JP2004011315A - 手の洗浄・乾燥・消毒セット - Google Patents
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Abstract
【課題】従来の手洗・乾燥・消毒装置の改良が求められている。
【解決手段】高濃度の石鹸液を水で希釈して手洗浄用の石鹸水を蛇口から吐出可能であり、その蛇口から手の水洗い用の水をも吐出可能な石鹸洗浄装置の下に、前記水洗いにより手から洗い流された石鹸水及び水を流す流し台を設けた洗浄ユニットと、水洗いした手を乾燥させる乾燥機の上に霧状のアルコールを手に噴霧するアルコール消毒機を配置した乾燥・消毒ユニットとを、横に並べてセットにした。洗浄ユニットを二台以上横に並べ、それら洗浄ユニットの左右双方又はいずれか一方の横に前記乾燥・消毒ユニットを一台並べた。
【選択図】 図1
【解決手段】高濃度の石鹸液を水で希釈して手洗浄用の石鹸水を蛇口から吐出可能であり、その蛇口から手の水洗い用の水をも吐出可能な石鹸洗浄装置の下に、前記水洗いにより手から洗い流された石鹸水及び水を流す流し台を設けた洗浄ユニットと、水洗いした手を乾燥させる乾燥機の上に霧状のアルコールを手に噴霧するアルコール消毒機を配置した乾燥・消毒ユニットとを、横に並べてセットにした。洗浄ユニットを二台以上横に並べ、それら洗浄ユニットの左右双方又はいずれか一方の横に前記乾燥・消毒ユニットを一台並べた。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は手の洗浄、乾燥、消毒を順次自動的に行なうことができる自動手洗・乾燥・消毒セットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
食品工場の出入り口、洗面所の出入り口などには食品の衛生管理上、手洗・乾燥・消毒装置が設置されている。その装置で石鹸水での手の洗浄、水洗い、手の乾燥、アルコールでの手の消毒といった一連の手洗いを確実に行なわないと、電気錠が開錠されず出入り口のオートドアが開かないようにして、前記手洗・乾燥・消毒を強制的に行なわせるようにしてある。
【0003】
前記強制手洗・乾燥・消毒装置の一例として特公平4−53530号に開示されたものがある。それは図5に示すように、蛇口の下に手を差し出すと自動的に石鹸液が出て石鹸液で手をもみ洗いする石鹸液洗浄部と、自動的に水が出て手に付着している石鹸液を洗い流す水洗い部と、自動で強風が吹き出て手を乾燥する乾燥部と、殺菌用アルコールが噴霧されて手を消毒する消毒部とを供え、どの工程でも手を差し出して所定時間だけ手のもみ洗い、水洗い、乾燥、消毒をしないと、電気錠が開かず出入り口のオートドアが開かないようにして、手のもみ洗い、水洗い、乾燥、消毒を強制的に行なわざるを得ないようにしてある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
従来の前記した強制洗浄装置には特に問題は無いが、石鹸液洗浄機、水洗い装置、乾燥機、消毒機が個別になっているため、それらの設置スペースが広く必要になる。また、それら機器の搬出、搬入、移動、設置などが面倒であるといった課題もあった。そのため、それら機器のコンパクト化、搬入、搬出の容易化などが要請されている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明はコンパクトで設置スペースをとらず、移動、増設などが容易で、汚れにくく、掃除し易い、手洗・乾燥・消毒装置を提供するところにある。また、近年の食品分野での衛生管理への意識の高まりから、近い将来の導入が予想される世界的に通用するHACCPシステム(Hazard Analysis Critical Control Points System:危害分析重要管理点システム)とも適合し易い手洗・乾燥・消毒装置を提供するところにもある。
【0006】
本件出願の請求項1の手の洗浄・乾燥・消毒装置は、石鹸液を水で希釈して手洗浄用の石鹸水を蛇口から吐出可能であり、且つその蛇口から手を水洗いするための水をも吐出可能な石鹸洗浄装置の下に、流し台を設けた洗浄ユニットと、水洗いした手を乾燥させる乾燥機の上に、霧状のアルコールを手に噴霧するアルコール消毒機を配置した乾燥・消毒ユニットとを、横に並べてセットにしたものである。
【0007】
本件出願の請求項2の手の洗浄・乾燥・消毒装置は、請求項1記載の手の洗浄・乾燥・消毒セットにおいて、洗浄ユニットを二台以上横に並べ、それら洗浄ユニットの左右双方又はいずれか一方の横に前記乾燥・消毒ユニットを一台並べたものである。
【0008】
本件出願の請求項3の手の洗浄・乾燥・消毒装置は、請求項1又は請求項2記載の手の洗浄・乾燥・消毒セットにおいて、乾燥機が高速空気を噴射する高速空気噴射ノズルと、温風を噴射する温風噴射ノズルとを備え、両ノズルが前後及び上下に移動可能としたものである。
【0009】
本件出願の請求項4の手の洗浄・乾燥・消毒装置は、請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の手の洗浄・乾燥・消毒セットにおいて、乾燥機の手の出し入れ口が、流し台の横に開口して、流し台で水洗いした手を横移動させて乾燥機に差し込み可能としたものである。
【0010】
