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JP2004098197A - 研削装置 - Google Patents

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JP2004098197A
JP2004098197A JP2002261841A JP2002261841A JP2004098197A JP 2004098197 A JP2004098197 A JP 2004098197A JP 2002261841 A JP2002261841 A JP 2002261841A JP 2002261841 A JP2002261841 A JP 2002261841A JP 2004098197 A JP2004098197 A JP 2004098197A
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JP
Japan
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grinding
work
sensor
thickness
grindstone
Prior art date
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Pending
Application number
JP2002261841A
Other languages
English (en)
Inventor
Akio Iwase
岩瀬 昭雄
Yasushi Ohashi
大橋 靖司
Kiyohiro Okuma
大熊 清弘
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Heavy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
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Publication date
Application filed by Sumitomo Heavy Industries Ltd filed Critical Sumitomo Heavy Industries Ltd
Priority to JP2002261841A priority Critical patent/JP2004098197A/ja
Publication of JP2004098197A publication Critical patent/JP2004098197A/ja
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  • Constituent Portions Of Griding Lathes, Driving, Sensing And Control (AREA)
  • Grinding Of Cylindrical And Plane Surfaces (AREA)

Abstract

【課題】本発明は、光学部品のガラスや半導体シリコンウエハのようなワークの両面を、超精密に研削加工する場合に好適な両頭研削装置に関し、従来から両頭研削装置に設けられている厚み測定センサーを利用して、ワークの厚み加工精度の向上を図ることを目的とする。
【解決手段】厚み測定センサーを有するワーク保持装置において、砥石10,10とワーク20が接触して砥石により、厚み測定センサー50,50が移動したときの移動量と、厚み測定センサー50,50の移動量発生時のサドル送り手段(図示せず)の位置と、研削加工前のワーク20の厚みとから砥石10,10の研削加工開始位置を求め、ワーク20の研削加工を行う。
【選択図】   図5

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は研削装置に係り、特に光学部品のガラスや半導体シリコンウエハのようなワークの両面を超精密に研削加工する研削装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
両頭研削装置においてワークを加工する場合には、対向する一対の砥石に設けられた二つの研削動作面によりワークの両面を研削加工する。この場合、対向する一対の砥石に設けられた二つの研削動作面とワークが接触する接触位置である研削加工開始位置(以下、研削加工開始位置)まで、対向する一対の砥石を移動させ、ワークの研削加工を開始する。
【0003】
一つの研削動作面のみワークと接触した状態においては、もう一つの研削動作面とワークは接触していないためにワークが研削加工中に撓むスペースが存在する。そのため、ワークの接触している側の面が研削される時に発生する加工反力により、ワークが撓んだ状態となり、この状態で研削加工が進行するとワークの加工精度は低下する。従って、砥石のワークに対しての研削加工開始位置を求めることはワークを精度良く加工するために重要である。
【0004】
