JP2004096919A - 二次電池の保護回路装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】装置の小型化を維持した状態で高電流に対する耐久性を向上する。
【解決手段】二次電池10と放電用端子10cに接続された第1サイリスタ11と、二次電池10の放電電圧と放電基準電圧とを比較する第1電圧比較手段12と、第1電圧比較手段12が放電基準電圧以上の放電電圧を検出するとき第1サイリスタ11にゲート電流を流し第1電圧比較手段12が放電基準電圧未満の放電電圧を検出するときゲート電流を遮断するように構成された第1制御回路13と、第1電圧比較手段12が放電基準電圧未満の放電電圧を検出したとき第1サイリスタ11に逆電圧を印加するように構成された第1逆電圧印加回路14とを備える。二次電池10と充電用端子10dの間に第2サイリスタ16を接続し、充電基準電圧以上の充電電圧を検出したとき第2サイリスタ16に逆電圧を印加する第2逆電圧印加回路19とを備えることが好ましい。
【選択図】 図1
【解決手段】二次電池10と放電用端子10cに接続された第1サイリスタ11と、二次電池10の放電電圧と放電基準電圧とを比較する第1電圧比較手段12と、第1電圧比較手段12が放電基準電圧以上の放電電圧を検出するとき第1サイリスタ11にゲート電流を流し第1電圧比較手段12が放電基準電圧未満の放電電圧を検出するときゲート電流を遮断するように構成された第1制御回路13と、第1電圧比較手段12が放電基準電圧未満の放電電圧を検出したとき第1サイリスタ11に逆電圧を印加するように構成された第1逆電圧印加回路14とを備える。二次電池10と充電用端子10dの間に第2サイリスタ16を接続し、充電基準電圧以上の充電電圧を検出したとき第2サイリスタ16に逆電圧を印加する第2逆電圧印加回路19とを備えることが好ましい。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、二次電池の充放電に対する保護回路装置に関する。更に詳しくは、比較的充放電の容量が大きな二次電池の保護回路装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から、リチウムイオン電池など非水系の二次電池は定電流・定電圧充電が行われる。この充電方法では、二次電池を充電する際に、充電初期はある設定した電流で定電流充電を行い、これにより二次電池電圧がある設定値に達すると、次にその設定値電圧で定電圧充電を行って満充電になるまで充電を行うのが一般的である。このような定電圧充電方式に適した電池では、充電時に適正な電圧(充電禁止電圧)を越えて充電すると、電解液が分解しガスが発生して、性能劣化、電極の損傷、電池内部の短絡などが起こり、特に密閉型電池の場合は電池が破裂に至ることもある。更に、このような電池は放電時に適正な電圧(放電禁止電圧)以下になっても放電を続けると、著しく電池性能が劣化し、非回復放電電圧(例えば、電池1個当たり1V)まで放電すると、その後充電しても場合によっては全く使用できなくなることがあった。
【0003】
このような不具合を避けるための電池保護手段として、充放電回路にFETスイッチを接続するとともに、電池の端子電圧(電池電圧)を常時監視し、充電時の電池電圧が充電禁止電圧を越えたときそのFETスイッチをオフすることにより充放電回路を遮断してその充電を停止させ、放電時の電池電圧が放電禁止電圧より下がったとき放電を停止させる方法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
【0004】
【特許文献1】
特開平11−127543号公報。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、FETスイッチは放電容量が比較的低いために、比較的高電流の二次電池にこのFETスイッチを設けた場合には、複数のFETスイッチを並列に排泄しなければならない不具合がある。そしてFETスイッチを複数設けると、それら複数のFETスイッチを有することに起因して装置自体が大型化する不具合がある。また、それら複数のFETスイッチ間に電流値に関するアンバランスが生じると、いずれか一のFETスイッチに比較的大きな電流が流れてそのFETスイッチが発熱し、そのスイッチが破損する事態を生じさせる。
本発明の目的は、装置の小型化を維持した状態で高電流に対する耐久性が向上しうる二次電池の保護回路装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1に係る発明は、図1に示すように、二次電池10とその二次電池10の放電用端子10cとの間に二次電池10の放電方向にその順方向が一致するように接続された第1サイリスタ11と、二次電池10の放電電圧と放電基準電圧とを比較する第1電圧比較手段12と、第1電圧比較手段12が放電基準電圧以上の放電電圧を検出するとき第1サイリスタ11のゲートにゲート電流を流し第1電圧比較手段12が放電基準電圧未満の放電電圧を検出するときゲート電流を遮断するように構成された第1制御回路13と、第1電圧比較手段12が放電基準電圧未満の放電電圧を検出したとき第1サイリスタ11に逆電圧を印加するように構成された第1逆電圧印加回路14とを備えたことを特徴とする過放電を回避するための二次電池の保護回路装置である。
【0007】
この請求項1に係る二次電池の保護回路装置では、比較的高電流に耐えうるサイリスタ11を用いるので、二次電池10がたとえ高電流であっても単一のサイリスタ11を用いるだけて足りる。このため、従来の複数のFETを並列に接続する場合に比較して、二次電池10自体が大型化することはない。
一方、サイリスタは、一度オン状態になるとオフ状態にし難い特性を持つけれども、放電基準電圧未満の放電電圧を検出したときに第1逆電圧印加回路14により第1サイリスタ11に逆電圧を印加することにより、第1サイリスタ11を確実にオフ状態にして、過放電を有効に防止することができる。
【0008】
請求項2に係る発明は、二次電池10とその二次電池10の充電用端子10dとの間に二次電池10の充電方向にその順方向が一致するように接続された第2サイリスタ16と、二次電池10の充電電圧と充電基準電圧とを比較する第2電圧比較手段17と、第2電圧比較手段17が充電基準電圧未満の充電電圧を検出するとき第2サイリスタ16のゲートにゲート電流を流し第1電圧比較手段17が充電基準電圧以上の充電電圧を検出するときゲート電流を遮断するように構成された第2制御回路18と、第2電圧比較手段17が充電基準電圧以上の充電電圧を検出したとき第2サイリスタ16に逆電圧を印加するように構成された第2逆電圧印加回路19とを備えたことを特徴とする過充電を回避するための二次電池の保護回路装置である。
【0009】
