JP2004038031A - 点字入出力プログラム及び該点字入出力プログラムを用いた点字学習システム - Google Patents
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Abstract
【課題】視覚健常者向けに、凹凸及び非表示の区別か可能な点字をコンピュータモニター画面に表示し、入力編集を可能とする。
【解決手段】コンピュータモニター画面上に点字を表示又は入力する為にコンピュータ上で実行される点字入出力プログラムであって、2列3行の目には見えない6個の仮想マスを生成し、前記仮想マス内に、点字の各点に相当する図形を各1個ずつ計6個配置することにより1つの点字領域を構成する点字入出力プログラム及び、該点字入出力プログラムを用いた点字学習システムである。
【選択図】 図2
【解決手段】コンピュータモニター画面上に点字を表示又は入力する為にコンピュータ上で実行される点字入出力プログラムであって、2列3行の目には見えない6個の仮想マスを生成し、前記仮想マス内に、点字の各点に相当する図形を各1個ずつ計6個配置することにより1つの点字領域を構成する点字入出力プログラム及び、該点字入出力プログラムを用いた点字学習システムである。
【選択図】 図2
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、視覚健常者向けに、凹凸及び非表示の区別が可能な点字をコンピュータモニター画面上に表示し、入力編集することが出来る点字入出力プログラム及び、該点字入出力プログラムを用いた点字学習システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、視覚健常者向けに、CRTモニターや液晶ディスプレイ等のコンピュータモニター画面上に点字を表示する場合は、図12に示すように、6点の丸を1つの構成単位(1つの仮名又は1つの数字を表す)として、点のあるところは大きな点で、点のないところは小さな点で表示する。又、これらの点字を入力する場合は、テキスト(仮名、数字等)とそれに対応した点字の図形フォントを格納する点字データベースが予め用意され、入力されたテキストに対応する6点のかたまりを1点字としてコンピュータモニター画面上に表示することが行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
コンピュータモニター画面上に表示される6点の構成単位の点字の形状は、黒丸点等で表示されるだけで、点字特有の凸表示か凹表示かの視覚上の区別がないので、元来、凹凸を認識して文字や数字を表す点字表現としては不十分であった。
【0004】
又、前述のように、コンピュータモニター画面上で点字を表示又は入力する時は、6点の丸を1つのかたまりとして扱うことしか出来なかったので、6点の内の1点、1点を分解して、自由に入力編集することが出来なかった。
【0005】
又、コンピュータモニター画面上に点字を表示する時は、そもそも凹凸の区別がないので、読み用の点字か入力(打点)用の点字かの区別が出来なかった。
【0006】
【課題を解決するための手段】
そこで本発明者は上記問題に鑑み、1つの点字を2列3行の6個のマスに分割し、各マスの中に表示/非表示の属性と、更に表示属性の場合には凸型/凹型の属性を有する図形を1個ずつ配置することにより、汎用のコンピュータモニター画面を用いて、視覚健常者がどんな場所でも凹凸及び非表示の区別が可能な点字の表示及び入力編集を行うことが出来る点字入出力プログラム及び、該点字入出力プログラムを用いて効率よく点字学習が行える点字学習システムを発明した。
【0007】
請求項1の発明は、
コンピュータモニター画面上に点字を表示又は入力する為にコンピュータ上で実行される点字入出力プログラムであって、2列3行の目には見えない6個の仮想マスを生成し、前記仮想マス内に、点字の各点に相当する図形を各1個ずつ計6個配置することにより1つの点字領域を生成する点字領域構成部を有する点字入出力プログラムである。
【0008】
請求項1の発明により、従来6個の点で1かたまりと見なされてきた点字の各点の生成及び分解が出来るので、点字の柔軟な表示、入力が可能となる。
【0009】
請求項2の発明は、
表示又は非表示の属性を持たせた前記図形を生成するドット構成部を有する点字入出力プログラムである。
【0010】
請求項2の発明により、点字の各点に対して、表示する/表示しないの属性を与え、点単位で属性を変更することが可能となる。
【0011】
請求項3の発明は、
前記各仮想マスの位置情報と、前記各仮想マス内に配置される図形の表示/非表示属性との対応を数値化した点字データにより前記点字領域を生成する点字入出力プログラムである。
【0012】
請求項3の発明により、点字を点字データとして数値化して表現した為、どの仮想マス内の図形が表示/非表示なのかを一目で判別することが出来、従来のような6個の点で1かたまりの点字の図形フォントを格納するデータベースが不要となる。
【0013】
請求項4の発明は、
前記点字データを6ビットの2進数データで表した点字入出力プログラムである。
【0014】
請求項4の発明により、6個の各点に各1ビットずつ割り当てた点字データとなるので、点字データと点字図形間の相互変換が容易となる。
【0015】
請求項5の発明は、
前記点字データと、前記点字データに対応するテキストデータとを格納する点字データベースを用いて、キーボード等の入力デバイスからテキストデータを受信して、前記受信したテキストデータに対応する点字データを検索し、前記検索された点字データをコンピュータモニター画面上に表示可能な前記点字領域に変換するか、又はコンピュータモニター画面上に表示されている点字領域を読み込んで、前記読み込んだ点字領域を前記点字データに変換し、前記変換された点字データに対応するテキストデータを検索する命令部を有する点字入出力プログラムである。
【0016】
請求項5の発明により、点字データベースを用いて、テキストと点字図形間の相互変換が容易となる。
【0017】
請求項6の発明は、
前記表示属性を有する図形又は点字領域に対して凸型又は凹型の属性を持たせた点字入出力プログラムである。
【0018】
請求項6の発明により、表示属性を持つ図形又は点字領域に更に凸型か凹型の属性を持たせることにより、自由に点字の凹凸の表示切替えや、表示されている点字の凹凸の判別を行うことが出来る。
【0019】
請求項7の発明は、
前記凸型属性を有する図形を、立体的に突出した円盤状の図形で表現し、上から光を照射して影になる部分と影にならない部分を色分けし、前記凹型属性を有する図形を、立体的に陥没した円盤状の図形で表現し、上から光を照射して影になる部分と影にならない部分を色分けした点字入出力プログラムである。
【0020】
請求項7の発明により、より視覚的に凹凸の区別がしやすい点字をコンピュータモニター画面上に表示することが出来る。
【0021】
請求項8の発明は、
テンキーやキーボード等の入力キー、マウス等のポインタデバイス等の入力デバイス又は、コンピュータ内部のアプリケーションプログラムの命令部に、前記図形の表示/非表示属性及び/又は、前記図形又は点字領域の凸型/凹型属性の指定命令を割り当て、前記命令部に於いて前記指定命令を受信して前記図形又は点字領域単位での入力編集や表示を行う点字入出力プログラムである。
【0022】
請求項8の発明により、入力デバイスやアプリケーションプログラムから、凹凸の指定や表示/非表示の指定を受けて、点字の入力編集や表示が容易となる。
【0023】
請求項9の発明は、
前記命令部に於いて、読み込んだ点字領域の凸型/凹型属性又は、前記入力デバイス又は前記アプリケーションプログラムの命令部から受信した点字領域の凸型/凹型属性の指定命令が、前記点字データベースに格納されている点字データの凸型/凹型属性と異なる場合、前記点字領域に対応する点字データを、前記点字データベースに格納されている点字データの前記属性に合わせて変換する点字入出力プログラムである。
【0024】
請求項9の発明により、点字データベースには凸型か凹型のいずれか一方の点字データだけを格納すればよく、左右対称に点字データを反転変換することにより、他方の表示型の点字を表示したり、読み込んでテキストに変換することが容易に出来る。
【0025】
請求項10の発明は、
前記点字領域を複数隣接させて並べた時の重なりや前記図形の見づらさを防止する為に、前記点字領域の外周に余白を設けた点字マスを生成する点字マス構成部を有する点字入出力プログラムである。
【0026】
請求項10の発明により、点字マスを設けたことにより、コンピュータモニター画面上に見やすい点字を表示することが出来る。
【0027】
請求項11の発明は、
前記点字マス又は前記点字領域を、隣接する点字マス又は点字領域同志が重ならないように横方向に1つ以上配置した点字行を生成する点字行構成部を有し、前記命令部に於いて読み込んだ点字領域の凸型/凹型属性又は、前記入力デバイス又は前記アプリケーションプログラムの命令部から受信した点字領域の凸型/凹型属性の指定命令に従い、前記凸型属性を有する点字領域は前記点字行の左端から順に、前記凹型属性を有する点字領域は前記点字行の右端から順に、配列又は読み込みを行う点字入出力プログラムである。
【0028】
請求項11の発明により、複数の点字の入力又は出力用の行をコンピュータモニター画面上に生成することが出来、更に凸型の点字は左から、凹型の点字は右から表示させたり、複数の点字を左右いずれかから順番に読み込むことが出来る。
【0029】
請求項12の発明は、
前記点字行を、隣接する点字行同志が重ならないように縦方向に1つ以上配置した点字行領域を生成する点字行領域構成部を有する点字入出力プログラムである。
【0030】
請求項12の発明により、複数の点字行を入力又は出力する領域をコンピュータモニター画面上に生成し、複数の点字行単位での点字の表示及び読み込みが出来る。
【0031】
請求項13の発明は、
前記命令部に於いて前記図形又は点字領域の凸型/凹型属性の指定命令を、前記点字行単位又は前記点字行領域単位で受信する点字入出力プログラムである。
【0032】
請求項13の発明により、点字行又は点字行領域単位で、凹凸を一括して切替えることが出来、点字の入力編集や表示や読み込みが早くなる。
【0033】
請求項14の発明は、
直径や縦横の寸法等のパラメータで定義される前記図形の大きさ、縦横の寸法等のパラメータで定義される前記点字領域の大きさ、縦横の寸法や前記点字領域の外周からの余白部分の寸法等のパラメータで定義される前記点字マスの大きさ、前記点字マスの数や縦横の寸法等のパラメータで定義される前記点字行の大きさ、又は前記点字行の数や縦横の寸法等のパラメータで定義される前記点字行領域の大きさのいずれか1種類以上を設定する為に、前記命令部に於いて前記入力デバイス又は前記アプリケーションプログラムの命令部から前記いずれかのパラメータを受信し、前記図形、前記点字領域、前記点字マス、前記点字行、又は前記点字行領域のいずれか1種類以上の大きさを可変させる点字入出力プログラムである。
【0034】
請求項14の発明により、点字の大きさ等の各パラメータを自由に変えることが出来、用途に応じて様々な大きさの点字を表示することが出来る。
【0035】
請求項15の発明は、
コンピュータモニター画面を用いて点字の読み及び/又は入力の学習を行う為の点字学習プログラムを有する点字学習システムであって、前記点字学習プログラムは、前記点字入出力プログラムの呼び出し命令を行い、前記点字入出力プログラムに点字の入力、点字の表示、読み込ませた点字の点字データへの変換又は点字データからテキストデータへの変換のいずれか1つ以上を行わせる点字入出力IF部を有する点字学習システムである。
【0036】
請求項15の発明により、点字の読みと入力の両方の学習を効率よく行うことが出来る。
【0037】
請求項16の発明は、
前記点字入出力IF部に於ける前記呼び出し命令により、前記点字入出力プログラムから前記点字データ又はテキストデータを受信する点字学習システムである。
【0038】
請求項16の発明により、点字入出力プログラムから点字データやテキストデータを受信して、後述の点字学習の正誤判定等を行うことが出来る。
【0039】
請求項17の発明は、
