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JP2004083491A - ペット用清拭材 - Google Patents

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JP2004083491A
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Kimiaki Ishibe
石部 公章
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DAIICHI SHIKO KK
JOHNSON TRADING KK
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DAIICHI SHIKO KK
JOHNSON TRADING KK
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Abstract

【課題】犬、猫などのペットの清拭に手軽に使用でき、使用性に優れ、皮膚刺激が抑制され、汚れや臭いを効果的に除去し得るペット用清拭材を提供する。
【解決手段】保水性を有するシート状基材に、ピロリドンカルボン酸又はその塩と、糖アルコール類及び多価アルコール類からなる群より選択されるアルコール類と、殺菌剤と、シリコーン類と、を含有する液状清拭剤を含浸させてなることを特徴とする。シート状基材としては、40〜80g/cmのメッシュ状不織布が、液状清拭剤に含まれるシリコーン類としては、ジメチルポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキサン及びその変性物から選択されるシリコーンオイルであることが好ましい。
【選択図】     なし

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はペット用清拭材に関し、詳しくは、不織布等の基材に清拭剤組成物を含浸させ、犬・猫等のペット用途に好適な清拭材に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、ペットの身体を清浄に保つための手入れ方法としては、ペット用シャンプーで洗浄する、清拭材を使用して身体を拭くなどの方法が汎用されていた。犬や猫などのペットは、汗腺を持たないため皮膚表面の油分を除去しすぎると皮膚表面がカサついて肌荒れや抜け毛を生じやすくなり、このため、シャンプーの頻度は1〜2週間に1度程度が一般的であり、皮膚や体毛の表面を清潔に保つのが困難であった。
このため、通常は、散歩などの外出後や食事後、排泄後などに使い古しのタオルや濡れ雑巾などでペットの身体表面の汚れを拭き取ることが行われている。その際使用したをタオルなどには、汚れのみならずペットの抜け毛が多数付着し、一般の洗濯物と同時に洗うことがためらわれ、そのまま廃棄されたり、通常の洗濯とは別にひとつひとつ手洗いするなど、面倒な作業を必要としていた。
【0003】
また、水拭きだけでは充分に汚れを除去したり、皮膚や体毛を清潔に保つことが困難なため、ペットの身体の表面を拭き取る目的で用いられる清拭剤組成物が種々提案されている。例えば、特開平8−99865号公報には、両性界面活性剤にコラーゲンおよびキトサンを結合させ、洗浄剤を配合した皮膚殺菌防臭性洗剤が、特開平8−175905号公報には、陽イオン界面活性剤、両性界面活性剤、非イオン界面活性剤および穀物の熱水抽出エキスを含有する抗菌消臭剤が、特開平4−17857号公報には、特定の両性界面活性剤と茶葉抽出物を配合した組成物が、また、特開2002−47105公報には、特定の両性界面活性剤、非イオン界面活性剤およびシリコーンオイルを含有する殺菌消臭清拭剤組成物が、それぞれ記載されている。
これらの清拭剤はいずれも界面活性剤が主成分であり、このため、これらを基材に含浸させて清拭に用いた場合、界面活性剤による油分の取り過ぎや皮膚表面に残存する界面活性剤による皮膚刺激が懸念される。このため、界面活性剤を主成分として用いることなく、手軽に使用でき、ペットの皮膚を清浄に保てる手段が切望されていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記問題点を考慮してなされた本発明の目的は、犬、猫などのペットの清拭に手軽に使用でき、皮膚刺激が抑制され、汚れや臭いを効果的に除去し得る、界面活性剤を主成分としない清拭剤を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明者らは、上記課題を解決すべく検討した結果、本発明を完成した。すなわち本発明の清拭材は、保水性を有するシート状基材に、ピロリドンカルボン酸又はその塩と、糖アルコール類及び多価アルコール類からなる群より選択されるアルコール類と、殺菌剤と、シリコーン類と、を含有する液状清拭剤を含浸させてなることを特徴とする。
