JP2004169008A - インクジェット用インク - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 少なくとも水、水溶性有機溶剤、顔料及び分散剤を含み、顔料粒子の平均粒子径(D50)が100nm以下で、該顔料粒子の粒度分布における粒子径標準偏差が平均粒子径の1/2以下であることを特徴とするインクジェット用インク。
【選択図】 なし
Description
顔料インクは二次凝集、保存安定性などの問題が生じやすい。
また、平均粒子径が小さくなると鮮明な画像を得られやすい反面、印字後の印字対象物への耐擦過性が半減する傾向がある。インクの固着性を高めるために、水性顔料系インクに樹脂エマルジョンを含有させること自体は、すでに提案されている。例えば、ワックスエマルジョン、樹脂エマルジョン、ラテックス、無機あるいは有機の超微粒子を含有させ、しかも、インクの最低造膜温度が40℃以上であるインクが開示されている。そして、実施可能な樹脂エマルジョンとしては酢酸ビニル系、アクリル系、スチレン系、オレフィン系等の単独または共重合エマルジョンで、最低造膜温度が40℃以上である場合を例示している(特許文献10参照)。すなわち、最低造膜温度の制約さえ満たせば、樹脂の組成には特別な限定はないのである。また、樹脂の種類による効果の優劣については記述も示唆もなく、実施例に示されたインクの性能と効果は、樹脂の種類に無関係に同じで優れている。しかし、これは顔料の粒径が1.0μm以下と大きい範囲での開示であり、顔料の粒径を10〜50nmとした時に耐擦過性・インク保存性・画像の彩度(色調の鮮明性)を満足する樹脂エマルジョンは、まだ見出していない。
特許文献11、12には、顔料、水系分散媒体、顔料用分散剤、およびポリウレタン系樹脂を主体とするエマルション粒子の4種の必須成分からなるインクジェット印刷用水系顔料インク組成物が記載されている。しかしこれは、洗濯時に顔料が印刷物から脱落しないように印刷物の耐水性を改善することを目的とするものであって、そのポリウレタン系樹脂のエマルション粒子も、粒径が0.3μm(300nm)以下であることが好ましい旨記載されているが、具体的にはそれぞれ、0.06μm(60nm)、0.08μm(80nm)、0.1μm(100nm)、0.06μm(60nm)、0.075μm(75nm)、0.08μm(80nm)と比較的大粒径のものである。
(1)「少なくとも水、水溶性有機溶剤、顔料及び分散剤を含み、顔料粒子の平均粒子径(D50)が100nm以下で、該顔料粒子の粒度分布における粒子径標準偏差が平均粒子径の1/2以下であることを特徴とするインクジェット用インク」、
(2)「エマルジョン粒子をさらに含んでなることを特徴とする前記第(1)項に記載のインクジェット用インク」、
(3)「前記エマルジョン粒子の平均粒径が50nm以下であることを特徴とする前記第(1)項又は第(2)項に記載のインクジェット用インク」、
(4)「前記エマルジョン粒子の含有量が1重量%以上、20重量%以下であることを特徴とする前記第(2)項又は第(3)項に記載のインクジェット用インク」、
(5)「前記顔料の含有量が1重量%以上、20重量%以下であることを特徴とする前記第(1)項乃至第(4)項のいずれかに記載のインクジェット用インク」、
(6)「前記水溶性有機溶剤の含有量が10重量%以上、50重量%以下であることを特徴とする前記第(1)項乃至第(5)項のいずれかに記載のインクジェット用インク」、
(7)「当該インクの表面張力が20mN/m以上、50mN/m以下であることを特徴とする前記第(1)項乃至第(6)項のいずれかに記載のインクジェット用インク」、
(8)「当該インクの粘度が10mpa・s以下であることを特徴とする前記第(1)項乃至第(7)項のいずれかに記載のインクジェット用インク」
(9)「少なくとも顔料、水、水溶性有機溶剤、界面活性剤、ポリウレタン系樹脂からなることを特徴とするインクジェット記録用インク」、
(10)「前記ポリウレタン系樹脂がアニオン性自己乳化型であることを特徴とする前記第(9)項に記載のインクジェット記録用インク」、
(11)「前記ポリウレタン系樹脂がポリカーボネート型であることを特徴とする前記第(9)項又は第(10)項に記載のインクジェット記録用インク」、
(12)「前記ポリウレタン系樹脂のガラス転移点が0〜−50℃であることを特徴とする前記第(9)項乃至第(11)項のいずれかに記載のインクジェット記録用インク」、
(13)「前記ポリウレタン系樹脂の平均粒径が150nm以下であることを特徴とする前記第(9)項乃至第(12)項のいずれかに記載のインクジェット記録用インク」、
(14)「前記ポリウレタン系樹脂の最低造膜温度が25℃以下であることを特徴とする前記第(9)項乃至第(13)項のいずれかに記載のインクジェット記録用インク」、
(15)「前記ポリウレタン系樹脂の含有量が、0.1重量%以上、20重量%以下であることを特徴とする前記第(9)項乃至第(14)項のいずれかに記載のインクジェット用インク」、
