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JP2004085928A - 定着部材 - Google Patents

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JP2004085928A
JP2004085928A JP2002247304A JP2002247304A JP2004085928A JP 2004085928 A JP2004085928 A JP 2004085928A JP 2002247304 A JP2002247304 A JP 2002247304A JP 2002247304 A JP2002247304 A JP 2002247304A JP 2004085928 A JP2004085928 A JP 2004085928A
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fluororesin
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silicone rubber
rubber
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JP2002247304A
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English (en)
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Katsushige Nagayama
長山 勝重
Hiroshi Yomogida
蓬田 浩
Hiroaki Taira
平 浩明
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Kinyosha Co Ltd
Original Assignee
Kinyosha Co Ltd
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Abstract

【課題】本発明は、弾性層として低硬度のゴムを用いた場合でも、弾性層の破壊が起こりにくく、充分な弾性があり、良好な画質が得られ、かつ寿命の長いことを課題とする。
【解決手段】ロール状芯金又は円筒状フィルムの基材1上にシリコーンゴム層2を介してフッ素ゴム及びフッ素樹脂の塗料を塗布した後、加硫叉は焼成して形成した被覆層6を備えた定着部材であり、前記被覆層6は、前記シリコーンゴム層側より順に、フッ素樹脂を含まないフッ素ゴム層3、官能基含有フッ素樹脂層4、及びフッ素ゴムを含まないフッ素樹脂層5を重ねて形成された層であることを特徴とする定着部材。
【選択図】  図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電子写真プロセスを利用した複写機、プリンター等の機器の定着装置に使用される定着部材に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、電子写真プロセスを利用した複写機、プリンター等の機器の定着装置に使用される定着部材として、ロール状芯金や円筒状フィルムの基材上にフッ素樹脂あるいはシリコーンゴムを被覆した定着ロールや定着ベルトの定着部材が実用化されている。
【0003】
しかし、基材上にフッ素樹脂を被覆した定着部材では弾性に乏しいため、モノクローム画像では定着画像に不要の光沢が発生し、カラー画像ではトナーの溶融不足による発色不良等の画質上の問題があった。また、シリコーンゴムを被覆した定着部材では画質は良好になるけれども、定着部材用として実用化されているシリコーンゴムは物理的強度に劣り、定着部材の寿命が短いという欠点があった。
【0004】
そこで、これらの欠点を解消すべく、ゴム層上にフッ素ゴムとフッ素樹脂の混合物の塗料による被覆層を設けたロール(特開昭58−5770号公報)、あるいはゴム層上にフッ素ゴムとフッ素樹脂の混合物の塗料を塗布し、更にその表面にフッ素樹脂層を設けたロール(特開昭59−217010号公報)の定着部材が提案されている。
【0005】
