JP2004086800A

JP2004086800A - Data synchronization system and data synchronization method

Info

Publication number: JP2004086800A
Application number: JP2002250161A
Authority: JP
Inventors: Satoshi Mitsui; 三井　聡
Original assignee: Mitsubishi Electric Corp
Current assignee: Mitsubishi Electric Corp
Priority date: 2002-08-29
Filing date: 2002-08-29
Publication date: 2004-03-18

Abstract

【課題】適当なデータ送信量でのデータ同期を自動的に開始することにより、通信時間の増大やデータ同期中にエラーの起こる可能性を抑えることができるデータ同期システムを提供する。
【解決手段】サーバ１０は、データベース２１１を有するクライアント２１とネットワーク３を介して接続され、自らが保有するデータベース１０１の更新内容を更新履歴として保存する更新履歴ＤＢ１０２と、更新履歴ＤＢ１０２にクライアント２１とデータ同期する更新履歴がいくつ保存されたらデータ同期を開始するかの閾値を記憶する記憶部１０５とを有し、データ同期が必要な更新履歴を更新履歴ＤＢ１０２より抽出し、この抽出した更新履歴の件数が前記閾値より大きい時に、データベース１０１とデータベース２１１のデータ同期を開始する。
【選択図】　　　　図１A data synchronization system capable of automatically starting data synchronization with an appropriate data transmission amount to suppress an increase in communication time and a possibility of occurrence of an error during data synchronization.
A server is connected to a client having a database via a network, and stores an update history of a database held by the server as an update history. A storage unit 105 for storing a threshold value indicating how many update histories for data synchronization are stored before starting data synchronization, and extracting update histories requiring data synchronization from the update history DB 102; When the number of cases is greater than the threshold, data synchronization between the database 101 and the database 211 is started.
[Selection diagram] Fig. 1

