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JP2004098306A - 払拭性化粧板 - Google Patents

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JP2004098306A
JP2004098306A JP2002259452A JP2002259452A JP2004098306A JP 2004098306 A JP2004098306 A JP 2004098306A JP 2002259452 A JP2002259452 A JP 2002259452A JP 2002259452 A JP2002259452 A JP 2002259452A JP 2004098306 A JP2004098306 A JP 2004098306A
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小野田 正一
Tsuneo Mihashi
三橋 恒夫
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長谷川 和正
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Abstract

【課題】表面に付着した汚染物質を除去しやすい化粧板を得る。
【解決手段】表面紙と、化粧紙と、基材を用いる払拭性化粧板において、表面紙に熱硬化性樹脂を含浸し乾燥した後、更にこの表面に撥水剤を塗布した樹脂含浸コーテッド表面紙と、樹脂含浸化粧紙と、基材とを積層し、熱圧成形し、化粧表面の撥水剤の付着量を多くし、払拭性を向上させる。撥水剤としては、アミノ変性シリコーンオイル、とりわけ官能基当量が500〜2000で分子量が1万〜5万のものを用いる。塗布量は化粧表面の仕上がりに応じて調整し、例えばフラットは仕上げの場合は0.005〜0.05g/mとし、エンボス仕上げの場合は0.01〜0.1g/mとする。
【選択図】 なし

Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は化粧板に関し、特に汚れが除去しやすい払拭性化粧板に関する。
【0002】
【従来の技術】
【特許文献1】特開2001−246703号公報
【特許文献2】特開2001−248095号公報
【特許文献3】特開2001−248096号公報
従来、テーブル、カウンター、キッチンなどの水平面や、壁などの垂直面に供される化粧板があり、例えば耐摩耗性、耐衝撃性などの諸物性に優れるジアリルフタレート樹脂化粧板やメラミン樹脂化粧板などの熱硬化性樹脂化粧板が広く用いられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、JISK6902の「熱硬化性樹脂化粧板の試験方法」に基づいて耐汚染性試験を行い、結果的に異常なし、或いは軽微な変化であったとしても、実用面では、コーヒー、醤油などが付着した時や、マジック、クレヨンなどで汚れた際には簡単に除去できず、素早く拭き取りたいという要望を充分に満たすものではなかった。
【0004】
特に化粧表面にエンボス加工が施されている場合は、力を入れて布等で擦る必要があり、たとえ表面がフラットであっても、その表面は金属プレートの超微細な面が転写されたものであることから容易に汚れを除去できるというものではなかった。
【0005】
かような問題を解消するにあたり、熱硬化性樹脂よりなる樹脂液に撥水剤を添加して表面紙や化粧紙に含浸する方法が先行技術として開示されている(例えば、特開2001−246703、特開2001−248095、特開2001−248096など)が、これらの方法では、撥水剤が紙中に浸透していき、熱圧成形後には撥水剤の表面付着量が少なくなり、払拭性が充分に発揮されず、払拭性を向上させようとして添加量を多くすると、熱圧成形後、化粧板の表面がまだら模様になることがあった。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明はかかる状況に鑑み検討されたもので以下のことを特徴とするものである。すなわち、請求項1に記載の発明は、表面紙と、化粧紙と、基材を用いる払拭性化粧板であって、表面紙に熱硬化性樹脂を含浸し乾燥した後、更にこの表面に撥水剤を塗布した樹脂含浸コーテッド表面紙と、樹脂含浸化粧紙と、基材とを積層し、熱圧成形してなることを特徴とする払拭性化粧板である。
