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JP2004085655A - 耐汚染性の含水ソフトコンタクトレンズ - Google Patents

耐汚染性の含水ソフトコンタクトレンズ Download PDF

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JP2004085655A
JP2004085655A JP2002243190A JP2002243190A JP2004085655A JP 2004085655 A JP2004085655 A JP 2004085655A JP 2002243190 A JP2002243190 A JP 2002243190A JP 2002243190 A JP2002243190 A JP 2002243190A JP 2004085655 A JP2004085655 A JP 2004085655A
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lens
soft contact
contact lens
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group
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Application number
JP2002243190A
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English (en)
Inventor
Tsuneo Hogi
保木 恒夫
Junichi Iwata
岩田 淳一
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Asahi Kasei Aime Co Ltd
Original Assignee
Asahi Kasei Aime Co Ltd
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Publication date
Application filed by Asahi Kasei Aime Co Ltd filed Critical Asahi Kasei Aime Co Ltd
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Abstract

【課題】装用した時に汚れ付着性が少なく、角膜へのレンズの固着が無く、適度な引っ張り弾性率を有するため、レンズの動きがスムーズで安定しており、長期間の装用性に優れた含水ソフトコンタクトレンズを提供する。
【解決手段】ポリシロキサンマクロマー、N原子を有しかつ共重合性が異なる2種以上の親水性モノマーを含有するポリマーからなり、ポリシロキサンマクロマーが70〜50重量%、N原子を有する親水性モノマーの合計が30〜50重量%であって、含水率が17.5〜50%の範囲内であり、ナトリウムイオン拡散係数が0.2〜10×10−3mm2 /minの範囲内であり、酸素透過係数が30以上である含水ソフトコンタクトレンズ。
【選択図】    なし

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、長期の連続装用性に優れた含水ソフトコンタクトレンズに関するものである。更に詳しくいえば、装用時に角膜への固着が無く、レンズの動きが優れ装用感が良い、長期装用しても耐汚れ付着に優れた含水ソフトコンタクトレンズに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
ソフトコンタクトレンズには、含水ソフトコンタクトレンズと非含水ソフトコンタクトレンズとが有り、含水ソフトコンタクトレンズは装用感が優れているところから多く使用されている。これら含水ソフトコンタクトレンズの酸素透過係数は低く連続装用には適さないことから、酸素透過係数を高めた含水ソフトコンタクトレンズが、例えば米国特許第4、711、943号明細書に記載されているものなどが開発されてきた。一方、非含水ソフトコンタクトレンズは、例えば、特開昭54−81363号公報、特開昭58−127914号公報、特開昭48−75047号公報などに記載されているものが開発されてきた。また、特表平11−502949号公報には酸素透過性の重合し得る材料とイオン透過性の重合し得る材料から形成された高い酸素透過性及び高いイオン透過性を有するポリマー性材料からなる、レンズが動きうるに十分な量のイオン又は水を透過させる眼のレンズに関する記載がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、酸素透過係数を高めた含水ソフトコンタクトレンズはタンパク質および脂質のレンズへの吸収が多く、この汚れによる角膜への疾患が起こり易いという問題点があり、これらレンズはキャスト重合法で作られるため表面の水濡れ性が経時的に変化しやすく、長期間装用すると角膜への固着などが起き易くなる。非含水ソフトコンタクトレンズはその材料が疎水性であり、表面を親水性に後処理しているが、長期間装用により角膜への固着が起こり易いという問題があり一般に広く使用される所までに至っていない。
【0004】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するため、本発明者らはソフトコンタクトレンズ材料の材料特性を検討し鋭意研究を重ねた結果、特定のモノマーを組み合わせた材料を用い、その材料物性を特定の範囲とすることでその目的を達成できることを見い出し、本発明を完成するに至った。
