JP2004088280A - スクランブル放送送信装置および受信装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】特定のグループの受信装置に対して少ないEMMデータの伝送により実現を図る。
【解決手段】受信側に対して個別契約情報を伝送して設定するスクランブル放送システムで、IDを階層的な定義を行い、個別契約情報に付加するIDの参照範囲をID識別で特定し、個別契約情報を暗号または復号するための鍵を特定するための鍵識別情報を個別契約情報に付加して伝送して、階層的なグループ内の受信装置に個別契約情報を伝送する。
【選択図】 図1
【解決手段】受信側に対して個別契約情報を伝送して設定するスクランブル放送システムで、IDを階層的な定義を行い、個別契約情報に付加するIDの参照範囲をID識別で特定し、個別契約情報を暗号または復号するための鍵を特定するための鍵識別情報を個別契約情報に付加して伝送して、階層的なグループ内の受信装置に個別契約情報を伝送する。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、センタ側から番組にスクランブルして伝送するスクランブル放送送信装置およびスクランブルを解いて受信を行うスクランブル放送受信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、通信衛星や放送衛星を用いたデジタル方式の放送サービスが運営されている。一般に衛星放送システムでは、チャンネル単位、番組単位、時間単位など様々な方法で限定受信サービスが運営されている。
【0003】
限定受信システムでは、各受信装置個別に、利用者の契約状態等に応じた個別契約情報を伝送し、設定する。伝送する個別の視聴契約情報はEMM(Entitlement Management Message)データと呼ばれ、受信装置固有のID(Identification)番号が付加されたEMMデータが、センタ装置から各受信装置に対して、放送信号に多重されて伝送される。EMMデータは、盗聴されないように、センタ装置と受信装置間で特定される受信装置固有のマスタ鍵(Km)を用いて暗号化するのが一般的である。
【0004】
受信装置では、固有に持つIDから自分自身のEMMデータを受信し、受信装置内に契約情報が記憶され、その契約情報をもとに利用者は限定受信放送サービスを受けることができる。また、有料放送サービスを行わない著作権保護のためのスクランブル放送システムでは、視聴者個別の管理が必ずしも必要でなく、受信装置の種類別や受信装置の製造メーカ別程度でよい場合もある。
【0005】
また、番組はスクランブルして放送され、その番組に全受信装置共通のワーク鍵(Kw)によって暗号化されたECM(Entitlement Control Message)データを多重して伝送する。受信装置では、記憶する個別契約情報内の契約情報を参照し、同じく記憶する個別契約情報内のワーク鍵(Kw)によってECMデータの復号を行い、番組のスクランブルを解くためのデスクランブル鍵(Ks)を得て、最終的に視聴することができる。
【0006】
しかしながら、システム全体の運用が、例えば、地域、受信装置メーカ、受信装置機種などのグループによって構成される場合であっても、個別契約情報を個々の受信装置に設定する場合、それぞれの受信装置に共通のワーク鍵(Kw)によって暗号化されたECMデータを個々に設定しなければならず、センタ装置から受信装置に対して伝送するデータ量が増大する。
【0007】
この問題を解決するために、グループIDや暗号鍵を個々の受信装置に設定し、グループID設定後に、このグループIDを用いて、受信装置固有のID番号が付加されたEMMデータを伝送する方法もあるが、グループIDを個別IDの他に定義し、かつ設定しなければならず、またセンタ装置におけるIDや鍵管理領域や、受信装置におけるIDや鍵の記憶管理領域も増える、という新たな問題がある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
上記した従来のスクランブル放送受信装置では、センタ装置におけるIDや鍵管理領域や受信装置におけるIDや鍵の記憶管理領域も増える問題がある。
この発明は、グループの設定を受信装置に行うことなく、特定のグループの受信装置に対して少ないEMMデータの伝送の実現を図ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記した課題を解決するために、この発明のスクランブル放送送信装置では、番組をセンタ側から受信側にスクランブルして伝送し、そのスクランブルを解くための個別契約情報を暗号化して伝送するシステムにあって、受信装置を特定するID情報と、前記ID情報の参照範囲を特定するID識別情報と、伝送する前記個別契約情報を復号するための鍵を識別する鍵識別情報を前記個別契約情報に付加し、前記鍵識別情報により指示された鍵を用いて暗号化した前記個別契約情報を送出する手段とを具備することを特徴とする。
【0010】
また、上記した送信装置に基づいて送信された信号を受信するシステムにあって、受信装置を特定するID情報を記憶する手段と、受信した前記個別契約情報を復号するための複数の鍵を記憶する手段と、前記ID情報の参照範囲を特定するID識別情報および前記個別契約情報の復号鍵を特定する鍵識別情報を含む個別契約情報を受信する手段と、受信した前記ID識別情報により前記個別契約情報内のID情報と記憶する前記ID情報の特定範囲を比較判定する手段と、前記手段の判定結果に基づいて前記鍵識別情報から鍵を特定し、該鍵を用いて前記個別契約情報の復号を行う手段と、前記個別契約情報を保持する手段とを具備することを特徴とする。
