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JP2004171240A - 不正監視システムおよびプログラム - Google Patents

不正監視システムおよびプログラム Download PDF

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JP2004171240A
JP2004171240A JP2002335868A JP2002335868A JP2004171240A JP 2004171240 A JP2004171240 A JP 2004171240A JP 2002335868 A JP2002335868 A JP 2002335868A JP 2002335868 A JP2002335868 A JP 2002335868A JP 2004171240 A JP2004171240 A JP 2004171240A
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Japan
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customer
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fraudulent
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JP2002335868A
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English (en)
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Masanori Kunii
正徳 国井
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Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Publication date
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Abstract

【課題】顧客や陳列商品を撮影し、この撮影画像に基づいて商品が不正に持ち出されるかを自動監視できるようにする。
【解決手段】管理センタ1は、商品が取り出された際に、通路監視カメラ5、商品監視カメラ6からの撮影画像に基づいて当該商品を監視対象商品として特定すると共に、商品が取り出された際に当該顧客を撮影した顧客画像と監視対象商品とを対応付けて商品監視データベース内に記憶管理しておく。POS端末2側において1取引分の商品を登録する精算時に当該顧客が撮影された際に、この顧客画像に対応付けられている監視対象商品と登録済み商品とを比較することによって登録済み商品を監視対象外として処理するが、全ての商品が監視対象外とならず、監視対象商品が有る場合には、不正持ち出しの可能性が有ると判断してその旨を報知する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、撮影画像に基づいて陳列商品が不正に持ち出されるかを監視したり、過去に商品を不正に持ち出した不正者を監視する不正監視システムおよびプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、店舗において陳列商品が不正に持ち出されることを防止する万引き防止策としては、店内に各箇所に顧客監視用のカメラを配置し、この監視カメラによるモニタ画面を見ながら係員が不正者を見つけ出すようにしているが、専任の係員を必要としたり、見落としも多く、万引き防止策としては、万全ではなかった。
そこで、従来においては、予め商品の個々に感知タグと呼ばれる万引き防止用のタグを取り付けておき、出口において未精算の商品を検知するようにしたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開2002−074286号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、この種の感知タグ方式においては、万引き防止策としては有効に機能するが、予め販売対象の全ての商品に専用タグを取り付る作業を必要とすると共に、精算時においては商品からタグを取り外す等の特殊な作業を必要とする為に、万引き防止用として店側に特別な労力を強要することになり、その改善が要望されていた。
【0005】
第1の発明の課題は、顧客や陳列商品を撮影し、この撮影画像に基づいて商品が不正に持ち出されるかを自動監視できるようにすることである。
第2の発明の課題は、顧客を撮影し、この撮影画像に基づいて過去に商品を不正に持ち出した不正者かを自動監視できるようにすることである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明(第1の発明)は、撮影画像に基づいて陳列商品が不正に持ち出されるかを監視する不正監視システムであって、各商品の陳列位置に対応してその商品の識別情報を記憶管理する商品情報記憶手段と、陳列商品がその位置から取り出された際に、その陳列位置に基づいて前記商品情報記憶手段を検索して当該商品を監視対象商品として特定する特定手段と、この特定手段によって特定された監視対象商品の識別情報と、陳列商品が取り出された際に当該顧客を撮影した顧客画像とを対応付けて記憶管理する監視情報記憶手段と、顧客が買い上げた1取引分の商品を登録する精算時において当該顧客を撮影した顧客画像に基づいて前記監視情報記憶手段を検索し、その顧客に対応付けられている監視対象商品の識別情報と登録済み商品の識別情報とを比較することによって登録済み商品を監視対象外とする精算手段と、この精算手段によって前記監視情報記憶手段内の監視対象商品が全て監視対象外となったかを顧客毎に判別する判別手段と、この判別手段によって監視対象商品が存在していることが判別された場合に、不正持ち出しの可能性が有ると判断してその旨を報知する報知手段とを具備するものである。
更に、コンピュータに対して、上述した請求項1記載の発明に示した主要機能を実現させるためのプログラムを提供する(請求項14記載の発明)。
【0007】
したがって、請求項1、14記載の発明は、陳列商品がその位置から取り出された際に、その商品を監視対象商品として特定することによって得られた商品識別情報と、商品が取り出された際に当該顧客を撮影した顧客画像とを対応付けて記憶管理しておき、1取引分の商品を登録する精算時において当該顧客を撮影すると共に、この顧客画像に対応付けられている監視対象商品の識別情報と登録済み商品の識別情報とを比較することによって登録済み商品を監視対象外として処理するが、全ての商品が監視対象外とならず、監視対象商品が有る場合には、不正持ち出しの可能性が有ると判断してその旨を報知するようにしたから、商品が不正に持ち出されるかを撮影画像に基づいて自動監視することができ、万引き防止策として面倒な作業を必要としたり、人手を要することなく不正監視が可能となる他、不正持ち出しされる個々の商品を具体的に指摘することができる等、実用的効果の高い不正監視システムを提供することが可能となる。
【0008】
なお、請求項1記載の発明は次のようなものであってもよい。
前記判別手段は、1取引分の登録終了時において監視対象商品が全て監視対象外となったかを判別し、前記報知手段は、監視対象商品が存在していることが判別された場合に、1取引分の登録終了時に不正持ち出しの可能性が有る旨を報知する(請求項2記載の発明)。
したがって、請求項2記載の発明によれば、請求項1記載の発明と同様の効果を有する他に、1取引分の登録終了時に未登録商品(監視対象商品)が残っている場合には、不正持ち出しの可能性が有る旨を報知するようにしたから、一部の商品の精算忘れの場合(過失)や隠し持っている場合(故意)、1取引分の登録終了時にその旨を指摘することができ、故意過失を問わず、未精算商品の持ち出しを確実に防止することが可能となる。
【0009】
