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JP2004023411A - 画像表示機器、および画像表示機器における故障履歴管理方法 - Google Patents

画像表示機器、および画像表示機器における故障履歴管理方法 Download PDF

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JP2004023411A
JP2004023411A JP2002175188A JP2002175188A JP2004023411A JP 2004023411 A JP2004023411 A JP 2004023411A JP 2002175188 A JP2002175188 A JP 2002175188A JP 2002175188 A JP2002175188 A JP 2002175188A JP 2004023411 A JP2004023411 A JP 2004023411A
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JP2002175188A
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Yoshiaki Shimizu
清水 良昭
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Sony Corp
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Abstract

【課題】電子機器の点検・修理に際して、サービス担当者が、当該電子機器の設置場所において、電子機器の故障履歴や修理履歴に関する情報を容易に入手できるようにする。
【解決手段】テレビ受像機1において過去に発生した故障の内容を示す故障履歴情報を、故障が発生した順にメモリ13内に設けられた履歴記憶領域13aに記憶しておく。マイコン12は、リモコン受信部11から入力されるコマンド信号に従って、履歴記憶領域13aに記憶された故障履歴情報を、履歴記憶領域13aに記憶された順に表示部20に表示させる。また、マイコン12は、履歴記憶領域13aに記憶された故障履歴情報を、履歴記憶領域13aに記憶された順に、モデム15を介して送信する。さらに、履歴記憶領域13aに記憶された故障履歴情報は、リード/ライト端子部14に接続された外部の機器により、読み出すことが可能である。
【選択図】    図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、テレビ受像機等、所定の映像信号に基づき映像を画面上に表示する画像表示機器、および、画像表示機器における故障履歴管理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
テレビ受像機等の据置型の電子機器が故障した場合、サービス担当者が電子機器の設置場所に出向いて点検・修理を行うことが多い。このような場合、点検・修理対象の電子機器に、これまでどのような故障が発生し、どのような修理を施したかを知ることは、作業上、非常に重要である。
従来は、電子機器に付与された製造番号を利用して、故障・修理の履歴を記録したデータベースを構築しておき、サービス担当者が、点検・修理に赴く際にデータベースから必要な情報を取得していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の方法では、予め、サービス担当者がデータベースにアクセスして必要な情報を取得しておく必要があり、サービス担当者が出向いた先から必要な情報を入手することは困難であった。
この課題を解決するため、サービス担当者が所持する携帯用通信機器からデータベースにアクセスできるシステムが提案されたが、システム構築に多大なコストを要するという問題があった。
【0004】
そこで、本発明は、電子機器の点検・修理に際して、サービス担当者が、電子機器の故障履歴や修理履歴に関する情報を当該電子機器の設置場所で容易に入手できるようにすることである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、請求項1記載の発明は、映像を画面上に表示する画像表示機器において、該画像表示機器において発生した故障を示す故障履歴情報を、前記故障の発生順に記憶する記憶手段を備えることを特徴とする。