【0011】
上記した手段によれば、グループの設定を受信装置側に行うことなく特定のグループの受信装置に対し、少ないEMMデータの伝送によって個別契約情報の設定を行うことができる。また、グループ毎のセキュリティを確保しながら受信装置に対して個別契約情報を設定することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。図1は、この発明のスクランブル放送送信装置の第1の実施の形態について説明するための概略図である。
図1において、100は、スクランブル放送を送信するセンタ装置である。番組送出機能部101は、番組を制作し送出する機能であり、番組制作機能部101から番組を伝送するためのエンコード機能を含み、パケット形式のデータを多重部102に出力する。パケット形式のデータは、例えばISO13818−1規格(MPEG2 system規格)のデータを用いる。多重部102では、ECM生成部105から出力されたECMデータと、EMM生成部106から出力されるEMMデータを多重する。スクランブル部103では、ECM生成部105で生成するECMデータ内のスクランブル鍵(デスクランブル鍵)と同期して、番組のデータパケットをスクランブルする。放送送出部104では、データパケットに誤り訂正符号を付加して、変調を行い、適当な周波数にアップコンバート、増幅して送出端子109に出力する。放送信号としては、例えばQPSK変調や8相PSK、誤り訂正方式としてはリードソロモン誤り訂正符号、畳み込み符号などが用いられる。
【0013】
IDリスト107では、全ての受信装置側のIDを管理する。マスタ鍵識別/マスタ鍵リスト108では、全ての受信装置に固有な複数のマスタ鍵を管理する。グループ管理機能部110は、送出するEMMデータの内容により、送出する受信装置のグループを決定し、ID識別とマスタ鍵識別を出力する。EMM生成部106では、EMMデータを伝送する内容と対象とする受信装置に応じて、IDリスト107、マスタ鍵識別/マスタ鍵リスト108を参照し、EMMデータを生成および暗号化する。
【0014】
この例では、センタ装置100内にECM生成部105やEMM生成部106、IDリスト107、マスタ鍵識別/マスタ鍵リスト108、グループ管理機能部110を含む例を示したが、伝送するEMMデータが固定的、かつ伝送するデータが少ない場合などでは、ECMデータ、EMMデータをローカルに別途生成し、生成したECMデータ、EMMデータを多重部102で多重してもよい。
【0015】
図2にセンタ装置100から伝送されるEMMデータの構成例を示す。EMMデータは、ID識別201、ID202、マスタ鍵識別203、個別契約情報204、改ざん検出205によって構成される。
【0016】
図3は、ID識別201と有効IDビットの関係を示す例である。センタ装置100と受信装置間で予め共通に決め、共通に管理運営される。この例では、48ビットのID202をID識別の値により、8ビット単位で参照する範囲を定めている。例えば、ID識別が3である場合には、ID202はbit47からbit24のみが有効となり、受信装置では、bit47からbit24を参照し、その他の領域は無視することになる。ID識別201は、伝送するEMMデータの内容や、伝送対象とする受信装置により決定される。
【0017】
図4は、センタ装置100内のマスタ鍵識別/マスタ鍵リスト108の情報を示す例であり、複数のマスタ鍵(Km)を識別するための情報であるマスタ鍵識別に対応づけられた複数のマスタ鍵(Km)を記憶管理する。センタ装置100内のマスタ鍵識別/マスタ鍵リスト108においては、全ての受信装置に対するデータを記憶管理する。伝送するEMMデータの内容や対象とする受信装置に応じて、マスタ鍵識別が、グループ管理機能部110によって決定される。
【0018】
個別契約情報204には、受信装置の契約情報、ECMデータを復号するためのワーク鍵(Kw)などが含まれる。改ざん検出205は、EMMデータが不正者によって改ざんされることを防止するための検査データであり、改ざんの検出が受信装置によって検知された場合には、EMMデータそのものを無効とする。
【0019】
この実施の形態によれば、グループの設定を受信装置に行うことなく、特定のグループの受信装置に対して、少ないEMMデータの伝送により、またグループ毎のセキュリティを確保して、個別契約情報を設定することができる。
【0020】
図5は、この発明に係わる受信装置の一実施の形態について説明するためのブロック図であり、受信装置500内に全ての処理機能を内蔵した例を示す。
すなわち、入力端子501には、図示しないアンテナで受けた信号を周波数ダウンコンバートした放送信号が入力される。チューナ回路502では、信号の選択、復調、データの誤り訂正処理を行う。チューナ502からは復調および誤り訂正されたパケット形式の信号が出力され、パケットデータには複数の放送信号、制御データが含まれる。チューナ502から出力されたパケット信号は、デスクランブラ503に入力される。デスクランブラ503では、選択されたスクランブル放送番組のスクランブルを解く回路である。
【0021】
デスクランブルされた信号は、デコーダ回路504に入力される。デコーダ回路504では、放送信号の分離処理、映像音声信号のデコード処理を行う。また、多重された制御信号の分離も行う。
