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JP2004095677A - 基板処理装置 - Google Patents

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JP2004095677A
JP2004095677A JP2002251909A JP2002251909A JP2004095677A JP 2004095677 A JP2004095677 A JP 2004095677A JP 2002251909 A JP2002251909 A JP 2002251909A JP 2002251909 A JP2002251909 A JP 2002251909A JP 2004095677 A JP2004095677 A JP 2004095677A
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JP
Japan
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substrate
chamber
roll
processing
processing chamber
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP2002251909A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiro Kobayashi
小林 敏郎
Etsuro Hirai
平井 悦郎
Tetsuyoshi Wada
和田 哲義
Susumu Kamikawa
神川 進
Takashi Yoshitake
吉武 隆
Yoshikimi Tsumoto
津元 良公
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP2002251909A priority Critical patent/JP2004095677A/ja
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Abstract

【課題】可撓性を有する基板の幅方向への撓みを防止するとともに、隣の処理室のガスが混入することを防止することができ、複数の異なる処理を連続して行うことができる基板処理装置を提供すること。
【解決手段】少なくとも可撓性を有する基板20を処理室6,7に払い出す払出しロール3、払い出された当該基板20の表面を処理する複数の処理室6,7、処理された当該基板20を巻き取る巻取りロール5を備える基板処理装置1において、基板20を側面4aに当接させ、且つ処理室6,7を通過させる通過ロール4を設け、処理室6,7を通過ロール4の周方向に配置し、処理室6,7に隣接する差動排気室8,9,10を設け、差動排気室8,9,10内を排気することで、隣の処理室7,6内に混入することを防止し、複数の異なる処理を連続して行う。
【選択図】   図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、基板処理装置に関し、更に詳しくは、複数配置された処理室を通過することにより基板の表面を連続して処理する基板処置装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、金属薄板(例えば、ステンレスフィルム)やプラスチックフィルムなどの可撓性を有する基板の表面を処理する基板処理装置がある。この基板処理装置は、上記基板の表面を種々の方法で処理する複数の処理室に基板を連続して通過させることで行っていた。基板を複数の処理室に通過させることは、予め基板が巻き付けられた払出しロールから基板を払い出し、各処理室を通過させたのち、巻取りロールにより表面が処理された基板を巻き取ることで行われていた。なお、各処理室は、スパッタリング、CVD(化学気相蒸着)、真空蒸着、エッチング、レーザアニーリング、スクライビング等の処理を基板の表面に行うが、これらの処理を行うために、各処理室内は最適な圧力、ガス組成雰囲気に維持されている。
【0003】
従って、各処理室のガスが隣の処理室内に混入することを防止する必要がある。このため、従来では各処理室を通過する基板を挟み込むことで、隣の処理室のガスが混入することを防止する技術が提案されている。例えば、各処理室を通過する基板を各処理室の間でOリングにより挟み込む技術が提案されている。これは、各処理室で基板の表面を処理する際にOリングを基板に密着させる、すなわち基板をOリングで挟み込むことで各処理室が封止され、隣の処理室のガスが混入することを防止し、基盤の表面の処理を行う。そして、各処理室での処理が終了した基板は、処理室内のガスを排気した後、密着していたOリングを開放して払出しロール又は巻取りロールを回転させることで、隣の処理室に搬送される。上記動作を繰り返して、基板の表面の処理を連続して行い、すべての処理が終了した基板を巻取りロールにより巻き取るものである。
【0004】
