JP2004021089A - 光学素子 - Google Patents
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Abstract
【課題】アルカリ金属酸化物を必須成分とはせず温度変化による光路長変化が小さいガラスを構成要素として有する光学素子の提供。
【解決手段】波長が450〜1700nmの光に対して用いられ、該光が伝播するべきガラスを構成要素として有する、または該光が伝播するべきガラスからなる光学素子であって、該ガラスの波長1550nmの光に対する屈折率n、25℃におけるnの温度変化率dn/dT、25℃での線膨張係数αを用いて表されるdS/dT(=dn/dT+nα)が8.9×10−6/℃以下であり、かつ前記ガラスがアルカリ金属酸化物の質量百分率表示含有量が1%以下である光学素子。dS/dT。
【選択図】なし。
【解決手段】波長が450〜1700nmの光に対して用いられ、該光が伝播するべきガラスを構成要素として有する、または該光が伝播するべきガラスからなる光学素子であって、該ガラスの波長1550nmの光に対する屈折率n、25℃におけるnの温度変化率dn/dT、25℃での線膨張係数αを用いて表されるdS/dT(=dn/dT+nα)が8.9×10−6/℃以下であり、かつ前記ガラスがアルカリ金属酸化物の質量百分率表示含有量が1%以下である光学素子。dS/dT。
【選択図】なし。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、温度変化による光路長変化が小さい光学ガラス(アサーマルガラス)を構成要素として有する光学素子に関する。
【0002】
【従来の技術】
アサーマルガラスが構成要素として求められる光学素子としては、たとえばファブリーペロエタロン(以下単にエタロンという。)が挙げられる。
このようなアサーマルガラスとして特開2002−20136号公報には、質量百分率表示組成がSiO2 20〜70%、B2O3 10〜40%、Cs2O 15〜60%、SiO2+B2O3+Cs2O≧80%であるSiO2−B2O3−Cs2O系ガラスが開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
前記SiO2−B2O3−Cs2O系ガラスは温度変化による光路長変化が小さいという点では優れているが、アルカリ金属酸化物であるCs2Oを多く含有しているので化学的耐久性が低いおそれがある。
本発明はアルカリ金属酸化物の含有量が小さいガラスであって温度変化による光路長変化が小さいガラスを構成要素として有する光学素子の提供を目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明は、波長が450〜1700nmの光に対して用いられ、該光が伝播するべきガラスを構成要素として有する、または該光が伝播するべきガラスからなる光学素子であって、該ガラスの波長1550nmの光に対する屈折率n、25℃におけるnの温度変化率dn/dTおよび25℃における線膨張係数αを用いて下記式で表されるdS/dTが8.9×10−6/℃以下であり、かつ前記ガラスがアルカリ金属酸化物を含有しない、またはアルカリ金属酸化物を含有してもその質量百分率表示含有量が1%以下であることを特徴とする光学素子を提供する。
dS/dT=dn/dT+nα。
【0005】
【発明の実施の形態】
本発明の光学素子は波長が850〜1700nmである光を使用する光通信に好適である。
本発明の光学素子はdS/dTが8.9×10−6/℃以下であるガラス(以下、本発明のガラスという。)を構成要素として有する光学素子、または本発明のガラスからなる光学素子である。
【0006】
本発明のガラスはアルカリ金属酸化物を含有しない、またはアルカリ金属酸化物を含有してもその質量百分率表示含有量の合計R2Oが1%以下であるので、化学的耐久性に優れる。R2Oは好ましくは0.1%以下、より好ましくは1×10−3%以下、特に好ましくは1×10−5%以下である。
【0007】
前者の光学素子においては本発明のガラス以外のものを構成要素として有する可能性を排除せず、そのようなものとしてたとえば本発明のガラスからなる2枚のガラス板を使用するエタロンが挙げられる。後者の光学素子においては本発明のガラスのみを構成要素として有し、そのようなものとしてたとえば、本発明のガラスからなる光ファイバグレーティング、光学レンズ、プリズム等が挙げられる。
