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JP2004081518A - 弾球遊技機 - Google Patents

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JP2004081518A
JP2004081518A JP2002246712A JP2002246712A JP2004081518A JP 2004081518 A JP2004081518 A JP 2004081518A JP 2002246712 A JP2002246712 A JP 2002246712A JP 2002246712 A JP2002246712 A JP 2002246712A JP 2004081518 A JP2004081518 A JP 2004081518A
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JP2002246712A
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Kunio Matsumoto
松元 邦夫
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Fuji Shoji Co Ltd
Original Assignee
Fuji Shoji Co Ltd
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Abstract

【課題】複数の報知手段により効果的な予告報知を行い、利益状態発生に対する遊技者の期待感を十分に盛り上げることが可能な弾球遊技機を提供する。
【解決手段】図柄始動手段14が遊技球を検出することに基づいてその検出に関する検出情報を取得する検出情報取得手段56と、検出情報に基づいて遊技図柄を変動表示する図柄表示手段22と、図柄表示手段22の変動後の停止図柄が特定態様となることを条件に利益状態を発生させる利益状態発生手段44と、未だ遊技図柄の変動表示に供していない検出情報をその取得順に記憶する検出情報記憶手段57と、特定態様に対応する特定検出情報が記憶されているか否かに関する予告報知を行う複数の報知手段18,24,27,60とを備え、特定検出情報が記憶されている場合に、それよりも前に記憶されている検出情報の数に応じて予告報知に用いる報知手段の数を異ならせるようにしたものである。
【選択図】 図3

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、パチンコ機、アレンジボール機等の弾球遊技機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
例えばパチンコ機等の弾球遊技機では、従来、図柄始動手段が遊技球を検出したときに、乱数発生手段から大当たり判定用乱数値を1つ取得すると共に、図柄表示手段の1又は複数個の遊技図柄を所定時間変動させ、その大当たり判定用乱数値が所定の大当たり乱数値と一致する場合には、変動後の遊技図柄を「7・7・7」等の特定態様で停止させると共に、開閉式の大入賞手段を開放する等、遊技者に有利な利益状態を発生させるようになっている。
【0003】
また、図柄始動手段が遊技球を検出した場合には、そのときに取得された大当たり判定用乱数値を、所定の上限保留個数(例えば4個)を限度として記憶しておき、図柄表示手段が変動表示中の場合には、その図柄変動表示の終了後に、記憶されている保留個数分だけ図柄表示手段の図柄変動を順次行うようにしている。
【0004】
この種の弾球遊技機では、保留記憶されている大当たり判定用乱数値の中に大当たり乱数値と一致するものが含まれているか否かに関する予告報知を、液晶表示手段、ランプ、音声出力手段等の複数の報知手段のうち、乱数抽選により決定された1又は複数の報知手段により行うようにしたものが知られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら従来の弾球遊技機では、予告報知に用いる報知手段の数は乱数抽選等により決定されるようになっており、例えば大当たり乱数値と一致する大当たり判定用乱数値が記憶されているか否かの別やその大当たり判定用乱数値の記憶位置等、保留記憶の内容とは何ら関係なく決定されるため、せっかく複数の報知手段による予告報知を行うにも拘わらずこれを有効に利用しているとは言えず、必ずしも十分な演出効果を得られていないという欠点を有していた。
【0006】
また、保留記憶されている大当たり判定用乱数値の中に大当たり乱数値と一致するものが含まれている場合でも、遊技図柄が特定態様となるまで遊技者の期待感を徐々に盛り上げるような演出に欠けており、予告報知を興趣の向上に十分に利用できていないという欠点もあった。
【0007】
本発明は、このような従来の問題点に鑑み、複数の報知手段をより有効に利用して効果的な予告報知を行い、利益状態の発生に対する遊技者の期待感を十分に盛り上げることが可能な弾球遊技機を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は、図柄始動手段14と、該図柄始動手段14が遊技球を検出することに基づいてその検出に関する検出情報を取得する検出情報取得手段56と、前記検出情報に基づいて1個又は複数個の遊技図柄を変動表示する図柄表示手段22と、該図柄表示手段22の変動後の停止図柄が予め定められた特定態様となることを条件に遊技者に有利な利益状態を発生させる利益状態発生手段44と、未だ前記図柄表示手段22による遊技図柄の変動表示に供していない前記検出情報をその取得順に記憶する検出情報記憶手段57と、該検出情報記憶手段57に記憶されている1又は複数の前記検出情報に前記特定態様に対応する特定検出情報が含まれているか否かに関する予告報知を行う報知手段18,24,27,60とを備えた弾球遊技機において、前記報知手段18,24,27,60を複数備え、前記検出情報記憶手段57に記憶されている1又は複数の前記検出情報に前記特定検出情報が含まれている場合に、その特定検出情報よりも前に記憶されている前記検出情報の数に応じて前記予告報知に用いる前記報知手段18,24,27,60の数を異ならせるように構成したものである。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳述する。図1〜図7は本発明をパチンコ機として具現化した第1の実施形態を例示している。図1において、1は矩形状の外枠で、その前側には前枠2が開閉自在に枢着されている。前枠2にはガラス扉3及び前面板4が開閉自在に装着され、これらに対応して前枠2の裏側に遊技盤5が着脱自在に装着されている。