従来技術としては、ワークの位置を固定し、手動により対向する一対の砥石をワークに近づけて目視や音などで接触したことを判断して、研削加工開始位置を決めていた。また、研削加工開始位置決めを自動化した方法としては、あらかじめ、ワークの中心位置とタッチセンサー等の計測機器の位置を把握しておき、タッチセンサーで研削動作面の位置を計測して、研削加工開始位置を決定する方法がある(例えば、特許文献1参照。)。
【0005】
【特許文献1】
特開平11−188622。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来行なわれていた手動により研削加工開始位置決めを行う場合には、ワーク自身が撓みやすいために、ワークに変形を加えないで研削加工開始位置を見つけ出すことが困難であった。また、このような作業を行うためには多くの経験を要し、作業自体にも多くの時間を必要とするなどの問題があった。
【0007】
また、先に述べた自動化によりタッチセンサーを用いて研削加工開始位置決めを行う場合には、タッチセンサーを新たに両頭研削装置に設けることが必要であるが、タッチセンサーは高価であり装置の高コスト化を招く。
【0008】
また、各ワーク間には厚みバラツキが存在するが、この方法ではワーク間の厚みバラツキを吸収して、各ワークの研削量を一定に行うことは難しいという問題がある。
【0009】
そこで本発明は、上記事情に鑑みなされたもので、ワークの厚み加工精度に優れた研削装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本発明では、次に述べる各手段を講じたことを特徴とするものである。
【0011】
請求項1記載の発明では、砥石と、ワークの表面の位置を検出するセンサーとからなる研削装置において、前記砥石と前記ワークとが接触したときの前記センサーの検出値に基づき、前記砥石の前記ワークに対する研削加工開始位置を演算する演算手段を備えたことを特徴とする研削装置により、解決する。
【0012】
上記発明によれば、砥石とワークが接触してからの移動量であるセンサーの検出値を基に演算を行うことで、砥石のワークに対する研削加工開始位置を求めることができる。
【0013】
請求項2記載の発明では、請求項1記載の研削装置において、前記センサーは、ワークの厚み測定センサーであることを特徴とする研削装置により、解決する。
【0014】
上記発明によれば、従来から研削装置に設けられている厚み測定センサーを利用するため、新たな装備を必要としない。そのため、研削装置のコストが上昇しない。また、厚み測定センサーを用いることで砥石とワークが接触して移動した時の移動量と等しい移動量である、センサーの移動量を求めることができる。さらに、ワークの厚みも測定することができる。
【0015】
請求項3記載の発明では、請求項2記載の研削装置において、前記厚み測定センサーは、接触式センサーであることを特徴とする研削装置により、解決する。
【0016】
上記発明によれば、厚み測定センサーには接触式センサーを用いることができる。
【0017】
請求項4記載の発明では、請求項3記載の研削装置において、前記接触式センサーは、電気的信号を用いた変位センサーであることを特徴とする研削装置により、解決する。
【0018】
上記発明によれば、接触式センサーとしては電気信号を用いた変位センサーを用いることができる。
【0019】
請求項5記載の発明では、ワークに対して研削を行う一対の砥石と、ワークを検出することにより、その厚みを測定する一対の厚み測定センサーと、ワークに対し研削を行なう一方の砥石をワークに向けて変位させる第1の送り手段と、該第1の送り手段の配設位置に対して前記ワークを介して反対側に配設されており、前記ワークに対し両頭研削を行なう他方の砥石を前記ワークに向けて変位させる第2の送り手段と、前記一対の砥石による前記一対の厚み測定センサーの移動量を測定する測定手段と、前記ワークの厚みと、前記測定手段により求められる前記一対の厚み測定センサーの移動量とに基づき、前記一対の砥石の前記ワークに対する研削加工開始位置を演算する演算手段と、を設けてなることを特徴とする研削装置により、解決する。
【0020】
上記発明によれば、従来から研削装置に設けられている一対の厚み測定センサーを利用するため、新たな装備を必要としない。そのため、研削装置のコストが上昇しない。一対の砥石がワークを介して一対の厚み測定センサーを移動させた時の移動量を基に、一対の砥石のワークに対する研削加工開始位置を演算手段により求めることができる。ワークを介して、研削加工開始位置を決定しているので、それぞれの前記ワークの厚みに合った研削加工開始位置置から実加工を開始することができるため、ワークの加工精度が向上する。
【0021】
請求項6記載の発明では、請求項2乃至5のいずれか1項に記載の研削装置において、前記厚み測定センサーは、前記ワークの回転中心近傍位置を通る砥石に近い位置に設置されてなることを特徴とする研削装置により、解決する。
【0022】
上記発明によれば、ワークの回転中心近傍位置を通る砥石に近い位置に、厚み測定センサーを設けることで、ワーク自身が持つ反りや撓みの影響を受けにくくなり、正確な研削加工開始位置を求めることができ、ワークの加工精度が向上する。
