JP2004088153A - ネットワークのボトルネック特定方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】ネットワークにおけるボトルネックを一層高い精度で特定できるボトルネック特定方法を提供する。
【解決手段】本発明では、ネットワークの複数の箇所iについてリソースの使用状況Xiを測定すると共にネットワークの特定の箇所のサービス品質Yを測定する。次に、回帰式のモデル関数を決定し、回帰式Yi=fi(Xi)を用いてサービス品質のリソースの使用状況Xiへの回帰分析を行い、さらに、 前記回帰分析工程において得られたサービス品質の推定値Yiとサービス品質の測定値Yとを用いて、寄与率Ri=var(Yi)/var(Y)を求め、寄与率Riが最大となる箇所をボトルネックとして特定する工程とを具える。
【選択図】 図1
【解決手段】本発明では、ネットワークの複数の箇所iについてリソースの使用状況Xiを測定すると共にネットワークの特定の箇所のサービス品質Yを測定する。次に、回帰式のモデル関数を決定し、回帰式Yi=fi(Xi)を用いてサービス品質のリソースの使用状況Xiへの回帰分析を行い、さらに、 前記回帰分析工程において得られたサービス品質の推定値Yiとサービス品質の測定値Yとを用いて、寄与率Ri=var(Yi)/var(Y)を求め、寄与率Riが最大となる箇所をボトルネックとして特定する工程とを具える。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数の要素からなるコンピュータシステム及びコンピュータネットワークの性能管理、特にネットワークのボトルネック特定方法及び装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
コンピュータシステム、およびコンピュータネットワークでは、負荷が高くなると性能劣化が起こり、その結果それらが提供しているサービス品質の劣化を引き起こす。そのため、構築したシステムの提供するサービス品質を維持するには、システム管理者は、
1.システムの性能を定常的に監視し、性能劣化を検知する。
2.性能劣化を検知した際には、改善を施すと最も性能が大きく向上する個所、すなわちボトルネック箇所を特定し、改善策をとる。
の2点を行う必要がある。
【0003】
[システムの性能を定常的に監視する手法]
システムの性能を定常的に監視する手法は、大きく以下の2通りに分類できる。
(リソース使用状況の監視)
システムの各構成要素におけるリソース使用状況のデータを収集し、そのデータからその構成要素の性能、そしてサービス全体の品質を推定し、監視する手法。
この手法では測定のために新たにトラヒックを発生させることはない(パッシブ測定)ため、システムに対する負荷は軽く他のユーザの性能劣化をほとんど引き起こさない。またデータ収集のためプロトコル、項目などの標準化が進んでおり、必要な機能が標準実装されている場合が多く、これまで広く用いられてきた。
【0004】
この手法を用いるためには、事前に各構成要素におけるリソース使用状況とシステムが提供するサービスの品質との関係を明らかにしておく必要がある。その関係は、システムのモデル化を行い、そのモデルに対して解析またはシミュレーションなどを適用することにより求めることができる。その際、モデルが複雑で関係を導き出すことが困難であったり十分モデル化できていないため、モデル上で求めた関係が実システム上の関係と食い違ってくる場合がある。特に近年の研究成果として、インターネットのトラヒックは自己相似性を持っていることが明らかになっており、そのためシステムの性能が従来の検討結果より劣化する傾向にあることが示されている。
【0005】
(サービの品質そのものの推定)
管理対象となるシステム全体の性能、すなわちユーザに提供するサービスの品質そのもの測定し、監視する手法。この測定のためには、ユーザを模擬した測定装置を用いるか、またはユーザがサービスを利用した時の品質をシステム管理者に報告する仕組みを導入する必要がある。
ユーザを模擬した測定装置を用いる場合は、測定のためのトラヒックを流す必要がある(アクティブ測定)。そのため、システムの性能を低下させる可能性があり、また多くの機器を設置しなければならずコストも増大する。しかし近年、社会的に重要な役割を担うシステムや、サービス品質を厳密に保たなくてはいけないサービスを提供するシステムが増加してきており、正確にサービス品質を把握するため本手法を用いられるケースが増えてきている。
ユーザがサービスを利用した時の品質をシステム管理者に報告する仕組みを導入する場合、汎用的な手法が存在しない。ユーザ側の装置やソフトウェアをサービス提供者が配布、または改造する必要があるため、一部の限られたサービスでしか適用できない。
【0006】
[性能劣化の原因となったボトルネック箇所を特定する手法]