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
この発明は、ネットワークで接続されたサーバコンピュータと１台以上のクライアント端末との間のデータ同期を行うデータ同期システム及びデータ同期方法に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
データベースの内容を同一に保つためのデータの送受信（以下、データ同期）の手法としては、自身のデータベースの更新内容を更新履歴として更新履歴データベースに記憶しておき、その更新履歴をもとに相手に送信する必要のある情報を相手に送信することが考えられている。これにより、自身のデータベースの更新内容を相手のデータベースに反映させるとともに、相手から送信されてきた相手のデータベースの更新内容情報に基づいて自身のデータベースの内容更新をすることができ、自身のデータベースと相手のデータベースとの内容を同一に保つことができる。
【０００３】
また、従来のデータ同期の開始方法としては、ユーザが手動で行う方法の他に、例えば特開２０００−１３２６０３号公報に記載されているように、前もってデータ同期を開始する時刻を登録しておく方法や、特開２０００−３３０８８０号公報に記載されているように、クライアント端末がサーバコンピュータへの接続を確立したときに自動的にデータ同期を開始する方法が知られている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】
以上のように従来のデータ同期方法では、長い期間ユーザがデータ同期を行わなかったり、登録したデータ同期開始時刻以前にデータベースに大量の変更がなされたような場合には、データ同期開始時に相手へ送信する情報の量、又は相手から受信する情報の量は多大なものとなってしまった。
【０００５】
また、クライアント端末が携帯電話のように記憶領域に制限のあるような機器である場合や、サーバコンピュータとクライアント端末をつなぐネットワークとして公衆網や無線等が用いられ信頼性や通信速度が十分でないような場合には、一度のデータ同期で大量の情報を送受信すると、データ同期をするにあたり通信時間が増大し、データ同期中にエラーの起こる可能性も高かった。
さらに、通信時間が増大することによってコストが増加する。また、エラーが発生することにより何度もデータ同期を行う必要があり、結果として通信時間が増大する、コストが増加するなどの課題があった。
【０００６】
また、携帯電話などでは、データ転送中には他の機能、例えば通話などをすることができない。さらに、処理速度が著しく低下するため一度のデータ同期に多くの時間がかかりその間に携帯電話の他の機能を使用できないという事態が発生し、ユーザに対してストレスを与えることがあった。このように、一度のデータ同期で大量の情報を送受信することは望ましくないものであった。
【０００７】
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、一度のデータ同期で大量の情報を送受信することのないように、適当なデータ送信量でのデータ同期を自動的に開始することにより、通信時間の増大やデータ同期中にエラーの起こる可能性を抑えることができ、通信コストの削減やデータ同期プログラムによるクライアント端末の占有を回避することができるデータ同期システムを提供することを目的とする。
【０００８】
【課題を解決するための手段】
第１の発明は、第１のデータベースを有するクライアントと、
前記クライアントとネットワークを介して接続され、第２のデータベースと、前記第２のデータベースの更新内容を更新履歴として保存する更新履歴保存手段と、前記更新履歴保存手段に前記クライアントに送信する必要のある更新履歴が何件保存されたらデータ同期を開始するかの第１の閾値を記憶する記憶手段とを有し、前記クライアントに送信する必要のある更新履歴を前記更新履歴保存手段より抽出し、この抽出した更新履歴の件数が前記第１の閾値より大きい時に、前記第１のデータベースと前記第２のデータベースとのデータ同期を開始するサーバと、を備えたものである。
【０００９】
第２の発明は、前記クライアントに送信するメッセージサイズがいくつになったらデータ同期を開始するかの第２の閾値を記憶する記憶手段と、
前記更新履歴保存手段より抽出した更新履歴から前記クライアントに送信するメッセージサイズを計算し、このメッセージサイズが前記第２の閾値より大きい時に、前記第１のデータベースと前記第２のデータベースとのデータ同期を開始するサーバと、を備えたものである。
【００１０】
第３の発明は、データ同期を開始しなくてもよい第１の時間間隔を第３の閾値として記憶する記憶手段と、
前記更新履歴保存手段より抽出した更新履歴の中から一番古い更新日時と現在の日時との差を求め、この差が前記第３の閾値より大きい時に、前記第１のデータベースと前記第２のデータベースとのデータ同期を開始するサーバと、を備えたものである。
【００１１】
第４の発明は、データ同期を再開始する第２の時間間隔を記憶する記憶手段と、
前記データ同期の開始ができなかった時には、前記記憶手段に記憶された前記第２の時間間隔に従って一定時間待機後、データ同期を開始するサーバと、を備えたものである。
【００１２】
第５の発明は、第１のデータベースを有するサーバと、
前記サーバとネットワークを介して接続され、第２のデータベースと、前記第２のデータベースの更新内容を更新履歴として保存する更新履歴保存手段と、前記更新履歴保存手段に前記サーバに送信する必要のある更新履歴が何件保存されたらデータ同期を開始するかの第１の閾値を記憶する記憶手段とを有し、前記サーバに送信する必要のある更新履歴を前記更新履歴保存手段より抽出し、この抽出した更新履歴の件数が前記第１の閾値より大きい時に、前記第１のデータベースと前記第２のデータベースとのデータ同期を開始するクライアントと、を備えたものである。
【００１３】
第６の発明は、前記サーバに送信するメッセージサイズがいくつになったらデータ同期を開始するかの第２の閾値を記憶する記憶手段と、
前記更新履歴保存手段より抽出した更新履歴から前記サーバに送信するメッセージサイズを計算し、このメッセージサイズが前記第２の閾値より大きい時に、前記第１のデータベースと前記第２のデータベースとのデータ同期を開始するクライアントと、を備えたものである。
【００１４】
第７の発明は、データ同期を開始しなくてもよい第１の時間間隔を第３の閾値として記憶する記憶手段と、
前記更新履歴保存手段より抽出した更新履歴の中から一番古い更新日時と現在の日時との差を求め、この差が前記第３の閾値より大きい時に、前記第１のデータベースと前記第２のデータベースとのデータ同期を開始するクライアントと、を備えたものである。
【００１５】
第８の発明は、前記データ同期を再開始する時間間隔を記憶する記憶手段と、前記データ同期の開始ができなかった時には、前記記憶手段に記憶された時間間隔に従って一定時間待機後、データ同期を開始するクライアントと、を備えたものである。
【００１６】
第９の発明は、第１のデータベースの更新内容を更新履歴として保存する更新履歴保存ステップと、
前記更新履歴の中からネットワークを介して接続された第２のデータベースに送信する必要のある更新履歴を抽出する抽出ステップと、
前記第２のデータベースに送信する必要のある更新履歴が前記更新履歴保存ステップで何件保存されたらデータ同期を開始するかの第１の閾値を記憶する記憶ステップと、
前記抽出ステップにより抽出された更新履歴の件数が、前記第１の閾値より大きい時に、前記第１のデータベースと前記第２のデータベースとのデータ同期を開始するデータ同期開始ステップと、を備えたものである。
【００１７】
第１０の発明は、前記第２のデータベースに送信するメッセージサイズがいくつになったらデータ同期を開始するかの第２の閾値を記憶する記憶ステップと、
前記抽出ステップにより抽出された更新履歴から前記第２のデータベースに送信するメッセージサイズを計算し、このメッセージサイズが前記第２の閾値より大きい時に、前記第１のデータベースと前記第２のデータベースとのデータ同期を開始するデータ同期開始ステップと、を備えたものである。
【００１８】
第１１の発明は、データ同期を開始しなくてもよい第１の時間間隔を第３の閾値として記憶する記憶ステップと、
前記抽出ステップにより抽出された更新履歴の中から一番古い更新日時と現在の日時との差を求め、この差が前記第３の閾値より大きい時に、前記第１のデータベースと前記第２のデータベースとのデータ同期を開始するデータ同期開始ステップと、を備えたものである。
【００１９】
第１２の発明は、データ同期を再開始する時間間隔を記憶する記憶ステップと、
前記データ同期の開始ができなかった時には、前記記憶ステップにより記憶された時間間隔に従って一定時間待機後、データ同期を開始するデータ同期開始ステップと、を備えたものである。
【００２０】
【発明の実施の形態】
実施の形態１．
実施の形態１では、データ同期システムにおけるサーバコンピュータのデータ同期自動開始プログラム（以下、サーバプログラム）によるサーバの処理動作について説明する。
図１は、実施の形態１のデータ同期システムの構成図である。
図１において、１０はサーバコンピュータ、２１，２２はクライアント端末、３はサーバコンピュータ１０とクライアント端末２１，２２とを接続するネットワーク、１０１はサーバコンピュータ１０内のデータベース、２１１，２２１はそれぞれクライアント端末２１，２２内のデータベース、１０２はサーバコンピュータ１０内の更新履歴保存手段である更新履歴データベース、２１２，２２２はそれぞれクライアント端末２１，２２内の更新履歴保存手段である更新履歴データベース、１０３はサーバコンピュータ１０のＣＰＵ、２１３，２２３はそれぞれクライアント端末２１，２２のＣＰＵ、１０４はサーバコンピュータ１０のデータ同期自動開始プログラムを含むプログラム記憶部、２１４，２２４はそれぞれクライアント端末２１，２２のデータ同期自動開始プログラムを含むプログラム記憶部、１０５はサーバコンピュータのデータ同期自動開始プログラムの用いる閾値と再要求する時間間隔とを記憶する記憶部、２１５，２２５はそれぞれクライアント端末２１，２２のデータ同期自動開始プログラムの用いる閾値と再要求する時間間隔を記憶する記憶部である。
【００２１】
図２は、サーバ１０とクライアント２１との前回のデータ同期終了直後のサーバ１０のデータベース１０１の内容について示した図である。
図２に示すように、データベース１０１はデータの識別番号であるデータＩＤと、データの要素（ここでは名前と電話番号）からなっているものとする。また、サーバ１０とクライアント２１の前回のデータ同期は２００２年１月３日に行われたものとする。
【００２２】
図３は、２００２年１月４日にサーバ１０においてデータベース１０１の内容が変更された直後のデータベース１０１の内容について示した図である。図３では、データＩＤ３のデータが削除され、データＩＤ４のデータが変更され、データＩＤ５のデータが新たに追加されている。
【００２３】
図４は、２００２年１月４日にサーバ１０においてデータベース１０１の内容が変更された直後の更新履歴データベース１０２の内容について示した図である。更新履歴データベース１０２の内容は、編集日時、データＩＤ、編集内容という要素からなるものとする。
【００２４】
次に、サーバプログラムによるサーバ１０の処理動作について説明する。
図５は、サーバプログラムによるサーバ１０の処理動作を示すフローチャートである。
サーバ１０のデータベース１０１の内容が変更されると、ＣＰＵ１０３はサーバプログラムを呼び出す。ここでは、サーバプログラムは、２００２年１月４日にデータベース１０１の内容が変更された直後に呼び出される。サーバプログラムはその時点で既知であるクライアント全て（ここではクライアント２１，２２）に対してそれぞれ下記の手順を順に行う。
【００２５】
ここでは、クライアント２１に対する手順について説明する。
まず、対象のクライアント２１に対して必要な更新履歴を更新履歴データベース１０２から抽出する（ステップＳ１１）。ここで、クライアント２１に対しては２００２年１月３日に一度データ同期を行っているので、それ以前に登録された更新履歴は必要ない。よって、ステップＳ１１によって抽出される更新履歴は図６のようになる。
図６は、クライアント２１に対して必要な更新履歴を更新履歴データベース１０２から抽出した内容について示した図である。
【００２６】
次に、ステップＳ１１によって抽出された更新履歴件数Ｘと対象のクライアントに対する更新履歴件数の閾値Ｙを比較する（ステップＳ１２）。閾値Ｙの値は、更新履歴がいくつ溜まったらデータ同期開始を要求するかを示す閾値であり、任意のタイミング、任意の方法で記憶部１０５に登録されている。ここで、任意のタイミングについては、例えばクライアント２１がサーバ１０に登録された時に、また任意の方法については、例えば更新履歴データベース１０２の最大登録可能件数の半分を閾値Ｙの値とする方法により、閾値Ｙの値を記録部１０５に登録する。
なお、閾値Ｙの値は対象となるクライアントごとに独立に決定することができる。ここで、クライアント２１に対する閾値Ｙの値は１０であったとする。
【００２７】
ステップＳ１２での比較結果がＸ＞Ｙである場合、ＣＰＵ１０３に対して対象のクライアントとのデータ同期開始を要求することを命令する（ステップＳ１３）。ステップＳ１２での比較の結果がＸ≦Ｙである場合は何も行わずに終了する。図６に示すように、ここでは、クライアント２１に対しては更新履歴件数Ｘ＝３であり、Ｘ≦Ｙであるため、クライアント２１とのデータ同期開始は要求されない。
【００２８】
ステップＳ１２での比較の結果がＸ＞Ｙである場合には、クライアントとのデータ同期開始を要求することをＣＰＵ１０３に対して命令する（ステップＳ１３）。ＣＰＵ１０３が、クライアントに対してデータ同期開始を要求した場合に、ネットワークが切断されている等の理由で、データ同期を開始できなかった場合、記憶部１０５から再要求する時間間隔を読み出し、その時間間隔ごとにデータ同期開始を要求する（ステップＳ１４、ステップＳ１５）。すなわち、記憶部１０５から再要求する時間間隔を読み出し、この時間間隔の間一定時間待機後、再度データ同期開始を要求し、データ同期の開始を行う。
【００２９】
この繰り返しは、クライアントとのデータ同期が開始できるまで続けられる。ただし、その間に例えばユーザからデータ同期開始要求があれば、待機中（ステップＳ１５）であってもデータ同期開始をＣＰＵ１０５に要求することも考えられる。また、ユーザによってデータ同期要求の繰り返し手順を中止することも考えられる。
【００３０】
以上のように本実施の形態によれば、サーバはデータ同期対象の各クライアントに対して適当な（大きすぎない）データ送信量でのデータ同期を自動的に開始することができ、これによって通信時間の増大やデータ同期中にエラーの起こる可能性を抑えることができるので、通信コストの削減やデータ同期プログラムによるクライアント端末の占有を回避することができる。
【００３１】
実施の形態２．
実施の形態１ではサーバコンピュータの処理動作について説明したが、実施の形態２ではクライアントのデータ同期自動開始プログラム（以下、クライアントプログラム）によるクライアントの処理動作について説明する。
データ同期システムの構成は、実施の形態１の図１と同様であるので、説明を省略する。
【００３２】
次に、クライアントプログラムによるクライアントの処理動作について説明する。
クライアントの処理動作は、実施の形態１で説明した図５のサーバプログラムによるサーバ１０の処理動作と同様であるので、図５にしたがってクライアント２１の処理動作について説明を行う。
【００３３】
クライアント２１のデータベース２１１の内容が変更されると、ＣＰＵ２１３はクライアントプログラムを呼び出す。クライアントプログラムは、まず、必要な更新履歴を更新履歴データベース２１２から抽出する（ステップＳ１１）。
次に、ステップＳ１１によって抽出された更新履歴件数Ｘとサーバ１０４に対する更新履歴件数の閾値Ｙを比較する（ステップＳ１２）。閾値Ｙの値は、更新履歴がいくつ溜まったらデータ同期開始を要求するかを示す閾値であり、任意のタイミング、任意の方法で記憶部２１５に登録されている。ここで、任意のタイミングについては、例えばクライアント２１がサーバ１０と初めてデータ同期を行う直前に、また任意の方法については、例えば更新履歴データベース２１２の最大登録可能件数の半分を閾値Ｙの値とする方法により、閾値Ｙの値を記録部２１５に登録する。
【００３４】
ステップＳ１２の比較の結果がＸ＞Ｙである場合には、ＣＰＵ２１３に対してサーバとのデータ同期開始を要求することを命令する（ステップＳ１３）。ステップＳ１２の比較の結果がＸ≦Ｙである場合は何もせずに終了する。
【００３５】
ステップＳ１３でサーバとのデータ同期開始を要求することをＣＰＵ２１３に対して命令した時に、ネットワークが切断されている等の理由で、データ同期を開始できなかった場合には、記憶部２１５から再要求する時間間隔を読み出し、その時間間隔ごとにデータ同期開始を要求する（ステップＳ１４、ステップＳ１５）。すなわち、記憶部２１５から再要求する時間間隔を読み出し、この時間間隔の間一定時間待機後、再度データ同期開始を要求し、データ同期の開始を行う。
【００３６】
この繰り返しはサーバとのデータ同期が開始できるまで続けられる。ただし、その間に例えばユーザからデータ同期開始要求があれば、待機中（ステップＳ１５）であってもデータ同期開始をＣＰＵ２１５に要求することも考えられる。また、ユーザによってデータ同期再要求の繰り返し手順を中止することも考えられる。
【００３７】
以上のように本実施の形態によれば、クライアントはサーバに対して適当なデータ送信量でのデータ同期を自動的に開始することができ、これによって通信時間の増大やデータ同期中にエラーの起こる可能性を抑えることができるので、通信コストの削減やデータ同期プログラムによるクライアント端末の占有を回避することができる。
【００３８】
実施の形態３．
実施の形態３では、実施の形態１のサーバプログラムとは異なるサーバプログラムについて説明する。データ同期システムの構成は、実施の形態１の図１と同様であり、また、サーバ１０とクライアント２１との前回のデータ同期終了直後のサーバ１０のデータベース１０１の内容は図２と、２００２年１月４日にサーバ１０においてデータベース１０１の内容が変更された直後のデータベース１０１の内容は図３と、２００２年１月４日にサーバ１０においてデータベース１０１の内容が変更された直後の更新履歴データベース１０２の内容は図４と、クライアント２１に対して必要な更新履歴を更新履歴データベース１０２から抽出した内容は図６と同様である。
