JP2004029165A - メロディ生成方法、そのシステム及びそのプログラム、並びに音楽配信サービス方法及びそのシステム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】演奏データ解析部104が、演奏データの各音を抽出し、抽出した各音の時間を測定し、抽出した各音の周波数に基づいて各音のパターンデータを生成する。データ比較部105は、生成された各音のパターンデータと音符パターンデータ格納DB114内の音符パターンデータとを比較することにより、各音の音程及び楽器の種類を識別する。音符データ合成部106は、各音の時間、音程及び楽器の種類の要素から、各音を演奏する楽器や各音の高低及び長短を示す音符データに各音を置き換えるとともに、置き換えた各音の音符データを合成する。
【選択図】 図2
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、携帯端末の着信メロディ用などの音楽データを生成するメロディ生成方法、メロディ生成システム及びメロディ生成用プログラム、並びに生成した着信メロディ用の音楽データをユーザの携帯端末に提供する音楽配信サービス方法及び音楽配信サービスシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、携帯電話の着信メロディのコンテンツをユーザに提供するコンテンツ業者は、着信メロディを生成する基となる楽曲(音楽)を選択する。そして、コンテンツ業者は、選択した楽曲のCDなどを着信メロディの作成者(マニュピレータ、ミュージシャン)に渡して、着信メロディの音楽データの作成を依頼する。
【0003】
着信メロディの作成者は、絶対音感(楽音の高さを他のものと比較によらずに識別する能力)を持っているような人である。絶対音感を持っている作成者は、渡された楽曲を耳で聞いて、楽曲のメロディの音程や和音、楽曲で使われている楽器の種類などを聞き取る。そして、作成者は、聞き取った楽曲のディジタル音楽データを手入力でパーソナルコンピュータなどにタイプインして、和音の着信メロディ用のディジタル音楽データを作成する。作成者は、作成した着信メロディ用の音楽データのファイルをコンテンツ業者に渡す。
【0004】
コンテンツ業者は、着信メロディの作成者が作成した着信メロディ用の音楽データのファイルをサーバに登録する。ユーザは、携帯電話でコンテンツ業者のサーバにアクセスし、好みの楽曲の音楽データのファイルをサーバからダウンロードして取得する。そして、ユーザは、取得した音楽データを携帯電話の着信メロディとして使用する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
以上のように、従来の方法では、コンテンツ業者は、ユーザに配信する和音の着信メロディ用の音楽データを、着信メロディの作成者に生成させていた。このような場合、着信メロディ用の音楽データの生成に時間と労力がかかってしまう。
【0006】
また、従来の方法では、ユーザは、コンテンツ業者側で選択され生成された楽曲の音楽データしかダウンロードすることができなかった。従って、ユーザは、自分で作曲したオリジナルの楽曲や、コンテンツ業者から提供されていない既存の楽曲(例えば、あまり流行っていない楽曲)の音楽データをサーバからダウンロードして取得することができない。このため、ユーザは、そのような楽曲の音楽データを着信メロディとして利用することができなかった。
【0007】
一方、ユーザは、直接、携帯電話のボタンを操作して手入力で着信メロディ用の音楽データを携帯電話に入力することも可能である。この場合、ユーザは、自分で作曲した楽曲などの音楽データを携帯電話に入力して、その音楽データを着信メロディとして利用することができる。しかし、携帯電話をボタン操作して音楽データを入力するのはユーザにとって面倒である。また、音楽データを携帯電話に入力するためには、ユーザは音楽データのメロディの音符(音程)を認識しなければならず、楽譜(譜面)が読めるなどの特殊な能力も必要となる。
【0008】
また、ユーザが自分で作曲したオリジナルの楽曲などを着信メロディとして利用するための専用のソフトウェアやインターネット上のサイトが提供されている。このようなソフトウェアやサイトをユーザが使用する場合、ユーザは、パーソナルコンピュータの画面上に表示される5線譜に音符や記号を置いていくだけで、着信メロディ用の楽曲を作曲して演奏することができる。
【0009】
このようにして作曲された楽曲の音楽データは、ソフトウェアなどによって、ユーザの持っている携帯電話の機種に応じたファイル形式のデータ(mld形式など)に変換される。そして、ファイル変換された音楽データは、ケーブルを介してパーソナルコンピュータから携帯電話に転送され、またはサーバからインターネットを介してダウンロードされて、携帯電話内に入力される。
【0010】
しかし、パーソナルコンピュータを持っていないユーザは、オリジナルの着信メロディを作曲するための専用のソフトウェアやサイトを利用することができない。また、ユーザが画面上の5線譜に音符や記号などを記入して希望のメロディを作曲するためには、ある程度、楽譜が読めるなどの能力も必要となる。
【0011】
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、人手を介さずに、短時間かつ容易にメロディを生成することができるメロディ生成方法、メロディ生成システム及び音楽生成プログラムを得ることを目的とする。
【0012】
また、本発明は、専用のソフトウェアなどを使用することなく、ユーザが自分で作曲したオリジナルの楽曲やCDなどの楽曲を着信メロディ用の音楽データとして手軽に取得することができる音楽配信サービス方法及び音楽配信サービスシステムを得ることを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
以上の目的を達成するため、本発明のメロディ生成方法は、所定の楽曲の演奏データを入力し、入力した演奏データの各音を抽出し、抽出した各音の時間を測定し、抽出した各音の周波数に基づいて、各音の音程及び楽器の種類を識別し、測定した各音の時間と識別した各音の音程及び楽器の種類の要素から、各音を演奏する楽器や各音の高低及び長短を示す音符データに各音を置き換えるとともに、置き換えた各音の音符データを合成する。
【0014】
抽出した各音の周波数を数値化したパターンデータを生成し、生成した各音のパターンデータと、標準的な楽器による音階の音の周波数を数値化した音符パターンデータとを比較して、パターンが似ているかどうかについて判断し、最も似ている音符パターンデータから、パターンデータの音程及び楽器の種類を識別するようにしてもよい。このような構成によれば、確実に演奏データに含まれる各音の音程及び楽器の種類を識別することができ、生成される音楽データにおける演奏データの再現性が向上する。
【0015】
合成された音符データを携帯端末の着信メロディに適したファイル形式に変換して着信メロディ用の音楽データを生成するようにしてもよい。このような構成によれば、データが自動的にファイル変換されるため、着信メロディ用の音楽データを提供するコンテンツ業者にとって労力が一層軽減される。
【0016】
抽出した音が和音である場合には、和音のパターンデータを和音を構成する複数の音のパターンデータに分解し、分解した複数の音のパターンデータと音符パターンデータとをそれぞれ比較して、パターンが似ているかどうかについて判断し、最も似ている音符パターンデータから、複数の音のパターンデータの音程及び楽器を識別するように構成してもよい。このような構成によれば、演奏データ中に和音を含んでいたとしても、和音の着信メロディを容易かつ確実に生成することができる。
【0017】
演奏データの演奏に使われている楽器の種類に関するデータを入力し、各音のパターンデータと、楽器の種類に関するデータで指定された楽器についての音符パターンデータとを比較するようにしてもよい。このような構成によれば、パターン比較の処理効率が向上し、処理時間の短縮等と図ることができる。
【0018】
また、本発明のメロディ生成システムは、所定の楽曲の演奏データを入力する演奏データ入力手段と、演奏データ入力手段によって入力された演奏データの各音を抽出し、抽出した各音の時間を測定し、抽出した各音の周波数に基づいて各音の音程及び楽器の種類を識別する演奏データ処理手段と、演奏データ処理手段によって取得された各音の時間、音程及び楽器の種類の要素から、各音を演奏する楽器や各音の高低及び長短を示す音符データに各音を置き換えるとともに、置き換えた各音の音符データを合成する音符データ合成手段とを備えた。
【0019】
演奏データ処理手段は、演奏データ入力手段によって入力された演奏データの各音を抽出し、抽出した各音の時間を測定し、抽出した各音の周波数を数値化したパターンデータを生成する演奏データ解析手段と、演奏データ解析手段によって生成された各音のパターンデータと、標準的な楽器による音階の音の周波数を数値化した音符パターンデータとを比較して、パターンが似ているかどうかについて判断し、最も似ている音符パターンデータから、パターンデータの音程及び楽器の種類を識別するデータ比較手段とを備えた構成としてもよい。このような構成によれば、確実に演奏データに含まれる各音の音程及び楽器の種類を識別することができ、生成される音楽データにおける演奏データの再現性が向上する。
【0020】
音符データ合成手段によって合成された音符データを携帯端末の着信メロディに適したファイル形式に変換して着信メロディ用の音楽データを生成するファイル変換手段を備えるように構成してもよい。このような構成によれば、データが自動的にファイル変換されるため、着信メロディ用の音楽データを提供するコンテンツ業者にとって労力が一層軽減される。