【0007】
請求項2に記載の発明は、化粧紙と、基材を用いる払拭性化粧板であって、化粧紙に熱硬化性樹脂を含浸し乾燥した後、更にこの表面に撥水剤を塗布した樹脂含浸コーテッド化粧紙と、基材とを積層し、熱圧成形してなることを特徴とする払拭性化粧板である。
【0008】
請求項3記載の発明は、該撥水剤の塗布量が0.005〜0.05g/mであり、熱圧成形時にフラット仕上げプレートを用いたことを特徴とする請求項1又は2記載の払拭性化粧板である。
【0009】
請求項4に記載の発明は、該撥水剤の塗布量が0.01〜0.1g/mであり、熱圧成形時にエンボス仕上げ材を用いたことを特徴とする請求項1又は2記載の払拭性化粧板である。
【0010】
請求項5に記載の発明は、該撥水剤がアミノ変性シリコーンオイルあることを特徴とする請求項1、2、3又は4記載の払拭性化粧板。
【0011】
請求項6に記載の発明は、該アミノ変性シリコーンオイルが、官能基当量が500〜2000で、分子量が1万〜5万であることを特徴とする請求項5記載の払拭性化粧である。
【0012】以下、本発明について詳細に説明する。
化粧紙や表面紙などに適用される熱硬化性樹脂についてはジアリルフタレート樹脂、不飽和ポリエステル、アミノ−ホルムアルデヒド樹脂、あるいはこれらの混合物などが例示されるが、耐熱性、耐摩耗性などの表面物性の面からアミノ−ホルムアルデヒド樹脂を用いるのがとりわけ好ましい。
【0013】
アミノ−ホルムアルデヒド樹脂としてはアミノ化合物、例えばメラミン、尿素、ベンゾグアナミン、アセトグアナミンなどとホルムアルデヒドを反応させた初期縮合物のほか、メチルアルコール、エチルアルコールなどの低級アルコ−ルによるエ−テル化、パラトルエンスルホンアミドなどの可塑化を促す反応性変性剤で変性されたものが適用でき、中でも耐熱性に優れるメラミン−ホルムアルデヒド樹脂が好ましい。
【0014】
化粧紙は、坪量が20〜200g/mで、着色、あるいは印刷により各種の模様を施したものが用いられ、表面紙は坪量が16〜40g/mで、熱圧成形後透明になるものが用いられる。
【0015】
本発明で用いる撥水剤としては、シリコーン系の撥水剤やフッ素系の撥水剤などが挙げられる。シリコーン系の撥水剤としては、シリコーンオイル、シリコーンパウダーがあり、シリコーンオイルとしては、ストレートシリコーンオイルと変性シリコーンオイルが挙げられ、これらは単独で用いても併用してもよい。ストレートシリコーンオイルと変性シリコーンオイルは、ケイ素原子に結合した有機置換基の種類によって分類される。
【0016】
ストレートシリコーンオイルとは、ジメチルシリコーンオイル、メチルフェニルシリコーンオイル及びメチルハイドロジェンシリコーンオイルのことをいい、置換基としてメチル基、ヒドロキシル基、フェニル基、あるいはヒドロ基を有するものである。これらにはそれぞれ分子量が異なる各種のものがある。
【0017】
また、変性シリコーンオイルは、反応性シリコーンオイルと非反応性シリコーンオイルに分類され、さらに導入される官能基の種類あるいは官能基の導入位置や数によっても分類される。
例えば、反応性シリコーンオイルとしては、ジメチルポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキサン等のシリコーンに有機基を反応させたアミノ変性、エポキシ変性、カルボキシル変性、カルビノール変性、メタクリル変性、メルカプト変性、フェノール変性、メチルスチリル変性、アルコール変性などが挙げられる。
非反応性シリコーンオイルとしては、ポリエーテル変性、メチルスチリル変性、アルキル変性、高級脂肪酸エステル変性、アルキル/アラルキル変性、アルキル/ポリエーテル変性、フルオロアルキル変性などが挙げられる。