システムの構成要素毎のデータを用いず、サービス品質の測定値だけを測定していた場合、ボトルネックの特定はできない。一方、システムの構成要素のリソースの使用状況の監視のみを行っておりサービス品質の測定を行っていない場合、事前に求めた各構成要素におけるリソース使用状況とシステムが提供するサービスの品質との関係から、各要素がサービス品質に与える影響の大きさが見積もられている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、前述したように、モデルが複雑であるため、リソースの使用状況とサービス品質との関係を導き出すことが困難な場合も多い。さらに、十分にモデル化できていないためモデル上で求めた関係と実際のシステムとの関係との間に相違点が多く、信頼性が低い欠点もある。
【0008】
さらに、システム全体のサービス品質を各部分毎に分け、各部分に対して行った品質測定の結果を比較してボトルネックを特定する手法もある。しかし、この手法はアクティブ測定の短所(システム性能を低下させる可能性、多くの機器を設置するためのコスト)を大きくする上、サービスの最小単位以上に細かくボトルネックを特定することはできない。例えば、通信経路上で一部分を暗号化している場合、実サービスと同一条件で復号化を行う機器のみをアクティブ測定することは不可能である。
【0009】
従って、本発明の目的は、ネットワークにおけるボトルネックを一層高い精度で特定できるボトルネック特定方法を提供することにある。
【0010】
【課題を解決する手段】
サービス品質が低下した際、ボトルネックにおけるリソースの使用率が高くなるなど、ボトルネックとなるリソースの使用状況の変化とサービス品質の変化には相関があることが見出されている。そこで、各リソースの使用状況とサービス品質の相関の最も強い箇所をボトルネックとすることができる。
【0011】
本発明では、ある時刻におけるサービス品質と各リソースの使用状況を表す数値の組が、多くの時刻区間に対して存在することが前提である。尚、これらの数値は、それぞれを反映しているものであれば測定値そのものであっても加工をしたものであっても良い。尚、加工した値とは、多くの測定の平均値などの統計値などが例としてあげられる。また、データが「多く」存在するとは、以下で行なう回帰分析において、残差の自由度が0でない程度とする。
【0012】
性能管理すべきネットワークの特定の箇所のサービス品質を測定すると共に、当該ネットワークの複数の箇所のリソースの使用状況を測定し、これらリソースの使用状況が測定されたシステムの構成要素(ネットワークの箇所)に順に識別番号を付け、その番号をiとする。サービス品質の測定値をY、リソースの使用率や待ち行列長など使用状況を反映した属性をXiで表し、その測定値をy(t),xi(t)で表す。ただし、Nをリソースを測定したシステム構成要素の数、Tをサンプル数とするとi∈1,2,−−−,N},t∈{l,2,−−−,T}である。
【0013】
ステップ1 回帰式のモデル関数を決定した後、各iに関しYのXiへの回帰分析を行い、回帰式Y=fi(Xi)を導出する。また、回帰式により得られるサービス品質の推定値Yiを、Yi=fi(Xi)とする。また、回帰の残差Eiを、Ei=Y−Yiとする。さらに、それぞれの時刻tにおける値をYi(t),Ei(t)とする。
【0014】
ステップ2 回帰式を用い各箇所毎に求めた値Yiのサービス品質の測定値Yに対する適合度Riを求め、適合度により最も適合していると判定された箇所をボトルネックとして特定する。この適合度として、例えば寄与率を用いることができ、ネットワークの各箇所iに関し寄与率Ri=var(Yi)/var(Y)を求める。ただし、varは分散の不偏推定量を表すものとする。Riが最大となるときXiを用いて良くYが説明できている、すなわち最もボトルネックである可能性が高い箇所であると特定し、出力する。
【0015】
ネットワークの箇所ないし構成要素i毎に異なるモデル関数を用いた場合、特に自由度の異なるモデル関数を用いた場合、自由度の高いモデル関数を用いた方が当てはまり度合が良くなることが明らかになっているため、寄与率を評価基準として用いた場合自由度の影響を受けてしまう。従って、各箇所の自由度が異なる場合、かわりにAIC、BIC,AICCなどの自由度の影響が軽減された評価基準を用いる事ができる。ここで、ネットワークの各箇所iのAIC、BIC及びAICCは以下の式で表される。
【数1】
ここで、miはfiの自由度であり、多項式の場合は次数+1、
Liは尤度であり、
【数2】
これらAIC、BIC、AICCを用いてボトルネックを特定する場合、求められた値が最小となる箇所iをボトルネックとして特定することができる。
なお、ここで求めたボトルネックの識別番号iをIとおく。
【0016】
ステップ3 トラヒックが確率的に発生すると考えた場合、各測定値も確率的に変動するため、ボトルネックを誤判定する確率も存在する。また、XIとXj(j∈{1,−−−,N},j≠I)間で相関が強い場合、回帰式や相関係数が近いものとなるため、さらにボトルネックを誤判定する確率が増加するおそれがある。そこで、本発明の一例として、確率検定手法を用いてボトルネックの特定が誤判定か否かを判断する工程を具える。そして、この判断工程において、構成要素I以外の構成要素についてボトルネックとなる確率が構成要素Iと同程度であるかどうかの判定を次の様に行う。
