JP2004011841A - ブレーキディスク - Google Patents
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Abstract
【課題】制動時にブレーキの鳴きが発生しない、高い減衰性能を有するブレーキディスクを提供する。
【解決手段】本発明は、中心部に車軸を挿通する穴を有する2枚の略円盤状のローターを対抗面に減衰材を狭着して結合し、各ローターの対向していない円盤面上に摺動面を設けたブレーキディスク。また、前記ローターの対向面の一方に円形の凹溝が刻設され、前記円形の凹溝に減衰材が装着されているブレーキディスク。また、前記減衰材として、多孔質金属、繊維成型体、積層材料、繊維強化複合材料または耐熱性ポリマーを使用している。
【選択図】 図1
【解決手段】本発明は、中心部に車軸を挿通する穴を有する2枚の略円盤状のローターを対抗面に減衰材を狭着して結合し、各ローターの対向していない円盤面上に摺動面を設けたブレーキディスク。また、前記ローターの対向面の一方に円形の凹溝が刻設され、前記円形の凹溝に減衰材が装着されているブレーキディスク。また、前記減衰材として、多孔質金属、繊維成型体、積層材料、繊維強化複合材料または耐熱性ポリマーを使用している。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動車や鉄道車両等に用いられるブレーキディスクに係り、制動時におけるブレーキの鳴きを防止するブレーキディスクに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
自動車等に搭載されるディスクブレーキ装置は、車輪と一体回転するディスクローターの側面の摺動面に、車体側に取付けたキャリパに保持されている摩擦パッドを油圧等で駆動されるピストンで押し付けて制動力を発生させている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、このようなディスクブレーキ装置では、制動時にブレーキの鳴きと呼ばれる不快音が発生することが多い。この鳴き現象の原因の多くは、制動時にディスクローターの摺動面と摩擦パッドが摩擦することにより、前記ディスクローターおよび摩擦パッドの裏金が振動し、この振動がブレーキの鳴きの原因である一定強度の共振に発達することによる。また、従来の摩擦パッドの裏金は単なる鋼板製であるため、摩擦パッドのライニング面とディスクローターの摺動面との摩擦により細かい振動が発生すると、その振動がそのまま裏金に伝わり一定強度の共振に発達して鳴きが発生している。
【0004】
この摩擦特性(横軸に相対速度をとり、縦軸に摩擦係数をとった曲線)が負の勾配をもつ場合、ブレーキの鳴きが起こり易いと考えられていた。また、最近ではこの摩擦特性が負の勾配をもたなくてもディスクローター、摩擦パッド及びキャリパからなるブレーキ系の剛性特性によってもブレーキの鳴きが起こり得るとの知見も得られている。
【0005】
そこでディスクブレーキ装置の構成面から各種の対策が試みられてきた。例えば、ディスクローターの形状を変更する試み、または裏金を厚くして剛性を上げる方法や裏金にシムを貼り付ける試み等である。
【0006】
前者では、例えば、特開平10−26159号公報に示すように、回転軸に固定されるハット部と、ハット部の外周に一定の幅で鍔状に形成される摺動部とによって全体として略円盤状をなすディスクローターにおいて、ハット部又は摺動部にスリットを形成すると共に、ディスクローターの振動の伝搬を減衰させる減衰材でスリットを埋めた構成としたディスクローターが開示されている。
【0007】
しかしながら、摺動部の全周に亘って多数のスリット孔を穿孔すると共に、該スリット孔に減衰材を充填する必要があるため、加工が複雑となりコストアップになるという問題があった。一方、後者では鋼板を厚くしたり、鋼板にゴムなどの弾性体を貼り付けるため厚くなり、前者と同様にコストアップになるなどの問題があった。
【0008】