この請求項2に係る二次電池の保護回路装置では、比較的高電流に耐えうるサイリスタ11を用いるので、比較的高い電流を用いて二次電池を充電できる。このため、従来の複数のFETを並列に接続する場合に比較して、二次電池10自体が大型化することはない。
一方、サイリスタは、一度オン状態になるとオフ状態にし難い特性を持つけれども、充電基準電圧以上の充電電圧を検出したときに第2逆電圧印加回路19により第2サイリスタ16に逆電圧を印加することにより、第2サイリスタ16を確実にオフ状態にして、過充電を有効に防止することができる。
【0010】
請求項3に係る発明は、二次電池10とその二次電池10の放電用端子10cとの間に二次電池10の放電方向にその順方向が一致するように接続された第1サイリスタ11と、二次電池10の放電電圧と放電基準電圧とを比較する第1電圧比較手段12と、第1電圧比較手段12が放電基準電圧以上の放電電圧を検出するとき第1サイリスタ11のゲートにゲート電流を流し第1電圧比較手段12が放電基準電圧未満の放電電圧を検出するときゲート電流を遮断するように構成された第1制御回路13と、第1電圧比較手段12が放電基準電圧未満の放電電圧を検出したとき第1サイリスタ11に逆電圧を印加するように構成された第1逆電圧印加回路14と、二次電池10とその二次電池10の充電用端子10dとの間に二次電池10の充電方向にその順方向が一致するように接続された第2サイリスタ16と、二次電池10の充電電圧と充電基準電圧とを比較する第2電圧比較手段17と、第2電圧比較手段17が充電基準電圧未満の充電電圧を検出するとき第2サイリスタ16のゲートにゲート電流を流し第1電圧比較手段17が充電基準電圧以上の充電電圧を検出するときゲート電流を遮断するように構成された第2制御回路18と、第2電圧比較手段17が充電基準電圧以上の充電電圧を検出したとき第2サイリスタ16に逆電圧を印加するように構成された第2逆電圧印加回路19とを備えたことを特徴とする過放電及び過充電を回避するための二次電池の保護回路装置である。
【0011】
【発明の実施の形態】
次に本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1に示すように、この実施の形態における二次電池10はリチウム二次電池のような非水溶媒系二次電池や鉛蓄電池などの定電圧充電方式で充電するのに適した電池である。この二次電池10は直列に接続された複数の電池セル10aを有し、直列に接続された複数の電池セル10aの両端にはグランド端子10b及び放電用端子10c並びに充電用端子10dが接続される。そして本発明の保護回路装置は充電時における過充電を回避するための回路と、放電時における過放電を回避するための回路を有する。
【0012】
過放電を回避する回路は、二次電池10とその二次電池10の放電用端子10cとの間に二次電池10の放電方向にその順方向が一致するように接続された第1サイリスタ11と、その二次電池10の放電電圧と放電基準電圧とを比較する第1電圧比較手段12と、その第1電圧比較手段12の検出出力により第1サイリスタ11を制御する第1制御回路13と、第1電圧比較手段12が放電基準電圧未満の端子電圧を検出したとき第1サイリスタ11に逆電圧を印加するように構成された第1逆電圧印加回路14とを有する。第1サイリスタ11のカソードは放電用端子10cに接続され、第1サイリスタ11のアノードは複数の電池セル10aの内最も正極側に位置する電池セル10aに接続される。そして第1サイリスタ11のゲートが第1制御回路13の放電用端子に接続される。なお、第1サイリスタ11としてはオフ電圧上昇率が10〜30V/μsecのものを使用することが好ましい。
【0013】
第1電圧比較手段12は直列に接続された複数の電池セル10aの、各電池セル10aの両端にそれらの電池セル10aと並列に接続され、内部に二次電池10の放電電圧に関する図示しない基準電源が設けられる。そしてこの第1電圧比較手段12は各電池セル10aの両端における電圧と放電基準電圧とを比較して、各電池セル10aの両端における電圧がいずれも放電基準電圧以上である場合にはロウレベルの信号を出力し、各電池セル10aの両端における電圧のいずれかが放電基準電圧未満である場合にはハイレベルの信号を出力するように構成される。そして、第1電圧比較手段12の出力は第1制御回路13及び第1逆電圧印加回路14にそれぞれ接続される。
【0014】
一方、過充電を回避する回路は、二次電池10と二次電池10の充電用端子10dとの間に二次電池10の充電方向にその順方向が一致するように接続された第2サイリスタ16と、その二次電池10の充電電圧と充電基準電圧とを比較する第2電圧比較手段17と、その第2電圧比較手段17の検出出力により第2サイリスタ16を制御する第2制御回路18と、第2電圧比較手段17が充電基準電圧以上の端子電圧を検出したとき第2サイリスタ16に逆電圧を印加するように構成された第2逆電圧印加回路19とを有する。第2サイリスタ16のカソードは電池セル10aに接続され、第2サイリスタ16のアノードは充電用端子10dに接続される。そして第2サイリスタ16のゲートが第2制御回路18の放電用端子に接続される。なお、第2サイリスタ16としては第1サイリスタ11と同様にオフ電圧上昇率が10〜30V/μsecのものを使用することが好ましい。
【0015】
第2電圧比較手段17は直列に接続された複数の電池セル10aの、各電池セル10aの両端にそれらの電池セル10aと並列に接続され、内部に二次電池10の充電電圧に関する基準電源が設けられる。そしてこの第2電圧比較手段17は各電池セル10aの両端における電圧と充電基準電圧とを比較して、各電池セル10aの両端における電圧がいずれも充電基準電圧未満である場合にはロウレベルの信号を出力し、各電池セル10aの両端における電圧のいずれかが充電基準電圧以上である場合にはハイレベルの信号を出力するように構成される。そして、第2電圧比較手段17の出力は第2制御回路18及び第2逆電圧印加回路19にそれぞれ接続される。
ここで、第1及び第2制御回路13,18、並びに第1及び第2逆電圧印加回路14,19はそれぞれ同一構造であり、代表して第1制御回路13の詳細を図2に、並びに代表して第1逆電圧印加回路14の詳細を図3にそれぞれ示す。
【0016】
図1及び図2に詳しく示すように、第1及び第2制御回路13,18は、第1抵抗R1を介して第2電圧比較手段17にゲートが接続されたpチャンネル・エンハンスメント型FET13a,18aと、そのp型FET13a,18aのドレイン及び電池セル10aとグランド端子16bを連結するグランド回路10gに第2〜第4抵抗R2〜4を介してゲートが接続されたnチャンネル・ディプレッション型FET13b,18bとを備える。そして、そのn型FET13b,18bのドレインはp型FET13a,18aのソース及び電池セル10aの出力端に接続され、そのn型FET13b,18bのソースが第1及び第2サイリスタ13,18のゲートに第5抵抗R5を介してそれぞれ接続される。
【0017】