各j(j∈{1,−−−,N},j≠I)に開し、Ej,EIが正規分布をなしていると仮定し、fiの自由度をdfiとおくと、Fj,I =var (Ej )/var(EI)は自由度(T−dfj,T−dfI)のF分布に従う。そこでFが事前に決めた有意度より大きければEjと EIは同一分布でありfj,fIは同程度に精度良く回帰できている。そのため、構成要素j又はIのどちらがボトルネックであるかは測定結果からは判定できないと判断し、構成要素jもボトルネック候補として出力する。
回帰モデルとして局所回帰など、モデルの自由度が容易に求められない場合は、dfiとして等価自由度を用いることによりFj,I =var (Ej) 9var(EI)に対して同様の検定を行うことができる。従って、箇所i及びjの回帰の残差Ei及びEjの分散が同一か否かをF検定を用いて判断し、得られたF値の結果に基づいてボトルネックの特定が誤判定か否かを判断することができる。
なお、回帰式として線形モデル(1次多項式)を用いた場合、YとXiの相関係数をρY,Xi とおくと、寄与率はρ2Y,Xiと表される。よって、寄与率に基づいた順位づけは相関係数に基づいた順位づけと同義である。
【0017】
【発明の実施の形態】
シミュレーションにより測定したデータに対して、本発明を適用した結果について説明する。
[シミュレーションモデル]
シミュレーションモデルとして用いたネットワークの構成を図1に示す。事業者は、ルータ1、ルータ2に接続された顧客にサーバからファイルをダウンロードするための回線1、回線2を提供している。管理対象は回線1、回線2であり、リソースの使用状況として回線の使用率、サービス品質としてルータ2に接続された疑似顧客が測定したダウンロード時間を測定している。その他の条件を表1に示す。
【0018】
【表1】
【0019】
分析には、サービス品質の測定値(Y)として10秒毎に3KByteのファイルをダウンロードするのに要する時間を測定したものの1分間の平均値を用い、リソース使用状況の測定値(X1,X2)として1分毎の各回線の使用帯域を用いた。シミュレーションは7200秒行い、サンプル数(T)は120である。
【0020】
ソースの使用状況である回線使用率の測定値は、回線1についてはX1=39.1%であり、回線2についてはX2=37.1%であった。
【0021】
尚、実際のボトルネックを明らかにするため、回線1の帯域を十分大きいと考えられる225Mbpsとした場合、回線2の帯域を十分大きいと考えられる225Mbpsとした場合のそれぞれについて個別にシミュレーションを行った。その結果、サービス品質の平均値は表2に示す様になった。この結果より、回線2を十分大きくした場合の方がサービス品質の改善が大きく、回線2がボトルネックであることがわかる。しかし表1に示す条件で行ったシミュレーションでは、回線1、回線2の使用率はそれぞれ39.1%、37.1%であり、単純な回線使用率の比較では回線1がボトルネックであると誤った判断をするおそれがある。すなわち、回線使用率だけを用いて判断したのでは、ボトルネックを正確に特定できないことになる。
【0022】
【表2】
個別シュミレーションによるボトルネックの特定
回線1の帯域を充分大きくした場合 0.0837sec
回線2の帯域を充分大きくした場合 0.00413sec
【0023】
次に、回帰分析の結果について説明する。本例では、ネットワークの複雑性に柔軟に対応するため、5次の回帰式を用いて回帰分析を行う。ここで、回線1及び2の利用率の測定値X1及びX2を用いて得られたサービス品質の推定値Y1及びY2は以下の回帰式から得た。
Y1=f1(X1)=−2.93+(3.35e−06)X1+(−1.31e−12)X1 2+(2.38e−19)X1 3+(−1.95e−26)X1 4+(5.90e−34)X1 5
Y2=f2(X2)=0.163+(8.29e−08)X2+(−1.96e−13)X2 2+(2.59e−19)X2 3+(−1.18e−25)X2 4+(2.22e−32)X2 5
【0024】
回帰分析の結果により得られたサービス品質の回帰曲線、すなわち回帰分析により得られたサービス品質の推定値を測定値と共に図2、3に示す。図2は回線1の回線利用率X1に回帰した結果を示し、図3は回線2の回線利用率X2に回帰した結果を示す。図2及び図3において、横軸は回線使用率を示し、縦軸はサービス品質すなわちファイルのダウンロード所要時間を示し、十字印は測定値を示し、破線は回帰曲線を示す。これらの図からX2の方がYと相関が強く回線2の使用帯域がボトルネックであることは直感的にもわかるが、以降では数値計算によりそれを示す。
【0025】
次に、サービス品質の測定値と回帰分析により得られたサービス品質の推定値について寄与率の計算結果を示す。回線1の回線利用率X1に回帰して得られた推定値に対する寄与率R1及回線2の回線利用率X2に回帰して得られた推定値に対する寄与率びR2は以下の通りである。