【0021】
演奏データ解析手段によって抽出された音が和音である場合、演奏データ解析手段は、和音のパターンデータを和音を構成する複数の音のパターンデータに分解し、データ比較手段は、演奏データ解析手段によって分解された複数の音のパターンデータと音符パターンデータとをそれぞれ比較して、パターンが似ているかどうかについて判断し、最も似ている音符パターンデータから、複数の音のパターンデータの音程及び楽器を識別するように構成してもよい。このような構成によれば、演奏データ中に和音を含んでいたとしても、和音の着信メロディを容易かつ確実に生成することができる。
【0022】
演奏データの演奏に使われている楽器の種類に関するデータを入力するデータ入力手段を備え、データ比較手段は、各音のパターンデータと、楽器の種類に関するデータで指定された楽器についての音符パターンデータとを比較するように構成してもよい。このような構成によれば、パターン比較の処理効率が向上し、処理時間の短縮等と図ることができる。
【0023】
また、本発明のメロディ生成用プログラムは、入力された演奏データの各音を抽出し、抽出した各音の時間を測定し、抽出した各音の周波数に基づいて各音の音程及び楽器の種類を識別する演奏データ解析比較処理、及び測定した各音の時間と識別した各音の音程及び楽器の種類の要素から、各音を演奏する楽器や各音の高低及び長短を示す音符データに各音を置き換えるとともに、置き換えた各音の音符データを合成する音符データ合成処理をコンピュータに実行させる。
【0024】
演奏データ解析比較処理において、抽出した各音の周波数を数値化したパターンデータを生成し、生成した各音のパターンデータと、標準的な楽器による音階の音の周波数を数値化した音符パターンデータとを比較して、パターンが似ているかどうかについて判断し、最も似ている音符パターンデータから、パターンデータの音程及び楽器の種類を識別するようにしてもよい。このような構成によれば、確実に演奏データに含まれる各音の音程及び楽器の種類を識別することができ、生成される音楽データにおける演奏データの再現性が向上する。
【0025】
合成された音符データを携帯端末の着信メロディに適したファイル形式に変換して着信メロディ用の音楽データを生成するファイル変換処理をもコンピュータに実行させるようにしてもよい。このような構成によれば、データが自動的にファイル変換されるため、着信メロディ用の音楽データを提供するコンテンツ業者にとって労力が一層軽減される。
【0026】
抽出した音が和音である場合、データ比較処理において、和音のパターンデータを和音を構成する複数の音のパターンデータに分解し、分解した複数の音のパターンデータと音符パターンデータとをそれぞれ比較して、パターンが似ているかどうかについて判断し、最も似ている音符パターンデータから、複数の音のパターンデータの音程及び楽器を識別するようにしてもよい。このような構成によれば、演奏データ中に和音を含んでいたとしても、和音の着信メロディを容易かつ確実に生成することができる。
【0027】
データ比較処理において、入力されたデータから演奏データの演奏に使われている楽器の種類を認識し、各音のパターンデータと、認識した所定の楽器の種類についての音符パターンデータとを比較するようにしてもよい。このような構成によれば、パターン比較の処理効率が向上し、処理時間の短縮等と図ることができる。
【0028】
また、本発明の音楽配信サービス方法は、所定の楽曲の演奏データを入力し、入力した演奏データの各音を抽出し、抽出した各音の時間を測定し、抽出した各音の周波数に基づいて、各音の音程及び楽器の種類を識別し、測定した各音の時間と識別した各音の音程及び楽器の種類の要素から、各音を演奏する楽器や各音の高低及び長短を示す音符データに各音を置き換えるとともに、置き換えた各音の音符データを合成し、合成した音符データを携帯端末の着信メロディに適したファイル形式に変換して着信メロディ用の音楽データを生成し、生成した音楽データをデータベースに登録し、携帯端末からのダウンロード要求に応じて、登録された音楽データを、ダウンロード要求した携帯端末に転送する。
【0029】
抽出した各音の周波数を数値化したパターンデータを生成し、生成した各音のパターンデータと、標準的な楽器による音階の音の周波数を数値化した音符パターンデータとを比較して、パターンが似ているかどうかについて判断し、最も似ている音符パターンデータから、パターンデータの音程及び楽器の種類を識別するようにしてもよい。このような構成によれば、確実に演奏データに含まれる各音の音程及び楽器の種類を識別することができ、生成される音楽データにおける演奏データの再現性が向上する。
【0030】
携帯端末から通信ネットワークを通じて送信された録音要求に応じて、携帯端末から送られる演奏データを録音して、当該演奏データを入力するようにしてもよい。このような構成によれば、ユーザが自身で作曲したオリジナルの曲や着信メロディとして配信されていない曲の演奏についても、着信メロディ用の音楽データとして取得することができる。ユーザは曲を演奏等するだけで、音楽データを取得することができるので、楽譜を読めるなどの音楽的知識を必要とされることはない。
【0031】
抽出した音が和音である場合には、和音のパターンデータを和音を構成する複数の音のパターンデータに分解し、分解した複数の音のパターンデータと音符パターンデータとをそれぞれ比較して、パターンが似ているかどうかについて判断し、最も似ている音符パターンデータから、複数の音のパターンデータの音程及び楽器を識別するようにしてもよい。このような構成によれば、演奏データ中に和音を含んでいたとしても、和音の着信メロディを容易かつ確実に生成することができる。
【0032】
演奏データの演奏に使われている楽器の種類に関するデータを入力し、各音のパターンデータと、楽器の種類に関するデータで指定された楽器についての音符パターンデータとを比較するようにしてもよい。このような構成によれば、パターン比較の処理効率が向上し、処理時間の短縮等と図ることができる。
【0033】
また、本発明の音楽配信サービスシステムは、所定の楽曲の演奏データを入力する演奏データ入力手段と、演奏データ入力手段によって入力された演奏データの各音を抽出し、抽出した各音の時間を測定し、抽出した各音の周波数に基づいて各音の音程及び楽器の種類を識別する演奏データ処理手段と、演奏データ処理手段によって取得された各音の時間、音程及び楽器の種類の要素から、各音を演奏する楽器や各音の高低及び長短を示す音符データに各音を置き換えるとともに、置き換えた各音の音符データを合成する音符データ合成手段と、音符データ合成手段によって合成された音符データを携帯端末の着信メロディに適したファイル形式に変換して着信メロディ用の音楽データを生成するファイル変換手段と、ファイル変換手段によって生成された音楽データをデータベースに登録するデータ登録手段と、携帯端末からのダウンロード要求に応じて、データベースに登録された音楽データを、ダウンロード要求した携帯端末に転送するデータ転送手段とを備えた。
【0034】
演奏データ処理手段は、演奏データ入力手段によって入力された演奏データの各音を抽出し、抽出した各音の時間を測定し、抽出した各音の周波数を数値化したパターンデータを生成する演奏データ解析手段と、演奏データ解析手段によって生成された各音のパターンデータと、標準的な楽器による音階の音の周波数を数値化した音符パターンデータとを比較して、パターンが似ているかどうかについて判断し、最も似ている音符パターンデータから、パターンデータの音程及び楽器の種類を識別するデータ比較手段とを備えた構成としてもよい。このような構成によれば、確実に演奏データに含まれる各音の音程及び楽器の種類を識別することができ、生成される音楽データにおける演奏データの再現性が向上する。
【0035】
演奏データ入力手段は、携帯端末から通信ネットワークを通じて送信された録音要求に応じて、携帯端末から送られる演奏データを録音して、当該演奏データを入力するように構成してもよい。このような構成によれば、ユーザが自身で作曲したオリジナルの曲や着信メロディとして配信されていない曲の演奏についても、着信メロディ用の音楽データとして取得することができる。また、ユーザは曲を演奏等するだけで、音楽データを取得することができるので、楽譜を読めるなどの音楽的知識を必要とされることはない。
【0036】
演奏データ解析手段によって抽出された音が和音である場合には、演奏データ解析手段は、和音のパターンデータを和音を構成する複数の音のパターンデータに分解し、データ比較手段は、演奏データ解析手段によって分解された複数の音のパターンデータと音符パターンデータとをそれぞれ比較して、パターンが似ているかどうかについて判断し、最も似ている音符パターンデータから、複数の音のパターンデータの音程及び楽器を識別するように構成してもよい。このような構成によれば、演奏データ中に和音を含んでいたとしても、和音の着信メロディを容易かつ確実に生成することができる。
【0037】
演奏データの演奏に使われている楽器の種類に関するデータを入力するデータ入力手段を備え、データ比較手段は、各音のパターンデータと、楽器の種類に関するデータで指定された楽器についての音符パターンデータとを楽器毎及び音階毎に比較するように構成してもよい。このような構成によれば、パターン比較の処理効率が向上し、処理時間の短縮等と図ることができる。
【0038】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の一形態を図面を参照して説明する。
実施の形態1.