請求項1記載の発明によれば、映像を画面上に表示する画像表示機器において、該画像表示機器において発生した故障を示す故障履歴情報を、故障の発生順に記憶手段に記憶するので、記憶手段に記憶された故障履歴情報を参照すれば、該画像表示機器において過去に発生した故障と、その発生順を知って、新たな故障が発生した場合に迅速に対応することができる。また、新たな故障履歴情報を追加して記憶しておくことで、新たな故障が発生した場合には、該画像表示機器の故障に関する最新の情報を得ることができる。
【0006】
請求項2記載の発明は、請求項1記載の画像表示機器において、前記記憶手段に記憶された故障履歴情報を、前記記憶手段に記憶された順に前記画面上に表示する表示手段をさらに備えることを特徴とする。
請求項2記載の発明によれば、記憶手段に記憶された故障履歴情報を、表示手段によって、記憶手段に記憶された順に画面上に表示するので、記憶手段に記憶された故障履歴情報を容易に参照することができる。
【0007】
請求項3記載の発明は、請求項1または2記載の画像表示機器において、通信回線を介して前記故障履歴情報を送信また受信する通信手段をさらに備え、前記記憶手段に記憶された故障履歴情報を前記通信手段によって送信し、また、前記通信手段によって受信した故障履歴情報を前記記憶手段に記憶することを特徴とする。
請求項3記載の発明によれば、通信回線を介して故障履歴情報を送信また受信する通信手段によって、記憶手段に記憶された故障履歴情報を送信し、また、通信手段によって受信した故障履歴情報を記憶手段に記憶するので、通信回線を介して接続される他の装置により、画像表示機器において過去に発生した故障の内容とその発生順を知ることができ、また、新たな故障履歴情報を追記させることができる。これにより、遠隔地から、画像表示機器における故障の履歴とその発生順を示す情報を取得し、または追記することができる。
【0008】
請求項4記載の発明は、請求項1から3のいずれかに記載の画像表示機器において、前記記憶手段に記憶された故障履歴情報を読み出し/書き込み装置を接続するための接続端子をさらに備えることを特徴とする。
請求項4記載の発明によれば、記憶手段に記憶された故障履歴情報を読み出し/書き込み装置を接続することができるので、該装置によって記憶手段に記憶された故障履歴情報を読み出し、または、新たな故障履歴情報を記憶させることが可能である。これにより、例えば画像表示機器の表示画面等が故障した場合であっても、故障履歴情報の読み出しや追記を行うことが可能となる。
【0009】
請求項5記載の発明は、請求項1から4のいずれかに記載の画像表示機器において、前記故障履歴情報は、予め前記画像表示機器において発生しうる故障の種類に対応して付与された識別情報であることを特徴とする。
請求項5記載の発明によれば、故障履歴情報は、予め前記画像表示機器において発生しうる故障の種類に対応して付与されたデータ量の小さな識別情報であるので、故障履歴情報を記憶するための記憶容量は非常に小さい容量で済む。このため、画像表示機器が備える記憶装置の一部を、故障履歴情報を記憶するために利用することができる。これにより、新たなハードウェアを画像表示機器に追加することなく、故障履歴情報を記憶させることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
図1は、本発明の第1の実施の形態におけるテレビ受像機1について、その内部回路構成を模式的に示すブロック図である。
図1に示すテレビ受像機1は、リモコン受信部11、マイコン12、メモリ13、リード/ライト端子部14、モデム15、チューナ16、画像入力端子16a、外部入力端子17a,17b、画像処理部18、表示制御部19および表示部20の各部を備えて構成される。
【0011】
リモコン受信部11は、テレビ受像機1を操作するためのリモコン装置(図示省略)から発せられる赤外線信号や無線信号で構成されるコマンド信号を受信し、電気信号に変換してマイコン12へ制御信号を出力する。
【0012】
マイコン12は、リモコン受信部11から入力される制御信号に従ってテレビ受像機1の各部を駆動制御する。そして、マイコン12は、リモコン受信部11から入力される制御信号により、ユーザがリモコン装置(図示省略)を操作して指示した内容、例えば選局するチャンネルや音量等の設定内容を判別し、判別した内容をメモリ13に記憶させる。マイコン12は、画像処理部18を制御し、画像処理部18は、チューナ16、外部入力端子17a,17bから画像処理部18に入力される映像信号のうちいずれかの映像信号を選択する。
