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JP2004086983A - 記録再生装置 - Google Patents

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JP2004086983A
JP2004086983A JP2002245703A JP2002245703A JP2004086983A JP 2004086983 A JP2004086983 A JP 2004086983A JP 2002245703 A JP2002245703 A JP 2002245703A JP 2002245703 A JP2002245703 A JP 2002245703A JP 2004086983 A JP2004086983 A JP 2004086983A
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JP2002245703A
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Inventor
Taketomo Matsuzaki
松崎 剛知
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

【課題】2枚重ねや異物挿入などの誤挿入があっても異物を確実に解除できる記録再生装置を提供する。
【解決手段】ベースフラップ8は搬送ローラ3を支持すると共に回転軸9に軸支されて揺動可能であり、スプリング10により矢印C方向に常に付勢されて搬送ローラ2を従動ローラ7側に押圧している。ベースフラップ8は、異物が搬送ローラ3と従動ローラ7との間を通過する際に搬送ローラ3がスプリング10の付勢力に抗して従動ローラ7から離間した場合にベースフラップ8の開動距離を検出するリニアセンサ11に接続されている。
【選択図】    図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、ディスク等の記録媒体を用いる記録再生装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
記録再生装置には、時として記録媒体が2枚以上同時に誤挿入される場合や異物が装置内に誤挿入される場合などがあり、記録再生装置は動作不良や動作停止の事態に陥ることがある。このため、記録再生装置内への誤挿入を検知し、これを排出することにより装置を保護また事故を防止するため、種々の提案がなされている。
【0003】
特開2000−132896公報は異物侵入防止を目的としてなされた記録再生装置を開示しており、図6は従来の記録再生装置における電気回路を示すブロック図であり、図7は図6に示した記録再生装置における光検出器の配置を説明するための平面図であり、図8は図6および図7に示した記録再生装置の動作を説明するためのフローチャートである。
【0004】
図6において符号26は記録媒体挿入位置から記録媒体収納位置まで記録媒体を搬入するための搬送機構に備えられた駆動モータ、29は制御回路、30は駆動モータ26を制御するマイクロプロセッサ(MPU)を備えるコントローラ、31は計時処理を行うためのプログラムタイマ、33は駆動モータ26を駆動するための駆動回路である。記録媒体挿入位置と記録媒体収納位置との間にはコンパクトディスク(以下、CDという)等の記録媒体の通過を検出する光検出器P1〜P3が設けられている。32a〜32fは例えば6枚重ねの各トレイ(図示せず)に付けられたアドレス番号を指定するための選択スイッチ、32gは選択スイッチ32a〜32fの指定を解除するための解除スイッチである。
【0005】
ここで、使用者がコントローラ30に対して記録媒体の搬入を指示したにも係わらず、プログラムタイマ31で計測された時間が第1の所定時間を超えても、光検出器P1〜P3から記録媒体検出信号S1〜S3が出力されないと、駆動モータ26を逆回転させることで搬送機構に排出動作を行わせる。これにより異物の侵入等が未然に防止される。
【0006】
次に図7を参照してディスク搬送機構41および42の動作を説明する。
まず、図7には図示されていない駆動モータ26を回転させると、記録媒体(12cm型CDまたは8cm型CD)はディスク搬送機構41および42により挿入される。一方、駆動モータ26を逆回転させると各搬送ローラ41a、42aは記録媒体を排出する方向に回転する。さらに、ディスク搬送機構41および42の前後には記録媒体の通過を検出する光検出器P1〜P3が設けられている。第1の光検出器P1および第2の光検出器P2は8cm型CDの直径より狭い間隔で配置され、第3の光検出器P3は12cm型CDの外縁部の通過を検出する位置に設けられている。さらに、第1の光検出器P1および第3の光検出器P3は8cm型CDの直径よりも広い間隔で設置されている。なお、図7においてHSWは搬入された12cm型CD等の記録媒体との当接により当該記録媒体が所定のクランプ位置に到達したことを示す検出信号を出力するマイクロスイッチ等の検出スイッチである。