【0008】
本発明の光学素子としては、光ファイバグレーティング等のグレーティング構造を有するもの、エタロン、光学レンズ、プリズム等が挙げられる。
【0009】
本発明のガラスはdS/dTが8.9×10−6/℃以下であり、波長が450〜1700nmの光に対する光路長の温度変化による変化が小さい。dS/dTは、好ましくは8.8×10−6/℃以下、より好ましくは8.6×10−6/℃以下である。
【0010】
前記αは10×10−7/℃以下であることが好ましい。10×10−7/℃超では、本発明の光学素子が石英ガラス(25℃における線膨張係数=4×10−7〜6×10−7/℃)を本発明のガラスと接触すべき構成要素として有する場合、または石英ガラスを本発明の光学素子と接触するもしくは固定するものとして使用する場合、本発明のガラスと石英ガラスの膨張係数マッチングが困難になるおそれがある。より好ましくはαは8×10−7/℃以下、特に好ましくは4×10−7〜6×10−7/℃である。
【0011】
本発明のガラスは質量百分率表示で、SiO2 90〜98.8%、F 1.2〜10%、B2O3 0〜8%、Al2O3 0〜8%、P2O5 0〜8%、TiO2 0〜8%、から本質的になることが好ましい。
次に、この好ましい態様のガラスについて質量百分率表示を用いて説明する。SiO2はネットワークフォーマであり必須である。90%未満では化学的耐久性が低下する、または透過率が低下する等の問題が生じる。好ましくは92%以上、より好ましくは95%以上である。
【0012】
FはdS/dTを低下させる成分であり必須である。1.2%未満ではdS/dTが大きくなりすぎる。好ましくは1.4%以上、より好ましくは1.6%以上である。10%超では化学的耐久性が低下する。
SiO2とFの含有量の合計は、好ましくは92%以上、より好ましくは95%以上、特に好ましくは98%以上である。
【0013】
B2O3は必須ではないがdn/dTを小さくするために8%まで含有してもよい。8%超では化学的耐久性が低下するおそれがある。B2O3を含有する場合その含有量は好ましくは0.1%以上、より好ましくは0.5%以上である。Al2O3は必須ではないがdn/dTを小さくするため、化学的耐久性を向上させるため、または強度を大きくするために8%まで含有してもよい。8%超ではαが大きくなりすぎるおそれがある。
【0014】
P2O5は必須ではないがdn/dTを小さくするため、または粘度を低下させるために8%まで含有してもよい。8%超では化学的耐久性が低下するおそれがある。
TiO2は必須ではないがαを小さくするために8%まで含有してもよい。8%超では透過率が低下するおそれがある。TiO2を含有する場合その含有量は好ましくは0.1%以上、より好ましくは1%以上である。
【0015】
前記好ましい態様のガラスは本質的に上記成分からなるが、その他の成分を本発明の目的を損なわない範囲で含有してもよい。
なお、アルカリ金属酸化物は先に述べたように含有しない、または含有するとしてもその合計含有量は1%以下である。
また、遷移金属酸化物も含有しないことが好ましく、含有するとしてもその合計含有量は1×10−5%以下であることが好ましい。
【0016】
本発明の光学素子は周知の各光学素子の製造方法によって製造される。
また、本発明のガラスは、直接法、スート法(VAD法、OVD法、MCVD法)、プラズマ法、スパッタ法、ゾルゲル法、MOCVD法、等によって製造される。バルク状のガラスを得るためには、製造時の温度が低く、不純物の混入が避けられる点から、スート法が好ましい。薄膜状のガラスを得るためには、FHD法またはスパッタ法が好ましい。
【0017】
直接法またはスート法によって本発明のガラスを製造する方法としてはたとえば、SiF4、CF4、C2F6、CHF3、BF3、BCl3、AlCl3、POCl3、TiCl4等の無機化合物原料、アルコキシド原料、エステル化合物原料等を石英ガラス形成原料とともに火炎加水分解させる方法、多孔質石英ガラス体をSiF4、CF4、C2F6、CHF3、BF3、SF6、BCl3、AlCl3、POCl3、TiCl4等の無機化合物原料、アルコキシド原料、エステル化合物原料等のガス雰囲気中または希釈液体中に保持して得られた多孔質ガラス体をガラス化する方法、等がある。
【0018】
【実施例】