【0010】
前面板4には上皿6が装着され、この上皿6に球抜きレバー7が設けられている。前枠2の下部には下皿8と発射手段9の発射ハンドル10とが設けられている。発射手段9は、発射ハンドル10を操作した時に、上皿6から1個ずつ供給される遊技球を打撃槌で打撃して、その遊技球を遊技盤5側に発射させるようになっている。
【0011】
遊技盤5は、図2に示すようにベニヤ板等を略正方形状に切断したものであって、発射手段9により発射された遊技球を案内するガイドレール11が略環状に装着され、そのガイドレール11の内側の遊技領域12にセンターケース13、特別図柄始動手段14、大入賞手段15、普通図柄始動手段16、普通入賞手段17、ランプ18等の各遊技部品が配置され、また大入賞手段15の下方にアウト口19が設けられている。
【0012】
センターケース13には、普通図柄表示手段21と特別図柄表示手段22と演出表示手段23とを兼用する液晶表示手段24、普通保留個数表示手段25、特別保留個数表示手段26、可動演出手段27等が設けられている。
【0013】
普通図柄表示手段21は、1個又は複数個、例えば1個の普通図柄を液晶表示手段24の所定位置に変動表示可能に構成されており、通過ゲート等よりなる普通図柄始動手段16が遊技球を検出することを条件にその普通図柄が所定時間変動して、普通図柄始動手段16による遊技球検出時に取得された当たり判定用乱数値が予め定められた当たり乱数値と一致した場合には所定態様(例えば所定種類の図柄)で、それ以外の場合には非所定態様で停止するようになっている。なお、普通図柄始動手段16は遊技球が入賞可能な入賞手段により構成してもよい。
【0014】
普通図柄には、数字図柄、アルファベット図柄、キャラクター図柄、その他の遊技図柄を適宜使用可能であり、この実施形態では、「0」〜「9」までの数字図柄が用いられている。
【0015】
また、普通図柄表示手段21による普通図柄の変動表示中に普通図柄始動手段16が遊技球を検出した場合には、その検出時に取得された当たり判定用乱数値が所定の上限保留個数(例えば4個)を限度として記憶されると共に、普通保留個数表示手段25がその当たり判定用乱数値の記憶個数(普通保留個数)を表示してその時点での普通保留個数を遊技者に報知するようになっている。
【0016】
特別図柄始動手段(図柄始動手段)14は、開閉自在な左右一対の開閉爪14aを備えた可変作動式の電動式チューリップ等により構成され、普通図柄表示手段21の変動後の停止図柄が所定態様となった場合に開閉爪14aが所定時間開放するようになっている。
【0017】
特別図柄表示手段(図柄表示手段)22は、1個又は複数個、例えば左右方向に3個の特別図柄(遊技図柄)を液晶表示手段24の所定位置に変動表示可能に構成され、特別図柄始動手段14が遊技球を検出することを条件にそれら各特別図柄を所定時間変動表示して、例えば左、右、中等の所定の順序で、又は同時に停止するようになっている。
【0018】
特別図柄は、変動時には上下方向又は左右方向にスクロールする等、所定の変動パターンに従って変動して、特別図柄始動手段14による遊技球検出時に取得された大当たり判定用乱数値が予め定められた大当たり乱数値と一致する場合には例えば全ての特別図柄が同一となる特定態様で、それ以外の場合には例えば複数の特別図柄のうちの少なくとも1つが異なる図柄となる非特定態様で停止する。
【0019】
特別図柄の変動パターンとしては、リーチ状態を経由しないで非特定態様(外れ)となるリーチなし外れ変動パターン、リーチ状態を経由して非特定態様となるリーチ外れ変動パターン、リーチ状態を経由して特定態様(大当たり)となるリーチ大当たり変動パターンなど、多種類のものが用意されている。
【0020】
特別図柄には、数字図柄、アルファベット図柄、キャラクター図柄、その他の遊技図柄を適宜使用可能であり、この実施形態では、「0」〜「9」までの数字図柄が用いられている。また、特定態様には特別態様とそれ以外の非特別態様とがあり、本実施形態では、奇数図柄による特定態様、例えば「7・7・7」等を特別態様、偶数図柄による特定態様、例えば「6・6・6」等を非特別態様としている。
【0021】
また、特別図柄表示手段22による特別図柄の変動表示中、又は後述する第1利益状態の発生中に特別図柄始動手段14が遊技球を検出した場合には、その検出時に取得された大当たり判定用乱数値等が所定の上限保留個数(例えば4個)を限度として記憶されると共に、特別保留個数表示手段26がその大当たり判定用乱数値の記憶個数(特別保留個数)を表示してその時点での特別保留個数を遊技者に報知するようになっている。
【0022】
演出表示手段23は、特別図柄の変動パターンに従って特別図柄の変動表示を演出する演出画像、例えばキャラクター画像を液晶表示手段24上の所定位置に動画表示する等、遊技状態に応じて画像表示による演出を行うようになっている。また、演出表示手段23は、記憶されている1又は複数の大当たり判定用乱数値に特定態様に対応する特別検出情報が含まれているか否かに関する報知(以下、予告報知という)を行う複数の報知手段のうちの1つを構成しており、予告報知を行う際には、後述する報知パターンに応じて、特別図柄の変動中に所定のキャラクター等の報知画像を液晶表示手段24上の所定位置に動画(又は静止画)表示するようになっている。
【0023】
