JP2004006665A - 真空処理装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】複数の真空処理室に共通の搬送室を組み合わせてなる枚葉式の真空処理装置において、スペース効率を高める技術を提供する。
【解決手段】平面的に見たときに多角形をなす気密構造をなす搬送室2の一の側壁23,24にカセット室3A、3Bを気密に接続し、他の各側壁25〜7には夫々一組ずつの真空処理室4A〜4Fを気密に接続する。一の側壁25〜27に接続される一組の真空処理室4A〜4Fは、一定のずれ(オフセット)を有した状態で積み重ねて配置され、排気口は夫々の底面に形成される。ずれの量は上側の真空処理室4A、4C、4Eの排気口が下方側の真空処理室4B、4D、4Fの天井面に塞がれることのないように決定され、各排気管は排気口から真空排気手段の高さ位置まで屈曲しないように配管される。
【選択図】 図1
【解決手段】平面的に見たときに多角形をなす気密構造をなす搬送室2の一の側壁23,24にカセット室3A、3Bを気密に接続し、他の各側壁25〜7には夫々一組ずつの真空処理室4A〜4Fを気密に接続する。一の側壁25〜27に接続される一組の真空処理室4A〜4Fは、一定のずれ(オフセット)を有した状態で積み重ねて配置され、排気口は夫々の底面に形成される。ずれの量は上側の真空処理室4A、4C、4Eの排気口が下方側の真空処理室4B、4D、4Fの天井面に塞がれることのないように決定され、各排気管は排気口から真空排気手段の高さ位置まで屈曲しないように配管される。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は例えば半導体デバイスの製造工程において用いられ、共通の搬送室に複数の真空処理室を組み合わせてなる真空処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
半導体デバイスの製造工程の中には、例えばエッチングやCVD(chemical vapor deposition)による成膜処理やRTP装置による加熱処理等のように基板の処理を真空雰囲気にて行われる処理が多数あり、このような処理を行うための真空処理装置には枚葉式及びバッチ式のものがある。ここで枚葉式のものの中には、高スループット化への対応を考慮して例えば複数の真空処理室及びカセット室を共通の搬送室に接続したクラスターツールと呼ばれている構成のものが知られている。
【0003】
図13はこのような構成に係る真空処理装置の一例を示す平面図である。図中11は、平面から見たときに例えば八角形をなす搬送室であり、その周囲には例えば六つの真空処理室12と、二つのカセット室13とが接続されている。また搬送室11には、回転及び進退自在に構成され、被処理体である半導体ウエハ(以下ウエハと略す)Wの搬送を行うための搬送アーム14が設けられている。このような装置では先ずカセット室13にカセットCがセットされると、搬送アーム14がこのカセットCからウエハWを取り出し、取り出したウエハWを一の真空処理室12へと受け渡す。そして全ての真空処理室12が同じ処理を行う場合には各真空処理室12にて並列して処理を行い、各真空処理室12が異なる処理を行う場合には一つの処理が終わった後、他の真空処理室12にて他の処理を行い、こうして処理が終了したものから順次カセットCへと戻される。このような装置では、搬送室を共通化しているため、真空処理室とロードロック室とを1対1で接続する場合に比べてスペースを少なくすることができ、更に上記のように複数のウエハWを並列して行うことができ、或いは一枚のウエハWに複数の処理を連続して行うことができるため、高スループットが期待できる等の利点がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上述したような真空処理装置は高い清浄度を維持したクリーンルーム内に設ける必要があるが、クリーンルームは単位面積当たりのランニングコストが高いため、コスト削減のためにはより一層の省スペース化を図る必要がある。特に近年では半導体デバイスの高集積化に伴い、多工程化が進んでいることから、またスループットを一層向上させることから一の装置に設けられる真空処理室の数は増加する傾向にあるが、一方においてウエハサイズの大口化に伴って各真空処理室についても大型化が進んでいるため、結果としてクリーンルーム内における装置全体の占有面積は飛躍的に拡大しており、省スペース化は切実な問題となっていた。
【0005】
本発明はこのような事情に基づいてなされたものであり、その目的は、複数の真空処理室に共通の搬送室を組み合わせてなる枚葉式の真空処理装置において、スペース効率を高める技術を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る真空処理装置は、気密構造をなす搬送室と、
この搬送室と搬入出口を介して気密に接続され、圧力調整可能なロードロック室と、
前記搬送室に当該搬送室の周囲に沿って搬入出口を介して気密に接続される複数の枚葉式の真空処理室と、
前記搬送室に設けられ、前記ロードロック室及び前記複数の真空処理室との間で被処理体の受け渡しを行う搬送手段と、を備え、
複数の真空処理室の中には、互いに上下に重なるように配置される組が含まれることを特徴とする。
【0007】
「複数の真空処理室の中には、互いに上下に重なるように配置される組が含まれる」とは、例えば第1の真空処理室と第2の真空処理室とが互いに重なり合っており、別の第3の真空処理室が第1の真空処理室と第2の真空処理室の組とは平面方向に離れて設けられている場合、あるいは互いに上下に重なるように配置される真空処理室の組の複数が搬送室の周囲に配置されている場合、更には互いに上下に重なるように配置される真空処理室の組が1組だけ設けられている場合、のいずれをも含む。ロードロック室は、例えば複数の被処理体を収納するカセットが置かれるカセット室である。
【0008】
このような構成によれば、いわゆるクラスターツールにおいて枚葉式の真空処理室を上下に重なるように配置しているため、真空処理室を搬送室の周囲に平面的に配置していた従来構成の利点を残したまま、スペース効率を大幅に高めることができ、更にはクリーンルーム内における占有スペースを減らせるため、クリーンルームの運用コストを軽減することができる。
【0009】
また上記構成における真空処理室の排気口は真空処理室の底面に形成され、当該排気口に接続する排気管及び真空排気手段により排気されることが好ましく、このような構成によれば、例えば真空処理室内でCVDによる成膜処理がなされるときに粘性流の発生を抑え、被処理体に対して均一性の高い処理を行うことができるという効果がある。上記成膜処理を行う場合には、例えば被処理体を載置するための載置台と、この載置台に載置された被処理体に成膜ガスの供給を行うガス供給部と、前記被処理体の加熱を行う加熱部と、を備えた真空処理室を用いることが好ましい。更に例えば搬送室は平面的に見て多角形に形成されており、その一辺にロードロック室が接続され、他の各辺に互いに上下に重なるように配置された真空処理室の組が接続される。
【0010】
更に上下に重なるように配置される真空処理室については、上段側の真空処理室の排気口を平面的に見たときにオフセットスペース(下段側の真空処理室と重ならない領域)に形成することが好ましい。このような構成によれば、上段側の真空処理室のずれている部分の下方側には真空処理室が存在しないため、当該部位のメンテナンス性が向上することに加え、例えばこのずれた部位の底面に排気管を接続することで、例えばクリーンルームの底面に設けた真空排気手段の高さ位置まで排気管を屈曲させずに配管することができ、排気コンダクタンスを小さくできるという効果が生じる。また例えばオフセットスペースは、上段側の真空処理室に接続される排気管の外径よりも大きく、上段側の真空処理室と下段側の真空処理室との配置がずれている方向における上段側の真空処理室の幅よりも小さい
【0011】
【発明の実施の形態】
以下に本発明に係る真空処理装置の第1の実施の形態について、被処理体としてウエハWを用いた場合を例に取り、図1〜図4を参照しながら説明する。図1及び図2は本装置の全体構成を示す斜視図及び平面図であり、図中2は搬送室である。この搬送室2は平面的に見たとき五角形となるように形成された気密構造のチャンバであり、その内部には搬送室2の周囲に接続して設けられる後述するカセット室や真空処理室との間でウエハWの受け渡しを行うための搬送手段21が設けられている。この搬送手段21は、ウエハWを例えば裏面側にて吸着すると共に水平保持が可能に構成されるアーム22と、このアーム22を回転、昇降及び進退自在とするための駆動機構22aとで構成される。また、ここでは説明の便宜上図示を省略しているが、実際には搬送室2の天井部は例えばガラス板により塞がれており、更に搬送室2の内部空間は図示しない排気手段により所定の真空雰囲気に維持されるように構成されている。