また、他の従来の基板処理装置としては、基板が通過する各処理室の間にチャンバーを設ける技術が提案されている。図7は、従来の基板処理装置の部分構成例を示す図である。同図に示すように、各処理室200の間に、この各処理室200を仕切るガスゲート300を設ける。このガスゲート300は、基板100をゲートロール301で挟み込むことでチャンバーとして機能する。すなわち、ガスゲート300内にArガスを導入しながら排気し、各処理室200の圧力よりも負圧とすることで、隣り合う処理室200内のガスの混入を防止する。処理室200での処理が終了した基板100は、払出しロール又は巻取りロールを回転させることで、ガスゲート300内を通り、隣の処理室200に搬送され、他の処理が行われる。上記動作を繰り返して、基板100の表面の処理を連続して行い、すべての処理が終了した基板100を巻取りロールにより巻き取るものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、基板100の表面に成膜を行う際に、その成膜速度を大きくすると、基板100の表面に成幕される(堆積される)原子あるいは分子の潜熱の和や、蒸発源からの輻射熱や、プラズマからの入射電子の流束が大きくなる。すなわち、基板100への入射熱流束が大きくなるため、熱負荷が大きくなる。従って、基板100に高い熱負荷をかける場合は、基板100を冷却する必要があった。この場合、上記基板をOリングで挟み込む基板処理装置や、図7に示す基板100をガスゲート300のゲートロール301で挟み込む基板処置装置では、基板100の裏面からの輻射による冷却が行われていたが、基板100の冷却は不十分であった。つまり、従来の基板処理装置では、基板100に高い熱負荷をかけることができないため、基板100の表面に成膜を行う速度を早くすることができず、基板100の表面に成膜を行う処理室200を多く設ける必要があり、基板処理装置が大型化して製造コストが増えるという問題があった。
【0006】
また、特に図7に示す基板処理装置では、基板100は処理室200の両端に設けられたガスゲート300のゲートロール301で支持されているのみであるため、処理室200内の中央部において基板100が幅方向に撓む恐れがあった。基板が撓んだ状態でその表面に成膜を行うと、さらに撓みが助長される。また、処理室200内で基板100の表面にレーザアニーリング、レーザスクライビングを行うことや、プラズマエッチングなどで基板100の表面に形成された多層膜の一部を除去することを行うとさらに基板100が撓み、不均一で複雑に変形する。従って、マスクなどの位置決めを精度よく行う必要がある処理を行うことが困難であった。また、基板100の表面位置の変動に起因して焦点距離が変化することで、処理の条件が変化してしまう処理への適用も困難であった。
【0007】
また、上記従来の基板処理装置では、ゲートロール301で基板100を挟み込んだ際に、基板を挟み込んだ上下のゲートロール301,301とガスゲートとの間に2箇所のギャップ(隙間)ができる、すなわち基板100の両側にギャップができるため、処理室200内を真空(減圧)状態とするための排気ポンプの容量が大きくなるという問題もあった。なお、他の従来の基板処理装置としては、基板を通過ロールの側面に当接させ、且つ処理室内に通過させる技術が提案されている。しかし、従来の通過ロールを用いる基板処理装置では、一つの処理室または同一の処理を行う複数の処理室しか備えることができなかった。これは、複数の異なる処理を行うには、上記のように各処理室内を最適な圧力、ガス組成雰囲気に維持する必要があり、基板を通過ロールで各処理室を通過させる場合、隣の処理室のガスが混入しないように封止する手段がなかったからである。
【0008】
そこで、この発明は、上記に鑑みてなされたものであって、可撓性を有する基板の幅方向への撓みを防止するとともに、隣の処理室のガスが混入することを防止することができ、複数の異なる処理を連続して行うことができる基板処理装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、この発明では、少なくとも可撓性を有する基板を処理室に払い出す払出しロール、払い出された当該基板の表面を処理する複数の処理室、処理された当該基板を巻き取る巻取りロールを備える基板処理装置において、基板を側面に当接させ、且つ処理室を通過させる通過ロールを設け、処理室を通過ロールの周方向に配置し、処理室に隣接する差動排気室を設け、差動排気室内を排気することを特徴とする。ここで、可撓性を有する基板とは、金属薄板(例えば、ステンレスフィルム)やプラスチックフィルムなどの帯状の基板をいい、ガスとは基板の表面を処理するのに必要な反応ガス、導入ガス、反応済みの有毒ガスなどをいう(以下同様)。
【0010】
この発明によれば、基板を側面に当接させ、且つ処理室を通過させる通過ロールを設け、処理室を通過ロールの周方向に配置し、処理室に隣接する差動排気室を設け、差動排気室内を排気するので、処理室から差動排気室内に流入したガスは、隣の処理室内に混入する前に外部に排気され、差動排気室内に流入したガスが隣の処理室内に混入することを防止することができ、複数の異なる処理を連続して行うことができる。また、差動排気室内は排気されるので、差動排気室を通過する基板に吸着する差動排気室内に流入したガスを少なくすることができる。また、基板は、通過ロールの側面に当接しながら各処理室を通過するので、基板の幅方向の撓みを低減することができ、処理室内の基板の表面にレーザアニーリング、レーザスクライビングを行うことや、プラズマエッチングなどで基板の表面に形成された多層膜の一部を除去することを精度良く行うことができる。また、マスクなどの位置決め、レーザなどを使用する際の焦点距離の設定が通過ロールを基準として容易に行うことができる。さらに、基板のギャップは通過ロールの片側だけとなり、処理室内を真空(減圧)状態とするための排気ポンプの容量を小さくすることができる。
