JP2004008513A - 液体容器の栓体 - Google Patents
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Abstract
【課題】液体容器の上端の開口部に取り付ける栓体において、液体の注入が簡単でありながらも、転倒しても液体がこぼれないようにすること。
【解決手段】取り付け対象たる液体容器4の内部に対して液体を注入する注入路2を、上下方向に貫通形成した液体容器4の栓体1であって、該栓体1の下端部に、液体容器4を傾けることで液体を注出する注出路3を形成するとともに、該注出路3を開閉可能に閉鎖する閉鎖部材21を設け、該閉鎖部材21を、閉方向に付勢する付勢手段44を設けるとともに、該付勢手段44の付勢力に抗して閉鎖部材21を変位し、上記注出路3を開放する操作部材20を設けた液体容器の栓体1。
【選択図】 図1
【解決手段】取り付け対象たる液体容器4の内部に対して液体を注入する注入路2を、上下方向に貫通形成した液体容器4の栓体1であって、該栓体1の下端部に、液体容器4を傾けることで液体を注出する注出路3を形成するとともに、該注出路3を開閉可能に閉鎖する閉鎖部材21を設け、該閉鎖部材21を、閉方向に付勢する付勢手段44を設けるとともに、該付勢手段44の付勢力に抗して閉鎖部材21を変位し、上記注出路3を開放する操作部材20を設けた液体容器の栓体1。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、例えば魔法瓶のような液体容器の上端開口部を閉塞する栓体に関する。
【0002】
【従来の技術】
栓体は、液体容器の開口部、すなわち液体を注ぎ込む部分を閉じるためのもので、ほとんどの場合、液体容器に対して螺合により取り付けられるように構成されている。
【0003】
しかし、螺合、すなわち回して着脱するのでは、液体の注入に際していちいち栓体を回転させる必要があり、注入動作が面倒である。そこで、特開平9−299254号に開示されたような構造を案出した。すなわち、栓体の中央部に、上下方向に貫通する注入路を形成した構成である。この構成によれば、液体の注入は、栓体の上端部に枢着した開閉可能な上蓋を開くだけで、栓体を取り外すことなく行えるので、注入動作が便利である。
【0004】
ところで、上記発明では、液体を注出する注出路を積極的に閉鎖する構成がない。正常に使用する限り、注出路を閉鎖のための手段は必ずしも必要ではないが、万が一液体容器が転倒した場合には、注出路を通って液体が零れてしまうことがある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
そこでこの発明は、液体の注入が簡単でありながらも、不測に液体がこぼれたりするような不都合がないようにすることを主たる課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
そのための手段は、取り付け対象たる液体容器の内部に対して液体を注入する注入路を、上下方向に貫通形成した液体容器の栓体であって、該栓体の下端部に、液体容器を傾けることで液体を注出する注出路を形成するとともに、該注出路を開閉可能に閉鎖する閉鎖部材を設け、該閉鎖部材を、閉方向に付勢する付勢手段を設けるとともに、該付勢手段の付勢力に抗して閉鎖部材を変位し、上記注出路を開放する操作部材を設けた液体容器の栓体であることを特徴とする。
【0007】
すなわち、液体を注入するには、注入路を利用して、栓体をつけたまま行う。このようにして液体を注入すると、内部の液体は、たとい液体容器を傾けても、注出路からは流出しない。つまり、注出路を閉鎖部材が付勢手段の付勢力により積極的に閉じているからであり、注出するときには、操作部材を操作して閉鎖部材を変位させ、注出路を開放する。操作部材は、押しボタン、レバー等適宜の手段で構成できる。
【0008】
なお、上記注入路の上部には漏斗状の凹部を形成して、液体の注入が零すことなく容易に行えるようにするとよい。
【0009】
また、注入路の上端部は、螺合以外の簡単な動作で開閉できる蓋部で開閉可能に閉じると、液体容器の転倒時に注入路から液体がこぼれることや、ゴミ等の侵入、液体の温度変化を防ぐことができる。
【0010】
