JP2004027920A - 回転ベーンポンプの排気機構 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ハウジング20内から排出される気体を、圧力調整弁50が備えられた消音器の気体排出口32を通して、消音器30外部に排出させる回転ベーンポンプの排気機構において、気体排出口32周囲の消音器30外壁に、筒状の配管路接続部60を、その内側空間を気体排出口32に連通させて、圧力調整弁50の周囲を囲むようにして設ける。そして、その配管路接続部60に、消音器30外部に排出される気体を送り込む配管路80を連結できるようにする。それと共に、その筒状の配管路接続部60の内側空間を、圧力調整弁50を動作可能に収容するための部屋に利用する。そして、回転ベーンポンプの排気機構の小型化、簡易化を図る。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ベーンが嵌挿されたロータをハウジング内で回転させる回転ベーンポンプの排気機構に関する。
【0002】
【従来の技術】
上記の回転ベーンポンプの排気機構は、従来一般には、例えば図3に示されたように、ベーン12が嵌挿されたロータ10を回転させるハウジング20内から排出される気体を消音器30内を通過させて、その気体の持つ騒音を低減させた後、該消音器30内の気体を、消音器の気体排出口32及び該気体排出口に連通する仕切り部屋40内を通して、該仕切り部屋の排気口42から外気中に放出させたり、該仕切り部屋の排気口42に連結された配管路(図示せず)内に送り込んだりしている。
この回転ベーンポンプの排気機構には、近時、特開2001−289167公報に掲載された、図3に示されたような、その消音器の気体排出口32に圧力調整弁50が備えられた構造のものが開発されている。
この排気機構においては、消音器の気体排出口32を通過する気体の圧力が増大した場合、即ち消音器30内の気体の圧力が増した場合、又は消音器30内に流入する気体量が増大して、その気体排出口32を通過する気体の通過量が増した場合には、それに合わせて、消音器の気体排出口32の開口量を、圧力調整弁50により、増大させることができる。そして、その圧力調整弁50により開口量が増大された気体排出口32を通して、消音器30内から消音器30外部に排出させる気体の量を増大させることができる。
逆に、消音器の気体排出口32を通過する気体の圧力が減少した場合、即ち消音器30内の気体の圧力が減少した場合、又は消音器30内に流入する気体量が減少して、その気体排出口32を通過する気体の通過量が減少した場合には、それに合わせて、消音器の気体排出口32の開口量を、圧力調整弁50により、減少させることができる。そして、その圧力調整弁50により開口量が減少された気体排出口32を通して、消音器30内から消音器30外部に排出させる気体の量を減少させることができる。
そして、その消音器30内に流入する気体量の増減等に伴って大きく増減する消音器30内の気体の圧力を、ほぼ一定値に近い状態に平準化できる。そして、その圧力がほぼ一定値に平準化された消音器30内の気体を、消音器の気体排出口32から消音器30外部に排出させることができる。
その結果、その消音器30内と連通する回転ベーンポンプのハウジング20内のベーン12に消音器30内の圧力が増大した気体から過度の負荷が加わって、回転ベーンポンプに大きな動力ロスが生じたり、消音器30内の気体の圧力が減少したために、その消音器30内から気体排出口32を通して消音器30外部に排出される気体に加わる負荷が小さくなり過ぎて、その消音器30内を通過させる気体の持つ騒音を十分に低減できなくなったりするのを、圧力調整弁50により、防ぐことができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記の回転ベーンポンプの排気機構では、図3に示されたように、消音器30内から気体排出口32を通して消音器30外部に排出される気体を、圧力調整弁50が収容された大型の仕切り部屋40内を通して、該仕切り部屋の排気口42から外気中に放出させたり、該仕切り部屋の排気口42に連結された配管路内に送り込んだりしていて、その仕切り部屋40が設けられた分、回転ベーンポンプの排気機構が大型化、複雑化してしまった。そのために、回転ベーンポンプの排気機構を小型化、簡易化できなかった。
【0004】