【0011】
また、この発明では、請求項1に記載の基板処理装置において、差動排気室の圧力は、処理室の圧力よりも低いことを特徴とする。
【0012】
この発明によれば、差動排気室の圧力は、処理室の圧力よりも低いので、処理室内のガスは、圧力の低い差動排気室内に流入するが、隣の処理室内の圧力はこの差動排気室内の圧力よりも高いので、差動排気室内に流入したガスが隣の処理室内に混入することを容易に防止することができる。
【0013】
また、この発明では、請求項1又は2に記載の基板処置装置において、差動排気室の排気口は、通過ロールの軸方向に設けられていることを特徴とする。
【0014】
この発明によれば、差動排気室の排気口を通過ロールの軸方向に設けるので、各処理室から差動排気室に漏れたガスは、隣の処理室に向かわずに差動排気室内で排気することができる。これにより、各処理室から差動排気室又は連通路に漏れたガスが、隣の処理室に混入することを防止することができる。
【0015】
また、この発明では、請求項1〜3のいずれか一つに記載の基板処置装置において、通過ロールを冷却又は加熱することを特徴とする。
【0016】
この発明によれば、通過ロールを冷却又は加熱するので、処理室内で行う処理に応じて、基板を冷却又は加熱することができる。また、処理室内で加熱された基板を冷却することができ、基板の表面に成膜を行う速度を早くすることができるので、基板処理装置の小型化、製造コストの低減を図ることができる。また、基板の温度を均一化することができるので、基板の幅方向の撓みを低減することができる。
【0017】
また、この発明では、請求項1〜4のいずれか一つに記載の基板処置装置において、複数の処理室の差動排気室は、連通路により連通していることを特徴とする。
【0018】
この発明によれば、複数の処理室の差動排気室は連通路により連通しているので、処理室は差動排気室及び連通路により囲まれるので、処理室から漏れたガスを確実にこの処理室に隣接する差動排気室内の排気口により排気することができ、隣の処理室内にガスが混入することを防止することができる。
【0019】
また、この発明では、請求項1〜5のいずれか一つに記載の基板処置装置において、連通路は、通過ロールの周方向の連通路排気口が設けられていることを特徴とする。
【0020】
この発明によれば、連通路に通過ロールの周方向の連通路排気口を設けるので、各処理室から差動排気室又は連通路に漏れたガスは、さらに隣の処理室に向かわず効率良く差動排気室又は連通路内で排気することができる。これにより、各処理室から差動排気室又は連通路に漏れたガスが、隣の処理室に混入することを防止することができる。
【0021】
また、この発明では、請求項1〜6のいずれか一つに記載の基板処理装置において、払出しロールと処理室との間及び当該処理室と巻取りロールとの間に真空排気室を設けたことを特徴とする。
【0022】
この発明によれば、払出しロールと処理室との間及び当該処理室と巻取りロールとの間に真空排気室を設けるので、払出しロールから払い出された大気圧下の基板を段階的に真空下に置くことができ、表面の処理が終了した真空中の基板を段階的に大気圧下に戻して巻取りロールに巻き取ることができる。これにより、払出しロールと巻取りロールを大気中に設けることができる。
【0023】
【発明の実施の形態】
以下、この発明につき図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。また、下記実施の形態における構成要素には、当業者が容易に想定できるもの或いは実質的に同一のものが含まれる。
【0024】
図1、図2及び図3はこの発明にかかる基板処理装置を示す図であり、図1はこの発明にかかる基板処理装置の構成例、図2は通過ロール側から見た処理室及び差動排気室の構成例、図3は処理室及び差動排気室の断面図を示す図であり、同図(a)は図2のA−A断面図、同図(b)は図2のB−B断面図、同図(c)は図2のC−C断面図である。図1に示すように、基板処理装置1は、ケーシング2内に払出しロール3、通過ロール4、巻取りロール5、処理室6,7、差動排気室8,9,10により構成されている。払出しロール3は、予めステンレスフィルムなどの金属薄板やプラスチックフィルムなどの帯状の可撓性を有する基板20が巻き付けられている。通過ロール4は、図示しない加熱冷却手段によりこの通過ロール4の側面4aに当接する基板20を加熱又は冷却しながら、処理室6、7を通過させることができる。巻取りロール5は、表面の処理が終了した基板20を巻き取るものである。ここで、払出しロール3、通過ロール4及び巻取りロール5が配置されている払出し及び巻取り室11は、図示しない真空ポンプにより減圧(例えば、10−4Torr程度)することで、真空槽を形成することができる。