可動演出手段27は、予告報知を行う複数の報知手段のうちの1つを構成するもので、例えばセンターケース13の上部の可動ステージ29上に設けられたフィギュア等よりなる可動物28と、例えばセンターケース13の裏側に配置され且つ可動ステージ29を介して可動物28を所定方向、例えば回転方向に動作させる駆動手段(図示省略)とを備え、後述する報知パターンに応じて特別図柄の変動中に駆動手段を作動させて可動物28を動作させることにより予告報知を行うようになっている。なお、可動演出手段27は、センターケース13とは別に遊技盤5上の所定位置に設けてもよいし、遊技盤5以外の所定位置に設けてもよい。
【0024】
大入賞手段15は、例えば下部側の横軸心廻りに開閉する開閉板15aを備えた可変作動式であって、特別図柄表示手段22の変動後の特別図柄が特定態様となることに基づいて第1利益状態が発生したときに、開閉板15aが前側に所定時間開放して、その上に落下した遊技球を内部へと入賞させるようになっている。大入賞手段15はその内部が3個等の複数個の通路に分割され、その一部の通路が特定領域30となっている。
【0025】
なお、大入賞手段15は、その開放から所定時間(例えば30秒間)が経過するか、その所定時間内に所定数(例えば10個)の遊技球が入賞することを条件に開閉板15aを閉じ、入賞した遊技球が特定領域30を通過することを条件に、最大所定回数(例えば16回)まで開閉動作を繰り返すようになっている。
【0026】
図3は本実施形態のパチンコ機の制御系のブロック図である。図3において、31は主制御基板、32は音声ランプ制御基板、33は図柄制御基板で、これら各制御基板31,32,33は、遊技盤5に装着されたセンターケース13、その他の複数個の遊技部品を裏側から一括して覆う裏カバーの裏側等、前枠2及び遊技盤5を含む遊技機本体の裏側の適宜箇所に着脱自在に装着された基板ケースに夫々収納されている。
【0027】
主制御基板31は、主に遊技盤5側の遊技動作に関わる制御を行うためのもので、CPU、ROM、RAM等により構成され、第1抽選手段41、開閉制御手段42、第2抽選手段43、第1利益状態発生手段(利益状態発生手段)44、停止図柄態様選択手段45、変動パターン選択手段46、第2利益状態発生手段47、保留情報判定手段48、制御コマンド送信手段49等を備えている。
【0028】
第1抽選手段41は、普通図柄表示手段21の変動後の停止図柄を所定態様とするか否かを抽選するためのもので、第1乱数発生手段51、第1乱数取得手段52、第1乱数記憶手段53、第1判定手段54等を備えている。
【0029】
第1乱数発生手段51は、変動後の普通図柄が所定態様(当たり)となる確率が例えば1/10のときに0〜9までの10個の当たり判定用乱数値を発生する等、その確率に応じた所定数の当たり判定用乱数値を繰り返し発生するようになっている。
【0030】
第1乱数取得手段52は、普通図柄始動手段16が遊技球を検出することを条件に第1乱数発生手段51から当たり判定用乱数値を1個取得し、その取得した当たり判定用乱数値を第1乱数記憶手段53に所定個数(例えば4個)を限度として記憶するようになっている。
【0031】
第1判定手段54は、普通図柄表示手段21が変動表示可能な状態となり且つ第1乱数記憶手段53に1個以上の当たり判定用乱数値が記憶されている場合に、第1乱数記憶手段53に記憶されている当たり判定用乱数値のうち最も早く記憶された1個を取り出し、その当たり判定用乱数値が予め定められた当たり乱数値と一致するか否かを判定する当たり判定処理を行い、その当たり判定処理で当たりと判定した場合に所定態様(当たり)の判定出力を出すようになっている。なお、第1判定手段54で取り出された当たり判定用乱数値は、当たり判定処理の実行に先立って第1乱数記憶手段53から消去される。
【0032】
開閉制御手段42は、第1判定手段54の判定結果が所定態様判定のときに、普通図柄表示手段21の変動後の停止図柄が所定態様となることに基づいて特別図柄始動手段14の開閉爪14aを所定時間開放させるものである。
【0033】
第2抽選手段43は、特別図柄表示手段22の変動後の停止図柄を特定態様とするか否かを抽選するためのもので、第2乱数発生手段55、第2乱数取得手段(検出情報取得手段)56、第2乱数記憶手段(検出情報記憶手段)57、第2判定手段58等を備えている。
【0034】
第2乱数発生手段55は、大当たり判定用乱数、大当たり図柄用乱数、左外れ図柄用乱数、中外れ図柄用乱数、右外れ図柄用乱数、変動パターン用乱数、その他の所定の乱数を繰り返し発生するようになっている。本実施形態では、第2乱数発生手段68は大当たり判定用乱数として0〜359の360個を繰り返し発生させる他、他の大当たり図柄用乱数、左外れ図柄用乱数等については例えば0〜9の各10個等を夫々繰り返し発生させるようになっている。
【0035】
第2乱数取得手段56は、特別図柄始動手段14による遊技球の検出毎(特別図柄始動手段14の作動毎)に第2乱数発生手段55から大当たり判定用乱数値と大当たり図柄用乱数値とを夫々1個取得し、その取得した大当たり判定用乱数値と大当たり図柄用乱数値とを互いに関連付けた形で第2乱数記憶手段57に夫々所定個数(例えば各4個)を限度として記憶するようになっている。
【0036】
なお、この第2乱数取得手段56により取得される大当たり判定用乱数値及び大当たり図柄用乱数値が、図柄始動手段による遊技球の検出に関する検出情報の一例である。
【0037】
第2判定手段58は、特別図柄表示手段22が変動表示可能な状態となり且つ第2乱数記憶手段57に1個以上の大当たり判定用乱数値が記憶されている場合に、第2乱数記憶手段57に記憶されている第1番目の大当たり判定用乱数値を取り出し、その大当たり判定用乱数値が予め定められた大当たり乱数値と一致するか否かを判定する大当たり判定処理を行い、その大当たり判定処理で大当たりと判定した場合に特定態様(大当たり)の判定出力を、それ以外の場合に非特定態様(外れ)の判定出力を夫々出力する。
【0038】