R1=0.374 (3)
R1=0.908 (4)
この結果から、回線2の寄与率が最大となり、回線2がボトルネックである旨を出力する。この寄与率から得られた結果は、前述した回線帯域を極めて大きくした個別シミュレーション結果に強く相関しており、ネットワーク中で発生したボトルネックの箇所を高い精度で特定することができることが実証された。
【0026】
X1も X2と同様にボトルネックであるかどうかを、回帰の残差E1とE2が同一分布であるかどうか検定することにより行うこともできる。「E1とE2は同一分布である」と言う帰無仮説に対して回帰の残差のF値F1,2を求めると、
有意度1%で両側検定するときのFの値は1.625であり、帰無仮説は十分棄却でき、E1とE2の差には十分優位な差があると言える。よって、回線1はボトルネックではないと判断する。
【0027】
次に、本発明によるネットワークのボトルネック特定装置について説明する。本発明による装置は、管理すべきネットワークの複数の箇所のリソース使用状況、例えばネットワーク中の複数の回線の回線使用率を測定する手段と、ネットワーク中の特定の箇所のサービス品質を測定する手段、例えばネットワークに接続した模擬端末装置とを具える。そして、性能管理すべきネットワークに応じてモデル関数を決定し、回帰式を用いて測定されたリソースの使用状況について回帰処理を実行し、得られたサービス品質の推定値とサービス品質の測定値との間の寄与率を求め、寄与率が最大となる箇所にボトルネックが発生したものと特定する手段とを具える。
【0028】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、管理すべきネットワーク中の複数箇所のリソース使用状況を測定し、回帰式を用いて得られた測定値に対して回帰分析処理を実行し、得られたサービス品質の推定値とサービス品質の測定値とを用いて寄与率を算出し、寄与率が最大になる箇所をボトルネックとして特定しているので、一層高い精度でボトルネックの発生箇所を特定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるボトルネック特定方法を実証するためのシミュレーションモデルとして用いたネットワークの構成を示す線図である。
【図2】シミュレーションモデルにおいてサービス品質Yを回線1の測定値に回帰した場合の回帰分析結果及び測定値を示すグラフである。
【図3】シミュレーションモデルにおいてサービス品質Yを回線2の測定値に回帰した場合の回帰分析結果及びサービス品質の測定値を示すグラフである。
【符号の説明】
S サーバ
C 顧客端末装置
P 模擬顧客端末装置
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数の要素からなるコンピュータシステム及びコンピュータネットワークの性能管理、特にネットワークのボトルネック特定方法及び装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
コンピュータシステム、およびコンピュータネットワークでは、負荷が高くなると性能劣化が起こり、その結果それらが提供しているサービス品質の劣化を引き起こす。そのため、構築したシステムの提供するサービス品質を維持するには、システム管理者は、
1.システムの性能を定常的に監視し、性能劣化を検知する。
2.性能劣化を検知した際には、改善を施すと最も性能が大きく向上する個所、すなわちボトルネック箇所を特定し、改善策をとる。
の2点を行う必要がある。
【0003】
[システムの性能を定常的に監視する手法]
システムの性能を定常的に監視する手法は、大きく以下の2通りに分類できる。
(リソース使用状況の監視)
システムの各構成要素におけるリソース使用状況のデータを収集し、そのデータからその構成要素の性能、そしてサービス全体の品質を推定し、監視する手法。
この手法では測定のために新たにトラヒックを発生させることはない(パッシブ測定)ため、システムに対する負荷は軽く他のユーザの性能劣化をほとんど引き起こさない。またデータ収集のためプロトコル、項目などの標準化が進んでおり、必要な機能が標準実装されている場合が多く、これまで広く用いられてきた。
【0004】
この手法を用いるためには、事前に各構成要素におけるリソース使用状況とシステムが提供するサービスの品質との関係を明らかにしておく必要がある。その関係は、システムのモデル化を行い、そのモデルに対して解析またはシミュレーションなどを適用することにより求めることができる。その際、モデルが複雑で関係を導き出すことが困難であったり十分モデル化できていないため、モデル上で求めた関係が実システム上の関係と食い違ってくる場合がある。特に近年の研究成果として、インターネットのトラヒックは自己相似性を持っていることが明らかになっており、そのためシステムの性能が従来の検討結果より劣化する傾向にあることが示されている。
【0005】
(サービの品質そのものの推定)