【0018】
本発明では撥水剤として前記のシリコーンオイルの中でも、アミノ変性シリコーンオイルが極めて汚れ付着の防止、払拭性に効果があり好ましい。
【0019】
非反応性シリコーンオイルはメラミン樹脂との反応性が乏しく化粧板表面への配向・密着性や耐久性が劣りやすい。また反応性シリコーンに於いても、エポキシ・カルボキシ変性でもメラミン樹脂との反応は期待できるが、検討の結果アミノ変性の方が良好な払拭性が発現した。これはエポキシ変性シリコーン中のエポキシ基がメラミン樹脂中のアミノ基との反応性が高い為、メラミン樹脂中に取り込まれやすく化粧板表面への配向がしにくく払拭性が発現しにくいと思われる。またカルボキシ変性シリコーンはシリコーン中のカルボキシ基末端に含まれるOH基があり、メラミン樹脂と反応しなかった残留OH基の為に、親水性が高くなり払拭性が劣りやすいと推測される。
【0020】
さらに、アミノ変性シリコーンオイルの官能基当量が500〜2000で分子量が1万〜5万、とりわけ1.5万〜3万が極めて効果があり好ましい。官能基当量が500を下回る場合、1分子鎖に付く官能基量が多すぎ、汚れ等のはじきに効果のあるメチル基量が相対的に減少して、汚れ付着の防止、払拭性の効果が減少すると考えられ、官能基当量が2000を上回る場合、表面のメラミン樹脂成分にアミノ変性シリコーンを固定する1分子鎖あたりの官能基量が少ない為、表面にシリコーンが配向できず、汚れ付着の防止、払拭性の効果を十分発現できない。分子量は1万を下回ると1つの分子鎖長さが短くなり、成形中に樹脂内に取り込まれたりして表面に効率的な配向ができず、汚れ付着の防止、払拭性の効果を十分発現できない。逆に分子量が5万を越えると、シリコーン粘度が高く原料の投入や分散に支障が起こる。
【0021】
シリコーンパウダーとしては、直鎖状のジメチルポリシロキサンを架橋した構造を持つシリコーンゴムの微粉末であるシリコーンゴムパウダーや、シロキサン結合が(CHSiO3/2)nで表わされる三次元網目状に架橋した構造を持つ、いわゆるポリメチルシルセスキオキサンの微粉末であるシリコーンレジンパウダーや、球状のシリコーンゴムパウダーの表面をシリコーンレジンで被覆したシリコーン複合パウダーなどがあり、また球状のアモルファスシリカの表面をシリコーン処理した合成シリカ微粉末である疎水性シリカパウダーをシリコーンパウダーとして用いることもできる。本発明ではこれらのいずれのものもシリコーンパウダーとして添加配合に用いることができるものであり、これらは単独で用いても、二種以上を併用してもよい。
【0022】
このシリコーンパウダーとしては、有機溶媒中での分散性、製品の払拭性を考慮して、平均粒径が0.1〜10μmのものが好ましく、平均粒径が下限に満たないと製品の表面の払拭性に効果が少なくなりやすく、平均粒径が上限を超えると、溶液中での分散性が悪くなり均一な払拭性を得ることが困難になる。
【0023】
前記のシリコーン系の撥水剤の他に用いられるフッ素系の撥水剤としては、フッ素オイル、フッ素パウダーなどが挙げられる。
フッ素オイルは、一般に、炭化水素の水素をフッ素で置換した化学式(塩素等のハロゲン元素、酸素等を含んでいてもよい)で示され、常温で液状ないしグリース状のもので、パーフルオロポリエーテル、パーフルオロアルキルポリエーテル、三フッ化エチレン重合体などが挙げられる。とりわけ側鎖または直鎖タイプのパーフルオロアルキルポリエーテルが好ましい。
【0024】
フッ素パウダーは、炭素鎖のまわりをフッ素原子で囲む分子構造を有するフッ素樹脂を粉砕して微紛化したフッ素樹脂パウダーである。フッ素樹脂としては、例えば、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)、テトラフルオロエチレン/パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体(PFA)、テトラフルオロエチレン/ヘキサフルオロプロピレン共重合体(FEP)、エチレン/テトラフルオロエチレン共重合体(ETFE)、ポリクロロトリフルオロエチレン(PCTFE)、エチレン/クロロトリフルオロエチレン共重合体(ECTFE)、ポリフッ化ビニリデン(PVDF)などを挙げることができる。
