JP2004008334A - 車両用シート - Google Patents
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Abstract
【課題】シートクッションまたはシートバックに空気を吹出す通気機構を容易に構成できる車両用シートを提供する。
【解決手段】シートクッション2またはシートバック3のパット材20,30は、表側を構成する第一パット部材4,6と、その第一パット部材4,6の裏面に形成された凹部40,60に嵌合される第二パット部材5,7とを備える。
第二パット部材5,7には、空気を導入するために裏側から表側に貫通する導入孔50,70が形成され、第一パット部材4,6には、導入孔50,70から導入された空気を表側へ吹出すために、凹部40,60の底面に形成された通気溝41,61と、その通気溝41,61から表側に向けて第一パット部材4,6を貫通する複数の吹出孔42,62とが形成されている。
【選択図】 図2
【解決手段】シートクッション2またはシートバック3のパット材20,30は、表側を構成する第一パット部材4,6と、その第一パット部材4,6の裏面に形成された凹部40,60に嵌合される第二パット部材5,7とを備える。
第二パット部材5,7には、空気を導入するために裏側から表側に貫通する導入孔50,70が形成され、第一パット部材4,6には、導入孔50,70から導入された空気を表側へ吹出すために、凹部40,60の底面に形成された通気溝41,61と、その通気溝41,61から表側に向けて第一パット部材4,6を貫通する複数の吹出孔42,62とが形成されている。
【選択図】 図2
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、自動車などの車両のシートに関する。とりわけシートクッションまたはシートバックの少なくとも一方に空気を吹出す通気機構が設けられる車両用シートに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、車両用シートには、夏季や厳冬期におけるシート着座時の不快感を解消するために、シートクッションまたはシートバックの表側に空気が吹出される通気機構が設けられるものもあった。
例えば、実開昭58−121258号公報や特表平9−505499号公報における車両用シートが知られていた。実開昭58−121258号公報にかかる発明よるとシートクッションは、パット材と、そのパット材に内設されたチューブを有する。そしてそのチューブによってパット材内に空気が放出され、その空気がパット材を通って表側へ吹出す構成であった。
しかしこの構造は、パット材にチューブを内設する必要があって、製造において手間がかかっていた。
また特表平9−505499号公報にかかる発明によるとシートクッションは、パット材を備え、そのパット材には、裏側から表側にそのパット材を貫通する貫通孔が形成されている。またこの発明によると、一つの貫通孔から導入された空気をシートクッションの表面近くで分散する構造と、貫通孔前の裏面近くで分散する構造とが開示されている。
表面近くで分散する構造は、パット材の表面に空気を透過する材料で形成された分散層を有する構造である。したがって空気は、貫通孔から導入され、その分散層によって表面全体に分散され、シートクッションの表面全体に渡って吹出す構造であった。
また裏面近くで分散する構造は、パット材の裏面に板材をバネによって押し当てる。そしてその板材の表面とパット材の裏面によって空気を分散するための通気管を形成する。したがって板材に形成された開口部から空気が導入され、その通気管によって空気を分散する。そして分散された空気は、その通気管と連通された複数の貫通孔を通る構成であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしこの構造の場合にも、パット材とは別の材料で形成した分散層や板材を設ける必要があった。そのため製造コストが高くなるなどの問題があった。
また板材とパット材との間から空気が漏れないようにすることで通気管を形成する場合は、その構造は、容易に構成されなかった。すなわち板材をパット材に強く押し当てるためにバネによって付勢するなどの構造が必要であった。