第1利益状態発生手段44は、第2判定手段58から特定態様の判定出力があったときに、特別図柄表示手段22の変動後の特別図柄が「7・7・7」等の特定態様となることに基づいて、遊技者に有利となる第1利益状態を発生させるためのものである。
【0039】
この第1利益状態発生手段44は、特別図柄表示手段22の変動後の特別図柄が特定態様となった後に大入賞手段15の開閉板15aを開放し、また開閉板15aの開放から所定時間(例えば30秒)が経過するか、所定時間(例えば30秒)の経過までに大入賞手段15に所定数(例えば10個)の遊技球が入賞したときに開閉板15aを閉じ、更に入賞した遊技球が特定領域30を通過することを条件に、最大所定回数(例えば16回)まで開閉動作(第1利益状態)を継続させるようになっている。
【0040】
停止図柄態様選択手段45は、特別図柄の変動後の停止図柄態様を選択するためのもので、第2判定手段58の判定結果が特定態様判定のときには、第2乱数記憶手段57に大当たり判定用乱数値と共に記憶されている大当たり図柄用乱数値に基づいて複数種類(10種類)の特定態様(「2・2・2」「7・7・7」等)の中から1つを選択し、第2判定手段58の判定結果が非特定態様判定のときには、第2乱数発生手段55から左外れ図柄用乱数値、中外れ図柄用乱数値、右外れ図柄用乱数値を取得して、それら外れ図柄用乱数値に基づいて非特定態様の中から1つを選択するようになっている。
【0041】
なお、非特定態様判定のときには、例えば左外れ図柄用乱数値に基づいて左図柄を、右外れ図柄用乱数値に基づいて左図柄と右図柄との差分値を、中外れ図柄用乱数値に基づいて左図柄と中図柄との差分値を、夫々決定するようになっている。従って、右外れ図柄用乱数値に基づいて選択される差分値が0の場合にはリーチ変動となり、この場合には中外れ図柄用乱数値に基づいて選択される左図柄と中図柄との差分値は必ず0以外の値となる。
【0042】
変動パターン選択手段46は、第2判定手段58の判定結果と、停止図柄態様選択手段45の選択結果との少なくとも一方に基づいて、特別図柄の変動表示に関する複数の変動パターンの中から1つを乱数抽選により択一的に選択するためのもので、第2乱数発生手段55から変動パターン用乱数値を取得して、その変動パターン用乱数値に基づいて、第2判定手段58の判定結果が特定態様判定のときには特定態様に対応する複数種類のリーチ大当たり変動パターンの何れかを、非特定態様判定のときには非特定態様に対応するリーチなし外れ変動パターン、複数種類のリーチ外れ変動パターンの何れかを夫々選択するようになっている。
【0043】
第2利益状態発生手段47は、第1利益状態の終了後(又は発生後)に、遊技者に有利となる第2利益状態を発生させるためのもので、第2判定手段58が特定態様と判定し、停止図柄態様選択手段45で特別態様(例えば奇数の数字図柄による特定態様)が選択されて、変動後の特別図柄が特定態様のうちの特別態様となることを条件に、第1利益状態の終了後に、特別図柄が特定態様となる確率を通常確率状態(例えば1/360の低確率)から高確率状態(例えば1/50程度)へと変化させると共に、開閉制御手段42による特別図柄始動手段14の開放時間を通常開放時間よりも長い延長開放時間に変化させるようになっている。
【0044】
なお、第2利益状態発生手段47は、高確率状態のときに、例えば第2判定手段58の大当たり乱数値の数を増やして、その特定態様の発生確率を高くするようになっている。
【0045】
第2利益状態発生手段47は、特別図柄が特定態様のうちの非特別態様(例えば偶数の数字図柄による特定態様)となって次の第1利益状態が発生するか、それまでに特別図柄が予め定められた所定回数変動した場合にその作動を停止し、特定態様の発生確率を高確率から通常確率(低確率)へと復帰させ、また開閉制御手段42による特別図柄始動手段14の開放時間を延長開放時間から通常開放時間へと復帰させて第2利益状態を終了させるようになっている。
【0046】
保留情報判定手段48は、第2乱数記憶手段57に記憶された大当たり判定用乱数値が予め定められた大当たり乱数値と一致する(即ち特定態様に対応する)特定検出情報であるか否かを判定するためのもので、例えば第2乱数記憶手段57に新たに大当たり判定用乱数値が記憶される毎に、その大当たり判定用乱数値が特定検出情報であるか否かを判定するようになっている。
【0047】
また、保留情報判定手段48は、所定のタイミング、例えば第2乱数記憶手段57に所定の上限保留個数(例えば4個)の大当たり判定用乱数値が記憶されたときに、その記憶されている全ての大当たり判定用乱数値についての判定結果を、制御コマンド送信手段49を介して音声ランプ制御基板32側に送信するようになっている。以下、記憶されている1又は複数の大当たり判定用乱数値について、特定検出情報であるか否かの判定結果をその記憶順(取得順)に配列した情報を、特別保留記憶配列情報という。
【0048】
なお、保留情報判定手段48は、大当たり判定用乱数値が特定検出情報であるか否かの判定を行うに際し、夫々の大当たり判定用乱数値の判定毎に高確率状態か否かを考慮するようになっている。即ち、保留情報判定手段48は、大当たり判定用乱数値が特定検出情報であるか否かの判定と共に、その大当たり判定用乱数値が特定検出情報である場合には更にその大当たり判定用乱数値に対応する大当たり図柄用乱数値が特別態様に対応するものであるか否かについての判定も行い、例えば2番目の大当たり判定用乱数値が特定検出情報であり且つ大当たり図柄用乱数値が特別態様に対応するものであれば、少なくとも3番目の大当たり判定用乱数の判定は高確率状態、即ち大当たり乱数値の数を増加させた状態で判定するようになっている。
【0049】