本件出願の請求項5の手の洗浄・乾燥・消毒装置は、請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の手の洗浄・乾燥・消毒セットにおいて、消毒機から噴霧された余剰消毒液が消毒機内で回収されて、流し台の排水管に送り出されるようにしたものである。
【0011】
【発明の実施の形態】
(実施形態1)
本発明の手の洗浄・乾燥・消毒セットの実施形態の一例を図面に基づいて説明する。図1では石鹸洗浄装置3の下に流し台4を配置した洗浄ユニット1を左側に、乾燥機5の上にアルコール消毒機6を配置した乾燥・消毒ユニット2を右側に配置し、両ユニット1、2を側面で連接してセットにしてある。
【0012】
石鹸洗浄装置3は高濃度の石鹸液を水で希釈して得た石鹸水を蛇口7の内側出口25から吐出し、蛇口7の外側出口26から水を吐出するようにしてある。流し台4は手に付着した石鹸水を前記外側出口26から流れ出る水で洗い流すためのものである。乾燥機5は手を差し込むと高速空気と温風が出て手が乾燥されるようにしてある。アルコール消毒機6はアルコールを超微細の霧状にして噴霧して、内部に差し込んだ手を消毒するものである。手から流れ落ちた消毒液や、手の外側に噴霧された消毒液などはアルコール消毒機6内で回収されて、流し台4の排水管に送り込まれるようにしてある。流し台4は石鹸水や水を回収するものである。
【0013】
前記石鹸洗浄装置3はケース10内に図2に示す石鹸液タンク11、電磁ポンプ12、ソレノイド13が内蔵されている。電磁ポンプ12には石鹸液を導入する石鹸液導入口14と、石鹸液を水で希釈する希釈室15と、石鹸液を石鹸液導入口14から吸引して希釈室15に送り出すポンプ室16が形成されている。
【0014】
石鹸液タンク11は石鹸液導入口14に配管され、希釈室15には給水管23が配管され、希釈室15からは排出管24が導出され、その排出管24の先に蛇口7が連結されている。蛇口7は内側出口25と、その外側の外側出口26とが同心円状に形成されている。内側出口25、外側出口26は液体がシャワー状に出るものでも、水流状、霧状、泡状のようなシャワー状以外の吐出形態を取り得るものでもよい。内側出口25には排出管24が連結され、外側出口26には外部水道管に連結されている配水管27が連結されている。給水管23は電磁バルブ29により、配水管27は電磁バルブ30により開閉される。それら電磁バルブ29、30の開閉時間は自動的に制御される。開閉時間の制御は次のようにして行なわれる。
【0015】
石鹸液導入口14にはポンプ室16の石鹸液が石鹸液タンク11に逆流するのを防止する導入口逆止弁17が配置され、希釈室15内にはその内部の石鹸水がポンプ室16内に逆流するのを防止するための希釈室逆止弁18が配置されている。導入口逆止弁17は通常はスプリング19により石鹸液導入口14に押し付けられてポンプ室16を閉塞し、希釈室逆止弁18は通常はスプリング21により希釈室15の出入口22に押し付けられて出入口22を閉塞している。
【0016】
ポンプ室16の底にはダイアフラム31が取付けられている。ダイアフラム31は通常はスプリング32により下方に押されているが、ソレノイド13により駆動されるとポンプ室側とその反対側とに往復変動可能としてある。
【0017】
図1に示す石鹸洗浄装置3のセンサ35は図2のように蛇口7の付近に設けられている。このセンサ35は赤外線センサ、光電センサ、近接スイッチ等の各種センサを使用することができる。
【0018】
石鹸洗浄装置3の動作を図2に基づいて説明する。蛇口7の下に手を差し出すと、蛇口7の近くに配置されているセンサ35が手を検知し、その検知に基づいてソレノイド13が作動してプランジャ34が押し上げられ、ダイアフラム31がポンプ室16内に押される。このため、ポンプ室16内に溜まっていた石鹸液が希釈室15内に送り出される。このとき、給水管23の電磁バルブ29が開いて水が希釈室15内に供給され、この水により石鹸液が希釈されて石鹸水が作られ、それが排出管24に吐出され、蛇口7の内側出口25から流出し、蛇口7の下に差し出している手にかかる。しばらく(予め設定してある時間:数秒〜数十秒)経過すると石鹸水の供給が停止され、前記電磁バルブ29が閉じる。同時に配水管27の電磁バルブ30が開いて水道水が蛇口7の外側出口26に供給されてそこから流出する。これが手にかかって、手に付着している石鹸水が洗い流される。電磁バルブ29、30が開くタイミングと、開いている時間(閉じるタイミング)も予め設定されている。この間、スプリング19に押された導入口逆止弁17によって石鹸液導入口14が閉じられている。
【0019】
前記の作動開始から所定時間経過して手洗いが終わるとソレノイド13は逆方向に作動し、プランジャ34も前記と逆方向に作動し、ダイアフラム31がスプリング32でポンプ室16の外側に押し戻される。これによりポンプ室16内が負圧になり、希釈室15内の希釈室逆止弁18がスプリング21で押されて、希釈室15の出入口22が閉じられる。同時に、石鹸液導入口14の導入口逆止弁17が開いて、石鹸液タンク11内の石鹸液がポンプ室16内に吸引されて貯まる。所定時間経過して石鹸液がポンプ室16内に所定量貯まると、ポンプ室16内が増圧し、石鹸液導入口14の導入口逆止弁17がスプリング19で押し戻されて石鹸液導入口14が閉じられる。洗い流された石鹸液や水は、図1の流し台4に流れて、外部に排出される。