そこで本発明は、シートクッションまたはシートバックに空気を吹出す通気機構を容易に構成できるなどの合理的な構成を備えた車両用シートを提供することを課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するために本発明は、上記各請求項に記載の通りの構成を備える車両用シートであることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、パッド材は、表側を構成する第一パット部材と、その第一パット部材の裏面に形成された凹部に嵌合される第二パット部材とを備える。そして第二パット部材には、空気を導入するために裏側から表側に貫通する導入孔が形成されている。また第一パット部材には、導入孔から導入された空気を表側へ吹出すために、凹部の底面に形成された通気溝と、その通気溝から表側に向けて第一パット部材を貫通する複数の吹出孔とが形成され、これによって導入孔から導入された空気が、通気溝を通って複数の吹出孔に分散され、複数の吹出孔から吹出す。
【0005】
すなわち第一パット部材と第二パット部材には、空気を通すための通気路(導入孔、通気溝、吹出孔)が形成されている。そして第一パット部材と第二パット部材は、どちらもパット材であって同じ材料によって形成され得る。かくして通気機構を容易に形成できる。
また導入孔から導入された空気は、第二パット部材を通って、パット材の内部に導かれている。そしてその内部において分散されている。すなわち第二パット部材と、第一パット部材の通気溝との間において空気が分散されている。したがって空気は、漏れが少ない状態で分散され、その構造は、第二パット部材を第一パット部材に嵌合するという容易な構造によって構成される。
【0006】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を図にしたがって説明する。
本発明の実施の形態にかかる車両用シート1は、自動車などの車両の車室内に装着されるシートであって、図1に示すように乗員が着座するためのシートクッション2と、乗員の背もたれをなすシートバック3とを有する。
【0007】
シートクッション2は、図2に示すように車両に取り付けられたフレーム22と、そのフレーム22に装着されたパット材20と、そのパット材20の表面を覆うカバー21とを主体に構成されている。またシートクッション2は、裏側にファン23を有し、そのファン23から送られた空気を表側へ吹出す通気機構を有する。
またシートバック3は、図2に示すようにフレーム32と、そのフレーム32に装着されたパット材30と、そのパット材30の表面を覆うカバー31とを主体に構成されている。またシートバック3は、裏側にファン33を有し、そのファン33から送られた空気を表側へ吹出す通気機構を有する。
【0008】
フレーム22は、シートクッション2のパット材20の底側を支持する部材であって、図2に示すようにパット材20の前側を支持する板状前部22aと、パット材20の後側を車幅方向に延出する中空棒状後部22bとを一体的に構成している。
またフレーム22には、板状前部22aと中空棒状後部22b間に開口部22cが設けられ、その開口部22cに車幅方向に延出する複数のスプリング24が並列に取付けられている。
【0009】
パット材20は、図4に示すように表側を形成する第一パット部材4と、裏側を形成する第二パット部材5を有する。そして第一パット部材4と第二パット部材5は、ともに通気性のほとんどない高弾性の樹脂、例えばウレタン樹脂を素材に形成されている。
また第一パット部材4には、図4に示すように裏面に凹部40が形成されている。そして第二パット部材5は、その凹部40の周囲よりも若干大きめに形成されており、弾性圧縮されながらその凹部40に嵌合されている。あるいは凹部40を弾性拡開させることで第二パット部材5を凹部40に嵌合している。
かくして第二パット部材5は、第一パット部材4の裏面4b(凹部40の底面40a)に取付けられる。なお第一パット部材4と第二パット部材5は、これらの弾性変形を利用することで嵌合されるため、容易に取付けられている。
【0010】
またファン23は、室内の空気を取り込んで風を発生させる装置であって、図2に示すようにスプリング24を介してフレーム22に取付けられている。そしてファン23には、ファン23からの空気をパット材20に送るための配管25が取付けられている。
また第二パット部材5には、図4に示すようにファン23から送られた風をパット材20の内部に導入するための導入孔50が形成されている。この導入孔50は、第二パット部材5のほぼ中央位置に設けられているとともに、第二パット部材5の裏側5bから表側5aに向けて厚み方向に貫通する。そして導入孔50には、配管25の先端が挿入されている。
【0011】
また第一パット部材4には、図4に示すように導入孔50から導入された空気を表側へ吹出すために通気溝41と吹出孔42が形成されている。