【0022】
制御信号受信回路507では、放送信号に多重されている番組選択情報などを放送信号から分離して制御回路508に出力し、制御回路508において番組選択処理を行う。また、番組に多重されたECMデータとEMMのデータの分離を行う。
【0023】
表示回路505では、デコードされた映像音声信号に、操作メニューやメッセージ等、利用者との表示インターフェースを行う文字、図形等を重畳し、TV信号に変調を行った後に出力端子506に出力する。出力端子506にはTV受像機が接続され、利用者は放送信号を視聴することができる。
【0024】
キー入力回路509は、利用者の操作インターフェースを行うもので、利用者の番組選択などの選択内容を制御回路508に出力する。制御回路508では、受信した番組選択情報から表示回路505で利用者に番組のメニューを表示し、利用者は番組を選択してキー入力回路509に選択情報を入力する。制御回路508では、チューナ回路502、デスクランブラ503、デコーダ回路504などを制御し、利用者の選択した番組を出力端子506に出力する。
【0025】
IDメモリ510には、受信装置を識別するための固有のIDが記憶されている。また、マスタ鍵メモリ511内には、図4のセンタ装置100内のマスタ鍵識別/マスタ鍵リスト108と同様に、マスタ鍵識別に対応づけられた複数のマスタ鍵(Km)を記憶管理する。ただし、受信装置500内のマスタ鍵メモリ511内には、自分自身のマスタ鍵識別とマスタ鍵のみを記憶管理する。
【0026】
IDメモリ510内のIDおよびマスタ鍵メモリ511内のマスタ鍵識別とマスタ鍵については、受信装置の設定を製造時に行う。
EMMデータを受信した場合には、制御回路508において、IDメモリ510に記憶するIDを用いて、自分のEMMデータのみを受信処理する。受信したEMMデータは、マスタ鍵メモリ511に記憶されたマスタ鍵(Km)を用いて復号し、EMM内の個別契約情報を個別情報メモリ512に記憶する。個別契約情報には、契約情報や後述するECMデータの暗号を解くための全受信装置共通のワーク鍵(Kw)などが含まれる。
【0027】
グループ伝送を行う場合には、伝送されるEMMデータ内のID識別によりEMMデータ内のIDとIDメモリ510に記憶する。IDの参照範囲を特定する。特定されたIDの参照範囲が一致する場合には、自分EMMデータを判定し、EMMデータ内のマスタ鍵識別により特定される。マスタ鍵メモリ511内のマスタ鍵を用いてEMMデータの復号を行い、EMM内の個別契約情報を個別情報メモリ512に記憶する。
【0028】
受信した内容がスクランブル放送番組である場合には、ECMデータを放送に多重させて伝送する。ECMデータは全受信装置共通のデータであり、番組の属性やスクランブルを解くためのデスクランブル鍵などの番組情報で構成され、全受信装置共通のワーク鍵(Kw)により暗号化されている。受信したECMデータは、制御回路508において、個別情報メモリ512内の契約情報を参照し、放送番組が契約され視聴可能であるならば、個別情報メモリ512内のワーク鍵(Kw)を用いて、ECMデータを復号し、デスクランブル鍵を得る。制御回路508からデスクランブラ503にデスクランブル鍵を与え、スクランブル放送番組のデスクランブルが行われ、視聴することができる。
【0029】
以上説明したように、ID202のビットをグループ毎に階層的に割り当て、ID識別とマスタ鍵識別を指定してEMMデータを伝送すると、階層グループを指定してのEMMデータを伝送することができ、少ないEMMデータの伝送により、またグループ毎のセキュリティを確保して特定の受信装置に対して個別契約情報の設定ができる。例えば、ビット47〜ビット40は地域、ビット39〜ビット32は受信装置製造メーカ、ビット31〜ビット0は機種などに割り当て、ID識別を5としてEMMデータの伝送を行うと、指定された受信装置製造メーカ全体の受信装置に対して、1つのEMMデータで設定することができる。
【0030】
また、受信装置製造メーカ毎にユニークであるマスター鍵(Km)とし、例えばマスタ鍵識別が1であるマスター鍵(Km(1))をEMMデータ内のマスタ鍵識別を1に指定することにより、指定の受信装置製造メーカ内の機器で共通、かつ受信装置製造メーカ毎に異なったマスター鍵でEMMデータは暗号化することができ、階層毎にセキュリティを確保することができる。
【0031】
図6、図7を用いて、この発明のスクランブル放送送信装置の第2の実施の形態について説明する。
図6にセンタ装置100から受信装置500に伝送されるEMMデータの構成例を示す。この実施の形態は、図2のEMMデータに対して、マスタ鍵識別203をID識別201に共通とした例である。受信装置500は、ID識別201によるID参照を行うとともに、ID識別201に対応するマスタ鍵(Km)でEMMデータの復号を行う。
【0032】
図7は、受信装置内のマスタ鍵メモリ511内の情報を示す例である。マスタ鍵メモリ511内では、ID識別に対応づけされた複数のマスタ鍵(Km)を記憶管理する。受信装置では、伝送されたEMMデータを復号する場合には、EMM内のID識別201を参照し、ID識別201に対応したマスタ鍵(Km)を用いてEMMデータの復号を行う。
【0033】
センタ装置100でも、受信装置500と同様に、ID識別により、マスタ鍵を決定し、EMMを暗号化する。
このように、ID識別とマスタ鍵識別を共通としたことにより、伝送する情報を少なくすることができ、かつEMMデータの伝送対象範囲を暗号化のための鍵の1元化を行うことができる。