【0007】
図8ではかかる構成を有する複数枚収納し得る上記の記録再生装置の動作をフローチャートに示している。ここでは異物挿入による不慮の事故を未然に防止するための動作について説明する。
【0008】
使用者が図6に示した選択スイッチ32a〜32fのいずれかを選択して記録媒体を収納させるためのアドレス番号を指示すると、その指示されたアドレス番号をコントローラ30が認識し位置合せする(ステップST100〜ステップST101)。次に開閉扉を開いて挿入口を開放しプログラムタイマ31をリスタートする(ステップST102〜ステップST103)。次にプログラムタイマ31計時動作中に光検出器P1に検出されたかどうかを判断し(ステップST104)、検出されなければステップST109に移行する。一方、光検出器P1に検出された場合には記録媒体が挿入されたと判断して駆動モータ26を起動させ、搬送ローラ41aおよび42aを正回転させる(ステップST105)。
【0009】
次にステップST106では搬送ローラ41a、42aによる挿入の際に記録再生装置内で何らかの異常を発生したか否かを光検出器P1〜P3の出力に基づいて異常がなければ挿入し(ステップST107)、挿入完了スイッチHSの検知信号に基づいて搬送ローラ41aおよび42aを停止させる。次に挿入された記録媒体と共にトレイ(図示せず)全体を固定シャーシ(図示せず)側に最も近い待機位置まで移動させる(ステップST108)。
【0010】
上記にてステップST109に移行した場合には、もう一度ステップST100で設定されたアドレス番号が解除されていないかを調べ、解除されていなければ(ステップST133)、ステップST104の処理へ移行する。またステップST109においてタイムアウトの場合にもステップST120の処理へ移行する。
【0011】
次にステップST120の処理において、光検出器P1〜P3からの検出番号S1〜S3を判断し(ステップST121)いずれかが検知した場合には、記録再生装置の中に異物が挿入されていると判断し搬送ローラ41aおよび42aを逆回転して異物を排出する(ステップST129〜ステップST130)。一方、光検出器P1〜P3のいずれにおいても検知しなかった場合は異物は挿入されていないと判断し、所定時間(500msec)に搬送ローラ41aおよび42aを逆回転させることにより、間違いなく異物が存在しないことを再確認して、搬送ローラ41aおよび42aを停止する(ステップST122〜ステップST124)。次に記録再生装置の開閉扉を閉鎖し(ステップST125)、正常に閉鎖されていなければ、開閉扉を開放して(ステップST127)、ステップST120の処理へ移行する。一方、正常に閉鎖されれば待機状態とするか再生動作へ移行する(ステップST128)。
【0012】
次に搬送ローラ41aおよび42aを停止させた状態で、光検出器P1〜P3の全ての検出信号S1〜S3が論理“L”か否かを判断する(ステップST131)。ここで、検出信号S1〜S3の全てが論理“L”であれば、異物の排出がなされたと判断して、ステップST100からの処理へ移行して、ディスク挿入待ちのための待機状態となる。一方、検出信号S1〜S3の全てが論理“L”でなければ、異物等の排出がなされていない、すなわち異物等が光検出器P1〜P3のいずれかの位置に残存していると判断して、表示パネル等に異常発生の旨を警告表示したり、合成音声や警告音等の音で警告を発して(スイッチST132)、記録再生装置を完全に停止させる。
【0013】
このような従来の記録再生装置では、開閉扉が開いた状態でタイムアウトになっても記録媒体が挿入されない場合はディスク搬送機構41および42の搬送ローラ41aおよび42aは逆回転し、異物等が装置本体内に挿入した際の不慮の事故を未然に防止することができる。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、従来の記録再生装置は上述のような構成を有しているので、時間によってのみコントロールされているため、正規の記録媒体に類似した形状であれば、2枚重ね挿入や厚みが異なっていたり反り等の変形が生じていても、一旦挿入された異物は排除できずに装置の中に取り残され、最悪の場合、装置が破損される可能性があるという課題があった。
【0015】
この発明は上記のような課題を解決するためになされたもので、2枚重ねや異物挿入などの誤挿入があっても異物を確実に解除できる記録再生装置を得ることを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】
