JP2004009297A - 切断工具 - Google Patents
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Abstract
【課題】切断工具におけるガイド取り付けに関する汎用性を一層向上するのに有用な技術を提供する。
【解決手段】所定の切断方向199に進みながら被加工材197を切断するブレード105を有する切断工具本体部103と、切断工具本体部103に連接されるとともに被加工材197上面に当接するベース121と、ベース121に形成された止着部123にベース121と平行に取り付けられて被加工材197の側面198に沿って摺動されることにより、ブレード105が切断方向199に進行するよう案内するガイド131とを有し、ガイド131を止着部123以外の箇所でベース121に止着するためのアタッチメント151がベース121に係脱自在に取り付けられていることを特徴とする切断工具。
【選択図】 図1
【解決手段】所定の切断方向199に進みながら被加工材197を切断するブレード105を有する切断工具本体部103と、切断工具本体部103に連接されるとともに被加工材197上面に当接するベース121と、ベース121に形成された止着部123にベース121と平行に取り付けられて被加工材197の側面198に沿って摺動されることにより、ブレード105が切断方向199に進行するよう案内するガイド131とを有し、ガイド131を止着部123以外の箇所でベース121に止着するためのアタッチメント151がベース121に係脱自在に取り付けられていることを特徴とする切断工具。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、丸鋸やカッタ等の切断工具にガイドを取り付ける際の汎用化技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
丸鋸等の切断工具では、ブレードによって被加工材を切断するに際し、ブレードと並列的に配置されたガイドを被加工材の側面に沿って摺動させ、これによってブレードによる切断作業をガイドする技術が知られている。かかるガイドは一般に平行定規あるいはリップフェンス等と呼ばれている。かかる従来技術では、ガイドから切断工具側へ延びるポールを切断工具のベースに止着し、これによってガイドを切断工具に取り付けるのが一般である。
【0003】
ところで従来のガイド取付手法として、いわゆる普及タイプのもので多用されるように、一本のポールを介してガイドを切断工具側のベースに取り付ける場合と、上位機種ないし大型機種で多用されるように、二本(ないしそれ以上)のポールを介してガイドをベースに取り付ける場合とがある。前者の場合、切断工具のベースにポール止着部を一箇所設け、この止着部にポールを止着することでガイドをベースに取り付ける。一方後者の場合、切断工具のベースに各ポールに対応した止着部をポールの数だけ設け、各ポールを対応する止着部で止着することでガイドをベースに取り付ける。
【0004】
かかる従来のガイド取付手法によれば、ガイドを切断工具に取り付けるのに、ポールの数に対応した止着部を切断工具側に設ける構成を採用するため、上位機種に対応した二本ポールタイプのガイドを普及タイプの切断工具に取り付けることができない等の不都合がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、切断工具におけるガイド取り付けに関する汎用性を一層向上するのに有用な技術を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を達成するため、各請求項記載の発明が構成される。請求項1に記載の発明によれば、切断工具本体部、ベースおよびガイドを有する切断工具が構成される。切断工具本体部は所定の切断方向に進みながら被加工材を切断するブレードを有する。「ブレード」としては、典型的には回転駆動されることによって被加工材を切断するものが該当し、「切断工具」としては、典型的には、木工切断用の携帯式丸鋸や、石工ないし金工切断用の携帯式カッタ等が該当する。また「切断工具本体部」としては、典型的にはブレードおよび当該ブレードを駆動するためのモータを備えるのが好ましい。ベースは、切断工具本体部に連接されるとともに被加工材上面に当接する。ベースは典型的には軽量化のためアルミニウム合金で構成するのが好ましい。またガイドは、ベースに形成された止着部にベースと並列して取り付けられ、被加工材の側面に沿って摺動されることにより、ブレードが切断方向に進行するようガイドするものであり、例えば平行定規として利用するのが好適である。
【0007】
