JP2004028023A - 速度制限装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】法令に準拠する車速制限装置(スピードリミッタ)に、法令による最大速度(第一の値、90km/h )より低い値で作動する最大速度(第二の値、例:60km/h )を設定できるようにする。車速制限装置の利便性を利用して商品価値を向上する。
【解決手段】運転者がスイッチ操作を行うための操作端7を設け、この操作端7が操作されると、車速制限装置に設定される最大速度は第一の値90km/h になり、車両が停車すると、設定されている最大速度は自動的に第二の値60km/h に切り替わるように構成する。
【選択図】図2
【解決手段】運転者がスイッチ操作を行うための操作端7を設け、この操作端7が操作されると、車速制限装置に設定される最大速度は第一の値90km/h になり、車両が停車すると、設定されている最大速度は自動的に第二の値60km/h に切り替わるように構成する。
【選択図】図2
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動車の高速走行時における車速が、設定された最大値を越えないように自動的に制御する装置(スピードリミッタ)の改良に関する。本発明は、2003年から大型車両に装着することが義務化される法定の高速道路用速度制限装置として開発された装置であるが、その他内燃機関により走行する自動車に広く利用することができる。本発明は、法定の速度制限装置として満足することができる装置であって、これを高速道路以外でも利用することができるように改良するものである。
【0002】
【従来の技術】
車速があらかじめ設定された最大値に達したときに、さらに加速するような運転操作が行われても、車速がその最大値を越えないように、内燃機関に供給する燃料流量を制限する装置は旧くからさまざまな形態のものが知られている。先般、道路運送車両の保安基準が改正され、所定の大型については2003年以降新しく販売される車両から、旧型車両についても順次さかのぼって、このような速度制限装置が取付けられることになった。上記保安基準に定められた速度制限装置により制限される最大車速の値は90km/h である。
【0003】
一方、道路交通法および道路交通法施行令により、高速自動車国道の本線車道以外かつ道路標識等によりその最高速度が指定されていない道路を通行する場合の最高速度は、自動車にあっては60km/h とする旨の規定がある。さらに各都道府県の公安委員会は、国道、都道府県道、市町村道などについて、それぞれの交通事情により、50km/h 、40km/h 、などの規制速度が指定されている。さらには、貨物の積み下ろし場などで、その管理者が構内の通行および作業の安全確保のために、構内走行は15km/h 、10km/h などの指定速度を越えないように指示している場合がある。
【0004】
本願出願人はこの出願の先願として、速度制限装置の運転操作性改善に関する発明を特許出願した(特願2001−68775、(本願出願時において未公開)、特願2001−154125、(本願出願時において未公開))。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上記のように道路運送保安基準の改正にしたがって、大型車両に最大車速90km/h に設定された速度制限装置を装備しなければならないが、本願発明者は、この装置を法令規定を満足させるとともに、最大車速90km/h 以外の車速についても速度制限装置として作動させて、この装置の商品としての価値を高くすることを考えた。すなわち、法令に準拠する装置を装備することは必要であるが、この装置を装備するからにはこれを便利に利用できるようにしようとの考えに基づくものである。例えばこの装置を上記説明のように、高速道路の最大速度90km/h に限らず、一般道路の最高速度60km/h についても対応させることができないかを検討した。しかしそのために運転者が複雑な操作を行うことは適当ではない。あくまでも自然な運転操作の流れの中で、設定される車速の最大値が変更され、しかも便利に利用することができるものがよいことを考えた。
【0006】
すなわち本発明は、道路運送保安基準の規定に準拠する適法な速度制限装置であって、規定された最大車速90km/h 以外の制限速度についても作動する速度制限装置を提供することを目的とする。本発明は、運転者による操作がきわめて簡単であり、運転操作の自然の流れの中で複数の制限速度に対応させることができる速度制限装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は、法令に準拠する速度を最大速度とする速度制限装置であって、運転中の運転者が操作できる操作手段と、この操作手段の操作にしたがい前記法令に準拠する速度より低い速度の値を一時的に最大速度として設定する手段とを備えたことを特徴とする。この装置は、運転者の操作にしたがって、その最大速度の値を法令に定められた値より低い値に変更するものであるが、この装置が装備されているかぎり車速は法令に準拠する速度を越えることはないから、装置全体としては法令の主旨を満足する装置となる。