通気溝41は、図4に示すように第一パット部材4の裏面4bであって、凹部40の底面40aに溝状に形成されている。この通気溝41は、図5に示すように車両前後方向に延出する二本の縦溝部41aと、縦溝部41aから車両幅方向に延出する複数(例えば、十本)の横溝部41bを有する。なお二本の縦溝部41aは、略X字状に交差部分を有して延出しており、その交差部分に導入孔50の開口が配設される。
【0012】
通気溝41は、図2,3に示すように第二パット部材5が第一パット部材4の凹部40に嵌合されることで、第二パット部材5の表面との協働によって通気路を形成している。すなわち通気溝41を形成する壁面と第二パット部材5の表面とを壁面とする管状の通気路を形成する。
また第一パット部材4には、図3に示すように通気溝41から第一パット部材4の表面4aに貫通する複数の吹出孔42が形成されている。
これら吹出孔42は、図4に示すように横溝部41bに形成され、例えば各横溝部41bに二個づつ形成されている。
そしてカバー21は、通気性の高いシート材(表皮材)を素材として形成されている。
【0013】
したがってファン23から送られた空気は、第二パット部材5の導入孔50によって第二パット部材5を貫通し、パット材20の内部に導入される。
そしてパット材20の内部に導入された空気は、第一パット部材4に形成された通気溝41を主体として形成された通気路を通ってパット材20内で広く分散される。
すなわち空気は、縦溝部41aによって車両前後方向に分散され、横溝部41bによって車幅方向に分散される。そして分散された空気は、吹出孔42を通ってパット材20の表面側へ吹出し、さらにカバー21を貫通してシートクッション2の表側に吹出す。
【0014】
また吹出孔42は、図5に示すように導入孔50の開口部の上方位置からずれた位置に設けられている。したがって導入孔50から導入された空気は、通気溝41の底面に当たった後に、通気溝41に沿って分散され、分散された後に吹出孔42から吹出す。
かくして一つの吹出孔42から強い風が吹出すことが防止され、これによって複数の吹出孔42からの風量が略均等に配分され得る。
なお吹出孔42は、その吹出し量を調整するためにその径を考慮した構造にしても良い。例えば、導入孔50に近い吹出孔42ほど径を小さくする構造であってもよい。
【0015】
また第一パット部材4の凹部40の底面40aには、図4に示すように通気溝41が形成されていない部分であって、第二パット部材5に当接する柱部43が形成されている。すなわち柱部43は、図3に示すように第二パット部材5に当接しており、第一パット部材4の表面側に腰掛けた乗員の体重などを支持する。そのため柱部43は、通気溝41が厚み方向に潰れることを防止する。
【0016】
またシートバック3は、シートクッション2とほぼ同様に形成されている。
すなわちシートバック3は、図2に示すようにパット材30、フレーム32、カバー31、およびファン33を有する。そしてパット材30は、第一パット部材6と第二パット部材7を有する。
またパット材30は、図2に示すようにフレーム32の上部に係合するように鉤状に形成されているが、他の部分は、パット材20とほぼ同様に形成されている。またカバー31およびファン33も、シートクッション2のカバー21およびファン23とほぼ同様に形成されている。
【0017】
フレーム32は、図2に示すようにシートバック3のパット材30を支持する部材であって、シートバック3の裏側周囲部分に沿って枠状に形成されている。またフレーム32には、図2に示すように車幅方向に延出するスプリング34が複数取付けられている。
またシートバック3は、図2に示すように裏面を覆う裏側カバー36を有しており、その裏側カバー36は、シート材(表皮材)または板材を素材として形成されている。そしてその裏側カバー36またはフレーム32にファン33が取付けられている。
なおシートクッション2に対応する各部材および各部とほぼ同様に構成されるシートバック3の各部材および各部は、それらの説明を割愛する。そして図3〜7には、それらの番号を括弧書で示した。
【0018】
以上のようにして車両用シート1が構成される。
すなわち車両用シート1は、シートクッション2とシートバック3を有し、これらシートクッション2とシートバック3に通気機構が設けられている。そして通気機構の通気路(導入孔、通気溝、吹出孔)は、パット材20によって形成されている。すなわち第一パット部材4(6)と第二パット部材5(7)とによって形成され、これらはどちらも空気を透過しない材料あるいは透過しにくい同一の材料によって形成されている。したがってシートクッション2およびシートバック3は、少ない素材から形成可能であって、安価に構成され得る。
【0019】