【００３９】
次に、サーバプログラムによるサーバ１０の処理動作について説明する。
図７は、サーバプログラムによるサーバ１０の処理動作を示すフローチャートである。
サーバ１０のデータベース１０１の内容が変更されると、ＣＰＵ１０３はサーバプログラムを呼び出す。ここでは、サーバプログラムは、２００２年１月４日にデータベース１０１の内容が変更された直後に呼び出される。サーバプログラムはその時点で既知であるクライアント全て（ここではクライアント２１，２２）に対してそれぞれ下記の手順を行う。
【００４０】
ここでは、クライアント２１に対する処理動作について説明する。
まず、対象のクライアント２１に対して必要な更新履歴を更新履歴データベース１０２から抽出する（ステップＳ２１）。ここで、クライアント２１に対しては２００２年１月３日に一度データ同期を行っているので、それ以前に登録された更新履歴は必要ない。よって、ステップＳ２１によって抽出される更新履歴は図６のようになる。
【００４１】
次に、ステップＳ２１によって抽出された更新履歴から対象のクライアントに対してパラメータＸ’を計算する（ステップＳ２２）。ここでは、パラメータＸ’をクライアントに対して送信する必要のあるメッセージのサイズとする。ここでのメッセージは、データ同期において用いられるプロトコルによって定められ、相手に送信する必要のあるデータストリームである。
【００４２】
例として、図８のように、各更新履歴ごとにデータＩＤ（２バイト）、編集内容（１バイト）、編集内容が「追加」、「変更」である場合には、データの内容（ここではデータベースの要素「名前」が１０バイト、「電話番号」が１１バイトとする）を連結し、さらにこれらを全ての更新履歴に対して連結したものをメッセージであるとすると、クライアント２１に対して送信するメッセージのサイズは５１バイトとなる。
【００４３】
次に、ステップＳ２２によって計算されたパラメータ（メッセージサイズ）Ｘ’と対象のクライアントに対するパラメータ（メッセージサイズ）の閾値Ｙ’を比較する（ステップＳ２３）。閾値Ｙ’の値は、クライアントに対して送信する必要のあるメッセージのサイズがいくつになったらデータ同期開始を要求するかを示す閾値であり、任意のタイミング、任意の方法で記憶部１０５に登録されている。ここで、任意のタイミングについては、例えばクライアント２１がサーバ１０に登録された時に、また任意の方法については、例えば対象クライアントがサーバから受信するメッセージを蓄えるためのバッファの最大サイズの半分又は全部を閾値Ｙ’の値とする方法により、閾値Ｙ’の値を記録部１０５に登録する。
また、閾値Ｙ’の値は対象となるクライアントごとに独立に決定することができる。ここでクライアント２１に対しては閾値Ｙ’の値は１００バイトであったとする。
【００４４】
ステップＳ２３の比較の結果がＸ’＞Ｙ’である場合には、ＣＰＵ１０３に対して対象のクライアントとのデータ同期開始を要求することを命令する（ステップＳ２４）。ステップＳ２３の比較の結果がＸ’≦Ｙ’である場合は何もせずに終了する。図６に示すように、ここではクライアント２１に対してはＸ’≦Ｙ’であるため、クライアント２１とのデータ同期は開始されない。
【００４５】
一方、クライアントに対してＸ’＞Ｙ’である場合には、クライアントとのデータ同期開始を要求することをＣＰＵ１０３に対して命令する（ステップＳ２４）。ＣＰＵ１０３がクライアント２２に対してデータ同期開始を要求した場合にネットワークが切断されている等の理由で、データ同期を開始できなかった場合、記憶部１０５から再要求する時間間隔を読み出し、その時間間隔ごとにデータ同期開始を要求する（ステップＳ２５、ステップＳ２６）。すなわち、記憶部１０５から再要求する時間間隔を読み出し、この時間間隔の間一定時間待機後、再度データ同期開始を要求し、データ同期の開始を行う。
【００４６】
この繰り返しはクライアント２２とのデータ同期が開始できるまで続けられる。ただし、その間に例えばユーザからデータ同期開始要求があれば、待機中（ステップＳ２６）であってもデータ同期開始をＣＰＵ１０５に要求することも考えられる。また、ユーザによってデータ同期要求の繰り返し手順を中止することも考えられる。
【００４７】
上記の方法とは別に、パラメータ（メッセージサイズ）の閾値Ｙ’の決定方法として、通信速度が動的に変化するようなネットワークの場合には、動的に閾値Ｙ’を更新して記憶部２１５に登録することも考えられる。
【００４８】
以上のように本実施の形態によれば、サーバはデータ同期対象の各クライアント端末に対して、クライアント端末のメモリ制約や、ネットワークの通信速度などを考慮したデータ送信量でのデータ同期を自動的に開始することができ、これによって通信時間の増大やデータ同期中にエラーの起こる可能性を抑えることができるので、通信コストの削減やデータ同期プログラムによるクライアント端末の占有を回避することができる。
【００４９】
実施の形態４．
実施の形態４では、実施の形態２のクライアントプログラムとは異なるクライアントプログラムについて説明する。データ同期システムの構成は、実施の形態１の図１と同様である。
【００５０】
次に、クライアントプログラムによるクライアントの処理動作について説明する。
図７は、クライアントプログラムによるクライアントの処理動作を示すフローチャートである。
ここでは、クライアント２１における動作について説明する。
クライアント２１のデータベース２１１の内容が変更されると、ＣＰＵ２１３はクライアントプログラムを呼び出す。クライアントプログラムは次の手順を行う。まず、必要な更新履歴を更新履歴データベース２１２から抽出する（Ｓ２１）。
【００５１】
次に、ステップＳ２１によって抽出された更新履歴からパラメータＸ’を計算する（ステップＳ２２）。ここでは、パラメータＸ’をサーバに対して送信する必要のあるメッセージのサイズとする。そしてステップＳ２２によって計算されたパラメータＸ’とパラメータの閾値Ｙ’を比較する（ステップＳ２３）。ここで閾値Ｙ’の値は、サーバに対して送信する必要のあるメッセージサイズがいくつになったらデータ同期開始を要求するかを示す閾値であり、任意のタイミング、任意の方法で記憶部２１５に登録されている。ここで、任意のタイミングについては、例えばクライアント２１がサーバ１０と初めてデータ同期を行う直前に、また任意の方法については、例えばサーバ１０とクライアント２１をつなぐネットワークの通信速度を参考に閾値Ｙ’の値を決定する方法により、閾値Ｙ’の値を記録部２１５に登録する。なお、通信速度を参考に閾値Ｙ’の値を決定する方法は、通信速度が遅い場合には多くのデータを送る時間が長くかかり、このために送信エラーの発生が多くなるっことから考えたものである。
【００５２】
ステップＳ２３の比較の結果がＸ’＞Ｙ’である場合、ＣＰＵ２１３に対してサーバとのデータ同期開始を命令する（Ｓ２４）。ステップＳ２３の比較の結果がＸ’≦Ｙ’である場合は何もせずに終了する。
【００５３】
ステップＳ２４でサーバとのデータ同期開始を要求することをＣＰＵ２１３に対して命令した場合に、ネットワークが切断されている等の理由で、データ同期を開始できなかった場合は、記憶部２１５から再要求する時間間隔を読み出し、その時間間隔ごとにデータ同期開始を要求する（ステップＳ２５、ステップＳ２６）。すなわち、記憶部２１５から再要求する時間間隔を読み出し、この時間間隔の間一定時間待機後、再度データ同期開始を要求し、データ同期の開始を行う。
【００５４】
この繰り返しはサーバとのデータ同期が開始できるまで続けられる。ただし、その間に例えばユーザからデータ同期開始要求があれば、待機中（ステップＳ２６）であってもデータ同期開始をＣＰＵ２１５に要求することも考えられる。また、ユーザによってデータ同期再要求の繰り返し手順を中止することも考えられる。
【００５５】
上記の方法とは別に、パラメータ（メッセージサイズ）の閾値Ｙ’の決定方法として、通信速度が動的に変化するようなネットワークの場合には、動的に閾値Ｙ’を更新して記憶部２１５に登録することも考えられる。
【００５６】
以上のように本実施の形態によれば、クライアントはサーバに対してネットワークの通信速度などを考慮したデータ転送量でのデータ同期を自動的に開始することができ、これによって通信時間の増大やデータ同期中にエラーの起こる可能性を抑えることができるので、通信コストの削減やデータ同期プログラムによるクライアント端末の占有を回避することができる。
【００５７】
なお、実施の形態３ではパラメータＸ’をクライアントに対して送信する必要のあるメッセージのサイズとし、実施の形態４ではパラメータＸ’をサーバに対して送信する必要のあるメッセージのサイズとしたが、以下の方法によりパラメータＸ’の設定を行うようにしても良い。すなわち、抽出した更新履歴のうち、更新履歴データベースに記録された日時（つまりデータベースの変更が発生した日時）が一番古いものの日時と、現在の日時との差をパラメータＸ’とする。このようにパラメータＸ’を設定すると、例えば、一番古い履歴が１週間前のものであり、現在の日時との差が７日と○○時間△△分××秒あり、閾値Ｙ’が５日ということであれば、全てデータ同期を自動開始する。
【００５８】
これにより、上記実施の形態と同様の効果を得ることができる。ここで、閾値Ｙ’は、ここまではデータ同期を開始しなくてもよい時間間隔を示すものである。
なお、この場合にも、データ同期を開始できなかった場合、記憶部１０５から再要求する時間間隔を読み出し、その時間間隔ごとにデータ同期開始を要求することにより、データ同期の開始を行うか、または、記憶部２１５から再要求する時間間隔を読み出し、その時間間隔ごとにデータ同期開始を要求することにより、データ同期の開始を行うことができる。
【００５９】
【発明の効果】
この発明は、以上説明したように構成されているので、以下に示すような効果を奏する。
【００６０】
この発明によれば、サーバが、第１のデータベースを有するクライアントとネットワークを介して接続され、第２のデータベースと、前記第２のデータベースの更新内容を更新履歴として保存する更新履歴保存手段と、前記更新履歴保存手段に前記クライアントに送信する必要のある更新履歴が何件保存されたらデータ同期を開始するかの第１の閾値を記憶する記憶手段とを有し、前記クライアントに送信する必要のある更新履歴を前記更新履歴保存手段より抽出し、この抽出した更新履歴の件数が前記第１の閾値より大きい時に、前記第１のデータベースと前記第２のデータベースとのデータ同期を開始することにより、通信時間の増大やデータ同期中にエラーの起こる可能性を抑えることができるので、通信コストの削減やデータ同期プログラムによるクライアント端末の占有を回避することができる。
【００６１】
また、クライアントが、第１のデータベースを有するサーバとネットワークを介して接続され、第２のデータベースと、前記第２のデータベースの更新内容を更新履歴として保存する更新履歴保存手段と、前記更新履歴保存手段に前記サーバに送信する必要のある更新履歴が何件保存されたらデータ同期を開始するかの第１の閾値を記憶する記憶手段とを有し、前記サーバに送信する必要のある更新履歴を前記更新履歴保存手段より抽出し、この抽出した更新履歴の件数が前記第１の閾値より大きい時に、前記第１のデータベースと前記第２のデータベースとのデータ同期を開始することにより、通信時間の増大やデータ同期中にエラーの起こる可能性を抑えることができるので、通信コストの削減やデータ同期プログラムによるクライアント端末の占有を回避することができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】実施の形態１のデータ同期システムの構成図。
【図２】実施の形態１におけるデータベース１０１の内容について示した図。
【図３】実施の形態１におけるデータベース１０１の内容について示した図。
【図４】実施の形態１における更新履歴データベース１０２の内容について示した図。
【図５】実施の形態１におけるサーバ１０の処理動作を示すフローチャート。
【図６】実施の形態１において必要な更新履歴を更新履歴データベース１０２から抽出した内容について示した図。
【図７】実施の形態３におけるサーバ１０の処理動作を示すフローチャート。
【図８】実施の形態３における各更新履歴ごとのデータ内容を示した図。
【符号の説明】
１０　サーバコンピュータ、２１、２２　クライアント端末、３　ネットワーク、１０１　データベース、１０２　更新履歴データベース、１０３　ＣＰＵ、１０４　プログラム記憶部、１０５　記憶部、２１２、２２２　更新履歴データベース、２１３、２２３　ＣＰＵ、２１４、２２４　プログラム記憶部、２１５、２２５　記憶部。[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a data synchronization system and a data synchronization method for synchronizing data between a server computer connected to a network and one or more client terminals.
[0002]
[Prior art]
As a method of data transmission / reception (hereinafter referred to as data synchronization) to keep the contents of the database the same, the update contents of the own database are stored in the update history database as an update history, and based on the update history, the partner is stored. It is considered that information that needs to be transmitted to the other party is transmitted to the other party. As a result, the updated contents of the own database can be reflected in the partner database, and the contents of the own database can be updated based on the updated contents information of the partner database transmitted from the partner. The content in the partner database can be kept the same.
[0003]
As a conventional method of starting data synchronization, in addition to a method that is manually performed by a user, a time at which data synchronization is started is registered in advance as described in, for example, JP-A-2000-132603. A method and a method of automatically starting data synchronization when a client terminal establishes a connection to a server computer as described in JP-A-2000-330880 are known.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
As described above, in the conventional data synchronization method, if the user does not perform data synchronization for a long period of time, or if a large amount of changes are made to the database before the registered data synchronization start time, the user is not notified when the data synchronization starts. The amount of information to be transmitted or the amount of information received from the other party has become enormous.
[0005]
Further, when the client terminal is a device having a limited storage area such as a mobile phone, a public network or a wireless network is used as a network connecting the server computer and the client terminal, and the reliability and communication speed are not sufficient. In such a case, if a large amount of information is transmitted / received in one data synchronization, the communication time increases in the data synchronization, and the possibility of occurrence of an error during the data synchronization is high.