【0012】
搬送室2の側壁について、前記五角形をなす各面毎に側壁23〜27と呼ぶものとすると、側壁23及び24には夫々搬入出口31が形成されており、これら搬入出口31を介して圧力調整可能なロードロック室であるカセット室3A,3Bが夫々気密に接続されている。カセット室3A及び3Bは同様のものであるためカセット室3Aを例に説明すると、カセット室3Aの内部には例えば25枚のウエハWを多段に収納可能なカセットCが載置されており、このカセットCは、カセット室3Aの上部に設けられる蓋体32を介して搬入出可能とされている。またカセット室3Aの内部には、搬入出時にカセットCを昇降させるための昇降機構や、カセット室3A内を所定の減圧雰囲気に保つための排気手段等が設けられているがこれらについては図示を省略している。
【0013】
なお、本実施の形態では、ロードロック室は、カセット室3A、3Bとして構成されるが、これらは、後述するように、他のタイプのロードロック室とすることもできる。典型的には、ロードロック室は、真空側の搬送室2と大気側の搬送室とを接続するバッファ室として構成することができる。この場合、ロードロック室内には、単数或いは複数のウエハを待機させるラック或いはテーブルや、ウエハを加熱或いは冷却する機構を配設することができる。
【0014】
搬送室2の他の側壁25〜27には各々に2つずつ搬入出口41が形成されており、これら搬入出口41を介し、各側壁25〜27毎に2個ずつの真空処理室4(4A〜4F)が夫々気密に接続されている。この例では側壁25〜27の大きさ、及びこれに接続される真空処理室4(4A〜4F)の大きさは全て同じサイズであり、更に各組の真空処理室4の配置形態(側壁に対する真空処理室の接続位置)についても同じである。また各真空処理室4にはガス供給系、排気系が設けられており、上段側の真空処理室4(4A,4C,4E)と下段側の真空処理室4(4B,4D,4F)との間にはスペースが存在するが、図示の便宜上スペースを入れずに重ねて記載してある。以下側壁25に接続される真空処理室4(4A,4B)を例に取り、その詳細な説明を行う。なおこれまで述べてきた全ての搬入出口、即ちカセット室3A、3Bの各搬出入口31、及び真空処理室4A〜4Fの各搬出入口41には、開閉自在な仕切り弁であるゲートバルブGが設けられている。
【0015】
ここで各真空処理室4(4A〜4F)にガス供給系、排気系などを含めた全体を真空処理ユニット40と呼ぶものとし、真空処理室4Aにおける真空処理ユニット40を例に取り、図3を参照しながらその構成を説明する。真空処理室4A内にはウエハWを載置するための例えば円柱状をなす載置台51が設けられており、この載置台51と真空処理室4Aの内壁との間にはウエハWの周方向において均一な排気を行うためにバッフル板51aが設けられている。載置台51内部にはウエハWを裏面側から加熱するためのヒータ52が埋設され、更にリフトピン53が突没自在に設けられている。このリフトピン53は、真空処理室4A内に進入してきた既述のアーム22との間でウエハWの受け渡しを可能にするものであり、昇降機構54の働きにより上下する構成とされている。また載置台51の下方側は、筒状の支持部51bにて支持されており、例えばその内部には当該支持部51bから真空処理室4Aの外方へと延びる図示しない用力線が設けられている。用力線には、例えばヒータ52への電力供給線、温度センサの信号線、静電チャック用の給電線などが含まれる。
【0016】
真空処理室4Aの天井部には例えば複数の拡散板を設けたガスシャワーヘッド55が、載置台51と対向して設けられている。このガスシャワーヘッド55は、ガス供給管56から送られてくるCVD処理用の成膜ガスを、当該ガスシャワーヘッド55の下面に形成されるガス噴出孔部57を介して、ウエハW上に供給するものである。またガスシャワーヘッド55の上部側は開閉自在とされており、内部メンテナンスを行うことができるように構成されている。
【0017】
真空処理室4Aの外観は箱形をなしているが、図4に示すように内壁面42についてはガスシャワーヘッド55から供給される成膜ガスの流れ等を考慮して円筒状に形成され、搬入出口41側はフラットな面として形成されている。また図示は省略するが、真空処理室4Aの上部側または側壁部は開閉自在に構成されており、例えばガスシャワーヘッド55を真空処理室4Aから取り外し、取り外したガスシャワーヘッド55のメンテナンス作業を装置外部で行えるようになっている。
【0018】
真空処理室4Aの底面には、例えば内壁面42の周方向の輪郭がなす円の中心、即ち載置台51の中心から例えばその中心が100〜500mm偏心した位置に排気口43が形成されており、この排気口43には、例えば管径が30mm〜200mmの排気管44の一端が接続されている。排気管44の他端側は排気口43から真っ直ぐ下方側へと延び、例えばクリーンルーム100の下方面に設けられる真空排気手段である真空ポンプ45の高さ位置にて屈曲して真空ポンプ45に接続する構成とされている。なお真空ポンプ45の設置位置はクリーンルーム100内に限られず、例えばクリーンルーム100のパンチング床の下に設けてもよい。この場合には、排気管44をクリーンルーム100のパンチング床を貫通させるようにして配管してもよい。また排気管44には図示しないバルブとマスフローコントローラとが介設されており、例えば真空処理室4A内に処理ガスが供給されたとき、図示しない制御部からバルブの開閉調節とマスフローコントローラの調節とを行うことで、真空処理室4A内の雰囲気を所定の真空度に維持できるようになっている。
【0019】
次いで真空処理室4A及び4Bの組を例に、組をなす各真空処理室4の配置レイアウトについて説明を行うと、図1から図3に示すように、真空処理室4Bの中心は真空処理室4Aの中心から搬送室2の側壁25の外表面に沿った水平方向にずれて配置されてる。このため、処理室4Aの下側で処理室4Bの隣接側壁の横にオフセットスペースSoが形成される。本実施の形態では、上記水平方向において、オフセットスペースSoは、処理室4Aの排気管44の幅より大きく且つ処理室4Aの幅の半分より小さい幅を有する。処理室4Aの排気口43はオフセットスペースSoの真上に配置され、その排気管44はオフセットスペースSoを通して下方に垂直に延びる。即ち、図3に示すように上段側の真空処理室4Aの底面には、排気口43が当該真空処理室4Aの底面における偏心した位置に形成されており、下段側の真空処理室4Bは上段側の真空処理室4Aの排気口43を塞がず、且つ当該排気口43に接続する排気管44側に寄せた位置に設けられる。
【0020】
処理室4A、4Bの排気管44、44は、対応の真空ポンプ45に至るまでの屈曲回数は例えば同じとなるように設定される。これにより、処理室4A、4Bの排気管44、44のコンダクタンスを近似させることができる。なお、必要に応じて、短い方の排気管44に湾曲部を設ける等の変更を行うことにより、コンダクタンスの調整を行うことができる。
【0021】
一例を挙げると、これら真空処理室4A及び4Bは、図5の斜視図に示すように一対の枠型部材46及びボルト47にて固定される。また図示は省略するが、例えば真空処理室4A及び4Bの底部を、夫々独立した基体にて固定する構成としてもよい。そして真空処理室4A及び4Bは、このように固定された状態で前方側に形成される開口部48と、これに対応する既述の搬入出口41とが連通するように側壁25と気密に接続される。なお図1及び図5では作図の便宜上、組をなす真空処理室4(例えば真空処理室4Aと4B)の間に形成されるスペースを省略して図示している。
【0022】
次いで本実施の形態の作用について説明する。先ず例えば25枚のウエハWが保持されたカセットCをカセット室3A,3B内に搬入し、蓋体32を閉じてカセット室3A,3B内を搬送室2内と同程度の真空度になるまで真空排気する。その後カセット室3A及び3BのゲートバルブGを開き、搬送手段21のアーム22によりカセット室3A内のカセットCのウエハWを受け取り、例えば真空処理室4A内へと進入して載置台51に載置する。次いで例えばアーム22は同様の手順でカセットCから他の真空処理室4B〜4FへのウエハWの搬送を繰り返し、各真空処理室4(4A〜4F)では並行してウエハWに対する処理が行われる。
【0023】
