JP2004030391A - 異動届処理装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】個人識別情報毎に記憶されている個人情報に変更があった場合、異動情報を入力し必要な届出を自動生成し、届出を行う異動届処理装置を得ること。
【解決手段】異動判断部14は、国民背番号毎に個人情報が記憶されている個人情報ファイル21から、入力された国民背番号に対応する個人情報を検索し、その個人情報と異動情報の内容とを比較し、異動事象テーブル22に基づき変更項目を判断する。異動データ分類/編集部15は、異動事象テーブル22と関連事象テーブル23と届け先情報ファイル24から変更に必要な届出と届け先を検索するとともに異動事象と国民背番号に対応する個人情報ファイル21から必要なデータを検索する。そして、これら検索したデータに基づき届け先に関する情報および異動届データファイルを生成し、送信部17はこの異動届データファイルに基づき所定の届け先に届出を送信する。
【選択図】 図1
【解決手段】異動判断部14は、国民背番号毎に個人情報が記憶されている個人情報ファイル21から、入力された国民背番号に対応する個人情報を検索し、その個人情報と異動情報の内容とを比較し、異動事象テーブル22に基づき変更項目を判断する。異動データ分類/編集部15は、異動事象テーブル22と関連事象テーブル23と届け先情報ファイル24から変更に必要な届出と届け先を検索するとともに異動事象と国民背番号に対応する個人情報ファイル21から必要なデータを検索する。そして、これら検索したデータに基づき届け先に関する情報および異動届データファイルを生成し、送信部17はこの異動届データファイルに基づき所定の届け先に届出を送信する。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、転居、結婚などの異動事象により発生する異動届の処理を行う異動届処理装置に関するものであり、特に、異動事象を入力することにより、適切な届出を作成し提出する異動届処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
住所、生年月日、電話番号、勤務先など個人情報は様々である。この個人情報の中には、生年月日など生涯変更のない情報と、住所や勤務先など変更が生じる情報がある。たとえば、転勤などにより転居すると住所が変わる。それに伴い、役所、勤め先、金融機関などに住所が変更になったことを届け出なければならない。このような場合、転居した本人が役所、勤め先、金融機関などに届出を行わなければならないことがほとんどである。
【0003】
従来は、たとえば、勤務先において社員番号などの個人識別情報ごとに管理されている個人情報を読み出し、必要な異動情報の一覧を作成する。そして、その異動一覧表に基づいて、必要な届出を事務処理者が作成し、届け先に提出していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
このように、従来技術では、事務処理者が、異動情報の一覧から、各種届出を作成し、提出しなければならないため、事務処理者の負荷が大きく、作業効率が悪いという問題があった。
【0005】
また、事務処理者が人手で届出を記入しているため、記入もれや記入時の誤記などが発生し易いという問題もあった。
【0006】
この発明は上記に鑑みてなされたもので、個人識別情報毎に記憶されている個人情報を用いて、その個人情報に変更が生じた場合、異動情報を入力することで必要な届出を自動生成し、所定の届け先に届出を行う異動届処理装置を得ることを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、この発明にかかる異動届処理装置は、個人情報に変更が生じた場合に必要な1もしくは複数の届出を作成し、所定の届け先に提出する異動届処理装置において、個人識別情報毎に前記個人情報を記憶する個人情報ファイルと、前記個人情報の変更により発生する複数の届出を記憶する事象テーブルと、前記届出を提出する届け先情報を記憶する届け先情報ファイルと、変更が生じた異動事象およびその変更内容と個人識別情報とを含む異動情報を入力する入力部と、前記入力された異動情報に含まれる個人識別情報に対応する個人情報ファイル内の個人情報と前記入力された異動情報に含まれる変更内容とを比較し、前記事象テーブルに基づき前記個人情報の変更項目を判断する異動判断部と、前記事象テーブルと前記届け先情報ファイルから前記変更項目に必要な届出および届け先を検索するとともに前記異動事象と前記個人識別情報に対応する個人情報ファイル内の個人情報から届出に必要なデータを検索し、これら検索データに基づき届け先に関する情報および届出に必要なデータを有する異動届データファイルを生成する異動データ分類/編集部と、前記異動届データファイルの情報に基づいて、前記届出を所定の届け先に送信する送信部と、を備えたことを特徴とする。
【0008】
この発明によれば、異動判断部は、個人識別情報毎に個人情報が記憶されている個人情報ファイルの中から、入力部から入力された異動情報に含まれる個人識別情報に対応する個人情報を検索し、検索した個人情報と異動情報の変更内容とを比較し、事象テーブルに基づき個人情報の変更項目を判断する。異動データ分類/編集部は、事象テーブルと届け先情報ファイルから変更項目に必要な届出および届け先を検索するとともに異動事象と個人識別情報に対応する個人情報ファイル内の個人情報から届出に必要なデータを検索する。そして、これら検索したデータに基づき届け先に関する情報および届出に必要なデータの情報である異動届データファイルを生成する。そして、送信部は、作成された異動情報データファイルに基づき、必要な届出を所定の届け先に送信するようにしている。
【0009】
つぎの発明にかかる異動届処理装置は、上記の発明において、前記事象テーブルは、前記異動事象の項目が登録されている異動事象テーブルと、前記異動事象に対応して必要な届出の種類が登録されている関連事象テーブルと、を備えることを特徴とする。
【0010】
この発明によれば、事象テーブルは、異動事象項目が登録されている異動事象テーブルと、異動事象テーブルに対応して必要な届出の種類が登録されている関連事象テーブルとで構成するようにしている。
【0011】
つぎの発明にかかる異動届処理装置は、上記の発明において、前記異動届データファイルに基づいて所定の届け先に届出を送信する時期を判定する送信タイミング判定部をさらに備え、前記送信タイミング判定部は、前記異動情報ファイルに記憶されている提出期限が所定期間内になった場合、前記異動届データファイルに基づいて所定の届け先に届出を送信する制御を行うことを特徴とする。
【0012】
この発明によれば、送信タイミング判定部は、異動情報ファイルに記憶されている提出期限が所定期間内になった場合に異動届データファイルに基づいて所定の届け先に届出を送信する制御を行うようにしている。
【0013】
つぎの発明にかかる異動届処理装置は、上記の発明において、前記複数の届出に対応する届出の形式を記憶するプリント形式ファイルをさらに備え、前記送信タイミング判定部は、所定の届け先に対して届出に必要な情報と該届出の形式を送信時に付加することを特徴とする。
【0014】
この発明によれば、送信タイミング判定部は、複数の届け先に対応する届出の形式をプリント形式ファイルに記憶しておき、所定の届け先に対して届出に必要な情報とその届出の形式を付加するようにしている。
【0015】
つぎの発明にかかる異動届処理装置は、上記の発明において、前記送信タイミング判定部は、前記届出を送信する場合、届出に必要な前記個人情報を暗号化することを特徴とする。
【0016】
この発明によれば、送信タイミング判定部は、届出を送信する場合、届出に必要な個人情報を暗号化するようにしている。
【0017】
つぎの発明にかかる異動届処理装置は、上記の発明において、前記異動判断部は、前記届出の送信が完了した場合、前記個人識別情報に対応した個人情報の変更内容について個人情報ファイルを更新することを特徴とする。
【0018】
この発明によれば、異動判断部は、届出の送信が完了した場合、前記個人識別情報に対応した個人情報の変更内容について個人情報ファイルを更新するようにしている。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる異動届処理装置の好適な実施の形態を詳細に説明する。
【0020】
図1〜図14を用いて本発明の実施の形態を説明する。図1は、この発明にかかる異動届処理装置の本実施の形態の構成および運用の一例を示すブロック図である。本実施の形態の異動届処理装置10は、異動事象が発生した場合に異動届を生成し、通信回線を経由してインターネット40に接続されている届け先30〜32に異動届を提出するものである。
【0021】
異動届処理装置10は、入力部11と、制御部12と、表示部13と異動判断部14と、異動データ分類/編集部15と、送信タイミング判定部16と、送信部17と、記憶部20とを備えている。
