JP2004027724A - デッキ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】デッキ1は、複数本の長尺床材2が一定間隔を隔てて構造体3上に敷設され、各長尺床材2が、夫々隣接する長尺床材2a、2b間においてデッキ固定部材4により連結されるとともに構造体3に固定されてなる。長尺床材2は長尺体からなり、その板傍21に上縁部22と下面23に水平な下縁部24とを有する連結溝25が設けられている。デッキ固定部材4には、一定間隔を隔てて隣接する長尺床材2a、2bの間に挿入するとともに構造体3と接合する突起部41と、長尺床材2の下縁部24を下方に押圧して隣接する長尺床材2a、2bを連結する押圧部45とが設けられ、突起部41の突起方向の長さ4Lは、長尺床材2の下面23から下縁部24への高さ2Hよりも短く設定されている。
【選択図】図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、デッキに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、根太上に長尺床材を接合してデッキを組み立てる方法には、図8に示すような(a)突付けや、(b)実矧ぎ等の方法が用いられている。
【0003】
図8(a)の突付けは、単に長尺床材91同士を突き合わせただけの接合で、長尺床材91の表面92から釘やビス等の緊結材93を用いて根太94に固定する。
【0004】
一方、図8(b)の実矧ぎは、長尺床材95の長手側面である板傍96の一方に凸型の突起(実)97を形成し、もう一方をそれに合わせて小穴98を突いて差し合わせる矧ぎ合わせ法である。留め付けは、実97の付け根部分に斜めに釘打ち99され、矧ぎ合わせ後は釘が見えなくなる。
【0005】
前者の場合は、長尺床材に加工を施す必要もなく、固定も単に緊結材を根太に打ち込む或いはねじ込む等するだけでよいため、作業性に優れており、後者の場合は、固定用の釘等が見えないため見栄えがよい、などそれぞれに優れた点がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、突付けを採用したデッキの場合、デッキ表面には緊結材の頭部が突出するため、歩行の際にこの頭部でけがをしたりするなど安全面で問題があった。特に木製のデッキの場合、デッキは一般に屋外に設けられ風雨にさらされることから、材の変形や腐朽が発生し易く、これによって緊結材の頭部がデッキ表面に簡単に突出するため、安全性に劣っていた。また、隣接する長尺床材間の目地幅を例えば5mm幅にしようとすると、隣接する長尺床材間を広げながら5mm寸法を測り、あるいは5mm幅の板きれをスペーサとして隣接する長尺床材間に用いて5mm寸法を測る等、施工面でも不備があった。
【0007】
一方、実矧ぎを採用したデッキの場合、緊結材がデッキ面上には現れないため、突付けにおけるような安全面での問題はないが、長尺床材間に隙間を有しないため、雨水の排水が円滑に行われない。このため、いつまでも長尺床材上に雨水が溜まったままになり易く、そこに塵等が溜まって長尺床材表面を汚損するなど、排水性及び防汚性に劣っていた。
【0008】
また、上述した突付けまたは実矧ぎを採用したデッキの場合、根太上に長尺床材を緊結材を用いて固定するため、長尺床材を構造体上でスライドさせて位置調整することは難しい。そのため、突付けまたは実矧ぎを採用したデッキの使用状況および組立状況に応じて目地幅の寸法を調節することができない。
【0009】
ところで、上述した突付けまたは実矧ぎを採用したデッキには、木粉と合成樹脂とからなる合成木材製長尺床材が用いられている。この合成木材製長尺床材は、天然木材に比べて加工性、耐久性に優れている。
【0010】