さらに本発明では、上記ガイドを止着部以外の箇所でベースに止着するためのアタッチメントが当該ベースに係脱自在に取り付けられている。このアタッチメントは、ベースに係脱自在に取り付けられるので、例えばベースに一箇所で止着するタイプのガイドを取り付ける場合には、当該アタッチメントを取外して保管しておき、ベースに二箇所で止着するガイドを取り付ける場合には、当該アタッチメントをベースに取り付けるとともに、ベースに設けられた止着部と協働してガイドをベースに止着するといった利用が可能である。これにより、ベースに対するガイドの取り付け箇所の変動に臨機応変に対応することが可能な技術が提供されることとなった。なおアタッチメントの構成例としては、例えばネジ、ボルト、ワンタッチ式締具等、ガイドをベースに止着することが可能な形態を広く包含するものとする。
【0008】
(請求項2に記載の発明)
上記切断工具のガイドにつき摺接部と複数のポールとを有するよう構成するのが好ましい。摺接部は、ブレードの進行方向と平行に延在しつつ被加工材に摺接するよう構成し、各ポールは、摺接部からベース側へ伸延してベースに止着されるよう構成するのが好ましい。そしてアタッチメントは、かかる複数のポールのうちの少なくとも一つを挿通するポール挿通孔と、このポール挿通孔に挿通されたポールを解除自在に止着するネジを有するよう構成するのが好ましい。
【0009】
ポール挿通孔に挿通されたポールをネジによって解除自在に止着することで、ガイドをベースに取り付ける構成を採用することにより、ベースに対するガイドの係脱が容易に行え、実用性を一層向上することが可能となる。なお請求項2では二本のポールのうちの一つをアタッチメントに止着する形態、三本以上のポールのうちの一つあるいは複数を、対応する各アタッチメントに止着する態様等、様々なアタッチメントの利用形態を広く包含するものとする。
【0010】
(請求項3に記載の発明)
さらに上記請求項2に記載の電動工具において、アタッチメントに止着されるポールにつき、さらにベース部に形成されたポール支持部によって支持されるよう構成するのが好ましい。アタッチメント以外に、さらにベースを利用してポールを複数箇所で支持することにより、ベースに取り付けられたガイドのガタや傾斜を防止することが可能となる。ガイドを確実に保持する見地より、ベース部に形成されたポール支持部は、ポールに面状ないし線状に接触して当該ポールを支持するよう構成するのが好ましい。またポールの上面、下面あるいは側面といったようにポールを多面的に支持するよう構成してもよい。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態につき、図面を参照しつつ詳細に説明する。
本発明の実施の形態では、図1に示すように切断工具の一例として丸鋸101を用いて説明する。図1に示すように、本実施の形態に係る丸鋸101は、概括的に見て、丸鋸本体部103、ベース121、平行定規131を主体として構成される。このうち丸鋸101は本発明における「切断工具」に対応し、丸鋸本体部103は本発明における「切断工具本体部」に対応し、平行定規131は本発明における「ガイド」に対応している。
【0012】
このうち丸鋸本体部103は、被加工材197を切断するためのブレード105、当該ブレード105を収容したブレードケース107、ブレード105を回転駆動するためのモータ109、当該モータ109を収容したモータハウジング111、およびモータハウジング111に連接されたハンドグリップ113を有するととともに、ベース121に対し傾動角を変化し、ブレード105による被加工材197の切り込み深さを自在に変更可能に取り付けられる。ベース121はアルミニウム合金で形成されるとともに、その前方側、すなわちブレード105の切断方向199側の適所には後述する平行定規131取り付けのための止着部123が設けられている。
【0013】
平行定規131は、摺接部133、第1のポール137および第2のポール139を主体として構成される。第1のポール137および第2のポール139は、止めネジ137a,139aによってそれぞれ摺接部133に固定される。これによりいわゆる二本ポール式の平行定規131が形成される。摺接部133は、被加工材197の側面198に沿いつつ、ブレード105による被加工材197の切断方向199へ摺動可能とされた摺接面135を有する。第1のポール137は、止着部123に止着ネジ124を介して止着されることでベース121に固定される。また第2のポール139は、後述するように、ベース121に着脱自在に取り付けられたアタッチメント151を介してベース121に固定される。摺接部133は、第1のポール137および第2のポール139を介してベース121に取り付けられることにより、ブレード105の切断方向199に向かって当該ブレード105と並列して延在するよう構成される。
【0014】
ベース121に対するアタッチメント151の取付状態の詳細が図2、および図2におけるA―A線断面である図3、図2におけるB―B線断面である図4、図2におけるC方向からのアタッチメントの断面視である図5、図2におけるD−D線断面図である図6にそれぞれ示される。アタッチメント151は、アタッチメント取付ネジ152を介してベース121に係脱自在に取り付けられる。さらにアタッチメント151は、特に図3および図5によく示されるように、取付アーム151a,151bがそれぞれベース121の縁部に係合することにより強固にベース121に止着される。