本発明は、前記課題を解決するためになされたもので、制動による摩擦によりブレーキディスクおよび摩擦パッドに発生した振動を減衰し、制動時におけるブレーキの鳴きを防止することができる、高い減衰性能を有するブレーキディスクを提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明では、中心部に車軸を挿通する穴を有する2枚の略円盤状のローターを対向面に減衰材を挟着して結合し、各ローターの対向していない円盤面上に摺動面を設けたブレーキディスクとしている。また、略円盤状の一対のローターと、該ローターの対向面の一方に円形の凹溝が刻設され、該凹溝に減衰材が装着されているブレーキディスクとすることによっても上記課題を解決することができる。前記減衰材には、多孔質金属、繊維成型体、積層材料、繊維強化複合材料または耐熱性ポリマーを使用することができるが、減衰効果がある材料であればこれらに限定されないことはいうまでもない。
【0010】
本発明は、このような構成としているので、制動時に、ブレーキディスクの摺動面と摩擦パッドの間に発生する摩擦力が起振力となって、ブレーキディスク上に振動が発生したとしても、その振動は、一対のローターに挟着されている減衰材によって速やかに減衰される。従って、ブレーキディスクに発生した振動は、ブレーキの鳴きの原因である摩擦パットの振動と共振するまで発達することがないので、効率よくブレーキの鳴きを防止することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面に基づき説明するが、本発明はこれらに何ら限定されるものではなく適宜変更して実施することが可能である。図1は本発明の実施形態の一例を示したもので、(a)はブレーキディスク10の正面図、(b)は(a)のA−A線断面図である。図1において、第1ローター1は、略円盤状の中心部に車軸を挿通する穴61を有し、第2ローター2と反対側の円盤面上には摺動面71が設けられている。また、前記第1ローター1の穴61の近傍には周方向に所定のピッチで6個のハブ装着穴8が設けられ、さらに、その外周に4個の連結穴が螺設されている。
【0012】
第2ローター2も、略円盤状の中心部に車軸を挿通する穴62を有し、第1ローター1と反対側の円盤面上には摺動面72が設けられており、前記第2ローター2の穴62の近傍には周方向に所定のピッチで6個のハブ装着穴8が設けられ、さらに、その外周に4個の連結穴が螺設されている。また、前記第1ローター1と対向する面の円周上には、円形(ドーナツ形)の凹溝3が刻設されている。
【0013】
前記第2ローター2に刻設された凹溝3には、該凹溝3の深さよりも若干厚く形成された円形(ドーナツ形)の減衰材4が装着されており、前記第1ローター1と第2ローター2は連結穴にビス5を螺合して結合されている。また、前記減衰材4として、耐熱性を有する多孔質金属、繊維成型体、積層材料、繊維強化複合材料または耐熱性ポリマー等を用いれば、ブレーキの鳴きをより効果的に防止することができる。
【0014】
図2は本発明の他の実施形態を示したもので、(a)はブレーキディスク10aの正面図、(b)は(a)のB−B線断面図である。図2において、第1ローター1aは、中心部に穴を有する略円盤状に形成されており、第2ローター2aと反対側の円上には摺動面71が設けられている。前記第1ローター1aの穴の近傍には周方向に所定のピッチで4個の連結穴が螺設されている。
【0015】
第2ローター2aは、ボス部9が突設した略円盤状の中心部に車軸を挿通する穴62aを有し、第1ローター1aと反対側の円盤面上には摺動面72が設けられており、前記第2ローター2aの穴62aの近傍には周方向に所定のピッチで6個のハブ装着穴8が設けられ、さらに、その外周に4個の連結穴が螺設されている。また、前記第1ローター1aと対向する面の円周上には、円形(ドーナツ形)の凹溝3が刻設されている。
【0016】
前記第2ローター2aに刻設された凹溝3には、該凹溝3の深さよりも若干厚く形成された円形(ドーナツ形)の減衰材4が装着されており、前記第1ローター1aと第2ローター2aは連結穴にビス5を螺合して結合されている。また、前記減衰材4として、耐熱性を有する多孔質金属、繊維成型体、積層材料、繊維強化複合材料または耐熱性ポリマー等を用いれば、ブレーキの鳴きをより効果的に防止することができる。
【0017】
図3は本発明の他の実施形態を示したもので、(a)はブレーキディスク10bの正面図、(b)は(a)のC−C線断面図である。図3において、第1ローター1bは、中心部に穴を有する略円盤状に形成されている。
