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JP2004086519A - 貨幣識別装置 - Google Patents

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JP2004086519A
JP2004086519A JP2002246196A JP2002246196A JP2004086519A JP 2004086519 A JP2004086519 A JP 2004086519A JP 2002246196 A JP2002246196 A JP 2002246196A JP 2002246196 A JP2002246196 A JP 2002246196A JP 2004086519 A JP2004086519 A JP 2004086519A
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Abstract

【課題】紙幣や硬貨など貨幣識別装置において、貨幣投入口に別途発光ダイオードのような点灯するものが設けられていなくても、貨幣識別装置に電源が入っていて使える状態なのか、電源は入っているが使えない状態なのか、電源自体が入っていなくて使えない状態なのかを容易に知ることができる。
【解決手段】貨幣の真偽を判別するために貨幣に照射する可視光を、利用客が貨幣投入口外側から目視可能な構成としている。そして、可視光を照射する照射部は、貨幣識別装置の電源入り切り状態および使用可否状態によって、それぞれ異なる照射状態としている。
【選択図】 図5

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動販売機や自動両替機などに用いられる、紙幣や硬貨など貨幣の識別装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
紙幣や硬貨など貨幣識別装置としては、例えば特開昭60−61881号公報に記載されているような紙幣識別装置が一般によく知られている。この紙幣識別装置では、紙幣投入口部に発光ダイオード又はランプなどの発光表示部を設けている。これは、紙幣投入口に発光ダイオードのような点灯するものを設置することにより、利用客に対して、使いやすい投入口となっている。具体的には、発光ダイオードの点灯と消灯で、利用客に対して装置が使用できない状態であることを伝達したり、夜間の不慣れな利用者に対して、紙幣投入口の位置を案内したりする役目を果たしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来のものでは、紙幣投入口に別途発光ダイオードのような点灯するものを設ける必要があり、コストUPとなっていた。また、この問題を解決するため上記のような発光ダイオードを無くしてしまうと、利用客が非常に使いにくいという問題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る貨幣識別装置は、貨幣が投入できる貨幣投入口と、前記貨幣投入口外側から目視可能な可視光を、前記貨幣に照射する照射部と、照射された可視光の前記貨幣からの透過光または反射光を受光する受光部と、受光した前記透過光または反射光から貨幣の真偽を識別する識別部とを有する貨幣識別装置であって、前記照射部は、前記貨幣識別装置の電源が入りの状態でかつ使用可能なときと、電源入りの状態でかつ使用不可なときと、電源切りの状態のときとで、それぞれ異なる照射状態とすることを特徴としている。
【0005】
本発明では、貨幣の真偽を判別するために貨幣に照射する可視光を、利用客が貨幣投入口外側から目視可能な構成としている。そして、前記照射部は、貨幣識別装置の電源入り切り状態および使用可否状態によって、それぞれ異なる照射状態としている。これにより、利用客は、貨幣投入口に別途発光ダイオードのような点灯するものが設けられていなくても、貨幣識別装置に電源が入っていて使える状態なのか、電源は入っているが使えない状態なのか、電源自体が入っていなくて使えない状態なのかを容易に知ることができ、使いやすい。
【0006】
照射部のそれぞれの異なる照射状態としては、貨幣識別装置に電源が入っていて使える状態のとき可視光を点灯させ、電源は入っているが使えない状態のとき可視光を点滅させ、電源自体が入っていなくて使えない状態のとき可視光を消灯させる。これにより、単一の可視光でも、貨幣識別装置の状態を利用客に知らしめることができる。
【0007】
また別の形態として、照射部のそれぞれの異なる照射状態は、貨幣識別装置に電源が入っていて使える状態のときと、電源は入っているが使えない状態のときとでそれぞれ異なる色で可視光を点灯させ、電源自体が入っていなくて使えない状態のとき可視光を消灯させる。これにより、可視光の色で明確に貨幣識別装置の状態を利用客に知らしめることができる。
【0008】
また、貨幣識別装置に電源が入っていて使える状態のとき、使用可能な紙幣の種類ごとに異なる色で可視光を点灯させるようにしてもよい。これにより、利用客は可視光の色のちがいで、どの貨幣の種類がいま使用可能なのかを容易に知ることができる。
【0009】
またさらに、貨幣投入口に貨幣が投入されたことを検知する投入検知部を備えることもできる。これにより照射部は、投入検知部が貨幣を検知したとき、識別するための照射状態に可視光を切り替えることができる。そうすることにより、貨幣識別装置の状態を利用客に知らしめるときと、貨幣の識別を行なうときとで、切り替えて異なる照射状態とすることができ、それぞれに適した照射が可能となる。
【0010】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明に係る実施形態の一つである紙幣識別装置1の断面図である。また、図2は図1における装置側面を開閉する蓋2を開いたときの側面図である。
【0011】
図1および図2において、3は紙幣識別装置1の前面に設けられた紙幣投入口である。この紙幣投入口3には紙幣の搬送通路4が連結されており、この搬送通路4の後端には紙幣の出口5が連設されている。そして前記搬送通路4の紙幣投入口3側の側壁には紙幣の投入を検知する投入検知センサ6が配設されている。投入検知センサ6は、本発明における投入検知部を構成し、例えば、紙幣の投入とともに紙幣投入方向へ回動可能に構成されたレバー6aと、レバー6aの回動を検知するコの字型の光電センサ6bから構成される。
【0012】
