JP2004089868A - 描画方法および描画装置、金属配線形成方法および金属配線形成装置、電気光学装置およびその製造方法、並びに電子機器 - Google Patents
描画方法および描画装置、金属配線形成方法および金属配線形成装置、電気光学装置およびその製造方法、並びに電子機器 Download PDFInfo
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Abstract
【課題】複数のノズルの構造上のバラツキを問わず、連続性のある線分を適切に描画することができ、表面実装技術における微細配線の形成に好適に応用することができる描画方法および描画装置、金属配線形成方法および金属配線形成装置、電気光学装置およびその製造方法、並びに電子機器を提供することを課題とする。
【解決手段】ワークWに対しノズル列11を有する液滴吐出ヘッド6を、主走査方向に相対的に移動させながら、この液滴吐出ヘッド6から機能液をドット状に選択的に吐出することで描画を行う描画方法であって、主走査方向に交差する交差線分から成るワークW上の描画領域に対し、描画領域の延在方向と主走査方向とが平行になるように、液滴吐出ヘッド6に対しワークWを相対的に角度回転させるワーク回転工程と、ワーク回転工程の後、描画領域に描画を行う描画工程と、を備えたことを特徴とする。
【選択図】 図4
【解決手段】ワークWに対しノズル列11を有する液滴吐出ヘッド6を、主走査方向に相対的に移動させながら、この液滴吐出ヘッド6から機能液をドット状に選択的に吐出することで描画を行う描画方法であって、主走査方向に交差する交差線分から成るワークW上の描画領域に対し、描画領域の延在方向と主走査方向とが平行になるように、液滴吐出ヘッド6に対しワークWを相対的に角度回転させるワーク回転工程と、ワーク回転工程の後、描画領域に描画を行う描画工程と、を備えたことを特徴とする。
【選択図】 図4
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ガラス基板等のワークに対し、インクジェットヘッドに代表される液滴吐出ヘッドにより機能液の吐出をドット状に行う描画方法および描画装置、金属配線形成方法および金属配線形成装置、電気光学装置およびその製造方法、並びに電子機器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、ノズル列を有するインクジェットヘッド(液滴吐出ヘッド)を応用して、液晶表示装置等における金属配線を微細に形成することが試みられている。インクジェット方式による金属配線の形成では、基板(ワーク)に対し、ノズル列を有する液滴吐出ヘッドを主走査方向に相対的に移動させ、複数のノズルから機能液(液状金属材料)を選択的にドット状に吐出して、これらドットを連結することで、配線としての線分を構成するようにしている。
例えば、図8(a)に示すような「Z」画像の配線は、液滴吐出ヘッド6の主走査方向に平行な2つの水平線分、および1つの交差線分からなる3つの線分から構成され、それぞれの線分においてドット間が連結されることで、配線に不可欠な連続性が確保されるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、交差線分を水平線分と同じドット径で構成しようとすると、水平線分に比べドット中心間距離が√2倍になる結果、ドット間が断続し、その連結性を保つことができない。そのため、交差線分を構成する場合、水平線分に比べ吐出量を多くするか、あるいは1画素に対し機能液滴を重ねて吐出する等してドット径を大きくしていたが、線幅が太くなり、微細配線を適切に形成することができなかった。
また、水平線分は、一つのノズル12からのドットを連結することで構成することができるため、ノズル12間に構造上のばらつきがあっても、解像度に依存して配線の連続性を確保することができる。しかし、複数のノズル12からの吐出により構成される交差線分や垂直線分では、ノズル12にばらつきがあると、ドット(機能液滴の着弾位置)が精度良く配列せず、微細配線としては、その連続性を適切に確保できなかった(図8(b)参照)。
【0004】
本発明は、複数のノズルの構造上のバラツキを問わず、連続性のある線分を適切に描画することができ、表面実装技術における微細配線の形成に好適に応用することができる描画方法および描画装置、金属配線形成方法および金属配線形成装置、電気光学装置およびその製造方法、並びに電子機器を提供することをその目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明の描画方法は、ワークに対しノズル列を有する液滴吐出ヘッドを、主走査方向に相対的に移動させながら、当該液滴吐出ヘッドから機能液をドット状に選択的に吐出することで描画を行う描画方法であって、主走査方向に交差する交差線分から成るワーク上の描画領域に対し、描画領域の延在方向と主走査方向とが平行になるように、液滴吐出ヘッドに対しワークを相対的に角度回転させるワーク回転工程と、ワーク回転工程の後、描画領域に描画を行う描画工程と、を備えたことを特徴とする。
【0006】
本発明の描画装置は、ワークに対しノズル列を有する液滴吐出ヘッドを、主走査方向に相対的に移動させながら、当該液滴吐出ヘッドから機能液をドット状に選択的に吐出することで描画を行う描画装置であって、液滴吐出ヘッドに対しワークを相対的に移動させるワーク移動機構と、液滴吐出ヘッドに対しワークを相対的に角度回転させるワーク回転機構と、ワーク移動機構、ワーク回転機構および液滴吐出ヘッドの吐出駆動を制御する制御手段と、を備え、制御手段は、主走査方向に交差する交差線分から成るワーク上の描画領域に対し、ワーク回転機構を制御し、ワークを相対的に角度回転させて描画領域の延在方向と主走査方向とを平行にした後、ワーク移動機構および液滴吐出ヘッドの吐出駆動を制御し、描画領域に描画を行うことを特徴とする。
【0007】
この構成によれば、主走査方向に交差する交差線分をワークに描画する場合、液滴吐出ヘッドに対しワークを相対的に水平面内で角度回転させ、交差線分の方向(描画領域の延在方向)と主走査方向とを同一方向にさせてから、主走査方向に液滴吐出ヘッドを相対移動させ、機能液をドット状に吐出するようにしている。すなわち、交差線分から成るワーク上の描画領域を、実質的に、主走査方向に平行な水平線分として、描画するようにしている。
これにより、ドット間の連結が確保されるため、連続性を有する交差線分を適切に描画することができる。また、交差線分の描画が、角度回転させる必要のない水平線分の描画と同じ条件(液滴吐出量、液滴吐出回数など)で行えるため、極力細径のドットでドット間の連結性を確保することができ、極力小さな線幅で交差線分を描画することができる。
【0008】
これらの場合、描画工程は、液滴吐出ヘッドの所定の1つのノズルを用いて行われることが、好ましい。
【0009】
同様に、制御手段は、液滴吐出ヘッドの吐出駆動を制御し、その所定の1つのノズルを用いて描画領域に描画を行うことが、好ましい。
【0010】
これらの構成によれば、交差線分を1つのノズルによる吐出で描画することができるため、最小線幅の交差線分をワーク上に構成することができる。このため、微細線が望まれる金属配線や非接触式ICカードのアンテナへの応用性を高めることができる。
【0011】
これらの場合、液滴吐出ヘッドは、ノズル列が主走査方向に対し所定の角度傾いていることが、好ましい。
【0012】
同様に、ワーク移動機構は、液滴吐出ヘッドを搭載するキャリッジを備え、キャリッジは、液滴吐出ヘッドを、ノズル列が主走査方向に対し所定の角度傾いた状態で搭載していることが、好ましい。
【0013】
これらの構成によれば、交差線分の線幅の微調整を適切に行うことができる。
【0014】
これらの場合、ワーク回転工程は、描画領域を表す画像データから生成した、交差線分が主走査方向となす角に関する角度データに基づいて為されることが、好ましい。
【0015】
同様に、制御手段は、描画領域を表す画像データから生成した、交差線分が主走査方向となす角に関する角度データに基づいてワーク回転機構を制御することが、好ましい。
【0016】
これらの構成によれば、画像データから生成した角度データに基づいて液滴吐出ヘッドを相対的に角度回転させているため、その描画領域の延在方向と主走査方向とを確実に平行にさせることができる。なお、画像データは、交差線分の始点および終点を示す線図のデータが一般的であるが、ドットデータであってもよい。
【0017】
これらの場合、X−Y二次元直交座標におけるX軸方向が主走査方向となっており、描画工程は、描画領域を表す画像データから生成した、交差線分の描画開始座標に関するデータを含む描画位置データ、および液滴吐出ヘッドの吐出データに基づいて為されることが、好ましい。
【0018】
同様に、X−Y二次元直交座標におけるX軸方向が主走査方向となっており、制御手段は、描画領域を表す画像データから生成した、交差線分の描画開始座標に関するデータを含む描画位置データ、および液滴吐出ヘッドの吐出データに基づいて、ワーク移動機構および液滴吐出ヘッドの吐出駆動を制御することが、好ましい。