【0018】
第2ローター2bは、ボス部9が突設した略円盤状の中心部に車軸を挿通する穴62bを有し、第1ローター1bと反対側の円盤面上には摺動面72が設けられており、前記第2ローター2bの穴62bの近傍には周方向に所定のピッチで6個のハブ装着穴8が設けられている。また、前記第1ローター1bと対向する面の円周上には、円形(ドーナツ形)の凹溝3が刻設されている。
【0019】
前記第2ローター2bに刻設された凹溝3には、該凹溝3の深さよりも若干厚く形成された円形(ドーナツ形)の減衰材4が装着されており、前記第1ローター1bと第2ローター2bの外周縁部及びボス部9は溶接により結合されている。また、前記減衰材4として、耐熱性を有する多孔質金属、繊維成型体、積層材料、繊維強化複合材料または耐熱性ポリマー等を用いれば、ブレーキの鳴きをより効果的に防止することができる。
【0020】
図4および図5は、本発明によるブレーキディスクを自動二輪車の前輪に装着した状態を示したもので、図4は正面断面図、図5は側面断面図である。
【0021】
図4および図5において、符号11は前輪で、該前輪11は車軸12に回転自在に設けられ、該車軸12の両端部は左右に分岐したフロントフォーク13の下端部13a、13bに支持されている。前記車輪11はホイール14とタイヤ15とから構成され、このホイール14のハブ14a、14bは車軸12に回転自在に左右1対のベアリング16,17を介して支持されている。該ベアリング16,17の間にはスペーサ18が設けられ、前記車軸12の一方にはギヤユニット19が設けられ、該ギヤユニット19から前記前輪11の回転情報を得て、図示しないスピードメータへ出力している。前記ギヤユニット19とハブ14aとの間にはオイルシール20が設けられている。
【0022】
車軸12の他方にはフロントフォーク13の下端部13bとベアリング17との間にカラー21を介在している。該カラー21はその内周側を軸方に延出して内周側延出部21aが形成され、該内周側延出部21aをベアリング内側に圧入している。
【0023】
ホイール14のハブ14bにはブレーキディスク10がボルト24で固定され、該ブレーキディスク10の外周部を跨ぐようにディスクブレーキ装置25が配置されており、該ディスクブレーキ装置25はフロントフォーク13の下部近傍にボルト27で固定されている。
【0024】
ブレーキディスク10の摺動面とディスクブレーキ装置25の裏金29に保持された摩擦パッド28は、所定の間隙が設けられている。また、一方の裏金29の後部は油圧等により駆動されるピストン30が配設されており、該ピストン30で裏金29を押圧すると、両側の摩擦パッド28がブレーキディスク10の摺動面に押し付けられ、摩擦力が発生して前輪11が制動される。
【0025】
【実施例】
図6は、打撃テストの結果を示したもので、(a)は炭素鋼(S45C)製で減衰材無しのもの、(b)は制振鋳鉄製で減衰材無しのもの、(c)は炭素鋼(S45C)製で減衰材有りのものである。図6(a)から(c)において、横軸は時間を表し、縦軸は振幅を表し、図中の曲線はブレーキディスクを打撃したときの振動減衰波形を表している。この振動減衰波形より、対数減衰率δを次式により求めることができる。
δ=1/nxLn(X1/Xn)
ただし、δは対数減衰率、nは振幅数、Lnは自然対数、X1は1番目の振幅、Xnはn番目の振幅である。
【0026】
この振動減衰波形から対数減衰率δを求めると、(a)の炭素鋼(S45C)で減衰材無しでは0.060、(b)の制振鋳鉄で減衰材無しでは0.062、(c)の炭素鋼(S45C)で減衰材有りでは0.534であった。したがって、本発明による(c)の炭素鋼(S45C)で減衰材有りの減衰率0.534は、炭素鋼(S45C)の減衰率0.060の8.9倍、制振鋳鉄の減衰率0.062の8.6倍であり、前記特開平10−26159号公報に示すディスクローターの7倍よりも更に優れている。
【0027】