また、マイコン12は、モデム15を制御し、モデム15に接続された通信回線を介して外部機器との間でデータを送受信する。
【0013】
さらに、マイコン12は、リモコン受信部11から入力される制御信号に従って、後述する故障履歴情報管理処理(図3)を実行する。
故障履歴情報管理処理において、マイコン12は、リモコン受信部11から入力されるコマンド信号に従って、メモリ13の履歴記憶領域13aに記憶された故障履歴情報を読み出し、表示制御部19を制御して、履歴記憶領域13aから読み出した故障履歴情報を表示部20の画面上にOSD(On Screen Display)表示させる。ここで、履歴記憶領域13aに記憶される故障履歴情報は、テレビ受像機1においてこれまで発生した故障を示す情報である。履歴記憶領域13aには、上記故障履歴情報が、故障が発生した順に記憶される。
また、故障履歴情報管理処理において、マイコン12は、リモコン受信部11から入力されるコマンド信号に従って、履歴記憶領域13aに新たな故障履歴情報を追加して記憶させる処理を実行する。
【0014】
メモリ13は、マイコン12によって上記の制御が実行される際に参照される各種情報、例えば、ユーザがリモコン装置(図示省略)を用いて指定した入力先、チャンネル、画面モード、音量等の視聴条件データや、画像歪み調整用の制御データ等を記憶する。
【0015】
ここで、図2を参照して、履歴記憶領域13aに記憶される故障履歴情報の形態について説明する。
図2は、履歴記憶領域13aに記憶される故障履歴情報の一例を示す表である。図2に示す例では、テレビ受像機1において発生しうる種々の故障に対して「不良番号」が付されている。各不良番号が示す故障の内容と、その対策として施される処置は、図2中に「不良内容」および「対策」として羅列される。
例えば、不良番号03が付された故障の内容は、製造工程において音が出ないという現象であり、この故障に対しては、抵抗R8001を交換するという処置が施される。
【0016】
従って、履歴記憶領域13aに故障履歴情報として不良番号を記憶するようにすれば、例えばサービス担当者が、履歴記憶領域13aに記憶された不良番号を参照することで、過去にテレビ受像機1において発生した故障の内容と、それに対して施された処置を知ることができる。さらに、履歴記憶領域13aには故障が発生した順に故障履歴情報が記憶されるので、サービス担当者は、過去にテレビ受像機1において故障が発生した順番を知ることもできる。
【0017】
また、図2に示す表においては、テレビ受像機1において発生しうる故障について、故障が製造過程で発生した場合と、出荷後に発生した場合とでは別々の不良番号が付されている。これにより、履歴記憶領域13aに記憶された不良番号から、過去にテレビ受像機1において発生した故障の内容とともに、故障が発生した時期が製造工程か出荷後かを知ることができる。
【0018】
さらに、図2に示す例では、テレビ受像機1において起こりうる故障に対し、不良番号とともに表示コードが付与されている。表示コードは、10進数である不良番号を16進数に変換した値である。履歴記憶領域13aに記憶された故障履歴情報が表示部20の画面上に表示される際には、不良番号ではなく表示コードが表示される。この場合、例えば01〜255の不良番号を表示するために必要な表示領域は2桁で済むので、マイコン12および表示制御部19における処理の負担を軽減することができる。
なお、履歴記憶領域13aにおいては、例えば上記不良番号が2進数のコードとして記憶される。この場合、図2に例示する不良番号を記憶するために必要な記憶容量は1件の不良番号につき1バイトとなる。このように、履歴記憶領域13aに故障履歴情報として不良番号を記憶するための記憶容量は非常に少なくて済む。
【0019】
図1に示すリード/ライト端子部14は、テレビ受像機1が有するメモリ13の履歴記憶領域13aに格納される故障履歴情報を、外部の機器から読み出し、もしくは書き込むための端子である。
【0020】
