JP2004037760A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】画像形成装置装置において、設定操作が容易で、かつ複数人により好適に使用することを可能にする。
【解決手段】入力された画像データに基づいて記録紙上に画像形成を行う画像形成装置において、制御部1は、登録指紋データである登録指紋データと、任意の画像形成条件とを対応づけて記憶部9に記憶させ、指紋認識部4を制御させて指紋を認識して認識指紋データである認識指紋データを作成し、
認識された指紋データである認識指紋データを、記憶部9に記憶されている登録指紋データと照合して、同一指紋があるか否かを判断し、同一指紋があると判断し場合に、同一指紋であると判断された登録指紋データに対応づけられた画像形成条件に基づく画像形成処理を実行可能な動作モードを設定する。
【選択図】 図4
【解決手段】入力された画像データに基づいて記録紙上に画像形成を行う画像形成装置において、制御部1は、登録指紋データである登録指紋データと、任意の画像形成条件とを対応づけて記憶部9に記憶させ、指紋認識部4を制御させて指紋を認識して認識指紋データである認識指紋データを作成し、
認識された指紋データである認識指紋データを、記憶部9に記憶されている登録指紋データと照合して、同一指紋があるか否かを判断し、同一指紋があると判断し場合に、同一指紋であると判断された登録指紋データに対応づけられた画像形成条件に基づく画像形成処理を実行可能な動作モードを設定する。
【選択図】 図4
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、複写機、スキャナ、FAX等の機能を備えた複合機等の画像形成装置は、ますます多種多様な機能を備えるようになってきており、それらの機能を設定してから所望の画像形成処理が実行されるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記のような画像形成装置は、様々な機能を備えているが故に、利用する度に画像形成条件を設定するのが面倒であるという問題があった。更にこのような画像形成装置は、複数の人によって共同使用されることが多いので、前の使用者の画像形成条件設定を解除せずに使用してしまうことにより紙の無駄等様々な問題が発生していた。また、共同使用の場合、機能によっては、利用できる者を制限したい場合もあるが、そのような機能制限が可能な画像形成装置は無かった。
そこで、本発明の課題は、設定操作が容易で、かつ複数人により好適に使用することが可能な画像形成装置を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、入力された画像データに基づいて記録紙上に画像形成を行う画像形成装置において、
登録された登録指紋データと、指定された画像形成条件とを対応づけて記憶する記憶手段と、
指紋を認識して、認識指紋データを作成する指紋認識手段と、
前記指紋認識手段により認識された認識指紋データを、前記記憶手段に記憶されている登録指紋データと照合して、同一指紋があるか否かを判断する指紋照合判断手段と、
前記指紋照合判断手段により、同一指紋であると判断された登録指紋データに対応づけられた画像形成条件に基づく画像形成処理を実行可能な動作モードを設定する設定制御手段と、
を備えることを特徴とする。
【0005】
ここで、画像形成条件とは、画像形成するにおけるショートカットキーとしての、例えば、画像出力の枚数、大きさ、拡大縮小等の各種設定、出力用用紙の指定、画像形成処置における画像の明るさ、コントラスト、階調補正、色調補正等のレベル、及び画像記憶先データ、画像送信先データ等を自動設定するための条件や、画像形成における各種機能の一部を制限、あるいは使用者によって特別に解除するための自動設定条件等であるが、その他、画像形成に関するものであればどのようなものであってもよい。
また、指紋照合判断手段による指紋の照合方法は、指紋認識手段により認識した認識指紋データの画像と、記憶手段に記憶されている登録指紋データの画像とを照合する方法や、指紋の特徴を抽出して比較する方法等、同一指紋のデータであるか否かが判断できればどのような方法であってもよい。
また、動作モードを設定するとは、上記の画像形成条件に基づいた画像形成処理が、任意の動作開始信号の入力により即実行可能な待機状態にすること、或いは、動作開始信号等の入力なしに画像形成処理を即実行する前の準備状態にすることである。ここで、任意の動作開始信号の入力により画像形成処理が実行可能な待機状態である場合には、例えば表示装置等にその設定内容を表示するなどして、動作実行前にユーザにより動作の内容の確認、変更等が可能な状態となる。
【0006】
請求項1に記載の発明によれば、記憶手段に登録された登録指紋データと、指定された画像形成条件とが対応づけられて記憶され、指紋認識手段により、指紋が認識されて認識指紋データが作成され、指紋照合判断手段により、認識された認識指紋データが、記憶手段に記憶されている登録指紋データと照合されて同一指紋があるか否かが判断され、設定制御手段により、同一指紋であると判断された登録指紋データに対応づけられた画像形成条件に基づく動作モードが設定されるので、指紋を認識させるだけで、使用するユーザ毎に異なった画像形成条件の動作モードが自動設定されることとなって、設定操作が容易な上、複数人で用いる場合に誤操作等を防止することができ、便利である。
【0007】
請求項2に記載の発明は、入力された画像データに基づいて記録紙上に画像形成を行う画像形成装置において、
登録された登録指紋データと、指定された画像形成条件とを対応づけて記憶する記憶手段と、
指紋を認識して、認識指紋データを作成する指紋認識手段と、
前記指紋認識手段により認識された認識指紋データを、前記記憶手段に記憶されている登録指紋データと照合して、同一指紋があるか否かを判断する指紋照合判断手段と、
前記指紋照合判断手段により、同一指紋であると判断された登録指紋データに対応づけられた画像形成条件に基づく画像形成処理を実行する実行手段と、
を備えることを特徴とする。
【0008】
請求項2に記載の発明によれば、記憶手段に、登録された登録指紋データと、指定された画像形成条件とが対応づけられて記憶され、指紋認識手段により指紋が認識され、認識指紋データが作成され、指紋照合手段により、認識された認識指紋データが、記憶手段に記憶されている登録指紋データと照合されて同一指紋があるか否かが判断され、実行手段により、同一指紋であると判断された登録指紋データに対応づけられた画像形成条件に基づく画像形成処理が実行されるので、指紋を認識させるだけで、その指紋に対応づけられた画像形成処理が自動的に実行されることとなって、画像形成処理における設定操作、及び実行操作が容易となる。
【0009】
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の画像形成装置において、
前記画像形成条件には、画像データを複写して出力する処理に関する条件、画像データの読取処理に関する条件、画像データを他の装置との間で送受信する処理に関する条件のうち、少なくとも何れか一つが含まれることを特徴とする。
【0010】
ここで、画像データを複写して出力する処理に関する条件とは、例えば、複写機等における画像出力に関する、枚数、出力用紙サイズ、出力用紙種類、出力画像の明度、解像度、光沢度、特殊スクリーン処理、コントラスト、拡大縮小、回転、ソート、ステープル等に関する条件であるが、これらに限定されるものではない。また、画像データの読取処理に関する条件とは、例えば、スキャナ等による、読み込み画像データの解像度、白黒、カラー、線画等の各種モード設定条件、読み込み画像データの格納先データ等であるが、これらに限定されるものではない。
また、画像データを他の装置との間で送受信する処理に関する条件とは、例えば、FAX装置等において、画像データの送受信先データ、送受信画像データの圧縮度、解像度、明度、送受信用の出力用紙に関するデータ等であるが、これらに限定されるものではない。
【0011】
請求項3に記載の発明によれば、請求項1又は2に記載の発明と同様の効果が得られるのは勿論のこと、特に、画像データを複写して出力する処理、画像データの読取処理、画像データを他の装置との間で送受信する処理を設定する際の設定操作及び実行操作が容易となる。
【0012】
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3の何れか一項に記載の画像形成装置において、
前記記録紙を格納する複数の格納トレイと、
登録された登録指紋データと、前記複数の格納トレイのうち選択可能な格納トレイを制限するトレイ選択制限条件とが、対応付けられて記憶される第2記憶手段と、
前記指紋認識手段により認識された認識指紋データを、前記第2記憶手段に記憶されている登録指紋データと照合して、同一指紋があるか否かを判断する第2指紋照合判断手段と、
前記指第2指紋照合判断手段により、同一指紋であると判断された登録指紋データに対応づけられたトレイ選択制限条件に基づくトレイ選択設定モードを設定するトレイ選択設定制御手段と、
を備えることを特徴とする。
【0013】
ここで、トレイ選択制限条件とは、複数の格納トレイのうち選択可能な格納トレイ、或いは選択が制限された格納トレイに関する条件であって、選択不可能な格納トレイに格納されている転写材は、画像の転写に使用できないこととなる。また、トレイ選択設定モードを設定するとは、通常動作においては、使用が制限されている格納トレイを、ユーザにより選択設定可能な状態にする、即ち、その制限が解除された格納トレイに格納されている記録紙を、画像を転写する対象として選択可能な状態とすることである。
【0014】
請求項4に記載の発明によれば、請求項1〜3の何れか一項に記載の発明と同様の効果が得られるのは勿論のこと、特に、記録紙を格納する複数の格納トレイを備えており、第2記憶手段に、登録された登録指紋データと、前記複数の格納トレイのうち選択可能な格納トレイを制限するトレイ選択制限条件とが、対応付けられて記憶され、第2指紋照合判断手段により、認識指紋データが、第2記憶手段に記憶されている登録指紋データと照合されて、同一指紋があるか否かを判断され、トレイ選択設定制御手段により、同一指紋であると判断された登録指紋データに対応づけられたトレイ選択制限条件に基づくトレイ選択設定モードが設定されるので、特殊な転写材を使用するユーザを制限することが可能となることとなって、複数人で使用する場合により好適となる。
【0015】
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の画像形成装置において、
前記複数の格納トレイのうち、少なくとも一つの格納トレイは挿抜を禁止するロック機構と、
前記トレイ選択制限条件により選択可能な格納トレイのロック機構をOFFにするロック機構OFF制御手段と、
を備えることを特徴とする。
【0016】
請求項5に記載の発明によれば、請求項4に記載の発明と同様の効果が得られるのは勿論のこと、特に、ロック機構により、複数の格納トレイのうち、少なくとも一つの格納トレイは挿抜が禁止され、ロック機構OFF制御手段により、トレイ選択制限条件により選択可能な格納トレイのロック機構がOFFにされるので、使用するユーザにより、格納トレイに格納される転写材の挿抜を制限することができることとなって、複数人数で使用する場合に好適である。
【0017】
請求項6に記載の発明は、請求項5に記載の画像形成装置において、
電源OFF時に、前記ロック機構解除制御手段により解除されたロック機構をONにするロック機構を備えることを特徴とする。
【0018】
請求項6に記載の発明によれば、請求項5に記載の発明と同様の効果が得られるのは勿論のこと、特に、ロック機構は、電源OFF時に、ロック機構解除制御手段により解除されたロック機構がONの状態になるので、電源がOFFの状態においても、特殊な転写材等を格納する格納トレイより挿抜されないようにできることとなって、より好適である。
【0019】
請求項7に記載の発明は、請求項1〜6の何れか一項に記載の画像形成装置において、
前記画像形成条件には、画像データの入力処理又は画像データの出力処理における画像の解像度に関する条件、光沢度に関する条件、画像スクリーンに関する条件のうち、少なくとも何れか一つが含まれることを特徴とする。
【0020】
請求項7に記載の発明は、請求項1〜6の何れか一項に記載の発明と同様の効果が得られるのは勿論のこと、特に、画像データの入力処理、或いは画像データの出力処理において、画像の解像度に関する条件、光沢度に関する条件、画像スクリーンに関する条件等について、ユーザ毎に設定を変えたり、制限してコストを削減することが可能となるので、複数人数で使用する場合に好適である。
【0021】
請求項8に記載の発明は、請求項1〜7の何れか一項に記載の画像形成装置において、
前記指紋認識手段により認識された指紋データを登録指紋データとして、指定された画像形成条件と対応づけて前記記憶手段に記憶させて登録する登録手段を備えることを特徴とする。
【0022】
請求項8に記載の発明によれば、請求項1〜7の何れかに一項に記載の発明と同様の効果が得られるのは勿論のこと、特に、登録手段により、認識された指紋データを登録指紋データとして、指定された画像形成条件と対応づけて記憶手段に記憶させて登録させることができるので、ユーザは、自在に画像形成条件をカスタマイズすることが可能となって使い勝手が良い。
【0023】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る画像形成装置の実施の形態について、図1〜図7を用いて説明する。本発明にかかる画像形成装置は、例えば、複写機、プリンタ、MFP(Multifunction Peripheral)、印刷機、プリンタ情報提供端末、ファクシミリ送受信機等を含んでいるが、本実施の形態においては、一例として、カラー複写機100を用いて以下で説明する。
カラー複写機100は、図1のブロック図に示すように、制御部1、RAM2、指紋認識部3、画像読取部4、画像形成部5、転写部6、入力部7、表示部8、記憶部9、通信制御部10等を備えている。
【0024】