前記判別手段は、顧客が退場する際に、その退場者を撮影した退場者画像に基づいて前記監視情報記憶手段を検索し、その顧客に対応する監視対象商品が全て監視対象外となったかを判別し、前記報知手段は、監視対象商品が存在していることが判別された場合に、その顧客の退場時に不正持ち出しの報知を行う(請求項3記載の発明)。
したがって、請求項3記載の発明によれば、請求項1記載の発明と同様の効果を有する他に、顧客が退場する際に、未登録商品(監視対象商品)があれば、不正持ち出しの可能性が有る旨を報知するようにしたから、店から退場する寸前にその顧客を引き止めることができる他、会計(精算)を通さずに、そのまま退場しようとした顧客を不正者としてみなすことができる。
【0010】
前記特定手段は、商品陳列付近を撮影した撮影画像を解析することによってその付近に顧客が存在しているかを認識し、商品陳列付近に顧客が居る場合には、当該撮影画像を解析することによって顧客の手の動きを監視し、顧客の手の動きに基づいて陳列商品がその位置から取り出されたかを認識する(請求項4記載の発明)。
したがって、請求項4記載の発明によれば、請求項1記載の発明と同様の効果を有する他に、商品陳列付近を撮影した撮影画像を解析することによって顧客の手の動きを監視し、商品が取り出されたかを認識するようにしたから、商品の取り出しを画像解析という新たな手法によって検知することができると共に、商品が取り出される毎にその商品の特定も可能となる。なお、手の動きを解析する際には、手の平部分を拡大撮影し、その拡大画像に基づいて商品が取り出されたか、つまり、商品を掴んだかを認識すればよい。
【0011】
この場合、顧客の手の動きに基づいて陳列商品がその位置から取り出されたかを認識する際に、複数台のカメラによって撮影された各撮影画像を照らし合わせることによって商品が取り出されたかを認識するようにすれば(請求項5記載の発明)、例えば、顧客の背後・横・正面、上方向等、様々な方向(少なくとも2方向)から撮影した各撮影画像を照らし合わせて顧客の手の動き監視することができ、商品の取り出しをより確実に検知することが可能となる。
【0012】
前記特定手段は、陳列商品がその位置から取り出された際に、取り出された商品を監視対象として特定する他に、その商品個数を特定し、前記監視情報記憶手段は、監視対象商品毎にその個数を合わせて記憶管理し、前記精算手段は、監視対象商品と登録済み商品とを比較した結果、監視対象商品のうち登録された個数分を監視対象外とする(請求項6記載の発明)。
したがって、請求項6記載の発明によれば、請求項1記載の発明と同様の効果を有する他に、同一商品が1度にあるいは別々に複数個取り出されたとしても、その個数を特定し、監視対象商品のうち登録された個数分を監視対象外とするようにしたから、例えば、複数の同一商品のうち、その一部だけを精算し、他の商品を隠し持っている場合でも、それを監視することができ、確実な不正監視が可能となる。
【0013】
前記特定手段は、陳列商品がその位置から取り出された後において当該商品が戻されたかを監視し、商品が戻された場合には、当該商品を監視対象外とする(請求項7記載の発明)。
したがって、請求項7記載の発明によれば、請求項1記載の発明と同様の効果を有する他に、商品を取り出したり、戻したり思案中の手の動きを監視し、商品が戻された場合には、その商品を監視対象外とするようにしたから、実際に取り出された商品のみを監視対象商品として特定することができる。
【0014】
前記各顧客画像は、顧客の全体を撮影した全身画像であり、各顧客画像を比較する際には、顧客の性別、顔、眼鏡の有無、身長、体型、衣服、髪型、色の各特徴要素のうち、少なくとも、その顔画像と他の要素とを総合的に解析して画像比較を行う(請求項8記載の発明)。
したがって、請求項8記載の発明によれば、請求項1記載の発明と同様の効果を有する他に、各顧客画像を比較する際に、顧客の顔画像の他に、性別、顔、眼鏡の有無、身長、体型、衣服、髪型、色のうち、少なくともその何れかを含めて総合的に解析することによって画像比較を行うようにしたから、確実な顧客認識が可能となり、誤認識によって正規な顧客に不愉快な思いをさせることを防止することができる。
【0015】
顧客が入場してから最初に商品を取り出した際に、その時の顧客画像を前記監視対象商品に対応付けて保存し、次に同一顧客が商品を取り出す際に、今回撮影された顧客画像と保存画像とを比較処理し、その結果、保存画像よりも今回の画像の方が顧客の特徴をより現している場合には、保存画像に代えて今回の顧客画像を上書保存することで顧客画像を最適画像に更新する(請求項9記載の発明)。
したがって、請求項9記載の発明によれば、請求項1記載の発明と同様の効果を有する他に、監視対象商品に対応付けて保存される顧客画像を顧客の特徴をより現している最適画像に自動的に更新するようにしたから、同一顧客が商品を取り出す毎に撮影された各顧客画像を全て保存する必要が無くなると他に、精算時等において画像比較によって顧客照合を行う際に、その照合を確実に行うことが可能となる。
【0016】
請求項10記載の発明(第2の発明)は、撮影画像に基づいて陳列商品を不正に持ち出した不正者かを監視する不正監視システムであって、過去に商品を不正に持ち出した不正者を撮影した不正者画像を不正者リストに登録する不正者登録手段と、顧客を撮影した顧客画像に基づいて前記不正者リストを検索し、その顧客が不正者に該当するかを判別する判別手段と、この判別手段によって顧客が過去に不正を行った不正者であることが判別された場合には、その旨を報知する報知手段とを具備するものである。
更に、コンピュータに対して、上述した請求項10記載の発明に示した主要機能を実現させるためのプログラムを提供する(請求項15記載の発明)。
【0017】
したがって、請求項10、15記載の発明は、過去に商品を不正に持ち出した不正者を撮影した不正者画像を不正者リストに登録しておき、顧客を撮影した顧客画像に基づいて不正者リストを検索し、その顧客が不正者に該当するか場合には、その旨を報知するようにしたから、過去に不正を行った不正者を撮影画像に基づいて自動監視することができ、人手を要さずに常習的な不正者を効果的に監視してその取り締まりが可能となる等、実用的効果の高い不正監視システムを提供することが可能となる。
【0018】
なお、請求項10記載の発明は次のようなものであってもよい。
入場者を撮影した入場者画像を取得する入場者画像取得手段を設け、前記判別手段は、この入場者画像に基づいて不正者リストを検索し、入場者が不正者に該当するかを判別する(請求項11記載の発明)。
したがって、請求項11記載の発明によれば、請求項10記載の発明と同様の効果を有する他に、入場者画像に基づいて不正者リストを検索するようにしたから、不正者を入場時に検知することができ、例えば、監視カメラによる追跡監視が可能となる。つまり、入場者が過去に不正を行った者であれば、その不正者を特定し、複数台の監視カメラによって追跡監視してモニタ表示するようにすれば、常習的な不正者の行動を監視することが可能となる。
【0019】
前記報知手段は、顧客が過去に不正を行った不正者であることが判別された場合に、その旨を警備員所持の携帯端末へ通知して注意報知を行う(請求項12記載の発明)。
したがって、請求項12記載の発明によれば、請求項10記載の発明と同様の効果を有する他に、警備員所持の携帯端末へ注意報知を行うようにしたから、警備員による追跡監視が可能となる。
【0020】
前記不正者登録手段は、不正者画像を不正者リストに登録する他に、その商品に関する各種の情報を登録し、不正者リストの出力が指示された際に、商品に関する情報に基づいて前記不正者リストの内容を集計すると共にその集計結果を出力する(請求項13記載の発明)。
したがって、請求項13記載の発明によれば、請求項10記載の発明と同様の効果を有する他に、不正者画像およびその商品に関する各種の情報を不正者リストに登録し、不正者リストの出力が指示された際に、商品に関する情報に基づいて不正者リストの内容を集計すると共にその集計結果を出力するようにしたから、例えば、どの商品、どの棚位置が万引きされ易いか等を判断可能とする万引き対策用の資料を容易に入手することができる。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、図1〜図16を参照してこの発明の一実施形態を説明する。