図7は、ブレーキディスクの鳴きの有無をテストした結果を示したものである。図7において、ディスク番号NO.1からNO.3は本発明の実施例を示し、NO.1は炭素鋼(S45C)で減衰材有り、NO.2は制振鋳鉄で減衰材無し、NO.3は炭素鋼(S45C)で減衰材無しである。また、ディスク番号NO.4からNO.9は比較例を示し、自動二輪車に装着されている従来品である。テスト条件は、前記各ブレーキディスクを自動二輪車の前輪に装着して、40rpm(5km/時)で回転中に制動力を加えた。テストの結果、ディスク番号NO.1及びNO.9ではブレーキの鳴きは無かったが、NO.2からNO.8のではブレーキの鳴きが有った。以上により、減衰材を装着してブレーキディスクの対数減衰率δを0.100以上とすることにより、制動時におけるブレーキディスクの鳴きを防止できることが実証できた。
【0028】
【発明の効果】
本発明のブレーキディスクは以上のように構成されているので、制動時に、ブレーキディスクと摩耗パッドとの間に発生する摩擦力が起振力となって、ローター上に振動が発生したとしても、その振動は、一対のローターに挟着されている減衰材により、従来品に比べて約9倍の速度で減衰される。従って、ローターに発生した振動がブレーキの鳴きの原因である一定強度の共振に発達することがなくなり、効率よくブレーキの鳴きを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の一例を示したもので、(a)は正面図、(b)は(a)のA−A線断面図である。
【図2】本発明の他の実施形態を示したもので、(a)は正面図、(b)は(a)のB−B線断面図である。
【図3】本発明の他の実施形態を示したもので、(a)は正面図、(b)は(a)のC−C線断面図である。
【図4】本発明を自動二輪車の前輪に装着した状態を示した正面断面図である。
【図5】本発明を自動二輪車の前輪に装着した状態を示した側面断面図である。
【図6】ディスクブレーキの打撃テスト結果を示したもので、(a)は従来の炭素鋼(S45C)製のもの、(b)は従来の制振鋳鉄製のもの、(c)は本発明のものである。
【図7】ブレーキディスクの鳴きの有無をテストした結果を示した図である。
【符号の説明】
1、1a、1b 第1ローター
2、2a,2b 第2ローター
3 凹溝
4 減衰材
5 ビス
61,62、62a,62b 軸穴
71,72 摺動面
8 ハブ装着穴
9 ボス部
10、10a,10b ブレーキディスク
11 前輪
12 車軸
13 フロントフォーク
13a、13b 下端部
14 ホイール
14a、14b ハブ
24 ボルト
25 ディスクブレーキ装置
27 ボルト
28 摩擦パッド
29 裏金
30 ピストン
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動車や鉄道車両等に用いられるブレーキディスクに係り、制動時におけるブレーキの鳴きを防止するブレーキディスクに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
自動車等に搭載されるディスクブレーキ装置は、車輪と一体回転するディスクローターの側面の摺動面に、車体側に取付けたキャリパに保持されている摩擦パッドを油圧等で駆動されるピストンで押し付けて制動力を発生させている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、このようなディスクブレーキ装置では、制動時にブレーキの鳴きと呼ばれる不快音が発生することが多い。この鳴き現象の原因の多くは、制動時にディスクローターの摺動面と摩擦パッドが摩擦することにより、前記ディスクローターおよび摩擦パッドの裏金が振動し、この振動がブレーキの鳴きの原因である一定強度の共振に発達することによる。また、従来の摩擦パッドの裏金は単なる鋼板製であるため、摩擦パッドのライニング面とディスクローターの摺動面との摩擦により細かい振動が発生すると、その振動がそのまま裏金に伝わり一定強度の共振に発達して鳴きが発生している。
【0004】
この摩擦特性(横軸に相対速度をとり、縦軸に摩擦係数をとった曲線)が負の勾配をもつ場合、ブレーキの鳴きが起こり易いと考えられていた。また、最近ではこの摩擦特性が負の勾配をもたなくてもディスクローター、摩擦パッド及びキャリパからなるブレーキ系の剛性特性によってもブレーキの鳴きが起こり得るとの知見も得られている。
【0005】
そこでディスクブレーキ装置の構成面から各種の対策が試みられてきた。例えば、ディスクローターの形状を変更する試み、または裏金を厚くして剛性を上げる方法や裏金にシムを貼り付ける試み等である。