(16)「前記界面活性剤がノニオン性であることを特徴とする前記第(9)項乃至第(15)項のいずれかに記載のインクジェット記録用インク」、
(17)「前記ノニオン系界面活性剤のHLB値が8.5〜20の範囲であることを特徴とする前記第(16)項に記載のインクジェット記録用インク」、
(18)「前記ノニオン系界面活性剤の親水基がポリオキシエチレン基であることを特徴とする前記第(16)項又は第(17)項に記載のインクジェット記録用インク」、
(19)「前記界面活性剤の含有量が0.1重量%以上、10重量%以下であることを特徴とする前記第(9)項乃至第(18)項のいずれかに記載のインクジェット記録用インク」、
(20)「水溶性有機溶剤として少なくとも2−エチル−1,3−へキサンジオール(以後、EHDと略す)を含むことを特徴とする前記第(9)項乃至第(19)項のいずれかに記載のインクジェット記録用インク」、
(21)「前記EHDの含有量が0.1重量%以上、4.0重量%以下であることを特徴とする前記第(20)項に記載のインクジェット記録用インク」、
(22)「インクジェット記録用インクの組成物のpHが7〜10であることを特徴とする前記第(9)項乃至第(21)項のいずれかに記載のインクジェット記録用インク」、
(23)「さらに分散剤が用いられることを特徴とする前記第(9)項乃至第(22)項のいずれかに記載のインクジェット記録用インク」、
(24)「顔料が分散剤で分散されていることを特徴とする前記第(1)項乃至第(8)項、又は第(23)項乃至第(24)項のいずれかに記載のインクジェット記録用インク」、
(25)「前記分散剤の重量基準が顔料1に対し0.3以上2以下であることを特徴とする前記第(1)項乃至第(8)項、又は第(23)項乃至第(24)項のいずれかに記載のインクジェット用インク」、
(26)「前記分散剤として下記一般式(1)で示される化合物の少なくとも一種を使用することを特徴とする前記第(1)項乃至第(8)項、又は第(23)項乃至第(25)項のいずれかに記載のインクジェット用インク;
(27)「前記分散剤がPOE(n=40)βナフチルエーテルであることを特徴とする前記第(1)項乃至第(8)項、又は第(23)項乃至第(26)項のいずれかに記載のインクジェット用インク」、
(28)「顔料が自己分散型顔料であることを特徴とする前記第(9)項乃至第(22)項のいずれかに記載のインクジェット記録用インク」、
(29)「顔料がカプセル型顔料であることを特徴とする前記第(1)項乃至第(28)項のいずれかに記載のインクジェット記録用インク」、
(30)「前記顔料のうち、ブラック顔料がカーボンブラックであることを特徴とする前記第(1)項乃至第(29)項のいずれかに記載のインクジェット記録用インク」、
(31)「前記顔料のうち、マゼンタ顔料がPig.Red5、7、12、48(Ca)、48(Mn)、57(Ca)、57:1、112、122、123、146、168、176、184、185、202、Pig.Violet19のうち少なくとも1種類であることを特徴とする前記第(1)項乃至第(29)項のいずれかに記載のインクジェット記録用インク」、
(32)「前記顔料のうち、シアン顔料がPig.Blue1、2、3、15、15:3、15:4、16、22、60、63、66のうち少なくとも1種類であることを特徴とする前記第(1)項乃至第(29)項のいずれかに記載のインクジェット記録用インク」、
(33)「前記顔料のうち、イエロー顔料がPig.Yellow1、2、3、12、13、14、16、17、73、74、75、83、93、95、97、98、114、120、128、129、138、150、151、154、155、174、180のうち少なくとも1種類であることを特徴とする前記第(1)項乃至第(29)項のいずれかに記載のインクジェット記録用インク」、
(34)「前記第(1)項乃至第(33)項のいずれかに記載のインクジェット用インクを収容したことを特徴とするインクカートリッジ」、
(35)「前記第(1)項乃至第(33)項のいずれかに記載のインクジェット用インクを吐出させて記録を行なう方式のヘッドを備えたことを特徴とするインクジェット記録装置」、
(36)「前記第(35)項に記載のインクジェット記録装置を用いて印字することを特徴とする画像形成方法」、
(37)「前記第(36)項に記載の画像形成方法で印字されたことを特徴とする画像形成物」、
(38)「画像支持体が紙であることを特徴とする前記第(37)項に記載の画像形成物」
また、第(II)の群の本発明のインクジェット用インクは、耐擦過性・インク保存性・画像の彩度(色調の鮮明性)においても従来のものより優れるものである。また、第(II)の群の本発明によれば、本発明の顔料インク組成物を適用するインクカートリッジ、インクジェットプリント装置および画像形成方法により、それぞれ、耐擦過性・インク保存性・画像の彩度(色調の鮮明性)に優れた画像形成物を提供することができる。
[第(I)の群の本発明]
