JP2004031333A - High pressure discharge lamp, lamp with reflector and image projection device - Google Patents
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Abstract
【課題】高ワット(例えば150W以上)であっても、安定して使用することが可能な高圧放電ランプを提供すること。
【解決手段】発光物質が封入される管内に一対の電極102が対向して配置された発光管100と、一対の電極102のそれぞれに電気的に接続された金属箔103を封止する封止部(101)を一対備えた高圧放電ランプである。金属箔103には、発光管100側と反対側に外部リード104が接続されており、少なくとも一方の外部リード104は、封止部101bの端面101eから外へと延びており、封止部の端面101eから露出した外部リード104の根本部分104eには、外部リード104を被覆するキャップ部10が設けられている。
【選択図】 図1An object of the present invention is to provide a high-pressure discharge lamp that can be used stably even at a high wattage (for example, 150 W or more).
A sealing device for sealing a light emitting tube in which a pair of electrodes are opposed to each other in a tube in which a light emitting substance is sealed, and a metal foil electrically connected to each of the pair of electrodes. A high-pressure discharge lamp including a pair of parts (101). An external lead 104 is connected to the metal foil 103 on the side opposite to the arc tube 100 side, and at least one of the external leads 104 extends outward from the end face 101e of the sealing portion 101b. A cap portion 10 that covers the external lead 104 is provided on a root portion 104e of the external lead 104 exposed from the end face 101e.
[Selection diagram] Fig. 1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、高圧放電ランプと反射鏡とを有するランプユニットに関する。特に、液晶プロジェクタ用光源やデジタルマイクロミラーデバイス(DMD)プロジェクタなどの画像投影装置用光源として使用される反射鏡付きランプ(またはランプユニット)に関する。
【0002】
【従来の技術】
文字、図形などの画像を拡大投影し表示する手段として、液晶プロジェクタ装置などが知られている。また、デジタルマイクロデバイスを用いたデジタルライトプロセッシング(DLP)プロジェクタも普及しつつある。このような画像投影装置は、所定の光出力が必要であるため、光源としては輝度の高い高圧水銀ランプが、一般に、広く使用されている。この種のランプは、反射鏡と組み合わされて使用されるのが一般的である(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
図14は、従来の高圧水銀ランプ150の断面構成を模式的に示している。図14に示した高圧水銀ランプ150は、石英ガラスからなる略球状の発光管100と、発光管100から延在する封止部101aおよび101bとを有している。
【0004】
発光管100内には、放電空間があり、そこにタングステン製の電極102が対向して配置されている。電極102は、モリブデン箔103の一端に溶接により接続されており、そして、モリブデン箔103の他端には、モリブデン製の外部リード104が溶接により接続されている。その一端が発光管100内に突出する電極102と、モリブデン箔103と、外部リード104とは、電極組立体を構成しており、封止部101aおよび101bによって気密に封着されている。電極102は、タングステン製の電極棒と、発光管100内に突出する端部付近に、電極棒の先端部分に巻かれたタングステン製のコイル(不図示)とから構成されている。また、発光管100内には、図には示していないが、水銀と、少量の希ガス、および、場合によって少量のハロゲンが封入される。
【0005】
図15は、図14に示した従来の高圧水銀ランプ150を使用した、従来の反射鏡付き高圧水銀ランプ5000の断面構成を模式的に示している。
【0006】
反射鏡付き高圧水銀ランプ5000は、高圧水銀ランプ150と、反射鏡200とから構成されている。反射鏡200は、内面の一部が放物面体で構成された耐熱性ガラスからなり、反射鏡200の一部には、金属線204を通すための小さな穴203が設けられており、反射鏡200の外面には、ステンレス製の金具202が取り付けられている。この金具202には、反射鏡200を貫通する小さな穴203を通って、一端がランプ150の外部リード線に電気的に接続された導電性の金属線204が電気的に接続されている。
【0007】
ランプ150は、図15に示すように、反射鏡200に固定されている。すなわち、ランプ150が発する光のうちできるだけその多くが、反射鏡200の仮想の回転軸(光軸とも呼ぶ)に平行な光となって開口部から出射されるように、ランプ150は、反射鏡200に固定されており、より具体的に述べると、反射鏡200のネック部206に、ランプ150の第1の封止部101aを挿入し、耐熱性のセメント205によって、ネック部206に封止部101aを固定する形で、ランプ150は反射鏡200に固定されている。反射鏡200の具体的寸法を例示すると、開口部の径Dmは、例えば、約45mmである。
【0008】
最近のプロジェクタに対しては、手軽に持ち運びができるようという要望が強くなってきており、そのために、ノート型のパーソナルコンピュータのように、サイズがA5サイズやB5サイズに近い小型で、かつ薄いプロジェクタの開発・商品化が望まれている。そのような状況の中、反射鏡付き高圧水銀ランプに対しては、開口部の径が45mm以下の、より小型の反射鏡を使用するようになってきた。それに加えて、反射鏡のタイプも、平行光を出射する放物面鏡タイプから、出射光がある一点(焦点)に収束する短焦点距離を有する楕円面鏡タイプのものが使用されるようになってきている。これは、プロジェクタ内の光路長が短くなって結果的にプロジェクタの小型化に、より寄与できるという理由によるものである。
【0009】
図16は、楕円面鏡タイプの反射鏡300と従来の高圧水銀ランプ150とを組み合わせた反射鏡付き高圧水銀ランプ6000の断面構成を模式的に示している。反射鏡300は、内面の一部が楕円面体で構成された耐熱性ガラスからなる反射鏡である。なお、図中のF1およびF2は、焦点である。
【0010】
図15に示した構成と同様に、図16に示した反射鏡300の外面には、ステンレス製の金具302が取り付けられている。そして、この金具302には、一端がランプ150の外部リード線に電気的に接続された導電性の金属線204が電気的に接続されている。また、ランプ150が発する光のうちできるだけその多くが反射鏡300の焦点(F2)に集まるように、ランプ150は、図16に示すように、反射鏡300に固定されている。すなわち、反射鏡300のネック部306に、ランプ150の第1の封止部101aを挿入し、耐熱性のセメント205によって、ネック部306に封止部101aを固定する形で、ランプ150は反射鏡300に固定されている。
【0011】
【特許文献1】
特開2001−345069号公報
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
プロジェクタの性能の向上のため、最近、プロジェクタ用光源として高圧水銀ランプの定格電力(ワット数)は上昇する傾向があり、従来の100W〜120Wのランプから、150W〜200Wのランプが採用される傾向にある。従来のワット数の100W〜120Wでも、十分、高ワットと言えるものであったが、150W〜200Wの高圧水銀ランプとなると、さらに、ランプに高負荷がかかることになる。しかし、150W〜200Wの高圧水銀ランプであっても、依然として、100W〜120Wのランプにおける経験的知識に基づいて、ランプの設計は行われているのが実情である。
【0013】
このような状況下において、本願発明者らは、150W以上の高圧水銀ランプを、デジタルマイクロミラーデバイス(DMD)プロジェクタに組み込んで点灯させる実験を行ったところ、従来の100W〜120Wのランプでは考えられない現象が生じた。それは、外部リード104の一部が焼き切れるというものである。より具体的に述べると、図16に示した高圧水銀ランプにおける、封止部101bの端面から露出した外部リード104の根本部分104eが焼き切れるというものある。図17は、その現象を示す写真のトレース図である。
【0014】
図17から、外部リード104の根本部分104eが消失していることがわかる。また、一般に、溶接部104w(具体的には、リード104と204との接続部)が他の部分(例えば、外部リード104)よりも弱いと思われているのであるが、その溶接部104が破壊されてランプが点灯しなくなるのではなく、むしろ、外部リード104の根本部分104eが消失して、点灯できない状態になることがわかった。なお、図17では、外部リード104の根本部分104eが消失しているので、溶接部104wにおいては、外部リード104と金属線204との間に介在して両者のそれぞれと溶接されるニッケル製スリーブが金属線204に支えられて宙に浮いたような形となって残っている。
【0015】