この第1制御回路13では、第1電圧比較手段12が放電基準電圧以上の端子電圧を検出するとき、即ち、第1電圧比較手段12からロウレベルの信号の出力がなされたときには、p型FET13a及びn型FET13bの双方がオン状態となり、第1サイリスタ11にゲート電流が流れるように構成される。一方、第1電圧比較手段12が放電基準電圧未満の端子電圧を検出したとき、即ち、第1電圧比較手段12からハイレベルの信号の出力がなされたときには、p型FET13a及びn型FET13bの双方がオフ状態となり、第1サイリスタ11のゲート電流が遮断されるように構成される。
【0018】
同様に、第2制御回路18では、第2電圧比較手段17が充電基準電圧未満の端子電圧を検出するとき、即ち、第2電圧比較手段17からロウレベルの信号の出力がなされたときには、p型FET18a及びn型FET18bの双方がオン状態となり、第2サイリスタ11にゲート電流が流れるように構成される。一方、第2電圧比較手段17が充電基準電圧以上の端子電圧を検出したとき、即ち、第2電圧比較手段17からハイレベルの信号の出力がなされたときには、p型FET18a及びn型FET18bの双方がオフ状態となり、第2サイリスタ16のゲート電流が遮断されるように構成される。
【0019】
図1及び図3に示すように、第1及び第2逆電圧印加回路14,19は、単一のnチャンネル・エンハンスメント型FET14a,19aと、2つのpチャンネル・エンハンスメント型FET14b,14c,19b,19cをそれぞれ備える。n型FET14a,19aのソースと及び一方のp型FET14b,19bのドレインとは接続されてそのn型FET14a,19a及びp型FET14b,19bは直列にそれぞれ接続され、n型FET14a,19aのドレイン及びp型FET14b,19bのソースが二次電池の出力側及びグランド側に接続されてその電池セル10aに並列に接続される。他方のp型FET14c,19cのソースはキャパシタ14d,19dを介しnN型FET14a,19a及び一方のp型FET14b,19bの中間に接続され、他方のp型FET14c,19cのドレインが抵抗R9を介して第1及び第2サイリスタ11,16のカソードにそれぞれ接続される。
【0020】
n型FET14a,19a及び2つのp型FET14b,14c,19b,19cにおけるそれぞれのゲートは抵抗R6〜8及び単安定マルチバイブレータ14e,19eを介して第1及び第2電圧比較手段12,17にそれぞれ接続され、それらの単安定マルチバイブレータ14e,19eは、入力がロウレベルの信号からハイレベルの信号に移行した時点から所定の期間だけ所定の電圧をそれぞれ出力するように構成される。
【0021】
次に、本実施の形態の保護回路装置における放電時の動作を図6のタイムチャートを用いて説明する。図6における符号は図1のグランド回路10gを基準とした図1の×印における部分の電位であり、その(a)は電池10の電圧、(b)は第1電圧比較手段12における出力電圧、(c)は第1制御回路13の出力電圧、(d)及び(e)は単安定マルチバイブレータ14eの出力電圧、(f)は第1サイリスタ11と放電用端子10cの間における放電回路10eにおける電圧をそれぞれ示す。
【0022】
電池セル10aが充電されている場合には、その両端における電圧は放電基準電圧V1以上である。この状態をt0とすると、このt0の状態では、第1電圧比較手段12からロウレベルの信号が出力され、第1制御回路13におけるp型FET13a及びn型FET13bの双方がオン状態となり、第1サイリスタ11にゲート電流が流れる。従って、グランド端子10b及び放電用端子10e間に図示しない負荷が接続されると、第1サイリスタ11を介して放電が開始される。このとき第1電圧比較手段12からロウレベルの信号が出力されることにより、図6(d)及び(e)に示すように、第1逆電圧印加回路14における単安定マルチバイブレータ14eからはn型FET14a及び一方のp型FET14bに電圧が印加され、他方のp型FET14cへの電圧は印加されない。このため図4に示すように、n型FET14aと他方のp型FET14cが開き、一方のp型FET14bが閉じる状態となる。ここで、他方のp型FET14cはその構造上サブストレートゲートがソースと接合されているため、どのドレインとゲートの間にPN接合のいわゆる寄生ダイオードが形成される。よって,他方のp型FET14cは開いているにもかかわらず、それに含まれる寄生ダイオードによりキャパシタ14dには電池10の両端における電圧が印加されることになり、キャパシタ14dは電池電圧まで充電される。
【0023】
図6(a)に示すように、放電に伴って電池電圧は徐々に低下する。放電が進んでその電圧が放電基準電圧V1未満になったことを検出したt1の時点で、図6(b)に示すように、第1電圧比較手段12はハイレベルの信号を出力する。すると第1制御回路13におけるp型FET13a及びn型FET13bの双方はオフ状態となり、図6(c)に示すように、第1サイリスタ11に流れていた電流が遮断される。この段階で第1サイリスタ11はその特性によりオフ状態にはならず、放電は継続される。
【0024】
一方、第1電圧比較手段12からハイレベルの信号が出力されることにより、図6(d)及び(e)に示すように、第1逆電圧印加回路14における単安定マルチバイブレータ14eからは、一定時間、即ちt1からt2までn型FET14a及び一方のp型FET14bに電圧が印加されず、他方のp型FET14cへ電圧が印加される。このため図5に示すように、n型FET14a及び他方のp型FET14cが閉じ、一方のp型FET14bが開く状態となり,キャパシタ14dに充電された電圧が第1サイリスタ11のカソード及びアノード間に逆電圧として一定時間印加される。この逆電圧の印加により第1サイリスタ11はオフ状態になり、放電が停止される。
放電が遮断されると電池電圧は徐々に上昇し、その電圧が図6(a)のt3に示すように放電復帰電圧V2に達すると、図6(b)に示すように第1電圧比較手段12からロウレベルの信号が出力され、第1制御回路13におけるp型FET13a及びn型FET13bの双方が再びオン状態となり、第1サイリスタ11にゲート電流が流れる。これにより第1サイリスタ11はオン状態に復帰し、再び放電が開始される。
【0025】
また、図7に本実施の形態の保護回路装置における充電時の動作を図7のタイムチャートを用いて説明する。図7における符号は図1のグランド回路10gを基準とした図1の×印における部分の電位であり、その(a)は電池10の電圧、(g)は第2電圧比較手段17における出力電圧、(h)は第2制御回路18の出力電圧、(j)及び(k)は単安定マルチバイブレータ18eの出力波形、(m)は第2サイリスタ16と電池セル10aの間における充電回路10fにおける電圧をそれぞれ示す。
【0026】