管理対象となるシステム全体の性能、すなわちユーザに提供するサービスの品質そのもの測定し、監視する手法。この測定のためには、ユーザを模擬した測定装置を用いるか、またはユーザがサービスを利用した時の品質をシステム管理者に報告する仕組みを導入する必要がある。
ユーザを模擬した測定装置を用いる場合は、測定のためのトラヒックを流す必要がある(アクティブ測定)。そのため、システムの性能を低下させる可能性があり、また多くの機器を設置しなければならずコストも増大する。しかし近年、社会的に重要な役割を担うシステムや、サービス品質を厳密に保たなくてはいけないサービスを提供するシステムが増加してきており、正確にサービス品質を把握するため本手法を用いられるケースが増えてきている。
ユーザがサービスを利用した時の品質をシステム管理者に報告する仕組みを導入する場合、汎用的な手法が存在しない。ユーザ側の装置やソフトウェアをサービス提供者が配布、または改造する必要があるため、一部の限られたサービスでしか適用できない。
【0006】
[性能劣化の原因となったボトルネック箇所を特定する手法]
システムの構成要素毎のデータを用いず、サービス品質の測定値だけを測定していた場合、ボトルネックの特定はできない。一方、システムの構成要素のリソースの使用状況の監視のみを行っておりサービス品質の測定を行っていない場合、事前に求めた各構成要素におけるリソース使用状況とシステムが提供するサービスの品質との関係から、各要素がサービス品質に与える影響の大きさが見積もられている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、前述したように、モデルが複雑であるため、リソースの使用状況とサービス品質との関係を導き出すことが困難な場合も多い。さらに、十分にモデル化できていないためモデル上で求めた関係と実際のシステムとの関係との間に相違点が多く、信頼性が低い欠点もある。
【0008】
さらに、システム全体のサービス品質を各部分毎に分け、各部分に対して行った品質測定の結果を比較してボトルネックを特定する手法もある。しかし、この手法はアクティブ測定の短所(システム性能を低下させる可能性、多くの機器を設置するためのコスト)を大きくする上、サービスの最小単位以上に細かくボトルネックを特定することはできない。例えば、通信経路上で一部分を暗号化している場合、実サービスと同一条件で復号化を行う機器のみをアクティブ測定することは不可能である。
【0009】
従って、本発明の目的は、ネットワークにおけるボトルネックを一層高い精度で特定できるボトルネック特定方法を提供することにある。
【0010】
【課題を解決する手段】
サービス品質が低下した際、ボトルネックにおけるリソースの使用率が高くなるなど、ボトルネックとなるリソースの使用状況の変化とサービス品質の変化には相関があることが見出されている。そこで、各リソースの使用状況とサービス品質の相関の最も強い箇所をボトルネックとすることができる。
【0011】
本発明では、ある時刻におけるサービス品質と各リソースの使用状況を表す数値の組が、多くの時刻区間に対して存在することが前提である。尚、これらの数値は、それぞれを反映しているものであれば測定値そのものであっても加工をしたものであっても良い。尚、加工した値とは、多くの測定の平均値などの統計値などが例としてあげられる。また、データが「多く」存在するとは、以下で行なう回帰分析において、残差の自由度が0でない程度とする。
【0012】
性能管理すべきネットワークの特定の箇所のサービス品質を測定すると共に、当該ネットワークの複数の箇所のリソースの使用状況を測定し、これらリソースの使用状況が測定されたシステムの構成要素(ネットワークの箇所)に順に識別番号を付け、その番号をiとする。サービス品質の測定値をY、リソースの使用率や待ち行列長など使用状況を反映した属性をXiで表し、その測定値をy(t),xi(t)で表す。ただし、Nをリソースを測定したシステム構成要素の数、Tをサンプル数とするとi∈1,2,−−−,N},t∈{l,2,−−−,T}である。
【0013】
ステップ1 回帰式のモデル関数を決定した後、各iに関しYのXiへの回帰分析を行い、回帰式Y=fi(Xi)を導出する。また、回帰式により得られるサービス品質の推定値Yiを、Yi=fi(Xi)とする。また、回帰の残差Eiを、Ei=Y−Yiとする。さらに、それぞれの時刻tにおける値をYi(t),Ei(t)とする。
【0014】
ステップ2 回帰式を用い各箇所毎に求めた値Yiのサービス品質の測定値Yに対する適合度Riを求め、適合度により最も適合していると判定された箇所をボトルネックとして特定する。この適合度として、例えば寄与率を用いることができ、ネットワークの各箇所iに関し寄与率Ri=var(Yi)/var(Y)を求める。ただし、varは分散の不偏推定量を表すものとする。Riが最大となるときXiを用いて良くYが説明できている、すなわち最もボトルネックである可能性が高い箇所であると特定し、出力する。
【0015】
