JP2004092961A - 冷蔵庫 - Google Patents
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Abstract
【課題】冷媒封入量が少なく、冷凍機油に溶け込み易い炭化水素系冷媒を用い、冬場など据付け場所が低温な場合においても、冷却性能を保持することができる冷蔵庫を得る。
【解決手段】能力可変の圧縮機、凝縮器、絞り機構、蒸発器を順次接続し、冷媒に炭化水素系冷媒を用いた冷凍サイクル冷媒に炭化水素系冷媒を用いた冷凍サイクルと、前記蒸発器配管の入口側と出口側の温度を検知する検知手段と、この検知手段により検知された入口側温度と出口側温度とを比較する比較手段とを備え、この比較手段で出口側温度が入口側温度より所定温度以上高くなったことを検出した場合には(S1)、前記圧縮機を高回転で運転する(S2)。
【選択図】 図1
【解決手段】能力可変の圧縮機、凝縮器、絞り機構、蒸発器を順次接続し、冷媒に炭化水素系冷媒を用いた冷凍サイクル冷媒に炭化水素系冷媒を用いた冷凍サイクルと、前記蒸発器配管の入口側と出口側の温度を検知する検知手段と、この検知手段により検知された入口側温度と出口側温度とを比較する比較手段とを備え、この比較手段で出口側温度が入口側温度より所定温度以上高くなったことを検出した場合には(S1)、前記圧縮機を高回転で運転する(S2)。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、能力可変の圧縮機、凝縮器、絞り機構、蒸発器とを順次接続した冷凍サイクルを備え、冷媒に炭化水素系冷媒を用いた冷蔵庫に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、オゾン層保護や地球温暖化問題に対する関心が世界的に高まっており、冷蔵庫やエアコン等の冷凍サイクルに使用されている冷媒の改善が求められている。現在、市販されている冷蔵庫の大多数はHFC(ハイドロフルオロカーボン)を冷媒として使用しているが、HFC冷媒は地球温暖化係数が依然として高いため、オゾン層破壊がなく、地球温暖化係数の低い炭化水素系冷媒、例えばHC(ハイドロカーボン)冷媒の使用が検討されている。
【0003】
このHC冷媒の特性としては、HFC冷媒と比べ体積流量が大きく、単位量当たりの冷凍能力が高いことが知られている。このため、冷凍サイクルに封入する冷媒封入量はHFC冷媒の半分程度が適応量となる。
【0004】
また、他の特性としては、HFC冷媒や他の冷媒と比較すると、冷凍機油、例えば鉱油に溶け込み易い特性を有しており、低温、高圧であると冷凍機油に溶け込む冷媒の溶け込み量は多くなる傾向にある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
一般的に能力可変の圧縮機を用いた冷蔵庫の場合には、その回転数は庫内温度や外気温に基づいて設定されており、外気温が低いときには庫外への熱リークが少なく、庫内温度が上昇し難いため、低回転で圧縮機を運転している。
【0006】
このため、HC冷媒を採用した冷蔵庫の据付け場所が低温、例えば、5℃以下であると、圧縮機の回転数は低いため機内の温度が30℃〜40℃程度になり、封入冷媒量が例えば50gであると12〜15g程度の冷媒が冷凍機油に溶け込んでしまう。すると、封入冷媒量に対する冷媒の溶け込み量の割合はHFC冷媒と比較して2倍となるため、循環冷媒量が減少する。
【0007】
また、冷凍機油に溶け込んだ冷媒は、機内の温度が低いため冷凍機油から離脱しようとせず、冷凍サイクルに循環し難くなる。
【0008】
そして、蒸発器内を流れる冷媒は、循環冷媒量が少ないため配管流路の途中で全て気化してしまい、後半の配管内では蒸発し終えたガス冷媒のみが流れるため、蒸発器全体として冷却に寄与しない、いわゆるアンダーチャージ現象が発生してしまう。
【0009】
さらに、一般的に液冷媒はガス冷媒よりも流れ難いことが知られており、循環冷媒が適正量確保されていないと凝縮器内で全て液化してしまい液冷媒量の割合が多くなる。このため、冷媒は通常であれば円滑に凝縮器内を流れて蒸発器に吐出されていくが、液冷媒量の増加に伴って流速が減少し、また、外気温が低温時であれば圧縮機の吐出能力を低く設定しているため、凝縮器の出口部では流速の遅い液冷媒が滞留することになり、蒸発器への吐出冷媒量が減少すると共に、高温な圧縮機等の温度影響を受けて凝縮器における放熱効果が悪化する。
【0010】
本発明は、上記問題点に着眼してなされたものであり、冷媒封入量が少なく、冷凍機油に溶け込み易い炭化水素系冷媒を用い、冬場など据付け場所が低温状態であっても、冷却性能の高い冷蔵庫を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、能力可変の圧縮機、凝縮器、絞り機構、蒸発器を順次接続し、冷媒に炭化水素系冷媒を用いた冷凍サイクルと、前記蒸発器配管の入口側と出口側の温度を検知する検知手段と、この検知手段により検知された入口側温度と出口側温度とを比較する比較手段とを備え、この比較手段で出口側温度が入口側温度より所定温度以上高くなったことを検出した場合には、前記圧縮機を高回転で運転するようにしたこと特徴とするものである。
【0012】
本発明の構成によれば、冬場など冷蔵庫の据付け場所の外気温が低い場合に、圧縮機の回転数が低く、また冷凍機油への溶け込み冷媒量が多くなり、循環冷媒量が減少しても、圧縮機を高回転で運転することにより、圧縮機モータの発熱量を増大させて機内の温度を60℃程度に上昇させることができるため、溶け込んでいる冷媒を冷凍機油から離脱し易くすると共に、吐出冷媒を増加させることにより、冷凍サイクルの循環冷媒量を確保することができ、もって、アンダーチャージ現象が生じても、冷却性能を回復させることができる。
【0013】
また、溶解性の高い炭化水素系冷媒、例えばHC冷媒を用いた冷蔵庫においても、HFC等の冷媒に対して冷凍サイクルへの封入量を少なくしても、冷凍機油中への溶け込み量を減少させることができるため、冷却性能の高い冷蔵庫を得ることができる。
【0014】
さらには、直接蒸発器の温度挙動を検知することによって、確実にアンダーチャージ現象に対応することができるため、蒸発器の途中で気化し終えることなく、蒸発器全体として冷却に寄与し迅速に冷却性能の低下を防止することができる。
【0015】
請求項2の発明は、能力可変の圧縮機、凝縮器、絞り機構、蒸発器を順次接続し、冷媒に炭化水素系冷媒を用いた冷凍サイクルと、前記凝縮器配管の略中央部と出口部の温度を検知する検知手段と、この検知手段により検知された中央部温度と出口部温度とを比較する比較手段とを備え、この比較手段で出口部温度が中央部温度より高くなったことを検出した場合には、前記圧縮機を高回転で運転するようにしたことを特徴とするものである。