【0022】
入力部11は、キーボードやマウスなど一般的な入力機器で構成され、変更があった異動情報や記憶部20のデータの変更などの入力手段として使用される。制御部12は、異動届処理装置10内の各構成要素の制御を統括的に行う。表示部13は、CRT(Cathode−Ray Tube),液晶ディスプレー,プリンタなどで構成され、入力された異動情報や作成した異動届などを表示する。
【0023】
記憶部20は、HDD(Hard Disk Drive)などで構成され、個人情報ファイル21と、異動事象テーブル22と、関連事象テーブル23と、届け先情報ファイル24と、プリント形式ファイル25と、異動届ファイル26とを記憶する。
【0024】
個人情報ファイル21には、個人情報が登録される。たとえば、図2に示すように、個人情報ファイル21には、国民背番号50、氏名、生年月日、個人情報が登録される。個人情報には、住所、配偶者、扶養家族の情報が登録される。なお、個人情報ファイル21に登録する項目としては、これらの項目に限るものではなく、届出に必要な個人情報が登録される。
【0025】
異動事象テーブル22には、図3に示すように、分類、コード、異動事象51、形式、編集コードが登録される。分類には、たとえば、異動事象51の改姓名、結婚、出産など家族異動に関するもの、国内の転居、国外への転居、国外からの転居など住所異動に関するものというように関連のある異動事象51をまとめた名称が登録される。コードには、異動事象51に対応した符号(図3では2桁の数字)が登録される。すなわち、コードが10であれば分類は家族異動、異動事象51は改姓名と識別できる。異動事象51には、改姓名、婚姻などの詳細な事象が登録される。形式には、異動事象51が発生した場合に個人情報ファイル21がどのように変更されるかを示す情報が登録される。「R」は変更を、「A」は追加を、「D」は削除を示している。たとえば、異動事象51が「改姓名」の場合、個人情報ファイル21は姓が変更されるので形式には「R」が登録される。異動事象51が「結婚」の場合、個人情報ファイル21には配偶者が追加されるので形式には「A」が登録される。異動事象51が「扶養 削除」の場合、扶養家族が削除されるので形式には「D」が登録される。編集コードには、コードと同様に、異動事象51に対応した符号が登録される。
【0026】
関連事象テーブル23には、異動事象テーブル22の編集コードに対応して関連事象、すなわち、具体的にどのような手続き、届出が必要であるかが登録される。図4に示すように、編集コード53が「200」の場合は、転出、転入、住所変更届、通勤費、家族同居/別居届が登録される。
【0027】
届け先情報ファイル24には、届け先に関する情報が登録される。図5に示すように、届け先54とその郵便番号および送信アドレス、発生した事象55、届出の期限52、届け先が指定している事象に対するプリント形式を示すpコードが登録される。
【0028】
異動届ファイル26には、異動データ分類/編集部15で作成された異動届データファイルと異動届データファイルのデータ番号に対応して各種届出に必要な送信データが記憶される。異動届データファイルは、図6に示すように、発生した個人情報の異動事象60と、異動事象60に関連して必要な届出の関連事象61と、届出に必要な情報がすべてそろっているか否かを示す自動フラグ62と、届け先63と、届け先63の送信アドレス64と、届出をする提出期限65と、届け先63が指定している事象に届出のプリント形式を示すpコード66と、届出に必要なデータ番号67と、届出の期限待ちか否かを示す期限待ちフラグ68と、送信部17に対して送信要求を示す送信要求フラグ69とが登録される。自動フラグ62は、届出に必要なデータが全て揃った場合「1」または「*」に、届出に必要なデータが不足している場合は「0」にする。期限待ちフラグ68は、送信待ちの場合「1」、送信を行わない場合「0」にする。送信要求フラグ69は、送信要求を行う場合「1」、送信を行わない場合「0」、送信が完了した場合「2」にする。
【0029】
プリント形式ファイル25には、届け先情報ファイル24のpコードに対応して、提出書類のプリント形式が登録される。このプリント形式は、たとえば、届け先30〜32が届出のフォーマットを変更した場合、Web上でそのフォーマットを公開することで、異動届処理装置10のプリント形式ファイル25に最新の形式が登録される。
【0030】
異動判断部14は、入力された異動情報と個人情報ファイル21と異動事象テーブル22に基づいて、異動内容を判定する。異動データ分類/編集部15は、異動判断部14で判定された異動内容と関連事象テーブル23と届け先情報ファイル24とプリント形式ファイル25とに基づいて異動届データファイルを作成する。送信タイミング判定部16は、所定期間x、y、z(x>y>zの関係が成り立つようにx、y、zは設定されている)に基づいて、異動届ファイル26に記憶されている異動届データファイルの届出の送信時期を判定する。送信部17は、インターネット40を介して届け先30〜32との通信制御を行う。
【0031】
届け先30は、受信部33と処理部34とを備えている。受信部33は、インターネット40を介して異動届処理装置10から送信される届出の受信をする。処理部34は、受信部33で受信したデータの暗号解読、プリントアウトなどの処理をする。届け先30〜32は全て同じ機能を備えている。
【0032】
図10〜図14のフローチャートを参照して、本実施の形態の異動届処理装置の動作を説明する。個人情報の異動が発生した場合、操作者は、入力部11を用いて、異動情報を入力する(図10ステップS100)。異動情報は、たとえば、図7に示すように、異動事象と国民背番号と郵便番号と住所とを入力する。異動情報が入力されると、異動判断部14は、異動判断処理を行う(図10ステップS110)。
【0033】
図11のフローチャートを参照して、異動判断処理の動作を詳細に説明する。異動判断部14は、異動情報の国民背番号をキーワードに個人情報ファイル21の国民背番号50を検索し、異動情報に入力され国民背番号に対応する個人情報を抽出する(図11ステップS200)。具体的には、異動情報の国民背番号「123456」をキーワードに、個人情報ファイル21の国民背番号50を検索し、国民背番号50が「123456」であるx氏の個人情報である住所「東京都世田谷区**町○番地」と、配偶者「U子」が抽出される。
【0034】
異動判断部14は、抽出したx氏の個人情報と異動情報を比較し、差異を検出する(図11ステップS210)。具体的には、異動情報として住所「東京都世田谷区**町○番地」が入力されているので、この住所と抽出したx氏の個人情報に登録されている住所「東京都千代田区×××○番地」が異なる。すなわち、図8に示すように、異動判断部14は、検索した国民背番号50の「123456」に対応する個人情報ファイル21の個人情報の住所「東京都千代田区×××○番地」を差異として検出する。
【0035】
異動判断部14は、入力された異動情報の異動事象および検出した差異に基づいて、異動事象テーブル22から異動事象に対応する編集コードを検出する(図11ステップS220)。具体的には、この場合、異動情報の異動事象は「転居」であるので、「転居」をキーワードに異動事象テーブル22の異動事象51から、コード「21」の異動事象「転居 国内」と、コード「22」の異動事象「転居 国外へ」と、コード「23」の異動事象「転居 国外から」が検出される。そして、異動判断部14が抽出した差異が住所であり、その住所が東京都であるので、異動事象テーブル22のコード「21」の異動事象「転居 国内」が検出される。そして、異動事象「転居 国内」に対応する編集コード「200」が検出される。また、差異の住所が東京都であることから、直接「転居 国内」であると判断し、編集コードを検出するようにしてもよい。
【0036】
異動判定処理が終了すると、異動データ分類/編集部15は、異動データ分類/編集処理を行う(図10ステップS120)。図9の異動データファイルと図12のフローチャートを参照して異動データ分類/編集処理の動作を詳細に説明する。異動データ分類/編集部15は、異動届データファイルの異動事象60に、異動事象テーブル22から検出した編集コードに対応する異動事象を登録する。具体的には、異動事象テーブル22の編集コード「200」に対応する異動事象51は「転居 国内」であるので、これを異動届データファイルの異動事象60に登録する。
【0037】
異動データ分類/編集部15は、異動判断部14で検出した編集コードをキーワードに関連事象テーブル23の編集コード53を検索し、関連事象を抽出する(図12ステップS300)。具体的には、異動判断部14で編集コード「200」が検出されているので、関連事象テーブル23の編集コード53を検索し、編集コード「200」の関連事象である、転出、転入、住所変更届、通勤費、家族同居/別居届を検出する。異動データ分類/編集部15は、異動届データファイルの関連事象61に検出した関連事象を登録する。