電池セル10aが放電されている場合には、その両端における電圧は充電基準電圧V3未満である。この状態t4とすると、このt4の状態では、第2電圧比較手段17からロウレベルの信号が出力され、第2制御回路18におけるp型FET18a及びn型FET18bの双方がオン状態となり、第2サイリスタ16にゲート電流が流れる。従って、グランド端子10b及び充電用端子10d間に図示しない充電器が接続されると、第2サイリスタ16を介して充電が開始される。このとき第2電圧比較手段17からロウレベルの信号が出力されることにより、図7(d)及び(e)に示すように、第2逆電圧印加回路19における単安定マルチバイブレータ19eからはn型FET19a及び一方のp型FET19bに電圧が印加され、他方のp型FET19cへの電圧は印加されない。このためn型FET19aと他方のp型FET19cが開き、一方のp型FET19bが閉じる状態となり,他方のp型FET19cに含まれる寄生ダイオードによりキャパシタ19dには電池電圧まで充電される。
【0027】
図7(a)に示すように、充電に伴って電池電圧は徐々に増加する。充電が進んでその電圧が充電基準電圧V3に達したことを検出したt5の時点で、図7(g)に示すように、第2電圧比較手段17はハイレベルの信号を出力する。すると第2制御回路18におけるp型FET18a及びn型FET18bの双方はオフ状態となり、図7(h)に示すように、第2サイリスタ16に流れていた電流が遮断される。この段階で第2サイリスタ16はその特性によりオフ状態にはならず、充電は継続される。
【0028】
一方、第2電圧比較手段17からハイレベルの信号が出力されることにより、図7(j)及び(k)に示すように、第2逆電圧印加回路19における単安定マルチバイブレータ19eからは、一定時間、即ちt5からt6の時点までn型FET19a及び一方のp型FET19bに電圧が印加されず、他方のp型FET19cへ電圧が印加される。これにより、n型FET19a及び他方のp型FET19cが閉じ、一方のp型FET19bが開く状態となり,キャパシタ19dに充電された電圧が第2サイリスタ16のカソード及びアノード間に逆電圧として一定時間印加される。この逆電圧の印加により第2サイリスタ16はオフ状態になり、充電が停止される。
【0029】
充電が遮断されると電池電圧は徐々に下降し、その電圧が図7(a)のt7に示すように充電復帰電圧V4にまで低下すると、図7(b)に示すように第2電圧比較手段17からロウレベルの信号が出力され、第2制御回路18におけるp型FET18a及びn型FET18bの双方が再びオン状態となり、第2サイリスタ16にゲート電流が流れる。これにより第2サイリスタ16はオン状態に復帰し、再び充電が開始される。
なお、上述した実施の形態では、直列に接続された複数の電池セル10aを有する二次電池10を用いて説明したが、二次電池は単一の電池セルからなるものであっても良く、複数の電池セルを並列に接続したものであっても良い。並列に接続された複数の電池セルからなる集合物を更に直列に接続したものであっても良い。
【0030】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明によれば、二次電池と放電用端子との間に二次電池の放電方向にその順方向が一致するように比較的高電流に耐え得る第1サイリスタを接続し、又は二次電池と充電用端子との間に二次電池の充電方向にその順方向が一致するように比較的高電流に耐え得る第2サイリスタを接続するので、複数のFETを並列に接続する従来品に比較して、二次電池自体を小型化することができる。
一方、サイリスタは、一度オン状態になるとオフ状態にし難い特性を持つけれども、放電基準電圧未満の放電電圧を検出したとき第1サイリスタに逆電圧を印加する第1逆電圧印加回路、又は充電基準電圧以上の充電電圧を検出したとき第2サイリスタに逆電圧を印加するように構成された第2逆電圧印加回路を備えるので、過放電時における第1サイリスタ又は過充電時における第2サイリスタを確実にオフ状態にすることができる。この結果、装置の小型化を維持した状態で高電流に対する耐久性を従来より向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の保護回路装置を示す回路図。
【図2】その装置における制御回路の詳細図。
【図3】その装置における逆電圧印加回路の詳細図。
【図4】放電中における逆電圧印加回路の動作状態を示す図。
【図5】放電が遮断された逆電圧印加回路の動作状態を示す図。
【図6】その装置が放電を遮断する動作を示すタイムチャート。
【図7】その装置が充電を遮断する動作を示すタイムチャート。
【符号の説明】
10 二次電池
10c 放電用端子
10d 充電用端子
11 第1サイリスタ
12 第1電圧比較手段
13 第1制御回路
14 第1逆電圧印加回路
16 第2サイリスタ
17 第2電圧比較手段
18 第2制御回路
19 第2逆電圧印加回路
【発明の属する技術分野】
本発明は、二次電池の充放電に対する保護回路装置に関する。更に詳しくは、比較的充放電の容量が大きな二次電池の保護回路装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から、リチウムイオン電池など非水系の二次電池は定電流・定電圧充電が行われる。この充電方法では、二次電池を充電する際に、充電初期はある設定した電流で定電流充電を行い、これにより二次電池電圧がある設定値に達すると、次にその設定値電圧で定電圧充電を行って満充電になるまで充電を行うのが一般的である。このような定電圧充電方式に適した電池では、充電時に適正な電圧(充電禁止電圧)を越えて充電すると、電解液が分解しガスが発生して、性能劣化、電極の損傷、電池内部の短絡などが起こり、特に密閉型電池の場合は電池が破裂に至ることもある。更に、このような電池は放電時に適正な電圧(放電禁止電圧)以下になっても放電を続けると、著しく電池性能が劣化し、非回復放電電圧(例えば、電池1個当たり1V)まで放電すると、その後充電しても場合によっては全く使用できなくなることがあった。
【0003】
このような不具合を避けるための電池保護手段として、充放電回路にFETスイッチを接続するとともに、電池の端子電圧(電池電圧)を常時監視し、充電時の電池電圧が充電禁止電圧を越えたときそのFETスイッチをオフすることにより充放電回路を遮断してその充電を停止させ、放電時の電池電圧が放電禁止電圧より下がったとき放電を停止させる方法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
【0004】
【特許文献1】
特開平11−127543号公報。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、FETスイッチは放電容量が比較的低いために、比較的高電流の二次電池にこのFETスイッチを設けた場合には、複数のFETスイッチを並列に排泄しなければならない不具合がある。そしてFETスイッチを複数設けると、それら複数のFETスイッチを有することに起因して装置自体が大型化する不具合がある。また、それら複数のFETスイッチ間に電流値に関するアンバランスが生じると、いずれか一のFETスイッチに比較的大きな電流が流れてそのFETスイッチが発熱し、そのスイッチが破損する事態を生じさせる。