【0020】
図1に示すように、石鹸洗浄装置3のケース10の正面には手洗いの残り時間、石鹸の残量、時刻等をデジタル表示可能なディスプレイ38が設けられている。また、石鹸水での手洗いを途中で中断した場合の警告音などを出力するスピーカ40が備えられている。
【0021】
図1に示す乾燥機5は箱状に成形されたケース41内に、両手を横に並べて差し入み可能な広さの手差し空間42があり、その手差し空間42はケース41の上面に開口して、上面の手の出し入れ口39から手を出し入れできるようにしてある。図3に示すように手差し空間42の両側の対向位置にはブラケット43があり、夫々のブラケット43には温風噴射ノズル44と高速空気噴射ノズル45とが上下に配置されている。温風噴射ノズル44にはヒータ46と除湿機47と送風機48とが接続されて、送風機48から風を送り出すと、その空気が除湿機47で除湿され、ヒータ46の熱を温風噴射ノズル44に送り出すようにしてある。高速空気噴射ノズル45には送風機49が接続され、それから送り出される高速空気が高速空気噴射ノズル45から噴射されるようにしてある。前記ヒータ46には赤外線又は遠赤外線ヒーターが適する。
【0022】
夫々のブラケット43は駆動機構50により上下および左右(差し込んだ手の幅方向)に往復移動自在としてある。上下及び左右への移動は別々でも、同時でもよい。
【0023】
図3のセンサ36は手差し空間42に手が差し込まれたことを感知するためのものである。送風機48、49はセンサ36が手を感知し、前記洗浄装置での手洗完了信号が得られると作動するようにし、一定時間作動すると自動的に停止するようにしてある。
【0024】
図1、図2のアルコール消毒機6は図4に示すように両手を別々に差し込むためのチャンバー52が二つ形成され、チャンバー52の内部に噴霧ノズル53が設けられ、ケース51内にアルコールタンク54と、電磁ポンプ40と、センサ37が設けられている。チャンバー52に手を差し込むとセンサ37が感知する。このとき、前記乾燥機5から乾燥完了信号が送られていると、前記電磁ポンプ40が作動してアルコールタンク54から消毒用アルコールが導出され、噴霧ノズル53から超微細な霧状に噴出される。噴霧は所定時間経過すると自動的に終了する。前記ケース51内は、手にかからずに落下した余剰のアルコールを回収して、前記流し台4の排水管に送り込むことができるようにしてある。
【0025】
次に、本発明の手の洗浄・乾燥・消毒セットの使用例を説明する。石鹸洗浄装置3の動作は次のようになる。
(1)図1の石鹸洗浄装置3の蛇口7付近に手をかざすと、センサ35が手を感知し、ソレノイド13が作動する。
(2)ソレノイド13の作動により図2のプランジャ34が上に動き、ダイアフラム31が押し上げられてポンプ室16内へと突出する。これによって、ポンプ室16内の石鹸液が希釈室15内に送り込まれる。同時に電磁バルブ29が開いて希釈室15内に水が送り込まれ、石鹸液が希釈室15内で希釈される。所定の濃度(約10倍)に希釈されたら、電磁バルブ29が閉じて石鹸水が得られる。その石鹸水は蛇口7から流出して手にかかる。その場で手をもみ洗いする。
(3)しばらくすると、電磁バルブ30が開いて前記外側出口26から水が流出し、手に付着している洗浄液が洗い流され、流し台4に落下する。
(4)手の洗浄が完了すると手洗い完了信号が乾燥機5に送られる。
(5)前記(3)では、手洗い用の水は電磁バルブ30のみが開いて外側出口26より流出しているが、この時前記(2)で一旦閉じた電磁バルブ29を再度開いて、蛇口7の内側出口25と外側出口26との双方から水を流出させることも可能である。
【0026】
図1、図3の乾燥機5の動作は次のようになる。
(1)水洗いが終わった両手を乾燥機5の手差し空間42に差し込むと、図3のセンサ36が手を感知する。その感知信号と、前記手洗い完了信号との双方が得られると、乾燥機5が作動する。
(2)送風機49から高速空気が下段の高速空気噴射ノズル45へ送られて一定時間噴出され、それにより、手の表面の水滴を吹き飛ばす。また、他の送風機48から送られる空気は、除湿機47で除湿され、ヒータ46の熱をのせた温風が上段の温風噴射ノズル44に送られ、そこから温風が一定時間噴出される。それにより、手の表面の水分が蒸発し、乾燥が早まる。
(3)前記両ノズル44、45はノズル駆動機構50によって左右に往復振動しながら昇降して、手全体をもれなく乾燥させる。
(4)乾燥機5が終了すると、次工程のアルコール消毒機6に乾燥完了信号が送られる。
【0027】
図1、図4のアルコール消毒機6の動作は次のようになる。
(1)アルコール消毒機6の左右のチャンバー52に左右の手を別々に入れると、センサ37が手を感知する。この感知信号と、前記乾燥完了信号とが得られるとアルコール消毒機6の電磁ポンプ40(図4)が作動する。
(2)電磁ポンプ40によりアルコールタンク54内の消毒用アルコールが導出されて、各手差し込み口内の噴霧ノズル53に送り込まれ、噴霧ノズル53から霧状に噴霧される。噴霧は予め設定されている所定時間継続される。
(3)消毒が中断することなく所定時間継続されると消毒が完了する。
(4)消毒の完了により、手の洗浄、乾燥、消毒が完了し、消毒完了信号がたとえば、工場や洗面所の出入り口のドア制御部に送られて、ドアが開閉する。