この発明に係る記録再生装置は、記録媒体を装置の挿入位置から再生位置まで搬送する搬送回転部材と、前記記録媒体の搬送を案内する案内部材と、前記搬送回転部材を支えて一点を中心に回動する回転部保持部材と、前記案内部材に搬送回転部材を付勢することによって記録媒体を挟持し搬送するために前記回転部保持部材に取り付けられた付勢部材と、搬送中の記録媒体の厚さを前記搬送回転部材と前記案内部材との開動距離として検出する検出手段と、該検出手段により記録媒体が正規の厚さを有していないと判断された場合に前記搬送回転部材を逆回転させて記録媒体を排出する制御手段とを備えたものである。
【0017】
この発明に係る記録再生装置は、検出手段として回転部保持部材の開動角度を検知する角度センサを用いたものである。
【0018】
この発明に係る記録再生装置は、搬送回転部材と案内部材との間に形成される隙間を、搬送回転部材の外側で狭く、中央に向かって徐々に広くなるテーパ状に形成したものである。
【0019】
この発明に係る記録再生装置は、搬送回転部材より挿入側の位置で記録媒体の挿入開始を検知する検出器の通過時点から、搬送回転部材より再生側の位置で記録媒体の排出完了を検知する検出器の通過時点までに記録媒体に対する厚さ検知を行う制御手段を備えたものである。
【0020】
この発明に係る記録再生装置は、正規の記録媒体ではないと判断した場合に、搬送回転部材より再生側の位置で記録媒体の排出完了を検知する検出器による通過検出により不適の記録媒体の排出を開始し、その検出器により不適の記録媒体が非検出となるまで排出動作を続行する制御手段を備えたものである。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の一形態を説明する。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1による記録再生装置の構成を示す平面図であり、図2は図1のII−II線断面図であり、図3は図1および図2に示した記録再生装置における誤挿入防止機構の動作を説明するフローチャートである。
【0022】
図において符号1はCDまたはミニディスク(以下、MDという)等の記録媒体Mの情報を読出す記録再生装置である。記録再生装置1には矢印A方向(挿入方向)に沿って記録媒体Mを受け入れ、矢印B方向(排出方向)に沿って記録媒体Mを排出するためのスロット2が設けられている。スロット2の内側には記録媒体Mを挟持し挿入位置と再生位置との間で搬送するための一対の搬送ローラ(搬送回転部材)3が矢印A方向と直交する方向に配設されている。搬送ローラ3は駆動モータ4の駆動力をギア5および6等を介して受けて、正回転時には記録媒体Mを再生位置へ搬送すると共に逆回転時には記録媒体Mを挿入位置へ返送する。各搬送ローラ3の最外端側に対向する位置には、搬送ローラ3の回転駆動に従って回転し記録媒体Mを案内する一対の従動ローラ(案内部材)7が配設されている。
【0023】
スロット2と搬送ローラ3との間には、記録再生装置1内に挿入された記録媒体Mを下支えすると共に搬送ローラ3を支持するベースフラップ(回転部保持部材)8が設けられている。ベースフラップ8は回転軸9に軸支されて矢印C方向またはD方向に揺動可能であり、スプリング(付勢部材)10により矢印C方向に常に付勢されて搬送ローラ3を従動ローラ7側に押圧している。また、ベースフラップ8は、複数枚重ねた記録媒体Mや変形した記録媒体M等の異物が挿入され搬送ローラ3と従動ローラ7との間を通過する際に搬送ローラ3がスプリング10の付勢力に抗して従動ローラ7から離間した場合にベースフラップ8の開動距離を正確に検出するリニアセンサ(検出手段)11に係合されている。即ち、リニアセンサ11のセンサ移動部11aはベースフラップ8の下部に設けられた突起部8aに係合されて矢印A方向またはB方向に往復移動可能であり、その移動距離によってベースフラップ8の開動距離の測定が可能である。
【0024】
また、スロット2と搬送ローラ3との間には、記録再生装置1内に挿入された記録媒体Mを介して搬送ローラ3と対向する位置に記録媒体Mを案内するガイドフラップ(案内部材)12が配設されている。
【0025】
記録再生装置1の基板13の底部には、搬送ローラ3よりも挿入側に記録媒体Mの挿入開始を検知する光検出器14が配設され、搬送ローラ3よりも再生位置側に記録媒体Mの排出完了を検知する光検出器15が配設されている。光検出器14は、基板13の底部上に配設された投光器14aと、この投光器14aから搬送ローラ3の軸方向に沿って離間する位置に配設された受光器14bと、ガイドフラップ12内に配設され投光器14aと受光器14bとの間の光路を構成するプリズム14cとから概略構成されている。光検出器15は、基板13の底部上に配設された投光器15aと、この投光器15aから搬送ローラ3の軸方向に沿って離間する位置に配設された受光器15bと、ガイドフラップ12内に配設され投光器15aと受光器15bとの間の光路を構成するプリズム15cとから概略構成されている。また、基板13の底部には、搬送ローラ3を基準にして再生位置よりも離れた位置に記録媒体Mの再生位置までの搬送完了(挿入完了)を検知する検出器16が配設されている。