【0008】
出願人の調査したところでは、法令に準拠する速度制限装置について、運転者の操作によらず、車両の運転中に、法令により定められた最大速度より低い速度を一時的に最大速度として設定することができる装置は知られていない。本発明の装置は、法令に準拠する最大速度の値を一時的に解除するものではないし、法令に準拠する最大速度の値を無効化するものでもない。また本発明の装置は、法令に準拠する最大速度の値を越える値を設定することができる装置でもない。
【0009】
さらに本発明の装置構成を述べると、車速(V)が最大速度として設定された値に達したときに、アクセルが車両を加速させるように操作されていても、車速(V)が前記最大速度を越えないように内燃機関への燃料供給量を制御する手段を備えた速度制限装置において、前記最大速度として第一の値(Vmax1 、法令にしたがい例えば90km/h ) およびこの第一の値より小さい第二の値(Vmax 2<Vmax1 、例えば、Vmax2 =60km/h ) を用意しておきこの二つの値(Vmax1 、Vmax2 ) の一つを選択して前記最大速度を設定する手段と、運転者が運転中に操作できる位置にその操作端が配置された操作スイッチとを設け、前記最大速度を設定する手段は、前記操作スイッチが操作されたときに前記第一の値(Vmax1 、例えば90km/h ) を選択設定し、この第一の値(例えば90km/h )が設定されている状態で車速(V)が前記第二の値(Vmax2 、例えば60km/h ) 以下に定められた第三の値(V3 ≦Vmax2 、例えば0km/h ) 以下になったときに(V≦V3 )前記第二の値(Vmax2 、例えば60km/h ) を前記最大速度として選択設定する手段を含むことを特徴とする。
【0010】
わかりやすいように数値例を示して説明する。最大速度として設定される第一の値90km/h は法令に準拠する値である。最大速度として設定される第二の値60km/h は一般道路の最高速度である。運転者が内燃機関を始動したあと、車両が停車している状態では、この装置には第二の値60km/h が最大速度として自動的に設定される。そして車両が高速道路に入るときに、運転者が操作スイッチの操作端を操作する。そうすると設定されている最大速度が60km/h から90km/h に転換される。高速道路の路面上で停車しないかぎりこの90km/h の設定は変更されない。高速道路を出て、例えば出口料金所で一旦停車すると、この速度制限装置に設定されている最大速度は第二の値60km/h に自動的に戻る。そして一般道路ではこの状態で走行することができる。
【0011】
前記第三の値とは、設定されている最大速度が第一の値90km/h から第二の値60km/h に自動的に戻るための車速である。上記説明ではこれを出口料金所で停車するとしたが、停車することなく徐行速度である場合(例えば5〜30km/h の間に適当に選択される速度)にも、設定されている最大速度が第一の値90km/h から第二の値60km/h に自動的に戻るように構成することができる。
【0012】
前記最大速度を設定する手段は、前記第二の値(Vmax2 )として、上記例のように60km/h だけではなく、複数の値、例えば都市の道路の最高速度として指定されている40km/h とか、大型車両がしばしば出入りする特定の貨物積み下ろし場所構内の最高走行速度である15km/h などを選択的に設定する構成とすることができる。これは複数の値を選択的に設定する構成とするほか、前記第一の値(Vmax1 、例90km/h )を越えない所定範囲の可変値が設定可能であり、この可変値を操作にしたがって前記第二の値(Vmax2 )として設定する手段を含む構成とすることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
図1は本発明実施例車速制限装置のブロック構成図である。制御回路1は内燃機関制御用のプログラム制御回路(エンジンECU)である。この制御回路1の内部に車速制限装置(スピードリミッタ)1aおよび自動速度制御装置(オートクルーザ)1bが、ソフトウェアとして実装されている。車速制限装置1aは、車速が設定された最大速度に達すると、運転者がアクセルペダルをさらに踏み込んでも、車速はその最大速度を越えることがないように燃料供給を自動的に制限する装置である。自動速度制御装置1bは、車両の走行中に運転者が操作によりこの装置を起動させると、運転者がアクセルペダルから足を離しても、車速がその時点の車速を維持するように自動的な制御を実行する装置である。自動速度制御装置1bは、その作動中にアクセルペダルが踏み込まれると、その自動的な制御にオーバライドして、アクセルペダルの操作にしたがって車速が増大するように設計されたものが多く普及している。車速制限装置(スピードリミッタ)1aの制御は自動速度制御装置(オートクルーザ)1bの制御に優先し、車速制限装置1aに設定された最大速度を越えて車速が増大することはない。