特開昭59−217010号では特開昭58−5770号公報の問題点として、ロール使用時の耐久性を挙げており、その改良としてフッ素ゴムとフッ素樹脂の混合物の塗料による被覆層上にフッ素樹脂層を設けることで、耐久性の改善を図っている。即ち、ロール表面のフッ素樹脂層厚みを厚くすることで、使用時におけるフッ素樹脂の摩耗に対してロール表面にフッ素樹脂が保持されている期間が長くなりトナー離型性を長時間保てるため、ロールの耐久性が改善されている。
【0006】
一方、最近の定着部材設計の傾向として、定着装置の小型化に伴う定着ロールの小径化が挙げられる。この場合、定着に必要な熱と圧力を得るためのニップ巾を確保するため、弾性層のゴムは硬度の低い方が望ましい。また、省エネルギー化を目的として、定着ロールの基材である芯金の厚みを薄くし、熱容量を小さくする傾向もある。この場合も低い圧力でニップ巾が得られるよう弾性層のゴムは硬度の低い方が望ましい。
【0007】
また、カラー画像の増加に伴い定着部材としてロール、ベルトを問わず、表層にフッ素樹脂を用いても充分な弾性が得られるよう弾性層のゴムはますます硬度の低いものが望まれてきている。
【0008】
特開昭59−217010号では、フッ素樹脂層の形成方法として、ディスパージョン又は粉体の塗布、あるいはフッ素樹脂の熱収縮チューブの装着が挙げられている。
【0009】
しかしながら、ディスパージョン又は粉体の塗布においてその厚みが数μm未満のように薄い特別な場合を除き、フッ素ゴムとフッ素樹脂の混合物の塗料による被覆層を一旦焼成し、ディスパージョン叉は粉体を塗布後更に焼成するため、使用するフッ素樹脂の融点以上の高温で二度の焼成が必要である。そのため、弾性層として用いたゴムは二度の焼成により熱劣化を受け、特に元々の強度があまり高くない低硬度のシリコーンゴムを用いた場合は、更に熱劣化で強度が下がるため、弾性層の破壊が起こりやすく、ロールとしての耐久性が劣る。
【0010】
ディスパージョン又は粉体の塗布においてその厚みが数μmのように薄い場合は一度の焼成でも可能であるが、厚みが数μm未満であるため、フッ素ゴムとフッ素樹脂の混合物の塗料による被覆層だけの場合に比べ、フッ素樹脂の厚み増加はわずかであり耐久性向上には限界があった。フッ素樹脂のチューブを装着する場合、その厚みが30μm以下のような薄い場合、その取り扱いの点で困難さがあり、厚い場合はロールの表面が硬くなってしまうため、画質が悪くなる問題があった。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
本発明はこうした事情を考慮してなされたもので、弾性層として低硬度のゴムを用いた場合でも、弾性層の破壊が起こりにくく、充分な弾性があり、良好な画質が得られ、かつ寿命の長い新規な定着部材を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本発明は、ロール状芯金叉は円筒状フィルムの基材上にシリコーンゴム層を介してフッ素ゴム及びフッ素樹脂の塗料を塗布した後、加硫叉は焼成して形成した被覆層を備えた定着部材であり、前記被覆層は、前記シリコーンゴム層側より順に、フッ素樹脂を含まないフッ素ゴム層、官能基含有フッ素樹脂層、及びフッ素ゴムを含まないフッ素樹脂層を重ねて形成された層であることを特徴とする定着部材である。
【0013】
本発明において、前記官能基含有フッ素樹脂層は、200℃以下で乾燥又は/及び焼成して形成することが好ましく、特に常温で乾燥することが好ましい。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る定着部材について更に詳しく説明する。
本発明において、ロール状芯金又は円筒状フィルムの基材としては、定着ロール用として鉄、ステンレススチール、アルミニウム等の芯金、あるいは定着ベルト用として円筒状ポリイミドフィルムや円筒状ステンレススチールのスリーブ等が挙げられる。これらの基材のうち芯金上にシリコーンゴム弾性層を形成するには、公知の方法が適用できる。定着ベルト用には例えばシリコーンゴム原料をトルエン等の溶剤で希釈し、スプレー塗装等で基材上にコートし、溶剤を乾燥させた後、加熱、加硫して形成することができる。
【0015】