図1は、この実施形態における店舗内システムの全体構成を概念的に示したブロック図である。
この店舗内システムは、例えば、デパート、スーパーマーケット、ショッピングモール等の店舗内に構築された構内通信システム(LAN)である。そして、この店舗内システムは、通常のPOS(ポイント・オブ・セールス)システムとして機能する他に、撮影画像に基づいて陳列商品が不正に持ち出されたか否かを監視したり、過去に商品を不正に持ち出した不正者が入場したか否かを監視する不正監視(万引き監視)システムとして機能するもので、管理センタ1を中核とする構成となっている。
【0022】
この管理センタ1には、有線LANを介して複数台のPOS端末2が接続されている他に、各種のカメラ装置が接続されている。すなわち、入口側に設置されて入場者をその正面方向から撮影する為の入口監視カメラ3と、出口側に設置されて退場者をその正面方向から撮影する為の出口監視カメラ4と、店内の通路毎に設置されて通路全体を撮影する為の通路監視カメラ5と、店内の各所に配置されて陳列商品をエリア別に撮影する為の商品監視カメラ6とを有し、これらの各カメラ装置は、有線LANを介して管理センタ1に接続されている。また、管理センタ1には、アクセスポイント等を含む無線LANを介して出入り口付近等に居る警備員が所持している携帯端末7に接続されている。
【0023】
管理センタ1は、機能別に設けられた複数のデータ処理装置を集合した集合体であり、後述する「商品監視処理」、「センタ応答処理」、「退場者監視処理」、「入場者監視処理」等の処理機能を別個独立して実行可能なもので、各POS端末2が登録処理した売上データを定期的に収集して売上集計を行ったり、各種の設定データを各POS端末2へ送信するPOS管理処理を行う他に、各種のカメラ3〜6から取得した撮影画像を解析して不正監視処理を行う。なお、この管理センタ1側には、POS管理処理用としてのデータベース群の他に、不正監視用としての後述するデータベース群および画像ファイル群が設けられている。
【0024】
POS端末2は、顧客が買い上げた1取引分の商品を登録する精算処理を実行するもので、1取引分の登録終了時にレシートを発行する。
各種カメラ3〜6は、動画撮影を行うビデオカメラあるいは所定タイミング毎(例えば、0.5秒あるいは1秒毎)に連続撮影を行うスチールカメラであり、管理センタ1からの制御命令にしたがってその撮影開始/停止が制御されると共に、この各種カメラ3〜6によって撮影された撮影画像(カラー画像)は、管理センタ1に転送されて画像解析される。
【0025】
図2は、店舗内の一部に配置されているカメラの配置状態を示した図である。
すなわち、商品陳列棚8によって仕切られた通路9には、その一端方向から通路全体を撮影する通路監視カメラ5が配置されている。なお、通路9の床面には、顧客位置や商品陳列位置を確認する為の床マーカMがペインティングされており、通路監視カメラ5によって撮影された撮影画像の中に含まれている床マーカMを基準として、顧客が通路内のどのエリアに居るかを認識したり、その顧客が取り出した商品は、どのエリアに陳列されていたか認識可能としている。また、通路9の両側には、商品陳列エリアA1、A2、‥‥毎にそのエリア全体を前方方向から撮影する商品監視カメラ6が配置されている。
【0026】
図3は、顧客の行動(商品の取り出し)を複数台のカメラによって監視することを説明する為の図である。
ここで、何れかの商品陳列エリアの前面に居る顧客Xは、通路監視カメラ5によってその横方向から撮影されると共に、その商品陳列エリア対応の商品監視カメラ6によって顧客の背後方向から撮影される。つまり、顧客の行動は、少なくとも2台のカメラによって監視されており、管理センタ1は、各カメラから取得した撮影画像を解析することによって商品陳列エリア付近に顧客が存在しているか否かを認識し、商品陳列付近に顧客が居る場合には、その解析結果にしたがって顧客の手の動きを監視し、顧客の手の動きに基づいて陳列商品がその位置から取り出されたかを認識するようにしている。
この場合、図示の例では、商品陳列エリアA1付近に居る顧客Xは、通路監視カメラ5の他に、2台の商品監視カメラ6(顧客の後方に配置されている商品監視カメラ6と横方向に配置されている商品監視カメラ6)によってその顧客の手の動きが監視される。
【0027】
図4は、管理センタ1側に設けられている陳列商品管理データベース11の構成を示した図である。
この陳列商品管理データベース11は、販売対象である全商品の陳列位置を管理する為にその商品陳列エリア毎に、どの商品が何処に陳列されているかを記憶する構成となっている。つまり、陳列商品管理データベース11は、商品陳列エリアA1、A2、‥‥毎に、そのエリアを識別する為の「エリアNo」と、エリア毎に陳列されている商品毎に、その商品を識別する為の「商品コード」および「陳列位置」とを記憶する構成となっている。この場合、管理センタ1は、顧客が商品を取り出した際に、その撮影画像を解析することによって商品陳列位置を特定すると共に、この陳列位置に基づいて陳列商品管理データベース11を検索して当該商品を不正監視の対象商品として特定してその商品コードを読み出すようにしている。
【0028】
図5(A)は、管理センタ1側に設けられている商品監視データベース12の構成を示した図である。
この商品監視データベース12は、顧客が商品を取り出した際にその顧客に関する情報と商品に関する情報とを対応付けた監視レコードを記憶管理するもので、顧客が取り出した商品は、不正監視対象の商品としてその顧客に対応付けて記録される。すなわち、この商品監視データベース12は、商品を取り出した顧客画像をアクセスする為の「顧客画像No」と、取り出し商品の「商品コード」および「個数」を記憶すると共に、精算時において当該商品が正規に登録された際にセットされる「登録済みフラグ」とを記憶する構成となっている。
なお、顧客の退場時においてその顧客に関する全ての監視レコードを商品監視データベース12内から削除するようにしている為、この商品監視データベース12は、現在、店舗内に居る顧客に関する監視レコードのみを記録するようにしている。
【0029】
図5(B)は、管理センタ1側に設けられている顧客画像ファイル群13を示した図である。
この場合、1人の顧客が商品を取り出す毎に、その顧客の全身を撮影する他に、その顔画像を拡大撮影し、この全身画像と顔画像とを“対”にして顧客画像として顧客画像ファイル群13内に保存するようにしている。その際、同一顧客が商品を取り出す毎に撮影された全ての顧客画像を保存せず、その顧客が入場してから退場するまでの間において顧客照合として最適な顧客画像のみを記憶管理するようにしている。つまり、顧客が入場してから最初に商品を取り出した際には、その時の顧客画像を保存するが、次に同一顧客が商品を取り出す際には、今回撮影された顧客画像と保存画像とを比較処理し、その結果、保存画像よりも今回の画像の方が顧客の特徴をより現している場合には、保存画像に代えて今回の顧客画像を上書保存することで顧客画像を最適画像に更新するようにしている。
【0030】
ここで、商品監視データベース12内の「顧客画像No」は、上述のようにして更新された顧客画像(最適画像)ファイル群13をアクセスする為の識別情報であり、管理センタ1は、顧客が入場してから最初に商品を取り出した際に「顧客画像No」を自動生成し、この「顧客画像No」を含む監視レコードを商品監視データベース12内に新規登録するようにしている。
また、商品監視データベース12内の「商品コード」は、顧客の手の動きに基づいて陳列商品がその位置から取り出されたことが認識された際に陳列商品管理データベース11から読み出されたものである。つまり、管理センタ1は、商品が取り出された際に、その画像解析によってその商品の陳列エリアおよび陳列位置を特定すると共に、この陳列エリアおよび陳列位置に基づいて陳列商品管理データベース11から読み出した「商品コード」を当該「顧客画像No」対応の監視レコード内にセットする。また、商品監視データベース12内の「個数」は、同一商品の取り出した個数を示している。この場合、商品を取り出した後においても顧客の手の動きを画像解析し、商品が戻された場合には、その戻された商品個数を認識し、実際に取り出された個数だけをセットするようにしている。