点字学習に必要なコンピュータモニター画面のレイアウトを1種類以上生成する画面レイアウト生成部を有し、前記生成された画面レイアウトの内の点字学習用画面は、点字入力領域、点字出力領域、テキスト入力領域、又はテキスト出力領域のいずれか1つ以上の領域を有する点字学習システムである。
【0040】
請求項17の発明により、点字学習に関連するメニュー画面や学習画面等を生成し、ユーザインターフェースに優れた点字学習システムを提供することが出来る。
【0041】
請求項18の発明は、
1種類以上のレベル別の点字学習コースと、前記コース別の学習内容とを管理する出題コース管理部を有する点字学習システムである。
【0042】
請求項18の発明により、ユーザの学習レベルに合わせてユーザ毎に学習内容を変えることが出来る。
【0043】
請求項19の発明は、
前記出題コース管理部に於いて管理されるコース毎に、ストーリー展開を持たせた学習内容を学習用データベースに格納する点字学習システムである。
【0044】
請求項19の発明により、点字学習内容にストーリー性を持たせ、ユーザに点字学習を持続させる環境を作り出すことが出来る。
【0045】
請求項20の発明は、
前記出題コース管理部に於けるコースと学習内容の管理に基づいて、問題とその問題に対する回答とを格納している前記学習用データベースから出題を行う出題部と、前記出題部に於いて出題された問題に対する回答に相当するテキストデータ又は点字データを前記点字入出力プログラムから受信し、前記学習用データベースに格納されている回答と比較して正誤判定を行う判定部とを有する点字学習システムである。
【0046】
請求項20の発明により、選択したコースとそのコースの学習内容に基づいて、出題及び回答の判定を行い、ユーザに効率よく点字学習を進めさせることが出来る。
【0047】
請求項21の発明は、
前記出題部に於いて出題される問題とその回答を1問1答のクイズ形式で、前記学習用データベースに格納している点字学習システムである。
【0048】
請求項21の発明により、問題の出題がクイズ形式であるので、初学者でも親しみを持って点字学習を行うことが出来る。
【0049】
請求項22の発明は、
前記出題部に於ける出題から回答の受信までに要した時間を計時する計時手段を有し、前記計時手段に於ける計時結果が前記学習用データベース内に格納されている出題毎の制限時間を超えたら、回答受付時間を延長させるか、次の問題に進ませるか又は再出題するかのいずれかを選択して実行する点字学習システムである。
【0050】
請求項22の発明により、回答に制限時間を設けることにより、ユーザの集中力を促すことが出来る。
【0051】
請求項23の発明は、
前記判定部に於ける回答の正誤判定結果や、正誤判定に基づいて計算された得点や、出題から回答の受信までに要した時間や、点字学習プログラムが実行された日時等の学習情報を記録し、前記学習用データベースに格納する学習履歴管理部を有する点字学習システムである。
【0052】
請求項24の発明は、
前記学習用データベースに格納された学習情報に基づいて、ユーザに前回の学習の続きから学習を再開させる点字学習システムである。
【0053】
請求項23及び請求項24の発明により、ユーザの学習履歴を管理しているので、ユーザが重複することなく点字学習を効率的に進めることが出来る。
【0054】
請求項25の発明は、
次のコース及び/又は次の学習内容に進む為の条件を前記学習用データベースに格納し、前記学習用データベースに格納された学習情報に基づいて、前記条件を満足しない場合には、次のコース及び/又は次の学習内容に進ませない点字学習システムである。
【0055】
請求項25の発明により、コースや学習内容毎にクリア条件を設けることにより、ユーザの点字学習意欲を促すことが出来る。
【0056】
請求項26の発明は、
前記出題部に於ける出題のヒントを音声又は画像により出力する及び/又は、前記判定部に於ける回答の正解を音声又は画像により出力する点字学習システムである。
【0057】
請求項26の発明により、出題のヒントや正解を音声又は画像で出力することが出来るので、視覚健常者が目の不自由な人と一緒に点字学習を行ったり、耳の不自由な人が画像により分かりやすい点字学習を行うことが出来る。
【0058】
【発明の実施の形態】
本発明の実施態様の一例を図を用いて詳細に説明する。図1は本発明の点字入出力プログラム1の構成の一例であり、図2は点字入出力プログラム1により表示部4の表示画面4aに表示される点字の構成の一例である。
【0059】
点字入出力プログラム1は、キーボード等のテキスト入力部2やその他のアプリケーションプログラム3から受信したテキストに対応する点字を出力してコンピュータモニター画面である表示部4に表示したり、キーボードやマウス等の点字入力部5から受信した点字の入力編集指示により点字を出力する為のプログラムであり、点字行領域構成部11、命令部13より構成される。
【0060】
点字行領域構成部11は、従来6点で1かたまりとして扱われていた点字の図形的要素を生成及び分解する手段であり、点字行領域構成部11そのものは、後述の点字行114aを複数並べた点字行領域11aを生成する手段である。点字行領域構成部11内部は、ドット構成部111、点字領域構成部112、点字マス構成部113、点字行構成部114の各手段に分かれ、更には、仮名や数字等のテキストデータと当該テキストデータに対応する点字データを格納している点字データベース15と連携している。点字データと点字データベース15の説明は後述する。尚、以降の各構成部の説明に於いては、点字の図形的要素を生成する手段であるとしているが、生成及び分解は表裏一体の関係にあり、点字の図形的要素を生成出来るということは即ち、分解により点字の図形的要素を読みとることが出来ることをも意味するので、分解に関する説明は以降省略する。
【0061】
点字領域構成部112は2列3行の目には見えない6個の仮想マス112dを生成し、各仮想マス112d内に点字の各点に相当する図形を配置することにより点字領域112aを生成する手段である。点字領域112a及び仮想マス112dの例を図2に示すが、図2の例では各仮想マス112d内に丸形の図形が配置されている。点字領域112aは、図2に示すように点字領域縦サイズ112bと点字領域横サイズ112c等のパラメータによりその大きさが定義され、各パラメータは可変である。尚、点字領域112aを定義するパラメータは上記に限らない。
【0062】
ドット構成部111は、仮想マス112d内に各1個ずつ配置する図形の1つ、1つであるドット111aを生成する手段である。ドット111aの例は図2に示すような丸形の図形でもよいが、丸に限らず四角でも三角でもいかなる形状でもよい。
【0063】
ドット111aにはまず、仮想マス112d内に表示するか表示しないかのいずれかの属性が付され、更に、表示する属性を持つドット111aには、凸型か凹型のいずれかの属性が付される。これらの凹凸の属性の違いは、突出した円錐と陥没した円錐とにより区別したり、単に色分けや形を変えることによって視覚的に凹凸を区別出来るものであればよいが、図2に示すように凸型属性を持つ凸型ドット111bは、立体的に突出した円盤状のものに上から光を照射して影になる部分とそうでない部分を色分けし、一方凹型属性を持つ凹型ドット111cは、立体的に陥没した円盤状のものに上から光を照射して影になる部分とそうでない部分を色分けした形状にすれば、直接視覚に訴え、凹凸の区別が一目で分かるのでユーザがなじみやすい。又、非表示属性を持つ非表示型ドット111dは空白のドットであることが分かればよく、単なる丸を描いたものでもよいし、点線で丸を描いたものでもよい。これらドット111aの大きさは半径や直径等のドットサイズ111eというパラメータで定義され、このパラメータは可変であるがドット111aの大きさが仮想マス112dの大きさを超えてはいけない。
【0064】
点字マス構成部113は、点字領域112aの外周に余白を設けた点字マス113aを生成する手段である。点字マス113aとは、隣接する点字領域112a同志が不用意に重なったり、又はドットサイズ111eが点字領域112aの仮想マス112dの大きさぎりぎりに設定され点字領域112aが複数並んだ時等の見づらさを解消する為に、点字領域112aの外周に余白を設けたものであり、その例を図2に示す。点字マス113aの大きさは点字領域112aの外周からの縦方向の余白である点字マス縦余白113bと横方向の余白である点字マス横余白113cの組み合わせや、点字マス113aの縦サイズと横サイズの組み合わせ等のパラメータで定義され、各パラメータは可変である。但し、点字マス113aは本発明に於ける点字の必須構成要素ではない。
【0065】
点字行構成部114は、点字マス113a又は点字領域112aを1つ以上横方向に並べた点字行114aを生成する手段である。図2に点字行114aの生成例を示すとおり、複数の点字マス113a又は点字領域112aを重ならないように横方向に並べたものが点字行114aである。点字行114aの大きさは、1つの点字行114aに並べられる点字マス113a又は点字領域112aの数や点字行114aの縦横寸法等のパラメータで定義され、このパラメータも可変であるが点字行114aのサイズが表示画面4aの画面枠を超えてはいけないことは当然である。
【0066】
最終的に点字行領域構成部11に於いては、図2に示すように点字行114aを重ならないように1つ以上縦方向に複数並べたものである点字行領域11aを生成し、表示画面4aへの表示が行われる。点字行領域11aは、図4に示すような表示画面4a上の点字入力領域5a又は点字出力領域5bに相当するものである。表示画面4aに表示する点字行114aの数や点字行領域11aの縦横寸法等のパラメータで定義される点字行領域11aの大きさも可変である。尚、これまで説明した各パラメータは、アプリケーションプログラム3やキーボード等の入力デバイスからの命令受信により設定することが出来、前述の通り可変であるが、点字行114a側の上位階層からドット111a側の下位階層への順次設定も可能であるし、ドット111a側の下位階層から点字行114a側の上位階層への順次設定も可能である。
【0067】
点字データベース15は、仮名や数字等のテキストデータと点字データとの対応を格納しているデータベースである。点字データとは、点字が6点のドット111aで構成されることから、例えば表示属性を有するドット111aを「1」、非表示属性を有するドット111aを「0」として、6ビットの2進数データ(例えば010000)で1つの点字の構成を定義することが出来るデータである。尚、点字データの何ビット目がどの位置の仮想マス112dに配置されたドット111aかは予め決めておく必要がある。点字データの定義方法はこれに限らず、仮想マス112dの位置情報とその仮想マス112dに配置されるドット111aの属性との対応が数値化されたものであればよい。又、同じ仮名や数字を示す点字でも、凸型属性か凹型属性かによって、各ドット111aの表示/非表示属性を2列3行の仮想マス112dの列を中心として左右対称に入れ替える必要がある為、点字データベース15には凹凸いずれか一方の表示に於ける点字データを格納しておき、後述の命令部13に於いて受信した凹型/凸型属性の指定命令により、点字データの変換を行い、凸表示と凹表示の切替えを行うことが出来る。例えば、「000111」と表現された点字データが凸型属性用のものであれば、凹型属性用の点字データに変換すると上位3ビットと下位3ビットを入れ替えて「111000」等となる。尚、点字データベース15の容量に余裕があれば、凸型属性用の点字データと凹型属性用の点字データの両方を格納しておいてもよい。このように、点字データによる点字の数値化を行ったことにより、従来のように6点で1かたまりの点字を表す図形フォントそのものをデータベースに格納する必要及びアプリケーション毎に用意する必要がなくなり、データベース容量の削減が図れる。
【0068】