【0019】
これらの構成によれば、画像データから生成した描画位置データおよび吐出データに基づいて、液滴吐出ヘッドの相対移動および吐出駆動を行っているため、液滴吐出ヘッドの回転後の位置に適したドット状の吐出を行うことができる。なお、描画位置データは、描画開始座標および描画終了座標に関するデータが一般的であるが、描画開始座標およびここからの長さに関するデータであってもよい。
【0020】
これらの場合、描画領域には、交差線分が主走査方向となす角が異なる複数のものが存在しており、ワーク回転工程および描画工程は、主走査方向に対し異なる交角が小さい順または大きい順に行われることが、好ましい。
【0021】
同様に、描画領域には、交差線分が主走査方向となす角が異なる複数のものが存在しており、制御手段は、ワーク回転機構によるワーク回転工程と、ワーク移動機構および液滴吐出ヘッドの吐出駆動による描画工程とを、主走査方向に対し異なる交角が小さい順または大きい順に行うことが、好ましい。
【0022】
これらの構成によれば、交角の異なる複数の交差線分の描画が、液滴吐出ヘッドに対しワークが所定方向に順次相対的に角度回転して行われるため、簡単な制御により効率良く描画を行うことができる。
【0023】
この場合、描画領域には、交差線分が主走査方向となす角が等しい複数のものが存在しており、描画工程は、交角の等しい複数の描画領域を一括して描画することが、好ましい。
【0024】
同様に、描画領域には、交差線分が主走査方向となす角が等しい複数のものが存在しており、制御手段は、ワーク移動機構および液滴吐出ヘッドの吐出駆動を制御し、交角の等しい複数の描画領域を一括して描画させることが、好ましい。
【0025】
これらの構成によれば、1回のワーク回転工程あるいはワーク回転機構によるワーク回転結果を維持した状態で、複数の交差線分を纏めて描画するようにしているため、効率良く描画することができる。
【0026】
本発明の金属配線形成方法は、上記した本発明の描画方法・装置を用い、液滴吐出ヘッドに液状金属材料を導入して、ワークとなる基板上に金属配線を描画することを特徴とする。
【0027】
同様に、本発明の金属配線形成装置は、ワークとなる基板上に金属配線を形成する金属配線形成装置であって、上記した本発明の描画装置と、機能液として、液状金属材料を前記液滴吐出ヘッドに供給する機能液供給機構と、を備えたことを特徴とする。
【0028】
この構成によれば、金属配線が、ワーク上にインクジェット方式により直接形成されるため、その製造工程を簡略化することができると共に、微細な配線パターンを実現することができる。なお、インクジェット方式は、エネルギー発生素子として電気熱変換体を用いたタイプ、圧電素子(ピエゾ素子)を用いたタイプのいずれであってもよい。
【0029】
本発明の電気光学装置は、上記した本発明の金属配線形成方法・装置を用いて形成された金属配線を有することを特徴とする。
【0030】
同様に、本発明の電気光学装置の製造方法は、上記した本発明の金属配線形成方法・装置を用いて、金属配線を形成することを特徴とする。
【0031】
この構成によれば、金属配線を微細に形成することができるため、電気光学装置自体を小型に製造することができる。なお、電気光学装置(デバイス)としては、液晶表示装置、有機EL(Electro−Luminescence)装置、電子放出装置、PDP(Plasma Display Panel)装置および電気泳動表示装置等が考えられる。また、電子放出装置は、いわゆるFED(Field Emission Display)装置を含む概念である。
【0032】
本発明の電子機器は、上記した本発明の電気光学装置を搭載したことを特徴とする。
【0033】
この構成によれば、いわゆるフラットパネルディスプレイを搭載した携帯電話等の電子機器を小型化できる。
【0034】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面を参照して、本発明の描画方法および描画装置の一実施形態について説明する。インクジェットプリンタのインクジェットヘッド(液滴吐出ヘッド)は、微小なインク滴(液滴)をドット状に精度良く吐出することができることから、表面実装技術における回路形成に適用され、例えば機能液(吐出対象液)に液状金属材料を用いることにより、電気伝導性を有する金属配線を形成することが試みられている。本発明の描画方法および描画装置を適用した金属配線形成装置は、インクジェット方式により、微細配線パターンを基板上に、描画することができるものである。
【0035】
図1に示すように、金属配線形成装置1は、図外の機台上に設置したX軸テーブル3およびこれに直交するY軸テーブル4から成るX・Y移動機構2と、Y軸テーブル4に移動自在に取り付けたキャリッジ5とを備え、キャリッジ5には、機能液をドット状に吐出する液滴吐出ヘッド6が搭載されている。ワークである基板Wは、例えばガラス基板やポリイミド基板等で構成され、X軸テーブル3に移動自在に取り付けたワークテーブル7に搭載されている。
【0036】
また、図2に示すように、金属配線形成装置1には、液滴吐出ヘッド6に機能液として液状金属材料を供給する機能液供給機構8の他、X・Y移動機構2や液滴吐出ヘッド6等の各種構成装置を統括制御するコントローラ9(制御手段)が組み込まれている。液状金属材料は、溶剤中に金や銀等の金属材料が均一に分散したものであり、基板Wへの描画後には金属配線として機能するものである。
【0037】
液滴吐出ヘッド6は、ワークに平行に対峙する下面に1本のノズル列11が形成されている。ノズル列11は、180個(図示では模式的に示している)のノズル12が等ピッチでY軸方向に平行に並べられて構成されている。また、液滴吐出ヘッド6には、各ノズル12から機能液をドット状に選択的に吐出させるポンプ部(図示省略)が組み込まれている。この種のインクジェット方式の液滴吐出ヘッド6は、吐出駆動のためのエネルギー発生素子として圧電素子(ピエゾ素子)を用いたもの、あるいは電気熱変換体を用いたもので構成されている。
【0038】
X・Y移動機構2(ワーク移動機構)は、いわゆるX・Yロボットであり、X軸テーブル3はY軸テーブル4の下方に位置している。Y軸テーブル4は、パルス駆動されるリニアモータ21を内蔵したY軸スライダ22を有し、これにキャリッジ5をY軸方向に移動自在に搭載して、構成されている。
【0039】
X軸テーブル3は、パルス駆動されるリニアモータ23を内蔵したX軸スライダ24を有し、これにワークテーブル7を移動自在に搭載して、構成されている。ワークテーブル7は、基板Wを吸着載置する吸着テーブル25と、吸着テーブル25をθ軸方向に面内回転させるθテーブル26とで構成されている。θテーブル26は、正逆回転可能なθモータ27を動力源としており、θモータ27が正逆回転すると、θテーブル26および吸着テーブル25がX−Y平面で基板Wを面内回転させる。すなわち、θテーブル26とθモータ27とにより、基板Wに対し液滴吐出ヘッド6を相対的に角度回転させるワーク回転機構28が構成されている。
【0040】
本実施形態の金属配線形成装置1は、X軸テーブル3による基板Wの移動に同期して液滴吐出ヘッド6が吐出駆動する構成であり、液滴吐出ヘッド6のいわゆる主走査は、X軸テーブル3による基板WのX軸方向への往復動動作により行われる。また、これに対応して、いわゆる副走査は、Y軸テーブル4による液滴吐出ヘッド6のY軸方向への往動動作により行われる。
【0041】
なお、本実施形態では、液滴吐出ヘッド6に対し、基板Wを主走査方向に移動させるようにしているが、液滴吐出ヘッド6を主走査方向に移動させる構成であってもよい。また、基板Wを固定とし、液滴吐出ヘッド6を主走査方向および副走査方向に移動させる構成であってもよい。逆に、液滴吐出ヘッド6を固定とし、基板Wを主走査方向および副走査方向に移動させる構成でもあってもよい。
【0042】
なおまた、液滴吐出ヘッド6のノズル12数、ノズル列11数、ノズル列11の延在方向も任意であり、例えば、液滴吐出ヘッド6を同一方向に所定の角度傾けたものであってもよい。また、液滴吐出ヘッド6が単数のものに限らず、これらが複数の場合にあっては、その配置パターンも千鳥状配置、階段状配置など任意であるが、複数の液滴吐出ヘッド6の全吐出ノズル12によるドットが副走査方向において連続していることが好ましい。
【0043】
図2に示すように、金属配線形成装置1を制御系からみると、金属配線形成装置1の制御系は、基本的に、パーソナルコンピュータなどの外部入力装置41と、液滴吐出ヘッド6、X・Y移動機構2およびワーク回転機構28を駆動する各種ドライバを有する駆動部42と、駆動部42を含め金属配線形成装置1を統括制御する制御部43(コントローラ9)とを備えている。外部入力装置41は、ここで作成した金属配線を形成するための画像データ(線図データ)を、その操作により金属配線形成装置1に送信(入力)するものであり、制御部43の入出力手段として機能している。