【0031】
図6は、POS端末2側に設けられている売上データ合計器21の構成を示した図である。
この売上データ合計器21は、商品別の売上合計等を記憶管理するもので、商品毎に「商品コード」、「単価」、「売上個数」、「その他」の項目を有した通常の構成となっている。ここで、POS端末2は、顧客が買い上げた1取引分の商品を登録する精算処理を行うが、その際、POS端末2側に備えられている後述の精算顧客カメラによって精算時に撮影された顧客画像を管理センタ1へ転送する他に、1取引分の登録終了時には、精算終了通知を管理センタ1へ送信するようにしている。
【0032】
この場合、管理センタ1とPOS端末2との間では次のようなやり取りを行うようにしている。すなわち、管理センタ1は、POS端末2から送信されて来た精算顧客画像に基づいて画像ファイル群13を検索し、該当する「顧客画像No」を取得すると共に、この「顧客画像No」に基づいて商品監視データベース12を検索し、この「顧客画像No」対応の各監視レコードから監視対象商品である各「商品コード」および「個数」を読み出してPOS端末2へ送信する。POS端末2は、監視対象商品と登録済み商品とを商品毎に比較し、その結果を管理センタ1へ送信する。管理センタ1は、監視対象商品が登録済みであれば、当該商品対応の監視レコード内に「登録済みフラグ」をセットして、登録済み商品を監視対象外とする。その後、管理センタ1は、POS端末2から精算終了通知を受取った際に、「登録済みフラグ」を参照して未登録商品があるかを判別し、未登録商品があれば、そ旨をPOS端末2へ通知する。POS端末2は、この未登録通知を受けた際に、不正持ち出しの可能性が有ると判断してその旨を報知する出力処理を行う。
【0033】
このような不正持出報知は、精算時の他に、精算を行わずに、そのまま退場しようとした顧客に対しても行うようにしている。つまり、管理センタ1は、顧客の退場時に出口監視カメラ4によって撮影された退場者画像を取得し、この退場者画像に基づいて商品監視データベース12を検索し、その顧客に対応付けられている監視対象商品の全てが登録済みであるか否かを判別し、1つでも未登録商品があれば、不正持ち出しの可能性が有ると判断してその旨を警備員所持の携帯端末7へ通知して不正報知を行うようにしている。
【0034】
図7は、管理センタ1側に設けられているブラックリスト14の構成を示した図である。
このブラックリスト14は、過去に商品を不正に持ち出そうとした不正者を管理する為の不正者リストであり、不正が行われる毎に、その「不正日付」と、不正者を撮影した不正者画像をアクセスする為の「顧客画像No」と、不正に持ち出そうとした商品の「商品コード」、その商品が陳列されている「陳列エリア」および「陳列位置」の各項目を記憶する構成となっている。つまり、精算時に一部の商品を隠し持って持ち出そうとした顧客あるいは精算を行わずにそのまま退場しようとした顧客に関する情報とその商品に関する情報とを対応付けて記憶管理するもので、管理センタ1は、ブラックリスト14の出力指示に応じてその内容を集計処理してリスト印刷を行うようにしている。
また、管理センタ1は、入口監視カメラ3によって撮影された入場者画像に基づいてブラックリスト14を検索し、過去に不正を行った顧客が再入場した場合には、その旨を警備員所持の携帯端末7へ通知して注意報知を行うようにしている。
【0035】
図8は、管理センタ1を構成する機能別の各データ処理装置、つまり、「商品監視処理」、「センタ応答処理」、「退場者監視処理」、「入場者監視処理」等の処理機能に対応するデータ処理装置のうち、その1つのデータ処理装置の基本的な構成要素を示したブロック図である。
CPU101は、記憶装置102内のオペレーティングシステムや各種アプリケーションソフトにしたがってこのデータ処理装置の全体動作を制御する中央演算処理装置である。記憶装置102は、プログラム記憶領域とデータ記憶領域とを有し、このプログラム記憶領域内には、オペレーティングシステムの他に、各種のアプリケーションプログラムが格納され、また、データ記憶領域には、上述したデータベース群や画像ファイル群等が格納され、磁気的、光学的、半導体メモリ等やその駆動系によって構成されている。この記録装置102はハードディスク等の固定的なメモリの他、CD−ROM、DVD等の着脱自在な記憶媒体を装着可能な構成であってもよい。
【0036】
この記憶装置102内のプログラムやデータは、必要に応じてRAM(例えば、スタティックRAM)103にロードされたり、RAM103内のデータが記憶装置2にセーブされる。なお、RAM103内には、プログラム実行領域と作業領域とを有している。更に、CPU101は通信装置104を介して他の電子機器側のプログラム/データを直接アクセスして使用したり、通信装置104を介してダウンロード受信することもできる。通信装置104は、有線/無線の通信インターフェイスである。一方、CPU101にはその入出力周辺デバイスである入力装置105、表示装置106、印字装置107がバスラインを介して接続されており、入出力プログラムにしたがってCPU101はそれらの動作を制御する。
【0037】
なお、入力装置105はキーボードやタッチパネルあるいはマウスやタッチ入力ペン等のポインティングデバイスを構成する操作部であり、文字列データや各種コマンドを入力する。表示装置106は、例えば、液晶表示素子やCRTあるいはプラズマ表示装置などであり、入力された売上データ等を表示すると共に、各種のメッセージ表示を行う。印字装置107は、例えば、熱転写やインクジェットなどのノンインパクトプリンタあるいはドットインパクトプリンタであり、例えば、売上集計レポートやブラックリストを印字発行する。
なお、入力装置105、表示装置106、印字装置107は、そのデータ処理装置の機能に応じて設けられたものである。
【0038】
図9は、POS端末2の基本的構成要素を示したブロック図である。
POS端末2は、管理センタ1と同様の構成要素としてCPU201、記憶装置202、RAM203、通信装置204、入力装置205、表示装置206、印字装置207の他に、精算顧客カメラ208が設けられ、更に、入力装置205には、登録モード、設定モード、点検モード等を切り換えるモードスイッチ、商品登録キー、1取引分の登録終了時に操作される現金キー等の締めキー、テンキー等を有し、顧客が買い上げた1取引分の商品を登録する精算処理を実行するもので、1取引分の登録終了時にレシートを発行する。精算顧客カメラ208は、端末本体に取り付けられ、顧客側に指向するもので、精算時(1取引分の登録開始時)に顧客の正面方向からその顔画像と共に全身画像を撮影すると、この顧客画像は管理センタ1へ転送される。
【0039】
次に、この実施形態における店舗内システムの動作概念を図10〜図16に示すフローチャートを参照して説明する。ここで、これらのフローチャートに記述されている各機能は、読み取り可能なプログラムコードの形態で格納されており、このプログラムコードにしたがった動作を逐次実行する。また、伝送媒体を介して伝送されてきた上述のプログラムコードにしたがった動作を逐次実行することもできる。すなわち、記録媒体の他、伝送媒体を介して外部供給されたプログラム/データを利用してこの実施形態特有の動作を実行することもできる。
【0040】
図10および図11は、管理センタ1が常時実行する商品監視処理を示したフローチャートである。
先ず、管理センタ1は、複数台の通路監視カメラ5からの撮影画像を取得して(ステップA1)、画像解析を行い(ステップA2)、商品陳列付近に顧客が居るかをチェックする(ステップA3)。この場合、通路撮影画像の中に人物像が写っており、しかも、人物像の位置が商品陳列付近であれば、商品をその陳列位置から取り出される可能性がある為に、この顧客位置付近に設置されている1台あるいは複数台の商品監視カメラ6からの撮影画像を取得し(ステップA4)、通路監視カメラ5および商品監視カメラ6によって顧客の背後方向や横方向等から撮影された各撮影画像を照らし合わせながら顧客の手の動きを立体的(3次元的)に解析する(ステップA5)。
【0041】