しかし、この合成木材は、天然木の性質、合成樹脂の性質それぞれを持ち合わせた素材であるため、例えば、加熱および吸水によって伸縮する。そのため、上述した突付けや実矧ぎの方法で根太に長尺床材を固定すると、その固定部分が長尺床材の伸縮に追随できずに長尺床材が盛り上がったり、その固定部分に応力が集中してその固定部分から長尺床材が割れたり、その固定部分に用いた緊結材が長尺床材から外れたりすることがある。
【0011】
そこで、上記課題を解決するために本発明は、歩行の際に危険個所となる、緊結材のデッキ表面への突出を排除するとともに、作業性及び施工性に優れ、構造体上での長尺床材の位置調整を容易にするデッキを提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため本発明に係るデッキは、床面を形成する複数本の長尺床材が一定間隔を隔てて構造体上に敷設され、各長尺床材が、夫々隣接する長尺床材間においてデッキ固定部材により連結されるとともに構造体に固定されてなるデッキであって、前記長尺床材には、その板傍に上縁部と当該長尺床材の下面に水平な下縁部とを有する連結溝が設けられ、前記デッキ固定部材には、一定間隔を隔てて隣接する前記長尺床材間に嵌まるとともに前記構造体と接合する突起部と、前記長尺床材の下縁部を下方に押圧して隣接する長尺床材を連結する押圧部とが設けられ、前記突起部の突起方向の長さは、前記長尺床材の下面から下縁部への高さよりも短く設定されていることを特徴とする。
【0013】
この発明によれば、長尺床材にその下面に水平な下縁部とを有する連結溝が設けられ、デッキ固定部材に突起部と押圧部とが設けられているので、デッキ固定部材をデッキ表面から突出させずに長尺床材の下縁部を下方に押圧して長尺床材を構造体に固定することが可能となり、その結果、施工外観を向上させることが可能となる。さらに、突起部の突起方向の長さが、長尺床材の下面から下縁部への高さよりも短く設定されているので、長尺床材が構造体に固定された際、構造体の上面とデッキ固定部材の突起部端面との間に空隙を生じさせることが可能となり、突起部が支点となって押圧部の長尺床材を押圧する力に弾性力が生じて、長尺床材を構造体に強く固定することが可能となる。また、デッキ固定部材の押圧部が長尺床材の下面と水平な下縁部を下方に押圧しているので、押圧部を下縁部上でスライドさせることが可能となる。そのため、加熱および吸水などが原因となり長尺床材が伸縮しても、その伸縮に追随してデッキ固定部材の押圧部が長尺床材の下縁部上でスライドして、押圧部により押圧している長尺床材の下縁部が割れたり、その押圧部が長尺床材の下縁部から外れるのを防止することが可能となる。
【0014】
また、この発明によれば、デッキ固定部材の押圧部が長尺床材の下縁部を押圧しながらスライドすることが可能となるので、長尺床材を構造体上でスライドさせて位置調整することが可能となる。そのため、デッキの使用状況および組立状況に応じて目地幅の寸法を調節することが可能となる。
【0015】
例えば、構造体の長尺床材を固定する上面が広い場合、この構造体に長尺床材を固定する、構造体上における長尺床材の固定位置にずれが生じ、固定する長尺床材の最後の数枚は、構造体上からはみ出すことがあるが、本発明によれば、長尺床材を構造体上でスライドさせて位置調整することが可能となるので、隣接する長尺床材間の間隔を広げながら長尺床材の構造体上における固定位置決めが可能となり、いわゆる目地幅調整が可能となる。
【0016】
また、本発明にかかるデッキ固定部材を、構造体上に隣接して固定する長尺床材間の目地決め用スペーサとして用いることが可能であり、1つ1つ目地幅を合わせながら長尺床材を構造体に固定する必要がなくなり、施工時間を短縮することが可能となる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
<実施の形態1>
デッキ1は、図1に示すように、床面を形成する複数本の長尺床材2が一定間隔を隔てて構造体3上に敷設され、各長尺床材2が、夫々隣接する長尺床材2a、2b間においてデッキ固定部材4により連結されるとともに構造体3に固定されてなる。なお、本実施の形態1における一定間隔の寸法は、5mmである。