本発明はかかる諸点に鑑みてなされたものであり、その主な目的は、高ワット数(例えば150W以上)であっても、安定して使用することが可能な高圧放電ランプを提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】
本発明による第1の高圧放電ランプは、発光物質が封入される管内に一対の電極が対向して配置された発光管と、前記一対の電極のそれぞれに電気的に接続された金属箔を封止する封止部を一対備え、前記金属箔には、前記発光管側と反対側に外部リードが接続されており、少なくとも一方の前記外部リードは、前記封止部の端面から外へと延びており、前記封止部の端面から露出した前記外部リードの根本部分には、当該外部リードを被覆するキャップ部が設けられており、当該外部リードは、前記キャップ部をかしめ部材として、外部回路に電気的に接続される外部引出しリード線に、前記キャップ部の塑性流動によって接合されている。
【0017】
本発明による第2の高圧放電ランプは、発光物質が封入される管内に一対の電極が対向して配置された発光管と、前記一対の電極のそれぞれに電気的に接続された金属箔を封止する封止部を一対備え、前記金属箔には、前記発光管側と反対側に外部リードが接続されており、少なくとも一方の前記外部リードは、前記封止部の端面から外へと延びており、前記封止部の端面から露出した前記外部リードの根本部分に加えて、前記封止部内における前記金属箔の端面から延在した部分の前記外部リードをも被覆するキャップ部が、前記外部リードに設けられている。
【0018】
ある実施形態において、前記外部リードは、前記キャップ部をかしめ部材として、外部回路に電気的に接続される外部引出しリード線に、前記キャップ部の塑性流動によって接合されている。
【0019】
ある実施形態において、上記高圧放電ランプは、前記発光物質として水銀が150mg/cm3以上封入された高圧水銀ランプである。
【0020】
本発明による反射鏡付きランプは、高圧放電ランプと、前記高圧放電ランプから発する光を反射する反射鏡とを備えた反射鏡付きランプであって、前記高圧放電ランプは、上記の高圧放電ランプであり、前記反射鏡は、略楕円体面の反射面を有し、前記高圧放電ランプは、150W以上の電力が供給される高圧放電ランプである。
【0021】
本発明による他の反射鏡付きランプは、内部に発光物質が封入される発光管と、前記発光管の両端から延在した第1および第2の封止部とを有するダブルエンド型の高圧水銀ランプと、前記高圧水銀ランプから発せられる光を反射する反射鏡とから構成された反射鏡付きランプであって、前記反射鏡は、出射方向側に設けられた広開口部と、前記高圧水銀ランプを固定するための狭開口部とを備えており、前記高圧水銀ランプの前記第1の封止部は、前記反射鏡の前記狭開口部付近にて固定され、前記高圧水銀ランプの前記第2の封止部は、前記反射鏡の前記広開口部側に配置され、前記第2の封止部は、前記第2の封止部から外へと延びて露出する外部リードの根本部分を、少なくとも被覆するキャップ部を有しており、前記キャップ部は、かしめ部材として機能し、前記キャップ部により、前記外部リードと前記外部引出しリード線とはかしめられており、前記外部リードと、外部回路に電気的に接続される外部引出しリード線とは、前記キャップ部を用いて、互いに電気的に接続されている。
【0022】
ある実施形態において、前記反射鏡の反射面の最大径は、45mm以下であり、前記反射鏡は、略楕円体面の反射面を有する。
【0023】
本発明による画像投影装置は、上記反射鏡付きランプと、前記反射鏡付きランプを光源とする光学系とを備えている。
【0024】
ある実施形態において、前記光学系は、デジタルマイクロミラーデバイスを有し、前記光源は、出射光が焦点に収束するタイプの光源である。
【0025】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態を説明する。以下の図面においては、説明の簡潔化を図るため、実質的に同一の機能を有する構成要素を同一の参照符号で示す。なお、本発明は以下の実施形態に限定されない。
【0026】
(実施形態1)
図1および図2を参照しながら、本発明による実施形態1を説明する。図1は、本実施形態の高圧放電ランプ1100、および、そのランプ1100を含む反射鏡付きランプ1000の構成を模式的に示している。なお、図2は、ランプ1100だけの構成を模式的に示している。
【0027】
本実施形態の高圧放電ランプ1100は、発光管(バルブ)100と、発光管100に連結された一対の封止部101aおよび101bとを有している。発光管100の管内には、発光物質が封入される放電空間があり、放電空間には、一対の電極102が対向して配置されている。発光管100は、石英ガラスから構成されており、略球形をしている。本実施形態においては、放電空間の体積を基準として、発光物質として水銀が150mg/cm3以上封入されており、本実施形態のランプ1100は、いわゆる超高圧水銀ランプに分類される。
【0028】
封止部101aおよび101bは、電極102に電気的に接続された金属箔103を封止している。そして、金属箔103には、発光管100側と反対側に外部リード104が接続されている。なお、少なくとも一方の外部リード104は、封止部(101a、101b))の端面から外へと延びており、外部リード104は、他の部材(例えば、204)を介して、点灯回路(不図示)に接続されることになる。なお、高圧放電ランプ1100には、例えば150W以上の定格電力が供給される。言い換えると、本実施形態の高圧放電ランプ1100は、150W以上(150W〜200W、あるいはそれ以上)のランプである。
【0029】
本実施形態では、外部リード104のうちの封止部101bの端面101eから露出した根本部分(104e)には、当該外部リード(104e)を被覆するキャップ部(以下、「フロントキャップ」と称する。)10が設けられている。このフロントキャップ10により、高ワット数(例えば150W以上)であっても、高圧放電ランプ1100は安定して使用することが可能となる。フロントキャップ10は、例えば円筒形をしており、その内径、外径および長さは、例えば、内径1.0〜3.0mm、外径1.5〜3.0mm、長さ2.0〜5.0mmである。他の構成要素は、図14から図16に示したものと同様であるので、同じ符号を付して、その説明は省略または簡略化する。
【0030】
高圧放電ランプ1100は、画像投影装置の光源として利用する場合には、図1に示すように、高圧放電ランプから発する光を反射する反射鏡300と組み合わされて、反射鏡付きランプ1000として構成されることが多い。ここで、本実施形態の反射鏡300は、略楕円体面の反射面を有している。
【0031】
反射鏡付きランプ1000の構成をさらに詳しく述べると、次の通りである。反射鏡付きランプ1000は、発光管100と、発光管100の両端から延在した第1および第2の封止部(101a、101b)とを有するダブルエンド型の高圧水銀ランプ1100と、反射鏡300とから構成されており、反射鏡300は、出射方向側に設けられた広開口部310と、高圧水銀ランプ1100を固定するための狭開口部320とを備えている。図1に示すように、高圧水銀ランプ1100の第1の封止部101aは、反射鏡300の狭開口部320付近にて固定され、一方、高圧水銀ランプ1100の第2の封止部101bは、反射鏡300の広開口部310側に配置されている。第2の封止部101bには、その端面101eに接するように、第2の封止部101bから外へと延びて露出した外部リード104の根本部分104eを少なくとも被覆するフロントキャップ(キャップ部)10が取り付けられている。ここで、外部リード104の根本部分104eとは、封止部101bの端面101eから露出している部分であり、典型的には、端面101eを基準にして、そこから1.0〜5.0mm程度の範囲の部分である。
【0032】
なお、図1に示した構成では、フロントキャップ10から露出した部分の外部リード104と、外部引き出し線204とを接続させている。外部引き出し線204は、例えばNi−Mn合金から構成されている。それらの構成材料の物性上の問題から、両者(104、204)を互いに直接溶接することができないので、例えばニッケル製のスリーブを介して、外部リード104と外部引き出しリード線204との溶接は行われる。ここで、フロントキャップ10を、溶接用の部材として用いることもでき、すなわち、外部リード104と、外部引出しリード線204とを、フロントキャップ10を介して、溶接することも可能である。この場合、外部リード104とフロントキャップ10とが互いに溶接され、そして、フロントキャップ10と外部引出しリード線204とが互いに溶接される。フロントキャップ10を、溶接用の部材として用いれば、それだけ部材を減らすことができるので、製造工程上およびコスト上のメリットが得られる。
【0033】
本実施形態の反射鏡300およびその焦点の寸法を例示すると、図3に示す通りである。広開口部310の直径φは、約45mmであり、反射鏡300の深さDは約33mmである。反射鏡300の最深部から焦点F1、F2までの距離は、それぞれ、約8mmおよび約64mmである。そして、反射鏡300の容積は、約40000mm3、つまり約40ccである。なお、反射鏡300についての上記寸法は、本願発明者らが、デジタルマイクロミラーデバイス(DMD)を用いたプロジェクタに組み込んで点灯させる実験を行ったものの寸法と同じである。
【0034】
図16に示したような、ランプ150を含む反射鏡付きランプ6000において、外部リード104の一部(104e)の焼き切れが生じる理由について、正確なところはわからない。しかし、次のようなことは推論できると思われる。
【0035】
まず、外部リード104は、モリブデンから構成されているので、その温度が600℃程度になると、蒸発(昇華)してしまう。100W〜120Wのランプの場合には、そのような温度にまで、外部リード104の温度は上昇しなかったものと推測されるが、150W〜200Wのランプの場合には、そのような温度まで上昇し得る。特に、DMDを用いたプロジェクタの場合には、より高ワットのランプが用いられる傾向が強いので、従来では想定されていなかった、外部リード104が600℃程度以上に達することがあり得る。
【0036】
このような温度に達してしまうと、もはや、冷却ファン等を用いた局部的な冷却では対処できなくなると思われる。つまり、反射鏡付きランプ6000のある一部を冷却したとしても、反射鏡付きランプ6000を局部的には冷却できるものの、外部リード104に照射する光による加熱を効果的に防止する程度にまでは冷却できない。言い換えると、150W〜200Wのランプの場合においては、外部リード104(特に、104e)におけるエネルギー密度が高くなりすぎてしまっており、100W〜120Wのランプにおける熱設計の考えが通用しなくなくなっているのであろう。
