JP2004099179A - 木製パレット及びその製造方法 - Google Patents
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Abstract
木質が軟らかいスギ材や間伐材等を材料として使用した場合でも十分な強度を有すると共に、釘を使用せずに製造することができ、廃材のリサイクル処理を効率よく行うことができるようにした木製パレットを提供する。
【解決手段】
木製パレットP1は、複数のデッキ部材1と、連結部材である複数のケタ部材2及びブロック3と、ダボ5により構成されている。ケタ部材2は、二本が所要の間隔で平行に配置され、各ケタ部材2の上下の面20、21には、それぞれデッキ部材1がダボ継ぎにより接合されている。両ケタ部材2の中間部分には、上下のデッキ部材1に挟まれるようにして三個のブロック3がケタ部材2と平行に配置してある。ブロック3は、両端側のデッキ部材1と中間部のデッキ部材1にダボ継ぎにより接合されている。各ケタ部材2の内側には、差込部4が合計二箇所に設けられている。
【選択図】 図3
Description
すなわち、木製パレットには、フォークリフトトラックで昇降する場合等、各部材に大きな荷重がかかるので、各部材を接合している釘が緩みやすく、甚だしい場合は抜けてしまう。
釘が緩んでデッキボードの表面から突出すると、突出部分で荷物を引っ掛けて損傷させやすい。また、釘が緩んだり抜けたりすると、木製パレットの強度が低下し、使用時に壊れて荷物を落として破損させたり、作業者が怪我をしてしまう等、様々な問題を生じることになる。
このように、木製パレットのリサイクル処理では釘を取り除く作業がネックとなっており、廃棄された木製パレットは、そのほとんどが焼却処分されているのが実情である。しかし、これでは焼却により大量の炭酸ガスを発生するので、省資源の観点からばかりではなく、環境保全の観点からも望ましい状況とはいえない。
しかし、実際上は加工のためのコストがネックとなり、スギの間伐材等は大半が山地に廃棄されており、ほとんど有効利用はできていない。
本発明者は、大量に製造されている木製パレットのうちの一部にでも、その材料として国産のスギの間伐材等を利用できるようにすれば、上記問題が解消または緩和されることを確信し、鋭意研究を重ね、本発明を完成するに至った。
本発明の目的は、木質が軟らかいスギ材や間伐材等を材料として使用した場合でも十分な強度を有する木製パレット及びその製造方法を提供することである。
本発明の他の目的は、釘を使用せずに製造することができ、廃材のリサイクル処理を従来の木製パレットの場合のような釘等の除去作業をすることなく、効率よく行うことができるようにした木製パレット及びその製造方法を提供することである。
そして、更に他の目的は、スギの間伐材等を大量に製造されている木製パレットの材料として使用することができるようにして有効利用を図り、間伐材の有効利用問題を解消することである。
第1の発明にあっては、
少なくとも一方の面には所要数のデッキ部材を連結部材で連結して並設し、デッキ部材の下側には一方向または複数方向に設けられた差込部を備えている木製パレットであって、
デッキ部材と連結部材は、向かい合う接合部がダボ穴にダボを接着することにより接合または固着されていることを特徴とする、
木製パレットである。
少なくとも一方の面には所要数のデッキ部材を連結部材で連結して並設し、デッキ部材の下側には一方向または複数方向に設けられた差込部を備えている木製パレットであって、
デッキ部材と連結部材は、向かい合う接合部がダボ穴にダボを接着することにより接合または固着されており、ダボ穴がデッキ部材の厚み方向に貫通しないように設けられていることを特徴とする、
木製パレットである。
ダボは木質で圧縮されており、ダボの直径はデッキ部材または連結部材に設けられているダボ穴の内径より小さく形成され、デッキ部材と連結部材はダボ穴に挿入したダボに接着剤の成分を吸収させ膨張させて接合してあることを特徴とする、
第1または第2の発明に係る木製パレットである。
ケタの上にデッキボードを取り付け、二箇所の差込部を有する単面使用形二方差しでケタとデッキボードを接着剤及びダボによって接触面で接合してあることを特徴とする、
木製パレットである。
ケタを上下両面からデッキボードで挟み、パレットの幅方向に二箇所の差込部を有する単面使用形二方差しでケタとデッキボードを接着剤及びダボによって接触面で接合してあることを特徴とする、
木製パレットである。