【0044】
駆動部42は、ヘッドドライバ44と、モータドライバ45とを備えている。ヘッドドライバ44は、制御部43の指示に従って、液滴吐出ヘッド6を吐出駆動する。また、モータドライバ45は、X軸モータドライバ45aと、Y軸モータドライバ45bと、θモータドライバ45cとを有し、これらは制御部43の指示に従って、X・Y移動機構2の各モータ(二つのリニアモータ21,23とθモータ27)を駆動する。
【0045】
制御部43は、CPU51と、ROM52と、RAM53と、P−CON54とを備え、これらは互いにバス55を介して接続されている。ROM52は、CPU51で処理する制御プログラムや制御データを記憶する制御プログラム領域や、描画を行うための制御データ等を記憶する制御データ領域を有している。RAM53は、各種レジスタ群の他、外部から入力した画像データを一時的に記憶する画像データ領域、描画のための描画データを記憶する描画データ領域、基板Wを角度回転させるための角度データを記憶する角度データ領域等を有し、制御処理のための各種作業領域として使用される。
【0046】
P−CON54には、CPU51の機能を補うと共に周辺回路とのインターフェース信号を取り扱うための論理回路が、ゲートアレイやカスタムLSIなどにより構成されて組み込まれている。このため、P−CON54には、外部入力装置41からの各種指令や画像データなどをそのままあるいは加工してバス55に取り込むと共に、CPU51と連動して、CPU51等からバス55に出力されたデータや制御信号を、そのままあるいは加工して駆動部42に出力する。
【0047】
そして、CPU51は、上記の構成により、ROM52内の制御プログラムに従って、P−CON54を介して各種検出信号、各種指令、各種データ等を入力し、RAM53内の各種データ等を処理した後、P−CON54を介して駆動部42に各種の制御信号を出力することにより、液滴吐出ヘッド6およびX・Y移動機構2を制御して、所定の描画条件および所定の移動条件で基板Wに描画を行う。また、必要であればワーク回転機構28を制御して、基板Wを回転させて描画を行うなど、金属配線形成装置1全体を制御している。
【0048】
次に、金属配線形成装置1による、微細な金属配線パターンを基板Wに形成する金属配線形成方法について説明する。一例として、図3に示すような金属配線パターンを描画する場合を考える。この配線パターンは、基板W上の中央に設定されたチップ領域61を中心として、左右対称且つ点対称に10本の配線(L1〜L5,R1〜R5)が略放射状に延び、その途中からそれぞれが平行に延びているものである。
【0049】
配線L1は、チップ領域61側で主走査方向と角度θ1を為して交差する交差線分L1Fと、交差線分L1Fに連なり主走査方向に平行な水平線分L1Bとで構成されている。同様に、配線L2は、主走査方向と角度θ2を為して交差する交差線分L2Fと、交差線分L2Fに連なる水平線分L2Bとで構成され、配線L3は、水平線分のみから構成されている。以下、同様に、配線L4、配線L5、配線R1ないし配線R5が構成されており、配線パターンには、複数の水平線分および複数の交差線分が混在している。なお、同図には、垂直線分がないが、交差線分は、垂直線分も含む概念である。
【0050】
図4は、本実施形態の金属配線形成装置1による描画方法を示している。同図において、点線で区画された各矩形領域が一画素に対応している。黒丸「●」で示された部分は、液滴吐出ヘッド6から吐出されて基板Wに着弾する液状金属材料(機能液)が形成するドットを示している。この描画方法では、水平線分と交差線分とを分けて描画を行うようにし、交差線分から成る基板W上の描画領域を、基板Wを面内回転させる等して、実質的に、主走査方向に平行な水平線分として、描画するようにしている。
【0051】
具体的には、同図(a)に示すように、主走査方向に平行な水平線分を描画する場合には、液滴吐出ヘッド6をそのまま主走査方向に移動させ、所定のノズル12から所定のタイミングで液状金属材料を吐出させる。主走査方向に連続的に(同ピッチで)描画されたドットは、ドット間が連結されて、連続性を有する水平線分として構成される。なお、ドットの中心位置を明瞭に示すべくドット径は小さめに表されているが、実際にはドット間は連結されている。
【0052】
このように、水平線分は、液滴吐出ヘッド6が構成できる最小ドット径で描画してその連続性を確保することができるため、所定の一つのノズル12で一つの線分を描画すれば、最小線幅の線分として得られるものである。なお、同図では、二つの水平線分が、それぞれ一つのノズル12を用いて描画されている。
【0053】
一方、主走査方向に交差する交差線分を描画する場合には、先ず交差線分の方向と主走査方向とを同一方向にさせてから、液滴吐出ヘッド6を主走査方向に移動させて、ドットを構成するようにしている。例えば、同図(b)に示すように、同図(a)で示す二つの水平線分を結ぶ交差線分を描画する場合にあっては、先ずワーク回転機構28により基板Wを、交差線分が主走査方向となす角θだけ角度回転させて、交差線分の描画領域の延在方向と主走査方向とを平行にさせる。その後、液滴吐出ヘッド6を主走査方向に移動させて、その描画領域に所定のノズル12から所定のタイミングで液状金属材料を吐出させている。
【0054】
これにより、交差線分を、水平線分の場合と同じドット径で描画しても、ドット間の連結された連続性を有する線分とすることができる。また、水平線分の場合と同様に、所定の一つのノズル12を用いて描画すれば、交差線分も水平線分と同幅の最小線幅のものとして得ることができる。このような描画方法により、本実施形態の金属配線形成装置1は、いかなる線分であっても、連続性を有する最小線幅の線分を形成することができるようになっている。
【0055】
なお、同図(c)に示すように、ワーク回転機構28に代えて液滴吐出ヘッド6をキャリッジ5上で角度回転させるヘッド回転機構を別に設けておいて、交差線分の描画時には、ヘッド回転機構により液滴吐出ヘッド6を角度回転させた後、液滴吐出ヘッド6を主走査方向に移動させて、ドットを構成するようにしてよい。
【0056】
ところで、金属配線形成装置1は、同図(b)および(c)に示すような描画を、外部入力装置41により送信された配線の描画領域を表す画像データから、各種のデータを生成することで実行している。そこで、金属配線形成装置1におけるデータの流れについて、図3に示す金属配線パターンを例に説明する。
【0057】
同図に示す各配線の画像データは、外部入力装置41等により作成され、ここに記憶(用意)されている。この種の画像データは、線図のデータとして構成されており、X−Y二次元直交座標におけるその線図の始点および終点の2点を示すものとして構成されている。例えば、配線L1の交差線分L1Fの線図データは、始点(X,Y)=(Xa、Ya)および終点(X,Y)=(Xb、Yb)で構成されている(図5参照)。なお、配線の画像データがドットデータの場合、画像解析等により線図データに変換後、同様に処理すればよい。
【0058】
金属配線形成装置1の一連の描画(金属配線形成)において、外部入力装置41から金属配線形成装置1に各配線の線図データが入力されると、金属配線形成装置1は、所定のアルゴリズムに従って、各配線の線図データを線分別になるように分解し、その分解後の各線分について、線分が主走査方向となす角に関する角度データと、線分の描画位置に関する描画位置データと、液滴吐出ヘッド6の吐出データとを生成する。すなわち、この配線パターンの場合、L3およびR3が水平線分のみからなることを考慮すると、総数18の線分(ちなみに交差線分は8本)について、それぞれ角度データ等が生成される。
【0059】
角度データは、線分が水平線分である場合には数値0として生成される。一方、交差線分が主走査方向となす角に関する角度データは、交差線分L1Fを例にとると、その線図データの始点および終点の2点の座標から簡単に求められることとなる(図5参照)。
【0060】
また、描画位置データは、描画開始座標および描画終了座標に関するデータで構成されるか、あるいは、描画開始座標およびこの座標からの長さに関するデータとして構成される。そして、生成されたこれら角度データおよび描画位置データに基づいて、線分のドットを構成させるノズル12についての吐出データが生成されるようになっている。
【0061】
各線分の描画の実行(描画処理)に際して金属配線形成装置1は、ワーク回転機構28を角度データに基づいて制御すると共に、X・Y移動機構2および液滴吐出ヘッド6の吐出駆動を、描画位置データおよび吐出データから成る描画データに基づいて制御している。これにより、図4に示したように、線分を最小線幅で連続性のあるものとして描画している。
【0062】