【0037】
ランプからの光出力の出射光が外部リード104(特に、104e)にあたると、その箇所のモリブデンは昇華し得る。すると、外部リード104の径が細くなり、その箇所の抵抗値が上がるため、ますます、その箇所の温度が上がり、その結果、当該箇所はますます細くなる。そして、最終的には、消失してしまうことになる。その様子を図4(a)から(c)に示す。
【0038】
まず、外部リード104の露出部分104eは、最初、図4(a)に示すような状態であるが、一部が昇華することにより、図4(b)に示すように、径が小さくなる箇所104sが生じる。当該箇所104sは径が他の部分よりも小さいがゆえに、抵抗値が高くなり、それゆえ、この部分の発熱量は他の部分よりも多くなる。その発熱により、104sの径は、図4(c)に示すように、益々細くなり、その後、消失してしまう。
【0039】
図4(b)に示すような、径が小さい箇所104sの発生は、モリブデンの昇華によるものだけに限定されず、いわゆるクリープ現象による影響も及んでいると推測される。すなわち、ランプをオン・オフしたときの膨張・収縮が繰り返された結果、径が小さい箇所104sが発生したり、光が多く照射されている箇所とそうでない箇所との間の応力によっても、箇所104sは発生し得ると思われる。特に、所定箇所に冷却手段(例えば、冷却ファン、ヒートシンク)を設けた場合には、温度が高い部分と低い部分との差が大きくなるので、クリープ現象により、径が小さい箇所104sの発生し、その後は、抵抗値が高くなった箇所104sでの更なる径細り、そして、消失が起こることになる。
【0040】
図17に示したように、一般に比較的脆いといわれている溶接部104の破壊よりも、外部リード104eの破壊が進行していることを思うと、単なる光の照射による昇華現象というよりも、クリープ現象に起因した破壊、あるいは、クリープ現象と光の照射との相乗的な破壊が起こっているのかもしれない。クリープ現象が関与してるとすると、図16に示した構成において、外部リード104(特に、根本部分104e)を覆うように、封止部101bの端面101eに単にセメントを盛りつけるような手法では、外部リード104eの破壊を防止することは効果的ではない。なぜならば、外部リード104eへ照射される光をセメントによって遮断できたとしても、依然として、クリープ現象に起因した破壊が生じ得るからである。
【0041】
本実施形態では、封止部101bの端面から露出して延びている外部リード104の根本部分104eを、フロントキャップ10で被覆しているので、焦点F2へと収束するランプ100からの出射光20によって、外部リード104の部分104eが必要以上に温度上昇しないようにすることができる。また、フロントキャップ10は、外部リード104の根本部分104eと接触しているので、消失しやすい箇所(104e)の熱容量を大きくすることができる。その結果、クリープ現象に起因した破壊が生じ難くすることが可能となる。フロントキャップ10は、例えば、金属から構成されており、好ましくは熱に強い材料(例えば、真鍮)からなる。本実施形態のフロントキャップ10の形状は、円筒であり、その内径は、外部リード104の外径とほぼ等しい。
【0042】
本実施形態におけるフロントキャップ10付きの反射鏡付きランプ1000は、図5に示すように、DLPプロジェクタ用の光源(ランプユニット)として使用に特に適している。その理由は、DLPプロジェクタの場合、反射鏡付きランプ1000から出射した光51が、再び、反射鏡付きランプ1000の反射鏡300内に入射する光52が存在し得るからである。この戻ってくる光52の存在は、ランプだけで検討した場合の熱設計を狂わせてしまい、その設計以上に反射鏡付きランプ1000が高温になり、ランプ1100が点灯できない状態になり得るからである。また、戻ってくる光52は、反射鏡付きランプ1000と、DLPプロジェクタの光学系90とを組み合わせて初めて分かるものであるので、DLPプロジェクタの種類に応じた光学系90にあわせて、反射鏡付きランプ1000の熱設計を行うことは現実的ではない。
【0043】
本実施形態の場合、DLPプロジェクタの光源として用いても、反射鏡付きランプ1000は、フロントキャップ10を備えているので、それゆえ、出射した光51および戻ってくる光52のいずれの影響も緩和ないし抑制することができる。それゆえ、DLPプロジェクタの光学系90の種類に応じて、その都度、熱設計を行わなくてもよくなり、非常にメリットが大きい。以下、本実施形態の反射鏡付きランプ1000を組み込んだ、DLPプロジェクタの構成及び動作を簡単に説明する。
【0044】
図5は、単版式DLPプロジェクタの構成を模式的に示しており、図5に示したDLPプロジェクタは、反射鏡付きランプ1000と、光学系90とを備えている。光学系90は、反射鏡付きランプ1000の出射方向50の前方に配置されたカラーホイル70と、カラーホイル70を透過した光54を反射するDMDパネル80(複数のDMD82から構成されている)と、DMDパネル80から投射された光56を投射光58に変換してスクリーン86に映写する投射レンズ84とを備えている。
【0045】
反射鏡付きランプ1000から出射した光51は、例えば毎秒120回転しているカラーホイル70の3原色(R・G・B)のうちの1色(例えばR)を通過した後、集光レンズ(不図示)を介してDMDパネル80に投射され、次いでスクリーン86に映写される。単版式DLPプロジェクタの場合、DMDパネル80のDMD82が毎秒数千から数万回という速さでオンオフを繰り返すことによって、カラーホイル70を通過したR・G・Bのそれぞれの色を瞬時に重ね合わせて、人の目の残像効果を利用してスクリーン86上で一つの絵にしている。
【0046】
反射鏡付きランプ1000からの出射光51のうち、カラーホイル70を透過しなかった光は、反射光52として、再び反射鏡付きランプ1000の反射鏡300内に入射することになるが、図1に示すように、外部リード104の根本部分104eは、フロントキャップ10で覆われているので、反射光52が反射鏡300内に入射しても、外部リード104の根本部分104eを保護することができる。もちろん、上述したように、フロントキャップ10は、出射光51からの保護もしている。なお、本実施形態で説明した単版式DLPプロジェクタの光学系90からの光52の場合に限らず、DMDパネル80を3枚使用した3版式DLPプロジェクタの光学系から反射鏡300内に入射する光や、液晶パネルを用いた液晶プロジェクタの光学系から反射鏡300内に入射する光によって生じる影響も、フロントキャップ10によって緩和・抑制することができる。
【0047】
本実施形態の構成の条件を例示的に説明すると、次の通りである。ランプ1100の発光管100は、略球形をしており、石英ガラスから構成されている。なお、長寿命等の優れた特性を発揮する高圧水銀ランプ(特に、超高圧水銀ランプ)を実現する上では、発光管100を構成する石英ガラスとして、アルカリ金属不純物レベルの低い(例えば、アルカリ金属の各種についての質量が1ppm以下)高純度の石英ガラスを用いることが好ましい。なお、勿論、通常のアルカリ金属不純物レベルの石英ガラスを用いることも可能である。発光管100の外径は例えば5mm〜20mm程度であり、発光管100のガラス厚は例えば1mm〜5mm程度である。発光管100内の放電空間の容積は、例えば0.01〜1cc程度(0.01〜1cm3)である。本実施形態では、外径9mm程度、内径4mm程度、放電空間の容量0.06cc程度の発光管100が用いられる。
【0048】
発光管100内には、一対の電極(電極棒)102が互いに対向して配置されている。電極102の先端は、0.2〜5mm程度(例えば、0.6〜1.0mm)の間隔(アーク長)Dで、発光管100内に配置されており、一対の電極102のそれぞれは、タングステン(W)から構成されている。電極102の先端には、ランプ動作時における電極先端温度を低下させることを目的として、コイル(例えば、タングステン製のコイル)を巻いておくことが好ましい。
【0049】
発光管100内には、発光物質として、水銀が封入されている。超高圧水銀ランプとしてランプ1100を動作させる場合、水銀は、例えば、150mg/cc程度またはそれ以上(150〜200mg/ccまたはそれ以上)の水銀と、5〜30kPaの希ガス(例えば、アルゴン)と、必要に応じて、少量のハロゲンとが発光管100内に封入されている。
【0050】
発光管100内に封入されるハロゲンは、ランプ動作中に電極102から蒸発したW(タングステン)を再び電極102に戻すハロゲンサイクルの役割を担っており、例えば、臭素である。封入するハロゲンは、単体の形態だけでなく、ハロゲン前駆体の形態(化合物の形態)のものでもよく、本実施形態では、ハロゲンをCH2Br2の形態で発光管100内に導入している。また、本実施形態におけるCH2Br2の封入量は、0.0017〜0.17mg/cc程度であり、これは、ランプ動作時のハロゲン原子密度に換算すると、0.01〜1μmol/cc程度に相当する。なお、ランプ1100の耐圧強度(動作圧力)は、15〜20MPaまたはそれ以上である。なお、定格電力は、例えば、150W(その場合の管壁負荷は、約130W/cm2に相当)である。管壁負荷は、例えば、130W/cm2程度以上であり、特に上限は設定されない。例示的に示すと、管壁負荷は、例えば、130W/cm2程度以上から、300W/cm2程度の範囲(好ましくは、130〜200W/cm2程度)のランプを実現することができる。本実施形態では、フロントキャップ10によってクリープ現象の影響を回避できるので、冷却手段を設けることによって、300W/cm2程度以上の管壁負荷を達成することも可能である。
【0051】
反射鏡300の反射面の最大径は、45mm以下、小型の要請をさらに満たす上では、40mmまたはそれ未満であることが好ましい。また、反射鏡300の広開口部310には前面ガラスを取り付けて、反射鏡300内を密閉構造にすることもできる。そして、反射鏡300の内容積は、200cm3以下であることが好ましい。
【0052】
本実施形態によると、外部リード104の根本部分104eをフロントキャップ10によって保護することができるので、高ワット数(例えば150W以上)であっても安定して使用することができる。
【0053】
(実施形態2)