例えば真空処理室4Aは、ゲートバルブGを閉じ、ヒータ52によりウエハWを所定の温度となるまで昇温すると共に真空処理室4A内の雰囲気を所定の真空度となるように真空排気を行う。そして、例えば成膜ガスとしてTiCl4ガスをNH3ガスと共にガスシャワーヘッド55から供給し、熱エネルギーによる化学的気相反応によりウエハWの表面全体にTiNの薄膜が形成される。こうして真空処理室4A〜4F内で処理が終了したウエハWは、カセット室3A、3B内のカセットCに戻される。
【0024】
これまで述べてきたように本実施の形態によれば、真空処理室4(4A〜4F)を二段に重ねると共に、この二段に重ねた真空処理室4の組を搬送室2の周囲に配置する構成としているため、スペース効率を大幅に高めることができ、更にはクリーンルーム内における占有スペースを減らせるため、クリーンルームの運用コストを軽減することができる。また上段側の真空処理室4Aでは排気口43を偏心させた位置に形成しているため、真空処理室4Aと真空処理室4Bとのオーバーラップ領域を大きく取れ、結果としてメンテナンス領域を確保しながらスペース効率を高めることができることになる。
【0025】
また、組をなす真空処理室4(例えば真空処理室4A,4B)の配置について言えば、各々を横にずらした状態で上下に重ねているため、上側の真空処理室4Aにおいてずれている部分の下方側には真空処理室4Bが存在せず、当該部位のメンテナンスが容易になる。即ち、真空処理室4における搬送室2と反対側にはメンテナンス領域となる場所があり、ここからオペレータが載置台51の支持部51bを取り外すなどのメンテナンスを行うことになるが、真空処理室4Aの下方側にオフセットスペースSoが存在するため、メンテナンス性がよいという利点がある。
【0026】
更に真空処理室4Aに接続する排気管44は、当該真空処理室4Aの底面のずれている部位に接続される。つまり処理室4Aの排気口43はオフセットスペースSoの真上に配置され、その排気管44はオフセットスペースSoを通して下方に延びるため例えばクリーンルーム底面に設けられる真空ポンプ45の高さ位置まで屈曲させずに配管でき、排気コンダクタンスを大きくすることができる。これにより各真空処理室4における内部圧力を、排気管の屈曲部位が多い従来構成の装置よりも下げることが可能となり、例えば大型の真空ポンプを用いなくても高い真空度を保つことができるようになる。また、ガス流量(ガス負荷)を増加させることができるという効果もある。
【0027】
図6及び図7は、カセット室及び真空処理室のサイズ(底面積)を共通としたとき、本実施の形態が従来技術に対してどの程度有効であるかを示した概略平面図であり、以下これらの図を参照しながら本実施の形態の効果を視覚的に説明する。なおここでは便宜上、カセット室及び真空処理室の平面形状を円形で示すものとし、更に参考として各真空処理室の排気口の位置を点線の小円にて図示している。
【0028】
図6(a)に示す四角P1の線は、搬送室A1の周囲に6個の真空処理室B1と2個のカセット室B2とを平面的に且つ密に配置したときに、これらが隙間なく収まる大きさを示すものであり、「従来の技術」の項にて説明した装置の占有面積に相当するものである。そして図6(b)の内側の四角P2の線は図6(a)と同数の真空処理室B1及びカセット室B2を、本実施の形態と同様の手法で配置したときの占有面積を示すものであるが、図6(b)に示すP1とP2とに挟まれる斜線部の面積を見れば明らかなように、本実施の形態によれば占有面積(フットプリント)が著しく縮小されており、具体的にはおよそ25%以上の省スペース化を図ることが可能である。また図7は、図6(a)にて示した従来装置の占有面積P1内にどれだけ多くの真空処理室B1を設けることが可能か示したものであり、図示するように従来は真空処理室B1を6個しか設けられなかったところ、本実施の形態の手法によれば8個設けることができた。具体的には真空処理室B1の収容量を20%以上増加させることが可能である。
【0029】
更に上述実施の形態では、真空処理室4を重ねて配置するにあたり、搬送室2の各側壁に二段ずつ組にして設ける構成としたが、この真空処理室4の組は二段に限定されるものではなく、例えば図8(a),(b)に示すように搬送室2の側壁に沿った水平方向において任意幅のオフセット幅Qを確保した状態で、三段或いはそれ以上の多段化を図ることも可能である。オフセット幅Qは、上述のように、上側の真空処理室6の排気管の幅より大きく且つ上側の真空処理室6の幅の半分より小さい幅を有するように設定することができる。
この場合において各真空処理室6(6A〜6C)を多段化する方向は、図8(a)に示すような同一方向(図では左向き)に限定されず、例えば図8(b)に示すように互い違いとすることで一層フットプリントを減少させることができる。即ち、図8(a)の実施の形態においては、真空処理室6A〜6Cは、上側から下側に向かって同じ方向にずらされて多段化される。図8(b)の実施の形態においては、真空処理室6A〜6Cは、上側の真空処理室6A、6Bの対のずれ方向と、下側の真空処理室6B、6Cの対のずれ方向とで異なるように多段化される。図9図示の実施の形態によれば、処理システムのフットプリントを一層減少させることができる。
【0030】
また、本実施の形態においても排気口61は各真空処理室6(6A〜6C)の底面に形成されることが好ましく、更に底面における排気口61の位置は、当該排気口61に接続する排気管62が、排気口61から例えばクリーンルームの底面100に設けられる真空排気手段63の高さ位置まで屈曲することがないように、排気口61の下方側を真空処理室6が遮らない位置であることが好ましい。
【0031】
底部における排気口61の位置は、下側の真空処理室6に重ならない位置であることが好ましい。これにより、排気口61に接続する排気管62が、排気口61から例えばクリーンルーム100の床上に設けられる真空排気部63の高さ位置まで屈曲せずに、真っ直ぐに延びることが可能となる。
【0032】
ところで、上述実施の形態における真空処理室を多段化する手法としては、例えば図9(第2の実施の形態)に示すように真空処理室7をずらすことなく積み重ねて配置し、各真空処理室7(7A〜7C)の側面に排気口71を形成して当該排気口71に排気管72を接続する手法を採ることもできるし、或いは図10(第3の実施の形態)に示すように、真空処理室8Aと8Bとを一定の間隔Rを形成した状態で上下に配置し、両者の底面中央に排気口81を形成し、当該排気口81と接続する排気管82を介して両者の排気を行う手法を採ることもできる。
【0033】
第2の実施の形態によれば、上下に重なる真空処理室7同士の間にずれがないため、これまで述べてきた他の実施の形態よりも更に省スペース化を図ることが可能である。また第3の実施の形態によれば、真空処理室8を上下に配置しているため従来よりも省スペース化を図ることができる。更にまた、真空処理室8内ではそのCVDの条件によっては圧力を1.33322×102Pa(1Torr)よりも高くして成膜処理を行うことがあるが、第3の実施の形態によれば、このような場合にも真空処理室8内にて粘性流が生じるおそれが少ないという利点がある。即ち、仮に真空処理室8の側方に排気口があったとするとバッフル板があったとしても流れが偏りやすいが、本実施の形態にように底面に排気口81を形成するとこの偏りが抑えられるのである。従って、この点において第1及び第3の実施の形態は、第2の実施の形態よりも有利であるし、また既述のようにメンテナンス領域に排気管が飛び出さないので、メンテナンス性の向上という観点からも有利な構成である。
【0034】
なお、真空処理室の構成は例えば図3にて示した真空処理室4の如き構成に限られるものではなく、例えば図11に示す第4の実施の形態によることでも第1の実施の形態と同様の効果を得ることが可能である。以下真空処理室9(9A,9B)のうち真空処理室9Aを例にその内部構成を簡単に説明する。真空処理室9Aの内壁面は、真空処理室4Aにおける底面中央部を窪ませた形状とされている。この窪み部(凹部)90には支持部91が設けられており、支持部91の上端には円柱状の載置台92が設けられている。載置台92内にはヒータ92aが埋設され、またリフトピン92bが突没自在に設けられている。92cはリフトピンの昇降機構であり、支持部91aの内部には例えば真空処理室9Aの外方へと延びる図示しない用力線が設けられている。また、真空処理室9Aの天井部にはガスシャワーヘッド93が設けられており、ガス供給管94から供給された成膜ガス(例えばTiCl4ガス及びNH3ガス)を、当該ガスシャワーヘッド93の下面に形成されるガス噴出孔部93aを介して、ウエハW上に供給する構成とされている。
【0035】