制御部1は、CPU(Central Processing Unit)等から構成され、記憶部9に記憶されているシステムプログラム、及び画像形成に関する各種アプリケーションプログラムの中から指定されたプログラムをRAM2内の図示しないワークエリアに展開し、入力部7等の各構成部から入力されるデータに応じてプログラムに従った各処理を実行する。そして、制御部1は、処理結果をRAM2に格納すると共に、適宜表示部8に表示させ、さらに記憶部9内の所定領域に記憶させる。
【0025】
具体的には、制御部1は、実行手段として、記憶部6に記憶される画像形成プログラム9cを読み出して画像出力処理を実行する。制御部1は、この画像出力処理において、ユーザが操作入力部9により入力した入力信号に基づいて、画像読取部4、画像形成部5、転写部6等に指示信号を出力し、ユーザ指定の画像データを、ユーザ指定の画像出力条件で画像出力させる。
【0026】
また、制御部1は、指紋認識手段として、記憶部9に格納されている指紋認識プログラム9aを読み出して、同プログラム9aに従って、指紋認識処理を実行する。具体的に、制御部1は、指紋認識部3を制御し、ユーザの指先の凸凹の反射を利用した画像データを読み取り、更に読み取った画像データに基づいて、例えば、指紋を照合するための特徴データを抽出する等して認識指紋データを作成し、同指紋データをRAM2に一時格納する。
【0027】
また、制御部1は、指紋照合判断手段、第2指紋照合手段として、記憶部9より指紋照合プログラム9bを読み出して指紋認識処理を実行する。具体的に、制御部1は、例えば、認識した指紋データと、記憶部9に登録されている複数の登録指紋データとを、例えば、指紋の画像データを重ね合わせて指紋を照合したり、あるいは指紋の特徴を抽出して比較するなどして、同一の指紋であるか否かを判別し、その判別結果を表示部8に表示させることにより、照合判断処理を実行する。
【0028】
更に、制御部1は、設定制御手段として、認識した認識指紋データが、登録されている登録指紋データと同一指紋のものであると判断した場合に、その登録指紋データと対応づけられている画像形成条件に基づく動作をユーザが選択可能なようにその動作モードを設定可能に制御する。ここで、動作モードを設定するとは、上記の画像形成条件に基づいた画像形成処理が、任意の動作開始信号の入力により即実行可能な待機状態にすること、或いは、動作開始信号等の入力なしに画像形成処理を即実行する前の準備状態にすることである。
ここで、任意の動作開始信号の入力により画像形成処理が実行可能な待機状態である場合には、例えば表示装置等にその設定内容を表示するなどして、動作実行前にユーザにより動作の内容の確認、変更等が可能な状態となる。また、制御部1は、照合の結果、合致した場合には、登録指紋データと対応づけられた画像形成条件に基づく動作を即実行する。
【0029】
また、制御部1は、転写部6に設けられている転写材としての印刷用紙等の使用に関する制限管理処理を制御する。具体的に、制御部1は、制限設定されている格納トレイを印刷用紙を出し入れするための開閉を制限するロック機構のON、OFFを制御する手段として機能する。具体的に、制御部1は、ロック機構OFF制御手段として、指紋照合の結果、認識指紋データが登録指紋データと同一指紋のデータであると判断した場合に、同登録指紋データに対応づけられて登録されている格納トレイの開閉を許可するようにロック機構をOFFにするようにロック機構の動作を制御する。尚、ロック機構は、カラー複写機100の電源がOFFの時にはロック機構がONの状態となって、制限設定されている格納トレイの開閉が出来ないようになっている。
【0030】
また、制御部1は、トレイ選択設定制御手段として、認識指紋データが、登録指紋データと照合した結果同一指紋のデータであると判断された場合に、登録指紋データと対応づけられたトレイ選択制限条件に基づいて格納トレイの印刷用紙に転写可能となるように、トレイ選択制限を解除し、例えば、同印刷用紙を用いた出力が選択可能となるようにトレイ選択設定モードを設定する。
【0031】
また、制御部1は、登録手段として、ユーザの登録指紋データと、ユーザにより入力、指定された画像形成に関する条件データとを対応づけて記憶部9に記録し、指紋データの登録処理を実行する。ここで、画像形成に関する条件とは、例えば、指紋認識により画像出力に関する各種設定条件をショートカットして自動設定、あるいは自動実行させるための条件や、あるいは指紋認識により、特別な画像出力に関する各種条件を制限、あるいは制限を解除するための条件等である。
【0032】
RAM(Random Access Memory)2は、制御部1により実行制御される各種処理において、記憶部9から読み出されたプログラム、入力、若しくは出力データ、及びパラメータ等の一時的な格納領域を形成する。
【0033】
また、RAM2は、特に、指紋認識部3により読み取られる指紋の画像データや制御部1により認識された認識指紋データ、画像読取部4により読み取られた画像データ、操作者によりキー入力データ等を一時的に格納するエリアを有している。
【0034】
指紋認識部3は、認証用の指紋データを取得するための既存の方法からなる装置であって、例えば、図示しない半導体センサ、CCD光学式センサ等を備えている。そして、指紋認識部3は、図示しないガラス等の上に置かれた指先に光を照射し、指紋の凸凹に応じた反射光に基づいて、指紋の画像データを取得することが可能に構成されており、取得した指紋の画像データを制御部1に出力する。
【0035】
画像読取部4は、原稿を載置するコンタクトガラスの下部にスキャナ(図示省略)を備えて構成され、該スキャナにより原稿の画像を読み取る。スキャナは、図示しない光源、レンズ、CCD(Charge Coupled Device)等により構成され、光源から原稿へ照明走査した光の反射光を結像して光電変換することにより原稿の画像を読み取り、読み取った画像を画像形成部4に出力する。ここで、画像は、図形や写真等のイメージデータに限らず、文字や記号等のテキストデータ等も含む。
【0036】
画像形成部5は、画像読取部4により出力された画像に対して、入力部7からの入力指示に従い、回転、位置変更、拡大、縮小処理や、階調、色相、彩度などの各種画像画像処理を施して、その画像処理した画像を転写部6に出力する。尚、より詳細には、例えば、画像の光沢度のレベル、解像度のレベル、特殊スクリーン処理等の画像処理を実行する。
【0037】
転写部6は、図示しない感光ドラム、トナー、排紙部、給紙部などを備えて構成され、制御部1からの印刷指示に従って、入力部7から入力指示されたサイズと向きの印刷用紙を給紙部から搬送して、画像形成部5から入力された画像の静電潜像を感光ドラムにより印刷用紙に感光する。さらに、転写部6は、感光した印刷用紙にトナーを転写して定着させた後、制御部1によって指示された枚数を排紙口から排紙する。尚、転写部6の上記構成内容は、カラー複写機100として、カラー画像の転写が可能に構成されており、YMCK等の各色が形成可能なように複数の感光ドラム、及びトナーを備えているものとする。
【0038】
ここで、図示しない給紙部には、複数種類の印刷用紙が格納可能な複数の格納トレイ6aが備えられている。具体的に、格納トレイ6aは例えば、図2に示すように、トレイ1にコート紙、トレイ2に普通紙、トレイ3に再生紙が格納される。そして、トレイ1は、制限トレイとして、カラー複写機100の外部から、コート紙を補充あるいは取り出すための開閉機構がソレノイド等によりロック可能なロック機構を備えており、制御部1から出力されるロックOFF制御信号、ロックON制御信号に基づいてロック、或いはロック解除が実行されるようになっている。尚、カラー複写機100の電源OFF時には、ロック機構はONになるようになっている。上記のような制御部1による制限トレイロック解除処理は、記憶部9に格納されている指紋データが登録されている
尚、トレイ2、トレイ3もトレイ1と同様の開閉ロック機構が備えられていてもよい。
【0039】
また、転写部6における転写処理において、給紙部によりカラー複写機100の内部において制限されているトレイ1からコート紙が給紙される動作も制限されており、制御部1の制御信号に基づいて、トレイ1よりコート紙が給紙される。
【0040】
入力部7は、数字釦や、各種設定を切り換える機能キー等の各種操作キーを備えている。特に確認出力の設定を行うための確認キーや、出力処理を実行するためのスタート信号を入力するためのキー等が備えられている。そして、入力部7は、画像出力処理において、ユーザにより、例えば、出力するモードの指定、及び出力するページ番号、枚数等の指定を受けると、その操作入力指示に応じた操作信号を制御部1に出力する。
表示部8(表示手段)は、LCD(Liquid Crystal Display)等により構成され、制御部1から入力される表示信号の指示に従って画面上に各種操作キーや画像の状態表示を行う。また、表示部8は、例えば、上記の入力部7と一体的に構成されており、この表示部8上にも各種設定を行うためのキー入力としての入力部7が設けられている。この表示部8上の入力部7は、透明電極が格子状に配置された感圧式(抵抗膜圧式)のタッチパネル等により構成されるが、視認性の観点から光の透過率が高いものが望ましい。また、表示部8上の入力部7は、手指や専用のタッチペン等で押された力点のXY座標を電圧値で検出し、検出された位置信号を操作信号として制御部1に出力する。
【0041】
記憶部9は、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read−OnlyMemory)等の不揮発性の半導体メモリにより構成され、記憶手段、第2記憶手段として、カラー複写機100で実行可能なシステムプログラム、当該システムに対応する各種処理プログラム、及び各種処理プログラムで処理されたデータ等を記憶する。具体的には、例えば、図3に示すように、指紋認識プログラム9a、指紋照合プログラム9b、画像形成プログラム9c等であって、各処理プログラムは、コンピュータが読み取り可能なプログラムコードの形態で格納され、制御部1は、当該プログラムコードに従った動作を実行する。尚、この記憶部9は、例えば、CD−ROM等の着脱可能な記憶媒体を備えていてもよい。
【0042】
通信制御部10は、例えば、モデム、ターミナルアダプタ、あるいはルーター等によって構成され、電話回線、ISDN回線、あるいは専用線等の通信回線を介して外部機器との通信を行うための制御を行う。より具体的には、カラー複写機100は、複合機としてファクシミリ機能を備えており、例えば、画像形成処理した画像データを他の端末装置へ送信したり、あるいは他の端末装置から画像データを受信するための機能を果たす。
【0043】
尚、上記構成のカラー複写機100においては、様々な画像出力設定が可能であり、具体的には、例えば、濃度、コントラスト、カラーバランス等の画質、出力枚数、拡大縮小等の変倍率、両面印字の設定等であり、また、画像形成装置に装着されたオプション装置(例えば、ソーター、フィニッシャ、製本装置)の動作設定(例えば、ステープル位置、パンチ孔位置、中折り、Z折り等)等も可能である。
【0044】
以上、本発明に係るカラー複写機100の構成部分を列挙して、その特徴的な機能的構成について説明した。カラー複写機100が周知の一般的な複写機としての機能を実現する為に必要な構成部分の詳細説明は省略しているが、各構成部分が上述した機能以外にも周知の機能や手段を有するのは勿論である。
【0045】
次に、上記カラー複写機100の動作を、図4〜図7に示すフローチャートに沿って、以下説明する。
【0046】
まず、図4のフローチャートに基づいて、登録処理について以下で説明する。カラー複写機100の操作者により、入力部7の所定のキーの押下によりカラー複写機100の電源が入ると、その入力信号が制御部1に出力され、制御部1は、記憶部9に格納された所定のシステムプログラム(図示なし)に従って各種の制御動作が可能な状態となる。
【0047】
そして、制御部1は、操作者の入力部7の操作により指紋登録処理モードに設定されたか否かを判断し(ステップS101)、指紋登録処理モードの設定入力が行われたと判断した場合(ステップS101:Yes)には、ステップS102に移行する。一方、制御部1は、指紋登録処理モードの設定入力が無いと判断した場合(ステップS101:No)は、ステップS101に工程を戻り、指紋登録処理モードの設定信号の入力、或いは他の画像形成処理に関する設定信号の入力があるまで待機する。
【0048】
ステップS102において、制御部1は、指紋認識部3を制御して、指紋データの読取処理を実行する。より詳細に、例えば、制御部1は、指紋認識部3によりカラー画像形成装置1の所定の位置に設けられた指先読取部(図示省略)に指先が置かれているかどうかを既存のセンサ等で確認した上で、指先に向かって光を照射し、指先の凸凹に応じた反射光を読み取ることにより、光学的に指紋の画像データを取得し、同画像データをRAM2に格納する。また、制御部1は、同画像データに対し所定の補正等の画像処理を適宜実行してもよい。
【0049】
次いで、制御部1は、上記読み取った画像データに基づいて、指紋の特徴等を認識した指紋データ(以後、認識指紋データとする)を作成した上で、この認識指紋データと照合が一致する指紋データが記憶部9に既に登録されているかどうかを判断する指紋照合判断処理を実行する(ステップS103)。
【0050】
具体的に、制御部1は、読み取った画像データから指紋の特徴を抽出し、その特徴点を、登録されている指紋データ(以後、登録指紋データとする)とを比較対照することで指紋の照合を行い、同一指紋のデータがあるか否かを判別する。より詳細に指紋の特徴点とは、例えば、指紋の紋様をつくる隆線の切れている部分である端点と、分岐しているところである分岐点とを合わせたものであって、この特徴点の位置と方向のデータが特徴点の基本情報となる。
尚、制御部1は、上記読み取った認識指紋データの画像データそのものと、登録されている登録指紋データの画像データとを照合し、指紋が一致するか否かを判断する構成でもよい。
【0051】
そして、制御部1は、登録指紋データのうち、認識指紋データと照合が合致する同一指紋のデータがあると判断した場合(ステップS103:Yes)には、ステップS108に移行し、同一指紋のデータがないと判断した場合(ステップS103:No)には、ステップS104に移行する。