【0028】
(その他の実施形態)
前記実施形態1では洗浄ユニット1を左側に、乾燥・消毒ユニット2を右側に設置してあるが、左右を入れ替えて配置することも可能である。また、ユニットは必ずしも手の洗浄ユニット一つに付き乾燥・消毒ユニット一つとは限らず、ユニット単位で一方又は双方を増設することも可能である。たとえば、洗浄ユニットを二台以上並べ、乾燥・消毒ユニットを一台といったように組み合わせることもできる。
【0029】
図1に示した乾燥機5は手の出し入れ口39が上にあるが、手の出し入れ口を横に開口させて、流し台4の上で洗浄し終えた手を横移動させて、そのまま手の出し入れ口にいれることができるようにすると、一々手を持ち上げて乾燥機に移動させる必要がなく、手を動かし易くなり便利である。
【0030】
実施形態1では除湿機47、ヒータ46、送風機48、49等の各機構は、乾燥機5のケース41中に内蔵させていたが、作業環境等の状況に応じて、流し台のシンクの下に配設することも可能である。
【0031】
実施形態1のアルコール消毒機6は、左右夫々のチャンバー52内に噴霧ノズル53を2箇所ずつ配置して、手の表裏両面に噴霧できるようにしたが、2箇所ずつ以上にして、手の各方面から噴霧できるようにすることもできる。
【0032】
石鹸洗浄装置3、乾燥機5及びアルコール消毒機6の本体の表面に、表示部を設けて、各工程の完了信号、手洗いの中断表示、積算時間等を表示することもできる。
【0033】
【発明の効果】
本件出願の請求項1の手洗・乾燥・消毒装置は次のような効果を有する。
(1)洗浄装置と流し台を組み合わせた洗浄ユニットと、乾燥機と消毒液を霧状に噴霧可能な消毒機とを組み合わせた乾燥・消毒ユニットとを横に並べてセットにしたので、洗浄装置、流し台、乾燥機、消毒機が分離している場合よりもコンパクトになり、設置スペースが狭くなり、設置場所に制約を受けない。また移動も容易であり、掃除もし易い。
(2)消毒機のノズルから消毒液が超微細な霧状になって噴出されるため、手の隅々まで確実に消毒される。
(3)各ユニットを左右自在に入れ替えることが可能であるため、作業環境等の状況に応じて手洗い工程の進行方向を容易に変えることが可能である。
(4)石鹸洗浄装置内で高濃度の石鹸液を約10倍に希釈して吐出するため、石鹸液吐出ノズルが目詰まりしにくくなる。また、清潔に保つことができる
(5)石鹸液の吐出口と水洗い用の水の吐出口とが一つの蛇口にまとまっているため、手を差し出しているだけ石鹸液での洗浄と、水洗いとが自動的に行われるため、便利である。
【0034】
本件出願の請求項2の手洗・乾燥・消毒装置は次のような効果を有する。
洗浄ユニットを二台以上横に並べ、それら洗浄ユニットの左右双方又はいずれか一方の横に前記乾燥・消毒ユニットを一台並べたので、洗浄・乾燥・消毒を行う人が集中する時間帯には、時間のかかる手洗を複数の洗浄ユニットに分散して行い、時間のかからない乾燥・消毒を一台の乾燥・消毒ユニットで行なうことができ、洗浄場、乾燥・消毒の効率が良くなり、短時間で多くの人の処理ができる。
【0035】
本件出願の請求項3の手洗・乾燥・消毒装置は次のような効果を有する。
(1)乾燥機が高速空気を噴射する高速空気噴射ノズルと、温風を噴出する温風噴射ノズルとを備えているので、短時間で乾燥できる。
(2)前記両ノズルが前後及び上下に移動可能であるため、乾燥機内で手を動かさなくとも、手全体を短時間でムラなく、確実に、効率良く乾燥させることができる。
(3)高速空気噴射ノズルを下に、温風噴射ノズルを上にするので、ぬれている手を下まで差し込んで高速空気で水分を飛ばしてから、手を引き上げて温風噴射ノズルで手を乾燥させることができるため、手を乾燥させ易くなる。
【0036】
本件出願の請求項4の手洗・乾燥・消毒装置は次のような効果を有する。
乾燥機の手の出し入れ口が、流し台の横に開口しているので、流し台で水洗いした手を横移動させて乾燥機に差し込むことができ、手を移動し易い。また、濡れている手を引き上げたり、差し込んだりすることがないため、流し台の周囲が汚れにくくなる。
【0037】
本件出願の請求項5の手洗・乾燥・消毒装置は次のような効果を有する。
消毒機から噴霧された余剰消毒液が消毒機内で回収されて、流し台の排水管に送り出されるようにしたので、余剰消毒液の処理が容易なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の手洗・乾燥・消毒装置の実施形態の一例を示す斜視図。
【図2】図1に示す手洗・乾燥・消毒装置の石鹸洗浄装置の説明図。
【図3】図1に示す手洗・乾燥・消毒装置の乾燥機の説明図。
【図4】図1に示す手洗・乾燥・消毒装置のアルコール消毒機の説明図。
【図5】従来の手洗・乾燥・消毒装置の概略図。
【符号の説明】
1 手の洗浄ユニット
2 乾燥消毒ユニット
3 石鹸洗浄装置
4 流し台
5 乾燥機
6 アルコール消毒機
7 蛇口
12 電磁ポンプ(石鹸洗浄装置内)
39 手の出し入れ口
40 電磁ポンプ(アルコール消毒機内)
42 手差し空間
44 温風噴射ノズル
45 高速空気噴射ノズル
50 ノズル駆動機構
52 チャンバー
53 噴霧ノズル
【発明の属する技術分野】