窪み部90の側壁には、開口部90aを介して管径が例えば30mm〜200mmの排気管95の一端が接続されている。排気管95の他端側は、開口部90aから側方側に向かって僅かに延びて屈曲し、真っ直ぐ下方側へと延びて既述の排気管44と同様に真空ポンプ96の高さ位置にて更に屈曲して、真空ポンプ96へと接続する。ここで排気管95と載置台92との位置関係を示しておくと、上方から見たとき載置台92の中心(真空処理室9Aの内壁の中心)から上述した真っ直ぐ下方側に延びる部位における排気管95の中心までの距離は例えば100mm〜500mmである。排気管95には図示しないバルブとマスフローコントローラが介設されている。
【0036】
そして真空処理室9A及び9Bの組を例に配置レイアウトの説明をすると、図示するように真空処理室9Bは真空処理室9Bと同一構造であり、天井部が真空処理室9Aの底面(窪み部90の外壁底面)に接近し、且つ一側面が真空処理室9Aに接続する排気管95に接近するように寄せた配置とされる。真空処理室9A、9Bの間には、搬送室の側壁に沿った水平方向において、任意のオフセット幅が確保される。このため、真空処理室9Aの下側で真空処理室9Bの隣接側壁の横にオフセットスペースSoが形成される。オフセット幅は、上述のように、上側の真空処理室9Aの排気管の幅より大きく且つ上側の真空処理室9Aの幅の半分より小さい幅を有するように設定することができる。また、真空処理室9A、9Bの排気管95、95は、対応の真空ポンプ96に至るまでの屈曲回数は同じとなるように設定することができる。
【0037】
なお、本実施の形態では図3にて示したバッフル板51aに相当するものを設けていないが、成膜処理の種類によっては載置台92の周囲を囲むように例えばバッフル板51aと同様のものを設けるようにしてもよく、また同様の理由から図3の構成においては逆にバッフル板51aを省略した構成としてもよい。
【0038】
図12は本発明の第5の実施の形態に係る半導体処理システムを示す平面図である。この処理システムは、五角形の平面形状を有する気密で圧力調整可能な真空搬送室102を有する。搬送室102の側壁に、2つのロードロック室103A、103Bと6つの真空処理室104A〜104Fとが接続される。搬送室102内には、ロードロック室103A、103B及び真空処理室104A〜104Fに夫々対応して被処理体基板である半導体ウエハWを搬出入するための搬送機121が配設される。
【0039】
各真空処理室104A〜104Fは、ウエハWに対して真空雰囲気で半導体処理を施すように構成され、搬送室102の側壁にゲートバルブGを介して接続される。処理室104A〜104Fは、搬送室102の3つの側壁の夫々に対して、上下2つの処理室がオーバーラップする態様で対となって配設される。処理室104A〜104Fの配置態様は、図1図示の処理室4A〜4Fと同様であるため、ここでは説明を省略する。なお、処理室104A〜104Fの配置態様は図10或いは図11図示の実施の形態に従って変更することも可能である。
【0040】
搬送機121は、回転、昇降及び進退可能な一対の多関節アーム124、125と、アーム124、125を回転、昇降及び進退させるための駆動機構123と、を有する。駆動機構123は、これを水平方向に移動するためのX―Yステージ122上に取り付けられる。アーム124、125の先端には、ウエハWの裏面を吸着すると共に水平保持するビック126、127が配設される。
【0041】
各ロードロック室103A、103Bは、一方で真空搬送室102の側壁にゲートバルブGを介して接続され、他方で導入側搬送室140の側壁にゲートバルブGを介して接続される。各ロードロック室103A、103Bは、大気圧と真空との間の圧力を調整するように構成される。各ロードロック室103A、103Bはウエハを予備加熱する予熱機能と、処理済みの加熱状態のウエハを冷却する冷却機能とを併せ持ち、このような構造は、例えば、特開2000―208589号公報に開示される。なお、図12において符号132は、ウエハWの載置台を兼ねた円形の冷却プレートを示す。
【0042】
導入側搬送室140は、窒素ガス等の不活性ガスや清浄空気のダウンフローが形成された大気圧雰囲気の横長の箱体からなる。この横長の箱体の一側には、1つ乃至複数の、図示例では3台のカセット台146が配設される。各カセット台146には、1つずつカセット148が載置可能となる。
【0043】
各カセット148内には、最大例えば25枚のウエハWを等ピッチで多段に載置して収容できる。各カセット148内部は、例え窒素ガス雰囲気で満たされた密閉構造となっている。導入側搬送室140内へは、各カセット台146に対応して配設されたゲートドア150を介してウエハが搬出入可能となる。
【0044】
導入側搬送室140内には、ウエハWをその長手方向に沿って搬送するための搬送ロボット152が配設される。搬送ロボット152は、導入側搬送室140内の中心部を長さ方向に沿って延びるように配設した案内レール154上にスライド移動可能に支持される。案内レール154には、移動機構として例えばリニアモーターが内蔵され、このリニアモータにより搬送ロボット152は案内レール154に沿って移動される。
【0045】
導入側搬送室140の端部には、ウエハの位置合わせを行う位置合わせ装置156が配設される。位置合わせ装置156は、ウエハWを載置した状態で駆動モータ(図示せず)によって回転される回転台158を有する。回転台158の外周には、ウエハWの周縁部を検出するための光学センサ160が配設される。光学センサ160により、ウエハWのノッチやオリエンテーションフラットの位置方向や位置ずれが検出される。
【0046】
搬送ロボット152は、上下2段に配置された多関節形状になされた2つの搬送アーム162、164を有する。各搬送アーム162、164の先端には夫々2股状になされたピック163、165が取り付けられ、ピック163、165上に夫々ウエハWが直接的に保持される。各搬送アーム162、164は屈伸自在で且つ各搬送アーム162、164の屈伸動作は個別に制御可能となる。また、搬送アーム162、164は基台に対する旋回方向に一体的に回転可能となる。
上述のように、本実施の形態に係る半導体処理システムにおいても、処理室103A〜104Fを2段に重ねると共に、この2段に重ねた処理室の組を搬送室102の周囲に配置した構成を有する。このため、スペース効率を大幅に高めることができ、更には各処理室の下にオフセットスペースが形成されるため、メンテナンス作業が行いやすくなる。
【0047】
以上において真空処理室に設けられる処理装置は、成膜装置に限られるものではなく、例えばRTP装置、エッチング装置、スパッタ装置またはアッシング装置などを用いることも可能である。また処理時における搬送室内の雰囲気は真空雰囲気に限定されるものではなく、例えば窒素ガス雰囲気であってもよい。
【0048】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、複数の真空処理室に共通の搬送室を組み合わせてなる枚葉式の真空処理装置において、スペース効率を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る真空処理装置の第1の実施の形態の全体構造を示す概略斜視図である。
【図2】前記第1の実施の形態の全体構造を示す平面図である。
【図3】前記真空処理装置に設けられる真空処理室の内部構造及び関連部位について示す縦断面図である。
【図4】前記真空処理室の内部構造を示す横断面図である。
【図5】前記真空処理室の組み合わせについて示す概略斜視図である。
【図6】本発明の効果を説明するための比較説明図である。
【図7】本発明の効果を説明するための比較説明図である。
【図8】第1の実施の形態についての他の例を示す概略図である。
【図9】第2の実施の形態の構成を示す概略断面図である。
【図10】第3の実施の形態の構成を示す概略断面図である。
【図11】第4の実施の形態の構成を示す概略断面図である。
【図12】第5の実施の形態の構成を示す概略断面図である。
【図13】従来の技術に係る真空処理装置の全体構成を示す概略平面図である。
【符号の説明】
C カセット
W 半導体ウエハ
2 搬送室
21 搬送手段
23〜27 側壁
3A,3B カセット室
4(4A〜4F) 真空処理室
43 排気口
44 排気管
45 真空ポンプ
51 載置台
52 ヒータ
55 ガスシャワーヘッド
【発明の属する技術分野】
本発明は例えば半導体デバイスの製造工程において用いられ、共通の搬送室に複数の真空処理室を組み合わせてなる真空処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