【0023】
【発明の実施の形態】
次に、図面に基づいて本発明を両頭研削装置に適用した場合の実施例について説明する。
【0024】
図1は、本発明の一実施例である両頭研削装置を示している。
同図中に示したY,Y方向は砥石10,10の移動方向であるスラスト方向を示している。また、X,X方向はY,Y方向に直交する面方向であるラジアル方向を示している。
【0025】
この両頭研削装置は、大略すると両頭研削装置本体と、演算手段450とからなる。
【0026】
以下の説明では、先ず両頭研削装置本体の構成について説明し、次に演算手段450について説明するものとする。
【0027】
同図に示されるように、両頭研削装置本体は、大略すると一対の研削加工部3,3と、ワーク保持器60とにより構成されている。
【0028】
始めに、研削加工部3,3について図1を用いて説明する。なお、研削加工部3と研削加工部3とは同じ構成であるので、研削加工部3についてのみ説明を行う。
【0029】
研削加工部3は、大略するとサドル100と、サドル位置センサー120と、サドル送り手段110と、砥石10と、研削主軸70とにより構成されている。
【0030】
サドル100は、架台90に移動可能な状態で配設されている。また、サドル100の側面部にはサドル位置センサー120が配設されている。サドル100の一方の端部には砥石10が研削主軸70を介して配設されている。他方の端部には、サドル送り手段110が配設されており、サドル送り手段110により、サドル100と、砥石10と、研削主軸70とは一体にY,Y方向へ移動可能な構成となっている。
【0031】
サドル位置センサー120は、サドル100のY,Y方向の位置をモニターするセンサーである。
【0032】
研削主軸70は、回転駆動可能な状態でサドル100に配設されおり、回転駆動装置(図示せず)により回転駆動する。研削主軸70の一方の端部に配設された砥石10に回転運動を伝えることで、砥石10はX,X方向へ回転駆動する。
【0033】
砥石10には、ワーク20を研削加工するための研削動作面15が形成されている。砥石10は、研削主軸70からの回転運動を受けてX,X方向へ回転駆動しながらサドル送り手段110によりY方向へ移動することでワーク20の研削加工を行う。
【0034】
次に、ワーク保持器60について図2〜3を用いて説明を行う。
【0035】
図2は、研削加工時のワーク保持器と砥石の平面図であり、図3はその側面図である。
【0036】
なお、図3に示した静圧パッド40,40の側壁を指すことで開口部41,41を表すこととする。図3中に示したY,Y方向は砥石10,10の移動方向であるスラスト方向を示している。また、X,X方向はY,Y方向に直交する面方向であるラジアル方向を示している。
【0037】
図2に示すように、ワーク保持器60は、大略するとローラ30と、静圧パッド40,40と、厚み測定センサー50,50とからなる。
【0038】
ローラ30は、ワーク保持器60上においてワーク20の端部を支持できるような位置に4個配設されており、ワーク20をX,X方向の支持及び回転駆動をさせる。
【0039】
図3に示すように、静圧パッド40,40は、ローラ30に支持されたワーク20の両面に位置するようにワーク保持器60に配設されており、ワーク20のY方向の支持を行う。また、静圧パッド40,40には、厚み測定センサー50,50の接触子80,80をワーク20に接触させるための開口部41,41が形成されている。
【0040】
図3に示すように、ワーク20の厚みを測定する厚み測定センサー50,50は、ワーク20の両面を挟むように一方の端部がワーク保持器60に配設されている。厚み測定センサー50,50の他方の端部には、接触子80,80が配設されている。接触子80,80は、静圧パッド40,40の開口部41,41からワーク20に接触している。また、厚み測定センサー50,50は、あらかじめ厚みの分かっている基準片を測定して較正したものを使用し、測定時のワーク20と基準片との比較で厚みが計測される。
【0041】
なお、本実施例では、ワークの厚み測定センサー50,50には、接触式センサーである電気的信号を用いた変位センサーを使用して説明するが、これ以外の接触式センサーでも良いし、光センサー等の非接触式センサーでも良い。また、ワーク20には反りや撓みが存在するので、正確な研削加工開始位置を求めるためには、厚み測定センサー50,50の設置位置は、ワーク20の回転中心近傍位置を通る砥石10,10に近い位置に設置することが望ましい。
【0042】
次に、演算手段450について図1を用いて説明を行う。
【0043】
演算手段450は、砥石10,10の研削加工開始位置を決定するための手段である。
【0044】
図1に示すように、演算手段450は、接触検知出力器220と、研削加工開始位置決め制御手段210と、記憶手段240と、研削加工開始位置の演算手段250とから構成される。
【0045】
図4は、本実施例の待機位置での砥石とワークと厚み測定ンサーの位置関係を示したものである。図5は、本実施例の研削加工開始位置決め時に砥石がワークを介して厚み測定センサーを移動させた時の状態を示したものである。