ケタを上下両面からデッキボードで挟み、パレットの幅方向に二箇所の差込部を有する両面使用形二方差しでケタとデッキボードを接着剤及びダボによって接触面で接合してあることを特徴とする、
木製パレットである。
ブロックの上にデッキボードを取り付け、四箇所の差込部を有する単面使用形四方差しでブロックとデッキボードを接着剤及びダボによって接触面で接合してあることを特徴とする、
木製パレットである。
ブロックを上下両面からデッキボードで挟み、四箇所の差込部を有する単面使用形四方差しでブロックとデッキボードを接着剤及びダボによって接触面で接合してあることを特徴とする、
木製パレットである。
ブロックを上下両面からデッキボードで挟み、四箇所の差込部を有する両面使用形四方差しでブロックとデッキボードを接着剤及びダボによって接触面で接合してあることを特徴とする、
木製パレットである。
ケタ及びブロックを上下両面からデッキボードで挟み、二箇所の差込部を有する単面使用形二方差しでケタとブロック及びデッキボードを接着剤及びダボによって接触面で接合してあることを特徴とする、
木製パレットである。
ケタ及びブロックを上下両面からデッキボードで挟み、二箇所の差込部を有する両面使用形二方差しでケタとブロック及びデッキボードを接着剤及びダボによって接触面で接合してあることを特徴とする、
木製パレットである。
ケタ及びブロックを上下両面からデッキボードで挟み、四箇所の差込部を有する単面使用形四方差しでケタとブロック及びデッキボードを接着剤及びダボによって接触面で接合してあることを特徴とする、
木製パレットである。
ケタ及びブロックを上下両面からデッキボードで挟み、四箇所の差込部を有する両面使用形四方差しでケタとブロック及びデッキボードを接着剤及びダボによって接触面で接合してあることを特徴とする、
木製パレットである。
木質のデッキ部材と連結部材をダボ継ぎにより接合または固着するようにしたことを特徴とする、
木製パレットの製造方法である。
木質のデッキ部材と連結部材をダボ穴がデッキ部材の厚み方向に貫通しないようにして、ダボ継ぎにより接合または固着するようにしたことを特徴とする、
木製パレットの製造方法である。
デッキ部材の材料として、丸太を長さ方向に製材して得られた幅が異なる板材を使用することを特徴とする、
第14または第15の発明に係る木製パレットの製造方法である。
少なくとも一方の面には所要数のデッキ部材を連結部材で連結して並設し、デッキ部材の下側には一方向または複数方向に設けられた差込部を備えている木製パレットを製造するシステムであって、
接合部分にダボ穴を設けたデッキ部材と連結部材とを組み立てない状態で搬送するようにし、デッキ部材及び連結部材と共に搬送したダボ、またはデッキ部材と連結部材とを組み立てる現場側で用意したダボを使用し、デッキ部材と連結部材をダボ継ぎにより接合または固着して製造することを特徴とする、
木製パレットの製造システムである。
デッキ部材(デッキボード)の形状は、通常は板状体であるが、これに限定するものではなく、例えば角材形状のもの、あるいは横断面が半円状(いわゆる蒲鉾状)の棒体等を使用することもできる。
また、使用されるデッキ部材の枚数及び連結部材の本数は特に限定されるものではなく、適宜設定される。
また、ダボは木質の場合、木質が硬いブナ等が使用されるが、これに限定されるものではなく、各種木材を採用できる。
ダボの形状は、外周面にスパイラル状溝を設けたもの、ストレート状溝を設けたもの、溝無しのものの三種類が一般的であるが、それらに限定はされない。また、材料を単に切削することにより形成したものの他、それを更に圧縮したものを使用することもできる。
なお、ダボ穴はデッキ部材を厚み方向等に貫通しない構造の他、厚み方向に貫通した構造を採用することもできる。
本発明は次のように作用する。
デッキ部材と連結部材は、木質のダボを使用したダボ継ぎにより接合されているので、釘による接合とは相違して、接合部が緩んだり外れたりしにくい。
すなわち、デッキ部材や連結部材の材料として、木質が軟らかいスギの間伐材等を使用した場合でも、硬い木を使用した場合と比較して接合部分の強度に実質的に差は生じないので、木製パレットは十分な強度が確保される。従って、各部材の材料としてスギの間伐材等を支障なく利用することができる。
また、組み立て時(製造時)において、ダボをダボ穴に差し込む作業が手差しでも可能となり、ダボを打ち込む場合と比べて組立作業が容易にできる。また、組み立ての自動化(機械化)がしやすくなる。
(a)デッキ部材と連結部材は、木質のダボを使用したダボ継ぎにより接合されているので、釘による接合とは相違して、接合部が緩んだり外れたりしにくい。
