JP2004149178A - 重量物用パレット - Google Patents
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Abstract
【課題】タンクコンテナ専用セミトレーラーにも搭載可能な強度と構造を有する、コイル等の重量物用パレットを提供する。
【解決手段】重量物用パレット1は、コイル等の円筒形状重量物の外周側壁を支持するための一対の支持部材13a及び13bと、支持部材13a及び13bの各々の両端部を支持するための外枠部材2a及び2bと、重量物用パレット1の四隅の位置に取り付けられ、全体の被支持部となるコーナフィティング8a〜8dとから構成される。使用に際して、コイル等を支持部材13a及び13bに積載すると、一対の支持部材13a及び13b上の各々の傾斜板によりコイル等の外周側壁が支持される。そして、コイル等がその軸と直交する方向へ移動するのを阻止すると共に、コイル等の重量は支持部材13a及び13b並びに外枠部材2a及び2bを介して、コーナフィティング8a〜8dに伝達される。
【選択図】 図1
【解決手段】重量物用パレット1は、コイル等の円筒形状重量物の外周側壁を支持するための一対の支持部材13a及び13bと、支持部材13a及び13bの各々の両端部を支持するための外枠部材2a及び2bと、重量物用パレット1の四隅の位置に取り付けられ、全体の被支持部となるコーナフィティング8a〜8dとから構成される。使用に際して、コイル等を支持部材13a及び13bに積載すると、一対の支持部材13a及び13b上の各々の傾斜板によりコイル等の外周側壁が支持される。そして、コイル等がその軸と直交する方向へ移動するのを阻止すると共に、コイル等の重量は支持部材13a及び13b並びに外枠部材2a及び2bを介して、コーナフィティング8a〜8dに伝達される。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、重量物用パレットに関し、特に円筒形状のコイル等の重量物をタンクコンテナ専用セミトレーラー等に積載するために用いる重量物用パレットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、円筒形状のコイル等の重量物を輸送する場合は、重量物の積載に適した平床トレーラーに直接コイル等を積載して輸送を行っていた。
【0003】
また、他の既存の重量物輸送用車両として、タンクコンテナ専用セミトレーラーが知られていたが、搭載可能なコンテナは専用タンクコンテナにのみ限定されており、他の積載物の輸送には供されていなかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記のような従来のコイルの輸送方法では、1つ当たり数トンもの重量を有するコイルを同時に複数個輸送するためには、輸送車両として40トンや50トンの積載量を有する平床トレーラー等を使用するしかなかった。
【0005】
また、平床トレーラーにコイル等を積載する場合は、荷台上に敷板等を敷設し、その上に直接コイル等を積載していたため、荷台上でのコイル等の移動を防止するために木材等を使用して、別途コイル等を固定する作業が必要であった。更に、平床トレーラーではコイル等の形状の重量物に特に適した荷台ではないため、荷台上における積載位置や積載物の設置方向等が規定されておらず、積み下ろし作業自体にも、特別の配慮が必要であった。
【0006】
一方、重量物輸送用に供される車両の中で、上述のようにパレットごと積載物を搭載可能なものとして、タンクコンテナ専用セミトレーラーが知られていたが、従来は専用のタンクコンテナの搭載にのみ限定されていた。なぜなら、タンクコンテナ専用セミトレーラーは搭載される専用コンテナの荷重をその四隅のみで支持する構造をとるため、タンクコンテナ専用セミトレーラーをタンクコンテナ以外の積載物の輸送に使用するためには、特有の荷重条件を満たす強度と構造を有するコンテナパレットが必要とされるからである。
【0007】
この発明は上記のような課題を解決するためになされたもので、円筒形状のコイル等の重量物を積載するためのパレットで、タンクコンテナ専用セミトレーラーにも搭載することが可能となる構造を備えた重量物用パレットを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、請求項1記載の発明は、矩形形状の四隅の位置においてのみ支持され、円筒形状のコイル等の重量物を積載するための重量物用パレットであって、各々が平行に配置され、各々のその上面が互いに近づく方向に対して下方に傾斜する傾斜板を有し、傾斜板の各々の上で重量物の外周側壁を支持することができる1対の支持部材と、支持部材の軸方向に直交する方向に配置され、支持部材の各々の両端部を支持する1対の外枠部材と、外枠部材の各々の両端部側に設けられ、四隅の位置に対応する4つの被支持部材とを備えたものである。
【0009】
このように構成すると、円筒形状の積載物の中心軸と直交する方向への転がりが阻止されると共に、重量物の荷重が支持部材及び外枠部材を介して被支持部材に伝達される。
【0010】
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明の構成において、支持部材の各々は、傾斜板の下方において軸方向に延びると共に水平に配置された矩形形状の底板と、底板の上部のほぼ中央部と傾斜板の下面のほぼ中央部との間を垂直方向に架け渡すように接続された矩形形状の支持板と、軸方向と直交する方向に所定間隔で配置され、傾斜板の外方側の下面と支持板の外方側の面と底板の外方側の上面とにその外縁が接した状態で接続された複数の第1のリブ板と、軸方向と直交する方向に所定間隔で配置され、傾斜板の内方側の下面と支持板の内方側の面と底板の内方側の上面とにその外縁が接した状態で接続された複数の第2のリブ板とを含むものである。
【0011】
このように構成すると、傾斜板にかかる荷重が、支持板と複数の第1のリブ板と複数の第2のリブ板とを介して底板にも伝達されると共に、支持部材の断面二次モーメントが増加する。
【0012】
請求項3記載の発明は、請求項1又は請求項2記載の発明の構成において、支持部材の各々は軸方向に平行な軸を中心として対称形状を有しており、傾斜板の各々は、軸方向の所定範囲における軸方向と直交する方向の幅が、所定範囲外における幅より大きくなるように形成されたものである。
【0013】
このように構成すると、傾斜板上面において円筒形状重量物の外周側壁を支持することのできる範囲が大きくなる。
【0014】
請求項4記載の発明は、請求項1から請求項3に記載の発明の構成において、
軸方向と直交する方向において、傾斜板の斜面上端部から斜面下端部に向かって傾斜板の上面に対してほぼ垂直になるように設置することができるほぼ矩形形状の移動阻止板と、斜面上端部から所定範囲において傾斜板の上面に固定され、移動阻止板を両面から支持する第1の固定具と、斜面下端部から所定範囲において傾斜板の上面に固定され、移動阻止板を両面から支持すると共に、移動阻止板の斜面下端部方向への移動を阻止する手段を備えた第2の固定具とからなる移動阻止手段を更に備えたものである。
【0015】
このように構成すると、移動阻止板が第1の固定具と第2の固定具とを介して傾斜板上面に着脱自在に設置される。
【0016】