【0034】
図8は、この発明のスクランブル放送受信装置の第3の実施の形態について説明するための説明図であり、受信装置内のマスタ鍵メモリ511内の情報例について示す。
【0035】
マスタ鍵メモリ511内には、例えばNビットの乱数で構成されるマスタ鍵(Km)ビット列と、ID識別とマスタ鍵ポインタ情報の対応表が管理記憶されている。
ID識別の値により、Nビットのマスタ鍵(Km)ビット列中で、マスタ鍵ポインタ情報で示されたビット位置から一定長のビット列をマスタ鍵(Km)として使用する。例えばマスタ鍵が128ビットで、伝送するEMMデータ内のID識別が2の場合には、マスタ鍵(Km)ビット列のビットn2から128ビットをマスター鍵(Km)とする。
【0036】
センタ装置100でも、受信装置500と同様に、ID識別により、マスタ鍵を決定し、EMMを暗号化する。
このように、鍵のビット長は短くなるものの、少ないビットで複数のマスター鍵を設定することができる。
図9は、この発明におけるスクランブル放送受信装置の第4の実施の形態について説明するためのブロック図である。この実施の形態は、受信装置にICカード900を用いた例であり、図5と同一の構成部分については同一の符号を付し、ここでの説明は省略する。
【0037】
ICカード900内には、スクランブル受信放送を視聴するために秘匿されるべき機能や情報、例えば暗号の復号機能、鍵情報を含み、受信装置本体との通信を行うI/F903、ICカード900内の制御処理を行うモジュール制御回路904、IDを記憶するIDメモリ905、マスタ鍵メモリ511、個別情報メモリ512を内蔵する。
【0038】
受信装置のIDが、ICカード900内のIDメモリ905に記憶されている。電源ON時または、ICカード900を装着した時に、受信装置本体内の制御回路508とICカード900内のモジュール制御回路904との通信を行い、I/F902,903を介して、ICカード900内のIDメモリ905から受信装置本体内のIDメモリ901にIDが転送され、IDメモリ901内にIDを記憶する。
【0039】
EMMデータの処理については、受信装置本体内の制御回路508において、受信したEMMデータのID比較等の処理を行い、該当するEMMデータを制御回路508からモジュール制御回路904へI/F902,903を介して転送する。モジュール制御回路904で復号を行い、個別情報メモリ512に個別契約情報を記憶する。
【0040】
ECMデータの処理については、受信装置本体内の制御回路908において、受信したECMデータを制御回路508からモジュール制御回路904へI/F902,903を介して転送し、モジュール制御回路904で、個別情報メモリ512内に記憶するワーク鍵(Kw)や契約情報を参照し、デスクランブル鍵を得る。デスクランブル鍵を、モジュール制御回路904から、I/F903,902を介して、受信装置本体内の制御回路508に転送し、番組のデスクランブルを行う。
【0041】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明によれば、特定のグループの受信装置に対して、少ないEMMデータの伝送により、またグループ毎のセキュリティを確保して、個別契約情報を設定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のスクランブル放送送信装置の一実施の形態について説明するためのブロック図。
【図2】この発明に用いるEMMデータの構成例について説明するための説明図。
【図3】この発明に用いるID識別と有効IDビットの関係について説明するための説明図。
【図4】この発明に用いるマスタ鍵識別とマスタ鍵の関係について説明するための説明図。
【図5】この発明のスクランブル放送受信装置の第1の実施の形態について説明するためのブロック図。
【図6】この発明に用いるEMMデータの他の構成例について説明するための説明図。
【図7】この発明に用いるID識別と有効IDビットの他の関係について説明するための説明図。
【図8】この発明に用いるマスタ鍵メモリ内の他の情報例について説明するための説明図。
【図9】この発明におけるスクランブル放送受信装置の第2の実施の形態について説明するためのブロック図。
【符号の説明】
100・・・センタ装置、101・・・番組送出機能部、102・・・多重部、103・・・スクランブル部、104・・・放送送出部、105・・・ECM生成部、106・・・EMM生成部、107・・・IDリスト、108・・・マスタ鍵識別/マスタ鍵リスト、110・・・グループ管理機能部部、500・・・受信装置、502・・・チューナ部、503・・・デクランブラ、504・・・デコーダ回路、505・・・表示回路、507・・・制御信号受信回路、508・・・制御回路、509・・・キー入力回路、510,901・・・IDメモリ、511・・・マスタ鍵メモリ、512・・・個別情報メモリ、900・・・ICカード、902,903・・・I/F、904・・・モジュール制御回路。
【発明の属する技術分野】
この発明は、センタ側から番組にスクランブルして伝送するスクランブル放送送信装置およびスクランブルを解いて受信を行うスクランブル放送受信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、通信衛星や放送衛星を用いたデジタル方式の放送サービスが運営されている。一般に衛星放送システムでは、チャンネル単位、番組単位、時間単位など様々な方法で限定受信サービスが運営されている。