具体的には、上端部に、枢着された開閉蓋部と、該開閉蓋部の閉状態を保持する係止部とを設け、上記開閉蓋部の下面に、注入路の上端部を閉鎖する閉鎖突部を形成するとよい。
【0011】
さらに、前記操作部材は、一端に枢着部を有し、他端に押下部を有した押下レバーで構成するとよい。梃の原理を利用でき、軽い力で操作できる。
【0012】
この場合には、押下部を、液体容器に形成するハンドルの上側に位置させるとよい。ハンドルを持つ手の指、親指を利用して、押下レバーを押し下げることができるので、片手のみで注出できる。
【0013】
【発明の効果】
以上のように、この発明によれば、栓体には注出路を閉鎖する閉鎖部材を設けるとともに、この閉鎖部材を閉方向に付勢する付勢手段を設けているので、積極的に注出路を閉鎖することができる。このため、たとい液体容器が転倒した場合であっても、注出路からの液体の零れを防止することができる。
【0014】
そして注出路を開放するための操作部材を押下レバーで構成すると、操作が軽い力で容易に行える。特に、押下レバーの押下部を液体容器のハンドルの上側に位置させた場合には、片手で液体の注出が行える。
【0015】
しかも、注入路を形成しているので、注入に際して、いちいち栓体を取り外す必要がないので、液体の注入に必要な作業は簡単である。
【0016】
このように、注出も容易である上に、上述のように液体の注入動作が容易であるので、非常に使いやすい液体容器を得ることができる。また、注出路を積極的に閉じることから、液体容器が魔法瓶のような保温容器の場合、保温性能も向上するのでよい。
【0017】
【発明の実施の形態】
この発明の一実施の形態を、以下図面を用いて説明する。
図1は、液体容器の栓体1の内部構造を示す断面図であり、この図に示すように栓体1は、開閉自在の注入路2と注出路3を備えている。
【0018】
この例では、液体容器として、図2、図3に示したような保温機能を有する魔法瓶4を用いて説明する。
【0019】
魔法瓶4は、合成樹脂製の外容器5と、この外容器5の内部に収められた保温機能を有する内容器6と、上端の開口部7に取り付けて該開口部7を開閉可能に閉塞する上記栓体1とで構成する。上記内容器6は、ガラス製のもの、ステンレス等の金属製のものなどいずれでもよい。
【0020】
上記外容器5は、内容器6を囲む本体部材8と、この本体部材8の下端の開口部分を閉塞する底部材9と、この底部材9の中央に下から螺合するアジャスタ部材10と、上記本体部材8に取り付ける肩部材11とを一体に組み付けて形成する。
【0021】
上記本体部材8の内面には、内容器6保持用の複数本のリブ12を設けており、上端の開口部分に上記肩部材11から垂設した環状係止片13を抜け止め可能な状態に嵌め付けるとともに、肩部材11の後方に逆L字状に一体形成したハンドル14の下端を、本体部材8の外周面に内側からビス15止めして一体化する。また肩部材11の前方には、嘴状の注ぎ部16を一体形成している。
【0022】
魔法瓶4の組み立てに際しては、上述のように本体部材8と肩部材11を一体化した後、リング状のシール部材17を介して、内容器6を下から収納し、上記底部材9を本体部材8の下端に螺合するとともに、アジャスタ部材10を底部材9に螺合して、内容器6をしっかりと保持して行う。
【0023】
栓体1は、平面視円形で、下部を上記開口部7に嵌まる径に設定し、露出する部分(上部)を、下部より大きい上記肩部材11と同じ径に形成する。この栓体1は、上部材18と、この上部材18の下に一体化する下部材19と、上記上部材18内に枢着した押下レバー20と、該押下レバー20で押し下げられる閉鎖部材21とで構成し、上述のように注入路2と注出路3を有する。すなわち、肩部材11の上方に露出する上部材18の上部に、漏斗上の凹部22を形成し、この凹部22の中央の底部から管状の注出路形成部23を垂設して、上記注出路2を形成する。開口部7に対する取り付けは、下部材19の外周面に形成した雄ねじ24を、肩部材11に形成した雌ねじ25に対して螺合して行う。
【0024】
上記上部材18の上面の後方部位には、枢支部26を立設して、上記凹部22を開閉する開閉蓋部材27を枢支するとともに、上部材18の上面における前方部位には、係止爪28を立設して、上記開閉蓋部材27の前端部を係脱可能に係止し、閉状態を維持できるように構成している。開閉蓋部材27上面を前後方向に延びる半円形の板状部分は、操作用のつまみ29である。また、開閉蓋部材27の下面には、シリコンゴム等の適宜の材料からなる半球状の閉鎖突部30を突設し、閉じたときに上記注入路2の上端、すなわち凹部22の底からのびる注入路2を気密状態に閉鎖できるようにしている。