また空気は、一つの導入孔50(70)からパット材20(30)の内部に導入され、複数の吹出孔42(62)から吹出す。したがって空気は、一つの入口から導入される構成であって、容易に空気を導入できる構成である。
また空気は、図2に示すようにパット材20(30)の内部、すなわち第二パット部材5(7)と第一パット部材4(6)の間に導入されている。そして第一パット部材4(6)の通気溝41(61)により形成された通気路によって分散されている。したがって導入された空気は、パット材20(30)の内部によって漏れが少ない状態において分散されている。
【0020】
また第二パット部材5(7)は、図2に示すように第一パット部材4(6)の凹部40(60)に嵌合されるため、容易に第一パット部材4(6)に取り付けられるとともに、これらの間に導入された空気は、漏れにくい。すなわち第二パット部材5(7)は、その凹部40(60)の底面に当接するのみならず、その周縁面が凹部40(60)の周壁面に当接する。したがって第一パット部材4(6)と第二パット部材5(7)は、広い面積で当接する。かくしてパット材20(30)内に導入された空気が通気路から漏れるための経路が形成されにくい。
【0021】
しかも第一パット部材4(6)と第二パット部材5(7)は、これらの少なくとも一方が弾性変形されることで嵌合される。そのためこれらの間には、隙間が形成されにくい。かくして第一パット部材4(6)に形成された通気溝41(61)に導入された空気は、通気路外に漏れにくい。
また第二パット部材5(7)は、第一パット部材4(6)の裏面の凹部40(60)に嵌め込まれるため、パット材20,30の表側(乗員の着座面側)には、これらパット部材4,5(6,7)の繋ぎ目が表れない。かくしてパット材20,30の表面には、繋ぎ目によるクッション性の非連続性が表れず、座り心地が良い。
【0022】
また通気溝41(61)と複数の吹出孔42(62)は、図2に示すようにどちらも第一パット部材4(6)に形成されている。したがって第二パット部材5(7)を第一パット部材4(6)に組付ける際に、通気溝41(61)と複数の吹出孔42(62)とがずれることがなく、これらのずれによる通気路の閉塞のおそれがない。
【0023】
また本実施の形態では、次の形態であることが好ましい。
すなわち通気溝(41,61)が、図6に示す形態の通気溝80、または図7に示す形態の通気溝81によって形成される形態であることが好ましい。
通気溝80は、図6に示すように断面略半円状に形成された溝である。すなわち通気溝80と第二パット部材5(7)とによって通気路が半円筒状に形成されている。したがって外力(乗員の体重など)が第一パット部材4(6)に加わった場合、その外力を通気溝80の形状によって効率よく分散する。そのため通気溝80は、潰れにくく外力に対して強い。
【0024】
また通気溝81は、図7に示すように主体となる主溝81aと、その主溝81a内を流れる空気を整流する複数の整流溝81bを有する。整流溝81bは、図7に示すように主溝81aの壁面に凹状(溝状)に形成されており、主溝81aの延出方向に沿って形成されている。
また整流溝81bは、図7に示すように主溝81aの上側の壁面に形成されている。したがって主溝81aを延出方向に流れる風は、主溝81aの壁面による摩擦によって乱流が発生することを防止する。かくして風は、整流溝81bによって整流されながら通気溝81に沿って流れる。
かくして風は、ファン23(33)の力によって容易に流れやすく、その結果、小さな力によって流れ得る。
【0025】
なお本実施の形態では、通気機構がシートクッションとシートバックの両方に形成されていたが、どちらか一方に形成される構成であってもよい。
また本実施の形態では、パット材への送風がファンによってなされていた。しかしパット材への送風が車両に設けられた空調器による風力によってなされる形態であってもよい。なおこの場合には、送風される空気の温度を容易に調整できる。
【0026】
【発明の効果】
本発明に係る車両用シートによれば、空気を吹出す通気機構をシートクッションまたはシートバックに容易に構成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】車両用シートの斜視図である。
【図2】図1のA−A線断面矢視図である。
【図3】図1のB−B線断面矢視図である。
【図4】第一パット部材と第二パット部材の裏側方から見た斜視図である。
【図5】第一パット部材の裏側からの下面図である。
【図6】通気溝の一の実施形態を表す断面図であって、図2のC−C線断面矢視図に相当する一部断面拡大図である。
【図7】通気溝の他の実施形態を表す断面図であって、図2のC−C線断面矢視図に相当する一部断面拡大図である。