【0016】
本発明の構成によれば、冬場など冷蔵庫の据付け場所の外気温が低い場合に、圧縮機の回転数が低く、また冷凍機油への溶け込み冷媒量が多くなり、循環冷媒量が減少しても、圧縮機を高回転で運転することにより、圧縮機モータの発熱量を増大させて機内の温度を60℃程度に上昇させることができるため、溶け込んでいる冷媒を冷凍機油から離脱し易くすると共に、吐出冷媒を増加させることにより、冷凍サイクルの循環冷媒量を確保することができ、もって、アンダーチャージ現象が生じても、冷却性能を回復させることができる。
【0017】
また、溶解性の高い炭化水素系冷媒、例えばHC冷媒を用いた冷蔵庫においても、HFC等の冷媒に対して冷凍サイクルへの封入量を少なくしても、冷凍機油中への溶け込み量を減少させることができるため、冷却性能の高い冷蔵庫を得ることができる。
【0018】
さらには、直接凝縮器の温度挙動を検知することによって、確実に凝縮器に液冷媒が滞留し冷却性能が低下していることを認識し、このときに圧縮機を高速回転させて循環冷媒量を増加させるため、凝縮器の途中で冷媒が全て液化してしまうことを防止し、凝縮器の出口部に流速の遅くなった液冷媒が滞留することなく円滑に流すことができる。このため、冷媒は凝縮器内を正常な流速で流れることにより、蒸発器への吐出冷媒量を回復させることができ、また、凝縮器の放熱効果を保持することができる。
【0019】
請求項3の発明は、凝縮器を放熱する放熱ファンを凝縮器の近傍に取り付け、凝縮器の出口部温度が中央部温度より高くなったと比較手段で判断されたときに、前記放熱ファンを強制的に停止させることを特徴とするものであり、圧縮機および凝縮器を放熱することなくその温度上昇を促進させることができるため、例えアンダーチャージ現象が生じても迅速に冷凍機油に溶け込んだ冷媒を冷凍機油から離脱させて循環冷媒量を確保することができ、もって冷却性能を保持することができる。
【0020】
請求項4の発明は、凝縮器の出口部にヒータを取り付け、凝縮器の出口部温度が中部温度より高くなったと比較手段で判断されたときに、前記ヒータを通電することを特徴とするものである。
【0021】
本発明の構成によれば、ヒータを通電して凝縮器を加熱することにより、その放熱効果は一端低下するが、凝縮器内では出口部に滞留した液冷媒が加熱されて気化するため、凝縮器内の流れを正常化して蒸発器への吐出冷媒量を増加させることができ、もってヒータによる加熱後に蒸発器の冷却性能を回復させることができる。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施例について、図面に基づいて説明する。図2に示すように冷蔵庫本体1内には、冷蔵室2、野菜室3、製氷室4、冷凍室5が上から順に設けられている。なお、製氷室4の隣には、各温度帯に切替可能な切替室を並列させて配設している。
【0023】
冷蔵室2の前面には、ヒンジ開閉式の断熱性の扉6を設け、野菜室3、製氷室4、冷凍室5のそれぞれの前面には、引出し式の断熱性の扉7,8,9を設けている。
野菜室3の背部には、冷蔵室2および野菜室3の冷却器を構成するR蒸発器14、冷蔵用冷気循環ファンを構成するRファン13、およびR蒸発器14に着霜した霜を除霜するR除霜ヒータ17などを配設している。このRファン13が駆動すると、R蒸発器14により冷却された冷気は、ダクト12を介して冷蔵室2室内に供給された後、野菜室3を経て循環することにより、冷蔵室2および野菜室3を冷却する構成となっている。
【0024】
製氷室4、切替室、および冷凍室5の背部には、上から順に冷凍用冷気循環ファンを構成するFファン15、製氷室4、切替室および冷凍室5の冷却器を構成するF蒸発器16、およびF蒸発器16に着霜した霜を除霜するF除霜ヒータ18などを配設している。この場合、Fファン15が駆動されると、F蒸発器16により冷却された冷気は、製氷室4および冷凍室5内に供給、循環されることにより、製氷室4および冷凍室5を冷却する構成となっている。
【0025】
冷蔵庫本体1の底部には、機械室22を形成しており、圧縮機20、ワイヤコンデンサからなる凝縮器27、圧縮機20および凝縮器27を放熱する放熱ファン19(以下、Cファンとする)などを配設している。
【0026】
機械室22の前方には、空気を機械室22内に吸い込む吸込口23を設け、機械室22の背面には、機械室22内の空気を排出する排気口25を備えており、Cファン19の駆動によって、凝縮器27を冷却しながら、外気を吸込口23から機械室に吸い込み、圧縮機20に吹き当てた排気を排気口25より排出するようになっている。 また、Cファン19は圧縮機20と同期して駆動するが、外気温が低温、例えば10℃以下の場合には、圧縮機20が駆動していても過冷却を防止するため停止状態にさせている。
【0027】
圧縮機20は、直流ブラシレスモータで駆動する低圧型のレシプロコンプレッサーであり、三相巻線を有するステータと永久磁石を有するロータより構成された直流ブラシレスモータをケース内に備え、2相通電を行うと共に残り1つの非通電相巻線に生じる誘起電圧からロータの回転位置を検出して2相通電を順次切替えてモータを回転させる。また、圧縮機20の回転数は、モータに印可する電圧をPWMにより可変させることにより変化する。このとき目標回転数は庫内温度、または冷凍サイクルの切替え、除霜などのタイミングに応じて変更するようになっており、例えば、庫内温度が高いときには高速回転、庫内温度が低いときは停止または低速回転とするよう制御される。
【0028】
一方、冷凍サイクルは図3に示すように、圧縮機20、凝縮器27、冷媒の流れを切替えたり、全閉、全開動作をする切替弁26を直列に接続し、この切替弁26にRキャピラリチューブ29、R蒸発器14とを接続した連結配管と、Fキャピラリチューブ30、F蒸発器16、アキュームレータ34、逆止弁33とを接続した連結配管とが並列となるよう接続されており、冷媒に炭化系水素冷媒、例えばHC冷媒などを用いている。
【0029】
上記構成の場合、冷蔵室2および冷凍室5の室内温度を検知する温度センサなどにより、Fキャピラリチューブ30、F蒸発器16、アキュームレータ34、逆止弁33とを接続した連結配管に冷媒を供給するF流しと、Rキャピラリチューブ29、R蒸発器14とを接続した連結配管に冷媒を供給するR流しとを、切替弁26を操作して交互に切り替えて貯蔵室内における冷蔵温度室と冷凍温度とを冷却する。
【0030】