なお、前記保水性を有するシート状基材としては、40〜80g/cmのメッシュ状不織布であることが、使用感の観点から好ましい態様である。
また、液状清拭剤に含まれるピロリドンカルボン酸又はその塩としては、dl−ピロリドンカルボン酸ナトリウムが好ましく、アルコール類としては、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、ポリエチレングリコール、1,3−ブチレングリコール、グリセリン、及びソルビトールからなる群より選択される1種以上であることが好ましく、このアルコール類のなかでも、特に、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、ポリエチレングリコール、1,3−ブチレングリコールが好ましい。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を詳細に説明する。
本発明の清拭材は、保水性を有するシート状基材に、(i)ピロリドンカルボン酸又はその塩と、(ii)糖アルコール類及び多価アルコール類からなる群より選択されるアルコール類と、(iii)殺菌剤と、(iv)シリコーン類と、を含有する液状清拭剤を含浸させてなることを特徴とするものである。
まず、液状清拭剤に関して説明する。
(i)ピロリドンカルボン酸又はその塩はアミノ酸由来の化合物であり、NMF(天然保湿因子)中で重要な機能を果たし、皮膚や目に対する刺激が低く、保湿性に優れた化合物である。ピロリドンカルボン酸の塩としては、アルカリ金属(Li、Na、Kなど)塩、またはアミン塩等が挙げられる。塩を形成するアミンとしては、1、2または3級アミンのいずれでもよく、炭素原子数1〜12程度の脂肪族アミン、炭素原子数4〜12程度の脂環式アミン、炭素原子数6〜12程度の芳香族アミン、炭素原子数5〜12程度の複素環アミンおよびこれらの混合物が挙げられる。なかでも、好ましくはナトリウム塩、カリウム塩及びトリエタノールアミン塩である。また、効果の観点から、ピロリドンカルボン酸としては、dl−ピロリドンカルボン酸又はその塩が特に好ましく、dl−ピロリドンカルボン酸ナトリウムがさらに好ましい。このナトリウム塩化合物は水溶液として用いても、高い安定性を示し、これを配合することにより、保湿性による皮膚や毛の感触向上のみならず、静電気の発生を効果的に抑制し、清拭後の汚れの再付着や毛のもつれを防止することができるという利点をも有する。
ピロリドンカルボン酸又はその塩は、1種のみを用いてもよく、2種以上を組合せて用いてもよい。液状清拭剤に対するピロリドンカルボン酸又はその塩の配合量は、0.01〜5質量%であることが好ましく、0.05〜2質量%であることがさらに好ましい。
【0007】
本発明に係る液状清拭剤に用いられる(ii)アルコール類は、糖アルコール類、及びグリセリン、ジグリコールなどの多価アルコール類から選択される。なかでも、溶剤との相溶性、使用感の観点から、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、ポリエチレングリコール、1,3−ブチレングリコールなどが好ましく、原料臭の低減及びペットへの安全性を考慮すれば、プロピレングリコール、ポリエチレングリコールが最も好ましい。
アルコール類の液状清拭剤組成物に対する含有量は1〜5質量%程度が好ましく、2〜4質量%であることがさらに好ましい。
【0008】
(iii)殺菌剤は、安全性と効果の持続性を考慮して選択され、通常、ヒト用の皮膚製剤に用いられる殺菌剤はいずれのものをも用いることができるが、保湿剤やアルコール類との併用により、皮膚や毛の表面に長時間にわたって保持され、効果の持続性の高いベンザルコニウム塩(塩化物、臭化物)、塩化ベンゼトニウム、ピリジニウム塩(塩化物、臭化物)などが好適に挙げられる。なかでも、入手の容易性、効果の観点からは、塩化ベンザルコニウム、塩化ベンゼトニウムが好ましく挙げられる。前記化合物はカチオン界面活性剤の構造を有し、優れた殺菌力とともに、ペットの毛の表面に吸着し、持続的な殺菌、防臭効果のみならず、帯電防止効果、毛の柔軟効果なども発現する。
殺菌剤は1種のみを用いてもよく、2種以上を組合せて用いてもよい。また、液状清拭剤に対する配合量としては、0.01〜3.0質量%が好ましく、0.05〜1.0質量%であることがさらに好ましい。
【0009】