【符号の説明】
1…車両用シート
2…シートクッション
3…シートバック
4,6…第一パット部材
5,7…第二パット部材
20,30…パット材
21,31…カバー
22,32…フレーム
23,33…ファン
24,34…スプリング
40,60…凹部
41,61,80,81…通気溝
42,62…吹出孔
50,70…導入孔
【発明の属する技術分野】
この発明は、自動車などの車両のシートに関する。とりわけシートクッションまたはシートバックの少なくとも一方に空気を吹出す通気機構が設けられる車両用シートに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、車両用シートには、夏季や厳冬期におけるシート着座時の不快感を解消するために、シートクッションまたはシートバックの表側に空気が吹出される通気機構が設けられるものもあった。
例えば、実開昭58−121258号公報や特表平9−505499号公報における車両用シートが知られていた。実開昭58−121258号公報にかかる発明よるとシートクッションは、パット材と、そのパット材に内設されたチューブを有する。そしてそのチューブによってパット材内に空気が放出され、その空気がパット材を通って表側へ吹出す構成であった。
しかしこの構造は、パット材にチューブを内設する必要があって、製造において手間がかかっていた。
また特表平9−505499号公報にかかる発明によるとシートクッションは、パット材を備え、そのパット材には、裏側から表側にそのパット材を貫通する貫通孔が形成されている。またこの発明によると、一つの貫通孔から導入された空気をシートクッションの表面近くで分散する構造と、貫通孔前の裏面近くで分散する構造とが開示されている。
表面近くで分散する構造は、パット材の表面に空気を透過する材料で形成された分散層を有する構造である。したがって空気は、貫通孔から導入され、その分散層によって表面全体に分散され、シートクッションの表面全体に渡って吹出す構造であった。
また裏面近くで分散する構造は、パット材の裏面に板材をバネによって押し当てる。そしてその板材の表面とパット材の裏面によって空気を分散するための通気管を形成する。したがって板材に形成された開口部から空気が導入され、その通気管によって空気を分散する。そして分散された空気は、その通気管と連通された複数の貫通孔を通る構成であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしこの構造の場合にも、パット材とは別の材料で形成した分散層や板材を設ける必要があった。そのため製造コストが高くなるなどの問題があった。
また板材とパット材との間から空気が漏れないようにすることで通気管を形成する場合は、その構造は、容易に構成されなかった。すなわち板材をパット材に強く押し当てるためにバネによって付勢するなどの構造が必要であった。
そこで本発明は、シートクッションまたはシートバックに空気を吹出す通気機構を容易に構成できるなどの合理的な構成を備えた車両用シートを提供することを課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するために本発明は、上記各請求項に記載の通りの構成を備える車両用シートであることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、パッド材は、表側を構成する第一パット部材と、その第一パット部材の裏面に形成された凹部に嵌合される第二パット部材とを備える。そして第二パット部材には、空気を導入するために裏側から表側に貫通する導入孔が形成されている。また第一パット部材には、導入孔から導入された空気を表側へ吹出すために、凹部の底面に形成された通気溝と、その通気溝から表側に向けて第一パット部材を貫通する複数の吹出孔とが形成され、これによって導入孔から導入された空気が、通気溝を通って複数の吹出孔に分散され、複数の吹出孔から吹出す。
【0005】
すなわち第一パット部材と第二パット部材には、空気を通すための通気路(導入孔、通気溝、吹出孔)が形成されている。そして第一パット部材と第二パット部材は、どちらもパット材であって同じ材料によって形成され得る。かくして通気機構を容易に形成できる。
また導入孔から導入された空気は、第二パット部材を通って、パット材の内部に導かれている。そしてその内部において分散されている。すなわち第二パット部材と、第一パット部材の通気溝との間において空気が分散されている。したがって空気は、漏れが少ない状態で分散され、その構造は、第二パット部材を第一パット部材に嵌合するという容易な構造によって構成される。