【0025】
処理室6は、プラズマCVDを行う処理室であり、基板20の表面にアモルファスシリンコン膜(a−Si)、酸化シリコン膜(Si)、窒化シリコン膜(Si)などを成膜するものである。処理室6は、図1に示すように、プラズマを発生させるための複数の放電電極6a(図1では、3個)が設けられ、この処理室6内を減圧し、且つ過剰の反応ガス及び反応済みの有毒ガスを排気するための処理室排気口6bが設けられている。ここで、処理室排気口6bは、図示しない真空ポンプに連結されており、プラズマCVDを行うのに最適な圧力まで処理室6内を減圧(例えば、10−1Torr程度)することができる。なお、図示は省略するが上記薄膜を形成する分子を含む反応ガスを処理室6内に供給する処理室供給口が放電電極6aなどに設けられている。
【0026】
処理室7は、スパッタリングを行う処理室であり、基板20の表面にタンタル膜(Ta、TaN等)、アルミ膜(Al、Si−Al等)、酸化物膜(YBaCuO、ITO等)などを成膜するものである。処理室7は、図1に示すように、上記薄膜を形成する原子を放出するターゲット7aが設けられ、この処理室7内を減圧し、且つ過剰の導入ガスを排気するための処理室排気口7bが設けられている。ここで、処理室排気口7bは、図示しない真空ポンプに連結されており、スパッタリングを行うのに最適な圧力まで処理室7内を減圧(例えば、5×10−3Torr程度)することができる。なお、処理室7には、図示は省略するがターゲット7aに衝突させるイオンを生成するために必要なアルゴンなどの導入ガスを供給する処理室供給口が設けられている。
【0027】
差動排気室8は、図1に示すように、その両側に設けられたシール壁8a,8bにより、払出し及び巻取り室11と処理室6との間に形成されている。差動排気室8内には、この差動排気室8内のガスを排気する排気口8cが設けられている。差動排気室9は、図1に示すように、その両側に設けられたシール壁9a,9bにより、処理室6と処理室7との間に形成されている。差動排気室9内には、この差動排気室9内のガスを排気する排気口9cが設けられている(図3(c)参照)。差動排気室10は、図1に示すように、その両側に設けられたシール壁10a,10bにより、処理室7と払出し及び巻取り室11との間に形成されている。差動排気室10内には、この差動排気室10内のガスを排気する排気口10cが設けられている。ここで、排気口8c,9c,10cは、通過ロール4の軸方向に設けられ、図示しない真空ポンプに連結されており、差動排気室8,9,10内の圧力を減圧(例えば、10−3〜10−4Torr程度)することができる。また、差動排気室シール壁8a,8b,9a,9b,10a,10bは、図1に示すように通過ロール4の側面4aとの間に少なくとも基板20の厚さ以上の間隙を有するように設けられている。
【0028】
ここで、図2に示すように、シール壁8aとシール壁10bは連通用シール壁12a、12bにより連結され、シール壁8bとシール壁9aは連通用シール壁13a、13bにより連結され、シール壁9bとシール壁10aは連通用シール壁14a、14bにより連結されている。これにより、連通用シール壁12aと連通用シール壁13aとの間に連通路15aが形成され、連通用シール壁12bと連通用シール壁13bとの間に連通路15bが形成される(図3(a)及び(b)参照)。また、連通用シール壁12aと連通用シール壁14aとの間に連通路16aが形成され、連通用シール壁12bと連通用シール壁14bとの間に連通路16bが形成される。すなわち、差動排気室8と差動排気室9は、連通路15aと連通路15bにより連通されており、差動排気室9と差動排気室10は、連通路16aと連通路16bにより連通されている。また、連通用シール壁12a,12b,13a,13b,14a,14bは、通過ロール4の側面4aとの間に少なくとも基板20の厚さ以上の間隙を有するように設けられている。
【0029】
次に、この基板処理装置1の動作について説明する。減圧(例えば、10−4Torr程度)された払出し及び巻取り室11内の払出しロール3に巻き付けられた基板20は、通過ロール4に搬送される。通過ロール4に搬送された基板20は、処理を行う表面と処理室6,7が対面するように、この通過ロール4の側面4aに当接しながら処理室6,7内を通過する。このとき、通過ロール4は、基板20が処理室6内で行われるプラズマCVD、処理室7内で行われるスパッタリングに最適な温度となるように、図示しない加熱冷却手段により加熱される。ここで、スパッタリングに最適な温度とは、成膜される薄膜の膜質を良好なものとすることを考慮すると、100〜200℃以上とすることが好ましい。なお、基板20がプラスチックフィルの場合は、その材質により上限温度が制限されるため、この上限温度以下とすることが好ましい。
【0030】