【0026】
このような構成の記録再生装置1における制御手段としてのコントローラ(図示せず)は、上述のリニアセンサ11、光検出器14および15、検出器16等の各検出装置の検出信号に基づいて駆動モータ4の回転方向を制御している。
【0027】
次に動作について説明する。
まず、記録媒体Mを挿入すると、記録媒体Mが搬送ローラ3よりも挿入側に位置する光検出器14の光路を遮断することで光検出器14がオンとなり(ステップST1)、挿入開始が検知される。この検知に応じてコントローラ(図示せず)からの指令により駆動モータ4が駆動し、その駆動力がギア5および6を介して搬送ローラ3に伝えられ、搬送ローラ3が記録媒体Mの挿入方向に正回転する。記録媒体Mがベースフラップ8によって支持された搬送ローラ3と従動ローラ7との間を通過する際に、リニアセンサ11によりベースフラップ8の開動距離が検出される。開動距離の検出により記録媒体Mの厚さが間接的に検出され(ステップST3)、その厚さ範囲が正規の範囲であり、「適」であれば、コントローラ(図示せず)からの指令により再生位置まで記録媒体Mの搬送が続行される。即ち、適正な厚さの記録媒体Mにより光検出器15の光路が遮断されてオンとなり(ステップST4)、検出器16により搬送完了が検知される(ステップST5)まで搬送ローラ3が駆動される。なお、検出器16により検知された後においては、記録再生装置1はコントローラ(図示せず)からの再生動作指令があるまで再生待機状態となる。
【0028】
一方、ステップST3でリニアセンサ11によりベースフラップ8の開動距離が所定値を超えたため記録媒体Mの厚さが正規の範囲ではなく、「不適」と判断された場合には、光検出器15の光路が遮断されてオンとなった(ステップST6)後、コントローラ(図示せず)からの指令により搬送ローラ3が逆回転して(ステップST7)、不適の記録媒体Mの排出を開始する。次に、光検出器15の光路が透過してオフとなる(ステップST8)まで、記録媒体Mの排出を続行する。これにより不適の記録媒体Mの排出が確実に完了する。
【0029】
以上のように、この実施の形態1によれば、記録媒体Mの厚さに対応して変化する搬送ローラ3と従動ローラ7との開動距離をベースフラップ8の変位として検出するリニアセンサ11を設けるように構成したので、二重挿入や異物挿入などにより正規の厚さを持たない挿入物を確実に排出することができるという効果がある。
【0030】
この実施の形態1によれば、搬送ローラ3より挿入側の位置で記録媒体Mの挿入開始を検知する光検出器14の通過時点から、搬送ローラ3より再生側の位置で記録媒体Mの排出完了を検知する光検出器15の通過時点までの短時間で記録媒体Mに対する厚さ検知を行うコントローラ(図示せず)を備えるように構成したので、スロット2から挿入された記録媒体Mが適格か否かの判断を早期に行うことができるという効果がある。
【0031】
この実施の形態1によれば、正規の記録媒体Mではないと判断した場合に、搬送ローラ3より再生側の位置で記録媒体Mの排出完了を検知する光検出器15による通過検出により不適の記録媒体Mの排出を開始し、その光検出器15により不適の記録媒体Mが非検出となるまで排出動作を続行するコントローラ(図示せず)を備えるように構成したので、不適の記録媒体Mが誤ってスロット2から挿入されても、記録再生装置1の中枢とも言うべき再生部へ誤挿入されてしまう前に不適の記録媒体Mを迅速かつ確実に排出することができるという効果がある。これにより、記録再生装置1の動作安定性を確実に保持することができるという効果がある。
【0032】
なお、この実施の形態1では、記録媒体Mの厚さに対応して変化する搬送ローラ3と従動ローラ7との開動距離をベースフラップ8の変位として検出する検出手段としてリニアセンサ11を採用したが、搬送ローラ3と従動ローラ7との開動距離をベースフラップ8の開動角度として検出する角度センサを採用してもよい。この場合には、リニアセンサ11が搬送ローラ3の変位に伴うベースフラップ8の回動を直線移動に変換して測定するのに対し、角度センサがベースフラップ8の回動をそのまま測定する点から、搬送ローラ3と従動ローラ7との開動距離を精度よく測定することができるという効果がある。
【0033】
また、この実施の形態1では、記録媒体Mの挿入開始または排出完了を検知する手段として光検出器14または15を採用したが、機械的な検出手段を採用してもよい。また、この実施の形態1では、異物の挿入を検出する検出手段としてリニアセンサ11を採用したが、他の機械的な検出手段または光検出手段を採用してもよい。
【0034】
実施の形態2.