【0018】
構造体3は、アルミニウムから成形された各々複数本ずつの桁(図示省略)と根太31とを直交状態に接合して形成されている。
【0019】
長尺床材2は、図2に示すように、長尺体からなり、その板傍21に上縁部22と下面23に水平な下縁部24とを有する連結溝25が設けられている。
【0020】
デッキ固定部材4には、図3に示すように、一定間隔を隔てて隣接する長尺床材2a、2bの間に嵌まるとともにねじAを用いて構造体3と接合する突起部41と、長尺床材2の下縁部24を下方に押圧して隣接する長尺床材2a、2bを連結する押圧部45とが設けられている。
【0021】
突起部41は、図3に示すように、デッキ固定部材4の底部を形成している。この突起部41の突起端面42には、その長手方向中央部にねじ孔43が設けられている。また、突起部41の側面44は、隣接する長尺床材2a、2bの相互間隔を保持させるスペーサであり、突起端面42の両端から立ち上げ形成されている。また、側面44の突起方向の長さ4Lは、長尺床材2の下面23から下縁部24への高さ2Hよりも1mm短く設定されている。
【0022】
押圧部45は、図3に示すように、突起部41の両側面44をそれぞれ外方に向けて直角に折曲するとともに、さらにその先端46を内側に向けて斜め上方に折り返すことにより形成されている。
【0023】
次に、このデッキ1の組立工程について、図1を用いて以下に詳説する。
桁(図示省略)と根太31とを直交状態に接合して構造体3が形成される。形成された構造体3上に、根太31と垂直方向に長尺床材2aが配される。構造体3上に配された長尺床材2aに沿ってデッキ固定部材4が、長尺床材2aの下縁部24上に押圧部45が沿うように配される。配されたデッキ固定部材4は、ねじAを突起部41のねじ孔43から構造体3に挿通して構造体3に接合される。その時、デッキ固定部材4の押圧部45が長尺床材2aの下縁部24を下方に押圧し、長尺床材2aが構造体3に固定される。そして、構造体3に固定された長尺床材2aに隣接させるように長尺床材2bが配され、デッキ固定部材4の他の押圧部45に長尺床材2bの下縁部24が下方に押圧されて、図1に示すように、デッキ固定部材4を介して隣接した長尺床材2a、2b同士が連結されるとともに長尺床材2a、2bが構造体3に固定されてデッキ1が組み立てられる。この時、構造体3の上面32とデッキ固定部材4の突起端面42との間には、1mmの空隙C(図1参照)が生じている。
【0024】
上記したデッキ1によれば、長尺床材2にその下面23に水平な下縁部24とを有する連結溝25が設けられ、デッキ固定部材4に突起部41と押圧部45とが設けられているので、デッキ固定部材4をデッキ1の表面11から突出させずに長尺床材2の下縁部24を下方に押圧して長尺床材2を構造体3に固定することができ、その結果、施工外観を向上させることができる。さらに、突起部4の突起方向の長さ4Lが、長尺床材2の下面23から下縁部24への高さ2Hよりも短く設定されているので、長尺床材2が構造体3に固定された際、構造体3の上面32とデッキ固定部材4の突起部41の突起端面42との間に空隙を生じさせることができ、突起部41が支点となって押圧部45の長尺床材2を押圧する力に弾性力が生じる。その結果、長尺床材2を構造体3に強く固定することができる。また、デッキ固定部材4の押圧部45が長尺床材2の下面23と水平な下縁部24を下方に押圧しているので、押圧部45を下縁部24上でスライドさせることができる。そのため、加熱および吸水などが原因となり長尺床材2が伸縮しても、その伸縮に追随してデッキ固定部材4の押圧部45が長尺床材2の下縁部24上でスライドして、押圧部45により押圧している長尺床材2の下縁部24が割れたり、その押圧部45が長尺床材2の下縁部24から外れるのを防止することができる。
【0025】