ネットワークの箇所ないし構成要素i毎に異なるモデル関数を用いた場合、特に自由度の異なるモデル関数を用いた場合、自由度の高いモデル関数を用いた方が当てはまり度合が良くなることが明らかになっているため、寄与率を評価基準として用いた場合自由度の影響を受けてしまう。従って、各箇所の自由度が異なる場合、かわりにAIC、BIC,AICCなどの自由度の影響が軽減された評価基準を用いる事ができる。ここで、ネットワークの各箇所iのAIC、BIC及びAICCは以下の式で表される。
【数1】
ここで、miはfiの自由度であり、多項式の場合は次数+1、
Liは尤度であり、
【数2】
これらAIC、BIC、AICCを用いてボトルネックを特定する場合、求められた値が最小となる箇所iをボトルネックとして特定することができる。
なお、ここで求めたボトルネックの識別番号iをIとおく。
【0016】
ステップ3 トラヒックが確率的に発生すると考えた場合、各測定値も確率的に変動するため、ボトルネックを誤判定する確率も存在する。また、XIとXj(j∈{1,−−−,N},j≠I)間で相関が強い場合、回帰式や相関係数が近いものとなるため、さらにボトルネックを誤判定する確率が増加するおそれがある。そこで、本発明の一例として、確率検定手法を用いてボトルネックの特定が誤判定か否かを判断する工程を具える。そして、この判断工程において、構成要素I以外の構成要素についてボトルネックとなる確率が構成要素Iと同程度であるかどうかの判定を次の様に行う。
各j(j∈{1,−−−,N},j≠I)に開し、Ej,EIが正規分布をなしていると仮定し、fiの自由度をdfiとおくと、Fj,I =var (Ej )/var(EI)は自由度(T−dfj,T−dfI)のF分布に従う。そこでFが事前に決めた有意度より大きければEjと EIは同一分布でありfj,fIは同程度に精度良く回帰できている。そのため、構成要素j又はIのどちらがボトルネックであるかは測定結果からは判定できないと判断し、構成要素jもボトルネック候補として出力する。
回帰モデルとして局所回帰など、モデルの自由度が容易に求められない場合は、dfiとして等価自由度を用いることによりFj,I =var (Ej) 9var(EI)に対して同様の検定を行うことができる。従って、箇所i及びjの回帰の残差Ei及びEjの分散が同一か否かをF検定を用いて判断し、得られたF値の結果に基づいてボトルネックの特定が誤判定か否かを判断することができる。
なお、回帰式として線形モデル(1次多項式)を用いた場合、YとXiの相関係数をρY,Xi とおくと、寄与率はρ2Y,Xiと表される。よって、寄与率に基づいた順位づけは相関係数に基づいた順位づけと同義である。
【0017】
【発明の実施の形態】
シミュレーションにより測定したデータに対して、本発明を適用した結果について説明する。
[シミュレーションモデル]
シミュレーションモデルとして用いたネットワークの構成を図1に示す。事業者は、ルータ1、ルータ2に接続された顧客にサーバからファイルをダウンロードするための回線1、回線2を提供している。管理対象は回線1、回線2であり、リソースの使用状況として回線の使用率、サービス品質としてルータ2に接続された疑似顧客が測定したダウンロード時間を測定している。その他の条件を表1に示す。
【0018】
【表1】
【0019】
分析には、サービス品質の測定値(Y)として10秒毎に3KByteのファイルをダウンロードするのに要する時間を測定したものの1分間の平均値を用い、リソース使用状況の測定値(X1,X2)として1分毎の各回線の使用帯域を用いた。シミュレーションは7200秒行い、サンプル数(T)は120である。
【0020】
ソースの使用状況である回線使用率の測定値は、回線1についてはX1=39.1%であり、回線2についてはX2=37.1%であった。
【0021】
尚、実際のボトルネックを明らかにするため、回線1の帯域を十分大きいと考えられる225Mbpsとした場合、回線2の帯域を十分大きいと考えられる225Mbpsとした場合のそれぞれについて個別にシミュレーションを行った。その結果、サービス品質の平均値は表2に示す様になった。この結果より、回線2を十分大きくした場合の方がサービス品質の改善が大きく、回線2がボトルネックであることがわかる。しかし表1に示す条件で行ったシミュレーションでは、回線1、回線2の使用率はそれぞれ39.1%、37.1%であり、単純な回線使用率の比較では回線1がボトルネックであると誤った判断をするおそれがある。すなわち、回線使用率だけを用いて判断したのでは、ボトルネックを正確に特定できないことになる。
【0022】
【表2】
個別シュミレーションによるボトルネックの特定
回線1の帯域を充分大きくした場合 0.0837sec
回線2の帯域を充分大きくした場合 0.00413sec
【0023】
次に、回帰分析の結果について説明する。本例では、ネットワークの複雑性に柔軟に対応するため、5次の回帰式を用いて回帰分析を行う。ここで、回線1及び2の利用率の測定値X1及びX2を用いて得られたサービス品質の推定値Y1及びY2は以下の回帰式から得た。
Y1=f1(X1)=−2.93+(3.35e−06)X1+(−1.31e−12)X1 2+(2.38e−19)X1 3+(−1.95e−26)X1 4+(5.90e−34)X1 5