制御コマンド送信手段49は、所定の制御コマンドを一方向通信により音声ランプ制御基板32、図柄制御基板33等のサブ制御基板側に送信して制御指令を与えるためのもので、普通図柄始動手段16が遊技球を検出したときに、第1判定手段54の判定結果に基づいて普通図柄の変動制御コマンドを音声ランプ制御基板32を経由して図柄制御基板33側に送信し、普通図柄の変動開始/停止等を指令する機能、特別図柄始動手段14が遊技球を検出したときに、停止図柄態様選択手段45で選択された停止図柄態様、変動パターン選択手段46で選択された変動パターン等に基づいて、変動パターンコマンド、停止図柄コマンド、変動停止コマンド等の特別図柄の変動制御コマンドを音声ランプ制御基板32を経由して図柄制御基板33側に送信し、特別図柄の変動開始/停止等を指令する機能、例えば第2乱数記憶手段57に大当たり判定用乱数値が4個記憶されたときに保留情報判定手段48の判定結果に基づく特別保留記憶配列情報コマンドを音声ランプ制御基板32側に送信する機能等を備えている。
【0050】
なお、本実施形態では、主制御基板31側から図柄制御基板33側に送信される制御コマンドが全て音声ランプ制御基板32を経由するように構成したが、図柄制御基板33側に直接送信するようにしてもよい。或いは、主制御基板31側から音声ランプ制御基板32側に送信される制御コマンドが、全て図柄制御基板33を経由するように構成してもよい。
【0051】
音声ランプ制御基板32は、スピーカー等の音声出力手段60、ランプ18、可動演出手段27等による演出制御、及び第2乱数記憶手段57に記憶されている1又は複数の大当たり判定用乱数値に特定態様に対応する特定検出情報が含まれているか否かを報知する予告報知に関する制御をおこなうもので、予告報知作動判定手段61、報知パターン記憶手段62、報知パターンテーブル記憶手段63、報知パターンテーブル選択手段64、報知パターン選択手段65、音声制御手段66、ランプ制御手段67、可動演出制御手段68等を備えている。
【0052】
予告報知作動判定手段61は、予告報知を行うか否かを判定するもので、主制御基板31側から特別保留記憶配列情報コマンドを受信すること、即ち第2乱数記憶手段57に記憶されている大当たり判定用乱数値の数が上限保留個数(4個)となること(所定条件の成立の一例)に基づいて、乱数抽選等により所定の確率で予告報知を行う旨の判定を行うようになっている。
【0053】
ここで、予告報知作動判定手段61は、特別保留記憶配列情報の内容に応じて、即ち第2乱数記憶手段57に記憶されている1又は複数(ここでは4個)の大当たり判定用乱数値に特定検出情報が含まれているか否か等に応じて、異なる確率で予告報知を行う旨の判定を行うようになっており、例えば第2乱数記憶手段57に記憶されている大当たり判定用乱数値に特定検出情報が含まれている場合には、含まれていない場合に比べて高い確率で予告報知を行う旨の判定を行う。
【0054】
報知パターン記憶手段62は、予告報知で用いる報知手段の組み合わせよりなる報知パターンを予め複数種類記憶するためのもので、複数種類の報知手段、例えば音声出力手段60(以下、報知手段Aという)、ランプ18(以下、報知手段Bという)、演出表示手段24(以下、報知手段Cという)、可動演出手段27(以下、報知手段Dという)の4種類の報知手段を組み合わせた報知パターンが複数種類記憶されている。
【0055】
本実施形態では、例えば図4に示すように、何れの報知手段も使用しない報知パターンP0、報知手段Aのみを用いる報知パターンP1、報知手段A及びBを用いる報知パターンP2、報知手段A〜Cを用いる報知パターンP3、報知手段A〜Dを全て用いる報知パターンP4の5種類の報知パターンP0〜P4が予め記憶されている。
【0056】
報知パターンテーブル記憶手段63は、複数種類の報知パターンP0〜P4を1又は複数組み合わせた報知パターンテーブルを予め複数種類記憶するためのものである。報知パターンテーブルは、報知パターン選択手段65で1つの報知パターンを選択する際に用いるもので、例えば1又は複数の報知パターンと、報知パターン選択手段65で取得される例えば0〜99までの報知パターン選択用乱数値との対応関係が規定されており、報知パターン取得手段65で取得された報知パターン選択用乱数値に対応して1つの報知パターンが選択されるようになっている。
【0057】
本実施形態では、T1〜T7の7種類の報知パターンテーブルが予め記憶されており、それら各報知パターンテーブルT1〜T7における各報知パターンと、それらに対応する報知パターン選択用乱数値の範囲との関係は例えば図5に示すようになっている。
【0058】
即ち、例えば報知パターンテーブルT1では、報知パターンP0が報知パターン選択用乱数値0〜39に、報知パターンP1が報知パターン選択用乱数値40〜99に夫々対応しており、この報知パターンテーブルT1を用いる場合には報知パターン選択手段65により報知パターンP0,P1の何れかが4:6の割合で選択される。
【0059】
報知パターンテーブル選択手段64は、報知パターンテーブル記憶手段63に記憶された複数種類の報知パターンテーブルT1〜T7を択一的に選択するもので、予告報知作動判定手段61において予告報知を行う旨の判定が行われた場合に作動するようになっている。予告報知作動判定手段61において予告報知を行う旨の判定が行われた場合には、その時点での特別保留記憶に対応する1又は複数回(ここでは4回)の特別図柄の変動のうちの1又は複数回の変動に対応して予告報知が行われ(以下、特別保留記憶に対応する1又は複数回の特別図柄の変動のうち、予告報知を行う変動を予告報知対象変動という。)、報知パターンテーブル選択手段64は、その予告報知対象変動毎に作動して夫々1つの報知パターンテーブルを選択するようになっている。
【0060】
予告報知対象変動、及びその予告報知対象変動毎の報知パターンテーブル選択手段64による報知パターンテーブルの選択対象(以下、これらの情報を報知パターンテーブル選択情報という)は、例えば図6に示すように特別保留記憶配列情報の種類に応じて予め定められている。なお、図6では、特定態様に対応する大当たり判定用乱数値、即ち特定検出情報を「○」、非特定態様に対応する大当たり判定用乱数値、即ち非特定検出情報を「×」として特別保留記憶配列情報を示している。
【0061】