【0052】
ステップS104において、認識指紋データを登録するための個人情報設定処理を実行する。具体的に、制御部1は、個人情報入力画面を表示部8に表示させる。そして、ユーザの入力部7の操作により個人情報入力画面に表示された所定の個人情報項目、例えば、指名、パスワード、個人認証番号等のデータが入力されると、制御部1はそれらの個人情報データをRAM2に一時記憶する。
【0053】
次いで、指紋データを認識した場合に自動的に実行あるいは設定するための対応動作設定処理を実行する(ステップS105)。具体的に、制御部1は、対応動作設定画面を表示部8に表示する。そして、ユーザによりステップS102で認識した指紋データと対応づけて動作させるための内容が入力されると、同動作設定内容をRAM2に一時格納する。
ここで、ユーザにより入力される対応動作内容とは、例えば、コピー動作における枚数、原稿サイズ、設定モード等を自動的に設定する、或いは更にそのまま実行させる等、指紋照合をショートカットキーとして機能させる内容や、指紋照合により、画像形成に関する任意の機能の制限解除を設定する内容等、画像形成処理に関する条件である。
【0054】
次いで、制御部1は、設定された内容でよいかどうかを確認するための確認画面を表示部7に表示させ、そして、ユーザの入力部7の操作により設定の確認OK信号が入力されたか否かを判断する(ステップS106)。そして、制御部1は、設定確認OKであると判断した場合(ステップS106:Yes)には、ステップS107に移行し、設定確認OKでないと判断した場合(ステップS107:No)には、ステップS104に工程を戻る。尚、この場合、ステップS105から戻る構成であってもよい。
【0055】
ステップS107において、制御部1は、RAM2に一時格納していたステップS102で認識した指紋データと、ステップS104で設定された個人情報と、対応動作内容とを対応づけて、指紋登録情報として記憶部9に記憶させる。
【0056】
一方、ステップS103において、既に指紋データが登録済みであると判断されて移行したステップS108において、制御部1は、登録指紋データと対応づけられている設定動作内容を記憶部9より読み出して表示部8に表示させる。尚、ここで、同様に登録指紋データと対応づけられて記憶されている個人情報を表示させてもよい。
【0057】
次いで、制御部1は、ユーザの入力部7の操作により、表示部8に表示された登録済み設定動作内容に関する設定変更内容の入力があったか否かを判断し(ステップS109)、設定変更内容の入力があったと判断した場合(ステップS109:Yes)には、ステップS110に移行し、設定変更内容の入力がなく例えば設定OK信号等が入力された場合(ステップS109:No)には、ステップS111に移行する。
【0058】
ステップS110において、制御部1は、入力された設定変更内容に基づいて、変更された設定内容を記憶部9に記憶し、ステップS111に移行する。
【0059】
次いで、制御部1は、指紋登録処理の設定の終了信号がユーザにより入力されたか否かを判断し(ステップS111)、入力されたと判断した場合(ステップS111:Yes)には、本処理を終了させ、一方、入力がないと判断した場合、あるいはやり直しを指定する入力信号があったと判断した場合(ステップS111:No)には、ステップS102に工程を戻る。尚、この場合に、ステップS102でなく、例えば、ステップS104、ステップS105に工程を戻る構成であってもよい。
【0060】
尚、上記指紋登録処理において、ステップS108に移行して登録済みの設定内容を変更する場合には、ステップS102において、指紋データの読取処理に加え、登録済みの個人情報データ等をユーザにより入力させる構成でもよい。この場合、ユーザの入力操作が面倒となるが、指紋照合処理を迅速化させることができる。
また、例えば、親指の指紋を登録した場合に、次に人差し指の指紋を他の設定動作内容と共に登録するなど、同一人物が、複数の指紋とその対応動作内容を登録することが可能である。また、一の登録内容に対して、一の指紋を登録する方法に限られず、例えば、親指と人差し指の2つの指紋を認識させた場合の対応動作等の登録も可能となっている。
【0061】
次に、上記のような登録処理における対応設定動作として、例えば、指紋照合を画像出力におけるショートカットキーとして機能させる内容が登録された場合におけるカラー複写機100の動作を図5に示すフローチャートを用いて以下で説明する。
【0062】
まず、制御部1は、図4のステップS102と同様にして、指紋認識部3を制御して指紋読取処理を実行させる(ステップS201)。
【0063】
次いで、制御部1は、読み取った指紋の画像データに基づいて、指紋データを認識し、この認識指紋データを記憶部9に格納されている登録指紋データと照合して、同一指紋のデータの有無を判断する(ステップS202)。尚、この照合方法、及び判断方法は、図4のステップS103と同様とする。
【0064】
そして、制御部1は、認識指紋データと同一指紋が、記憶部9に記憶されている登録指紋データにあると判断した場合(ステップS202:Yes)には、ステップS204に移行する。一方、制御部1は、認識指紋データと同一指紋データが登録されていないと判断した場合(ステップS202:No)には、ステップS203に移行し、照合結果として、表示部8に合致する指紋データが登録されていない旨を表わすエラー表示をする。
【0065】
ステップS204において、制御部1は、登録されている指紋データと対応づけられている設定動作内容に基づいて、画像読取装置4、画像形成装置5、転写部7を制御して、動作モードの設定処理を実行する。ここで、設定動作内容の例として、「片面原稿の画像を読み取り」、「両面でのコピー」、「ソート」、「5部作成する動作」を、スタートキーの入力に基づいて実行するという内容とする。
【0066】
次いで、制御部1は、上記の設定動作内容を表示部8に表示させる(ステップS205)。具体的には、例えば、カラー複写機100で実行可能な設定機能が表示されている画面に、設定されている内容が強調されてわかるように表示されている。従って、操作者は、認識させた指紋と対応づけられている設定された動作モードの内容を確認できる。
【0067】
次いで、制御部1は、表示部8に表示された設定動作内容を確認した操作者により同設定動作の変更を指示する指示信号が入力されたか否かを判断し(ステップS206)、内容変更するキーの入力があったと判断した場合(ステップS206:Yes)にはステップS207に移行し、内容変更するキーの入力がないと判断した場合(ステップS206:No)には、ステップS208に移行する。
【0068】
ステップS207において、制御部1は、入力された変更内容に基づいて、動作内容を再設定し、その設定内容を表示部8に再度表示させる。具体的には、上記設定動作内容のうち、例えば、コピー部数を5部から7部へ変更する入力があった場合にはそのように設定内容を変更して変更された動作モードを設定するように上述の各部を制御すると共に、部数の表示を5部から7部に変更する。尚、設定動作の変更に限られず、設定動作に、例えば、濃度を濃くするといった追加設定を行ってもよい。
【0069】
ステップS208において、制御部1は、操作者による入力部7の操作により、設定動作をスタートさせるためのスタート信号の入力があったか否かを判断し、スタート信号の入力があったと判断した場合(ステップS208:Yes)には、ステップS209に移行し、スタート信号の入力がないと判断した場合(ステップS208:No)には、ステップS206に工程を戻る。
【0070】
ステップS209において、制御部1は、設定された動作内容の実行命令信号を画像読取部4、画像形成部5、転写部6に出力し、実行させる。
具体的には、制御部1は、カラー複写機100の図示しない自動原稿搬送装置等により操作者によりカラー複写機100の所定位置にセットされた原稿を所定の位置に適宜搬送させ、そして画像読取部4に原稿の画像を読み取る画像読取処理を実行させる。次いで、制御部1は、画像形成部5に、読み取り画像データ自体の濃度、カラー、彩度等のデータと、入力された設定内容に基づいて、出力する画像の濃度、カラー、彩度等の画像、入力設定、画像サイズ等を形成する画像処理を実行させ、転写部6に、上述の設定内容に基づいて、設定された転写材(印刷用紙)に、上記の設定動作の例の場合は、両面コピーを、5部、或いは変更処理が実行された場合には7部作成し、ソートして出力させる処理を実行させる。
【0071】
次いで、制御部1は、ステップS204、或いはステップS207で設定した動作内容の条件をリセット処理し(ステップS210)、本処理を終了させる。ここで、設定内容条件をリセットすることにより、次の操作者、あるいは異なる設定内容で画像形成処理を実行する場合に、誤動作が防げる。尚、この設定条件のリセット処理は、ある一の画像形成処理が終了し、次に異なる画像形成処理のための入力設定時として、他の指紋認識処理が実行された際に前の設定動作条件をリセットして新たな動作条件を設定する構成であってもよい。
【0072】
このように、指紋照合による認証を、画像形成処理におけるショートカットキーとして機能させることにより、設定操作が容易となる。また、指紋を用いることにより、パスワード等のように忘れたり、他人に盗用、悪用される心配がない上、他の個人認証方法である声音、虹彩紋理等に比して、一人で複数の設定内容が可能なため便利である。また、複数人でカラー複写機100(画像形成装置)を共同使用する場合に、前の設定内容で誤動作させることによる様々な問題を解決することができる。
【0073】
尚、上記設定動作内容は、コピー等の画像出力に関するものに限られず、画像入力に関する条件、画像送受信に関する条件、及びこれらを複合したものであってもよい。ここで、画像送受信を含んだ画像形成処理を実行する場合には、制御部1は、通信制御部10を制御して実行することとする。
具体的には、例えば、登録指紋と対応づける設定動作を、画像入力処理であり、その入力した画像を、他の装置に転送して転送先装置の所定の格納領域に記憶させる、或いは電子メールに添付して所定のアドレスに送信する動作や、或いはファクシミリ機能として、任意の原稿の画像を読み取り、読み取った画像を所定のFAX番号先のファクシミリ装置に送信する動作等であってもよい。
【0074】
また、上記指紋照合により認証をショートカットキーとして機能させる処理において、登録指紋データと対応づけられている設定動作内容を表示部8に表示させ、確認、変更が可能にし、操作者によるスタート信号の入力がなされて初めて画像出力処理等が実行される構成で説明を行ったが、指紋照合により登録指紋データと同一指紋であると判断された場合に、その登録指紋データと対応づけられた設定動作内容を即実行する構成であってもよい。
【0075】
次いで、図4に示す指紋登録処理におけて設定された動作内容が指紋照合による任意機能の制限解除処理である場合におけるカラー複写機100の動作について、図6に示すフローチャートを用いて以下で説明する。
【0076】
まず、制御部1は、図5のステップS201と同様にして、操作者の指紋データを読み取る指紋読取処理を、指紋認識部3を制御して実行する(ステップS301)。
【0077】
次いで、制御部1は、読み取った指紋の画像データを認識し、この認識指紋データを、記憶部9に記憶されている登録指紋データと照合して、同一指紋の登録指紋データ一致するか否かを判断し(ステップS302)、同一指紋の登録指紋データがあると判断した場合(ステップS302:Yes)には、ステップS303に移行し、同一指紋の登録指紋データがないと判断した場合(ステップS302:No)には、ステップS309に移行する。
【0078】
次いで、ステップS303において、制御部1は、動作モードの設定処理として、予めカラー複写機100において制限されている動作のうち、一致した登録指紋データと対応づけられている登録設定動作内容となっている機能の制限解除処理を実行する。ここで、カラー複写機100において予め制限されている動作とは、誰もが使用できる通常動作においては使用できないように予め制限設定されている画像形成に関する一部の機能である。具体的には、例えば、画像形成の解像度についてある一定以上の値を設定できないというような制限内容、光沢度を上げる設定やより細緻な特殊スクリーンの選択等を制限する内容等のコストがかかるものや、画像送信機能の使用を制限する内容等どのようなものであってもよく、複数の機能が制限されていてもよい。
【0079】
そして、制御部1は、登録指紋データと対応づけられている登録制限動作として、例えば、解像度の制限設定等を解除する処理を実行し、操作者により設定が可能な状態にする。
【0080】
次いで、操作者の入力部7の操作により画像形成処理を実行させるための条件内容の入力設定処理が行われる(ステップS304)。例えば、コピー動作における枚数、出力紙のサイズ等や、上記制限が解除された機能に関する設定内容、例えば、解像度、光沢度の値、特殊スクリーンの選択等が入力設定される。
尚、この条件内容の入力設定処理は、上記の図5のステップS201〜ステップS210で説明したように指紋照合により一致した登録指紋データに予め登録されていた条件内容が制御部1によって自動的に設定され、操作者は、自動設定された内容の確認及び変更処理等を行うだけの構成であってもよい。この場合、指紋照合は、ショートカットキーとしての機能と、機能制限の解除の可否を判断するためのデータとしての機能との2つの機能を果たすこととなる。
【0081】
次いで、制御部1は、上記ステップS304で操作者に入力された条件内容に、ステップS303において解除された機能の実行が選択されたか否かを判断し(ステップS305)、解除された機能の実行が選択されたと判断した場合(ステップS305:Yes)には、ステップS306に移行し、解除された機能の実行が選択されていないと判断した場合(ステップS305:No)には、ステップS310に移行する。
【0082】
ステップS306において、制御部1は、操作者により設定動作のスタート信号の入力があったか否かを判断し、設定動作のスタート信号の入力があったと判断した場合(ステップS306:Yes)には、ステップS307に移行し、設定動作のスタート入力がないと判断した場合(ステップS306:No)は、待機する。