請求項5記載の発明は、請求項2記載の発明の構成において、第1のリブ板と第2のリブ板とは同数であり、各々は同一面内に配置され、傾斜板の斜面上端部から斜面下端部に向かって傾斜板の上面に対してほぼ垂直となるように設置することができるほぼ矩形形状の移動阻止板と、移動阻止板の長手方向の一方端部に形成された被連結部と、移動阻止板の長手方向の他方端部において移動阻止板を挟むように接続された一対の平板状の第1の係止板とを備え、第1の係止板の各々の一部と移動阻止板の設置側の辺との間に一定の第1スペースが形成された移動阻止部材と、被連結部に着脱自在に係合し、移動阻止板を挟むように配置される一対の平板状の第2の係止板を備え、係合時において第2の係止板の各々の一部と移動阻止板の設置側の辺との間に一定の第2スペースが形成される固定部材とからなる移動阻止手段を更に備え、使用時において、第1スペースに傾斜板の斜面下端部が位置し、且つ第1の係止板の各々の間に第2のリブ板の1つが位置するように移動阻止部材を取り付け、この状態で固定部材を移動阻止部材の被連結部に係合させて、第2スペースに傾斜板の斜面上端部が位置し、且つ第2の係止板の各々の間に第2のリブ板の1つと同一面内に位置する第1のリブ板の1つが位置するように固定部材を取り付けるものである。
【0017】
このように構成すると、移動阻止部材と固定部材とが、傾斜板と第1のリブ板と第2のリブ板とを介して傾斜板上面に着脱自在に設置される。
【0018】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1記載の発明は、円筒形状の積載物が安定して保持されると共に、重量物の荷重が支持部材及び外枠部材を介して被支持部材に伝達されるので、タンクコンテナ専用セミトレーラー等の四隅で支持する輸送手段での輸送が可能となる。
【0019】
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明の効果に加えて、傾斜板にかかる重量物の荷重が支持板と第1のリブ板と第2のリブ板とを介して底板にも分散されると共に、支持部材の断面二次モーメントが増加するので支持部材の強度が増す。
【0020】
請求項3記載の発明は、請求項1又は請求項2記載の発明の効果に加えて、より径の大きなコイル等の重量物を積載することが可能となる。
【0021】
請求項4記載の発明は、請求項1から請求項3に記載のいずれかの発明の効果に加えて、傾斜板上に設置した移動阻止板によってコイル等の重量物の軸方向への移動を阻止することが可能となる。
【0022】
請求項5記載の発明は、請求項2記載の発明の効果に加えて、移動阻止部材と固定部材とが傾斜板と第1のリブ板と第2のリブ板とを介して傾斜板上に着脱自在に取り付けられるため、傾斜板上に加工を施すことなく任意の第1のリブ板及び第2のリブ板の位置において、コイル等の重量物の軸方向への移動を阻止することが可能となる。
【0023】
【発明の実施の形態】
図1はこの発明の第1の実施の形態による重量物用パレットの使用状態を示した分解斜視図である。
【0024】
図1を参照して、重量物用パレット1は一対の支持部材13a及び13bが平行になるよう配置され、これらの支持部材13a及び13bの両端部を支持するように外枠部材2a及び2bが支持部材13a及び13bの軸方向に直交する方法に配置されている。そして、支持部材13a及び13bの各々の両端部と外枠部材2a及び2bが互いに溶接接合されている。重量物用パレット1の四隅の位置、すなわち外枠部材2a及び2bの各々の両端の下部には、コンテナシャーシ14により支持されるコーナフィティング8a〜8dが取り付けられている。外枠部材2a及び2bの各々の両端部にはまた、コーナー板12a〜12dが取り付けられ、これらのコーナー板12a〜12dを重量物用パレット1の長手方向に架け渡すように、上部には上部ガイド9a及び9bが、下部には下部ガイド10a及び10bが取り付けられている。
【0025】
支持部材13a及び13bの各々の上部には、互いに近づく向きに下降し円筒形状積載物の外周側壁を支持することができる傾斜面が形成されており、この支持部材13a及び13bの両方の傾斜面に渡ってコイル11a及び11bが積載されている。そして、コイル11a及び11bは、ワイヤーロープ等でその外周側壁を囲うように支持部材13a及び13bに結束されており、コイル11a及び11bの軸と直交する方向への移動がより強固に阻止されている。
【0026】
タンクコンテナ用セミトレーラーのコンテナシャーシ14は、その上部に、矩形形状の四隅に位置するツイストロックピン15a〜15dが取り付けられており、この4点のツイストロックピン15a〜15dを介してのみ、搭載される専用パレットを支持できる構造を有している。
【0027】
重量物用パレット1をコンテナシャーシ14に搭載する場合は、その四隅に取り付けられた被支持部であるコーナフィティング8a〜8dの各々を、対応する位置のツイストロックピン15a〜15dによって支持するように連結する。
【0028】
また、重量物用パレット1には、輸送中の積載物の保護のために幌装置17を取り付けることが可能であり、その取り付けは、幌装置17の下部と重量物用パレット1の長手方向に平行に取り付けられた上部ガイド9の各々及び下部ガイド10の各々とを図示しない連結手段によって接続することにより行われる。
【0029】
図2は図1に示した重量物用パレットの斜視図であり、図3は図2のIII−IIIラインの断面図であり、図4は図2のIV−IVラインの断面図である。
【0030】
図2から図4を参照して、重量物用パレット1における一方の支持部材13aは、他方の支持部材13bへと近づく方向に対して下方に約35度の傾斜がつけられた傾斜板3aと、傾斜板3aの下方に位置し水平に配置された底板5aと、傾斜板3aの下面のほぼ中央と底板5aの上面のほぼ中央を架け渡すように垂直に配置され、互いに溶接接合された支持板4aとから構成される。傾斜板3aは、その軸方向のほぼ中央から一定の範囲において、他の部分より幅が広くなるように幅広部18aが形成されている。更に、支持部材13aはその軸方向と直交する方向に取り付けられ、所定の間隔で取り付けられた第1のリブ板6a〜6kと第2のリブ板19a〜19kとを含む。第1のリブ板6a〜6kは、傾斜板3aの外方の下面と、支持板4aの外方の面と、底板5aの外方の上面とにその端縁が溶接接合されている。第2のリブ板19a〜19kは傾斜板3aの内方の下面と、支持板4aの内方の面と、底板5aの内方の上面とにその端縁が溶接接合されている。また、第1のリブ板6と第2のリブ板19とは同数で、且つ各々が同一面内に含まれるよう配置されている。
【0031】
支持部材13bもまた、傾斜板3bと支持板4bと底板5bと第1のリブ板7a〜7kと第2のリブ板20a〜20kとから構成され、支持部材13aとはそれらの軸方向に平行な軸を中心として対称形状を有している。
【0032】
外枠部材2a及び2bは互いに平行に配置されたH型鋼又はI型鋼よりなり、各々のH型鋼等における平行な二面が水平になる向きに配置されている。
【0033】
支持部材13a及び13bの端部は、外枠部材2a及び2bの内部に挿入され、外枠部材2a及び2bの垂直な面に接合されている。すなわち、傾斜板3a及び3bの各々の両端部と、支持板4a及び4bの各々の両端部と、底板5a及び5bの各々の両端部とが、外枠部材2a及び2bに直接接合されている。
【0034】
このように支持部材13a及び13bの各々の両端部を外枠部材2a及び2bでのみ支持しているため、傾斜板3a及び3b上にコイル11等の重量物を積載すると、傾斜板3a及び3bにかかる荷重は外枠部材13a及び13bを構成する各部に分散しつつ、すべての荷重が外枠部材2a及び2bに伝達されることになる。
【0035】
更に、外枠部材2a及び2bの各々の両端の下部には、外枠部材2a及び2bを支持するためのコーナフィティング8a〜8dが取り付けられており、外枠部材2a及び2bにかかる荷重は最終的にはすべて、コーナフィティング8a〜8dに伝達されることになる。したがって、重量物用パレット1は四隅のコーナフィティング8a〜8dのみで荷重が支持されるため、タンクコンテナ専用セミトレーラーに搭載することが可能となる。
【0036】