この解析結果にしたがって顧客の手が商品陳列方向に伸びて商品位置に近づいたかをチェックすると共に(ステップA6)、顧客が商品を取り出したかをチェックする(ステップA7)。この場合、手に商品を持っていれば、確実に取り出したと認識することができるが、商品を掴み込んでいるような状態、例えば、小さい商品を手の平に隠し持っているような不自然に状態であれば、万引きの可能性が極めて高い為、商品を取り出したものと認識するようにしている。このように手の動きを解析する際には、手の平部分を拡大撮影し、その拡大画像に基づいて商品が取り出されたかをチェックするようにしている。
【0042】
いま、顧客が商品を見ているだけで取り出さなかった場合には、ステップA3に戻って商品陳列付近に顧客が居るかをチェックするが、顧客の手が商品陳列位置に近づいて商品を取り出した場合には、その商品の陳列エリアおよび陳列位置を特定する(ステップA8)。この場合、撮影画像内の床マーカMを基準として、この基準位置からの距離等を考慮して、顧客位置およびその商品の陳列エリア、陳列位置を特定するようにしている。そして、撮影画像の解析によって取り出した商品の個数を特定する(ステップA9)。この場合、顧客の手の動きを監視し続けており、1度に同一商品を複数取り出した場合や同一商品を何回にも分けて取り出した場合には、その取り出し個数を特定する。更に、顧客の手の動きを監視し続け、その商品が戻されたかをチェックし(ステップA10)、商品が戻された場合には、その個数を特定する(ステップA11)。以下、顧客が商品陳列付近から立ち去ったかをチェックし(ステップA12)、その顧客が立ち去るまでステップA6に戻って上述の動作を繰り返す。
【0043】
ここで、その顧客が商品陳列付近から立ち去った場合には(ステップA12)、取り出された商品個数から戻された商品個数を減算することによって実際に取り出された商品の個数(実商品数)を求める(図11のステップA13)。そして、この実商品数が“1”以上であるか否かをチェックする(ステップA14)。いま、商品を取り出さずに立ち去った場合には、実商品数が“0”であるから、図10のステップA1に戻るが、商品を取り出した場合には、実商品数は“1”以上であるから、以下、その商品を監視対象商品として、商品監視データベース12内に記録する処理に移る(ステップA15〜A26)。
【0044】
先ず、顧客が商品陳列位置に近づいてから立ち去るまでの間に撮影された各顧客画像の中からその顧客の特徴を最も良く現している画像(顔画像および全身画像)を抽出する(ステップA15)。そして、この抽出画像に基づいて顧客画像ファイル群13をアクセスし、該当する顧客画像の有無をチェックする(ステップA16)。その際、撮影画像との特徴比較を行う。つまり、撮影画像の中から特徴部分を抽出して特徴比較を行うが、その際、撮影画像の顔の向き、大きさを補正した後、顔の輪郭、目、口、鼻、額等の形、位置、大きさ等を比較する。ここで、顧客の顔画像を比較する他、性別、顔、眼鏡の有無、身長、体型、衣服、髪型、色を総合的に比較して顧客特定を行う。つまり、顔画像だけで顧客を特定することができなかった場合には、身長、体型、衣服、髪型等の他の要素も考慮して画像比較を総合的に行う。なお、このような顧客画像の比較処理は、以下の処理においても同様に行われる。
【0045】
これによって該当顧客が無ければ(ステップA16)、新規入場顧客として判断し、「顧客画像No」を新規生成すると共に(ステップA17)、今回の抽出画像に「顧客画像No」を付加して顧客画像ファイル群13内に新規保存する(ステップA18)。一方、該当顧客が有れば(ステップA16)、顧客画像ファイル群13内から当該顧客対応の保存画像を取得し(ステップA19)、今回の抽出画像と保存画像とを比較し、保存画像よりも今回の抽出画像の方が顧客の特徴をより現している場合には(ステップA20)、この保存画像に代えて今回の顧客画像を上書保存することで顧客画像を最適画像に更新する(ステップA21)。この場合、顧客の特徴をより現している画像として顧客の正面方向から撮影した顔画像および全身画像が最適画像となる。
【0046】
そして、上述の図10のステップA8で特定した取り出し商品の陳列エリアおよび陳列位置に基づいて陳列商品管理データベース11をアクセスし、該当する「商品コード」を読み出すと共に(ステップA22)、上述のステップA13で求められた実商品個数を読み出し(ステップA23)、更に、新規生成した「顧客画像No」あるいは上書保存先の「顧客画像No」を読み出す(ステップA24)。そして、「顧客画像No」、「商品コード」、「個数(実商品数)」を含む監視レコードを新規生成して(ステップA25)、商品監視データベース12に追加記録する(ステップA26)。
以下、図10のステップA1に戻り、上述の動作を繰り返す結果、同一顧客が商品を取り出す毎に、その監視レコードが生成されて商品監視データベース12内に追加記録される。
【0047】
図12は、POS端末2における売上データを登録して精算する精算処理を示したフローチャートである。
図13は、POS端末2側での精算処理に応答して実行されるセンタ応答処理を示したフローチャートである。
先ず、POS端末2において、商品登録の開始かをチェックし(ステップB1)、1取引分の最初の登録操作が行われた場合には、精算顧客カメラ208を作動させて精算顧客画像を取得し(ステップB2)、この精算顧客画像を管理センタ1へ送信する(ステップB3)。この場合、顧客の正面方向から撮影した顔画像および全身画像を取得して送信する。
【0048】
そして、通常の売上データ登録処理を行って、売上データ合計器21の内容を更新すると共に(ステップB4)、その登録商品コードおよび登録個数を管理センタ1へ送信する(ステップB5)。以下、1取引分の登録を終了させる締めキーが操作されるまで(ステップB6)、売上データ登録処理および登録結果の送信処理を繰り返す(ステップB4〜B6)。ここで、締めキーが操作された場合には、当該取引分の精算終了通知を管理センタ1へ送信する(ステップB7)。
【0049】
一方、管理センタ1側においては、POS端末2からの精算顧客画像を受信すると(ステップC1)、この精算顧客画像に基づいて顧客画像ファイル群13を検索して該当顧客を特定すると共に(ステップC2)、特定顧客対応の「顧客画像No」を読み出して商品監視データベース12をアクセスし、この「顧客画像No」対応の監視レコードを全て抽出しておく(ステップC3)。
この状態において、管理センタ1は、POS端末2から送信されて来た登録商品コードおよび登録個数を受信すると(ステップC4)、上述の各抽出レコードの中から当該登録商品コード対応のレコードをアクセスして該当商品が存在するかをチェックし(ステップC5)、該当商品が有れば、そのレコード内の個数と登録個数とを比較して、両者が一致するかをチェックする(ステップC6)。この結果、該当商品があり、しかもその個数が一致していれば、当該レコード内に「登録済みフラグ」をセットする(ステップC7)。そして、POS端末2から送信されて来る精算終了通知を受信したかをチェックし(ステップC8)、精算終了通知を受信するまでステップC4に戻り、以下、上述の動作を繰り返す(ステップC4〜C8)。
【0050】
管理センタ1は、POS端末2から送信されて来た精算終了通知を受信すると(ステップC8)、各抽出レコード内の「登録済みフラグ」を参照し、全商品分の登録が完了したかをチェックする(ステップC9)。この結果、1商品でも未登録商品が存在していれば、当該レコード内には「登録済みフラグ」がセットされていないので、未登録商品に関する情報(商品名および未登録数)を特定し(ステップC10)、未登録商品に関する情報と共に未登録商品有り通知をPOS端末2に対して送信する(ステップC11)。
【0051】
ここで、POS端末2は、精算終了後において(ステップB7)、管理センタ1から未登録商品有り通知を受取ると(ステップB8)、不正持ち出しの可能性が有ると判断してその旨を報知する(ステップB9)。つまり、未登録商品有りを示す案内メッセージと共に未登録商品に関する情報(商品名、未登録数)を表示出力させると共に、レシート用紙に未登録商品に関する情報を印字出力させて不正確認レシートを発行させる。この場合、オペレータは、不正確認レシートを顧客に提示してその旨を伝え、不正有無の確認を行い、一部の商品の精算忘れなのか、故意に商品を隠し持っていたのかを顧客の態度や応答の仕方によって判断する。ここで、故意であると判断した場合には、不正者発見用のキーを操作すると(ステップB10)、管理センタ1へ不正者発見の通知を送信するが(ステップB11)、過失であること判断した場合には、その商品分を次の取引分として新たな登録操作を行う(ステップB1)。