図1は、本発明の音楽配信サービスシステムの実施の形態1の構成を示すブロック図である。図1に示す構成において、音楽データ生成装置1は、CDなどに記録された楽曲の演奏データを入力し、入力した演奏データから着信メロディ用のディジタルの音楽データを自動的に生成する装置である。音楽データ生成装置1は、パーソナルコンピュータなどの情報処理装置で構成される。また、音楽データ生成装置1は、着信メロディ用の音楽データをユーザに提供するコンテンツ業者によって設置される。
【0039】
音楽データ生成装置1は、インターネットやLAN、専用線などを介して事業者管理サーバ2に接続されている。音楽データ生成装置1は、自動的に生成した着信メロディ用の音楽データのデータファイルをインターネットなどを介して事業者管理サーバ2に送信する。
【0040】
事業者管理サーバ2は、本発明の音楽配信サービスを利用するユーザが携帯電話6を用いてアクセスするサイトをインターネット上に提供する。事業者管理サーバ2は、サイトで受け付けたユーザからの要求に応じて、着信メロディデータベース(以下、着信メロディDBという)3に登録された着信メロディ用の音楽データをユーザの携帯電話6に配信する。
【0041】
事業者管理サーバ2は、インターネット、通信事業者ゲートウェイ4、無線パケット網5及び基地局(図示せず)を介して携帯電話6と接続される。また、事業者管理サーバ2は、インターネットなどを介して音楽データ生成装置1と接続されている。事業者管理サーバ2は、音楽データ生成装置1からインターネットなどを介して送信された着信メロディ用の音楽データのデータファイルを着信メロディDB3に格納して登録する。
【0042】
着信メロディDB3は、音楽データ生成装置1によって生成された着信メロディ用の音楽データを格納する。通信事業者ゲートウェイ4は、インターネットと無線パケット網5との通信データのプロトコル変換などを実行する。通信事業者ゲートウェイ4は、通信事業者によって設置される。
【0043】
携帯電話6は、ユーザが備えた、メロディを着信音として利用することができる着信メロディ機能付きの携帯電話機である。携帯電話6は、インターネット経由で電子メールを送受信するメール送受信機能や、インターネット上に提供されているサイトにアクセスして閲覧するブラウザ機能などを備えている。図1に示すように、携帯電話6は、電子メールの送受信、サイト接続、データのダウンロードなどを行う際には、基地局を介して無線パケット網5に接続する。
【0044】
図2は、音楽データ生成装置の内部構成を示すブロック図である。図2に示すように、音楽データ生成装置1は、制御部101、演奏データ入力部102、データ入力部103、演奏データ解析部104、データ比較部105、音符データ合成部106、ファイル変換部107、通信部108、データ格納部109、演奏データ格納部110、音符データ格納部111、合成音符データ格納部112、プログラム記憶部113、音符データ格納データベース(以下、音符データ格納DBという)114及び音楽データファイル格納データベース(以下、音楽データファイル格納DBという)115を備えている。
【0045】
図2に示す構成において、制御部101は、音楽データ生成装置1内の各部の動作を制御する。演奏データ入力部102は、CDやMDなどに記録された楽曲の演奏データを入力し、入力した演奏データを演奏データ格納部110に格納する。なお、演奏データ入力部102は、例えばCD−ROMドライブやMDドライブなどで構成される。データ入力部103は、入力される演奏データの演奏に使われている楽器の種類を指定するデータを入力し、入力したデータをデータ格納部109に格納する。
【0046】
演奏データ解析部104は、演奏データ格納部110に格納された演奏データを読み出し、読み出した演奏データの各音(一つ一つの音)の波形を抽出する。このとき、各音が和音(二つ以上の高さの異なる音が同時にひびいたときに合成される音)になっている場合においても、和音の波形が一つの音として抽出される。また、演奏データ解析部104は、演奏データの各音の鳴っている時間及び音の鳴っていない時間なども計測する。演奏データ解析部104は、抽出した各音の波形の周波数を分析して、各音の波形をパターンデータに変換する。
【0047】
データ比較部105は、演奏データ解析部104によって変換された演奏データの各音のパターンデータと、音符パターンデータ格納DB114に予め格納されている各楽器及び各音階(音の高低)に対応した音符パターンデータとを比較(マッチング)する。そして、データ比較部105は、比較結果に基づいて、各音の音程及び各音を演奏する(鳴らす)楽器を識別する。
【0048】
ここで、各音が和音になっている場合、データ比較部105は、和音のパターンデータを和音を構成する複数の音のパターンデータに分解する。そして、データ比較部105は、分解した複数の音のパターンデータと、音符パターンデータとをそれぞれ比較する。データ比較部105は、その比較結果に基づいて、和音を構成する複数の音の音程及び複数の音を演奏する楽器を識別する。
【0049】
音符データ合成部106は、演奏データ解析部104によって計測された各音の時間から、楽曲のテンポや各音の長さ(4部音符、8部音符、16部音符など)などを認識する。また、音符データ合成部106は、データ比較部105によって識別された各音の音程及び各音を鳴らす楽器を認識する。そして、音符データ合成部106は、楽曲のテンポや、各音の長さ、音程、楽器に基づいて、各音を演奏する楽器や各音の高低及び長短を示す音符データを音符データ格納部111から抽出する。音符データ合成部106は、抽出した各音の音符データをつなぎ合わせて合成し、合成音符データを生成する。音符データ合成部106は、生成した合成音符データを合成音符データ格納部112に記憶する。
【0050】
なお、演奏データ解析部104、データ比較部105及び音符データ合成部106は、それぞれ、プログラム記憶部113に記憶された音楽データ生成用プログラムに基づいて各処理を実行する。
【0051】
ファイル変換部107は、音符データ合成部106によって合成された合成音符データを携帯電話の着信メロディに適合したファイル形式(例えば、mldファイル形式)に変換する。このように着信メロディ用のファイル形式に変換されたデータを音楽データという。ファイル変換部107は、ファイル変換して生成した着信メロディ用の音楽データのファイルを音楽データファイル格納DB115に格納する。
【0052】
通信部108は、インターネットやLANなどと接続され、インターネットなどを通じてデータ通信を行う。データ格納部109は、データ入力部103から入力された楽器の種類に関するデータを格納する。演奏データ格納部110は、演奏データ入力部102から入力された演奏データを格納する。音符データ格納部111は、音符データ合成部106によって抽出される音符データを格納する。合成音符データ格納部112は、音符データ合成部106によって生成された合成音符データを格納する。プログラム記憶部113は、演奏データ解析部104、データ比較部105及び音符データ合成部106の処理動作を制御するための音楽データ生成用プログラムを記憶する。なお、データ格納部109、演奏データ格納部110、音符データ格納部111、合成音符データ格納部112及びプログラム記憶部113は、例えばハードディスクなどの記憶装置で構成される。
【0053】
音符パターンデータ格納DB114は、標準的な楽器による音階の音の周波数を数値化してパターン化した音符パターンデータを格納するデータベースである。図3は、音符パターンデータの一例を示す図である。図3(A)は、「ピアノ」の(ド)の音符パターンデータを示しているとする。図3(B)は、「ピアノ」の(レ)の音符パターンデータを示しているとする。図3(C)は、「ギター」の(レ)の音符パターンデータを示しているとする。図3(D)は、「ギター」の(ミ)の音符パターンデータを示しているとする。
【0054】
図3に示す音符パターンデータは、縦軸を音の波形の周波数(f)とし、横軸を時間(t)としてパターン化されたデータである。実際には、音は波形として表されるが、図3に示すように、音の波形の周波数成分を抽出してパターン化することにより、楽器毎の音の特徴を形としてとらえることが可能となる。図3に示すように、「ピアノ」の音符パターンデータは台形に近い形となり、「ギター」の音符パターンデータは半楕円形に近い形となる。
【0055】