命令部13は、各種の命令を受け、点字行領域構成部11及びその内部構成手段である各構成部に伝達し、又アプリケーションプログラム3に対して点字データやテキストデータ等を受け渡す手段である。各種の命令とは、点字入出力プログラム1を呼び出す他のアプリケーションプログラム3等から前述した各パラメータの設定命令、又は点字を出力する時にはキーボード等のテキスト入力部2から入力されるテキスト命令や凸型/凹型属性の指定命令、又は点字を入力編集する時にはキーボードやマウス等の点字入力部5から入力される点字入力命令や凸型/凹型属性の指定命令、又は表示されている点字行114aを読み込む時には点字行読み込み命令や表示されている点字に対応するテキストデータを出力するテキスト出力命令等である。尚、凸型/凹型属性の指定は、ドット111a単位、点字領域112a単位、点字行114a単位、点字行領域11a単位のいずれかで行えるようにしてもよい。点字行114aや点字行領域11a単位で凹凸の指定が出来ると指定回数が減るので、プログラムにかかる負荷を軽減させることが出来る。
【0069】
表示部4は、点字行領域構成部11によって生成された点字や、点字に対応するテキストデータを出力する手段であり、CRTディスプレイや液晶ディスプレイ等の汎用のコンピュータモニター画面でよい。尚、コンピュータモニター画面にはテレビ用の画面を含んでもよい。
【0070】
【実施例1】
次に本発明のプログラムが実行されるプロセスの流れの一例を図3、図5、図6のフローチャート図及び図1のシステム構成図とを用いて詳細に説明する。本実施例に於いては点字入出力プログラム1を呼び出すアプリケーションプログラム3から、テキスト入力部2と点字入力部5と表示部4を用いて、点字の入出力及び点字に対応するテキストを出力する場合を説明する。
【0071】
まず、点字を出力するプロセスの流れを図3のフローチャート図を用いて説明する。点字入出力プログラム1は、命令部13に於いて、表示部4に表示させる点字行領域11a等の大きさを定義するパラメータをアプリケーションプログラム3から受信し、これらの設定情報を点字行領域構成部11に伝達する(S310)。先にこれらの設定情報を受信しておけば、図4に示すように、パラメータに基づいて、非表示型ドット111dにより構成された任意のサイズの点字行114aを表示部4の表示画面4aに予め用意することが出来る。尚、表示画面4aには、図4に示したようにテキスト入力領域2a、テキスト出力領域2b、点字入力領域5a、点字出力領域5bを用意するとよい。各入力領域と出力領域は兼用でもよく、各領域の配置場所や大きさは可変である。
【0072】
命令部13に於いて、アプリケーションプログラム3又はテキスト入力部2からテキストを受信する(S320)。例えば、図4の表示画面4a内のテキスト入力領域2a内にキーボードから入力された「あい」というテキストを受信する。
【0073】
受信したテキストについて1文字ずつ、テキストに対応する点字データを点字データベース15から検索する(S330)。まずは、「あ」というテキストから検索を開始する。
【0074】
「あ」に対応する点字データが点字データベース15から検索されたら、点字データの各ビットの表示/非表示属性情報を基にドット構成部111に於いてドット111aの生成を行う(S340)。この時、既にS310に於いて凸型/凹型属性の指定命令を受信していれば、その命令に従い、表示属性を有するドット111aに対しては凸型ドット111b又は凹型ドット111cを生成する。例えば、点字データベース15に凸型属性用の点字データが格納されていて、一方凹型属性の指定命令を受信した場合は、点字データの変換(例えば、「111000」というデータを「000111」というデータに変換する。)を行った後、1のビットデータを有する仮想マス112dに凹型ドット111cを生成する。0のビットデータを有する仮想マス112dには非表示属性のドット111aが配される為、非表示型ドット111dのままとする。又、指定命令を受信していない場合は、都度指定命令を受け付け対応してもよい。これより、点字領域構成部112に於いて6点で1つの「あ」という点字領域112aが生成され、1つの点字が完成する(S350〜S380)。
【0075】
生成された「あ」に対応する点字領域112aを点字マス113aに収める(S380)。先の凸型/凹型属性の指定命令により、凸型属性の場合は、左端から順に点字マス113aを配列し、凹型属性の場合は、右端から順に点字マス113aを配列する(S390〜S420)。
【0076】
次に「い」というテキストに対応する点字データの検索及び点字マス113aの生成を行う(S430)。手順は「あ」について行ったのと同様である。このように、入力されたテキスト全ての処理が終わるまで、この手順を繰り返し、点字行114aの生成を行い、表示部4の表示画面4aの点字出力領域5bに順次表示する。以上のステップを経て、「あい」に対応して生成された点字行114aを凸表示と凹表示でそれぞれ表示させたものが図4に示した例である。
【0077】
次に、予め点字入力領域5aに表示されている非表示型ドット111dにより構成された点字行114aに、点字の入力編集を行うプロセスの流れを図5のフローチャート図を用いて説明する。点字入出力プログラム1は、命令部13に於いて、点字入力部5からユーザが編集したい点字領域112aの選択を受信する(S510)。例えば、図4に示すように、マウスやキーボードの矢印キー等のポインタデバイスによって、編集したい点字領域112aにカーソル112eを移動させる。
【0078】
選択された点字領域112aの中から更に編集したいドット111a(仮想マス112d)の選択を点字入力部5から受信する(S520)。
【0079】
選択されたドット111aの編集を行う(S530〜S570)。例えば、編集したいドット111aをマウスで1回クリックする毎にそのドット111aの表示/非表示属性が反転するようにしてもよいし、又、左クリックを凸型属性用の入力、右クリックを凹型属性用の入力に割り当ててもよい。又、テンキーやキーボードの各キーに、ドット111a単位の表示/非表示属性の指定命令や点字領域112a単位又は点字行114a単位で一括して凹凸の属性反転を行う指定命令等を割り当ててもよい。このようにして、先に説明した図4のような点字行114aへの点字の入力編集が行われる。
【0080】
次に、入力編集された点字行114a又は既に表示されている点字行114aに対応するテキストを点字データベース15から検索して表示するプロセスの流れを図6のフローチャート図を用いて説明する。点字入出力プログラム1は、命令部13に於いて、表示部4の表示画面4aに表示されている点字行114aを読み込む為の点字行読み込み命令をアプリケーションプログラム3等から受信する(S610)。
【0081】
図4を例に説明すると、点字入出力プログラム1は表示部4の表示画面4aの点字入力領域5a又は点字出力領域5bに表示されている点字行114aを読み込み、点字行構成部114から点字マス構成部113、点字領域構成部112、ドット構成部111という順番に点字行114aを分解して、下位階層にさかのぼり、生成された点字に含まれるドット111aの内、表示属性を有するドット111aが凸型属性か凹型属性のどちらかを検出する(S620)。
【0082】
ドット111aの凸型/凹型属性を検出後、凸型属性であれば点字行114aの左端から順次点字領域112aを読み込み、凹型属性であれば点字行114aの右端から順次点字領域112aを読み込み、各点字領域112aを各仮想マス112d内のドット111a毎に分解し、例えば点字データベース15に格納されているのと同じ形式の2進数の6ビットデータに変換する(S630)。点字データベース15に凸型属性用の点字データが格納されている場合で、凹型属性の点字が表示部4に表示されていれば、凸型属性用の点字データ形式に変換する。
【0083】
点字データベース15から、変換した点字データに対応するテキストデータを検索する(S640)。
【0084】
検索されたテキストデータを表示部4の表示画面4aのテキスト出力領域2bに順次出力、表示する(S650)。
【0085】
検索未処理の点字領域112aがあれば、未処理の点字領域112aがなくなるまでS630からS650までと同様のステップでテキストデータを検索し、点字行114aの終わりまで表示していく。(S660)。
【0086】
【実施例2】
次に、実施例1に於いて説明した点字入出力プログラム1を用いて、視覚健常者が点字の入出力学習を行う為の点字学習システム6の実施の形態について説明する。すなわち、実施例1に於けるアプリケーションプログラム3が点字学習プログラム61である場合である。
【0087】
図7に本実施例の点字学習システム6のシステム構成の一例を示す。点字学習システム6は、実施例1と同様の点字入出力プログラム1と点字データベース15とテキスト入力部2と点字入力部5と表示部4に加え、点字学習プログラム61、学習用データベース62、コマンド入力部63、音声出力部64を有する。実施例1と同様のシステム構成については説明を省略し、学習用データベース62とコマンド入力部63と音声出力部64については後で説明を行う。
【0088】
更に、点字学習プログラム61の詳細なシステム構成の一例を図8に示す。点字学習プログラム61は、画面レイアウト生成部611、点字入出力IF部612、出題コース管理部613、出題部614、判定部615、学習履歴管理部616、計時部617より構成される。
【0089】
画面レイアウト生成部611は、点字学習プログラム61を表示部4に表示する為の画面レイアウトを生成する手段である。画面レイアウトは複数の階層に分かれるが、点字学習画面に於いてはもちろん点字学習の為の点字入力領域5a、点字出力領域5b、テキスト入力領域2a、テキスト出力領域2bが含まれる。点字行領域11a等の大きさも画面レイアウト生成部611に於いて決定され、後述の点字入出力IF部612を介して点字入出力プログラム1にパラメータを伝達し、表示設定命令を行う。図9から図11に点字学習プログラム61の画面レイアウトの一例を示す。
【0090】
点字入出力IF部612は、点字学習プログラム61に於いて点字の入出力を行う際に、点字入出力プログラム1を呼び出し、点字又はテキストの入出力命令や、前述の画面レイアウトの表示設定命令等を点字入出力プログラム1の命令部13に対して行うインターフェース手段である。点字入出力IF部612は、点字入出力プログラム1を呼び出して命令を行うだけでなく、点字入出力プログラム1が処理した点字データやテキストデータを受信する役割も備える。
【0091】
出題コース管理部613は、点字学習プログラム61に於いて点字学習を行うユーザの学習コースを管理する手段である。学習コースは、図9のコース選択画面に示されるように、入門練習、初級、中級、上級等のレベルに分かれ、更にレベル毎に点字を読む練習や点字を入力する練習等の詳細学習内容(レッスン)に分かれる。出題がクイズ形式になっていてもよく、初学者でも出題されたクイズに回答する要領で、楽しく点字学習を進めることが出来る。又、学習内容はストーリー性を持たせたものになっていてもよく、ユーザは先の展開を楽しみにして学習を続けるので、点字学習の継続に効果がある。図9のコース選択画面に於いて、コマンド入力部63からコースの選択を受信し、学習が開始される。コマンド入力部63には、キーボードやマウスを用いてよく、点字入出力プログラム1で使用されるテキスト入力部2や点字入力部5と兼用でもよい。尚、クイズ形式かつストーリー性のある点字学習の場合は、学習用データベース62に、ストーリーと問題と答えを対応付けて、ストーリーの順番に出題出来るように格納しておく。
【0092】
出題部614は、先に選択されたコースや学習内容を基に、図10のレッスン画面に於いて、学習用データベース62に格納されている問題から出題を行う手段である。例えば、「あい」というテキストデータをテキスト出力領域2bに出題した場合には、点字入力領域5a内の非表示型ドット111dにより構成される点字行114a内の点字領域112aに、「あい」に相当する点字を実施例1に於いて説明したように点字入力部5から入力する。又、逆に「とり」に相当する点字を点字入出力プログラム1を用いて点字出力領域5b内の点字行114aに出題した場合は、テキスト入力領域2aにテキスト入力部2から回答である「とり」をテキスト入力する。前者のように点字出力領域5bに点字そのものを出題する場合には、答えの「とり」のヒントとなる音声(鳥の鳴き声)を学習用データベース62から抽出し、出題部614からスピーカ等の音声出力部64を介して出力してもよいし、図10の画像表示領域4bに鳥の画像を表示してもよい。又、図9に示した入門練習に於いては、点字出力領域5bに出題された点字と同じものを、点字入力領域5aに入力する練習を行ったり、凸表示されている点字を凹表示に変換させる練習を行ってもよく、コースのレベルに応じてヒントを変えてもよい。