【0052】
管理センタ1は、不正者発見通知を受け取ると(ステップC12)、警備員所持の携帯端末7へ不正者発見通知を行う他に(ステップC13)、必要事項をブラックリスト14へ登録する処理を行う(ステップC14〜C16)。すなわち、当該顧客対応の「顧客画像No」に基づいて商品監視データベース12から未登録商品の「商品コード」を取得すと共に、この「商品コード」に基づいて陳列商品管理データベース11をアクセスしてその商品対応の「陳列エリアNo」、「陳列位置」を取得し、更に現在の日付を「不正日付」として取得する(ステップC14)。そして、「不正日付」、「顧客画像No」、「商品コード」、「陳列エリアNo」、「陳列位置」を含むブラックリストレコードを生成して(ステップC15)、ブラックリスト14へ追加登録する(ステップC16)。
【0053】
図14は、顧客の退場に伴って管理センタ1が実行する退場者監視処理を示したフローチャートである。
先ず、管理センタ1は、出口監視カメラ4によって撮影された撮影画(退場者画像)を取得し(ステップD1)、その画像解析によって退場者の有無をチェックし(ステップD2)、退場者が居れば、この退場者画像に基づいて顧客画像ファイル群13をアクセスして該当顧客の画像を特定すると共に(ステップD3)、特定顧客対応の「顧客画像No」を読み出し(ステップD4)、この「顧客画像No」に基づいて商品監視データベース12をアクセスし、この「顧客画像No」対応の各監視レコードを全て抽出する(ステップD5)。
【0054】
そして、各抽出レコード内の「登録済みフラグ」を参照し、1商品分でも未登録商品が有るかをチェックする(ステップD6)。この場合、精算を行わずに退場しようとした顧客は不正者とみなし、上述の場合と同様、警備員所持の携帯端末7へ不正者発見通知を行うと共に(ステップD7)、必要事項をブラックリスト14へ登録する処理を行う(ステップD8)。
一方、未登録商品が1商品も無ければ(ステップD6)、「顧客画像No」に対応して抽出された各監視レコードを商品監視データベース12から削除する(ステップD9)。これによって、商品監視データベース12の内容は、現在、店舗内に居る顧客に関する監視レコードのみとなる。
【0055】
図15は、顧客の入場に伴って管理センタ1が実行する入場者監視処理を示したフローチャートである。
先ず、管理センタ1は、入口監視カメラ3によって撮影された撮影画像(入場者画像)を取得し(ステップE1)、その画像解析によって入場者の有無をチェックし(ステップE2)、入場者が居れば、この入場者画像に基づいて顧客画像ファイル群13をアクセスして該当顧客の画像を特定すると共に(ステップE3)、特定顧客対応の「顧客画像No」を読み出し(ステップE4)、この「顧客画像No」に基づいてブラックリスト14をアクセスし、該当する「顧客画像No」の有無に基づいて過去に不正を行った不正者が入場したかをチェックする(ステップE5)。ここで、リスト登録されている不正者が入場した場合には、不正者入場通知を警備員所持の携帯端末7へ送信して注意報知を行う(ステップE6)。
【0056】
図16は、ブラックリスト14の内容を出力すべきことが指示された際に管理センタ1が実行するブラックリスト出力処理を示したフローチャートである。
先ず、管理センタ1は、リスト内容を所望の集計内容にしたがって出力すべきことを指示する為の集計対象項目の入力を受け付ける(ステップF1)。ここで、例えば、商品別集計、陳列エリア別集計等のように任意の集計対象項目が入力されると、集計対象項目を判別し(ステップF2)、この集計対象項目に基づいてブラックリスト14の内容を集計処理する(ステップF3)。そして、この集計結果を表示出力させると共に(ステップF4)、その印字指示を受けた場合には(ステップF5)、この集計結果を所定のフォーマットで印字させて集計レポートを発行させる(ステップF6)。
【0057】
以上のように、この実施形態において店舗内システムを構成する管理センタ1は、陳列商品がその位置から取り出された際に、通路監視カメラ5、商品監視カメラ6によって撮影された撮影画像に基づいて当該商品を監視対象商品として特定することによって得られた商品コードと、商品が取り出された際に当該顧客を撮影した顧客画像とを対応付けて商品監視データベース12内に記憶管理しておき、POS端末2側において1取引分の商品を登録する精算時に当該顧客が撮影された際に、この顧客画像に対応付けられている監視対象商品の商品コードと登録済み商品の商品コードとを比較することによって登録済み商品を監視対象外として処理するが、全ての商品が監視対象外とならず、監視対象商品が有る場合には、不正持ち出しの可能性が有ると判断してその旨を報知するようにしたから、商品が不正に持ち出されるかを撮影画像に基づいて自動監視することができ、万引き防止策として面倒な作業を必要としたり、人手を要することなく不正監視が可能となる他、不正持ち出しされる個々の商品を具体的に指摘することができる等、実用的効果の高い不正監視システムを提供することが可能となる。
【0058】
この場合、POS端末2は1取引分の登録終了時に未登録商品(監視対象商品)があれば、不正持ち出しの可能性が有る旨を報知するようにしたから、一部の商品の精算忘れの場合(過失)や隠し持っている場合(故意)、1取引分の登録終了時にその旨を指摘することができ、故意過失を問わず、未精算商品の持ち出しを確実に防止することが可能となる。
また、管理センタ1は、顧客が退場する際に、未登録商品(監視対象商品)があれば、不正持ち出しの可能性が有る旨を報知するようにしたから、店から退場する寸前にその顧客を引き止めることができる他、会計(精算)を通さずに退場する顧客を不正者としてみなすことができる。
【0059】
また、管理センタ1は、商品陳列付近を撮影した撮影画像を解析することによって顧客の手の動きを監視し、商品が取り出されたかを認識するようにしたから、商品の取り出しを画像解析という新たな手法によって検知することができると共に、商品が取り出される毎にその商品の特定も可能となる。
この場合、顧客の手の動きに基づいて陳列商品がその位置から取り出されたかを認識する際に、複数台のカメラによって撮影された各撮影画像を照らし合わせることによって商品が取り出されたかを認識するようにしたから、例えば、顧客の背後・横・正面、上方向等、様々な方向から撮影した各撮影画像を照らし合わせて顧客の手の動き監視することができ、商品の取り出しをより確実に検知することが可能となる。
【0060】
この場合、陳列商品がその位置から取り出された際に、取り出された商品を監視対象として特定する他に、同一商品が1度にあるいは別々に複数個取り出されたとしても、その個数を特定しておき、精算時に監視対象商品のうち登録された個数分を監視対象外とするようにしたから、例えば、複数の同一商品のうち、その一部だけを精算し、他の商品を隠し持っている場合でも、それを監視することができ、確実な不正監視が可能となる。
また、商品を取り出したり、戻したり思案中の手の動きを監視し、商品が戻された場合には、その商品を監視対象外とするようにしたから、実際に取り出された商品のみを監視対象商品として特定することができる。
【0061】
更に、各顧客画像を比較する際に、顧客の顔画像の他に、性別、顔、眼鏡の有無、身長、体型、衣服、髪型、色を含めて総合的に解析することによって画像比較を行うようにしたから、確実な顧客認識が可能となり、誤認識によって正規な顧客に不愉快な思いをさせることを防止することができる。
また、監視対象商品に対応付けて保存される顧客画像を顧客の特徴をより現している最適画像に自動的に更新するようにしたから、同一顧客が商品を取り出す毎に撮影された各顧客画像を全て保存する必要が無くなると他に、精算時等において画像比較によって顧客照合を行う際に、その照合を確実に行うことが可能となる。