半導体デバイスの製造工程の中には、例えばエッチングやCVD(chemical vapor deposition)による成膜処理やRTP装置による加熱処理等のように基板の処理を真空雰囲気にて行われる処理が多数あり、このような処理を行うための真空処理装置には枚葉式及びバッチ式のものがある。ここで枚葉式のものの中には、高スループット化への対応を考慮して例えば複数の真空処理室及びカセット室を共通の搬送室に接続したクラスターツールと呼ばれている構成のものが知られている。
【0003】
図13はこのような構成に係る真空処理装置の一例を示す平面図である。図中11は、平面から見たときに例えば八角形をなす搬送室であり、その周囲には例えば六つの真空処理室12と、二つのカセット室13とが接続されている。また搬送室11には、回転及び進退自在に構成され、被処理体である半導体ウエハ(以下ウエハと略す)Wの搬送を行うための搬送アーム14が設けられている。このような装置では先ずカセット室13にカセットCがセットされると、搬送アーム14がこのカセットCからウエハWを取り出し、取り出したウエハWを一の真空処理室12へと受け渡す。そして全ての真空処理室12が同じ処理を行う場合には各真空処理室12にて並列して処理を行い、各真空処理室12が異なる処理を行う場合には一つの処理が終わった後、他の真空処理室12にて他の処理を行い、こうして処理が終了したものから順次カセットCへと戻される。このような装置では、搬送室を共通化しているため、真空処理室とロードロック室とを1対1で接続する場合に比べてスペースを少なくすることができ、更に上記のように複数のウエハWを並列して行うことができ、或いは一枚のウエハWに複数の処理を連続して行うことができるため、高スループットが期待できる等の利点がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上述したような真空処理装置は高い清浄度を維持したクリーンルーム内に設ける必要があるが、クリーンルームは単位面積当たりのランニングコストが高いため、コスト削減のためにはより一層の省スペース化を図る必要がある。特に近年では半導体デバイスの高集積化に伴い、多工程化が進んでいることから、またスループットを一層向上させることから一の装置に設けられる真空処理室の数は増加する傾向にあるが、一方においてウエハサイズの大口化に伴って各真空処理室についても大型化が進んでいるため、結果としてクリーンルーム内における装置全体の占有面積は飛躍的に拡大しており、省スペース化は切実な問題となっていた。
【0005】
本発明はこのような事情に基づいてなされたものであり、その目的は、複数の真空処理室に共通の搬送室を組み合わせてなる枚葉式の真空処理装置において、スペース効率を高める技術を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る真空処理装置は、気密構造をなす搬送室と、
この搬送室と搬入出口を介して気密に接続され、圧力調整可能なロードロック室と、
前記搬送室に当該搬送室の周囲に沿って搬入出口を介して気密に接続される複数の枚葉式の真空処理室と、
前記搬送室に設けられ、前記ロードロック室及び前記複数の真空処理室との間で被処理体の受け渡しを行う搬送手段と、を備え、
複数の真空処理室の中には、互いに上下に重なるように配置される組が含まれることを特徴とする。
【0007】
「複数の真空処理室の中には、互いに上下に重なるように配置される組が含まれる」とは、例えば第1の真空処理室と第2の真空処理室とが互いに重なり合っており、別の第3の真空処理室が第1の真空処理室と第2の真空処理室の組とは平面方向に離れて設けられている場合、あるいは互いに上下に重なるように配置される真空処理室の組の複数が搬送室の周囲に配置されている場合、更には互いに上下に重なるように配置される真空処理室の組が1組だけ設けられている場合、のいずれをも含む。ロードロック室は、例えば複数の被処理体を収納するカセットが置かれるカセット室である。
【0008】
このような構成によれば、いわゆるクラスターツールにおいて枚葉式の真空処理室を上下に重なるように配置しているため、真空処理室を搬送室の周囲に平面的に配置していた従来構成の利点を残したまま、スペース効率を大幅に高めることができ、更にはクリーンルーム内における占有スペースを減らせるため、クリーンルームの運用コストを軽減することができる。
【0009】
また上記構成における真空処理室の排気口は真空処理室の底面に形成され、当該排気口に接続する排気管及び真空排気手段により排気されることが好ましく、このような構成によれば、例えば真空処理室内でCVDによる成膜処理がなされるときに粘性流の発生を抑え、被処理体に対して均一性の高い処理を行うことができるという効果がある。上記成膜処理を行う場合には、例えば被処理体を載置するための載置台と、この載置台に載置された被処理体に成膜ガスの供給を行うガス供給部と、前記被処理体の加熱を行う加熱部と、を備えた真空処理室を用いることが好ましい。更に例えば搬送室は平面的に見て多角形に形成されており、その一辺にロードロック室が接続され、他の各辺に互いに上下に重なるように配置された真空処理室の組が接続される。
【0010】
更に上下に重なるように配置される真空処理室については、上段側の真空処理室の排気口を平面的に見たときにオフセットスペース(下段側の真空処理室と重ならない領域)に形成することが好ましい。このような構成によれば、上段側の真空処理室のずれている部分の下方側には真空処理室が存在しないため、当該部位のメンテナンス性が向上することに加え、例えばこのずれた部位の底面に排気管を接続することで、例えばクリーンルームの底面に設けた真空排気手段の高さ位置まで排気管を屈曲させずに配管することができ、排気コンダクタンスを小さくできるという効果が生じる。また例えばオフセットスペースは、上段側の真空処理室に接続される排気管の外径よりも大きく、上段側の真空処理室と下段側の真空処理室との配置がずれている方向における上段側の真空処理室の幅よりも小さい
【0011】
【発明の実施の形態】
以下に本発明に係る真空処理装置の第1の実施の形態について、被処理体としてウエハWを用いた場合を例に取り、図1〜図4を参照しながら説明する。図1及び図2は本装置の全体構成を示す斜視図及び平面図であり、図中2は搬送室である。この搬送室2は平面的に見たとき五角形となるように形成された気密構造のチャンバであり、その内部には搬送室2の周囲に接続して設けられる後述するカセット室や真空処理室との間でウエハWの受け渡しを行うための搬送手段21が設けられている。この搬送手段21は、ウエハWを例えば裏面側にて吸着すると共に水平保持が可能に構成されるアーム22と、このアーム22を回転、昇降及び進退自在とするための駆動機構22aとで構成される。また、ここでは説明の便宜上図示を省略しているが、実際には搬送室2の天井部は例えばガラス板により塞がれており、更に搬送室2の内部空間は図示しない排気手段により所定の真空雰囲気に維持されるように構成されている。
【0012】
搬送室2の側壁について、前記五角形をなす各面毎に側壁23〜27と呼ぶものとすると、側壁23及び24には夫々搬入出口31が形成されており、これら搬入出口31を介して圧力調整可能なロードロック室であるカセット室3A,3Bが夫々気密に接続されている。カセット室3A及び3Bは同様のものであるためカセット室3Aを例に説明すると、カセット室3Aの内部には例えば25枚のウエハWを多段に収納可能なカセットCが載置されており、このカセットCは、カセット室3Aの上部に設けられる蓋体32を介して搬入出可能とされている。またカセット室3Aの内部には、搬入出時にカセットCを昇降させるための昇降機構や、カセット室3A内を所定の減圧雰囲気に保つための排気手段等が設けられているがこれらについては図示を省略している。
【0013】
なお、本実施の形態では、ロードロック室は、カセット室3A、3Bとして構成されるが、これらは、後述するように、他のタイプのロードロック室とすることもできる。典型的には、ロードロック室は、真空側の搬送室2と大気側の搬送室とを接続するバッファ室として構成することができる。この場合、ロードロック室内には、単数或いは複数のウエハを待機させるラック或いはテーブルや、ウエハを加熱或いは冷却する機構を配設することができる。
【0014】