【0003】
限定受信システムでは、各受信装置個別に、利用者の契約状態等に応じた個別契約情報を伝送し、設定する。伝送する個別の視聴契約情報はEMM(Entitlement Management Message)データと呼ばれ、受信装置固有のID(Identification)番号が付加されたEMMデータが、センタ装置から各受信装置に対して、放送信号に多重されて伝送される。EMMデータは、盗聴されないように、センタ装置と受信装置間で特定される受信装置固有のマスタ鍵(Km)を用いて暗号化するのが一般的である。
【0004】
受信装置では、固有に持つIDから自分自身のEMMデータを受信し、受信装置内に契約情報が記憶され、その契約情報をもとに利用者は限定受信放送サービスを受けることができる。また、有料放送サービスを行わない著作権保護のためのスクランブル放送システムでは、視聴者個別の管理が必ずしも必要でなく、受信装置の種類別や受信装置の製造メーカ別程度でよい場合もある。
【0005】
また、番組はスクランブルして放送され、その番組に全受信装置共通のワーク鍵(Kw)によって暗号化されたECM(Entitlement Control Message)データを多重して伝送する。受信装置では、記憶する個別契約情報内の契約情報を参照し、同じく記憶する個別契約情報内のワーク鍵(Kw)によってECMデータの復号を行い、番組のスクランブルを解くためのデスクランブル鍵(Ks)を得て、最終的に視聴することができる。
【0006】
しかしながら、システム全体の運用が、例えば、地域、受信装置メーカ、受信装置機種などのグループによって構成される場合であっても、個別契約情報を個々の受信装置に設定する場合、それぞれの受信装置に共通のワーク鍵(Kw)によって暗号化されたECMデータを個々に設定しなければならず、センタ装置から受信装置に対して伝送するデータ量が増大する。
【0007】
この問題を解決するために、グループIDや暗号鍵を個々の受信装置に設定し、グループID設定後に、このグループIDを用いて、受信装置固有のID番号が付加されたEMMデータを伝送する方法もあるが、グループIDを個別IDの他に定義し、かつ設定しなければならず、またセンタ装置におけるIDや鍵管理領域や、受信装置におけるIDや鍵の記憶管理領域も増える、という新たな問題がある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
上記した従来のスクランブル放送受信装置では、センタ装置におけるIDや鍵管理領域や受信装置におけるIDや鍵の記憶管理領域も増える問題がある。
この発明は、グループの設定を受信装置に行うことなく、特定のグループの受信装置に対して少ないEMMデータの伝送の実現を図ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記した課題を解決するために、この発明のスクランブル放送送信装置では、番組をセンタ側から受信側にスクランブルして伝送し、そのスクランブルを解くための個別契約情報を暗号化して伝送するシステムにあって、受信装置を特定するID情報と、前記ID情報の参照範囲を特定するID識別情報と、伝送する前記個別契約情報を復号するための鍵を識別する鍵識別情報を前記個別契約情報に付加し、前記鍵識別情報により指示された鍵を用いて暗号化した前記個別契約情報を送出する手段とを具備することを特徴とする。
【0010】
また、上記した送信装置に基づいて送信された信号を受信するシステムにあって、受信装置を特定するID情報を記憶する手段と、受信した前記個別契約情報を復号するための複数の鍵を記憶する手段と、前記ID情報の参照範囲を特定するID識別情報および前記個別契約情報の復号鍵を特定する鍵識別情報を含む個別契約情報を受信する手段と、受信した前記ID識別情報により前記個別契約情報内のID情報と記憶する前記ID情報の特定範囲を比較判定する手段と、前記手段の判定結果に基づいて前記鍵識別情報から鍵を特定し、該鍵を用いて前記個別契約情報の復号を行う手段と、前記個別契約情報を保持する手段とを具備することを特徴とする。
【0011】
上記した手段によれば、グループの設定を受信装置側に行うことなく特定のグループの受信装置に対し、少ないEMMデータの伝送によって個別契約情報の設定を行うことができる。また、グループ毎のセキュリティを確保しながら受信装置に対して個別契約情報を設定することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。図1は、この発明のスクランブル放送送信装置の第1の実施の形態について説明するための概略図である。
図1において、100は、スクランブル放送を送信するセンタ装置である。番組送出機能部101は、番組を制作し送出する機能であり、番組制作機能部101から番組を伝送するためのエンコード機能を含み、パケット形式のデータを多重部102に出力する。パケット形式のデータは、例えばISO13818−1規格(MPEG2 system規格)のデータを用いる。多重部102では、ECM生成部105から出力されたECMデータと、EMM生成部106から出力されるEMMデータを多重する。スクランブル部103では、ECM生成部105で生成するECMデータ内のスクランブル鍵(デスクランブル鍵)と同期して、番組のデータパケットをスクランブルする。放送送出部104では、データパケットに誤り訂正符号を付加して、変調を行い、適当な周波数にアップコンバート、増幅して送出端子109に出力する。放送信号としては、例えばQPSK変調や8相PSK、誤り訂正方式としてはリードソロモン誤り訂正符号、畳み込み符号などが用いられる。
