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JP2004152960A - ドライエッチング装置及びエッチング方法 - Google Patents

ドライエッチング装置及びエッチング方法 Download PDF

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JP2004152960A
JP2004152960A JP2002315851A JP2002315851A JP2004152960A JP 2004152960 A JP2004152960 A JP 2004152960A JP 2002315851 A JP2002315851 A JP 2002315851A JP 2002315851 A JP2002315851 A JP 2002315851A JP 2004152960 A JP2004152960 A JP 2004152960A
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JP
Japan
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substrate
dry etching
etched
etching
plasma
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JP2002315851A
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English (en)
Inventor
Norihito Fukugami
典仁 福上
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Toppan Inc
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Toppan Printing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

【課題】低コスト且つ比較的容易に、所望の方向と角度で斜めエッチングを可能にするドライエッチング装置とそれを用いたエッチング方法を提供することを目的とする。
【解決手段】ドライエッチング装置100は、チャンバー10と、加工基材コントロールユニット20と、高周波発振器41、整合器42及びブロッキングコンデンサ43を備えたプラズマ発生手段40と、高周波発振器51、整合器52及びプラズマ発生用コイル(アノード電極)53を備えたプラズマ発生手段50と、ガス供給口11と、排気口12と、真空排気機構60とを備えており、プラズマ処理中に被エッチング基材を傾斜、回転できる被エッチング基材ントロールユニット20を備えているのが特徴である。
【選択図】図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は半導体プロセス等の微細加工分野で使用されるドライエッチング装置及びそれを用いて傾斜したトレンチを形成するドライエッチング方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
半導体集積回路の高密度化にはトランジスタや配線などの寸法幅の微細化や、接続孔の形成方法が大きな役割を担っている。これらの加工寸法は100nm以下のパターンが実用化されつつあるが、こうした微細パターンの実現にはフォトリソグラフィ技術とドライエッチング技術の発展に負うところが大きい。
【0003】
ドライエッチング法は、適当なガスに13.56MHzの高周波(RF)電源を印加することによって生成される反応性プラズマやラジカル中に、被エッチング材を置くとエッチングされるという現象を利用するもので、微細パターンを形成するためには通常フォトレジストパターンをマスク材として用いる。
最近では、自己バイアス電圧(Vdc)を利用して、反応性イオンをプラズマから引き出し、異方性ドライエッチングを行なうRIE(Reactive Ion Etching)が主流になっている。RF電源の周波数として13.56MHzが用いられているのは、電波法により割り当てられている周波数であるため、多少の電波が漏れても問題は無く、シールド装置が簡単に済むためである。
【0004】
従来のドライエッチング装置について説明する。図6は、従来のドライエッチング装置(平行平板型RIE)を示した構成概略図である。