また、上記の回転ベーンポンプの排気機構においては、回転ベーンポンプの起動時に、ポンプから排出される気体の圧力が急激に高まったり、その気体の排出量が急激に増大したりする。そして、消音器30内に流入する気体の圧力が急激に高まったり、消音器30内に流入する気体量が急激に増大したりする。そのために、回転ベーンポンプの起動時には、消音器の気体排出口32に備えられた上記の圧力調整弁50が、消音器30内に流入する圧力が急激に高まったり流入量が急激に増えたりした気体により、消音器の気体排出口32の外方に急激に高く押し上げられて、消音器の気体排出口32が大きく開口される。次いで、その大きく開口した気体排出口32から、消音器30内の気体が急激に消音器30外部に抜け出て、その消音器30内の気体の圧力が急激に低下したり、その消音器30内の気体量が急激に減少したりする。そして、気体排出口32の外方に高く押し上げられた上記の圧力調整弁50が、気体排出口32方向に急激に降下して、気体排出口32周囲の消音器30部分に激しく衝突する。以下、同様のステップが繰り返されて、圧力調整弁50が、気体排出口32の内外に激しく大きく振動する。その結果、その気体排出口32の内外に激しく大きく振動する圧力調整弁50の振動音が、周囲環境を悪化させた。
【0005】
本発明は、このような課題を解消可能な、回転ベーンポンプの排気機構を提供することを、目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
このような目的を達成するために、本発明の回転ベーンポンプの排気機構は、ベーンが嵌挿されたロータを回転させるハウジング内から排出される気体を消音器内を通過させて、その気体の持つ騒音を低減させた後、該消音器内の気体を、消音器の気体排出口を通して、消音器外部に排出させる回転ベーンポンプの排気機構であって、
前記消音器内の気体の圧力又は消音器内に流入する気体量の増減に合わせて、前記気体排出口の開口量を増減させる圧力調整弁が前記消音器の気体排出口に備えられた回転ベーンポンプの排気機構において、
前記圧力調整弁が備えられた気体排出口周囲の消音器外壁に、筒状の配管路接続部が、該配管路接続部の内側空間を前記気体排出口に連通させて、圧力調整弁の周囲を囲むようにして設けられてなることを特徴としている。
【0007】
この回転ベーンポンプの排気機構においては、消音器内から気体排出口を通して消音器外部に排出される気体を、その気体排出口周囲の消音器外壁に設けられた筒状の配管路接続部の内側空間を通して、前述の大型の仕切り部屋内を通さずに、消音器外部の外気中に直接に放出したり、その配管路接続部に連結された配管路内に直接に送り込んだりできる。
それと共に、その筒状の配管路接続部の内側空間を、圧力調整弁を動作可能に収容するための部屋に利用できる。
そのために、そのポンプの排気機構に前述の仕切り部屋を設けない分、ポンプの排気機構を、小型化したり、簡易化したりできる。
換言すれば、その配管路を接続するための気体排出口周囲の消音器外壁に設けられた配管路接続部が、圧力調整弁を収容する仕切り部屋に兼用されていて、圧力調整弁を収容する仕切り部屋を別途設けない分、ポンプの排気機構を、小型化したり、簡易化したりできる。
【0008】
本発明の回転ベーンポンプの排気機構においては、前記消音器内の気体の一部を配管路接続部の内側空間に逃がす気体漏出路が設けられた構造とすると良い。
気体漏出路は、前記圧力調整弁又は気体排出口周囲の消音器部分に設けられた、消音器内と配管路接続部の内側空間とを連通する小穴又は溝とすると良い。
【0009】
その場合には、回転ベーンポンプの起動時に、ポンプから消音器内に流入する気体の圧力が急激に高まったり、その気体量が急激に増大したりした際に、その消音器内に流入した気体の一部を、圧力調整弁又は気体排出口周囲の消音器部分等に設けられた、消音器内と配管路接続部の内側空間とを連通する小穴又は溝等からなる気体漏出路を通して、消音器内から配管路接続部の内側空間に逃がすことができる。また逆に、回転ベーンポンプの起動時に、消音器内の気体の圧力が急激に低下したり、その気体量が急激に低下したりした際には、配管路接続部の内側空間の気体の一部を、圧力調整弁又は気体排出口周囲の消音器部分等に設けられた、消音器内と配管路接続部の内側空間とを連通する小穴又は溝等からなる気体漏出路を通して、消音器内に逆流入させることができる。そして、回転ベーンポンプの起動時に大きく増減する消音器内の気体の圧力や気体量を緩和できる。そして、回転ベーンポンプの起動時に、消音器内の気体の圧力が急激に高まったり、その気体量が急激に増大したりして、消音器の気体排出口に備えられた圧力調整弁が、気体排出口の外方に急激に高く押し上げられたり、逆に消音器内の気体の圧力が急激に低下したり、その気体量が急激に減少したりして、その気体排出口の外方に高く押し上げられた圧力調整弁が、気体排出口方向に急激に降下して、気体排出口周囲の消音器部分に激しく衝突したりするのを、防ぐことができる。そして、その圧力調整弁が、気体排出口の内外に激しく大きく振動して、大きな振動音を発するのを、防ぐことができる。