【0006】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を図にしたがって説明する。
本発明の実施の形態にかかる車両用シート1は、自動車などの車両の車室内に装着されるシートであって、図1に示すように乗員が着座するためのシートクッション2と、乗員の背もたれをなすシートバック3とを有する。
【0007】
シートクッション2は、図2に示すように車両に取り付けられたフレーム22と、そのフレーム22に装着されたパット材20と、そのパット材20の表面を覆うカバー21とを主体に構成されている。またシートクッション2は、裏側にファン23を有し、そのファン23から送られた空気を表側へ吹出す通気機構を有する。
またシートバック3は、図2に示すようにフレーム32と、そのフレーム32に装着されたパット材30と、そのパット材30の表面を覆うカバー31とを主体に構成されている。またシートバック3は、裏側にファン33を有し、そのファン33から送られた空気を表側へ吹出す通気機構を有する。
【0008】
フレーム22は、シートクッション2のパット材20の底側を支持する部材であって、図2に示すようにパット材20の前側を支持する板状前部22aと、パット材20の後側を車幅方向に延出する中空棒状後部22bとを一体的に構成している。
またフレーム22には、板状前部22aと中空棒状後部22b間に開口部22cが設けられ、その開口部22cに車幅方向に延出する複数のスプリング24が並列に取付けられている。
【0009】
パット材20は、図4に示すように表側を形成する第一パット部材4と、裏側を形成する第二パット部材5を有する。そして第一パット部材4と第二パット部材5は、ともに通気性のほとんどない高弾性の樹脂、例えばウレタン樹脂を素材に形成されている。
また第一パット部材4には、図4に示すように裏面に凹部40が形成されている。そして第二パット部材5は、その凹部40の周囲よりも若干大きめに形成されており、弾性圧縮されながらその凹部40に嵌合されている。あるいは凹部40を弾性拡開させることで第二パット部材5を凹部40に嵌合している。
かくして第二パット部材5は、第一パット部材4の裏面4b(凹部40の底面40a)に取付けられる。なお第一パット部材4と第二パット部材5は、これらの弾性変形を利用することで嵌合されるため、容易に取付けられている。
【0010】
またファン23は、室内の空気を取り込んで風を発生させる装置であって、図2に示すようにスプリング24を介してフレーム22に取付けられている。そしてファン23には、ファン23からの空気をパット材20に送るための配管25が取付けられている。
また第二パット部材5には、図4に示すようにファン23から送られた風をパット材20の内部に導入するための導入孔50が形成されている。この導入孔50は、第二パット部材5のほぼ中央位置に設けられているとともに、第二パット部材5の裏側5bから表側5aに向けて厚み方向に貫通する。そして導入孔50には、配管25の先端が挿入されている。
【0011】
また第一パット部材4には、図4に示すように導入孔50から導入された空気を表側へ吹出すために通気溝41と吹出孔42が形成されている。
通気溝41は、図4に示すように第一パット部材4の裏面4bであって、凹部40の底面40aに溝状に形成されている。この通気溝41は、図5に示すように車両前後方向に延出する二本の縦溝部41aと、縦溝部41aから車両幅方向に延出する複数(例えば、十本)の横溝部41bを有する。なお二本の縦溝部41aは、略X字状に交差部分を有して延出しており、その交差部分に導入孔50の開口が配設される。
【0012】
通気溝41は、図2,3に示すように第二パット部材5が第一パット部材4の凹部40に嵌合されることで、第二パット部材5の表面との協働によって通気路を形成している。すなわち通気溝41を形成する壁面と第二パット部材5の表面とを壁面とする管状の通気路を形成する。
また第一パット部材4には、図3に示すように通気溝41から第一パット部材4の表面4aに貫通する複数の吹出孔42が形成されている。
これら吹出孔42は、図4に示すように横溝部41bに形成され、例えば各横溝部41bに二個づつ形成されている。
そしてカバー21は、通気性の高いシート材(表皮材)を素材として形成されている。
【0013】
したがってファン23から送られた空気は、第二パット部材5の導入孔50によって第二パット部材5を貫通し、パット材20の内部に導入される。
そしてパット材20の内部に導入された空気は、第一パット部材4に形成された通気溝41を主体として形成された通気路を通ってパット材20内で広く分散される。