まず、チャンバー10を所定の真空度まで排気した後ガス供給口13から反応性ガスを供給する。また、排気口14を通して反応性ガスが排気されるので、チャンバー10内は適当な圧力(約0.1〜数100mTorr)に制御される。チャンバー10の上部と下部には、それぞれアノード(陽極)57及びカソード(陰極)25があり、カソード(陰極)25上には、レジストパターンが形成された被エッチング基材31が載置されている。カソード(陰極)25には、インピーダンス整合器(M.B)45、ブロッキングコンデンサ46を介して、RF(高周波)電源(高周波発振器)44が接続され、チャンバー10内のガス中にRF(高周波)電力が供給される。
【0005】
チャンバー10内の反応性ガスにRF電力が印可されるとアノード57とカソード(陰極)25間にグロー放電が生じ、電子とイオンが生成されてプラズマが発生する。その際、グロー放電が接する電極面積はカソード(陰極)25上に被エッチング基材31が載置されているため、アノード57の方が大きくなり、同時にプラズマ中の電子とイオンは、電子の移動度がイオンの移動度より圧倒的に大きいため、カソード(陰極)25に電子が流れ込み、ブロッキングコンデンサ44が負に帯電することにより、カソード(陰極)25は負にバイアスされる。このバイアスを自己バイアス電圧Vdcという。
【0006】
上記プラズマは、電位が一定であるバルク領域と自己バイアスによって電極付近で急激に電位が変化するシース領域に分けられ、イオンは主にバルク領域で生成される。バルク領域で生成されたイオンは、バルクとシースの境界からシース領域に入射し、シース領域の自己バイアスによる負電圧により加速されて被エッチング基材を衝撃してエッチング反応を生じ、方向性の強い、いわゆる異方性エッチングが得られる。
【0007】
しかしながら、上記の方式ではプラズマ発生用のRF電源44とシース領域のバイアス用のRF電源が同じものであるため、バイアスを調整してイオンの衝撃エネルギーを調整しようとすると、プラズマ密度等のプラズマ状態も変化してしまうため、必要とするプラズマ状態が得られないことがある。この問題を克服するドライエッチング装置(RIE)として、図7に示すドライエッチング装置(RIE)が開発されている。
この方式の特徴は、カソード25側だけでなくアノード57側にも、ブロッキングコンデンサ56とインピーダンス整合器(M.B)55を介してRF電源54が接続されており、プラズマ状態とイオン衝撃エネルギーを独立して制御できる。この方式が最近では一般的である。
【0008】
ここまで、アノードとカソードの電極板が平行して配置される平行平板型RIE方式のドライエッチング装置を例に上げて説明してきたが、これ以外にも誘導結合型(ICP)、超高周波型(UHF)、ECR型、マイクロ波型、ヘリコン波型、表面波型、等の別方式のドライエッチング装置が開発されている。これらの方式の特徴は、一般に平行平板型と比較して、広い圧力範囲(1〜数十Pa)で、高密度なプラズマ(1011〜1013cm−3)が得られることである。これらは、プラズマ発生のためのエネルギー投入方式が異なるだけで、プラズマ状態を制御する電源とイオン衝撃エネルギーを制御する電源が独立して存在するという点においては、上述した図7の平行平板型RIE方式と同じである。
【0009】
次に、図7のドライエッチング装置を用いて等方性及び異方性エッチングを行なう方法について説明する。
通常、被エッチング基材31上には、フォトリソグラフィもしくは電子線リソグラフィによりパターニング処理されてマスク材34が形成される(図8(a)参照)。半導体集積回路のエッチング工程では、被エッチング基材31としてはシリコン、酸化シリコン、窒化シリコン、炭化シリコン、アルミニウム等があり、マスク材34としては、フォトレジスト、電子線レジスト、シリコン、酸化シリコン、窒化シリコン、炭化シリコン、アルミニウム等が挙げられる。エッチングガスには、F(フッ素原子)、Cl(塩素原子)、Br(臭素原子)、I(ヨウ素原子)等のハロゲン元素をからなるガス、もしくはハロゲン元素を含む化合物が用いられる。また、チャンバー内の真空度は、真空ポンプによって0.1〜数十Paに排気される。
【0010】
等方性エッチングの場合、カソード側のRF電源44をOFFにするか、もしくは非常に小さい電力(数W)にし、アノード側のRF電源54をONにして、数十〜数千Wの電力を投入する。このときエッチングガスは、電離や解離が起こり、電子や電荷を持ったイオン、電荷を持たない中性ラジカルなどが存在する、いわゆるプラズマ状態になる。カソード側のRF電源44をOFF(もしくは数W程度の非常に小さい電力)にしているので、シース領域(バルク領域とカソードの間)のバイアスはほとんどなく、プラズマ中の正イオン71はほとんど加速されないため、被エッチング基材31に入射するイオンは様々な角度で入射し、等方性エッチングが起こる(図8(b)参照)。
