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JP2004024061A - 魚釣用電動リール - Google Patents

魚釣用電動リール Download PDF

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JP2004024061A
JP2004024061A JP2002182419A JP2002182419A JP2004024061A JP 2004024061 A JP2004024061 A JP 2004024061A JP 2002182419 A JP2002182419 A JP 2002182419A JP 2002182419 A JP2002182419 A JP 2002182419A JP 2004024061 A JP2004024061 A JP 2004024061A
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Kazuya Nanbu
南部 一弥
Takashi Terauchi
寺内 孝
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Globeride Inc
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Daiwa Seiko Co Ltd
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Abstract

【課題】本発明は魚釣用電動リールに係り、モータ出力調節用の操作部材の誤操作によるトラブルの防止を図った魚釣用電動リールを提供することを目的とする。
【解決手段】リール本体に回転可能に支持されたスプールを駆動するスプールモータと、当該スプールモータのモータ出力を調節するモータ出力調節手段と、当該モータ出力調節手段の操作部材を備えた魚釣用電動リールに於て、上記操作部材またはリール本体に起動部材を装着し、当該起動部材と上記操作部材の協働操作で、スプールモータのモータ駆動とモータ出力調節を実行可能としたことを特徴とする。
【選択図】   図4

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、リール本体に装着した操作部材の操作で、スプールモータのモータ出力を調節可能とした魚釣用電動リールに関する。
【0002】
【従来の技術】
船釣り等、一般に深場の魚層を対象とした魚釣りを行う場合、魚釣用電動リール(以下、「電動リール」という)が広く使用されている。
従来周知のように電動リールは、リール本体に装着したスプールモータの駆動でスプールを回転させて釣糸の巻取りを行うもので、釣果の向上を図るため、昨今ではリール本体に装着した操作部材の操作でモータ出力を調節したり、これに押しボタン式のモータON/OFFスイッチを併用したもの等が、特許第2977978号公報や特開2000−125725号公報に開示されている。
【0003】
特許第2977978号公報に開示された電動リールは、図8に示すようにハンドル1が取り付くリール本体3の一方の側板5に、レバー形状の操作部材(パワーレバー)7をリール本体3の前後方向へ回動可能に装着すると共に、当該操作部材7の操作に応じモータ出力を増減調節するポテンショメータ(モータ出力調節手段)をリール本体3内に装着し、上記操作部材7の操作でスプールモータ9のモータ出力を巻取り停止状態から最大値(0〜MAX)まで連続的に調節可能としたものである。
【0004】
而して、この電動リール11によれば、操作部材7の操作でモータ停止とモータ出力の増減調節の複合的な操作が容易且つ迅速に行えるため、従来に比し釣場の状況に応じた円滑な魚釣り操作が可能となる。
また、図9に示す特開2000−125725号公報の電動リール13は、スプールモータ15のモータ出力を停止状態から最大値まで増減調整可能なレバー形状の操作部材(速度調整レバー)17を、ハンドル19が取り付くリール本体21の一方の側板23に回動可能に装着し、当該操作部材17の操作でモータ出力を増減調節するポテンショメータ(モータ出力調節手段)をリール本体21内に装着すると共に、リール本体21の操作パネル25上にスプールモータ15のON/OFFスイッチ27を設けたもので、当該ON/OFFスイッチ27は、操作部材17がOFF位置(停止状態)にあるとき、そのON操作で寸動巻上げができるようになっている。
【0005】
