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JP2004082458A - 金型装置 - Google Patents

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JP2004082458A
JP2004082458A JP2002245099A JP2002245099A JP2004082458A JP 2004082458 A JP2004082458 A JP 2004082458A JP 2002245099 A JP2002245099 A JP 2002245099A JP 2002245099 A JP2002245099 A JP 2002245099A JP 2004082458 A JP2004082458 A JP 2004082458A
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JP
Japan
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mold
heat
storage hole
cartridge heater
heater
Prior art date
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Pending
Application number
JP2002245099A
Other languages
English (en)
Inventor
Makoto Goto
後藤 誠
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Tokai Rika Co Ltd
Original Assignee
Tokai Rika Co Ltd
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Publication date
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Abstract

【課題】熱伝達媒体によりヒータの熱を金型に効率よく伝達できる金型装置を提供する。
【解決手段】カートリッジヒータ13の発熱部16bと、金型12における収納孔15が形成された部位との間(空隙K1)に、発熱部16bの発熱により液化(溶融)するハンダ14を隙間なく充填する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、金型装置に係り、詳しくはヒータを備えた金型装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、金型装置における金型を加熱する方法として、汎用の円柱状をなすカートリッジヒータ(棒状抵抗加熱ヒータ)を金型内に組み込んだものが提案されている。即ち、上記金型装置における金型には、前記カードリッジヒータを配置するヒータ収納孔が、そのカードリッジヒータの外形形状とほぼ同じサイズ及び形状となるように形成されている。そして、そのヒータ収納孔に前記カードリッジヒータが配置されている。
【0003】
上記第1金型装置においては、カードリッジヒータの交換作業を行えるように、前記ヒータ収納孔の内径は前記カードリッジヒータの外径よりも若干大きく形成されている。このヒータ収納孔の加工は、通常ドリル加工を行った後、リーマなどで仕上げることにより、前記ヒータ収納孔とカードリッジヒータとの隙間(フィットインホール)を0.1mm以下となるように製作されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記隙間には空気が介在されており、その空気は断熱作用を奏するため、前記カードリッジヒータによる前記金型の加熱効率を損なっていた。
【0005】
本発明は、前述した事情に鑑みてなされたものであって、その目的は熱伝達媒体によりヒータの熱を金型に効率よく伝達できる金型装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、発熱部を備えたヒータと、前記発熱部を収納する収納孔を有する金型とを備えた金型装置において、前記発熱部と前記金型における前記収納孔が形成された部位との間に、前記発熱部の発熱により液化する熱伝達媒体を充填したことを要旨とする。
【0007】
【発明の実施の形態】
(第1実施形態)
以下、本発明を具体化した第1実施形態を図1に従って説明する。
【0008】
図1に示すように、本実施形態の金型装置11は、金型12、ヒータとしてのカートリッジヒータ(棒状抵抗加熱ヒータ)13、及び熱伝達媒体としてのハンダ14を備えている。
【0009】