本発明は手の洗浄、乾燥、消毒を順次自動的に行なうことができる自動手洗・乾燥・消毒セットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
食品工場の出入り口、洗面所の出入り口などには食品の衛生管理上、手洗・乾燥・消毒装置が設置されている。その装置で石鹸水での手の洗浄、水洗い、手の乾燥、アルコールでの手の消毒といった一連の手洗いを確実に行なわないと、電気錠が開錠されず出入り口のオートドアが開かないようにして、前記手洗・乾燥・消毒を強制的に行なわせるようにしてある。
【0003】
前記強制手洗・乾燥・消毒装置の一例として特公平4−53530号に開示されたものがある。それは図5に示すように、蛇口の下に手を差し出すと自動的に石鹸液が出て石鹸液で手をもみ洗いする石鹸液洗浄部と、自動的に水が出て手に付着している石鹸液を洗い流す水洗い部と、自動で強風が吹き出て手を乾燥する乾燥部と、殺菌用アルコールが噴霧されて手を消毒する消毒部とを供え、どの工程でも手を差し出して所定時間だけ手のもみ洗い、水洗い、乾燥、消毒をしないと、電気錠が開かず出入り口のオートドアが開かないようにして、手のもみ洗い、水洗い、乾燥、消毒を強制的に行なわざるを得ないようにしてある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
従来の前記した強制洗浄装置には特に問題は無いが、石鹸液洗浄機、水洗い装置、乾燥機、消毒機が個別になっているため、それらの設置スペースが広く必要になる。また、それら機器の搬出、搬入、移動、設置などが面倒であるといった課題もあった。そのため、それら機器のコンパクト化、搬入、搬出の容易化などが要請されている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明はコンパクトで設置スペースをとらず、移動、増設などが容易で、汚れにくく、掃除し易い、手洗・乾燥・消毒装置を提供するところにある。また、近年の食品分野での衛生管理への意識の高まりから、近い将来の導入が予想される世界的に通用するHACCPシステム(Hazard Analysis Critical Control Points System:危害分析重要管理点システム)とも適合し易い手洗・乾燥・消毒装置を提供するところにもある。
【0006】
本件出願の請求項1の手の洗浄・乾燥・消毒装置は、石鹸液を水で希釈して手洗浄用の石鹸水を蛇口から吐出可能であり、且つその蛇口から手を水洗いするための水をも吐出可能な石鹸洗浄装置の下に、流し台を設けた洗浄ユニットと、水洗いした手を乾燥させる乾燥機の上に、霧状のアルコールを手に噴霧するアルコール消毒機を配置した乾燥・消毒ユニットとを、横に並べてセットにしたものである。
【0007】
本件出願の請求項2の手の洗浄・乾燥・消毒装置は、請求項1記載の手の洗浄・乾燥・消毒セットにおいて、洗浄ユニットを二台以上横に並べ、それら洗浄ユニットの左右双方又はいずれか一方の横に前記乾燥・消毒ユニットを一台並べたものである。
【0008】
本件出願の請求項3の手の洗浄・乾燥・消毒装置は、請求項1又は請求項2記載の手の洗浄・乾燥・消毒セットにおいて、乾燥機が高速空気を噴射する高速空気噴射ノズルと、温風を噴射する温風噴射ノズルとを備え、両ノズルが前後及び上下に移動可能としたものである。
【0009】
本件出願の請求項4の手の洗浄・乾燥・消毒装置は、請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の手の洗浄・乾燥・消毒セットにおいて、乾燥機の手の出し入れ口が、流し台の横に開口して、流し台で水洗いした手を横移動させて乾燥機に差し込み可能としたものである。
【0010】
本件出願の請求項5の手の洗浄・乾燥・消毒装置は、請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の手の洗浄・乾燥・消毒セットにおいて、消毒機から噴霧された余剰消毒液が消毒機内で回収されて、流し台の排水管に送り出されるようにしたものである。
【0011】
【発明の実施の形態】
(実施形態1)
本発明の手の洗浄・乾燥・消毒セットの実施形態の一例を図面に基づいて説明する。図1では石鹸洗浄装置3の下に流し台4を配置した洗浄ユニット1を左側に、乾燥機5の上にアルコール消毒機6を配置した乾燥・消毒ユニット2を右側に配置し、両ユニット1、2を側面で連接してセットにしてある。
【0012】
石鹸洗浄装置3は高濃度の石鹸液を水で希釈して得た石鹸水を蛇口7の内側出口25から吐出し、蛇口7の外側出口26から水を吐出するようにしてある。流し台4は手に付着した石鹸水を前記外側出口26から流れ出る水で洗い流すためのものである。乾燥機5は手を差し込むと高速空気と温風が出て手が乾燥されるようにしてある。アルコール消毒機6はアルコールを超微細の霧状にして噴霧して、内部に差し込んだ手を消毒するものである。手から流れ落ちた消毒液や、手の外側に噴霧された消毒液などはアルコール消毒機6内で回収されて、流し台4の排水管に送り込まれるようにしてある。流し台4は石鹸水や水を回収するものである。
【0013】
前記石鹸洗浄装置3はケース10内に図2に示す石鹸液タンク11、電磁ポンプ12、ソレノイド13が内蔵されている。電磁ポンプ12には石鹸液を導入する石鹸液導入口14と、石鹸液を水で希釈する希釈室15と、石鹸液を石鹸液導入口14から吸引して希釈室15に送り出すポンプ室16が形成されている。