SiO2およびFを表に質量百分率表示で示す割合で含有する例1〜3のガラスをVAD法により作製した。すなわち、SiCl4を原料としてVAD法により多孔質石英ガラス体を作製し、この多孔質石英ガラス体をSiF4雰囲気下で900〜1250℃に3時間保持してガラス化した。
例1〜3のガラスおよび石英ガラス(例4)について、n、dn/dT(単位:10−6/℃)およびα(単位:10−7/℃)を以下のようにして測定し、dS/dT(単位:10−6/℃)を算出した。
【0019】
n、dn/dT:ガラスを加工して厚みが10mm、1辺が20mmの正三角形状プリズムを作製した。このプリズムについてカルニュー光学工業社製精密分光計GMR−1を用いて波長が1550nmの光に対する屈折率を−5〜+65℃の範囲で10℃間隔で測定して、25℃における屈折率および屈折率の温度変化率を求めた。
α:ULVAC社製レーザー膨張計LIX−1を用いて−150〜+200℃の範囲で測定した。
【0020】
【表1】
【0021】
【発明の効果】
本発明によればアルカリ金属酸化物を必須成分とはしないガラスであって温度変化による光路長変化が小さいガラスを構成要素として有する光学素子、たとえば光ファイバグレーティング等のグレーティング構造を有する光学素子、エタロン等が得られる。
【発明の属する技術分野】
本発明は、温度変化による光路長変化が小さい光学ガラス(アサーマルガラス)を構成要素として有する光学素子に関する。
【0002】
【従来の技術】
アサーマルガラスが構成要素として求められる光学素子としては、たとえばファブリーペロエタロン(以下単にエタロンという。)が挙げられる。
このようなアサーマルガラスとして特開2002−20136号公報には、質量百分率表示組成がSiO2 20〜70%、B2O3 10〜40%、Cs2O 15〜60%、SiO2+B2O3+Cs2O≧80%であるSiO2−B2O3−Cs2O系ガラスが開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
前記SiO2−B2O3−Cs2O系ガラスは温度変化による光路長変化が小さいという点では優れているが、アルカリ金属酸化物であるCs2Oを多く含有しているので化学的耐久性が低いおそれがある。
本発明はアルカリ金属酸化物の含有量が小さいガラスであって温度変化による光路長変化が小さいガラスを構成要素として有する光学素子の提供を目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明は、波長が450〜1700nmの光に対して用いられ、該光が伝播するべきガラスを構成要素として有する、または該光が伝播するべきガラスからなる光学素子であって、該ガラスの波長1550nmの光に対する屈折率n、25℃におけるnの温度変化率dn/dTおよび25℃における線膨張係数αを用いて下記式で表されるdS/dTが8.9×10−6/℃以下であり、かつ前記ガラスがアルカリ金属酸化物を含有しない、またはアルカリ金属酸化物を含有してもその質量百分率表示含有量が1%以下であることを特徴とする光学素子を提供する。
dS/dT=dn/dT+nα。
【0005】
【発明の実施の形態】
本発明の光学素子は波長が850〜1700nmである光を使用する光通信に好適である。
本発明の光学素子はdS/dTが8.9×10−6/℃以下であるガラス(以下、本発明のガラスという。)を構成要素として有する光学素子、または本発明のガラスからなる光学素子である。
【0006】
本発明のガラスはアルカリ金属酸化物を含有しない、またはアルカリ金属酸化物を含有してもその質量百分率表示含有量の合計R2Oが1%以下であるので、化学的耐久性に優れる。R2Oは好ましくは0.1%以下、より好ましくは1×10−3%以下、特に好ましくは1×10−5%以下である。
【0007】
前者の光学素子においては本発明のガラス以外のものを構成要素として有する可能性を排除せず、そのようなものとしてたとえば本発明のガラスからなる2枚のガラス板を使用するエタロンが挙げられる。後者の光学素子においては本発明のガラスのみを構成要素として有し、そのようなものとしてたとえば、本発明のガラスからなる光ファイバグレーティング、光学レンズ、プリズム等が挙げられる。
【0008】
本発明の光学素子としては、光ファイバグレーティング等のグレーティング構造を有するもの、エタロン、光学レンズ、プリズム等が挙げられる。
【0009】