Y2=f2(X2)=0.163+(8.29e−08)X2+(−1.96e−13)X2 2+(2.59e−19)X2 3+(−1.18e−25)X2 4+(2.22e−32)X2 5
【0024】
回帰分析の結果により得られたサービス品質の回帰曲線、すなわち回帰分析により得られたサービス品質の推定値を測定値と共に図2、3に示す。図2は回線1の回線利用率X1に回帰した結果を示し、図3は回線2の回線利用率X2に回帰した結果を示す。図2及び図3において、横軸は回線使用率を示し、縦軸はサービス品質すなわちファイルのダウンロード所要時間を示し、十字印は測定値を示し、破線は回帰曲線を示す。これらの図からX2の方がYと相関が強く回線2の使用帯域がボトルネックであることは直感的にもわかるが、以降では数値計算によりそれを示す。
【0025】
次に、サービス品質の測定値と回帰分析により得られたサービス品質の推定値について寄与率の計算結果を示す。回線1の回線利用率X1に回帰して得られた推定値に対する寄与率R1及回線2の回線利用率X2に回帰して得られた推定値に対する寄与率びR2は以下の通りである。
R1=0.374 (3)
R1=0.908 (4)
この結果から、回線2の寄与率が最大となり、回線2がボトルネックである旨を出力する。この寄与率から得られた結果は、前述した回線帯域を極めて大きくした個別シミュレーション結果に強く相関しており、ネットワーク中で発生したボトルネックの箇所を高い精度で特定することができることが実証された。
【0026】
X1も X2と同様にボトルネックであるかどうかを、回帰の残差E1とE2が同一分布であるかどうか検定することにより行うこともできる。「E1とE2は同一分布である」と言う帰無仮説に対して回帰の残差のF値F1,2を求めると、
有意度1%で両側検定するときのFの値は1.625であり、帰無仮説は十分棄却でき、E1とE2の差には十分優位な差があると言える。よって、回線1はボトルネックではないと判断する。
【0027】
次に、本発明によるネットワークのボトルネック特定装置について説明する。本発明による装置は、管理すべきネットワークの複数の箇所のリソース使用状況、例えばネットワーク中の複数の回線の回線使用率を測定する手段と、ネットワーク中の特定の箇所のサービス品質を測定する手段、例えばネットワークに接続した模擬端末装置とを具える。そして、性能管理すべきネットワークに応じてモデル関数を決定し、回帰式を用いて測定されたリソースの使用状況について回帰処理を実行し、得られたサービス品質の推定値とサービス品質の測定値との間の寄与率を求め、寄与率が最大となる箇所にボトルネックが発生したものと特定する手段とを具える。
【0028】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、管理すべきネットワーク中の複数箇所のリソース使用状況を測定し、回帰式を用いて得られた測定値に対して回帰分析処理を実行し、得られたサービス品質の推定値とサービス品質の測定値とを用いて寄与率を算出し、寄与率が最大になる箇所をボトルネックとして特定しているので、一層高い精度でボトルネックの発生箇所を特定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるボトルネック特定方法を実証するためのシミュレーションモデルとして用いたネットワークの構成を示す線図である。
【図2】シミュレーションモデルにおいてサービス品質Yを回線1の測定値に回帰した場合の回帰分析結果及び測定値を示すグラフである。
【図3】シミュレーションモデルにおいてサービス品質Yを回線2の測定値に回帰した場合の回帰分析結果及びサービス品質の測定値を示すグラフである。
【符号の説明】
S サーバ
C 顧客端末装置
P 模擬顧客端末装置
Claims (8)
- 性能管理すべきネットワークのボトルネックを特定する方法であって、
ネットワークの複数の箇所iについてリソースの使用状況Xiを測定する工程と、
ネットワークの特定の箇所のサービス品質Yを測定する工程と、
回帰式のモデル関数を決定し、回帰式Yi=fi(Xi)を用いてサービス品質のリソースの使用状況Xiへの回帰分析を行う工程と、
前記回帰式を用いて各箇所毎に求めた値Yiのサービス品質の測定値Yに対する適合度Riを求め、適合度Riにより最も適合していると判定された箇所をボトルネックとして特定する工程とを具えることを特徴とするネットワークのボトルネック特定方法。 - 請求項1に記載のネットワークのボトルネック特定方法において、前記ネットワークの各箇所iの自由度が同一の場合、前記適合度Riとして寄与率=var(Yi)/var(Y)を求め、寄与率が最大となる箇所をボトルネックとして特定することを特徴とするネットワークのボトルネック特定方法。
- 請求項1に記載のネットワークのボトルネック特定方法において、前記ネットワークの各箇所の自由度が異なる場合、前記適合度Riとして、各箇所のAICi、BICi、又はAICCiを求め、得られたAICi、BICi、又はAICCiの値が最小となる箇所をボトルネックとして特定することを特徴とするネットワークのボトルネック特定方法。