【0083】
ステップS307において、制御部1は、ステップS304で入力された内容に基づいて、制限解除した機能を含む画像形成処理を実行するように、画像読取部4、画像形成部5、転写部6等の各部を制御する。具体的には、例えば、解像度の値を大きくした画像出力処理や、光沢度を上げた画像形成処理、特殊スクリーン処理を含む画像出力処理等であり、画像出力処理は図5のステップS209と同様にして実行する。
【0084】
次いで、制御部1は、解除した制限動作を再度制限する、即ち設定した動作モードのリセットを実行して、本処理を終了させる。
【0085】
一方、ステップS309において、制御部1は、ステップS302で実行した指紋照合処理で一致する登録指紋データがなかったことを示すエラー表示処理を表示部8に実行し、ステップS310に移行して、通常動作の実行処理を制御する。ここで、通常動作とは、制限された機能を除いた画像形成処理を行うことである。
【0086】
このように、本発明にかかる画像形成装置としてのカラー複写機100において、画像形成処理に関する任意の機能を制限し、指紋照合処理によりその制限解除を行うので、使用者によって例えば時間的、費用的にコストがかかる機能をさせないように設定することが可能となって、便利である。また、制限された機能の解除処理も、指紋を読み取らせるだけでよいので容易である。
また、昨今のカラー複写機1においては、カラー画像の複写機能の精度が高くなり、例えば、有価証券等の偽造等を防ぐ目的においてもこのような機能の制限を行うのは有益である。
尚、制限動作、及び実行される画像形成処理は、画像出力に関するものに限られず、画像入力、画像送受信に関する処理等、画像形成装置で実行可能な処理に関する条件であればどのようなものであってもよい。
【0087】
次いで、図4に示す指紋登録処理におけて設定された対応動作内容が、トレイ選択制限条件として、画像出力の印刷用紙(記録紙)の制限に関するものである場合のカラー複写機100の動作について、図7に示すフローチャートを用いて以下で説明を行う。
尚、以下で説明する動作において、一例として、図2に示す格納トレイ6aのトレイ1からトレイ3のうち、コート紙が格納されているトレイ1が制限トレイとして設定されており通常動作においては印刷用紙として選択することができない上、トレイ1を開閉してコート紙の挿抜が出来ないようにロック機構がONに設定されているものとする。尚、トレイ2、トレイ3に関しては制限ないものとする。
【0088】
まず、カラー複写機100の制御部1は、図5のステップS201又は図6のステップS301と同様にして、所定位置に置かれた指先の指紋データを認識する(ステップS401)。
【0089】
次いで、制御部1は、図5のステップS202と図6のステップS302と同様にして指紋照合処理を実行し、認識指紋データと同一の指紋が登録指紋データにあるか否かを判断して(ステップS402)、認識指紋データと同一の指紋が登録指紋データにあると判断した場合(ステップS402:Yes)には、ステップS404に移行し、認識指紋データと同一の指紋が登録指紋データにないと判断した場合(ステップS402:No)にはステップS403に移行して、エラー表示を表示部8に行う。
【0090】
ステップS404において、制御部1は、指紋登録処理にて、登録されている対応動作であるトレイ1のロック機構をOFFにするロック機構の解除処理を実行する。具体的に、制御部1は、トレイ1が操作者により開閉できないようにロックしている金属棒(図示省略)、板金等のロック部材(図示省略)を、ソレノイド(図示省略)により引き上げることにより、トレイ1を開閉自在な状態にする。従って、操作者は、トレイ1にコート紙を入れたり出したりする挿抜可能な状態となる。
【0091】
次いで、制御部1は、登録処理時に対応動作として登録されているトレイ選択制限条件に基づいて、トレイ1が、画像出力の条件内容において印刷する用紙を給紙するトレイとして選択可能となるトレイ選択設定モードの設定処理を実行する(ステップS405)。従って、操作者は、トレイ1を、例えば、複写処理において印刷用紙を給紙するトレイとして選択、即ち、コート紙を画像の印刷紙として選択できる。
【0092】
次いで、操作者の入力部7の操作により、所望の画像形成処理に関する動作条件内容が入力される。そこで制御部1は、同入力内容に応じて動作が実行できるように画像読取部4、画像形成部5、転写部6、通信制御部10等を制御すると共に、設定内容を表示部8に表示させる(ステップS406)。ここでは、通常コピー動作でトレイ1が選択されたとする。
尚、この動作条件内容の入力処理は、登録された指紋データと対応づけられているものを制御部1が自動的に設定した上で、操作者により確認、変更入力等が行われるのでもよい。
【0093】
次いで、制御部1は、操作者により動作のスタート信号の入力があったか否かを判断し(ステップS407)、スタート信号の入力があったと判断した場合(ステップS407:Yes)には、ステップS408に移行し、スタート信号の入力がないと判断した場合(ステップS407:No)には、入力があるまで待機する。
【0094】
ステップS408において、制御部1は、ステップS406で設定された動作を実行するように、画像読取部4、画像形成部5、転写部6を制御する。具体的に、制御部1は、例えば、画像読取部4により任意の原稿の画像データを読み取らせ、画像形成部5により設定動作内容に応じた画像処理を実行させ、転写部8により、その画像処理された画像データをトレイ1のコート紙上に転写させて出力させる。
【0095】
次いで、制御部1は、制限を解除したトレイ1の開閉ができないように、再度ロック機構をONにするロック機構ON処理を実行するとともに、印刷用紙としてトレイ1が選択出来ないように再設定し(ステップS409)、本処理を終了する。ここで、一の設定動作を実行後に再度ロック処理を実行することにより、例えば、カラー複写機100の電源をOFFにした場合にもロック機構はONの状態になる。
【0096】
このように、上記の記録紙としての印刷用紙、及びその格納トレイを制限することにより、コート紙のような高価な印刷用紙が不特定多数のユーザに消費されることを防ぐことができるので好適である。特に、画像出力用の印刷用紙としての選択を制限するのみならず、制限されている印刷用紙を格納するトレイの開閉を制限することにより制限効果が増す。また、このような制限トレイのロック機構をOFFにして制限を解除する方法も指紋照合を用いるので操作が容易である。
尚、上述において、制限トレイをトレイ1にし、このトレイ1に格納される印刷用紙をコート紙として説明を行ったがこれらに限定されるものでは勿論なく、どのようなものであってもよい。特にコート紙の他、例えば、和紙、葉書、写真用フィルム等でもよい。
【0097】
以上のように、本実施の形態によれば、指紋を認識させるだけで、使用するユーザ毎に異なった画像形成条件が自動設定されることとなって、設定操作が容易な上、複数人で用いる場合に誤操作等を防止することができ、便利である。また、画像形成条件として、例えば、使用するユーザによって制限する機能を変更することも可能となり、複数人に用いる場合に好適である。
【0098】
尚、上記実施の形態は、一例に過ぎず、適宜変更可能である。
例えば、カラー複写機100は、モノクロ複写機、スキャナ、ファクシミリ等のその他の画像形成装置であってもよく、更にこれらの機能を複合した装置であってもよい。
また、画像形成処理もコピー等の画像出力処理に限られず、画像入力処理、画像送受信処理、及びこれらの組み合わせであってもよい。
【0099】
【発明の効果】
請求項1に記載の発明によれば、記憶手段に登録された登録指紋データと、指定された画像形成条件とが対応づけられて記憶され、指紋認識手段により、指紋が認識されて認識指紋データが作成され、指紋照合判断手段により、認識された認識指紋データが、記憶手段に記憶されている登録指紋データと照合されて同一指紋があるか否かが判断され、設定制御手段により、同一指紋であると判断された登録指紋データに対応づけられた画像形成条件に基づく動作モードが設定されるので、指紋を認識させるだけで、使用するユーザ毎に異なった画像形成条件の動作モードが自動設定されることとなって、設定操作が容易な上、複数人で用いる場合に誤操作等を防止することができ、便利である。
【0100】
請求項2に記載の発明によれば、記憶手段に、登録された登録指紋データと、指定された画像形成条件とが対応づけられて記憶され、指紋認識手段により指紋が認識され、認識指紋データが作成され、指紋照合手段により、認識された認識指紋データが、記憶手段に記憶されている登録指紋データと照合されて同一指紋があるか否かが判断され、実行手段により、同一指紋であると判断された登録指紋データに対応づけられた画像形成条件に基づく画像形成処理が実行されるので、指紋を認識させるだけで、その指紋に対応づけられた画像形成処理が自動的に実行されることとなって、画像形成処理における設定操作、及び実行操作が容易となる。
【0101】
請求項3に記載の発明によれば、請求項1又は2に記載の発明と同様の効果が得られるのは勿論のこと、特に、画像データを複写して出力する処理、画像データの読取処理、画像データを他の装置との間で送受信する処理を設定する際の設定操作及び実行操作が容易となる。
【0102】
請求項4に記載の発明によれば、請求項1〜3の何れか一項に記載の発明と同様の効果が得られるのは勿論のこと、特に、記録紙を格納する複数の格納トレイを備えており、第2記憶手段に、登録された登録指紋データと、前記複数の格納トレイのうち選択可能な格納トレイを制限するトレイ選択制限条件とが、対応付けられて記憶され、第2指紋照合判断手段により、認識指紋データが、第2記憶手段に記憶されている登録指紋データと照合されて、同一指紋があるか否かを判断され、トレイ選択設定制御手段により、同一指紋であると判断された登録指紋データに対応づけられたトレイ選択制限条件に基づくトレイ選択設定モードが設定されるので、特殊な転写材を使用するユーザを制限することが可能となることとなって、複数人で使用する場合により好適となる。
【0103】
請求項5に記載の発明によれば、請求項4に記載の発明と同様の効果が得られるのは勿論のこと、特に、ロック機構により、複数の格納トレイのうち、少なくとも一つの格納トレイは挿抜が禁止され、ロック機構OFF制御手段により、トレイ選択制限条件により選択可能な格納トレイのロック機構がOFFにされるので、使用するユーザにより、格納トレイに格納される転写材の挿抜を制限することができることとなって、複数人数で使用する場合に好適である。
【0104】
請求項6に記載の発明によれば、請求項5に記載の発明と同様の効果が得られるのは勿論のこと、特に、ロック機構は、電源OFF時に、ロック機構解除制御手段により解除されたロック機構がONの状態になるので、電源がOFFの状態においても、特殊な転写材等を格納する格納トレイより挿抜されないようにできることとなって、より好適である。
【0105】
請求項7に記載の発明によれば、請求項1〜6の何れか一項に記載の発明と同様の効果が得られるのは勿論のこと、特に、画像データの入力処理、或いは画像データの出力処理において、画像の解像度に関する条件、光沢度に関する条件、画像スクリーンに関する条件等について、ユーザ毎に設定を変えたり、制限してコストを削減することが可能となるので、複数人数で使用する場合に好適である。
【0106】
請求項8に記載の発明によれば、請求項1〜7の何れかに一項に記載の発明と同様の効果が得られるのは勿論のこと、特に、登録手段により、認識された指紋データを登録指紋データとして、指定された画像形成条件と対応づけて記憶手段に記憶させて登録させることができるので、ユーザは、自在に画像形成条件をカスタマイズすることが可能となって使い勝手が良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる画像形成装置の一例としてのカラー複写機の構成を示したブロック図である。
【図2】図1のカラー複写機の格納トレイの構成を例示した図である。
【図3】図1のカラー複写機の記憶部に格納されているプログラムを例示した図である。
【図4】本発明における登録処理の動作を説明するためのフローチャートである。
【図5】本発明における指紋照合をショートカットキーとして機能させる処理の動作を説明するためのフローチャートである。
【図6】本発明における指紋照合によりカラー複写機の制限機能を解除する処理の動作を説明するためのフローチャートである。
【図7】本発明における指紋照合によるカラー複写機の格納トレイの制限解除処理の動作を説明するためのフローチャートである。
【符号の説明】
100 カラー複写機(画像形成装置)
1 制御部(指紋認識手段、指紋照合判断手段、第2指紋照合判断手段、設定制御手段、トレイ選択設定制御手段、ロック機構OFF制御手段、実行手段、登録手段)
2 RAM
3 指紋認識部(指紋認識手段)
4 画像読取部(実行手段)
5 画像形成部(実行手段)
6 転写部(実行手段)
9 記憶部(記憶手段、第2記憶手段)
【発明の属する技術分野】
本発明は、画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、複写機、スキャナ、FAX等の機能を備えた複合機等の画像形成装置は、ますます多種多様な機能を備えるようになってきており、それらの機能を設定してから所望の画像形成処理が実行されるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記のような画像形成装置は、様々な機能を備えているが故に、利用する度に画像形成条件を設定するのが面倒であるという問題があった。更にこのような画像形成装置は、複数の人によって共同使用されることが多いので、前の使用者の画像形成条件設定を解除せずに使用してしまうことにより紙の無駄等様々な問題が発生していた。また、共同使用の場合、機能によっては、利用できる者を制限したい場合もあるが、そのような機能制限が可能な画像形成装置は無かった。
そこで、本発明の課題は、設定操作が容易で、かつ複数人により好適に使用することが可能な画像形成装置を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、入力された画像データに基づいて記録紙上に画像形成を行う画像形成装置において、