【0038】
異動データ分類/編集部15は、検出した編集コード53に対応する関連事象の届け先に関する情報を届け先情報ファイル24から抽出し、異動届データファイルを作成する(図12ステップS310)。具体的には、関連事象「転出」の場合、個人情報ファイル21に登録されている住所の郵便番号をキーワードに、届け先情報ファイル24を検索することで、転出届を提出する届け先が決定する。この場合は、個人情報ファイル21に登録されているx氏の住所が世田谷区になっているので、転出届の届け先は世田谷区役所となる。したがって、異動届データファイルの届け先63に「世田谷区役所」を登録する。異動届データファイルの送信アドレス64には、届け先情報ファイル24の「世田谷区役所」に対応する送信アドレス「seta@kuyakusho.ne.jp」を登録する。提出期限65には、関連事象「転出」をキーワードにして、届け先情報ファイル24の届け先54が「世田谷区役所」の事象55を検索し、事象55が「転出」に対応した期限「14日」を読み出し、現在の日付(ここでは2002年4月1日とする)に期限である14日を加算して算出した「2002年4月15日」を登録する。pコード66には、関連事象「転出」をキーワードにして、届け先情報ファイル24の届け先54が「世田谷区役所」の事象55を検索し、事象55が「転出」に対応するpコード「1050」を登録する。また、関連事象「転出」の届に必要なデータ、たとえば、旧住所、新住所、住所、氏名、生年月日などを異動事象、個人情報ファイル21から抽出し、抽出したデータに番号「1」を付与し、異動届ファイル26に記憶する。そして、その番号をデータ番号67に登録する。ここで、必要な情報が全て揃っている場合には、自動フラグ62と期限待ちフラグ68を「1」にする。
【0039】
このようにして異動データ分類/編集部15は、異動届データファイルの関連事象61に必要な情報を届け先情報ファイル24より抽出して異動届データファイルを作成する。このとき、関連事象61が「通勤費」や「家族同居/別居」の場合、異動情報と個人情報ファイル21だけでは、必要なデータが揃わない場合がある。たとえば、通勤費の場合は、通勤経路の情報がわからなければ通勤費を算出することができない。このような場合は、自動フラグ62と期限待ちフラグ68を「0」にして、届出に必要なデータが不足していることを識別できるようにしておく。
【0040】
異動データ分類/編集部15は、異動届データファイルの作成が完了すると、データの不足があるか否かを判定する(図12ステップS320)。データが不足している場合、すなわち、異動届データファイルの自動フラグ62が「0」の場合、異動データ分類/編集部15は、異動届ファイル26に記憶されている異動データファイルの自動フラグ62が「0」のデータ番号67に対応するデータを読み出し、表示部13に不足しているデータを要求する関連事象入力画面を表示する(図12ステップS330)。具体的には、図9に示す異動届データファイルの関連事象61の「通勤費」に対応する自動フラグ62が「0」になっているので、データ番号67に登録されているデータ番号「4」に対応するデータを読み出し、表示部13に通勤経路の入力を要求するような画面を表示する。
【0041】
操作者は、表示部13のメニューにしたがって入力部11を用いて不足しているデータを入力する(図12ステップS340)。異動データ分類/編集部15は、入力されたデータを届出データに追加する。届出データの情報が全て揃った場合(図12ステップS350)、異動データ分類/編集部15は、図6に示すように、対応する異動届データファイルの自動フラグ62を「0」から「*」に、期限待ちフラグ68を「0」から「1」に、それぞれ変更する(図12ステップS360)。このような動作を異動データ分類/編集部15は、異動届データファイルの自動フラグ62に「0」がなくなるまで繰り返す(図12ステップS320〜S360)。
【0042】
異動データ分類/編集処理が終了すると、制御部12は、未処理の異動事象があるか否かを判定する。未処理の異動事象があった場合には、その異動事象に対して異動判定処理,異動データ分類/編集処理を行う(図10ステップS110〜S130)。
【0043】
送信タイミング判定部16は、予め定められた時間に、送信タイミング判定処理を行う(図10ステップS140)。図13のフローチャートを参照して、送信タイミング判定処理の動作を詳細に説明する。送信タイミング判定部16は、異動届ファイル26に記憶されている異動届データファイルの期限待ちフラグ68が「1」になっている提出期限65の日付と現在の日付から期限まで何日あるかを算出する。そして、算出した期間と所定期間xとを比較する。算出した期間が所定期間xより大きい場合(図13ステップS400、No)、送信タイミング判定部16は、送信タイミング判定処理を終了する。
【0044】
算出した期間が所定期間xより小さい場合(図13ステップS400、Yes)、送信タイミング判定部16は、算出した期間と所定期間yを比較する。算出した期間が所定期間yより大きい場合は(図13ステップS410、No)、送信データを送信バッファにセットする(図13ステップS420)。具体的には、たとえば、異動届データファイル(図9)の関連事象61の「住所変更届」を送信する場合、送信アドレス64に記憶されている送信アドレス「kaisha@kabu.co.jp」を宛先バッファにセットする。そして、データ番号67のデータ番号「3」をキーワードにデータを異動届ファイル26からデータを読み出し、送信バッファにセットする。さらに、関連事象61の「住所変更届」に対応するpコード66の「91234」をキーワードに、プリント形式ファイル25から「住所変更届」のプリント形式を読み出し、送信バッファにセットする。
【0045】
送信バッファにデータをセットすると、送信タイミング判定部16は、送信バッファ内の個人情報データに対して暗号処理を行う(図13ステップS430)。具体的には、データ番号67に登録されている番号に対応して異動届ファイル26に記憶されていたデータに対して暗号処理を行う。すなわち、プリント形式以外のデータに対して暗号処理を行う。暗号処理が終了すると、送信タイミング判定部16は、送信要求フラグ69をON、すなわち、「0」から「1」に変更する(図13ステップS440)。
【0046】
算出した期間が所定期間yより小さい場合は(図13ステップS410、Yes)、送信タイミング判定部16は、算出した期限と所定期間zを比較する。算出した期限が所定期間zより大きい場合は(図13ステップS450、No)、郵送データを出力する(図13ステップS460)。具体的には、たとえば、異動届データファイル(図9)の関連事象61の「住所変更届」の場合、関連事象61の「住所変更届」に対応するpコード66の「91234」をキーワードに、プリント形式ファイル25から「住所変更届」のプリント形式を読み出す。そして、データ番号67のデータ番号「3」をキーワードにデータを異動届ファイル26から読み出し、プリント形式に対応して届出を作成する。そして、作成した届出をプリントアウトまたは記憶媒体などに出力する。送信タイミング判定部16は、期限待ちフラグ68を「1」から「0」に変更する(図13ステップS470)。すなわち、所定期間yから所定期間zの間、インターネット40を介して届出を送信したが失敗したため、届出を郵送する。
【0047】
算出した期限が所定期間zよりも小さい場合(図13ステップS450、Yes)、送信タイミング判定部16は、表示部13に提出期限が所定期間zより小さいことを通知するメッセージを出力する(図13ステップS480)。そして、期限待ちフラグ68を「1」から「0」に変更する。すなわち、期限がまぢかに迫っているため、郵送でも間に合わないと判断し、直接届出を持ち込むよう通知する。
【0048】
送信タイミング判定処理が終了すると、制御部12は、異動届データファイルの送信要求フラグ69が「1」か否かを判定する。送信要求フラグ69が「1」の場合(図10ステップS150、Yes)、送信部17は、送信処理を行う(図10ステップS160)。
【0049】
図14のフローチャートを参照して、送信処理の動作を詳細に説明する。送信部17は、宛先バッファにセットされている宛先に送信バッファにセットされているデータをインターネット40を介して送信する(図14ステップS500)。送信エラーがなかった場合(図14ステップS510、No)、異動判断部14は、届出を行った個人情報に対応する個人情報ファイル21の個人情報を更新する(図14ステップS520)。具体的には、図9に示す異動届でファイルの関連事象61の「転出」および「転入」の届出が完了した場合、個人情報ファイル21の国民背番号「123456」のx氏の住所「東京都世田谷区**町○番地」を「東京都千代田区×××○番地」に更新する。送信部17は、送信を行ったデータに対応する異動届でファイルの送信要求フラグ69を「1」から「2」に変更する。