【0015】
アタッチメント151は、第2のポール139を挿通するためのポール挿通孔153と、当該ポール挿通孔153に螺合して第2のポール139をアタッチメント151に解除自在に固定するネジ155とを有する。ネジ155には作業者のための操作ノブ156が取り付けられている。操作ノブ156とアタッチメント151との間にはネジ155の緩みを防止するためのバネ157が間挿されている。
【0016】
また、特に図6によく示されるように、ベース121の後面部(図1も併せて参照)には、第2のポール139と平行して延在する溝状のポール支持部125が形成されている。そして第2のポール139は、アタッチメント151におけるネジ155によってベース121に止着されるとともに、当該ポール支持部125によって面接触状態で確実に支持されるため、ベース121に対するポール取付精度を良好に維持することが可能である。またポール支持部125は第2のポール139の上面部、側面部および下面部に対し面接触するので、平行定規131に各方向から強い外力が突発的に加わった場合であっても、第2のポール139の長軸方向に沿ってしっかりと当該ポール139を支持するため、平行定規131の止着強度を向上することができる。
【0017】
本実施の形態に係る丸鋸101は上記のように構成される。次に丸鋸101の作用について説明する。被加工材197の切断作業に際しては、アタッチメント取付ネジ152によってアタッチメント151をベース121の後端側に取付けておく。次に平行定規131の第1のポール137をベース121の止着部123に挿通するとともに止着ネジ124を締めて第1のポール137を止着部123に固定する。また第2のポール139を、ベース121に取付けられたアタッチメント151のポール挿通孔153に挿通するとともに、操作ノブ156を適宜操作し、ネジ155によって第2のポール139をアタッチメント151に固定する。かくして平行定規131がベース121に取付けられた状態が得られる。
【0018】
以上のように第1のポール137および第2のポール139を止着部123およびアタッチメント151で固定することにより、平行定規131をベース121に取り付けた状態で、丸鋸101のベース121を被加工材197の上面に載置する。このとき平行定規131の摺接面135が被加工材197の側面198に面接触するように配置する。この状態で作業者はハンドグリップ113を押して丸鋸101を切断方向199に進ませる。すると平行定規131の摺接面135が被加工材197の側面198に沿って摺接し、ブレード105は、当該平行定規131によって切断方向199へとガイドされながら被加工材197を切断していく。
【0019】
上述のように、本実施の形態におけるアタッチメント151は、アタッチメント取付ネジ152を解除することでベース121から容易に取り外しが可能である。従って、上記した2本ポール式の平行定規131ではなく、一本のポールのみによってベース121に取り付けられるタイプの平行定規を上記丸鋸101で利用しようとする場合には、当該ポールをベース121上の止着部123に固定することで当該平行定規をベース121に取付ける。そして未使用のアタッチメント151については、アタッチメント取付ネジ152を解除してベース121から取り外し、作業の邪魔にならないように保管しておくことが可能である。
【0020】
すなわち本実施の形態では、二本ポールタイプの平行定規131を用いる場合には、アタッチメント151を利用して当該平行定規131をベース121に取り付け、一本ポールタイプの平行定規を用いる場合には、使用しないアタッチメント151をベース121から取外しておくといったように、複数種類の平行定規の取り付けに柔軟に対処することが可能となる。しかも本実施の形態で用いたベース121のように、本来は一本ポールタイプの平行定規しか取り付けることのできない態様のものに対し、当該ベース121の前後長を増大してしまうことなく、アタッチメント151で二本ポールタイプの平行定規にも簡単に対応することができ、平行定規取付の汎用性を向上することが可能となった。
【0021】
また本実施の形態では、ベース121にポール支持部125を形成し、このポール支持部125に第2のポール139を面接触状態で支持させることにより、第2のポール139を強固に支持することができる。しかもポール支持部125は、第2のポール139の上面部、側面部および下面部を面接触状態でしっかりと支持するので、外力に対する平行定規131の剛性を向上することが可能となった。
【0022】