【0006】
前者では、例えば、特開平10−26159号公報に示すように、回転軸に固定されるハット部と、ハット部の外周に一定の幅で鍔状に形成される摺動部とによって全体として略円盤状をなすディスクローターにおいて、ハット部又は摺動部にスリットを形成すると共に、ディスクローターの振動の伝搬を減衰させる減衰材でスリットを埋めた構成としたディスクローターが開示されている。
【0007】
しかしながら、摺動部の全周に亘って多数のスリット孔を穿孔すると共に、該スリット孔に減衰材を充填する必要があるため、加工が複雑となりコストアップになるという問題があった。一方、後者では鋼板を厚くしたり、鋼板にゴムなどの弾性体を貼り付けるため厚くなり、前者と同様にコストアップになるなどの問題があった。
【0008】
本発明は、前記課題を解決するためになされたもので、制動による摩擦によりブレーキディスクおよび摩擦パッドに発生した振動を減衰し、制動時におけるブレーキの鳴きを防止することができる、高い減衰性能を有するブレーキディスクを提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明では、中心部に車軸を挿通する穴を有する2枚の略円盤状のローターを対向面に減衰材を挟着して結合し、各ローターの対向していない円盤面上に摺動面を設けたブレーキディスクとしている。また、略円盤状の一対のローターと、該ローターの対向面の一方に円形の凹溝が刻設され、該凹溝に減衰材が装着されているブレーキディスクとすることによっても上記課題を解決することができる。前記減衰材には、多孔質金属、繊維成型体、積層材料、繊維強化複合材料または耐熱性ポリマーを使用することができるが、減衰効果がある材料であればこれらに限定されないことはいうまでもない。
【0010】
本発明は、このような構成としているので、制動時に、ブレーキディスクの摺動面と摩擦パッドの間に発生する摩擦力が起振力となって、ブレーキディスク上に振動が発生したとしても、その振動は、一対のローターに挟着されている減衰材によって速やかに減衰される。従って、ブレーキディスクに発生した振動は、ブレーキの鳴きの原因である摩擦パットの振動と共振するまで発達することがないので、効率よくブレーキの鳴きを防止することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面に基づき説明するが、本発明はこれらに何ら限定されるものではなく適宜変更して実施することが可能である。図1は本発明の実施形態の一例を示したもので、(a)はブレーキディスク10の正面図、(b)は(a)のA−A線断面図である。図1において、第1ローター1は、略円盤状の中心部に車軸を挿通する穴61を有し、第2ローター2と反対側の円盤面上には摺動面71が設けられている。また、前記第1ローター1の穴61の近傍には周方向に所定のピッチで6個のハブ装着穴8が設けられ、さらに、その外周に4個の連結穴が螺設されている。
【0012】
第2ローター2も、略円盤状の中心部に車軸を挿通する穴62を有し、第1ローター1と反対側の円盤面上には摺動面72が設けられており、前記第2ローター2の穴62の近傍には周方向に所定のピッチで6個のハブ装着穴8が設けられ、さらに、その外周に4個の連結穴が螺設されている。また、前記第1ローター1と対向する面の円周上には、円形(ドーナツ形)の凹溝3が刻設されている。
【0013】
前記第2ローター2に刻設された凹溝3には、該凹溝3の深さよりも若干厚く形成された円形(ドーナツ形)の減衰材4が装着されており、前記第1ローター1と第2ローター2は連結穴にビス5を螺合して結合されている。また、前記減衰材4として、耐熱性を有する多孔質金属、繊維成型体、積層材料、繊維強化複合材料または耐熱性ポリマー等を用いれば、ブレーキの鳴きをより効果的に防止することができる。
【0014】
図2は本発明の他の実施形態を示したもので、(a)はブレーキディスク10aの正面図、(b)は(a)のB−B線断面図である。図2において、第1ローター1aは、中心部に穴を有する略円盤状に形成されており、第2ローター2aと反対側の円上には摺動面71が設けられている。前記第1ローター1aの穴の近傍には周方向に所定のピッチで4個の連結穴が螺設されている。