【0050】
送信エラーがあった場合(図14ステップS510、Yes)、送信部17は、表示部13に送信エラーを通知するメッセージを表示し、エラー情報をプリントする(図ステップS540)。
【0051】
送信タイミング判定部16と送信部17は、このような動作を、異動届ファイル26に登録されている異動届データファイルの提出期限65全てに対して繰り返す(図10ステップS140〜S170)。
【0052】
異動届処理装置10が、たとえば、届け先30にインターネット40を介して異動届を送信した場合、届け先30の受信部33は、異動届を受信する。処理部34は、暗号化されている個人情報の暗号を解読する。処理部34は、解読した個人情報データを受信したプリント形式に対応させて届出を作成しプリントアウトして届出を受理する。
【0053】
このように本実施の形態では、異動判断部14は、国民背番号毎に個人情報が記憶されている個人情報ファイル21の中から、入力部11から入力された異動情報に含まれる国民背番号に対応する個人情報を検索し、検索した個人情報と異動情報の変更内容とを比較し、異動事象テーブル22に基づき個人情報の変更項目を判断する。異動データ分類/編集部15は、異動事象テーブル22と関連事象テーブル23と届け先情報ファイル24から変更項目に必要な届出および届け先を検索するとともに異動事象と国民背番号に対応する個人情報ファイル21内の個人情報から届出に必要なデータを検索する。そして、これら検索したデータに基づき届け先に関する情報および届出に必要なデータの情報である異動届データファイルを生成する。これにより、操作者は、異動情報と国民背番号と個人情報の変更内容のみを入力するだけで、自動的に個人情報の変更に対する必要な届出および提出先が生成されるため、事務処理の作業効率を高め、人為的ミスを無くすことができる。
【0054】
また、送信タイミング判定部16は、異動届データファイルに記憶されている提出期限65が所定期間xから所定期間y内の場合に異動届処理装置10がインターネット40を介して所定の届け先に届出を提出し、所定期間yから所定期間z内の場合には、郵送で届出を行うように通知し、届出期限が所定期間zより迫っている場合、直接届けるなどの通知を行うようにしているため、所定の届出を提出期限内に提出することができる。
【0055】
さらに、送信タイミング判定部16は、届出に必要な個人情報を暗号化するようにしているため、個人情報のセキュリティー面で安全である。
【0056】
なお、本実施の形態では、個人識別情報として国民背番号を例にあげて説明したが、個人識別情報は、たとえば、社員番号など個人情報ファイル21の個人情報を特定可能なものであればよい。
【0057】
また、国民背番号が導入された場合、金融機関、生命保険会社などへの変更届や、所得税、地方税、社会保険事務など様々な届出に対応することが可能である。
【0058】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明によれば、異動判断部は、個人識別情報毎に個人情報が記憶されている個人情報ファイルの中から、入力部11から入力された異動情報に含まれる個人識別情報に対応する個人情報を検索し、検索した個人情報と異動情報の変更内容とを比較し、事象テーブルに基づき個人情報の変更項目を判断する。異動データ分類/編集部は、事象テーブルと届け先情報ファイルから変更項目に必要な届出および届け先を検索するとともに異動事象と個人識別情報に対応する個人情報ファイル内の個人情報から届出に必要なデータを検索する。そして、これら検索したデータに基づき届け先に関する情報および届出に必要なデータの情報である異動届データファイルを生成する。そして、送信部は、作成された異動情報データファイルに基づき、必要な届出を所定の届け先に送信するようにしているため、事務処理の作業効率を上げ、人為的ミスを無くすことができる。
【0059】
つぎの発明によれば、事象テーブルは、異動事象項目が登録されている異動事象テーブルと、異動事象テーブルに対応して必要な届出の種類が登録されている関連事象テーブルとで構成するようにしているため、入力された異動情報から必要な届出を検索する処理を高速化することができる。
【0060】
つぎの発明によれば、送信タイミング判定部は、異動情報ファイルに記憶されている提出期限が所定期間内になった場合に異動届データファイルに基づいて所定の届け先に届出を送信する制御を行うようにしているため、届出に必要な情報の修正が発生した場合にも対応することが可能であり、届出後の修正を削減することができる。
【0061】
つぎの発明によれば、送信タイミング判定部は、複数の届け先に対応する届出の形式をプリント形式ファイルに記憶しておき、所定の届け先に対して届出に必要な情報とその届出のプリント形式を付加するようにしているため、届け先に対応した形式で届出を提出することができる。
【0062】
つぎの発明によれば、送信タイミング判定部は、届出を送信する場合、届出に必要な個人情報を暗号化するようにしているため、個人情報のセキュリティー面で安全である。
【0063】
つぎの発明によれば、異動判断部は、届出の送信が完了した場合、前記個人識別情報に対応した個人情報の変更内容について個人情報ファイルを更新するようにしているため、常に届出先と同一の個人情報を有することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明にかかる異動届処理装置の構成および運用の一例を示すブロック図である。
【図2】個人情報ファイルの内容を示す図である。
【図3】異動事象テーブルの内容を示す図である。
【図4】関連事象テーブルの内容を示す図である。
【図5】届け先情報ファイルの内容を示す図である。
【図6】異動届データファイルの内容を示す図である。
【図7】異動情報の内容を示す図である。
【図8】異動判断部が検索した差異の一例を示す図である。
【図9】異動届データファイルの内容を示す図である。
【図10】この発明にかかる異動届処理装置の動作を説明するためのフローチャートである。
【図11】この発明にかかる異動届処理装置の異動判断部の動作を説明するためのフローチャートである。
【図12】この発明にかかる異動届処理装置の異動データ分類/編集部の動作を説明するためのフローチャートである。
【図13】この発明にかかる異動届処理装置の送信タイミング判定部の動作を説明するためのフローチャートである。
【図14】この発明にかかる異動届処理装置の送信部の動作を説明するためのフローチャートである。
【符号の説明】
10 異動届処理装置、11 入力部、12 制御部、13 表示部、14 異動判断部、15 異動データ分類/編集部、16 送信タイミング判定部、17 送信部、20 記憶部、21 個人情報ファイル、22 異動事象テーブル、23 関連事象テーブル、24 届け先情報ファイル、25 プリント形式ファイル、26 異動届ファイル、30,31,32 届け先、33 受信部、34 処理部、40 インターネット、50 国民背番号、51,60 異動事象、52 期限、53 編集コード、54、63 届け先、55 事象、61 関連事象、62 自動フラグ、64 送信アドレス、65 提出期限、66 pコード、67 データ番号、68 期限待ちフラグ、69 送信要求フラグ。
【発明の属する技術分野】
本発明は、転居、結婚などの異動事象により発生する異動届の処理を行う異動届処理装置に関するものであり、特に、異動事象を入力することにより、適切な届出を作成し提出する異動届処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
住所、生年月日、電話番号、勤務先など個人情報は様々である。この個人情報の中には、生年月日など生涯変更のない情報と、住所や勤務先など変更が生じる情報がある。たとえば、転勤などにより転居すると住所が変わる。それに伴い、役所、勤め先、金融機関などに住所が変更になったことを届け出なければならない。このような場合、転居した本人が役所、勤め先、金融機関などに届出を行わなければならないことがほとんどである。
【0003】
従来は、たとえば、勤務先において社員番号などの個人識別情報ごとに管理されている個人情報を読み出し、必要な異動情報の一覧を作成する。そして、その異動一覧表に基づいて、必要な届出を事務処理者が作成し、届け先に提出していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
このように、従来技術では、事務処理者が、異動情報の一覧から、各種届出を作成し、提出しなければならないため、事務処理者の負荷が大きく、作業効率が悪いという問題があった。
【0005】
また、事務処理者が人手で届出を記入しているため、記入もれや記入時の誤記などが発生し易いという問題もあった。
【0006】