【0011】
一方、異方性エッチングの場合は、カソード側のRF電源44も数十〜数千Wの電力を投入するのでシース領域にバイアスが発生し、プラズマ中の正イオン71が試料方向に垂直に加速され、被エッチング基材31に垂直に入射するために、異方性エッチングが実現する(図9(b)参照)。
【0012】
近年、高集積化した半導体においては素子間分離層を形成することがあるが、この場合素子間分離層周辺に生じる寄生サイリスタの導波路を長くしてラッチアップ(CMOS等の半導体デバイスにおいて素子間分離層の電気的分離が不十分のときに生じる不良)を防止する等のために、素子間分離層を斜めに形成することがなされている。
【0013】
素子間分離層を斜めに形成するためには、まず、傾斜したトレンチを形成し、次いで、そのトレンチをシリコン酸化膜等の絶縁物で充填すれば良いが、傾斜したトレンチを形成する方法として、トレンチ開口部となる部分を挟んで、加熱流動性を示すマスク材を利用する方法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。図10(a)〜(h)にはこの方法の工程概略を示す。
この方法によれば、まず、Si基板からなる被エッチング基材31上に加熱流動性を示すマスク材としてボロンとリンをドープしたSiO層34を形成し、その上に、加熱流動性の低いマスク材として、ボロンやリン等の不純物を含まないSiO層35を形成する。さらに、その上にレジストパターン36をフォトリソグラフィプロセスにより形成する(図10(a)参照)。
【0014】
次に、レジストパターン36をマスクとして、RIE型のドライエッチング装置により、加熱流動性を示すSiO層34及び加熱流動性の低いSiO層35をエッチングする(図10(b)参照)。このときのエッチング条件はCF/O混合ガス、50mTorr、RIEパワー:1000Wである。
次に、酸素ガスを用いたプラズマアッシング装置により、レジストパターン36を除去し、開口部37を有するSiOパターン層34a、34b及びSiOパターン層35a、35bを形成する(図10(c)参照)。
【0015】
次に、SiOパターン層35aにレジストパターン38をフォトリソグラフィプロセスにより形成し(図10(d)参照)、上記と同様のドライエッチング装置により、加熱流動性の低いSiOパターン層35bを除去する(図10(e)参照)。
次に、上記と同様のプラズマアッシング装置によりレジストパターン38を除去し、Si基板からなる被エッチング基材31上の開口部37を挟んで左側にSiOパターン層34b、右側に2層構成のSiOパターン層34a及びSiOパターン層35aが形成される(図10(f)参照)。
【0016】
次に、窒素雰囲気中900℃、30分の熱処理を行なうことで、加熱流動性を示す左側のSiOパターン層34bの端部が流動し、SiOパターン層34bの端部が傾斜したテーパ形状を有するSiOパターン層34cが形成される(図10(g)参照)。
次に、こうして得られたSiOパターン層をマスクとして、RIE型のドライエッチング装置によりSi基板31をエッチングすると、傾斜した溝39が形成される(図10(h)参照)。
【0017】
【特許文献1】
特開平5−29283
【0018】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記した従来方法では、フォトリソグラフィプロセスを2回行なうため、露光の重ね合わせ精度に問題がある。通常、1回目のパターンに対し正確に2回目の露光を行なうためには、1回目の露光でパターニングしたアライメントマークを基準にして、2回目の露光を行なうが、露光機自体の位置精度、レジストパターンのパターンだれ、Si基板の内部応力の変化に伴なう反りの発生等で、重ね露光では少なからず位置ずれが発生する。
また、加熱流動によってSiOパターン層端部を傾斜させるが、その傾斜角の制御は困難である。さらに、この方法では、片方向に斜めエッチングするのは可能であるが、両方向に斜めエッチングをした、いわゆる両側に広がった逆テーパエッチング(エッチング開口の入口部より底部の方が広い逆テーパ形状のもの=テーパ角が90°以上)は不可能である。コスト的にも、実際の斜めエッチングを行なうまでに、フォトリソグラフィプロセスが2回、エッチングが2回、アッシングが2回、不純物拡散が1回と多くの工程と多くの半導体製造装置を必要とするためコストが高くなってしまうという問題がある。
【0019】