而して、この電動リール13によっても、操作部材17の操作でモータ出力の調節が容易に行えるため、状況に応じた良好な変速操作が可能となる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかし乍ら、上述した電動リール11,13にあっては、実際の釣場で誤って手や物が操作部材7,17やON/OFFスイッチ27に触れてこれらを動かしてしまうと、不意にスプールモータによる電動巻上げがスタートしてしまう。
【0007】
このため、急激に釣糸に張力が加わって指を切ってしまったり、左右に往復動するレベルワインド装置の釣糸案内体に指を挟んで怪我をしてしまう危険性があった。
そして、このような危険性は、大物釣りを対象とする高出力スプールモータを搭載した電動リールの場合により顕著となる。
【0008】
また、このような不用意な誤操作(スプールモータの駆動操作)によるトラブルは、上述の如き危険性に関連したものだけでなく、例えば仕掛けの取付作業時に不意に電動巻上げがスタートしてしまって仕掛けをバラしたり、竿先まで巻き上げ過ぎて釣糸を切断してしまったり竿先を折損してしまう等の不具合も指摘されている。
【0009】
本発明は斯かる実情に鑑み案出されたもので、上述の如き従来の不具合を解決して、操作部材の誤操作によるトラブルの防止を図った電動リールを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
斯かる目的を達成するため、請求項1に係る発明は、リール本体に回転可能に支持されたスプールを駆動するスプールモータと、当該スプールモータのモータ出力を調節するモータ出力調節手段と、当該モータ出力調節手段の操作部材を備えた電動リールに於て、上記操作部材またはリール本体に起動部材を装着し、当該起動部材と上記操作部材の協働操作で、スプールモータのモータ駆動とモータ出力調節を実行可能としたことを特徴とする。
【0011】
そして、請求項2に係る発明は、請求項1記載の電動リールに於て、起動部材は、操作部材の操作をロック/ロック解除する部材からなることを特徴とし、請求項3に係る発明は、請求項2記載の電動リールに於て、起動部材は、操作部材に挿着され、当該操作部材内に装着されたバネ部材のバネ力で操作部材の外方にバネ付勢されて、その挿入先端部が操作部材の取付基部側に設けた係合部に係合するステー形状の押圧スイッチからなり、操作部材は、バネ部材のバネ力に抗した押圧スイッチの押圧操作による係合部との係合解除で、モータ駆動とモータ出力調節が実行可能となることを特徴とする。
【0012】
また、請求項4に係る発明は、請求項1記載の電動リールに於て、起動部材は、操作部材と同時操作する部材からなることを特徴とし、請求項5に係る発明は、請求項4記載の電動リールに於て、起動部材は、操作部材またはリール本体側に装着された押しボタン式スイッチからなり、操作部材は、当該操作部材の操作によるモータ出力調節手段の信号と押しボタン式スイッチの操作信号とで、モータ駆動とモータ出力調節が実行可能となることを特徴としている。
【0013】
(作用)
請求項1に係る発明によれば、実釣時に誤って操作部材に手や物が触れても、起動部材を操作しない限り、スプールモータが駆動して電動巻上げがスタートすることがなく、同様に請求項2に係る発明では、起動部材の操作で操作部材の操作をロック解除しなければ、また、請求項3に係る発明にあっては、押圧スイッチの押圧操作で操作部材とその取付基部側の係合部との係合状態を解除しなければ、スプールモータが駆動して電動巻上げがスタートすることがないため、釣人は安心して高出力スプールモータの電動リールを使用することができる。
【0014】
そして、請求項4及び請求項5に係る発明にあっても、起動部材を操作部材と同時操作しなければ、モータ駆動とモータ出力調節が実行可能とならず、釣人は安心して高出力スプールモータの電動リールを使用することができることとなる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面に基づき詳細に説明する。
【0016】
図1乃至図4は請求項1乃至請求項3に係る電動リールの一実施形態を示し、図1に於て、31はリール本体33のフレーム、35,37は当該フレーム31の左右に取り付く側板で、両側板35,37間にスプール軸39を介してスプール41が回転可能に支持されており、スプール軸39はスプール41の軸心を貫通し、軸受43,45を介して側板35,37間に支持されている。
【0017】
スプール41は、スプールモータ47の駆動やハンドル49の巻取り操作で回転して釣糸が巻回されるようになっており、スプールモータ47は、スプール41前方のフレーム31に一体成形されたモータケース51内に収納されている。