登録された登録指紋データと、指定された画像形成条件とを対応づけて記憶する記憶手段と、
指紋を認識して、認識指紋データを作成する指紋認識手段と、
前記指紋認識手段により認識された認識指紋データを、前記記憶手段に記憶されている登録指紋データと照合して、同一指紋があるか否かを判断する指紋照合判断手段と、
前記指紋照合判断手段により、同一指紋であると判断された登録指紋データに対応づけられた画像形成条件に基づく画像形成処理を実行可能な動作モードを設定する設定制御手段と、
を備えることを特徴とする。
【0005】
ここで、画像形成条件とは、画像形成するにおけるショートカットキーとしての、例えば、画像出力の枚数、大きさ、拡大縮小等の各種設定、出力用用紙の指定、画像形成処置における画像の明るさ、コントラスト、階調補正、色調補正等のレベル、及び画像記憶先データ、画像送信先データ等を自動設定するための条件や、画像形成における各種機能の一部を制限、あるいは使用者によって特別に解除するための自動設定条件等であるが、その他、画像形成に関するものであればどのようなものであってもよい。
また、指紋照合判断手段による指紋の照合方法は、指紋認識手段により認識した認識指紋データの画像と、記憶手段に記憶されている登録指紋データの画像とを照合する方法や、指紋の特徴を抽出して比較する方法等、同一指紋のデータであるか否かが判断できればどのような方法であってもよい。
また、動作モードを設定するとは、上記の画像形成条件に基づいた画像形成処理が、任意の動作開始信号の入力により即実行可能な待機状態にすること、或いは、動作開始信号等の入力なしに画像形成処理を即実行する前の準備状態にすることである。ここで、任意の動作開始信号の入力により画像形成処理が実行可能な待機状態である場合には、例えば表示装置等にその設定内容を表示するなどして、動作実行前にユーザにより動作の内容の確認、変更等が可能な状態となる。
【0006】
請求項1に記載の発明によれば、記憶手段に登録された登録指紋データと、指定された画像形成条件とが対応づけられて記憶され、指紋認識手段により、指紋が認識されて認識指紋データが作成され、指紋照合判断手段により、認識された認識指紋データが、記憶手段に記憶されている登録指紋データと照合されて同一指紋があるか否かが判断され、設定制御手段により、同一指紋であると判断された登録指紋データに対応づけられた画像形成条件に基づく動作モードが設定されるので、指紋を認識させるだけで、使用するユーザ毎に異なった画像形成条件の動作モードが自動設定されることとなって、設定操作が容易な上、複数人で用いる場合に誤操作等を防止することができ、便利である。
【0007】
請求項2に記載の発明は、入力された画像データに基づいて記録紙上に画像形成を行う画像形成装置において、
登録された登録指紋データと、指定された画像形成条件とを対応づけて記憶する記憶手段と、
指紋を認識して、認識指紋データを作成する指紋認識手段と、
前記指紋認識手段により認識された認識指紋データを、前記記憶手段に記憶されている登録指紋データと照合して、同一指紋があるか否かを判断する指紋照合判断手段と、
前記指紋照合判断手段により、同一指紋であると判断された登録指紋データに対応づけられた画像形成条件に基づく画像形成処理を実行する実行手段と、
を備えることを特徴とする。
【0008】
請求項2に記載の発明によれば、記憶手段に、登録された登録指紋データと、指定された画像形成条件とが対応づけられて記憶され、指紋認識手段により指紋が認識され、認識指紋データが作成され、指紋照合手段により、認識された認識指紋データが、記憶手段に記憶されている登録指紋データと照合されて同一指紋があるか否かが判断され、実行手段により、同一指紋であると判断された登録指紋データに対応づけられた画像形成条件に基づく画像形成処理が実行されるので、指紋を認識させるだけで、その指紋に対応づけられた画像形成処理が自動的に実行されることとなって、画像形成処理における設定操作、及び実行操作が容易となる。
【0009】
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の画像形成装置において、
前記画像形成条件には、画像データを複写して出力する処理に関する条件、画像データの読取処理に関する条件、画像データを他の装置との間で送受信する処理に関する条件のうち、少なくとも何れか一つが含まれることを特徴とする。
【0010】
ここで、画像データを複写して出力する処理に関する条件とは、例えば、複写機等における画像出力に関する、枚数、出力用紙サイズ、出力用紙種類、出力画像の明度、解像度、光沢度、特殊スクリーン処理、コントラスト、拡大縮小、回転、ソート、ステープル等に関する条件であるが、これらに限定されるものではない。また、画像データの読取処理に関する条件とは、例えば、スキャナ等による、読み込み画像データの解像度、白黒、カラー、線画等の各種モード設定条件、読み込み画像データの格納先データ等であるが、これらに限定されるものではない。
また、画像データを他の装置との間で送受信する処理に関する条件とは、例えば、FAX装置等において、画像データの送受信先データ、送受信画像データの圧縮度、解像度、明度、送受信用の出力用紙に関するデータ等であるが、これらに限定されるものではない。
【0011】
請求項3に記載の発明によれば、請求項1又は2に記載の発明と同様の効果が得られるのは勿論のこと、特に、画像データを複写して出力する処理、画像データの読取処理、画像データを他の装置との間で送受信する処理を設定する際の設定操作及び実行操作が容易となる。
【0012】
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3の何れか一項に記載の画像形成装置において、
前記記録紙を格納する複数の格納トレイと、
登録された登録指紋データと、前記複数の格納トレイのうち選択可能な格納トレイを制限するトレイ選択制限条件とが、対応付けられて記憶される第2記憶手段と、
前記指紋認識手段により認識された認識指紋データを、前記第2記憶手段に記憶されている登録指紋データと照合して、同一指紋があるか否かを判断する第2指紋照合判断手段と、
前記指第2指紋照合判断手段により、同一指紋であると判断された登録指紋データに対応づけられたトレイ選択制限条件に基づくトレイ選択設定モードを設定するトレイ選択設定制御手段と、
を備えることを特徴とする。
【0013】
ここで、トレイ選択制限条件とは、複数の格納トレイのうち選択可能な格納トレイ、或いは選択が制限された格納トレイに関する条件であって、選択不可能な格納トレイに格納されている転写材は、画像の転写に使用できないこととなる。また、トレイ選択設定モードを設定するとは、通常動作においては、使用が制限されている格納トレイを、ユーザにより選択設定可能な状態にする、即ち、その制限が解除された格納トレイに格納されている記録紙を、画像を転写する対象として選択可能な状態とすることである。
【0014】
請求項4に記載の発明によれば、請求項1〜3の何れか一項に記載の発明と同様の効果が得られるのは勿論のこと、特に、記録紙を格納する複数の格納トレイを備えており、第2記憶手段に、登録された登録指紋データと、前記複数の格納トレイのうち選択可能な格納トレイを制限するトレイ選択制限条件とが、対応付けられて記憶され、第2指紋照合判断手段により、認識指紋データが、第2記憶手段に記憶されている登録指紋データと照合されて、同一指紋があるか否かを判断され、トレイ選択設定制御手段により、同一指紋であると判断された登録指紋データに対応づけられたトレイ選択制限条件に基づくトレイ選択設定モードが設定されるので、特殊な転写材を使用するユーザを制限することが可能となることとなって、複数人で使用する場合により好適となる。
【0015】
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の画像形成装置において、
前記複数の格納トレイのうち、少なくとも一つの格納トレイは挿抜を禁止するロック機構と、
前記トレイ選択制限条件により選択可能な格納トレイのロック機構をOFFにするロック機構OFF制御手段と、
を備えることを特徴とする。
【0016】
請求項5に記載の発明によれば、請求項4に記載の発明と同様の効果が得られるのは勿論のこと、特に、ロック機構により、複数の格納トレイのうち、少なくとも一つの格納トレイは挿抜が禁止され、ロック機構OFF制御手段により、トレイ選択制限条件により選択可能な格納トレイのロック機構がOFFにされるので、使用するユーザにより、格納トレイに格納される転写材の挿抜を制限することができることとなって、複数人数で使用する場合に好適である。
【0017】
請求項6に記載の発明は、請求項5に記載の画像形成装置において、
電源OFF時に、前記ロック機構解除制御手段により解除されたロック機構をONにするロック機構を備えることを特徴とする。
【0018】
請求項6に記載の発明によれば、請求項5に記載の発明と同様の効果が得られるのは勿論のこと、特に、ロック機構は、電源OFF時に、ロック機構解除制御手段により解除されたロック機構がONの状態になるので、電源がOFFの状態においても、特殊な転写材等を格納する格納トレイより挿抜されないようにできることとなって、より好適である。
【0019】
請求項7に記載の発明は、請求項1〜6の何れか一項に記載の画像形成装置において、
前記画像形成条件には、画像データの入力処理又は画像データの出力処理における画像の解像度に関する条件、光沢度に関する条件、画像スクリーンに関する条件のうち、少なくとも何れか一つが含まれることを特徴とする。
【0020】
請求項7に記載の発明は、請求項1〜6の何れか一項に記載の発明と同様の効果が得られるのは勿論のこと、特に、画像データの入力処理、或いは画像データの出力処理において、画像の解像度に関する条件、光沢度に関する条件、画像スクリーンに関する条件等について、ユーザ毎に設定を変えたり、制限してコストを削減することが可能となるので、複数人数で使用する場合に好適である。
【0021】
請求項8に記載の発明は、請求項1〜7の何れか一項に記載の画像形成装置において、
前記指紋認識手段により認識された指紋データを登録指紋データとして、指定された画像形成条件と対応づけて前記記憶手段に記憶させて登録する登録手段を備えることを特徴とする。
【0022】
請求項8に記載の発明によれば、請求項1〜7の何れかに一項に記載の発明と同様の効果が得られるのは勿論のこと、特に、登録手段により、認識された指紋データを登録指紋データとして、指定された画像形成条件と対応づけて記憶手段に記憶させて登録させることができるので、ユーザは、自在に画像形成条件をカスタマイズすることが可能となって使い勝手が良い。
【0023】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る画像形成装置の実施の形態について、図1〜図7を用いて説明する。本発明にかかる画像形成装置は、例えば、複写機、プリンタ、MFP(Multifunction Peripheral)、印刷機、プリンタ情報提供端末、ファクシミリ送受信機等を含んでいるが、本実施の形態においては、一例として、カラー複写機100を用いて以下で説明する。
カラー複写機100は、図1のブロック図に示すように、制御部1、RAM2、指紋認識部3、画像読取部4、画像形成部5、転写部6、入力部7、表示部8、記憶部9、通信制御部10等を備えている。
【0024】
制御部1は、CPU(Central Processing Unit)等から構成され、記憶部9に記憶されているシステムプログラム、及び画像形成に関する各種アプリケーションプログラムの中から指定されたプログラムをRAM2内の図示しないワークエリアに展開し、入力部7等の各構成部から入力されるデータに応じてプログラムに従った各処理を実行する。そして、制御部1は、処理結果をRAM2に格納すると共に、適宜表示部8に表示させ、さらに記憶部9内の所定領域に記憶させる。
【0025】
具体的には、制御部1は、実行手段として、記憶部6に記憶される画像形成プログラム9cを読み出して画像出力処理を実行する。制御部1は、この画像出力処理において、ユーザが操作入力部9により入力した入力信号に基づいて、画像読取部4、画像形成部5、転写部6等に指示信号を出力し、ユーザ指定の画像データを、ユーザ指定の画像出力条件で画像出力させる。
【0026】
また、制御部1は、指紋認識手段として、記憶部9に格納されている指紋認識プログラム9aを読み出して、同プログラム9aに従って、指紋認識処理を実行する。具体的に、制御部1は、指紋認識部3を制御し、ユーザの指先の凸凹の反射を利用した画像データを読み取り、更に読み取った画像データに基づいて、例えば、指紋を照合するための特徴データを抽出する等して認識指紋データを作成し、同指紋データをRAM2に一時格納する。
【0027】
また、制御部1は、指紋照合判断手段、第2指紋照合手段として、記憶部9より指紋照合プログラム9bを読み出して指紋認識処理を実行する。具体的に、制御部1は、例えば、認識した指紋データと、記憶部9に登録されている複数の登録指紋データとを、例えば、指紋の画像データを重ね合わせて指紋を照合したり、あるいは指紋の特徴を抽出して比較するなどして、同一の指紋であるか否かを判別し、その判別結果を表示部8に表示させることにより、照合判断処理を実行する。
【0028】
更に、制御部1は、設定制御手段として、認識した認識指紋データが、登録されている登録指紋データと同一指紋のものであると判断した場合に、その登録指紋データと対応づけられている画像形成条件に基づく動作をユーザが選択可能なようにその動作モードを設定可能に制御する。ここで、動作モードを設定するとは、上記の画像形成条件に基づいた画像形成処理が、任意の動作開始信号の入力により即実行可能な待機状態にすること、或いは、動作開始信号等の入力なしに画像形成処理を即実行する前の準備状態にすることである。
ここで、任意の動作開始信号の入力により画像形成処理が実行可能な待機状態である場合には、例えば表示装置等にその設定内容を表示するなどして、動作実行前にユーザにより動作の内容の確認、変更等が可能な状態となる。また、制御部1は、照合の結果、合致した場合には、登録指紋データと対応づけられた画像形成条件に基づく動作を即実行する。