【0046】
なお、図4〜5中に示したY,Y方向は砥石10,10の移動方向であるスラスト方向を示している。また、X,X方向はY,Y方向に直交する面方向であるラジアル方向を示している。
【0047】
接触検知出力器220は、厚み測定センサー50,50と研削加工開始位置決め制御手段210と接続されている。砥石10がサドル送り手段110によりワーク20に向かって移動すると、砥石10とワーク20が接触して厚み測定センサー50を移動させる。このときの移動量E(以下、移動量E)を研削加工開始位置決め制御手段210に送る。移動量Eは、厚み測定センサー50が移動した距離であり、これはワーク20が砥石10と接触後に移動した距離である。同様にして、砥石10がサドル送り手段110によりワーク20に向かって移動して、砥石10とワーク20が接触して厚み測定センサー50を移動させる。このときの移動量F(以下、移動量F)も研削加工開始位置決め制御手段210に送る。移動量Fは、厚み測定センサー50が移動した距離であり、これはワーク20が砥石10と接触後に移動した距離である。
【0048】
尚、移動量E,Fは、非常にわずかな移動量である。
【0049】
記憶手段240は、サドル位置センサー120,120と研削加工開始位置の演算手段210と接続されており、研削加工開始位置に厚み測定センサー50の移動量Eが含まれたサドル100の位置であるサドル位置Eと、厚み測定センサー50の移動量Fが含まれたサドル100の位置であるサドル位置Fとをサドル位置センサー120,120より受けて記憶し、研削加工開始位置の演算手段250に送信する。
【0050】
研削加工開始位置演算手段250は、記憶手段240と、厚み測定センサー50,50と、研削加工開始位置決め制御手段210と接続されている。研削加工開始位置演算手段250は、記憶手段240からサドル位置Eと、サドル位置Fとを受信して、厚み測定センサー50,50からはワーク20の厚みデータと、移動量Eと、移動量Fとを受信する。研削加工開始位置演算手段250は、これらのデータを基に、砥石10,10の研削加工開始位置を決定して、研削加工開始位置決め制御手段210に送信する。
【0051】
研削加工開始位置決め制御手段210は、接触検知出力器220と、研削加工開始位置演算手段250と、サドル送り手段110,110と接続されている。研削加工開始位置決め制御手段210は、接触検知出力器220から信号を受けた場合は、サドル送り手段110,110を停止する。また、研削運転開始後には、研削加工開始位置演算手段250からの研削加工開始位置を基に、サドル送り手段110,110を移動させる。
【0052】
このような、記憶演算処理が演算手段450では行われて、砥石10,10のワーク20に対する研削加工開始位置が決定される。
【0053】
次に、厚み測定センサー50,50が移動させられて移動量E,Fが検出される時の状態について図4〜図5を用いて説明する。
【0054】
砥石10,10が移動する前は、図4に示すようにワーク20と砥石10,10は離れた待機位置にある。厚み測定センサー50,50は、ワーク20を両側から接触子80,80で挟んだ測定状態にあり、ワーク20の厚みが常に測定されている。
【0055】
図4に示した待機状態から、研削加工開始位置決め制御手段210は、サドル送り手段110に対してA方向に一方の砥石10を移動させるように命令を送る。それにより、図5に示すように、砥石10の研削動作面15とワーク20とが接触して、ワーク20が研削動作面15に押されて接触子80がB方向へ移動して、ワーク20の中心位置5はワーク20の中心位置6へと移動する。
【0056】
この時の厚みセンサー50の移動距離に応じた移動量Eが検出され、移動量Eは研削加工開始位置の演算手段250に送られる。移動量Eは、ワーク20の中心位置5とワーク20の中心位置6とのY方向の距離の差である。移動量Eを検出後にサドル送り手段110は停止され、停止位置であるサドル位置Eが記憶手段240により記憶される。その後、砥石10は後退して、砥石10により移動したワーク20は静圧パッド40,40により、図4に示した待機状態に戻る。
【0057】
続いて、他方の砥石10についても同様な動作を行い、厚みセンサー50の移動距離に応じた移動量Fが検出され、移動量Fは研削加工開始位置の演算手段250に送られる。また、移動量Fを検出後にサドル送り手段110は停止され、停止位置であるサドル位置Fが記憶手段240により記憶される。その後、砥石10は後退して、砥石10により移動したワーク20は静圧パッド40,40により、図4に示した待機状態に戻る。
【0058】
次に、図6を参照して、本実施例において両頭研削装置が実施する研削加工開始位置決めの処理について説明する。図6は、本実施例での砥石の研削加工位置決め処理を示すフローチャートである。
【0059】
同図に示す処理が起動すると、先ずステップ301の処理により、片側の砥石10が待機位置からワーク20に向かって移動する。続くステップ311では、移動中の砥石10の研削動作面15がワーク20と接触し、砥石10とワーク20が一体となって移動する。