ここで、重量物用パレット1の使用状態について説明する。図3を参照して、コイル11を積載すると、その外周側壁部分が一対の傾斜板3a及び3bによって支持され、コイル11の軸と直交する方向への転がりが阻止される。また、傾斜板の中央部分に形成された幅広部18では、積載物の外周側壁を支持しうる範囲が大きくなるため、直径がより大きな円筒形状の重量物をも積載することが可能となる。
【0037】
図5はこの発明の第2の実施の形態による重量物用パレットのほぼ中央部分を示した斜視図であり、図6は図5のVI−VIラインから見た図である。重量物用パレットの基本的な構成は第1の実施の形態と同一であるので、ここでは相違点のみを説明する。
【0038】
図5を参照して、支持部材13a及び13bの軸方向と直交する方向の、傾斜板3a及び3b上面に、傾斜板上端部には第1の固定具22a〜22dが取り付けられ、傾斜板下端部には第2の固定具25a〜25dが取り付けられている。そして、第1の固定具22a〜22dと第2の固定具25a〜25dとに挟まれるように、傾斜板上端部から傾斜板下端部へと向かってほぼ矩形形状の移動阻止板29a〜29dが設置される。これら四組の第1の固定具と第2の固定具及び移動阻止板は、すべて同一の構造であるので、以降の説明では、これらの傾斜板上の配置については図5の第1の固定具22dと第2の固定具25dと移動阻止板29dを参照して説明するものとする。
【0039】
図5及び図6を参照して、移動阻止板29dは傾斜板3bの軸方向と直交して上面に対してほぼ垂直に設置することができるほぼ矩形形状の平板であり、長手方向の長さは設置位置における傾斜板3bの幅とほぼ同じに形成されている。また、移動阻止板29dの厚さTは、傾斜板3b上へ設置される側から傾斜板3bの垂直方向に向かうにつれて、厚みが小さくなるように形成されている。
【0040】
第1の固定具22dは、傾斜板3bの斜面上端部に取り付けられた第1の支持部材23dと第2の支持部材24dとからなる。第1の支持部材23dと第2の支持部材24dとは、移動阻止板29dを斜面上端部から斜面下端部に向かって挿入自在に取り付けた際に、移動阻止板29dの両面をそれぞれ支持できるように間隔をあけて配置されている。この間隔の大きさは、移動阻止板29dの厚みに沿って、傾斜板3b上面から離れるにつれて狭まるように傾斜が形成されている。
【0041】
第2の固定具25dは、傾斜板3bの斜面下端部に取り付けられた第1の支持部材26dと第2の支持部材28dとストッパー部材27dとからなる。これらの第1の支持部材26dと第2の支持部材28dは、第1の固定具22dにおける第1の支持部材23dと第2の支持部材24dと同様の間隔と傾斜を形成するように配置されている。ストッパー部材27dは、第1の支持部材26dと第2の支持部材28dとの最も斜面下端側で挟まれるように位置し、第1の支持部材26dと第2の支持部材28dと傾斜板3bとに固定されている。
【0042】
移動阻止板29dを傾斜板3b上に取り付ける場合は、移動阻止板29dの設置される側の面を傾斜板3bに接しつつ、移動阻止板29dの長手方向の先端部を第1の固定具22dの第1の支持部材23dと第2の支持部材24dとの間に挿入する。移動阻止板29dが傾斜板3bの軸方向と直交する方向に、斜面上端部から斜面下端部に向かって更に移動阻止板29dを進行させ、第2の固定具25dの第1の支持部材26dと第2の支持部材28dとの間に挿入する。更に移動阻止板29dを斜面下端部に向かって進行させると、移動阻止板29dの長手方向の先端部が第2の固定具25dのストッパー部材27dに当接し、移動阻止板29dの取り付けが完了する。
【0043】
コイル等の重量物を積載する場合は、図6に示すように、積載物の保護のために傾斜板3b上に敷板30等の緩衝材料を敷設し、その上部にコイル等を積載する。敷板30の厚さは、第1の固定具22a〜22d及び第2の固定具25a〜25dの高さより大きく設定されている。これにより、コイル等が第1の固定具22a〜22d及び第2の固定具25a〜25dに直接触れることがなく、コイル等に損傷を与えない。そして、コイル等の設置には、隣接する移動阻止板29a〜29dとの間に木材等を挿入固定する。コイル等が輸送中にその軸方向に移動しようとした場合、移動阻止板29a〜29dは第1の固定具22a〜22d及び第2の固定具25a〜25dを介して傾斜板3a及び3bの軸方向に固定されているため、木材等を介してコイル等の軸方向への移動を阻止することができる。
【0044】
また、輸送中に重量物用パレット1が傾斜板3a又は3bと垂直な方向に振動した場合でも、第1の固定具22a〜22d及び第2の固定具25a〜25dに形成された間隔の上部の幅Wは、移動阻止板29a〜29dの設置される側の厚さTより小さいため、移動阻止板29a〜29dが傾斜板3a又は3bの垂直な方向へと脱離することが防止される。また、移動阻止板29a〜29dには常に、傾斜板3a及び3bに対して下部方向に重力が加わっているため、傾斜板3a又は3bに沿って抜け出るおそれもない。
【0045】
図7は、この発明の第2の実施の形態における移動阻止板の他の例を示した図であって、図6に対応する図である。移動阻止板31の形状が図6の移動阻止板29dと相違するのみで、他の部分はすべて同一である。
【0046】
図を参照して、移動阻止板31は厚さがほぼ均一な矩形状の平板により構成され、傾斜板3bへの設置側の端部に突起部材32a及び32bがそれぞれ取り付けられている。第1の固定具22dにおける第1の支持部材23dと第2の支持部材24dとの間の間隔は、傾斜板3bの上面から垂直な方向に向かって狭まるように形成されており、その上部における最も幅の狭い部分の幅Wは、移動阻止板31と突起部材32a及び32bの厚さの合計Tより小さくなるように形成されている。第2の固定具25dにおける第1の支持部材26dと第2の支持部材28dとの間隔も、これと同様に形成されている。
【0047】
移動阻止板31を同様の方法で取り付けた後は、重量物用パレット1が傾斜板3bと垂直な方向に振動しても、第1の固定具22d及び第2の固定具25dに形成された間隔の上部の幅Wは、移動阻止板31と突起部材32a及び32bの厚さの合計Tより小さいため、移動阻止板31の傾斜板3bとの垂直な方向への脱離が防止される。
【0048】
図8は、この発明の第3の実施の形態による重量物用パレットの支持部材の一部破断斜視図であって、支持部材に対して移動阻止手段が係合する前後の状態を各々示した図である。支持部材の基本的な構造は第1の実施の形態と同一であるので、ここでは相違点のみを説明する。また、ここでは一方の支持部材13aに対する移動阻止手段の取り付けのみ説明する。
【0049】
図8の(1)に示すように、支持部材13aにおいては、第1のリブ板6の幅が支持板4aの外面から傾斜板3aの端部にまで及び、第2のリブ板19の幅が支持板4aの内面から傾斜板3aの端部にまで及ぶ点が異なっている。
【0050】
また、移動阻止部材35と固定部材40とからなる移動阻止手段を備えている点が異なっている。
【0051】
移動阻止部材35は、移動阻止板36と一対の係止板37a及び37bとから構成される。移動阻止板36は傾斜板3aの軸方向と直交して上面に対してほぼ垂直に設置することができるほぼ矩形形状の平板であり、長手方向の長さは設置位置における傾斜板3aの幅よりやや長く形成されている。移動阻止板36の長手方向の一方の端部には、後述する固定部材40のピン43と係合しうる切欠溝38が形成されている。移動阻止板36の長手方向の他方の端部には、一対の係止板37a及び37bが移動阻止板36を挟むように取り付けられている。係止板37aと37bとの間隔は、第2のリブ板19を挿入できる間隔に形成されている。また、係止板37a及び37bには、移動阻止板36の設置される側の長辺と係止板37a及び37bとの間に、傾斜板3aの斜面下端部分を挿入可能な幅のスペース34を形成できるように、突出部39a及び39bが形成されている。