【0029】
また、制御部1は、転写部6に設けられている転写材としての印刷用紙等の使用に関する制限管理処理を制御する。具体的に、制御部1は、制限設定されている格納トレイを印刷用紙を出し入れするための開閉を制限するロック機構のON、OFFを制御する手段として機能する。具体的に、制御部1は、ロック機構OFF制御手段として、指紋照合の結果、認識指紋データが登録指紋データと同一指紋のデータであると判断した場合に、同登録指紋データに対応づけられて登録されている格納トレイの開閉を許可するようにロック機構をOFFにするようにロック機構の動作を制御する。尚、ロック機構は、カラー複写機100の電源がOFFの時にはロック機構がONの状態となって、制限設定されている格納トレイの開閉が出来ないようになっている。
【0030】
また、制御部1は、トレイ選択設定制御手段として、認識指紋データが、登録指紋データと照合した結果同一指紋のデータであると判断された場合に、登録指紋データと対応づけられたトレイ選択制限条件に基づいて格納トレイの印刷用紙に転写可能となるように、トレイ選択制限を解除し、例えば、同印刷用紙を用いた出力が選択可能となるようにトレイ選択設定モードを設定する。
【0031】
また、制御部1は、登録手段として、ユーザの登録指紋データと、ユーザにより入力、指定された画像形成に関する条件データとを対応づけて記憶部9に記録し、指紋データの登録処理を実行する。ここで、画像形成に関する条件とは、例えば、指紋認識により画像出力に関する各種設定条件をショートカットして自動設定、あるいは自動実行させるための条件や、あるいは指紋認識により、特別な画像出力に関する各種条件を制限、あるいは制限を解除するための条件等である。
【0032】
RAM(Random Access Memory)2は、制御部1により実行制御される各種処理において、記憶部9から読み出されたプログラム、入力、若しくは出力データ、及びパラメータ等の一時的な格納領域を形成する。
【0033】
また、RAM2は、特に、指紋認識部3により読み取られる指紋の画像データや制御部1により認識された認識指紋データ、画像読取部4により読み取られた画像データ、操作者によりキー入力データ等を一時的に格納するエリアを有している。
【0034】
指紋認識部3は、認証用の指紋データを取得するための既存の方法からなる装置であって、例えば、図示しない半導体センサ、CCD光学式センサ等を備えている。そして、指紋認識部3は、図示しないガラス等の上に置かれた指先に光を照射し、指紋の凸凹に応じた反射光に基づいて、指紋の画像データを取得することが可能に構成されており、取得した指紋の画像データを制御部1に出力する。
【0035】
画像読取部4は、原稿を載置するコンタクトガラスの下部にスキャナ(図示省略)を備えて構成され、該スキャナにより原稿の画像を読み取る。スキャナは、図示しない光源、レンズ、CCD(Charge Coupled Device)等により構成され、光源から原稿へ照明走査した光の反射光を結像して光電変換することにより原稿の画像を読み取り、読み取った画像を画像形成部4に出力する。ここで、画像は、図形や写真等のイメージデータに限らず、文字や記号等のテキストデータ等も含む。
【0036】
画像形成部5は、画像読取部4により出力された画像に対して、入力部7からの入力指示に従い、回転、位置変更、拡大、縮小処理や、階調、色相、彩度などの各種画像画像処理を施して、その画像処理した画像を転写部6に出力する。尚、より詳細には、例えば、画像の光沢度のレベル、解像度のレベル、特殊スクリーン処理等の画像処理を実行する。
【0037】
転写部6は、図示しない感光ドラム、トナー、排紙部、給紙部などを備えて構成され、制御部1からの印刷指示に従って、入力部7から入力指示されたサイズと向きの印刷用紙を給紙部から搬送して、画像形成部5から入力された画像の静電潜像を感光ドラムにより印刷用紙に感光する。さらに、転写部6は、感光した印刷用紙にトナーを転写して定着させた後、制御部1によって指示された枚数を排紙口から排紙する。尚、転写部6の上記構成内容は、カラー複写機100として、カラー画像の転写が可能に構成されており、YMCK等の各色が形成可能なように複数の感光ドラム、及びトナーを備えているものとする。
【0038】
ここで、図示しない給紙部には、複数種類の印刷用紙が格納可能な複数の格納トレイ6aが備えられている。具体的に、格納トレイ6aは例えば、図2に示すように、トレイ1にコート紙、トレイ2に普通紙、トレイ3に再生紙が格納される。そして、トレイ1は、制限トレイとして、カラー複写機100の外部から、コート紙を補充あるいは取り出すための開閉機構がソレノイド等によりロック可能なロック機構を備えており、制御部1から出力されるロックOFF制御信号、ロックON制御信号に基づいてロック、或いはロック解除が実行されるようになっている。尚、カラー複写機100の電源OFF時には、ロック機構はONになるようになっている。上記のような制御部1による制限トレイロック解除処理は、記憶部9に格納されている指紋データが登録されている
尚、トレイ2、トレイ3もトレイ1と同様の開閉ロック機構が備えられていてもよい。
【0039】
また、転写部6における転写処理において、給紙部によりカラー複写機100の内部において制限されているトレイ1からコート紙が給紙される動作も制限されており、制御部1の制御信号に基づいて、トレイ1よりコート紙が給紙される。
【0040】
入力部7は、数字釦や、各種設定を切り換える機能キー等の各種操作キーを備えている。特に確認出力の設定を行うための確認キーや、出力処理を実行するためのスタート信号を入力するためのキー等が備えられている。そして、入力部7は、画像出力処理において、ユーザにより、例えば、出力するモードの指定、及び出力するページ番号、枚数等の指定を受けると、その操作入力指示に応じた操作信号を制御部1に出力する。
表示部8(表示手段)は、LCD(Liquid Crystal Display)等により構成され、制御部1から入力される表示信号の指示に従って画面上に各種操作キーや画像の状態表示を行う。また、表示部8は、例えば、上記の入力部7と一体的に構成されており、この表示部8上にも各種設定を行うためのキー入力としての入力部7が設けられている。この表示部8上の入力部7は、透明電極が格子状に配置された感圧式(抵抗膜圧式)のタッチパネル等により構成されるが、視認性の観点から光の透過率が高いものが望ましい。また、表示部8上の入力部7は、手指や専用のタッチペン等で押された力点のXY座標を電圧値で検出し、検出された位置信号を操作信号として制御部1に出力する。
【0041】
記憶部9は、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read−OnlyMemory)等の不揮発性の半導体メモリにより構成され、記憶手段、第2記憶手段として、カラー複写機100で実行可能なシステムプログラム、当該システムに対応する各種処理プログラム、及び各種処理プログラムで処理されたデータ等を記憶する。具体的には、例えば、図3に示すように、指紋認識プログラム9a、指紋照合プログラム9b、画像形成プログラム9c等であって、各処理プログラムは、コンピュータが読み取り可能なプログラムコードの形態で格納され、制御部1は、当該プログラムコードに従った動作を実行する。尚、この記憶部9は、例えば、CD−ROM等の着脱可能な記憶媒体を備えていてもよい。
【0042】
通信制御部10は、例えば、モデム、ターミナルアダプタ、あるいはルーター等によって構成され、電話回線、ISDN回線、あるいは専用線等の通信回線を介して外部機器との通信を行うための制御を行う。より具体的には、カラー複写機100は、複合機としてファクシミリ機能を備えており、例えば、画像形成処理した画像データを他の端末装置へ送信したり、あるいは他の端末装置から画像データを受信するための機能を果たす。
【0043】
尚、上記構成のカラー複写機100においては、様々な画像出力設定が可能であり、具体的には、例えば、濃度、コントラスト、カラーバランス等の画質、出力枚数、拡大縮小等の変倍率、両面印字の設定等であり、また、画像形成装置に装着されたオプション装置(例えば、ソーター、フィニッシャ、製本装置)の動作設定(例えば、ステープル位置、パンチ孔位置、中折り、Z折り等)等も可能である。
【0044】
以上、本発明に係るカラー複写機100の構成部分を列挙して、その特徴的な機能的構成について説明した。カラー複写機100が周知の一般的な複写機としての機能を実現する為に必要な構成部分の詳細説明は省略しているが、各構成部分が上述した機能以外にも周知の機能や手段を有するのは勿論である。
【0045】
次に、上記カラー複写機100の動作を、図4〜図7に示すフローチャートに沿って、以下説明する。
【0046】
まず、図4のフローチャートに基づいて、登録処理について以下で説明する。カラー複写機100の操作者により、入力部7の所定のキーの押下によりカラー複写機100の電源が入ると、その入力信号が制御部1に出力され、制御部1は、記憶部9に格納された所定のシステムプログラム(図示なし)に従って各種の制御動作が可能な状態となる。
【0047】
そして、制御部1は、操作者の入力部7の操作により指紋登録処理モードに設定されたか否かを判断し(ステップS101)、指紋登録処理モードの設定入力が行われたと判断した場合(ステップS101:Yes)には、ステップS102に移行する。一方、制御部1は、指紋登録処理モードの設定入力が無いと判断した場合(ステップS101:No)は、ステップS101に工程を戻り、指紋登録処理モードの設定信号の入力、或いは他の画像形成処理に関する設定信号の入力があるまで待機する。
【0048】
ステップS102において、制御部1は、指紋認識部3を制御して、指紋データの読取処理を実行する。より詳細に、例えば、制御部1は、指紋認識部3によりカラー画像形成装置1の所定の位置に設けられた指先読取部(図示省略)に指先が置かれているかどうかを既存のセンサ等で確認した上で、指先に向かって光を照射し、指先の凸凹に応じた反射光を読み取ることにより、光学的に指紋の画像データを取得し、同画像データをRAM2に格納する。また、制御部1は、同画像データに対し所定の補正等の画像処理を適宜実行してもよい。
【0049】
次いで、制御部1は、上記読み取った画像データに基づいて、指紋の特徴等を認識した指紋データ(以後、認識指紋データとする)を作成した上で、この認識指紋データと照合が一致する指紋データが記憶部9に既に登録されているかどうかを判断する指紋照合判断処理を実行する(ステップS103)。
【0050】
具体的に、制御部1は、読み取った画像データから指紋の特徴を抽出し、その特徴点を、登録されている指紋データ(以後、登録指紋データとする)とを比較対照することで指紋の照合を行い、同一指紋のデータがあるか否かを判別する。より詳細に指紋の特徴点とは、例えば、指紋の紋様をつくる隆線の切れている部分である端点と、分岐しているところである分岐点とを合わせたものであって、この特徴点の位置と方向のデータが特徴点の基本情報となる。
尚、制御部1は、上記読み取った認識指紋データの画像データそのものと、登録されている登録指紋データの画像データとを照合し、指紋が一致するか否かを判断する構成でもよい。
【0051】
そして、制御部1は、登録指紋データのうち、認識指紋データと照合が合致する同一指紋のデータがあると判断した場合(ステップS103:Yes)には、ステップS108に移行し、同一指紋のデータがないと判断した場合(ステップS103:No)には、ステップS104に移行する。
【0052】
ステップS104において、認識指紋データを登録するための個人情報設定処理を実行する。具体的に、制御部1は、個人情報入力画面を表示部8に表示させる。そして、ユーザの入力部7の操作により個人情報入力画面に表示された所定の個人情報項目、例えば、指名、パスワード、個人認証番号等のデータが入力されると、制御部1はそれらの個人情報データをRAM2に一時記憶する。
【0053】
次いで、指紋データを認識した場合に自動的に実行あるいは設定するための対応動作設定処理を実行する(ステップS105)。具体的に、制御部1は、対応動作設定画面を表示部8に表示する。そして、ユーザによりステップS102で認識した指紋データと対応づけて動作させるための内容が入力されると、同動作設定内容をRAM2に一時格納する。
ここで、ユーザにより入力される対応動作内容とは、例えば、コピー動作における枚数、原稿サイズ、設定モード等を自動的に設定する、或いは更にそのまま実行させる等、指紋照合をショートカットキーとして機能させる内容や、指紋照合により、画像形成に関する任意の機能の制限解除を設定する内容等、画像形成処理に関する条件である。
【0054】
次いで、制御部1は、設定された内容でよいかどうかを確認するための確認画面を表示部7に表示させ、そして、ユーザの入力部7の操作により設定の確認OK信号が入力されたか否かを判断する(ステップS106)。そして、制御部1は、設定確認OKであると判断した場合(ステップS106:Yes)には、ステップS107に移行し、設定確認OKでないと判断した場合(ステップS107:No)には、ステップS104に工程を戻る。尚、この場合、ステップS105から戻る構成であってもよい。
【0055】
ステップS107において、制御部1は、RAM2に一時格納していたステップS102で認識した指紋データと、ステップS104で設定された個人情報と、対応動作内容とを対応づけて、指紋登録情報として記憶部9に記憶させる。
【0056】
一方、ステップS103において、既に指紋データが登録済みであると判断されて移行したステップS108において、制御部1は、登録指紋データと対応づけられている設定動作内容を記憶部9より読み出して表示部8に表示させる。尚、ここで、同様に登録指紋データと対応づけられて記憶されている個人情報を表示させてもよい。
【0057】
次いで、制御部1は、ユーザの入力部7の操作により、表示部8に表示された登録済み設定動作内容に関する設定変更内容の入力があったか否かを判断し(ステップS109)、設定変更内容の入力があったと判断した場合(ステップS109:Yes)には、ステップS110に移行し、設定変更内容の入力がなく例えば設定OK信号等が入力された場合(ステップS109:No)には、ステップS111に移行する。