【0010】
また、本発明の回転ベーンポンプの排気機構においては、前記配管路接続部には、該配管路接続部の内側空間に前記気体排出口を通して消音器内から排出された気体を送り込む配管路を連結するための接続手段が設けられた構造とすると良い。
接続手段は、配管路接続部に配管路をねじ止めするための、配管路接続部の内側壁に刻設された雌ねじ又は配管路接続部の外側壁に刻設された雄ねじとすると良い。
【0011】
その場合には、その配管路接続部の内側壁に刻設された雌ねじ又は配管路接続部の外側壁に刻設された雄ねじ等の接続手段を用いて、配管路接続部と配管路とを、ニップル等の管継ぎ手を介して、又は直接に、互いに着脱可能に容易かつ迅速にねじ止め接続等できる。そして、配管路接続部の内側空間と配管路内とを、管継ぎ手内空間を介して、又は直接に、互いに連通させることができる。そして、消音器内から配管路接続部の内側空間に排出された気体を配管路内に、漏らさずに送り込むことができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
図1と図2は本発明の回転ベーンポンプの排気機構の好適な実施の形態を示し、図1はその拡大断面図、図2はその取り付け状態説明図である。以下に、この排気機構を説明する。
【0013】
この回転ベーンポンプの排気機構は、前述の図3に示された回転ベーンポンプとほぼ同様な構造をした、図2に示されたような、ベーンが嵌挿されたロータを回転させるハウジング20内から排出される気体を消音器30内を通過させて、その気体の持つ騒音を低減させた後、その消音器30内の気体を、消音器の気体排出口32を通して、消音器30外部に排出させる回転ベーンポンプの排気機構であって、その消音器30内の気体の圧力又は消音器30内に流入する気体量の増減に合わせて、その気体排出口32の開口量を増減させる圧力調整弁50が消音器の気体排出口32に備えられた回転ベーンポンプの排気機構に装備されるものである。
【0014】
この排気機構においては、図1に示されたように、その回転ベーンポンプの圧力調整弁50が備えられた気体排出口32周囲の消音器30外壁に、円筒状の配管路接続部60が、該配管路接続部の内側空間62を消音器の気体排出口32に連通させて、圧力調整弁50の周囲を囲むようにして立設されている。
【0015】
圧力調整弁50は、弁棒52先端に円板状の弁本体54がT字状に備えられた構造をしている。弁棒52は、気体排出口32中央の軸方向に昇降自在に遊挿されている。そして、弁棒52を気体排出口32内をその下方に降下させることにより、弁棒52先端の弁本体54により、気体排出口32をその外側から塞ぐことができるように構成されている。また逆に、弁棒52を気体排出口32内をその上方に上昇させることにより、弁棒52先端の弁本体54を気体排出口32の上方に持ち上げて、気体排出口32を開くことができるように構成されている。弁本体54の下面周囲には、フェルト材等の柔軟材からなるリング56が被着されている。そして、弁本体54を降下させた際に、その柔軟材からなるリング56を介して、弁本体54下面を、気体排出口32周囲の消音器30外壁にクッション性を持たせて、衝撃少なく衝突させることができる構造をしている。
【0016】
気体排出口32の中途部内側には、仕切り壁34が架設されている。仕切り壁34表面には、複数の貫通穴33が設けられている。そして、その複数の貫通穴33を通して、気体が、気体排出口32内側を、仕切り壁34に妨げられずに、上下方向に自在に流通できる構造をしている。仕切り壁34中央には、上下に長いガイド穴36が開口されていて、そのガイド穴36に、弁棒52中途部が上下に摺動自在に挿通されている。そして、圧力調整弁50の弁棒52が、消音器の気体排出口32内中央の軸方向に上下に移動可能なように、仕切り壁34に支持されている。仕切り壁34上面とそれに対向する弁本体54下面との間の弁棒52周囲には、圧縮コイルばね72が遊嵌されている。そして、その圧縮コイルばね72により、弁本体54を気体排出口32の外方に上昇させる付勢力が、弁本体54に付与されている。