【0013】
IDリスト107では、全ての受信装置側のIDを管理する。マスタ鍵識別/マスタ鍵リスト108では、全ての受信装置に固有な複数のマスタ鍵を管理する。グループ管理機能部110は、送出するEMMデータの内容により、送出する受信装置のグループを決定し、ID識別とマスタ鍵識別を出力する。EMM生成部106では、EMMデータを伝送する内容と対象とする受信装置に応じて、IDリスト107、マスタ鍵識別/マスタ鍵リスト108を参照し、EMMデータを生成および暗号化する。
【0014】
この例では、センタ装置100内にECM生成部105やEMM生成部106、IDリスト107、マスタ鍵識別/マスタ鍵リスト108、グループ管理機能部110を含む例を示したが、伝送するEMMデータが固定的、かつ伝送するデータが少ない場合などでは、ECMデータ、EMMデータをローカルに別途生成し、生成したECMデータ、EMMデータを多重部102で多重してもよい。
【0015】
図2にセンタ装置100から伝送されるEMMデータの構成例を示す。EMMデータは、ID識別201、ID202、マスタ鍵識別203、個別契約情報204、改ざん検出205によって構成される。
【0016】
図3は、ID識別201と有効IDビットの関係を示す例である。センタ装置100と受信装置間で予め共通に決め、共通に管理運営される。この例では、48ビットのID202をID識別の値により、8ビット単位で参照する範囲を定めている。例えば、ID識別が3である場合には、ID202はbit47からbit24のみが有効となり、受信装置では、bit47からbit24を参照し、その他の領域は無視することになる。ID識別201は、伝送するEMMデータの内容や、伝送対象とする受信装置により決定される。
【0017】
図4は、センタ装置100内のマスタ鍵識別/マスタ鍵リスト108の情報を示す例であり、複数のマスタ鍵(Km)を識別するための情報であるマスタ鍵識別に対応づけられた複数のマスタ鍵(Km)を記憶管理する。センタ装置100内のマスタ鍵識別/マスタ鍵リスト108においては、全ての受信装置に対するデータを記憶管理する。伝送するEMMデータの内容や対象とする受信装置に応じて、マスタ鍵識別が、グループ管理機能部110によって決定される。
【0018】
個別契約情報204には、受信装置の契約情報、ECMデータを復号するためのワーク鍵(Kw)などが含まれる。改ざん検出205は、EMMデータが不正者によって改ざんされることを防止するための検査データであり、改ざんの検出が受信装置によって検知された場合には、EMMデータそのものを無効とする。
【0019】
この実施の形態によれば、グループの設定を受信装置に行うことなく、特定のグループの受信装置に対して、少ないEMMデータの伝送により、またグループ毎のセキュリティを確保して、個別契約情報を設定することができる。
【0020】
図5は、この発明に係わる受信装置の一実施の形態について説明するためのブロック図であり、受信装置500内に全ての処理機能を内蔵した例を示す。
すなわち、入力端子501には、図示しないアンテナで受けた信号を周波数ダウンコンバートした放送信号が入力される。チューナ回路502では、信号の選択、復調、データの誤り訂正処理を行う。チューナ502からは復調および誤り訂正されたパケット形式の信号が出力され、パケットデータには複数の放送信号、制御データが含まれる。チューナ502から出力されたパケット信号は、デスクランブラ503に入力される。デスクランブラ503では、選択されたスクランブル放送番組のスクランブルを解く回路である。
【0021】
デスクランブルされた信号は、デコーダ回路504に入力される。デコーダ回路504では、放送信号の分離処理、映像音声信号のデコード処理を行う。また、多重された制御信号の分離も行う。
【0022】
制御信号受信回路507では、放送信号に多重されている番組選択情報などを放送信号から分離して制御回路508に出力し、制御回路508において番組選択処理を行う。また、番組に多重されたECMデータとEMMのデータの分離を行う。
【0023】
表示回路505では、デコードされた映像音声信号に、操作メニューやメッセージ等、利用者との表示インターフェースを行う文字、図形等を重畳し、TV信号に変調を行った後に出力端子506に出力する。出力端子506にはTV受像機が接続され、利用者は放送信号を視聴することができる。
【0024】
キー入力回路509は、利用者の操作インターフェースを行うもので、利用者の番組選択などの選択内容を制御回路508に出力する。制御回路508では、受信した番組選択情報から表示回路505で利用者に番組のメニューを表示し、利用者は番組を選択してキー入力回路509に選択情報を入力する。制御回路508では、チューナ回路502、デスクランブラ503、デコーダ回路504などを制御し、利用者の選択した番組を出力端子506に出力する。
【0025】
IDメモリ510には、受信装置を識別するための固有のIDが記憶されている。また、マスタ鍵メモリ511内には、図4のセンタ装置100内のマスタ鍵識別/マスタ鍵リスト108と同様に、マスタ鍵識別に対応づけられた複数のマスタ鍵(Km)を記憶管理する。ただし、受信装置500内のマスタ鍵メモリ511内には、自分自身のマスタ鍵識別とマスタ鍵のみを記憶管理する。
【0026】