【0015】
第2ローター2aは、ボス部9が突設した略円盤状の中心部に車軸を挿通する穴62aを有し、第1ローター1aと反対側の円盤面上には摺動面72が設けられており、前記第2ローター2aの穴62aの近傍には周方向に所定のピッチで6個のハブ装着穴8が設けられ、さらに、その外周に4個の連結穴が螺設されている。また、前記第1ローター1aと対向する面の円周上には、円形(ドーナツ形)の凹溝3が刻設されている。
【0016】
前記第2ローター2aに刻設された凹溝3には、該凹溝3の深さよりも若干厚く形成された円形(ドーナツ形)の減衰材4が装着されており、前記第1ローター1aと第2ローター2aは連結穴にビス5を螺合して結合されている。また、前記減衰材4として、耐熱性を有する多孔質金属、繊維成型体、積層材料、繊維強化複合材料または耐熱性ポリマー等を用いれば、ブレーキの鳴きをより効果的に防止することができる。
【0017】
図3は本発明の他の実施形態を示したもので、(a)はブレーキディスク10bの正面図、(b)は(a)のC−C線断面図である。図3において、第1ローター1bは、中心部に穴を有する略円盤状に形成されている。
【0018】
第2ローター2bは、ボス部9が突設した略円盤状の中心部に車軸を挿通する穴62bを有し、第1ローター1bと反対側の円盤面上には摺動面72が設けられており、前記第2ローター2bの穴62bの近傍には周方向に所定のピッチで6個のハブ装着穴8が設けられている。また、前記第1ローター1bと対向する面の円周上には、円形(ドーナツ形)の凹溝3が刻設されている。
【0019】
前記第2ローター2bに刻設された凹溝3には、該凹溝3の深さよりも若干厚く形成された円形(ドーナツ形)の減衰材4が装着されており、前記第1ローター1bと第2ローター2bの外周縁部及びボス部9は溶接により結合されている。また、前記減衰材4として、耐熱性を有する多孔質金属、繊維成型体、積層材料、繊維強化複合材料または耐熱性ポリマー等を用いれば、ブレーキの鳴きをより効果的に防止することができる。
【0020】
図4および図5は、本発明によるブレーキディスクを自動二輪車の前輪に装着した状態を示したもので、図4は正面断面図、図5は側面断面図である。
【0021】
図4および図5において、符号11は前輪で、該前輪11は車軸12に回転自在に設けられ、該車軸12の両端部は左右に分岐したフロントフォーク13の下端部13a、13bに支持されている。前記車輪11はホイール14とタイヤ15とから構成され、このホイール14のハブ14a、14bは車軸12に回転自在に左右1対のベアリング16,17を介して支持されている。該ベアリング16,17の間にはスペーサ18が設けられ、前記車軸12の一方にはギヤユニット19が設けられ、該ギヤユニット19から前記前輪11の回転情報を得て、図示しないスピードメータへ出力している。前記ギヤユニット19とハブ14aとの間にはオイルシール20が設けられている。
【0022】
車軸12の他方にはフロントフォーク13の下端部13bとベアリング17との間にカラー21を介在している。該カラー21はその内周側を軸方に延出して内周側延出部21aが形成され、該内周側延出部21aをベアリング内側に圧入している。
【0023】
ホイール14のハブ14bにはブレーキディスク10がボルト24で固定され、該ブレーキディスク10の外周部を跨ぐようにディスクブレーキ装置25が配置されており、該ディスクブレーキ装置25はフロントフォーク13の下部近傍にボルト27で固定されている。
【0024】
ブレーキディスク10の摺動面とディスクブレーキ装置25の裏金29に保持された摩擦パッド28は、所定の間隙が設けられている。また、一方の裏金29の後部は油圧等により駆動されるピストン30が配設されており、該ピストン30で裏金29を押圧すると、両側の摩擦パッド28がブレーキディスク10の摺動面に押し付けられ、摩擦力が発生して前輪11が制動される。
【0025】
【実施例】
図6は、打撃テストの結果を示したもので、(a)は炭素鋼(S45C)製で減衰材無しのもの、(b)は制振鋳鉄製で減衰材無しのもの、(c)は炭素鋼(S45C)製で減衰材有りのものである。図6(a)から(c)において、横軸は時間を表し、縦軸は振幅を表し、図中の曲線はブレーキディスクを打撃したときの振動減衰波形を表している。この振動減衰波形より、対数減衰率δを次式により求めることができる。