この発明は上記に鑑みてなされたもので、個人識別情報毎に記憶されている個人情報を用いて、その個人情報に変更が生じた場合、異動情報を入力することで必要な届出を自動生成し、所定の届け先に届出を行う異動届処理装置を得ることを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、この発明にかかる異動届処理装置は、個人情報に変更が生じた場合に必要な1もしくは複数の届出を作成し、所定の届け先に提出する異動届処理装置において、個人識別情報毎に前記個人情報を記憶する個人情報ファイルと、前記個人情報の変更により発生する複数の届出を記憶する事象テーブルと、前記届出を提出する届け先情報を記憶する届け先情報ファイルと、変更が生じた異動事象およびその変更内容と個人識別情報とを含む異動情報を入力する入力部と、前記入力された異動情報に含まれる個人識別情報に対応する個人情報ファイル内の個人情報と前記入力された異動情報に含まれる変更内容とを比較し、前記事象テーブルに基づき前記個人情報の変更項目を判断する異動判断部と、前記事象テーブルと前記届け先情報ファイルから前記変更項目に必要な届出および届け先を検索するとともに前記異動事象と前記個人識別情報に対応する個人情報ファイル内の個人情報から届出に必要なデータを検索し、これら検索データに基づき届け先に関する情報および届出に必要なデータを有する異動届データファイルを生成する異動データ分類/編集部と、前記異動届データファイルの情報に基づいて、前記届出を所定の届け先に送信する送信部と、を備えたことを特徴とする。
【0008】
この発明によれば、異動判断部は、個人識別情報毎に個人情報が記憶されている個人情報ファイルの中から、入力部から入力された異動情報に含まれる個人識別情報に対応する個人情報を検索し、検索した個人情報と異動情報の変更内容とを比較し、事象テーブルに基づき個人情報の変更項目を判断する。異動データ分類/編集部は、事象テーブルと届け先情報ファイルから変更項目に必要な届出および届け先を検索するとともに異動事象と個人識別情報に対応する個人情報ファイル内の個人情報から届出に必要なデータを検索する。そして、これら検索したデータに基づき届け先に関する情報および届出に必要なデータの情報である異動届データファイルを生成する。そして、送信部は、作成された異動情報データファイルに基づき、必要な届出を所定の届け先に送信するようにしている。
【0009】
つぎの発明にかかる異動届処理装置は、上記の発明において、前記事象テーブルは、前記異動事象の項目が登録されている異動事象テーブルと、前記異動事象に対応して必要な届出の種類が登録されている関連事象テーブルと、を備えることを特徴とする。
【0010】
この発明によれば、事象テーブルは、異動事象項目が登録されている異動事象テーブルと、異動事象テーブルに対応して必要な届出の種類が登録されている関連事象テーブルとで構成するようにしている。
【0011】
つぎの発明にかかる異動届処理装置は、上記の発明において、前記異動届データファイルに基づいて所定の届け先に届出を送信する時期を判定する送信タイミング判定部をさらに備え、前記送信タイミング判定部は、前記異動情報ファイルに記憶されている提出期限が所定期間内になった場合、前記異動届データファイルに基づいて所定の届け先に届出を送信する制御を行うことを特徴とする。
【0012】
この発明によれば、送信タイミング判定部は、異動情報ファイルに記憶されている提出期限が所定期間内になった場合に異動届データファイルに基づいて所定の届け先に届出を送信する制御を行うようにしている。
【0013】
つぎの発明にかかる異動届処理装置は、上記の発明において、前記複数の届出に対応する届出の形式を記憶するプリント形式ファイルをさらに備え、前記送信タイミング判定部は、所定の届け先に対して届出に必要な情報と該届出の形式を送信時に付加することを特徴とする。
【0014】
この発明によれば、送信タイミング判定部は、複数の届け先に対応する届出の形式をプリント形式ファイルに記憶しておき、所定の届け先に対して届出に必要な情報とその届出の形式を付加するようにしている。
【0015】
つぎの発明にかかる異動届処理装置は、上記の発明において、前記送信タイミング判定部は、前記届出を送信する場合、届出に必要な前記個人情報を暗号化することを特徴とする。
【0016】
この発明によれば、送信タイミング判定部は、届出を送信する場合、届出に必要な個人情報を暗号化するようにしている。
【0017】
つぎの発明にかかる異動届処理装置は、上記の発明において、前記異動判断部は、前記届出の送信が完了した場合、前記個人識別情報に対応した個人情報の変更内容について個人情報ファイルを更新することを特徴とする。
【0018】
この発明によれば、異動判断部は、届出の送信が完了した場合、前記個人識別情報に対応した個人情報の変更内容について個人情報ファイルを更新するようにしている。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる異動届処理装置の好適な実施の形態を詳細に説明する。
【0020】
図1〜図14を用いて本発明の実施の形態を説明する。図1は、この発明にかかる異動届処理装置の本実施の形態の構成および運用の一例を示すブロック図である。本実施の形態の異動届処理装置10は、異動事象が発生した場合に異動届を生成し、通信回線を経由してインターネット40に接続されている届け先30〜32に異動届を提出するものである。
【0021】
異動届処理装置10は、入力部11と、制御部12と、表示部13と異動判断部14と、異動データ分類/編集部15と、送信タイミング判定部16と、送信部17と、記憶部20とを備えている。
【0022】
入力部11は、キーボードやマウスなど一般的な入力機器で構成され、変更があった異動情報や記憶部20のデータの変更などの入力手段として使用される。制御部12は、異動届処理装置10内の各構成要素の制御を統括的に行う。表示部13は、CRT(Cathode−Ray Tube),液晶ディスプレー,プリンタなどで構成され、入力された異動情報や作成した異動届などを表示する。
【0023】
記憶部20は、HDD(Hard Disk Drive)などで構成され、個人情報ファイル21と、異動事象テーブル22と、関連事象テーブル23と、届け先情報ファイル24と、プリント形式ファイル25と、異動届ファイル26とを記憶する。
【0024】
個人情報ファイル21には、個人情報が登録される。たとえば、図2に示すように、個人情報ファイル21には、国民背番号50、氏名、生年月日、個人情報が登録される。個人情報には、住所、配偶者、扶養家族の情報が登録される。なお、個人情報ファイル21に登録する項目としては、これらの項目に限るものではなく、届出に必要な個人情報が登録される。
【0025】
異動事象テーブル22には、図3に示すように、分類、コード、異動事象51、形式、編集コードが登録される。分類には、たとえば、異動事象51の改姓名、結婚、出産など家族異動に関するもの、国内の転居、国外への転居、国外からの転居など住所異動に関するものというように関連のある異動事象51をまとめた名称が登録される。コードには、異動事象51に対応した符号(図3では2桁の数字)が登録される。すなわち、コードが10であれば分類は家族異動、異動事象51は改姓名と識別できる。異動事象51には、改姓名、婚姻などの詳細な事象が登録される。形式には、異動事象51が発生した場合に個人情報ファイル21がどのように変更されるかを示す情報が登録される。「R」は変更を、「A」は追加を、「D」は削除を示している。たとえば、異動事象51が「改姓名」の場合、個人情報ファイル21は姓が変更されるので形式には「R」が登録される。異動事象51が「結婚」の場合、個人情報ファイル21には配偶者が追加されるので形式には「A」が登録される。異動事象51が「扶養 削除」の場合、扶養家族が削除されるので形式には「D」が登録される。編集コードには、コードと同様に、異動事象51に対応した符号が登録される。
【0026】
関連事象テーブル23には、異動事象テーブル22の編集コードに対応して関連事象、すなわち、具体的にどのような手続き、届出が必要であるかが登録される。図4に示すように、編集コード53が「200」の場合は、転出、転入、住所変更届、通勤費、家族同居/別居届が登録される。
【0027】
届け先情報ファイル24には、届け先に関する情報が登録される。図5に示すように、届け先54とその郵便番号および送信アドレス、発生した事象55、届出の期限52、届け先が指定している事象に対するプリント形式を示すpコードが登録される。
【0028】