このように、音の波形を周波数成分でパターン化することにより、楽器毎の音の特徴を形としてとらえることができるのは、次のような理由による。一般に、楽器の音は、その音の高さ(音程)を主に決定する基本周波数の純音(基本波)と、その基本波の整数倍の周波数の純音(倍音)とが含まれている。音の音色は、倍音の有無や倍音の振幅の大きさによって変化する。このように、楽器によって音の音色が異なるのは、楽器の音に含まれている倍音の種類や倍音の振幅の大きさが異なるからである。例えば、「バイオリン」の音の波形はノコギリ状(ギザギザ)の波形であるが、バイオリンの音にはノコギリ状の波形となるようなバイオリン特有の倍音が含まれている。
【0056】
しかし、楽器の音の音色は、音に含まれる倍音だけで決定されるわけではなく、音の立ち上がりと音の消え方も音色に大きく影響する。従って、音の波形を周波数成分でパターン化することにより、音の立ち上がりと音の消え方の特徴が形として現れる。このため、音の波形を周波数成分でパターン化することにより、楽器毎の音の特徴を形としてとらえることができる。
【0057】
音楽データファイル格納DB115は、ファイル変換部107によって合成音符データがファイル変換されて生成された着信メロディ用のディジタルの音楽データのデータファイルを格納するデータベースである。
【0058】
次に、動作について説明する。
コンテンツ業者は、着信メロディを生成する基となる楽曲(音楽)を選択する。コンテンツ業者のオペレータ(作業者)は、選択されたCDなどに記録された楽曲の演奏データを音楽データ生成装置1内に入力する。CDなどに記録された楽曲の演奏データは、音楽データ生成装置1の演奏データ入力部102から入力され、演奏データ格納部110内に格納される。
【0059】
なお、演奏データは、wavファイル形式で演奏データ格納部110に格納される。音は空気圧力の変化として伝わる。このような圧力変化が電気信号に変換され、数値として記録されたものがwavファイル(波形ファイル)である。従って、演奏データは、波形データとして演奏データ格納部110に記録されたことになる。
【0060】
オペレータは、マウスなどの操作部(図示せず)を操作して、演奏データの演奏に使われている楽器の種類を指定し、楽器の種類に関するデータを入力する。楽器の種類に関するデータは、データ入力部103から入力され、データ格納部109内に格納される。次に、オペレータは、操作部を操作して、演奏データ格納部110に格納された演奏データから着信メロディ用の音楽データを生成する処理を実行する。
【0061】
図4は、音楽データの生成処理の動作を説明するためのフローチャートである。音楽データの生成処理が実行されると、演奏データ解析部104は、演奏データ格納部110に格納されている演奏データを読み出す(ステップA1)。演奏データ解析部104は、読み出した演奏データの各音の波形を抽出する(ステップA2)。このとき、各音が和音になっている場合も、和音の波形が一つの音として抽出される。また、演奏データ解析部104は、演奏データの各音の鳴っている時間及び音の鳴っていない時間などについても計測する。
【0062】
演奏データ解析部104は、抽出した各音の波形の周波数を分析する(ステップA3)。ここでは、演奏データ解析部104は、各音の波形の周波数を測定し、測定した周波数成分を数値化する。演奏データ解析部104は、数値化した波形の周波数(f)を縦軸に、また時間(t)を横軸にとってパターン化することにより、各音の波形からパターンデータを生成する(ステップA4)。図5(A)に、演奏データ解析部104によって生成されたパターンデータの例を示す。音は、周波数が高くなる程、音程も高くなる。従って、図5(A)に示すパターンデータの周波数方向の高さに応じて、音程(音の高さ)を判断することができる。
【0063】
データ比較部105は、オペレータによって予め指定された楽器の種類に関するデータをデータ格納部109から読み出す。そして、データ比較部105は、読み出した楽器の種類に関するデータに基づいて、パターンデータとの比較対象の音符パターンデータの楽器の種類を特定する。例えば、楽器の種類に関するデータとして、「ピアノ」と「ギター」が指定されている場合には、データ比較部105は、各音程の「ピアノ」と「ギター」の音符パターンデータをパターンデータの比較判断の対象と特定する。このように音符パターンデータの楽器の種類を予め特定することにより、データ比較部105は、音符パターンデータの楽器の種類を絞り込んで、次のようなデータ比較を行うことができる。
【0064】
データ比較部105は、演奏データ解析部104によって生成された演奏データの各音のパターンデータと、音符パターンデータ格納DB114に予め格納されている標準的な楽器による音階の音の周波数を数値化した音符パターンデータとを比較(マッチング)する(ステップA5)。そして、データ比較部105は、各音のパターンデータの周波数方向の高さ及びパターンの形が似ている音符パターンデータを選び出す。
【0065】
具体的には、図5(A)に示すような各音のパターンデータが演奏データ解析部104によって生成されると、データ比較部105は、楽器に関するデータから特定した楽器の種類、例えば「ピアノ」と「ギター」の各音程の音符パターンデータを音符パターンデータ格納DB114から読み出す。そして、データ比較部105は、各音のパターンデータの周波数方向の高さ及びパターンの形が似ている音符パターンデータを選び出す。
【0066】
このとき、パターンデータが和音である場合、データ比較部105は、和音のパターンデータを、その形から和音を構成する複数の音のパターンデータに分解する。そして、データ比較部105は、分解した複数の音のパターンデータの周波数方向の高さ及びパターンの形が似ている複数の音符パターンデータを選び出す。
【0067】
図5の例では、左の和音のパターンデータは、その形から「ギター」のパターンデータと「ピアノ」のパターンデータに分解される。「ギター」のパターンデータは、「ギター」の(レ)の音符パターンデータと似ていると判断される。また、「ピアノ」のパターンデータは、「ピアノ」の(ド)の音符パターンデータと似ていると判断される。従って、左の和音のパターンデータは、「ギター」の(レ)のパターンデータと「ピアノ」の(ド)のパターンデータとを組み合わせた和音のパターンデータであると判断される。
【0068】
また、真中の音のパターンデータは、「ピアノ」の(レ)の音符パターンデータと似ているため、「ピアノ」の(レ)のみのパターンデータであると判断される。さらに、右の和音のパターンデータは、その形から「ギター」のパターンデータと「ピアノ」のパターンデータに分解される。「ギター」のパターンデータは、「ギター」の(ミ)の音符パターンデータと似ていると判断される。また、「ピアノ」のパターンデータは、「ピアノ」の(レ)の音符パターンデータと似ていると判断される。従って、左の和音のパターンデータは、「ギター」の(ミ)のパターンデータと「ピアノ」の(レ)のパターンデータとを組み合わせた和音のパターンデータであると判断される。
【0069】
このように、各音のパターンデータと似ている音符パターンデータの周波数方向の高さ及びパターンの形から、それぞれ各音のパターンデータの音程及び楽器の種類が識別される。音符データ合成部106は、演奏データ解析部104によって計測された各音の時間から、楽曲のテンポや各音の長さ(4部音符、8部音符、16部音符など)などを認識する。また、音符データ合成部106は、データ比較部105によって識別された各音の音程及び各音を演奏する楽器の種類を認識する。
【0070】
そして、音符データ合成部106は、楽曲のテンポや、各音の長さ、音程、楽器に基づいて、各音を演奏する楽器や各音の高低及び長短を示す最も近似した音符データを音符データ格納部111から抽出する。そして、音符データ合成部106は、抽出した音符データの音の強さ(ボリューム)などを調整するとともに、各音の音符データをつなぎ合わせて合成し、合成音符データを生成する(ステップA6)。このように、演奏データの各音が音符データに置き換えられることにより、演奏データが正規化されたことになる。音符データ合成部106は、生成した合成音符データを合成音符データ格納部112に格納する。
【0071】
音符データ及び合成音符データは、midファイル形式(MIDI(Musical Instrument Digital Interface)のファイル形式)のデータである。midファイル形式のデータは、楽譜の演奏情報、すなわち演奏する楽器の種類、演奏する音程(音の高さ)、演奏の長さ、音の強さなどの情報として記録される。
【0072】