図6の例では、特別保留記憶配列情報に「○」が含まれている場合には、1個目の大当たり判定用乱数値に対応する特別図柄の変動からその特定検出情報に対応する特別図柄の変動までを予告報知対象変動とし、特別保留記憶配列情報に「○」が含まれていない場合には、そのときの特別保留記憶に対応する全て(4回)の特別図柄の変動を予告報知対象変動とするようになっており、その予告報知対象変動毎、即ち特別図柄の最大4回の変動毎に、報知パターンテーブル選択手段64が選択可能な報知パターンテーブルが夫々設定されている。
【0062】
例えば、特別保留記憶配列情報が「×××○」の場合には、その特別保留記憶に対応する4回の特別図柄変動の全てが予告報知対象変動となり、報知パターンテーブル選択手段64は、1回目の変動時(予告報知時)には報知パターンテーブルT1を、2回目の変動時には報知パターンテーブルT2,T3の何れかを、3回目の変動時には報知パターンテーブルT4,T5の何れかを、4回目の特定検出情報に対応する変動時には報知パターンテーブルT6,T7の何れかを、夫々択一的に選択する。
【0063】
更に、報知パターンテーブル選択手段64は、前回の特別図柄の変動時における報知パターン選択手段65による選択結果に基づいて報知パターンテーブルを選択するように構成されており、例えば、記憶されている大当たり判定用乱数値に特定検出情報が含まれている場合には、その特定検出情報に対応する予告報知までの複数回の予告報知において、後に行われる予告報知で用いられる報知手段の数がそれよりも前の予告報知で用いられた報知手段の数を上回るようになっている。
【0064】
即ち、図6の例では、特別保留記憶配列情報が「×××○」の場合、1回目の予告報知時に報知パターンT1に基づいて報知パターンP0が選択された場合には、2回目の予告報知時には報知パターンP1が選択対象となっている報知パターンテーブルT2が選択範囲に入るが、1回目の予告報知時に報知パターンP1が選択された場合には、2回目の予告報知時には報知パターンP1が選択対象となっている報知パターンテーブルT2が選択範囲から外され、報知パターンP2が選択対象となっている報知パターンテーブルT3が選択される。
【0065】
一方、特別保留記憶配列情報に「○」が含まれていない場合、即ち記憶されている大当たり判定用乱数値に特定検出情報が含まれていない場合(特別保留記憶配列情報が「××××」の場合)には、複数回の予告報知において少なくとも1回は、後の予告報知で用いられる報知手段の数がそれよりも前の予告報知で用いられた報知手段の数と同じか又は下回るようになっている。
【0066】
図6の例では、特別保留記憶配列情報が「××××」の場合、1回目の変動時(予告報知時)には報知パターンテーブルT1が、2回目の変動時には報知パターンテーブルT2,T3の何れかが、3回目の変動時には報知パターンテーブルT4,T5の何れかが、4回目の変動時には報知パターンテーブルT1が選択対象となっているため、4回目の予告報知において必ず前回の予告報知における報知手段の数を下回ることとなる。
【0067】
なお、図6では、特別保留記憶配列情報に特定検出情報が複数含まれている場合に対応する報知パターンテーブル選択情報は省略しているが、例えば特定検出情報が複数含まれている場合に対応する報知パターンテーブル選択情報を別に規定してもよいし、特別保留記憶配列情報に特定検出情報が複数含まれている場合には、例えば1個目の特定検出情報の記憶順位が同じ場合の報知パターンテーブル選択情報、例えば特別保留記憶配列情報が「××○○」の場合には「××○×」に対応する報知パターンテーブル選択情報を用いるようにしてもよい。また、1種類の特別保留記憶配列情報に対して複数の報知パターンテーブル選択情報を設け、それらのうちの1つを例えば乱数抽選等により選択するようにしてもよい。
【0068】
報知パターン選択手段65は、報知パターンテーブル選択手段64で選択された報知パターンテーブルに基づいて報知パターンを択一的に選択するためのもので、例えば0〜99までの100個の報知パターン選択用乱数値の何れかを取得して、その取得乱数値と報知パターンテーブル選択手段64で選択された報知パターンテーブルT1〜T7の何れかとに基づいて1つの報知パターンを選択するようになっている。報知パターン選択手段65で報知パターンが選択されると、その選択結果は音声制御手段66、ランプ制御手段67、及び可動演出制御手段68に出力されると共に、図柄制御基板33側にコマンド送信(報知パターンコマンド)される。なお、図柄制御基板33側への報知パターンコマンドの送信は、その報知パターンが演出表示手段23(報知手段C)を含む場合、即ち報知手段P3〜P4の何れかである場合にのみ行うようにしてもよい。
【0069】
音声制御手段66は、音声出力手段60からの音声出力を制御するもので、各入賞手段への遊技球の入賞、特別図柄の変動表示、特定態様の確定等、各種遊技状態に応じた効果音等を音声出力手段60から出力すると共に、報知パターン選択手段65で音声出力手段60(報知手段A)を含む報知手段P1〜P4の何れかが選択された場合に、その特別図柄の変動表示中の所定の予告報知期間中に音声出力手段60から所定の予告報知音を出力するようになっている。
【0070】
なお、予告報知期間は、特別図柄の変動表示中の全期間としてもよいし、特別図柄の変動表示中の一部の期間であってもよい。また、特別図柄の変動表示中に予告報知期間を間欠的に複数回設けてもよい。
【0071】
ランプ制御手段67は、ランプ18等の発光制御を行うもので、各入賞手段への遊技球の入賞、特別図柄の変動表示、特定態様の確定等、各種遊技状態に応じて所定の発光パターンに従ってランプ18等を発光させると共に、報知パターン選択手段65でランプ18(報知手段B)を含む報知手段P2〜P4の何れかが選択された場合に、その特別図柄の変動表示中の所定の予告報知期間中にランプ18を所定の予告報知発光パターンに従って発光させるようになっている。
【0072】
可動演出制御手段68は、可動演出手段27の動作制御を行うもので、報知パターン選択手段65で可動演出手段27(報知手段D)を含む報知手段P4が選択された場合に、その特別図柄の変動表示中の所定の予告報知期間中に可動演出手段27の可動物28を所定の予告報知動作パターンに従って動作させるようになっている。