また、このデッキ1によれば、長尺床材2の下縁部24をデッキ固定部材4の押圧部45が押圧しながらスライドすることができるので、図4に示すように、長尺床材2を構造体3上でスライドさせて位置調整(B)することができる。そのため、デッキ1の使用状況および組立状況に応じて目地幅の寸法を調節することができる。
【0026】
例えば、構造体3の長尺床材2を固定する上面32が広い場合、この構造体3に長尺床材2を固定する、構造体3上における長尺床材2の固定位置にずれが生じ、固定する長尺床材2の最後の数枚は、構造体3上からはみ出すことがあるが、このデッキ1によれば、長尺床材2を構造体3上でスライドさせて位置調整することができるので、隣接する長尺床材2a、2b間の間隔を広げながら長尺床材2の構造体3上における固定位置決めができ、いわゆる目地幅調整ができる。
【0027】
また、このデッキ1に用いるデッキ固定部材4を、構造体3上に隣接して固定する長尺床材2a、2b間の目地決め用スペーサとして用いることができ、1つ1つ目地幅を合わせながら長尺床材2を構造体3に固定する必要がなくなり、施工時間を短縮することができる。
【0028】
なお、本実施の形態1では、側面44の突起方向の長さ4Lを、長尺床材2の下面23から下縁部24への高さ2Hよりも1mm短く設定したが、これに限定されるものではなく、デッキ1を組み立てた際に空隙Cが生じればよい。具体的には、長さ4Lを高さ2Hよりも3mm以下短く設定していれば好ましく、さらに1mm以下短く設定していればより好ましい。また、デッキ固定部材4を構造体3に接合させるために、ねじAを用いているが、緊結材であればビスなどであってもよい。また、構造体3は、各々複数本ずつの桁と根太31とを直交状態に接合して形成されているが、固定する長尺床材と垂直方向に配する根太だけから形成されてもよい。
【0029】
次に、本発明にかかるデッキ1と同様の効果を有する他の形態のデッキを、以下の実施の形態2、3に示す。
<実施の形態2>
この実施の形態2にかかるデッキ5は、上記実施の形態1にかかるデッキ1と、デッキ固定部材が異なるだけであり、他の構成は同じである。したがって、実施の形態1と同様の構成には同一の符号を付し、その説明を省略し、実施の形態1と異なる構成を説明する。
【0030】
デッキ5は、図5に示すように、複数本の長尺床材2が一定間隔を隔てて構造体3上に敷設され、各長尺床材2が、夫々隣接する長尺床材2a、2b間においてデッキ固定部材6により連結されるとともに構造体3に固定されてなる。
【0031】
デッキ固定部材6には、図6に示すように、T字状に形成されてなり、一定間隔を隔てて隣接する長尺床材2a、2bの間に嵌まるとともにねじAを用いて構造体3と接合する突起部61と、長尺床材2の下縁部24を下方に押圧して隣接する長尺床材2a、2bを連結する押圧部66とが設けられている。
【0032】
突起部61は、図6に示すように、デッキ固定部材6の底部を形成している。この突起部61の突起端面62の長手方向中央部にねじ孔63の一端が設けられている。このねじ孔63は、デッキ固定部材6の上面64から突起端面62に貫通して設けられている。また、突起部61の側面65は、隣接する長尺床材2a、2bの相互間隔を保持させるスペーサである。また、側面65の突起方向の長さ6Lは、長尺床材2の下面23から下縁部24への高さ2Hよりも短く設定されている。
【0033】
押圧部66は、図6に示すように、突起部61の基部から垂直方向に延出して形成され、その端面67が傾斜して形成されている。
【0034】
次に、このデッキ5の組立工程について、図5を用いて以下に詳説する。