図6および図7を参照しながら、本発明による実施形態2を説明する。図6は、本実施形態の高圧放電ランプ1200、および、そのランプ1200を含む反射鏡付きランプ2000の構成を模式的に示している。
【0054】
本実施形態の反射鏡付きランプ2000では、フロントキャップ10をかしめ部材として、封止部101bの外部リード104が外部引出しリード線204に、かしめ接合されている。言い換えると、封止部101bの外部リード104とは、フロントキャップ10の塑性流動によって接合されている。この点が上記実施形態1の構成と異なる。図7は、フロントキャップ10によって、封止部101bの外部リード104とをかしめる様子を模式的に示している。
【0055】
なお、他の点は、基本的に上記実施形態1の構成と同様である。したがって、本実施形態の構成においても、フロントキャップ10は、外部リード104の根本部分104eを保護しており、上記実施形態1と同様の効果を得ることができる。本実施形態および後述の実施形態の説明を簡潔にするために、以下では、実施形態1と異なる点を主に説明し、実施形態1と同様の点の説明は省略または簡略化する。
【0056】
図6に示すように、本実施形態では、外部リード104は、外部引出しリード線204と、フロントキャップ10の塑性流動によって接合されており、この接合に、溶接は用いられていない。さらに詳述すると、図7に拡大して示すように、外部リード104(図中、104e)と外部引出しリード線204とは、フロントキャップ10の外部から応力を加えることによって、かしめられている。従って、両者(104および204)の接合は、溶接ではなく、かしめ部材であるフロントキャップ10の塑性流動によって行われている。フロントキャップ10は、例えば、塑性変形の前は筒状形状を有するスリーブである。本実施形態では、外部リード104の外径よりも大きな内径を有する円筒状の部材が用意されて、その部材に応力を加えてかしめが行われる。
【0057】
外部リード104を構成しているモリブデン自体は塑性変形しにくい材料であるため、かしめ部材として機能するフロントキャップ10は、モリブデンよりもやわらかい材料から構成されていることが好ましい。このような材料としては、例えば、Al、Cu、Niなどが挙げられる。さらに、フロントキャップ10が位置する箇所は、ランプの光や電流の接触抵抗などによって発熱しやすい場所であるため、ランプの信頼性を向上させるためにも耐酸化特性に優れた材料(例えばAlなど)から構成されていることが好ましい。この点、上述したように、真鍮からフロントキャップ10を構成することも望ましい。
【0058】
本実施形態では、外部リード104の外径が約0.6mmの場合に、内径が約1.2mm(厚さ:約0.2mm)のAlから構成された円筒状のフロントキャップ(長手方向長さ:約3.0mm)10が用いられている。なお、フロントキャップ10の塑性流動によって接合を行うことができればよいので、本実施形態で用いた円筒状の部材に必ずしも限定されず、例えばU字型の部材や二枚の板状の部材を用いることも可能である。ただし、そのような部材を用いてフロントキャップ10を構築したとしても、外部リード104の根本部分104eは適切に保護することが必要となる。
【0059】
本実施形態のように、フロントキャップ10の塑性流動によって外部リード104と外部引出しリード線204とを互いに接合されると、次のような利点が得られる。まず、外部リード104と外部引出しリード線204とを多点接触ないしは面接触させて両者を電気的に接続させることができる。このため、溶接によって接合した場合よりも、外部リード104と外部引出しリード線204との間の接続信頼性を向上させることができる。ここで、本実施形態の構成と、溶接による構成との差違を説明するために、図17に示した溶接部104w周辺の拡大図を、図18に示す。図18では、外部リード104の根本部分104eがまだ消失していない構成を示している。
【0060】
上述したように、外部リード104と外部引出しリード線204とを互いに直接溶接によって接合することは技術的に難しい。なぜならば、外部リード104を構成しているモリブデンは、高温になると再結晶化して脆くなる性質を有しているからである。それゆえ、外部リード104と外部引出しリード線204とは、低温で溶接することが必要となるのであるが、このために、図18に示すように、まず、Niからなるスリーブ(筒)210を外部リード104の接続箇所の外周に接するようにして挿入した後、外部リード104とスリーブ210とを比較的低温で溶接し、次いで、そのスリーブ210と、Ni−Mn合金からなる外部引出しリード線204とを溶接する。このようにすれば、外部リード104が脆くなるのを避けながら、外部リード104と外部引出しリード線204とを電気的に接続することが可能となる。
【0061】
ここで、図18に示した構成では、スリーブ210と外部引出しリード線204との溶接部214は点溶接によって形成されており、そのため接触面積が小さくなる(ほとんど点接触の状態である)。したがって、外部引出しリード線204に応力が加わると、外部引出しリード線204が溶接部214から簡単に外れてしまうことが生じ得る。また、外部リード104とスリーブ210との溶接部212も点溶接によって形成されているため、スリーブ210に応力が加わるとスリーブ210が動いて、溶接が外れてしまうことがある。さらに、溶接部212、214は、ほぼ点接触であるので、その箇所での接触抵抗が比較的高いという問題もある。
【0062】
一方、図6および図7に示したように、本実施形態の構成では、溶接でなく、かしめにより、外部リード104とスリーブ210とを接合させているので、図18に示した構成よりも、接続箇所(104e周辺)における機械的強度を高くすることができる。また、外部リード104と外部引出しリード線204とを多点接触ないし面接触させていることから、図18に示した構成よりも、外部リード104と外部引出しリード線204との間の接触抵抗を小さくすることができる。従って、ランプ動作時における接続箇所(104e周辺)の温度の上昇を緩和することができるため、このことによってもランプの信頼性を向上させることができる。なお、本実施形態の構成によれば、ある程度の接続信頼性が予め確保されているため、溶接による接合の際に行われていた電気的な接続の良否を判定する検査を行わずに製造工程を実行することができる。その結果、製造コストを下げることも可能となる。
【0063】
本実施形態によると、外部リード104の根本部分104eをフロントキャップ10によって保護することができるとともに、外部リード104と外部引出しリード線204とをフロントキャップ10でかしめ接合しているので、高ワット数(例えば150W以上)であっても安定して使用することができるとともに、外部リード104とスリーブ210との接続信頼性を向上させることができる。
【0064】
(実施形態3)
図8を参照しながら、本発明による実施形態3を説明する。図8(a)は、本実施形態の高圧放電ランプ1300の構成を模式的に示しており、図8(b)は、高圧放電ランプ1300のフロントキャップ11の構成を模式的に示している。
【0065】
本実施形態の高圧放電ランプ1300においては、封止部101bの端面101eから露出した外部リード104の根本部分(104e)に加えて、さらに、封止部101b内における金属箔103の端面から延在した部分に相当する部分の封止部101bの外周を被覆するフロントキャップ(キャップ部)11が、外部リード104(特に、104e)および封止部101bに設けられている。つまり、封止部101bの端面101eから露出した外部リード104の根本部分(104e)だけでなく、封止部101b内に埋まっている外部リード104の部分(104b)まで、フロントキャップ11によって保護する構成となっている。
【0066】
フロントキャップ11は、図8(b)に示すように、主に根本部分104eを保護する第1部分11aと、主に埋設部分104bを保護する第2部分11bとからなっている。フロントキャップ11の第2部分11bは、図8(a)に示すように、金属箔103と外部リード104との接続部(溶接部)13に相当する封止部101bの外周まで被覆するように構成されていることが好ましい。
【0067】
また、上記実施形態2のように、フロントキャップ11の第1部分11aは、外部リード104と外部引出しリード線204とをかしめ接合できるように構成されていることが好ましい。なお、勿論、フロントキャップ11の第1部分11aを介して、外部引出しリード線204と溶接してもよい。具体的には、フロントキャップ11の第1部分11aと外部リード104とをかしめ接合し、一方で、フロントキャップ11の第1部分11aと外部引出しリード線204とを溶接により接合することもできる。また、上記実施形態1のように、フロントキャップ11以外の箇所で、外部リード104と外部引出しリード線204との接合を行っても良い。
【0068】
フロントキャップ11の第1部分11aによって、外部リード104と外部引出しリード線204との両者をかしめ接合を行う場合、第1部分11aの内径D1は、外部リード104と外部引出しリード線204との線径の和もしくはそれより若干大きいもの(例えば、φ1〜3mm程度)となる。フロントキャップ11の第1部分11aで外部リード104だけをかしめる場合、第1部分11aの内径D1は、外部リード104の線径の和もしくはそれより若干大きいもの(例えば、φ0.5〜2mm程度)となる。また、第2部分11bの内径D2は、封止部101bの外径に依存し、例えば、φ3〜7mm程度となる。ここで、第1部分11aの長さL1は、例えば2〜7mm程度であり、第2部分11bの長さL2は、例えば5〜10mm程度である。
【0069】
本実施形態の構成では、フロントキャップ11によって、外部リード104の根本部分104eだけでなく、埋設部分104bも保護することができるので、外部リード104の更なる保護を図ることができる。金属箔103と外部リード104との接続部(溶接部)13は比較的熱に弱いので、その部分までフロントキャップ11の第2部分11bで保護すれば、さらにランプの信頼性を向上させることができる。
【0070】
図8に示した高圧放電ランプ1300は、図9および図10に示す構成に改変してもよい。
【0071】