F蒸発器16の入口側配管の近傍には、図3に示すように入口部配管の温度を検知する蒸発器入口温度センサ40(以下、F入口センサとする)を取付け、出口側配管の近傍には出口部配管の温度を検知する蒸発器出口温度センサ41を取付けている。この蒸発器出口温度センサ41(以下、F出口センサとする)は、アキュームレータ34に取付けてもよく、F除霜ヒータ18のOFF温度を検知する温度センサと併用してもよい。
【0031】
凝縮器27には、配管内で気化冷媒と液冷媒が混合する配管の略中央位置に、この配管温度を検知する凝縮器中央部温度センサ42(以下、C中央センサとする)を取付け、出口側に配管出口部の温度を検知する凝縮器出口部温度センサ43(以下、C出口センサとする)と、アルミ泊ヒータなどよってこの出口部配管を加熱する凝縮器ヒータ21とを取付けている。
【0032】
次に、冷媒循環量が減少した場合における運転制御方法について説明する。図4は前記運転制御方法のブロック図を示している。F入口センサ40とF出口センサ41で検知された配管温度を蒸発器温度比較装置45に入力し、F出口センサ41の検知温度がF入口センサ40の検知温度より所定温度、ここでは6K以上なったか否かを検知する。一方C中央センサ42とC出口センサ43で検知された配管温度も同様に凝縮器温度比較装置46に入力し、C出口センサ43の検知温度がC中央センサ42の検知温度より高くなったか否かを検出する。
【0033】
運転制御装置47では、蒸発器温度比較装置45および凝縮器温度比較装置46で比較された検知信号に基づいて圧縮機20、Cファン19、ヒータ21を運転制御するようになっている。
【0034】
次に、図1のフローチャートを参照して、前記運転制御方法の動作について説明する。
【0035】
ステップ1では、通常の冷却運転中にF出口センサ41がF入口センサ40の検知温度より所定値(ここでは6K)以上高くなったか否かを検知する(S1)。
【0036】
図5のグラフに示すように、通常の冷却運転では庫内温度に基づいて圧縮機20の回転数を制御または停止させている。このとき外気温が低温である場合などには、圧縮機は低回転、ここでは30Hzで運転しており、圧縮機内の温度は30℃〜40℃程度の低い温度となっているため、冷媒は冷凍機油に多く溶け込み、また、冷凍サイクルへの吐出冷媒量も少なくなる。この場合、冷媒はF蒸発器16の出口側に至るまでに蒸発し終えてしまい、F蒸発器16全体として冷却に寄与しない、いわゆるアンダーチャージ現象が生じる。
【0037】
このアンダーチャージ現象では、F蒸発器16の出口側には、蒸発し終えたガス冷媒のみ流れるので入口側より高くなるため、F出口センサ41がF入口センサ40の検知温度より所定温度差より高い、ここでは6K以上高い場合には、アンダーチャージ現象が生じていると判断してステップ2に進む。また、検知温度差が6K未満であればアンダーチャージ現象は生じていないと判断してステップ3に進む。
【0038】
このとき、電源投入の際の圧縮機20の起動時、あるいは切替弁26の切替直後などは、冷凍サイクルの圧力バランスが不安定であり、正常な状態であっても誤検知してしまう恐れがあるため、所定時間、例えば、10分経過して安定した後にステップ1の検知を行うことが好ましい。
【0039】
また、アンダーチャージ現象を検出する前記所定温度は、実験等により設定されることが好ましく、冷蔵庫の容量、冷凍サイクル構成等に応じて、適宜変更させることは言うまでもなく可能である。
【0040】
ステップ2では、圧縮機20の回転数を高く設定、ここでは30Hz上昇させて(S2)、ステップ3に進む。
【0041】
このとき圧縮機20の冷凍機油に溶け込んでいる冷媒は、圧縮機20の回転数の上昇に伴い機内は温度上昇して高圧となるため、冷凍機油中から離脱し易くなり、これによって冷凍サイクルに吐出する冷媒量は増加するため循環冷媒量を増加させることができる。よって、図5のグラフに示すように、外気温が低温時や圧縮機20の回転数が低い場合にアンダーチャージ現象が生じても、圧縮機20の回転数を上げることにより循環冷媒量が十分に確保されて、F蒸発器16またはR蒸発器14の冷却性能を回復させることができる。
【0042】
これは、F流しとR流しは交互に切替えて冷却運転を行っているため、F蒸発器16側の冷却中、つまりF流し中にアンダーチャージ現象を検知して正常な状態に戻すことができれば、切替後のR流し時もR蒸発器14は正常な冷却性能を維持していることになる。よって、片側の蒸発器の温度挙動を検知して循環冷媒量を回復させる上記制御を行えばF蒸発器16およびR蒸発器14の冷却性能を回復させることができる。
【0043】
また、R蒸発器14でも同様の現象が生じるため、R蒸発器14においても出入口センサを設けて、温度挙動を検知するとさらに迅速にアンダーチャージ現象を検知することができる。
【0044】
ステップ3では、Cファン19を強制停止させる(S3)。
【0045】
上述で説明したようにアンダーチャージ現象が生じている場合には、圧縮機20の温度を上昇させることが有効であるため、Cファン19を強制的に停止させることによって、圧縮機20の温度上昇を加速させて、迅速に循環冷媒量を確保することができ、もってF蒸発器16およびR蒸発器14の冷却性能を回復させることができる。
【0046】
このとき、圧縮機20とCファン19を同時に制御する必要はなく、例えば、アンダーチャージ現象が解消されてきて、圧縮機20の温度が60℃以上に高い場合や外気温が高いときにはCファン19の強制停止を解除し駆動するようにしてもよい。
【0047】
そして、ステップ3からステップ1に戻りアンダーチャージ現象が正常な状態に戻るまで継続して上記制御が行われる。このとき、正常な状態と判断する所定温度差を異常検知よりも小さい温度差、例えば4Kとしてもよく(ヒステリシス)、またタイマーなどで所定時間、例えば、20分経過すると上記制御を解除するようにしてもよい。
【0048】
一方、ステップ4では、通常の冷却運転中にC出口センサ43がC中央センサ42の検知温度より高くなったか否かを検知する(S4)。
【0049】
アンダーチャージ現象がF蒸発器16では生じていないと判断しても、循環冷媒量が減少し、凝縮器の出口部で液冷媒が滞留して放熱効果が低下する場合がある。
【0050】
この場合、図6に示すように、通常の状態では、冷媒は凝縮器27内で除々に液化し、出口側でも完全に液化することなくキャピラリチューブ側に吐出されていくため、その流速は早く、圧力損出および放熱効果により冷媒が2相状態である略中央部の配管温度より出口部の温度が高くなることはない。
【0051】
しかし、外気が低温である場合など循環冷媒量が少なくなったときには、凝縮器27内の途中で冷媒は完全に液化してしまい液冷媒の占める割合が多くなるため、凝縮器内抵抗は増加し、冷媒の流速は低下する。このとき凝縮器の出口部には流速の遅くなった液冷媒が滞留することになり、蒸発器への吐出冷媒量が減少すると共に、高温な圧縮機20等の温度影響を受けて出口部の温度が上昇してしまい、放熱効果が低下する。