前記金型12には雌ネジ部19及び断面円形状をなす収納孔15が互いに連通するように形成され、その雌ネジ部19及び収納孔15内に前記カートリッジヒータ13の先端部16が配置されている。
【0010】
前記カートリッジヒータ13の先端部16は、前記雌ネジ部19に螺合固定された雄ネジ部16aと、その雄ネジ部16aよりも先端側に形成された円柱状をなす発熱部16bとを備えている。前記発熱部16bは、その直径が「雄ネジ部16aにおける谷の径」よりも小さく形成されている。前記発熱部16bにおける外周部には、ステンレス等の円筒状をなす耐熱金属パイプP1を備えている。前記耐熱金属パイプP1は耐熱カバーに相当する。また、カートリッジヒータ13における雄ネジ部16aの基端側には、ナット部17が一体的に形成されている。前記雌ネジ部19と前記雄ネジ部16aとにより漏れ防止手段としての螺合機構18が構成されている。
【0011】
また、金型12における収納孔15は、内径が発熱部16bの直径よりも大きく、かつ「雌ネジ部19の内径」よりも小さく形成されている。前記収納孔15の底部15aは、発熱部16bの先端よりも深い位置に形成されている。この結果、前記カートリッジヒータ13の発熱部16bと金型12における収納孔15が形成された部位との間には、空隙K1が形成されている。前記空隙K1内には、前記ハンダ14が隙間なく充填されている。
【0012】
前記カートリッジヒータ13の雄ネジ部16aと前記金型12の雌ネジ部19とが螺合固定されていることにより、前記空隙K1の気密性が保持され、同空隙K1内の溶融状態のハンダ14が収納孔15から漏れ出さないように構成されている。
【0013】
なお、本実施形態では、前記カートリッジヒータ13の発熱部16bにおける発熱温度は約800°Cとされ、前記耐熱金属パイプP1は約800°Cの温度では溶融しない金属とされている。また、前記ハンダ14の融点温度は約500°Cとされている。
【0014】
次に、上記第1実施形態の金型装置11の組み付け方法について説明する。
金型12における収納孔15の開口部が上方を向くように、金型12を配置する。そして、収納孔15内に溶融したハンダ14を所定量充填し、その後すぐに、カートリッジヒータ13の先端部16を収納孔15内に挿入する。このとき、発熱部16bの耐熱金属パイプP1は約800°Cの温度では溶融しない金属とされているため、溶融したハンダ14(融点温度が約500°C)内に発熱部16bを挿入しても耐熱金属パイプP1は溶融しない。
【0015】
次に、金型12の雌ネジ部19とカートリッジヒータ13の雄ネジ部16aとを螺合すべく、カートリッジヒータ13のナット部17をスパナなどを用いて締める。この結果、前記雌ネジ部19と前記雄ネジ部16aとが螺合固定されることにより空隙K1内の気密が保持され、その空隙K1内に充填した溶融状態のハンダ14が収納孔15の開口部から漏れ出すことがない。
【0016】
次に、上記第1実施形態のように構成された金型装置11の作用について説明する。
金型12を加熱するべく、カートリッジヒータ13に電力を供給してカートリッジヒータ13の発熱部16bを発熱させる。すると、カートリッジヒータ13から発せられた熱はハンダ14を介して金型12に伝達する。この際、空隙K1にはハンダ14が隙間なく充填されているため、カートリッジヒータ13から発せられる熱が金型12へ効率よく伝達できる。
【0017】
従って、上記第1実施形態の金型装置11によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1)本実施形態では、カートリッジヒータ13の発熱部16bと、金型12における収納孔15が形成された部位との間(空隙K1)に、発熱部16bの発熱により液化(溶融)するハンダ14を充填した。従って、ハンダ14によりカートリッジヒータ13の熱を金型12に効率よく伝達される。
【0018】
(2)本実施形態では、液化(溶融)したハンダ14が収納孔15から漏れ出すことを防ぐ螺合機構18を備えた。従って、収納孔15からハンダ14が漏れ出すことなく、カートリッジヒータ13の発熱部16bの熱を金型12へ確実に伝達できる。
【0019】
(3)本実施形態では、カートリッジヒータ13の耐熱金属パイプP1を約800°Cの温度では溶融しない金属で形成した。また、約500°Cで溶融するハンダ14を空隙K1内に充填した。このため、金型装置11を組み付ける際に、溶融した状態のハンダ14を収納孔15内に充填し、その後すぐに、カートリッジヒータ13の先端部16を収納孔15内に挿入しても、カートリッジヒータ13の耐熱金属パイプP1がハンダ14の熱により溶融することがない。従って、金型12に対してカートリッジヒータ13を良好な状態で組み付けることができる。
【0020】
また、金型装置11を分解する際には、カートリッジヒータ13を発熱させることにより、ハンダ14を溶融させる。すると、カートリッジヒータ13を金型12から取り出す際に、溶融したハンダ14と発熱部16bとの界面には摩擦が生じない。従って、金型12からカートリッジヒータ13を容易に取り外すことができる。