ファイル変換部107は、合成音符データ格納部112に格納されたmidファイル形式の合成音符データを、着信メロディのファイル形式(例えば、mldファイル形式)に適合するようにファイル変換を実行して、着信メロディ用の音楽データを生成する。ファイル変換部107は、生成した着信メロディ用の音楽データのファイルを音楽データファイル格納DB115に格納する。
【0073】
制御部101は、音楽データファイル格納DB115に格納されている着信メロディ用の音楽データのファイルを読み出し、読み出した音楽データのファイルを通信部108を介して事業者管理サーバ2に送信する。
【0074】
事業者管理サーバ2は、音楽データ生成装置1から送信された着信メロディ用の音楽データのファイルを受信すると、受信した音楽データのファイルを着信メロディDB3に格納して登録する。
【0075】
ユーザは、着信メロディ用の音楽データをダウンロードしたい場合、事業者管理サーバ2がインターネット上に提供しているサイトにアクセスする。そして、ユーザは、サイト上で着信メロディ用の音楽データのダウンロードを要求する。事業者管理サーバ2は、ユーザからの着信メロディ用の音楽データのダウンロード要求を受けると、要求された音楽データのファイルを着信メロディDB3から読み出す。そして、事業者管理サーバ2は、読み出した音楽データのファイルを通信事業者ゲートウェイ4及び無線パケット網5を介してユーザの携帯電話6に転送する。
【0076】
携帯電話6は、事業者管理サーバ2から転送された音楽データのファイルを受信し保存する。携帯電話6において、ダウンロードされた音楽データは、着信の際の着信メロディを記憶する記憶部に記憶される。従って、ユーザは、電話やメールの着信時に、事業者管理サーバ2から配信された着信メロディ用の音楽データを着信音として活用することができる。
【0077】
以上のように、本実施の形態では、演奏データ解析部104が、演奏データの各音を抽出し、抽出した各音の時間を測定し、抽出した各音の周波数に基づいて各音のパターンデータを生成する。そして、データ比較部105は、演奏データ解析部104によって生成された各音のパターンデータと音符パターンデータ格納DB114に格納された音符パターンデータとを比較することにより、各音の音程及び楽器の種類を識別する。音符データ合成部106は、各音の時間、音程及び楽器の種類の要素から、各音を演奏する楽器や各音の高低及び長短を示す音符データに各音を置き換えるとともに、置き換えた各音の音符データを合成する。
【0078】
このような構成によれば、自動的に演奏データからメロディを生成することが可能となる。従って、絶対音感を持った着信メロディの作成者などの人手を介さずに、様々な楽曲の演奏データから着信メロディを生成することが可能となる。コンテンツ業者にとっては、着信メロディ用の音楽データの生成にかかる時間や労力を削減することができることになる。
【0079】
また、演奏データの各音が音符データに置き換えられるので、最終的に得られるメロディのデータは正規化されたものとなる。従って、雑音成分などを含まないデータを得ることができる。また、音符データは、音符すなわち音の音程、長さなどをコード化したものであるため、データ容量が小さくなる。ネットワークを介して携帯電話6に配信される着信メロディ用のデータに適している。
【0080】
また、音が和音であった場合でも、データ比較部105は、和音のパターンデータを和音を構成する複数の音のパターンデータに分解し、分解した複数の音のパターンデータと音符パターンデータとをそれぞれ比較して、パターンが似ているかどうかについて判断する。そして、データ比較部105は、パターンデータと最も似ている音符パターンデータに基づいて、複数の音のパターンデータの音程及び楽器を識別する。このような構成によれば、演奏データ中に和音が含まれている場合でも、演奏データから和音のメロディを容易かつ確実に生成することができる。
【0081】
また、データ比較部105は、演奏データの演奏に使われている楽器の種類に関するデータに基づいて、音符パターンデータを絞り込んだ上で、パターン比較の処理を行う。従って、パターン比較の処理効率及び処理精度が一層向上し、その結果、音符データの生成処理の速度も向上させることが可能となる。
【0082】
なお、図4のステップA3の周波数分析の処理では、演奏データ解析部104は、演奏データの各音に含まれている倍音の種類や振幅の大きさを考慮していなかった。しかし、ステップA3の周波数分析の処理において、演奏データ解析部104は、演奏データの各音に含まれている倍音の種類などを抽出するように構成してもよい。このような構成によれば、演奏データ解析部104は、抽出した倍音の種類などを基に各音の演奏に使われている楽器の種類の特定することができるようになる。従って、各音の演奏に使われている楽器を一層確実に識別することができるようになる。
【0083】
実施の形態2.
実施の形態1では、コンテンツ業者によって選択された楽曲の演奏データから着信メロディ用の音楽データを生成し、ユーザの要求に応じて当該音楽データをユーザの携帯電話6に配信するように構成されていた。実施の形態2では、ユーザが作曲したオリジナルの楽曲の演奏データまたはユーザ自身が選択した既存の楽曲の演奏データから着信メロディ用の音楽データを生成し、生成した音楽データをユーザの携帯電話6に配信するように構成されている。
【0084】
図6は、本発明の音楽配信サービスシステムの実施の形態2の構成を示すブロック図である。図1に示す構成において、音楽データ生成サーバ1Aは、無線音声網7を介して携帯電話6との間で回線接続され、携帯電話6から送信されるユーザが作曲したオリジナルの楽曲の演奏データまたはユーザ自身が選曲したCDなどに記録された楽曲の演奏データを録音し、録音した演奏データから着信メロディ用の音楽データを自動的に生成するサーバである。音楽データ生成サーバ1Aは、着信メロディ用の音楽データをユーザに提供するコンテンツ業者によって設置される。
【0085】
音楽データ生成サーバ1Aは、インターネットやLAN、専用線などを介して事業者管理サーバ2に接続されている。音楽データ生成サーバ1Aは、自動的に生成した着信メロディ用の音楽データのデータファイルをインターネットなどを介して事業者管理サーバ2に送信する。音楽データ生成サーバ1Aの内部構成については、図2に示した音楽データ生成装置1の内部構成と略同様である。すなわち、音楽データ生成サーバ1Aは、図2に示した音楽データ生成装置1と同様に、音楽データ自動生成機能、ファイル変換機能、通信機能などを備えている。
【0086】
ユーザ登録データベース(以下、ユーザ登録DBという)3Aは、ユーザが作曲したオリジナルの楽曲の演奏データなどに基づいて音楽データ生成サーバ1Aによって生成された着信メロディ用の音楽データのファイルを格納する。図6に示すように、ユーザ登録DB3Aには、各ユーザA,B・・・の音楽データのファイルを格納する領域がユーザA,B・・・毎に設けられている。ユーザ登録DB3Aは、事業者管理サーバ2に接続されている。
【0087】
なお、図6において、図1に示した構成と同一の構成については、同一符号を付すことにより、重複する説明を省略する。
【0088】
次に、動作について説明する。
図7は、本発明の実施の形態2の音楽配信サービスシステムにおけるユーザ登録、演奏データ登録及びダウンロードの動作を説明するためのシーケンス図である。
【0089】
ユーザは、コンテンツ業者から音楽配信サービスを受けるためには、その前提として、事業者管理サーバ2にユーザ登録を行う必要がある。そこで、ユーザは、自身の携帯電話6をキー操作して、事業者管理サーバ2がインターネット上に提供する音楽配信サービスのサイトに無線パケット網5を介してアクセスする。そして、ユーザは、アクセスしたサイト内のユーザ登録サイトのリンクを選択し決定して、ユーザ登録サイトにアクセスする(ステップB1)。事業者管理サーバ2は、携帯電話6からのユーザ登録サイトへのアクセスがあると、そのユーザ登録サイトを無線パケット網5を介して携帯電話6に送信して提供する(ステップB2)。
【0090】
携帯電話6は、事業者管理サーバ2から提供されたユーザ登録サイトを受信して画面表示する。ユーザは、画面表示されたユーザ登録サイト上でユーザ自身に関する氏名、住所などの属性情報や、音楽配信サービスを利用する携帯電話6の電話番号などの情報を入力してユーザ登録を行う(ステップB3)。事業者管理サーバ2は、携帯電話6から無線パケット網5を介して送信されたユーザに関する各種データを受け取ると、受け取った各種データをデータベースに格納してユーザの登録処理を行う(ステップB4)。
【0091】