【0014】
この制御回路1には、入出力インターフェース2を介して、内燃機関3に設けられこの内燃機関の回転を電気信号として検出する回転センサ11からの内燃機関回転情報、クラッチ4の状態情報、変速機5の状態情報、アクセルペダルの踏み込み量を電気信号として出力するアクセルセンサ6の出力情報、車速制御装置用の操作端7の状態情報、およびプロペラ軸の回転を電気信号として検出する車速センサ12からの車速情報が入力する。操作端7はこの実施例装置では、操舵輪のすぐ下に設けられ、運転者が指先で操作することができるスイッチ・レバーである。またこの制御回路1からは、入出力インターフェース2を介して、内燃機関3の電子ガバナ8に対して燃料供給量の調節制御を行うための制御出力、および表示器9への表示出力が送出される。
【0015】
この制御回路1にソフトウェアとして実装された車速制限装置1aは、上記説明のとおり、入力する車速情報から車速が設定された最大速度に達すると、アクセルペダルがさらに踏み込まれても、車両はこの最大速度を越えて加速されないように、燃料供給量が自動的かつ強制的に制限される。この車速制御装置1aが作動状態にあるときには、運転席の表示器9が点灯して運転者に車速制限装置が作動状態にあることを知らせるとともに、その設定されている最大速度の値をその表示器9に表示する。
【0016】
ここで本発明の特徴とするところは、この車速制限装置1aに二つの異なる最大速度の値が設定できるところにある。その最大速度の第一の値(Vmax1 )は法令にしたがう高速道路での最大速度90km/h である。その最大速度の第二の値(Vmax2 )は上記第一の値より小さい値である(Vmax2 <Vmax1 )。ここではこの値は普通道路の最大速度である60km/h とする(Vmax2 =60km/h )。そして、車両が停車している状態では内燃機関3を始動すると、制御回路1に自動的に第二の値60km/h が最大速度の値として制御回路1に自動的に設定されるように構成する。したがって車両がその状態で発進するとこの車速制限装置1aにより制限される最大速度は60km/h となる。車速がこの最大速度に達するとアクセルペダルをさらに踏み込んでも、この最大速度より加速されることはない。
【0017】
そして運転者が操作端7のスイッチ操作を1回行うと、車速制限装置1aに設定される最大速度は第二の値60km/h から第一の値90km/h に切り替わる。以降、この車両が停車するまで、あるいはもういちど操作端7のスイッチ操作が行われるまで、この第一の値90km/h が最大速度として設定された状態が継続する。車両が停車すると最大速度の設定値は自動的に第二の値60km/h に戻る。運転者がこの最大速度の設定値を第二の値60km/h に戻したいときには、操作端7のスイッチ操作をもう一度行うことにより戻すことができる。
【0018】
この状態を図2を参照して、車両の走行にしたがって設定されている最大速度の推移を説明する。図2は横軸に時間をとり縦軸に車速をとり、本発明実施例装置が装備された車両の走行経過を示す図である。図2の実線は車速を示す。破線は最大速度の設定値を示す。いま時間軸の0点から走行を開始し一般道路から高速道路の入口A点に到達したものとする。ここで運転者がスイッチ操作を行い最大速度を90km/h に切り替えて高速道路を走行する。車速は高速道路の流れにしたがって変化するが、その最大速度はこの車速制限装置1aの作用により第一の値90km/h で制限される。そしてB点では高速道路に渋滞があり、車両は発進停止を繰り返すことになった。そうすると設定されていた最大速度90km/h の値は一時的に停車すると同時に、自動的に第二の値60km/h に戻る。C点で渋滞が解消するとともに運転者が操作端7のスイッチ操作を行い、最大速度の設定値は第一の値90km/h になる。
【0019】
この車両はD点で高速道路を退出する。このときETC(Electronic Toll Card, 電子課金カード) を利用して、一旦停車することなく料金所を通過して高速道路から退出した。そうすると車速制限装置1aに設定された最大速度は第一の値90km/h のままであり、一般道路の最大車速を越える制御の漏れが発生する。しかし次の交差点で信号にしたがって一旦停車すると、車速制限装置1aに設定されている最大速度は自動的に第二の値60km/h に復帰する。そして以降は一般道路をこの状態で走行することができる。
【0020】