通過ロール4により加熱されながら、処理室6に搬送された基板20は、減圧(例えば、10−1Torr程度)された処理室6内に充填されている反応ガスと放電電極6aから発生するプラズマにより、その表面に薄膜(アモルファスシリンコン膜、酸化シリコン膜、窒化シリコン膜など)が成膜される。ここで、処理室6内の反応ガス及び反応済みの有毒ガスの大部分は、処理室排気口6bから外部に排気されるが、一部はシール壁8b,9a及び連通用シール壁13a,13bと通過ロール4の側面4aとの間隙から、差動排気室8,9及び連通路15a,15bに流出する。流出した反応ガス及び反応済みの有毒ガスは、差動排気室8,9の圧力(10−3〜10−4Torr程度)が処理室6の隣の処理室である処理室7の圧力(5×10−3Torr程度)よりも低いため、差動排気室8,9の排気口8c,9cから外部に排気される。すなわち、差動排気室8,9の圧力を処理室6の隣の処理室である処理室7の圧力よりも低くすることで、差動排気室8,9内に流入したガスが処理室7内に混入することを防止することができる。
【0031】
処理室6を通過した基板20は、通過ロール4により処理室7に搬送される。減圧(例えば、5×10−3Torr程度)された処理室7内で導入ガスからイオンが生成される。搬送された基板20は、このイオンがターゲット7aに衝突することで放出された原子がその表面に付着することで薄膜(タンタル膜、アルミ膜、酸化物膜などなど)が成膜される。ここで、処理室7内の導入ガスの大部分は、処理室排気口7bから外部に排気されるが、一部はシール壁9b,10a及び連通用シール壁14a,14bと通過ロール4の側面4aとの間隙から、差動排気室9,10及び連通路16a,16bに流出する。流出した導入ガスは、差動排気室9,10の圧力(10−3〜10−4Torr程度)が処理室7の隣の処理室である処理室6の圧力(10−1Torr程度)よりも低いため、差動排気室9,10の排気口9c,10cから外部に排気される。すなわち、差動排気室9,10の圧力を処理室7の隣の処理室である処理室6の圧力よりも低くすることで、差動排気室9,10内に流入したガスが処理室6内に混入することを防止することができる。
【0032】
処理室6及び処理室7を通過した基板20は、払出し及び巻取り室11内の加熱冷却パッド18の間を通過する。加熱冷却パッド18は、処理室6,7を通過した基板20の温度を所定温度(常温)程度に戻すためのものである。すなわち、通過ロール4が加熱冷却手段により加熱されている場合は、基板20は加熱されているので、基板20を加熱冷却パッド18で冷却し、通過ロール4が加熱冷却手段により冷却されている場合は、基板20は冷却されているので、基板20を加熱冷却パッド18で加熱する。これにより、巻取りロール5に巻き取られた基板20の巻取りロール5に対する巻き締り、巻き緩みを防止することができる。
【0033】
加熱冷却パッド18を通過し、所定の温度となった基板20は、補助ロール17を通過する。補助ロール17は、通過ロール4の側面4aに基板20を適度な張力で当接させるものである。つまり、払出しロール3により通過ロール4に搬送する基板20に張力を与えるとともに、補助ロール17により通過ロール4から搬送される基板20に張力をかけることで、基板20が通過ロール4の側面4aに当接しつつ、且つ処理室6,7を通過することができる。補助ロール17を通過した基板20は、巻取りロール5に対する基板20の巻き締めを防止するために、この補助ロール17により適度な張力を与えられながら巻取りロール5に巻き取られる。ここで、払出し及び巻取り室11内の圧力(10−4Torr程度)は、差動排気室8,9,10及び連通路15a,15b,16a,16bの圧力(10−3〜10−4Torr程度)と同圧以下なので、処理室6,7内のガスが払出しロール3に巻き付け又は巻取りロール5に巻き取られた基板20の表面に付着することを防止できる。
【0034】
上記のように、基板20を側面4aに当接させ、且つ処理室6,7を通過させる通過ロール4を設け、処理室6,7を通過ロール4の周方向に配置し、処理室6,7に隣接する差動排気室8,9,10を設け、差動排気室8,9,10内を排気するので、処理室6,7から差動排気室8,9,10内に流入したガスは、隣の処理室6,7内に混入する前に外部に排気され、差動排気室8,9,10内に流入したガスが隣の処理室7,8内に混入することを防止することができるとともに、複数の異なる処理を連続して行うことができる。
【0035】
図4は、通過ロール側から見た処理室及び差動排気室の他の構成例を示す図である。同図に示すように、連通路15a,15b,16a,16bのそれぞれに連通路排気口15c,15d,16c,16dが設けられている。ここで、連通路排気口15c,15d,16c,16dは、通過ロール4の周方向に設けられ、図示しない真空ポンプに連結されており、連通路15a,15b,16a,16bの圧力を減圧(例えば、10−3〜10−4Torr程度)することができる。これにより、差動排気室8,9,10及び連通路15a,15b,16a,16bに流入したガス(反応ガス、反応済みの有毒ガス、導入ガス)は、連通路15a,15b,16a,16bの圧力が処理室6,7の圧力よりも低いため、さらに連通路排気口15c,15d,16c,16dからも外部に排気される。
【0036】