Further, the cost increases due to the increase in communication time. In addition, it is necessary to perform data synchronization many times due to the occurrence of an error. As a result, there are problems such as an increase in communication time and an increase in cost.
[0006]
In addition, other functions such as a telephone call cannot be performed during data transfer in a mobile phone or the like. Further, since the processing speed is remarkably reduced, it takes a lot of time for one data synchronization, and during that time, other functions of the mobile phone cannot be used. As described above, it is not desirable to transmit and receive a large amount of information by one data synchronization.
[0007]
The present invention has been made to solve the above-described problem, and automatically performs data synchronization at an appropriate data transmission amount so as not to transmit and receive a large amount of information in one data synchronization. By starting the process, it is possible to provide a data synchronization system capable of suppressing an increase in communication time and the possibility of occurrence of an error during data synchronization, and reducing communication costs and avoiding occupation of a client terminal by a data synchronization program. The purpose is to:
[0008]
[Means for Solving the Problems]
A first invention provides a client having a first database,
A second database connected to the client via a network, an update history storage unit for storing update contents of the second database as an update history, and transmission to the client to the update history storage unit. Storage means for storing a first threshold value indicating how many update histories are stored before starting data synchronization, and extracting update histories that need to be transmitted to the client from the update history storage means; A server that starts data synchronization between the first database and the second database when the number of extracted update histories is greater than the first threshold.
[0009]
A second invention is a storage means for storing a second threshold value of the message size to be transmitted to the client when data synchronization is started,
A message size to be transmitted to the client is calculated from the update history extracted from the update history storage unit. When the message size is larger than the second threshold, data synchronization between the first database and the second database is performed. And a server that starts the process.
[0010]
A third invention is a storage unit that stores a first time interval that does not need to start data synchronization as a third threshold value,
The difference between the oldest update date and time and the current date and time is calculated from the update histories extracted from the update history storage means. When the difference is greater than the third threshold value, the first database and the second database are compared. And a server for starting data synchronization with the database.
[0011]
A fourth invention is a storage means for storing a second time interval for restarting data synchronization,
A server that starts data synchronization after waiting for a predetermined time according to the second time interval stored in the storage unit when the data synchronization cannot be started.
[0012]
A fifth invention provides a server having a first database,
A second database connected to the server via a network, an update history storage unit for storing the update content of the second database as an update history, and the update history storage unit need to be transmitted to the server. Storage means for storing a first threshold value of how many update histories are stored before starting data synchronization, and extracting update histories that need to be transmitted to the server from the update history storage means; A client that starts data synchronization between the first database and the second database when the number of extracted update histories is greater than the first threshold.
[0013]
A sixth invention is a storage means for storing a second threshold value of when a message size to be transmitted to the server is to start data synchronization,
A message size to be transmitted to the server is calculated from the update history extracted from the update history storage unit, and when the message size is larger than the second threshold, data synchronization between the first database and the second database is performed. And a client that starts the process.
[0014]
A seventh invention is a storage means for storing a first time interval which does not need to start data synchronization as a third threshold value,
The difference between the oldest update date and time and the current date and time is calculated from the update histories extracted from the update history storage means. When the difference is greater than the third threshold value, the first database and the second database are compared. And a client for starting data synchronization with the database.
[0015]
According to an eighth aspect of the present invention, there is provided a storage means for storing a time interval for restarting the data synchronization, and when the data synchronization cannot be started, after waiting for a predetermined time in accordance with the time interval stored in the storage means, the data synchronization is performed. And a client that starts the process.
[0016]
A ninth invention provides an update history saving step of saving the update content of the first database as an update history,
An extracting step of extracting, from the update history, an update history that needs to be transmitted to a second database connected via a network;
A storage step of storing a first threshold value indicating how many update histories that need to be transmitted to the second database are stored in the update history storage step before starting data synchronization;
A data synchronization start step of starting data synchronization between the first database and the second database when the number of update histories extracted in the extraction step is larger than the first threshold value It is.
[0017]
A tenth aspect of the present invention is a storage step of storing a second threshold value of a message size to be transmitted to the second database when data synchronization is started,
A message size to be transmitted to the second database is calculated from the update history extracted in the extraction step, and when the message size is larger than the second threshold, the size of the message between the first database and the second database is calculated. A data synchronization start step for starting data synchronization.
[0018]
An eleventh invention stores a first time interval which does not need to start data synchronization as a third threshold value,
A difference between the oldest update date and time and the current date and time is obtained from the update history extracted by the extraction step, and when the difference is larger than the third threshold, the first database and the second database are determined. And a data synchronization start step for starting data synchronization with the data.
[0019]
A twelfth invention stores a time interval for restarting data synchronization,
A data synchronization start step of starting data synchronization after waiting for a predetermined time according to the time interval stored in the storage step when the data synchronization cannot be started.
[0020]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Embodiment 1 FIG.
In the first embodiment, the processing operation of the server by the data synchronization automatic start program (hereinafter, server program) of the server computer in the data synchronization system will be described.
FIG. 1 is a configuration diagram of the data synchronization system according to the first embodiment.