図3は本発明実施例装置の最大速度の推移を示す制御フローチャートである。車両が走行を開始する時点では操作端7のスイッチ操作の有無に応じて、最大速度が90km/h または60km/h に設定される。車両が停止すると設定されている最大速度は60km/h に戻る。
【0021】
この実施例装置は、この車速制限装置1aに設定される最大速度の値は第一の値90km/h および第二の値60km/h の二種類であるが、第二の値60km/h は運転者の操作により、あるいは走行状態により解除することができるが、第一の値90km/h は解除することができない。またこの車速制限装置の作動を何らかの操作により、あるいは何らかの条件により無効化することはできない。したがってこの車速制限装置1aの全体的な最大速度は90km/h であり法令に準拠するものとなる。
【0022】
上記実施例装置では、車速制限装置1aに設定できる最大速度の第二の値は60km/h の一種類である。第一の値90km/h は、上記説明のとおり法令に準拠するために解除することも変更することもできないが、第二の値60km/h は第一の値90km/h を越えない範囲でその値を変更することができる。すなわち、第二の値として90km/h 未満の複数の値を用意しておき、これを操作により切り替えて設定することができる。第二の値を小さいステップでほとんど連続的に切り替えて設定するように構成してもよい。また第二の値を連続的に変更できるように構成してもよい。
【0023】
この第二の値を変更する場合の具体的な構成の一例を示すと、操作端7に設定変更スイッチを設けておき、3段階程度に第二の値を変更することがよい。この最大速度の第二の値を変更スイッチにより変更できるように構成する場合には、第二の値として、高速道路以外の道路の最高速度として定められている60km/h、市街地の最高速度として指定される40km/h 、および特定の作業場構内の最高速度としてしばしば指定される15km/h を切り替えて設定できるように構成しておくことができる。
【0024】
上記実施例装置では、最大速度として第一の値90km/h が設定されている状態で、車両が停車すると第二の値(例えば60km/h )に自動的に切り替わるように説明したが、これは車両が停車するまで減速しなくとも、ある値(例えば徐行速度)まで減速したときに自動的に第二の値に切り替わるように構成することもできる。
【0025】
【発明の効果】
本発明により、道路運送保安基準の規定にしたがう適法な速度制限装置であって、規定された最大車速90km/h 以外の制限速度についても作動する便利な速度制限装置を提供することができる。本発明により速度制限装置の商品価値を高くすることができる。本発明の装置は、運転者による操作がきわめて簡単であり、運転操作の自然の流れの中で複数の制限速度に対応させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例装置の制御系ブロック構成図。
【図2】本発明実施例装置について走行時作動の一例を示す説明図。
【図3】本発明実施例装置の要部制御フローチャート。
【符号の説明】
1 制御回路
1a 車速制限装置(スピードリミッタ)
1b 自動速度制御装置(オートクルーザ)
2 入出力インターフェース
3 内燃機関
4 クラッチ
5 変速機
6 アクセルセンサ
7 操作スイッチ
8 電子ガバナ
9 表示器
11 回転センサ
12 車速センサ
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動車の高速走行時における車速が、設定された最大値を越えないように自動的に制御する装置(スピードリミッタ)の改良に関する。本発明は、2003年から大型車両に装着することが義務化される法定の高速道路用速度制限装置として開発された装置であるが、その他内燃機関により走行する自動車に広く利用することができる。本発明は、法定の速度制限装置として満足することができる装置であって、これを高速道路以外でも利用することができるように改良するものである。
【0002】
【従来の技術】
車速があらかじめ設定された最大値に達したときに、さらに加速するような運転操作が行われても、車速がその最大値を越えないように、内燃機関に供給する燃料流量を制限する装置は旧くからさまざまな形態のものが知られている。先般、道路運送車両の保安基準が改正され、所定の大型については2003年以降新しく販売される車両から、旧型車両についても順次さかのぼって、このような速度制限装置が取付けられることになった。上記保安基準に定められた速度制限装置により制限される最大車速の値は90km/h である。
【0003】