本発明の目的は、装置の小型化を維持した状態で高電流に対する耐久性が向上しうる二次電池の保護回路装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1に係る発明は、図1に示すように、二次電池10とその二次電池10の放電用端子10cとの間に二次電池10の放電方向にその順方向が一致するように接続された第1サイリスタ11と、二次電池10の放電電圧と放電基準電圧とを比較する第1電圧比較手段12と、第1電圧比較手段12が放電基準電圧以上の放電電圧を検出するとき第1サイリスタ11のゲートにゲート電流を流し第1電圧比較手段12が放電基準電圧未満の放電電圧を検出するときゲート電流を遮断するように構成された第1制御回路13と、第1電圧比較手段12が放電基準電圧未満の放電電圧を検出したとき第1サイリスタ11に逆電圧を印加するように構成された第1逆電圧印加回路14とを備えたことを特徴とする過放電を回避するための二次電池の保護回路装置である。
【0007】
この請求項1に係る二次電池の保護回路装置では、比較的高電流に耐えうるサイリスタ11を用いるので、二次電池10がたとえ高電流であっても単一のサイリスタ11を用いるだけて足りる。このため、従来の複数のFETを並列に接続する場合に比較して、二次電池10自体が大型化することはない。
一方、サイリスタは、一度オン状態になるとオフ状態にし難い特性を持つけれども、放電基準電圧未満の放電電圧を検出したときに第1逆電圧印加回路14により第1サイリスタ11に逆電圧を印加することにより、第1サイリスタ11を確実にオフ状態にして、過放電を有効に防止することができる。
【0008】
請求項2に係る発明は、二次電池10とその二次電池10の充電用端子10dとの間に二次電池10の充電方向にその順方向が一致するように接続された第2サイリスタ16と、二次電池10の充電電圧と充電基準電圧とを比較する第2電圧比較手段17と、第2電圧比較手段17が充電基準電圧未満の充電電圧を検出するとき第2サイリスタ16のゲートにゲート電流を流し第1電圧比較手段17が充電基準電圧以上の充電電圧を検出するときゲート電流を遮断するように構成された第2制御回路18と、第2電圧比較手段17が充電基準電圧以上の充電電圧を検出したとき第2サイリスタ16に逆電圧を印加するように構成された第2逆電圧印加回路19とを備えたことを特徴とする過充電を回避するための二次電池の保護回路装置である。
【0009】
この請求項2に係る二次電池の保護回路装置では、比較的高電流に耐えうるサイリスタ11を用いるので、比較的高い電流を用いて二次電池を充電できる。このため、従来の複数のFETを並列に接続する場合に比較して、二次電池10自体が大型化することはない。
一方、サイリスタは、一度オン状態になるとオフ状態にし難い特性を持つけれども、充電基準電圧以上の充電電圧を検出したときに第2逆電圧印加回路19により第2サイリスタ16に逆電圧を印加することにより、第2サイリスタ16を確実にオフ状態にして、過充電を有効に防止することができる。
【0010】
請求項3に係る発明は、二次電池10とその二次電池10の放電用端子10cとの間に二次電池10の放電方向にその順方向が一致するように接続された第1サイリスタ11と、二次電池10の放電電圧と放電基準電圧とを比較する第1電圧比較手段12と、第1電圧比較手段12が放電基準電圧以上の放電電圧を検出するとき第1サイリスタ11のゲートにゲート電流を流し第1電圧比較手段12が放電基準電圧未満の放電電圧を検出するときゲート電流を遮断するように構成された第1制御回路13と、第1電圧比較手段12が放電基準電圧未満の放電電圧を検出したとき第1サイリスタ11に逆電圧を印加するように構成された第1逆電圧印加回路14と、二次電池10とその二次電池10の充電用端子10dとの間に二次電池10の充電方向にその順方向が一致するように接続された第2サイリスタ16と、二次電池10の充電電圧と充電基準電圧とを比較する第2電圧比較手段17と、第2電圧比較手段17が充電基準電圧未満の充電電圧を検出するとき第2サイリスタ16のゲートにゲート電流を流し第1電圧比較手段17が充電基準電圧以上の充電電圧を検出するときゲート電流を遮断するように構成された第2制御回路18と、第2電圧比較手段17が充電基準電圧以上の充電電圧を検出したとき第2サイリスタ16に逆電圧を印加するように構成された第2逆電圧印加回路19とを備えたことを特徴とする過放電及び過充電を回避するための二次電池の保護回路装置である。
【0011】
【発明の実施の形態】
次に本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1に示すように、この実施の形態における二次電池10はリチウム二次電池のような非水溶媒系二次電池や鉛蓄電池などの定電圧充電方式で充電するのに適した電池である。この二次電池10は直列に接続された複数の電池セル10aを有し、直列に接続された複数の電池セル10aの両端にはグランド端子10b及び放電用端子10c並びに充電用端子10dが接続される。そして本発明の保護回路装置は充電時における過充電を回避するための回路と、放電時における過放電を回避するための回路を有する。
【0012】
過放電を回避する回路は、二次電池10とその二次電池10の放電用端子10cとの間に二次電池10の放電方向にその順方向が一致するように接続された第1サイリスタ11と、その二次電池10の放電電圧と放電基準電圧とを比較する第1電圧比較手段12と、その第1電圧比較手段12の検出出力により第1サイリスタ11を制御する第1制御回路13と、第1電圧比較手段12が放電基準電圧未満の端子電圧を検出したとき第1サイリスタ11に逆電圧を印加するように構成された第1逆電圧印加回路14とを有する。第1サイリスタ11のカソードは放電用端子10cに接続され、第1サイリスタ11のアノードは複数の電池セル10aの内最も正極側に位置する電池セル10aに接続される。そして第1サイリスタ11のゲートが第1制御回路13の放電用端子に接続される。なお、第1サイリスタ11としてはオフ電圧上昇率が10〜30V/μsecのものを使用することが好ましい。
【0013】
第1電圧比較手段12は直列に接続された複数の電池セル10aの、各電池セル10aの両端にそれらの電池セル10aと並列に接続され、内部に二次電池10の放電電圧に関する図示しない基準電源が設けられる。そしてこの第1電圧比較手段12は各電池セル10aの両端における電圧と放電基準電圧とを比較して、各電池セル10aの両端における電圧がいずれも放電基準電圧以上である場合にはロウレベルの信号を出力し、各電池セル10aの両端における電圧のいずれかが放電基準電圧未満である場合にはハイレベルの信号を出力するように構成される。そして、第1電圧比較手段12の出力は第1制御回路13及び第1逆電圧印加回路14にそれぞれ接続される。