δ=1/nxLn(X1/Xn)
ただし、δは対数減衰率、nは振幅数、Lnは自然対数、X1は1番目の振幅、Xnはn番目の振幅である。
【0026】
この振動減衰波形から対数減衰率δを求めると、(a)の炭素鋼(S45C)で減衰材無しでは0.060、(b)の制振鋳鉄で減衰材無しでは0.062、(c)の炭素鋼(S45C)で減衰材有りでは0.534であった。したがって、本発明による(c)の炭素鋼(S45C)で減衰材有りの減衰率0.534は、炭素鋼(S45C)の減衰率0.060の8.9倍、制振鋳鉄の減衰率0.062の8.6倍であり、前記特開平10−26159号公報に示すディスクローターの7倍よりも更に優れている。
【0027】
図7は、ブレーキディスクの鳴きの有無をテストした結果を示したものである。図7において、ディスク番号NO.1からNO.3は本発明の実施例を示し、NO.1は炭素鋼(S45C)で減衰材有り、NO.2は制振鋳鉄で減衰材無し、NO.3は炭素鋼(S45C)で減衰材無しである。また、ディスク番号NO.4からNO.9は比較例を示し、自動二輪車に装着されている従来品である。テスト条件は、前記各ブレーキディスクを自動二輪車の前輪に装着して、40rpm(5km/時)で回転中に制動力を加えた。テストの結果、ディスク番号NO.1及びNO.9ではブレーキの鳴きは無かったが、NO.2からNO.8のではブレーキの鳴きが有った。以上により、減衰材を装着してブレーキディスクの対数減衰率δを0.100以上とすることにより、制動時におけるブレーキディスクの鳴きを防止できることが実証できた。
【0028】
【発明の効果】
本発明のブレーキディスクは以上のように構成されているので、制動時に、ブレーキディスクと摩耗パッドとの間に発生する摩擦力が起振力となって、ローター上に振動が発生したとしても、その振動は、一対のローターに挟着されている減衰材により、従来品に比べて約9倍の速度で減衰される。従って、ローターに発生した振動がブレーキの鳴きの原因である一定強度の共振に発達することがなくなり、効率よくブレーキの鳴きを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の一例を示したもので、(a)は正面図、(b)は(a)のA−A線断面図である。
【図2】本発明の他の実施形態を示したもので、(a)は正面図、(b)は(a)のB−B線断面図である。
【図3】本発明の他の実施形態を示したもので、(a)は正面図、(b)は(a)のC−C線断面図である。
【図4】本発明を自動二輪車の前輪に装着した状態を示した正面断面図である。
【図5】本発明を自動二輪車の前輪に装着した状態を示した側面断面図である。
【図6】ディスクブレーキの打撃テスト結果を示したもので、(a)は従来の炭素鋼(S45C)製のもの、(b)は従来の制振鋳鉄製のもの、(c)は本発明のものである。
【図7】ブレーキディスクの鳴きの有無をテストした結果を示した図である。
【符号の説明】
1、1a、1b 第1ローター
2、2a,2b 第2ローター
3 凹溝
4 減衰材
5 ビス
61,62、62a,62b 軸穴
71,72 摺動面
8 ハブ装着穴
9 ボス部
10、10a,10b ブレーキディスク
11 前輪
12 車軸
13 フロントフォーク
13a、13b 下端部
14 ホイール
14a、14b ハブ
24 ボルト
25 ディスクブレーキ装置
27 ボルト
28 摩擦パッド
29 裏金
30 ピストン
Claims (3)
- 中心部に車軸を挿通する穴を有する2枚の略円盤状のローターを対向面に減衰材を挟着して結合し、各ローターの対向していない円盤面上に摺動面を設けたことを特徴とするブレーキディスク。
- 前記ローターの対向面の一方に円形の凹溝が刻設され、該凹溝に減衰材が装着されていることを特徴とする請求項1記載のブレーキディスク。
- 前記減衰材として、多孔質金属、繊維成型体、積層材料、繊維強化複合材料または耐熱性ポリマーを使用したことを特徴とする請求項1または2に記載のブレーキディスク。
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