また、上記実施形態では、処理室6でプラズマCVD、処理室7でスパッタリングを行うが、本発明はこれに限定されるものではなく処理室6,7において、プラズマエッチング、真空蒸着、レーザアニーリング、レーザドーピング、レーザスクライビング等を行っても良い。また、上記実施形態では、処理室6と7との間に差動排気室9を一つ設けたが、隣の処理室へのガスの混入する量の許容値が低い場合は、差動排気室を複数設けても良い。同様に払出し及び巻取り室11と処理室6,7とのそれぞれの間に設けた差動排気室8,10を複数設けても良い。この場合、処理室から段階的に差動排気室に流入したガスを複数の差動排気室に設けられた排気口より外部に排気することができ、隣の処理室へのガスの混入する量をさらに低減することができる。また、差動排気室8,9,10に、図示しない供給口よりアルゴン等の不活性ガスを供給することで、処理室6,7から差動排気室8,9,10に流入したガス(反応ガス、反応済みの有毒ガス及び導入ガス等)を希釈しても良い。これにより、差動排気室8,9,10に流入したガスを希釈して外部に排気することができるとともに、隣の処理室に混入するガスが希釈され、隣の処理室で行われる処理への影響を少なくすることができる。
【0037】
次に、この発明にかかる基板処理装置をTFT(Thin Film Transister:薄膜トランジスタ)の形成に用いる場合について説明する。TFTは液晶ディスプレイなどに用いられているものであり、基板の表面上にスパッタリング、プラズマCVD等により酸化シリコン膜(Si)、窒化シリコン膜(Si)などの絶縁膜を成膜し、その上にスパッタリング、プラズマCVD等によりアモルファスシリンコン膜(a−Si)を成膜する。このアモルファスシリコン膜は、基板の表面の温度が高いほど容易に移動することができ、基板の表面に高品質な膜を成膜することができる。しかし、後の処理においてこのアモルファスシリコン膜の性能を向上させる(結晶性を高める)ためにエキシマレーザ、可視光レーザを基板の表面に照射することでこの表面を加熱するレーザアニーリングが行われる。次にレーザアニーリングを行われた基板の表面にスパッタリング、プラズマCVD等によりゲート用の酸化シリコン膜(Si)を成膜し、その上にスパッタリング等により金属電極(Al、Cu等)を成膜する。次に金属電極が成膜された基板の表面をリソグラフィーなどでマスクし、マスクされた基板の表面をエッチングすることでアレイ化するものである。
【0038】
図5は、この発明にかかる基板処理装置をTFTの形成に用いる場合の概略構成例を示す図である。なお、基板処理装置1´は、図1に示す基板処理装置1と基本的構成は同様であるので、その説明は省略する。同図に示すように、基板処理装置1´は、処理室を5つ有する構成である。ここで、基板処理装置1´は、上記基板の表面上に形成するTFTに必要な処理のうち、基板の表面に金属電極を形成するまでの処理を行うものである。
【0039】
処理室21は、基板20の表面上に絶縁膜(酸化シリコン膜、窒化シリコン膜など)を成膜するために、スパッタリング、プラズマCVD等を行う処理室である。処理室22は、基板20の表面上にアモルファスシリンコン膜を成膜するために、スパッタリング、プラズマCVD等を行う処理室である。処理室23は、基板20の表面上に成膜されたアモルファスシリコン膜の結晶性を高めるために、レーザアニーリングを行う処理室である。処理室24は、基板20の表面上にゲート用の酸化シリコン膜を成膜するために、スパッタリング、プラズマCVD等を行う処理室である。処理室25は、基板20の表面上に金属電極(Al、Cu等)を成膜するために、スパッタリング等を行う処理室である。処理室21,22,23,24,25には、それぞれ図1に示す処理室6,7と同様に処理室内を減圧するとともに、この処理室内のガス(反応ガス、反応済みの有毒ガス及び導入ガスなど)を図示しない真空ポンプにより外部に排気する処理室排気口21a,22a,23a,24a,25aが設けられている。
【0040】
払出し及び巻取り室11と処理室21との間、各処理室21,22,23,24,25の間及び処理室25と払出し及び巻取り室11との間には、それぞれシール壁(図示省略)により、差動排気室26,27,28,29,30,31が形成されている。各差動排気室26,27,28,29,30,31には、それぞれ図1に示す差動排気室8,9,10と同様に差動排気室内を減圧するとともに、各処理室から差動排気室内に流入したガスを図示しない真空ポンプにより外部に排気する排気口26a,27a,28a,29a,30a,31aが設けられている。
【0041】
次に、この基板処理装置1´の動作について説明する。減圧された払出し及び巻取り室11内の払出しロール3に巻き付けられた基板20は、通過ロール4に搬送される。基板20は、通過ロール4の側面4aに当接しながら各処理室21,22,23,24,25を通過して、基板20の表面上にTFTが形成し、巻取りロール5により巻き取られる。各処理室21,22,23,24,25では、上述した処理を基板20の表面に対して行う。特に、処理室22では、図示しないヒータにより、処理室22内を高温して基板20の表面上にアモルファスシリコン膜を成膜するが、通過ロール4を図示しない加熱冷却手段により冷却することで、基板20が幅方向に撓むことを防止することができる。また、処理室23では、基板20は通過ロール4の側面4aに当接しているので、基板20が軸方向に撓むことがなく、レーザの焦点距離が一定のまま精度良くレーザアニーリングを行うことができる。
【0042】