【0060】
続くステップ321では、厚み測定センサー50の移動判定を行う。この判定は、厚み測定センサー50が移動させられた時の移動量Eにより判定される。
【0061】
ステップ321で否定判定が行なわれた場合(NO)は、処理はステップ311に戻る。一方、肯定判定がされた場合(YES)は、砥石10の研削動作面15がワーク20と接触したと判断され、ステップ331に進む。
【0062】
ステップ331では、サドル送り手段110が停止され、これにより砥石10の移動は停止される。続くステップ341では、サドル送り手段110が停止後のサドル100の位置が記憶される。続くステップ351では、砥石10は待機位置へ後退される。
【0063】
ステップ355では、ワーク20は砥石10が接触して移動する前の待機位置まで戻される。
【0064】
尚、先に述べたように、ワーク20と砥石10,10が接触したときの厚み測定センサー50,50の移動量E,Fは非常にわずかな移動量であるので、ステップ355を省いて、ステップ351の後に、ステップ361を行うことができる。
【0065】
ステップ361では、もう一方の砥石10が待機位置からワーク20に向かって移動される。次のステップ371では、移動中の砥石10の研削動作面15がワーク20と接触し、砥石10とワーク20は一体となって移動する。
【0066】
ステップ381では、厚み測定センサー50の移動判定を行う。この判定は、厚み測定センサー50が移動させられた時の移動量Fにより判定される。ステップ381における判定が否定判定(NO)である場合は、処理はステップ371に戻る。一方、判定が肯定判定(YES)の場合には、砥石10の研削動作面15がワーク20と接触したと判断され、処理はステップ391に進む。
【0067】
ステップ391では、サドル送り手段110が停止され、よって砥石10の移動が停止する。続くステップ401では、サドル送り手段110が停止後のサドル100の位置が記憶され、次のステップ411では砥石10が待機位置へ後退する。
【0068】
ステップ421では、研削加工前のワーク20の厚みと、一対の砥石10,10の各々が移動させた厚み測定センサー50,50の移動時の移動量Eと移動量Fと、サドル送り手段110,110が停止後のサドル100,100の位置を利用して、演算手段450において演算処理を行い、砥石10,10の研削加工開始位置を決定され、ステップ431へと進み、研削加工開始位置決め処理は終了される。
【0069】
上記した処理を行なうことにより、作業者に熟練等を必要とせず、自動で短時間に研削動作面15,15とワーク20が接触する研削加工開始位置を決めることができる。また、従来から両頭研削装置に備えられている厚み測定センサー50,50を利用するため、新たにタッチセンサー等を設けることなく、砥石10,10の研削加工開始位置を決定することができる。さらに、研削加工を行うワーク20を介して研削加工開始位置を決定しているので、ワーク20の加工の実状に合っている。
【0070】
なお、砥石が一つだけの研削装置の場合はステップ361〜ステップ411を除いたフローチャートを基に研削加工開始位置の決定を行うことができる。
【0071】
次に、研削加工開始位置決定後に複数のワーク20の研削加工を行う場合について説明する。
【0072】
研削加工時には、研削加工位置決め制御手段210は、研削加工開始位置の位置までサドル100,100を移動させるよう、サドル送り手段110,110に命令を行なう。その後、砥石10,10はワーク20と接触する前記研削加工開始位置まで移動されて研削加工が行なわれる。
【0073】
上述したように本発明によれば、ワーク20は常に測定状態にあるので、複数のワーク20を加工する時は、加工前のワーク20の厚みデータが、研削加工開始位置の演算手段250に送信される。研削加工開始位置の演算手段250では、加工前のワーク20の厚みデータから、各ワーク20に合った研削加工開始位置の位置を演算により求めて、研削加工開始位置決め制御手段210に送信し、ワーク20は研削加工される。このように加工することで、研削加工開始前に各々のワーク20の厚みを測定し、研削加工開始位置を決める時に使用したワークの厚みとの違いを考慮して演算処理を行うことができる。これにより、各ワーク20の厚みに合った研削加工開始位置である砥石10,10の位置を求めることができる。そのため、研削加工開始位置である砥石10,10の位置決めは、一度行えば良く、各ワーク20に最適な研削加工ができるため、複数のワーク20を高精度に加工できる。
【0074】
また、従来から両頭研削装置に備えられているワークの厚み測定センサー50を利用しているため、タッチセンサーのような高価なセンサーを必要としない。
【0075】
さらに、自動で研削加工開始位置を決定するので、短時間で作業を行うことができ、作業者の熟練技術などを必要としない。
【0076】
なお、本実施例では両頭研削の場合について説明を行ったが、砥石が一つの研削装置の場合については、先に説明した本実施例のうちの一方の砥石について行えば良く、本発明は二つの砥石を備えた両頭研削装置に限定されない。