【0093】
判定部615は、出題部614に於いて出題された問題に対して、テキスト入力部2から入力されたテキストデータ又は、点字入力部5から入力された回答が点字データに変換されたものを点字入出力プログラム1から受信し、学習用データベース62に格納されている回答と比較して正誤判定を行う手段である。先の出題に於いて、テキスト入力された「とり」が正解である場合は、音声出力部64に於いて音声合成により「とり」という単語を発してもよいし、図10の画像表示領域4bに鳥の画像を表示してもよい。
【0094】
学習履歴管理部616は、判定部615に於ける回答の正誤判定結果を管理し、得点計算を行ったり、ユーザがどこまで学習したかを管理する手段である。図11のような学習記録画面に於いて、学習日や学習にかかった時間や合否や点数が表示される。これらの記録は学習情報として学習用データベース62に格納され、次回、点字学習を行う際に、出題コース管理部613に於いてどのコースのどの学習内容から再開させるかが分かる。又、次のコース又は次の学習内容に進む為の条件を学習用データベース62に格納しておき、例えば得点が60点以下であれば、次のコース又は次の学習内容に進ませず、同じコースや学習内容での学習を行わせるか等工夫することが出来、ユーザの学習意欲を高めることが出来る。
【0095】
計時手段617は、出題部614に於ける出題から、回答の受信までに要した時間を計時する手段である。点字学習プログラム61を起動させてから、終了させるまでの時間を計時し、学習用データベース62に記録してもよい。学習用データベース62に問題毎の制限時間を格納しておき、ユーザが制限時間を超えても回答出来なかった場合には、回答時間を延長するか、次の問題にうつるか、再出題を行うか等の措置をとることが出来る。これにより、ユーザの学習に対する集中力を高めることが出来る。
【0096】
本発明に於ける各手段、データベースは、その機能が論理的に区別されているのみであって、物理上或は事実上は同一の領域を為していてもよい。又データベースの代わりにデータファイルであってもよいことは言うまでもなく、データベースとの記載にはデータファイルをも含んでいる。
【0097】
尚、本発明を実施するにあたり本実施態様の機能を実現するソフトウェアのプログラムを記録した記憶媒体をシステムに供給し、そのシステムのコンピュータが記憶媒体に格納されたプログラムを読み出し実行することによっても実現される。
【0098】
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラム自体が前記した実施態様の機能を実現することとなり、そのプログラムを記憶した記憶媒体は本発明を構成する。
【0099】
プログラムを供給する為の記憶媒体としては、例えば磁気ディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、磁気テープ、不揮発性のメモリカード等を使用することが出来る。又、本発明のプログラムをサーバ内に格納し、インターネット等のネットワークを介してコンピュータにダウンロードさせてもよい。
【0100】
又、コンピュータが読み出したプログラムを実行することにより、上述した実施態様の機能が実現されるだけではなく、そのプログラムの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているオペレーティングシステムなどが実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって前記した実施態様の機能が実現される場合も本発明に含まれる。
【0101】
【発明の効果】
本発明により、どこにでもある汎用のコンピュータモニター画面上に凹凸及び非表示の区別が可能な点字を見やすく表示させ、又、キーボードやマウス等の身近な入力デバイスを用いて点単位で入力編集を行うことが出来る。
【0102】
点字を6個のマスに分割し、点字を数値化した為、従来の6点で1かたまりの点字の図形フォントそのものを格納するデータベースが不要となり、データベース容量の削減が図れる他、コンピュータモニター画面に於いては従来対応していなかった点字の凹表示及び右からの点字配列を行うことが可能となり、点字の読みと入力の両方の学習を一度に行うことが出来る。
【0103】
本発明の点字入出力プログラムは、使用するアプリケーションやユーザの好みや用途に応じて、点字の点の大きさや1行あたりの点字数等の設定を可変させることが出来るので、本発明の点字学習プログラムに組み込んで効率的且つゲーム感覚で楽しく点字学習が行えるのみならず、その他の様々なアプリケーションに組み込んだり、インターネットブラウザ上でも自由に点字の入出力を行うことが可能である。例えば、ホームページ作成用アプリケーションに組み込み、点字付きのホームページを作成することも出来るし、ゲームソフトに組み込み、点字入力の速さを競う対戦型点字ゲーム等を行うことも出来る。点字入出力プログラム1をDLLファイルとして、コンピュータのOSに提供すれば、コンピュータ内で利用する全てのアプリケーションに組み込んで利用させることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の点字入出力プログラムのプログラム構成の一例を示す図である。
【図2】本発明の点字入出力プログラムにより生成される点字の構成の一例を示す図である。
【図3】本発明のプロセスの流れの一例を示すフローチャート図である。
【図4】表示部の表示画面の一例を示す図である。
【図5】本発明のプロセスの流れの一例を示すフローチャート図である。
【図6】本発明のプロセスの流れの一例を示すフローチャート図である。
【図7】本発明の点字学習システムのシステム構成の一例を示す図である。
【図8】本発明の点字学習プログラムのプログラム構成の一例を示す図である。
【図9】本発明の点字学習プログラムの画面レイアウトの構成の一例を示す図である。
【図10】本発明の点字学習プログラムの画面レイアウトの構成の他の一例を示す図である。
【図11】本発明の点字学習プログラムの画面レイアウトの構成の他の一例を示す図である。
【図12】従来の平面画面への点字表示を示す図である。
【符号の説明】
1:点字入出力プログラム
11:点字行領域構成部
11a:点字行領域
111:ドット構成部
111a:ドット
111b:凸型ドット
111c:凹型ドット
111d:非表示型ドット
111e:ドットサイズ
112:点字領域構成部
112a:点字領域
112b:点字領域縦サイズ
112c:点字領域横サイズ
112d:仮想マス
112e:カーソル
113:点字マス構成部
113a:点字マス
113b:点字マス縦余白
113c:点字マス横余白
114:点字行構成部
114a:点字行
13:命令部
15:点字データベース
2:テキスト入力部
2a:テキスト入力領域
2b:テキスト出力領域
3:アプリケーションプログラム
4:表示部
4a:表示画面
4b:画像表示領域
5:点字入力部
5a:点字入力領域
5b:点字出力領域
6:点字学習システム
61:点字学習プログラム
611:画面レイアウト生成部
612:点字入出力IF部
613:出題コース管理部
614:出題部
615:判定部
616:学習履歴管理部
617:計時部
62:学習用データベース
63:コマンド入力部
64:音声出力部
【発明の属する技術分野】
本発明は、視覚健常者向けに、凹凸及び非表示の区別が可能な点字をコンピュータモニター画面上に表示し、入力編集することが出来る点字入出力プログラム及び、該点字入出力プログラムを用いた点字学習システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、視覚健常者向けに、CRTモニターや液晶ディスプレイ等のコンピュータモニター画面上に点字を表示する場合は、図12に示すように、6点の丸を1つの構成単位(1つの仮名又は1つの数字を表す)として、点のあるところは大きな点で、点のないところは小さな点で表示する。又、これらの点字を入力する場合は、テキスト(仮名、数字等)とそれに対応した点字の図形フォントを格納する点字データベースが予め用意され、入力されたテキストに対応する6点のかたまりを1点字としてコンピュータモニター画面上に表示することが行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
コンピュータモニター画面上に表示される6点の構成単位の点字の形状は、黒丸点等で表示されるだけで、点字特有の凸表示か凹表示かの視覚上の区別がないので、元来、凹凸を認識して文字や数字を表す点字表現としては不十分であった。
【0004】
又、前述のように、コンピュータモニター画面上で点字を表示又は入力する時は、6点の丸を1つのかたまりとして扱うことしか出来なかったので、6点の内の1点、1点を分解して、自由に入力編集することが出来なかった。
【0005】
又、コンピュータモニター画面上に点字を表示する時は、そもそも凹凸の区別がないので、読み用の点字か入力(打点)用の点字かの区別が出来なかった。
【0006】
【課題を解決するための手段】
そこで本発明者は上記問題に鑑み、1つの点字を2列3行の6個のマスに分割し、各マスの中に表示/非表示の属性と、更に表示属性の場合には凸型/凹型の属性を有する図形を1個ずつ配置することにより、汎用のコンピュータモニター画面を用いて、視覚健常者がどんな場所でも凹凸及び非表示の区別が可能な点字の表示及び入力編集を行うことが出来る点字入出力プログラム及び、該点字入出力プログラムを用いて効率よく点字学習が行える点字学習システムを発明した。
【0007】
請求項1の発明は、
コンピュータモニター画面上に点字を表示又は入力する為にコンピュータ上で実行される点字入出力プログラムであって、2列3行の目には見えない6個の仮想マスを生成し、前記仮想マス内に、点字の各点に相当する図形を各1個ずつ計6個配置することにより1つの点字領域を生成する点字領域構成部を有する点字入出力プログラムである。
【0008】
請求項1の発明により、従来6個の点で1かたまりと見なされてきた点字の各点の生成及び分解が出来るので、点字の柔軟な表示、入力が可能となる。
【0009】
請求項2の発明は、
表示又は非表示の属性を持たせた前記図形を生成するドット構成部を有する点字入出力プログラムである。
【0010】
請求項2の発明により、点字の各点に対して、表示する/表示しないの属性を与え、点単位で属性を変更することが可能となる。
【0011】
請求項3の発明は、
前記各仮想マスの位置情報と、前記各仮想マス内に配置される図形の表示/非表示属性との対応を数値化した点字データにより前記点字領域を生成する点字入出力プログラムである。
【0012】
請求項3の発明により、点字を点字データとして数値化して表現した為、どの仮想マス内の図形が表示/非表示なのかを一目で判別することが出来、従来のような6個の点で1かたまりの点字の図形フォントを格納するデータベースが不要となる。
【0013】
請求項4の発明は、
前記点字データを6ビットの2進数データで表した点字入出力プログラムである。
【0014】
請求項4の発明により、6個の各点に各1ビットずつ割り当てた点字データとなるので、点字データと点字図形間の相互変換が容易となる。
【0015】
請求項5の発明は、
前記点字データと、前記点字データに対応するテキストデータとを格納する点字データベースを用いて、キーボード等の入力デバイスからテキストデータを受信して、前記受信したテキストデータに対応する点字データを検索し、前記検索された点字データをコンピュータモニター画面上に表示可能な前記点字領域に変換するか、又はコンピュータモニター画面上に表示されている点字領域を読み込んで、前記読み込んだ点字領域を前記点字データに変換し、前記変換された点字データに対応するテキストデータを検索する命令部を有する点字入出力プログラムである。
【0016】
請求項5の発明により、点字データベースを用いて、テキストと点字図形間の相互変換が容易となる。