次に、ユーザは、携帯電話6をキー操作して、音楽配信サービスのサイト内の演奏データ登録サイトのリンクを選択し決定して、演奏データ登録サイトにアクセスする。そして、ユーザは、事業者管理サーバ2から提供される演奏データ登録サイトを画面表示する。
【0092】
ユーザは、自分で作曲したオリジナルの楽曲の演奏データまたは自分で選曲したCDなどに記録された楽曲の演奏データを録音するために、事業者管理サーバ2に対して演奏データの登録を要求する(ステップB5)。具体的には、ユーザは、携帯電話6をキー操作して、演奏データ登録サイト内のメニューの「演奏データの録音」のリンクを選択し決定することによって、事業者管理サーバ2に演奏データの登録要求を行う。
【0093】
ユーザが演奏データ登録サイト上で演奏データの登録要求の操作を行うと、携帯電話6は、PHONE TO機能により無線音声網7を通じて音楽データ生成サーバ1Aに対して自動的に発信してアクセスする(ステップB6)。すなわち、サイト画面からワンプッシュで直接電話がかけられるPHONE TO機能を用いるものであって、ユーザが演奏データ登録サイト内のメニューの「演奏データの録音」のリンクを選択して決定すると、自動的に携帯電話6から音楽データ生成サーバ1Aに電話がかけられる。このとき、事業者管理サーバ2は、音楽データ生成サーバ1Aに対してユーザの携帯電話6の電話番号などを通知する。
【0094】
音楽データ生成サーバ1Aは、携帯電話6からの発信に対して着信すると、無線音声網7を介して携帯電話6と回線接続する。音楽データ生成サーバ1Aは、どのユーザの携帯電話6からの発信に対して着信したかについて、無線音声網7側からの発信者番号通知により通知された電話番号と、事業者管理サーバ2から通知された電話番号とをマッチングすることによって判断する。
【0095】
携帯電話6と音楽データ生成サーバ1Aとが回線接続されると、音楽データ生成サーバ1Aから携帯電話6に音声ガイダンスが流される。ユーザは、音声ガイダンスに従って、録音する演奏データで使われている楽器の種類を指定して送信する(ステップB7)。
【0096】
具体的には、音声ガイダンスとして「このサービスでは、あなたの作曲したオリジナルの曲やあなたの好きなアーティストの曲を録音し、それを着信メロディとしてダウンロードすることができます。初めに、演奏に使われている楽器の種類を指定してください。『ピアノ』は『1』、『ギター』は『2』・・・を押してください。」がユーザに流される。ユーザは、このような音声ガイダンスに従って、携帯電話6のキー番号を押して、演奏に使われている楽器の種類を指定する。なお、ユーザがCDなどの曲の演奏で使われている楽器の種類を特定できない場合には、楽器の種類を指定せずに演奏データの録音を開始するようにしてもよい。
【0097】
次に、ユーザは、音声ガイダンスに従って、自分で作曲したオリジナルの楽曲の演奏データなどを携帯電話6から無線音声網7を介して音楽データ生成サーバ1Aに送信して、演奏データを音楽データ生成サーバ1Aに録音する(ステップB8)。
【0098】
具体的には、音声ガイダンスとして「次に、録音を開始いたします。『ピッ』となりましたら、携帯電話から曲を流してください。終わりましたら、『♯』を押してください。」がユーザに流される。ユーザは、このような音声ガイダンスに従って、携帯電話6のマイクに曲の演奏の音が届くように、携帯電話6の前で、予め指定した楽器を使って曲を演奏し、またはCDなどの曲を音響機器で再生して、演奏データを音楽データ生成サーバ1Aに送信する。ユーザは、曲の演奏が終了すると、携帯電話6のボタン「♯」を押して、演奏データの録音を終了する。
【0099】
音楽データ生成サーバ1Aは、ユーザによる演奏データの録音の終了を認識すると、ユーザに音声ガイダンスを流して、一旦回線を切断させる。例えば、音声ガイダンスとして「着信メロディを作成します。電話を切って、ダウンロードボタンを押して着信メロディをダウンロードしてください。」をユーザに流す。ユーザは、このような音声ガイダンスに従って、一旦電話を切って音楽データ生成サーバ1Aとの間の回線を切断する(ステップB9)。
【0100】
音楽データ生成サーバ1Aは、ユーザによって指定された、携帯電話6から無線音声網7を介して送信される楽器の種類に関するデータを受信して格納する。そして、音楽データ生成サーバ1Aは、携帯電話6から無線音声網7を介して送信される演奏データをアナログデータで録音する(ステップB10)。そして、音楽データ生成サーバ1Aは、録音したアナログの演奏データをA/D変換してwavファイル形式のディジタルの演奏データにする。音楽データ生成サーバ1Aは、wavファイル形式の演奏データを演奏データ格納部に格納する。
【0101】
音楽データ生成サーバ1Aは、このように携帯電話6から送信された演奏データを録音する処理を行った後、録音した演奏データから着信メロディ用の音楽データを生成する処理を実行する(ステップB11)。なお、着信メロディ用の音楽データの生成処理は、図4で説明したものと同様であるため、重複する説明を省略する。
【0102】
なお、音楽データ生成サーバ1Aは、ユーザに回線切断させる前に、生成した着信メロディの音声を再生して無線音声網7を介して携帯電話6に流し、ユーザに着信メロディを視聴させるように構成してもよい。このようにユーザに着信メロディを試聴させることにより、ユーザに対して演奏データから生成した着信メロディはこれでよいか否かを確認させることができる。
【0103】
音楽データ生成サーバ1Aは、着信メロディ用の音楽データを生成すると、生成した音楽データのファイル形式(midファイル形式)を携帯電話6の着信メロディに適合したファイル形式(例えば、mldファイル形式)に変換する(ステップB12)。そして、音楽データ生成サーバ1Aは、ファイル変換した着信メロディ用の音楽データを事業者管理サーバ2に転送する(ステップB13)。
【0104】
事業者管理サーバ2は、音楽データ生成サーバ1Aから転送された着信メロディ用の音楽データを受け取ると、その音楽データをユーザ登録DB3Aのユーザ毎に設けられた領域に格納して登録する処理を行う(ステップB14)。
【0105】
ユーザは、ステップB9において電話を切ると、演奏データ登録サイトの画面に戻る。ユーザは、録音した演奏データから生成された音楽データをダウンロードするために、事業者管理サーバ2に対して音楽データのダウンロードを要求する(ステップB15)。具体的には、ユーザは、携帯電話6をキー操作して、演奏データ登録サイト内のメニューの「ダウンロード」のリンクを選択して決定して、音楽データのダウンロードを事業者管理サーバ2に要求する。
【0106】
なお、ユーザは、ステップB9において電話を切った後、直ちに事業者管理サーバ2に対して演奏データ登録サイト上でダウンロード要求を行う必要はなく、しばらくしてから演奏データ登録サイトに再びアクセスし、その演奏データ登録サイト上で以前に録音した演奏データの音楽データのダウンロード要求を行ってもよい。
【0107】
事業者管理サーバ2は、携帯電話6からのダウンロード要求を受けると、ユーザ登録DB3Aに登録されている当該ユーザの着信メロディ用の音楽データのファイルを読み出して、その音楽データのファイルを無線パケット網5を介して携帯電話6に転送する(ステップB16)。
【0108】
携帯電話6は、事業者管理サーバ2から転送された音楽データのファイルを受信し保存する(ステップB17)。携帯電話6において、ダウンロードされた音楽データは、着信の際の着信メロディを記憶する記憶部に記憶される。従って、ユーザは、電話やメールの着信時に、事業者管理サーバ2から配信された着信メロディ用の音楽データを着信音として活用することができる。
【0109】
以上のように、本実施の形態では、音楽データ生成サーバ1Aは、携帯電話6から無線音声網7を通じて送信された録音要求に応じて、携帯電話6から送られるユーザのオリジナルの楽曲などの演奏データを録音する。音楽データ生成サーバ1Aは、録音した演奏データから合成音符データを生成し、合成音符データをファイル変換して着信メロディ用の音楽データを生成する。音楽データ生成サーバ1Aは、携帯電話6からのダウンロード要求に応じて、ユーザ登録DB3Aに登録された音楽データを無線パケット網5などを通じて携帯電話6に転送する。
【0110】
このような構成によれば、ユーザにとっては、譜面を読めるなどの音楽的知識を持っていなくても、携帯電話6の前で楽器を使って自身で演奏し、または好きなCDなどの楽曲を携帯電話6から流すだけで、音楽データ生成サーバ1Aに着信メロディの音楽データを生成させることができる。そして、ユーザは、音楽データ生成サーバ1Aによって生成された着信メロディの音楽データをダウンロードして容易に取得することができる。