そして、側板35内には、スプールモータ47のモータ軸47aの一端側に装着した遊星歯車とこれに噛合する太陽歯車や内歯歯車からなる遊星減速機構53と、複数枚の歯車55a,55b,55cからなる動力伝達機構55が装着され、スプールモータ47の駆動力が、当該減速機構53と動力伝達機構55を介してスプール軸39に伝達されるようになっている。
【0018】
而して、スプール軸39は、スプール41の中央を貫通してその他端側が側板37内に突出しているが、その突出端にハンドル操作の回転力をスプール41に伝達させる従来周知の動力伝達機構57や、スプール41を釣糸巻取り状態(クラッチON)と釣糸繰出し状態(クラッチOFF)とに切り換えるクラッチ機構59等が装着されている。
【0019】
そして、図1及び図2に示すように側板37の側部後方には、クラッチ機構59のクラッチレバー61が装着されており、当該クラッチレバー61の操作でクラッチ機構59がクラッチON/OFF状態に切り換わって、スプールモータ47やハンドル49の駆動力がスプール41に伝達/遮断されるようになっている。
また、既述した歯車55bにはマグネット63が装着されると共に、当該マグネット63の回転軌跡に対向して複数のリードスイッチ65がフレーム31に装着されており、リードスイッチ65は、リール本体33上部の側板35,37間に装着した制御ボックス67内のマイクロコンピュータに接続されている。
【0020】
而して、マイクロコンピュータのROMには、特開平5−103567号公報で開示された電動リールと同様な糸長計測プログラムが組み込まれており、マイクロコンピュータのCPUは、リードスイッチ65から出力されるスプール41の正転,逆転の判定信号を取り込んで釣糸の繰出しか巻取りかを判定すると共に、リードスイッチ65から取り込むスプール41の回転パルス信号をアップ・ダウンカウンタでカウントして、この計数値を基にROMに記憶された糸長計算式を演算実行するようになっている。そして、CPUは、その演算結果を、釣糸の糸長(繰出し量)として制御ボックス67上の操作パネル69に装着した表示器71に表示させるようになっている。
【0021】
そして、ハンドル49が取り付く側板37の側部前方には、特許第2977978号公報で開示された電動リールと同様、スプールモータ47のモータ出力を巻取り停止のOFF状態から最大値(0〜MAX)まで連続的に調節するレバー形状の操作部材(以下、「パワーレバー」という)73が、リール本体33の前後方向へ所定の角度に亘って回動可能に装着されているが、既述したように斯かるパワーレバーを装着した従来の電動リールにあっては、実際の釣場で誤って手や物がパワーレバーに触れてしまうと、不意にスプールモータによる電動巻上げがスタートしてしまう欠点があった。
【0022】
そこで、斯かる不具合を解決するため本実施形態は、起動部材としての押圧スイッチをパワーレバーに設け、当該押圧スイッチとパワーレバーとの協働操作で、スプールモータのモータ駆動とモータ出力調節を実行可能としたものである。
即ち、図3に示すようにパワーレバー73は、側板37に一体成形された筒状部(パワーレバーの取付基部)75に取り付き、当該筒状部75に内蔵されたポテンショメータ(モータ出力調節手段)77に操作軸79を介して連結されている。
【0023】
そして、パワーレバー73には、筒状部75の内周方向へ折曲する係合片81が挿入先端部に形成された断面L字状のステーからなる押圧スイッチ83が、パワーレバー73の上下方向(図3中、矢印A,B方向)へ移動可能に挿着されている。
また、押圧スイッチ83には、パワーレバー73に設けた凹状の案内溝85に係合するスプリング支持片87が突設され、そして、当該案内溝85には、スプリング支持片87を介して押圧スイッチ83を矢印A方向へ付勢する1本のコイルスプリング89が介装されており、図3に示すように当該コイルスプリング89のバネ力で、押圧スイッチ83の上部がパワーレバー73の先端から外方へ常時突出するようになっている。
【0024】
一方、図4に示すように筒状部75の先端側の上部内周には、コイルスプリング89のバネ力で上記係合片81が当接する円弧状のスライド部91と、モータ出力の停止状態で当該係合片81が係合する凹状の係合部93が、パワーレバー73の回動範囲に亘って連設されている。
そして、モータ出力の最大値でパワーレバー73を位置決めするストッパ片95がスライド部91の一端部に突設され、更に上記係合部93に並列してストッパ片97が突設されており、上記係合部93に係合した係合片81が当該ストッパ片97に当接して、リール本体33後方(図中、矢印C方向)へのパワーレバー73の変位が規制されている。
【0025】
その他、図1中、99は操作パネル69上に装着されたリセットスイッチを示し、当該リセットスイッチ99の操作で表示器71の糸長表示値が「0(m)」にリセットされる。