1, reference numeral 10 denotes a server computer, 21 and 22 denote client terminals, 3 denotes a network connecting the server computer 10 and the client terminals 21 and 22, 101 denotes a database in the server computer 10, and 211 and 221 denote client terminals 21 respectively. , 22; 102, an update history database as update history storage means in the server computer 10; 212, 222, update history databases as update history storage means in the client terminals 21, 22; CPUs 213 and 223 are client terminals 21 and 22 respectively, 104 is a program storage unit including a data synchronization automatic start program of the server computer 10, and 214 and 224 are client terminals, respectively. A program storage unit including the data synchronization automatic start programs 1 and 22; a storage unit 105 for storing a threshold used by the data synchronization automatic start program of the server computer and a time interval for re-request; This is a storage unit for storing a threshold value used by the data synchronization automatic start program 22 and a time interval for re-requesting.
[0021]
FIG. 2 is a diagram illustrating the contents of the database 101 of the server 10 immediately after the end of the previous data synchronization between the server 10 and the client 21.
As shown in FIG. 2, it is assumed that the database 101 includes a data ID, which is a data identification number, and data elements (here, a name and a telephone number). It is assumed that the last data synchronization between the server 10 and the client 21 was performed on January 3, 2002.
[0022]
FIG. 3 is a diagram illustrating the contents of the database 101 immediately after the contents of the database 101 are changed in the server 10 on January 4, 2002. In FIG. 3, the data of data ID3 is deleted, the data of data ID4 is changed, and the data of data ID5 is newly added.
[0023]
FIG. 4 is a diagram showing the contents of the update history database 102 immediately after the contents of the database 101 are changed in the server 10 on January 4, 2002. It is assumed that the content of the update history database 102 is composed of elements such as an edit date, a data ID, and an edit content.
[0024]
Next, the processing operation of the server 10 by the server program will be described.
FIG. 5 is a flowchart showing the processing operation of the server 10 by the server program.
When the contents of the database 101 of the server 10 are changed, the CPU 103 calls the server program. Here, the server program is called immediately after the contents of the database 101 are changed on January 4, 2002. The server program sequentially performs the following procedures for all the clients (here, clients 21 and 22) known at that time.
[0025]
Here, the procedure for the client 21 will be described.
First, an update history required for the target client 21 is extracted from the update history database 102 (step S11). Here, since data synchronization is once performed on the client 21 on January 3, 2002, the update history registered before that time is not necessary. Therefore, the update history extracted in step S11 is as shown in FIG.
FIG. 6 is a diagram showing the contents of the update history necessary for the client 21 extracted from the update history database 102.
[0026]
Next, the number of update histories X extracted in step S11 is compared with a threshold Y of the number of update histories for the target client (step S12). The value of the threshold Y is a threshold indicating how many update histories are accumulated before requesting the start of data synchronization, and is registered in the storage unit 105 at an arbitrary timing and an arbitrary method. Here, for the arbitrary timing, for example, when the client 21 is registered in the server 10, and for the arbitrary method, for example, a method of setting half of the maximum number of registrable records in the update history database 102 to the value of the threshold Y is used. The value of the threshold Y is registered in the recording unit 105.
Note that the value of the threshold Y can be determined independently for each target client. Here, it is assumed that the value of the threshold value Y for the client 21 is 10.
[0027]
When the comparison result in step S12 is X> Y, the CPU 103 is instructed to request the start of data synchronization with the target client (step S13). If the result of the comparison in step S12 is X ≦ Y, the process ends without performing any operation. As shown in FIG. 6, here, the update history record number X = 3 and X ≦ Y for the client 21, so that the start of data synchronization with the client 21 is not required.
[0028]
If the result of the comparison in step S12 is X> Y, the CPU 103 is instructed to request the start of data synchronization with the client (step S13). When the CPU 103 requests the client to start data synchronization, and when the data synchronization cannot be started due to a disconnection of the network or the like, the CPU 103 reads a time interval of the re-request from the storage unit 105 and reads the time interval. A request for starting data synchronization is made at each interval (steps S14 and S15). That is, a time interval for re-requesting is read from the storage unit 105, and after waiting for a certain time during this time interval, a request for starting data synchronization is made again to start data synchronization.
[0029]
This repetition is continued until data synchronization with the client can be started. However, if there is a data synchronization start request from the user during that time, the data synchronization start may be requested to the CPU 105 even during standby (step S15). It is also conceivable that the user stops the procedure of repeating the data synchronization request.
[0030]
As described above, according to the present embodiment, the server can automatically start data synchronization with an appropriate (not too large) data transmission amount for each client to be subjected to data synchronization, thereby enabling communication. Since it is possible to suppress an increase in time and the possibility of occurrence of an error during data synchronization, it is possible to reduce communication costs and avoid occupation of the client terminal by the data synchronization program.
[0031]
Embodiment 2 FIG.
In the first embodiment, the processing operation of the server computer has been described. In the second embodiment, the processing operation of the client by the data synchronization automatic start program (hereinafter, referred to as a client program) of the client will be described.
The configuration of the data synchronization system is the same as that of the first embodiment shown in FIG.
[0032]
Next, the processing operation of the client by the client program will be described.
Since the processing operation of the client is the same as the processing operation of the server 10 by the server program of FIG. 5 described in the first embodiment, the processing operation of the client 21 will be described with reference to FIG.
[0033]
When the contents of the database 211 of the client 21 are changed, the CPU 213 calls the client program. The client program first extracts a necessary update history from the update history database 212 (step S11).
Next, the number of update histories X extracted in step S11 is compared with the threshold Y of the number of update histories for the server 104 (step S12). The value of the threshold Y is a threshold indicating how many update histories have been accumulated before requesting the start of data synchronization, and is registered in the storage unit 215 at an arbitrary timing and in an arbitrary method. Here, for the arbitrary timing, for example, immediately before the client 21 first performs data synchronization with the server 10, and for the arbitrary method, for example, half of the maximum number of registrable records in the update history database 212 is set as the threshold Y value. The value of the threshold Y is registered in the recording unit 215 by the method.
[0034]