上記第(I)の群の(1)「少なくとも水、水溶性有機溶剤、顔料及び分散剤を含み、顔料粒子の平均粒子径(D50)が100nm以下で、該顔料粒子の粒度分布における粒子径標準偏差が平均粒子径の1/2以下であることを特徴とするインクジェット用インク」によれば、顔料粒子の平均粒子径(D50)が100nm以下で、該顔料粒子の粒度分布における粒子径標準偏差が平均粒子径の1/2以下であるため、形成画像の彩度が向上し、鮮明な画像形成が可能なインクジェット記録用インクが提供される。
また、上記(3)のインクジェット記録用インクによれば、エマルジョン粒子の平均粒径が50nm以下であるため、形成画像の彩度が向上し、鮮明な画像形成が可能なインクジェット記録用インクが提供される。
顔料粒子の平均粒子径(D50)が100nm以下で、該顔料粒子の粒度分布における粒子径標準偏差が平均粒子径の1/2以下の範囲が好ましいのは、顔料粒子のバラツキなく特定の粒径にそろえることで印字画像部の顔料粒子の乱反射を防ぎ、かつ濃度均一な印字画像を提供できるからである。
一方、顔料粒子の平均粒子径が100nm以上、粒子径標準偏差が平均粒子径の1/2以上となると印字画像部の顔料粒子が乱反射を起こし、画像彩度の低下かつ濃度不均一となる。
第(I)の群の本発明においては、更に顔料系インクの保存安定性が改善される。その理由は定かではないが、後程示される実施例から明らかなように、分散の使用量が重量基準で顔料1に対して0.3以上2以下である場合に、その効果が顕著になり、また、特に、上記一般式(1)で表わされる分散剤を用いた場合にその効果がよりになる。
なお、第(I)の群及び第(II)の群の本発明における平均粒径は、日機装(株)製の粒度分析計UPA150の測定値D50粒子径標準偏差は、日機装(株)製の粒度分析計UPA150の測定値sdである。
イエロー顔料としては、ピグメントイエロー1、ピグメントイエロー2、ピグメントイエロー3、ピグメントイエロー12、ピグメントイエロー13、ピグメントイエロー14、ピグメントイエロー16、ピグメントイエロー17、ピグメントイエロー73、ピグメントイエロー74、ピグメントイエロー75、ピグメントイエロー83、ピグメントイエロー93、ピグメントイエロー95、ピグメントイエロー97、ピグメントイエロー98、ピグメントイエロー114、ピグメントイエロー120、ピグメントイエロー128、ピグメントイエロー129、ピグメントイエロー138、ピグメントイエロー150、ピグメントイエロー151、ピグメントイエロー154、ピグメントイエロー155、ピグメントイエロー174、ピグメントイエロー180等が挙げられる。
なお、イエロー顔料としてピグメントイエロー138、マゼンタ顔料としてピグメントレッド122、シアン顔料としてピグメントブルー15を用いることにより、色調、耐光性が優れ、バランスのとれたインクを得ることができる。
顔料に対する分散剤は0.3未満では平均粒径が大きく、また、粒度分布における標準偏差の大きいインク液のため満足な彩度が得られない。2より大きいとインクの粘度が高すぎてインクジェット方式での印字が困難になる傾向がある。
第(I)の群の本発明のエマルジョンの粒子とは、連続相が水であり、分散相が次のような成分であるエマルジョン粒子を言う。
第(I)の群の本発明のエマルジョン粒子の平均粒径は50nm以下であることが好ましく、より好ましくは40nm以下である。エマルジョン粒子の平均粒径が50nmを超えると、インクジェット用インク含有させた際の透明性、彩度の低下を招き、印字画像部のエマルジョン粒子が乱反射を起こし、画像彩度が低下かつ濃度不均一となる。
例えば、エチレングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコール、1,5−ぺンタンジオール、1,6−へキサンジオール、グリセリン、1,2,6−へキサントリオール、2−エチル−1,3−ヘキサンジオール、エチル−1,2,4−ブタントリオール、1,2,3−ブタントリオール、ぺトリオール等の多価アルコール類、エチレングリコールモノエチルエーテル、エチレングリコールモノブチルエーテル、ジエチレングリコールモノメチルエーテル、ジエチレングリコールモノエチルエーテル、ジエチレングリコールモノブチルエーテル、テトラエチレングリコールモノメチルエーテル、プロピレングリコールモノエチルエーテル等の多価アルコールアルキルエーテル類、エチレングリコールモノフェニルエーテル、エチレングリコールモノべンジルエーテル等の多価アルコールアリールエーテル類;2−ピロリドン、N−メチル−2−ピロリドン、N−ヒドロキシエチル−2−ピロリドン、1,3−ジメチルイミダゾリジノン、ε−カプロラクタム、γ−ブチロラクトン等の含窒素複素環化合物;ホルムアミド、N−メチルホルムアミド、N,N−ジメチルホルムアミド等のアミド類;モノエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン、モノエチルアミン、ジエチルアミン、トリエチルアミン等のアミン類、ジメチルスルホキシド、スルホラン、チオジエタノール等の含硫黄化合物類、プロピレンカーボネート、炭酸エチレン等である。これらの水溶性有機溶媒は、単独又は2種類以上混合して使用することができる。