また、本発明に係る液状清拭剤には、保湿性の向上およびペットのブラッシング時の櫛通り性、清拭後の毛のつやを向上させるなどの目的で、(iv)シリコーン類が添加される。シリコーン類としては、ジメチルポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキサンなどのシリコーンオイルが好適であり、また、ペットの毛に対する吸着性や毛つやの向上などを目的としてポリオキシアルキレンとのコポリマーやアミノ変性シリコーンなどの各種変性シリコーンオイルも好ましく用いられる。また、これらのシリコーンオイルと高分子量シリコーン(シリコーンガム)を併用することもできる。
なお、液状清拭剤の溶剤として水や水性溶剤を用いる場合には、均一分散性の観点から、これらシリコーン類はエマルジョンの状態で配合することもできる。シリコーンエマルジョンは、高分子量メチルポリシロキサンと低分子量メチルポリシロキサンとをカチオン乳化したシリコーンエマルションBY22−060〔東レ、ダウコーニング・シリコーン(株)〕などの市販品としても入手可能である。
液状清拭剤に対するシリコーンの配合量は、0.01〜10質量%程度であることが好ましく、0.05〜3質量%の範囲であることがより好ましい。
【0010】
本発明に係る液状清拭剤は、前記(i)〜(iv)の有効成分に加えて、保湿剤を添加することが、殺菌効果の持続性やペットの毛の感触向上の観点から好ましい。前記したように、(ii)アルコール類のなかにも保湿性に優れたものがあり、これらを選択して併用することも好ましいが、例えば、ヘチマエキス、など天然物由来の保湿剤、ヒアルロン酸ナトリウムなどの公知の保湿剤を0.01〜5質量%程度添加することができる。
【0011】
本発明に係る液状清拭剤には、前記(i)〜(iv)の有効成分や保湿剤の他、必要に応じて、本発明の効果を妨げない範囲において種々の公知の添加剤、例えば、粘度調整剤、分散剤、香料、防腐剤、pH調整剤、キレート剤、安定化剤、着色料などを添加することもできる。
なお、ペットの皮膚への影響を考慮し、この液状清拭剤には、エタノールなどの低沸点のアルコールを配合しないことが好ましい。なお、有効成分の可溶化剤として少量配合される低沸点アルコールは含んでいてもよく、好ましい含有量としては0.1〜5質量%程度である。
また、同様の観点から液状清拭剤には、清拭、洗浄における主成分としてのアニオン界面活性剤、非イオン界面活性剤、両性界面活性剤などの界面活性剤は配合されない。しかしながら、例えば、前記殺菌剤として例示された塩化ベンザルコニウム(これは、カチオン界面活性剤に包含される)や、シリコーンエマルジョンの調製などの際に添加される微量の界面活性剤の配合は容認される。この液状清拭剤に対する界面活性剤の配合量は、3質量%未満とすることが好ましい。
【0012】
この液状清拭剤は上記の各成分を適当な溶剤に溶解、分散して調製される。ここで用いる溶媒としては、水或いは水に水溶性アルコール類等を添加した水性溶媒が好ましい。液状清拭剤において、水などの溶媒に溶解、分散された組成物の溶液濃度は0.1〜30質量%であることが好ましく、1〜10質量%であることがさらに好ましい。こうして調製された液状清拭剤は後述するシート状の基材に含浸されて使用される。
本発明における液状清拭剤は、前記の如く安全性が高く、低刺激の成分で構成されるが、さらに、低沸点アルコールなどの含有量を低減したことから、臭いも穏やかで、刺激臭がなく、ペットの顔を拭くときなども臭いによる忌避行動が起きにくいという利点を有する。
【0013】
本発明に用い得る保水性を有するシート状基材としては、前記液状清拭剤を保持し得る保水性と強度とを有するものであれば特に制限はなく、布、紙、不織布或いは、2枚の透水性シート間に保水性の材料を挟み込んだ積層体などを任意に選択して使用することができる。ここで保水性とは、必ずしも、シート状基材を構成する素材が親水性のものであることを意味するものではなく、疎水性の繊維などの形成する空隙に所定量の液状保湿剤を保持できるものも包含される。
【0014】
シート状基材としては、織物、編物などの布、保水性に優れた柔軟な紙製シート、不織布、2枚の薄い不職布や多孔質樹脂製シート間に綿状の繊維や吸水性素材を挟み込んだものなどが挙げられ、保水性とコストの観点からは不織布が好ましい。
不織布としては、液状清拭剤を保持し、使用時(清拭時)においては皮膚や体毛に充分な液状清拭剤を供給し得るという観点から、コットンやレーヨンといった親水性の素材を主成分とすることが好ましく、また、強度、柔軟性、繊維の脱落防止などの観点から、ポリエステル系、ポリ塩化ビニル系、ポリエチレン系、ポリプロピレン系、フッ素系などの水分非吸着性の繊維を併用することも好ましい態様である。
【0015】
シート状基材としては、基材の1〜6倍程度の液状清拭剤を保持し、使用時に拭き取りの強弱を調整することにより皮膚上への液状清拭剤の供給量を調製できることが好ましい。このような観点からは、シート状基材はコットンやレーヨンなどの親水性素材100%であってもよいが、ポリエチレンテレフタレートなどのポリエステル系、ポリエチレン系、ポリプロピレン系などの水分非吸着性の繊維を20〜40%含むことがより好ましい。