モデム(MODEM:MOdulator/DEModulator )15は、公衆電話回線に接続され、上記公衆電話回線を介して接続された外部の機器との間で所定の通信プロトコルを実行し、上記外部の機器との間における接続を確立する。そして、モデム15は、マイコン12から入力される送信データを符号化して送信信号を生成し、上記公衆電話回線へ送信する一方、上記公衆電話回線から受信した受信信号を復号して受信データを生成し、マイコン12へ出力することにより、マイコン12と上記外部の機器との間におけるデータ通信を実行する。
【0021】
チューナ16は、アンテナ(図示省略)に接続された画像入力端子16aを備え、画像入力端子16aを介して入力される放送信号のうち、マイコン12の制御により指定されたチャンネルの放送信号を選局して復調することにより映像信号を生成し、画像処理部18へ出力する。
【0022】
外部入力端子17a,17bは、テレビ受像機1の外部の機器から画像処理部18に対して映像信号を入力するための入力端子であり、外部入力端子17aと外部入力端子17bとは各々独立した入力系統をなす。
【0023】
画像処理部18は、マイコン12の制御に従って、チューナ16および外部入力端子17a,17bから入力される映像信号のうちのいずれかの映像信号を選択し、選択した映像信号を処理することによりRGB信号と水平および垂直同期信号とを生成し、表示制御部19へ出力する。
【0024】
表示制御部19は、画像処理部18から入力されるRGB信号およびマイコン12から入力される表示コードに基づいて、表示部20の画面上に映像および/または表示コードを表示させる。
【0025】
表示部20は、CRT(Cathode Ray Tube)やLCD(Liquid Crystal Display)等の表示画面を備え、表示制御部19の制御に従って映像および/または表示コードを表示する。
【0026】
図3は、テレビ受像機1により実行される故障履歴情報管理処理を示すフローチャートである。
この図3に示す故障履歴情報管理処理は、例えばサービス担当者が、リモコン装置(図示省略)を操作して特定のコマンドをリモコン受信部11へ送信した場合に開始される。
【0027】
故障履歴情報管理処理を開始すると、マイコン12は、ステップS11において、リモコン受信部11からコマンド信号の入力に対し待機する。
ここで、リモコン受信部11によりリモコン装置(図示省略)からの赤外線信号が受信され、リモコン受信部11からコマンド信号が入力された場合、マイコン12は、ステップS12において、入力されたコマンド信号が故障履歴情報の表示を要求するものか否かを判別する。
【0028】
ここで、リモコン受信部11から入力されたコマンド信号が故障履歴情報の表示を要求する信号であれば、マイコン12は、ステップS13において、履歴記憶領域13aに記憶された故障履歴情報を読み出す。
続いて、マイコン12は、ステップS14において、履歴記憶領域13aから読み出した故障履歴情報を16進数の表示コードに変換し、表示制御部19を制御することにより、表示コードを表示部20の画面上に表示させて、ステップS11に戻る。
【0029】
一方、ステップS12において、コマンド信号が故障履歴情報の表示を要求するものでないと判別した場合、マイコン12は、ステップS15において、入力されたコマンド信号が、新たな故障履歴情報の記憶を要求するものか否かを判別する。
ここで、入力されたコマンド信号が故障履歴情報の記憶を要求するものであった場合、マイコン12は、ステップS16において、リモコン受信部11から引き続き入力されるコマンド信号を受信することにより、履歴記憶領域13aに新たに記憶すべき故障履歴情報を取得する。
【0030】
その後、マイコン12は、ステップS17において、取得した故障履歴情報を履歴記憶領域13aに追加して記憶させる処理を実行し、さらにステップS18において、履歴記憶領域13aに記憶された追記後の故障履歴情報を表示部20の画面上に表示させ、ステップS11に戻る。
【0031】
なお、ステップS15において、入力されたコマンド信号が故障履歴情報の追記を指示するものでないと判別した場合、マイコン12の動作は、ステップS11に戻る。
【0032】
図4は、故障履歴情報管理処理(図3)において故障履歴情報の記憶または表示の様子を例示する図であり、(a)は履歴記憶領域13aに記憶される故障履歴情報の例を示し、(b)は、履歴記憶領域13aに記憶される故障履歴情報に基づいて表示部20に表示される画面の例を示す。
【0033】