【0005】
即ち本発明は、ポリシロキサンマクロマー、N原子を有しかつ共重合性が異なる2種以上の親水性モノマーを含有するポリマーからなり、ポリシロキサンマクロマーが70〜50重量%、N−ビニル基を有しかつ共重合性が異なる2種以上の親水性モノマーの合計が30〜50重量%であって、含水率が17.5〜50%の範囲内であり、ナトリウムイオン拡散係数が0.2〜10×10−3mm2 /minの範囲内にあり、酸素透過係数が30以上である含水ソフトコンタクトレンズであり、さらには、含水率が20〜40%の範囲内で、ナトリウムイオン拡散係数が0.3〜5×10−3mm2 /minの範囲内にあり、酸素透過係数が80〜300の範囲内である含水ソフトコンタクトレンズである。
【0006】
以下、本発明を詳細に説明する。
本発明の含水ソフトコンタクトレンズは、ポリシロキサンマクロマー、N原子を有しかつ共重合性が異なる2種以上の親水性モノマー、及び共重合可能な他のモノマーを含有するポリマーからなり、ポリシロキサンマクロマーが70〜50重量%、N原子を有しかつ共重合性が異なる2種以上の親水性モノマーの合計が30〜50重量%であって、含水率が17.5〜50%の範囲内で、ナトリウムイオン拡散係数が0.2〜10×10−3mm2 /minの範囲内にあり、酸素透過係数が30以上である含水ソフトコンタクトレンズである。
【0007】
ソフトコンタクトレンズを形成するポリマーの使用モノマーを特定なものにして、物性を制御することにより長期間にわたってレンズ表面の水濡れ性を維持出来て、酸素透過係数が高く、タンパク質および脂質の付着性が少なく、レンズの動きが安定し、角膜への固着が起こり難く特に角膜から強膜へかけた曲率が大きい部所へのレンズの固着が起きず、安全性の高いコンタクトレンズの提供が可能となった。
さらには、含水率が20〜40%の範囲内であり、ナトリウムイオン拡散係数が0.3〜5×10−3mm2 /minの範囲内にあり、酸素透過係数が80〜300の範囲内である含水ソフトコンタクトレンズが30日間の連続装用が可能でより好ましい。
【0008】
本発明のコンタクトレンズの含水率が50%を超えるとタンパク質汚れが多くなり、レンズの強度および剛性も小さくなり装用時の形態安定性が劣り、取扱いが難しく装用感も悪くなり好ましくない、また、この含水率は17.5%未満になるとタンパク質及び脂質汚れが多くなり、さらに、レンズが角膜に固着し易くなり好ましくない。
ナトリウムイオン拡散係数が0.2×10−3mm2 /min未満になると長期間装用時に角膜あるいは強膜の曲率が大きい部所への固着が起こり易くなり固着の頻度が極めて多くなり好ましくなく、また10×10−3mm2 /minを超えるとCaイオンもレンズ内部に透過し易くなる為タンパク質とCaイオンが複合してレンズに固着する複合汚染が起き易く、レンズ内部へのタンパク質の吸収が起き易くなり、タンパク質や脂質の汚れが多くなり、レンズの強度も弱くなりレンズの形態安定性も劣り好ましくない。
【0009】
特表平11−502949号公報にはイオン又は水透過性を有するレンズが記載されているが、そのレンズ材料の母体はポリシロキサンマクロマー及びN、N−ジメチルアクリルアミドを含有する親水性ポリマーからなり、そのイオン透過性(当該明細書でのイオノフラックス拡散係数)は1.5×10−6mm /min以上と記載されているものの高々71.0×10−6mm2 /min(実施例F−12)であり本発明の透過係数の10−3オーダーと比較して約100〜1000分の1の大きさである。また、プラズマ処理でN−ビニルピロリドンを使用しているが、あくまでもレンズ表面処理のガス成分として使用しており、レンズ表面にポリビニルピロリドン膜を形成させているのみである。
【0010】
一方、ポリヒドロキシメタアクリレート(含水率36%)およびヒドロキシメタアクリレートとn−ビニルピロリドン共重合体(含水率78%)からなるソフトコンタクトレンズ材料のナトリウムイオン拡散係数はそれぞれ約2×10−3mm2 /min、22×10−3mm2 /minであり、また酸素透過係数(Dk値)としてそれぞれ8.7、26.6であることは、日本コンタクトレンズ学会誌、20(3)、53、1978に記載されており、本発明のコンタクトレンズが高い酸素透過係数とナトリウムイオン拡散係数の両方を同時に満たしている初めての材料であることが判る。
【0011】
このイオン拡散係数が小さいと装用初期は問題が無いが、1週間以上の連続装用を行った場合に角膜周辺部及び強膜へのレンズ周辺部の固着が起こり、次第にレンズ中央部まで、即ち角膜中央部への固着の進展が起きて、その固着程度も強いものとなり最悪の場合角膜表皮細胞に障害が起きて、レンズの脱着も不可能となるこトが家兎を使用した装用試験で確認された。30日間の連続装用を安全にする為には、本発明の範囲のナトリウムイオン拡散係数を有することが必須要件の一つである。
【0012】