搬送室2の他の側壁25〜27には各々に2つずつ搬入出口41が形成されており、これら搬入出口41を介し、各側壁25〜27毎に2個ずつの真空処理室4(4A〜4F)が夫々気密に接続されている。この例では側壁25〜27の大きさ、及びこれに接続される真空処理室4(4A〜4F)の大きさは全て同じサイズであり、更に各組の真空処理室4の配置形態(側壁に対する真空処理室の接続位置)についても同じである。また各真空処理室4にはガス供給系、排気系が設けられており、上段側の真空処理室4(4A,4C,4E)と下段側の真空処理室4(4B,4D,4F)との間にはスペースが存在するが、図示の便宜上スペースを入れずに重ねて記載してある。以下側壁25に接続される真空処理室4(4A,4B)を例に取り、その詳細な説明を行う。なおこれまで述べてきた全ての搬入出口、即ちカセット室3A、3Bの各搬出入口31、及び真空処理室4A〜4Fの各搬出入口41には、開閉自在な仕切り弁であるゲートバルブGが設けられている。
【0015】
ここで各真空処理室4(4A〜4F)にガス供給系、排気系などを含めた全体を真空処理ユニット40と呼ぶものとし、真空処理室4Aにおける真空処理ユニット40を例に取り、図3を参照しながらその構成を説明する。真空処理室4A内にはウエハWを載置するための例えば円柱状をなす載置台51が設けられており、この載置台51と真空処理室4Aの内壁との間にはウエハWの周方向において均一な排気を行うためにバッフル板51aが設けられている。載置台51内部にはウエハWを裏面側から加熱するためのヒータ52が埋設され、更にリフトピン53が突没自在に設けられている。このリフトピン53は、真空処理室4A内に進入してきた既述のアーム22との間でウエハWの受け渡しを可能にするものであり、昇降機構54の働きにより上下する構成とされている。また載置台51の下方側は、筒状の支持部51bにて支持されており、例えばその内部には当該支持部51bから真空処理室4Aの外方へと延びる図示しない用力線が設けられている。用力線には、例えばヒータ52への電力供給線、温度センサの信号線、静電チャック用の給電線などが含まれる。
【0016】
真空処理室4Aの天井部には例えば複数の拡散板を設けたガスシャワーヘッド55が、載置台51と対向して設けられている。このガスシャワーヘッド55は、ガス供給管56から送られてくるCVD処理用の成膜ガスを、当該ガスシャワーヘッド55の下面に形成されるガス噴出孔部57を介して、ウエハW上に供給するものである。またガスシャワーヘッド55の上部側は開閉自在とされており、内部メンテナンスを行うことができるように構成されている。
【0017】
真空処理室4Aの外観は箱形をなしているが、図4に示すように内壁面42についてはガスシャワーヘッド55から供給される成膜ガスの流れ等を考慮して円筒状に形成され、搬入出口41側はフラットな面として形成されている。また図示は省略するが、真空処理室4Aの上部側または側壁部は開閉自在に構成されており、例えばガスシャワーヘッド55を真空処理室4Aから取り外し、取り外したガスシャワーヘッド55のメンテナンス作業を装置外部で行えるようになっている。
【0018】
真空処理室4Aの底面には、例えば内壁面42の周方向の輪郭がなす円の中心、即ち載置台51の中心から例えばその中心が100〜500mm偏心した位置に排気口43が形成されており、この排気口43には、例えば管径が30mm〜200mmの排気管44の一端が接続されている。排気管44の他端側は排気口43から真っ直ぐ下方側へと延び、例えばクリーンルーム100の下方面に設けられる真空排気手段である真空ポンプ45の高さ位置にて屈曲して真空ポンプ45に接続する構成とされている。なお真空ポンプ45の設置位置はクリーンルーム100内に限られず、例えばクリーンルーム100のパンチング床の下に設けてもよい。この場合には、排気管44をクリーンルーム100のパンチング床を貫通させるようにして配管してもよい。また排気管44には図示しないバルブとマスフローコントローラとが介設されており、例えば真空処理室4A内に処理ガスが供給されたとき、図示しない制御部からバルブの開閉調節とマスフローコントローラの調節とを行うことで、真空処理室4A内の雰囲気を所定の真空度に維持できるようになっている。
【0019】
次いで真空処理室4A及び4Bの組を例に、組をなす各真空処理室4の配置レイアウトについて説明を行うと、図1から図3に示すように、真空処理室4Bの中心は真空処理室4Aの中心から搬送室2の側壁25の外表面に沿った水平方向にずれて配置されてる。このため、処理室4Aの下側で処理室4Bの隣接側壁の横にオフセットスペースSoが形成される。本実施の形態では、上記水平方向において、オフセットスペースSoは、処理室4Aの排気管44の幅より大きく且つ処理室4Aの幅の半分より小さい幅を有する。処理室4Aの排気口43はオフセットスペースSoの真上に配置され、その排気管44はオフセットスペースSoを通して下方に垂直に延びる。即ち、図3に示すように上段側の真空処理室4Aの底面には、排気口43が当該真空処理室4Aの底面における偏心した位置に形成されており、下段側の真空処理室4Bは上段側の真空処理室4Aの排気口43を塞がず、且つ当該排気口43に接続する排気管44側に寄せた位置に設けられる。
【0020】
処理室4A、4Bの排気管44、44は、対応の真空ポンプ45に至るまでの屈曲回数は例えば同じとなるように設定される。これにより、処理室4A、4Bの排気管44、44のコンダクタンスを近似させることができる。なお、必要に応じて、短い方の排気管44に湾曲部を設ける等の変更を行うことにより、コンダクタンスの調整を行うことができる。
【0021】
一例を挙げると、これら真空処理室4A及び4Bは、図5の斜視図に示すように一対の枠型部材46及びボルト47にて固定される。また図示は省略するが、例えば真空処理室4A及び4Bの底部を、夫々独立した基体にて固定する構成としてもよい。そして真空処理室4A及び4Bは、このように固定された状態で前方側に形成される開口部48と、これに対応する既述の搬入出口41とが連通するように側壁25と気密に接続される。なお図1及び図5では作図の便宜上、組をなす真空処理室4(例えば真空処理室4Aと4B)の間に形成されるスペースを省略して図示している。
【0022】
次いで本実施の形態の作用について説明する。先ず例えば25枚のウエハWが保持されたカセットCをカセット室3A,3B内に搬入し、蓋体32を閉じてカセット室3A,3B内を搬送室2内と同程度の真空度になるまで真空排気する。その後カセット室3A及び3BのゲートバルブGを開き、搬送手段21のアーム22によりカセット室3A内のカセットCのウエハWを受け取り、例えば真空処理室4A内へと進入して載置台51に載置する。次いで例えばアーム22は同様の手順でカセットCから他の真空処理室4B〜4FへのウエハWの搬送を繰り返し、各真空処理室4(4A〜4F)では並行してウエハWに対する処理が行われる。
【0023】
例えば真空処理室4Aは、ゲートバルブGを閉じ、ヒータ52によりウエハWを所定の温度となるまで昇温すると共に真空処理室4A内の雰囲気を所定の真空度となるように真空排気を行う。そして、例えば成膜ガスとしてTiCl4ガスをNH3ガスと共にガスシャワーヘッド55から供給し、熱エネルギーによる化学的気相反応によりウエハWの表面全体にTiNの薄膜が形成される。こうして真空処理室4A〜4F内で処理が終了したウエハWは、カセット室3A、3B内のカセットCに戻される。
【0024】
これまで述べてきたように本実施の形態によれば、真空処理室4(4A〜4F)を二段に重ねると共に、この二段に重ねた真空処理室4の組を搬送室2の周囲に配置する構成としているため、スペース効率を大幅に高めることができ、更にはクリーンルーム内における占有スペースを減らせるため、クリーンルームの運用コストを軽減することができる。また上段側の真空処理室4Aでは排気口43を偏心させた位置に形成しているため、真空処理室4Aと真空処理室4Bとのオーバーラップ領域を大きく取れ、結果としてメンテナンス領域を確保しながらスペース効率を高めることができることになる。
【0025】
また、組をなす真空処理室4(例えば真空処理室4A,4B)の配置について言えば、各々を横にずらした状態で上下に重ねているため、上側の真空処理室4Aにおいてずれている部分の下方側には真空処理室4Bが存在せず、当該部位のメンテナンスが容易になる。即ち、真空処理室4における搬送室2と反対側にはメンテナンス領域となる場所があり、ここからオペレータが載置台51の支持部51bを取り外すなどのメンテナンスを行うことになるが、真空処理室4Aの下方側にオフセットスペースSoが存在するため、メンテナンス性がよいという利点がある。
【0026】