前記水溶性有機溶剤の中でも、特にジエチレングリコール、トリエチレングリコール及び/またはグリセリンを含むことがインクの乾燥による目詰まりすなわち水分蒸発による噴射特性不良の防止、及び本発明の形成画像の彩度を向上する上で優れた効果が得られる。
インクジェット用インクの表面張力が20mN/m未満か、あるいは50mN/mより大きいとインクと紙表面との濡れ性、紙への浸透速度が劣るばかりでなく、形成画像の彩度が劣り、鮮明な画像形成が得られなくなる。なお、第(I)の群及び第(II)の群の本発明におけるインクジェット用インクの表面張力は、23℃、55%RHの環境において、KRUSS K−10ST型で測定した値を示す。
なお、本発明のインクジェット記録用インクを用いて印字する手段としては、連続噴射型あるいはオンデマンド型の記録ヘッドを有する前記のインクジェット方式のプリンター(インクジェットプリンター)による印刷方式が挙げられる。なお、オンデマンド型としては、例えば、ピエゾ方式、サーマルインクジェット方式、静電方式等が例示される。
これらインクカートリッジの形成、インクジェット装置の形成、画像形成方法は、例えば特開2000−198958号公報に記載されたもの等、当技術分野に関する公知技術を適宜採用することができる。
また本発明によれば、上記(II)の群の(9)「少なくとも顔料、水、水溶性有機溶剤、界面活性剤、ポリウレタン系樹脂からなることを特徴とするインクジェット記録用インク」によれば、インクジェット用インクの物性状態及び特定の材料としてポリウレタン系樹脂、特定の界面活性剤、特定の有機溶剤を配合することにより、耐擦過性に優れ、インク保存性・画像の彩度(色調の鮮明性)にもより優れた顔料系のインクジェット記録用インクが提供される。
ポリウレタン系樹脂のエマルジョンには、比較的親水性の通常のポリウレタン系樹脂を外部に乳化剤を使用してエマルジョン化したものと、樹脂自体に乳化剤の働きをする官能基を共重合等の手段で導入した自己乳化型のエマルジョンがある。いずれも実施可能であるが、インク組成物の成分の組み合わせによって、顔料及びエマルジョン粒子の分散安定性に若干の差違があるので注意を要する。
顔料や分散剤との各種組み合わせにおいて、常に分散安定性に優れているのはアニオン型自己乳化型ポリウレタンのエマルジョン樹脂である。
その際、顔料の固着性・分散安定性の面でポリウレタン系樹脂はポリエステル系よりポリカーボネート系である場合の方が好ましい。これは第(I)の群の本発明においても然りである。
樹脂エマルジョン粒子の膜形成が室温以下、特に25℃以下で行なえば、画像形成された記録媒体を特に加熱又は乾燥等の処理を行なうことなく、前記記載の紙繊維の結着が自動的に進行するので好ましい。
ここで、「最低造膜温度」とは、樹脂エマルジョン粒子を水に分散させて得られた水性エマルジョン粒子をアルミニウム等の金属板の上に薄く流延し、温度を上げていったときに透明な連続フィルムの形成される最低の温度をいう。最低造膜温度以下の温度領域では白色粉末状となる。
「造膜性」とは、ポリマー微粒子を水に分散させてポリマーエマルジョンの形態としたとき、このポリマーエマルジョンの連続層である水成分を蒸発させていくと、ポリマーの皮膜が形成されることを意味する。このポリマー皮膜は、インク組成物中の顔料を記録媒体表面に強固に固着する役割を担う。これによって、耐擦性および耐水性に優れた画像が実現できると考えられる。
該水溶性有機溶剤がインクジェット記録用インク中に含有されていると、インク組成物の保水と湿潤性を確保することができ、その結果、インクジェット記録用インクを長期間保存しても顔料の凝集や粘度の上昇がなく、優れた保存安定性を実現できる。また、インクジェットプリンターのノズル先端等で開放状態に放置されても、乾燥物の流動性を長時間維持するインクジェット記録用インクが実現できる。更に印字中もしくは印字中断後の再起動時にノズルの目詰まりが発生することもなく、高い吐出安定性が得られる。
前記水溶性有機溶剤の中でも、特にジエチレングリコール、トリエチレングリコール及び/またはグリセリンを含むことがインクの乾燥による目詰まりすなわち水分蒸発による噴射特性不良の防止、及び本発明の形成画像の彩度を向上する上で優れた効果が得られる。
具体的には、ノニオン系界面活性剤としては、BTシリーズ(日光ケミカルズ)ノニポールシリーズ(三洋化成)、D−,P−シリーズ(竹本油脂)サーフィノールシリーズ(エアープロダクツ)オルフィンシリーズ(日信化学)EMALEX DAPEシリーズ(日本エマルジョン)、シリコーン系界面活性剤(東レダウコーニング等)、フッ素系界面活性剤(ネオス,住友3M,Dupont,ダイキン)等として、入手できる。