本実施の形態では、アタッチメント151をベース121へ取付けるのにアタッチメント取付ネジ152を用いていたが、これをバックルやターンオーバー等のワンタッチ式の解除自在取付手段に代替することも可能である。また平行定規のポール数がさらに増加する自体に対処するべく、ベース121に取付けるべきアタッチメントの数を複数にしてもよい。
【0023】
【発明の効果】
本発明によれば、切断工具におけるガイド取り付けに関する汎用性を一層向上するのに有用な技術が提供されることとなった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態に係る丸鋸の全体構成を示す平面図である。
【図2】本実施の形態に係るアタッチメントのベースへの取付構造の詳細を示す部分図である。
【図3】図2におけるA−A線断面図である。
【図4】図2におけるB−B線断面図である。
【図5】
図2におけるC方向から見た際のアタッチメントの断面図である。
【図6】
図2におけるD−D線断面図である。
【符号の説明】
101 丸鋸(切断工具)
103 丸鋸本体部(切断工具本体部)
105 ブレード
107 ブレードケース
109 モータ
111 モータハウジング
113 ハンドグリップ
121 ベース
123 止着部
124 止着ネジ
125 ポール支持部
131 平行定規(ガイド)
133 摺接部
135 摺接面
137 第1のポール
137a 止めネジ
139 第2のポール
139a 止めネジ
151 アタッチメント
151a,b 取付アーム
152 アタッチメント取付ネジ
153 ポール挿通孔
155 ネジ
156 操作ノブ
157 バネ
197 被加工材
198 被加工材側面
199 切断方向
【発明の属する技術分野】
本発明は、丸鋸やカッタ等の切断工具にガイドを取り付ける際の汎用化技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
丸鋸等の切断工具では、ブレードによって被加工材を切断するに際し、ブレードと並列的に配置されたガイドを被加工材の側面に沿って摺動させ、これによってブレードによる切断作業をガイドする技術が知られている。かかるガイドは一般に平行定規あるいはリップフェンス等と呼ばれている。かかる従来技術では、ガイドから切断工具側へ延びるポールを切断工具のベースに止着し、これによってガイドを切断工具に取り付けるのが一般である。
【0003】
ところで従来のガイド取付手法として、いわゆる普及タイプのもので多用されるように、一本のポールを介してガイドを切断工具側のベースに取り付ける場合と、上位機種ないし大型機種で多用されるように、二本(ないしそれ以上)のポールを介してガイドをベースに取り付ける場合とがある。前者の場合、切断工具のベースにポール止着部を一箇所設け、この止着部にポールを止着することでガイドをベースに取り付ける。一方後者の場合、切断工具のベースに各ポールに対応した止着部をポールの数だけ設け、各ポールを対応する止着部で止着することでガイドをベースに取り付ける。
【0004】
かかる従来のガイド取付手法によれば、ガイドを切断工具に取り付けるのに、ポールの数に対応した止着部を切断工具側に設ける構成を採用するため、上位機種に対応した二本ポールタイプのガイドを普及タイプの切断工具に取り付けることができない等の不都合がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、切断工具におけるガイド取り付けに関する汎用性を一層向上するのに有用な技術を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を達成するため、各請求項記載の発明が構成される。請求項1に記載の発明によれば、切断工具本体部、ベースおよびガイドを有する切断工具が構成される。切断工具本体部は所定の切断方向に進みながら被加工材を切断するブレードを有する。「ブレード」としては、典型的には回転駆動されることによって被加工材を切断するものが該当し、「切断工具」としては、典型的には、木工切断用の携帯式丸鋸や、石工ないし金工切断用の携帯式カッタ等が該当する。また「切断工具本体部」としては、典型的にはブレードおよび当該ブレードを駆動するためのモータを備えるのが好ましい。ベースは、切断工具本体部に連接されるとともに被加工材上面に当接する。ベースは典型的には軽量化のためアルミニウム合金で構成するのが好ましい。またガイドは、ベースに形成された止着部にベースと並列して取り付けられ、被加工材の側面に沿って摺動されることにより、ブレードが切断方向に進行するようガイドするものであり、例えば平行定規として利用するのが好適である。
【0007】