本発明は、上記問題点に鑑み考案されたもので、低コスト且つ比較的容易に、所望の方向と角度で斜めエッチングを可能にするエッチング装置とエッチング方法を提供することを目的とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】
本発明において、上記問題を解決するため、まず請求項1においては、少なくともプラズマ発生手段40及び50と、チャンバー10と、傾斜角及び回転制御機構21、回転ユニット22、傾斜角制御機構23及びステージ24からなる加工基材コントロールユニット20と、ガス供給口11と、排気口12と、真空排気機構60とを備えていることを特徴とするドライエッチング装置としたものである。
【0021】
また、請求項2においては、被エッチング基材に傾斜したトレンチを形成するエッチング方法において、前記被エッチング基材を傾斜及び/または回転して異方性エッチングを行うことを特徴とするエッチング方法としたものである。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下本発明の実施の形態につき説明する。
図1に、本発明のドライエッチング装置100の構成概略図を、図2(a)に、加工基材コントロールユニット20の構成概略図を示す。
本発明のドライエッチング装置100は、図1に示すように、チャンバー10と、加工基材コントロールユニット20と、高周波発振器41、整合器42及びブロッキングコンデンサ43を備えたプラズマ発生手段40と、高周波発振器51、整合器52及びプラズマ発生用コイル(アノード電極)53を備えたプラズマ発生手段50と、ガス供給口11と、排気口12と、真空排気機構60とを備えており、プラズマ処理中に被エッチング基材を傾斜、回転できる被エッチング基材ントロールユニット20を備えているのが特徴である。プラズマ発生方法としては、平行平板型、容量結合型(CCP)、誘導結合型(ICP)、超高周波型(UHF)、ECR型、マイクロ波型、ヘリコン波型、表面波型等の制限はなく、これら全てのプラズマ発生方式が使用可能である。
【0023】
加工基材コントロールユニット20は、図8(a)に示すように、傾斜角及び回転制御機構21と、回転ユニット22と、傾斜角制御機構23と、ステージ(カソード電極)24とで構成されており、プラズマ処理中に被エッチング基材の傾斜、回転ができるようになっている。
【0024】
本発明のエッチング方法は、上記ドライエッチング装置100を用いて、異方性ドライエッチングを行う際、被エッチング基材を所望の角度で傾斜、回転することで、被エッチング基材に対するイオンの入射角を制御し、所望の角度の斜めエッチングができるようにしたものである。
また、被エッチング基材の傾斜角度や回転をエッチング中に自由にコントロールできるので、所望のテーパ角を有する両側に広がった逆テーパ形状のエッチングもできる。
【0025】
具体的には、図3(a)〜(e)に示すように、マスク材33が形成された被エッチング基材31を傾斜させずに異方性ドライエッチングを行なうとほぼ垂直なトレンチエッチングが出来る(図3(b)参照)が、ここで被エッチング基材31を30度傾斜させて異方性ドライエッチングを行なった場合、30度に傾斜したトレンチが形成される(図3(c)参照)。また、エッチング中に被エッチング基材31の傾斜及び回転をコントロールすることで、任意の逆テーパ形状のトレンチも形成可能である(図3(d)及び(e)参照)。
【0026】
本発明のエッチング方法では、被エッチング基材、マスク材、エッチングガスの材料は、異方性ドライエッチングが可能であれば、特に制限はない。
【0027】
【実施例】
以下、図面を用いて本発明の実施例を説明する。
<実施例1>
まず、ICP型ドライエッチング装置に加工基材コントロールユニット20を搭載して本発明のドライエッチング装置100を作製した。図1を用いて本装置について説明する。チャンバー10は一般的な真空チャンバーで、プロセスガスの供給口11と排気口12があり、チャンバー10の上部にはICPプラズマ発生用コイル(アノード電極)53と、チャンバー10の下部にはRFバイアス用のステージ(カソード電極)24を内蔵した加工基材コントロールユニット20が搭載されている。
【0028】
ICPプラズマ源となるプラズマ発生手段50はPFPP社製のRF−20M(20MHz,2kW)からなる高周波発振器51と、整合器52と、プラズマ発生用コイル(アノード電極)53とで、RFバイアス用のプラズマ発生手段40はENI社製のAGC−6B(13.56MHz,60〜600W)からなる高周波発振器41と、整合器42と、ブロッキングコンデンサ43とで構成されている。一般的なICP型ドライエッチング装置と異なる点は、加工基材コントロールユニット20が搭載されており、そこにステージ(カソード電極)24が内蔵されていることである。