【0073】
図柄制御基板33は、普通図柄表示手段21、特別図柄表示手段22、演出表示手段23等の表示制御を行うもので、普通図柄制御手段71、特別図柄制御手段72、演出表示制御手段73等を備えている。
【0074】
普通図柄制御手段71は、普通図柄表示手段21の表示制御を行うもので、普通図柄始動手段16が遊技球を検出することを条件に、制御コマンド送信手段49からの普通図柄の変動制御コマンドに基づいて普通図柄表示手段21の普通図柄を所定時間変動させて、第1判定手段54の判定結果が所定態様判定のときに「7」等の所定態様で、それ以外のときに非所定態様で普通図柄を停止させるようになっている。
【0075】
特別図柄制御手段72は、特別図柄表示手段22の表示制御を行うもので、特別図柄始動手段14が遊技球を検出することを条件に、制御コマンド送信手段49からの特別図柄の変動制御コマンドに基づいて特別図柄表示手段22の特別図柄を所定の変動パターンで所定時間変動させて、第2判定手段58の判定結果が特定態様判定のときに「7・7・7」等の特定態様で、それ以外のときに非特定態様で特別図柄を停止させるようになっている。
【0076】
演出表示制御手段73は、演出表示手段23の表示制御を行うもので、特別図柄の変動表示と同期してその変動パターンに対応するキャラクター等の画像を演出表示手段23に動画表示すると共に、音声ランプ制御基板32からの報知パターンコマンドに基づいて、その報知パターンが演出表示手段23(報知手段C)を含む報知手段P3〜P4の何れかであった場合に、その特別図柄の変動表示中の所定の予告報知期間中に演出表示手段23に所定の予告報知画像を表示させるようになっている。
【0077】
次に上記パチンコ機における動作について説明する。ゲームに際して発射手段9により遊技球を発射すると、その遊技球はガイドレール11を経て遊技領域12に入った後、その遊技領域12内を落下する間に普通入賞手段17等に入賞するか、普通図柄始動手段16を通過しながら下方へと落下する。遊技球が普通図柄始動手段16を通過すると、第1乱数取得手段52が第1乱数発生手段51の当たり判定用乱数値を取得して、その当たり判定用乱数値を所定個数(例えば4個)を限度として第1乱数記憶手段53に順次記憶する。
【0078】
なお、第1乱数記憶手段53に1個以上の当たり判定用乱数値が記憶されている場合には、普通保留個数表示手段25がその記憶されている当たり判定用乱数値の数(普通保留個数)を表示してその時点での普通保留個数を遊技者に報知する。
【0079】
普通図柄表示手段21が変動表示可能な状態となり且つ第1乱数記憶手段53に1個以上の当たり判定用乱数値が記憶されている場合には、第1判定手段54が、第1乱数記憶手段53に記憶されている当たり判定用乱数値のうち最も早く記憶された1個を取り出し、その当たり判定用乱数値が当たり乱数値であれば所定態様(当たり)の判定出力を出力すると共に、その判定結果に基づいて制御コマンド送信手段49を介して音声ランプ制御基板32経由で図柄制御基板33側に普通図柄の変動制御コマンドを送信する。
【0080】
第1判定手段54の判定結果が所定態様判定のときには、図柄制御基板33側の普通図柄制御手段71の制御により、普通図柄表示手段21の普通図柄が所定時間変動した後に「7」等の所定態様で停止する。そして、開閉制御手段42の制御により、特別図柄始動手段14の開閉爪14aが所定時間開放し、この特別図柄始動手段14に遊技球が入賞し易くなる。なお、第1判定手段54の判定結果が所定態様判定以外であれば、変動後の普通図柄が「7」等以外の非所定態様で停止する。
【0081】
例えば開閉爪14aの開放中に特別図柄始動手段14に遊技球が入賞し、この特別図柄始動手段14が遊技球を検出すると、第2乱数取得手段56が第2乱数発生手段55の大当たり判定用乱数値と大当たり図柄用乱数値とを取得して、それら各乱数値を夫々所定個数(例えば各4個)を限度として第2乱数記憶手段57に順次記憶する。第2乱数記憶手段57に記憶された大当たり判定用乱数値は、保留情報判定手段48によって大当たり乱数値と一致するか否かが判定される。
【0082】
なお、第2乱数記憶手段57に1個以上の大当たり判定用乱数値が記憶されている場合には、特別保留個数表示手段26がその記憶されている大当たり判定用乱数値の数(特別保留個数)を表示してその時点での特別保留個数を遊技者に報知する。
【0083】
特別図柄表示手段22が変動表示可能な状態となり且つ第2乱数記憶手段57に1個以上の大当たり判定用乱数値が記憶されている場合には、第2判定手段58が、第2乱数記憶手段57に記憶されている大当たり判定用乱数値のうち最も早く記憶された1個を取り出し、その大当たり判定用乱数値が大当たり乱数値と一致すれば特定態様の判定結果を出力し、一致しなければ非特定態様の判定結果を出力する。
【0084】
第2判定手段58の判定結果が出力されると、停止図柄態様選択手段45が、その判定結果が特定態様判定のときには、第2乱数記憶手段57に大当たり判定用乱数値と共に記憶されている大当たり図柄用乱数値に基づいて複数種類(10種類)の特定態様(「2・2・2」「7・7・7」等)の中から1つを選択し、第2判定手段58の判定結果が非特定態様判定のときには、第2乱数発生手段55から左外れ図柄用乱数値、中外れ図柄用乱数値、右外れ図柄用乱数値を取得して、それら外れ図柄用乱数値に基づいて非特定態様の中から1つを選択する。
【0085】
そして、変動パターン選択手段46が、第2判定手段58の判定結果が特定態様判定のときには特定態様に対応する複数種類のリーチ大当たり変動パターンの何れかを、非特定態様判定のときには非特定態様に対応するリーチなし外れ変動パターン、複数種類のリーチ外れ変動パターンの何れかを夫々選択し、制御コマンド送信手段49が、変動パターンコマンド、停止図柄コマンド、変動停止コマンド等の特別図柄の変動制御コマンドを音声ランプ制御基板32を経由して図柄制御基板33側に送信し、特別図柄の変動、停止を指令する。
【0086】