さらに本発明では、上記ガイドを止着部以外の箇所でベースに止着するためのアタッチメントが当該ベースに係脱自在に取り付けられている。このアタッチメントは、ベースに係脱自在に取り付けられるので、例えばベースに一箇所で止着するタイプのガイドを取り付ける場合には、当該アタッチメントを取外して保管しておき、ベースに二箇所で止着するガイドを取り付ける場合には、当該アタッチメントをベースに取り付けるとともに、ベースに設けられた止着部と協働してガイドをベースに止着するといった利用が可能である。これにより、ベースに対するガイドの取り付け箇所の変動に臨機応変に対応することが可能な技術が提供されることとなった。なおアタッチメントの構成例としては、例えばネジ、ボルト、ワンタッチ式締具等、ガイドをベースに止着することが可能な形態を広く包含するものとする。
【0008】
(請求項2に記載の発明)
上記切断工具のガイドにつき摺接部と複数のポールとを有するよう構成するのが好ましい。摺接部は、ブレードの進行方向と平行に延在しつつ被加工材に摺接するよう構成し、各ポールは、摺接部からベース側へ伸延してベースに止着されるよう構成するのが好ましい。そしてアタッチメントは、かかる複数のポールのうちの少なくとも一つを挿通するポール挿通孔と、このポール挿通孔に挿通されたポールを解除自在に止着するネジを有するよう構成するのが好ましい。
【0009】
ポール挿通孔に挿通されたポールをネジによって解除自在に止着することで、ガイドをベースに取り付ける構成を採用することにより、ベースに対するガイドの係脱が容易に行え、実用性を一層向上することが可能となる。なお請求項2では二本のポールのうちの一つをアタッチメントに止着する形態、三本以上のポールのうちの一つあるいは複数を、対応する各アタッチメントに止着する態様等、様々なアタッチメントの利用形態を広く包含するものとする。
【0010】
(請求項3に記載の発明)
さらに上記請求項2に記載の電動工具において、アタッチメントに止着されるポールにつき、さらにベース部に形成されたポール支持部によって支持されるよう構成するのが好ましい。アタッチメント以外に、さらにベースを利用してポールを複数箇所で支持することにより、ベースに取り付けられたガイドのガタや傾斜を防止することが可能となる。ガイドを確実に保持する見地より、ベース部に形成されたポール支持部は、ポールに面状ないし線状に接触して当該ポールを支持するよう構成するのが好ましい。またポールの上面、下面あるいは側面といったようにポールを多面的に支持するよう構成してもよい。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態につき、図面を参照しつつ詳細に説明する。
本発明の実施の形態では、図1に示すように切断工具の一例として丸鋸101を用いて説明する。図1に示すように、本実施の形態に係る丸鋸101は、概括的に見て、丸鋸本体部103、ベース121、平行定規131を主体として構成される。このうち丸鋸101は本発明における「切断工具」に対応し、丸鋸本体部103は本発明における「切断工具本体部」に対応し、平行定規131は本発明における「ガイド」に対応している。
【0012】
このうち丸鋸本体部103は、被加工材197を切断するためのブレード105、当該ブレード105を収容したブレードケース107、ブレード105を回転駆動するためのモータ109、当該モータ109を収容したモータハウジング111、およびモータハウジング111に連接されたハンドグリップ113を有するととともに、ベース121に対し傾動角を変化し、ブレード105による被加工材197の切り込み深さを自在に変更可能に取り付けられる。ベース121はアルミニウム合金で形成されるとともに、その前方側、すなわちブレード105の切断方向199側の適所には後述する平行定規131取り付けのための止着部123が設けられている。
【0013】
平行定規131は、摺接部133、第1のポール137および第2のポール139を主体として構成される。第1のポール137および第2のポール139は、止めネジ137a,139aによってそれぞれ摺接部133に固定される。これによりいわゆる二本ポール式の平行定規131が形成される。摺接部133は、被加工材197の側面198に沿いつつ、ブレード105による被加工材197の切断方向199へ摺動可能とされた摺接面135を有する。第1のポール137は、止着部123に止着ネジ124を介して止着されることでベース121に固定される。また第2のポール139は、後述するように、ベース121に着脱自在に取り付けられたアタッチメント151を介してベース121に固定される。摺接部133は、第1のポール137および第2のポール139を介してベース121に取り付けられることにより、ブレード105の切断方向199に向かって当該ブレード105と並列して延在するよう構成される。
【0014】
ベース121に対するアタッチメント151の取付状態の詳細が図2、および図2におけるA―A線断面である図3、図2におけるB―B線断面である図4、図2におけるC方向からのアタッチメントの断面視である図5、図2におけるD−D線断面図である図6にそれぞれ示される。アタッチメント151は、アタッチメント取付ネジ152を介してベース121に係脱自在に取り付けられる。さらにアタッチメント151は、特に図3および図5によく示されるように、取付アーム151a,151bがそれぞれベース121の縁部に係合することにより強固にベース121に止着される。