図4(a)に示すように、たとえば、履歴記憶領域13aに故障履歴情報として「01」,「63」,「191」の3件の不良番号が記憶されている場合、上記故障履歴情報管理処理により、表示部20には、図4(b)に示すように表示コードが表示される。すなわち、表示部20には、「01」,「63」,「191」の3件の不良番号をそれぞれ16進数に変換した表示コード「01」,「3F」,「BF」が表示される。
【0034】
これらの不良番号は、図2に示す表によれば、製造工程におけるCRT不良と、製造工程において発生した画面が乱れる現象と、出荷後に発生した画面が乱れる現象とを示す。従って、表示部20に表示された表示コードから、製造工程においてCRT不良および画面が乱れる現象が発生し、出荷後に画面が乱れる現象が発生したこと、ならびにその発生順がわかる。
【0035】
これにより、例えばサービス担当者が、表示部20に表示された3件の表示コードを参照することによって、テレビ受像機1において過去に発生した3件の故障の内容と、それに応じて施された処置の内容を知ることができる。
【0036】
さらに、図4(b)に示す例では、履歴記憶領域13aに記憶された3件の故障履歴情報が、履歴記憶領域13aに記憶された順に、すなわち故障の発生順に表示部20に表示されている。これにより、例えばサービス担当者が表示部20に表示された3件の表示コードを参照することで、テレビ受像機1において過去に発生した3件の故障の内容とともに、これら3件の故障が発生した順序を知ることができる。
【0037】
また、テレビ受像機1において、マイコン12または表示部20の故障により、故障履歴情報を表示部20に表示させることができない場合であっても、故障履歴情報の読み出しと書き込みを行うことが可能である。
すなわち、テレビ受像機1はリード/ライト端子部14を備えているので、履歴記憶領域13aの記憶内容の読み出しと書き込みを直接行うことが可能なリーダ/ライタ装置(図示省略)をリード/ライト端子部14に接続することにより、履歴記憶領域13aに記憶された故障履歴情報を読み出し、または、履歴記憶領域13aに新たな故障履歴情報を記憶させることが可能である。この場合、履歴記憶領域13aに記憶される故障履歴情報が、図2の表に例示したように非常に短く簡易なコードであることから、上記リーダ/ライタ装置(図示省略)は簡易な構成により実現可能である。このため、テレビ受像機1において、マイコン12若しくは表示部20の故障が発生したとしても、容易に故障履歴情報の読み出しと追記を行うことができる。
【0038】
以上のように、本発明の第1の実施の形態によれば、テレビ受像機1において発生した故障の内容を示す故障履歴情報が、故障の発生順に、履歴記憶領域13aに記憶されるので、履歴記憶領域13aに記憶された故障履歴情報を参照することによって、テレビ受像機1において発生した故障の内容とその発生順を知ることが可能となる。
【0039】
また、故障履歴情報として、予め、テレビ受像機1において発生しうる故障に対して付された不良番号を履歴記憶領域13aに記憶するので、履歴記憶領域13aに記憶するデータ量は非常に小さくて済む。このため、ユーザにより指示された内容等を記憶するために元々テレビ受像機1が備えていたメモリ13の一部を、故障履歴情報を記憶するために利用することができる。これにより、新たなハードウェアをテレビ受像機1に追加することなく、故障履歴情報を記憶させることができる。
【0040】
また、履歴記憶領域13aには、テレビ受像機1において製造過程で故障が発生した場合と、出荷後に故障が発生した場合とでは、異なる故障履歴情報が記憶される。これにより、履歴記憶領域13aに記憶された故障履歴情報をもとに、過去にテレビ受像機1において故障が発生した時期を知ることができる。
【0041】
また、テレビ受像機1はリード/ライト端子部14を備えているので、履歴記憶領域13aに記憶されたデータの読み出しおよび履歴記憶領域13aへのデータの書き込みを行うことが可能なリーダ/ライタ装置(図示省略)をリード/ライト端子部14に接続することにより、履歴記憶領域13aに記憶された故障履歴情報を読み出し、または履歴記憶領域13aに新たな故障履歴情報を記憶することが可能である。これにより、マイコン12または表示部20が故障したとしても、履歴記憶領域13aとの間で直接に故障履歴情報の読み出しおよび書き込みを行うことができる。
【0042】
また、テレビ受像機1において新たな故障が発生した場合に新たな故障履歴情報を追記することで、テレビ受像機1の故障に関する最新の情報を蓄積できる。
【0043】
実施の形態2.