酸素透過係数とナトリウムイオン拡散係数の両方を高いレベルに維持するには、レンズの含水率が関係しており、レンズの含水率が17.5%未満では酸素透過係数は高いがナトリウムイオン拡散係数が極めて小さい値となる。この原因は明らかではないがポリマー中における水の存在状態に関係していると考えられ、ある特定の含水量になるまでは水がポリマー分子鎖近辺に拘束され自由に動けない為、ナトリウムイオンの自由な拡散に関与出来ないことに基づくものと考えられる。したがって、ポリマーの親水成分の化学構造、ミクロ構造、マクロ構造、そのポリマー内での比率、分布などが複雑に関連していると考えられる。ちなみに、含水率の10%増分によるナトリウムイオン拡散係数の増分は、ポリヒドロキシメタアクリレートおよびポリビニルピロリドン系の含水ソフトレンズ材料では約3×10−3mm2 /minであり、ポリシロキサンマクロマー及びN、N−ジメチルアクリルアミドを含有する親水性ポリマーからのレンズ材料では約2×10−3mm2 /minであるが、本発明の含水ソフトレンズ材料では約1.5×10−3mm2 /minであり上記のポリマー構造の違いを示唆している。
【0013】
即ち本発明の親水性ポリマーはイオン拡散性を示すポリマー構造と酸素透過性を示すポリマー構造とが、特表平11−502949号公報に開示されているイオン透過性部分と酸素透過性部分が相分離した構造とは異なるもので有ると考えられる。このことは、レンズのタンパク質および脂質にたいする汚れ性にも現れ、特表平11−502949号公報に開示されているN,N−ジメチルアクリルアミドのみを含有する親水性ポリマーでは極度に脂質汚れが大きくなるのに対して、本発明のN原子を有しかつ共重合性が異なる2種以上の親水性モノマーを含有する親水性ポリマーではタンパク質及び脂質の汚れ性は小さく優れている。
【0014】
また、本発明の含水ソフトレンズが従来の高酸素透過性の含水ソフトコンタクトレンズ、例えば特表平11―502949号公報の実施例に記載のソフトコンタクトレンズに比較して極めて高いナトリウムイオン拡散係数を示す理由は明らかではないが、そのレンズ材料のモノマー成分及び製作過程での重合方法、すなわちキャスト重合における鋳型材質に有るものと考えられる。上記明細書の実施例ではモノマー構成は主に上記した通りポリシロキサンマクロマー及びN,N−ジメチルアクリルアミドを含有する親水性ポリマーであり、鋳型にポリプロピレン(PP)を使用しており、重合したレンズ表面はこのPPの疎水性の影響で仕込モノマー組成とは異なる界面組成を示し、仕込モノマーの内の疎水性のモノマー含有量が高いポリマー構造となり親水性が低下し結果としてナトリウムイオン拡散係数が小さいものとなったと考えられる。
【0015】
これに対し、本発明の含水ソフトコンタクトレンズは、極性基を有するポリマーから製作したキャスト重合鋳型を使用して重合するキャスト法を採用しており、レンズ表面は内部と実質的に同じモノマー組成のポリマー構造を取り、その酸素透過性、及びナトリウムイオン拡散性などの特性はモノマー組成を反映したものとなっている。
酸素透過係数が30未満になると角膜への負荷が増え連続装用が難しいため好ましくない。
含水率が20〜40%の範囲内で、ナトリウムイオン拡散係数が0.3〜5×10−3mm2 /minの範囲内にあり、酸素透過係数が80〜300の範囲内である含水ソフトコンタクトレンズが30日間の連続装用に最適のレンズの形態安定性、装用感、固着防止能、角膜への安全性などすべての特性バランスに優れる為より好ましい。
【0016】
本発明の含水ソフトコンタクトレンズは、ポリシロキサンマクロマー、N原子を有しかつ共重合性が異なる2種以上の親水性モノマーを含有する親水性ポリマー、及び共重合可能なその他のモノマーからなり、ポリシロキサンマクロマーが70〜50重量%、N原子を有しかつ共重合性が異なる2種以上の親水性モノマーの合計が30〜50重量%であるポリマーからなる。さらに具体的には、ポリシロキサンマクロマーとしては分子末端に重合性の不飽和基を有するシリコン系マクロー、及びそのパーフロロ変性マクロマー、ポリアルキレングリコール変性マクロマーなどのシリコン系マクロマーなど使用できる。その具体例は特開平3−240021号公報、特開平3−257420号公報、特開平4−50814号公報、特願平3−202106号、特願平3−33026号、WO出願 JP00/08912号などに記載されている。
【0017】
即ち、本発明で使用し得るポリシロキサンマクロマーとしては次の一般式(I)で表される二官能性有機シロキサンがある。
【化1】
Figure 2004085655
(式中のR1 、R2 、R3 及びR4 はそれぞれ同一又は異なるメチル基、又はトリメチルシロキシ基を表わし、l及びnはそれぞれ同一、又は異なる2〜5の整数であり、mは10〜100の整数である)
具体例としては、例えば、ビス(3−メタクリロキシプロピル)ポリジメチルシロキサン、ビス(3−メタクリロキシプロピル)テトラキス(トリメチルシロキシ)ポリジメチルシロキサン、ビス(2−メタクリロキシエチル)ポリジメチルシロキサンなどが挙げられる。
【0018】
また、次の一般式で表わされる側鎖にフッ素原子を含む二官能性有機シロキサン(II)もポリシロキサンマクロマーとして用いられる。
【化2】
Figure 2004085655
(式中のR5 、R6 、R7 及びR8 はそれぞれメチル基、又はトリメチルシロキシ基、i及びkはそれぞれ2〜5の整数であり、jは4〜60の整数である)
【0019】
一般式(II)で表わされる二官能性有機シロキサンの具体例としては、例えばα,ω−ビス(3−メタクリロキシプロピルメチルシロキシ)3,3,3トリフルオロプロピル−メチルポリシロキサン、α,ω−ビス(3−メタクリロキシプロピル)テトラキス(トリメチルシロキシ)シリル3,3,3トリフルオロプロピルメチルポリシロキサン、α,ω−ビス(2−メタクリロキシプロピルジメチルシロキシ)3,3,3トリフルオロプロピルメチルポリシロキサンなどが挙げられる。
【0020】
更に、次の一般式(III)で表わされる二官能性有機シロキサンも本発明のポリシロキサンマクロマーとして用いられる。