図9(a)および(b)は、それぞれ、本実施形態の改変例である高圧放電ランプ1400’と、その先端に取り付けられるフロントキャップ11とを示している。なお、図9(a)中の発光管100内には、発光物質である水銀7を明示している。図10は、ランプ1400’にフロントキャップ11が取り付けられた高圧放電ランプ1400を含む反射鏡付きランプ3000の構成を模式的に示している。ここで、図10に示した反射鏡付きランプ3000における反射鏡300の広開口部310には、前面ガラス400が取り付けられている。前面ガラス400を取り付けると、反射鏡300内は密閉構造となり、したがって、万が一のランプが破損したとしても、その飛散物が外に飛び出ることがなくなるという利点が得られる。
【0072】
高圧水銀ランプ1400(1400’)の封止部101bは、発光管100側の外径よりも端部101e側の外径の方が小さい形状を有している。つまり、封止部101bは、径が細くなっている部位(径小部または切り欠き部)350を有している。この径小部350と他の部位との間には、その直径の差によって、段差が形成されている。より詳細に述べると、高圧水銀ランプ1400(1400’)は、発光部となる発光管部と、それぞれが略同一の外径で発光管部から延在し、第1および第2の封止部となる第1および第2の側管部とを含むガラス管から製造された、ダブルエンド型の放電ランプであり、そして、第2の封止部の外径は、第1および第2の側管部の外径より小さいランプである。
【0073】
このように封止部101bに径小部350を形成して、そこにフロントキャップ11を取り付けると、フロントキャップ11を取り付けても、封止部101bの外周が大きくならず、それゆえ、反射鏡300で反射されて焦点F2に向かう光20を妨げないようにすることができるというメリットがある。
【0074】
なお、光20が、広開口部310側に位置する第2封止部の先端部付近の一部で反射されてしまうと、焦点F2に収束しない光が生じ、結果的に、プロジェクタが映し出す拡大画面の明るさが低下するという問題が発生する。さらに、第2の封止部の先端部付近に光があたることで、その部位の温度が上昇するという問題も生じる。図10に示した構成によれば、封止部101bに径小部350を形成して、そこにフロントキャップ11を取り付けているので、光20の反射による影響を緩和・抑制することができる。
【0075】
ここで、径小部350は、図9(a)および図10に示した一つの段差によるものだけでなく、テーパー状によって構成してもよいし、階段状に構成していもよい。焦点F2に向かう光20を妨げないようにすることができる効果は、図10に示すように、封止部101bの中央部(径小部350が形成されてない部位)の外周よりも、フロントキャップ11の外周の小さい場合だけでなく、封止部101bの中央部の外周と、フロントキャップ11の外周とが実質的に面一になるときでも、得ることは可能である。また、フロントキャップ11の外周が封止部101bの中央部の外周よりも少し大きくなる場合でも、径小部350がない場合と比較すると、光20を妨げないようにできる効果を得ることができる。また、焦点F2に向かう光20を妨げないようにすることができる効果を得るという観点によると、本実施形態の構成だけでなく、上記実施形態1および2の構成においても径小部350を封止部101bに形成してもよい。
【0076】
図10に示した構成では、前面ガラス400が取り付けられて、反射鏡300内は密閉構造となっているので、ランプ動作時に高温になりやすい。そのような状況下で、150W以上の高圧放電ランプを点灯させることは、現在のランプの熱設計からみると、非常に過酷な条件での点灯を意味する。
【0077】
モリブデン製外部リード104に溶接を行うと、外部リード104を構成するモリブデンは酸化し、酸化モリブデンとなるのであるが、このような溶接による接合箇所(図18の104w参照)を持つランプの場合、図10に示すように、反射鏡300に前面ガラス400が取り付けられていることにより、点灯中に、溶接部(図18の104w)に近い前面ガラス400に白色の「くもり」(すなわち、酸化モリブデンによるくもり)が生じ得る。このような「くもり」は、前面ガラス400の透過率を減少させ、画面照度の低下を導くため、好ましくない。
【0078】
図10に示した構成では、外部リード104は、溶接でなく、フロントキャップ11の第1部分11aによってかしめることができるので、上述したような酸化モリブデンによるくもりの発生を抑制することができる。また、フロントキャップ11によって、外部リード104の根本部分104eおよび埋設部分104b(好ましくは、溶接部13)を保護することが出来るので、そのような過酷な条件下でも、安定してランプの動作を行わせることができる。
【0079】
なお、フロントキャップによる前面ガラスの「くもり」防止は、密閉構造のランプ構成(ミラー付きランプ)の場合だけでなく、例えば、前面ガラスが設けてあるとともに、ミラーの一部に切り欠きを設け、その切り欠きを通して空気が対流するようなミラー付きランプであっても効果がある。つまり、前面ガラス付きのミラー付きランプの場合においては、密閉型に限らず、切り欠きを有する被密閉型に対しても、フロントキャップによって「くもり」防止の効果は得られる。
【0080】
また、外部リード104の埋設部分104bを保護するには、図11に示すような構成にしてもよい。図11に示した高圧放電ランプ1500では、封止部101bの端面101eから露出した外部リード根本部分104eに加えて、封止部101b内における金属箔103の端面103eから延在した部分(104b)も被覆するフロントキャップ(キャップ部)12が、外部リード104に設けられている。つまり、高圧放電ランプ1500は、フロントキャップ12の一部が封止部101bの一部に埋め込まれた構成を有している。さらに、この封止部101bの一部にフロントキャップ12が埋め込まれた構成は、封止部101bの一部にフロントキャップ12が埋め込まれていない構成よりも、外部リード104と金属箔103との接続部の温度を低くできる。これは、外部リード104だけの場合よりも、フロントキャップ12で外部リードの埋没部分104bを被った方が多くの熱を伝導させることができ、外部リード104と金属箔103との接続部の熱を外部に放出できるからである。
【0081】
フロントキャップ12の先端部分の管内で、外部リード104と外部引出しリード線204とをかしめ接合する場合には、図12に示すような、フロントキャップ12を用いることが好ましい。つまり、封止部101b内に埋設させる部分12bの内径D1は、外部リード104の線径とほぼ等しくし、そして、外部リード104と外部引出しリード線204とをかしめる先端部分12aの内径D2は、両者(104、204)の線径よりも少し大きくしたフロントキャップ12を用いるのが良い。
【0082】
高圧放電ランプ1500は、例えば、図13(a)から(c)に示すようにして作製することができる。
【0083】
まず、発光管となる部分と側管部とを有する放電ランプ用ガラス管83を用意し、次いで、電極102、金属箔103、外部リード104を含む電極組立体106を一方の側管部に挿入した後、封止部形成工程を実行して、封止部101aを完成する。次に、図13(a)に示すように、フロントキャップ12を外部リード104に挿入した電極組立体106を、もう一方の側管部に挿入して、電極102が所定間隔となるように位置決めする。
【0084】
次に、図13(b)に示すように、矢印61の方向にガラス管83を回転させながら、矢印82に示すように、加熱手段(例えば、バーナーまたはレーザ)で所定範囲を加熱しながら、ガラス管83内をシュリンクさせる。シュリンクさせるときには、ガラス管83の内部は減圧状態にしておく。
【0085】
その後、図13(c)に示すように、フロントキャップ12が位置している箇所のガラス管83もシュリンクさせる。その後、不要な部分を除去すれば、高圧放電ランプ1500が得られる。なお、水銀7、希ガスの封入、減圧工程は所定の段階で実行すればよい。また、もちろん、フロントキャップ12が埋設されている封止部104を形成した後、他方の封止部101aを形成してもよい。
【0086】
なお、上述した各実施形態のフロントキャップの周囲や出射方向側に、無機系接着剤(例えば、セメント)を付与して、さらに保護を強化してもよい。また、上述した実施形態では、一方の封止部(101b)にキャップ部(フロントキャップ)を設けたが、勿論、他方の封止部(101a)にもキャップ部を設けるようにしてもよい。出射方向側に位置する封止部101bにフロントキャップを設ける方が効果が大きいが、反対側の封止部101aの外部リード104を保護することも重要だからである。
【0087】
(他の実施形態)
なお、上記実施形態では、ランプは高圧水銀ランプを例に説明したが、これは好適例であって、ランプは、キセノンランプであってもよいし、メタルハライドランプ(無水銀メタルハライドランプを含む)であっても構わない。また、上記実施形態では、封入水銀が150mg/cm3以上の高圧水銀ランプの場合(いわゆる超高圧水銀ランプの場合)について説明したが、それ未満の高圧水銀ランプについても適応可能である。さらに、上記実施形態では、交流点灯型のランプを示したが、それに限定されず、交流点灯型および直流点灯型のいずれの点灯方式でも使用可能である。また、一対の電極102間の間隔(アーク長)は、ショートアーク型(例えば、2mm以下)であってもよいし、それより長い間隔であってもよい。
【0088】
上述した実施形態の反射鏡付きランプと、画像素子(DMD(Digital Micromirro Device)パネルや液晶パネルなど)を含む光学系とを組み合わせて、画像投影装置を構成することができる。例えば、DMDを用いたプロジェクタ(デジタルライトプロセッシング(DLP)プロジェクタ)や、液晶プロジェクタ(LCOS(Liquid Crystal on Silicon)構造を採用した反射型のプロジェクタも含む。)を提供することができる。さらに、本実施形態の反射鏡付きランプは、画像投影装置用の光源として好適に使用することができるだけでなく、他の用途にも使用可能である。例えば、紫外線ステッパ用光源、または、競技スタジアム用光源や、自動車のヘッドライト用光源、道路標識を照らす投光器などとしても使用することが可能である。
【0089】
以上、本発明を好適な実施形態により説明してきたが、こうした記述は限定事項ではなく、勿論、種々の改変が可能である。
【0090】
【発明の効果】
本発明によれば、外部リードのうちの封止部の端面から露出した根本部分にキャップ部が設けられているので、高ワット数(例えば150W以上)であっても、安定して使用することが可能な高圧放電ランプを提供することができる。そして、キャップ部をかしめ部材として、外部リードと外部引出しリード線との両者を接合すれば、接続信頼性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1にかかる反射鏡付きランプ1000の構成を模式的に示す断面図である。