【0016】
また、液状清拭剤の保持性、使用時の拭き取り性や使用しやすさを考慮すれば、あまり薄いものは好ましくなく、具体的には、40〜80g/cm程度のボリュームを有するものが好ましく、45〜60g/cmの範囲であることがさらに好ましい。薄すぎると使用感が低下し、強く拭いたときに裂けやすくなるなど強度も低下する傾向にあり、厚すぎると液状清拭剤の供給性やシートの柔軟性が低下する傾向にある。
【0017】
なお、不織布は、その強度や液状清拭剤の保持、供給性から、目的に応じて公知のものを適宜選択して用いることができる。製造方法としては、湿式法、乾式法のいずれにより形成されたものでもよく、短繊維素材を用いたパルプ不織布や長繊維素材を用いたスパンレース、スパンボンドなども好ましく挙げられる。また、強度向上のため、バインダーを併用したものも用いることができる。
なお、シート基材の表面性状を考慮するに、ペットの清拭時における汚れや抜け毛の除去性、毛の表面に液状清拭剤を行きわたらせるといった観点からは、表面が平坦ではなく、ある程度の凹凸があることが好ましい。以上の点から、メッシュ状の不織布が最も好ましい。ここで用い得るメッシュ状の不織布としては、例えば、カー用品やウエットワイパー、住居用の拭き取りシートなどに汎用される市販の不職布を挙げることができる。
【0018】
シート状基材に担持される液状保湿剤の量は使用目的、例えば、大型犬、毛足の長い犬種に用いる場合と、小型犬や猫に用いる場合などにより適宜調整することができるが、清拭効果の観点から、一般的には、シート状基材の重量に対して、1.5〜4.0倍程度、さらには2.0〜3.0倍程度であることが好ましい。
より具体的には、大型犬用或いは特に毛足の長い犬用としては、不織布として50g/cmのものを用いた場合、液状清拭剤の保持量は125〜150g/cm程度(不織布に対して2.5〜3.0倍)、中/小型犬用としては、同様に、液状清拭剤の保持量は105〜130g/cm程度(不織布に対して2.1〜2.6倍)、猫用としては、同様に、液状清拭剤の保持量は95〜115g/cm程度(不織布に対して1.9〜2.3倍)がそれぞれ好ましい。
【0019】
また、清拭材のサイズ、即ちシート状基材のサイズも、上記と同様に使用目的により適宜調整することができるが、本発明者らの検討によれば、大型犬用としては、幅200〜400mm、長さ500〜800mm程度が好適である。ここで幅、長さとは、不織布の製造時の方向から便宜的に呼ばれるものであり、この方向が逆のものでもよい。すなわち、シートの短辺が200〜400mm、長辺が500〜800mm程度のものであれば好適に用いることができる。
サイズとしては、特に、シャンプー代わりに全身を清拭する場合には、少なくとも長辺が500mm以上、さらには600mm以上であることが好ましい。中型犬用としては、、短辺が200〜300mm、長辺が300〜500mm程度のものが好適であり、小型犬や猫用としては、短辺100〜400mm、長辺100〜300mm程度が好適である。
【0020】
本発明のペット用清拭材は、一般家庭において犬、猫等のペット用のシャンプーにかえて全身を清拭したり、散歩や食事、排泄後における汚れ落としなどに有用である。特に含浸させてある液状清拭剤に低沸点アルコールや洗浄用の界面活性剤などを含まないことから、皮膚の敏感なペットの清拭や、口の回り、耳の内部の清拭用にも安心して使用することができる。
【0021】
【実施例】
以下、実施例により本発明を更に詳細に説明するが、本発明はこれに限定されるものではない。
(実施例1)
〔液状清拭剤の調製〕
以下の処方成分を精製水に配合し、溶解、分散させて液状清拭剤を調製した。配合量は質量%である。
・dl−ピロリドンカルボン酸ナトリウム(i)     0.1%
・ポリエチレングリコール(ii)           0.5%
〔PEG−300、日本油脂(株)製〕
・プロピレングリコール(ii)            0.5%
・塩化ベンザルコニウム(iii)           0.05%
・ジメチルシリコーンエマルジョン(iv)       0.1%
〔シリコーンエマルションBY22−060、
東レ、ダウコーニング・シリコーン(株)製〕
・ヘチマエキス(丸善製薬(株)製)          0.1%
・安息香酸ナトリウム                 0.02%
・精製水                       (残量)
【0022】
この液状清拭剤について殺菌性試験を以下の試験方法により行った。
(殺菌性試験)