異動届ファイル26には、異動データ分類/編集部15で作成された異動届データファイルと異動届データファイルのデータ番号に対応して各種届出に必要な送信データが記憶される。異動届データファイルは、図6に示すように、発生した個人情報の異動事象60と、異動事象60に関連して必要な届出の関連事象61と、届出に必要な情報がすべてそろっているか否かを示す自動フラグ62と、届け先63と、届け先63の送信アドレス64と、届出をする提出期限65と、届け先63が指定している事象に届出のプリント形式を示すpコード66と、届出に必要なデータ番号67と、届出の期限待ちか否かを示す期限待ちフラグ68と、送信部17に対して送信要求を示す送信要求フラグ69とが登録される。自動フラグ62は、届出に必要なデータが全て揃った場合「1」または「*」に、届出に必要なデータが不足している場合は「0」にする。期限待ちフラグ68は、送信待ちの場合「1」、送信を行わない場合「0」にする。送信要求フラグ69は、送信要求を行う場合「1」、送信を行わない場合「0」、送信が完了した場合「2」にする。
【0029】
プリント形式ファイル25には、届け先情報ファイル24のpコードに対応して、提出書類のプリント形式が登録される。このプリント形式は、たとえば、届け先30〜32が届出のフォーマットを変更した場合、Web上でそのフォーマットを公開することで、異動届処理装置10のプリント形式ファイル25に最新の形式が登録される。
【0030】
異動判断部14は、入力された異動情報と個人情報ファイル21と異動事象テーブル22に基づいて、異動内容を判定する。異動データ分類/編集部15は、異動判断部14で判定された異動内容と関連事象テーブル23と届け先情報ファイル24とプリント形式ファイル25とに基づいて異動届データファイルを作成する。送信タイミング判定部16は、所定期間x、y、z(x>y>zの関係が成り立つようにx、y、zは設定されている)に基づいて、異動届ファイル26に記憶されている異動届データファイルの届出の送信時期を判定する。送信部17は、インターネット40を介して届け先30〜32との通信制御を行う。
【0031】
届け先30は、受信部33と処理部34とを備えている。受信部33は、インターネット40を介して異動届処理装置10から送信される届出の受信をする。処理部34は、受信部33で受信したデータの暗号解読、プリントアウトなどの処理をする。届け先30〜32は全て同じ機能を備えている。
【0032】
図10〜図14のフローチャートを参照して、本実施の形態の異動届処理装置の動作を説明する。個人情報の異動が発生した場合、操作者は、入力部11を用いて、異動情報を入力する(図10ステップS100)。異動情報は、たとえば、図7に示すように、異動事象と国民背番号と郵便番号と住所とを入力する。異動情報が入力されると、異動判断部14は、異動判断処理を行う(図10ステップS110)。
【0033】
図11のフローチャートを参照して、異動判断処理の動作を詳細に説明する。異動判断部14は、異動情報の国民背番号をキーワードに個人情報ファイル21の国民背番号50を検索し、異動情報に入力され国民背番号に対応する個人情報を抽出する(図11ステップS200)。具体的には、異動情報の国民背番号「123456」をキーワードに、個人情報ファイル21の国民背番号50を検索し、国民背番号50が「123456」であるx氏の個人情報である住所「東京都世田谷区**町○番地」と、配偶者「U子」が抽出される。
【0034】
異動判断部14は、抽出したx氏の個人情報と異動情報を比較し、差異を検出する(図11ステップS210)。具体的には、異動情報として住所「東京都世田谷区**町○番地」が入力されているので、この住所と抽出したx氏の個人情報に登録されている住所「東京都千代田区×××○番地」が異なる。すなわち、図8に示すように、異動判断部14は、検索した国民背番号50の「123456」に対応する個人情報ファイル21の個人情報の住所「東京都千代田区×××○番地」を差異として検出する。
【0035】
異動判断部14は、入力された異動情報の異動事象および検出した差異に基づいて、異動事象テーブル22から異動事象に対応する編集コードを検出する(図11ステップS220)。具体的には、この場合、異動情報の異動事象は「転居」であるので、「転居」をキーワードに異動事象テーブル22の異動事象51から、コード「21」の異動事象「転居 国内」と、コード「22」の異動事象「転居 国外へ」と、コード「23」の異動事象「転居 国外から」が検出される。そして、異動判断部14が抽出した差異が住所であり、その住所が東京都であるので、異動事象テーブル22のコード「21」の異動事象「転居 国内」が検出される。そして、異動事象「転居 国内」に対応する編集コード「200」が検出される。また、差異の住所が東京都であることから、直接「転居 国内」であると判断し、編集コードを検出するようにしてもよい。
【0036】
異動判定処理が終了すると、異動データ分類/編集部15は、異動データ分類/編集処理を行う(図10ステップS120)。図9の異動データファイルと図12のフローチャートを参照して異動データ分類/編集処理の動作を詳細に説明する。異動データ分類/編集部15は、異動届データファイルの異動事象60に、異動事象テーブル22から検出した編集コードに対応する異動事象を登録する。具体的には、異動事象テーブル22の編集コード「200」に対応する異動事象51は「転居 国内」であるので、これを異動届データファイルの異動事象60に登録する。
【0037】
異動データ分類/編集部15は、異動判断部14で検出した編集コードをキーワードに関連事象テーブル23の編集コード53を検索し、関連事象を抽出する(図12ステップS300)。具体的には、異動判断部14で編集コード「200」が検出されているので、関連事象テーブル23の編集コード53を検索し、編集コード「200」の関連事象である、転出、転入、住所変更届、通勤費、家族同居/別居届を検出する。異動データ分類/編集部15は、異動届データファイルの関連事象61に検出した関連事象を登録する。
【0038】
異動データ分類/編集部15は、検出した編集コード53に対応する関連事象の届け先に関する情報を届け先情報ファイル24から抽出し、異動届データファイルを作成する(図12ステップS310)。具体的には、関連事象「転出」の場合、個人情報ファイル21に登録されている住所の郵便番号をキーワードに、届け先情報ファイル24を検索することで、転出届を提出する届け先が決定する。この場合は、個人情報ファイル21に登録されているx氏の住所が世田谷区になっているので、転出届の届け先は世田谷区役所となる。したがって、異動届データファイルの届け先63に「世田谷区役所」を登録する。異動届データファイルの送信アドレス64には、届け先情報ファイル24の「世田谷区役所」に対応する送信アドレス「seta@kuyakusho.ne.jp」を登録する。提出期限65には、関連事象「転出」をキーワードにして、届け先情報ファイル24の届け先54が「世田谷区役所」の事象55を検索し、事象55が「転出」に対応した期限「14日」を読み出し、現在の日付(ここでは2002年4月1日とする)に期限である14日を加算して算出した「2002年4月15日」を登録する。pコード66には、関連事象「転出」をキーワードにして、届け先情報ファイル24の届け先54が「世田谷区役所」の事象55を検索し、事象55が「転出」に対応するpコード「1050」を登録する。また、関連事象「転出」の届に必要なデータ、たとえば、旧住所、新住所、住所、氏名、生年月日などを異動事象、個人情報ファイル21から抽出し、抽出したデータに番号「1」を付与し、異動届ファイル26に記憶する。そして、その番号をデータ番号67に登録する。ここで、必要な情報が全て揃っている場合には、自動フラグ62と期限待ちフラグ68を「1」にする。
【0039】
このようにして異動データ分類/編集部15は、異動届データファイルの関連事象61に必要な情報を届け先情報ファイル24より抽出して異動届データファイルを作成する。このとき、関連事象61が「通勤費」や「家族同居/別居」の場合、異動情報と個人情報ファイル21だけでは、必要なデータが揃わない場合がある。たとえば、通勤費の場合は、通勤経路の情報がわからなければ通勤費を算出することができない。このような場合は、自動フラグ62と期限待ちフラグ68を「0」にして、届出に必要なデータが不足していることを識別できるようにしておく。
【0040】
異動データ分類/編集部15は、異動届データファイルの作成が完了すると、データの不足があるか否かを判定する(図12ステップS320)。データが不足している場合、すなわち、異動届データファイルの自動フラグ62が「0」の場合、異動データ分類/編集部15は、異動届ファイル26に記憶されている異動データファイルの自動フラグ62が「0」のデータ番号67に対応するデータを読み出し、表示部13に不足しているデータを要求する関連事象入力画面を表示する(図12ステップS330)。具体的には、図9に示す異動届データファイルの関連事象61の「通勤費」に対応する自動フラグ62が「0」になっているので、データ番号67に登録されているデータ番号「4」に対応するデータを読み出し、表示部13に通勤経路の入力を要求するような画面を表示する。