【0021】
(第2実施形態)
以下、本発明を具体化した第2実施形態を図2に従って説明する。
図2に示すように、本実施形態の金型装置21は、金型22、ヒータとしてのカートリッジヒータ(棒状抵抗加熱ヒータ)23、及び熱伝達媒体としてのハンダ24を備えている。
【0022】
前記金型22には断面円形状をなす収納孔25が形成され、その収納孔25内には前記カートリッジヒータ23の円柱状をなす発熱部26が配置されている。前記発熱部26における外周部には、ステンレス等の円筒状をなす耐熱金属パイプP2を備えている。前記耐熱金属パイプP2は耐熱カバーに相当する。
【0023】
前記発熱部26の直径は前記金型22の収納孔25の内径より小さく形成されている。前記収納孔25の底部25aは、前記発熱部26の先端よりも深い位置に形成されている。この結果、前記カートリッジヒータ23の発熱部26と金型22における収納孔25が形成された部位との間には、空隙K2が形成されている。前記空隙K2には前記ハンダ24が隙間なく充填されている。
【0024】
前記カートリッジヒータ23における発熱部26の基端側には、円盤状のフランジ部27が形成されている。同フランジ部27における金型22側の側面S1は、金型22における収納孔25が開口する側面S2に対して当接されている。
【0025】
前記フランジ部27には円環状をなす漏れ防止凸条部28が側面S1から突出形成されている。前記漏れ防止凸条部28の内径は前記収納孔25の内径よりも大きくなるように形成されている。また、前記金型22において、前記漏れ防止凸条部28に対応する部位には、前記漏れ防止凸条部28と凹凸の関係で係合する漏れ防止凹条部29が形成されている。そして、前記漏れ防止凸条部28と前記漏れ防止凹条部29とが係合されている。
【0026】
前記漏れ防止凸条部28及び前記漏れ防止凹条部29により漏れ防止凹凸手段としての漏れ防止凹凸機構32が構成されている。
前記フランジ部27は金型22に対して複数のボルト30(図2においては2個のみ図示)により締結固定され、この結果、フランジ部27の側面S1と金型22の側面S2とが圧接されている。前記ボルト30は圧接部材に相当する。前記ボルト30は、漏れ防止凸条部28の外周側に位置するように配置されている。前記フランジ部27、及び前記ボルト30にて漏れ防止手段としての栓機構31が構成されている。
【0027】
前記側面S1と前記側面S2とが圧接されていることにより、前記空隙K2の気密性が保持され、同空隙K2内の溶融状態のハンダ24が収納孔25から漏れ出さないように構成されている。それに加え、前記漏れ防止凸条部28と前記漏れ防止凹条部29との係合により、両側面S1,S2間における漏れ防止凸条部28内周から外周へハンダ24が漏れ出さないように構成されている。
【0028】
従って、本実施形態の金型装置21の組み付け方法においても、前記第1実施形態の金型装置11の組み付け方法と同様の方法で行う。即ち、金型22における収納孔25にハンダ24を所定量充填し、その収納孔25にカートリッジヒータ23の発熱部26を挿入して、ボルト30にてフランジ部27を金型22に対して締結固定する。
【0029】
また、本実施形態の金型装置21は前記第1実施形態における金型装置11と同様の作用、及び効果(1)、(3)と同様の効果を奏すると共に以下の効果を奏する。
【0030】
(1)本実施形態では、カートリッジヒータ23の外周に設けられたフランジ部27と、金型22における側面S2(収納孔25の開口周縁)に対して前記フランジ部27を圧接させるボルト30とにより栓機構31を構成した。そして、この栓機構31により液化(溶融)したハンダ24が収納孔25から漏れ出すことを防ぐようにした。従って、収納孔25からハンダ24が漏れ出すことなく、カートリッジヒータ23の発熱部26の熱が金型22へ確実に伝達できる。
【0031】
(2)本実施形態では、フランジ部27の漏れ防止凸条部28と金型22の漏れ防止凹条部29とを係合させた。そのため、両側面S1,S2間における漏れ防止凸条部28内周から外周へハンダ24が漏れ出すことがない。従って、液化(溶融)したハンダ24が収納孔25から漏れ出すことをより一層防ぐことができる。
【0032】
(第3実施形態)
以下、本発明を具体化した第3実施形態を図3に従って説明する。
なお、第3実施形態の金型装置41は、前記第1実施形態の金型装置11を変更したものであり、前記第1実施形態と同様の構成については、同一符号を付して、その詳細な説明を省略し、異なるところのみを説明する。
【0033】