【0025】
上部材18の内部における前方部分には、所定間隔を隔てて2枚のリブ31を形成し、これらのリブ31の間に、上記押下レバー20の一端に形成した枢着軸32を保持している。押下レバー20は、上記閉鎖部材21を押し下げて注出路3を開放するもので、他端を後方に延設して、上部材18の外へ突出させ、肩部材11のハンドル14の上方位置に突出している部分を押下部33に設定している。また、上記注入路形成部23に対応する部分である長さ方向の中間部には、貫通穴を形成して、その内側の縁を押下縁34に設定する。
【0026】
上記注出路3は、上記下部材19に形成する。下部材19の中央部の注入路2に対応する位置には、閉鎖部材21を保持するためのぬすみを形成し、このぬすみの外周位置に、外側に位置する外周壁35と、これよりも内側に位置して高さの低い内周壁36とからなる二重壁構造を形成する。この二重壁部分を下端にして、外周壁35と内周壁36を上へ向け逆L字状に延設して、栓体1下部(下部材19)の周面における前側位置に注出口37を開口する。
【0027】
上記閉鎖部材21は、上部材18の注入路形成部23に相対摺動可能に嵌まる太さの筒状部38を設けるとともに、該筒状部38の下端に、外周方向に広がるドーナツ状の円板部39を一体形成して形成する。上記円板部39の外周部位が、上記二重壁部分の外周壁35に下から当接して、注出路3の下端の閉鎖が行える。
【0028】
閉鎖部材21の上端部は、上記押下レバー20の押下縁34によって押し下げられる被押下部40に設定し、このすぐ下には、鍔状の段部41を形成する。この段部41には、ワッシャ状の環体42を取り付けて、下部材19の内周壁36の内周面に形成したリング状の段部43との間に介装する圧縮コイルばね44で、閉鎖部材21を上へ、つまり閉方向に付勢する。図中45,46はシール部材である。
【0029】
このように構成した魔法瓶4において、内部に液体を注入するには、図4に示したように、係止爪28で係止された開閉蓋部材27を開けるだけでよい。開閉蓋部材27を開けると、注入路2が開放されるので、ここに液体を流し込めばよい。注入路2の上には椀状の凹部22を形成しているので、漏斗を使用するときのように零すことなく注入することができる。開閉蓋部材27の開閉は、開閉蓋部材27を上げたり下げたりするだけでよいので、極めて簡単で、注入に際していちいち栓体1を回転して取り外す必要はなく、注入動作が簡易迅速に行える。
【0030】
液体を注出するときには、図1に仮想線で示したように、また図5に示したように、押下レバー20の押下部33を、ハンドル11を持った手の親指で下げて、注出路3を開放して、傾ければよい。注ぐ動作も容易で、簡易迅速に注ぐことができる。
【0031】
また、液体の注入後開閉蓋部材27を閉じれば、半球状の閉鎖突部30が注入路2の上端を閉じた状態となる。このため、保温性が向上し、ゴミなどが入ることを防止できる。また注出路2にあっては、その下端が閉鎖部材21によって閉鎖されており、外界とは遮断されているので、万が一魔法瓶4が転倒した場合でも、内部の液体が零れることを防止できる。
【0032】
以上の構成における魔法瓶4は、この発明の液体容器に対応し、
圧縮コイルばね44は、付勢手段に対応し、
開閉蓋部材27は、開閉蓋部に対応し、
係止爪28は、係止部に対応し、
枢着軸32は、枢着部に対応するも、
この発明は、上述の構成のみに限定されるものではない。
【0033】
例えば開閉蓋部材27は、上部材18にヒンジ部を介して一体成形するもよい。また操作部材は、押下レバー20のほかに、例えばカムなどを用いた押しボタン式等で形成するもよい。
【0034】
さらに、この発明の栓体1は、保温機能を持たないポットなどの液体容器に採用するもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】栓体の構造を示す断面図。
【図2】魔法瓶の側面図。
【図3】魔法瓶の断面図。
【図4】液体の注入時の状態を示す断面図。
【図5】液体の注出時の状態を示す断面図。
【符号の説明】