【0025】
前述の撥水剤は溶媒中に溶解または分散させて用いることができ、有機溶媒としては特に限定はされないが、例えば、メタノール、エタノール、イソプロピルアルコール、ノルマルブタノール等のアルコール類、トルエン、キシレン、エチルベンゼン等の芳香族有機溶剤類、酢酸メチル、酢酸エチル、酢酸ブチル、プロピオン酸メチル、プロピオン酸エチル、酪酸メチル、酪酸エチル、アセト酢酸メチル、アセト酢酸エチル、安息香酸メチル等のエステル類、アセトン、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン、シクロヘキサノン、メチルシクロヘキサノン、ベンゾヘノン、アセトフェノン等のケトン類、ヘキサン、ペンタン、オクタン、シクロヘキサン、デカン等の低級パラフィン類、ジエチルエーテル、テトラヒドロフラン、エチレングリコールジメチルエーテル、エチレングリコールジエチルエーテル、プロピレングリコールジエチルエーテル、プロピレングリコールジメチルエーテル等のエーテル類、N,N−ジメチルホルムアミド、N,N−ジメチルアセトアミド、N−メチルピロリドン、アセトアニリド等のアミド類、アンモニア、トリメチルアミン、トリエチルアミン、ノルマルブチルアミン、ジノルマルブチルアミン、トリノルマルブチルアニン、アニリン、N−メチルアニリン、N,N−ジメチルアニリン、ピリジン等のアミン類などを使用することができる。
【0026】
前述の撥水剤の添加量は、仕上がった製品が払拭性を有するように考慮して決定されるが、添加量が少ないと目的とする払拭性能を得ることが難しくなり、また添加量が多すぎると仕上がった製品の表面にブリードによる曇りが生じ易くなるため、溶液中の撥水剤の添加量は、0.05〜0.5重量%の範囲とするのが好ましい。
【0027】
溶液中には他の成分、例えば、離型剤、界面活性剤などを加えてもよく、離型剤としては、炭化水素系、脂肪酸系、脂肪酸アミド系、エステル系、アルコール系、金属石鹸類等を用いることができる。
【0028】
具体的な例としては、炭化水素系では流動パラフィン、天然パラフィン、マイクロワックス、ポリエチレンワックス等、脂肪酸系ではステアリン酸、ラウリン酸等、脂肪酸アミド系ではステアリン酸アミド、パルミチン酸アミド、メチレンビスステアロアミド、エチレンビスステアロアミド等、エステル系ではブチルステアレート、硬化ヒマシ油、エチレングリコールモノステアレート等、アルコール系ではセチルアルコール、ステアリルアルコール等、金属石鹸類としてはステアリン酸鉛、ステアリン酸亜鉛、ステアリン酸カルシウム等が例示される。
【0029】
また、撥水剤の混合性を向上させるためには界面活性剤の添加が有効で、活性剤としては、陰イオン性界面活性剤、陽イオン性界面活性剤、両性界面活性剤あるいは非イオン性界面活性剤のいずれでも適用可能であり、特に限定されるものではない。
陰イオン性界面活性剤としては、アルキル硫酸エステル塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸エステル塩、アルキルベンゼンスルホン酸塩、アルキルスルホン酸塩、α−オレフィンスルホン酸塩、脂肪酸塩、α−スルホ脂肪酸塩、エーテルカルボン酸塩、アルキルリン酸エステル塩等が挙げられる。
陽イオン性界面活性剤としては、アルキルトリメチルアンモニウム塩、ジアルキルジメチルアンモニウム塩、アルキルジメチルベンジルアンモニウム塩などが挙げられる。
両性界面活性剤としては、アルキルカルボキシベタイン、アルキルスルホベタインなどが挙げられる。
非イオン性界面活性剤としては、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンフェニルエーテル、脂肪酸アルカノールアミド、アルキルジメチルアミンオキシド、グリセリン脂肪酸エステル類、ソルビタン脂肪酸エステル類、ショ糖脂肪酸エステル類などが挙げられる。
【0030】