【0062】
一方、管理センタ1は、過去に商品を不正に持ち出した不正者を撮影した不正者画像をブラックリスト14に登録しておき、顧客を撮影した顧客画像に基づいてブラックリスト14を検索し、その顧客が不正者に該当するか場合には、その旨を報知するようにしたから、過去に不正を行った不正者を撮影画像に基づいて自動監視することができ、人手を要さずに常習的な不正者を効果的に監視してその取り締まりが可能となる等、実用性の高い不正監視システムを提供することが可能となる。この場合、入場者画像に基づいてブラックリスト14を検索するようにしたから、不正者を入場時に検知することができる。その際、顧客が過去に不正を行った不正者であることが判別された場合に、警備員所持の携帯端末7へ注意報知を行うようにしたから、警備員による追跡監視が可能となる。
【0063】
また、不正者画像をブラックリスト14に登録する他に、その商品に関する各種の情報をブラックリスト14に登録し、このブラックリスト14の出力が指示された際に、商品に関する情報に基づいてブラックリスト14の内容を指定された項目別に集計すると共に、その集計結果を出力するようにしたから、例えば、どの商品、どの棚位置が万引きされ易いか等を判断可能とする万引き対策用の資料を容易に入手することができる。
【0064】
なお、上述した実施形態においては、各種のカメラ装置として、入口監視カメラ3、出口監視カメラ4、通路監視カメラ5、商品監視カメラ6を常時作動させるようにしたが、入口監視カメラ3によって顧客の入場が検知され、店内に顧客が居る場合に限って他のカメラを作動させるようにしてもよい。また、機能別に通路監視カメラ5と商品監視カメラ6とを分けたが、それらの機能を兼用するようにしてもよい。
また、陳列商品管理データベース11は、商品陳列エリ毎に商品を識別する為の「商品コード」を記憶する構成としたが、「商品コード」に代わって商品の種類を示す商品「分類コード」あるいは商品の陳列位置を示す「位置コード」等を記憶するものであってもよい。つまり、取り出し商品の特定は、商品の種類やその陳列位置であってもよい。
【0065】
上述した実施形態においては、商品の不正持ち出しを警備員所持の携帯端末7へ通知するようにしたが、その他に、各店員が所持している携帯端末へ通知するようにしてもよく、更に、警備員が待機している警備システム側へ通知するようにしてもよい。
また、上述した実施形態においては、顧客が過去に不正を行った不正者が入場した際に、警備員所持の携帯端末7へ注意報知を行うようにしたが、例えば、監視カメラによってその不正者を追跡監視するようにしてもよい。つまり、入場者が過去に不正を行った者であれば、その撮影画像に基づいて不正者を特定し、複数台の監視カメラによって店内を移動する不正者を追跡監視してモニタ表示するようにすれば、常習的な不正者の行動を監視することが可能となる。
【0066】
その他、上述した実施形態においては、精算時に撮影された顧客画像に対応付けられている監視対象商品の商品コードと登録済み商品の商品コードとを比較して登録済み商品を監視対象外とする処理を管理センタ1側で行うようにしたが、この処理をPOS端末2側が行うようにしてもよい。
上述した実施形態においては、構内通信システムに適用した場合を示したが、例えば、コンビニエンスストア等において、広域通信回線を介して複数の支店間と本部側の管理センタとを接続した広域通信システムにも勿論、適用可能である。この場合、管理センタは、各支店毎に撮影された撮影画像を取得して不正監視を行えばよい。また、ブラックリストを各支店共通の資料として活用し、何れかの支店で過去に不正を行った者が他の支店に入場した際に、その旨を報知するようにしてもよい。
【0067】
一方、コンピュータに対して、上述した各手段を実行させるためのプログラムコードをそれぞれ記録した記録媒体(例えば、CD−ROM、フロッピィデスク、RAMカード等)を提供するようにしてもよい。
すなわち、コンピュータが読み取り可能なプログラムコードを有する記録媒体であって、各商品の陳列位置に対応してその商品の識別情報を記憶管理する機能と、陳列商品がその位置から取り出された際に、その陳列位置に基づいて当該商品を監視対象として特定する機能と、特定された監視対象商品の識別情報と、陳列商品が取り出された際に当該顧客を撮影した顧客画像とを対応付けて記憶管理する機能と、顧客が買い上げた1取引分の商品を登録する精算時において当該顧客を撮影した顧客画像に対応付けられている監視対象商品の識別情報と登録済み商品の識別情報とを比較することによって登録済み商品を監視対象外とする機能と、監視対象商品が全て監視対象外となったかを顧客毎に判別する機能と、監視対象商品が存在していることが判別された場合に、不正持ち出しの可能性が有ると判断してその旨を報知する機能とを実現させるためのプログラムを記録したコンピュータが読み取り可能な記録媒体を提供するようにしてもよい。
【0068】
また、コンピュータが読み取り可能なプログラムコードを有する記録媒体であって、過去に商品が不正に持ち出した不正者を撮影した不正者画像を不正者リストに登録する機能と、顧客を撮影した顧客画像に基づいて前記不正者リストを検索し、その顧客が不正者に該当するかを判別する機能と、顧客が過去に不正を行った不正者であることが判別された場合には、その旨を報知する機能とを実現させるためのプログラムを記録したコンピュータが読み取り可能な記録媒体を提供するようにしてもよい。
【0069】
【発明の効果】
第1の発明(請求項1記載の発明)によれば、陳列商品がその位置から取り出された際に、その商品を監視対象商品として特定することによって得られた商品識別情報と、商品が取り出された際に当該顧客を撮影した顧客画像とを対応付けて記憶管理しておき、1取引分の商品を登録する精算時において当該顧客を撮影すると共に、この顧客画像に対応付けられている監視対象商品の識別情報と登録済み商品の識別情報とを比較することによって登録済み商品を監視対象外として処理するが、全ての商品が監視対象外とならず、監視対象商品が有る場合には、不正持ち出しの可能性が有ると判断してその旨を報知するようにしたから、商品が不正に持ち出されるかを撮影画像に基づいて自動監視することができ、万引き防止策として面倒な作業を必要としたり、人手を要することなく不正監視が可能となる他、不正持ち出しされる個々の商品を具体的に指摘することができる等、実用的効果の高い不正監視システムを提供することが可能となる。
第2の発明(請求項10記載の発明)によれば、過去に商品を不正に持ち出した不正者を撮影した不正者画像を不正者リストに登録しておき、顧客を撮影した顧客画像に基づいて不正者リストを検索し、その顧客が不正者に該当するか場合には、その旨を報知するようにしたから、過去に不正を行った不正者を撮影画像に基づいて自動監視することができ、人手を要さずに常習的な不正者を効果的に監視してその取り締まりが可能となる等、実用的効果の高い不正監視システムを提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】店舗内システムの全体構成を概念的に示したブロック図。
【図2】店舗内の一部に配置されているカメラの配置状態を示した図。
【図3】顧客の行動(商品の取り出し)を複数台のカメラによって監視することを説明する為の図。
【図4】管理センタ1側に設けられている陳列商品管理データベース11の構成を示した図。
【図5】(A)は、管理センタ1側に設けられている商品監視データベース12の構成を示した図、(B)は、管理センタ1側に設けられている顧客画像ファイル群13を示した図。
【図6】POS端末2側に設けられている売上データ合計器21の構成を示した図。
【図7】管理センタ1側に設けられているブラックリスト14の構成を示した図。
【図8】管理センタ1を構成する機能別の各データ処理装置のうち、その1つのデータ処理装置の基本的な構成要素を示したブロック図。
【図9】POS端末2の基本的構成要素を示したブロック図。
【図10】管理センタ1が常時実行する商品監視処理を示したフローチャート。
【図11】図10に続く、商品監視処理を示したフローチャート。
【図12】POS端末2における売上データを登録して精算する精算処理を示したフローチャート。