すなわち、デッキ部材や連結部材の材料として、木質が軟らかいスギの間伐材等を使用した場合でも、硬い木を使用した場合と比較して接合部分の強度に実質的に差は生じないので、木製パレットは十分な強度が確保される。従って、各部材の材料としてスギの間伐材等を支障なく利用することができ、これらの有効利用を図ることができる。
更には、ダボ穴にボンド等の接着剤を入れ、ダボを差し込んだときに接着剤がダボ穴から溢れるので、デッキ部材と連結部材の接合面での接着が確実に行われ、パレット全体の強度が向上する。
また、組み立て時(製造時)において、ダボをダボ穴に差し込む作業が手差しでも可能となり、ダボを打ち込む場合と比べて組立作業が容易にできる。また、組み立ての自動化(機械化)がしやすくなる。
図1は本発明に係る木製パレットの一実施の形態を示す斜視図、
図2は図1に示す木製パレットの平面図、
図3は図2におけるX−X断面図、
図4はダボ継ぎ構造を示す図3におけるA部拡大図、
図5はダボの構造を示す斜視図である。
木製パレットP1は、複数のデッキ部材1と、連結部材である複数のケタ部材2及びブロック3と、ダボ5により構成されている。デッキ部材1、ケタ部材2、ブロック3は、材料としてスギの間伐材を製材したものを使用している。
ケタ部材2は、二本が所要の間隔で平行に配置され、各ケタ部材2の上下の面20、21には、それぞれ五枚ずつのデッキ部材1が接合(固着または固定)されている。各デッキ部材1は、ケタ部材2と直交する方向へ設けられており、各デッキ部材1の間には所要幅の隙間10が設けられている。
そして、各ケタ部材2の内側には、ブロック3との間でフォークリフトトラックのフォークや吊り紐を差し込んで通すための差込部4が合計二箇所に設けられている。
各デッキ部材1と各ケタ部材2及び各ブロック3の交差する部分には、それぞれ三箇所に接合部が設けられている。接合部の構造は、ダボ継ぎである。
すなわち、各デッキ部材1の接合面11にはダボ穴12が設けられている。ダボ穴12の穴底はデッキ部材1の厚みの中間部分に位置しており、外面13側には貫通していない。
また、各ケタ部材2の接合面となる上下の面20、21にはダボ穴22が設けられており、各ブロック3の接合面となる上下の面30、31にはダボ穴32が設けられている。
また、ダボ穴12、22、32に接着剤を入れ、ダボ5を差し込んだときに接着剤がダボ穴12、22、32から溢れるので、溢れた接着剤でデッキ部材1とケタ部材2、ブロック3の接合面を広く接着することができ、パレット全体の強度が向上する。
ダボ5の直径は上記のようにダボ穴12、22、32より径小のものに限定されるものではなく、同径またはやや径大に形成してダボ穴に打ち込み、接合部に圧力を加えて組み立てるようにしてもよい。
図1ないし図5を参照して、本発明に係る木製パレットの作用を説明する。
木製パレットP1は、ダボ5が接着剤でダボ穴12、22、32に接着されるので、デッキ部材1やケタ部材2、ブロック3あるいはダボ5の材料として、木質が軟らかいスギの間伐材を使用した場合でも、釘を使用した場合のように緩むことがなく、従来のものと比較して接合部分の強度に実質的に差は生じない。従って、各部材の材料としてスギの間伐材等を支障なく利用することができる。
従って、木製パレットP1は、廃棄された後も廃材をチップ化してチップボードに加工したり、パルプの材料とすることが簡単に効率よくできる。
これにより、接着剤による接着力とダボ5がダボ穴12、22、32内部で膨張する力が相まって、ダボ5とダボ穴12、22、32がより強固に固着されるので、デッキ部材1とダボ2及びブロック3の接合が確実に行われ、木製パレット全体としての強度が向上する。
こうすることで、組み立てられた木製パレットとは相違して、空間部で構成される差込部4が形成されない状態で密に積み重ねて荷室等に収容して搬送することができるので、収容スペースに無駄がなく、単位分量当たりの輸送コストが安価になる。
図6(a)で示す木製パレットP2は、三本の並設されたケタ部材2の上に五枚のデッキ部材1を取り付け、二箇所の差込部4を有する単面使用形二方差し構造であり、上記木製パレットP1と同様にケタ部材2とデッキ部材1を接着剤及びダボ5によって接合してある。
図6(b)で示す木製パレットP3は、三本の並設されたケタ部材2を上下両面からデッキ部材1で挟むように取り付け、二箇所の差込部4を有する単面使用形二方差し構造であり、上記木製パレットP1と同様にケタ部材2とデッキ部材1を接着剤及びダボ5によって接合してある。デッキ部材1は、上部側の五枚に対し、下側は三枚である。