培地に菌懸濁液を塗布し、その後、前記液状清拭剤を塗布して37℃で培養した。1〜15時間培養後、菌の生存の有無を外観のコロニーの発生で判断した。また、液状清拭剤の代わりに水を用いたものをブランクとして同様の試験を行った。なお、菌には黄色ブドウ球菌を使用した。
その結果、液状清拭剤を用いたものは、1時間後、1.5時間後、5時間後、10時間後、15時間後のいずれについてもコロニーの発生は確認されず、菌が死滅していることが確認された。一方、水を用いたものはいずれもコロニーの発生が確認され、菌が生存していた。
【0023】
〔ペット用清拭材の製造〕
前記液状清拭剤を、メッシュ状不織布(アピタス(商品名)、大和紡績(株)製、レーヨン80%、ポリプロピレン・ポリエチレン20%、サイズ:300mm×600mm、50g/cm)に、単位面積当たりの保持量が140g/cmとなるように保持させ、実施例1の清拭材(ウエットティッシュ)を得た。〔清拭材の評価〕
大型犬の飼い主30名により7日間実用試験を実施し、使用感、汚れ・抜け毛の除去性、臭いの除去性、清拭後の犬の毛の櫛通りを、それぞれ、○:良好、△:どちらとも言えない、×:不良の3段階で評価してもらったところ、いずれの項目も○が80%以上と、高い支持を得た。
また、試験終了して3日間経過後に、ペットの臭いの程度を評価したもらったところ、80%以上の飼い主が「臭いは気にならない」と回答し、防臭効果の持続性があることも確認された。
【0024】
(実施例2)
メッシュ状不織布のサイズを300mm×400mmとし、液状清拭剤の保持量を125g/cmとなるように代えた他は、実施例1と同様にして、実施例2の清拭材(ウエットティッシュ)を得た。
次に、中/小型犬の飼い主60名により7日間実用試験を実施し、使用感、汚れ・抜け毛の除去性、臭いの除去性、清拭後の犬の毛の櫛通りを、それぞれ、○:良好、△:どちらとも言えない、×:不良の3段階で評価してもらったところ、いずれの項目も○が80%以上と、高い支持を得た。
【0025】
(実施例3)
メッシュ状不織布のサイズを300mm×200mmとし、液状清拭剤の保持量を110g/cmとなるように代えた他は、実施例1と同様にして、実施例3の清拭材(ウエットティッシュ)を得た。
次に、猫の飼い主30名により、7日間実用試験を実施し、使用感、汚れ・抜け毛の除去性、臭いの除去性、清拭後の毛の櫛通りを、それぞれ、○:良好、△:どちらとも言えない、×:不良の3段階で評価してもらったところ、いずれの項目も○が80%以上と、高い支持を得た。
【0026】
以上のように、本発明のペット用清拭材は、液状清拭剤として大量の界面活性剤や揮発性のアルコール類を含まず、皮膚にマイルドであるにもかかわらず、汚れや臭いの除去性に優れることがわかった。また、自由な感想を述べてもらったところ、ペットが清拭をいやがらないという回答が複数あり、これは、液状清拭剤が低刺激で、臭いもやさしいこと裏付けるものと考えられる。
本実用試験の結果より、本発明の清拭材は、シートのサイズ、液状清拭剤の保持量を制御することで、大型犬から猫にいたるまで、さまざまなペットの清拭に好適に使用でき、性能も使用性も良好で、使用者から高い支持を得られることがわかった。
【0027】
【発明の効果】
本発明のペット用清拭材は、犬、猫などのペットの清拭に手軽に使用でき、使用性に優れ、皮膚刺激が抑制され、汚れや臭いを効果的に除去し得るという効果を奏する。

Claims (4)

  1. 保水性を有するシート状基材に、ピロリドンカルボン酸又はその塩と、糖アルコール類及び多価アルコール類からなる群より選択されるアルコール類と、殺菌剤と、シリコーン類と、を含有する液状清拭剤を含浸させてなるペット用清拭材。
  2. 前記保水性を有するシート状基材が、40〜80g/cmのメッシュ状不織布であることを特徴とする請求項1に記載のペット用清拭材。
  3. 前記液状清拭剤に含まれるアルコール類が、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、ポリエチレングリコール、1,3−ブチレングリコール、グリセリン、及びソルビトールからなる群より選択される1種以上であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のペット用清拭材。
  4. 前記液状清拭剤に含まれるシリコーン類がジメチルポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキサン及びその変性物から選択されるシリコーンオイルであることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載のペット用清拭材。
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