【0041】
操作者は、表示部13のメニューにしたがって入力部11を用いて不足しているデータを入力する(図12ステップS340)。異動データ分類/編集部15は、入力されたデータを届出データに追加する。届出データの情報が全て揃った場合(図12ステップS350)、異動データ分類/編集部15は、図6に示すように、対応する異動届データファイルの自動フラグ62を「0」から「*」に、期限待ちフラグ68を「0」から「1」に、それぞれ変更する(図12ステップS360)。このような動作を異動データ分類/編集部15は、異動届データファイルの自動フラグ62に「0」がなくなるまで繰り返す(図12ステップS320〜S360)。
【0042】
異動データ分類/編集処理が終了すると、制御部12は、未処理の異動事象があるか否かを判定する。未処理の異動事象があった場合には、その異動事象に対して異動判定処理,異動データ分類/編集処理を行う(図10ステップS110〜S130)。
【0043】
送信タイミング判定部16は、予め定められた時間に、送信タイミング判定処理を行う(図10ステップS140)。図13のフローチャートを参照して、送信タイミング判定処理の動作を詳細に説明する。送信タイミング判定部16は、異動届ファイル26に記憶されている異動届データファイルの期限待ちフラグ68が「1」になっている提出期限65の日付と現在の日付から期限まで何日あるかを算出する。そして、算出した期間と所定期間xとを比較する。算出した期間が所定期間xより大きい場合(図13ステップS400、No)、送信タイミング判定部16は、送信タイミング判定処理を終了する。
【0044】
算出した期間が所定期間xより小さい場合(図13ステップS400、Yes)、送信タイミング判定部16は、算出した期間と所定期間yを比較する。算出した期間が所定期間yより大きい場合は(図13ステップS410、No)、送信データを送信バッファにセットする(図13ステップS420)。具体的には、たとえば、異動届データファイル(図9)の関連事象61の「住所変更届」を送信する場合、送信アドレス64に記憶されている送信アドレス「kaisha@kabu.co.jp」を宛先バッファにセットする。そして、データ番号67のデータ番号「3」をキーワードにデータを異動届ファイル26からデータを読み出し、送信バッファにセットする。さらに、関連事象61の「住所変更届」に対応するpコード66の「91234」をキーワードに、プリント形式ファイル25から「住所変更届」のプリント形式を読み出し、送信バッファにセットする。
【0045】
送信バッファにデータをセットすると、送信タイミング判定部16は、送信バッファ内の個人情報データに対して暗号処理を行う(図13ステップS430)。具体的には、データ番号67に登録されている番号に対応して異動届ファイル26に記憶されていたデータに対して暗号処理を行う。すなわち、プリント形式以外のデータに対して暗号処理を行う。暗号処理が終了すると、送信タイミング判定部16は、送信要求フラグ69をON、すなわち、「0」から「1」に変更する(図13ステップS440)。
【0046】
算出した期間が所定期間yより小さい場合は(図13ステップS410、Yes)、送信タイミング判定部16は、算出した期限と所定期間zを比較する。算出した期限が所定期間zより大きい場合は(図13ステップS450、No)、郵送データを出力する(図13ステップS460)。具体的には、たとえば、異動届データファイル(図9)の関連事象61の「住所変更届」の場合、関連事象61の「住所変更届」に対応するpコード66の「91234」をキーワードに、プリント形式ファイル25から「住所変更届」のプリント形式を読み出す。そして、データ番号67のデータ番号「3」をキーワードにデータを異動届ファイル26から読み出し、プリント形式に対応して届出を作成する。そして、作成した届出をプリントアウトまたは記憶媒体などに出力する。送信タイミング判定部16は、期限待ちフラグ68を「1」から「0」に変更する(図13ステップS470)。すなわち、所定期間yから所定期間zの間、インターネット40を介して届出を送信したが失敗したため、届出を郵送する。
【0047】
算出した期限が所定期間zよりも小さい場合(図13ステップS450、Yes)、送信タイミング判定部16は、表示部13に提出期限が所定期間zより小さいことを通知するメッセージを出力する(図13ステップS480)。そして、期限待ちフラグ68を「1」から「0」に変更する。すなわち、期限がまぢかに迫っているため、郵送でも間に合わないと判断し、直接届出を持ち込むよう通知する。
【0048】
送信タイミング判定処理が終了すると、制御部12は、異動届データファイルの送信要求フラグ69が「1」か否かを判定する。送信要求フラグ69が「1」の場合(図10ステップS150、Yes)、送信部17は、送信処理を行う(図10ステップS160)。
【0049】
図14のフローチャートを参照して、送信処理の動作を詳細に説明する。送信部17は、宛先バッファにセットされている宛先に送信バッファにセットされているデータをインターネット40を介して送信する(図14ステップS500)。送信エラーがなかった場合(図14ステップS510、No)、異動判断部14は、届出を行った個人情報に対応する個人情報ファイル21の個人情報を更新する(図14ステップS520)。具体的には、図9に示す異動届でファイルの関連事象61の「転出」および「転入」の届出が完了した場合、個人情報ファイル21の国民背番号「123456」のx氏の住所「東京都世田谷区**町○番地」を「東京都千代田区×××○番地」に更新する。送信部17は、送信を行ったデータに対応する異動届でファイルの送信要求フラグ69を「1」から「2」に変更する。
【0050】
送信エラーがあった場合(図14ステップS510、Yes)、送信部17は、表示部13に送信エラーを通知するメッセージを表示し、エラー情報をプリントする(図ステップS540)。
【0051】
送信タイミング判定部16と送信部17は、このような動作を、異動届ファイル26に登録されている異動届データファイルの提出期限65全てに対して繰り返す(図10ステップS140〜S170)。
【0052】
異動届処理装置10が、たとえば、届け先30にインターネット40を介して異動届を送信した場合、届け先30の受信部33は、異動届を受信する。処理部34は、暗号化されている個人情報の暗号を解読する。処理部34は、解読した個人情報データを受信したプリント形式に対応させて届出を作成しプリントアウトして届出を受理する。
【0053】
このように本実施の形態では、異動判断部14は、国民背番号毎に個人情報が記憶されている個人情報ファイル21の中から、入力部11から入力された異動情報に含まれる国民背番号に対応する個人情報を検索し、検索した個人情報と異動情報の変更内容とを比較し、異動事象テーブル22に基づき個人情報の変更項目を判断する。異動データ分類/編集部15は、異動事象テーブル22と関連事象テーブル23と届け先情報ファイル24から変更項目に必要な届出および届け先を検索するとともに異動事象と国民背番号に対応する個人情報ファイル21内の個人情報から届出に必要なデータを検索する。そして、これら検索したデータに基づき届け先に関する情報および届出に必要なデータの情報である異動届データファイルを生成する。これにより、操作者は、異動情報と国民背番号と個人情報の変更内容のみを入力するだけで、自動的に個人情報の変更に対する必要な届出および提出先が生成されるため、事務処理の作業効率を高め、人為的ミスを無くすことができる。
【0054】
また、送信タイミング判定部16は、異動届データファイルに記憶されている提出期限65が所定期間xから所定期間y内の場合に異動届処理装置10がインターネット40を介して所定の届け先に届出を提出し、所定期間yから所定期間z内の場合には、郵送で届出を行うように通知し、届出期限が所定期間zより迫っている場合、直接届けるなどの通知を行うようにしているため、所定の届出を提出期限内に提出することができる。
【0055】
さらに、送信タイミング判定部16は、届出に必要な個人情報を暗号化するようにしているため、個人情報のセキュリティー面で安全である。
【0056】
なお、本実施の形態では、個人識別情報として国民背番号を例にあげて説明したが、個人識別情報は、たとえば、社員番号など個人情報ファイル21の個人情報を特定可能なものであればよい。
【0057】
また、国民背番号が導入された場合、金融機関、生命保険会社などへの変更届や、所得税、地方税、社会保険事務など様々な届出に対応することが可能である。