【0015】
アタッチメント151は、第2のポール139を挿通するためのポール挿通孔153と、当該ポール挿通孔153に螺合して第2のポール139をアタッチメント151に解除自在に固定するネジ155とを有する。ネジ155には作業者のための操作ノブ156が取り付けられている。操作ノブ156とアタッチメント151との間にはネジ155の緩みを防止するためのバネ157が間挿されている。
【0016】
また、特に図6によく示されるように、ベース121の後面部(図1も併せて参照)には、第2のポール139と平行して延在する溝状のポール支持部125が形成されている。そして第2のポール139は、アタッチメント151におけるネジ155によってベース121に止着されるとともに、当該ポール支持部125によって面接触状態で確実に支持されるため、ベース121に対するポール取付精度を良好に維持することが可能である。またポール支持部125は第2のポール139の上面部、側面部および下面部に対し面接触するので、平行定規131に各方向から強い外力が突発的に加わった場合であっても、第2のポール139の長軸方向に沿ってしっかりと当該ポール139を支持するため、平行定規131の止着強度を向上することができる。
【0017】
本実施の形態に係る丸鋸101は上記のように構成される。次に丸鋸101の作用について説明する。被加工材197の切断作業に際しては、アタッチメント取付ネジ152によってアタッチメント151をベース121の後端側に取付けておく。次に平行定規131の第1のポール137をベース121の止着部123に挿通するとともに止着ネジ124を締めて第1のポール137を止着部123に固定する。また第2のポール139を、ベース121に取付けられたアタッチメント151のポール挿通孔153に挿通するとともに、操作ノブ156を適宜操作し、ネジ155によって第2のポール139をアタッチメント151に固定する。かくして平行定規131がベース121に取付けられた状態が得られる。
【0018】
以上のように第1のポール137および第2のポール139を止着部123およびアタッチメント151で固定することにより、平行定規131をベース121に取り付けた状態で、丸鋸101のベース121を被加工材197の上面に載置する。このとき平行定規131の摺接面135が被加工材197の側面198に面接触するように配置する。この状態で作業者はハンドグリップ113を押して丸鋸101を切断方向199に進ませる。すると平行定規131の摺接面135が被加工材197の側面198に沿って摺接し、ブレード105は、当該平行定規131によって切断方向199へとガイドされながら被加工材197を切断していく。
【0019】
上述のように、本実施の形態におけるアタッチメント151は、アタッチメント取付ネジ152を解除することでベース121から容易に取り外しが可能である。従って、上記した2本ポール式の平行定規131ではなく、一本のポールのみによってベース121に取り付けられるタイプの平行定規を上記丸鋸101で利用しようとする場合には、当該ポールをベース121上の止着部123に固定することで当該平行定規をベース121に取付ける。そして未使用のアタッチメント151については、アタッチメント取付ネジ152を解除してベース121から取り外し、作業の邪魔にならないように保管しておくことが可能である。
【0020】
すなわち本実施の形態では、二本ポールタイプの平行定規131を用いる場合には、アタッチメント151を利用して当該平行定規131をベース121に取り付け、一本ポールタイプの平行定規を用いる場合には、使用しないアタッチメント151をベース121から取外しておくといったように、複数種類の平行定規の取り付けに柔軟に対処することが可能となる。しかも本実施の形態で用いたベース121のように、本来は一本ポールタイプの平行定規しか取り付けることのできない態様のものに対し、当該ベース121の前後長を増大してしまうことなく、アタッチメント151で二本ポールタイプの平行定規にも簡単に対応することができ、平行定規取付の汎用性を向上することが可能となった。
【0021】
また本実施の形態では、ベース121にポール支持部125を形成し、このポール支持部125に第2のポール139を面接触状態で支持させることにより、第2のポール139を強固に支持することができる。しかもポール支持部125は、第2のポール139の上面部、側面部および下面部を面接触状態でしっかりと支持するので、外力に対する平行定規131の剛性を向上することが可能となった。
【0022】
本実施の形態では、アタッチメント151をベース121へ取付けるのにアタッチメント取付ネジ152を用いていたが、これをバックルやターンオーバー等のワンタッチ式の解除自在取付手段に代替することも可能である。また平行定規のポール数がさらに増加する自体に対処するべく、ベース121に取付けるべきアタッチメントの数を複数にしてもよい。