【0017】
請求項6の発明は、
前記表示属性を有する図形又は点字領域に対して凸型又は凹型の属性を持たせた点字入出力プログラムである。
【0018】
請求項6の発明により、表示属性を持つ図形又は点字領域に更に凸型か凹型の属性を持たせることにより、自由に点字の凹凸の表示切替えや、表示されている点字の凹凸の判別を行うことが出来る。
【0019】
請求項7の発明は、
前記凸型属性を有する図形を、立体的に突出した円盤状の図形で表現し、上から光を照射して影になる部分と影にならない部分を色分けし、前記凹型属性を有する図形を、立体的に陥没した円盤状の図形で表現し、上から光を照射して影になる部分と影にならない部分を色分けした点字入出力プログラムである。
【0020】
請求項7の発明により、より視覚的に凹凸の区別がしやすい点字をコンピュータモニター画面上に表示することが出来る。
【0021】
請求項8の発明は、
テンキーやキーボード等の入力キー、マウス等のポインタデバイス等の入力デバイス又は、コンピュータ内部のアプリケーションプログラムの命令部に、前記図形の表示/非表示属性及び/又は、前記図形又は点字領域の凸型/凹型属性の指定命令を割り当て、前記命令部に於いて前記指定命令を受信して前記図形又は点字領域単位での入力編集や表示を行う点字入出力プログラムである。
【0022】
請求項8の発明により、入力デバイスやアプリケーションプログラムから、凹凸の指定や表示/非表示の指定を受けて、点字の入力編集や表示が容易となる。
【0023】
請求項9の発明は、
前記命令部に於いて、読み込んだ点字領域の凸型/凹型属性又は、前記入力デバイス又は前記アプリケーションプログラムの命令部から受信した点字領域の凸型/凹型属性の指定命令が、前記点字データベースに格納されている点字データの凸型/凹型属性と異なる場合、前記点字領域に対応する点字データを、前記点字データベースに格納されている点字データの前記属性に合わせて変換する点字入出力プログラムである。
【0024】
請求項9の発明により、点字データベースには凸型か凹型のいずれか一方の点字データだけを格納すればよく、左右対称に点字データを反転変換することにより、他方の表示型の点字を表示したり、読み込んでテキストに変換することが容易に出来る。
【0025】
請求項10の発明は、
前記点字領域を複数隣接させて並べた時の重なりや前記図形の見づらさを防止する為に、前記点字領域の外周に余白を設けた点字マスを生成する点字マス構成部を有する点字入出力プログラムである。
【0026】
請求項10の発明により、点字マスを設けたことにより、コンピュータモニター画面上に見やすい点字を表示することが出来る。
【0027】
請求項11の発明は、
前記点字マス又は前記点字領域を、隣接する点字マス又は点字領域同志が重ならないように横方向に1つ以上配置した点字行を生成する点字行構成部を有し、前記命令部に於いて読み込んだ点字領域の凸型/凹型属性又は、前記入力デバイス又は前記アプリケーションプログラムの命令部から受信した点字領域の凸型/凹型属性の指定命令に従い、前記凸型属性を有する点字領域は前記点字行の左端から順に、前記凹型属性を有する点字領域は前記点字行の右端から順に、配列又は読み込みを行う点字入出力プログラムである。
【0028】
請求項11の発明により、複数の点字の入力又は出力用の行をコンピュータモニター画面上に生成することが出来、更に凸型の点字は左から、凹型の点字は右から表示させたり、複数の点字を左右いずれかから順番に読み込むことが出来る。
【0029】
請求項12の発明は、
前記点字行を、隣接する点字行同志が重ならないように縦方向に1つ以上配置した点字行領域を生成する点字行領域構成部を有する点字入出力プログラムである。
【0030】
請求項12の発明により、複数の点字行を入力又は出力する領域をコンピュータモニター画面上に生成し、複数の点字行単位での点字の表示及び読み込みが出来る。
【0031】
請求項13の発明は、
前記命令部に於いて前記図形又は点字領域の凸型/凹型属性の指定命令を、前記点字行単位又は前記点字行領域単位で受信する点字入出力プログラムである。
【0032】
請求項13の発明により、点字行又は点字行領域単位で、凹凸を一括して切替えることが出来、点字の入力編集や表示や読み込みが早くなる。
【0033】
請求項14の発明は、
直径や縦横の寸法等のパラメータで定義される前記図形の大きさ、縦横の寸法等のパラメータで定義される前記点字領域の大きさ、縦横の寸法や前記点字領域の外周からの余白部分の寸法等のパラメータで定義される前記点字マスの大きさ、前記点字マスの数や縦横の寸法等のパラメータで定義される前記点字行の大きさ、又は前記点字行の数や縦横の寸法等のパラメータで定義される前記点字行領域の大きさのいずれか1種類以上を設定する為に、前記命令部に於いて前記入力デバイス又は前記アプリケーションプログラムの命令部から前記いずれかのパラメータを受信し、前記図形、前記点字領域、前記点字マス、前記点字行、又は前記点字行領域のいずれか1種類以上の大きさを可変させる点字入出力プログラムである。
【0034】
請求項14の発明により、点字の大きさ等の各パラメータを自由に変えることが出来、用途に応じて様々な大きさの点字を表示することが出来る。
【0035】
請求項15の発明は、
コンピュータモニター画面を用いて点字の読み及び/又は入力の学習を行う為の点字学習プログラムを有する点字学習システムであって、前記点字学習プログラムは、前記点字入出力プログラムの呼び出し命令を行い、前記点字入出力プログラムに点字の入力、点字の表示、読み込ませた点字の点字データへの変換又は点字データからテキストデータへの変換のいずれか1つ以上を行わせる点字入出力IF部を有する点字学習システムである。
【0036】
請求項15の発明により、点字の読みと入力の両方の学習を効率よく行うことが出来る。
【0037】
請求項16の発明は、
前記点字入出力IF部に於ける前記呼び出し命令により、前記点字入出力プログラムから前記点字データ又はテキストデータを受信する点字学習システムである。
【0038】
請求項16の発明により、点字入出力プログラムから点字データやテキストデータを受信して、後述の点字学習の正誤判定等を行うことが出来る。
【0039】
請求項17の発明は、
点字学習に必要なコンピュータモニター画面のレイアウトを1種類以上生成する画面レイアウト生成部を有し、前記生成された画面レイアウトの内の点字学習用画面は、点字入力領域、点字出力領域、テキスト入力領域、又はテキスト出力領域のいずれか1つ以上の領域を有する点字学習システムである。
【0040】
請求項17の発明により、点字学習に関連するメニュー画面や学習画面等を生成し、ユーザインターフェースに優れた点字学習システムを提供することが出来る。
【0041】
請求項18の発明は、
1種類以上のレベル別の点字学習コースと、前記コース別の学習内容とを管理する出題コース管理部を有する点字学習システムである。
【0042】
請求項18の発明により、ユーザの学習レベルに合わせてユーザ毎に学習内容を変えることが出来る。
【0043】
請求項19の発明は、
前記出題コース管理部に於いて管理されるコース毎に、ストーリー展開を持たせた学習内容を学習用データベースに格納する点字学習システムである。
【0044】
請求項19の発明により、点字学習内容にストーリー性を持たせ、ユーザに点字学習を持続させる環境を作り出すことが出来る。
【0045】
請求項20の発明は、
前記出題コース管理部に於けるコースと学習内容の管理に基づいて、問題とその問題に対する回答とを格納している前記学習用データベースから出題を行う出題部と、前記出題部に於いて出題された問題に対する回答に相当するテキストデータ又は点字データを前記点字入出力プログラムから受信し、前記学習用データベースに格納されている回答と比較して正誤判定を行う判定部とを有する点字学習システムである。
【0046】
請求項20の発明により、選択したコースとそのコースの学習内容に基づいて、出題及び回答の判定を行い、ユーザに効率よく点字学習を進めさせることが出来る。
【0047】
請求項21の発明は、
前記出題部に於いて出題される問題とその回答を1問1答のクイズ形式で、前記学習用データベースに格納している点字学習システムである。
【0048】
請求項21の発明により、問題の出題がクイズ形式であるので、初学者でも親しみを持って点字学習を行うことが出来る。
【0049】
請求項22の発明は、
前記出題部に於ける出題から回答の受信までに要した時間を計時する計時手段を有し、前記計時手段に於ける計時結果が前記学習用データベース内に格納されている出題毎の制限時間を超えたら、回答受付時間を延長させるか、次の問題に進ませるか又は再出題するかのいずれかを選択して実行する点字学習システムである。
【0050】
請求項22の発明により、回答に制限時間を設けることにより、ユーザの集中力を促すことが出来る。
【0051】
請求項23の発明は、
前記判定部に於ける回答の正誤判定結果や、正誤判定に基づいて計算された得点や、出題から回答の受信までに要した時間や、点字学習プログラムが実行された日時等の学習情報を記録し、前記学習用データベースに格納する学習履歴管理部を有する点字学習システムである。
【0052】
請求項24の発明は、
前記学習用データベースに格納された学習情報に基づいて、ユーザに前回の学習の続きから学習を再開させる点字学習システムである。
【0053】
請求項23及び請求項24の発明により、ユーザの学習履歴を管理しているので、ユーザが重複することなく点字学習を効率的に進めることが出来る。
【0054】
請求項25の発明は、
次のコース及び/又は次の学習内容に進む為の条件を前記学習用データベースに格納し、前記学習用データベースに格納された学習情報に基づいて、前記条件を満足しない場合には、次のコース及び/又は次の学習内容に進ませない点字学習システムである。
【0055】
請求項25の発明により、コースや学習内容毎にクリア条件を設けることにより、ユーザの点字学習意欲を促すことが出来る。
【0056】
請求項26の発明は、
前記出題部に於ける出題のヒントを音声又は画像により出力する及び/又は、前記判定部に於ける回答の正解を音声又は画像により出力する点字学習システムである。
【0057】
請求項26の発明により、出題のヒントや正解を音声又は画像で出力することが出来るので、視覚健常者が目の不自由な人と一緒に点字学習を行ったり、耳の不自由な人が画像により分かりやすい点字学習を行うことが出来る。
【0058】
【発明の実施の形態】
本発明の実施態様の一例を図を用いて詳細に説明する。図1は本発明の点字入出力プログラム1の構成の一例であり、図2は点字入出力プログラム1により表示部4の表示画面4aに表示される点字の構成の一例である。
【0059】
点字入出力プログラム1は、キーボード等のテキスト入力部2やその他のアプリケーションプログラム3から受信したテキストに対応する点字を出力してコンピュータモニター画面である表示部4に表示したり、キーボードやマウス等の点字入力部5から受信した点字の入力編集指示により点字を出力する為のプログラムであり、点字行領域構成部11、命令部13より構成される。
【0060】
点字行領域構成部11は、従来6点で1かたまりとして扱われていた点字の図形的要素を生成及び分解する手段であり、点字行領域構成部11そのものは、後述の点字行114aを複数並べた点字行領域11aを生成する手段である。点字行領域構成部11内部は、ドット構成部111、点字領域構成部112、点字マス構成部113、点字行構成部114の各手段に分かれ、更には、仮名や数字等のテキストデータと当該テキストデータに対応する点字データを格納している点字データベース15と連携している。点字データと点字データベース15の説明は後述する。尚、以降の各構成部の説明に於いては、点字の図形的要素を生成する手段であるとしているが、生成及び分解は表裏一体の関係にあり、点字の図形的要素を生成出来るということは即ち、分解により点字の図形的要素を読みとることが出来ることをも意味するので、分解に関する説明は以降省略する。
【0061】