本実施形態の金型装置41は金型装置11における収納孔15(以下、本実施形態では収納孔42という)の形状を変更している。即ち、本実施形態における金型装置41の収納孔42は、前記発熱部16bの体積よりも大きな容積を備えるとともに底部側から開口部側へ向けて次第に内径が大きくなる円錐台状とされている。前記収納孔42の底部側端部の内径(前記収納孔42の底部42aの内径)は、前記発熱部16bの直径よりも若干大きく形成されている。一方、前記収納孔42の開口部側端部の内径は、雌ネジ部19の内径」よりも小さく形成されている。
【0034】
従って、本実施形態の金型装置41は、前記第1実施形態の金型装置11と同様の組み付け方法、作用、及び効果を奏すると共に、以下の効果を奏する。
(1)本実施形態では、収納孔42は、前記発熱部16bの体積よりも大きな容積を備えるとともに底部側から開口部側へ向けて次第に内径が大きくなる円錐台状となるように成した。従って、例えば、故障により発熱しなくなったカートリッジヒータ13を取り換える際に、ハンダ14が溶融していなくても収納孔42が抜け勾配の役割を果たすことにより、金型12からカートリッジヒータ13を容易に取り外すことができる。
(他の実施形態)
なお、上記各実施形態は以下のような他の実施形態に変更して具体化してもよい。
【0035】
・前記各実施形態では、熱伝達媒体としてハンダ14,24を用いていたが、これに限らず、熱伝達媒体として亜鉛、すず、鉛、硝酸塩などを用いてもよい。要は、500°C〜800°Cの間で溶融する金属やその他の材料を熱伝達媒体として用いてもよい。
【0036】
・前記第2実施形態では、フランジ部27に対して漏れ防止凸条部28を形成し、金型22に対して前記漏れ防止凸条部28に凹凸の関係で係合する漏れ防止凹条部29を形成していた。これに限らず、フランジ部27に対して漏れ防止凹条部29を形成し、金型22に対して前記漏れ防止凹条部29に凹凸の関係で係合する漏れ防止凸条部28を形成してもよい。
【0037】
・第2前記実施形態では、フランジ部27に漏れ防止凸条部28を、金型22に漏れ防止凹条部29を形成していたが、図4に示すように、漏れ防止凸条部28及び漏れ防止凹条部29を省略して金型装置51を構成してもよい。
【0038】
次に、上記各実施形態及び他の実施形態から把握できる技術的思想について以下に追記する。
(イ)液化した前記熱伝達媒体が前記収納孔から漏れ出すことを防ぐ漏れ防止手段を備えたことを特徴とする請求項1に記載の金型装置。
【0039】
(ロ)前記漏れ防止手段は、前記ヒータの外周に設けられた雄ネジ部と、前記金型における前記収納孔に連通するように設けられた前記雄ネジ部に対して螺合する雌ネジ部とからなる螺合機構であることを特徴とする技術的思想(イ)に記載の金型装置。
【0040】
(ハ)前記漏れ防止手段は、前記ヒータの外周に設けられたフランジ部と、前記金型における前記収納孔の開口周縁に対して前記フランジ部を圧接させる圧接部材とからなる栓機構であることを特徴とする技術的思想(イ)に記載の金型装置。
【0041】
(ニ)前記収納孔は、前記発熱部の体積よりも大きな容積を備えるとともに底部側から開口部側へ向けて次第に内径が大きくなる円錐台状とされていることを特徴とする請求項1乃至技術的思想(イ)〜(ハ)のうちいずれか1項に記載の金型装置。
【0042】
(ホ)前記フランジ部と前記金型との間には、凹凸の関係で係合して液化した前記熱伝達媒体が前記収納孔から漏れ出すことを防ぐ漏れ防止凹凸手段を設けたことを特徴とする技術的思想(ハ)に記載の金型装置。
【0043】
(へ)前記熱伝達媒体は、硝酸塩又は500°C〜800°Cの間で溶融する金属であり、前記発熱部はその外周に耐熱カバーを備え、前記耐熱カバーは前記硝酸塩又は前記金属に対して耐熱性を備えていることを特徴とする請求項1乃至技術的思想(イ)〜(ホ)のうちいずれか1項に記載の金型装置。
【0044】
【発明の効果】
以上詳述したように、本発明によれば、熱伝達媒体によりヒータの熱を金型に効率よく伝達できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態における金型装置の側面部分断面図。
【図2】第2実施形態における金型装置の側面部分断面図。
【図3】第3実施形態における金型装置の側面部分断面図。
【図4】他の実施形態における金型装置の側面部分断面図。
【符号の説明】
11,21,41,51…金型装置、12,22…金型、
13,23…ヒータとしてのカートリッジヒータ、
14,24…熱伝達媒体としてのハンダ、15,25,42…収納孔、
16b,26…発熱部。

Claims (1)

  1. 発熱部を備えたヒータと、前記発熱部を収納する収納孔を有する金型とを備えた金型装置において、
    前記発熱部と前記金型における前記収納孔が形成された部位との間に、前記発熱部の発熱により液化する熱伝達媒体を充填したことを特徴とする金型装置。
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