【0023】
【発明の効果】
本発明によれば、切断工具におけるガイド取り付けに関する汎用性を一層向上するのに有用な技術が提供されることとなった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態に係る丸鋸の全体構成を示す平面図である。
【図2】本実施の形態に係るアタッチメントのベースへの取付構造の詳細を示す部分図である。
【図3】図2におけるA−A線断面図である。
【図4】図2におけるB−B線断面図である。
【図5】
図2におけるC方向から見た際のアタッチメントの断面図である。
【図6】
図2におけるD−D線断面図である。
【符号の説明】
101 丸鋸(切断工具)
103 丸鋸本体部(切断工具本体部)
105 ブレード
107 ブレードケース
109 モータ
111 モータハウジング
113 ハンドグリップ
121 ベース
123 止着部
124 止着ネジ
125 ポール支持部
131 平行定規(ガイド)
133 摺接部
135 摺接面
137 第1のポール
137a 止めネジ
139 第2のポール
139a 止めネジ
151 アタッチメント
151a,b 取付アーム
152 アタッチメント取付ネジ
153 ポール挿通孔
155 ネジ
156 操作ノブ
157 バネ
197 被加工材
198 被加工材側面
199 切断方向
Claims (3)
- 所定の切断方向に進みながら被加工材を切断するブレードを有する切断工具本体部と、前記切断工具本体部に連接されるとともに前記被加工材上面に当接するベースと、前記ベースに形成された止着部に前記ベースと平行に取り付けられて前記被加工材の側面に沿って摺動されることにより、前記ブレードが前記切断方向に進行するよう案内するガイドとを有する切断工具であって、
前記ガイドを前記止着部以外の箇所で前記ベースに止着するためのアタッチメントが前記ベースに係脱自在に取り付けられていることを特徴とする切断工具。 - 請求項1に記載の切断工具であって、前記ガイドは、前記ブレードの進行方向と平行に延在しつつ前記被加工材に摺接する摺接部と、当該摺接部から前記ベース側へ伸延して前記ベースに止着される複数のポールを有し、前記アタッチメントは、前記複数のポールのうちの少なくとも一つを挿通するポール挿通孔と、前記ポール挿通孔に挿通された前記ポールを解除自在に止着するネジを有することを特徴とする切断工具。
- 請求項2に記載の切断工具であって、前記アタッチメントに止着されるポールは、さらに前記ベース部に形成されたポール支持部によって支持されることを特徴とする切断工具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002161277A JP2004009297A (ja) | 2002-06-03 | 2002-06-03 | 切断工具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002161277A JP2004009297A (ja) | 2002-06-03 | 2002-06-03 | 切断工具 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2004009297A true JP2004009297A (ja) | 2004-01-15 |
Family
ID=30430395
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2002161277A Pending JP2004009297A (ja) | 2002-06-03 | 2002-06-03 | 切断工具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2004009297A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006159786A (ja) * | 2004-12-09 | 2006-06-22 | Makita Corp | 切断機 |
| JP2018039100A (ja) * | 2016-09-01 | 2018-03-15 | 株式会社マキタ | 携帯用加工機 |
-
2002
- 2002-06-03 JP JP2002161277A patent/JP2004009297A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| JP2018039100A (ja) * | 2016-09-01 | 2018-03-15 | 株式会社マキタ | 携帯用加工機 |
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