更に必要に応じて可塑剤を添加することも可能で、例えば、エチレングリコールおよびそのオリゴマー、ポリエチレングリコール、プロピレングリコールおよびそれらのオリゴマー、ポリプロピレングリコール等のグリコール誘導体、グリセリンおよびそのオリゴマー、ポリグリセリンやグリセリン等にエチレンオキサイド、プロピレンオキサイド等が付加したグリセリン誘導体、ソルビトールやソルビトールにエチレンオキサイド、プロピレンオキサイド等が付加したソルビトール誘導体等が挙げられる。これらの中でも、グリセリン、エチレングリコール、プロピレングリコール、ソルビトール等の多価アルコールおよびその誘導体が好適に使用される。これらの可塑剤は単独で使用しても良いし、二種以上を併用してもよい。
【0031】
前述の組成物を熱硬化性樹脂含浸化粧紙、或いは熱硬化性樹脂含浸表面紙に塗布する方法としては特に限定されず、例えば、グラビアコート、グラビアリバースコート、リバースロールコート、ロールコート、コンマコート、バーコート、スプレーコート、エアナイフコート、カーテンコートなど公知の方法が適用でき、また、これらを適宜組み合わせてもよい。更に、塗布装置は含浸装置に付随していて含浸と塗布が連続的に行えるものであっても、塗布装置と、含浸装置が夫々分離独立しているものであってもよく、特に制約はない。
【0032】
撥水剤の含浸紙への塗布量は熱圧成形時に最表層に当接される仕上げ材料により適宜調整され、例えば、鏡面仕上げプレートを用いる場合は、シリコーン量が0.005〜0.05g/mとするのが望ましく、0.005g/m未満では充分な払拭性が得られず、また、0.05g/mを超えると化粧表面が曇りやすくなるため好ましくない。
【0033】
また、仕上げ材にエンボスプレートやエンボスシートなどのエンボス仕上げ材を用いる場合は、シリコーン量が0.01〜0.1g/mとするのが望ましく、0.01g/m未満では充分な払拭性が得られず、また、0.1g/mを超えると化粧表面が曇りやすくなるため好ましくない。
これは、フラットなプレートを用いた場合に比べエンボス仕上げ材を用いた場合は、表面に凹凸が形成される分、多めに塗布しないと充分な払拭性が得られないためである。
【0034】
基材としては、MDF(中密度繊維板)、パーティクルボード、合板などの木質系基材や、化粧板用として供されるクラフト紙、不織布、クロスなどに、フェノール樹脂、不飽和ポリエステル樹脂、アミノ−ホルムアルデヒド樹脂などの熱硬化性樹脂からなる樹脂液を含浸し、乾燥した樹脂含浸コア紙が用いることができ、とりわけ、強度、耐熱性などに優れるメラミン−ホルムアルデヒド樹脂やフェノール樹脂が好ましい。
【0035】
これらの基材の他、無機質繊維からなるシート、不織布、クロスなどに不燃性を付与した樹脂液を含浸し、乾燥した無機質基材樹脂含浸コア紙を採用すれば、強度、耐熱性はもちろんの事不燃性を有するものとなり、中でもエポキシ樹脂、ポリビニルアルコール樹脂などのバインダー成分により処理された坪量30〜300g/mのガラス不織布を用いるのが好ましい。30g/m以下では強度が不足し含浸時や熱圧成形時取り扱い性が悪く破損しやすいため好ましくない。また、300g/mを超えると含浸適性が悪く好ましくない。
【0036】
樹脂含浸コア紙に適用するフェノール樹脂はフェノール類とアルデヒド類とをフェノール性水酸基1モルに対してアルデヒド類を1〜1.3モルの割合で塩基性触媒下にて反応させることにより得ることができ、フェノール類としては、フェノール、クレゾール、キシレノール、オクチルフェノール、フェニルフェノール、ビスフェノールA、ビスフェノールS、ビスフェノールFなどが挙げられ、アルデヒド類としては、ホルムアルデヒド、パラホルムアルデヒド、グリオキザール、トリオキザールなどが挙げられる。
また、必要に応じてパラスルフォンアミド、桐油、DOP、TCP(トリクレジルホスフェート)などの可塑化を促す変性剤で変性されたものも適用でき、塩基性触媒としては、ナトリウム、カリウムなどのアルカリ金属、及びマグネシウム、カルシウムなどのアルカリ土類金属の酸化物や水酸化物、及びトリエチルアミン、トリエタノールアミンなどのアミン類が挙げられる。
【0037】