1…栓体
2…注入路
3…注出路
4…魔法瓶
20…押下レバー
21…閉鎖部材
27…開閉蓋部材
28…係止爪
30…閉鎖突部
32…枢着軸
33…押下部
44…圧縮コイルばね
【発明の属する技術分野】
この発明は、例えば魔法瓶のような液体容器の上端開口部を閉塞する栓体に関する。
【0002】
【従来の技術】
栓体は、液体容器の開口部、すなわち液体を注ぎ込む部分を閉じるためのもので、ほとんどの場合、液体容器に対して螺合により取り付けられるように構成されている。
【0003】
しかし、螺合、すなわち回して着脱するのでは、液体の注入に際していちいち栓体を回転させる必要があり、注入動作が面倒である。そこで、特開平9−299254号に開示されたような構造を案出した。すなわち、栓体の中央部に、上下方向に貫通する注入路を形成した構成である。この構成によれば、液体の注入は、栓体の上端部に枢着した開閉可能な上蓋を開くだけで、栓体を取り外すことなく行えるので、注入動作が便利である。
【0004】
ところで、上記発明では、液体を注出する注出路を積極的に閉鎖する構成がない。正常に使用する限り、注出路を閉鎖のための手段は必ずしも必要ではないが、万が一液体容器が転倒した場合には、注出路を通って液体が零れてしまうことがある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
そこでこの発明は、液体の注入が簡単でありながらも、不測に液体がこぼれたりするような不都合がないようにすることを主たる課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
そのための手段は、取り付け対象たる液体容器の内部に対して液体を注入する注入路を、上下方向に貫通形成した液体容器の栓体であって、該栓体の下端部に、液体容器を傾けることで液体を注出する注出路を形成するとともに、該注出路を開閉可能に閉鎖する閉鎖部材を設け、該閉鎖部材を、閉方向に付勢する付勢手段を設けるとともに、該付勢手段の付勢力に抗して閉鎖部材を変位し、上記注出路を開放する操作部材を設けた液体容器の栓体であることを特徴とする。
【0007】
すなわち、液体を注入するには、注入路を利用して、栓体をつけたまま行う。このようにして液体を注入すると、内部の液体は、たとい液体容器を傾けても、注出路からは流出しない。つまり、注出路を閉鎖部材が付勢手段の付勢力により積極的に閉じているからであり、注出するときには、操作部材を操作して閉鎖部材を変位させ、注出路を開放する。操作部材は、押しボタン、レバー等適宜の手段で構成できる。
【0008】
なお、上記注入路の上部には漏斗状の凹部を形成して、液体の注入が零すことなく容易に行えるようにするとよい。
【0009】
また、注入路の上端部は、螺合以外の簡単な動作で開閉できる蓋部で開閉可能に閉じると、液体容器の転倒時に注入路から液体がこぼれることや、ゴミ等の侵入、液体の温度変化を防ぐことができる。
【0010】
具体的には、上端部に、枢着された開閉蓋部と、該開閉蓋部の閉状態を保持する係止部とを設け、上記開閉蓋部の下面に、注入路の上端部を閉鎖する閉鎖突部を形成するとよい。
【0011】
さらに、前記操作部材は、一端に枢着部を有し、他端に押下部を有した押下レバーで構成するとよい。梃の原理を利用でき、軽い力で操作できる。
【0012】
この場合には、押下部を、液体容器に形成するハンドルの上側に位置させるとよい。ハンドルを持つ手の指、親指を利用して、押下レバーを押し下げることができるので、片手のみで注出できる。
【0013】
【発明の効果】
以上のように、この発明によれば、栓体には注出路を閉鎖する閉鎖部材を設けるとともに、この閉鎖部材を閉方向に付勢する付勢手段を設けているので、積極的に注出路を閉鎖することができる。このため、たとい液体容器が転倒した場合であっても、注出路からの液体の零れを防止することができる。
【0014】
そして注出路を開放するための操作部材を押下レバーで構成すると、操作が軽い力で容易に行える。特に、押下レバーの押下部を液体容器のハンドルの上側に位置させた場合には、片手で液体の注出が行える。
【0015】
しかも、注入路を形成しているので、注入に際して、いちいち栓体を取り外す必要がないので、液体の注入に必要な作業は簡単である。
【0016】