【図2】本発明の実施形態1にかかる高圧放電ランプ1100の構成を模式的に示す断面図である。
【図3】反射鏡300の構成を模式的に示す断面図である。
【図4】(a)〜(c)は、外部リード104eの径が細くなる様子を説明するための図である。
【図5】反射鏡付きランプ1000と光学系90との構成を模式的に示す図である。
【図6】本発明の実施形態2にかかる反射鏡付きランプ2000の構成を模式的に示す断面図である。
【図7】フロントキャップ10の要部拡大断面図である。
【図8】(a)は、本発明の実施形態3にかかる高圧放電ランプ1300の構成を模式的に示す断面図であり、そして(b)は、フロントキャップ11の構成を模式的に示す斜視図である。
【図9】(a)は、実施形態3の改変例である高圧放電ランプ1400’の構成を模式的に示す断面図であり、(b)は、フロントキャップ11の構成を模式的に示す斜視図である。
【図10】反射鏡付きランプ3000の構成を模式的に示す断面図である。
【図11】高圧放電ランプ1500の構成を模式的に示す断面図である。
【図12】フロントキャップ12の構成を模式的に示す斜視図である。
【図13】(a)から(c)は、高圧放電ランプ1500の作製方法を説明するための工程断面図である。
【図14】従来の高圧水銀ランプ150の構成を模式的に示す断面図である。
【図15】従来の反射鏡付き高圧水銀ランプ5000の構成を模式的に示す断面図である。
【図16】従来の反射鏡付き高圧水銀ランプ6000の構成を模式的に示す断面図である。
【図17】外部リード104の根本部分104eが焼き切れる現象を示すトレース図である。
【図18】溶接部104w周辺の拡大図である。
【符号の説明】
10、11、12 キャップ部(フロントキャップ)
100 発光管
101a 封止部
101b 封止部
102 電極
103 金属箔(モリブデン箔)
104 外部リード
106 電極組立体
150 高圧水銀ランプ
200 放物面反射鏡
204 外部引き出し線(金属線)
300 楕円面反射鏡
1101b 封止部
1150 高圧水銀ランプ
1000 反射鏡付き高圧水銀ランプ
1100、1200、1300、1400、1500 高圧放電ランプ
2000、3000、 反射鏡付きランプ
5000、6000、 反射鏡付きランプ[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a lamp unit having a high-pressure discharge lamp and a reflector. In particular, the present invention relates to a lamp with a reflecting mirror (or a lamp unit) used as a light source for an image projection device such as a light source for a liquid crystal projector or a digital micromirror device (DMD) projector.
[0002]
[Prior art]
As means for enlarging and projecting images such as characters and figures and displaying them, a liquid crystal projector device and the like are known. In addition, digital light processing (DLP) projectors using digital microdevices are becoming widespread. Since such an image projection device requires a predetermined light output, a high-pressure mercury lamp with high luminance is generally widely used as a light source. This type of lamp is generally used in combination with a reflector (for example, see Patent Document 1).
[0003]
FIG. 14 schematically shows a cross-sectional configuration of a conventional high-
[0004]
There is a discharge space in the
[0005]
FIG. 15 schematically shows a cross-sectional configuration of a conventional high-
[0006]
The high-pressure mercury lamp with a reflecting
[0007]
The
[0008]
Recently, there has been an increasing demand for portable projectors that can be easily carried. Therefore, small and thin projectors having a size close to A5 size or B5 size, such as a notebook type personal computer, have been developed. The development and commercialization of is desired. Under such circumstances, for a high-pressure mercury lamp with a reflector, a smaller reflector having an opening diameter of 45 mm or less has come to be used. In addition, the type of the reflecting mirror is changed from a parabolic mirror type that emits parallel light to an ellipsoidal mirror type having a short focal length that converges at a certain point (focal point). It has become to. This is because the optical path length in the projector is shortened, and consequently the size of the projector can be further reduced.
[0009]
FIG. 16 schematically shows a cross-sectional configuration of a high-
[0010]
As with the configuration shown in FIG. 15, a
[0011]
[Patent Document 1]
JP 2001-345069 A
[0012]
[Problems to be solved by the invention]
In order to improve the performance of the projector, the rated power (wattage) of the high-pressure mercury lamp as a light source for the projector has recently tended to increase, and a 150 W to 200 W lamp has been used instead of the conventional 100 W to 120 W lamp. It is in. Although the conventional wattage of 100 W to 120 W was sufficiently high, a high-pressure mercury lamp of 150 W to 200 W is further subjected to a high load. However, even in the case of a high-pressure mercury lamp of 150 W to 200 W, the fact is that the lamp is still designed based on empirical knowledge of the lamp of 100 W to 120 W.
[0013]
Under these circumstances, the present inventors conducted an experiment in which a high-pressure mercury lamp of 150 W or more was incorporated into a digital micromirror device (DMD) projector and turned on. As a result, a conventional lamp of 100 W to 120 W was considered. No phenomenon occurred. That is, a part of the
[0014]
From FIG. 17, it can be seen that the
[0015]
The present invention has been made in view of the above points, and a main object thereof is to provide a high-pressure discharge lamp that can be stably used even at a high wattage (for example, 150 W or more). is there.