【0052】
一方、固定部材40は一対の係止板41a及び41bと、所定の間隔をあけてこれらの係止板41a及び41bを連結する連結板42と、係止板41a及び41bとの間隔に取り付けられ移動阻止板36の切欠溝38と係合し得るピン43とからなる。係止板41aと41bとの間隔は、第1のリブ板6が挿入できる間隔に形成されている。また、係止板41a及び41bの形状は、固定部材40が移動阻止部材35に取り付けられた際に、移動阻止板36の設置される側の長辺と係止板41a及び41bとの間に傾斜板3aの斜面上端部を挿入可能な幅のスペース45を形成できるように、係止板41a及び41bには突出部44a及び44bが形成されている。
【0053】
ここで、移動阻止部材35と固定部材40とを傾斜板3a上に設置する方法について説明する。まず、移動阻止部材35は、移動阻止板36の設置側の長辺を傾斜板3aに接するようにし、係止板37a及び37bが傾斜板3aの斜面下端部側に位置するように配置する。そして、係止板37a及び37bの突出部39a及び39bと移動阻止板36との間のスペース34に傾斜板3aの斜面下端部が位置し、且つ、係止板37aと37bとの間隔に第2のリブ板19が位置するように、移動阻止部材35を傾斜板3aの上方に向かって少し移動させて取り付ける。
【0054】
次に、固定部材40のピン43を移動阻止部材35の切欠溝38の入り口に係合させる。そして、係止板41a及び41bの突出部44a及び44bと移動阻止板36との間のスペース45に傾斜板3aの斜面上端部が位置し、且つ、係止板41aと41bとの間隔に第2のリブ板19と同一面内の第1のリブ板6が位置するように切欠溝38に沿ってピン43を更に進行させて完全に係合させる。
【0055】
図8の(2)に示すように、移動阻止板36の切欠溝38と固定部材40のピン43とが完全に係合した状態では、第1のリブ板6と第2のリブ板19のそれぞれを一対の係止板37a及び37bと、一対の係止板41a及び41bで挟み込んでいるため、移動阻止板36が支持部材13aの軸方向に対して固定される。
【0056】
また、傾斜板3a及び3bの斜面上端部と斜面下端部との二点において、それぞれの係止板の突出部と移動阻止板との間のスペース34とスペース45とで挟み込んでいるため、重量物用パレット1が傾斜板3a又は3bと垂直な方向に振動しても、移動阻止板36の傾斜板3a又は3bとの垂直な方向への脱離が防止される。更に、移動阻止部材35及び固定部材40は、傾斜板3a及び3bをその軸と直交する方向の両側から挟み込むように取り付けられているので、傾斜板3a又は3bに沿った方向の振動に対しても移動阻止板36の設置状態が安定する。
【0057】
移動阻止部材35と固定部材40とからなる移動阻止手段は、同一の構成の支持部材13bにも当然に取り付けが可能である。したがって、支持部材13a及び13bや、傾斜板3a及び3bに特別な加工を施すことなく、移動阻止板を取り付けることが可能になる。
【0058】
尚、上記の各実施の形態においては、支持部材13の断面構造は図3に示した形状であるが、支持部材13全体の荷重をすべて外枠部材2のみに伝達できる構造であれば、支持部材13の断面構造は他の形状でも良い。
【0059】
また、上記の第3の実施の形態においては、移動阻止手段を取り付けるために、第1のリブ板と第2のリブ板とは同一面内にある必要があるが、他の実施の形態では、このような制約は必ずしも必要ではない。
【0060】
更に、上記の各実施の形態においては、一対の支持部材の各々は互いに対称な形状であるが、このような制約は必ずしも必要ではなく、非対称に形成されていても良い。
【0061】
更に、上記の各実施の形態においては、傾斜板3の水平面に対する傾斜角度は、約35度に形成しているが、コイル等の重量物の軸と直交する方向への移動が効果的に阻止できる角度であれば良い。
【0062】
更に、上記の各実施の形態においては、外枠部材2の形状をH型鋼等としているが、重量物用パレット1の全荷重を最終的に四隅のコーナフィティング8でのみ支持することができるように構成されていれば、外枠部材2には他の形状の材料を使用しても良い。
【0063】
更に、上記の各実施の形態においては、それぞれ一定数の第1のリブ板及び第2のリブ板が含まれるが、これと同数である必要はなく、それぞれが複数枚であれば良い。
【0064】
更に、上記の第2の実施の形態においては、四組の移動阻止板29によりコイル等の軸方向の移動を阻止しているが、これらは積載すべき重量物に合わせて取り付け位置、取り付け個数を選択すれば良い。
【0065】
更に、上記の各実施の形態においては、幌装置17で重量物パレット1全体を覆う代わりに、キャップカバー等で各コイル等を個別に保護することもできる。その場合には、幌装置17を取り付けるための一対の上部ガイド9及び一対の下部ガイド10と、上部ガイド9及び下部ガイド10の被取り付け部であるコーナー板12は、必ずしも必要ではない。
【0066】
更に、上記の各実施の形態においては、タンクコンテナ専用セミトレーラーに搭載するための重量物用パレットについて説明しているが、タンクコンテナ専用セミトレーラー以外の輸送又は設置手段にも利用できることは言うまでもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施の形態による重量物用パレットの使用状態を示した分解斜視図である。
【図2】図1で示した重量物用パレットの斜視図である。
【図3】図2のIII−IIIラインの断面図である。
【図4】図2のIV−IVラインの断面図である。
【図5】この発明の第2の実施の形態による重量物用パレットのほぼ中央部分を示した斜視図である。
【図6】図5のV−Vラインから見た図である。
【図7】この発明の第2の実施の形態における移動阻止板の他の例を示した図であって、図6に対応する図である。
【図8】この発明の第3の実施の形態による重量物用パレットの支持部材の一部破断斜視図であって、その(1)は移動阻止部材と固定部材の支持部材への取り付け前の状態を示し、その(2)は取り付け後の状態を示した図である。
【符号の説明】
1…重量物用パレット
2…外枠部材
3…傾斜板
4…支持板
5…底板
6、7…第1のリブ板
8…コーナフィティング
13…支持部材
18…幅広部
19、20…第2のリブ板
22…第1の固定具
25…第2の固定具
29、31、36…移動阻止板
34、45…スペース
35…移動阻止部材
37、41…係止板
38…切欠溝
39、44…突出部
40…固定部材
43…ピン
尚、各図中同一符号は同一又は相当部分を示す。
【発明の属する技術分野】
この発明は、重量物用パレットに関し、特に円筒形状のコイル等の重量物をタンクコンテナ専用セミトレーラー等に積載するために用いる重量物用パレットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、円筒形状のコイル等の重量物を輸送する場合は、重量物の積載に適した平床トレーラーに直接コイル等を積載して輸送を行っていた。
【0003】
また、他の既存の重量物輸送用車両として、タンクコンテナ専用セミトレーラーが知られていたが、搭載可能なコンテナは専用タンクコンテナにのみ限定されており、他の積載物の輸送には供されていなかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記のような従来のコイルの輸送方法では、1つ当たり数トンもの重量を有するコイルを同時に複数個輸送するためには、輸送車両として40トンや50トンの積載量を有する平床トレーラー等を使用するしかなかった。
【0005】