さらにこの搬送通路4の側壁には、投入検知センサ6まで投入された紙幣を出口5に向けて搬送する搬送ベルト7と、この搬送ベルト7によって搬送された紙幣の識別を行なうための光学センサ8と磁気センサ9とが配設されている。光学センサ8は、紙幣に可視光を照射する発光ダイオード8aと、紙幣を透過する可視光を受光するフォトダイオード8bから構成される。発光ダイオード8aは単波長のものでも構わないが、多波長タイプのものが好ましい。光学センサ8は、図3に示すように、発光ダイオード8aからフォトダイオード8bへ照射される可視光が搬送通路4と交差するように配置する。また、光学センサ8は紙幣投入口3寄りに配置し、光学センサ8と紙幣投入口3との間には、発光ダイオード8aからフォトダイオード8bへ照射される可視光および周辺に放射される可視光を遮るものはないようにする。これにより、紙幣が投入されていない状態で発光ダイオード8aから照射される可視光は、紙幣の搬送通路4および搬送通路4に連接する紙幣投入口3のすきまから、利用客が目視可能な構造となっている。上記実施の形態では、光学センサ8は透過型センサとしたが、反射型タイプの光学センサとしても構わない。例えば、搬送通路4を挟んで一方側に発光ダイオードとフォトダイオードを、他方側にミラーを配置するような場合においても、上記と同様な構成とすることで、発光ダイオードから照射される可視光を紙幣投入口3のすきまから、利用客が目視可能な構造とすることができる。
【0013】
また、10は搬送モータであり、搬送ベルト7に駆動力を伝えている。さらに、11は制御部であり、後述するCPU12、記憶部13、モータ駆動部14、点灯制御部15、AD変換部16、識別部17およびエラー検出部18から構成され、搬送モータ10の制御、各センサ信号の制御、識別処理およびエラー検出を行なっている。
【0014】
図4は、紙幣識別装置1のハードブロック図である。制御部11において、12はCPUであり、コンピュータを構成する制御手段として紙幣識別装置1の全体の制御を行なう。記憶部13は、CPU12が実行するプログラムや識別に用いる光学センサ8および磁気センサ9の基準データを記憶している。また、14はモータ駆動部であり、投入検知センサ6が紙幣を検知することで搬送モータ10を駆動する。点灯制御部15は、光学センサ8の発光ダイオード8aの照射状態を制御する。AD変換部16は、光学センサ8のフォトダイオード8bで受光した波形データや磁気センサ9で得たデータを、デジタルデータに変換して識別部17へ転送する。識別部17では、転送されたデジタルデータと記憶部13にある識別用の光学センサ8および磁気センサ9の基準データを比較して、紙幣の識別を行なう。エラー検出部18では、投入検知センサ6、光学センサ8、磁気センサ9からの信号に基づいて、紙幣の搬送中の詰まりや残留、識別エラーなどのエラー検出を行なう。紙幣識別装置1が図示しない自動販売機や自動両替機などの上位装置と接続されている場合、上位装置からのエラー信号を検出するよう構成してもよい。
【0015】
以上のような構成における紙幣識別装置1の動作について、図5のフローチャートにより説明する。まず、図示しない電源が投入されていないとき、光学センサ8の発光ダイオード8aは消灯状態であり、紙幣識別装置1は使えない状態である。図示しない電源の投入とともに装置の初期化処理を行い(ST1)、エラー検出部18により紙幣残留エラーなどが発生していないかどうかを検出する(ST2)。エラー検出部18によりエラーの発生が確認されない場合は、点灯制御部15により光学センサ8の発光ダイオード8aを赤色にて点灯させる(照射状態1)(ST3)。これにより、利用客は、紙幣識別装置1に電源が入っており使用可能な状態であることがわかる。
【0016】
このときエラー検出部18によりエラーが確認された場合は、点灯制御部15により光学センサ8の発光ダイオード8aを赤色にて点滅させる(照射状態2)(ST8)。これにより、紙幣識別装置1の電源は入っているが使えない状態であることを利用客に示すことができる。このとき光学センサ8の発光ダイオード8aが多波長タイプの場合は、点灯色を赤色と異なる緑色などにより点灯させることにより、より明確に装置の状態を示すことができる。また別の形態として、使用可能な紙幣の種類ごとに、赤や緑色とは異なる色で発光ダイオード8aを点灯させてもよい。例えば、1万円、5千円、千円のように金種ごとに点灯色を変えてもよいし、新旧の紙幣が存在する場合などでは、新1万円と旧1万円とで点灯色を変えてもよい。
【0017】
エラー検出部18によりエラーの発生が確認されない場合は、発光ダイオード8aを赤色に点灯させて紙幣が投入されるのを待機する(ST4)。投入検知センサ6により紙幣の投入が検知された場合、モータ駆動部14により搬送モータ10を駆動する(ST5)。このとき、点灯制御部15により光学センサ8の発光ダイオード8aを識別するための照射状態に切り替えても構わない。そうすることにより、紙幣識別装置1の状態を利用客に知らしめるときと、紙幣の識別を行なうときとで、異なる照射状態とすることができ、それぞれに適した照射が可能となる。
【0018】
搬送モータ10を駆動することにより、紙幣は紙幣投入口3からとりこまれて、搬送通路4を介して光学センサ8と磁気センサ9上を通過する。それぞれのセンサからデータがAD変換部16へ出力され、デジタルデータへ変換されたのち、そのデジタルデータに基づいて識別部17で紙幣識別を行なう(ST6)。識別結果が「真」の場合は、そのまま紙幣を出口5へ搬送して受け付ける(ST7)。識別結果が「真」でない場合は、紙幣を逆転搬送し、紙幣投入口3へ紙幣を返却する(ST9)。
【0019】
上述した実施形態においては、紙幣識別装置としたが、他の実施形態として硬貨の真偽を判定する硬貨識別装置であっても構わない。
【0020】
【発明の効果】
本発明によれば、貨幣が投入されていない状態で、貨幣の真偽を判別するために貨幣に照射される可視光が、貨幣投入口のすきまから利用客が目視可能なので、利用客は、貨幣投入口に別途発光ダイオードのような点灯するものが設けられていなくても、貨幣識別装置に電源が入っていて使える状態なのか、電源は入っているが使えない状態なのか、電源自体が入っていなくて使えない状態なのかを容易に知ることができ、使いやすい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態である紙幣識別装置の断面図である。
【図2】本発明の実施形態である紙幣識別装置の側面図である。
【図3】本発明の実施形態である紙幣識別装置の正面図である。
【図4】本発明の実施形態である紙幣識別装置のハードブロック図である。
【図5】本発明の実施形態である紙幣識別装置の動作を示すフローチャート図である。
【符号の説明】
1  紙幣識別装置
3  紙幣投入口
8  光学センサ
8a 発光ダイオード
15  点灯制御部
17  識別部