ここで、図1で説明される式の無機性、有機性とはいわゆる1941年に藤田によって提出された有機化合物の各部分の構成原子、分子、基、あるいは結合部等に無機性、有機性の数値を割り当ててそれぞれ加算したものである。HLB値が大きくなるに従って浸透は少なくなり、8.5〜20では浸透量が略界面活性剤無添加時と同じくらい小さくなることがわかった。より好ましくは10〜16である。これは、HLB値の小さい(疎水性の大きい)界面活性剤を添加すると通常予め疎水化処理を施されている紙表面との馴染みが良くなり、インクが紙中に浸透することが大きくなるものと考察される。
HLBは次式で求められる。
HLB値=(無機性/有機性)×10
これら自己分散型顔料の作成方法の例等については、米国特許第5571311号、米国特許第5630868号、米国特許第5707432号、J.E.Johnson,Imaging Science and Technology’s 50th Annual Coference(1997)、Yuan Yu, Imaging Science and Technology’s 53th Annual Conference(2000)、ポリファイル,12 48(1996)等に記載されている。自己分散型顔料を用いることで、画像鮮明かつ濃度均一な印字画像を提供できる。
着色剤を内包する樹脂としては、例えば、水不溶性の着色剤を樹脂のマイクロカプセルに閉じ込めた樹脂、及び油性溶剤に溶解もしくは分散した水不溶性の着色剤を水性媒体中に分散した樹脂エマルジョンが挙げられるが、特に閉じ込めてなるマイクロカプセル化樹脂が好ましい。カプセル型顔料を用いることで、画像鮮明かつ濃度均一な印字画像を提供できる。
なお、本発明のインクジェット記録用インクを用いて印字する手段としては、連続噴射型あるいはオンデマンド型の記録ヘッドを有する前記のインクジェット方式のプリンター(インクジェットプリンター)による印刷方式が挙げられる。なお、オンデマンド型としては、例えば、ピエゾ方式、サーマルインクジェット方式、静電方式等が例示される。
これらインクカートリッジの形成、インクジェット装置の形成、画像形成方法は、例えば特開2000−198958号公報に記載されたもの等、当技術分野に関する公知技術を適宜採用することができる。
下記表1の実施例1〜5、比較例1〜14、参考例1〜2の処方によりインクジェット用インクを調整し、1時間攪拌後、孔径0.8μmのメンブランフィルターでろ過し、本発明のインクジェット記録用インク(a)〜(u)を得た。
なお、表中グリセリンはGly、ジエチレングリコールはDEG、ポリオキシエチレン(3)アルキル(C13)エーテル酢酸ナトリウムはECTD、プロキセルLV(S)20%溶液(防腐剤)はLVと略す。
顔料種α:ピグメントレッド122(大日本インキ社製、FASTOGEN SUPER MAGENTA RG)
顔料種β:ピグメントブルー15:3(東洋インキ製造社製、LIONOL BLUE FG-7351)
顔料種γ:ピグメントイエロー138(東洋インキ製造社製、LIONOLGEN YELLOW 1010)
顔料種δ:ピグメントレッド122(クラリアント社製、HOTTAPERM RED EB02)
その際、記録媒体として、ゼロックス社製;Xerox 4024紙(サイズ度32s、透気度21s)を用いた。
画像の鮮明性(彩度)とは、画像サンプルのベタ画像の測色をXrite濃度計にて行ない、色度図上にプロットしたときの色度図上の原点からの距離を言う。より詳しくは色度図上のa値、b値について、
吐出安定性については、印刷物を印刷した後、プリンタヘッドにキャップした状態でプリンタを40℃の環境下で1ヶ月放置した。放置後のプリンタの吐出状態が初期の吐出状態に回復するか否かを下記のクリーニング動作回数によって評価した(第(II)の群の発明の場合も同様)。
評価基準
○:1回の動作により回復した。
△:2回〜3回の動作により回復した。
×:3回以上の動作によっても回復がみられなかった。
各インクをポリエチレン容器に入れ密封し、70℃で3週間保存した後の粒径、表面張力、粘度を測定し初期物性との変化率により下記の様に評価した。
○:10%以内
△:30%以内
×:50%を超える
(1)実施例1〜5(インクa〜e)では、実施例1〜3ではエマルジョン無添加において、実施例4〜5ではエマルジョン添加において、すべての評価において優れた結果が得られた。また、比較例1〜14および参考例1〜2のインクでは、少なくとも1つの評価において劣るものであった。
(2)比較例1〜14(インクf〜s)について
比較例1(インクf)では彩度が低く、保存安定性も充分でない。この原因は、分散剤無添加のためであると考えられる。
比較例2(インクg)では彩度が低い。この原因は、分散剤添加量不足で、平均粒径が100nm近辺で、分散剤の界面活性効果も少ないと考えられる。
比較例3(インクh)では彩度が低く、保存安定性も充分でない。この原因は、分散剤添加量大であるため、インクの粘度が高すぎて機械的摩砕・分散による顔料の微粒化状態に何らかの影響を与え、またインクジェット方式での印字が困難になり、安定した印字画像を得られなくなると考えられる。