本発明のガラスはdS/dTが8.9×10−6/℃以下であり、波長が450〜1700nmの光に対する光路長の温度変化による変化が小さい。dS/dTは、好ましくは8.8×10−6/℃以下、より好ましくは8.6×10−6/℃以下である。
【0010】
前記αは10×10−7/℃以下であることが好ましい。10×10−7/℃超では、本発明の光学素子が石英ガラス(25℃における線膨張係数=4×10−7〜6×10−7/℃)を本発明のガラスと接触すべき構成要素として有する場合、または石英ガラスを本発明の光学素子と接触するもしくは固定するものとして使用する場合、本発明のガラスと石英ガラスの膨張係数マッチングが困難になるおそれがある。より好ましくはαは8×10−7/℃以下、特に好ましくは4×10−7〜6×10−7/℃である。
【0011】
本発明のガラスは質量百分率表示で、SiO2 90〜98.8%、F 1.2〜10%、B2O3 0〜8%、Al2O3 0〜8%、P2O5 0〜8%、TiO2 0〜8%、から本質的になることが好ましい。
次に、この好ましい態様のガラスについて質量百分率表示を用いて説明する。SiO2はネットワークフォーマであり必須である。90%未満では化学的耐久性が低下する、または透過率が低下する等の問題が生じる。好ましくは92%以上、より好ましくは95%以上である。
【0012】
FはdS/dTを低下させる成分であり必須である。1.2%未満ではdS/dTが大きくなりすぎる。好ましくは1.4%以上、より好ましくは1.6%以上である。10%超では化学的耐久性が低下する。
SiO2とFの含有量の合計は、好ましくは92%以上、より好ましくは95%以上、特に好ましくは98%以上である。
【0013】
B2O3は必須ではないがdn/dTを小さくするために8%まで含有してもよい。8%超では化学的耐久性が低下するおそれがある。B2O3を含有する場合その含有量は好ましくは0.1%以上、より好ましくは0.5%以上である。Al2O3は必須ではないがdn/dTを小さくするため、化学的耐久性を向上させるため、または強度を大きくするために8%まで含有してもよい。8%超ではαが大きくなりすぎるおそれがある。
【0014】
P2O5は必須ではないがdn/dTを小さくするため、または粘度を低下させるために8%まで含有してもよい。8%超では化学的耐久性が低下するおそれがある。
TiO2は必須ではないがαを小さくするために8%まで含有してもよい。8%超では透過率が低下するおそれがある。TiO2を含有する場合その含有量は好ましくは0.1%以上、より好ましくは1%以上である。
【0015】
前記好ましい態様のガラスは本質的に上記成分からなるが、その他の成分を本発明の目的を損なわない範囲で含有してもよい。
なお、アルカリ金属酸化物は先に述べたように含有しない、または含有するとしてもその合計含有量は1%以下である。
また、遷移金属酸化物も含有しないことが好ましく、含有するとしてもその合計含有量は1×10−5%以下であることが好ましい。
【0016】
本発明の光学素子は周知の各光学素子の製造方法によって製造される。
また、本発明のガラスは、直接法、スート法(VAD法、OVD法、MCVD法)、プラズマ法、スパッタ法、ゾルゲル法、MOCVD法、等によって製造される。バルク状のガラスを得るためには、製造時の温度が低く、不純物の混入が避けられる点から、スート法が好ましい。薄膜状のガラスを得るためには、FHD法またはスパッタ法が好ましい。
【0017】
直接法またはスート法によって本発明のガラスを製造する方法としてはたとえば、SiF4、CF4、C2F6、CHF3、BF3、BCl3、AlCl3、POCl3、TiCl4等の無機化合物原料、アルコキシド原料、エステル化合物原料等を石英ガラス形成原料とともに火炎加水分解させる方法、多孔質石英ガラス体をSiF4、CF4、C2F6、CHF3、BF3、SF6、BCl3、AlCl3、POCl3、TiCl4等の無機化合物原料、アルコキシド原料、エステル化合物原料等のガス雰囲気中または希釈液体中に保持して得られた多孔質ガラス体をガラス化する方法、等がある。
【0018】
【実施例】
SiO2およびFを表に質量百分率表示で示す割合で含有する例1〜3のガラスをVAD法により作製した。すなわち、SiCl4を原料としてVAD法により多孔質石英ガラス体を作製し、この多孔質石英ガラス体をSiF4雰囲気下で900〜1250℃に3時間保持してガラス化した。
例1〜3のガラスおよび石英ガラス(例4)について、n、dn/dT(単位:10−6/℃)およびα(単位:10−7/℃)を以下のようにして測定し、dS/dT(単位:10−6/℃)を算出した。
