造方法について示す断面図(その2)である。
【図10】図10は、本発明の実施の形態に係る半導体装置の製造方法について示す断面図(その3)である。
【図11】図11は、本発明の実施の形態に係る半導体装置の製造方法について示す断面図(その4)である。
【図12】図12は、本発明の実施の形態に係る半導体装置の製造方法について示す断面図(その5)である。
【図13】図13は、本発明の実施の形態に係る半導体装置の製造方法について示す断面図(その6)である。
【図14】図14は、本発明の実施の形態に係る半導体装置の製造方法について示す断面図(その7)である。
【図15】図15は、本発明の実施の形態に係る半導体装置の製造方法について示す断面図(その8)である。
【図16】図16は、本発明の実施の形態に係る半導体装置の製造方法について示す断面図(その9)である。
【図17】図17は、本発明の実施の形態に係る半導体装置の製造方法について示す断面図(その10)である。
【図18】図18は、本発明の実施の形態に係る半導体装置の製造方法について示す断面図(その11)である。
【図19】図19は、本発明の実施の形態に係る半導体装置の製造方法について示す断面図(その12)である。
【図20】図20は、本発明の実施の形態に係る半導体装置の製造方法について示す平面図(その1)である。
【図21】図21は、本発明の実施の形態に係る半導体装置の製造方法について示す平面図(その2)である。
【図22】図22は、本発明の実施の形態に係る半導体装置の製造方法について示す平面図(その3)である。
【図23】図23は、本発明の実施の形態に係る半導体装置の製造方法について示す平面図(その4)である。
【図24】図24は、本発明の実施の形態に係る半導体装置の製造方法について示す平面図(その5)である。
【図25】図25は、本発明の実施の形態に係る半導体装置の製造方法について示す平面図(その6)である。
【図26】図26は、本発明の実施の形態に係る半導体装置の製造方法について示す平面図(その7)である。
【図27】図27は、本発明の実施の形態に係る半導体装置の製造方法について示す平面図(その8)である。
【図28】図28は、本発明の実施の形態に係る半導体装置の製造方法について示す平面図(その9)である。
【図29】図29(a)、(b)は、本発明の実施の形態に係る半導体装置の製造方法にいて、第6コンタクトホールと下部電極との重なり具合について示す拡大平面図である。
【符号の説明】
1、101…シリコン基板、2、102…素子分離絶縁層、3、103…ウエル、4,104…ゲート絶縁層、5a、5b、105a、105b…ゲート電極、7a〜7b…第1〜第3のn型不純物拡散領域、8…側壁絶縁層、9…カバー絶縁層、10…第1層間絶縁層、10a…溝、11・・・第1レジストパターン、12…下部電極用導電層、12a、100a…下部電極、13、100b…強誘電体層、13a・・・キャパシタ誘電体層、14…上部電極用導電層、14a・、100c・・上部電極、15…第1キャパシタ保護絶縁層、16…第2レジストパターン、17…第3レジストパターン、18…第2キャパシタ保護絶縁層、19…第2層間絶縁層、19a〜19f…第1〜第6コンタクトホール、20a〜20c…第1〜第3導電性プラグ、21…酸化防止絶縁層、22…第4レジストパターン、22a〜22c…第1〜第3窓、23a、23c…上部電極用引き出し配線、23b…導電性コンタクトパッド、23d…下部電極用引き出し配線、24…第3層間絶縁層、25…保護絶縁層、26…密着層、28…導電性プラグ、Q、100・・・キャパシタ、T、T、107a、107b…MOSトランジスタ、108…第1絶縁層、109…第2絶縁層、110…第3絶縁層、110a〜110d…第1〜第4のコンタクトホール、111a〜111d・・・第1〜第4の導電性プラグ、112…第4のコンタクトホール、120a…第1配線、120b…導電性パッド、120c…第2配線、120d・・・第4配線、121…第4導電層、121a…第6のコンタクトホール、122…ビット線用導電性プラグ、123、BL…ビット線。

Claims (5)

  1. 半導体基板と、
    前記半導体基板の上方に形成された第1絶縁層と、
    前記第1絶縁層上に形成された下部電極と、
    前記下部電極上に形成され、該下部電極の一つの側面と実質的に連続した側面を有するキャパシタ誘電体層と、
    前記キャパシタ誘電体層上に形成された上部電極と、
    前記上部電極、前記キャパシタ誘電体層、前記下部電極、及び前記第1絶縁膜を覆い、前記下部電極と前記キャパシタ誘電体層のそれぞれの前記側面が露出する第1ホールが形成された第2絶縁層と、
    前記第1ホール内に形成されて前記下部電極の側面と電気的に接続された下部電極用引き出し配線と、
    を有することを特徴とする半導体装置。
  2. 前記下部電極とキャパシタ誘電体層の平面形状は帯状の矩形であり、前記第1ホールは前記矩形の短辺と重なることを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
  3. 前記下部電極と前記キャパシタ誘電体層のそれぞれの前記側面は、前記半導体基板の主面と30°〜85°の角度をなすことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の半導体装置。
  4. 半導体基板の上方に第1絶縁層を形成する工程と、
    下部電極用導電層、誘電体層、及び上部電極用導電層を前記第1絶縁層上に順に形成する工程と、
    前記上部電極用導電層をパターニングして上部電極にする工程と、
    前記誘電体層と前記下部電極用導電層とをパターニングすることにより、それぞれの一つの側面同士が実質的に連続するキャパシタ誘電体層と下部電極とを形成する工程と、
    前記上部電極、前記キャパシタ誘電体層、及び前記下部電極を覆う第2絶縁層を形成する工程と、
    前記下部電極と前記キャパシタ誘電体層のそれぞれの前記側面が露出する第1ホールを前記第2絶縁層に形成する工程と、
    前記下部電極の前記側面と電気的に接続される下部電極用引き出し配線を前記第1ホール内に形成する工程と、
    を有することを特徴とする半導体装置の製造方法。
  5. 前記キャパシタ誘電体層と前記下部電極とを形成する工程は、
    前記上部電極と前記誘電体層とを覆う第1マスクを形成する工程と、
    前記第1マスクで覆われていない部分の前記誘電体層と前記下部電極用導電層とを選択的にエッチングする工程と、
    前記第1マスクを除去する工程と、
    を有することを特徴とする請求項4に記載の半導体装置の製造方法。
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