図6(c)で示す木製パレットP4は、三本の並設されたケタ部材2を上下両面からそれぞれ五枚のデッキ部材1で挟むように取り付け、二箇所の差込部4を有する両面使用形二方差し構造であり、上記木製パレットP1と同様にケタ部材2とデッキ部材1を接着剤及びダボ5によって接合してある。
なお、木製パレットP4については、後述する従来構造(釘打ちによる接合)のパレットP0(比較例として表1、表2、表3に表している)と共にJIS規格に基づいて強度試験を行って双方のパレットを比較した。木製パレットP4の試験結果については、後述する表1、表2、表3に示す。
図6(d)で示す木製パレットP5は、三本の並設されたケタ部材2の上に五枚のデッキ部材1を取り付け、二箇所の差込部4を有する単面使用形二方差し構造であり、上記木製パレットP1と同様にケタ部材2とデッキ部材1を接着剤及びダボ5によって接合してある。そして、各デッキ部材1の両端部は、両側のケタ部材2から外側へ所要長さだけ張り出している。
図6(e)で示す木製パレットP6は、三本の並設されたケタ部材2を上下両面からデッキ部材1で挟むように取り付け、二箇所の差込部4を有する単面使用形二方差し構造であり、上記木製パレットP1と同様にケタ部材2とデッキ部材1を接着剤及びダボ5によって接合してある。そして、上部側の各デッキ部材1の両端部は、両側のケタ部材2から外側へ所要長さだけ張り出している。デッキ部材1は、上部側の五枚に対し、下側は三枚である。
図6(f)で示す木製パレットP7は、三本の並設されたケタ部材2を上下両面からそれぞれ五枚のデッキ部材1で挟むように取り付け、二箇所の差込部4を有する両面使用形二方差し構造であり、上記木製パレットP1と同様にケタ部材2とデッキ部材1を接着剤及びダボ5によって接合してある。そして、上下の各デッキ部材1の両端部は、両側のケタ部材2から外側へ所要長さだけ張り出している。
図6(g)で示す木製パレットP8は、縦横三個ずつ、合計九個の並設されたブロック3の上に三枚の連結板6を取り付け、更に連結板6の上に五枚のデッキ部材1を直交するように取り付け、四箇所の差込部4を有する単面使用形四方差し構造であり、上記木製パレットP1と同様にブロック3と連結板6及びデッキ部材1を接着剤及びダボ5によって接合してある。
図6(h)で示す木製パレットP9は、縦横三個ずつ、合計九個の並設されたブロック3の上に三枚の連結板6を取り付け、更に連結板6の上に五枚のデッキ部材1を直交するように取り付け、ブロック3の下には上記連結板6と直交して三枚の連結板6が取り付けてある。木製パレットP9は、四箇所の差込部4を有する単面使用形四方差し構造であり、上記木製パレットP1と同様にブロック3と上下の連結板6及びデッキ部材1を接着剤及びダボ5によって接合してある。
図6(i)で示す木製パレットP10は、縦横三個ずつ、合計九個の並設されたブロック3の上に三枚の連結板6を取り付け、更に連結板6の上に五枚のデッキ部材1を直交するように取り付け、ブロック3の下には上と同様に三枚の連結板6と五枚のデッキ部材1が取り付けてある。木製パレットP10は、四箇所の差込部4を有する両面使用形四方差し構造であり、上記木製パレットP1と同様にブロック3と上下の連結板6及びデッキ部材1を接着剤及びダボ5によって接合してある。
図8は図7に示す木製パレットに使用するデッキ部材の製材方法を示す説明図である。なお、図において、上記木製パレットP1と同一または同等箇所には同一の符号を付して示し、構造について重複する説明は省略する。また、木製パレットP11の各部材のサイズは、デッキ部材1を除いて上記木製パレットP1と同一である。
木製パレットP11は、デッキ部材1の幅が揃っておらずそれぞれ異なっている点を除いて、上記木製パレットP1と同様の構造を有している。
各デッキ部材1は、間伐材または成木の丸太(または丸木)を図8に示すように製材することによって得られた板材を使用している。すなわち、板材は丸太の中心から離れるほど幅が狭い板となるが、これらの幅を揃えることなく、ほぼそのまま使用しているので、端材がほとんど出ない。従って、丸太の歩留まりが向上し、木製パレットP11は製造コストを安価に抑えることができる。
パレットP0は、上記木製パレットP4と同様のサイズの部材を使用し、各部材の接合が釘打ちにより行われている点を除いて木製パレットP4と同様の構造及びサイズを有している。また、使用されている材料はスギ材ではなく、現在最も一般的に使用されているラジアータパイン材である。