図6は、交差線分から成る基板W上の描画領域として、交差線分が主走査方向となす角θ(交角θ)が等しいものと異なるものとがそれぞれ複数存在している場合における、金属配線形成装置1の描画処理全体のフローを示したものである。この場合、異なる交角θが主走査方向に対し小さい順に描画が行なわれると共に、交角θが等しい複数の交差線分は一括して描画されるようになっている。
【0063】
すなわち、先ず、描画処理が開始されると、各種の機構が初期設定されることとなり、θテーブル26等が初期位置に移動した状態となる(Step1)。Step2では、複数の交差線分のうち、主走査方向となす交角θが最も小さい交差線分を描画するべく、この最小交角に対応する角度分、ワーク回転機構28により基板Wが角度回転する。そして、この交差線分の描画データに基づいて、X・Y移動機構2が駆動して、液滴吐出ヘッド6が主走査(基板Wを主走査方向に移動)して、液滴吐出ヘッド6から液状金属材料(機能液)が吐出されることで、交差線分が描画される(Step3)。
【0064】
このStep3において、そのノズル列11の基板Wに対する相対的な移動経路上に同一交角の交差線分が他に存在している場合には、図4(a)に示す如く、液滴吐出ヘッド6の主走査により纏めて描画される。一方、同一交角の交差線分がその移動経路上に存在しない場合には、液滴吐出ヘッド6が吐出を伴わないで副走査した後、その主走査が行われての描画となる(Step4:Yes)。
【0065】
同一交角の交差線分を一通り描画し終えると(Step5:No)、今度は、最小交角の次に小さい交角の交差線分の描画を行うべく、ワーク回転機構28が再駆動して、その交角に対応する角度分、基板Wが角度回転する(Step2)。以下、同様にStep3〜Step5:Noが繰り返されることで、全ての交差線分の描画が終了する(Step5:Yes)。なお、描画処理を交角θが主走査方向から小さい順に行ったが、場合によっては、大きい順から行ってもよい。
【0066】
ところで、上記の説明では、微細な配線を形成することを目的としていたため、液滴吐出ヘッド6の一つのノズル12を用いて一つの線分を構成することとしたが、一定の線幅の線分(帯状の線分)を構成したい場合には、それぞれが隣接する複数のノズル12から、ドット状に機能液を吐出させればよい。この場合には、液滴吐出ヘッド6を、そのノズル列11が主走査方向に対し傾けてキャリッジ5に搭載することで、ノズルピッチに依存せずに、線幅を調整することができる。
【0067】
また、本実施形態の金属配線形成装置1は、各種の電気光学装置(デバイス)の製造に用いることができる。すなわち、液晶表示装置、有機EL装置、PDP装置および電気泳動表示装置等における金属配線を微細に形成することができる。また、これらの電気光学装置を備えた電子機器、例えばフラットパネルディスプレイを搭載した携帯電話を提供することができる。
【0068】
そこで、この金属配線形成装置1を用いた製造方法を、液晶表示装置の製造方法を例に簡単に説明する。図5の液晶表示装置の断面図に示すように、液晶表示装置100は、背面にバックライト212を有する液晶パネル101と、液晶パネル101に実装した駆動用IC102と、液晶パネル101に接続したフレキシブル基板(FPC)103と、で構成されている。
【0069】
液晶パネル101は、ガラス基板203aを主体として対向面に第1電極204および配向膜205を形成した上基板201と、ガラス基板203bを主体として対向面に第2電極204および配向膜205を形成した下基板202と、上下両基板201,202間に介設した多数のスペーサ206と、上下両基板201,202間を封止するシール材207と、上下両基板201,202間に充填した液晶208とで構成されると共に、上基板201の背面に位相基板209および偏光板210を積層し、且つ下基板202の背面に偏光板211およびバックライト212を積層して、構成されている。
【0070】
通常の製造工程では、それぞれ第1・第2電極204のパターニングおよび配向膜205の塗布を行って上基板201および下基板201を別々に作製した後、スペーサ206およびシール材207を作り込み、この状態で上基板201を張り合わせる。次いで、シール材202の注入口から液晶208を注入し、注入口を閉止する。その後、位相基板209、両偏光板210,211およびバックライト212を積層し、液晶パネル101を得る。最後に、液晶パネル101に対して、駆動用IC102を実装すると共に、フレキシブル基板103を接続する。
【0071】
下基板202は、上基板201の外側へ張り出す基板張出し部212を有しており、この基板張出し部212には、第2電極204から延び駆動用IC102の出力用端子に導電接続される引出し配線213や、駆動用IC102の入力用端子に導電接続されると共にフレキシブル基板103に導電接続される金属配線214が形成されている他、第1電極204と導通する引出し配線(図示省略)などが、パターン形成されている。そして、この基板張出し部212上の金属配線214が、本実施形態の金属配線形成装置1により微細に形成されている。
【0072】
【発明の効果】
本発明の描画方法および描画装置によれば、ワーク上の交差線分から成る描画領域に対し、液滴吐出ヘッドの主走査方向と交差線分の線分方向とが平行になるように、ワークを面内回転させて、実質的に、交差線分を主走査方向に平行な水平線分として、描画するようにしている。これにより、複数のノズルの構造上のバラツキを問わず、ドット間が連結されるため、連続性のある線分を適切に描画することができると共に、その線幅を極力小さく描画することもできる。
【0073】
本発明の金属配線形成方法および金属配線形成装置によれば、上記の描画方法・装置を用いたインクジェット方式により、金属配線をワーク上に直接形成することができるため、配線として不可欠な連続性を適切に確保できると共に、金属配線を微細に描画することができる。
【0074】
本発明の電気光学装置およびその製造方法によれば、電気光学装置における金属配線を微細に形成することができるため、これ自体を小型化に製造することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る描画装置を備えた金属配線形成装置を模式的に示した図であり、(a)平面図、(b)正面図である。
【図2】実施形態に係る金属配線形成装置の制御構成を示すブロック図である。
【図3】金属配線の配線パターンを示した平面図である。
【図4】実施形態に係る金属配線形成装置の描画方法を模式的に示す図である。
【図5】実施形態に係る金属配線形成装置で、角度データを求めるための説明図である。
【図6】実施形態に係る金属配線形成装置の描画処理のフローを示すフローチャートである。
【図7】液晶表示装置の断面図である。
【図8】従来の描画方法を模式的に示す図である。
【符号の説明】
1 金属配線形成装置
2 X・Y移動機構(ワーク移動機構)
5 キャリッジ
6 液滴吐出ヘッド
8 機能液供給機構
9 コントローラ(制御手段)
11 ノズル列
12 ノズル
28 ワーク回転機構
W 基板
【発明の属する技術分野】
本発明は、ガラス基板等のワークに対し、インクジェットヘッドに代表される液滴吐出ヘッドにより機能液の吐出をドット状に行う描画方法および描画装置、金属配線形成方法および金属配線形成装置、電気光学装置およびその製造方法、並びに電子機器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、ノズル列を有するインクジェットヘッド(液滴吐出ヘッド)を応用して、液晶表示装置等における金属配線を微細に形成することが試みられている。インクジェット方式による金属配線の形成では、基板(ワーク)に対し、ノズル列を有する液滴吐出ヘッドを主走査方向に相対的に移動させ、複数のノズルから機能液(液状金属材料)を選択的にドット状に吐出して、これらドットを連結することで、配線としての線分を構成するようにしている。
例えば、図8(a)に示すような「Z」画像の配線は、液滴吐出ヘッド6の主走査方向に平行な2つの水平線分、および1つの交差線分からなる3つの線分から構成され、それぞれの線分においてドット間が連結されることで、配線に不可欠な連続性が確保されるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、交差線分を水平線分と同じドット径で構成しようとすると、水平線分に比べドット中心間距離が√2倍になる結果、ドット間が断続し、その連結性を保つことができない。そのため、交差線分を構成する場合、水平線分に比べ吐出量を多くするか、あるいは1画素に対し機能液滴を重ねて吐出する等してドット径を大きくしていたが、線幅が太くなり、微細配線を適切に形成することができなかった。
また、水平線分は、一つのノズル12からのドットを連結することで構成することができるため、ノズル12間に構造上のばらつきがあっても、解像度に依存して配線の連続性を確保することができる。しかし、複数のノズル12からの吐出により構成される交差線分や垂直線分では、ノズル12にばらつきがあると、ドット(機能液滴の着弾位置)が精度良く配列せず、微細配線としては、その連続性を適切に確保できなかった(図8(b)参照)。