【0077】
以上、本発明の好ましい実施例について詳述したが、本発明はかかる特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲内に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
【0078】
【発明の効果】
請求項1乃至4記載の発明によれば、砥石がワークと接触して厚み測定センサーを移動させた時に生じる厚みセンサーの移動量を用いて演算手段が演算することで、砥石の研削加工開始位置を決定することができる。厚み測定センサーには、接触式センサーを用いることで、移動量を検出することができる。具体的には、接触式センサーであれば電気信号を用いた変位センサーを適用することができる。
【0079】
また、研削加工開始位置決め時に研削加工を行うワークを介しているので、ワークの加工の実状に合っている。
【0080】
請求項5記載の発明によれば、研削装置が一対の砥石を備えている場合においても、ワークと接触して厚み測定センサーを移動させた時に生じる厚みセンサーの移動量を用いて演算手段が演算することで、一対の砥石の研削加工開始位置を決定することができる。また、研削加工開始位置決め時に研削加工を行うワークを介しているので、ワークの加工の実状に合っている。
【0081】
請求項6記載の発明によれば、ワーク自身が持つ反りや撓みの影響を受けにくくなり、砥石とワークとの接触位置である研削加工開始位置が正確に求められ、それにより、さらなる高精度なワークの加工が行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である両頭研削装置である。
【図2】研削加工時のワーク保持器と砥石の平面図である。
【図3】研削加工時のワーク保持器と砥石の側面図である。
【図4】本実施例の待機位置での砥石とワークと厚み測定ンサーの位置関係を示したものである。
【図5】本実施例の研削加工開始位置決め時に砥石がワークを介して厚み測定センサーを移動させた時の状態を示したものである。
【図6】本実施例での砥石の研削加工位置決め処理を示すフローチャートである。
【符号の説明】
,3 研削加工部
5、6 ワークの中心位置
10,10 砥石
15,15 研削動作面
20 ワーク
30 ローラ
40,40 静圧パッド
41,41 開口部
50,50 厚み測定センサー
60 ワーク保持器
70,70 研削主軸
80,80 接触子
90 架台
100,100 サドル
110,110 サドル送り手段
120,120 サドル位置センサー
210 研削加工開始位置決め制御手段
220 接触検知出力器
240 記憶手段
250 研削加工開始位置の演算手段
301 片側砥石移動
311 ワークと片側砥石接触
321 厚みセンサー移動判定
331 砥石送り手段停止
341 砥石送り手段停止後のサドル位置記憶
351 片側砥石後退
355 ワークを待機位置まで移動
361 反対側砥石移動
371 ワークと反対側砥石接触
381 厚みセンサー移動判定
391 砥石送り手段停止
401 砥石送り手段停止後のサドル位置記憶
411 反対側砥石後退
421 演算手段による両砥石の研削加工開始位置の算出
431 終了
450 演算手段

Claims (6)

  1. 砥石と、ワークの表面の位置を検出するセンサーとからなる研削装置において、
    前記砥石と前記ワークとが接触したときの前記センサーの検出値に基づき、前記砥石の前記ワークに対する研削加工開始位置を演算する演算手段を備えたことを特徴とする研削装置。
  2. 請求項1記載の研削装置において、
    前記センサーは、ワークの厚み測定センサーであることを特徴とする研削装置。
  3. 請求項2記載の研削装置において、
    前記厚み測定センサーは、接触式センサーであることを特徴とする研削装置。
  4. 請求項3記載の研削装置において、
    前記接触式センサーは、電気的信号を用いた変位センサーであることを特徴とする研削装置。
  5. ワークに対して研削を行う一対の砥石と、
    ワークを検出することにより、その厚みを測定する一対の厚み測定センサーと、
    ワークに対し研削を行なう一方の砥石をワークに向けて変位させる第1の送り手段と、
    該第1の送り手段の配設位置に対して前記ワークを介して反対側に配設されており、前記ワークに対し両頭研削を行なう他方の砥石を前記ワークに向けて変位させる第2の送り手段と、
    前記一対の砥石による前記一対の厚み測定センサーの移動量を測定する測定手段と、
    前記ワークの厚みと、前記測定手段により求められる前記一対の厚み測定センサーの移動量とに基づき、前記一対の砥石の前記ワークに対する研削加工開始位置を演算する演算手段と、
    を設けてなることを特徴とする研削装置。
  6. 請求項2乃至5のいずれか1項に記載の研削装置において、前記厚み測定センサーは、前記ワークの回転中心近傍位置を通る砥石に近い位置に設置されてなることを特徴とする研削装置。
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