【0052】
よって、C出口センサ43がC中央センサ42の検知温度より高くなった場合には、凝縮器27の出口側に液冷媒が滞留していると判断して、ステップ5に進み、高くなければステップ8に進む。
【0053】
ステップ5では、圧縮機20の回転数を高く、ここでは60Hzで運転させて(S5)、ステップ6に進む。
【0054】
圧縮機20の冷凍機油に溶け込んでいる冷媒は、圧縮機20の回転数の上昇に伴い機内は温度上昇して高圧となるため、冷凍機油から離脱し易くなると共に、冷凍サイクルに吐出する冷媒量は増加するため循環冷媒量を増加させることができる。
【0055】
このため、凝縮器27内において液冷媒とガス冷媒との割合を正常化させることができるため、凝縮器内を円滑に冷媒を流すことができ、もって蒸発器への吐出冷媒量を回復させることができると共に、凝縮器の放熱効果を回復させることができる。
【0056】
ステップ6では、Cファン19を強制停止させて(S6)、ステップ7に進む。
【0057】
上述で説明したように、外気温が低温のとき等には凝縮器の出口部に液冷媒が滞留するが、Cファン19を強制的に停止させることにより、凝縮器27の温度、特に出口部の温度を上昇させて液冷媒の割合を減少させる。これによって、液冷媒の滞留によって生じていた吐出冷媒の減少を解消することができ、もって、蒸発器に必要な循環冷媒量を確保し、冷却性能を回復させることができる。
【0058】
ステップ7では、ヒータ21をONさせて、凝縮器27の出口側配管を加熱する(S7)。
【0059】
ステップ5と同様に、出口部に過剰に滞留した液冷媒を気化させることが目的であるが、ヒータ21の加熱により、さらに迅速に液冷媒の滞留を解消することができると共に、循環冷媒量を確保して冷却性能を維持することができる。
【0060】
そして、ステップ7からステップ1に戻り、正常な状態に戻るまで継続して上記制御が行われる。このとき、タイマーなどで所定時間(例えば、20分)経過すると上記制御を解除するようにしてもよい。
【0061】
また、ステップ5〜7はすべて行う必要はなく、異常温度に応じて適宜必要なものを選択して制御運転を行ってもよい。
【0062】
上述より、本発明の構成によれば、冬場など冷蔵庫の据付け場所の外気温が低い場合に、圧縮機の回転数が低く、また、冷凍機油に溶け込む冷媒量が多くなり、冷凍サイクルの循環冷媒量が減少した場合においても、蒸発器および凝縮器の温度差によりアンダーチャージ現象を検出して圧縮機を高回転で運転することにより、圧縮機モータの発熱量を増大させて機内の温度を50℃〜60℃まで上昇させることができ、溶け込んでいる冷媒を冷凍機油から離脱し易くすると共に、吐出冷媒量を増加させることにより、循環冷媒を正常な状態にすることができる。
【0063】
よって、アンダーチャージ現象が生じても、循環冷媒量を確保することができると共に、凝縮器における吐出冷媒量の減少を防止することができるため、蒸発器の冷却性能を回復させることができる。
【0064】
また、潤滑油中への溶解性の高い炭化水素系冷媒、例えばHC冷媒を用いた冷蔵庫において、その封入量を少なくした場合でも、冷凍機油中から溶け込んだ冷媒を離脱し易くすることができるため、冷却性能を保持することができる。
【0065】
直接、蒸発器および凝縮器の温度挙動を検知することによって、確実にアンダーチャージ現象または凝縮器の液冷媒の滞留に対応することができ、もって迅速に冷却性能の低下を防止することができる。
【0066】
一方、蒸発器および凝縮器の温度挙動を検出してCファンを強制的に停止させることにより、圧縮機および凝縮器を温度上昇させ、また圧縮機内においては、冷凍機油に溶け込んでいる冷媒を離脱させ易くし、正常な循環冷媒量を確保することができる。また、Cファンの強制停止により凝縮器の温度上昇を促し、出口部に過剰に滞留した液冷媒を気化させて液冷媒とガス冷媒との割合を正常化させることにより、冷媒は凝縮器内を円滑に流れるようになり、また蒸発器への吐出冷媒量を回復させることができる。
【0067】
さらに、凝縮器の出口部を強制的にヒータによって加熱することにより、一端放熱効果は低下するが、出口部に滞留した液冷媒を気化させて、蒸発器への吐出冷媒量を迅速に回復することができるため、加熱後に冷却性能を回復することができる。
【0068】
以上、本発明の1実施形態について説明したが、F蒸発器の温度異常を検知するだけでなくR蒸発器も同様に出口センサおよび入口センサを設けてアンダーチャージ現象を検知してもよく、C中央部センサの取付位置は中央部に限るものではなく、出口部との温度差より循環冷媒量の現象を検知できる位置であればよい。
【0069】
また、圧縮機の回転数は、冷凍サイクル構成、能力、容量、外気温等により最適値は変化するため、適宜好適な回転数を設定することは言うまでもない。
【0070】
【発明の効果】
冷媒封入量が少なく、冷凍機油に溶け込み易い炭化水素系冷媒を用い、冬場など据付け場所が低温状態であっても、冷却性能を高く維持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示す制御フローチャートである。
【図2】本発明の実施形態を示す冷蔵庫本体の縦断面図である。
【図3】本発明の実施形態を示す冷凍サイクルの説明図である。
【図4】本発明の実施形態を示す運転制御ブロック図である。
【図5】循環冷媒量が減少した場合における蒸発器の出入口温度変化を示すグ
ラフである。
【図6】出口部に液冷媒が滞留した場合における凝縮器の中央部と出口部との温度変化を示すグラフである。
【符号の説明】
1…冷蔵庫本体 2…冷蔵室 3…野菜室
4…製氷室 5…冷凍室 6,7,8,9…扉
13…Rファン 14…R蒸発器 15…Fファン
19…Cファン 16…F蒸発器 20…圧縮機
21…ヒータ 26…機械室 27…凝縮器
40…F入口センサ 41…F出口センサ 42…C中央センサ
43…C出口センサ 45…蒸発器温度比較装置 46…凝縮器温度比較装置
47…運転制御装置
【発明の属する技術分野】
本発明は、能力可変の圧縮機、凝縮器、絞り機構、蒸発器とを順次接続した冷凍サイクルを備え、冷媒に炭化水素系冷媒を用いた冷蔵庫に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、オゾン層保護や地球温暖化問題に対する関心が世界的に高まっており、冷蔵庫やエアコン等の冷凍サイクルに使用されている冷媒の改善が求められている。現在、市販されている冷蔵庫の大多数はHFC(ハイドロフルオロカーボン)を冷媒として使用しているが、HFC冷媒は地球温暖化係数が依然として高いため、オゾン層破壊がなく、地球温暖化係数の低い炭化水素系冷媒、例えばHC(ハイドロカーボン)冷媒の使用が検討されている。