さらに、真空排気機構60と、ガス供給口11と、排気口12とを有しており、広い圧力範囲で、各種のプラズマ状態が得られようになっている。
【0029】
次に、加工基材コントロールユニット20について図2(a)〜(c)を用いて説明する。図2(a)に示す加工基材コントロールユニット20は、傾斜角及び回転制御機構21と、回転ユニット22と、傾斜角制御機構23と、ステージ(カソード電極)24とを有し、ドライエッチングプロセス中に被エッチング基材31を任意の方向に、任意の角度(0〜60°)で傾斜させたり、回転することができる。また、RFバイアス用のカソード電極は、基板コントロールユニット20にステージ(カソード電極)24として内蔵されている。
図2(b)は、ステージ(カソード電極)24及び被エッチング基材31がイオン入射方向に対して直角に保持された状態を、図2(c)は、ステージ(カソード電極)24及び被エッチング基材31がイオン入射方向に対して所定角度傾斜した状態をそれぞれ示す。
【0030】
<実施例2>
本発明のドライエッチング装置100を用いて斜めエッチングを実施した。
まず、Si基板からなる被エッチング基材31上に熱酸化により200nm厚のSiO膜32を形成し、その上にEBレジスト(ZEP−520(日本ゼオン))を塗布し、500nm厚のEBレジスト層を形成した。さらに、EB描画機JBX−7000MV(ドーズ50μC/cm)を用いたEBリソグラフィにより線幅200nmの孤立ラインを有するマスク材33を形成した(図4(a)参照)。
【0031】
次に、本発明のドライエッチング装置100を使用して異方性ドライエッチング(垂直エッチング)によりSiO膜をエッチングした(図4(b)参照)。このときのエッチング条件は、CF:10sccm、圧力:10mTorrの条件下で、プラズマ発生手段40にてRFバイアス電極パワー:150W、プラズマ発生手段50にてプラズマ発生電極パワー:500Wをそれぞれ印加したプラズマ状態で、1分間エッチングした。また、エッチング中は加工基材コントロールユニット20により被エッチング基材31を水平に保持した状態で実施した。
次に、酸素プラズマアッシング装置によりマスク材33を除去し、線幅200nmの孤立SiOラインパターン32aを形成した(図4(c)参照)。
【0032】
次に、孤立SiOラインパターン32aが形成されたSi基板からなる被エッチング基材31を本発明のドライエッチング装置100の加工基材コントロールユニット20のステージ(カソード電極)24上に取り付け、傾斜角及び回転制御機構21により被エッチング基材31を30°に傾斜させた状態で異方性ドライエッチングを実施した(図4(d)参照)。
このときのエッチング条件は、Cl:60sccm、圧力:15mTorrの条件下で、プラズマ発生手段40にてRFバイアス電極パワー:150W、プラズマ発生手段50にてプラズマ発生電極パワー:300Wをそれぞれ印加したプラズマ状態で、5分間の異方性エッチングを行った。
その結果、深さが約1500nmで、29.1°に傾斜したトレンチ形状が、走査型電子顕微鏡による断面観察で確認された。
【0033】
同様に、孤立SiOラインパターン32aが形成されたSi基板からなる加工基材31の傾斜角を5°、10°、15°、20°、25°、30°、35°として、斜めエッチングを実施した場合の結果を表1に示す。
【0034】
【表1】
Figure 2004152960
【0035】
表1の結果から分かるように、全ての場合で、加工基材の傾斜角とほぼ同等のトレンチ傾斜角が得られた。特に、基板の傾斜角が30°以下の場合、トレンチ傾斜角=基板の傾斜角±1°以内と非常に良好な結果が得られた。
【0036】
<実施例3>
本発明のドライエッチング装置100を用いて逆テーパエッチングを実施した。
まず、孤立SiOラインパターン32aが形成されたSi基板からなる被エッチング基材31(図5(a)参照)を本発明のドライエッチング装置100の加工基材コントロールユニット20のステージ(カソード電極)24上に取り付け、2段階のトレンチエッチングを実施した。
【0037】
次に、傾斜角及び回転制御機構21により被エッチング基材31を20°に傾斜させた状態で3分間の異方性ドライエッチングを行い、第1段階のトレンチエッチングを実施した(図5(b)参照)。