更に真空処理室4Aに接続する排気管44は、当該真空処理室4Aの底面のずれている部位に接続される。つまり処理室4Aの排気口43はオフセットスペースSoの真上に配置され、その排気管44はオフセットスペースSoを通して下方に延びるため例えばクリーンルーム底面に設けられる真空ポンプ45の高さ位置まで屈曲させずに配管でき、排気コンダクタンスを大きくすることができる。これにより各真空処理室4における内部圧力を、排気管の屈曲部位が多い従来構成の装置よりも下げることが可能となり、例えば大型の真空ポンプを用いなくても高い真空度を保つことができるようになる。また、ガス流量(ガス負荷)を増加させることができるという効果もある。
【0027】
図6及び図7は、カセット室及び真空処理室のサイズ(底面積)を共通としたとき、本実施の形態が従来技術に対してどの程度有効であるかを示した概略平面図であり、以下これらの図を参照しながら本実施の形態の効果を視覚的に説明する。なおここでは便宜上、カセット室及び真空処理室の平面形状を円形で示すものとし、更に参考として各真空処理室の排気口の位置を点線の小円にて図示している。
【0028】
図6(a)に示す四角P1の線は、搬送室A1の周囲に6個の真空処理室B1と2個のカセット室B2とを平面的に且つ密に配置したときに、これらが隙間なく収まる大きさを示すものであり、「従来の技術」の項にて説明した装置の占有面積に相当するものである。そして図6(b)の内側の四角P2の線は図6(a)と同数の真空処理室B1及びカセット室B2を、本実施の形態と同様の手法で配置したときの占有面積を示すものであるが、図6(b)に示すP1とP2とに挟まれる斜線部の面積を見れば明らかなように、本実施の形態によれば占有面積(フットプリント)が著しく縮小されており、具体的にはおよそ25%以上の省スペース化を図ることが可能である。また図7は、図6(a)にて示した従来装置の占有面積P1内にどれだけ多くの真空処理室B1を設けることが可能か示したものであり、図示するように従来は真空処理室B1を6個しか設けられなかったところ、本実施の形態の手法によれば8個設けることができた。具体的には真空処理室B1の収容量を20%以上増加させることが可能である。
【0029】
更に上述実施の形態では、真空処理室4を重ねて配置するにあたり、搬送室2の各側壁に二段ずつ組にして設ける構成としたが、この真空処理室4の組は二段に限定されるものではなく、例えば図8(a),(b)に示すように搬送室2の側壁に沿った水平方向において任意幅のオフセット幅Qを確保した状態で、三段或いはそれ以上の多段化を図ることも可能である。オフセット幅Qは、上述のように、上側の真空処理室6の排気管の幅より大きく且つ上側の真空処理室6の幅の半分より小さい幅を有するように設定することができる。
この場合において各真空処理室6(6A〜6C)を多段化する方向は、図8(a)に示すような同一方向(図では左向き)に限定されず、例えば図8(b)に示すように互い違いとすることで一層フットプリントを減少させることができる。即ち、図8(a)の実施の形態においては、真空処理室6A〜6Cは、上側から下側に向かって同じ方向にずらされて多段化される。図8(b)の実施の形態においては、真空処理室6A〜6Cは、上側の真空処理室6A、6Bの対のずれ方向と、下側の真空処理室6B、6Cの対のずれ方向とで異なるように多段化される。図9図示の実施の形態によれば、処理システムのフットプリントを一層減少させることができる。
【0030】
また、本実施の形態においても排気口61は各真空処理室6(6A〜6C)の底面に形成されることが好ましく、更に底面における排気口61の位置は、当該排気口61に接続する排気管62が、排気口61から例えばクリーンルームの底面100に設けられる真空排気手段63の高さ位置まで屈曲することがないように、排気口61の下方側を真空処理室6が遮らない位置であることが好ましい。
【0031】
底部における排気口61の位置は、下側の真空処理室6に重ならない位置であることが好ましい。これにより、排気口61に接続する排気管62が、排気口61から例えばクリーンルーム100の床上に設けられる真空排気部63の高さ位置まで屈曲せずに、真っ直ぐに延びることが可能となる。
【0032】
ところで、上述実施の形態における真空処理室を多段化する手法としては、例えば図9(第2の実施の形態)に示すように真空処理室7をずらすことなく積み重ねて配置し、各真空処理室7(7A〜7C)の側面に排気口71を形成して当該排気口71に排気管72を接続する手法を採ることもできるし、或いは図10(第3の実施の形態)に示すように、真空処理室8Aと8Bとを一定の間隔Rを形成した状態で上下に配置し、両者の底面中央に排気口81を形成し、当該排気口81と接続する排気管82を介して両者の排気を行う手法を採ることもできる。
【0033】
第2の実施の形態によれば、上下に重なる真空処理室7同士の間にずれがないため、これまで述べてきた他の実施の形態よりも更に省スペース化を図ることが可能である。また第3の実施の形態によれば、真空処理室8を上下に配置しているため従来よりも省スペース化を図ることができる。更にまた、真空処理室8内ではそのCVDの条件によっては圧力を1.33322×102Pa(1Torr)よりも高くして成膜処理を行うことがあるが、第3の実施の形態によれば、このような場合にも真空処理室8内にて粘性流が生じるおそれが少ないという利点がある。即ち、仮に真空処理室8の側方に排気口があったとするとバッフル板があったとしても流れが偏りやすいが、本実施の形態にように底面に排気口81を形成するとこの偏りが抑えられるのである。従って、この点において第1及び第3の実施の形態は、第2の実施の形態よりも有利であるし、また既述のようにメンテナンス領域に排気管が飛び出さないので、メンテナンス性の向上という観点からも有利な構成である。
【0034】
なお、真空処理室の構成は例えば図3にて示した真空処理室4の如き構成に限られるものではなく、例えば図11に示す第4の実施の形態によることでも第1の実施の形態と同様の効果を得ることが可能である。以下真空処理室9(9A,9B)のうち真空処理室9Aを例にその内部構成を簡単に説明する。真空処理室9Aの内壁面は、真空処理室4Aにおける底面中央部を窪ませた形状とされている。この窪み部(凹部)90には支持部91が設けられており、支持部91の上端には円柱状の載置台92が設けられている。載置台92内にはヒータ92aが埋設され、またリフトピン92bが突没自在に設けられている。92cはリフトピンの昇降機構であり、支持部91aの内部には例えば真空処理室9Aの外方へと延びる図示しない用力線が設けられている。また、真空処理室9Aの天井部にはガスシャワーヘッド93が設けられており、ガス供給管94から供給された成膜ガス(例えばTiCl4ガス及びNH3ガス)を、当該ガスシャワーヘッド93の下面に形成されるガス噴出孔部93aを介して、ウエハW上に供給する構成とされている。
【0035】
窪み部90の側壁には、開口部90aを介して管径が例えば30mm〜200mmの排気管95の一端が接続されている。排気管95の他端側は、開口部90aから側方側に向かって僅かに延びて屈曲し、真っ直ぐ下方側へと延びて既述の排気管44と同様に真空ポンプ96の高さ位置にて更に屈曲して、真空ポンプ96へと接続する。ここで排気管95と載置台92との位置関係を示しておくと、上方から見たとき載置台92の中心(真空処理室9Aの内壁の中心)から上述した真っ直ぐ下方側に延びる部位における排気管95の中心までの距離は例えば100mm〜500mmである。排気管95には図示しないバルブとマスフローコントローラが介設されている。
【0036】
そして真空処理室9A及び9Bの組を例に配置レイアウトの説明をすると、図示するように真空処理室9Bは真空処理室9Bと同一構造であり、天井部が真空処理室9Aの底面(窪み部90の外壁底面)に接近し、且つ一側面が真空処理室9Aに接続する排気管95に接近するように寄せた配置とされる。真空処理室9A、9Bの間には、搬送室の側壁に沿った水平方向において、任意のオフセット幅が確保される。このため、真空処理室9Aの下側で真空処理室9Bの隣接側壁の横にオフセットスペースSoが形成される。オフセット幅は、上述のように、上側の真空処理室9Aの排気管の幅より大きく且つ上側の真空処理室9Aの幅の半分より小さい幅を有するように設定することができる。また、真空処理室9A、9Bの排気管95、95は、対応の真空ポンプ96に至るまでの屈曲回数は同じとなるように設定することができる。
【0037】
なお、本実施の形態では図3にて示したバッフル板51aに相当するものを設けていないが、成膜処理の種類によっては載置台92の周囲を囲むように例えばバッフル板51aと同様のものを設けるようにしてもよく、また同様の理由から図3の構成においては逆にバッフル板51aを省略した構成としてもよい。
【0038】