図4はこの発明の実施の形態2による記録再生装置の要部を示す正面図であり、図5(a)および図5(b)は図4に示した記録再生装置への記録媒体の挿入状態を示す正面図である。なお、この実施の形態2の構成要素のうち実施の形態1の構成要素と共通する部分については同一符号を付し、その部分の説明を省略する。
【0035】
この実施の形態2の特徴は、実施の形態1の各構成要素に加え、図4に示すように、一対の搬送ローラ3とガイドフラップ12との間に形成される隙間Sを、各搬送ローラ3の外側で狭く、記録再生装置1の中央に向かって徐々に広くなるテーパ状に形成した点にある。
【0036】
次に動作について説明する。
まず、記録再生装置1のスロット2から記録媒体Mを挿入すると、搬送ローラ3により隙間Sの中央付近に導かれる。このとき、記録媒体Mが外径8cmCDである場合には、図5(a)に示すように記録媒体Mが搬送ローラ3とこの搬送ローラ3の最外端側に対向する従動ローラ7との間に到達できず、搬送ローラ3と従動ローラ7との開動距離は小さい。一方、記録媒体Mが外径12cmCDである場合には、図5(b)に示すように記録媒体Mが搬送ローラ3と従動ローラ7との間に到達できるため、搬送ローラ3と従動ローラ7との開動距離は記録媒体Mの厚さの分だけ大きくなる。このように記録媒体Mの外径の違いは、搬送ローラ3と従動ローラ7との開動距離差によって判別可能である。従って、コントローラ(図示せず)からの指令により、特定の外径を有する記録媒体Mのみの挿入を受け入れ、特定以外の外径を有する記録媒体Mの挿入を拒絶することが可能である。
【0037】
以上のように、この実施の形態2によれば、一対の搬送ローラ3とガイドフラップ12との間に形成される隙間Sを、各搬送ローラ3の外側で狭く、記録再生装置1の中央に向かって徐々に広くなるテーパ状に形成したので、実施の形態1による効果に加えて、装置自体に不具合を発生させる異物を排除するばかりでなく、外径の異なる記録媒体Mを搬送ローラ3と従動ローラ7との開動距離差によって判別して必要なサイズの記録媒体Mのみの挿入を受け入れることができるという効果がある。
【0038】
【発明の効果】
以上のように、この発明によれば、搬送中の記録媒体の厚さを搬送回転部材と案内部材との開動距離として検出する検出手段と、該検出手段により記録媒体が正規の厚さを有していないと判断された場合に前記搬送回転部材を逆回転させて記録媒体を排出する制御手段を設けるように構成したので、二重挿入や異物挿入などにより正規の厚さを持たない挿入物を確実に排出することができるという効果がある。
【0039】
この発明によれば、検出手段として回転部保持部材の開動角度を検知する角度センサを用いるように構成したので、搬送回転部材と案内部材の開動距離を精度よく測定することができるという効果がある。
【0040】
この発明によれば、搬送回転部材と案内部材との間に形成される隙間を、搬送回転部材の外側で狭く、中央に向かって徐々に広くなるテーパ状に形成するようにしたので、外径の異なる記録媒体を搬送回転部材と案内部材との開動距離差によって判別して必要なサイズの記録媒体のみの挿入を受け入れることができるという効果がある。
【0041】
この発明によれば、搬送回転部材より挿入側の位置で記録媒体の挿入開始を検知する検出器の通過時点から、搬送回転部材より再生側の位置で記録媒体の排出完了を検知する検出器の通過時点までに記録媒体に対する厚さ検知を行う制御手段を備えるように構成したので、挿入された記録媒体が適格か否かの判断を早期に行うことができるという効果がある。
【0042】