【0058】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明によれば、異動判断部は、個人識別情報毎に個人情報が記憶されている個人情報ファイルの中から、入力部11から入力された異動情報に含まれる個人識別情報に対応する個人情報を検索し、検索した個人情報と異動情報の変更内容とを比較し、事象テーブルに基づき個人情報の変更項目を判断する。異動データ分類/編集部は、事象テーブルと届け先情報ファイルから変更項目に必要な届出および届け先を検索するとともに異動事象と個人識別情報に対応する個人情報ファイル内の個人情報から届出に必要なデータを検索する。そして、これら検索したデータに基づき届け先に関する情報および届出に必要なデータの情報である異動届データファイルを生成する。そして、送信部は、作成された異動情報データファイルに基づき、必要な届出を所定の届け先に送信するようにしているため、事務処理の作業効率を上げ、人為的ミスを無くすことができる。
【0059】
つぎの発明によれば、事象テーブルは、異動事象項目が登録されている異動事象テーブルと、異動事象テーブルに対応して必要な届出の種類が登録されている関連事象テーブルとで構成するようにしているため、入力された異動情報から必要な届出を検索する処理を高速化することができる。
【0060】
つぎの発明によれば、送信タイミング判定部は、異動情報ファイルに記憶されている提出期限が所定期間内になった場合に異動届データファイルに基づいて所定の届け先に届出を送信する制御を行うようにしているため、届出に必要な情報の修正が発生した場合にも対応することが可能であり、届出後の修正を削減することができる。
【0061】
つぎの発明によれば、送信タイミング判定部は、複数の届け先に対応する届出の形式をプリント形式ファイルに記憶しておき、所定の届け先に対して届出に必要な情報とその届出のプリント形式を付加するようにしているため、届け先に対応した形式で届出を提出することができる。
【0062】
つぎの発明によれば、送信タイミング判定部は、届出を送信する場合、届出に必要な個人情報を暗号化するようにしているため、個人情報のセキュリティー面で安全である。
【0063】
つぎの発明によれば、異動判断部は、届出の送信が完了した場合、前記個人識別情報に対応した個人情報の変更内容について個人情報ファイルを更新するようにしているため、常に届出先と同一の個人情報を有することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明にかかる異動届処理装置の構成および運用の一例を示すブロック図である。
【図2】個人情報ファイルの内容を示す図である。
【図3】異動事象テーブルの内容を示す図である。
【図4】関連事象テーブルの内容を示す図である。
【図5】届け先情報ファイルの内容を示す図である。
【図6】異動届データファイルの内容を示す図である。
【図7】異動情報の内容を示す図である。
【図8】異動判断部が検索した差異の一例を示す図である。
【図9】異動届データファイルの内容を示す図である。
【図10】この発明にかかる異動届処理装置の動作を説明するためのフローチャートである。
【図11】この発明にかかる異動届処理装置の異動判断部の動作を説明するためのフローチャートである。
【図12】この発明にかかる異動届処理装置の異動データ分類/編集部の動作を説明するためのフローチャートである。
【図13】この発明にかかる異動届処理装置の送信タイミング判定部の動作を説明するためのフローチャートである。
【図14】この発明にかかる異動届処理装置の送信部の動作を説明するためのフローチャートである。
【符号の説明】
10 異動届処理装置、11 入力部、12 制御部、13 表示部、14 異動判断部、15 異動データ分類/編集部、16 送信タイミング判定部、17 送信部、20 記憶部、21 個人情報ファイル、22 異動事象テーブル、23 関連事象テーブル、24 届け先情報ファイル、25 プリント形式ファイル、26 異動届ファイル、30,31,32 届け先、33 受信部、34 処理部、40 インターネット、50 国民背番号、51,60 異動事象、52 期限、53 編集コード、54、63 届け先、55 事象、61 関連事象、62 自動フラグ、64 送信アドレス、65 提出期限、66 pコード、67 データ番号、68 期限待ちフラグ、69 送信要求フラグ。
Claims (6)
- 個人情報に変更が生じた場合に必要な1もしくは複数の届出を作成し、所定の届け先に提出する異動届処理装置において、
個人識別情報毎に前記個人情報を記憶する個人情報ファイルと、
前記個人情報の変更により発生する複数の届出を記憶する事象テーブルと、
前記届出を提出する届け先情報を記憶する届け先情報ファイルと、
変更が生じた異動事象およびその変更内容と個人識別情報とを含む異動情報を入力する入力部と、
前記入力された異動情報に含まれる個人識別情報に対応する個人情報ファイル内の個人情報と前記入力された異動情報に含まれる変更内容とを比較し、前記事象テーブルに基づき前記個人情報の変更項目を判断する異動判断部と、
前記事象テーブルと前記届け先情報ファイルから前記変更項目に必要な届出および届け先を検索するとともに前記異動事象と前記個人識別情報に対応する個人情報ファイル内の個人情報から届出に必要なデータを検索し、これら検索データに基づき届け先に関する情報および届出に必要なデータを有する異動届データファイルを生成する異動データ分類/編集部と、
前記異動届データファイルの情報に基づいて、前記届出を所定の届け先に送信する送信部と、
を備えたことを特徴とする異動届処理装置。 - 前記事象テーブルは、
前記異動事象の項目が登録されている異動事象テーブルと、
前記異動事象に対応して必要な届出の種類が登録されている関連事象テーブルと、
を備えることを特徴とする請求項1に記載の異動届処理装置。 - 前記異動届データファイルに基づいて所定の届け先に届出を送信する時期を判定する送信タイミング判定部をさらに備え、
前記送信タイミング判定部は、前記異動情報ファイルに記憶されている提出期限が所定期間内になった場合、前記異動届データファイルに基づいて所定の届け先に届出を送信する制御を行うことを特徴とする請求項1または2に記載の異動届処理装置。 - 前記複数の届出に対応する届出の形式を記憶するプリント形式ファイルをさらに備え、前記送信タイミング判定部は、所定の届け先に対して届出に必要な情報と該届出の形式を送信時に付加することを特徴とする請求項1〜3に記載の異動届処理装置。
- 前記送信タイミング判定部は、前記届出を送信する場合、届出に必要な前記個人情報を暗号化することを特徴とする請求項1〜4に記載の異動届処理装置。
- 前記異動判断部は、前記届出の送信が完了した場合、前記個人識別情報に対応した個人情報の変更内容について個人情報ファイルを更新することを特徴とする請求項1〜5に記載の異動届処理装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002187849A JP2004030391A (ja) | 2002-06-27 | 2002-06-27 | 異動届処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2004030391A true JP2004030391A (ja) | 2004-01-29 |
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| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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| JP2002187849A Pending JP2004030391A (ja) | 2002-06-27 | 2002-06-27 | 異動届処理装置 |
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| Country | Link |
|---|---|
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Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100689482B1 (ko) * | 2005-02-28 | 2007-03-02 | 삼성전자주식회사 | 무선 통신 시스템에서 다중 무선 회로 적용 장치 및 방법 |
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| JP2007323452A (ja) * | 2006-06-02 | 2007-12-13 | Pfu Ltd | 個人情報の管理システム |
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-
2002
- 2002-06-27 JP JP2002187849A patent/JP2004030391A/ja active Pending
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