【0111】
また、ユーザが演奏データを音楽データ生成サーバ1Aに録音する過程で、演奏データに雑音などが含まれてしまうが、演奏データの各音が音符データに置き換えられるため、演奏データは正規化され、雑音成分などは除去される。従って、自身で作曲したオリジナルの楽曲などの演奏データであっても、ユーザは雑音成分の含まない正規化された着信メロディ用の音楽データを取得することができる。
【0112】
【発明の効果】
以上のように、本発明では、所定の楽曲の演奏データを入力し、入力した演奏データの各音を抽出し、抽出した各音の時間を測定し、抽出した各音の周波数に基づいて、各音の音程及び楽器の種類を識別し、測定した各音の時間と識別した各音の音程及び楽器の種類の要素から、各音を演奏する楽器や各音の高低及び長短を示す音符データに各音を置き換えるとともに、置き換えた各音の音符データを合成する。このような構成によれば、人手を介さずに、短時間かつ容易にメロディを生成することができる。
【0113】
また、携帯端末から通信ネットワークを通じて送信された録音要求に応じて、携帯端末から送られるユーザのオリジナルの楽曲などの演奏データを録音する。録音した演奏データから合成音符データを生成し、合成音符データをファイル変換して着信メロディ用の音楽データを生成する。携帯端末からのダウンロード要求に応じて、データベースに登録された音楽データを携帯端末に転送する。このような構成によれば、ユーザが自分で作曲したオリジナルの楽曲やCDなどの楽曲を着信メロディ用の音楽データとして手軽に取得することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の音楽配信サービスシステムの実施の形態1の構成を示すブロック図である。
【図2】音楽データ生成装置の内部構成を示すブロック図である。
【図3】音符パターンデータの一例を示す図である。
【図4】音楽データの生成処理の動作を説明するためのフローチャートである。
【図5】パターンデータのマッチング処理の例を示す図である。
【図6】本発明の音楽配信サービスシステムの実施の形態2の構成を示すブロック図である。
【図7】本発明の実施の形態2の音楽配信サービスシステムにおけるユーザ登録、演奏データ登録及びダウンロードの動作を説明するためのシーケンス図である。
【符号の説明】
1 音楽データ生成装置
1A 音楽データ生成サーバ
2 事業者管理サーバ
3 着信メロディデータベース(データベース)
3A ユーザ登録データベース(データベース)
4 通信事業者ゲートウェイ
5 無線パケット網(通信ネットワーク)
6 携帯電話(携帯端末)
7 無線音声網
102 演奏データ入力部(演奏データ入力手段)
103 データ入力部(データ入力手段)
104 演奏データ解析部(演奏データ解析手段、演奏データ処理手段)
105 データ比較部(データ比較手段、演奏データ処理手段)
106 音符データ合成部(音符データ合成手段)
107 ファイル変換部(ファイル変換手段)
108 通信部
Claims (25)
- 所定の楽曲の演奏データを入力し、
入力した前記演奏データの各音を抽出し、
抽出した前記各音の時間を測定し、
抽出した前記各音の周波数に基づいて、前記各音の音程及び楽器の種類を識別し、
測定した前記各音の時間と識別した前記各音の音程及び楽器の種類の要素から、前記各音を演奏する楽器や前記各音の高低及び長短を示す音符データに前記各音を置き換えるとともに、置き換えた前記各音の前記音符データを合成する
ことを特徴とするメロディ生成方法。 - 抽出した各音の周波数を数値化したパターンデータを生成し、
生成した前記各音の前記パターンデータと、標準的な楽器による音階の音の周波数を数値化した音符パターンデータとを比較して、パターンが似ているかどうかについて判断し、
最も似ている前記音符パターンデータから、前記パターンデータの音程及び楽器の種類を識別する
ことを特徴とする請求項1記載のメロディ生成方法。 - 合成された音符データを携帯端末の着信メロディに適したファイル形式に変換して着信メロディ用の音楽データを生成することを特徴とする請求項1または請求項2記載のメロディ生成方法。
- 抽出した音が和音である場合には、
前記和音のパターンデータを前記和音を構成する複数の音のパターンデータに分解し、
分解した前記複数の音のパターンデータと音符パターンデータとをそれぞれ比較して、パターンが似ているかどうかについて判断し、
最も似ている前記音符パターンデータから、前記複数の音のパターンデータの音程及び楽器を識別する
ことを特徴とする請求項2または請求項3記載のメロディ生成方法。 - 演奏データの演奏に使われている楽器の種類に関するデータを入力し、
各音のパターンデータと、前記楽器の種類に関するデータで指定された楽器についての音符パターンデータとを比較する
ことを特徴とする請求項2から請求項4のうちのいずれか1項記載のメロディ生成方法。 - 所定の楽曲の演奏データを入力する演奏データ入力手段と、
前記演奏データ入力手段によって入力された前記演奏データの各音を抽出し、抽出した前記各音の時間を測定し、抽出した前記各音の周波数に基づいて前記各音の音程及び楽器の種類を識別する演奏データ処理手段と、
前記演奏データ処理手段によって取得された前記各音の時間、音程及び楽器の種類の要素から、前記各音を演奏する楽器や前記各音の高低及び長短を示す音符データに前記各音を置き換えるとともに、置き換えた前記各音の前記音符データを合成する音符データ合成手段と
を備えたメロディ生成システム。 - 演奏データ処理手段は、
演奏データ入力手段によって入力された演奏データの各音を抽出し、抽出した前記各音の時間を測定し、抽出した前記各音の周波数を数値化したパターンデータを生成する演奏データ解析手段と、
前記演奏データ解析手段によって生成された前記各音の前記パターンデータと、標準的な楽器による音階の音の周波数を数値化した音符パターンデータとを比較して、パターンが似ているかどうかについて判断し、最も似ている前記音符パターンデータから、前記パターンデータの音程及び楽器の種類を識別するデータ比較手段と
を備えたことを特徴とする請求項6記載のメロディ生成システム。 - 音符データ合成手段によって合成された音符データを携帯端末の着信メロディに適したファイル形式に変換して着信メロディ用の音楽データを生成するファイル変換手段を備えたことを特徴とする請求項6または請求項7記載のメロディ生成システム。
- 演奏データ解析手段によって抽出された音が和音である場合、
前記演奏データ解析手段は、前記和音のパターンデータを前記和音を構成する複数の音のパターンデータに分解し、
データ比較手段は、前記演奏データ解析手段によって分解された前記複数の音のパターンデータと音符パターンデータとをそれぞれ比較して、パターンが似ているかどうかについて判断し、最も似ている前記音符パターンデータから、前記複数の音のパターンデータの音程及び楽器を識別する
ことを特徴とする請求項7または請求項8記載のメロディ生成システム。 - 演奏データの演奏に使われている楽器の種類に関するデータを入力するデータ入力手段を備え、
データ比較手段は、各音のパターンデータと、前記楽器の種類に関するデータで指定された楽器についての音符パターンデータとを比較する
ことを特徴とする請求項7から請求項9のうちのいずれか1項記載のメロディ生成システム。 - 入力された演奏データの各音を抽出し、抽出した前記各音の時間を測定し、抽出した前記各音の周波数に基づいて前記各音の音程及び楽器の種類を識別する演奏データ解析比較処理、
及び測定した前記各音の時間と識別した前記各音の音程及び楽器の種類の要素から、前記各音を演奏する楽器や前記各音の高低及び長短を示す音符データに前記各音を置き換えるとともに、置き換えた前記各音の前記音符データを合成する音符データ合成処理を
コンピュータに実行させるメロディ生成用プログラム。 - 演奏データ解析比較処理において、
抽出した各音の周波数を数値化したパターンデータを生成し、
生成した前記各音の前記パターンデータと、標準的な楽器による音階の音の周波数を数値化した音符パターンデータとを比較して、パターンが似ているかどうかについて判断し、最も似ている前記音符パターンデータから、前記パターンデータの音程及び楽器の種類を識別する
ことを特徴とする請求項11記載のメロディ生成用プログラム。 - 合成された音符データを携帯端末の着信メロディに適したファイル形式に変換して着信メロディ用の音楽データを生成するファイル変換処理をも