図12は本発明の第5の実施の形態に係る半導体処理システムを示す平面図である。この処理システムは、五角形の平面形状を有する気密で圧力調整可能な真空搬送室102を有する。搬送室102の側壁に、2つのロードロック室103A、103Bと6つの真空処理室104A〜104Fとが接続される。搬送室102内には、ロードロック室103A、103B及び真空処理室104A〜104Fに夫々対応して被処理体基板である半導体ウエハWを搬出入するための搬送機121が配設される。
【0039】
各真空処理室104A〜104Fは、ウエハWに対して真空雰囲気で半導体処理を施すように構成され、搬送室102の側壁にゲートバルブGを介して接続される。処理室104A〜104Fは、搬送室102の3つの側壁の夫々に対して、上下2つの処理室がオーバーラップする態様で対となって配設される。処理室104A〜104Fの配置態様は、図1図示の処理室4A〜4Fと同様であるため、ここでは説明を省略する。なお、処理室104A〜104Fの配置態様は図10或いは図11図示の実施の形態に従って変更することも可能である。
【0040】
搬送機121は、回転、昇降及び進退可能な一対の多関節アーム124、125と、アーム124、125を回転、昇降及び進退させるための駆動機構123と、を有する。駆動機構123は、これを水平方向に移動するためのX―Yステージ122上に取り付けられる。アーム124、125の先端には、ウエハWの裏面を吸着すると共に水平保持するビック126、127が配設される。
【0041】
各ロードロック室103A、103Bは、一方で真空搬送室102の側壁にゲートバルブGを介して接続され、他方で導入側搬送室140の側壁にゲートバルブGを介して接続される。各ロードロック室103A、103Bは、大気圧と真空との間の圧力を調整するように構成される。各ロードロック室103A、103Bはウエハを予備加熱する予熱機能と、処理済みの加熱状態のウエハを冷却する冷却機能とを併せ持ち、このような構造は、例えば、特開2000―208589号公報に開示される。なお、図12において符号132は、ウエハWの載置台を兼ねた円形の冷却プレートを示す。
【0042】
導入側搬送室140は、窒素ガス等の不活性ガスや清浄空気のダウンフローが形成された大気圧雰囲気の横長の箱体からなる。この横長の箱体の一側には、1つ乃至複数の、図示例では3台のカセット台146が配設される。各カセット台146には、1つずつカセット148が載置可能となる。
【0043】
各カセット148内には、最大例えば25枚のウエハWを等ピッチで多段に載置して収容できる。各カセット148内部は、例え窒素ガス雰囲気で満たされた密閉構造となっている。導入側搬送室140内へは、各カセット台146に対応して配設されたゲートドア150を介してウエハが搬出入可能となる。
【0044】
導入側搬送室140内には、ウエハWをその長手方向に沿って搬送するための搬送ロボット152が配設される。搬送ロボット152は、導入側搬送室140内の中心部を長さ方向に沿って延びるように配設した案内レール154上にスライド移動可能に支持される。案内レール154には、移動機構として例えばリニアモーターが内蔵され、このリニアモータにより搬送ロボット152は案内レール154に沿って移動される。
【0045】
導入側搬送室140の端部には、ウエハの位置合わせを行う位置合わせ装置156が配設される。位置合わせ装置156は、ウエハWを載置した状態で駆動モータ(図示せず)によって回転される回転台158を有する。回転台158の外周には、ウエハWの周縁部を検出するための光学センサ160が配設される。光学センサ160により、ウエハWのノッチやオリエンテーションフラットの位置方向や位置ずれが検出される。
【0046】
搬送ロボット152は、上下2段に配置された多関節形状になされた2つの搬送アーム162、164を有する。各搬送アーム162、164の先端には夫々2股状になされたピック163、165が取り付けられ、ピック163、165上に夫々ウエハWが直接的に保持される。各搬送アーム162、164は屈伸自在で且つ各搬送アーム162、164の屈伸動作は個別に制御可能となる。また、搬送アーム162、164は基台に対する旋回方向に一体的に回転可能となる。
上述のように、本実施の形態に係る半導体処理システムにおいても、処理室103A〜104Fを2段に重ねると共に、この2段に重ねた処理室の組を搬送室102の周囲に配置した構成を有する。このため、スペース効率を大幅に高めることができ、更には各処理室の下にオフセットスペースが形成されるため、メンテナンス作業が行いやすくなる。
【0047】
以上において真空処理室に設けられる処理装置は、成膜装置に限られるものではなく、例えばRTP装置、エッチング装置、スパッタ装置またはアッシング装置などを用いることも可能である。また処理時における搬送室内の雰囲気は真空雰囲気に限定されるものではなく、例えば窒素ガス雰囲気であってもよい。
【0048】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、複数の真空処理室に共通の搬送室を組み合わせてなる枚葉式の真空処理装置において、スペース効率を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る真空処理装置の第1の実施の形態の全体構造を示す概略斜視図である。
【図2】前記第1の実施の形態の全体構造を示す平面図である。
【図3】前記真空処理装置に設けられる真空処理室の内部構造及び関連部位について示す縦断面図である。
【図4】前記真空処理室の内部構造を示す横断面図である。
【図5】前記真空処理室の組み合わせについて示す概略斜視図である。
【図6】本発明の効果を説明するための比較説明図である。
【図7】本発明の効果を説明するための比較説明図である。
【図8】第1の実施の形態についての他の例を示す概略図である。
【図9】第2の実施の形態の構成を示す概略断面図である。
【図10】第3の実施の形態の構成を示す概略断面図である。
【図11】第4の実施の形態の構成を示す概略断面図である。
【図12】第5の実施の形態の構成を示す概略断面図である。
【図13】従来の技術に係る真空処理装置の全体構成を示す概略平面図である。
【符号の説明】
C カセット
W 半導体ウエハ
2 搬送室
21 搬送手段
23〜27 側壁
3A,3B カセット室
4(4A〜4F) 真空処理室
43 排気口
44 排気管
45 真空ポンプ
51 載置台
52 ヒータ
55 ガスシャワーヘッド
Claims (8)
- 気密構造をなす搬送室と、
この搬送室と搬入出口を介して気密に接続され、圧力調整可能なロードロック室と、
前記搬送室に当該搬送室の周囲に沿って搬入出口を介して気密に接続される複数の枚葉式の真空処理室と、
前記搬送室に設けられ、前記ロードロック室及び前記複数の真空処理室との間で被処理体の受け渡しを行う搬送手段と、を備え、
複数の真空処理室の中には、互いに上下に重なるように配置される組が含まれることを特徴とする真空処理装置。 - 真空処理室は、底面に形成される排気口及びこれに接続する排気管を介して真空排気手段により排気が行われることを特徴とする請求項1記載の真空処理装置。
- 上下に重なるように配置される真空処理室の組において、上段側の真空処理室の下方側でかつ下段側の真空処理室の側方にはオフセットスペースが形成され、上段側の真空処理室の排気口は、オフセットスペースに形成されることを特徴とする請求項2記載の真空処理装置。
- オフセットスペースは、上段側の真空処理室に接続される排気管の外径よりも大きく、上段側の真空処理室と下段側の真空処理室との配置がずれている方向における上段側の真空処理室の幅よりも小さいことを特徴とする請求項3記載の真空処理装置。
- 排気管は真空処理室から真空排気手段の高さ位置に至るまで、屈曲箇所を有さないことを特徴とする請求項3または4記載の真空処理装置。
- 搬送室は平面的に見て多角形に形成されており、その一辺にロードロック室が接続され、他の各辺に互いに上下に重なるように配置された真空処理室の組が接続されることを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の真空処理装置。
- 真空処理室は、被処理体を載置するための載置台と、この載置台に載置された被処理体に成膜ガスの供給を行うガス供給部と、前記被処理体の加熱を行う加熱部と、を備え、被処理体の表面に成膜処理を施すものであることを特徴とする請求項1ないし6のいずれかに記載の真空処理装置。
- ロードロック室は、複数の被処理体を収納するカセットが置かれるカセット室であることを特徴とする請求項1ないし7のいずれかに記載の真空処理装置。
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