本発明において、シリコーンゴム層の硬さ(JIS・K6249 タイプA デュロメータ)は、充分な弾性を得るために、40以下が好ましく、20以下がより好ましい。前記シリコーンゴム層の外周には、フッ素ゴム及びフッ素樹脂の塗料を塗布、焼成して被覆層を形成するが、その被覆層を複数の層から構成する。そのうちシリコーンゴム層側より順に、フッ素樹脂を含まないフッ素ゴム層、官能基含有フッ素樹脂層、フッ素ゴムを含まないフッ素樹脂層を重ねて形成する。
【0016】
シリコーンゴム層側のフッ素ゴム層、最外層のフッ素樹脂層の厚みは、夫々5〜50μmであることが好ましい。ここで、厚みが5μm未満の場合均一な層を形成することが難しいとともに各層の効果が発揮されにくい。また、厚みが50μmを超えると、定着部材の硬度が上がり、必要な弾性がえられなくなってしまう。
【0017】
フッ素ゴム層と最外層のフッ素樹脂層間の官能基含有フッ素樹脂層は機能的には接着剤であるため、その厚みはあまり厚くする必要はなく、好ましくは10μm以下、より好ましくは5μm以下である。
【0018】
シリコーンゴム層側のフッ素ゴム層はフッ素ゴムの塗料を塗布した後、その後の官能基含有フッ素樹脂塗料や、フッ素樹脂の塗料を塗布する前に予め加熱し、加硫フッ素ゴム層とすることが好ましいが、フッ素ゴムとフッ素樹脂の混合物の場合のようにフッ素樹脂の融点以上の高温で加熱する必要はない。
【0019】
このシリコーンゴム層側のフッ素ゴム層は、その後の官能基含有フッ素樹脂塗料や、フッ素樹脂塗料の焼成時の熱や副生成物からシリコーンゴム層を保護する役割を果たしていると推定される。更に定着部材としての使用中もこのフッ素樹脂を含まないフッ素ゴム層が補強層的な働きをし、フッ素樹脂層を割れにくくする。また、このフッ素ゴム層は、その後の官能基含有フッ素樹脂塗料やフッ素樹脂塗料の焼成時に、弾性層のシリコーンゴムからの揮発分が最外層のフッ素樹脂表面に出てきて、トナー離型性を妨げることを防止する効果がある。
【0020】
前記官能基含有フッ素樹脂塗料としては、例えばヒドロキシル基、カルボキシル基、エポキシ基等の官能基を含有する塗料が挙げられ、国際公開公報「WO98/50229」中の製造例1や2に記載のものが挙げられる。
【0021】
前記官能基含有フッ素樹脂塗料は、シリコーンゴム弾性層の熱劣化を防止するために200℃以下で乾燥叉は/及び焼成することが好ましく、特に常温で乾燥することがより好ましい。ここで、常温で乾燥とは、特に加熱処理せずに自然の状態で乾燥することを言い、0〜40℃の範囲で乾燥して官能基含有フッ素樹脂の層を形成する。
【0022】
上記国際公開公報「WO98/50229」では、弾性層にシリコーンゴム、あるいはフッ素ゴムを適用することが開示されているが、フッ素ゴムの場合、低硬度のゴムを得ることができず、本発明のように良好な画質を得るために充分な弾性が必要な場合は適さない。また、シリコーンゴムの場合、この官能基含有フッ素樹脂塗料のみでは定着部材として耐久性が不充分であり、さらにその表面にフッ素樹脂塗料を用いて重ねて形成しようとすると、その焼成時の熱により、シリコーンゴムが酸化劣化し、簡単に割れてしまい実用化できない。
【0023】
本発明は、最外層であるフッ素樹脂層の焼成による弾性層のシリコーンゴムに対する悪影響をシリコーンゴム層側に形成するフッ素ゴム層で防止し、これらフッ素ゴム層とフッ素樹脂層間に比較的低温で適用できる官能基含有フッ素樹脂塗料を接着剤として用いた点で新規なものであり、上記国際公開公報「WO98/50229」とは別のものである。
【0024】
本発明において、最外層として用いるフッ素ゴムを含まないフッ素樹脂層のフッ素樹脂としては、定着部材用としてのトナー離型性や耐熱性の点から、ポリテトラフロオロエチレン(PTFE)、テトラフルオロエチレンとパーフルオロアルキルビニルエーテルの共重合体(PFA)及びテトラフルオロエチレンとヘキサフルオロプロピレンの共重合体(FEP)のいずれか一つを主成分とすることが挙げられる。
【0025】
また、フッ素ゴムとしては、例えばビニリデンフルオライドとヘキサフルオロプロピレンの共重合体、ビニリデンフルオライドとヘキサフルオロプロピレンとテトラフルオロエチレンの共重合体、テトラフルオロエチレンとプロピレンの共重合体等が挙げられ、このような共重合体の原料ゴムに加硫剤、加硫促進剤、補強剤、加工助剤等を適量添加して用いることは公知の通りである。
【0026】
【実施例】
以下、本発明の各実施例及び比較例に係る定着部材について、その製造方法を併記して説明する。