[0016]
[Means for Solving the Problems]
A first high-pressure discharge lamp according to the present invention seals a light-emitting tube in which a pair of electrodes are arranged opposite to each other in a tube in which a light-emitting substance is sealed, and a metal foil electrically connected to each of the pair of electrodes. An external lead is connected to the metal foil on the side opposite to the arc tube side, and at least one of the external leads extends outward from an end face of the sealing section. A cap portion for covering the external lead is provided at a root portion of the external lead exposed from an end surface of the sealing portion. The external lead serves as an external circuit by using the cap portion as a caulking member. Is connected to an external lead wire electrically connected to the cap portion by plastic flow of the cap portion.
[0017]
A second high-pressure discharge lamp according to the present invention seals a light-emitting tube in which a pair of electrodes are opposed to each other in a tube in which a light-emitting substance is sealed, and a metal foil electrically connected to each of the pair of electrodes. An external lead is connected to the metal foil on the side opposite to the arc tube side, and at least one of the external leads extends outward from an end face of the sealing section. In addition to the root portion of the external lead exposed from the end surface of the sealing portion, the cap portion that also covers the external lead in a portion extending from the end surface of the metal foil in the sealing portion, It is provided on the external lead.
[0018]
In one embodiment, the external lead is joined to the external lead wire electrically connected to an external circuit by the plastic flow of the cap, using the cap as a caulking member.
[0019]
In one embodiment, the high-pressure discharge lamp contains 150 mg / cm of mercury as the luminescent material. 3 This is a sealed high-pressure mercury lamp.
[0020]
A lamp with a reflector according to the present invention is a lamp with a reflector having a high-pressure discharge lamp and a reflector for reflecting light emitted from the high-pressure discharge lamp, wherein the high-pressure discharge lamp is the high-pressure discharge lamp described above. The reflecting mirror has a substantially ellipsoidal reflecting surface, and the high-pressure discharge lamp is a high-pressure discharge lamp to which electric power of 150 W or more is supplied.
[0021]
Another lamp with a reflecting mirror according to the present invention is a double-ended high-pressure mercury having an arc tube in which a light-emitting substance is sealed, and first and second sealing portions extending from both ends of the arc tube. A lamp with a reflecting mirror, comprising: a lamp; and a reflecting mirror that reflects light emitted from the high-pressure mercury lamp, wherein the reflecting mirror has a wide opening provided on an emission direction side, and the high-pressure mercury lamp A first opening of the high-pressure mercury lamp is fixed in the vicinity of the narrow opening of the reflecting mirror, and a second opening of the high-pressure mercury lamp is fixed. The sealing portion is disposed on the side of the wide opening of the reflecting mirror, and the second sealing portion extends from the second sealing portion to the outside and exposes the root portion of the external lead, At least a cap portion to cover, the cap portion is The external lead and the external lead wire are caulked by the cap portion and function as a caulking member, and the external lead and the external lead wire electrically connected to an external circuit are provided by the cap. The parts are electrically connected to each other.
[0022]
In one embodiment, the maximum diameter of the reflecting surface of the reflecting mirror is 45 mm or less, and the reflecting mirror has a substantially ellipsoidal reflecting surface.
[0023]
An image projection device according to the present invention includes the lamp with a reflecting mirror and an optical system using the lamp with a reflecting mirror as a light source.
[0024]
In one embodiment, the optical system includes a digital micromirror device, and the light source is a light source of a type in which emitted light converges at a focal point.
[0025]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings. In the drawings, components having substantially the same function are denoted by the same reference numeral for the sake of simplicity. Note that the present invention is not limited to the following embodiments.
[0026]
(Embodiment 1)
The first embodiment according to the present invention will be described with reference to FIGS. FIG. 1 schematically shows a configuration of a high-
[0027]
The high-
[0028]
The sealing
[0029]
In this embodiment, a cap portion (hereinafter, referred to as a “front cap”) that covers the external lead (104e) is provided on a root portion (104e) of the
[0030]
When used as a light source of an image projection device, the high-
[0031]
The configuration of the
[0032]
In the configuration shown in FIG. 1, the
[0033]
FIG. 3 shows an example of the size of the reflecting
[0034]
The exact reason why a part (104e) of the
[0035]
First, since the
[0036]
When such a temperature is reached, it seems that local cooling using a cooling fan or the like can no longer cope with the problem. In other words, even if a certain part of the
[0037]
When the output light of the light output from the lamp strikes the external lead 104 (particularly, 104e), the molybdenum at that location can sublime. Then, since the diameter of the
[0038]
First, the exposed
[0039]
The occurrence of the
[0040]
As shown in FIG. 17, considering that the destruction of the
[0041]
In the present embodiment, the
[0042]
As shown in FIG. 5, the
[0043]
In the case of the present embodiment, even when used as a light source of a DLP projector, since the
[0044]
FIG. 5 schematically shows the configuration of a single-plate type DLP projector. The DLP projector shown in FIG. 5 includes a
[0045]
The light 51 emitted from the reflector-equipped
[0046]
Among the emitted light 51 from the
[0047]
The conditions of the configuration of the present embodiment will be illustratively described as follows. The
[0048]
In the
[0049]
Mercury is sealed in the
[0050]
The halogen sealed in the
[0051]
The maximum diameter of the reflecting surface of the reflecting
[0052]
According to the present embodiment, the
[0053]
(Embodiment 2)
A second embodiment according to the present invention will be described with reference to FIGS. FIG. 6 schematically shows a configuration of a high-
[0054]
In the
[0055]
The other points are basically the same as the configuration of the first embodiment. Therefore, also in the configuration of the present embodiment, the
[0056]
As shown in FIG. 6, in the present embodiment, the
[0057]
Since the molybdenum itself forming the external leads 104 is a material that is not easily plastically deformed, the
[0058]
In this embodiment, when the outer diameter of the
[0059]
When the
[0060]
As described above, it is technically difficult to join the
[0061]
Here, in the configuration shown in FIG. 18, the welded
[0062]
On the other hand, as shown in FIGS. 6 and 7, in the configuration of the present embodiment, the
[0063]
According to the present embodiment, the
[0064]
(Embodiment 3)
Embodiment 3 according to the present invention will be described with reference to FIG. FIG. 8A schematically illustrates the configuration of the high-
[0065]
In the high-
[0066]
As shown in FIG. 8B, the
[0067]
Further, as in the second embodiment, the first portion 11a of the
[0068]
In the case where both the
[0069]
In the configuration of the present embodiment, not only the
[0070]
The high-
[0071]
FIGS. 9A and 9B show a high-
[0072]
The sealing
[0073]
When the small-
[0074]
If the light 20 is reflected at a part near the tip of the second sealing portion located on the
[0075]
Here, the small-
[0076]
In the configuration shown in FIG. 10, since the
[0077]
When welding is performed on the molybdenum
[0078]
In the configuration shown in FIG. 10, the
[0079]
In addition, the prevention of "cloudiness" of the front glass by the front cap is not limited to the case of a lamp structure of a sealed structure (a lamp with a mirror), for example, the front glass is provided, and a cutout is provided in a part of the mirror, Even a lamp with a mirror in which air convects through the notch is effective. That is, in the case of a mirror-equipped lamp with a front glass, the effect of preventing fogging can be obtained by the front cap not only for the sealed type but also for a sealed type having a notch.
[0080]
To protect the embedded
[0081]
When the
[0082]
The high-
[0083]
First, a discharge
[0084]
Next, as shown in FIG. 13B, while rotating the
[0085]
Thereafter, as shown in FIG. 13C, the
[0086]
In addition, an inorganic adhesive (for example, cement) may be provided around the front cap and the emission direction side of each of the above-described embodiments to further enhance protection. In the above-described embodiment, the cap portion (the front cap) is provided on one sealing portion (101b). However, the cap portion may be provided on the other sealing portion (101a). It is more effective to provide a front cap on the sealing
[0087]
(Other embodiments)
In the above-described embodiment, the high pressure mercury lamp has been described as an example. However, this is a preferable example, and the lamp may be a xenon lamp or a metal halide lamp (including a mercury-free metal halide lamp). It does not matter. Also, in the above embodiment, the amount of mercury enclosed is 150 mg / cm. 3 The case of the high-pressure mercury lamp described above (so-called super-high-pressure mercury lamp) has been described, but the present invention is also applicable to lower-pressure mercury lamps. Further, in the above-described embodiment, the AC lighting type lamp is described. However, the present invention is not limited thereto, and any lighting method of an AC lighting type and a DC lighting type can be used. The interval (arc length) between the pair of
[0088]
An image projection apparatus can be configured by combining the lamp with a reflector of the above-described embodiment and an optical system including an image element (such as a DMD (Digital Micromirror Device) panel or a liquid crystal panel). For example, a projector using a DMD (digital light processing (DLP) projector) and a liquid crystal projector (including a reflection type projector employing a liquid crystal on silicon (LCOS) structure) can be provided. Further, the lamp with a reflecting mirror of the present embodiment can be suitably used not only as a light source for an image projection apparatus, but also for other uses. For example, it can be used as a light source for an ultraviolet stepper, a light source for a sports stadium, a light source for a headlight of an automobile, a floodlight for illuminating a road sign, and the like.