【0003】
このHC冷媒の特性としては、HFC冷媒と比べ体積流量が大きく、単位量当たりの冷凍能力が高いことが知られている。このため、冷凍サイクルに封入する冷媒封入量はHFC冷媒の半分程度が適応量となる。
【0004】
また、他の特性としては、HFC冷媒や他の冷媒と比較すると、冷凍機油、例えば鉱油に溶け込み易い特性を有しており、低温、高圧であると冷凍機油に溶け込む冷媒の溶け込み量は多くなる傾向にある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
一般的に能力可変の圧縮機を用いた冷蔵庫の場合には、その回転数は庫内温度や外気温に基づいて設定されており、外気温が低いときには庫外への熱リークが少なく、庫内温度が上昇し難いため、低回転で圧縮機を運転している。
【0006】
このため、HC冷媒を採用した冷蔵庫の据付け場所が低温、例えば、5℃以下であると、圧縮機の回転数は低いため機内の温度が30℃〜40℃程度になり、封入冷媒量が例えば50gであると12〜15g程度の冷媒が冷凍機油に溶け込んでしまう。すると、封入冷媒量に対する冷媒の溶け込み量の割合はHFC冷媒と比較して2倍となるため、循環冷媒量が減少する。
【0007】
また、冷凍機油に溶け込んだ冷媒は、機内の温度が低いため冷凍機油から離脱しようとせず、冷凍サイクルに循環し難くなる。
【0008】
そして、蒸発器内を流れる冷媒は、循環冷媒量が少ないため配管流路の途中で全て気化してしまい、後半の配管内では蒸発し終えたガス冷媒のみが流れるため、蒸発器全体として冷却に寄与しない、いわゆるアンダーチャージ現象が発生してしまう。
【0009】
さらに、一般的に液冷媒はガス冷媒よりも流れ難いことが知られており、循環冷媒が適正量確保されていないと凝縮器内で全て液化してしまい液冷媒量の割合が多くなる。このため、冷媒は通常であれば円滑に凝縮器内を流れて蒸発器に吐出されていくが、液冷媒量の増加に伴って流速が減少し、また、外気温が低温時であれば圧縮機の吐出能力を低く設定しているため、凝縮器の出口部では流速の遅い液冷媒が滞留することになり、蒸発器への吐出冷媒量が減少すると共に、高温な圧縮機等の温度影響を受けて凝縮器における放熱効果が悪化する。
【0010】
本発明は、上記問題点に着眼してなされたものであり、冷媒封入量が少なく、冷凍機油に溶け込み易い炭化水素系冷媒を用い、冬場など据付け場所が低温状態であっても、冷却性能の高い冷蔵庫を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、能力可変の圧縮機、凝縮器、絞り機構、蒸発器を順次接続し、冷媒に炭化水素系冷媒を用いた冷凍サイクルと、前記蒸発器配管の入口側と出口側の温度を検知する検知手段と、この検知手段により検知された入口側温度と出口側温度とを比較する比較手段とを備え、この比較手段で出口側温度が入口側温度より所定温度以上高くなったことを検出した場合には、前記圧縮機を高回転で運転するようにしたこと特徴とするものである。
【0012】
本発明の構成によれば、冬場など冷蔵庫の据付け場所の外気温が低い場合に、圧縮機の回転数が低く、また冷凍機油への溶け込み冷媒量が多くなり、循環冷媒量が減少しても、圧縮機を高回転で運転することにより、圧縮機モータの発熱量を増大させて機内の温度を60℃程度に上昇させることができるため、溶け込んでいる冷媒を冷凍機油から離脱し易くすると共に、吐出冷媒を増加させることにより、冷凍サイクルの循環冷媒量を確保することができ、もって、アンダーチャージ現象が生じても、冷却性能を回復させることができる。
【0013】
また、溶解性の高い炭化水素系冷媒、例えばHC冷媒を用いた冷蔵庫においても、HFC等の冷媒に対して冷凍サイクルへの封入量を少なくしても、冷凍機油中への溶け込み量を減少させることができるため、冷却性能の高い冷蔵庫を得ることができる。
【0014】
さらには、直接蒸発器の温度挙動を検知することによって、確実にアンダーチャージ現象に対応することができるため、蒸発器の途中で気化し終えることなく、蒸発器全体として冷却に寄与し迅速に冷却性能の低下を防止することができる。
【0015】
請求項2の発明は、能力可変の圧縮機、凝縮器、絞り機構、蒸発器を順次接続し、冷媒に炭化水素系冷媒を用いた冷凍サイクルと、前記凝縮器配管の略中央部と出口部の温度を検知する検知手段と、この検知手段により検知された中央部温度と出口部温度とを比較する比較手段とを備え、この比較手段で出口部温度が中央部温度より高くなったことを検出した場合には、前記圧縮機を高回転で運転するようにしたことを特徴とするものである。
【0016】
本発明の構成によれば、冬場など冷蔵庫の据付け場所の外気温が低い場合に、圧縮機の回転数が低く、また冷凍機油への溶け込み冷媒量が多くなり、循環冷媒量が減少しても、圧縮機を高回転で運転することにより、圧縮機モータの発熱量を増大させて機内の温度を60℃程度に上昇させることができるため、溶け込んでいる冷媒を冷凍機油から離脱し易くすると共に、吐出冷媒を増加させることにより、冷凍サイクルの循環冷媒量を確保することができ、もって、アンダーチャージ現象が生じても、冷却性能を回復させることができる。
【0017】
また、溶解性の高い炭化水素系冷媒、例えばHC冷媒を用いた冷蔵庫においても、HFC等の冷媒に対して冷凍サイクルへの封入量を少なくしても、冷凍機油中への溶け込み量を減少させることができるため、冷却性能の高い冷蔵庫を得ることができる。
【0018】
さらには、直接凝縮器の温度挙動を検知することによって、確実に凝縮器に液冷媒が滞留し冷却性能が低下していることを認識し、このときに圧縮機を高速回転させて循環冷媒量を増加させるため、凝縮器の途中で冷媒が全て液化してしまうことを防止し、凝縮器の出口部に流速の遅くなった液冷媒が滞留することなく円滑に流すことができる。このため、冷媒は凝縮器内を正常な流速で流れることにより、蒸発器への吐出冷媒量を回復させることができ、また、凝縮器の放熱効果を保持することができる。
【0019】
請求項3の発明は、凝縮器を放熱する放熱ファンを凝縮器の近傍に取り付け、凝縮器の出口部温度が中央部温度より高くなったと比較手段で判断されたときに、前記放熱ファンを強制的に停止させることを特徴とするものであり、圧縮機および凝縮器を放熱することなくその温度上昇を促進させることができるため、例えアンダーチャージ現象が生じても迅速に冷凍機油に溶け込んだ冷媒を冷凍機油から離脱させて循環冷媒量を確保することができ、もって冷却性能を保持することができる。