- 前記回帰分析工程において、多項式の回帰式を用いて回帰分析を行うことを特徴とする請求項1、2又は3に記載のネットワークのボトルネック特定方法。
- 前記リソースの使用状況として回線使用率を用い、前記サービス品質として所定の容量のデータをダウンロードするのに必要な時間としたことを特徴とする請求項1から4までのいずれか1項に記載のネットワークのボトルネック特定方法。
- 請求項1から5までのいずれか1項に記載のネットワークのボトルネック特定方法において、さらに、確率的検定手法を用いてボトルネックの特定が誤判定か否かを判断する工程を有することを特徴とするネットワークのボトルネック特定方法。
- 請求項6に記載のネットワークのボトルネック特定方法において、ネットワークの箇所iの回帰の残差EiをEi=Y−Yiとした場合に、箇所i及びjのEi及びEjの分散が同一か否かをF検定を用いて判断し、得られたF値[Fi,j=var(Ej)/var(Ei)]の結果に基づいてボトルネックの特定が誤判定か否かを判断することを特徴とするネットワークのボトルネック特定方法。
- 性能管理すべきネットワークのボトルネックを特定する装置であって、
ネットワークの複数の箇所のリソースの使用状況Xiを測定する手段と、
当該ネットワークの特定の箇所のサービス品質Yを測定する手段と、
回帰式Yi=fi(Xi)を用いて、サービス品質Yiのリソースの使用状況Xiへの回帰分析を行い、前記回帰式を用いて各箇所毎に求めた値Yiのサービス品質の測定値Yに対する適合度Riを求め、適合度Riにより最も適合していると判定された箇所をボトルネックとして特定する処理手段とを具えることを特徴とするボトルネック特定装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002242416A JP2004088153A (ja) | 2002-08-22 | 2002-08-22 | ネットワークのボトルネック特定方法 |
Applications Claiming Priority (1)
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| JP2002242416A JP2004088153A (ja) | 2002-08-22 | 2002-08-22 | ネットワークのボトルネック特定方法 |
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| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2004088153A true JP2004088153A (ja) | 2004-03-18 |
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ID=32051501
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|---|---|---|---|
| JP2002242416A Pending JP2004088153A (ja) | 2002-08-22 | 2002-08-22 | ネットワークのボトルネック特定方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2004088153A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN100438451C (zh) * | 2004-04-05 | 2008-11-26 | 北京邮电大学 | 基于模糊数学质量评估模型的网络瓶颈链路评判检测方法 |
| JP2009199533A (ja) * | 2008-02-25 | 2009-09-03 | Nec Corp | 運用管理装置、運用管理システム、情報処理方法、及び運用管理プログラム |
| JP2009199534A (ja) * | 2008-02-25 | 2009-09-03 | Nec Corp | 運用管理装置、運用管理システム、情報処理方法、及び運用管理プログラム |
| JP2011146074A (ja) * | 2011-04-26 | 2011-07-28 | Nec Corp | 運用管理装置、運用管理システム、情報処理方法、及び運用管理プログラム |
| JP2013242902A (ja) * | 2013-07-22 | 2013-12-05 | Nec Corp | 運用管理装置、運用管理システム、情報処理方法、及び運用管理プログラム |
-
2002
- 2002-08-22 JP JP2002242416A patent/JP2004088153A/ja active Pending
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