【0014】
一方、過充電を回避する回路は、二次電池10と二次電池10の充電用端子10dとの間に二次電池10の充電方向にその順方向が一致するように接続された第2サイリスタ16と、その二次電池10の充電電圧と充電基準電圧とを比較する第2電圧比較手段17と、その第2電圧比較手段17の検出出力により第2サイリスタ16を制御する第2制御回路18と、第2電圧比較手段17が充電基準電圧以上の端子電圧を検出したとき第2サイリスタ16に逆電圧を印加するように構成された第2逆電圧印加回路19とを有する。第2サイリスタ16のカソードは電池セル10aに接続され、第2サイリスタ16のアノードは充電用端子10dに接続される。そして第2サイリスタ16のゲートが第2制御回路18の放電用端子に接続される。なお、第2サイリスタ16としては第1サイリスタ11と同様にオフ電圧上昇率が10〜30V/μsecのものを使用することが好ましい。
【0015】
第2電圧比較手段17は直列に接続された複数の電池セル10aの、各電池セル10aの両端にそれらの電池セル10aと並列に接続され、内部に二次電池10の充電電圧に関する基準電源が設けられる。そしてこの第2電圧比較手段17は各電池セル10aの両端における電圧と充電基準電圧とを比較して、各電池セル10aの両端における電圧がいずれも充電基準電圧未満である場合にはロウレベルの信号を出力し、各電池セル10aの両端における電圧のいずれかが充電基準電圧以上である場合にはハイレベルの信号を出力するように構成される。そして、第2電圧比較手段17の出力は第2制御回路18及び第2逆電圧印加回路19にそれぞれ接続される。
ここで、第1及び第2制御回路13,18、並びに第1及び第2逆電圧印加回路14,19はそれぞれ同一構造であり、代表して第1制御回路13の詳細を図2に、並びに代表して第1逆電圧印加回路14の詳細を図3にそれぞれ示す。
【0016】
図1及び図2に詳しく示すように、第1及び第2制御回路13,18は、第1抵抗R1を介して第2電圧比較手段17にゲートが接続されたpチャンネル・エンハンスメント型FET13a,18aと、そのp型FET13a,18aのドレイン及び電池セル10aとグランド端子16bを連結するグランド回路10gに第2〜第4抵抗R2〜4を介してゲートが接続されたnチャンネル・ディプレッション型FET13b,18bとを備える。そして、そのn型FET13b,18bのドレインはp型FET13a,18aのソース及び電池セル10aの出力端に接続され、そのn型FET13b,18bのソースが第1及び第2サイリスタ13,18のゲートに第5抵抗R5を介してそれぞれ接続される。
【0017】
この第1制御回路13では、第1電圧比較手段12が放電基準電圧以上の端子電圧を検出するとき、即ち、第1電圧比較手段12からロウレベルの信号の出力がなされたときには、p型FET13a及びn型FET13bの双方がオン状態となり、第1サイリスタ11にゲート電流が流れるように構成される。一方、第1電圧比較手段12が放電基準電圧未満の端子電圧を検出したとき、即ち、第1電圧比較手段12からハイレベルの信号の出力がなされたときには、p型FET13a及びn型FET13bの双方がオフ状態となり、第1サイリスタ11のゲート電流が遮断されるように構成される。
【0018】
同様に、第2制御回路18では、第2電圧比較手段17が充電基準電圧未満の端子電圧を検出するとき、即ち、第2電圧比較手段17からロウレベルの信号の出力がなされたときには、p型FET18a及びn型FET18bの双方がオン状態となり、第2サイリスタ11にゲート電流が流れるように構成される。一方、第2電圧比較手段17が充電基準電圧以上の端子電圧を検出したとき、即ち、第2電圧比較手段17からハイレベルの信号の出力がなされたときには、p型FET18a及びn型FET18bの双方がオフ状態となり、第2サイリスタ16のゲート電流が遮断されるように構成される。
【0019】
図1及び図3に示すように、第1及び第2逆電圧印加回路14,19は、単一のnチャンネル・エンハンスメント型FET14a,19aと、2つのpチャンネル・エンハンスメント型FET14b,14c,19b,19cをそれぞれ備える。n型FET14a,19aのソースと及び一方のp型FET14b,19bのドレインとは接続されてそのn型FET14a,19a及びp型FET14b,19bは直列にそれぞれ接続され、n型FET14a,19aのドレイン及びp型FET14b,19bのソースが二次電池の出力側及びグランド側に接続されてその電池セル10aに並列に接続される。他方のp型FET14c,19cのソースはキャパシタ14d,19dを介しnN型FET14a,19a及び一方のp型FET14b,19bの中間に接続され、他方のp型FET14c,19cのドレインが抵抗R9を介して第1及び第2サイリスタ11,16のカソードにそれぞれ接続される。
【0020】
n型FET14a,19a及び2つのp型FET14b,14c,19b,19cにおけるそれぞれのゲートは抵抗R6〜8及び単安定マルチバイブレータ14e,19eを介して第1及び第2電圧比較手段12,17にそれぞれ接続され、それらの単安定マルチバイブレータ14e,19eは、入力がロウレベルの信号からハイレベルの信号に移行した時点から所定の期間だけ所定の電圧をそれぞれ出力するように構成される。
【0021】
次に、本実施の形態の保護回路装置における放電時の動作を図6のタイムチャートを用いて説明する。図6における符号は図1のグランド回路10gを基準とした図1の×印における部分の電位であり、その(a)は電池10の電圧、(b)は第1電圧比較手段12における出力電圧、(c)は第1制御回路13の出力電圧、(d)及び(e)は単安定マルチバイブレータ14eの出力電圧、(f)は第1サイリスタ11と放電用端子10cの間における放電回路10eにおける電圧をそれぞれ示す。
【0022】
電池セル10aが充電されている場合には、その両端における電圧は放電基準電圧V1以上である。この状態をt0とすると、このt0の状態では、第1電圧比較手段12からロウレベルの信号が出力され、第1制御回路13におけるp型FET13a及びn型FET13bの双方がオン状態となり、第1サイリスタ11にゲート電流が流れる。従って、グランド端子10b及び放電用端子10e間に図示しない負荷が接続されると、第1サイリスタ11を介して放電が開始される。このとき第1電圧比較手段12からロウレベルの信号が出力されることにより、図6(d)及び(e)に示すように、第1逆電圧印加回路14における単安定マルチバイブレータ14eからはn型FET14a及び一方のp型FET14bに電圧が印加され、他方のp型FET14cへの電圧は印加されない。このため図4に示すように、n型FET14aと他方のp型FET14cが開き、一方のp型FET14bが閉じる状態となる。ここで、他方のp型FET14cはその構造上サブストレートゲートがソースと接合されているため、どのドレインとゲートの間にPN接合のいわゆる寄生ダイオードが形成される。よって,他方のp型FET14cは開いているにもかかわらず、それに含まれる寄生ダイオードによりキャパシタ14dには電池10の両端における電圧が印加されることになり、キャパシタ14dは電池電圧まで充電される。