【0020】
請求項4の発明は、凝縮器の出口部にヒータを取り付け、凝縮器の出口部温度が中部温度より高くなったと比較手段で判断されたときに、前記ヒータを通電することを特徴とするものである。
【0021】
本発明の構成によれば、ヒータを通電して凝縮器を加熱することにより、その放熱効果は一端低下するが、凝縮器内では出口部に滞留した液冷媒が加熱されて気化するため、凝縮器内の流れを正常化して蒸発器への吐出冷媒量を増加させることができ、もってヒータによる加熱後に蒸発器の冷却性能を回復させることができる。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施例について、図面に基づいて説明する。図2に示すように冷蔵庫本体1内には、冷蔵室2、野菜室3、製氷室4、冷凍室5が上から順に設けられている。なお、製氷室4の隣には、各温度帯に切替可能な切替室を並列させて配設している。
【0023】
冷蔵室2の前面には、ヒンジ開閉式の断熱性の扉6を設け、野菜室3、製氷室4、冷凍室5のそれぞれの前面には、引出し式の断熱性の扉7,8,9を設けている。
野菜室3の背部には、冷蔵室2および野菜室3の冷却器を構成するR蒸発器14、冷蔵用冷気循環ファンを構成するRファン13、およびR蒸発器14に着霜した霜を除霜するR除霜ヒータ17などを配設している。このRファン13が駆動すると、R蒸発器14により冷却された冷気は、ダクト12を介して冷蔵室2室内に供給された後、野菜室3を経て循環することにより、冷蔵室2および野菜室3を冷却する構成となっている。
【0024】
製氷室4、切替室、および冷凍室5の背部には、上から順に冷凍用冷気循環ファンを構成するFファン15、製氷室4、切替室および冷凍室5の冷却器を構成するF蒸発器16、およびF蒸発器16に着霜した霜を除霜するF除霜ヒータ18などを配設している。この場合、Fファン15が駆動されると、F蒸発器16により冷却された冷気は、製氷室4および冷凍室5内に供給、循環されることにより、製氷室4および冷凍室5を冷却する構成となっている。
【0025】
冷蔵庫本体1の底部には、機械室22を形成しており、圧縮機20、ワイヤコンデンサからなる凝縮器27、圧縮機20および凝縮器27を放熱する放熱ファン19(以下、Cファンとする)などを配設している。
【0026】
機械室22の前方には、空気を機械室22内に吸い込む吸込口23を設け、機械室22の背面には、機械室22内の空気を排出する排気口25を備えており、Cファン19の駆動によって、凝縮器27を冷却しながら、外気を吸込口23から機械室に吸い込み、圧縮機20に吹き当てた排気を排気口25より排出するようになっている。 また、Cファン19は圧縮機20と同期して駆動するが、外気温が低温、例えば10℃以下の場合には、圧縮機20が駆動していても過冷却を防止するため停止状態にさせている。
【0027】
圧縮機20は、直流ブラシレスモータで駆動する低圧型のレシプロコンプレッサーであり、三相巻線を有するステータと永久磁石を有するロータより構成された直流ブラシレスモータをケース内に備え、2相通電を行うと共に残り1つの非通電相巻線に生じる誘起電圧からロータの回転位置を検出して2相通電を順次切替えてモータを回転させる。また、圧縮機20の回転数は、モータに印可する電圧をPWMにより可変させることにより変化する。このとき目標回転数は庫内温度、または冷凍サイクルの切替え、除霜などのタイミングに応じて変更するようになっており、例えば、庫内温度が高いときには高速回転、庫内温度が低いときは停止または低速回転とするよう制御される。
【0028】
一方、冷凍サイクルは図3に示すように、圧縮機20、凝縮器27、冷媒の流れを切替えたり、全閉、全開動作をする切替弁26を直列に接続し、この切替弁26にRキャピラリチューブ29、R蒸発器14とを接続した連結配管と、Fキャピラリチューブ30、F蒸発器16、アキュームレータ34、逆止弁33とを接続した連結配管とが並列となるよう接続されており、冷媒に炭化系水素冷媒、例えばHC冷媒などを用いている。
【0029】
上記構成の場合、冷蔵室2および冷凍室5の室内温度を検知する温度センサなどにより、Fキャピラリチューブ30、F蒸発器16、アキュームレータ34、逆止弁33とを接続した連結配管に冷媒を供給するF流しと、Rキャピラリチューブ29、R蒸発器14とを接続した連結配管に冷媒を供給するR流しとを、切替弁26を操作して交互に切り替えて貯蔵室内における冷蔵温度室と冷凍温度とを冷却する。
【0030】
F蒸発器16の入口側配管の近傍には、図3に示すように入口部配管の温度を検知する蒸発器入口温度センサ40(以下、F入口センサとする)を取付け、出口側配管の近傍には出口部配管の温度を検知する蒸発器出口温度センサ41を取付けている。この蒸発器出口温度センサ41(以下、F出口センサとする)は、アキュームレータ34に取付けてもよく、F除霜ヒータ18のOFF温度を検知する温度センサと併用してもよい。
【0031】
凝縮器27には、配管内で気化冷媒と液冷媒が混合する配管の略中央位置に、この配管温度を検知する凝縮器中央部温度センサ42(以下、C中央センサとする)を取付け、出口側に配管出口部の温度を検知する凝縮器出口部温度センサ43(以下、C出口センサとする)と、アルミ泊ヒータなどよってこの出口部配管を加熱する凝縮器ヒータ21とを取付けている。
【0032】
次に、冷媒循環量が減少した場合における運転制御方法について説明する。図4は前記運転制御方法のブロック図を示している。F入口センサ40とF出口センサ41で検知された配管温度を蒸発器温度比較装置45に入力し、F出口センサ41の検知温度がF入口センサ40の検知温度より所定温度、ここでは6K以上なったか否かを検知する。一方C中央センサ42とC出口センサ43で検知された配管温度も同様に凝縮器温度比較装置46に入力し、C出口センサ43の検知温度がC中央センサ42の検知温度より高くなったか否かを検出する。
【0033】
運転制御装置47では、蒸発器温度比較装置45および凝縮器温度比較装置46で比較された検知信号に基づいて圧縮機20、Cファン19、ヒータ21を運転制御するようになっている。
【0034】
次に、図1のフローチャートを参照して、前記運転制御方法の動作について説明する。
【0035】
ステップ1では、通常の冷却運転中にF出口センサ41がF入口センサ40の検知温度より所定値(ここでは6K)以上高くなったか否かを検知する(S1)。
【0036】