本実施形態に係る電動リール101はこのように構成されているから、スプールモータ47が停止状態にあるとき、図4の実線で示す位置にパワーレバー73が配置されているが、このとき、コイルスプリング89のバネ力で押圧スイッチ83がパワーレバー73の先端から外方へバネ付勢されて、係合片81が係合部93に係合している。
【0026】
このため、斯かる状態で、押圧スイッチ83を操作せずにパワーレバー73をモータ出力増加方向(図中、矢印D方向)へ操作しようとしても、係合片81が係合部93に係合しているためパワーレバー73を動かすことができず、また、誤って手や物が触れてもパワーレバー73は動かない。
そして、コイルスプリング89のバネ力に抗して押圧スイッチ83を矢印B方向へ押圧操作して、係合部93と係合片81との係合状態(ロック状態)を解除すると、矢印D方向へのパワーレバー73の操作が可能となって、モータ駆動とモータ出力調節が実行可能となる。
【0027】
この結果、以後、マイクロコンピュータのCPUは、パワーレバー73の操作量に応じたパルス信号のデューティ比としてスプールモータ47への電流通電時間率を可変制御して、パワーレバー73の操作に従いモータ駆動回路に指令を送出してスプールモータ17をモータ停止状態から最大値まで連続的に制御し、当該パワーレバー73やハンドル49の操作で釣糸がスプール41に巻回される。
【0028】
このように本実施形態は、パワーレバー73と押圧スイッチ83の協働操作によってモータ駆動とモータ出力調節を実行可能とした、所謂ダブル操作形態のセキュリティ構造を採用したので、既述したように実釣時に誤ってパワーレバー73に手や物が触れても、押圧スイッチ83の操作で係合部93と係合片81との係合状態を解除しない限り、スプールモータ47が駆動して電動巻上げがスタートすることがないため、釣人は安心して高出力スプールモータの電動リールを使用することができるし、仕掛けの取付作業等の場面に於ける不具合の発生も防止することが可能となった。
【0029】
図5及び図6は請求項1,請求項4及び請求項5の第一実施形態に係る電動リールの要部側面図を示し、本実施形態は、既述した押圧スイッチ83の係合片81と係合部93との係合/係合解除構造に代え、図5に示すようにパワーレバー73の先端に押しボタン式の起動スイッチ(起動部材)103を装着し、そして、図6に示すようにマイクロコンピュータ105のCPUには、パワーレバー73の操作によるポテンショメータ77の信号に加えて上記起動スイッチ103の操作信号が入力されるようになっている。
【0030】
そして、CPUは、起動スイッチ103の操作信号とポテンショメータ77からの信号を同時に入力したとき、モータ駆動回路107を介してスプールモータ47の駆動を開始し、以後、パワーレバー73の操作で、スプールモータ47のモータ出力調節ができるように構成されている。
尚、その他の構成は上記第一実施形態と同様であるので、同一のものには同一符号を付してそれらの説明は省略する。
【0031】
本実施形態はこのように構成されているから、スプールモータ47が停止状態にあるとき、図5の実線で示す位置にパワーレバー73が配置されているが、斯かる状態で、起動スイッチ103を操作することなくパワーレバー73をモータ出力増加方向(図中、矢印D方向)へ操作しても、マイクロコンピュータ105のCPUにはポテンショメータ77からの信号しか入力しないため、スプールモータ47を駆動させない。
【0032】
このため、誤ってパワーレバー73に手や物が触れてこれを動かしても、起動スイッチ103を操作しない限りスプールモータ47は駆動しない。
そして、起動スイッチ103を操作し乍ら、パワーレバー73を矢印D方向に操作すると、起動スイッチ103の操作信号とポテンショメータ77の信号が同時にCPUに入力されて、モータ駆動とモータ出力調節が実行可能となる。
【0033】
以後、CPUは、パワーレバー73の操作量に応じたパルス信号のデューティ比としてスプールモータ47への電流通電時間率を可変制御して、パワーレバー73の操作に従いモータ駆動回路107に指令を送出してスプールモータ17をモータ停止状態から最大値まで連続的に制御し、当該パワーレバー73やハンドル49の操作で釣糸がスプール41に巻回されることとなる。
【0034】
このように本実施形態も、パワーレバー73と起動スイッチ103の協働操作によってモータ駆動とモータ出力調節を実行可能としたので、誤操作でパワーレバー73を動かしてしまっても、起動スイッチ103を同時に操作しない限り、スプールモータ47が駆動して電動巻上げがスタートすることがない。
従って、本実施形態によっても、釣人は安心して高出力スプールモータの電動リールを使用することができるし、仕掛けの取付作業等の場面に於ける不具合の発生も防止することが可能となった。
【0035】