また、平床トレーラーにコイル等を積載する場合は、荷台上に敷板等を敷設し、その上に直接コイル等を積載していたため、荷台上でのコイル等の移動を防止するために木材等を使用して、別途コイル等を固定する作業が必要であった。更に、平床トレーラーではコイル等の形状の重量物に特に適した荷台ではないため、荷台上における積載位置や積載物の設置方向等が規定されておらず、積み下ろし作業自体にも、特別の配慮が必要であった。
【0006】
一方、重量物輸送用に供される車両の中で、上述のようにパレットごと積載物を搭載可能なものとして、タンクコンテナ専用セミトレーラーが知られていたが、従来は専用のタンクコンテナの搭載にのみ限定されていた。なぜなら、タンクコンテナ専用セミトレーラーは搭載される専用コンテナの荷重をその四隅のみで支持する構造をとるため、タンクコンテナ専用セミトレーラーをタンクコンテナ以外の積載物の輸送に使用するためには、特有の荷重条件を満たす強度と構造を有するコンテナパレットが必要とされるからである。
【0007】
この発明は上記のような課題を解決するためになされたもので、円筒形状のコイル等の重量物を積載するためのパレットで、タンクコンテナ専用セミトレーラーにも搭載することが可能となる構造を備えた重量物用パレットを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、請求項1記載の発明は、矩形形状の四隅の位置においてのみ支持され、円筒形状のコイル等の重量物を積載するための重量物用パレットであって、各々が平行に配置され、各々のその上面が互いに近づく方向に対して下方に傾斜する傾斜板を有し、傾斜板の各々の上で重量物の外周側壁を支持することができる1対の支持部材と、支持部材の軸方向に直交する方向に配置され、支持部材の各々の両端部を支持する1対の外枠部材と、外枠部材の各々の両端部側に設けられ、四隅の位置に対応する4つの被支持部材とを備えたものである。
【0009】
このように構成すると、円筒形状の積載物の中心軸と直交する方向への転がりが阻止されると共に、重量物の荷重が支持部材及び外枠部材を介して被支持部材に伝達される。
【0010】
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明の構成において、支持部材の各々は、傾斜板の下方において軸方向に延びると共に水平に配置された矩形形状の底板と、底板の上部のほぼ中央部と傾斜板の下面のほぼ中央部との間を垂直方向に架け渡すように接続された矩形形状の支持板と、軸方向と直交する方向に所定間隔で配置され、傾斜板の外方側の下面と支持板の外方側の面と底板の外方側の上面とにその外縁が接した状態で接続された複数の第1のリブ板と、軸方向と直交する方向に所定間隔で配置され、傾斜板の内方側の下面と支持板の内方側の面と底板の内方側の上面とにその外縁が接した状態で接続された複数の第2のリブ板とを含むものである。
【0011】
このように構成すると、傾斜板にかかる荷重が、支持板と複数の第1のリブ板と複数の第2のリブ板とを介して底板にも伝達されると共に、支持部材の断面二次モーメントが増加する。
【0012】
請求項3記載の発明は、請求項1又は請求項2記載の発明の構成において、支持部材の各々は軸方向に平行な軸を中心として対称形状を有しており、傾斜板の各々は、軸方向の所定範囲における軸方向と直交する方向の幅が、所定範囲外における幅より大きくなるように形成されたものである。
【0013】
このように構成すると、傾斜板上面において円筒形状重量物の外周側壁を支持することのできる範囲が大きくなる。
【0014】
請求項4記載の発明は、請求項1から請求項3に記載の発明の構成において、
軸方向と直交する方向において、傾斜板の斜面上端部から斜面下端部に向かって傾斜板の上面に対してほぼ垂直になるように設置することができるほぼ矩形形状の移動阻止板と、斜面上端部から所定範囲において傾斜板の上面に固定され、移動阻止板を両面から支持する第1の固定具と、斜面下端部から所定範囲において傾斜板の上面に固定され、移動阻止板を両面から支持すると共に、移動阻止板の斜面下端部方向への移動を阻止する手段を備えた第2の固定具とからなる移動阻止手段を更に備えたものである。
【0015】
このように構成すると、移動阻止板が第1の固定具と第2の固定具とを介して傾斜板上面に着脱自在に設置される。
【0016】
請求項5記載の発明は、請求項2記載の発明の構成において、第1のリブ板と第2のリブ板とは同数であり、各々は同一面内に配置され、傾斜板の斜面上端部から斜面下端部に向かって傾斜板の上面に対してほぼ垂直となるように設置することができるほぼ矩形形状の移動阻止板と、移動阻止板の長手方向の一方端部に形成された被連結部と、移動阻止板の長手方向の他方端部において移動阻止板を挟むように接続された一対の平板状の第1の係止板とを備え、第1の係止板の各々の一部と移動阻止板の設置側の辺との間に一定の第1スペースが形成された移動阻止部材と、被連結部に着脱自在に係合し、移動阻止板を挟むように配置される一対の平板状の第2の係止板を備え、係合時において第2の係止板の各々の一部と移動阻止板の設置側の辺との間に一定の第2スペースが形成される固定部材とからなる移動阻止手段を更に備え、使用時において、第1スペースに傾斜板の斜面下端部が位置し、且つ第1の係止板の各々の間に第2のリブ板の1つが位置するように移動阻止部材を取り付け、この状態で固定部材を移動阻止部材の被連結部に係合させて、第2スペースに傾斜板の斜面上端部が位置し、且つ第2の係止板の各々の間に第2のリブ板の1つと同一面内に位置する第1のリブ板の1つが位置するように固定部材を取り付けるものである。
【0017】
このように構成すると、移動阻止部材と固定部材とが、傾斜板と第1のリブ板と第2のリブ板とを介して傾斜板上面に着脱自在に設置される。
【0018】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1記載の発明は、円筒形状の積載物が安定して保持されると共に、重量物の荷重が支持部材及び外枠部材を介して被支持部材に伝達されるので、タンクコンテナ専用セミトレーラー等の四隅で支持する輸送手段での輸送が可能となる。
【0019】
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明の効果に加えて、傾斜板にかかる重量物の荷重が支持板と第1のリブ板と第2のリブ板とを介して底板にも分散されると共に、支持部材の断面二次モーメントが増加するので支持部材の強度が増す。
【0020】
請求項3記載の発明は、請求項1又は請求項2記載の発明の効果に加えて、より径の大きなコイル等の重量物を積載することが可能となる。
【0021】
請求項4記載の発明は、請求項1から請求項3に記載のいずれかの発明の効果に加えて、傾斜板上に設置した移動阻止板によってコイル等の重量物の軸方向への移動を阻止することが可能となる。
【0022】
請求項5記載の発明は、請求項2記載の発明の効果に加えて、移動阻止部材と固定部材とが傾斜板と第1のリブ板と第2のリブ板とを介して傾斜板上に着脱自在に取り付けられるため、傾斜板上に加工を施すことなく任意の第1のリブ板及び第2のリブ板の位置において、コイル等の重量物の軸方向への移動を阻止することが可能となる。
【0023】
【発明の実施の形態】
図1はこの発明の第1の実施の形態による重量物用パレットの使用状態を示した分解斜視図である。
【0024】