【0004】
本発明は、複数のノズルの構造上のバラツキを問わず、連続性のある線分を適切に描画することができ、表面実装技術における微細配線の形成に好適に応用することができる描画方法および描画装置、金属配線形成方法および金属配線形成装置、電気光学装置およびその製造方法、並びに電子機器を提供することをその目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明の描画方法は、ワークに対しノズル列を有する液滴吐出ヘッドを、主走査方向に相対的に移動させながら、当該液滴吐出ヘッドから機能液をドット状に選択的に吐出することで描画を行う描画方法であって、主走査方向に交差する交差線分から成るワーク上の描画領域に対し、描画領域の延在方向と主走査方向とが平行になるように、液滴吐出ヘッドに対しワークを相対的に角度回転させるワーク回転工程と、ワーク回転工程の後、描画領域に描画を行う描画工程と、を備えたことを特徴とする。
【0006】
本発明の描画装置は、ワークに対しノズル列を有する液滴吐出ヘッドを、主走査方向に相対的に移動させながら、当該液滴吐出ヘッドから機能液をドット状に選択的に吐出することで描画を行う描画装置であって、液滴吐出ヘッドに対しワークを相対的に移動させるワーク移動機構と、液滴吐出ヘッドに対しワークを相対的に角度回転させるワーク回転機構と、ワーク移動機構、ワーク回転機構および液滴吐出ヘッドの吐出駆動を制御する制御手段と、を備え、制御手段は、主走査方向に交差する交差線分から成るワーク上の描画領域に対し、ワーク回転機構を制御し、ワークを相対的に角度回転させて描画領域の延在方向と主走査方向とを平行にした後、ワーク移動機構および液滴吐出ヘッドの吐出駆動を制御し、描画領域に描画を行うことを特徴とする。
【0007】
この構成によれば、主走査方向に交差する交差線分をワークに描画する場合、液滴吐出ヘッドに対しワークを相対的に水平面内で角度回転させ、交差線分の方向(描画領域の延在方向)と主走査方向とを同一方向にさせてから、主走査方向に液滴吐出ヘッドを相対移動させ、機能液をドット状に吐出するようにしている。すなわち、交差線分から成るワーク上の描画領域を、実質的に、主走査方向に平行な水平線分として、描画するようにしている。
これにより、ドット間の連結が確保されるため、連続性を有する交差線分を適切に描画することができる。また、交差線分の描画が、角度回転させる必要のない水平線分の描画と同じ条件(液滴吐出量、液滴吐出回数など)で行えるため、極力細径のドットでドット間の連結性を確保することができ、極力小さな線幅で交差線分を描画することができる。
【0008】
これらの場合、描画工程は、液滴吐出ヘッドの所定の1つのノズルを用いて行われることが、好ましい。
【0009】
同様に、制御手段は、液滴吐出ヘッドの吐出駆動を制御し、その所定の1つのノズルを用いて描画領域に描画を行うことが、好ましい。
【0010】
これらの構成によれば、交差線分を1つのノズルによる吐出で描画することができるため、最小線幅の交差線分をワーク上に構成することができる。このため、微細線が望まれる金属配線や非接触式ICカードのアンテナへの応用性を高めることができる。
【0011】
これらの場合、液滴吐出ヘッドは、ノズル列が主走査方向に対し所定の角度傾いていることが、好ましい。
【0012】
同様に、ワーク移動機構は、液滴吐出ヘッドを搭載するキャリッジを備え、キャリッジは、液滴吐出ヘッドを、ノズル列が主走査方向に対し所定の角度傾いた状態で搭載していることが、好ましい。
【0013】
これらの構成によれば、交差線分の線幅の微調整を適切に行うことができる。
【0014】
これらの場合、ワーク回転工程は、描画領域を表す画像データから生成した、交差線分が主走査方向となす角に関する角度データに基づいて為されることが、好ましい。
【0015】
同様に、制御手段は、描画領域を表す画像データから生成した、交差線分が主走査方向となす角に関する角度データに基づいてワーク回転機構を制御することが、好ましい。
【0016】
これらの構成によれば、画像データから生成した角度データに基づいて液滴吐出ヘッドを相対的に角度回転させているため、その描画領域の延在方向と主走査方向とを確実に平行にさせることができる。なお、画像データは、交差線分の始点および終点を示す線図のデータが一般的であるが、ドットデータであってもよい。
【0017】
これらの場合、X−Y二次元直交座標におけるX軸方向が主走査方向となっており、描画工程は、描画領域を表す画像データから生成した、交差線分の描画開始座標に関するデータを含む描画位置データ、および液滴吐出ヘッドの吐出データに基づいて為されることが、好ましい。
【0018】
同様に、X−Y二次元直交座標におけるX軸方向が主走査方向となっており、制御手段は、描画領域を表す画像データから生成した、交差線分の描画開始座標に関するデータを含む描画位置データ、および液滴吐出ヘッドの吐出データに基づいて、ワーク移動機構および液滴吐出ヘッドの吐出駆動を制御することが、好ましい。
【0019】
これらの構成によれば、画像データから生成した描画位置データおよび吐出データに基づいて、液滴吐出ヘッドの相対移動および吐出駆動を行っているため、液滴吐出ヘッドの回転後の位置に適したドット状の吐出を行うことができる。なお、描画位置データは、描画開始座標および描画終了座標に関するデータが一般的であるが、描画開始座標およびここからの長さに関するデータであってもよい。
【0020】
これらの場合、描画領域には、交差線分が主走査方向となす角が異なる複数のものが存在しており、ワーク回転工程および描画工程は、主走査方向に対し異なる交角が小さい順または大きい順に行われることが、好ましい。
【0021】
同様に、描画領域には、交差線分が主走査方向となす角が異なる複数のものが存在しており、制御手段は、ワーク回転機構によるワーク回転工程と、ワーク移動機構および液滴吐出ヘッドの吐出駆動による描画工程とを、主走査方向に対し異なる交角が小さい順または大きい順に行うことが、好ましい。
【0022】
これらの構成によれば、交角の異なる複数の交差線分の描画が、液滴吐出ヘッドに対しワークが所定方向に順次相対的に角度回転して行われるため、簡単な制御により効率良く描画を行うことができる。
【0023】
この場合、描画領域には、交差線分が主走査方向となす角が等しい複数のものが存在しており、描画工程は、交角の等しい複数の描画領域を一括して描画することが、好ましい。
【0024】
同様に、描画領域には、交差線分が主走査方向となす角が等しい複数のものが存在しており、制御手段は、ワーク移動機構および液滴吐出ヘッドの吐出駆動を制御し、交角の等しい複数の描画領域を一括して描画させることが、好ましい。
【0025】
これらの構成によれば、1回のワーク回転工程あるいはワーク回転機構によるワーク回転結果を維持した状態で、複数の交差線分を纏めて描画するようにしているため、効率良く描画することができる。
【0026】
本発明の金属配線形成方法は、上記した本発明の描画方法・装置を用い、液滴吐出ヘッドに液状金属材料を導入して、ワークとなる基板上に金属配線を描画することを特徴とする。
【0027】
同様に、本発明の金属配線形成装置は、ワークとなる基板上に金属配線を形成する金属配線形成装置であって、上記した本発明の描画装置と、機能液として、液状金属材料を前記液滴吐出ヘッドに供給する機能液供給機構と、を備えたことを特徴とする。
【0028】
この構成によれば、金属配線が、ワーク上にインクジェット方式により直接形成されるため、その製造工程を簡略化することができると共に、微細な配線パターンを実現することができる。なお、インクジェット方式は、エネルギー発生素子として電気熱変換体を用いたタイプ、圧電素子(ピエゾ素子)を用いたタイプのいずれであってもよい。
【0029】
本発明の電気光学装置は、上記した本発明の金属配線形成方法・装置を用いて形成された金属配線を有することを特徴とする。
【0030】
同様に、本発明の電気光学装置の製造方法は、上記した本発明の金属配線形成方法・装置を用いて、金属配線を形成することを特徴とする。
【0031】
この構成によれば、金属配線を微細に形成することができるため、電気光学装置自体を小型に製造することができる。なお、電気光学装置(デバイス)としては、液晶表示装置、有機EL(Electro−Luminescence)装置、電子放出装置、PDP(Plasma Display Panel)装置および電気泳動表示装置等が考えられる。また、電子放出装置は、いわゆるFED(Field Emission Display)装置を含む概念である。
【0032】
本発明の電子機器は、上記した本発明の電気光学装置を搭載したことを特徴とする。
【0033】
この構成によれば、いわゆるフラットパネルディスプレイを搭載した携帯電話等の電子機器を小型化できる。