ここで、差動排気室26,27,28,29,30,31の圧力は、処理室21,22,23,24,25の圧力よりも低く設定されている。従って、処理室21,22,23,24,25から差動排気室26,27,28,29,30,31に流入したガス(反応ガス、反応済みの有毒ガス及び導入ガスなど)は、排気口26a,27a,28a,29a,30a,31aから外部に排気され、ガスが隣の処理室21,22,23,24,25内に混入することを防止することができる。
【0043】
上記基板処理装置1,1´の払出しロール3及び巻取りロール5は、真空槽である払出し及び巻取り室11に設けられているが、基板20の前工程や後工程(マスク、エッチング、レジストなど)を考慮すると、基板20は大気中で払い出され、巻き取られることが望ましい。図6は、図5の基板処理装置の他の構成例を示す図である。同図に示すように、この基板処理装置1″は、払出しロール3及び巻取りロール5がケーシング2の外部に設けられ、払出しロール3と通過ロール4との間に洗浄室34、真空排気室32が設けられ、通過ロール4と巻取りロール5との間に真空排気室33が設けられている。真空排気室32,33には、図1に示す差動排気室8,9,10と同様にその両側に設けられたシール壁(図示省略)により、外部と払出し及び巻取り室11との間に形成されている。また、真空排気室32,33は、図示しない真空ポンプにより減圧することができる。洗浄室34は、払出しロール3に巻き付けられている基板20の表面の付着物を除去するものである。
【0044】
次に、この基板処理装置1″の動作について説明する。大気圧下に設けられた払出しロール3に巻き付けられた基板20は、洗浄室34を通過し、その表面の付着物を除去され、真空排気室32に搬送される。ここで、この真空排気室32内の圧力は、大気圧と払出し及び巻取り室11の圧力(例えば、10−4Torr程度)との中間程度の圧力に維持されているので、基板20を大気圧下から段階的に真空下に置くことができる。真空排気室32から通過ロール4に搬送された基板20は、通過ロール4の側面4aに当接しながら各処理室21,22,23,24,25を通過して、基板20の表面上にTFTが形成される。TFTが形成された基板20は、通過ロール4から真空排気室33に搬送される。ここで、この真空排気室33内の圧力は、払出し及び巻取り室11の圧力(例えば、10−4Torr程度)と大気圧との中間程度の圧力に維持されているので、基板20を真空下から段階的に大気圧下に置くことができる。真空排気室33から外部に搬送された基板20は、大気圧下に設けられた巻取りロール5により巻き取られる。
【0045】
上記のように、払出しロール3から払い出された基板20が真空排気室32を通過することで、大気圧下の基板20を段階的に真空下に置くことができ、表面の処理が終了した基板20が真空排気室33を通過することで、真空下の基板20を段階的に大気圧下に戻すことができる。従って、払出しロール3と巻取りロール5を大気圧下に設けることができる。なお、上記実施形態では、払出しロール3と通過ロール4との間、通過ロール4と巻取りロール5との間にそれぞれ真空排気室が一つ設けられているが、本発明はこれに限定されるものではなく、真空排気室を複数設けても良い。これにより、基板20を大気圧下から真空下に置く際には、各真空排気室の圧力を払出しロール3側から徐々に圧力が低くなるように設定し、基板20を真空下から大気圧下に戻す際には、各真空排気室の圧力を通過ロール4側から徐々に圧力が高くなるように設定することで、ケーシング2の外部にガス(反応ガス、反応済みの有毒ガス及び導入ガスなど)が漏れることを確実に防止することができる。
【0046】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1に記載の発明によれば、基板を側面に当接させ、且つ処理室を通過させる通過ロールを設け、処理室を通過ロールの周方向に配置し、処理室に隣接する差動排気室を設け、差動排気室内を排気するので、処理室から差動排気室内に流入したガスは、隣の処理室内に混入する前に外部に排気され、差動排気室内に流入したガスが隣の処理室内に混入することを防止することができ、複数の異なる処理を連続して行うことができる。また、差動排気室内は排気されるので、差動排気室を通過する基板に吸着する差動排気室内に流入したガスを少なくすることができる。また、基板は、通過ロールの側面に当接しながら各処理室を通過するので、基板の幅方向の撓みを低減することができ、処理室内の基板の表面にレーザアニーリング、レーザスクライビングを行うことや、プラズマエッチングなどで基板の表面に形成された多層膜の一部を除去することを精度良く行うことができる。また、マスクなどの位置決め、レーザなどを使用する際の焦点距離の設定が通過ロールを基準として容易に行うことができる。さらに、基板のギャップは通過ロールの片側だけとなり、処理室内を真空(減圧)状態とするための排気ポンプの容量を小さくすることができる。
【0047】
また、請求項2に記載の発明によれば、差動排気室の圧力は、処理室の圧力もよりも低いので、処理室内のガスは、圧力の低い差動排気室内に流入するが、隣の処理室内の圧力はこの差動排気室内の圧力よりも高いので、差動排気室内に流入したガスが隣の処理室内に混入することを容易に防止することができる。
【0048】