IDメモリ510内のIDおよびマスタ鍵メモリ511内のマスタ鍵識別とマスタ鍵については、受信装置の設定を製造時に行う。
EMMデータを受信した場合には、制御回路508において、IDメモリ510に記憶するIDを用いて、自分のEMMデータのみを受信処理する。受信したEMMデータは、マスタ鍵メモリ511に記憶されたマスタ鍵(Km)を用いて復号し、EMM内の個別契約情報を個別情報メモリ512に記憶する。個別契約情報には、契約情報や後述するECMデータの暗号を解くための全受信装置共通のワーク鍵(Kw)などが含まれる。
【0027】
グループ伝送を行う場合には、伝送されるEMMデータ内のID識別によりEMMデータ内のIDとIDメモリ510に記憶する。IDの参照範囲を特定する。特定されたIDの参照範囲が一致する場合には、自分EMMデータを判定し、EMMデータ内のマスタ鍵識別により特定される。マスタ鍵メモリ511内のマスタ鍵を用いてEMMデータの復号を行い、EMM内の個別契約情報を個別情報メモリ512に記憶する。
【0028】
受信した内容がスクランブル放送番組である場合には、ECMデータを放送に多重させて伝送する。ECMデータは全受信装置共通のデータであり、番組の属性やスクランブルを解くためのデスクランブル鍵などの番組情報で構成され、全受信装置共通のワーク鍵(Kw)により暗号化されている。受信したECMデータは、制御回路508において、個別情報メモリ512内の契約情報を参照し、放送番組が契約され視聴可能であるならば、個別情報メモリ512内のワーク鍵(Kw)を用いて、ECMデータを復号し、デスクランブル鍵を得る。制御回路508からデスクランブラ503にデスクランブル鍵を与え、スクランブル放送番組のデスクランブルが行われ、視聴することができる。
【0029】
以上説明したように、ID202のビットをグループ毎に階層的に割り当て、ID識別とマスタ鍵識別を指定してEMMデータを伝送すると、階層グループを指定してのEMMデータを伝送することができ、少ないEMMデータの伝送により、またグループ毎のセキュリティを確保して特定の受信装置に対して個別契約情報の設定ができる。例えば、ビット47〜ビット40は地域、ビット39〜ビット32は受信装置製造メーカ、ビット31〜ビット0は機種などに割り当て、ID識別を5としてEMMデータの伝送を行うと、指定された受信装置製造メーカ全体の受信装置に対して、1つのEMMデータで設定することができる。
【0030】
また、受信装置製造メーカ毎にユニークであるマスター鍵(Km)とし、例えばマスタ鍵識別が1であるマスター鍵(Km(1))をEMMデータ内のマスタ鍵識別を1に指定することにより、指定の受信装置製造メーカ内の機器で共通、かつ受信装置製造メーカ毎に異なったマスター鍵でEMMデータは暗号化することができ、階層毎にセキュリティを確保することができる。
【0031】
図6、図7を用いて、この発明のスクランブル放送送信装置の第2の実施の形態について説明する。
図6にセンタ装置100から受信装置500に伝送されるEMMデータの構成例を示す。この実施の形態は、図2のEMMデータに対して、マスタ鍵識別203をID識別201に共通とした例である。受信装置500は、ID識別201によるID参照を行うとともに、ID識別201に対応するマスタ鍵(Km)でEMMデータの復号を行う。
【0032】
図7は、受信装置内のマスタ鍵メモリ511内の情報を示す例である。マスタ鍵メモリ511内では、ID識別に対応づけされた複数のマスタ鍵(Km)を記憶管理する。受信装置では、伝送されたEMMデータを復号する場合には、EMM内のID識別201を参照し、ID識別201に対応したマスタ鍵(Km)を用いてEMMデータの復号を行う。
【0033】
センタ装置100でも、受信装置500と同様に、ID識別により、マスタ鍵を決定し、EMMを暗号化する。
このように、ID識別とマスタ鍵識別を共通としたことにより、伝送する情報を少なくすることができ、かつEMMデータの伝送対象範囲を暗号化のための鍵の1元化を行うことができる。
【0034】
図8は、この発明のスクランブル放送受信装置の第3の実施の形態について説明するための説明図であり、受信装置内のマスタ鍵メモリ511内の情報例について示す。
【0035】
マスタ鍵メモリ511内には、例えばNビットの乱数で構成されるマスタ鍵(Km)ビット列と、ID識別とマスタ鍵ポインタ情報の対応表が管理記憶されている。
ID識別の値により、Nビットのマスタ鍵(Km)ビット列中で、マスタ鍵ポインタ情報で示されたビット位置から一定長のビット列をマスタ鍵(Km)として使用する。例えばマスタ鍵が128ビットで、伝送するEMMデータ内のID識別が2の場合には、マスタ鍵(Km)ビット列のビットn2から128ビットをマスター鍵(Km)とする。
【0036】
センタ装置100でも、受信装置500と同様に、ID識別により、マスタ鍵を決定し、EMMを暗号化する。
このように、鍵のビット長は短くなるものの、少ないビットで複数のマスター鍵を設定することができる。
図9は、この発明におけるスクランブル放送受信装置の第4の実施の形態について説明するためのブロック図である。この実施の形態は、受信装置にICカード900を用いた例であり、図5と同一の構成部分については同一の符号を付し、ここでの説明は省略する。
【0037】
ICカード900内には、スクランブル受信放送を視聴するために秘匿されるべき機能や情報、例えば暗号の復号機能、鍵情報を含み、受信装置本体との通信を行うI/F903、ICカード900内の制御処理を行うモジュール制御回路904、IDを記憶するIDメモリ905、マスタ鍵メモリ511、個別情報メモリ512を内蔵する。