図1を参照して、重量物用パレット1は一対の支持部材13a及び13bが平行になるよう配置され、これらの支持部材13a及び13bの両端部を支持するように外枠部材2a及び2bが支持部材13a及び13bの軸方向に直交する方法に配置されている。そして、支持部材13a及び13bの各々の両端部と外枠部材2a及び2bが互いに溶接接合されている。重量物用パレット1の四隅の位置、すなわち外枠部材2a及び2bの各々の両端の下部には、コンテナシャーシ14により支持されるコーナフィティング8a〜8dが取り付けられている。外枠部材2a及び2bの各々の両端部にはまた、コーナー板12a〜12dが取り付けられ、これらのコーナー板12a〜12dを重量物用パレット1の長手方向に架け渡すように、上部には上部ガイド9a及び9bが、下部には下部ガイド10a及び10bが取り付けられている。
【0025】
支持部材13a及び13bの各々の上部には、互いに近づく向きに下降し円筒形状積載物の外周側壁を支持することができる傾斜面が形成されており、この支持部材13a及び13bの両方の傾斜面に渡ってコイル11a及び11bが積載されている。そして、コイル11a及び11bは、ワイヤーロープ等でその外周側壁を囲うように支持部材13a及び13bに結束されており、コイル11a及び11bの軸と直交する方向への移動がより強固に阻止されている。
【0026】
タンクコンテナ用セミトレーラーのコンテナシャーシ14は、その上部に、矩形形状の四隅に位置するツイストロックピン15a〜15dが取り付けられており、この4点のツイストロックピン15a〜15dを介してのみ、搭載される専用パレットを支持できる構造を有している。
【0027】
重量物用パレット1をコンテナシャーシ14に搭載する場合は、その四隅に取り付けられた被支持部であるコーナフィティング8a〜8dの各々を、対応する位置のツイストロックピン15a〜15dによって支持するように連結する。
【0028】
また、重量物用パレット1には、輸送中の積載物の保護のために幌装置17を取り付けることが可能であり、その取り付けは、幌装置17の下部と重量物用パレット1の長手方向に平行に取り付けられた上部ガイド9の各々及び下部ガイド10の各々とを図示しない連結手段によって接続することにより行われる。
【0029】
図2は図1に示した重量物用パレットの斜視図であり、図3は図2のIII−IIIラインの断面図であり、図4は図2のIV−IVラインの断面図である。
【0030】
図2から図4を参照して、重量物用パレット1における一方の支持部材13aは、他方の支持部材13bへと近づく方向に対して下方に約35度の傾斜がつけられた傾斜板3aと、傾斜板3aの下方に位置し水平に配置された底板5aと、傾斜板3aの下面のほぼ中央と底板5aの上面のほぼ中央を架け渡すように垂直に配置され、互いに溶接接合された支持板4aとから構成される。傾斜板3aは、その軸方向のほぼ中央から一定の範囲において、他の部分より幅が広くなるように幅広部18aが形成されている。更に、支持部材13aはその軸方向と直交する方向に取り付けられ、所定の間隔で取り付けられた第1のリブ板6a〜6kと第2のリブ板19a〜19kとを含む。第1のリブ板6a〜6kは、傾斜板3aの外方の下面と、支持板4aの外方の面と、底板5aの外方の上面とにその端縁が溶接接合されている。第2のリブ板19a〜19kは傾斜板3aの内方の下面と、支持板4aの内方の面と、底板5aの内方の上面とにその端縁が溶接接合されている。また、第1のリブ板6と第2のリブ板19とは同数で、且つ各々が同一面内に含まれるよう配置されている。
【0031】
支持部材13bもまた、傾斜板3bと支持板4bと底板5bと第1のリブ板7a〜7kと第2のリブ板20a〜20kとから構成され、支持部材13aとはそれらの軸方向に平行な軸を中心として対称形状を有している。
【0032】
外枠部材2a及び2bは互いに平行に配置されたH型鋼又はI型鋼よりなり、各々のH型鋼等における平行な二面が水平になる向きに配置されている。
【0033】
支持部材13a及び13bの端部は、外枠部材2a及び2bの内部に挿入され、外枠部材2a及び2bの垂直な面に接合されている。すなわち、傾斜板3a及び3bの各々の両端部と、支持板4a及び4bの各々の両端部と、底板5a及び5bの各々の両端部とが、外枠部材2a及び2bに直接接合されている。
【0034】
このように支持部材13a及び13bの各々の両端部を外枠部材2a及び2bでのみ支持しているため、傾斜板3a及び3b上にコイル11等の重量物を積載すると、傾斜板3a及び3bにかかる荷重は外枠部材13a及び13bを構成する各部に分散しつつ、すべての荷重が外枠部材2a及び2bに伝達されることになる。
【0035】
更に、外枠部材2a及び2bの各々の両端の下部には、外枠部材2a及び2bを支持するためのコーナフィティング8a〜8dが取り付けられており、外枠部材2a及び2bにかかる荷重は最終的にはすべて、コーナフィティング8a〜8dに伝達されることになる。したがって、重量物用パレット1は四隅のコーナフィティング8a〜8dのみで荷重が支持されるため、タンクコンテナ専用セミトレーラーに搭載することが可能となる。
【0036】
ここで、重量物用パレット1の使用状態について説明する。図3を参照して、コイル11を積載すると、その外周側壁部分が一対の傾斜板3a及び3bによって支持され、コイル11の軸と直交する方向への転がりが阻止される。また、傾斜板の中央部分に形成された幅広部18では、積載物の外周側壁を支持しうる範囲が大きくなるため、直径がより大きな円筒形状の重量物をも積載することが可能となる。
【0037】
図5はこの発明の第2の実施の形態による重量物用パレットのほぼ中央部分を示した斜視図であり、図6は図5のVI−VIラインから見た図である。重量物用パレットの基本的な構成は第1の実施の形態と同一であるので、ここでは相違点のみを説明する。
【0038】
図5を参照して、支持部材13a及び13bの軸方向と直交する方向の、傾斜板3a及び3b上面に、傾斜板上端部には第1の固定具22a〜22dが取り付けられ、傾斜板下端部には第2の固定具25a〜25dが取り付けられている。そして、第1の固定具22a〜22dと第2の固定具25a〜25dとに挟まれるように、傾斜板上端部から傾斜板下端部へと向かってほぼ矩形形状の移動阻止板29a〜29dが設置される。これら四組の第1の固定具と第2の固定具及び移動阻止板は、すべて同一の構造であるので、以降の説明では、これらの傾斜板上の配置については図5の第1の固定具22dと第2の固定具25dと移動阻止板29dを参照して説明するものとする。
【0039】
図5及び図6を参照して、移動阻止板29dは傾斜板3bの軸方向と直交して上面に対してほぼ垂直に設置することができるほぼ矩形形状の平板であり、長手方向の長さは設置位置における傾斜板3bの幅とほぼ同じに形成されている。また、移動阻止板29dの厚さTは、傾斜板3b上へ設置される側から傾斜板3bの垂直方向に向かうにつれて、厚みが小さくなるように形成されている。
【0040】
第1の固定具22dは、傾斜板3bの斜面上端部に取り付けられた第1の支持部材23dと第2の支持部材24dとからなる。第1の支持部材23dと第2の支持部材24dとは、移動阻止板29dを斜面上端部から斜面下端部に向かって挿入自在に取り付けた際に、移動阻止板29dの両面をそれぞれ支持できるように間隔をあけて配置されている。この間隔の大きさは、移動阻止板29dの厚みに沿って、傾斜板3b上面から離れるにつれて狭まるように傾斜が形成されている。
【0041】
第2の固定具25dは、傾斜板3bの斜面下端部に取り付けられた第1の支持部材26dと第2の支持部材28dとストッパー部材27dとからなる。これらの第1の支持部材26dと第2の支持部材28dは、第1の固定具22dにおける第1の支持部材23dと第2の支持部材24dと同様の間隔と傾斜を形成するように配置されている。ストッパー部材27dは、第1の支持部材26dと第2の支持部材28dとの最も斜面下端側で挟まれるように位置し、第1の支持部材26dと第2の支持部材28dと傾斜板3bとに固定されている。
【0042】