次に、第1段階とは反対方向に被エッチング基材31を20°傾斜させ、3分間の異方性ドライエッチングを行い、第2段階のトレンチエッチングを実施した(図5(c)参照)。このときのエッチング条件は、第1段階、第2段階とも、Cl:60sccm、圧力:15mTorrの条件下で、プラズマ発生手段40にてRFバイアス電極パワー:150W、プラズマ発生手段50にてプラズマ発生電極パワー:300Wをそれぞれ印加したプラズマ状態で、異方性ドライエッチングを行なった。その結果、深さが約1460nmで、トレンチ側壁角が垂直より21.2°傾斜した逆テーパトレンチ形状が得られた(図4(d)参照)。観察は走査型電子顕微鏡による断面観察で確認された。
同様に、基板の傾斜角を5°、10°、15°、20°、25°、30°、35°として、逆テーパエッチングを実施した場合の結果を表2に示す。
【0038】
【表2】
Figure 2004152960
【0039】
表2の結果からも分かるように、全ての場合で、基板の傾斜角とほぼ同等のトレンチ側壁角が得られた。特に、基板の傾斜角が30°以下の場合、トレンチ側壁角=基板の傾斜角±1°以内と非常に良好な結果が得られた。
【0040】
【発明の効果】
本発明のドライエッチング装置とそれを用いたエッチング方法によれば、所望の方向に、所望の角度でSi基板等からなる被エッチング基材に所望の角度に傾斜したトレンチや所望の角度に逆テーパトレンチ形状を精度良く、且つ低コストで作製できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のドライエッチング装置の一実施例を示す構成概略図である。
【図2】(a)は、加工基材コントロールユニットの一実施例を構成概略図である。
(b)は、加工基材コントロールユニットのステージ(カソード電極)がイオン入射方向に対して直角に保持されている状態を示す模式図である。
(c)は、加工基材コントロールユニットのステージ(カソード電極)がイオン入射方向に対して所定角度傾斜している状態を示す模式図である。
【図3】(a)〜(e)は、本発明のドライエッチング装置を用いて斜めエッチング及びテーパエッチングを行なった場合の工程例と被エッチング基材の状態を示す説明図である。
【図4】(a)〜(d)は、本発明のドライエッチング装置を用いた斜めエッチングの工程例と被エッチング基材の状態を示す説明図である。
【図5】(a)〜(d)は、本発明のドライエッチング装置を用いて斜めエッチング及びテーパエッチングを行なった工程例と被エッチング基材の状態を示す説明図である。
【図6】従来のドライエッチング装置(平行平板型RIE)の一例を示す構成概略図である。
【図7】従来のドライエッチング装置(平行平板型RIE)の他の例を示す構成概略図である。
【図8】(a)〜(b)は、等方性エッチングの工程例と被エッチング基材の状態を示す説明図である。
【図9】(a)〜(b)は、異方性エッチングの工程例と被エッチング基材の状態を示す説明図である。
【図10】(a)〜(h)は、従来方式による斜めエッチングの工程と被エッチング基材の状態を示す説明図である。
【符号の説明】
10……チャンバー
11、13……ガス供給口
12、14……排気口
20……加工基材コントロールユニット
21……傾斜角及び回転制御機構
22……回転ユニット
23……傾斜角制御機構
24……ステージ(カソード電極)
31……被エッチング基材
32……SiO
33……マスク材
34……加熱流動性を示すSiO
34a、34b……SiO層パターン
34c……端部を傾斜させたSiO層パターン
35……加熱流動性の低いSiO
35a、35b……SiO層パターン
36……レジストパターン
37……開口部
38……レジストパターン
39……傾斜した溝
40……プラズマ発生手段
41……高周波発振器
42……整合器
43……ブロッキングコンデンサ
50……プラズマ発生手段
51……高周波発振器
52……整合器
53……プラズマ発生用コイル(アノード電極)
60……真空排気機構
71……正イオン

Claims (2)

  1. 少なくともプラズマ発生手段(40、50)と、チャンバー(10)と、傾斜角及び回転制御機構(21)、回転ユニット(22)、傾斜角制御機構(23)及びステージ(24)からなる加工基材コントロールユニット(20)と、ガス供給口(11)と、排気口(12)と、真空排気機構(60)とを備えていることを特徴とするドライエッチング装置。
  2. 被エッチング基材に傾斜したトレンチを形成するエッチング方法において、前記被エッチング基材を傾斜及び/または回転して異方性エッチングを行うことを特徴とするエッチング方法。
JP2002315851A 2002-10-30 2002-10-30 ドライエッチング装置及びエッチング方法 Pending JP2004152960A (ja)

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