【化3】
Figure 2004085655
(式中、R9 及びR10は水素又はメチル基、R11及びR’11は直鎖又は分枝の炭素原子数2〜7の2価の炭化水素基又はpが1〜20である−(CH2 CH2 −O)p −基であり、R12、R13、R’12及びR’13はそれぞれ炭素数1〜12の炭化水素基又はトリメチルシロキシ基であり、R14、R15、R’14及びR’15はそれぞれ炭素数1〜12の炭化水素基又はハロゲン置換された炭化水素基であり、R16は炭素数4〜13の2価の炭化水素基、XはR8 に結合した−COO−基又は−NHCOO−基であり、o及びo’は0〜20の整数であり、q及びrは0〜100の整数である)
【0021】
更にまた、次の一般式(IV)で表わされる二官能性有機シロキサンも本発明のポリシロキサンマクロマーとして用いられる。
【化4】
Figure 2004085655
(式中、R17は水素又はメチル基、R18、R19、R20及びR21はそれぞれ炭素数1〜12の炭化水素基又はトリメチルシロキシ基であり、Yは下記式に示される構造単位(V)及び(VI)からなり、構造単位(V):構造単位(VI)の比が1:10ないし10:1で構造単位(V)及び(VI)の合計数が7〜200である。s及びtはそれぞれ同一又は異なる1〜200の整数であり、uは0〜20の整数である。Xは−NHCOO−基又は−OOCHN−R26−NHCOO−基(R26は炭素数4〜13の炭化水素基)である。)
【0022】
【化5】
Figure 2004085655
(R22及びR23はそれぞれ炭素数1〜12の炭化水素基、R24及びR25はそれぞれ炭素数1〜12の炭化水素基又はフッ素置換された炭化水素基であって、R24及びR25の少なくとも一方は、フッ素置換された炭化水素である。)
【0023】
また更にまた、次の一般式(V)で表わされる二官能性有機シロキサンも本発明のポリシロキサンマクロマーとして用いられる。
【化6】
Figure 2004085655
[ここで、Xは式(VIII)で表される重合性置換基である。
【0024】
【化7】
Figure 2004085655
(式(VIII)中、R31は水素またはメチル基、Z1 は−NHCOO−、−NHCONH−、−OOCNH−R32−NHCOO−、−NHCONH−R33−NHCONH−および−OOCNH−R34−NHCONH−から選ばれた連結基(R32、R33、R34は炭素数2〜13の炭化水素基)であり、xは0〜10、yは3〜10、uはxが0のとき0であり、xが1以上のとき1である。wは0〜20の整数である。)
27、R28、R29、R30はそれぞれ炭素数1〜12の炭化水素基またはトリメチルシリル基から選ばれた基である。
【0025】
構造Yは下記式で表される構造単位[IX]および[X]が結合してなり、構造単位[IX]と[X]の結合数の比率は[IX]/[X]=0.1〜200であり、[IX]と[X]の合計数は10〜1000である。
【化8】
Figure 2004085655
(ここで、R35及びR36はそれぞれ炭素数1〜12の炭化水素基、炭素数1〜12のフッ素置換炭化水素基およびトリメチルシロキシ基から選択された基であって、同一でも異なっていてもよい。R37およびR38はそれぞれ炭素数1〜12の炭化水素基、トリメチルシロキシ基または親水性置換基からなる基であって、R37またはR38の少なくとも一方は親水性置換基である。ここでいう親水性置換基とは水酸基、オキシアルキレン基から選ばれた置換基が少なくとも1個結合してなる鎖状または環状の炭化水素基である。)]
【0026】
ここで、親水性ポリシロキサンマクロマーの構造単位[IX]および[X]の結合形式がブロック的に結合しているような構造式を示しているが、ここではランダム的に結合した構造も含んでいる。該ポリシロキサンマクロマーにおける親水性置換基は水酸基、オキシアルキレン基から選ばれた置換基が少なくとも1個結合してなる鎖状または環状の炭化水素基であるが、好ましくは式(XI)または式(XII)で表される基である。
−R39(OH)a       (XI)
(ここで、R39は炭素数3〜12の炭化水素基であって、炭素炭素間に−O−、−CO−、−COO−からなる基を挟んでいてもよく、OH基は同一炭素原子上には1個のみ置換され、aは1よりも大きい数である)
−R40−(OR41)b −OZ2   (XII)
(ここで、R40は炭素数3〜12の炭化水素基であって、炭素炭素間に−O−、−CO−、−COO−からなる基を挟んでいてもよい。R41は炭素数2〜4の炭化水素であって、bが2以上の場合、異なる炭素数であっても良い。bは1〜200であり、Z2 は水素原子、炭素数1〜12の炭化水素または−OOCR42(R42は炭素数1〜12の炭化水素基)から選ばれた基を示す)
【0027】
好ましい親水性基を例示するならば、−C3 6 OH、−C8 16OH、−C3 6 OC2 4 OH、−C3 6 OCH2 CH(OH)CH3 、−C2 4 COOC2 4 OH、−C2 4 COOCH2 CH(OH)C2 5 などの1価アルコール置換基、−C3 6 OCH2 CH(OH)CH2 OH、−C2 4 COOCH2 CH(OH)CH2 OH、−C3 6 OCHC(CH2 OH)3 などの多価アルコール置換基、−C3 6 (OC2 4 4 OH、−C3 6 (OC2 4 30OH、−C3 6 (OC2 4 10OCH3 、−C3 6 (OC2 4 10−(OC3 6 10OC4 9 などのポリオキシアルキレン基などがある。この中で特に好ましくは、−C3 6 OH、−C3 6 OCH2 CH(OH)CH2 OH、−C3 6 OC2 4 OHなどのアルコール置換基、−C3 6 (OC2 4 )c OH、−C3 6 (OC2 4 )d OCH3 (c、dは2〜40である)などのポリオキシエチレン基が親水性、酸素透過性の点で優れている。