無機質繊維からなるシート、不織布、クロスなどに含浸する際に用いる樹脂液は、前述のアミノ−ホルムアルデヒド樹脂、とりわけメラミン−ホルムアルデヒド樹脂、フェノール樹脂と水酸化アルミニウム、炭酸カルシウム、シリカなどの無機質粒子を主成分とする充填材を加えたものが好適である。
【0038】
以下、本発明について、実施例、比較例を挙げてより詳細に説明する。
【実施例】
実施例1
撥水剤含有アルコール溶液(I)の配合
アミノ変性シリコーン:SF8417            0.1重量部
(分子量約18000:官能基当量1800)
(東レダウコーニング工業株式会社(製))
イソプロピルアルコール                  100重量部
メラミン樹脂含浸コーテッド表面紙
坪量22g/mの表面紙に,メラミン−ホルムアルデヒド樹脂を含浸量が固形分で40g/mとなるように含浸処理した後、グラビアコーター法で、上記の撥水剤含有アルコール溶液(I)をシリコーン量で0.01g/m塗布してメラミン樹脂含浸コーテッド表面紙(I)を得た。
メラミン樹脂含浸化粧紙
坪量100g/mの無地柄の化粧紙に,メラミン−ホルムアルデヒド樹脂を含浸量が固形分で100g/mとなるように含浸処理してメラミン樹脂含浸化粧紙(I)を得た。
熱硬化性樹脂化粧板
坪量198g/mのクラフト紙にフェノール樹脂とを含浸量が固形分で100g/mとなるように含浸処理したフェノール樹脂含浸コア紙4枚を基材とし、メラミン樹脂含浸化粧紙(I)1枚と、メラミン樹脂含浸コーテッド表面紙(I)1枚を積層して、フラット仕上げプレートを用いて130℃,100kg/cm、90分間の条件で熱圧成形して実施例1の払拭性化粧板を得た。
【0039】
実施例2
撥水剤含有アルコール溶液(I)の配合
アミノ変性シリコーン:SF8417            0.1重量部
(分子量約18000:官能基当量1800)
(東レダウコーニング工業株式会社(製))
イソプロピルアルコール                  100重量部
メラミン樹脂含浸コーテッド化粧紙
坪量100g/mの無地柄の化粧紙に,メラミン−ホルムアルデヒド樹脂を含浸量が固形分で100g/mとなるように含浸処理した後、グラビアコーター法法で、上記の撥水剤含有アルコール溶液(I)をシリコーン量で0.01g/m塗布してメラミン樹脂含浸コーテッド化粧紙(I)を得た。
熱硬化性樹脂化粧板
坪量198g/mのクラフト紙にフェノール樹脂とを含浸量が固形分で100g/mとなるように含浸処理したフェノール樹脂含浸コア紙4枚を基材とし、メラミン樹脂含浸コーテッド化粧紙(I)1枚とを積層して、フラット仕上げプレートを用いて130℃,100kg/cm、90分間の条件で熱圧成形して実施例2の払拭性化粧板を得た。
【0040】
実施例3
実施例2において、基材として、坪量100g/mのガラス繊維不織布にフェノール樹脂と水酸化アルミニウムからなる樹脂を含浸量が固形分で800g/mとなるように含浸処理したガラス繊維基材フェノール樹脂含浸コア紙4枚を用いた以外は同様に製造して、実施例3の払拭性化粧板を得た。
【0041】
実施例4
実施例2において、撥水剤含有アルコール溶液(I)をシリコーン量で0.1g/m塗布してメラミン樹脂含浸コーテッド化粧紙(II)を得、仕上げ材料として、梨地状のエンボスプレートを用いた以外は実施例2と同様に製造して、実施例4の払拭性化粧板を得た。
【0042】
比較例1
実施例1において、下記撥水剤含有アルコール溶液(II)を用いた以外は同様に製造して、比較例1の化粧板を得た。
撥水剤含有アルコール溶液(II)の配合
カルボキシ変性シリコーン:SF8418         0.1重量部
(分子量約25000:官能基当量3500)
(東レダウコーニング工業株式会社(製))
イソプロピルアルコール                  100重量部
【0043】
比較例2
実施例1において、下記撥水剤含有溶液(III)を用いた以外は同様に製造して、比較例2の化粧板を得た。
撥水剤含有溶液(III)の配合
エポキシ変性シリコーン:SF8411            0.1重量部
(分子量約30000:官能基当量3000)