If the result of the comparison in step S12 is X> Y, the CPU 213 is instructed to request the start of data synchronization with the server (step S13). If the result of the comparison in step S12 is X ≦ Y, the process ends without doing anything.
[0035]
When the CPU 213 is instructed to request the start of data synchronization with the server in step S13, if data synchronization cannot be started due to a network disconnection or the like, a re-request is sent from the storage unit 215. A time interval to be read is read, and a request for starting data synchronization is made for each time interval (steps S14 and S15). That is, a time interval to be re-requested is read from the storage unit 215, and after waiting for a certain period of time during this time interval, a request for starting data synchronization is made again to start data synchronization.
[0036]
This repetition is continued until data synchronization with the server can be started. However, if, for example, there is a data synchronization start request from the user during that time, it is conceivable to request the CPU 215 to start data synchronization even during standby (step S15). It is also conceivable that the user cancels the repetition procedure of the data synchronization re-request.
[0037]
As described above, according to the present embodiment, a client can automatically start data synchronization with an appropriate data transmission amount to a server, thereby increasing communication time and causing an error during data synchronization. Since the possibility of occurrence can be suppressed, the communication cost can be reduced and the occupation of the client terminal by the data synchronization program can be avoided.
[0038]
Embodiment 3 FIG.
In the third embodiment, a server program different from the server program of the first embodiment will be described. The configuration of the data synchronization system is the same as that of FIG. 1 of the first embodiment, and the contents of the database 101 of the server 10 immediately after the end of the previous data synchronization between the server 10 and the client 21 are shown in FIG. The contents of the database 101 immediately after the contents of the database 101 are changed in the server 10 on the month 4 are shown in FIG. 3 and the update history database 102 immediately after the contents of the database 101 are changed in the server 10 on January 4, 2002. 4 is the same as FIG. 4, and the content obtained by extracting the update history necessary for the client 21 from the update history database 102 is the same as FIG. 6.
[0039]
Next, the processing operation of the server 10 by the server program will be described.
FIG. 7 is a flowchart showing the processing operation of the server 10 by the server program.
When the contents of the database 101 of the server 10 are changed, the CPU 103 calls the server program. Here, the server program is called immediately after the contents of the database 101 are changed on January 4, 2002. The server program performs the following procedure for all the clients known at that time (here, the clients 21 and 22).
[0040]
Here, the processing operation for the client 21 will be described.
First, an update history required for the target client 21 is extracted from the update history database 102 (step S21). Here, since data synchronization is once performed on the client 21 on January 3, 2002, the update history registered before that is not necessary. Therefore, the update history extracted in step S21 is as shown in FIG.
[0041]
Next, a parameter X 'is calculated for the target client from the update history extracted in step S21 (step S22). Here, the parameter X ′ is the size of the message that needs to be transmitted to the client. The message here is a data stream that is determined by a protocol used in data synchronization and needs to be transmitted to the other party.
[0042]
As an example, as shown in FIG. 8, when the data ID (2 bytes), the editing content (1 byte), and the editing content are “add” and “change” for each update history, the data content (here, If the database element "name" is 10 bytes and the "telephone number" is 11 bytes), and these are linked to all update histories as a message, it is transmitted to the client 21. The size of the message is 51 bytes.
[0043]
Next, the parameter (message size) X ′ calculated in step S22 is compared with the parameter (message size) threshold Y ′ for the target client (step S23). The threshold value Y ′ is a threshold value indicating the size of a message that needs to be transmitted to the client before requesting the start of data synchronization, and is registered in the storage unit 105 at an arbitrary timing and in an arbitrary method. Have been. Here, for the arbitrary timing, for example, when the client 21 is registered in the server 10, and for the arbitrary method, for example, half or all of the maximum size of the buffer for storing the message received by the target client from the server is set. The value of the threshold Y ′ is registered in the recording unit 105 by a method of setting the value of the threshold Y ′.
Further, the value of the threshold Y ′ can be determined independently for each target client. Here, it is assumed that the value of the threshold value Y 'for the client 21 is 100 bytes.
[0044]
If the result of the comparison in step S23 is X '>Y', the CPU 103 is instructed to request the start of data synchronization with the target client (step S24). If the result of the comparison in step S23 is X'≤Y ', the process ends without doing anything. As shown in FIG. 6, since X ′ ≦ Y ′ for the client 21 here, data synchronization with the client 21 is not started.
[0045]
On the other hand, if X '>Y' to the client, it instructs the CPU 103 to request the start of data synchronization with the client (step S24). When the CPU 103 requests the client 22 to start data synchronization, if data synchronization cannot be started because the network is disconnected or the like, the time interval for re-requesting is read from the storage unit 105, and the time interval is read. A request for starting data synchronization is made every time (steps S25 and S26). That is, a time interval to be re-requested is read from the storage unit 105, and after waiting for a predetermined time during this time interval, a request for starting data synchronization is made again to start data synchronization.
[0046]
This repetition is continued until data synchronization with the client 22 can be started. However, if, for example, there is a data synchronization start request from the user during that time, it is conceivable to request the CPU 105 to start data synchronization even during standby (step S26). It is also conceivable that the user stops the procedure of repeating the data synchronization request.
[0047]
Apart from the above method, as a method of determining the threshold value Y ′ of the parameter (message size), in the case of a network where the communication speed changes dynamically, the threshold value Y ′ is dynamically updated and the storage unit 215 is updated. It is also conceivable to register to.
[0048]
As described above, according to the present embodiment, the server automatically performs data synchronization for each client terminal to be synchronized with a data transmission amount in consideration of the memory constraints of the client terminal and the communication speed of the network. This can increase the communication time and suppress the possibility of an error during data synchronization, thereby reducing communication costs and avoiding occupation of the client terminal by the data synchronization program.
[0049]
Embodiment 4 FIG.
In the fourth embodiment, a client program different from the client program of the second embodiment will be described. The configuration of the data synchronization system is the same as that of the first embodiment shown in FIG.
[0050]
Next, the processing operation of the client by the client program will be described.
FIG. 7 is a flowchart showing the processing operation of the client by the client program.