(実施例1)
図1を参照する。
まず、外径35mmのアルミニウム製の芯金1に硬さ5(JIS K6249、タイプAデュロメータ)のシリコーンゴム弾性層2を直径40mmに成型した。つづいて、そのシリコーンゴム弾性層2の外周に接着剤を介してフッ素樹脂を含まないフッ素ゴムのラテックス状の塗料(商品名:ダイエルGL152、ダイキン工業株式会社製)を塗布、乾燥した後、150℃で加硫した。つづいて、200℃の二次加硫を行なって、厚さ25μmのフッ素樹脂を含まないフッ素ゴム層3を形成した。
【0027】
次に、フッ素ゴム層3上に官能基としてヒドロキシル基を含有するPFA塗料を厚さ2μm塗布し、150℃で焼き付け、官能基含有フッ素樹脂層(以下、中間層と呼ぶ)4を形成した。つづいて、最外層としてフッ素ゴムを含まないフッ素樹脂塗料,即ちPFAの塗料(商品名:テフロン500CL、デュポン株式会社製)を塗布、乾燥して厚さ10μmのフッ素樹脂層とした後、360℃で15分焼成して、フッ素ゴムを含まないフッ素樹脂層(以下、フッ素樹脂最外層と呼ぶ)5を形成した。ここで、前記フッ素ゴム層3、中間層4及びフッ素樹脂最外層5を総称して被覆層6と呼ぶ。
【0028】
このようにして製造した実施例1に係る定着ロール(定着部材)は、芯金1上にシリコーンゴム弾性層2を介して被覆層6を形成した定着部材であり、前記被覆層6は、シリコーンゴム弾性層2上に順次形成されたフッ素ゴム層3、中間層4及びフッ素樹脂最外層5から構成されている。こうした構成の定着ロールには、外観上異常は見られなかった。電子写真プロセスの定着装置を改造し、同じ構成のロール2本を組み込み、ロール表面温度180℃、圧力200N、回転数40rpmで回転試験を行なった。これらのロールは500時間まで異常は見られなかった。
【0029】
(実施例2)
図2を参照する。まず、
フッ素ゴム(商品名:ダイエルG501、ダイキン工業株式会社製)   100重量部
酸化マグネシウム(商品名:キョーワマグ30、協和化学工業株式会社製)  15重量部
カーボンブラック(商品名:サーマックスMT、ヴァンデルビルト社製)  20重量部
加硫剤(商品名:V−3、ダイキン工業株式会社製)      3重量部
を混合した後、メチル・エチル・ケトンで溶解し、固形分15%のフッ素ゴム溶液を塗料として準備した。
【0030】
次に、外径35mmのアルミニウム製の芯金11に、硬さ10(JIS K6249、タイプAデュロメータ)のシリコーンゴム弾性層12を直径40mmに成型した。つづいて、そのシリコーンゴム弾性層12の外周に接着剤を介して先に準備したフッ素ゴム溶液の塗料を塗布、乾燥し、更に150℃で加硫した後、200℃の二次加硫を行なって厚さ30μmのフッ素樹脂を含まない加硫フッ素ゴム層(フッ素ゴム層)13を形成した。
【0031】
次に、フッ素ゴム層13上に、官能基としてヒドロキシル基を含有するPFA塗料を厚さ2μmに塗布し、23℃の実験室において常温で乾燥し、中間層14を形成した。つづいて、中間層14上に、最外層としてPFAの粉体塗料(商品名:テフロンMP−102、デュポン株式会社製)を塗布し、360℃で15分間焼成して厚さ30μmのフッ素ゴムを含まないフッ素樹脂層(フッ素樹脂最外層)15を形成した。ここで、前記フッ素ゴム層13、中間層14及びフッ素樹脂最外層15を総称して被覆層16と呼ぶ。
【0032】
実施例2に係る定着ロール(定着部材)は、芯金11上にシリコーンゴム弾性層12を介して被覆層16を形成した定着部材であり、前記被覆層16は、シリコーンゴム弾性層12上に順次形成されたフッ素ゴム層13、中間層14及びフッ素樹脂最外層15から構成されている。こうした構成の定着ロールには、外観上異常は見られなかった。また、実施例2で製作したロール2本を実施例1と同様に回転試験機に組み込み、ロール表面温度180℃、圧力200N、回転数40rpmで回転試験を行なった。これらのロールは600時間まで異常は見られなかった。
【0033】
(比較例1)
フッ素樹脂を含まないフッ素ゴムのラテックス状の塗料(商品名:ダイエルGL152、ダイキン工業株式会社製)によるフッ素ゴム層を形成せず、ヒドロキシル基を含有するPFA塗料を厚さ2μmに塗布、150℃で焼き付けてシリコーンゴムとフッ素樹脂の接着剤として使用したこと以外は、実施例1と同様にして定着ロールを製作した。