(東レダウコーニング工業株式会社(製))
イソプロピルアルコール                  100重量部
【0044】
比較例3
実施例1において、下記撥水剤含有アルコール溶液(IV)を用いた以外は同様に製造して、比較例3の化粧板を得た。
撥水剤含有アルコール溶液(IV)の配合
ポリエーテル変性シリコーン:SH3794         0.1重量部
(分子量約18000)
(東レダウコーニング工業株式会社(製))
イソプロピルアルコール                  100重量部
【0045】
比較例4
実施例1においてアミノ変性シリコーンの塗布量を0.004g/mとした以外は同様に実施して比較例4の化粧板を得た。
【0046】
比較例5
実施例1においてアミノ変性シリコーンの塗布量を0.06g/mとした以外は同様に実施して比較例5の化粧板を得た。
【0047】
比較例6
実施例1において、アミノ変性シリコーンの官能基当量を350、分子量が400とした下記撥水剤含有溶液(V)を用いた以外は同様に製造して、比較例6の化粧板を得た。
撥水剤含有溶液(V)の配合
アミノ変性シリコーン:BY16−904          0.1重量部
(分子量約4000:官能基当量350)
(東レダウコーニング工業株式会社(製))
イソプロピルアルコール                  100重量部
【0048】
比較例7
実施例1において、アミノ変性シリコーンの官能基当量を4000とした下記撥水剤含有溶液(VI)を用いた以外は同様に製造して、比較例7の化粧板を得た。
撥水剤含有溶液(VI)の配合
アミノ変性シリコーン:BY16−850          0.1重量部
(分子量約18000:官能基当量4000)
(東レダウコーニング工業株式会社(製))
イソプロピルアルコール                  100重量部
【0049】
評価結果を表1に示す。
【表1】
Figure 2004098306
【0050】
Figure 2004098306
Figure 2004098306
【0051】
【発明の効果】
本発明の払拭性化粧板は、最表層となる樹脂含浸表面紙、或いは樹脂含浸化粧紙に撥水剤が塗布されているため仕上がった化粧表面に撥水性物質が固着され、低表面自由エネルギー効果により汚染物質の付着量が大きく低減する。そのため、撥水性、撥油性、防汚性などが向上する。
【0052】
また、醤油、油、化粧品、マジック、クレヨンなどの汚染物質が付着しにくく、このような汚染物質が付着したとしても、汚れを除去するための労力や手間も余り要さず、からぶき又は水洗いにより清掃で簡単に楽に容易に汚染物質を除去することができ、実用面で非常に都合がよい。
従って、本発明の払拭性化粧板は、トイレ、キッチン、家具などの垂直面等に広く活用することができる。

Claims (6)

  1. 表面紙と、化粧紙と、基材を用いる払拭性化粧板であって、表面紙に熱硬化性樹脂を含浸し乾燥した後、更にこの表面に撥水剤を塗布した樹脂含浸コーテッド表面紙と、樹脂含浸化粧紙と、基材とを積層し、熱圧成形してなることを特徴とする払拭性化粧板。
  2. 化粧紙と、基材を用いる払拭性化粧板であって、化粧紙に熱硬化性樹脂を含浸し乾燥した後、更にこの表面に撥水剤を塗布した樹脂含浸コーテッド化粧紙と、基材とを積層し、熱圧成形してなることを特徴とする払拭性化粧板。
  3. 該撥水剤の塗布量が0.005〜0.05g/mであり、熱圧成形時にフラット仕上げプレートを用いたことを特徴とする請求項1又は2記載の払拭性化粧板。
  4. 該撥水剤の塗布量が0.01〜0.1g/mであり、熱圧成形時にエンボス仕上げ材を用いたことを特徴とする請求項1又は2記載の払拭性化粧板。
  5. 該撥水剤がアミノ変性シリコーンオイルあることを特徴とする請求項1、2、3又は4記載の払拭性化粧板。
  6. 該アミノ変性シリコーンオイルが、官能基当量が500〜2000で、分子量が1万〜5万であることを特徴とする請求項5記載の払拭性化粧板。
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