また、請求項3に記載の発明によれば、差動排気室の排気口を通過ロールの軸方向に設けるので、各処理室から差動排気室又は連通路に漏れたガスは、隣の処理室に向かわずに差動排気室内で排気することができ、各処理室から差動排気室又は連通路に漏れたガスが、隣の処理室に混入することを防止することができる。
【0049】
また、請求項4に記載の発明によれば、通過ロールを冷却又は加熱するので、処理室内で行う処理に応じて、基板を冷却又は加熱することができる。また、処理室内で加熱された基板を冷却することができ、基板の表面に成膜を行う速度を早くすることができるので、基板処理装置の小型化、製造コストの低減を図ることができる。また、基板の温度を均一化することができるので、基板の幅方向の撓みを低減することができる。
【0050】
また、請求項5に記載の発明によれば、複数の処理室の差動排気室は連通路により連通しているので、処理室は差動排気室及び連通路により囲まれるので、処理室から漏れたガスを確実にこの処理室に隣接する差動排気室内の排気口により排気することができ、隣の処理室内にガスが混入することを防止することができる。
【0051】
また、請求項6に記載の発明によれば、連通路に通過ロールの周方向の連通路排気口を設けるので、各処理室から差動排気室又は連通路に漏れたガスは、さらに隣の処理室に向かわず効率良く差動排気室又は連通路内で排気することができ、各処理室から差動排気室又は連通路に漏れたガスが、隣の処理室に混入することを防止することができる。
【0052】
また、請求項7に記載の発明によれば、払出しロールと処理室との間及び当該処理室と巻取りロールとの間に真空排気室を設けるので、払出しロールから払い出された大気圧下の基板を段階的に真空下に置くことができ、表面の処理が終了した真空中の基板を段階的に大気圧下に戻して巻取りロールに巻き取ることができ、払出しロールと巻取りロールを大気中に設けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明にかかる基板処理装置の構成例を示す図である。
【図2】通過ロール側から見た処理室及び差動排気室の構成例を示す図である。
【図3】処理室及び差動排気室の断面図を示す図であり、同図(a)は図2のA−A断面図、同図(b)は図2のB−B断面図、同図(c)は図2のC−C断面図である。
【図4】通過ロール側から見た処理室及び差動排気室の他の構成例を示す図である。
【図5】この発明にかかる基板処理装置をTFTの形成に用いる場合の概略構成例を示す図である。
【図6】図5の基板処理装置の他の構成例を示す図である。
【図7】他の従来の基板処理装置の部分構成例を示す図である。
【符号の説明】
1,1´,1″ 基板処理装置
2    ケーシング
3    払出しロール
4    通過ロール
5    巻取りロール
6    処理室
6a   放電電極
6b   処理室排気口
7    処理室
7a   ターゲット
7b   処理室排気口
8,9,10 差動排気室
8a,8b,9a,9b,10a,10b シール壁
8c,9c,10c 排気口
11   払出し及び巻取り室
12a,12b,13a,13b,14a,14b 連通用シール壁
15a,15b,16a,16b 連通路
15c,15d,16c,16d 連通路排気口
17   補助ロール
18   加熱冷却パッド
20   基板
21〜25 処理室
21a〜25a 処理室排気口
26〜31 差動排気室
26a〜31a 排気口
32,33 真空排気室
34 洗浄室

Claims (7)

  1. 少なくとも可撓性を有する基板を処理室に払い出す払出しロール、払い出された当該基板の表面を処理する複数の処理室、処理された当該基板を巻き取る巻取りロールを備える基板処理装置において、
    前記基板を側面に当接させ、且つ前記処理室を通過させる通過ロールを設け、
    前記処理室を前記通過ロールの周方向に配置し、
    前記処理室に隣接する差動排気室を設け、
    前記差動排気室内を排気することを特徴とする基板処理装置。
  2. 前記差動排気室の圧力は、前記処理室の圧力よりも低いことを特徴とする請求項1に記載の基板処理装置。
  3. 前記差動排気室の排気口は、通過ロールの軸方向に設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載の基板処理装置。
  4. 前記通過ロールを冷却または加熱することを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の基板処理装置。
  5. 前記複数の処理室の差動排気室は、連通路により連通していることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載の基板処理装置。
  6. 前記連通路は、通過ロールの周方向の連通路排気口が設けられていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一つに記載の基板処理装置。
  7. 前記払出しロールと前記処理室との間および当該処理室と前記巻取りロールとの間に真空排気室を設けたことを特徴とする請求項1〜6のいずれか一つに記載の基板処理装置。
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