【0058】
ステップS110において、制御部1は、入力された設定変更内容に基づいて、変更された設定内容を記憶部9に記憶し、ステップS111に移行する。
【0059】
次いで、制御部1は、指紋登録処理の設定の終了信号がユーザにより入力されたか否かを判断し(ステップS111)、入力されたと判断した場合(ステップS111:Yes)には、本処理を終了させ、一方、入力がないと判断した場合、あるいはやり直しを指定する入力信号があったと判断した場合(ステップS111:No)には、ステップS102に工程を戻る。尚、この場合に、ステップS102でなく、例えば、ステップS104、ステップS105に工程を戻る構成であってもよい。
【0060】
尚、上記指紋登録処理において、ステップS108に移行して登録済みの設定内容を変更する場合には、ステップS102において、指紋データの読取処理に加え、登録済みの個人情報データ等をユーザにより入力させる構成でもよい。この場合、ユーザの入力操作が面倒となるが、指紋照合処理を迅速化させることができる。
また、例えば、親指の指紋を登録した場合に、次に人差し指の指紋を他の設定動作内容と共に登録するなど、同一人物が、複数の指紋とその対応動作内容を登録することが可能である。また、一の登録内容に対して、一の指紋を登録する方法に限られず、例えば、親指と人差し指の2つの指紋を認識させた場合の対応動作等の登録も可能となっている。
【0061】
次に、上記のような登録処理における対応設定動作として、例えば、指紋照合を画像出力におけるショートカットキーとして機能させる内容が登録された場合におけるカラー複写機100の動作を図5に示すフローチャートを用いて以下で説明する。
【0062】
まず、制御部1は、図4のステップS102と同様にして、指紋認識部3を制御して指紋読取処理を実行させる(ステップS201)。
【0063】
次いで、制御部1は、読み取った指紋の画像データに基づいて、指紋データを認識し、この認識指紋データを記憶部9に格納されている登録指紋データと照合して、同一指紋のデータの有無を判断する(ステップS202)。尚、この照合方法、及び判断方法は、図4のステップS103と同様とする。
【0064】
そして、制御部1は、認識指紋データと同一指紋が、記憶部9に記憶されている登録指紋データにあると判断した場合(ステップS202:Yes)には、ステップS204に移行する。一方、制御部1は、認識指紋データと同一指紋データが登録されていないと判断した場合(ステップS202:No)には、ステップS203に移行し、照合結果として、表示部8に合致する指紋データが登録されていない旨を表わすエラー表示をする。
【0065】
ステップS204において、制御部1は、登録されている指紋データと対応づけられている設定動作内容に基づいて、画像読取装置4、画像形成装置5、転写部7を制御して、動作モードの設定処理を実行する。ここで、設定動作内容の例として、「片面原稿の画像を読み取り」、「両面でのコピー」、「ソート」、「5部作成する動作」を、スタートキーの入力に基づいて実行するという内容とする。
【0066】
次いで、制御部1は、上記の設定動作内容を表示部8に表示させる(ステップS205)。具体的には、例えば、カラー複写機100で実行可能な設定機能が表示されている画面に、設定されている内容が強調されてわかるように表示されている。従って、操作者は、認識させた指紋と対応づけられている設定された動作モードの内容を確認できる。
【0067】
次いで、制御部1は、表示部8に表示された設定動作内容を確認した操作者により同設定動作の変更を指示する指示信号が入力されたか否かを判断し(ステップS206)、内容変更するキーの入力があったと判断した場合(ステップS206:Yes)にはステップS207に移行し、内容変更するキーの入力がないと判断した場合(ステップS206:No)には、ステップS208に移行する。
【0068】
ステップS207において、制御部1は、入力された変更内容に基づいて、動作内容を再設定し、その設定内容を表示部8に再度表示させる。具体的には、上記設定動作内容のうち、例えば、コピー部数を5部から7部へ変更する入力があった場合にはそのように設定内容を変更して変更された動作モードを設定するように上述の各部を制御すると共に、部数の表示を5部から7部に変更する。尚、設定動作の変更に限られず、設定動作に、例えば、濃度を濃くするといった追加設定を行ってもよい。
【0069】
ステップS208において、制御部1は、操作者による入力部7の操作により、設定動作をスタートさせるためのスタート信号の入力があったか否かを判断し、スタート信号の入力があったと判断した場合(ステップS208:Yes)には、ステップS209に移行し、スタート信号の入力がないと判断した場合(ステップS208:No)には、ステップS206に工程を戻る。
【0070】
ステップS209において、制御部1は、設定された動作内容の実行命令信号を画像読取部4、画像形成部5、転写部6に出力し、実行させる。
具体的には、制御部1は、カラー複写機100の図示しない自動原稿搬送装置等により操作者によりカラー複写機100の所定位置にセットされた原稿を所定の位置に適宜搬送させ、そして画像読取部4に原稿の画像を読み取る画像読取処理を実行させる。次いで、制御部1は、画像形成部5に、読み取り画像データ自体の濃度、カラー、彩度等のデータと、入力された設定内容に基づいて、出力する画像の濃度、カラー、彩度等の画像、入力設定、画像サイズ等を形成する画像処理を実行させ、転写部6に、上述の設定内容に基づいて、設定された転写材(印刷用紙)に、上記の設定動作の例の場合は、両面コピーを、5部、或いは変更処理が実行された場合には7部作成し、ソートして出力させる処理を実行させる。
【0071】
次いで、制御部1は、ステップS204、或いはステップS207で設定した動作内容の条件をリセット処理し(ステップS210)、本処理を終了させる。ここで、設定内容条件をリセットすることにより、次の操作者、あるいは異なる設定内容で画像形成処理を実行する場合に、誤動作が防げる。尚、この設定条件のリセット処理は、ある一の画像形成処理が終了し、次に異なる画像形成処理のための入力設定時として、他の指紋認識処理が実行された際に前の設定動作条件をリセットして新たな動作条件を設定する構成であってもよい。
【0072】
このように、指紋照合による認証を、画像形成処理におけるショートカットキーとして機能させることにより、設定操作が容易となる。また、指紋を用いることにより、パスワード等のように忘れたり、他人に盗用、悪用される心配がない上、他の個人認証方法である声音、虹彩紋理等に比して、一人で複数の設定内容が可能なため便利である。また、複数人でカラー複写機100(画像形成装置)を共同使用する場合に、前の設定内容で誤動作させることによる様々な問題を解決することができる。
【0073】
尚、上記設定動作内容は、コピー等の画像出力に関するものに限られず、画像入力に関する条件、画像送受信に関する条件、及びこれらを複合したものであってもよい。ここで、画像送受信を含んだ画像形成処理を実行する場合には、制御部1は、通信制御部10を制御して実行することとする。
具体的には、例えば、登録指紋と対応づける設定動作を、画像入力処理であり、その入力した画像を、他の装置に転送して転送先装置の所定の格納領域に記憶させる、或いは電子メールに添付して所定のアドレスに送信する動作や、或いはファクシミリ機能として、任意の原稿の画像を読み取り、読み取った画像を所定のFAX番号先のファクシミリ装置に送信する動作等であってもよい。
【0074】
また、上記指紋照合により認証をショートカットキーとして機能させる処理において、登録指紋データと対応づけられている設定動作内容を表示部8に表示させ、確認、変更が可能にし、操作者によるスタート信号の入力がなされて初めて画像出力処理等が実行される構成で説明を行ったが、指紋照合により登録指紋データと同一指紋であると判断された場合に、その登録指紋データと対応づけられた設定動作内容を即実行する構成であってもよい。
【0075】
次いで、図4に示す指紋登録処理におけて設定された動作内容が指紋照合による任意機能の制限解除処理である場合におけるカラー複写機100の動作について、図6に示すフローチャートを用いて以下で説明する。
【0076】
まず、制御部1は、図5のステップS201と同様にして、操作者の指紋データを読み取る指紋読取処理を、指紋認識部3を制御して実行する(ステップS301)。
【0077】
次いで、制御部1は、読み取った指紋の画像データを認識し、この認識指紋データを、記憶部9に記憶されている登録指紋データと照合して、同一指紋の登録指紋データ一致するか否かを判断し(ステップS302)、同一指紋の登録指紋データがあると判断した場合(ステップS302:Yes)には、ステップS303に移行し、同一指紋の登録指紋データがないと判断した場合(ステップS302:No)には、ステップS309に移行する。
【0078】
次いで、ステップS303において、制御部1は、動作モードの設定処理として、予めカラー複写機100において制限されている動作のうち、一致した登録指紋データと対応づけられている登録設定動作内容となっている機能の制限解除処理を実行する。ここで、カラー複写機100において予め制限されている動作とは、誰もが使用できる通常動作においては使用できないように予め制限設定されている画像形成に関する一部の機能である。具体的には、例えば、画像形成の解像度についてある一定以上の値を設定できないというような制限内容、光沢度を上げる設定やより細緻な特殊スクリーンの選択等を制限する内容等のコストがかかるものや、画像送信機能の使用を制限する内容等どのようなものであってもよく、複数の機能が制限されていてもよい。
【0079】
そして、制御部1は、登録指紋データと対応づけられている登録制限動作として、例えば、解像度の制限設定等を解除する処理を実行し、操作者により設定が可能な状態にする。
【0080】
次いで、操作者の入力部7の操作により画像形成処理を実行させるための条件内容の入力設定処理が行われる(ステップS304)。例えば、コピー動作における枚数、出力紙のサイズ等や、上記制限が解除された機能に関する設定内容、例えば、解像度、光沢度の値、特殊スクリーンの選択等が入力設定される。
尚、この条件内容の入力設定処理は、上記の図5のステップS201〜ステップS210で説明したように指紋照合により一致した登録指紋データに予め登録されていた条件内容が制御部1によって自動的に設定され、操作者は、自動設定された内容の確認及び変更処理等を行うだけの構成であってもよい。この場合、指紋照合は、ショートカットキーとしての機能と、機能制限の解除の可否を判断するためのデータとしての機能との2つの機能を果たすこととなる。
【0081】
次いで、制御部1は、上記ステップS304で操作者に入力された条件内容に、ステップS303において解除された機能の実行が選択されたか否かを判断し(ステップS305)、解除された機能の実行が選択されたと判断した場合(ステップS305:Yes)には、ステップS306に移行し、解除された機能の実行が選択されていないと判断した場合(ステップS305:No)には、ステップS310に移行する。
【0082】
ステップS306において、制御部1は、操作者により設定動作のスタート信号の入力があったか否かを判断し、設定動作のスタート信号の入力があったと判断した場合(ステップS306:Yes)には、ステップS307に移行し、設定動作のスタート入力がないと判断した場合(ステップS306:No)は、待機する。
【0083】
ステップS307において、制御部1は、ステップS304で入力された内容に基づいて、制限解除した機能を含む画像形成処理を実行するように、画像読取部4、画像形成部5、転写部6等の各部を制御する。具体的には、例えば、解像度の値を大きくした画像出力処理や、光沢度を上げた画像形成処理、特殊スクリーン処理を含む画像出力処理等であり、画像出力処理は図5のステップS209と同様にして実行する。
【0084】
次いで、制御部1は、解除した制限動作を再度制限する、即ち設定した動作モードのリセットを実行して、本処理を終了させる。
【0085】
一方、ステップS309において、制御部1は、ステップS302で実行した指紋照合処理で一致する登録指紋データがなかったことを示すエラー表示処理を表示部8に実行し、ステップS310に移行して、通常動作の実行処理を制御する。ここで、通常動作とは、制限された機能を除いた画像形成処理を行うことである。
【0086】
このように、本発明にかかる画像形成装置としてのカラー複写機100において、画像形成処理に関する任意の機能を制限し、指紋照合処理によりその制限解除を行うので、使用者によって例えば時間的、費用的にコストがかかる機能をさせないように設定することが可能となって、便利である。また、制限された機能の解除処理も、指紋を読み取らせるだけでよいので容易である。
また、昨今のカラー複写機1においては、カラー画像の複写機能の精度が高くなり、例えば、有価証券等の偽造等を防ぐ目的においてもこのような機能の制限を行うのは有益である。
尚、制限動作、及び実行される画像形成処理は、画像出力に関するものに限られず、画像入力、画像送受信に関する処理等、画像形成装置で実行可能な処理に関する条件であればどのようなものであってもよい。
【0087】
次いで、図4に示す指紋登録処理におけて設定された対応動作内容が、トレイ選択制限条件として、画像出力の印刷用紙(記録紙)の制限に関するものである場合のカラー複写機100の動作について、図7に示すフローチャートを用いて以下で説明を行う。
尚、以下で説明する動作において、一例として、図2に示す格納トレイ6aのトレイ1からトレイ3のうち、コート紙が格納されているトレイ1が制限トレイとして設定されており通常動作においては印刷用紙として選択することができない上、トレイ1を開閉してコート紙の挿抜が出来ないようにロック機構がONに設定されているものとする。尚、トレイ2、トレイ3に関しては制限ないものとする。
【0088】
まず、カラー複写機100の制御部1は、図5のステップS201又は図6のステップS301と同様にして、所定位置に置かれた指先の指紋データを認識する(ステップS401)。