点字領域構成部112は2列3行の目には見えない6個の仮想マス112dを生成し、各仮想マス112d内に点字の各点に相当する図形を配置することにより点字領域112aを生成する手段である。点字領域112a及び仮想マス112dの例を図2に示すが、図2の例では各仮想マス112d内に丸形の図形が配置されている。点字領域112aは、図2に示すように点字領域縦サイズ112bと点字領域横サイズ112c等のパラメータによりその大きさが定義され、各パラメータは可変である。尚、点字領域112aを定義するパラメータは上記に限らない。
【0062】
ドット構成部111は、仮想マス112d内に各1個ずつ配置する図形の1つ、1つであるドット111aを生成する手段である。ドット111aの例は図2に示すような丸形の図形でもよいが、丸に限らず四角でも三角でもいかなる形状でもよい。
【0063】
ドット111aにはまず、仮想マス112d内に表示するか表示しないかのいずれかの属性が付され、更に、表示する属性を持つドット111aには、凸型か凹型のいずれかの属性が付される。これらの凹凸の属性の違いは、突出した円錐と陥没した円錐とにより区別したり、単に色分けや形を変えることによって視覚的に凹凸を区別出来るものであればよいが、図2に示すように凸型属性を持つ凸型ドット111bは、立体的に突出した円盤状のものに上から光を照射して影になる部分とそうでない部分を色分けし、一方凹型属性を持つ凹型ドット111cは、立体的に陥没した円盤状のものに上から光を照射して影になる部分とそうでない部分を色分けした形状にすれば、直接視覚に訴え、凹凸の区別が一目で分かるのでユーザがなじみやすい。又、非表示属性を持つ非表示型ドット111dは空白のドットであることが分かればよく、単なる丸を描いたものでもよいし、点線で丸を描いたものでもよい。これらドット111aの大きさは半径や直径等のドットサイズ111eというパラメータで定義され、このパラメータは可変であるがドット111aの大きさが仮想マス112dの大きさを超えてはいけない。
【0064】
点字マス構成部113は、点字領域112aの外周に余白を設けた点字マス113aを生成する手段である。点字マス113aとは、隣接する点字領域112a同志が不用意に重なったり、又はドットサイズ111eが点字領域112aの仮想マス112dの大きさぎりぎりに設定され点字領域112aが複数並んだ時等の見づらさを解消する為に、点字領域112aの外周に余白を設けたものであり、その例を図2に示す。点字マス113aの大きさは点字領域112aの外周からの縦方向の余白である点字マス縦余白113bと横方向の余白である点字マス横余白113cの組み合わせや、点字マス113aの縦サイズと横サイズの組み合わせ等のパラメータで定義され、各パラメータは可変である。但し、点字マス113aは本発明に於ける点字の必須構成要素ではない。
【0065】
点字行構成部114は、点字マス113a又は点字領域112aを1つ以上横方向に並べた点字行114aを生成する手段である。図2に点字行114aの生成例を示すとおり、複数の点字マス113a又は点字領域112aを重ならないように横方向に並べたものが点字行114aである。点字行114aの大きさは、1つの点字行114aに並べられる点字マス113a又は点字領域112aの数や点字行114aの縦横寸法等のパラメータで定義され、このパラメータも可変であるが点字行114aのサイズが表示画面4aの画面枠を超えてはいけないことは当然である。
【0066】
最終的に点字行領域構成部11に於いては、図2に示すように点字行114aを重ならないように1つ以上縦方向に複数並べたものである点字行領域11aを生成し、表示画面4aへの表示が行われる。点字行領域11aは、図4に示すような表示画面4a上の点字入力領域5a又は点字出力領域5bに相当するものである。表示画面4aに表示する点字行114aの数や点字行領域11aの縦横寸法等のパラメータで定義される点字行領域11aの大きさも可変である。尚、これまで説明した各パラメータは、アプリケーションプログラム3やキーボード等の入力デバイスからの命令受信により設定することが出来、前述の通り可変であるが、点字行114a側の上位階層からドット111a側の下位階層への順次設定も可能であるし、ドット111a側の下位階層から点字行114a側の上位階層への順次設定も可能である。
【0067】
点字データベース15は、仮名や数字等のテキストデータと点字データとの対応を格納しているデータベースである。点字データとは、点字が6点のドット111aで構成されることから、例えば表示属性を有するドット111aを「1」、非表示属性を有するドット111aを「0」として、6ビットの2進数データ(例えば010000)で1つの点字の構成を定義することが出来るデータである。尚、点字データの何ビット目がどの位置の仮想マス112dに配置されたドット111aかは予め決めておく必要がある。点字データの定義方法はこれに限らず、仮想マス112dの位置情報とその仮想マス112dに配置されるドット111aの属性との対応が数値化されたものであればよい。又、同じ仮名や数字を示す点字でも、凸型属性か凹型属性かによって、各ドット111aの表示/非表示属性を2列3行の仮想マス112dの列を中心として左右対称に入れ替える必要がある為、点字データベース15には凹凸いずれか一方の表示に於ける点字データを格納しておき、後述の命令部13に於いて受信した凹型/凸型属性の指定命令により、点字データの変換を行い、凸表示と凹表示の切替えを行うことが出来る。例えば、「000111」と表現された点字データが凸型属性用のものであれば、凹型属性用の点字データに変換すると上位3ビットと下位3ビットを入れ替えて「111000」等となる。尚、点字データベース15の容量に余裕があれば、凸型属性用の点字データと凹型属性用の点字データの両方を格納しておいてもよい。このように、点字データによる点字の数値化を行ったことにより、従来のように6点で1かたまりの点字を表す図形フォントそのものをデータベースに格納する必要及びアプリケーション毎に用意する必要がなくなり、データベース容量の削減が図れる。
【0068】
命令部13は、各種の命令を受け、点字行領域構成部11及びその内部構成手段である各構成部に伝達し、又アプリケーションプログラム3に対して点字データやテキストデータ等を受け渡す手段である。各種の命令とは、点字入出力プログラム1を呼び出す他のアプリケーションプログラム3等から前述した各パラメータの設定命令、又は点字を出力する時にはキーボード等のテキスト入力部2から入力されるテキスト命令や凸型/凹型属性の指定命令、又は点字を入力編集する時にはキーボードやマウス等の点字入力部5から入力される点字入力命令や凸型/凹型属性の指定命令、又は表示されている点字行114aを読み込む時には点字行読み込み命令や表示されている点字に対応するテキストデータを出力するテキスト出力命令等である。尚、凸型/凹型属性の指定は、ドット111a単位、点字領域112a単位、点字行114a単位、点字行領域11a単位のいずれかで行えるようにしてもよい。点字行114aや点字行領域11a単位で凹凸の指定が出来ると指定回数が減るので、プログラムにかかる負荷を軽減させることが出来る。
【0069】
表示部4は、点字行領域構成部11によって生成された点字や、点字に対応するテキストデータを出力する手段であり、CRTディスプレイや液晶ディスプレイ等の汎用のコンピュータモニター画面でよい。尚、コンピュータモニター画面にはテレビ用の画面を含んでもよい。
【0070】
【実施例1】
次に本発明のプログラムが実行されるプロセスの流れの一例を図3、図5、図6のフローチャート図及び図1のシステム構成図とを用いて詳細に説明する。本実施例に於いては点字入出力プログラム1を呼び出すアプリケーションプログラム3から、テキスト入力部2と点字入力部5と表示部4を用いて、点字の入出力及び点字に対応するテキストを出力する場合を説明する。
【0071】
まず、点字を出力するプロセスの流れを図3のフローチャート図を用いて説明する。点字入出力プログラム1は、命令部13に於いて、表示部4に表示させる点字行領域11a等の大きさを定義するパラメータをアプリケーションプログラム3から受信し、これらの設定情報を点字行領域構成部11に伝達する(S310)。先にこれらの設定情報を受信しておけば、図4に示すように、パラメータに基づいて、非表示型ドット111dにより構成された任意のサイズの点字行114aを表示部4の表示画面4aに予め用意することが出来る。尚、表示画面4aには、図4に示したようにテキスト入力領域2a、テキスト出力領域2b、点字入力領域5a、点字出力領域5bを用意するとよい。各入力領域と出力領域は兼用でもよく、各領域の配置場所や大きさは可変である。
【0072】
命令部13に於いて、アプリケーションプログラム3又はテキスト入力部2からテキストを受信する(S320)。例えば、図4の表示画面4a内のテキスト入力領域2a内にキーボードから入力された「あい」というテキストを受信する。
【0073】
受信したテキストについて1文字ずつ、テキストに対応する点字データを点字データベース15から検索する(S330)。まずは、「あ」というテキストから検索を開始する。
【0074】
「あ」に対応する点字データが点字データベース15から検索されたら、点字データの各ビットの表示/非表示属性情報を基にドット構成部111に於いてドット111aの生成を行う(S340)。この時、既にS310に於いて凸型/凹型属性の指定命令を受信していれば、その命令に従い、表示属性を有するドット111aに対しては凸型ドット111b又は凹型ドット111cを生成する。例えば、点字データベース15に凸型属性用の点字データが格納されていて、一方凹型属性の指定命令を受信した場合は、点字データの変換(例えば、「111000」というデータを「000111」というデータに変換する。)を行った後、1のビットデータを有する仮想マス112dに凹型ドット111cを生成する。0のビットデータを有する仮想マス112dには非表示属性のドット111aが配される為、非表示型ドット111dのままとする。又、指定命令を受信していない場合は、都度指定命令を受け付け対応してもよい。これより、点字領域構成部112に於いて6点で1つの「あ」という点字領域112aが生成され、1つの点字が完成する(S350〜S380)。
【0075】
生成された「あ」に対応する点字領域112aを点字マス113aに収める(S380)。先の凸型/凹型属性の指定命令により、凸型属性の場合は、左端から順に点字マス113aを配列し、凹型属性の場合は、右端から順に点字マス113aを配列する(S390〜S420)。
【0076】
次に「い」というテキストに対応する点字データの検索及び点字マス113aの生成を行う(S430)。手順は「あ」について行ったのと同様である。このように、入力されたテキスト全ての処理が終わるまで、この手順を繰り返し、点字行114aの生成を行い、表示部4の表示画面4aの点字出力領域5bに順次表示する。以上のステップを経て、「あい」に対応して生成された点字行114aを凸表示と凹表示でそれぞれ表示させたものが図4に示した例である。
【0077】
次に、予め点字入力領域5aに表示されている非表示型ドット111dにより構成された点字行114aに、点字の入力編集を行うプロセスの流れを図5のフローチャート図を用いて説明する。点字入出力プログラム1は、命令部13に於いて、点字入力部5からユーザが編集したい点字領域112aの選択を受信する(S510)。例えば、図4に示すように、マウスやキーボードの矢印キー等のポインタデバイスによって、編集したい点字領域112aにカーソル112eを移動させる。
【0078】
選択された点字領域112aの中から更に編集したいドット111a(仮想マス112d)の選択を点字入力部5から受信する(S520)。
【0079】
選択されたドット111aの編集を行う(S530〜S570)。例えば、編集したいドット111aをマウスで1回クリックする毎にそのドット111aの表示/非表示属性が反転するようにしてもよいし、又、左クリックを凸型属性用の入力、右クリックを凹型属性用の入力に割り当ててもよい。又、テンキーやキーボードの各キーに、ドット111a単位の表示/非表示属性の指定命令や点字領域112a単位又は点字行114a単位で一括して凹凸の属性反転を行う指定命令等を割り当ててもよい。このようにして、先に説明した図4のような点字行114aへの点字の入力編集が行われる。
【0080】