【0014】
石鹸液タンク11は石鹸液導入口14に配管され、希釈室15には給水管23が配管され、希釈室15からは排出管24が導出され、その排出管24の先に蛇口7が連結されている。蛇口7は内側出口25と、その外側の外側出口26とが同心円状に形成されている。内側出口25、外側出口26は液体がシャワー状に出るものでも、水流状、霧状、泡状のようなシャワー状以外の吐出形態を取り得るものでもよい。内側出口25には排出管24が連結され、外側出口26には外部水道管に連結されている配水管27が連結されている。給水管23は電磁バルブ29により、配水管27は電磁バルブ30により開閉される。それら電磁バルブ29、30の開閉時間は自動的に制御される。開閉時間の制御は次のようにして行なわれる。
【0015】
石鹸液導入口14にはポンプ室16の石鹸液が石鹸液タンク11に逆流するのを防止する導入口逆止弁17が配置され、希釈室15内にはその内部の石鹸水がポンプ室16内に逆流するのを防止するための希釈室逆止弁18が配置されている。導入口逆止弁17は通常はスプリング19により石鹸液導入口14に押し付けられてポンプ室16を閉塞し、希釈室逆止弁18は通常はスプリング21により希釈室15の出入口22に押し付けられて出入口22を閉塞している。
【0016】
ポンプ室16の底にはダイアフラム31が取付けられている。ダイアフラム31は通常はスプリング32により下方に押されているが、ソレノイド13により駆動されるとポンプ室側とその反対側とに往復変動可能としてある。
【0017】
図1に示す石鹸洗浄装置3のセンサ35は図2のように蛇口7の付近に設けられている。このセンサ35は赤外線センサ、光電センサ、近接スイッチ等の各種センサを使用することができる。
【0018】
石鹸洗浄装置3の動作を図2に基づいて説明する。蛇口7の下に手を差し出すと、蛇口7の近くに配置されているセンサ35が手を検知し、その検知に基づいてソレノイド13が作動してプランジャ34が押し上げられ、ダイアフラム31がポンプ室16内に押される。このため、ポンプ室16内に溜まっていた石鹸液が希釈室15内に送り出される。このとき、給水管23の電磁バルブ29が開いて水が希釈室15内に供給され、この水により石鹸液が希釈されて石鹸水が作られ、それが排出管24に吐出され、蛇口7の内側出口25から流出し、蛇口7の下に差し出している手にかかる。しばらく(予め設定してある時間:数秒〜数十秒)経過すると石鹸水の供給が停止され、前記電磁バルブ29が閉じる。同時に配水管27の電磁バルブ30が開いて水道水が蛇口7の外側出口26に供給されてそこから流出する。これが手にかかって、手に付着している石鹸水が洗い流される。電磁バルブ29、30が開くタイミングと、開いている時間(閉じるタイミング)も予め設定されている。この間、スプリング19に押された導入口逆止弁17によって石鹸液導入口14が閉じられている。
【0019】
前記の作動開始から所定時間経過して手洗いが終わるとソレノイド13は逆方向に作動し、プランジャ34も前記と逆方向に作動し、ダイアフラム31がスプリング32でポンプ室16の外側に押し戻される。これによりポンプ室16内が負圧になり、希釈室15内の希釈室逆止弁18がスプリング21で押されて、希釈室15の出入口22が閉じられる。同時に、石鹸液導入口14の導入口逆止弁17が開いて、石鹸液タンク11内の石鹸液がポンプ室16内に吸引されて貯まる。所定時間経過して石鹸液がポンプ室16内に所定量貯まると、ポンプ室16内が増圧し、石鹸液導入口14の導入口逆止弁17がスプリング19で押し戻されて石鹸液導入口14が閉じられる。洗い流された石鹸液や水は、図1の流し台4に流れて、外部に排出される。
【0020】
図1に示すように、石鹸洗浄装置3のケース10の正面には手洗いの残り時間、石鹸の残量、時刻等をデジタル表示可能なディスプレイ38が設けられている。また、石鹸水での手洗いを途中で中断した場合の警告音などを出力するスピーカ40が備えられている。
【0021】
図1に示す乾燥機5は箱状に成形されたケース41内に、両手を横に並べて差し入み可能な広さの手差し空間42があり、その手差し空間42はケース41の上面に開口して、上面の手の出し入れ口39から手を出し入れできるようにしてある。図3に示すように手差し空間42の両側の対向位置にはブラケット43があり、夫々のブラケット43には温風噴射ノズル44と高速空気噴射ノズル45とが上下に配置されている。温風噴射ノズル44にはヒータ46と除湿機47と送風機48とが接続されて、送風機48から風を送り出すと、その空気が除湿機47で除湿され、ヒータ46の熱を温風噴射ノズル44に送り出すようにしてある。高速空気噴射ノズル45には送風機49が接続され、それから送り出される高速空気が高速空気噴射ノズル45から噴射されるようにしてある。前記ヒータ46には赤外線又は遠赤外線ヒーターが適する。
【0022】
夫々のブラケット43は駆動機構50により上下および左右(差し込んだ手の幅方向)に往復移動自在としてある。上下及び左右への移動は別々でも、同時でもよい。
【0023】
図3のセンサ36は手差し空間42に手が差し込まれたことを感知するためのものである。送風機48、49はセンサ36が手を感知し、前記洗浄装置での手洗完了信号が得られると作動するようにし、一定時間作動すると自動的に停止するようにしてある。