なお、デッキ部材1とケタ部材2の接合は、それぞれの箇所で釘三本を使用している。使用した釘はスクリュー釘(ステンレス製:2mm×65mm)である。
パレットP0の試験結果については、上記木製パレットP4の試験結果と共に後述する表1、表2、表3に示す。
表1に示すパレットの曲げ試験結果によれば、本発明に係る木製パレットP4(スギ材、ダボ継ぎ)は、JIS Z 604基準値を十分に満たすと共に、従来構造の木製パレットP0(ラジアータパイン材、釘接合)よりたわみ率が小さく、パレット全体としての剛性に優れていることがわかる。
また、上記試験結果からわかるように、山地で大量に発生するスギの間伐材等を使用しても十分な強度を有する木製パレットを製造することができるので、本発明はそれら間伐材等の最も有効な利用方法の一つとなり得る。
また、本発明は図示されている実施の形態に限定されるものではなく、技術思想の範囲内において種々の変形が可能である。
1 デッキ部材
10 隙間
11 接合面
12 ダボ穴
13 外面
2 ケタ部材
20 上面
21 下面
3 ブロック
30 上面
31 下面
32 ダボ穴
4 差込部
5 ダボ
50 溝
P2〜P11 木製パレット
6 連結板
Claims (17)
- 少なくとも一方の面には所要数のデッキ部材を連結部材で連結して並設し、デッキ部材の下側には一方向または複数方向に設けられた差込部を備えている木製パレットであって、
デッキ部材と連結部材は、向かい合う接合部がダボ穴にダボを接着することにより接合または固着されていることを特徴とする、
木製パレット。 - 少なくとも一方の面には所要数のデッキ部材を連結部材で連結して並設し、デッキ部材の下側には一方向または複数方向に設けられた差込部を備えている木製パレットであって、
デッキ部材と連結部材は、向かい合う接合部がダボ穴にダボを接着することにより接合または固着されており、ダボ穴がデッキ部材の厚み方向に貫通しないように設けられていることを特徴とする、
木製パレット。 - ダボは木質で圧縮されており、ダボの直径はデッキ部材または連結部材に設けられているダボ穴の内径より小さく形成され、デッキ部材と連結部材はダボ穴に挿入したダボに接着剤の成分を吸収させ膨張させて接合してあることを特徴とする、
請求項1または2記載の木製パレット。 - ケタの上にデッキボードを取り付け、二箇所の差込部を有する単面使用形二方差しでケタとデッキボードを接着剤及びダボによって接触面で接合してあることを特徴とする、
木製パレット。 - ケタを上下両面からデッキボードで挟み、パレットの幅方向に二箇所の差込部を有する単面使用形二方差しでケタとデッキボードを接着剤及びダボによって接触面で接合してあることを特徴とする、
木製パレット。 - ケタを上下両面からデッキボードで挟み、パレットの幅方向に二箇所の差込部を有する両面使用形二方差しでケタとデッキボードを接着剤及びダボによって接触面で接合してあることを特徴とする、
木製パレット。 - ブロックの上にデッキボードを取り付け、四箇所の差込部を有する単面使用形四方差しでブロックとデッキボードを接着剤及びダボによって接触面で接合してあることを特徴とする、
木製パレット。 - ブロックを上下両面からデッキボードで挟み、四箇所の差込部を有する単面使用形四方差しでブロックとデッキボードを接着剤及びダボによって接触面で接合してあることを特徴とする、
木製パレット。 - ブロックを上下両面からデッキボードで挟み、四箇所の差込部を有する両面使用形四方差しでブロックとデッキボードを接着剤及びダボによって接触面で接合してあることを特徴とする、
木製パレット。 - ケタ及びブロックを上下両面からデッキボードで挟み、二箇所の差込部を有する単面使用形二方差しでケタとブロック及びデッキボードを接着剤及びダボによって接触面で接合してあることを特徴とする、
木製パレット。 - ケタ及びブロックを上下両面からデッキボードで挟み、二箇所の差込部を有する両面使用形二方差しでケタとブロック及びデッキボードを接着剤及びダボによって接触面で接合してあることを特徴とする、
木製パレット。 - ケタ及びブロックを上下両面からデッキボードで挟み、四箇所の差込部を有する単面使用形四方差しでケタとブロック及びデッキボードを接着剤及びダボによって接触面で接合してあることを特徴とする、
木製パレット。 - ケタ及びブロックを上下両面からデッキボードで挟み、四箇所の差込部を有する両面使用形四方差しでケタとブロック及びデッキボードを接着剤及びダボによって接触面で接合してあることを特徴とする、
木製パレット。 - 木質のデッキ部材と連結部材をダボ継ぎにより接合または固着するようにしたことを特徴とする、