図5のグラフに示すように、通常の冷却運転では庫内温度に基づいて圧縮機20の回転数を制御または停止させている。このとき外気温が低温である場合などには、圧縮機は低回転、ここでは30Hzで運転しており、圧縮機内の温度は30℃〜40℃程度の低い温度となっているため、冷媒は冷凍機油に多く溶け込み、また、冷凍サイクルへの吐出冷媒量も少なくなる。この場合、冷媒はF蒸発器16の出口側に至るまでに蒸発し終えてしまい、F蒸発器16全体として冷却に寄与しない、いわゆるアンダーチャージ現象が生じる。
【0037】
このアンダーチャージ現象では、F蒸発器16の出口側には、蒸発し終えたガス冷媒のみ流れるので入口側より高くなるため、F出口センサ41がF入口センサ40の検知温度より所定温度差より高い、ここでは6K以上高い場合には、アンダーチャージ現象が生じていると判断してステップ2に進む。また、検知温度差が6K未満であればアンダーチャージ現象は生じていないと判断してステップ3に進む。
【0038】
このとき、電源投入の際の圧縮機20の起動時、あるいは切替弁26の切替直後などは、冷凍サイクルの圧力バランスが不安定であり、正常な状態であっても誤検知してしまう恐れがあるため、所定時間、例えば、10分経過して安定した後にステップ1の検知を行うことが好ましい。
【0039】
また、アンダーチャージ現象を検出する前記所定温度は、実験等により設定されることが好ましく、冷蔵庫の容量、冷凍サイクル構成等に応じて、適宜変更させることは言うまでもなく可能である。
【0040】
ステップ2では、圧縮機20の回転数を高く設定、ここでは30Hz上昇させて(S2)、ステップ3に進む。
【0041】
このとき圧縮機20の冷凍機油に溶け込んでいる冷媒は、圧縮機20の回転数の上昇に伴い機内は温度上昇して高圧となるため、冷凍機油中から離脱し易くなり、これによって冷凍サイクルに吐出する冷媒量は増加するため循環冷媒量を増加させることができる。よって、図5のグラフに示すように、外気温が低温時や圧縮機20の回転数が低い場合にアンダーチャージ現象が生じても、圧縮機20の回転数を上げることにより循環冷媒量が十分に確保されて、F蒸発器16またはR蒸発器14の冷却性能を回復させることができる。
【0042】
これは、F流しとR流しは交互に切替えて冷却運転を行っているため、F蒸発器16側の冷却中、つまりF流し中にアンダーチャージ現象を検知して正常な状態に戻すことができれば、切替後のR流し時もR蒸発器14は正常な冷却性能を維持していることになる。よって、片側の蒸発器の温度挙動を検知して循環冷媒量を回復させる上記制御を行えばF蒸発器16およびR蒸発器14の冷却性能を回復させることができる。
【0043】
また、R蒸発器14でも同様の現象が生じるため、R蒸発器14においても出入口センサを設けて、温度挙動を検知するとさらに迅速にアンダーチャージ現象を検知することができる。
【0044】
ステップ3では、Cファン19を強制停止させる(S3)。
【0045】
上述で説明したようにアンダーチャージ現象が生じている場合には、圧縮機20の温度を上昇させることが有効であるため、Cファン19を強制的に停止させることによって、圧縮機20の温度上昇を加速させて、迅速に循環冷媒量を確保することができ、もってF蒸発器16およびR蒸発器14の冷却性能を回復させることができる。
【0046】
このとき、圧縮機20とCファン19を同時に制御する必要はなく、例えば、アンダーチャージ現象が解消されてきて、圧縮機20の温度が60℃以上に高い場合や外気温が高いときにはCファン19の強制停止を解除し駆動するようにしてもよい。
【0047】
そして、ステップ3からステップ1に戻りアンダーチャージ現象が正常な状態に戻るまで継続して上記制御が行われる。このとき、正常な状態と判断する所定温度差を異常検知よりも小さい温度差、例えば4Kとしてもよく(ヒステリシス)、またタイマーなどで所定時間、例えば、20分経過すると上記制御を解除するようにしてもよい。
【0048】
一方、ステップ4では、通常の冷却運転中にC出口センサ43がC中央センサ42の検知温度より高くなったか否かを検知する(S4)。
【0049】
アンダーチャージ現象がF蒸発器16では生じていないと判断しても、循環冷媒量が減少し、凝縮器の出口部で液冷媒が滞留して放熱効果が低下する場合がある。
【0050】
この場合、図6に示すように、通常の状態では、冷媒は凝縮器27内で除々に液化し、出口側でも完全に液化することなくキャピラリチューブ側に吐出されていくため、その流速は早く、圧力損出および放熱効果により冷媒が2相状態である略中央部の配管温度より出口部の温度が高くなることはない。
【0051】
しかし、外気が低温である場合など循環冷媒量が少なくなったときには、凝縮器27内の途中で冷媒は完全に液化してしまい液冷媒の占める割合が多くなるため、凝縮器内抵抗は増加し、冷媒の流速は低下する。このとき凝縮器の出口部には流速の遅くなった液冷媒が滞留することになり、蒸発器への吐出冷媒量が減少すると共に、高温な圧縮機20等の温度影響を受けて出口部の温度が上昇してしまい、放熱効果が低下する。
【0052】
よって、C出口センサ43がC中央センサ42の検知温度より高くなった場合には、凝縮器27の出口側に液冷媒が滞留していると判断して、ステップ5に進み、高くなければステップ8に進む。
【0053】
ステップ5では、圧縮機20の回転数を高く、ここでは60Hzで運転させて(S5)、ステップ6に進む。
【0054】
圧縮機20の冷凍機油に溶け込んでいる冷媒は、圧縮機20の回転数の上昇に伴い機内は温度上昇して高圧となるため、冷凍機油から離脱し易くなると共に、冷凍サイクルに吐出する冷媒量は増加するため循環冷媒量を増加させることができる。
【0055】
このため、凝縮器27内において液冷媒とガス冷媒との割合を正常化させることができるため、凝縮器内を円滑に冷媒を流すことができ、もって蒸発器への吐出冷媒量を回復させることができると共に、凝縮器の放熱効果を回復させることができる。
【0056】
ステップ6では、Cファン19を強制停止させて(S6)、ステップ7に進む。
【0057】
上述で説明したように、外気温が低温のとき等には凝縮器の出口部に液冷媒が滞留するが、Cファン19を強制的に停止させることにより、凝縮器27の温度、特に出口部の温度を上昇させて液冷媒の割合を減少させる。これによって、液冷媒の滞留によって生じていた吐出冷媒の減少を解消することができ、もって、蒸発器に必要な循環冷媒量を確保し、冷却性能を回復させることができる。
【0058】
ステップ7では、ヒータ21をONさせて、凝縮器27の出口側配管を加熱する(S7)。
【0059】
ステップ5と同様に、出口部に過剰に滞留した液冷媒を気化させることが目的であるが、ヒータ21の加熱により、さらに迅速に液冷媒の滞留を解消することができると共に、循環冷媒量を確保して冷却性能を維持することができる。
【0060】