Here, the operation in the client 21 will be described.
When the contents of the database 211 of the client 21 are changed, the CPU 213 calls the client program. The client program performs the following procedure. First, a necessary update history is extracted from the update history database 212 (S21).
[0051]
Next, a parameter X 'is calculated from the update history extracted in step S21 (step S22). Here, the parameter X ′ is the size of the message that needs to be transmitted to the server. Then, the parameter X ′ calculated in step S22 is compared with the parameter threshold Y ′ (step S23). Here, the value of the threshold value Y ′ is a threshold value that indicates the size of a message that needs to be transmitted to the server before requesting the start of data synchronization. It is registered. Here, for the arbitrary timing, for example, immediately before the client 21 first performs data synchronization with the server 10, and for the arbitrary method, for example, the threshold Y ′ is determined with reference to the communication speed of the network connecting the server 10 and the client 21. The value of the threshold Y ′ is registered in the recording unit 215 by a method of determining the value. It should be noted that the method of determining the value of the threshold value Y ′ with reference to the communication speed was considered because it takes a long time to send a lot of data when the communication speed is low, and this often causes transmission errors to occur. Things.
[0052]
If the result of the comparison in step S23 is X '>Y', the CPU 213 is instructed to start data synchronization with the server (S24). If the result of the comparison in step S23 is X'≤Y ', the process ends without doing anything.
[0053]
If the CPU 213 is instructed to request the start of data synchronization with the server in step S24, and if data synchronization cannot be started due to a disconnection of the network or the like, a re-request is sent from the storage unit 215. A time interval to be read is read, and a request for starting data synchronization is made for each time interval (steps S25 and S26). That is, a time interval to be re-requested is read from the storage unit 215, and after waiting for a certain period of time during this time interval, a request for starting data synchronization is made again to start data synchronization.
[0054]
This repetition is continued until data synchronization with the server can be started. However, if there is a data synchronization start request from the user during that time, for example, it is conceivable to request the CPU 215 to start data synchronization even during standby (step S26). It is also conceivable that the user cancels the repetition procedure of the data synchronization re-request.
[0055]
Apart from the above method, as a method of determining the threshold value Y ′ of the parameter (message size), in the case of a network where the communication speed changes dynamically, the threshold value Y ′ is dynamically updated and the storage unit 215 is updated. It is conceivable to register to
[0056]
As described above, according to the present embodiment, the client can automatically start data synchronization with the server at a data transfer amount in consideration of the communication speed of the network, thereby increasing the communication time. Since the possibility of occurrence of an error during data synchronization can be suppressed, it is possible to reduce communication cost and avoid occupation of the client terminal by the data synchronization program.
[0057]
In the third embodiment, the parameter X ′ is set to the size of the message that needs to be transmitted to the client, and in the fourth embodiment, the parameter X ′ is set to the size of the message that needs to be transmitted to the server. The setting of the parameter X ′ may be performed by the following method. That is, a difference between the date and time of the extracted update history recorded in the update history database (that is, the date and time when the database change occurred) and the current date and time is set as the parameter X ′. When the parameter X ′ is set in this way, for example, the oldest history is one week ago, the difference between the current date and time is 7 days and XX hours △△ minute × seconds, and the threshold Y ′ is If it is 5 days, data synchronization is automatically started.
[0058]
Thereby, the same effect as in the above embodiment can be obtained. Here, the threshold value Y 'indicates a time interval at which the data synchronization does not have to be started.
Also in this case, if data synchronization cannot be started, a time interval to be re-requested is read from the storage unit 105, and data synchronization start is requested at each time interval. Alternatively, data synchronization can be started by reading the time interval to be re-requested from the storage unit 215 and requesting the start of data synchronization at each time interval.
[0059]
【The invention's effect】
Since the present invention is configured as described above, it has the following effects.
[0060]
According to the present invention, a server is connected to a client having a first database via a network, a second database, and update history storage means for storing update contents of the second database as an update history; Storage means for storing a first threshold value indicating how many update histories that need to be transmitted to the client should be stored in the update history storage means, and a first threshold value of how many update histories to start data synchronization. By extracting a certain update history from the update history storage unit, and when the number of extracted update histories is greater than the first threshold, data synchronization between the first database and the second database is started. It can reduce the communication cost and the data synchronization It is possible to avoid the occupation of the client terminal according to the gram.
[0061]
In addition, a client is connected to a server having a first database via a network, and a second database; an update history storage unit for storing update contents of the second database as an update history; Means for storing a first threshold value indicating how many update histories that need to be transmitted to the server are stored before starting data synchronization, and storing the update history that needs to be transmitted to the server. When the number of the extracted update histories is greater than the first threshold value, the data synchronization between the first database and the second database is started. Since the possibility of errors during data synchronization and data growth can be reduced, communication costs can be reduced and client It is possible to avoid the occupation of the terminal.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a configuration diagram of a data synchronization system according to a first embodiment.
FIG. 2 is a diagram showing contents of a database 101 according to the first embodiment.
FIG. 3 is a diagram showing contents of a database 101 according to the first embodiment.
FIG. 4 is a diagram showing contents of an update history database 102 according to the first embodiment.
FIG. 5 is a flowchart showing a processing operation of the server 10 according to the first embodiment.
FIG. 6 is a diagram showing contents obtained by extracting necessary update histories from an update history database 102 in the first embodiment.
FIG. 7 is a flowchart showing a processing operation of a server 10 according to the third embodiment.
FIG. 8 is a diagram showing data contents for each update history according to the third embodiment.
[Explanation of symbols]
10 server computer, 21, 22 client terminal, 3 network, 101 database, 102 update history database, 103 CPU, 104 program storage unit, 105 storage unit, 212, 222 update history database, 213, 223 CPU, 214, 224 program storage Section, 215, 225 storage section.