一方、道路交通法および道路交通法施行令により、高速自動車国道の本線車道以外かつ道路標識等によりその最高速度が指定されていない道路を通行する場合の最高速度は、自動車にあっては60km/h とする旨の規定がある。さらに各都道府県の公安委員会は、国道、都道府県道、市町村道などについて、それぞれの交通事情により、50km/h 、40km/h 、などの規制速度が指定されている。さらには、貨物の積み下ろし場などで、その管理者が構内の通行および作業の安全確保のために、構内走行は15km/h 、10km/h などの指定速度を越えないように指示している場合がある。
【0004】
本願出願人はこの出願の先願として、速度制限装置の運転操作性改善に関する発明を特許出願した(特願2001−68775、(本願出願時において未公開)、特願2001−154125、(本願出願時において未公開))。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上記のように道路運送保安基準の改正にしたがって、大型車両に最大車速90km/h に設定された速度制限装置を装備しなければならないが、本願発明者は、この装置を法令規定を満足させるとともに、最大車速90km/h 以外の車速についても速度制限装置として作動させて、この装置の商品としての価値を高くすることを考えた。すなわち、法令に準拠する装置を装備することは必要であるが、この装置を装備するからにはこれを便利に利用できるようにしようとの考えに基づくものである。例えばこの装置を上記説明のように、高速道路の最大速度90km/h に限らず、一般道路の最高速度60km/h についても対応させることができないかを検討した。しかしそのために運転者が複雑な操作を行うことは適当ではない。あくまでも自然な運転操作の流れの中で、設定される車速の最大値が変更され、しかも便利に利用することができるものがよいことを考えた。
【0006】
すなわち本発明は、道路運送保安基準の規定に準拠する適法な速度制限装置であって、規定された最大車速90km/h 以外の制限速度についても作動する速度制限装置を提供することを目的とする。本発明は、運転者による操作がきわめて簡単であり、運転操作の自然の流れの中で複数の制限速度に対応させることができる速度制限装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は、法令に準拠する速度を最大速度とする速度制限装置であって、運転中の運転者が操作できる操作手段と、この操作手段の操作にしたがい前記法令に準拠する速度より低い速度の値を一時的に最大速度として設定する手段とを備えたことを特徴とする。この装置は、運転者の操作にしたがって、その最大速度の値を法令に定められた値より低い値に変更するものであるが、この装置が装備されているかぎり車速は法令に準拠する速度を越えることはないから、装置全体としては法令の主旨を満足する装置となる。
【0008】
出願人の調査したところでは、法令に準拠する速度制限装置について、運転者の操作によらず、車両の運転中に、法令により定められた最大速度より低い速度を一時的に最大速度として設定することができる装置は知られていない。本発明の装置は、法令に準拠する最大速度の値を一時的に解除するものではないし、法令に準拠する最大速度の値を無効化するものでもない。また本発明の装置は、法令に準拠する最大速度の値を越える値を設定することができる装置でもない。
【0009】
さらに本発明の装置構成を述べると、車速(V)が最大速度として設定された値に達したときに、アクセルが車両を加速させるように操作されていても、車速(V)が前記最大速度を越えないように内燃機関への燃料供給量を制御する手段を備えた速度制限装置において、前記最大速度として第一の値(Vmax1 、法令にしたがい例えば90km/h ) およびこの第一の値より小さい第二の値(Vmax 2<Vmax1 、例えば、Vmax2 =60km/h ) を用意しておきこの二つの値(Vmax1 、Vmax2 ) の一つを選択して前記最大速度を設定する手段と、運転者が運転中に操作できる位置にその操作端が配置された操作スイッチとを設け、前記最大速度を設定する手段は、前記操作スイッチが操作されたときに前記第一の値(Vmax1 、例えば90km/h ) を選択設定し、この第一の値(例えば90km/h )が設定されている状態で車速(V)が前記第二の値(Vmax2 、例えば60km/h ) 以下に定められた第三の値(V3 ≦Vmax2 、例えば0km/h ) 以下になったときに(V≦V3 )前記第二の値(Vmax2 、例えば60km/h ) を前記最大速度として選択設定する手段を含むことを特徴とする。
【0010】