【0023】
図6(a)に示すように、放電に伴って電池電圧は徐々に低下する。放電が進んでその電圧が放電基準電圧V1未満になったことを検出したt1の時点で、図6(b)に示すように、第1電圧比較手段12はハイレベルの信号を出力する。すると第1制御回路13におけるp型FET13a及びn型FET13bの双方はオフ状態となり、図6(c)に示すように、第1サイリスタ11に流れていた電流が遮断される。この段階で第1サイリスタ11はその特性によりオフ状態にはならず、放電は継続される。
【0024】
一方、第1電圧比較手段12からハイレベルの信号が出力されることにより、図6(d)及び(e)に示すように、第1逆電圧印加回路14における単安定マルチバイブレータ14eからは、一定時間、即ちt1からt2までn型FET14a及び一方のp型FET14bに電圧が印加されず、他方のp型FET14cへ電圧が印加される。このため図5に示すように、n型FET14a及び他方のp型FET14cが閉じ、一方のp型FET14bが開く状態となり,キャパシタ14dに充電された電圧が第1サイリスタ11のカソード及びアノード間に逆電圧として一定時間印加される。この逆電圧の印加により第1サイリスタ11はオフ状態になり、放電が停止される。
放電が遮断されると電池電圧は徐々に上昇し、その電圧が図6(a)のt3に示すように放電復帰電圧V2に達すると、図6(b)に示すように第1電圧比較手段12からロウレベルの信号が出力され、第1制御回路13におけるp型FET13a及びn型FET13bの双方が再びオン状態となり、第1サイリスタ11にゲート電流が流れる。これにより第1サイリスタ11はオン状態に復帰し、再び放電が開始される。
【0025】
また、図7に本実施の形態の保護回路装置における充電時の動作を図7のタイムチャートを用いて説明する。図7における符号は図1のグランド回路10gを基準とした図1の×印における部分の電位であり、その(a)は電池10の電圧、(g)は第2電圧比較手段17における出力電圧、(h)は第2制御回路18の出力電圧、(j)及び(k)は単安定マルチバイブレータ18eの出力波形、(m)は第2サイリスタ16と電池セル10aの間における充電回路10fにおける電圧をそれぞれ示す。
【0026】
電池セル10aが放電されている場合には、その両端における電圧は充電基準電圧V3未満である。この状態t4とすると、このt4の状態では、第2電圧比較手段17からロウレベルの信号が出力され、第2制御回路18におけるp型FET18a及びn型FET18bの双方がオン状態となり、第2サイリスタ16にゲート電流が流れる。従って、グランド端子10b及び充電用端子10d間に図示しない充電器が接続されると、第2サイリスタ16を介して充電が開始される。このとき第2電圧比較手段17からロウレベルの信号が出力されることにより、図7(d)及び(e)に示すように、第2逆電圧印加回路19における単安定マルチバイブレータ19eからはn型FET19a及び一方のp型FET19bに電圧が印加され、他方のp型FET19cへの電圧は印加されない。このためn型FET19aと他方のp型FET19cが開き、一方のp型FET19bが閉じる状態となり,他方のp型FET19cに含まれる寄生ダイオードによりキャパシタ19dには電池電圧まで充電される。
【0027】
図7(a)に示すように、充電に伴って電池電圧は徐々に増加する。充電が進んでその電圧が充電基準電圧V3に達したことを検出したt5の時点で、図7(g)に示すように、第2電圧比較手段17はハイレベルの信号を出力する。すると第2制御回路18におけるp型FET18a及びn型FET18bの双方はオフ状態となり、図7(h)に示すように、第2サイリスタ16に流れていた電流が遮断される。この段階で第2サイリスタ16はその特性によりオフ状態にはならず、充電は継続される。
【0028】
一方、第2電圧比較手段17からハイレベルの信号が出力されることにより、図7(j)及び(k)に示すように、第2逆電圧印加回路19における単安定マルチバイブレータ19eからは、一定時間、即ちt5からt6の時点までn型FET19a及び一方のp型FET19bに電圧が印加されず、他方のp型FET19cへ電圧が印加される。これにより、n型FET19a及び他方のp型FET19cが閉じ、一方のp型FET19bが開く状態となり,キャパシタ19dに充電された電圧が第2サイリスタ16のカソード及びアノード間に逆電圧として一定時間印加される。この逆電圧の印加により第2サイリスタ16はオフ状態になり、充電が停止される。
【0029】
充電が遮断されると電池電圧は徐々に下降し、その電圧が図7(a)のt7に示すように充電復帰電圧V4にまで低下すると、図7(b)に示すように第2電圧比較手段17からロウレベルの信号が出力され、第2制御回路18におけるp型FET18a及びn型FET18bの双方が再びオン状態となり、第2サイリスタ16にゲート電流が流れる。これにより第2サイリスタ16はオン状態に復帰し、再び充電が開始される。
なお、上述した実施の形態では、直列に接続された複数の電池セル10aを有する二次電池10を用いて説明したが、二次電池は単一の電池セルからなるものであっても良く、複数の電池セルを並列に接続したものであっても良い。並列に接続された複数の電池セルからなる集合物を更に直列に接続したものであっても良い。
【0030】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明によれば、二次電池と放電用端子との間に二次電池の放電方向にその順方向が一致するように比較的高電流に耐え得る第1サイリスタを接続し、又は二次電池と充電用端子との間に二次電池の充電方向にその順方向が一致するように比較的高電流に耐え得る第2サイリスタを接続するので、複数のFETを並列に接続する従来品に比較して、二次電池自体を小型化することができる。
一方、サイリスタは、一度オン状態になるとオフ状態にし難い特性を持つけれども、放電基準電圧未満の放電電圧を検出したとき第1サイリスタに逆電圧を印加する第1逆電圧印加回路、又は充電基準電圧以上の充電電圧を検出したとき第2サイリスタに逆電圧を印加するように構成された第2逆電圧印加回路を備えるので、過放電時における第1サイリスタ又は過充電時における第2サイリスタを確実にオフ状態にすることができる。この結果、装置の小型化を維持した状態で高電流に対する耐久性を従来より向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の保護回路装置を示す回路図。