桁(図示省略)と根太31とを直交状態に接合して構造体3が形成される。形成された構造体3上に、根太31と垂直方向に長尺床材2aが配される。構造体3上に配された長尺床材2aに沿ってデッキ固定部材6が、長尺床材2aの下縁部24上に押圧部66が沿うように配される。配されたデッキ固定部材6は、ねじAを上面64から突起端面62に貫通するねじ孔63から構造体3に挿通して構造体3に接合される。その時、デッキ固定部材6の押圧部66が長尺床材2aの下縁部24を下方に押圧し、長尺床材2aが構造体3に固定される。そして、構造体3に固定された長尺床材2aに隣接させるように長尺床材2bが配され、デッキ固定部材6の他の押圧部66に長尺床材2bの下縁部24が下方に押圧され、図6に示すように、デッキ固定部材6を介して隣接した長尺床材2a、2b同士が連結されるとともに長尺床材2a、2bが構造体3に固定されてデッキ5が組み立てられる。この時、構造体3の上面32とデッキ固定部材6の突起端面62との間には、空隙C(図5参照)が生じている。
<実施の形態3>
この実施の形態3にかかるデッキ7は、上記実施の形態1にかかるデッキ1と、デッキ固定部材が異なるだけであり、他の構成は同じである。したがって、実施の形態1と同様の構成には同一の符号を付し、その説明を省略し、実施の形態1と異なる構成を説明する。
【0035】
デッキ7は、図7に示すように、複数本の長尺床材2が一定間隔を隔てて構造体3上に敷設され、各長尺床材2が、夫々隣接する長尺床材2a、2b間においてデッキ固定部材8により連結されるとともに構造体3に固定されてなる。
【0036】
デッキ固定部材8には、図7に示すように、一定間隔を隔てて隣接する長尺床材2a、2bの間に嵌まるとともにねじAを用いて構造体3と接合する突起部81と、長尺床材2の下縁部24を下方に押圧して隣接する長尺床材2a、2bを連結する押圧部85とが設けられている。
【0037】
突起部81は、図7に示すように、デッキ固定部材8の底部を形成している。この突起部81の突起端面82には、その長手方向中央部にねじ孔83が設けられている。また、突起部81の側面84は、隣接する長尺床材2a、2bの相互間隔を保持させるスペーサであり、突起端面82の両端から立ち上げ形成されている。
【0038】
押圧部85は、図7に示すように、突起部81の両側面84をそれぞれ外方に向けて直角に折曲するとともに、さらにその先端86を上方に向けて直角に折曲することにより形成されている。
【0039】
次に、このデッキの組立工程について、図7を用いて以下に詳説する。
桁(図示省略)と根太31とを直交状態に接合して構造体3が形成される。形成された構造体3上に、根太31と垂直方向に長尺床材2aが配される。構造体3上に配された長尺床材2aに沿ってデッキ固定部材8が、長尺床材2aの下縁部24上に押圧部85が沿うように配される。その時、図7に示すように、デッキ固定部材8の押圧部85の先端86が、長尺床材2aに設けられた連結溝25の底面26と沿うように接する。配されたデッキ固定部材8は、ねじAを突起部81のねじ孔83から構造体3に挿通して構造体3に接合される。その時、デッキ固定部材8の押圧部85が長尺床材2aの下縁部24を下方に押圧し、長尺床材2aが構造体3に固定される。そして、構造体3に固定された長尺床材2aに隣接させるように長尺床材2bが配され、デッキ固定部材8の他の押圧部85に長尺床材2bの下縁部24が下方に押圧され、図7に示すように、デッキ固定部材8を介して隣接した長尺床材2a、2b同士が連結されるとともに長尺床材2a、2bが構造体3に固定されてデッキ7が組み立てられる。この時、構造体3の上面32とデッキ固定部材8の突起端面82との間には、空隙C(図7参照)が生じている。
【0040】
上記したように、このデッキ7によれば、デッキ固定部材8の押圧部85の先端86を、隣接する長尺床材2a、2bの相互間隔を保持させるスペーサとして用いることができる。
なお、本実施の形態3では、図7に示すように押圧部85の先端86が上方に向けて直角に折曲されているが、これに限定されるものではなく、長尺床材に設けられた連結溝の底面と沿うように接していれば、押圧部の先端は連結溝の底面の形状に合わせて任意に形成されてもよい。
【0041】
【発明の効果】
以上、説明したように、本発明にかかるデッキによれば、歩行の際に危険個所となる、緊結材のデッキ表面への突出を排除するとともに、作業性及び施工性に優れ、構造体上での長尺床材の位置調整を容易にすることができる。