比較例4(インクi)では彩度が低い。この原因は、一般式(1)のn=10という物質の分散剤を用いているため、顔料粒子が細かくならないと考えられる。
比較例5(インクj)では彩度が低く、保存安定性も充分でない。この原因は、一般式(1)のn=130という物質の分散剤を用いているため、顔料粒子が細かくならないと考えられる。
比較例6(インクk)では彩度が低い。この原因は、一般式(1)のn=40という物質の分散剤を用いていないため、顔料粒子が細かくならないと考えられる。
比較例7(インクl)では彩度が低い。この原因は、添加するエマルジョン粒子がウレタンを用いてないため、印字画像部の顔料粒子の乱反射防止の効果が小さく、かつ濃度均一な印字画像を提供できないと考えられる。
比較例8(インクm)では彩度が低く、保存安定性も充分でない。この原因は、添加するエマルジョン粒子のD50が50nm以上であるため、インクジェット用インク含有させた際の透明性、彩度の低下を招き、印字画像部のエマルジョン粒子が乱反射を起こし、画像彩度が低下かつ濃度不均一となることにも起因するものと考えられる。
比較例9(インクn)では彩度が低い。この原因は、エマルジョン粒子の添加量が1重量%以下であるため、エマルジョン粒子の乱反射防止効果が不充分であると考えられる。
比較例10(インクo)では彩度が低く、保存安定性も充分でない。この原因は、エマルジョン粒子の添加量が20重量%以上であるため、インクの粘度が高すぎてインクジェット方式での印字が困難になり、安定した印字画像を得られなくなることにも起因するものと考えられる。
比較例11(インクp)では彩度が低く、保存安定性も充分でない。この原因は、顔料の添加量が1重量%以下であるため、印字した際の着色力が不充分であることにも起因するものと考えられる。
比較例12(インクq)では彩度が低く、保存安定性も充分でない。この原因は、顔料の添加量が20重量%以上であるため、インクの粘度が高すぎてインクジェット方式での印字が困難になり、安定した印字画像を得られなくなることにも起因するものと考えられる。
比較例13(インクr)では彩度が低く、保存安定性も充分でない。この原因は、水溶性有機溶媒の添加量が10重量%以下であるため、水溶性有機溶媒の乱反射効果が不充分かつノズル乾燥後の目詰まりにより安定した印字画像を得られなくなることにも起因するものと考えられる。
比較例14(インクs)では彩度が低い。この原因は、水溶性有機溶媒の添加量が20重量%以上であるため、インクの粘度が高すぎてインクジェット方式での印字が困難になり、安定した印字画像を得られなくなると考えられる。
参考例1(インクt)では彩度が低い。この原因は、添加するエマルジョン粒子がウレタンを用いてないため、印字画像部の顔料粒子の乱反射防止の効果が小さく、かつ濃度均一な印字画像を提供できないと考えられる。
参考例2(インクu)では彩度が低い。この原因は、添加するエマルジョン粒子のD50が50nm以上であるため、インクジェット用インク含有させた際の透明性、彩度の低下を招き、印字画像部のエマルジョン粒子が乱反射を起こし、画像彩度が低下かつ濃度不均一となると考えられる。
下記表5の実施例6〜10、参考例3〜19、比較例15の処方によりインクジェット記録用インクを調整し、1時間攪拌後、孔径1.2μmのメンブランフィルターでろ過し、本発明のインクジェット記録用インク(a)〜(w)を得た。
なお、表中グリセリンはGly、ジエチレングリコールはDEG、プロキセルLV(S)20%溶液(防腐剤)はLV、2−エチル−1,3−へキサンジオールはEHDと略す。
(1)Gly,DEG
(2)EHD
(3)界面活性剤
(4)LV
(5)蒸留水
の順序で入れ、30分程攪拌した後に顔料分散体を添加し、30分攪拌し、pH調整(7〜10付近)した後にポリウレタン樹脂を添加し、30分攪拌してインクジェット用インクを作成する。
その際、記録媒体として、ゼロックス社製;Xerox 4024紙(サイズ度32s、透気度21s)を用いた。
画像の鮮明性(彩度)とは、画像サンプルのベタ画像の測色をXrite濃度計にて行ない、色度図上にプロットしたときの色度図上の原点からの距離を言う。より詳しくは色度図上のa値、b値について、
顔料種αタイプは彩度60以上を○、60〜55を△、以下を×とする。
顔料種βタイプは彩度50以上を○、50〜45を△、以下を×とする。
顔料種γタイプは彩度58以上を○、58〜53を△、以下を×とする。
顔料種δタイプは彩度75以上を○、75〜70を△、以下を×とする。
顔料種εタイプは彩度48以上を○、48〜43を△、以下を×とする。
顔料種ζタイプは彩度55以上を○、55〜50を△、以下を×とする。
吐出安定性については、印刷物を印刷した後、プリンタヘッドにキャップした状態でプリンタを40℃の環境下で1ヶ月放置した。放置後のプリンタの吐出状態が初期の吐出状態に回復するか否かを下記のクリーニング動作回数によって評価した。
○:1回の動作により回復した。
△:2回〜3回の動作により回復した。