わかりやすいように数値例を示して説明する。最大速度として設定される第一の値90km/h は法令に準拠する値である。最大速度として設定される第二の値60km/h は一般道路の最高速度である。運転者が内燃機関を始動したあと、車両が停車している状態では、この装置には第二の値60km/h が最大速度として自動的に設定される。そして車両が高速道路に入るときに、運転者が操作スイッチの操作端を操作する。そうすると設定されている最大速度が60km/h から90km/h に転換される。高速道路の路面上で停車しないかぎりこの90km/h の設定は変更されない。高速道路を出て、例えば出口料金所で一旦停車すると、この速度制限装置に設定されている最大速度は第二の値60km/h に自動的に戻る。そして一般道路ではこの状態で走行することができる。
【0011】
前記第三の値とは、設定されている最大速度が第一の値90km/h から第二の値60km/h に自動的に戻るための車速である。上記説明ではこれを出口料金所で停車するとしたが、停車することなく徐行速度である場合(例えば5〜30km/h の間に適当に選択される速度)にも、設定されている最大速度が第一の値90km/h から第二の値60km/h に自動的に戻るように構成することができる。
【0012】
前記最大速度を設定する手段は、前記第二の値(Vmax2 )として、上記例のように60km/h だけではなく、複数の値、例えば都市の道路の最高速度として指定されている40km/h とか、大型車両がしばしば出入りする特定の貨物積み下ろし場所構内の最高走行速度である15km/h などを選択的に設定する構成とすることができる。これは複数の値を選択的に設定する構成とするほか、前記第一の値(Vmax1 、例90km/h )を越えない所定範囲の可変値が設定可能であり、この可変値を操作にしたがって前記第二の値(Vmax2 )として設定する手段を含む構成とすることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
図1は本発明実施例車速制限装置のブロック構成図である。制御回路1は内燃機関制御用のプログラム制御回路(エンジンECU)である。この制御回路1の内部に車速制限装置(スピードリミッタ)1aおよび自動速度制御装置(オートクルーザ)1bが、ソフトウェアとして実装されている。車速制限装置1aは、車速が設定された最大速度に達すると、運転者がアクセルペダルをさらに踏み込んでも、車速はその最大速度を越えることがないように燃料供給を自動的に制限する装置である。自動速度制御装置1bは、車両の走行中に運転者が操作によりこの装置を起動させると、運転者がアクセルペダルから足を離しても、車速がその時点の車速を維持するように自動的な制御を実行する装置である。自動速度制御装置1bは、その作動中にアクセルペダルが踏み込まれると、その自動的な制御にオーバライドして、アクセルペダルの操作にしたがって車速が増大するように設計されたものが多く普及している。車速制限装置(スピードリミッタ)1aの制御は自動速度制御装置(オートクルーザ)1bの制御に優先し、車速制限装置1aに設定された最大速度を越えて車速が増大することはない。
【0014】
この制御回路1には、入出力インターフェース2を介して、内燃機関3に設けられこの内燃機関の回転を電気信号として検出する回転センサ11からの内燃機関回転情報、クラッチ4の状態情報、変速機5の状態情報、アクセルペダルの踏み込み量を電気信号として出力するアクセルセンサ6の出力情報、車速制御装置用の操作端7の状態情報、およびプロペラ軸の回転を電気信号として検出する車速センサ12からの車速情報が入力する。操作端7はこの実施例装置では、操舵輪のすぐ下に設けられ、運転者が指先で操作することができるスイッチ・レバーである。またこの制御回路1からは、入出力インターフェース2を介して、内燃機関3の電子ガバナ8に対して燃料供給量の調節制御を行うための制御出力、および表示器9への表示出力が送出される。
【0015】
この制御回路1にソフトウェアとして実装された車速制限装置1aは、上記説明のとおり、入力する車速情報から車速が設定された最大速度に達すると、アクセルペダルがさらに踏み込まれても、車両はこの最大速度を越えて加速されないように、燃料供給量が自動的かつ強制的に制限される。この車速制御装置1aが作動状態にあるときには、運転席の表示器9が点灯して運転者に車速制限装置が作動状態にあることを知らせるとともに、その設定されている最大速度の値をその表示器9に表示する。
【0016】
ここで本発明の特徴とするところは、この車速制限装置1aに二つの異なる最大速度の値が設定できるところにある。その最大速度の第一の値(Vmax1 )は法令にしたがう高速道路での最大速度90km/h である。その最大速度の第二の値(Vmax2 )は上記第一の値より小さい値である(Vmax2 <Vmax1 )。ここではこの値は普通道路の最大速度である60km/h とする(Vmax2 =60km/h )。そして、車両が停車している状態では内燃機関3を始動すると、制御回路1に自動的に第二の値60km/h が最大速度の値として制御回路1に自動的に設定されるように構成する。したがって車両がその状態で発進するとこの車速制限装置1aにより制限される最大速度は60km/h となる。車速がこの最大速度に達するとアクセルペダルをさらに踏み込んでも、この最大速度より加速されることはない。