この定着ロールには外観上異常は見られなかったが、実施例1と同様の回転試験では50時間でフッ素樹脂最外層に異常はなかったものの、シリコーンゴム弾性層に多数の亀裂が発生した。
【0034】
(比較例2)
フッ素樹脂を含まないフッ素ゴムの塗料を用いず、また官能基含有PFA塗料を用いず、代わりにフッ素ゴムとフッ素樹脂(PFA)の混合物の塗料(商品名:ダイエルGL223、ダイキン工業株式会社製)を塗布、乾燥後、350℃で焼成し厚み25μmのフッ素ゴムとフッ素樹脂の混合物層を設けた以外は、実施例2と同様にして定着ロールを製作した。この定着ロールには外観上異常は見られなかったが、実施例1と同様の回転試験では200時間でシリコーンゴム弾性層より破壊した。
【0035】
下記表1は、上記各実施例1,2及び比較例1,2におけるシリコーンゴム弾性層のゴム硬さ、被覆層を形成する各層の材料,厚み、回転試験結果を示したものである。
【0036】
【表1】
Figure 2004085928
【0037】
(実施例3)
上記実施例1,2は定着ロールの製作について説明したが、本実施例3は定着ベルトに適用した場合を示す。具体的には、次のようにして製作する。図3を参照する。
【0038】
まず、外径40mm、厚み50μmの円筒状ステンレススチールのスリーブ21をシリコーンゴム用接着剤で処理した。つづいて、硬さ5(JIS K6249、タイプAデュロメータ)の付加反応型液状シリコーンゴム原料をトルエン溶剤で希釈した。次に、これをスプレー塗装で前記スリーブ21上にコートし、溶剤を乾燥させた後、加熱、加硫して厚み150μmのシリコーンゴム弾性層22を形成した。更に、実施例2と同様にして、順次、フッ素ゴム層23、中間層24、フッ素樹脂最外層25を形成し、焼成して定着ベルト27を製作した。なお、前記フッ素ゴム層23、中間層24及びフッ素樹脂最外層25を総称して被覆層26と呼ぶ。
【0039】
実施例3に係る定着ベルト27は、スリーブ21上にシリコーンゴム弾性層22を介して被覆層26を形成した定着部材であり、前記被覆層26は、シリコーンゴム弾性層22上に順次形成されたフッ素ゴム層23、中間層24及びフッ素樹脂最外層25から構成されている。こうした構成の定着ベルトについても上記実施例1,2と同様な効果が得られることは、当業者にとって明らかであろう。
【0040】
【発明の効果】
以上詳述したように本発明によれば、弾性層として低硬度のゴムを用いた場合でも、弾性層の破壊が起こりにくく、充分な弾性があり、良好な画質が得られ、かつ寿命の長い新規な定着ロールや定着ベルトのような定着部材を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1にかかる定着ロールの断面図。
【図2】本発明の実施例2に係る定着ロールの断面図。
【図3】本発明の実施例3に係る定着ベルトの断面図。
【符号の説明】
1,11…芯金、
2,12,22…シリコーンゴム弾性層、
3,13,23…フッ素ゴム層、
4,14,24…中間層、
5,15,25…フッ素樹脂最外層、
6,16,26…被覆層、
21…スリーブ、
27…定着ベルト。

Claims (4)

  1. ロール状芯金又は円筒状フィルムの基材上にシリコーンゴム層を介してフッ素ゴム及びフッ素樹脂の塗料を塗布した後、加硫叉は焼成して形成した被覆層を備えた定着部材であり、
    前記被覆層は、前記シリコーンゴム層側より順に、フッ素樹脂を含まないフッ素ゴム層、官能基含有フッ素樹脂層、及びフッ素ゴムを含まないフッ素樹脂層を重ねて形成された層であることを特徴とする定着部材。
  2. 前記官能基含有フッ素樹脂層は、200℃以下で乾燥又は/及び焼成して形成されていることを特徴とする請求項1記載の定着部材。
  3. 前記官能基含有フッ素樹脂層は、常温で乾燥して形成された層であることを特徴とする請求項1記載の定着部材。
  4. フッ素ゴムを含まないフッ素樹脂層のフッ素樹脂は、ポリテトラフロオロエチレン、テトラフルオロエチレンとパーフルオロアルキルビニルエーテルの共重合体及びテトラフルオロエチレンとヘキサフルオロプロピレンの共重合体のいずれか一つを主成分とする請求項1乃至3いずれか記載の定着部材。
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