【0042】
すなわち、長尺床材にその下面に水平な下縁部とを有する連結溝が設けられ、デッキ固定部材に突起部と押圧部とが設けられているので、デッキ固定部材をデッキ表面から突出させずに長尺床材の下縁部を下方に押圧して長尺床材を構造体に固定することができ、その結果、施工外観を向上させることができる。さらに、突起部の突起方向の長さが、長尺床材の下面から下縁部への高さよりも短く設定されているので、長尺床材が構造体に固定された際、構造体の上面とデッキ固定部材の突起部端面との間に空隙を生じさせることができ、突起部が支点となって押圧部の長尺床材を押圧する力に弾性力が生じて、長尺床材を構造体に強く固定することができる。また、デッキ固定部材の押圧部が長尺床材の下面と水平な下縁部を下方に押圧しているので、押圧部を下縁部上でスライドさせることができる。そのため、加熱および吸水などが原因となり長尺床材が伸縮しても、その伸縮に追随してデッキ固定部材の押圧部が長尺床材の下縁部上でスライドして、押圧部により押圧している長尺床材の下縁部が割れたり、その押圧部が長尺床材の下縁部から外れるのを防止することができる。
【0043】
また、この発明によれば、長尺床材の下縁部をデッキ固定部材の押圧部が押圧しながらスライドすることができるので、長尺床材を構造体上でスライドさせて位置調整することが可能となる。そのため、デッキの使用状況および組立状況に応じて目地幅の寸法を調節することができる。
【0044】
また、本発明にかかるデッキ固定部材を、構造体上に隣接して固定する長尺床材間の目地決め用スペーサとして用いることができ、1つ1つ目地幅を合わせながら長尺床材を構造体に固定する必要がなくなり、施工時間を短縮することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態1にかかるデッキの概略構成図である。
【図2】本実施の形態1にかかるデッキに用いた長尺床材の前面図である。
【図3】本実施の形態1にかかるデッキに用いたデッキ固定部材の斜視図である。
【図4】本実施の形態1にかかるデッキの、長尺床材を構造体上でスライドさせた状態の図である。
【図5】本実施の形態2にかかるデッキの概略構成図である。
【図6】本実施の形態2にかかるデッキに用いたデッキ固定部材の斜視図である。
【図7】本実施の形態2にかかるデッキの概略構成図である。
【図8】(a)は、突付けの方法により根太上に長尺床材を接合した従来のデッキの概略構成図であり、(b)は、実矧ぎの方法により根太上に長尺床材を接合した従来のデッキの概略構成図である。
【符号の説明】
1、5、7 デッキ
2 長尺床材
21 板傍
22 上縁部
23 下面
24 下縁部
25 連結溝
3 構造体
4、6、8 デッキ固定部材
41、61、81 突起部
45、66、85 押圧部
Claims (1)
- 床面を形成する複数本の長尺床材が一定間隔を隔てて構造体上に敷設され、各長尺床材が、夫々隣接する長尺床材間においてデッキ固定部材により連結されるとともに構造体に固定されてなるデッキであって、
前記長尺床材には、その板傍に上縁部と当該長尺床材の下面に水平な下縁部とを有する連結溝が設けられ、
前記デッキ固定部材には、一定間隔を隔てて隣接する前記長尺床材間に嵌まるとともに前記構造体と接合する突起部と、前記長尺床材の下縁部を下方に押圧して隣接する長尺床材を連結する押圧部とが設けられ、
前記突起部の突起方向の長さは、前記長尺床材の下面から下縁部への高さよりも短く設定されていることを特徴とするデッキ。
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| JP2002188290A JP2004027724A (ja) | 2002-06-27 | 2002-06-27 | デッキ |
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