そして、ステップ7からステップ1に戻り、正常な状態に戻るまで継続して上記制御が行われる。このとき、タイマーなどで所定時間(例えば、20分)経過すると上記制御を解除するようにしてもよい。
【0061】
また、ステップ5〜7はすべて行う必要はなく、異常温度に応じて適宜必要なものを選択して制御運転を行ってもよい。
【0062】
上述より、本発明の構成によれば、冬場など冷蔵庫の据付け場所の外気温が低い場合に、圧縮機の回転数が低く、また、冷凍機油に溶け込む冷媒量が多くなり、冷凍サイクルの循環冷媒量が減少した場合においても、蒸発器および凝縮器の温度差によりアンダーチャージ現象を検出して圧縮機を高回転で運転することにより、圧縮機モータの発熱量を増大させて機内の温度を50℃〜60℃まで上昇させることができ、溶け込んでいる冷媒を冷凍機油から離脱し易くすると共に、吐出冷媒量を増加させることにより、循環冷媒を正常な状態にすることができる。
【0063】
よって、アンダーチャージ現象が生じても、循環冷媒量を確保することができると共に、凝縮器における吐出冷媒量の減少を防止することができるため、蒸発器の冷却性能を回復させることができる。
【0064】
また、潤滑油中への溶解性の高い炭化水素系冷媒、例えばHC冷媒を用いた冷蔵庫において、その封入量を少なくした場合でも、冷凍機油中から溶け込んだ冷媒を離脱し易くすることができるため、冷却性能を保持することができる。
【0065】
直接、蒸発器および凝縮器の温度挙動を検知することによって、確実にアンダーチャージ現象または凝縮器の液冷媒の滞留に対応することができ、もって迅速に冷却性能の低下を防止することができる。
【0066】
一方、蒸発器および凝縮器の温度挙動を検出してCファンを強制的に停止させることにより、圧縮機および凝縮器を温度上昇させ、また圧縮機内においては、冷凍機油に溶け込んでいる冷媒を離脱させ易くし、正常な循環冷媒量を確保することができる。また、Cファンの強制停止により凝縮器の温度上昇を促し、出口部に過剰に滞留した液冷媒を気化させて液冷媒とガス冷媒との割合を正常化させることにより、冷媒は凝縮器内を円滑に流れるようになり、また蒸発器への吐出冷媒量を回復させることができる。
【0067】
さらに、凝縮器の出口部を強制的にヒータによって加熱することにより、一端放熱効果は低下するが、出口部に滞留した液冷媒を気化させて、蒸発器への吐出冷媒量を迅速に回復することができるため、加熱後に冷却性能を回復することができる。
【0068】
以上、本発明の1実施形態について説明したが、F蒸発器の温度異常を検知するだけでなくR蒸発器も同様に出口センサおよび入口センサを設けてアンダーチャージ現象を検知してもよく、C中央部センサの取付位置は中央部に限るものではなく、出口部との温度差より循環冷媒量の現象を検知できる位置であればよい。
【0069】
また、圧縮機の回転数は、冷凍サイクル構成、能力、容量、外気温等により最適値は変化するため、適宜好適な回転数を設定することは言うまでもない。
【0070】
【発明の効果】
冷媒封入量が少なく、冷凍機油に溶け込み易い炭化水素系冷媒を用い、冬場など据付け場所が低温状態であっても、冷却性能を高く維持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示す制御フローチャートである。
【図2】本発明の実施形態を示す冷蔵庫本体の縦断面図である。
【図3】本発明の実施形態を示す冷凍サイクルの説明図である。
【図4】本発明の実施形態を示す運転制御ブロック図である。
【図5】循環冷媒量が減少した場合における蒸発器の出入口温度変化を示すグ
ラフである。
【図6】出口部に液冷媒が滞留した場合における凝縮器の中央部と出口部との温度変化を示すグラフである。
【符号の説明】
1…冷蔵庫本体 2…冷蔵室 3…野菜室
4…製氷室 5…冷凍室 6,7,8,9…扉
13…Rファン 14…R蒸発器 15…Fファン
19…Cファン 16…F蒸発器 20…圧縮機
21…ヒータ 26…機械室 27…凝縮器
40…F入口センサ 41…F出口センサ 42…C中央センサ
43…C出口センサ 45…蒸発器温度比較装置 46…凝縮器温度比較装置
47…運転制御装置
Claims (4)
- 能力可変の圧縮機、凝縮器、絞り機構、蒸発器を順次接続し、冷媒に炭化水素系冷媒を用いた冷凍サイクルと、前記蒸発器配管の入口側と出口側の温度を検知する検知手段と、この検知手段により検知された入口側温度と出口側温度とを比較する比較手段とを備え、
この比較手段で出口側温度が入口側温度より所定温度以上高くなったことを検出した場合には、前記圧縮機を高回転で運転するようにしたことを特徴とする冷蔵庫。 - 能力可変の圧縮機、凝縮器、絞り機構、蒸発器を順次接続し、冷媒に炭化水素系冷媒を用いた冷凍サイクルと、前記凝縮器配管の略中央部と出口部の温度を検知する検知手段と、この検知手段により検知された中央部温度と出口部温度とを比較する比較手段とを備え、
この比較手段で出口部温度が中央部温度より高くなったことを検出した場合には、前記圧縮機を高回転で運転するようにしたことを特徴とする冷蔵庫。 - 凝縮器を放熱する放熱ファンを凝縮器の近傍に取付、比較手段で、凝縮器の出口部温度が中央部温度より高くなったことを検出した場合には、前記放熱ファンを強制的に停止させることを特徴とする請求項1または請求項2記載の冷蔵庫。
- 凝縮器の出口部にヒータを取付け、比較手段で、凝縮器の出口部温度が中央部温度より高くなったことを検出した場合に、前記ヒータを通電することを特徴とする請求項2記載の冷蔵庫。
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008519232A (ja) * | 2004-11-05 | 2008-06-05 | アルチュリク・アノニム・シルケチ | 冷却装置及び制御方法 |
-
2002
- 2002-08-30 JP JP2002252588A patent/JP2004092961A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008519232A (ja) * | 2004-11-05 | 2008-06-05 | アルチュリク・アノニム・シルケチ | 冷却装置及び制御方法 |
| US10119734B2 (en) | 2004-11-05 | 2018-11-06 | Arcelik Anonim Sirketi | Cooling device with compressor cabinet heater and a control method |
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