【0019】
n、dn/dT:ガラスを加工して厚みが10mm、1辺が20mmの正三角形状プリズムを作製した。このプリズムについてカルニュー光学工業社製精密分光計GMR−1を用いて波長が1550nmの光に対する屈折率を−5〜+65℃の範囲で10℃間隔で測定して、25℃における屈折率および屈折率の温度変化率を求めた。
α:ULVAC社製レーザー膨張計LIX−1を用いて−150〜+200℃の範囲で測定した。
【0020】
【表1】
【0021】
【発明の効果】
本発明によればアルカリ金属酸化物を必須成分とはしないガラスであって温度変化による光路長変化が小さいガラスを構成要素として有する光学素子、たとえば光ファイバグレーティング等のグレーティング構造を有する光学素子、エタロン等が得られる。
Claims (5)
- 波長が450〜1700nmの光に対して用いられ、該光が伝播するべきガラスを構成要素として有する、または該光が伝播するべきガラスからなる光学素子であって、該ガラスの波長1550nmの光に対する屈折率n、25℃におけるnの温度変化率dn/dTおよび25℃における線膨張係数αを用いて下記式で表されるdS/dTが8.9×10−6/℃以下であり、かつ前記ガラスがアルカリ金属酸化物を含有しない、またはアルカリ金属酸化物を含有してもその質量百分率表示含有量が1%以下であることを特徴とする光学素子。
dS/dT=dn/dT+nα - αが10×10−7/℃以下である請求項1に記載の光学素子。
- ガラスが質量百分率表示で、SiO2 90〜98.8%、F 1.2〜10%、B2O3 0〜8%、Al2O3 0〜8%、P2O5 0〜8%、TiO2 0〜8%、から本質的になる請求項1または2に記載の光学素子。
- 光学素子がエタロンである請求項1、2または3に記載の光学素子。
- 光学素子がグレーティング構造を有するものである請求項1、2または3に記載の光学素子。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002178470A JP2004021089A (ja) | 2002-06-19 | 2002-06-19 | 光学素子 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002178470A JP2004021089A (ja) | 2002-06-19 | 2002-06-19 | 光学素子 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2004021089A true JP2004021089A (ja) | 2004-01-22 |
Family
ID=31176183
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2002178470A Withdrawn JP2004021089A (ja) | 2002-06-19 | 2002-06-19 | 光学素子 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2004021089A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005194118A (ja) * | 2004-01-05 | 2005-07-21 | Asahi Glass Co Ltd | シリカガラス |
| WO2011068064A1 (ja) * | 2009-12-01 | 2011-06-09 | 旭硝子株式会社 | TiO2を含有するシリカガラス |
-
2002
- 2002-06-19 JP JP2002178470A patent/JP2004021089A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005194118A (ja) * | 2004-01-05 | 2005-07-21 | Asahi Glass Co Ltd | シリカガラス |
| WO2011068064A1 (ja) * | 2009-12-01 | 2011-06-09 | 旭硝子株式会社 | TiO2を含有するシリカガラス |
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