【図13】POS端末2側での精算処理に応答して実行されるセンタ応答処理を示したフローチャート。
【図14】顧客の退場に伴って管理センタ1が実行する退場者監視処理を示したフローチャート。
【図15】顧客の入場に伴って管理センタ1が実行する入場者監視処理を示したフローチャート。
【図16】ブラックリスト14の内容を出力すべきことが指示された際に管理センタ1が実行するブラックリスト出力処理を示したフローチャート。
【符号の説明】
1 管理センタ
2 POS端末
3 入口監視カメラ
4 出口監視カメラ
5 通路監視カメラ
6 商品監視カメラ
7 警備員所持の携帯端末
8 商品陳列棚
9 通路
11 陳列商品管理データベース
12 商品監視データベース
13 顧客画像ファイル群
14 ブラックリスト
21 売上データ合計器
101、201 CPU
102、202 記憶装置
104、204 通信装置
105、205 入力装置
106、206 表示装置
107、207 印字装置
208 精算顧客カメラ

Claims (15)

  1. 撮影画像に基づいて陳列商品が不正に持ち出されるかを監視する不正監視システムであって、
    各商品の陳列位置に対応してその商品の識別情報を記憶管理する商品情報記憶手段と、
    陳列商品がその位置から取り出された際に、その陳列位置に基づいて前記商品情報記憶手段を検索して当該商品を監視対象商品として特定する特定手段と、
    この特定手段によって特定された監視対象商品の識別情報と、陳列商品が取り出された際に当該顧客を撮影した顧客画像とを対応付けて記憶管理する監視情報記憶手段と、
    顧客が買い上げた1取引分の商品を登録する精算時において当該顧客を撮影した顧客画像に基づいて前記監視情報記憶手段を検索し、その顧客に対応付けられている監視対象商品の識別情報と登録済み商品の識別情報とを比較することによって登録済み商品を監視対象外とする精算手段と、
    この精算手段によって前記監視情報記憶手段内の監視対象商品が全て監視対象外となったかを顧客毎に判別する判別手段と、
    この判別手段によって監視対象商品が存在していることが判別された場合に、不正持ち出しの可能性が有ると判断してその旨を報知する報知手段と、
    を具備したことを特徴とする不正監視システム。
  2. 前記判別手段は、1取引分の登録終了時において監視対象商品が全て監視対象外となったかを判別し、
    前記報知手段は、監視対象商品が存在していることが判別された場合に、1取引分の登録終了時に不正持ち出しの可能性が有る旨を報知する、
    ようにしたことを特徴とする請求項1記載の不正監視システム。
  3. 前記判別手段は、顧客が退場する際に、その退場者を撮影した退場者画像に基づいて前記監視情報記憶手段を検索し、その顧客に対応する監視対象商品が全て監視対象外となったかを判別し、
    前記報知手段は、監視対象商品が存在していることが判別された場合に、その顧客の退場時に不正持ち出しの報知を行う、
    ようにしたことを特徴とする請求項1記載の不正監視システム。
  4. 前記特定手段は、商品陳列付近を撮影した撮影画像を解析することによってその付近に顧客が存在しているかを認識し、商品陳列付近に顧客が居る場合には、その解析結果にしたがって顧客の手の動きを監視し、顧客の手の動きに基づいて陳列商品がその位置から取り出されたかを認識する、
    ようにしたことを特徴とする請求項1記載の不正監視システム。
  5. 前記特定手段は、顧客の手の動きに基づいて陳列商品がその位置から取り出されたかを認識する際に、複数台のカメラによって撮影された各撮影画像を照らし合わせることによって商品が取り出されたかを認識する、
    ようにしたことを特徴とする請求項4記載の不正監視システム。
  6. 前記特定手段は、陳列商品がその位置から取り出された際に、取り出された商品を監視対象として特定する他に、その商品個数を特定し、
    前記監視情報記憶手段は、監視対象商品毎にその個数を合わせて記憶管理し、前記精算手段は、監視対象商品と登録済み商品とを比較した結果、監視対象商品のうち登録された個数分を監視対象外とする、
    ようにしたことを特徴とする請求項1記載の不正監視システム。
  7. 前記特定手段は、陳列商品がその位置から取り出された後において当該商品が戻されたかを監視し、商品が戻された場合には、当該商品を監視対象外とする、
    ようにしたことを特徴とする請求項1記載の不正監視システム。
  8. 前記各顧客画像は、顧客の全体を撮影した全身画像であり、各顧客画像を比較する際には、顧客の性別、顔、眼鏡の有無、身長、体型、衣服、髪型、色の各特徴要素のうち、少なくとも、その顔画像と他の要素とを総合的に解析して画像比較を行う、
    ようにしたことを特徴とする請求項1あるいは3記載の不正監視システム。
  9. 顧客が入場してから最初に商品を取り出した際に、その時の顧客画像を前記監視対象商品に対応付けて保存し、次に同一顧客が商品を取り出す際に、今回撮影された顧客画像と保存画像とを比較処理し、その結果、保存画像よりも今回の画像の方が顧客の特徴をより現している場合には、保存画像に代えて今回の顧客画像を上書保存することで顧客画像を最適画像に更新する、
    ようにしたことを特徴とする請求項1記載の不正監視システム。
  10. 撮影画像に基づいて陳列商品を不正に持ち出した不正者かを監視する不正監視システムであって、
    過去に商品を不正に持ち出した不正者を撮影した不正者画像を不正者リストに登録する不正者登録手段と、
    顧客を撮影した顧客画像に基づいて前記不正者リストを検索し、その顧客が不正者に該当するかを判別する判別手段と、
    この判別手段によって顧客が過去に不正を行った不正者であることが判別された場合には、その旨を報知する報知手段と、
    を具備したことを特徴とする不正監視システム。
  11. 入場者を撮影した入場者画像を取得する入場者画像取得手段を設け、
    前記判別手段は、この入場者画像に基づいて不正者リストを検索し、入場者が不正者に該当するかを判別する、
    ようにしたことを特徴とする請求項10記載の不正監視システム。
  12. 前記報知手段は、顧客が過去に不正を行った不正者であることが判別された場合に、その旨を警備員所持の携帯端末へ通知して注意報知を行う、
    ようにしたことを特徴とする請求項10記載の不正監視システム。
  13. 前記不正者登録手段は、不正者画像を不正者リストに登録する他に、その商品に関する各種の情報を登録し、
    不正者リストの出力が指示された際に、商品に関する情報に基づいて前記不正者リストの内容を集計すると共にその集計結果を出力する、
    ようにしたことを特徴とする請求項10記載の不正監視システム。
  14. コンピュータに対して、
    各商品の陳列位置に対応してその商品の識別情報を記憶管理する機能と、
    陳列商品がその位置から取り出された際に、その陳列位置に基づいて当該商品を監視対象として特定する機能と、
    特定された監視対象商品の識別情報と、陳列商品が取り出された際に当該顧客を撮影した顧客画像とを対応付けて記憶管理する機能と、
    顧客が買い上げた1取引分の商品を登録する精算時において当該顧客を撮影した顧客画像に対応付けられている監視対象商品の識別情報と登録済み商品の識別情報とを比較することによって登録済み商品を監視対象外とする機能と、
    監視対象商品が全て監視対象外となったかを顧客毎に判別する機能と、
    監視対象商品が存在していることが判別された場合に、不正持ち出しの可能性が有ると判断してその旨を報知する機能と、
    を実現させるためのプログラム。
  15. コンピュータに対して、
    過去に商品が不正に持ち出した不正者を撮影した不正者画像を不正者リストに登録する機能と、
    顧客を撮影した顧客画像に基づいて前記不正者リストを検索し、その顧客が不正者に該当するかを判別する機能と、
    顧客が過去に不正を行った不正者であることが判別された場合には、その旨を報知する機能と、
    を実現させるためのプログラム。
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