図5は、本発明の第2の実施の形態において、テレビ受像機1を通信回線4に接続した場合を示す図である。
テレビ受像機1は、上記第1の実施の形態におけるテレビ受像機1と同様に構成されるものである。
【0044】
通信回線4は、テレビ受像機1のモデム15(図1)と管理センタ3とを相互に接続する通信回線である。なお、通信回線4は、公衆電話回線、専用線、衛星通信回線等の各種通信回線や図示しない各種サーバ装置等を含んで構成され、その具体的態様は特に限定されない。また、テレビ受像機1および管理センタ3の各装置と通信回線4との間には、ISP(Internet Service Provider )やNSP(Network Service Provider)等が提供するサーバやファイアーウォール、ゲートウェイ装置等の各種機器が介在することもあるが、ここでは図示しない。
【0045】
管理センタ3は、例えばテレビ受像機1の修理・点検を行う際にテレビ受像機1からの情報を取得するための機器を備える。管理センタ3は、通信回線4を介してテレビ受像機1に接続され、テレビ受像機1との間でデータを送受信することにより、テレビ受像機1に対して故障履歴情報の送信を要求し、テレビ受像機1からから送信される故障履歴情報を受信する。また、管理センタ3は、テレビ受像機1に対して、新たな故障履歴情報を記憶するよう要求する。
【0046】
図6は、本第2の実施の形態におけるテレビ受像機1の動作を示すフローチャートである。図6に示す動作は、テレビ受像機1のマイコン12(図1)により実行される。
【0047】
マイコン12は、まず、ステップS21において、モデム15(図1)を制御することにより、通信回線4を介して接続された管理センタ3との間で所定の通信プロトコルを実行し、管理センタ3との間における接続を確立する。
【0048】
続いて、マイコン12は、ステップS22において、通信回線4を介して管理センタ3から送信される信号を受信する。
ここで、マイコン12は、ステップS23の動作に移行して、ステップS22で受信した信号が故障履歴情報の送信を要求するものか否かを判別する。
【0049】
ここで、受信した信号が故障履歴情報の送信を要求する信号であれば、マイコン12は、ステップS24において、履歴記憶領域13aに記憶された故障履歴情報を読み出す。続いて、マイコン12は、ステップS25において、履歴記憶領域13aから読み出した故障履歴情報を、履歴記憶領域13aに記憶されていた順に、モデム15を介して管理センタ3へ送信し、本処理を終了する。
【0050】
一方、ステップS23において、受信した信号が故障履歴情報の送信を要求するものでないと判別した場合、マイコン12は、ステップS26において、送信された信号が故障履歴情報の記憶を要求するものか否かを判別する。
【0051】
そして、受信した信号が故障履歴情報の記憶を要求するものであった場合、マイコン12は、ステップS27において、記憶すべき故障履歴情報を管理センタ3から受信する。その後、マイコン12は、ステップS28において、受信した故障履歴情報を履歴記憶領域13aに記憶させる処理を実行し、本処理を終了する。
【0052】
なお、ステップS26において、受信した指示が故障履歴情報の追記を指示するものでないと判別した場合、マイコン12は、本処理を終了する。
【0053】
以上のように、本発明の第2の実施の形態によれば、テレビ受像機1において発生した故障の内容を示す故障履歴情報を、管理センタ3からの要求に基づいて通信回線4を介して受信して、故障の発生順に履歴記憶領域13aに記憶し、また、履歴記憶領域13aに記憶された故障履歴情報を、通信回線4を介して接続された管理センタ3に送信することができる。従って、テレビ受像機1において過去に発生した故障の内容とその発生順を管理センタ3から知ることが可能となる。
【0054】
また、通信回線4を介して接続された管理センタ3から、履歴記憶領域13aに新たな故障履歴情報を追記できるので、テレビ受像機1における故障履歴情報を管理センタ3から管理することが可能となる。
【0055】
なお、上記第1および第2の実施の形態において、テレビ受像機1を構成する各機能ブロックの具体的な実装形態や、テレビ受像機1、管理センタ3および通信回線4の具体的な形態は任意であり、その他の細部構成についても適宜変更可能であることは勿論である。例えば、テレビ受像機1において、表示制御部19を画像処理部18に含む回路構成とすることも可能である。また、例えば、テレビ受像機1を、モデム15に代えてLAN(Local Area Network)インターフェースを備え、該LANインターフェースを介して接続されたルータやサーバ装置等を経由して、通信回線4に接続される構成とすることも可能である。
【0056】
【発明の効果】
本発明によれば、画像表示機器の故障が発生するたびに、故障履歴情報を記憶しておき、次に故障が発生した時に、画像表示機器に記憶された故障履歴情報を参照することによって、該画像表示機器において過去に発生した故障と、その発生順を知って、新たな故障が発生した場合に迅速に対応することができる。また、記憶された故障履歴情報は、例えば画像表示機器の画面上に表示されるので、容易に参照することができる。