×:3回以上の動作によっても回復がみられなかった。
各インクをポリエチレン容器に入れ密封し、70℃で3週間保存した後の粒径、表面張力、粘度を測定し初期物性との変化率により下記の様に評価した。
○:10%以内
△:30%以内
×:50%を超える
市販の砂消しゴムに750gの加重をかけて10回摩擦を行ない、摩擦前後の画像の剥離状態を観察した。判定は次の様に行なった。
○:剥離なし。
△:部分的に剥離が認められ、視認性も低下。
×:ほとんどの部分が剥離。
(1)実施例6〜10(インクa〜e)では、全ての評価で勝るものであった。
(2)参考例3〜19(インクf〜v)では、少なくとも1つの評価では劣るものであった。また、比較例15(インクw)では、すべての評価において劣るものであった。
(3)比較例15より、請求項9の範囲外では、耐擦過性、インク保存性の悪化が確認された。この原因は、ポリウレタン樹脂が存在していないことによる。
(4)参考例3より、請求項10の範囲外では、インク保存性の悪化が確認された。この原因は、ポリウレタン樹脂がアニオン性自己乳化型でないことによる。
(5)参考例4より、請求項11の範囲外では、インク保存性の悪化が確認された。この原因は、ポリウレタン樹脂がポリカーボネート型でないことによる。
(6)参考例5より、請求項12の範囲外では、耐擦過性の悪化が確認された。この原因は、ポリウレタン樹脂のガラス転移点が0〜−50℃の範囲にないことによる。
(7)参考例6より、請求項13の範囲外では、インク保存性、吐出安定性の悪化が確認された。この原因は、ポリウレタン樹脂の平均粒径が150nm以上であることによる。
(8)参考例7より、請求項14の範囲外では、耐擦過性の悪化が確認された。この原因は、ポリウレタン樹脂の最低造膜温度が25℃以上であることによる。
(9)参考例8より、請求項15の範囲外では、吐出安定性の悪化が確認された。この原因は、ポリウレタン樹脂の含有量が20重量%以上であることによる。
(10)参考例9より、請求項16の範囲外では、インク保存性の悪化が確認された。この原因は、界面活性剤がノニオン性でないことによる。
(11)参考例10より、請求項17の範囲外では、インク保存性の悪化が確認された。この原因は、界面活性剤のHLB値が8.5〜20の範囲にないことによる。
(12)参考例11より、請求項18の範囲外では、インク保存性の悪化が確認された。この原因は、界面活性剤の親水基がポリオキシエチレン基でないことによる。
(13)参考例12より、請求項19の範囲外では、画像鮮明性、インク保存性、吐出安定性、耐擦過性の悪化が確認された。この原因は、界面活性剤の含有量が10重量%以上であることによる。
(14)参考例13より、請求項20の範囲外では、画像鮮明性の悪化が確認された。この原因は、水溶性有機溶剤として、2−エチル−1,3−へキサンジオールが含まれていないことによる。
(15)参考例14より、請求項1の範囲外では、吐出安定性の悪化が確認された。この原因は、顔料の平均粒径が100nm以上であることによる。
(16)参考例15より、請求項23の範囲外では、画像鮮明性、インク保存性、吐出安定性、耐擦過性の悪化が確認された。この原因は、顔料が分散剤で分散されていないことによる。
(17)参考例16より、請求項25の範囲外では、吐出安定性の悪化が確認された。この原因は、分散剤の重量基準が顔料1に対し2以上のあることによる。
(18)参考例17、18より、請求項26の範囲外では、インク保存性の悪化が確認された。この原因は、分散剤として下記一般式(1)で示される化合物ものでないことによる。
Claims (38)
- 少なくとも水、水溶性有機溶剤、顔料及び分散剤を含み、顔料粒子の平均粒子径(D50)が100nm以下で、該顔料粒子の粒度分布における粒子径標準偏差が平均粒子径の1/2以下であることを特徴とするインクジェット用インク。
- エマルジョン粒子をさらに含んでなることを特徴とする請求項1に記載のインクジェット用インク。
- 前記エマルジョン粒子の平均粒径が50nm以下であることを特徴とする請求項1又は2に記載のインクジェット用インク。
- 前記エマルジョン粒子の含有量が1重量%以上、20重量%以下であることを特徴とする請求項2又は3に記載のインクジェット用インク。
- 前記顔料の含有量が1重量%以上、20重量%以下であることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載のインクジェット用インク。
- 前記水溶性有機溶剤の含有量が10重量%以上、50重量%以下であることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載のインクジェット用インク。
- 当該インクの表面張力が20mN/m以上、50mN/m以下であることを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載のインクジェット用インク。