このように、注出も容易である上に、上述のように液体の注入動作が容易であるので、非常に使いやすい液体容器を得ることができる。また、注出路を積極的に閉じることから、液体容器が魔法瓶のような保温容器の場合、保温性能も向上するのでよい。
【0017】
【発明の実施の形態】
この発明の一実施の形態を、以下図面を用いて説明する。
図1は、液体容器の栓体1の内部構造を示す断面図であり、この図に示すように栓体1は、開閉自在の注入路2と注出路3を備えている。
【0018】
この例では、液体容器として、図2、図3に示したような保温機能を有する魔法瓶4を用いて説明する。
【0019】
魔法瓶4は、合成樹脂製の外容器5と、この外容器5の内部に収められた保温機能を有する内容器6と、上端の開口部7に取り付けて該開口部7を開閉可能に閉塞する上記栓体1とで構成する。上記内容器6は、ガラス製のもの、ステンレス等の金属製のものなどいずれでもよい。
【0020】
上記外容器5は、内容器6を囲む本体部材8と、この本体部材8の下端の開口部分を閉塞する底部材9と、この底部材9の中央に下から螺合するアジャスタ部材10と、上記本体部材8に取り付ける肩部材11とを一体に組み付けて形成する。
【0021】
上記本体部材8の内面には、内容器6保持用の複数本のリブ12を設けており、上端の開口部分に上記肩部材11から垂設した環状係止片13を抜け止め可能な状態に嵌め付けるとともに、肩部材11の後方に逆L字状に一体形成したハンドル14の下端を、本体部材8の外周面に内側からビス15止めして一体化する。また肩部材11の前方には、嘴状の注ぎ部16を一体形成している。
【0022】
魔法瓶4の組み立てに際しては、上述のように本体部材8と肩部材11を一体化した後、リング状のシール部材17を介して、内容器6を下から収納し、上記底部材9を本体部材8の下端に螺合するとともに、アジャスタ部材10を底部材9に螺合して、内容器6をしっかりと保持して行う。
【0023】
栓体1は、平面視円形で、下部を上記開口部7に嵌まる径に設定し、露出する部分(上部)を、下部より大きい上記肩部材11と同じ径に形成する。この栓体1は、上部材18と、この上部材18の下に一体化する下部材19と、上記上部材18内に枢着した押下レバー20と、該押下レバー20で押し下げられる閉鎖部材21とで構成し、上述のように注入路2と注出路3を有する。すなわち、肩部材11の上方に露出する上部材18の上部に、漏斗上の凹部22を形成し、この凹部22の中央の底部から管状の注出路形成部23を垂設して、上記注出路2を形成する。開口部7に対する取り付けは、下部材19の外周面に形成した雄ねじ24を、肩部材11に形成した雌ねじ25に対して螺合して行う。
【0024】
上記上部材18の上面の後方部位には、枢支部26を立設して、上記凹部22を開閉する開閉蓋部材27を枢支するとともに、上部材18の上面における前方部位には、係止爪28を立設して、上記開閉蓋部材27の前端部を係脱可能に係止し、閉状態を維持できるように構成している。開閉蓋部材27上面を前後方向に延びる半円形の板状部分は、操作用のつまみ29である。また、開閉蓋部材27の下面には、シリコンゴム等の適宜の材料からなる半球状の閉鎖突部30を突設し、閉じたときに上記注入路2の上端、すなわち凹部22の底からのびる注入路2を気密状態に閉鎖できるようにしている。
【0025】
上部材18の内部における前方部分には、所定間隔を隔てて2枚のリブ31を形成し、これらのリブ31の間に、上記押下レバー20の一端に形成した枢着軸32を保持している。押下レバー20は、上記閉鎖部材21を押し下げて注出路3を開放するもので、他端を後方に延設して、上部材18の外へ突出させ、肩部材11のハンドル14の上方位置に突出している部分を押下部33に設定している。また、上記注入路形成部23に対応する部分である長さ方向の中間部には、貫通穴を形成して、その内側の縁を押下縁34に設定する。
【0026】
上記注出路3は、上記下部材19に形成する。下部材19の中央部の注入路2に対応する位置には、閉鎖部材21を保持するためのぬすみを形成し、このぬすみの外周位置に、外側に位置する外周壁35と、これよりも内側に位置して高さの低い内周壁36とからなる二重壁構造を形成する。この二重壁部分を下端にして、外周壁35と内周壁36を上へ向け逆L字状に延設して、栓体1下部(下部材19)の周面における前側位置に注出口37を開口する。