【0028】
本発明で開示した親水性ポリシロキサンマクロマーの合成方法は種々考えられるが、例をあげるならば、次の方法がある。すなわち、ヒドロシラン(Si−H)を有する環状シロキサン、炭化水素基を有する環状シロキサンおよび両末端にヒドロキシアルキル基を有するジシロキサン、場合によりフッ素置換炭化水素基を有する環状シロキサンを加えた混合物を硫酸、トリフルオロメタンスルホン酸、酸性白土などの酸性触媒を用いて開環重合し、両末端に水酸基を有し、ヒドロシリル基含有ポリシロキサン化合物を得る。その際、それぞれの環状シロキサンとジシロキサン化合物の仕込み比率を変えることで重合度およびフッ素置換基、ヒドロシリル基の導入割合が異なったシロキサン化合物が得られる。
【0029】
次にイソシアネート置換アクリレート、あるいはイソシアネート置換メタクリレートをシロキサン末端の水酸基と反応させ両末端に重合性不飽和基を有するヒドロシラン含有含フッ素シロキサン化合物を得る。ここで、イソシアネート置換メタクリレート化合物としては、例えば、メタクリロキシエチルイソシアネート、メタクリロイルイソシアネートなどがあり、さらにヒドロキシエチルメタクリレート、ヒドロキシブチルアクリレートなどの水酸基含有アクリレートあるいは水酸基含有メタクリレートと種々のジイソシアネート化合物と反応させて得られるアクリレート基あるいはメタクリレート基含有イソシアナート化合物も利用できる。
【0030】
次に、不飽和炭化水素基を有する親水性化合物を塩化白金酸など遷移金属触媒を用いヒドロシランに付加反応させる、いわゆるヒドロシリル化反応を利用することで親水性ポリシロキサンマクロマーを得ることができる。ここでヒドロシリル化反応の際に、水酸基、カルボン酸などの活性水素化合物が存在すると副反応として脱水素反応を起こすことが知られている。従って、導入する親水性化合物中にこれらの活性水素が存在する場合、副反応を抑えるためにあらかじめ活性水素を保護したり、バッファー剤を添加し、副反応を抑えなければならない(例えば、米国特許第3907851号明細書、特開昭62−195389号公報)。また別の合成ルートとしては、両末端に水酸基を有するヒドロシリル基含有ポリシロキサン化合物の合成後、先にヒドロシリル化による親水性化合物の導入を行い、その後にイソシアネート置換メタクリレートなどを反応させ、シロキサン末端に重合性基を導入する方法もある。この場合にも親水性化合物中にイソシアネートと反応しうる活性水素が存在する場合には保護基を導入し、イソシアネートとの反応を防止しなければならない。また、出発原料に環状シロキサンに代えて、ジメトキシシラン化合物やジエトキシシラン化合物などの珪酸エステル誘導体を用いることもできる。
【0031】
具体的には下記の一般式(C1)、(C2)、(C3)で表わされる化合物などが挙げられる。
【化9】
Figure 2004085655
【0032】
式(C1)において
【化10】
Figure 2004085655
【0033】
【化11】
Figure 2004085655
【0034】
これら成分の使用比率は、含水コンタクトレンズの特性に応じて適宜変えられるが、ポリシロキサンマクロマーが70〜50重量%、N原子を有しかつ共重合性が異なる2種以上の親水性モノマーのそれぞれが3〜45重量%の範囲内で、N原子を有しかつ共重合性が異なる2種以上の親水性モノマーの合計が30〜50重量%のものが使用され、ポリシロキサンマクロマーが65〜50重量%、N原子を有しかつ共重合性が異なる2種以上の親水性モノマーのそれぞれが5〜30重量%の範囲内で、N原子を有しかつ共重合性が異なる2種以上の親水性モノマーの合計が35〜50重量%のものが上記諸特性のバランスが取れていることから好ましい。
【0035】
ポリシロキサンマクロマーが50重量%未満であると必要とする酸素透過性が得られず好ましくなく、N原子を有しかつ共重合性が異なる2種以上の親水性モノマーのそれぞれが3重量%未満では必要とされる水濡れ性が低下し、またイオン拡散性も著しく低下する為好ましくなく、N原子を有しかつ共重合性が異なる2種以上の親水性モノマーの合計が30重量%未満では、イオン拡散性及び脂質汚れ性が劣るため好ましくなく、また、50重量%を超えると酸素透過性が低下する為好ましくない。
【0036】
本発明のN原子を有しかつ共重合性が異なる2種以上の親水性モノマーは、共重合性比が0.3より大きく3以下であるものから選ばれた1種以上と共重合性比が0.3以下であるものから選ばれた1種以上が使用される。共重合性は種々の方法で求められるが、解析がしやすいことから代表的にはメチルメタアクリレートとの共重合性を求める方法が好ましい。メチルメタアクリレートとの共重合性は、親水性モノマーを成分1、メチルメタアクリレートを成分2とした時の共重合性比r1、r2を求め、その比r1/r2を計算して評価出来る。この共重合性比r1/r2が0.3より大きく3以下であるものとしては、N−ビニル−N−メチルアセトアミド、N−ビニルアセトアミド、アクリルアミド、N−メチルアクリルアミド、N−メチロールアクリルアミド、2−ビニルピリジン、N−メチルイタコンイミドなどが挙げられ、ポリシロキサンマクロマーとの溶解性、得られるポリマーの物性のバランスなどから好ましくはN−ビニル−N−メチルアセトアミド、N−ビニルアセトアミド、アクリルアミド、N−メチルアクリルアミドから選ばれた1種以上が使用され、N−ビニル−N−メチルアセトアミドが特に好ましい。共重合性比r1/r2が0.3以下であるものとしては、N−ビニルピロリドン、N,N−ジメチルアクリルアミド、N−ビニルイミダゾール、N−オクタデシルアクリルアミド、1−ビニル−2−メチルイミダゾール、N−ビニルカルバゾール、N−ビニルオキサゾリドン、N−ビニルスクシンイミドなどが挙げられ、ポリシロキサンマクロマーとの溶解性、得られるポリマーの物性のバランスなどから好ましくはN−ビニルピロリドン、N,N−ジメチルアクリルアミドから選ばれた1種以上が使用され、N−ビニルピロリドンが特に好ましい。