すなわち空気は、縦溝部41aによって車両前後方向に分散され、横溝部41bによって車幅方向に分散される。そして分散された空気は、吹出孔42を通ってパット材20の表面側へ吹出し、さらにカバー21を貫通してシートクッション2の表側に吹出す。
【0014】
また吹出孔42は、図5に示すように導入孔50の開口部の上方位置からずれた位置に設けられている。したがって導入孔50から導入された空気は、通気溝41の底面に当たった後に、通気溝41に沿って分散され、分散された後に吹出孔42から吹出す。
かくして一つの吹出孔42から強い風が吹出すことが防止され、これによって複数の吹出孔42からの風量が略均等に配分され得る。
なお吹出孔42は、その吹出し量を調整するためにその径を考慮した構造にしても良い。例えば、導入孔50に近い吹出孔42ほど径を小さくする構造であってもよい。
【0015】
また第一パット部材4の凹部40の底面40aには、図4に示すように通気溝41が形成されていない部分であって、第二パット部材5に当接する柱部43が形成されている。すなわち柱部43は、図3に示すように第二パット部材5に当接しており、第一パット部材4の表面側に腰掛けた乗員の体重などを支持する。そのため柱部43は、通気溝41が厚み方向に潰れることを防止する。
【0016】
またシートバック3は、シートクッション2とほぼ同様に形成されている。
すなわちシートバック3は、図2に示すようにパット材30、フレーム32、カバー31、およびファン33を有する。そしてパット材30は、第一パット部材6と第二パット部材7を有する。
またパット材30は、図2に示すようにフレーム32の上部に係合するように鉤状に形成されているが、他の部分は、パット材20とほぼ同様に形成されている。またカバー31およびファン33も、シートクッション2のカバー21およびファン23とほぼ同様に形成されている。
【0017】
フレーム32は、図2に示すようにシートバック3のパット材30を支持する部材であって、シートバック3の裏側周囲部分に沿って枠状に形成されている。またフレーム32には、図2に示すように車幅方向に延出するスプリング34が複数取付けられている。
またシートバック3は、図2に示すように裏面を覆う裏側カバー36を有しており、その裏側カバー36は、シート材(表皮材)または板材を素材として形成されている。そしてその裏側カバー36またはフレーム32にファン33が取付けられている。
なおシートクッション2に対応する各部材および各部とほぼ同様に構成されるシートバック3の各部材および各部は、それらの説明を割愛する。そして図3〜7には、それらの番号を括弧書で示した。
【0018】
以上のようにして車両用シート1が構成される。
すなわち車両用シート1は、シートクッション2とシートバック3を有し、これらシートクッション2とシートバック3に通気機構が設けられている。そして通気機構の通気路(導入孔、通気溝、吹出孔)は、パット材20によって形成されている。すなわち第一パット部材4(6)と第二パット部材5(7)とによって形成され、これらはどちらも空気を透過しない材料あるいは透過しにくい同一の材料によって形成されている。したがってシートクッション2およびシートバック3は、少ない素材から形成可能であって、安価に構成され得る。
【0019】
また空気は、一つの導入孔50(70)からパット材20(30)の内部に導入され、複数の吹出孔42(62)から吹出す。したがって空気は、一つの入口から導入される構成であって、容易に空気を導入できる構成である。
また空気は、図2に示すようにパット材20(30)の内部、すなわち第二パット部材5(7)と第一パット部材4(6)の間に導入されている。そして第一パット部材4(6)の通気溝41(61)により形成された通気路によって分散されている。したがって導入された空気は、パット材20(30)の内部によって漏れが少ない状態において分散されている。
【0020】
また第二パット部材5(7)は、図2に示すように第一パット部材4(6)の凹部40(60)に嵌合されるため、容易に第一パット部材4(6)に取り付けられるとともに、これらの間に導入された空気は、漏れにくい。すなわち第二パット部材5(7)は、その凹部40(60)の底面に当接するのみならず、その周縁面が凹部40(60)の周壁面に当接する。したがって第一パット部材4(6)と第二パット部材5(7)は、広い面積で当接する。かくしてパット材20(30)内に導入された空気が通気路から漏れるための経路が形成されにくい。
【0021】
しかも第一パット部材4(6)と第二パット部材5(7)は、これらの少なくとも一方が弾性変形されることで嵌合される。そのためこれらの間には、隙間が形成されにくい。かくして第一パット部材4(6)に形成された通気溝41(61)に導入された空気は、通気路外に漏れにくい。