【0034】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面を参照して、本発明の描画方法および描画装置の一実施形態について説明する。インクジェットプリンタのインクジェットヘッド(液滴吐出ヘッド)は、微小なインク滴(液滴)をドット状に精度良く吐出することができることから、表面実装技術における回路形成に適用され、例えば機能液(吐出対象液)に液状金属材料を用いることにより、電気伝導性を有する金属配線を形成することが試みられている。本発明の描画方法および描画装置を適用した金属配線形成装置は、インクジェット方式により、微細配線パターンを基板上に、描画することができるものである。
【0035】
図1に示すように、金属配線形成装置1は、図外の機台上に設置したX軸テーブル3およびこれに直交するY軸テーブル4から成るX・Y移動機構2と、Y軸テーブル4に移動自在に取り付けたキャリッジ5とを備え、キャリッジ5には、機能液をドット状に吐出する液滴吐出ヘッド6が搭載されている。ワークである基板Wは、例えばガラス基板やポリイミド基板等で構成され、X軸テーブル3に移動自在に取り付けたワークテーブル7に搭載されている。
【0036】
また、図2に示すように、金属配線形成装置1には、液滴吐出ヘッド6に機能液として液状金属材料を供給する機能液供給機構8の他、X・Y移動機構2や液滴吐出ヘッド6等の各種構成装置を統括制御するコントローラ9(制御手段)が組み込まれている。液状金属材料は、溶剤中に金や銀等の金属材料が均一に分散したものであり、基板Wへの描画後には金属配線として機能するものである。
【0037】
液滴吐出ヘッド6は、ワークに平行に対峙する下面に1本のノズル列11が形成されている。ノズル列11は、180個(図示では模式的に示している)のノズル12が等ピッチでY軸方向に平行に並べられて構成されている。また、液滴吐出ヘッド6には、各ノズル12から機能液をドット状に選択的に吐出させるポンプ部(図示省略)が組み込まれている。この種のインクジェット方式の液滴吐出ヘッド6は、吐出駆動のためのエネルギー発生素子として圧電素子(ピエゾ素子)を用いたもの、あるいは電気熱変換体を用いたもので構成されている。
【0038】
X・Y移動機構2(ワーク移動機構)は、いわゆるX・Yロボットであり、X軸テーブル3はY軸テーブル4の下方に位置している。Y軸テーブル4は、パルス駆動されるリニアモータ21を内蔵したY軸スライダ22を有し、これにキャリッジ5をY軸方向に移動自在に搭載して、構成されている。
【0039】
X軸テーブル3は、パルス駆動されるリニアモータ23を内蔵したX軸スライダ24を有し、これにワークテーブル7を移動自在に搭載して、構成されている。ワークテーブル7は、基板Wを吸着載置する吸着テーブル25と、吸着テーブル25をθ軸方向に面内回転させるθテーブル26とで構成されている。θテーブル26は、正逆回転可能なθモータ27を動力源としており、θモータ27が正逆回転すると、θテーブル26および吸着テーブル25がX−Y平面で基板Wを面内回転させる。すなわち、θテーブル26とθモータ27とにより、基板Wに対し液滴吐出ヘッド6を相対的に角度回転させるワーク回転機構28が構成されている。
【0040】
本実施形態の金属配線形成装置1は、X軸テーブル3による基板Wの移動に同期して液滴吐出ヘッド6が吐出駆動する構成であり、液滴吐出ヘッド6のいわゆる主走査は、X軸テーブル3による基板WのX軸方向への往復動動作により行われる。また、これに対応して、いわゆる副走査は、Y軸テーブル4による液滴吐出ヘッド6のY軸方向への往動動作により行われる。
【0041】
なお、本実施形態では、液滴吐出ヘッド6に対し、基板Wを主走査方向に移動させるようにしているが、液滴吐出ヘッド6を主走査方向に移動させる構成であってもよい。また、基板Wを固定とし、液滴吐出ヘッド6を主走査方向および副走査方向に移動させる構成であってもよい。逆に、液滴吐出ヘッド6を固定とし、基板Wを主走査方向および副走査方向に移動させる構成でもあってもよい。
【0042】
なおまた、液滴吐出ヘッド6のノズル12数、ノズル列11数、ノズル列11の延在方向も任意であり、例えば、液滴吐出ヘッド6を同一方向に所定の角度傾けたものであってもよい。また、液滴吐出ヘッド6が単数のものに限らず、これらが複数の場合にあっては、その配置パターンも千鳥状配置、階段状配置など任意であるが、複数の液滴吐出ヘッド6の全吐出ノズル12によるドットが副走査方向において連続していることが好ましい。
【0043】
図2に示すように、金属配線形成装置1を制御系からみると、金属配線形成装置1の制御系は、基本的に、パーソナルコンピュータなどの外部入力装置41と、液滴吐出ヘッド6、X・Y移動機構2およびワーク回転機構28を駆動する各種ドライバを有する駆動部42と、駆動部42を含め金属配線形成装置1を統括制御する制御部43(コントローラ9)とを備えている。外部入力装置41は、ここで作成した金属配線を形成するための画像データ(線図データ)を、その操作により金属配線形成装置1に送信(入力)するものであり、制御部43の入出力手段として機能している。
【0044】
駆動部42は、ヘッドドライバ44と、モータドライバ45とを備えている。ヘッドドライバ44は、制御部43の指示に従って、液滴吐出ヘッド6を吐出駆動する。また、モータドライバ45は、X軸モータドライバ45aと、Y軸モータドライバ45bと、θモータドライバ45cとを有し、これらは制御部43の指示に従って、X・Y移動機構2の各モータ(二つのリニアモータ21,23とθモータ27)を駆動する。
【0045】
制御部43は、CPU51と、ROM52と、RAM53と、P−CON54とを備え、これらは互いにバス55を介して接続されている。ROM52は、CPU51で処理する制御プログラムや制御データを記憶する制御プログラム領域や、描画を行うための制御データ等を記憶する制御データ領域を有している。RAM53は、各種レジスタ群の他、外部から入力した画像データを一時的に記憶する画像データ領域、描画のための描画データを記憶する描画データ領域、基板Wを角度回転させるための角度データを記憶する角度データ領域等を有し、制御処理のための各種作業領域として使用される。
【0046】
P−CON54には、CPU51の機能を補うと共に周辺回路とのインターフェース信号を取り扱うための論理回路が、ゲートアレイやカスタムLSIなどにより構成されて組み込まれている。このため、P−CON54には、外部入力装置41からの各種指令や画像データなどをそのままあるいは加工してバス55に取り込むと共に、CPU51と連動して、CPU51等からバス55に出力されたデータや制御信号を、そのままあるいは加工して駆動部42に出力する。
【0047】
そして、CPU51は、上記の構成により、ROM52内の制御プログラムに従って、P−CON54を介して各種検出信号、各種指令、各種データ等を入力し、RAM53内の各種データ等を処理した後、P−CON54を介して駆動部42に各種の制御信号を出力することにより、液滴吐出ヘッド6およびX・Y移動機構2を制御して、所定の描画条件および所定の移動条件で基板Wに描画を行う。また、必要であればワーク回転機構28を制御して、基板Wを回転させて描画を行うなど、金属配線形成装置1全体を制御している。
【0048】
次に、金属配線形成装置1による、微細な金属配線パターンを基板Wに形成する金属配線形成方法について説明する。一例として、図3に示すような金属配線パターンを描画する場合を考える。この配線パターンは、基板W上の中央に設定されたチップ領域61を中心として、左右対称且つ点対称に10本の配線(L1〜L5,R1〜R5)が略放射状に延び、その途中からそれぞれが平行に延びているものである。
【0049】
配線L1は、チップ領域61側で主走査方向と角度θ1を為して交差する交差線分L1Fと、交差線分L1Fに連なり主走査方向に平行な水平線分L1Bとで構成されている。同様に、配線L2は、主走査方向と角度θ2を為して交差する交差線分L2Fと、交差線分L2Fに連なる水平線分L2Bとで構成され、配線L3は、水平線分のみから構成されている。以下、同様に、配線L4、配線L5、配線R1ないし配線R5が構成されており、配線パターンには、複数の水平線分および複数の交差線分が混在している。なお、同図には、垂直線分がないが、交差線分は、垂直線分も含む概念である。
【0050】
図4は、本実施形態の金属配線形成装置1による描画方法を示している。同図において、点線で区画された各矩形領域が一画素に対応している。黒丸「●」で示された部分は、液滴吐出ヘッド6から吐出されて基板Wに着弾する液状金属材料(機能液)が形成するドットを示している。この描画方法では、水平線分と交差線分とを分けて描画を行うようにし、交差線分から成る基板W上の描画領域を、基板Wを面内回転させる等して、実質的に、主走査方向に平行な水平線分として、描画するようにしている。
【0051】