同様にして、仕切り壁34下面とそれに対向する弁棒52の下端周囲に嵌着されたリング58上面との間の弁棒52周囲には、圧縮コイルばね74が遊嵌されている。そして、その圧縮コイルばね74により、弁本体54を気体排出口32の内方に降下させる付勢力が、弁本体54に付与されている。そして、前述のように、消音器30内から空気等の気体が、気体排出口32を通して消音器30外部に逃げ出そうとして、圧力調整弁50を気体排出口32の外方に押し上げようとした際に、圧縮コイルばね72の弾性力を補助にして、圧力調整弁50を気体排出口32の外方に確実に押し上げられるようにしている。次いで、消音器30内の気体が気体排出口32から消音器30外部に抜け出て、消音器30内の気圧が下がって、圧力調整弁50が気体排出口32方向に降下しようとした際には、圧縮コイルばね74の弾性力を補助にして、気体排出口32の外方に押し上げられた上記の圧力調整弁50を気体排出口32方向に確実に降下させることができるようにしている。即ち、その圧縮コイルばね72、74の弾性力を補助にして、圧力調整弁50を気体排出口32の内外に確実かつ円滑に昇降させることができるようにしている。
【0017】
そして、このような構成により、消音器30内から気体排出口32を通して消音器30外部に排出される気体を、その気体排出口32周囲の消音器30外壁に立設された筒状の配管路接続部の内側空間62を通して、前述の大型の仕切り部屋40内を通さずに、消音器30外部の外気中に直接に放出したり、その配管路接続部60に連結された配管路80内に直接に送り込んだりできるようにしている。
それと共に、消音器30内の気体の圧力や気体の流入量の増減に合わせて、圧力調整弁50の弁本体54を配管路接続部の内側空間62で上下に適宜量昇降させることができるようにしている。そして、その圧力調整弁50により、消音器の気体排出口32の開口量を増減させて、その消音器の気体排出口32を通して、消音器30内から消音器30外部に排出される気体の量を増減させることができるようにしている。そして、その消音器30内の気体の圧力をほぼ一定値に平準化できるようにしている。
そして、その排気機構に前述の圧力調整弁50が収容された仕切り部屋40を設けない分、その排気機構を、小型化したり、簡易化したりできるようにしている。
【0018】
加えて、図の回転ベーンポンプの排気機構においては、消音器30内の気体の一部を配管路接続部の内側空間62に逃がす気体漏出路100が設けられている。
気体漏出路100は、圧力調整弁50又は気体排出口32周囲の消音器30部分に設けられた、消音器30内と配管路接続部の内側空間62とを連通する小穴又は溝(図1では、圧力調整弁の弁本体54に上下に貫通して設けられた小穴としている)から構成されている。
【0019】
そして、そのような構成により、回転ベーンポンプの起動時に、ポンプから消音器30内に流入する気体の圧力が急激に高まったり、その気体量が急激に増大したりした際に、その消音器30内に流入した気体の一部を、圧力調整弁50又は気体排出口32周囲の消音器30部分等に設けられた、消音器30内と配管路接続部の内側空間62とを連通する小穴又は溝等からなる気体漏出路100を通して、消音器30内から配管路接続部の内側空間62に逃がすことができるようにしている。また逆に、回転ベーンポンプの起動時に、消音器30内の気体の圧力が急激に低下したり、その気体量が急激に低下したりした際には、配管路接続部の内側空間62の気体の一部を、圧力調整弁50又は気体排出口32周囲の消音器30部分等に設けられた、消音器30内と配管路接続部の内側空間62とを連通する小穴又は溝等からなる気体漏出路100を通して、消音器30内に逆流入させることができるようにしている。そして、回転ベーンポンプの起動時に大きく増減する消音器30内の気体の圧力や気体量を緩和できるようにしている。そして、回転ベーンポンプの起動時に、消音器30内の気体の圧力が急激に高まったり、その気体量が急激に増大したりして、消音器の気体排出口32に備えられた圧力調整弁50の弁本体54が、気体排出口32の外方に急激に高く押し上げられたり、逆に消音器30内の気体の圧力が急激に低下したり、その気体量が急激に減少したりして、その気体排出口32の外方に高く押し上げられた圧力調整弁50の弁本体54が、気体排出口32方向に急激に降下して、気体排出口32周囲の消音器30部分に激しく衝突したりするのを、防ぐことができるようにしている。そして、その圧力調整弁50が、気体排出口32の内外に激しく大きく振動して、振動音を発するのを、防ぐことができるようにしている。