【0024】
図1、図2のアルコール消毒機6は図4に示すように両手を別々に差し込むためのチャンバー52が二つ形成され、チャンバー52の内部に噴霧ノズル53が設けられ、ケース51内にアルコールタンク54と、電磁ポンプ40と、センサ37が設けられている。チャンバー52に手を差し込むとセンサ37が感知する。このとき、前記乾燥機5から乾燥完了信号が送られていると、前記電磁ポンプ40が作動してアルコールタンク54から消毒用アルコールが導出され、噴霧ノズル53から超微細な霧状に噴出される。噴霧は所定時間経過すると自動的に終了する。前記ケース51内は、手にかからずに落下した余剰のアルコールを回収して、前記流し台4の排水管に送り込むことができるようにしてある。
【0025】
次に、本発明の手の洗浄・乾燥・消毒セットの使用例を説明する。石鹸洗浄装置3の動作は次のようになる。
(1)図1の石鹸洗浄装置3の蛇口7付近に手をかざすと、センサ35が手を感知し、ソレノイド13が作動する。
(2)ソレノイド13の作動により図2のプランジャ34が上に動き、ダイアフラム31が押し上げられてポンプ室16内へと突出する。これによって、ポンプ室16内の石鹸液が希釈室15内に送り込まれる。同時に電磁バルブ29が開いて希釈室15内に水が送り込まれ、石鹸液が希釈室15内で希釈される。所定の濃度(約10倍)に希釈されたら、電磁バルブ29が閉じて石鹸水が得られる。その石鹸水は蛇口7から流出して手にかかる。その場で手をもみ洗いする。
(3)しばらくすると、電磁バルブ30が開いて前記外側出口26から水が流出し、手に付着している洗浄液が洗い流され、流し台4に落下する。
(4)手の洗浄が完了すると手洗い完了信号が乾燥機5に送られる。
(5)前記(3)では、手洗い用の水は電磁バルブ30のみが開いて外側出口26より流出しているが、この時前記(2)で一旦閉じた電磁バルブ29を再度開いて、蛇口7の内側出口25と外側出口26との双方から水を流出させることも可能である。
【0026】
図1、図3の乾燥機5の動作は次のようになる。
(1)水洗いが終わった両手を乾燥機5の手差し空間42に差し込むと、図3のセンサ36が手を感知する。その感知信号と、前記手洗い完了信号との双方が得られると、乾燥機5が作動する。
(2)送風機49から高速空気が下段の高速空気噴射ノズル45へ送られて一定時間噴出され、それにより、手の表面の水滴を吹き飛ばす。また、他の送風機48から送られる空気は、除湿機47で除湿され、ヒータ46の熱をのせた温風が上段の温風噴射ノズル44に送られ、そこから温風が一定時間噴出される。それにより、手の表面の水分が蒸発し、乾燥が早まる。
(3)前記両ノズル44、45はノズル駆動機構50によって左右に往復振動しながら昇降して、手全体をもれなく乾燥させる。
(4)乾燥機5が終了すると、次工程のアルコール消毒機6に乾燥完了信号が送られる。
【0027】
図1、図4のアルコール消毒機6の動作は次のようになる。
(1)アルコール消毒機6の左右のチャンバー52に左右の手を別々に入れると、センサ37が手を感知する。この感知信号と、前記乾燥完了信号とが得られるとアルコール消毒機6の電磁ポンプ40(図4)が作動する。
(2)電磁ポンプ40によりアルコールタンク54内の消毒用アルコールが導出されて、各手差し込み口内の噴霧ノズル53に送り込まれ、噴霧ノズル53から霧状に噴霧される。噴霧は予め設定されている所定時間継続される。
(3)消毒が中断することなく所定時間継続されると消毒が完了する。
(4)消毒の完了により、手の洗浄、乾燥、消毒が完了し、消毒完了信号がたとえば、工場や洗面所の出入り口のドア制御部に送られて、ドアが開閉する。
【0028】
(その他の実施形態)
前記実施形態1では洗浄ユニット1を左側に、乾燥・消毒ユニット2を右側に設置してあるが、左右を入れ替えて配置することも可能である。また、ユニットは必ずしも手の洗浄ユニット一つに付き乾燥・消毒ユニット一つとは限らず、ユニット単位で一方又は双方を増設することも可能である。たとえば、洗浄ユニットを二台以上並べ、乾燥・消毒ユニットを一台といったように組み合わせることもできる。
【0029】
図1に示した乾燥機5は手の出し入れ口39が上にあるが、手の出し入れ口を横に開口させて、流し台4の上で洗浄し終えた手を横移動させて、そのまま手の出し入れ口にいれることができるようにすると、一々手を持ち上げて乾燥機に移動させる必要がなく、手を動かし易くなり便利である。
【0030】
実施形態1では除湿機47、ヒータ46、送風機48、49等の各機構は、乾燥機5のケース41中に内蔵させていたが、作業環境等の状況に応じて、流し台のシンクの下に配設することも可能である。
【0031】
実施形態1のアルコール消毒機6は、左右夫々のチャンバー52内に噴霧ノズル53を2箇所ずつ配置して、手の表裏両面に噴霧できるようにしたが、2箇所ずつ以上にして、手の各方面から噴霧できるようにすることもできる。
【0032】
石鹸洗浄装置3、乾燥機5及びアルコール消毒機6の本体の表面に、表示部を設けて、各工程の完了信号、手洗いの中断表示、積算時間等を表示することもできる。
【0033】
【発明の効果】
本件出願の請求項1の手洗・乾燥・消毒装置は次のような効果を有する。