コンピュータに実行させる請求項11または請求項12記載のメロディ生成用プログラム。 - 抽出した音が和音である場合、データ比較処理において、前記和音のパターンデータを前記和音を構成する複数の音のパターンデータに分解し、分解した前記複数の音のパターンデータと音符パターンデータとをそれぞれ比較して、パターンが似ているかどうかについて判断し、最も似ている前記音符パターンデータから、前記複数の音のパターンデータの音程及び楽器を識別することを特徴とする請求項12または請求項13記載のメロディ生成用プログラム。
- データ比較処理において、入力されたデータから演奏データの演奏に使われている楽器の種類を認識し、各音のパターンデータと、認識した所定の楽器の種類についての音符パターンデータとを比較する
ことを特徴とする請求項12から請求項14のうちのいずれか1項記載のメロディ生成用プログラム。 - 所定の楽曲の演奏データを入力し、
入力した前記演奏データの各音を抽出し、
抽出した前記各音の時間を測定し、
抽出した各音の周波数に基づいて、前記各音の音程及び楽器の種類を識別し、
測定した前記各音の時間と識別した前記各音の音程及び楽器の種類の要素から、前記各音を演奏する楽器や前記各音の高低及び長短を示す音符データに前記各音を置き換えるとともに、置き換えた前記各音の前記音符データを合成し、
合成した前記音符データを携帯端末の着信メロディに適したファイル形式に変換して着信メロディ用の音楽データを生成し、
生成した前記音楽データをデータベースに登録し、
携帯端末からのダウンロード要求に応じて、登録された前記音楽データを、ダウンロード要求した前記携帯端末に転送する
ことを特徴とする音楽配信サービス方法。 - 抽出した各音の周波数を数値化したパターンデータを生成し、
生成した前記各音の前記パターンデータと、標準的な楽器による音階の音の周波数を数値化した音符パターンデータとを比較して、パターンが似ているかどうかについて判断し、
最も似ている前記音符パターンデータから、前記パターンデータの音程及び楽器の種類を識別する
ことを特徴とする請求項16記載の音楽配信サービス方法。 - 携帯端末から通信ネットワークを通じて送信された録音要求に応じて、前記携帯端末から送られる演奏データを録音して、当該演奏データを入力することを特徴とする請求項16または請求項17記載の音楽配信サービス方法。
- 抽出した音が和音である場合には、
前記和音のパターンデータを前記和音を構成する複数の音のパターンデータに分解し、
分解した前記複数の音のパターンデータと音符パターンデータとをそれぞれ比較して、パターンが似ているかどうかについて判断し、
最も似ている前記音符パターンデータから、前記複数の音のパターンデータの音程及び楽器を識別する
ことを特徴とする請求項17または請求項18記載の音楽配信サービス方法。 - 演奏データの演奏に使われている楽器の種類に関するデータを入力し、
各音のパターンデータと、前記楽器の種類に関するデータで指定された楽器についての音符パターンデータとを比較する
ことを特徴とする請求項17から請求項19のうちのいずれか1項記載の音楽配信サービス方法。 - 所定の楽曲の演奏データを入力する演奏データ入力手段と、
前記演奏データ入力手段によって入力された前記演奏データの各音を抽出し、抽出した前記各音の時間を測定し、抽出した前記各音の周波数に基づいて前記各音の音程及び楽器の種類を識別する演奏データ処理手段と、
前記演奏データ処理手段によって取得された前記各音の時間、音程及び楽器の種類の要素から、前記各音を演奏する楽器や前記各音の高低及び長短を示す音符データに前記各音を置き換えるとともに、置き換えた前記各音の前記音符データを合成する音符データ合成手段と、
前記音符データ合成手段によって合成された前記音符データを携帯端末の着信メロディに適したファイル形式に変換して着信メロディ用の音楽データを生成するファイル変換手段と、
前記ファイル変換手段によって生成された前記音楽データをデータベースに登録するデータ登録手段と、
携帯端末からのダウンロード要求に応じて、前記データベースに登録された前記音楽データを、ダウンロード要求した前記携帯端末に通信ネットワークを通じて転送するデータ転送手段と
を備えた音楽配信サービスシステム。 - 演奏データ処理手段は、
演奏データ入力手段によって入力された演奏データの各音を抽出し、抽出した前記各音の時間を測定し、抽出した前記各音の周波数を数値化したパターンデータを生成する演奏データ解析手段と、
前記演奏データ解析手段によって生成された前記各音の前記パターンデータと、標準的な楽器による音階の音の周波数を数値化した音符パターンデータとを比較して、パターンが似ているかどうかについて判断し、最も似ている前記音符パターンデータから、前記パターンデータの音程及び楽器の種類を識別するデータ比較手段と
を備えたことを特徴とする請求項21記載の音楽配信サービスシステム。 - 演奏データ入力手段は、携帯端末から通信ネットワークを通じて送信された録音要求に応じて、前記携帯端末から送られる演奏データを録音して、当該演奏データを入力することを特徴とする請求項21または請求項22記載の音楽配信サービスシステム。
- 演奏データ解析手段によって抽出された音が和音である場合には、
前記演奏データ解析手段は、前記和音のパターンデータを前記和音を構成する複数の音のパターンデータに分解し、
データ比較手段は、前記演奏データ解析手段によって分解された前記複数の音のパターンデータと音符パターンデータとをそれぞれ比較して、パターンが似ているかどうかについて判断し、最も似ている前記音符パターンデータから、前記複数の音のパターンデータの音程及び楽器を識別する
ことを特徴とする請求項22または請求項23記載の音楽配信サービスシステム。 - 演奏データの演奏に使われている楽器の種類に関するデータを入力するデータ入力手段を備え、
データ比較手段は、各音のパターンデータと、前記楽器の種類に関するデータで指定された楽器についての音符パターンデータとを楽器毎及び音階毎に比較する
ことを特徴とする請求項22から請求項24のうちのいずれか1項記載の音楽配信サービスシステム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002182135A JP2004029165A (ja) | 2002-06-21 | 2002-06-21 | メロディ生成方法、そのシステム及びそのプログラム、並びに音楽配信サービス方法及びそのシステム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002182135A JP2004029165A (ja) | 2002-06-21 | 2002-06-21 | メロディ生成方法、そのシステム及びそのプログラム、並びに音楽配信サービス方法及びそのシステム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2004029165A true JP2004029165A (ja) | 2004-01-29 |
Family
ID=31178773
Family Applications (1)
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|---|---|---|---|
| JP2002182135A Pending JP2004029165A (ja) | 2002-06-21 | 2002-06-21 | メロディ生成方法、そのシステム及びそのプログラム、並びに音楽配信サービス方法及びそのシステム |
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| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2004029165A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007232783A (ja) * | 2006-02-27 | 2007-09-13 | Kenwood Corp | オーディオ装置、着信メロディ供給プログラム、及び着信メロディ供給方法 |
| JP2013059030A (ja) * | 2006-02-23 | 2013-03-28 | Qualcomm Inc | 電気通信デバイス間のプロファイルデータ共有 |
-
2002
- 2002-06-21 JP JP2002182135A patent/JP2004029165A/ja active Pending
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