Claims

A client having a first database;
A second database connected to the client via a network, an update history storage unit for storing update contents of the second database as an update history, and transmission to the client to the update history storage unit. Storage means for storing a first threshold value indicating how many update histories are stored before starting data synchronization, and extracting update histories that need to be transmitted to the client from the update history storage means; A server that starts data synchronization between the first database and the second database when the number of extracted update histories is greater than the first threshold value;
A data synchronization system comprising:

The storage means stores a second threshold value of the size of a message to be transmitted to the client when data synchronization is started,
The server calculates a message size to be transmitted to the client from the update history extracted by the update history storage unit, and when the message size is larger than the second threshold, the first database and the second database 2. The data synchronization system according to claim 1, wherein data synchronization with the data synchronization is started.

The storage unit stores a first time interval that does not need to start data synchronization as a third threshold value,
The server obtains a difference between the oldest update date and time and the current date and time from the update histories extracted by the update history storage unit, and when the difference is larger than the third threshold value, 2. The data synchronization system according to claim 1, wherein data synchronization with said second database is started.

The storage means stores a second time interval for restarting data synchronization;
4. The server according to claim 1, wherein when the data synchronization cannot be started, the server waits for a predetermined time according to the second time interval stored in the storage unit, and then starts the data synchronization. 3. The data synchronization system according to any one of 3.

A server having a first database;
A second database connected to the server via a network, an update history storage unit for storing the update content of the second database as an update history, and the update history storage unit need to be transmitted to the server. Storage means for storing a first threshold value of how many update histories are stored before starting data synchronization, and extracting update histories that need to be transmitted to the server from the update history storage means; A client that starts data synchronization between the first database and the second database when the number of extracted update histories is greater than the first threshold;
A data synchronization system comprising:

The storage means stores a second threshold value of the size of a message to be transmitted to the server when data synchronization is started,
The client calculates a message size to be transmitted to the server from the update history extracted by the update history storage unit, and when the message size is larger than the second threshold, the first database and the second database 6. A data synchronization system according to claim 5, wherein data synchronization with the data synchronization is started.

The storage unit stores a first time interval that does not need to start data synchronization as a third threshold value,
The client obtains a difference between the oldest update date and time and the current date and time from the update history extracted by the update history storage unit, and when the difference is larger than the third threshold value, The data synchronization system according to claim 5, wherein data synchronization with the second database is started.

The storage means stores a time interval for restarting the data synchronization,
8. The client according to claim 5, wherein, when the data synchronization cannot be started, the client waits for a predetermined time according to the time interval stored in the storage unit, and then starts the data synchronization. A data synchronization system according to item 1.

An update history saving step of saving the update content of the first database as an update history;
An extracting step of extracting, from the update history, an update history that needs to be transmitted to a second database connected via a network;
A storage step of storing a first threshold value indicating how many update histories that need to be transmitted to the second database are stored in the update history storage step before starting data synchronization;
A data synchronization start step of starting data synchronization between the first database and the second database when the number of update histories extracted in the extraction step is larger than the first threshold value;
A data synchronization method comprising:

The storing step stores a second threshold value of a message size to be transmitted to the second database when data synchronization is started;
The data synchronization start step calculates a message size to be transmitted to the second database from the update history extracted by the extraction step, and when the message size is larger than the second threshold value, 10. The data synchronization method according to claim 9, wherein data synchronization with the second database is started.

The storing step stores a first time interval that does not need to start data synchronization as a third threshold value,
The data synchronization start step obtains a difference between the oldest update date and time and the current date and time from the update history extracted by the extraction step, and when the difference is larger than the third threshold, the first synchronization is performed. The data synchronization method according to claim 9, wherein data synchronization between a database and the second database is started.

The storing step stores a time interval for restarting data synchronization,
12. The data synchronization start step, wherein when the data synchronization cannot be started, the data synchronization is started after waiting for a predetermined time according to the time interval stored in the storage step. The data synchronization method according to any one of the above.