【0017】
そして運転者が操作端7のスイッチ操作を1回行うと、車速制限装置1aに設定される最大速度は第二の値60km/h から第一の値90km/h に切り替わる。以降、この車両が停車するまで、あるいはもういちど操作端7のスイッチ操作が行われるまで、この第一の値90km/h が最大速度として設定された状態が継続する。車両が停車すると最大速度の設定値は自動的に第二の値60km/h に戻る。運転者がこの最大速度の設定値を第二の値60km/h に戻したいときには、操作端7のスイッチ操作をもう一度行うことにより戻すことができる。
【0018】
この状態を図2を参照して、車両の走行にしたがって設定されている最大速度の推移を説明する。図2は横軸に時間をとり縦軸に車速をとり、本発明実施例装置が装備された車両の走行経過を示す図である。図2の実線は車速を示す。破線は最大速度の設定値を示す。いま時間軸の0点から走行を開始し一般道路から高速道路の入口A点に到達したものとする。ここで運転者がスイッチ操作を行い最大速度を90km/h に切り替えて高速道路を走行する。車速は高速道路の流れにしたがって変化するが、その最大速度はこの車速制限装置1aの作用により第一の値90km/h で制限される。そしてB点では高速道路に渋滞があり、車両は発進停止を繰り返すことになった。そうすると設定されていた最大速度90km/h の値は一時的に停車すると同時に、自動的に第二の値60km/h に戻る。C点で渋滞が解消するとともに運転者が操作端7のスイッチ操作を行い、最大速度の設定値は第一の値90km/h になる。
【0019】
この車両はD点で高速道路を退出する。このときETC(Electronic Toll Card, 電子課金カード) を利用して、一旦停車することなく料金所を通過して高速道路から退出した。そうすると車速制限装置1aに設定された最大速度は第一の値90km/h のままであり、一般道路の最大車速を越える制御の漏れが発生する。しかし次の交差点で信号にしたがって一旦停車すると、車速制限装置1aに設定されている最大速度は自動的に第二の値60km/h に復帰する。そして以降は一般道路をこの状態で走行することができる。
【0020】
図3は本発明実施例装置の最大速度の推移を示す制御フローチャートである。車両が走行を開始する時点では操作端7のスイッチ操作の有無に応じて、最大速度が90km/h または60km/h に設定される。車両が停止すると設定されている最大速度は60km/h に戻る。
【0021】
この実施例装置は、この車速制限装置1aに設定される最大速度の値は第一の値90km/h および第二の値60km/h の二種類であるが、第二の値60km/h は運転者の操作により、あるいは走行状態により解除することができるが、第一の値90km/h は解除することができない。またこの車速制限装置の作動を何らかの操作により、あるいは何らかの条件により無効化することはできない。したがってこの車速制限装置1aの全体的な最大速度は90km/h であり法令に準拠するものとなる。
【0022】
上記実施例装置では、車速制限装置1aに設定できる最大速度の第二の値は60km/h の一種類である。第一の値90km/h は、上記説明のとおり法令に準拠するために解除することも変更することもできないが、第二の値60km/h は第一の値90km/h を越えない範囲でその値を変更することができる。すなわち、第二の値として90km/h 未満の複数の値を用意しておき、これを操作により切り替えて設定することができる。第二の値を小さいステップでほとんど連続的に切り替えて設定するように構成してもよい。また第二の値を連続的に変更できるように構成してもよい。
【0023】
この第二の値を変更する場合の具体的な構成の一例を示すと、操作端7に設定変更スイッチを設けておき、3段階程度に第二の値を変更することがよい。この最大速度の第二の値を変更スイッチにより変更できるように構成する場合には、第二の値として、高速道路以外の道路の最高速度として定められている60km/h、市街地の最高速度として指定される40km/h 、および特定の作業場構内の最高速度としてしばしば指定される15km/h を切り替えて設定できるように構成しておくことができる。
【0024】
上記実施例装置では、最大速度として第一の値90km/h が設定されている状態で、車両が停車すると第二の値(例えば60km/h )に自動的に切り替わるように説明したが、これは車両が停車するまで減速しなくとも、ある値(例えば徐行速度)まで減速したときに自動的に第二の値に切り替わるように構成することもできる。
【0025】
【発明の効果】