この発明によれば、正規の記録媒体ではないと判断した場合に、搬送回転部材より再生側の位置で記録媒体の排出完了を検知する検出器による通過検出により不適の記録媒体の排出を開始し、その検出器により不適の記録媒体が非検出となるまで排出動作を続行する制御手段を備えるように構成したので、不適の記録媒体が誤って挿入されても、再生部へ誤挿入されてしまう前に不適の記録媒体を迅速かつ確実に排出することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態1による記録再生装置の構成を示す平面図である。
【図2】図1のII−II線断面図である。
【図3】図1および図2に示した記録再生装置における誤挿入防止機構の動作を説明するフローチャートである。
【図4】この発明の実施の形態2による記録再生装置の要部を示す正面図である。
【図5】図4に示した記録再生装置への記録媒体の挿入状態を示す正面図であって、(a)は記録媒体として外径8cmCDの挿入時を示し、(b)は外径12cmCDの挿入時を示している。
【図6】従来の記録再生装置における電気回路を示すブロック図である。
【図7】図6に示した記録再生装置における光検出器の配置を説明するための平面図である。
【図8】図6および図7に示した記録再生装置の動作を説明するためのフローチャートである。
【符号の説明】
1 記録再生装置、2 スロット、3 搬送ローラ(搬送回転部材)、4 駆動モータ、5,6 ギア、7 従動ローラ(案内部材)、8 ベースフラップ(回転部保持部材)、8a 突起部、9 回転軸、10 スプリング(付勢部材)、11 リニアセンサ(検出手段)、11a センサ移動部、12 ガイドフラップ(案内部材)、13 基板、14 光検出器、14a 投光器、14b 受光器、14c プリズム、15 光検出器、15a 投光器、15b 受光器、15c プリズム、16 検出器、M 記録媒体、S 隙間。

Claims (5)

  1. 記録媒体を装置の挿入位置から再生位置まで搬送する搬送回転部材と、前記記録媒体の搬送を案内する案内部材と、前記搬送回転部材を支えて一点を中心に回動する回転部保持部材と、前記案内部材に搬送回転部材を付勢することによって記録媒体を挟持し搬送するために前記回転部保持部材に取り付けられた付勢部材と、搬送中の記録媒体の厚さを前記搬送回転部材と前記案内部材との開動距離として検出する検出手段と、該検出手段により記録媒体が正規の厚さを有していないと判断された場合に前記搬送回転部材を逆回転させて記録媒体を排出する制御手段とを備えた記録再生装置。
  2. 検出手段は回転部保持部材の開動角度を検知する角度センサであることを特徴とする請求項1記載の記録再生装置。
  3. 搬送回転部材と案内部材との間に形成される隙間を、搬送回転部材の外側で狭く、中央に向かって徐々に広くなるテーパ状に形成したことを特徴とする請求項1または請求項2記載の記録再生装置。
  4. 搬送回転部材より挿入側の位置で記録媒体の挿入開始を検知する検出器の通過時点から、搬送回転部材より再生側の位置で記録媒体の排出完了を検知する検出器の通過時点までに記録媒体に対する厚さ検知を行う制御手段を備えたことを特徴とする請求項1から請求項3のうちいずれか1項に記載の記録再生装置。
  5. 正規の記録媒体ではないと判断した場合に、搬送回転部材より再生側の位置で記録媒体の排出完了を検知する検出器による通過検出により不適の記録媒体の排出を開始し、その検出器により不適の記録媒体が非検出となるまで排出動作を続行する制御手段を備えたことを特徴とする請求項4記載の記録再生装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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