【0089】
次いで、制御部1は、図5のステップS202と図6のステップS302と同様にして指紋照合処理を実行し、認識指紋データと同一の指紋が登録指紋データにあるか否かを判断して(ステップS402)、認識指紋データと同一の指紋が登録指紋データにあると判断した場合(ステップS402:Yes)には、ステップS404に移行し、認識指紋データと同一の指紋が登録指紋データにないと判断した場合(ステップS402:No)にはステップS403に移行して、エラー表示を表示部8に行う。
【0090】
ステップS404において、制御部1は、指紋登録処理にて、登録されている対応動作であるトレイ1のロック機構をOFFにするロック機構の解除処理を実行する。具体的に、制御部1は、トレイ1が操作者により開閉できないようにロックしている金属棒(図示省略)、板金等のロック部材(図示省略)を、ソレノイド(図示省略)により引き上げることにより、トレイ1を開閉自在な状態にする。従って、操作者は、トレイ1にコート紙を入れたり出したりする挿抜可能な状態となる。
【0091】
次いで、制御部1は、登録処理時に対応動作として登録されているトレイ選択制限条件に基づいて、トレイ1が、画像出力の条件内容において印刷する用紙を給紙するトレイとして選択可能となるトレイ選択設定モードの設定処理を実行する(ステップS405)。従って、操作者は、トレイ1を、例えば、複写処理において印刷用紙を給紙するトレイとして選択、即ち、コート紙を画像の印刷紙として選択できる。
【0092】
次いで、操作者の入力部7の操作により、所望の画像形成処理に関する動作条件内容が入力される。そこで制御部1は、同入力内容に応じて動作が実行できるように画像読取部4、画像形成部5、転写部6、通信制御部10等を制御すると共に、設定内容を表示部8に表示させる(ステップS406)。ここでは、通常コピー動作でトレイ1が選択されたとする。
尚、この動作条件内容の入力処理は、登録された指紋データと対応づけられているものを制御部1が自動的に設定した上で、操作者により確認、変更入力等が行われるのでもよい。
【0093】
次いで、制御部1は、操作者により動作のスタート信号の入力があったか否かを判断し(ステップS407)、スタート信号の入力があったと判断した場合(ステップS407:Yes)には、ステップS408に移行し、スタート信号の入力がないと判断した場合(ステップS407:No)には、入力があるまで待機する。
【0094】
ステップS408において、制御部1は、ステップS406で設定された動作を実行するように、画像読取部4、画像形成部5、転写部6を制御する。具体的に、制御部1は、例えば、画像読取部4により任意の原稿の画像データを読み取らせ、画像形成部5により設定動作内容に応じた画像処理を実行させ、転写部8により、その画像処理された画像データをトレイ1のコート紙上に転写させて出力させる。
【0095】
次いで、制御部1は、制限を解除したトレイ1の開閉ができないように、再度ロック機構をONにするロック機構ON処理を実行するとともに、印刷用紙としてトレイ1が選択出来ないように再設定し(ステップS409)、本処理を終了する。ここで、一の設定動作を実行後に再度ロック処理を実行することにより、例えば、カラー複写機100の電源をOFFにした場合にもロック機構はONの状態になる。
【0096】
このように、上記の記録紙としての印刷用紙、及びその格納トレイを制限することにより、コート紙のような高価な印刷用紙が不特定多数のユーザに消費されることを防ぐことができるので好適である。特に、画像出力用の印刷用紙としての選択を制限するのみならず、制限されている印刷用紙を格納するトレイの開閉を制限することにより制限効果が増す。また、このような制限トレイのロック機構をOFFにして制限を解除する方法も指紋照合を用いるので操作が容易である。
尚、上述において、制限トレイをトレイ1にし、このトレイ1に格納される印刷用紙をコート紙として説明を行ったがこれらに限定されるものでは勿論なく、どのようなものであってもよい。特にコート紙の他、例えば、和紙、葉書、写真用フィルム等でもよい。
【0097】
以上のように、本実施の形態によれば、指紋を認識させるだけで、使用するユーザ毎に異なった画像形成条件が自動設定されることとなって、設定操作が容易な上、複数人で用いる場合に誤操作等を防止することができ、便利である。また、画像形成条件として、例えば、使用するユーザによって制限する機能を変更することも可能となり、複数人に用いる場合に好適である。
【0098】
尚、上記実施の形態は、一例に過ぎず、適宜変更可能である。
例えば、カラー複写機100は、モノクロ複写機、スキャナ、ファクシミリ等のその他の画像形成装置であってもよく、更にこれらの機能を複合した装置であってもよい。
また、画像形成処理もコピー等の画像出力処理に限られず、画像入力処理、画像送受信処理、及びこれらの組み合わせであってもよい。
【0099】
【発明の効果】
請求項1に記載の発明によれば、記憶手段に登録された登録指紋データと、指定された画像形成条件とが対応づけられて記憶され、指紋認識手段により、指紋が認識されて認識指紋データが作成され、指紋照合判断手段により、認識された認識指紋データが、記憶手段に記憶されている登録指紋データと照合されて同一指紋があるか否かが判断され、設定制御手段により、同一指紋であると判断された登録指紋データに対応づけられた画像形成条件に基づく動作モードが設定されるので、指紋を認識させるだけで、使用するユーザ毎に異なった画像形成条件の動作モードが自動設定されることとなって、設定操作が容易な上、複数人で用いる場合に誤操作等を防止することができ、便利である。
【0100】
請求項2に記載の発明によれば、記憶手段に、登録された登録指紋データと、指定された画像形成条件とが対応づけられて記憶され、指紋認識手段により指紋が認識され、認識指紋データが作成され、指紋照合手段により、認識された認識指紋データが、記憶手段に記憶されている登録指紋データと照合されて同一指紋があるか否かが判断され、実行手段により、同一指紋であると判断された登録指紋データに対応づけられた画像形成条件に基づく画像形成処理が実行されるので、指紋を認識させるだけで、その指紋に対応づけられた画像形成処理が自動的に実行されることとなって、画像形成処理における設定操作、及び実行操作が容易となる。
【0101】
請求項3に記載の発明によれば、請求項1又は2に記載の発明と同様の効果が得られるのは勿論のこと、特に、画像データを複写して出力する処理、画像データの読取処理、画像データを他の装置との間で送受信する処理を設定する際の設定操作及び実行操作が容易となる。
【0102】
請求項4に記載の発明によれば、請求項1〜3の何れか一項に記載の発明と同様の効果が得られるのは勿論のこと、特に、記録紙を格納する複数の格納トレイを備えており、第2記憶手段に、登録された登録指紋データと、前記複数の格納トレイのうち選択可能な格納トレイを制限するトレイ選択制限条件とが、対応付けられて記憶され、第2指紋照合判断手段により、認識指紋データが、第2記憶手段に記憶されている登録指紋データと照合されて、同一指紋があるか否かを判断され、トレイ選択設定制御手段により、同一指紋であると判断された登録指紋データに対応づけられたトレイ選択制限条件に基づくトレイ選択設定モードが設定されるので、特殊な転写材を使用するユーザを制限することが可能となることとなって、複数人で使用する場合により好適となる。
【0103】
請求項5に記載の発明によれば、請求項4に記載の発明と同様の効果が得られるのは勿論のこと、特に、ロック機構により、複数の格納トレイのうち、少なくとも一つの格納トレイは挿抜が禁止され、ロック機構OFF制御手段により、トレイ選択制限条件により選択可能な格納トレイのロック機構がOFFにされるので、使用するユーザにより、格納トレイに格納される転写材の挿抜を制限することができることとなって、複数人数で使用する場合に好適である。
【0104】
請求項6に記載の発明によれば、請求項5に記載の発明と同様の効果が得られるのは勿論のこと、特に、ロック機構は、電源OFF時に、ロック機構解除制御手段により解除されたロック機構がONの状態になるので、電源がOFFの状態においても、特殊な転写材等を格納する格納トレイより挿抜されないようにできることとなって、より好適である。
【0105】
請求項7に記載の発明によれば、請求項1〜6の何れか一項に記載の発明と同様の効果が得られるのは勿論のこと、特に、画像データの入力処理、或いは画像データの出力処理において、画像の解像度に関する条件、光沢度に関する条件、画像スクリーンに関する条件等について、ユーザ毎に設定を変えたり、制限してコストを削減することが可能となるので、複数人数で使用する場合に好適である。
【0106】
請求項8に記載の発明によれば、請求項1〜7の何れかに一項に記載の発明と同様の効果が得られるのは勿論のこと、特に、登録手段により、認識された指紋データを登録指紋データとして、指定された画像形成条件と対応づけて記憶手段に記憶させて登録させることができるので、ユーザは、自在に画像形成条件をカスタマイズすることが可能となって使い勝手が良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる画像形成装置の一例としてのカラー複写機の構成を示したブロック図である。
【図2】図1のカラー複写機の格納トレイの構成を例示した図である。
【図3】図1のカラー複写機の記憶部に格納されているプログラムを例示した図である。
【図4】本発明における登録処理の動作を説明するためのフローチャートである。
【図5】本発明における指紋照合をショートカットキーとして機能させる処理の動作を説明するためのフローチャートである。
【図6】本発明における指紋照合によりカラー複写機の制限機能を解除する処理の動作を説明するためのフローチャートである。
【図7】本発明における指紋照合によるカラー複写機の格納トレイの制限解除処理の動作を説明するためのフローチャートである。
【符号の説明】
100 カラー複写機(画像形成装置)
1 制御部(指紋認識手段、指紋照合判断手段、第2指紋照合判断手段、設定制御手段、トレイ選択設定制御手段、ロック機構OFF制御手段、実行手段、登録手段)
2 RAM
3 指紋認識部(指紋認識手段)
4 画像読取部(実行手段)
5 画像形成部(実行手段)
6 転写部(実行手段)
9 記憶部(記憶手段、第2記憶手段)
Claims (8)
- 入力された画像データに基づいて記録紙上に画像形成を行う画像形成装置において、
登録された登録指紋データと、指定された画像形成条件とを対応づけて記憶する記憶手段と、
指紋を認識して、認識指紋データを作成する指紋認識手段と、
前記指紋認識手段により認識された認識指紋データを、前記記憶手段に記憶されている登録指紋データと照合して、同一指紋があるか否かを判断する指紋照合判断手段と、
前記指紋照合判断手段により、同一指紋であると判断された登録指紋データに対応づけられた画像形成条件に基づく画像形成処理を実行可能な動作モードを設定する設定制御手段と、
を備えることを特徴とする画像形成装置。 - 入力された画像データに基づいて記録紙上に画像形成を行う画像形成装置において、
登録された登録指紋データと、指定された画像形成条件とを対応づけて記憶する記憶手段と、
指紋を認識して、認識指紋データを作成する指紋認識手段と、
前記指紋認識手段により認識された認識指紋データを、前記記憶手段に記憶されている登録指紋データと照合して、同一指紋があるか否かを判断する指紋照合判断手段と、
前記指紋照合判断手段により、同一指紋であると判断された登録指紋データに対応づけられた画像形成条件に基づく画像形成処理を実行する実行手段と、
を備えることを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1又は2に記載の画像形成装置において、
前記画像形成条件には、画像データを複写して出力する処理に関する条件、画像データの読取処理に関する条件、画像データを他の装置との間で送受信する処理に関する条件のうち、少なくとも何れか一つが含まれることを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1〜3の何れか一項に記載の画像形成装置において、
前記記録紙を格納する複数の格納トレイと、
登録された登録指紋データと、前記複数の格納トレイのうち選択可能な格納トレイを制限するトレイ選択制限条件とが、対応付けられて記憶される第2記憶手段と、
前記指紋認識手段により認識された認識指紋データを、前記第2記憶手段に記憶されている登録指紋データと照合して、同一指紋があるか否かを判断する第2指紋照合判断手段と、
前記第2指紋照合判断手段により、同一指紋であると判断された登録指紋データに対応づけられたトレイ選択制限条件に基づくトレイ選択設定モードを設定するトレイ選択設定制御手段と、
を備えることを特徴とする画像形成装置。 - 請求項4に記載の画像形成装置において、
前記複数の格納トレイのうち、少なくとも一つの格納トレイは挿抜を禁止するロック機構と、
前記トレイ選択制限条件により選択可能な格納トレイのロック機構をOFFにするロック機構OFF制御手段と、
を備えることを特徴とする画像形成装置。 - 請求項5に記載の画像形成装置において、
電源OFF時に、前記ロック機構解除制御手段により解除されたロック機構をONにするロック機構を備えることを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1〜6の何れか一項に記載の画像形成装置において、
前記画像形成条件には、画像データの入力処理又は画像データの出力処理における画像の解像度に関する条件、光沢度に関する条件、画像スクリーンに関する条件のうち、少なくとも何れか一つが含まれることを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1〜7の何れか一項に記載の画像形成装置において、
前記指紋認識手段により認識された指紋データを登録指紋データとして、指定された画像形成条件と対応づけて前記記憶手段に記憶させて登録する登録手段を備えることを特徴とする画像形成装置。
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