Claims (5)

  1. 貨幣が投入できる貨幣投入口と、
    前記貨幣投入口外側から目視可能な可視光を、前記貨幣に照射する照射部と、照射された可視光の前記貨幣からの透過光または反射光を受光する受光部と、
    受光した前記透過光または反射光から貨幣の真偽を識別する識別部とを有する貨幣識別装置であって、
    前記照射部は、前記貨幣識別装置の電源が入りの状態でかつ使用可能なときと、電源入りの状態でかつ使用不可なときと、電源切りの状態のときとで、それぞれ異なる照射状態とすること、
    を特徴とする貨幣識別装置。
  2. 前記照射部は、前記貨幣識別装置の電源が入りの状態でかつ使用可能なとき前記可視光を点灯させ、電源入りの状態でかつ使用不可なとき前記可視光を点滅させ、電源切りの状態のとき前記可視光を消灯させること、
    を特徴とする請求項1に記載の貨幣識別装置。
  3. 前記照射部は、前記貨幣識別装置の電源が入りの状態でかつ使用可能なときと、電源入りの状態でかつ使用不可なときとでそれぞれ異なる色で前記可視光を点灯させ、電源切りの状態のとき前記可視光を消灯させること、
    を特徴とする請求項1または2のいずれかに記載の貨幣識別装置。
  4. 前記照射部は、前記貨幣識別装置の電源が入りの状態でかつ使用可能なとき、使用可能な貨幣の種類ごとに異なる色で前記可視光を点灯させること、
    を特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の貨幣識別装置。
  5. 請求項1ないし4のいずれかに記載の貨幣識別装置において、
    前記貨幣投入口に貨幣が投入されたことを検知する投入検知部を備え、
    前記照射部は、前記投入検知部が貨幣を検知したとき、真偽識別するための照射状態に前記可視光を切り替えること、
    を特徴とする貨幣識別装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006277616A (ja) * 2005-03-30 2006-10-12 Glory Ltd 紙幣処理装置
JP2007299349A (ja) * 2006-05-08 2007-11-15 Sanyo Electric Co Ltd 紙葉類識別装置

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