【0037】
本発明の含水コンタクトレンズは、その実用性能を維持する目的でさらに共重合可能なモノマーを使用することが可能である。その構成物に制限は無いが、例えば、メチルアクリレート、エチルアクリレート、アクリル酸などのアクリル系モノマー、メチルメタアクリレート、エチルメタアクリレートなどのメタアクリル系モノマー、トリス(トリメチルシロキシ)シリルプロピルメタアクリレート、ビス(トリメチルシロキシ)メチルシリルプロピルメタアクリレート、ペンタメチルジシロキサンプロピルメタアクリレート、トリス(トリメチルシロキシ)シリルプロピルオキシエチルメタアクリレート、トリス(ポリジメチルシロキシ)シリルプロピルメタアクリレートなどのシリコン系モノマー、シロキサニル基とメタアクリレート基の間にウレタン結合、グリセリル基、ポリアルキレングリコール基など親水性基を有するもの、あるいはシロキサニル基の一部を末端ヒドロキシ基あるいはポリアルキレングリコール基で置換した親水性シロキサニルメタアクリレート、トリス(ジメチルトリフロロプロピルシロキシ)シリルプロピルメタアクリレートなどのフルオロシリコン系モノマー、2、2、2−トリフロロエチルメタアクリレート、2、2、3、3、3−ペンタフロロプロピルメタアクリレート、ヘキサフロロイソプロピルメタアクリレートなどのパーフロロアルキル系モノマー、1、1、2、2−テトラフロロエトキシ−2−ヒドロキシプロピルメタアクリレートなどの水酸基を有するフロロアルキル系及びフロロアルキルエーテル系モノマー、2−ヒドロキシエチルメタアクリレート、メタアクリル酸などの親水性モノマー、エチレングリコールジメタアクリレート、テトラエチレングリコールジメタアクリレート、テトラメチルジシロキサンビス(プロピルメタアクリレート)などの架橋性モノマーなど共重合可能な化合物との共重合物が挙げられる。
【0038】
本発明の含水ソフトコンタクトレンズは上記モノマー及びマクロマーから選ばれた混合物に、熱、紫外線(UV)、電子線あるいは放射線などにより重合を開始する重合開始剤を添加して重合したポリマーから製造される。その目的に応じて染料、UV吸収剤などの添加物を加えることも可能である。
これらの内、酸素透過性、耐汚れ付着性、機械的強度などの物性バランスが良いことからシロキサン系メタクリレート、フロロアルキルシロキサン系メタクリレート、フロロアルキル系メタクリレート、ヒドロキシル基を含有するフロロアルキルエーテル系メタクリレート、親水性モノマー、分子内に2つ以上の不飽和基を有する架橋性モノマーとの共重合物が好ましく使用できる。さらには、本発明の含水ソフトコンタクトレンズは引っ張り弾性率が0.4〜2×107 dyne/cm2 である共重合物からなるものである。
【0039】
本発明の含水ソフトコンタクトレンズは、そのポリマーのミクロ構造、マクロ構造を本発明の目的に合うようにコントロールする為に、上記モノマーおよびマクロマーから選ばれた混合物にさらにモノマー混合物に可溶で、低級アルコールあるいは水に可溶の有機溶媒を0.2〜50%の範囲で添加することができる。これら有機溶剤としては、メタノール、エタノール、イソプロピルアルコール、ブチルアルコール、エチレングリコール、グリセリン、ジメチルアセトアミド、ジメチルフォルムアミド、テトラヒドロフラン、りん酸アルキルエステル、ピロリドンなどが使用できる。
【0040】
本発明の含水コンタクトレンズは、従来のレンズ製造方法で製造でき、例えば、レンズの形状に相当する重合鋳型の中にモノマー組成物を注入して重合するキャスト法で製造できる。特にエチレンビニルアルコール共重合体、アクリロニトリル共重合体、エチレンテレフタレート重合体およびポリアミド共重合体など表面に極性基のある材料で成形した重合鋳型を使用して製造したレンズはレンズ表面と内部とでポリマー組成に大きな差が無い構造となり、長期間の装用においても表面特性の変化が無く、水濡れ性、タンパク質付着性、脂質付着性など安定したレンズ性能を示すため好ましい。なお、キャスト重合で製造した後にレンズ表面をオゾン処理、プラズマ照射処理することにより表面特性特に水濡れ性などを改良する事も可能である。
【0041】
【実施例】
以下、本発明を実施例などを用いて更に詳細に説明する。
なお、実施例におけるレンズ特性の評価方法は以下の通りである。
1.含水率
ソフトコンタクトレンズを精製水に入れ37℃で72時間静置した後、レンズを取り出し表面の付着水を手早く拭き取ってその重量を精秤した後、真空乾燥機で恒量になるまで乾燥して、その重量変化から求めた。
含水率=(重量変化量/乾燥前重量)×100 (%)
【0042】
2.ナトリウムイオン拡散係数