【0027】
上記閉鎖部材21は、上部材18の注入路形成部23に相対摺動可能に嵌まる太さの筒状部38を設けるとともに、該筒状部38の下端に、外周方向に広がるドーナツ状の円板部39を一体形成して形成する。上記円板部39の外周部位が、上記二重壁部分の外周壁35に下から当接して、注出路3の下端の閉鎖が行える。
【0028】
閉鎖部材21の上端部は、上記押下レバー20の押下縁34によって押し下げられる被押下部40に設定し、このすぐ下には、鍔状の段部41を形成する。この段部41には、ワッシャ状の環体42を取り付けて、下部材19の内周壁36の内周面に形成したリング状の段部43との間に介装する圧縮コイルばね44で、閉鎖部材21を上へ、つまり閉方向に付勢する。図中45,46はシール部材である。
【0029】
このように構成した魔法瓶4において、内部に液体を注入するには、図4に示したように、係止爪28で係止された開閉蓋部材27を開けるだけでよい。開閉蓋部材27を開けると、注入路2が開放されるので、ここに液体を流し込めばよい。注入路2の上には椀状の凹部22を形成しているので、漏斗を使用するときのように零すことなく注入することができる。開閉蓋部材27の開閉は、開閉蓋部材27を上げたり下げたりするだけでよいので、極めて簡単で、注入に際していちいち栓体1を回転して取り外す必要はなく、注入動作が簡易迅速に行える。
【0030】
液体を注出するときには、図1に仮想線で示したように、また図5に示したように、押下レバー20の押下部33を、ハンドル11を持った手の親指で下げて、注出路3を開放して、傾ければよい。注ぐ動作も容易で、簡易迅速に注ぐことができる。
【0031】
また、液体の注入後開閉蓋部材27を閉じれば、半球状の閉鎖突部30が注入路2の上端を閉じた状態となる。このため、保温性が向上し、ゴミなどが入ることを防止できる。また注出路2にあっては、その下端が閉鎖部材21によって閉鎖されており、外界とは遮断されているので、万が一魔法瓶4が転倒した場合でも、内部の液体が零れることを防止できる。
【0032】
以上の構成における魔法瓶4は、この発明の液体容器に対応し、
圧縮コイルばね44は、付勢手段に対応し、
開閉蓋部材27は、開閉蓋部に対応し、
係止爪28は、係止部に対応し、
枢着軸32は、枢着部に対応するも、
この発明は、上述の構成のみに限定されるものではない。
【0033】
例えば開閉蓋部材27は、上部材18にヒンジ部を介して一体成形するもよい。また操作部材は、押下レバー20のほかに、例えばカムなどを用いた押しボタン式等で形成するもよい。
【0034】
さらに、この発明の栓体1は、保温機能を持たないポットなどの液体容器に採用するもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】栓体の構造を示す断面図。
【図2】魔法瓶の側面図。
【図3】魔法瓶の断面図。
【図4】液体の注入時の状態を示す断面図。
【図5】液体の注出時の状態を示す断面図。
【符号の説明】
1…栓体
2…注入路
3…注出路
4…魔法瓶
20…押下レバー
21…閉鎖部材
27…開閉蓋部材
28…係止爪
30…閉鎖突部
32…枢着軸
33…押下部
44…圧縮コイルばね
Claims (4)
- 取り付け対象たる液体容器の内部に対して液体を注入する注入路を、上下方向に貫通形成した液体容器の栓体であって、
該栓体の下端部に、液体容器を傾けることで液体を注出する注出路を形成するとともに、
該注出路を開閉可能に閉鎖する閉鎖部材を設け、
該閉鎖部材を、閉方向に付勢する付勢手段を設けるとともに、
該付勢手段の付勢力に抗して閉鎖部材を変位し、上記注出路を開放する操作部材を設けた
液体容器の栓体。 - 上端部に、枢着された開閉蓋部と、該開閉蓋部の閉状態を保持する係止部とを設け、
上記開閉蓋部の下面に、注入路の上端部を閉鎖する閉鎖突部を形成した
請求項1に記載の液体容器の栓体。 - 前記操作部材を、一端に枢着部を有し、他端に押下部を有した押下レバーで構成した
請求項1または請求項2に記載の液体容器の栓体。 - 前記押下部を、液体容器に形成するハンドルの上側に位置させた
請求項3に記載の液体容器の栓体。
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