移動阻止板29dを傾斜板3b上に取り付ける場合は、移動阻止板29dの設置される側の面を傾斜板3bに接しつつ、移動阻止板29dの長手方向の先端部を第1の固定具22dの第1の支持部材23dと第2の支持部材24dとの間に挿入する。移動阻止板29dが傾斜板3bの軸方向と直交する方向に、斜面上端部から斜面下端部に向かって更に移動阻止板29dを進行させ、第2の固定具25dの第1の支持部材26dと第2の支持部材28dとの間に挿入する。更に移動阻止板29dを斜面下端部に向かって進行させると、移動阻止板29dの長手方向の先端部が第2の固定具25dのストッパー部材27dに当接し、移動阻止板29dの取り付けが完了する。
【0043】
コイル等の重量物を積載する場合は、図6に示すように、積載物の保護のために傾斜板3b上に敷板30等の緩衝材料を敷設し、その上部にコイル等を積載する。敷板30の厚さは、第1の固定具22a〜22d及び第2の固定具25a〜25dの高さより大きく設定されている。これにより、コイル等が第1の固定具22a〜22d及び第2の固定具25a〜25dに直接触れることがなく、コイル等に損傷を与えない。そして、コイル等の設置には、隣接する移動阻止板29a〜29dとの間に木材等を挿入固定する。コイル等が輸送中にその軸方向に移動しようとした場合、移動阻止板29a〜29dは第1の固定具22a〜22d及び第2の固定具25a〜25dを介して傾斜板3a及び3bの軸方向に固定されているため、木材等を介してコイル等の軸方向への移動を阻止することができる。
【0044】
また、輸送中に重量物用パレット1が傾斜板3a又は3bと垂直な方向に振動した場合でも、第1の固定具22a〜22d及び第2の固定具25a〜25dに形成された間隔の上部の幅Wは、移動阻止板29a〜29dの設置される側の厚さTより小さいため、移動阻止板29a〜29dが傾斜板3a又は3bの垂直な方向へと脱離することが防止される。また、移動阻止板29a〜29dには常に、傾斜板3a及び3bに対して下部方向に重力が加わっているため、傾斜板3a又は3bに沿って抜け出るおそれもない。
【0045】
図7は、この発明の第2の実施の形態における移動阻止板の他の例を示した図であって、図6に対応する図である。移動阻止板31の形状が図6の移動阻止板29dと相違するのみで、他の部分はすべて同一である。
【0046】
図を参照して、移動阻止板31は厚さがほぼ均一な矩形状の平板により構成され、傾斜板3bへの設置側の端部に突起部材32a及び32bがそれぞれ取り付けられている。第1の固定具22dにおける第1の支持部材23dと第2の支持部材24dとの間の間隔は、傾斜板3bの上面から垂直な方向に向かって狭まるように形成されており、その上部における最も幅の狭い部分の幅Wは、移動阻止板31と突起部材32a及び32bの厚さの合計Tより小さくなるように形成されている。第2の固定具25dにおける第1の支持部材26dと第2の支持部材28dとの間隔も、これと同様に形成されている。
【0047】
移動阻止板31を同様の方法で取り付けた後は、重量物用パレット1が傾斜板3bと垂直な方向に振動しても、第1の固定具22d及び第2の固定具25dに形成された間隔の上部の幅Wは、移動阻止板31と突起部材32a及び32bの厚さの合計Tより小さいため、移動阻止板31の傾斜板3bとの垂直な方向への脱離が防止される。
【0048】
図8は、この発明の第3の実施の形態による重量物用パレットの支持部材の一部破断斜視図であって、支持部材に対して移動阻止手段が係合する前後の状態を各々示した図である。支持部材の基本的な構造は第1の実施の形態と同一であるので、ここでは相違点のみを説明する。また、ここでは一方の支持部材13aに対する移動阻止手段の取り付けのみ説明する。
【0049】
図8の(1)に示すように、支持部材13aにおいては、第1のリブ板6の幅が支持板4aの外面から傾斜板3aの端部にまで及び、第2のリブ板19の幅が支持板4aの内面から傾斜板3aの端部にまで及ぶ点が異なっている。
【0050】
また、移動阻止部材35と固定部材40とからなる移動阻止手段を備えている点が異なっている。
【0051】
移動阻止部材35は、移動阻止板36と一対の係止板37a及び37bとから構成される。移動阻止板36は傾斜板3aの軸方向と直交して上面に対してほぼ垂直に設置することができるほぼ矩形形状の平板であり、長手方向の長さは設置位置における傾斜板3aの幅よりやや長く形成されている。移動阻止板36の長手方向の一方の端部には、後述する固定部材40のピン43と係合しうる切欠溝38が形成されている。移動阻止板36の長手方向の他方の端部には、一対の係止板37a及び37bが移動阻止板36を挟むように取り付けられている。係止板37aと37bとの間隔は、第2のリブ板19を挿入できる間隔に形成されている。また、係止板37a及び37bには、移動阻止板36の設置される側の長辺と係止板37a及び37bとの間に、傾斜板3aの斜面下端部分を挿入可能な幅のスペース34を形成できるように、突出部39a及び39bが形成されている。
【0052】
一方、固定部材40は一対の係止板41a及び41bと、所定の間隔をあけてこれらの係止板41a及び41bを連結する連結板42と、係止板41a及び41bとの間隔に取り付けられ移動阻止板36の切欠溝38と係合し得るピン43とからなる。係止板41aと41bとの間隔は、第1のリブ板6が挿入できる間隔に形成されている。また、係止板41a及び41bの形状は、固定部材40が移動阻止部材35に取り付けられた際に、移動阻止板36の設置される側の長辺と係止板41a及び41bとの間に傾斜板3aの斜面上端部を挿入可能な幅のスペース45を形成できるように、係止板41a及び41bには突出部44a及び44bが形成されている。
【0053】
ここで、移動阻止部材35と固定部材40とを傾斜板3a上に設置する方法について説明する。まず、移動阻止部材35は、移動阻止板36の設置側の長辺を傾斜板3aに接するようにし、係止板37a及び37bが傾斜板3aの斜面下端部側に位置するように配置する。そして、係止板37a及び37bの突出部39a及び39bと移動阻止板36との間のスペース34に傾斜板3aの斜面下端部が位置し、且つ、係止板37aと37bとの間隔に第2のリブ板19が位置するように、移動阻止部材35を傾斜板3aの上方に向かって少し移動させて取り付ける。
【0054】
次に、固定部材40のピン43を移動阻止部材35の切欠溝38の入り口に係合させる。そして、係止板41a及び41bの突出部44a及び44bと移動阻止板36との間のスペース45に傾斜板3aの斜面上端部が位置し、且つ、係止板41aと41bとの間隔に第2のリブ板19と同一面内の第1のリブ板6が位置するように切欠溝38に沿ってピン43を更に進行させて完全に係合させる。
【0055】
図8の(2)に示すように、移動阻止板36の切欠溝38と固定部材40のピン43とが完全に係合した状態では、第1のリブ板6と第2のリブ板19のそれぞれを一対の係止板37a及び37bと、一対の係止板41a及び41bで挟み込んでいるため、移動阻止板36が支持部材13aの軸方向に対して固定される。
【0056】
また、傾斜板3a及び3bの斜面上端部と斜面下端部との二点において、それぞれの係止板の突出部と移動阻止板との間のスペース34とスペース45とで挟み込んでいるため、重量物用パレット1が傾斜板3a又は3bと垂直な方向に振動しても、移動阻止板36の傾斜板3a又は3bとの垂直な方向への脱離が防止される。更に、移動阻止部材35及び固定部材40は、傾斜板3a及び3bをその軸と直交する方向の両側から挟み込むように取り付けられているので、傾斜板3a又は3bに沿った方向の振動に対しても移動阻止板36の設置状態が安定する。
【0057】
移動阻止部材35と固定部材40とからなる移動阻止手段は、同一の構成の支持部材13bにも当然に取り付けが可能である。したがって、支持部材13a及び13bや、傾斜板3a及び3bに特別な加工を施すことなく、移動阻止板を取り付けることが可能になる。