【図2】その装置における制御回路の詳細図。
【図3】その装置における逆電圧印加回路の詳細図。
【図4】放電中における逆電圧印加回路の動作状態を示す図。
【図5】放電が遮断された逆電圧印加回路の動作状態を示す図。
【図6】その装置が放電を遮断する動作を示すタイムチャート。
【図7】その装置が充電を遮断する動作を示すタイムチャート。
【符号の説明】
10 二次電池
10c 放電用端子
10d 充電用端子
11 第1サイリスタ
12 第1電圧比較手段
13 第1制御回路
14 第1逆電圧印加回路
16 第2サイリスタ
17 第2電圧比較手段
18 第2制御回路
19 第2逆電圧印加回路
Claims (3)
- 二次電池(10)と前記二次電池(10)の放電用端子(10c)との間に前記二次電池(10)の放電方向にその順方向が一致するように接続された第1サイリスタ(11)と、
前記二次電池(10)の放電電圧と放電基準電圧とを比較する第1電圧比較手段(12)と、
前記第1電圧比較手段(12)が前記放電基準電圧以上の放電電圧を検出するとき前記第1サイリスタ(11)のゲートにゲート電流を流し前記第1電圧比較手段(12)が前記放電基準電圧未満の放電電圧を検出するとき前記ゲート電流を遮断するように構成された第1制御回路(13)と、
前記第1電圧比較手段(12)が前記放電基準電圧未満の放電電圧を検出したとき前記第1サイリスタ(11)に逆電圧を印加するように構成された第1逆電圧印加回路(14)と
を備えたことを特徴とする過放電を回避するための二次電池の保護回路装置。 - 二次電池(10)と前記二次電池(10)の充電用端子(10d)との間に前記二次電池(10)の充電方向にその順方向が一致するように接続された第2サイリスタ(16)と、
前記二次電池(10)の充電電圧と充電基準電圧とを比較する第2電圧比較手段(17)と、
前記第2電圧比較手段(17)が前記充電基準電圧未満の充電電圧を検出するとき前記第2サイリスタ(16)のゲートにゲート電流を流し前記第2電圧比較手段(17)が前記充電基準電圧以上の充電電圧を検出するとき前記ゲート電流を遮断するように構成された第2制御回路(18)と、
前記第2電圧比較手段(17)が前記充電基準電圧以上の充電電圧を検出したとき前記第2サイリスタ(16)に逆電圧を印加するように構成された第2逆電圧印加回路(19)と
を備えたことを特徴とする過充電を回避するための二次電池の保護回路装置。 - 二次電池(10)と前記二次電池(10)の放電用端子(10c)との間に前記二次電池(10)の放電方向にその順方向が一致するように接続された第1サイリスタ(11)と、
前記二次電池(10)の放電電圧と放電基準電圧とを比較する第1電圧比較手段(12)と、
前記第1電圧比較手段(12)が前記放電基準電圧以上の放電電圧を検出するとき前記第1サイリスタ(11)のゲートにゲート電流を流し前記第1電圧比較手段(12)が前記放電基準電圧未満の放電電圧を検出するとき前記ゲート電流を遮断するように構成された第1制御回路(13)と、
前記第1電圧比較手段(12)が前記放電基準電圧未満の放電電圧を検出したとき前記第1サイリスタ(11)に逆電圧を印加するように構成された第1逆電圧印加回路(14)と、
二次電池(10)と前記二次電池(10)の充電用端子(10d)との間に前記二次電池(10)の充電方向にその順方向が一致するように接続された第2サイリスタ(16)と、前記二次電池(10)の充電電圧と充電基準電圧とを比較する第2電圧比較手段(17)と、
前記第2電圧比較手段(17)が前記充電基準電圧未満の充電電圧を検出するとき前記第2サイリスタ(16)のゲートにゲート電流を流し前記第2電圧比較手段(17)が前記充電基準電圧以上の充電電圧を検出するとき前記ゲート電流を遮断するように構成された第2制御回路(18)と、
前記第2電圧比較手段(17)が前記充電基準電圧以上の充電電圧を検出したとき前記第2サイリスタ(16)に逆電圧を印加するように構成された第2逆電圧印加回路(19)と
を備えたことを特徴とする過放電及び過充電を回避するための二次電池の保護回路装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002256559A JP2004096919A (ja) | 2002-09-02 | 2002-09-02 | 二次電池の保護回路装置 |
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| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002256559A JP2004096919A (ja) | 2002-09-02 | 2002-09-02 | 二次電池の保護回路装置 |
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Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2007011175A1 (en) * | 2005-07-20 | 2007-01-25 | Lg Chem, Ltd. | Apparatus for protection of secondary battery |
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-
2002
- 2002-09-02 JP JP2002256559A patent/JP2004096919A/ja not_active Withdrawn
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7719607B2 (en) | 2004-08-13 | 2010-05-18 | Nikon Corporation | Electronic device system and electronic camera system |
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| KR100786937B1 (ko) | 2005-07-20 | 2007-12-17 | 주식회사 엘지화학 | 이차전지 보호장치 |
| US8673469B2 (en) | 2005-07-20 | 2014-03-18 | Lg Chem, Ltd. | Apparatus for protection of secondary battery |
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| A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
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