具体的には、同図(a)に示すように、主走査方向に平行な水平線分を描画する場合には、液滴吐出ヘッド6をそのまま主走査方向に移動させ、所定のノズル12から所定のタイミングで液状金属材料を吐出させる。主走査方向に連続的に(同ピッチで)描画されたドットは、ドット間が連結されて、連続性を有する水平線分として構成される。なお、ドットの中心位置を明瞭に示すべくドット径は小さめに表されているが、実際にはドット間は連結されている。
【0052】
このように、水平線分は、液滴吐出ヘッド6が構成できる最小ドット径で描画してその連続性を確保することができるため、所定の一つのノズル12で一つの線分を描画すれば、最小線幅の線分として得られるものである。なお、同図では、二つの水平線分が、それぞれ一つのノズル12を用いて描画されている。
【0053】
一方、主走査方向に交差する交差線分を描画する場合には、先ず交差線分の方向と主走査方向とを同一方向にさせてから、液滴吐出ヘッド6を主走査方向に移動させて、ドットを構成するようにしている。例えば、同図(b)に示すように、同図(a)で示す二つの水平線分を結ぶ交差線分を描画する場合にあっては、先ずワーク回転機構28により基板Wを、交差線分が主走査方向となす角θだけ角度回転させて、交差線分の描画領域の延在方向と主走査方向とを平行にさせる。その後、液滴吐出ヘッド6を主走査方向に移動させて、その描画領域に所定のノズル12から所定のタイミングで液状金属材料を吐出させている。
【0054】
これにより、交差線分を、水平線分の場合と同じドット径で描画しても、ドット間の連結された連続性を有する線分とすることができる。また、水平線分の場合と同様に、所定の一つのノズル12を用いて描画すれば、交差線分も水平線分と同幅の最小線幅のものとして得ることができる。このような描画方法により、本実施形態の金属配線形成装置1は、いかなる線分であっても、連続性を有する最小線幅の線分を形成することができるようになっている。
【0055】
なお、同図(c)に示すように、ワーク回転機構28に代えて液滴吐出ヘッド6をキャリッジ5上で角度回転させるヘッド回転機構を別に設けておいて、交差線分の描画時には、ヘッド回転機構により液滴吐出ヘッド6を角度回転させた後、液滴吐出ヘッド6を主走査方向に移動させて、ドットを構成するようにしてよい。
【0056】
ところで、金属配線形成装置1は、同図(b)および(c)に示すような描画を、外部入力装置41により送信された配線の描画領域を表す画像データから、各種のデータを生成することで実行している。そこで、金属配線形成装置1におけるデータの流れについて、図3に示す金属配線パターンを例に説明する。
【0057】
同図に示す各配線の画像データは、外部入力装置41等により作成され、ここに記憶(用意)されている。この種の画像データは、線図のデータとして構成されており、X−Y二次元直交座標におけるその線図の始点および終点の2点を示すものとして構成されている。例えば、配線L1の交差線分L1Fの線図データは、始点(X,Y)=(Xa、Ya)および終点(X,Y)=(Xb、Yb)で構成されている(図5参照)。なお、配線の画像データがドットデータの場合、画像解析等により線図データに変換後、同様に処理すればよい。
【0058】
金属配線形成装置1の一連の描画(金属配線形成)において、外部入力装置41から金属配線形成装置1に各配線の線図データが入力されると、金属配線形成装置1は、所定のアルゴリズムに従って、各配線の線図データを線分別になるように分解し、その分解後の各線分について、線分が主走査方向となす角に関する角度データと、線分の描画位置に関する描画位置データと、液滴吐出ヘッド6の吐出データとを生成する。すなわち、この配線パターンの場合、L3およびR3が水平線分のみからなることを考慮すると、総数18の線分(ちなみに交差線分は8本)について、それぞれ角度データ等が生成される。
【0059】
角度データは、線分が水平線分である場合には数値0として生成される。一方、交差線分が主走査方向となす角に関する角度データは、交差線分L1Fを例にとると、その線図データの始点および終点の2点の座標から簡単に求められることとなる(図5参照)。
【0060】
また、描画位置データは、描画開始座標および描画終了座標に関するデータで構成されるか、あるいは、描画開始座標およびこの座標からの長さに関するデータとして構成される。そして、生成されたこれら角度データおよび描画位置データに基づいて、線分のドットを構成させるノズル12についての吐出データが生成されるようになっている。
【0061】
各線分の描画の実行(描画処理)に際して金属配線形成装置1は、ワーク回転機構28を角度データに基づいて制御すると共に、X・Y移動機構2および液滴吐出ヘッド6の吐出駆動を、描画位置データおよび吐出データから成る描画データに基づいて制御している。これにより、図4に示したように、線分を最小線幅で連続性のあるものとして描画している。
【0062】
図6は、交差線分から成る基板W上の描画領域として、交差線分が主走査方向となす角θ(交角θ)が等しいものと異なるものとがそれぞれ複数存在している場合における、金属配線形成装置1の描画処理全体のフローを示したものである。この場合、異なる交角θが主走査方向に対し小さい順に描画が行なわれると共に、交角θが等しい複数の交差線分は一括して描画されるようになっている。
【0063】
すなわち、先ず、描画処理が開始されると、各種の機構が初期設定されることとなり、θテーブル26等が初期位置に移動した状態となる(Step1)。Step2では、複数の交差線分のうち、主走査方向となす交角θが最も小さい交差線分を描画するべく、この最小交角に対応する角度分、ワーク回転機構28により基板Wが角度回転する。そして、この交差線分の描画データに基づいて、X・Y移動機構2が駆動して、液滴吐出ヘッド6が主走査(基板Wを主走査方向に移動)して、液滴吐出ヘッド6から液状金属材料(機能液)が吐出されることで、交差線分が描画される(Step3)。
【0064】
このStep3において、そのノズル列11の基板Wに対する相対的な移動経路上に同一交角の交差線分が他に存在している場合には、図4(a)に示す如く、液滴吐出ヘッド6の主走査により纏めて描画される。一方、同一交角の交差線分がその移動経路上に存在しない場合には、液滴吐出ヘッド6が吐出を伴わないで副走査した後、その主走査が行われての描画となる(Step4:Yes)。
【0065】
同一交角の交差線分を一通り描画し終えると(Step5:No)、今度は、最小交角の次に小さい交角の交差線分の描画を行うべく、ワーク回転機構28が再駆動して、その交角に対応する角度分、基板Wが角度回転する(Step2)。以下、同様にStep3〜Step5:Noが繰り返されることで、全ての交差線分の描画が終了する(Step5:Yes)。なお、描画処理を交角θが主走査方向から小さい順に行ったが、場合によっては、大きい順から行ってもよい。
【0066】
ところで、上記の説明では、微細な配線を形成することを目的としていたため、液滴吐出ヘッド6の一つのノズル12を用いて一つの線分を構成することとしたが、一定の線幅の線分(帯状の線分)を構成したい場合には、それぞれが隣接する複数のノズル12から、ドット状に機能液を吐出させればよい。この場合には、液滴吐出ヘッド6を、そのノズル列11が主走査方向に対し傾けてキャリッジ5に搭載することで、ノズルピッチに依存せずに、線幅を調整することができる。
【0067】
また、本実施形態の金属配線形成装置1は、各種の電気光学装置(デバイス)の製造に用いることができる。すなわち、液晶表示装置、有機EL装置、PDP装置および電気泳動表示装置等における金属配線を微細に形成することができる。また、これらの電気光学装置を備えた電子機器、例えばフラットパネルディスプレイを搭載した携帯電話を提供することができる。
【0068】
そこで、この金属配線形成装置1を用いた製造方法を、液晶表示装置の製造方法を例に簡単に説明する。図5の液晶表示装置の断面図に示すように、液晶表示装置100は、背面にバックライト212を有する液晶パネル101と、液晶パネル101に実装した駆動用IC102と、液晶パネル101に接続したフレキシブル基板(FPC)103と、で構成されている。
【0069】
液晶パネル101は、ガラス基板203aを主体として対向面に第1電極204および配向膜205を形成した上基板201と、ガラス基板203bを主体として対向面に第2電極204および配向膜205を形成した下基板202と、上下両基板201,202間に介設した多数のスペーサ206と、上下両基板201,202間を封止するシール材207と、上下両基板201,202間に充填した液晶208とで構成されると共に、上基板201の背面に位相基板209および偏光板210を積層し、且つ下基板202の背面に偏光板211およびバックライト212を積層して、構成されている。
【0070】
通常の製造工程では、それぞれ第1・第2電極204のパターニングおよび配向膜205の塗布を行って上基板201および下基板201を別々に作製した後、スペーサ206およびシール材207を作り込み、この状態で上基板201を張り合わせる。次いで、シール材202の注入口から液晶208を注入し、注入口を閉止する。その後、位相基板209、両偏光板210,211およびバックライト212を積層し、液晶パネル101を得る。最後に、液晶パネル101に対して、駆動用IC102を実装すると共に、フレキシブル基板103を接続する。