尚、起動スイッチ103の取付位置は図5の実施形態に限定されるものではなく、例えば請求項1,請求項4及び請求項5の第二実施形態を示す図7のように、起動スイッチ103をパワーレバー73の一側面109側に設けてもよく、斯かる実施形態によっても、図5の実施形態と同様、所期の目的を達成することが可能である。
【0036】
また、パワーレバー73に代えて、起動スイッチ103を操作パネル69等のリール本体33側に装着してもよく、パワーレバー73との同時操作に支障を来さない場所であれば、起動スイッチ103の取付位置は既述した各実施形態に限定されるものではない。
【0037】
【発明の効果】
以上述べたように、請求項1に係る発明によれば、操作部材と起動部材の協働操作によってモータ駆動とモータ出力調節を実行可能としたダブル操作形態のセキュリティ構造を採用したので、実釣時に誤って操作部材に手や物が触れても、起動部材を操作しない限りスプールモータが駆動して電動巻上げがスタートすることがないため、釣人は安心して高出力スプールモータの電動リールを使用することができるし、仕掛けの取付作業等の場面に於ける不具合の発生も防止することが可能となった。
【0038】
そして、請求項2に係る発明によれば、起動部材の操作で操作部材の操作をロック解除しなければ、また、請求項3に係る発明にあっては、押圧スイッチの押圧操作で操作部材とその取付基部側の係合部との係合状態を解除しなければ、スプールモータが駆動して電動巻上げがスタートすることがないため、釣人は安心して高出力スプールモータの電動リールを使用することができるし、仕掛けの取付作業等の場面に於ける不具合の発生も防止することが可能である。
【0039】
また、請求項4及び請求項5に係る発明にあっても、起動部材を操作部材と同時操作しなければモータ駆動とモータ出力調節が実行可能とならないため、釣人は安心して高出力スプールモータの電動リールを使用することができるし、仕掛けの取付作業等の場面に於ける不具合の発生も防止することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1乃至請求項3の一実施形態に係る電動リールの平面図である。
【図2】図1に示す電動リールの側面図である。
【図3】図1に示す電動リールの要部切欠き正面図である。
【図4】図1に示す電動リールの要部切欠き側面図である。
【図5】請求項1,請求項4及び請求項5の第一実施形態に係る電動リールの要部側面図である。
【図6】図5に示す電動リールの制御ブロック図である。
【図7】請求項1,請求項4及び請求項5の第二実施形態に係る電動リールの要部側面図である。
【図8】従来の電動リールの平面図である。
【図9】従来の他の電動リールの平面図である。
【符号の説明】
33 リール本体
39 スプール軸
41 スプール
47 スプールモータ
73 パワーレバー
75 筒状部
77 ポテンショメータ
81 係合片
83 押圧スイッチ
89 コイルスプリング
93 係合部
101 電動リール
103 起動スイッチ
105 マイクロコンピュータ

Claims (5)

  1. リール本体に回転可能に支持されたスプールを駆動するスプールモータと、
    上記スプールモータのモータ出力を調節するモータ出力調節手段と、
    上記モータ出力調節手段の操作部材を備えた魚釣用電動リールに於て、
    上記操作部材またはリール本体に起動部材を装着し、
    当該起動部材と上記操作部材の協働操作で、スプールモータのモータ駆動とモータ出力調節を実行可能としたことを特徴とする魚釣用電動リール。
  2. 起動部材は、操作部材の操作をロック/ロック解除する部材からなることを特徴とする請求項1記載の魚釣用電動リール。
  3. 起動部材は、操作部材に挿着され、当該操作部材内に装着されたバネ部材のバネ力で操作部材の外方にバネ付勢されて、その挿入先端部が操作部材の取付基部側に設けた係合部に係合するステー形状の押圧スイッチからなり、
    操作部材は、バネ部材のバネ力に抗した押圧スイッチの押圧操作による係合部との係合解除で、モータ駆動とモータ出力調節が実行可能となることを特徴とする請求項2記載の魚釣用電動リール。
  4. 起動部材は、操作部材と同時操作する部材からなることを特徴とする請求項1記載の魚釣用電動リール。
  5. 起動部材は、操作部材またはリール本体側に装着された押しボタン式スイッチからなり、
    操作部材は、当該操作部材の操作によるモータ出力調節手段の信号と押しボタン式スイッチの操作信号とで、モータ駆動とモータ出力調節が実行可能となることを特徴とする請求項4記載の魚釣用電動リール。
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