(1)洗浄装置と流し台を組み合わせた洗浄ユニットと、乾燥機と消毒液を霧状に噴霧可能な消毒機とを組み合わせた乾燥・消毒ユニットとを横に並べてセットにしたので、洗浄装置、流し台、乾燥機、消毒機が分離している場合よりもコンパクトになり、設置スペースが狭くなり、設置場所に制約を受けない。また移動も容易であり、掃除もし易い。
(2)消毒機のノズルから消毒液が超微細な霧状になって噴出されるため、手の隅々まで確実に消毒される。
(3)各ユニットを左右自在に入れ替えることが可能であるため、作業環境等の状況に応じて手洗い工程の進行方向を容易に変えることが可能である。
(4)石鹸洗浄装置内で高濃度の石鹸液を約10倍に希釈して吐出するため、石鹸液吐出ノズルが目詰まりしにくくなる。また、清潔に保つことができる
(5)石鹸液の吐出口と水洗い用の水の吐出口とが一つの蛇口にまとまっているため、手を差し出しているだけ石鹸液での洗浄と、水洗いとが自動的に行われるため、便利である。
【0034】
本件出願の請求項2の手洗・乾燥・消毒装置は次のような効果を有する。
洗浄ユニットを二台以上横に並べ、それら洗浄ユニットの左右双方又はいずれか一方の横に前記乾燥・消毒ユニットを一台並べたので、洗浄・乾燥・消毒を行う人が集中する時間帯には、時間のかかる手洗を複数の洗浄ユニットに分散して行い、時間のかからない乾燥・消毒を一台の乾燥・消毒ユニットで行なうことができ、洗浄場、乾燥・消毒の効率が良くなり、短時間で多くの人の処理ができる。
【0035】
本件出願の請求項3の手洗・乾燥・消毒装置は次のような効果を有する。
(1)乾燥機が高速空気を噴射する高速空気噴射ノズルと、温風を噴出する温風噴射ノズルとを備えているので、短時間で乾燥できる。
(2)前記両ノズルが前後及び上下に移動可能であるため、乾燥機内で手を動かさなくとも、手全体を短時間でムラなく、確実に、効率良く乾燥させることができる。
(3)高速空気噴射ノズルを下に、温風噴射ノズルを上にするので、ぬれている手を下まで差し込んで高速空気で水分を飛ばしてから、手を引き上げて温風噴射ノズルで手を乾燥させることができるため、手を乾燥させ易くなる。
【0036】
本件出願の請求項4の手洗・乾燥・消毒装置は次のような効果を有する。
乾燥機の手の出し入れ口が、流し台の横に開口しているので、流し台で水洗いした手を横移動させて乾燥機に差し込むことができ、手を移動し易い。また、濡れている手を引き上げたり、差し込んだりすることがないため、流し台の周囲が汚れにくくなる。
【0037】
本件出願の請求項5の手洗・乾燥・消毒装置は次のような効果を有する。
消毒機から噴霧された余剰消毒液が消毒機内で回収されて、流し台の排水管に送り出されるようにしたので、余剰消毒液の処理が容易なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の手洗・乾燥・消毒装置の実施形態の一例を示す斜視図。
【図2】図1に示す手洗・乾燥・消毒装置の石鹸洗浄装置の説明図。
【図3】図1に示す手洗・乾燥・消毒装置の乾燥機の説明図。
【図4】図1に示す手洗・乾燥・消毒装置のアルコール消毒機の説明図。
【図5】従来の手洗・乾燥・消毒装置の概略図。
【符号の説明】
1 手の洗浄ユニット
2 乾燥消毒ユニット
3 石鹸洗浄装置
4 流し台
5 乾燥機
6 アルコール消毒機
7 蛇口
12 電磁ポンプ(石鹸洗浄装置内)
39 手の出し入れ口
40 電磁ポンプ(アルコール消毒機内)
42 手差し空間
44 温風噴射ノズル
45 高速空気噴射ノズル
50 ノズル駆動機構
52 チャンバー
53 噴霧ノズル
Claims (5)
- 石鹸液を水で希釈して手洗浄用の石鹸水を蛇口から吐出可能であり、且つその蛇口から手を水洗いするための水をも吐出可能な石鹸洗浄装置の下に、流し台を設けた洗浄ユニットと、水洗いした手を乾燥させる乾燥機の上に、霧状のアルコールを手に噴霧するアルコール消毒機を配置した乾燥・消毒ユニットとを、横に並べてセットにしたことを特徴とする手の洗浄・乾燥・消毒セット。
- 請求項1記載の手の洗浄・乾燥・消毒セットにおいて、洗浄ユニットを二台以上横に並べ、それら洗浄ユニットの左右双方又はいずれか一方の横に前記乾燥・消毒ユニットを一台並べたことを特徴とする手の洗浄・乾燥・消毒セット。
- 請求項1又は請求項2記載の手の洗浄・乾燥・消毒セットにおいて、乾燥機が高速空気を噴射する高速空気噴射ノズルと、温風を噴射する温風噴射ノズルとを備え、両ノズルが前後及び上下に移動可能であることを特徴とする手の洗浄・乾燥・消毒セット。
- 請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の手の洗浄・乾燥・消毒セットにおいて、乾燥機の手の出し入れ口が、流し台の横に開口して、流し台で水洗いした手を横移動させて乾燥機に差し込み可能としたことを特徴とする手の洗浄・乾燥・消毒セット。
- 請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の手の洗浄・乾燥・消毒セットにおいて、消毒機から噴霧された余剰消毒液が消毒機内で回収されて、流し台の排水管に送り出されるようにしたことを特徴とする手の洗浄・乾燥・消毒セット。
Priority Applications (1)
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