本発明により、道路運送保安基準の規定にしたがう適法な速度制限装置であって、規定された最大車速90km/h 以外の制限速度についても作動する便利な速度制限装置を提供することができる。本発明により速度制限装置の商品価値を高くすることができる。本発明の装置は、運転者による操作がきわめて簡単であり、運転操作の自然の流れの中で複数の制限速度に対応させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例装置の制御系ブロック構成図。
【図2】本発明実施例装置について走行時作動の一例を示す説明図。
【図3】本発明実施例装置の要部制御フローチャート。
【符号の説明】
1 制御回路
1a 車速制限装置(スピードリミッタ)
1b 自動速度制御装置(オートクルーザ)
2 入出力インターフェース
3 内燃機関
4 クラッチ
5 変速機
6 アクセルセンサ
7 操作スイッチ
8 電子ガバナ
9 表示器
11 回転センサ
12 車速センサ
Claims (5)
- 法令に準拠する速度を最大速度とする速度制限装置であって、運転中の運転者が操作できる操作手段と、この操作手段の操作にしたがい前記法令に準拠する速度より低い速度の値を一時的に最大速度として設定する手段とを備えたことを特徴とする速度制限装置。
- 車速(V)が最大速度として設定された値に達したときにアクセルが車両を加速させるように操作されていても車速(V)が前記最大速度を越えないように内燃機関への燃料供給量を制御する手段を備えた速度制限装置において、
前記最大速度として第一の値(Vmax1 )およびこの第一の値より小さい第二の値(Vmax2 <Vmax1 )を用意しておきこの二つの値(Vmax1 、Vmax2 ) の一つを選択して前記最大速度を設定する手段と、運転者が運転中に操作できる位置にその操作端が配置された操作スイッチとを設け、
前記最大速度を設定する手段は、前記操作スイッチが操作されたときに前記第一の値(Vmax1 ) を選択設定し、この第一の値が設定されている状態で車速(V) が前記第二の値(Vmax2 ) 以下に定められた第三の値(V3 ≦Vmax2 ) 以下になったときに(V≦V3 )前記第二の値(Vmax2 ) を前記最大速度として選択設定する手段を含む
ことを特徴とする速度制限装置。 - 前記第三の値は零または徐行速度である請求項2記載の速度制限装置。
- 前記最大速度を設定する手段は、前記第二の値(Vmax2 )として複数の値が用意され、この複数の値の一つを選択して前記第二の値(Vmax2 ) として設定する手段を含む請求項2または3記載の速度制限装置。
- 前記最大速度を設定する手段は、前記第二の値(Vmax2 )として前記第一の値(Vmax 1 )を越えない所定範囲の可変値が設定可能であり、この可変値を操作にしたがって前記第二の値(Vmax2 )として設定する手段を含む請求項2または3記載の速度制限装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002188135A JP2004028023A (ja) | 2002-06-27 | 2002-06-27 | 速度制限装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002188135A JP2004028023A (ja) | 2002-06-27 | 2002-06-27 | 速度制限装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2004028023A true JP2004028023A (ja) | 2004-01-29 |
Family
ID=31182969
Family Applications (1)
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| JP2002188135A Pending JP2004028023A (ja) | 2002-06-27 | 2002-06-27 | 速度制限装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2004028023A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2018178878A (ja) * | 2017-04-14 | 2018-11-15 | 株式会社豊田自動織機 | 産業車両 |
-
2002
- 2002-06-27 JP JP2002188135A patent/JP2004028023A/ja active Pending
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|---|---|---|---|---|
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