次に、入力編集された点字行114a又は既に表示されている点字行114aに対応するテキストを点字データベース15から検索して表示するプロセスの流れを図6のフローチャート図を用いて説明する。点字入出力プログラム1は、命令部13に於いて、表示部4の表示画面4aに表示されている点字行114aを読み込む為の点字行読み込み命令をアプリケーションプログラム3等から受信する(S610)。
【0081】
図4を例に説明すると、点字入出力プログラム1は表示部4の表示画面4aの点字入力領域5a又は点字出力領域5bに表示されている点字行114aを読み込み、点字行構成部114から点字マス構成部113、点字領域構成部112、ドット構成部111という順番に点字行114aを分解して、下位階層にさかのぼり、生成された点字に含まれるドット111aの内、表示属性を有するドット111aが凸型属性か凹型属性のどちらかを検出する(S620)。
【0082】
ドット111aの凸型/凹型属性を検出後、凸型属性であれば点字行114aの左端から順次点字領域112aを読み込み、凹型属性であれば点字行114aの右端から順次点字領域112aを読み込み、各点字領域112aを各仮想マス112d内のドット111a毎に分解し、例えば点字データベース15に格納されているのと同じ形式の2進数の6ビットデータに変換する(S630)。点字データベース15に凸型属性用の点字データが格納されている場合で、凹型属性の点字が表示部4に表示されていれば、凸型属性用の点字データ形式に変換する。
【0083】
点字データベース15から、変換した点字データに対応するテキストデータを検索する(S640)。
【0084】
検索されたテキストデータを表示部4の表示画面4aのテキスト出力領域2bに順次出力、表示する(S650)。
【0085】
検索未処理の点字領域112aがあれば、未処理の点字領域112aがなくなるまでS630からS650までと同様のステップでテキストデータを検索し、点字行114aの終わりまで表示していく。(S660)。
【0086】
【実施例2】
次に、実施例1に於いて説明した点字入出力プログラム1を用いて、視覚健常者が点字の入出力学習を行う為の点字学習システム6の実施の形態について説明する。すなわち、実施例1に於けるアプリケーションプログラム3が点字学習プログラム61である場合である。
【0087】
図7に本実施例の点字学習システム6のシステム構成の一例を示す。点字学習システム6は、実施例1と同様の点字入出力プログラム1と点字データベース15とテキスト入力部2と点字入力部5と表示部4に加え、点字学習プログラム61、学習用データベース62、コマンド入力部63、音声出力部64を有する。実施例1と同様のシステム構成については説明を省略し、学習用データベース62とコマンド入力部63と音声出力部64については後で説明を行う。
【0088】
更に、点字学習プログラム61の詳細なシステム構成の一例を図8に示す。点字学習プログラム61は、画面レイアウト生成部611、点字入出力IF部612、出題コース管理部613、出題部614、判定部615、学習履歴管理部616、計時部617より構成される。
【0089】
画面レイアウト生成部611は、点字学習プログラム61を表示部4に表示する為の画面レイアウトを生成する手段である。画面レイアウトは複数の階層に分かれるが、点字学習画面に於いてはもちろん点字学習の為の点字入力領域5a、点字出力領域5b、テキスト入力領域2a、テキスト出力領域2bが含まれる。点字行領域11a等の大きさも画面レイアウト生成部611に於いて決定され、後述の点字入出力IF部612を介して点字入出力プログラム1にパラメータを伝達し、表示設定命令を行う。図9から図11に点字学習プログラム61の画面レイアウトの一例を示す。
【0090】
点字入出力IF部612は、点字学習プログラム61に於いて点字の入出力を行う際に、点字入出力プログラム1を呼び出し、点字又はテキストの入出力命令や、前述の画面レイアウトの表示設定命令等を点字入出力プログラム1の命令部13に対して行うインターフェース手段である。点字入出力IF部612は、点字入出力プログラム1を呼び出して命令を行うだけでなく、点字入出力プログラム1が処理した点字データやテキストデータを受信する役割も備える。
【0091】
出題コース管理部613は、点字学習プログラム61に於いて点字学習を行うユーザの学習コースを管理する手段である。学習コースは、図9のコース選択画面に示されるように、入門練習、初級、中級、上級等のレベルに分かれ、更にレベル毎に点字を読む練習や点字を入力する練習等の詳細学習内容(レッスン)に分かれる。出題がクイズ形式になっていてもよく、初学者でも出題されたクイズに回答する要領で、楽しく点字学習を進めることが出来る。又、学習内容はストーリー性を持たせたものになっていてもよく、ユーザは先の展開を楽しみにして学習を続けるので、点字学習の継続に効果がある。図9のコース選択画面に於いて、コマンド入力部63からコースの選択を受信し、学習が開始される。コマンド入力部63には、キーボードやマウスを用いてよく、点字入出力プログラム1で使用されるテキスト入力部2や点字入力部5と兼用でもよい。尚、クイズ形式かつストーリー性のある点字学習の場合は、学習用データベース62に、ストーリーと問題と答えを対応付けて、ストーリーの順番に出題出来るように格納しておく。
【0092】
出題部614は、先に選択されたコースや学習内容を基に、図10のレッスン画面に於いて、学習用データベース62に格納されている問題から出題を行う手段である。例えば、「あい」というテキストデータをテキスト出力領域2bに出題した場合には、点字入力領域5a内の非表示型ドット111dにより構成される点字行114a内の点字領域112aに、「あい」に相当する点字を実施例1に於いて説明したように点字入力部5から入力する。又、逆に「とり」に相当する点字を点字入出力プログラム1を用いて点字出力領域5b内の点字行114aに出題した場合は、テキスト入力領域2aにテキスト入力部2から回答である「とり」をテキスト入力する。前者のように点字出力領域5bに点字そのものを出題する場合には、答えの「とり」のヒントとなる音声(鳥の鳴き声)を学習用データベース62から抽出し、出題部614からスピーカ等の音声出力部64を介して出力してもよいし、図10の画像表示領域4bに鳥の画像を表示してもよい。又、図9に示した入門練習に於いては、点字出力領域5bに出題された点字と同じものを、点字入力領域5aに入力する練習を行ったり、凸表示されている点字を凹表示に変換させる練習を行ってもよく、コースのレベルに応じてヒントを変えてもよい。
【0093】
判定部615は、出題部614に於いて出題された問題に対して、テキスト入力部2から入力されたテキストデータ又は、点字入力部5から入力された回答が点字データに変換されたものを点字入出力プログラム1から受信し、学習用データベース62に格納されている回答と比較して正誤判定を行う手段である。先の出題に於いて、テキスト入力された「とり」が正解である場合は、音声出力部64に於いて音声合成により「とり」という単語を発してもよいし、図10の画像表示領域4bに鳥の画像を表示してもよい。
【0094】
学習履歴管理部616は、判定部615に於ける回答の正誤判定結果を管理し、得点計算を行ったり、ユーザがどこまで学習したかを管理する手段である。図11のような学習記録画面に於いて、学習日や学習にかかった時間や合否や点数が表示される。これらの記録は学習情報として学習用データベース62に格納され、次回、点字学習を行う際に、出題コース管理部613に於いてどのコースのどの学習内容から再開させるかが分かる。又、次のコース又は次の学習内容に進む為の条件を学習用データベース62に格納しておき、例えば得点が60点以下であれば、次のコース又は次の学習内容に進ませず、同じコースや学習内容での学習を行わせるか等工夫することが出来、ユーザの学習意欲を高めることが出来る。
【0095】
計時手段617は、出題部614に於ける出題から、回答の受信までに要した時間を計時する手段である。点字学習プログラム61を起動させてから、終了させるまでの時間を計時し、学習用データベース62に記録してもよい。学習用データベース62に問題毎の制限時間を格納しておき、ユーザが制限時間を超えても回答出来なかった場合には、回答時間を延長するか、次の問題にうつるか、再出題を行うか等の措置をとることが出来る。これにより、ユーザの学習に対する集中力を高めることが出来る。
【0096】
本発明に於ける各手段、データベースは、その機能が論理的に区別されているのみであって、物理上或は事実上は同一の領域を為していてもよい。又データベースの代わりにデータファイルであってもよいことは言うまでもなく、データベースとの記載にはデータファイルをも含んでいる。
【0097】
尚、本発明を実施するにあたり本実施態様の機能を実現するソフトウェアのプログラムを記録した記憶媒体をシステムに供給し、そのシステムのコンピュータが記憶媒体に格納されたプログラムを読み出し実行することによっても実現される。
【0098】
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラム自体が前記した実施態様の機能を実現することとなり、そのプログラムを記憶した記憶媒体は本発明を構成する。
【0099】
プログラムを供給する為の記憶媒体としては、例えば磁気ディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、磁気テープ、不揮発性のメモリカード等を使用することが出来る。又、本発明のプログラムをサーバ内に格納し、インターネット等のネットワークを介してコンピュータにダウンロードさせてもよい。
【0100】
又、コンピュータが読み出したプログラムを実行することにより、上述した実施態様の機能が実現されるだけではなく、そのプログラムの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているオペレーティングシステムなどが実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって前記した実施態様の機能が実現される場合も本発明に含まれる。
【0101】
【発明の効果】
本発明により、どこにでもある汎用のコンピュータモニター画面上に凹凸及び非表示の区別が可能な点字を見やすく表示させ、又、キーボードやマウス等の身近な入力デバイスを用いて点単位で入力編集を行うことが出来る。
【0102】
点字を6個のマスに分割し、点字を数値化した為、従来の6点で1かたまりの点字の図形フォントそのものを格納するデータベースが不要となり、データベース容量の削減が図れる他、コンピュータモニター画面に於いては従来対応していなかった点字の凹表示及び右からの点字配列を行うことが可能となり、点字の読みと入力の両方の学習を一度に行うことが出来る。
【0103】
本発明の点字入出力プログラムは、使用するアプリケーションやユーザの好みや用途に応じて、点字の点の大きさや1行あたりの点字数等の設定を可変させることが出来るので、本発明の点字学習プログラムに組み込んで効率的且つゲーム感覚で楽しく点字学習が行えるのみならず、その他の様々なアプリケーションに組み込んだり、インターネットブラウザ上でも自由に点字の入出力を行うことが可能である。例えば、ホームページ作成用アプリケーションに組み込み、点字付きのホームページを作成することも出来るし、ゲームソフトに組み込み、点字入力の速さを競う対戦型点字ゲーム等を行うことも出来る。点字入出力プログラム1をDLLファイルとして、コンピュータのOSに提供すれば、コンピュータ内で利用する全てのアプリケーションに組み込んで利用させることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の点字入出力プログラムのプログラム構成の一例を示す図である。
【図2】本発明の点字入出力プログラムにより生成される点字の構成の一例を示す図である。
【図3】本発明のプロセスの流れの一例を示すフローチャート図である。
【図4】表示部の表示画面の一例を示す図である。
【図5】本発明のプロセスの流れの一例を示すフローチャート図である。
【図6】本発明のプロセスの流れの一例を示すフローチャート図である。
【図7】本発明の点字学習システムのシステム構成の一例を示す図である。