100mlビーカー(以下「受容チャンバー」という)にマグネチック攪拌子、導電率計(HORIBA製:ES−14型)の電極部をセットし、局方精製水60mlを入れ恒温水槽で35℃に保った、コンタクトレンズを8.5mmΦの孔を開けたシリコンパッキン2枚で挟み底部に固定した内容量30mlのガラス円筒(以下「供与チャンバー」という)に0.1MのNaCl水溶液を16ml加え、上記受容チャンバーに投入して両チャンバーの液面を合わせ、3時間測定した。ナトリウムイオン拡散係数は「水晶体」(岩田修造 編著、メディカル葵出版刊、1986年 第1版)p275に記載されている理論と方法に基づき拡散係数Dを求めた。
【0043】
3.酸素透過係数(Dk値)
コンタクトレンズ協会標準Dk値測定法に準じて理化精機工業(株)製、製科研式フィルム酸素透過率計を使用して電極法により測定した。
Dk値の表示は×1011(cm2 /sec)・(mlO2 /ml×mmHg)で示した。
4.引っ張り弾性率
コンタクトレンズの中央部から約3mm幅のサンプルを切り出し、万能試験機(島津製作所製、AGS−50B型)で100mm/minの速度で引っ張り試験を行い、初期の傾きから求めた。値はdyne/cm2 で示した。
【0044】
5.タンパク質付着性
下記組成のモデル汚れ水溶液を調合した。
Figure 2004085655
この液2mlにレンズ1枚を入れ、温度37℃で24時間浸せきし、精製水中にレンズを入れて30分間振とうして洗浄する。レンズを取り出し表面水を軽くふき取る。
そのレンズをSDS/炭酸ナトリウム溶液に60℃で15時間浸漬し、その浸漬液をプロテイン分析試薬(BCA液)液中に添加し60℃で1時間反応後、UV562nmにて分光光度計(日本分光社製、V−550型)で測定した。別途求めた検量線から、レンズ1枚当りの付着タンパク質量を求めた。
【0045】
6.脂質付着性
オリーブオイル0.1%のリン酸緩衝液を撹拌混合して、レンズを入れ40℃の恒温槽中で20時間浸せきした。5mlの精製水を入れた容器内にレンズを入れ30秒間振り洗いをして、これを5回繰り返して洗浄した。このレンズを真空乾燥した後クロロフォルム/メタノール2/1混合溶媒で抽出し、トリグリセライドG試験液で発色してその吸光度を分光光度計(日本分光社製、V−550型)で測定した。別に求めた検量線からレンズ1枚当りの脂質付着量を求めた。
【0046】
7.水濡れ性
レンズを保存液から引き上げた時のレンズ表面の水層の維持状況を観察して水濡れ性を評価した。
Figure 2004085655
【0047】
【実施例1】
ヒドロキシプロピル基、トリフロロプロピル基を有する平均分子量約6000の両末端ヒドロキシプロピル基を有するポリジメチルシロキサンと、2−イソシアナトエチルメタアクリレートとの反応により親水性シロキサニルマクロマーを合成した。
上記親水性シロキサニルマクロマー60重量部、N−ビニルピロリドン20重量部、N−ビニル−N−メチルアセトアミド10重量部、トリフロロエチルメタアクリレート9重量部、エチレングリコールジメタアクリレート1重量部のモノマー混合物に紫外線重合開始剤を加えエチレンビニルアルコール共重合物製のレンズ形状にしたキャスト重合用鋳型に注入し、紫外線を照射して重合した。膨潤して含水ソフトコンタクトレンズを得た。物性を評価した結果、含水率は30%、Dk値は150で、ナトリウムイオン拡散係数は1.1×10−3mm2 /min、タンパク質及び脂質の付着性はそれぞれ30μg/枚、10μg/枚と少なかった。水濡れ性はランク3で優れていた。また、引っ張り弾性率は1.2×107 dyne/cm2 であった。
【0048】
【実施例2】
重合度10のメチル基末端のポリエチレングリコール基、トリフロロプロピル基を有する平均分子量約6000の両末端ヒドロキシプロピル基を有するポリジメチルシロキサンと、2−イソシアナトエチルメタアクリレートとの反応により親水性シロキサニルマクロマーを合成した。
上記親水性シロキサニルマクロマー55重量部、N−ビニルピロリドン15重量部、N−ビニル−N−メチルアセトアミド20重量部、トリフロロエチルメタアクリレート9重量部、エチレングリコールジメタアクリレート1重量部のモノマー混合物に紫外線重合開始剤を添加しエチレンビニルアルコール共重合物製のレンズ形状にしたキャスト重合用鋳型に注入し、紫外線を照射して重合し、膨潤して含水ソフトコンタクトレンズを得た。実施例1と同様にして物性を評価した結果、含水率は39%、Dk値は125で、ナトリウムイオン拡散係数は1.05×10−3mm2 /min、タンパク質及び脂質の付着性はそれぞれ33μg/枚、9μg/枚と少なかった。水濡れ性はランク3で優れていた。また、引っ張り弾性率は1.1×107 dyne/cm2 であった。
【0049】
【比較例1】
実施例1における親水性シロキサニルマクロマー60重量部、N、N−ジメチルアクリルアミド30重量部、トリフロロエチルメタアクリレート9重量部、エチレングリコールジメタアクリレート1重量部のモノマー混合物に紫外線重合開始剤を加えエチレンビニルアルコール共重合物製のレンズ形状にしたキャスト重合用鋳型に注入し、紫外線を照射して重合した。膨潤してソフトコンタクトレンズを得た。実施例1と同様にして物性を評価した結果、含水率は25%、Dk値は155で、ナトリウムイオン拡散係数は0.40×10−3mm2 /min、水濡れ性はランク3と実施例1と同等であったが、タンパク質及び脂質の付着性はそれぞれ50μg/枚、150μg/枚であり特に脂質の付着が多かった。また、引っ張り弾性率は1.3×107 dyne/cm2 であった。
【0050】
【比較例2】