【0058】
尚、上記の各実施の形態においては、支持部材13の断面構造は図3に示した形状であるが、支持部材13全体の荷重をすべて外枠部材2のみに伝達できる構造であれば、支持部材13の断面構造は他の形状でも良い。
【0059】
また、上記の第3の実施の形態においては、移動阻止手段を取り付けるために、第1のリブ板と第2のリブ板とは同一面内にある必要があるが、他の実施の形態では、このような制約は必ずしも必要ではない。
【0060】
更に、上記の各実施の形態においては、一対の支持部材の各々は互いに対称な形状であるが、このような制約は必ずしも必要ではなく、非対称に形成されていても良い。
【0061】
更に、上記の各実施の形態においては、傾斜板3の水平面に対する傾斜角度は、約35度に形成しているが、コイル等の重量物の軸と直交する方向への移動が効果的に阻止できる角度であれば良い。
【0062】
更に、上記の各実施の形態においては、外枠部材2の形状をH型鋼等としているが、重量物用パレット1の全荷重を最終的に四隅のコーナフィティング8でのみ支持することができるように構成されていれば、外枠部材2には他の形状の材料を使用しても良い。
【0063】
更に、上記の各実施の形態においては、それぞれ一定数の第1のリブ板及び第2のリブ板が含まれるが、これと同数である必要はなく、それぞれが複数枚であれば良い。
【0064】
更に、上記の第2の実施の形態においては、四組の移動阻止板29によりコイル等の軸方向の移動を阻止しているが、これらは積載すべき重量物に合わせて取り付け位置、取り付け個数を選択すれば良い。
【0065】
更に、上記の各実施の形態においては、幌装置17で重量物パレット1全体を覆う代わりに、キャップカバー等で各コイル等を個別に保護することもできる。その場合には、幌装置17を取り付けるための一対の上部ガイド9及び一対の下部ガイド10と、上部ガイド9及び下部ガイド10の被取り付け部であるコーナー板12は、必ずしも必要ではない。
【0066】
更に、上記の各実施の形態においては、タンクコンテナ専用セミトレーラーに搭載するための重量物用パレットについて説明しているが、タンクコンテナ専用セミトレーラー以外の輸送又は設置手段にも利用できることは言うまでもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施の形態による重量物用パレットの使用状態を示した分解斜視図である。
【図2】図1で示した重量物用パレットの斜視図である。
【図3】図2のIII−IIIラインの断面図である。
【図4】図2のIV−IVラインの断面図である。
【図5】この発明の第2の実施の形態による重量物用パレットのほぼ中央部分を示した斜視図である。
【図6】図5のV−Vラインから見た図である。
【図7】この発明の第2の実施の形態における移動阻止板の他の例を示した図であって、図6に対応する図である。
【図8】この発明の第3の実施の形態による重量物用パレットの支持部材の一部破断斜視図であって、その(1)は移動阻止部材と固定部材の支持部材への取り付け前の状態を示し、その(2)は取り付け後の状態を示した図である。
【符号の説明】
1…重量物用パレット
2…外枠部材
3…傾斜板
4…支持板
5…底板
6、7…第1のリブ板
8…コーナフィティング
13…支持部材
18…幅広部
19、20…第2のリブ板
22…第1の固定具
25…第2の固定具
29、31、36…移動阻止板
34、45…スペース
35…移動阻止部材
37、41…係止板
38…切欠溝
39、44…突出部
40…固定部材
43…ピン
尚、各図中同一符号は同一又は相当部分を示す。
Claims (5)
- 矩形形状の四隅の位置においてのみ支持され、円筒形状のコイル等の重量物を積載するための重量物用パレットであって、
各々が平行に配置され、各々のその上面が互いに近づく方向に対して下方に傾斜する傾斜板を有し、前記傾斜板の各々の上で前記重量物の外周側壁を支持することができる、1対の支持部材と、
前記支持部材の軸方向に直交する方向に配置され、前記支持部材の各々の両端部を支持する1対の外枠部材と、
前記外枠部材の各々の両端部側に設けられ、前記四隅の位置に対応する4つの被支持部材とを備えた、重量物用パレット。 - 前記支持部材の各々は、前記傾斜板の下方において前記軸方向に延びると共に水平に配置された矩形形状の底板と、
前記底板の上部のほぼ中央部と前記傾斜板の下面のほぼ中央部との間を垂直方向に架け渡すように接続された矩形形状の支持板と、
前記軸方向と直交する方向に所定間隔で配置され、前記傾斜板の外方側の下面と前記支持板の外方側の面と前記底板の外方側の上面とにその外縁が接した状態で接続された複数の第1のリブ板と、
前記軸方向と直交する方向に所定間隔で配置され、前記傾斜板の内方側の下面と前記支持板の内方側の面と前記底板の内方側の上面とにその外縁が接した状態で接続された複数の第2のリブ板とを含む、請求項1記載の重量物用パレット。 - 前記支持部材の各々は前記軸方向に平行な軸を中心として対称形状を有しており、
前記傾斜板の各々は、前記軸方向の所定範囲における前記軸方向と直交する方向の幅が、前記所定範囲外における幅より大きくなるように形成された、請求項1又は請求項2記載の重量物用パレット。 - 前記軸方向と直交する方向において、前記傾斜板の斜面上端部から斜面下端部に向かって前記傾斜板の上面に対してほぼ垂直になるように設置することができるほぼ矩形形状の移動阻止板と、
前記斜面上端部から所定範囲において前記傾斜板の上面に固定され、前記移動阻止板を両面から支持する第1の固定具と、
前記斜面下端部から所定範囲において前記傾斜板の上面に固定され、前記移動阻止板を両面から支持すると共に、前記移動阻止板の前記斜面下端部方向への移動を阻止する手段を備えた第2の固定具とからなる移動阻止手段を更に備えた、請求項1から請求項3のいずれかに記載の重量物用パレット。 - 前記第1のリブ板と前記第2のリブ板とは同数であり、各々は同一面内に配置され、
前記傾斜板の斜面上端部から斜面下端部に向かって前記傾斜板の上面に対してほぼ垂直となるように設置することができるほぼ矩形形状の移動阻止板と、前記移動阻止板の長手方向の一方端部に形成された被連結部と、前記移動阻止板の長手方向の他方端部において前記移動阻止板を挟むように接続された一対の平板状の第1の係止板とを備え、前記第1の係止板の各々の一部と前記移動阻止板の設置側の辺との間に一定の第1スペースが形成された移動阻止部材と、
前記被連結部に着脱自在に係合し、前記移動阻止板を挟むように配置される一対の平板状の第2の係止板を備え、係合時において前記第2の係止板の各々の一部と前記移動阻止板の設置側の辺との間に一定の第2スペースが形成される固定部材とからなる移動阻止手段を更に備え、
使用時において、前記第1スペースに前記傾斜板の前記斜面下端部が位置し、且つ前記第1の係止板の各々の間に前記第2のリブ板の1つが位置するように前記移動阻止部材を取り付け、この状態で前記固定部材を前記移動阻止部材の前記被連結部に係合させて、前記第2スペースに前記傾斜板の前記斜面上端部が位置し、且つ前記第2の係止板の各々の間に前記第2のリブ板の1つと同一面内に位置する前記第1のリブ板の1つが位置するように前記固定部材を取り付ける、請求項2記載の重量物用パレット。
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-
2002
- 2002-10-31 JP JP2002317777A patent/JP2004149178A/ja active Pending
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