【0057】
また、外部の装置を接続することにより、記憶された故障履歴情報を読み出し、または、新たな故障履歴情報を記憶させることが可能であるため、例えば画像表示機器の表示画面等が故障した場合であっても、故障履歴情報の読み出しや追記を行うことが可能となる。
【0058】
また、故障履歴情報として、故障の種類に対応して付与されたデータ量の小さい識別情報を記憶するので、故障履歴情報を記憶するための記憶容量は非常に小さい容量で済む。このため、画像表示機器が備える記憶装置の一部を、故障履歴情報を記憶するために利用することができる。これにより、新たなハードウェアを画像表示機器に追加することなく、故障履歴情報を記憶させることができる。
【0059】
また、通信回線を介して接続される他の装置により、画像表示機器において過去に発生した故障の内容とその発生順を知るとともに、新たな故障履歴情報を追記させることができる。これにより、遠隔地から、画像表示機器における故障の履歴とその発生順を示す情報を取得し、または追記することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態におけるテレビ受像機1について、その内部回路構成を模式的に示すブロック図である。
【図2】図1に示す履歴記憶領域13aに記憶される故障履歴情報の一形態例を示す表である。
【図3】本発明の第1の実施の形態において、テレビ受像機1により実行される故障履歴情報管理処理を示すフローチャートである。
【図4】図3に示す故障履歴情報管理処理における故障履歴情報を例示する図であり、(a)は履歴記憶領域13aに記憶される故障履歴情報の例を示し、(b)は、図4(a)に示す故障履歴情報に基づいて表示部20に表示される画面の例を示す。
【図5】本発明の第2の実施の形態において、テレビ受像機1を通信回線4に接続した場合を示す図である。
【図6】本発明の第2の実施の形態におけるテレビ受像機1の動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1…テレビ受像機
3…管理センタ
4…通信回線
11…リモコン受信部
12…マイコン
13…メモリ
13a…記憶領域
14…リード/ライト端子部
15…モデム
16…チューナ
16a…画像入力端子
17a,17b…外部入力端子
18…画像処理部
19…表示制御部
20…表示部

Claims (10)

  1. 映像を画面上に表示する画像表示機器において、
    該画像表示機器において発生した故障を示す故障履歴情報を、前記故障の発生順に記憶する記憶手段を備えることを特徴とする画像表示機器。
  2. 前記記憶手段に記憶された故障履歴情報を、前記記憶手段に記憶された順に前記画面上に表示する表示手段をさらに備えることを特徴とする請求項1記載の画像表示機器。
  3. 通信回線を介して前記故障履歴情報を送信また受信する通信手段をさらに備え、
    前記記憶手段に記憶された故障履歴情報を前記通信手段によって送信し、また、前記通信手段によって受信した故障履歴情報を前記記憶手段に記憶することを特徴とする請求項1または2記載の画像表示機器。
  4. 前記記憶手段に記憶された故障履歴情報を読み出し/書き込み装置を接続するための接続端子をさらに備えることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の画像表示機器。
  5. 前記故障履歴情報は、予め前記画像表示機器において発生しうる故障の種類に対応して付与された識別情報であることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の画像表示機器。
  6. 映像を画面上に表示する画像表示機器における故障履歴管理方法であって、
    該画像表示機器において発生した故障を示す故障履歴情報を、前記故障の発生順に記憶手段に記憶させ、
    前記記憶手段に記憶された故障履歴情報を、前記記憶手段に記憶された順に出力させることを特徴とする画像表示機器における故障履歴管理方法。
  7. 前記記憶手段に記憶された故障履歴情報を、前記記憶手段に記憶された順に前記画面上に表示することを特徴とする請求項6記載の画像表示機器における故障履歴管理方法。
  8. 前記記憶手段に記憶された故障履歴情報を通信回線を介して送信し、また、前記通信回線を介して受信した故障履歴情報を前記記憶手段に記憶することを特徴とする請求項6または7記載の画像表示機器における故障履歴管理方法。
  9. 前記記憶手段に記憶された故障履歴情報を読み出し/書き込み装置を前記画像表示機器に接続し、該装置により、前記記憶手段に記憶された故障履歴情報を読み出しまたは書き込むことを特徴とする請求項6から8のいずれかに記載の画像表示機器における故障履歴管理方法。
  10. 前記故障履歴情報は、予め前記画像表示機器において発生しうる故障の種類に対応して付与された識別情報であることを特徴とする請求項6から9のいずれかに記載の画像表示機器における故障履歴管理方法。
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