【0071】
下基板202は、上基板201の外側へ張り出す基板張出し部212を有しており、この基板張出し部212には、第2電極204から延び駆動用IC102の出力用端子に導電接続される引出し配線213や、駆動用IC102の入力用端子に導電接続されると共にフレキシブル基板103に導電接続される金属配線214が形成されている他、第1電極204と導通する引出し配線(図示省略)などが、パターン形成されている。そして、この基板張出し部212上の金属配線214が、本実施形態の金属配線形成装置1により微細に形成されている。
【0072】
【発明の効果】
本発明の描画方法および描画装置によれば、ワーク上の交差線分から成る描画領域に対し、液滴吐出ヘッドの主走査方向と交差線分の線分方向とが平行になるように、ワークを面内回転させて、実質的に、交差線分を主走査方向に平行な水平線分として、描画するようにしている。これにより、複数のノズルの構造上のバラツキを問わず、ドット間が連結されるため、連続性のある線分を適切に描画することができると共に、その線幅を極力小さく描画することもできる。
【0073】
本発明の金属配線形成方法および金属配線形成装置によれば、上記の描画方法・装置を用いたインクジェット方式により、金属配線をワーク上に直接形成することができるため、配線として不可欠な連続性を適切に確保できると共に、金属配線を微細に描画することができる。
【0074】
本発明の電気光学装置およびその製造方法によれば、電気光学装置における金属配線を微細に形成することができるため、これ自体を小型化に製造することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る描画装置を備えた金属配線形成装置を模式的に示した図であり、(a)平面図、(b)正面図である。
【図2】実施形態に係る金属配線形成装置の制御構成を示すブロック図である。
【図3】金属配線の配線パターンを示した平面図である。
【図4】実施形態に係る金属配線形成装置の描画方法を模式的に示す図である。
【図5】実施形態に係る金属配線形成装置で、角度データを求めるための説明図である。
【図6】実施形態に係る金属配線形成装置の描画処理のフローを示すフローチャートである。
【図7】液晶表示装置の断面図である。
【図8】従来の描画方法を模式的に示す図である。
【符号の説明】
1 金属配線形成装置
2 X・Y移動機構(ワーク移動機構)
5 キャリッジ
6 液滴吐出ヘッド
8 機能液供給機構
9 コントローラ(制御手段)
11 ノズル列
12 ノズル
28 ワーク回転機構
W 基板
Claims (22)
- ワークに対しノズル列を有する液滴吐出ヘッドを、主走査方向に相対的に移動させながら、当該液滴吐出ヘッドから機能液をドット状に選択的に吐出することで描画を行う描画方法であって、
前記主走査方向に交差する交差線分から成る前記ワーク上の描画領域に対し、前記描画領域の延在方向と前記主走査方向とが平行になるように、前記液滴吐出ヘッドに対し前記ワークを相対的に角度回転させるワーク回転工程と、
前記ワーク回転工程の後、前記描画領域に描画を行う描画工程と、を備えたことを特徴とする描画方法。 - 前記描画工程は、前記液滴吐出ヘッドの所定の1つのノズルを用いて行われることを特徴とする請求項1に記載の描画方法。
- 前記液滴吐出ヘッドは、前記ノズル列が前記主走査方向に対し所定の角度傾いていることを特徴とする請求項1または2に記載の描画方法。
- 前記ワーク回転工程は、前記描画領域を表す画像データから生成した、前記交差線分が前記主走査方向となす角に関する角度データに基づいて為されることを特徴とする請求項1、2または3に記載の描画方法。
- X−Y二次元直交座標におけるX軸方向が前記主走査方向となっており、
前記描画工程は、前記描画領域を表す画像データから生成した、前記交差線分の描画開始座標に関するデータを含む描画位置データ、および前記液滴吐出ヘッドの吐出データに基づいて為されることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の描画方法。 - 前記描画領域には、前記交差線分が前記主走査方向となす角が異なる複数のものが存在しており、
前記ワーク回転工程および前記描画工程は、前記主走査方向に対し前記異なる交角が小さい順または大きい順に行われることを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の描画方法。 - 前記描画領域には、前記交差線分が前記主走査方向となす角が等しい複数のものが存在しており、
前記描画工程は、前記交角の等しい複数の描画領域を一括して描画することを特徴とする請求項6に記載の描画方法。 - 請求項1ないし7のいずれかに記載の描画方法を用い、前記液滴吐出ヘッドに液状金属材料を導入して、前記ワークとなる基板上に金属配線を描画することを特徴とする金属配線形成方法。
- ワークに対しノズル列を有する液滴吐出ヘッドを、主走査方向に相対的に移動させながら、当該液滴吐出ヘッドから機能液をドット状に選択的に吐出することで描画を行う描画装置であって、
前記液滴吐出ヘッドに対し前記ワークを相対的に移動させるワーク移動機構と、
前記液滴吐出ヘッドに対し前記ワークを相対的に角度回転させるワーク回転機構と、
前記ワーク移動機構、前記ワーク回転機構および前記液滴吐出ヘッドの吐出駆動を制御する制御手段と、を備え、
前記制御手段は、前記主走査方向に交差する交差線分から成る前記ワーク上の描画領域に対し、前記ワーク回転機構を制御し、前記ワークを相対的に角度回転させて前記描画領域の延在方向と前記主走査方向とを平行にした後、前記ワーク移動機構および前記液滴吐出ヘッドの吐出駆動を制御し、前記描画領域に描画を行うことを特徴とする描画装置。 - 前記制御手段は、前記液滴吐出ヘッドの吐出駆動を制御し、その所定の1つのノズルを用いて前記描画領域に描画を行うことを特徴とする請求項9に記載の描画装置。
- 前記ワーク移動機構は、前記液滴吐出ヘッドを搭載するキャリッジを備え、
前記キャリッジは、前記液滴吐出ヘッドを、前記ノズル列が前記主走査方向に対し所定の角度傾いた状態で搭載していることを特徴とする請求項9または10に記載の描画装置。 - 前記制御手段は、前記描画領域を表す画像データから生成した、前記交差線分が前記主走査方向となす角に関する角度データに基づいて前記ワーク回転機構を制御することを特徴とする請求項9、10または11に記載の描画装置。
- X−Y二次元直交座標におけるX軸方向が前記主走査方向となっており、
前記制御手段は、前記描画領域を表す画像データから生成した、前記交差線分の描画開始座標に関するデータを含む描画位置データ、および前記液滴吐出ヘッドの吐出データに基づいて、前記ワーク移動機構および前記液滴吐出ヘッドの吐出駆動を制御することを特徴とする請求項9ないし12のいずれかに記載の描画装置。 - 前記描画領域には、前記交差線分が前記主走査方向となす角が異なる複数のものが存在しており、
前記制御手段は、前記ワーク回転機構によるワーク回転工程と、前記ワーク移動機構および前記液滴吐出ヘッドの吐出駆動による描画工程とを、前記主走査方向に対し前記異なる交角が小さい順または大きい順に行うことを特徴とする請求項9ないし13のいずれかに記載の描画装置。 - 前記描画領域には、前記交差線分が前記主走査方向となす角が等しい複数のものが存在しており、
前記制御手段は、前記ワーク移動機構および前記液滴吐出ヘッドの吐出駆動を制御し、前記交角の等しい複数の描画領域を一括して描画させることを特徴とする請求項14に記載の描画装置。 - 請求項9ないし15のいずれかに記載の描画装置を用い、前記液滴吐出ヘッドに液状金属材料を導入して、前記ワークとなる基板上に金属配線を描画することを特徴とする金属配線形成方法。
- 前記ワークとなる基板上に金属配線を形成する金属配線形成装置であって、
請求項9ないし15のいずれかに記載の描画装置と、
前記機能液として、液状金属材料を前記液滴吐出ヘッドに供給する機能液供給機構と、を備えたことを特徴とする金属配線形成装置。 - 請求項8または16に記載の金属配線形成方法を用いて形成された金属配線を有することを特徴とする電気光学装置。
- 請求項17に記載の金属配線形成装置を用いて形成された金属配線を有することを特徴とする電気光学装置。
- 請求項8または16に記載の金属配線形成方法を用いて、金属配線を形成することを特徴とする電気光学装置の製造方法。
- 請求項17に記載の金属配線形成装置を用いて、金属配線を形成することを特徴とする電気光学装置の製造方法。
- 請求項18または19に記載の電気光学装置を搭載したことを特徴とする電子機器。
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