【0020】
なお、本発明の回転ベーンポンプの排気機構において、圧力調整弁50の衝突騒音を気にせずとも良い場合は、本発明の回転ベーンポンプの排気機構に、消音器30内と配管路接続部の内側空間62とを連通する上記の気体漏出路100を、設けずとも良いことは、勿論である。
【0021】
この回転ベーンポンプの排気機構においては、図1に示されたように、その配管路接続部60に、該配管路接続部の内側空間62に気体排出口32を通して消音器30内から排出された気体を送り込む配管路80を連結するための接続手段90を設けると良い。
接続手段90は、配管路接続部60に配管路80をねじ止め接続するための、配管路接続部60の内側壁に刻設された雌ねじ又は配管路接続部60の外側壁に刻設された雄ねじ(図1では、配管路接続部60の外側壁に刻設された雄ねじ92としている)から構成すると良い。
そして、その配管路接続部の内側壁に刻設された雌ねじ又は配管路接続部の外側壁に刻設された雄ねじ92等の接続手段90を用いて、配管路接続部60と配管路80とを、ニップル等の管継ぎ手を介して、又は直接(図1では、直接としている)に、互いに着脱可能に容易かつ迅速にねじ止め接続等できるようにすると良い。そして、配管路接続部の内側空間62と配管路80内とを、管継ぎ手内空間を介して、又は直接に、互いに連通させることができるようにすると良い。そして、消音器30内から配管路接続部の内側空間62に排出された気体を、配管路80内に漏らさずに送り込むことができるようにすると良い。
なお、接続手段90には、カップリング方式のもの等を用いることも、可能である。
【0022】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の回転ベーンポンプの排気機構によれば、その構造が大幅に簡易化された、製造の容易な、小型の回転ベーンポンプの排気機構を提供可能となる。
また、消音器内と配管路接続部の内側空間とを連通する気体漏出路が設けられた回転ベーンポンプの排気機構によれば、その圧力調整弁が気体排出口周囲の消音器部分に衝突して発する衝突騒音、及び圧力調整弁が大きく振動して発生する振動音を大幅に低減できる。そして、騒音公害のない回転ベーンポンプの排気機構を提供可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の回転ベーンポンプの排気機構の拡大構造説明図である。
【図2】本発明の回転ベーンポンプの排気機構の取り付け状態説明図である。
【図3】従来の回転ベーンポンプの排気機構の構造説明図である。
【符号の説明】
10 ロータ
12 ベーン
20 ハウジング
30 消音器
32 消音器の気体排出口
40 仕切り部屋
42 排気口
50 圧力調整弁
60 配管路接続部
80 配管路
90 接続手段
100 気体漏出路
Claims (5)
- ベーンが嵌挿されたロータを回転させるハウジング内から排出される気体を消音器内を通過させて、その気体の持つ騒音を低減させた後、該消音器内の気体を、消音器の気体排出口を通して、消音器外部に排出させる回転ベーンポンプの排気機構であって、
前記消音器内の気体の圧力又は消音器内に流入する気体量の増減に合わせて、前記気体排出口の開口量を増減させる圧力調整弁が前記消音器の気体排出口に備えられた回転ベーンポンプの排気機構において、
前記圧力調整弁が備えられた気体排出口周囲の消音器外壁に、筒状の配管路接続部が、該配管路接続部の内側空間を前記気体排出口に連通させて、圧力調整弁の周囲を囲むようにして設けられてなることを特徴とする回転ベーンポンプの排気機構。 - 前記消音器内の気体の一部を配管路接続部の内側空間に逃がす気体漏出路が設けられた請求項1記載の回転ベーンポンプの排気機構。
- 前記気体漏出路が、前記圧力調整弁又は気体排出口周囲の消音器部分に設けられた、消音器内と配管路接続部の内側空間とを連通する小穴又は溝である請求項2記載の回転ベーンポンプの排気機構。
- 前記配管路接続部に、該配管路接続部の内側空間に前記気体排出口を通して消音器内から排出された気体を送り込む配管路を連結するための接続手段が設けられた請求項1、2又は3記載の回転ベーンポンプの排気機構。
- 前記接続手段が、配管路接続部に配管路をねじ止めするための、配管路接続部の内側壁に刻設された雌ねじ又は配管路接続部の外側壁に刻設された雄ねじである請求項4記載の回転ベーンポンプの排気機構。
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