【図8】本発明の点字学習プログラムのプログラム構成の一例を示す図である。
【図9】本発明の点字学習プログラムの画面レイアウトの構成の一例を示す図である。
【図10】本発明の点字学習プログラムの画面レイアウトの構成の他の一例を示す図である。
【図11】本発明の点字学習プログラムの画面レイアウトの構成の他の一例を示す図である。
【図12】従来の平面画面への点字表示を示す図である。
【符号の説明】
1:点字入出力プログラム
11:点字行領域構成部
11a:点字行領域
111:ドット構成部
111a:ドット
111b:凸型ドット
111c:凹型ドット
111d:非表示型ドット
111e:ドットサイズ
112:点字領域構成部
112a:点字領域
112b:点字領域縦サイズ
112c:点字領域横サイズ
112d:仮想マス
112e:カーソル
113:点字マス構成部
113a:点字マス
113b:点字マス縦余白
113c:点字マス横余白
114:点字行構成部
114a:点字行
13:命令部
15:点字データベース
2:テキスト入力部
2a:テキスト入力領域
2b:テキスト出力領域
3:アプリケーションプログラム
4:表示部
4a:表示画面
4b:画像表示領域
5:点字入力部
5a:点字入力領域
5b:点字出力領域
6:点字学習システム
61:点字学習プログラム
611:画面レイアウト生成部
612:点字入出力IF部
613:出題コース管理部
614:出題部
615:判定部
616:学習履歴管理部
617:計時部
62:学習用データベース
63:コマンド入力部
64:音声出力部
Claims (26)
- コンピュータモニター画面上に点字を表示又は入力する為にコンピュータ上で実行される点字入出力プログラムであって、
2列3行の目には見えない6個の仮想マスを生成し、
前記仮想マス内に、点字の各点に相当する図形を各1個ずつ計6個配置することにより1つの点字領域を生成する点字領域構成部を
有することを特徴とする点字入出力プログラム。 - 前記点字入出力プログラムは、
表示又は非表示の属性を持たせた前記図形を生成するドット構成部を
有することを特徴とする請求項1に記載の点字入出力プログラム。 - 前記点字入出力プログラムは、
前記各仮想マスの位置情報と、前記各仮想マス内に配置される図形の表示/非表示属性との対応を数値化した点字データにより
前記点字領域を生成する
ことを特徴とする請求項2に記載の点字入出力プログラム。 - 前記点字入出力プログラムは、
前記点字データを6ビットの2進数データで表した
ことを特徴とする請求項3に記載の点字入出力プログラム。 - 前記点字入出力プログラムは、
前記点字データと、前記点字データに対応するテキストデータとを格納する点字データベースを用いて、
キーボード等の入力デバイスからテキストデータを受信して、前記受信したテキストデータに対応する点字データを検索し、前記検索された点字データをコンピュータモニター画面上に表示可能な前記点字領域に変換するか、又は
コンピュータモニター画面上に表示されている点字領域を読み込んで、前記読み込んだ点字領域を前記点字データに変換し、前記変換された点字データに対応するテキストデータを検索する命令部を
有することを特徴とする請求項3又は請求項4に記載の点字入出力プログラム。 - 前記点字入出力プログラムは、
前記表示属性を有する図形又は点字領域に対して凸型又は凹型の属性を持たせたことを特徴とする請求項2から請求項5のいずれかに記載の点字入出力プログラム。 - 前記点字入出力プログラムは、
前記凸型属性を有する図形を、立体的に突出した円盤状の図形で表現し、上から光を照射して影になる部分と影にならない部分を色分けし、
前記凹型属性を有する図形を、立体的に陥没した円盤状の図形で表現し、上から光を照射して影になる部分と影にならない部分を色分けした
ことを特徴とする請求項6に記載の点字入出力プログラム。 - 前記点字入出力プログラムは、
テンキーやキーボード等の入力キー、マウス等のポインタデバイス等の入力デバイス又は、コンピュータ内部のアプリケーションプログラムの命令部に、
前記図形の表示/非表示属性及び/又は、前記図形又は点字領域の凸型/凹型属性の指定命令を割り当て、
前記命令部に於いて前記指定命令を受信して前記図形又は点字領域単位での入力編集や表示を行う
ことを特徴とする請求項6又は請求項7に記載の点字入出力プログラム。 - 前記点字入出力プログラムは、
前記命令部に於いて、読み込んだ点字領域の凸型/凹型属性又は、前記入力デバイス又は前記アプリケーションプログラムの命令部から受信した点字領域の凸型/凹型属性の指定命令が、前記点字データベースに格納されている点字データの凸型/凹型属性と異なる場合、
前記点字領域に対応する点字データを、前記点字データベースに格納されている点字データの前記属性に合わせて変換する
ことを特徴とする請求項6から請求項8のいずれかに記載の点字入出力プログラム。 - 前記点字入出力プログラムは、
前記点字領域を複数隣接させて並べた時の重なりや前記図形の見づらさを防止する為に、前記点字領域の外周に余白を設けた点字マスを生成する点字マス構成部を
有することを特徴とする請求項1から請求項9のいずれかに記載の点字入出力プログラム。 - 前記点字入出力プログラムは、
前記点字マス又は前記点字領域を、隣接する点字マス又は点字領域同志が重ならないように横方向に1つ以上配置した点字行を生成する点字行構成部を有し、
前記命令部に於いて読み込んだ点字領域の凸型/凹型属性又は、前記入力デバイス又は前記アプリケーションプログラムの命令部から受信した点字領域の凸型/凹型属性の指定命令に従い、前記凸型属性を有する点字領域は前記点字行の左端から順に、前記凹型属性を有する点字領域は前記点字行の右端から順に、配列又は読み込みを行う
ことを特徴とする請求項6から請求項10のいずれかに記載の点字入出力プログラム。 - 前記点字入出力プログラムは、
前記点字行を、隣接する点字行同志が重ならないように縦方向に1つ以上配置した点字行領域を生成する点字行領域構成部を
有することを特徴とする請求項11に記載の点字入出力プログラム。 - 前記点字入出力プログラムは、
前記命令部に於いて前記図形又は点字領域の凸型/凹型属性の指定命令を、前記点字行単位又は前記点字行領域単位で受信する
ことを特徴とする請求項8から請求項12のいずれかに記載の点字入出力プログラム。 - 前記点字入出力プログラムは、
直径や縦横の寸法等のパラメータで定義される前記図形の大きさ、
縦横の寸法等のパラメータで定義される前記点字領域の大きさ、
縦横の寸法や前記点字領域の外周からの余白部分の寸法等のパラメータで定義される前記点字マスの大きさ、
前記点字マスの数や縦横の寸法等のパラメータで定義される前記点字行の大きさ、
又は前記点字行の数や縦横の寸法等のパラメータで定義される前記点字行領域の大きさ
のいずれか1種類以上を設定する為に、
前記命令部に於いて前記入力デバイス又は前記アプリケーションプログラムの命令部から前記いずれかのパラメータを受信し、
前記図形、前記点字領域、前記点字マス、前記点字行、又は前記点字行領域のいずれか1種類以上の大きさを可変させる
ことを特徴とする請求項8から請求項13のいずれかに記載の点字入出力プログラム。 - コンピュータモニター画面を用いて点字の読み及び/又は入力の学習を行う為の点字学習プログラムを有する点字学習システムであって、
前記点字学習プログラムは、
前記点字入出力プログラムの呼び出し命令を行い、前記点字入出力プログラムに点字の入力、点字の表示、読み込ませた点字の点字データへの変換又は点字データからテキストデータへの変換のいずれか1つ以上を行わせる点字入出力IF部を
有することを特徴とする点字学習システム。 - 前記点字学習システムは、
前記点字入出力IF部に於ける前記呼び出し命令により、前記点字入出力プログラムから前記点字データ又はテキストデータを受信する
ことを特徴とする請求項15に記載の点字学習システム。 - 前記点字学習プログラムは、
点字学習に必要なコンピュータモニター画面のレイアウトを1種類以上生成する画面レイアウト生成部を有し、
前記生成された画面レイアウトの内の点字学習用画面は、点字入力領域、点字出力領域、テキスト入力領域、又はテキスト出力領域のいずれか1つ以上の領域を有する
ことを特徴とする請求項15又は請求項16に記載の点字学習システム。 - 前記点字学習プログラムは、
1種類以上のレベル別の点字学習コースと、前記コース別の学習内容とを管理する出題コース管理部を
有することを特徴とする請求項15から請求項17のいずれかに記載の点字学習システム。 - 前記点字学習システムは、
前記出題コース管理部に於いて管理されるコース毎に、ストーリー展開を持たせた学習内容を学習用データベースに格納する
ことを特徴とする請求項18に記載の点字学習システム。 - 前記点字学習プログラムは、
前記出題コース管理部に於けるコースと学習内容の管理に基づいて、問題とその問題に対する回答とを格納している前記学習用データベースから出題を行う出題部と、
前記出題部に於いて出題された問題に対する回答に相当するテキストデータ又は点字データを前記点字入出力プログラムから受信し、前記学習用データベースに格納されている回答と比較して正誤判定を行う判定部とを、
有することを特徴とする請求項18又は請求項19に記載の点字学習システム。 - 前記点字学習システムは、
前記出題部に於いて出題される問題とその回答を1問1答のクイズ形式で、前記学習用データベースに格納している
ことを特徴とする請求項20に記載の点字学習システム。 - 前記点字学習プログラムは、
前記出題部に於ける出題から回答の受信までに要した時間を計時する計時手段を有し、
前記計時手段に於ける計時結果が前記学習用データベース内に格納されている出題毎の制限時間を超えたら、回答受付時間を延長させるか、次の問題に進ませるか又は再出題するかのいずれかを選択して実行する
ことを特徴とする請求項20又は請求項21に記載の点字学習システム。 - 前記点字学習プログラムは、
前記判定部に於ける回答の正誤判定結果や、正誤判定に基づいて計算された得点や、出題から回答の受信までに要した時間や、点字学習プログラムが実行された日時等の学習情報を記録し、前記学習用データベースに格納する学習履歴管理部を
有することを特徴とする請求項20から請求項22のいずれかに記載の点字学習システム。 - 前記点字学習システムは、
前記学習用データベースに格納された学習情報に基づいて、ユーザに前回の学習の続きから学習を再開させる
ことを特徴とする請求項23に記載の点字学習システム。 - 前記点字学習システムは、
次のコース及び/又は次の学習内容に進む為の条件を前記学習用データベースに格納し、
前記学習用データベースに格納された学習情報に基づいて、前記条件を満足しない場合には、次のコース及び/又は次の学習内容に進ませない
ことを特徴とする請求項23又は請求項24に記載の点字学習システム。 - 前記点字学習システムは、
前記出題部に於ける出題のヒントを音声又は画像により出力する及び/又は、
前記判定部に於ける回答の正解を音声又は画像により出力する
ことを特徴とする請求項20から請求項25のいずれかに記載の点字学習システム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002197718A JP2004038031A (ja) | 2002-07-05 | 2002-07-05 | 点字入出力プログラム及び該点字入出力プログラムを用いた点字学習システム |
Applications Claiming Priority (1)
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| JP2002197718A JP2004038031A (ja) | 2002-07-05 | 2002-07-05 | 点字入出力プログラム及び該点字入出力プログラムを用いた点字学習システム |
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| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
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