実施例1における親水性シロキサニルマクロマー70重量部、N−ビニルピロリドン15重量部、N−ビニル−N−メチルアセトアミド5重量部、トリフロロエチルメタアクリレート9重量部、エチレングリコールジメタアクリレート1重量部のモノマー混合物に紫外線重合開始剤を加えエチレンビニルアルコール共重合物製のレンズ形状にしたキャスト重合用鋳型に注入し、紫外線を照射して重合した。膨潤して含水ソフトコンタクトレンズを得た。実施例1と同様にして物性を評価した結果、含水率は25%、Dk値は190で、水濡れ性はランク3、タンパク質及び脂質の付着性はそれぞれ50μg/枚、20μg/枚と実施例1と同等であったが、ナトリウムイオン拡散係数は0.004×10−3mm2 /minで透過性がなかった。また、引っ張り弾性率は1.0×107 dyne/cm2 であった。
【0051】
【比較例3】
実施例1における親水性シロキサニルマクロマー70重量部、N−ビニルピロリドン10重量部、N−ビニル−N−メチルアセトアミド10重量部、トリフロロエチルメタアクリレート9重量部、エチレングリコールジメタアクリレート1重量部のモノマー混合物に紫外線重合開始剤を加えエチレンビニルアルコール共重合物製のレンズ形状にしたキャスト重合用鋳型に注入し、紫外線を照射して重合した。膨潤して含水ソフトコンタクトレンズを得た。実施例1と同様にして物性を評価した結果、含水率は25%、Dk値は190で、水濡れ性はランク3、タンパク質及び脂質の付着性はそれぞれ50μg/枚、10μg/枚と実施例1と同等であったが、ナトリウムイオン拡散係数は0.03×10−3mm2 /minと透過性がなかった。また、引っ張り弾性率は1.0×107 dyne/cm2 であった。
【0052】
【比較例4】
実施例1のモノマー混合物をポリプロピレン製のレンズ形状にしたキャスト重合用鋳型に注入し、紫外線を照射して重合し、膨潤して含水ソフトコンタクトレンズを得た。実施例1と同様にして物性を評価した結果、含水率は30%、Dk値は165で、ナトリウムイオン拡散係数は0.02×10−3mm2 /min、タンパク質及び脂質の付着性はそれぞれ60μg/枚、350μg/枚と多かった。水濡れ性は保存液浸漬レンズではランク2であり、レンズ表面の水を拭き取ってから試験するとランク1で乾燥により表面の水濡れ性が大幅に低下した。また、引っ張り弾性率は1.2×107 dyne/cm2 であった。
【0053】
【比較例5】
実施例1で、親水性シロキサニルマクロマー79重量部、N−ビニルピロリドン10重量部、N、N−ジメチルアクリルアミド5重量部、トリフロロエチルメタアクリレート5重量部、エチレングリコールジメタアクリレート1重量部のモノマー混合物をポリプロピレン製のレンズ形状にしたキャスト重合用鋳型に注入し、紫外線を照射して重合し、膨潤して含水ソフトコンタクトレンズを得た。
実施例1と同様にして物性を評価した結果、含水率は12%、Dk値は256で、ナトリウムイオン拡散係数は0.011×10−3mm2 /min、タンパク質及び脂質の付着性はそれぞれ50μg/枚、355μg/枚と多かった。水濡れ性は保存液浸漬レンズではランク2であり、レンズ表面の水を拭き取ってから試験するとランク1で乾燥により表面の水濡れ性が大幅に低下した。また、引っ張り弾性率は0.9×107 dyne/cm2 であった。
【0054】
【比較例6】
実施例1で、親水性シロキサニルマクロマー64重量部、N−ビニル−N−メチルアセトアミド30重量部、トリフロロエチルメタアクリレート5重量部、エチレングリコールジメタアクリレート1重量部のモノマー混合物のモノマー混合物をレンズ形状にしたキャスト重合用鋳型に注入し、紫外線を照射して重合し、膨潤して含水ソフトコンタクトレンズを得た。
実施例1と同様にして物性を評価した結果、含水率は36%、Dk値は190で、ナトリウムイオン拡散係数は0.03×10−3mm2 /min、タンパク質及び脂質の付着性はそれぞれ50μg/枚、12μg/枚であった。水濡れ性は保存液浸漬レンズでランク3であった。また、引っ張り弾性率は0.9×107 dyne/cm2 であった。
【0055】
【発明の効果】
本発明により、装用した時に汚れ付着性が少なく、角膜へのレンズの固着が無く、適度な引っ張り弾性率を有するため、レンズの動きがスムーズで安定しており、長期間の装用性に優れた含水コンタクトレンズを提供することができた。

Claims (4)

  1. ポリシロキサンマクロマー、N原子を有しかつ共重合性が異なる2種以上の親水性モノマーを含有するポリマーからなり、ポリシロキサンマクロマーが70〜50重量%、N原子を有する親水性モノマーの合計が30〜50重量%であって、含水率が17.5〜50%の範囲内であり、ナトリウムイオン拡散係数が0.2〜10×10−3mm2 /minの範囲内であり、酸素透過係数が30以上である含水ソフトコンタクトレンズ。
  2. 含水率が20〜40%の範囲内であり、ナトリウムイオン拡散係数が0.3〜5×10−3mm2 /minの範囲内であり、酸素透過係数が80〜300の範囲内である請求項1に記載の含水ソフトコンタクトレンズ。
  3. N原子を有しかつ共重合性が異なる2種以上の親水性モノマーが、共重合性比が0.3より大きく3以下であるものから選ばれた1種以上と共重合性比が0.3以下であるものから選ばれた1種以上である請求項1または2に記載の含水ソフトコンタクトレンズ。
  4. 共重合性比が0.3より大きく3以下であるものから選ばれた親水性モノマーがN−ビニル−N−メチルアセトアミドであり、共重合性比が0.3以下であるものから選ばれた親水性モノマーがN−ビニルピロリドンである請求項3に記載の含水ソフトコンタクトレンズ。
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