木製パレットの製造方法。 - 木質のデッキ部材と連結部材をダボ穴がデッキ部材の厚み方向に貫通しないようにして、ダボ継ぎにより接合または固着するようにしたことを特徴とする、
木製パレットの製造方法。 - デッキ部材の材料として、丸太を長さ方向に製材して得られた幅が異なる板材を使用することを特徴とする、
請求項14または15記載の木製パレットの製造方法。 - 少なくとも一方の面には所要数のデッキ部材を連結部材で連結して並設し、デッキ部材の下側には一方向または複数方向に設けられた差込部を備えている木製パレットを製造するシステムであって、
接合部分にダボ穴を設けたデッキ部材と連結部材とを組み立てない状態で搬送するようにし、デッキ部材及び連結部材と共に搬送したダボ、またはデッキ部材と連結部材とを組み立てる現場側で用意したダボを使用し、デッキ部材と連結部材をダボ継ぎにより接合または固着して製造することを特徴とする、
木製パレットの製造システム。
Priority Applications (1)
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|---|---|---|---|
| JP2003391208A JP2004099179A (ja) | 2001-03-08 | 2003-11-20 | 木製パレット及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001064469 | 2001-03-08 | ||
| JP2003391208A JP2004099179A (ja) | 2001-03-08 | 2003-11-20 | 木製パレット及びその製造方法 |
Related Parent Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2002009245A Division JP2002332041A (ja) | 2001-03-08 | 2002-01-17 | 木製パレット及びその製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2004099179A true JP2004099179A (ja) | 2004-04-02 |
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Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2003391208A Pending JP2004099179A (ja) | 2001-03-08 | 2003-11-20 | 木製パレット及びその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
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| JP (1) | JP2004099179A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007196597A (ja) * | 2006-01-27 | 2007-08-09 | Npo 21 Seiki No Shinrin Zukuri | 曲がり材から板材をつくる方法、それに使用する製材装置を含む森林資源リサイクルシステム |
| CN108891716A (zh) * | 2018-04-16 | 2018-11-27 | 六安中财管道科技有限公司 | 一种托运重物用pvc发泡塑料托盘及其加工方法 |
-
2003
- 2003-11-20 JP JP2003391208A patent/JP2004099179A/ja active Pending
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007196597A (ja) * | 2006-01-27 | 2007-08-09 | Npo 21 Seiki No Shinrin Zukuri | 曲がり材から板材をつくる方法、それに使用する製材装置を含む森林資源リサイクルシステム |
| CN108891716A (zh) * | 2018-04-16 | 2018-11-27 | 六安中财管道科技有限公司 | 一种托运重物用pvc发泡塑料托盘及其加工方法 |
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