[0089]
As described above, the present invention has been described by the preferred embodiments. However, such description is not a limitation, and various modifications are possible as a matter of course.
[0090]
【The invention's effect】
According to the present invention, since the cap portion is provided at the root portion of the external lead exposed from the end face of the sealing portion, it can be used stably even at a high wattage (for example, 150 W or more). It is possible to provide a high-pressure discharge lamp capable of performing the following. If the external lead and the external lead wire are joined together by using the cap portion as a caulking member, the connection reliability can be improved.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a cross-sectional view schematically illustrating a configuration of a lamp with a reflecting
FIG. 2 is a cross-sectional view schematically illustrating a configuration of a high-
FIG. 3 is a cross-sectional view schematically showing a configuration of a reflecting
FIGS. 4A to 4C are diagrams for explaining how the diameter of the
FIG. 5 is a diagram schematically showing a configuration of a lamp with a reflecting
FIG. 6 is a cross-sectional view schematically illustrating a configuration of a lamp with a reflecting
FIG. 7 is an enlarged sectional view of a main part of the
8A is a cross-sectional view schematically illustrating a configuration of a high-
FIG. 9A is a cross-sectional view schematically illustrating a configuration of a high-
FIG. 10 is a cross-sectional view schematically showing a configuration of a
FIG. 11 is a cross-sectional view schematically showing a configuration of a high-
FIG. 12 is a perspective view schematically showing a configuration of a
13A to 13C are process cross-sectional views illustrating a method for manufacturing the high-
FIG. 14 is a cross-sectional view schematically showing a configuration of a conventional high-
FIG. 15 is a cross-sectional view schematically showing a configuration of a conventional high-pressure mercury lamp with a
FIG. 16 is a cross-sectional view schematically showing a configuration of a conventional high-pressure mercury lamp with a reflecting
FIG. 17 is a trace diagram showing a phenomenon in which a
FIG. 18 is an enlarged view around the welded
[Explanation of symbols]
10, 11, 12 Cap part (front cap)
100 arc tube
101a Sealing part
101b sealing part
102 electrodes
103 Metal foil (molybdenum foil)
104 External lead
106 electrode assembly
150 High pressure mercury lamp
200 parabolic reflector
204 External lead wire (metal wire)
300 ellipsoidal reflector
1101b Sealing part
1150 High pressure mercury lamp
1000 High-pressure mercury lamp with reflector
1100, 1200, 1300, 1400, 1500 High-pressure discharge lamp
2000, 3000, lamp with reflector
5000, 6000, Lamp with reflector
Claims (9)
前記一対の電極のそれぞれに電気的に接続された金属箔を封止する封止部を一対備え、
前記金属箔には、前記発光管側と反対側に外部リードが接続されており、
少なくとも一方の前記外部リードは、前記封止部の端面から外へと延びており、
前記封止部の端面から露出した前記外部リードの根本部分には、当該外部リードを被覆するキャップ部が設けられており、
当該外部リードは、前記キャップ部をかしめ部材として、外部回路に電気的に接続される外部引出しリード線に、前記キャップ部の塑性流動によって接合されている、高圧放電ランプ。A light emitting tube in which a pair of electrodes are arranged facing each other in a tube in which a light emitting substance is sealed,
A pair of sealing portions for sealing a metal foil electrically connected to each of the pair of electrodes,
An external lead is connected to the metal foil on a side opposite to the arc tube side,
At least one of the external leads extends outward from an end surface of the sealing portion,
A cap portion that covers the external lead is provided on a root portion of the external lead exposed from an end surface of the sealing portion,
The high-pressure discharge lamp, wherein the external lead is joined to an external lead wire electrically connected to an external circuit by the plastic flow of the cap, using the cap as a caulking member.
前記一対の電極のそれぞれに電気的に接続された金属箔を封止する封止部を一対備え、
前記金属箔には、前記発光管側と反対側に外部リードが接続されており、
少なくとも一方の前記外部リードは、前記封止部の端面から外へと延びており、
前記封止部の端面から露出した前記外部リードの根本部分に加えて、前記封止部内における前記金属箔の端面から延在した部分の前記外部リードをも被覆するキャップ部が、前記外部リードに設けられている、高圧放電ランプ。A light emitting tube in which a pair of electrodes are arranged facing each other in a tube in which a light emitting substance is sealed,
A pair of sealing portions for sealing a metal foil electrically connected to each of the pair of electrodes,
An external lead is connected to the metal foil on a side opposite to the arc tube side,
At least one of the external leads extends outward from an end surface of the sealing portion,
In addition to the root portion of the external lead exposed from the end surface of the sealing portion, a cap portion that also covers the external lead in a portion extending from the end surface of the metal foil in the sealing portion is provided on the external lead. High pressure discharge lamp provided.
前記高圧放電ランプは、請求項1から4の何れか一つに記載の高圧放電ランプであり、
前記反射鏡は、略楕円体面の反射面を有し、
前記高圧放電ランプは、150W以上の定格電力が供給される高圧放電ランプである、反射鏡付きランプ。A high-pressure discharge lamp, a lamp with a reflecting mirror comprising a reflecting mirror that reflects light emitted from the high-pressure discharge lamp,
The high-pressure discharge lamp is the high-pressure discharge lamp according to any one of claims 1 to 4,
The reflecting mirror has a substantially ellipsoidal reflecting surface,
The high pressure discharge lamp is a high pressure discharge lamp to which a rated power of 150 W or more is supplied.
前記高圧水銀ランプから発せられる光を反射する反射鏡と
から構成された反射鏡付きランプであって、
前記反射鏡は、出射方向側に設けられた広開口部と、前記高圧水銀ランプを固定するための狭開口部とを備えており、
前記高圧水銀ランプの前記第1の封止部は、前記反射鏡の前記狭開口部付近にて固定され、
前記高圧水銀ランプの前記第2の封止部は、前記反射鏡の前記広開口部側に配置され、
前記第2の封止部は、前記第2の封止部から外へと延びて露出する外部リードの根本部分を、少なくとも被覆するキャップ部を有しており、
前記キャップ部は、かしめ部材として機能し、前記キャップ部により、前記外部リードと前記外部引出しリード線とはかしめられており、
前記外部リードと、外部回路に電気的に接続される外部引出しリード線とは、前記キャップ部を用いて、互いに電気的に接続されている、反射鏡付きランプ。A double-ended high-pressure mercury lamp having a light-emitting tube in which a light-emitting substance is sealed, and first and second sealing portions extending from both ends of the light-emitting tube;
A reflector with a reflector configured to reflect light emitted from the high-pressure mercury lamp,
The reflecting mirror has a wide opening provided on the emission direction side, and a narrow opening for fixing the high-pressure mercury lamp,
The first sealing portion of the high-pressure mercury lamp is fixed near the narrow opening of the reflecting mirror,
The second sealing portion of the high-pressure mercury lamp is disposed on the wide opening side of the reflecting mirror,
The second sealing portion has a cap portion that at least covers a root portion of the external lead that extends outward from the second sealing portion and is exposed,
The cap portion functions as a caulking member, and the external lead and the external lead wire are caulked by the cap portion,
A lamp with a reflecting mirror, wherein the external lead and an external lead wire electrically connected to an external circuit are electrically connected to each other using the cap portion.
前記反射鏡は、略楕円体面の反射面を有する、請求項6に記載の反射鏡付きランプ。The maximum diameter of the reflecting surface of the reflecting mirror is 45 mm or less,
The lamp with a reflector according to claim 6, wherein the reflector has a substantially ellipsoidal reflection surface.
前記光源は、出射光が焦点に収束するタイプの光源である、請求項8に記載の画像投影装置。The optical system has a digital micromirror device,
The image projection device according to claim 8, wherein the light source is a light source of a type in which emitted light converges on a focal point.
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2003118957A JP2004031333A (en) | 2002-04-30 | 2003-04-23 | High pressure discharge lamp, lamp with reflector and image projection device |
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002128604 | 2002-04-30 | ||
| JP2003118957A JP2004031333A (en) | 2002-04-30 | 2003-04-23 | High pressure discharge lamp, lamp with reflector and image projection device |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2004031333A true JP2004031333A (en) | 2004-01-29 |
Family
ID=31189990
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2003118957A Pending JP2004031333A (en) | 2002-04-30 | 2003-04-23 | High pressure discharge lamp, lamp with reflector and image projection device |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2004031333A (en) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006324206A (en) * | 2005-05-20 | 2006-11-30 | Iwasaki Electric Co Ltd | Discharge lamp |
-
2003
- 2003-04-23 JP JP2003118957A patent/JP2004031333A/en active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| JP2006324206A (en) * | 2005-05-20 | 2006-11-30 | Iwasaki Electric Co Ltd | Discharge lamp |
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