【0038】
受信装置のIDが、ICカード900内のIDメモリ905に記憶されている。電源ON時または、ICカード900を装着した時に、受信装置本体内の制御回路508とICカード900内のモジュール制御回路904との通信を行い、I/F902,903を介して、ICカード900内のIDメモリ905から受信装置本体内のIDメモリ901にIDが転送され、IDメモリ901内にIDを記憶する。
【0039】
EMMデータの処理については、受信装置本体内の制御回路508において、受信したEMMデータのID比較等の処理を行い、該当するEMMデータを制御回路508からモジュール制御回路904へI/F902,903を介して転送する。モジュール制御回路904で復号を行い、個別情報メモリ512に個別契約情報を記憶する。
【0040】
ECMデータの処理については、受信装置本体内の制御回路908において、受信したECMデータを制御回路508からモジュール制御回路904へI/F902,903を介して転送し、モジュール制御回路904で、個別情報メモリ512内に記憶するワーク鍵(Kw)や契約情報を参照し、デスクランブル鍵を得る。デスクランブル鍵を、モジュール制御回路904から、I/F903,902を介して、受信装置本体内の制御回路508に転送し、番組のデスクランブルを行う。
【0041】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明によれば、特定のグループの受信装置に対して、少ないEMMデータの伝送により、またグループ毎のセキュリティを確保して、個別契約情報を設定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のスクランブル放送送信装置の一実施の形態について説明するためのブロック図。
【図2】この発明に用いるEMMデータの構成例について説明するための説明図。
【図3】この発明に用いるID識別と有効IDビットの関係について説明するための説明図。
【図4】この発明に用いるマスタ鍵識別とマスタ鍵の関係について説明するための説明図。
【図5】この発明のスクランブル放送受信装置の第1の実施の形態について説明するためのブロック図。
【図6】この発明に用いるEMMデータの他の構成例について説明するための説明図。
【図7】この発明に用いるID識別と有効IDビットの他の関係について説明するための説明図。
【図8】この発明に用いるマスタ鍵メモリ内の他の情報例について説明するための説明図。
【図9】この発明におけるスクランブル放送受信装置の第2の実施の形態について説明するためのブロック図。
【符号の説明】
100・・・センタ装置、101・・・番組送出機能部、102・・・多重部、103・・・スクランブル部、104・・・放送送出部、105・・・ECM生成部、106・・・EMM生成部、107・・・IDリスト、108・・・マスタ鍵識別/マスタ鍵リスト、110・・・グループ管理機能部部、500・・・受信装置、502・・・チューナ部、503・・・デクランブラ、504・・・デコーダ回路、505・・・表示回路、507・・・制御信号受信回路、508・・・制御回路、509・・・キー入力回路、510,901・・・IDメモリ、511・・・マスタ鍵メモリ、512・・・個別情報メモリ、900・・・ICカード、902,903・・・I/F、904・・・モジュール制御回路。
Claims (6)
- 番組をセンタ側から受信側にスクランブルして伝送し、そのスクランブルを解くための個別契約情報を暗号化して伝送するシステムにおいて、
受信装置を特定するID情報と、
前記ID情報の参照範囲を特定するID識別情報と、
伝送する前記個別契約情報を復号するための鍵を識別する鍵識別情報を前記個別契約情報に付加し、前記鍵識別情報により指示された鍵を用いて暗号化した前記個別契約情報を送出する手段とを具備することを特徴とするスクランブル放送送信装置。 - 前記鍵識別情報とID識別情報を共用したことを特徴とする第1項記載のスクランブル放送送信装置。
- 前記鍵識別情報がビット情報列のポインタを示し、特定されたビット情報列の一部を前記個別契約情報の暗号または復号の鍵とすることを特徴とする請求項1記載のスクランブル放送送信装置。
- 請求項1に記載された送信装置に基づいて送信された信号を受信するシステムにおいて、
受信装置を特定するID情報を記憶する手段と、
受信した前記個別契約情報を復号するための複数の鍵を記憶する手段と、
前記ID情報の参照範囲を特定するID識別情報および前記個別契約情報の復号鍵を特定する鍵識別情報を含む個別契約情報を受信する手段と、
受信した前記ID識別情報により前記個別契約情報内のID情報と記憶する前記ID情報の特定範囲を比較判定する手段と、
前記手段の判定結果に基づいて前記鍵識別情報から鍵を特定し、該鍵を用いて前記個別契約情報の復号を行う手段と、
前記個別契約情報を保持する手段とを具備することを特徴とするスクランブル放送受信装置。 - 前記鍵識別情報およびID識別情報を共用したことを特徴とする請求項4記載のスクランブル放送受信装置。
- 前記記憶する複数の鍵がビット列情報であって、前記鍵識別情報がビット情報列のポインタを示し、特定されたビット情報列の一部を個別契約情報の暗号または復号の鍵とすることを特徴とする請求項4記載のスクランブル放送受信装置。
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