- 当該インクの粘度が10mpa・s以下であることを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載のインクジェット用インク。
- 少なくとも顔料、水、水溶性有機溶剤、界面活性剤、ポリウレタン系樹脂からなることを特徴とするインクジェット記録用インク。
- 前記ポリウレタン系樹脂がアニオン性自己乳化型であることを特徴とする請求項9に記載のインクジェット記録用インク。
- 前記ポリウレタン系樹脂がポリカーボネート型であることを特徴とする請求項9又は10に記載のインクジェット記録用インク。
- 前記ポリウレタン系樹脂のガラス転移点が0〜−50℃であることを特徴とする請求項9乃至11のいずれかに記載のインクジェット記録用インク。
- 前記ポリウレタン系樹脂の平均粒径が150nm以下であることを特徴とする請求項9乃至12のいずれかに記載のインクジェット記録用インク。
- 前記ポリウレタン系樹脂の最低造膜温度が25℃以下であることを特徴とする請求項9乃至13のいずれかに記載のインクジェット記録用インク。
- 前記ポリウレタン系樹脂の含有量が、0.1重量%以上、20重量%以下であることを特徴とする請求項9乃至14のいずれかに記載のインクジェット用インク。
- 前記界面活性剤がノニオン性であることを特徴とする請求項9乃至15のいずれかに記載のインクジェット記録用インク。
- 前記ノニオン系界面活性剤のHLB値が8.5〜20の範囲であることを特徴とする請求項16に記載のインクジェット記録用インク。
- 前記ノニオン系界面活性剤の親水基がポリオキシエチレン基であることを特徴とする請求項16又は17に記載のインクジェット記録用インク。
- 前記界面活性剤の含有量が0.1重量%以上、10重量%以下であることを特徴とする請求項9乃至18のいずれかに記載のインクジェット記録用インク。
- 水溶性有機溶剤として少なくとも2−エチル−1,3−へキサンジオール(以後、EHDと略す)を含むことを特徴とする請求項9乃至19のいずれかに記載のインクジェット記録用インク。
- 前記EHDの含有量が0.1重量%以上、4.0重量%以下であることを特徴とする請求項20に記載のインクジェット記録用インク。
- インクジェット記録用インクの組成物のpHが7〜10であることを特徴とする請求項9乃至21のいずれかに記載のインクジェット記録用インク。
- さらに分散剤が用いられることを特徴とする請求項9乃至22のいずれかに記載のインクジェット記録用インク。
- 顔料が分散剤で分散されていることを特徴とする請求項1乃至8、又は23乃至24のいずれかに記載のインクジェット記録用インク。
- 前記分散剤の重量基準が顔料1に対し0.3以上2以下であることを特徴とする請求項1乃至8、又は23乃至24のいずれかに記載のインクジェット用インク。
- 前記分散剤がPOE(n=40)βナフチルエーテルであることを特徴とする請求項1乃至8、又は23乃至26のいずれかに記載のインクジェット用インク。
- 顔料が自己分散型顔料であることを特徴とする請求項9乃至22のいずれかに記載のインクジェット記録用インク。
- 顔料がカプセル型顔料であることを特徴とする請求項1乃至28のいずれかに記載のインクジェット記録用インク。
- 前記顔料のうち、ブラック顔料がカーボンブラックであることを特徴とする請求項1乃至29のいずれかに記載のインクジェット記録用インク。
- 前記顔料のうち、マゼンタ顔料がPig.Red5、7、12、48(Ca)、48(Mn)、57(Ca)、57:1、112、122、123、146、168、176、184、185、202、Pig.Violet19のうち少なくとも1種類であることを特徴とする請求項1乃至29のいずれかに記載のインクジェット記録用インク。
- 前記顔料のうち、シアン顔料がPig.Blue1、2、3、15、15:3、15:4、16、22、60、63、66のうち少なくとも1種類であることを特徴とする請求項1乃至29のいずれかに記載のインクジェット記録用インク。
- 前記顔料のうち、イエロー顔料がPig.Yellow1、2、3、12、13、14、16、17、73、74、75、83、93、95、97、98、114、120、128、129、138、150、151、154、155、174、180のうち少なくとも1種類であることを特徴とする請求項1乃至29のいずれかに記載のインクジェット記録用インク。
- 請求項1乃至33のいずれかに記載のインクジェット用インクを収容したことを特徴とするインクカートリッジ。
- 請求項1乃至33のいずれかに記載のインクジェット用インクを吐出させて記録を行なう方式のヘッドを備えたことを特徴とするインクジェット記録装置。
- 請求項35に記載のインクジェット記録装置を用いて印字することを特徴とする画像形成方法。
- 請求項36に記載の画像形成方法で印字されたことを特徴とする画像形成物。
- 画像支持体が紙であることを特徴とする請求項37に記載の画像形成物。
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