また第二パット部材5(7)は、第一パット部材4(6)の裏面の凹部40(60)に嵌め込まれるため、パット材20,30の表側(乗員の着座面側)には、これらパット部材4,5(6,7)の繋ぎ目が表れない。かくしてパット材20,30の表面には、繋ぎ目によるクッション性の非連続性が表れず、座り心地が良い。
【0022】
また通気溝41(61)と複数の吹出孔42(62)は、図2に示すようにどちらも第一パット部材4(6)に形成されている。したがって第二パット部材5(7)を第一パット部材4(6)に組付ける際に、通気溝41(61)と複数の吹出孔42(62)とがずれることがなく、これらのずれによる通気路の閉塞のおそれがない。
【0023】
また本実施の形態では、次の形態であることが好ましい。
すなわち通気溝(41,61)が、図6に示す形態の通気溝80、または図7に示す形態の通気溝81によって形成される形態であることが好ましい。
通気溝80は、図6に示すように断面略半円状に形成された溝である。すなわち通気溝80と第二パット部材5(7)とによって通気路が半円筒状に形成されている。したがって外力(乗員の体重など)が第一パット部材4(6)に加わった場合、その外力を通気溝80の形状によって効率よく分散する。そのため通気溝80は、潰れにくく外力に対して強い。
【0024】
また通気溝81は、図7に示すように主体となる主溝81aと、その主溝81a内を流れる空気を整流する複数の整流溝81bを有する。整流溝81bは、図7に示すように主溝81aの壁面に凹状(溝状)に形成されており、主溝81aの延出方向に沿って形成されている。
また整流溝81bは、図7に示すように主溝81aの上側の壁面に形成されている。したがって主溝81aを延出方向に流れる風は、主溝81aの壁面による摩擦によって乱流が発生することを防止する。かくして風は、整流溝81bによって整流されながら通気溝81に沿って流れる。
かくして風は、ファン23(33)の力によって容易に流れやすく、その結果、小さな力によって流れ得る。
【0025】
なお本実施の形態では、通気機構がシートクッションとシートバックの両方に形成されていたが、どちらか一方に形成される構成であってもよい。
また本実施の形態では、パット材への送風がファンによってなされていた。しかしパット材への送風が車両に設けられた空調器による風力によってなされる形態であってもよい。なおこの場合には、送風される空気の温度を容易に調整できる。
【0026】
【発明の効果】
本発明に係る車両用シートによれば、空気を吹出す通気機構をシートクッションまたはシートバックに容易に構成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】車両用シートの斜視図である。
【図2】図1のA−A線断面矢視図である。
【図3】図1のB−B線断面矢視図である。
【図4】第一パット部材と第二パット部材の裏側方から見た斜視図である。
【図5】第一パット部材の裏側からの下面図である。
【図6】通気溝の一の実施形態を表す断面図であって、図2のC−C線断面矢視図に相当する一部断面拡大図である。
【図7】通気溝の他の実施形態を表す断面図であって、図2のC−C線断面矢視図に相当する一部断面拡大図である。
【符号の説明】
1…車両用シート
2…シートクッション
3…シートバック
4,6…第一パット部材
5,7…第二パット部材
20,30…パット材
21,31…カバー
22,32…フレーム
23,33…ファン
24,34…スプリング
40,60…凹部
41,61,80,81…通気溝
42,62…吹出孔
50,70…導入孔
Claims (1)
- シートクッションまたはシートバックの少なくとも一方に、その表側に空気を吹出す通気機構が設けられる車両用シートであって、
前記シートクッションまたは前記シートバックのパッド材は、表側を構成する第一パット部材と、その第一パット部材の裏面に形成された凹部に嵌合される第二パット部材とを備え、
前記第二パット部材には、空気を導入するために裏側から表側に貫通する導入孔が形成され、
前記第一パット部材には、前記導入孔から導入された空気を表側へ吹出すために、前記凹部の底面に形成された通気溝と、その通気溝から表側に向けて前記第一パット部材を貫通する複数の吹出孔とが形成され、
これによって前記導入孔から導入された空気が、前記通気溝を通って前記複数の吹出孔に分散され、前記複数の吹出孔から吹出す構成になっていることを特徴とする車両用シート。
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