図柄制御基板33側では、制御コマンド送信手段49から受信した特別図柄の変動制御コマンドに基づいて、特別図柄制御手段72が、主制御基板31側の変動パターン選択手段46で選択された変動パターンに基づいて特別図柄表示手段22の特別図柄を所定時間変動表示させた後、停止図柄態様選択手段45で選択された図柄態様で停止させる。また、その特別図柄の変動表示中に、演出表示制御手段73の制御により、演出表示手段24上に図柄変動を演出する所定のキャラクター等が動画表示されると共に、音声制御手段66の制御により音声出力手段60から所定の効果音が出力され、ランプ制御手段67の制御によりランプ18が所定の発光パターンで発光する。
【0087】
特別図柄の変動中に特別図柄始動手段14が遊技球を検出して、特別保留個数、即ち第2乱数記憶手段57に記憶されている大当たり判定用乱数値の数が所定数、例えば4個となった場合には、制御コマンド送信手段49が、保留情報判定手段48の判定結果に基づく特別保留記憶配列情報コマンドを、音声ランプ制御基板32側に送信する。
【0088】
この特別保留記憶配列情報コマンドは、4個全ての大当たり判定用乱数値についての判定結果で構成してもよいし、4個の大当たり判定用乱数値の中に大当たり乱数値と一致するものが含まれているか否かの情報と、大当たり乱数値と一致するものが含まれている場合には更にその記憶順位の情報とで構成してもよい。また、既に予告報知が行われている場合には特別保留記憶配列情報コマンドを送信しないようにしてもよい。
【0089】
音声ランプ制御基板32側では、特別保留記憶配列情報コマンドを受信すると、予告報知作動判定手段61が、予告報知を行うか否かを乱数抽選に基づいて判定する。その際、特別保留記憶配列情報に特定検出情報が含まれている場合には、含まれていない場合に比べて高い確率で予告報知を行う旨の判定が行われる。
【0090】
予告報知作動判定手段61により予告報知を行う旨の判定が行われた場合には、報知パターンテーブル選択手段64が、例えば図6に示す報知パターンテーブル選択情報に基づいて、その時点での特別保留記憶に対応する1又は複数回の特別図柄の変動のうちのどの変動を予告報知対象変動とするかを特別保留記憶配列情報の種類に応じて判断すると共に、その予告報知対象変動の開始毎に、夫々予め定められた1又は複数の報知パターンテーブルの中から1つを択一的に選択する。
【0091】
例えば、特別保留記憶配列情報が「×××○」の場合には、その特別保留記憶に対応する4回の特別図柄変動の全てにおいて予告報知を行うものと判断し、1回目の予告報知に係る特別図柄の変動表示に際しては報知パターンテーブルT1を選択する。また、例えば特別保留記憶配列情報が「××○×」の場合には、その特別保留記憶に対応する4回の特別図柄変動のうち、1回目から特別検出情報に対応する3回目までの変動において予告報知を行うものと判断し、1回目の予告報知に係る特別図柄の変動表示に際しては報知パターンテーブルT2,T3の何れかを選択する。更にまた、例えば特別保留記憶配列情報が「××××」の場合には、その特別保留記憶に対応する4回の特別図柄変動の全てにおいて予告報知を行うものと判断し、1回目の予告報知に係る特別図柄の変動表示に際しては報知パターンテーブルT1を選択する。
【0092】
続いて、報知パターン選択手段65が、例えば0〜99までの100個の報知パターン選択用乱数値の何れかを取得して、その取得乱数値と、報知パターンテーブル選択手段64により選択された報知パターンテーブルT1〜T7の何れかとに基づいて1つの報知パターンを選択し、その選択結果に基づいて図柄制御基板33側に報知パターンコマンドを送信する。例えば、報知パターンテーブル選択手段64により報知パターンテーブルT1が選択された場合、取得された報知パターン選択用乱数値が0〜39の何れかであれば報知パターンP0が、40〜99の何れかであれば報知パターンP1が選択される。報知パターン選択手段65で報知パターンが選択されると、その選択結果は音声制御手段66、ランプ制御手段67、及び可動演出制御手段68に出力されると共に、図柄制御基板33側にコマンド送信(報知パターンコマンド)される。
【0093】
そして、特別図柄制御手段72の制御による特別図柄の変動表示が開始されると、その変動中の所定の予告報知期間中に、報知手段A〜Dのうち、報知パターン選択手段65で選択された報知パターンに対応する1又は複数の報知手段による予告報知が行われる。
【0094】
例えば、報知パターン選択手段65で報知パターンP1が選択された場合には、報知手段Aのみによる予告報知が行われ、音声制御手段66の制御により音声出力手段60から所定の予告報知音が出力される。
【0095】
1回目の予告報知対象変動が終了すると、続く特別図柄の変動も予告報知対象変動である場合には、報知パターンテーブル選択手段64が再度報知パターンテーブルを選択する。このとき、記憶されている大当たり判定用乱数値に特定検出情報が含まれている場合には、前回(1回目)の予告報知で用いられた報知手段の数を必ず上回るように、前回の特別図柄の変動時における報知パターン選択手段65による選択結果に基づいて報知パターンテーブルを選択する。
【0096】
例えば、特別保留記憶配列情報が「×××○」の場合、1回目の予告報知時に報知パターンT1に基づいて報知パターンP1が選択された場合には、2回目の予告報知時には報知パターンP1が選択対象となっている報知パターンテーブルT2が選択範囲から外され、報知パターンP2が選択対象となっている報知パターンテーブルT3が選択される。
【0097】
そして、1回目と同様、報知パターン選択手段65が、例えば0〜99までの100個の報知パターン選択用乱数値の何れかを取得して、その取得乱数値と、報知パターンテーブル選択手段64により選択された報知パターンテーブルとに基づいて1つの報知パターンを選択し、その選択結果に基づいて、特別図柄制御手段72の制御による特別図柄の変動中の所定の予告報知期間中に1又は複数の報知手段による予告報知が行われる。
【0098】
ここで、特別保留記憶配列情報に特定検出情報が含まれている場合には、2回目の予告報知に係る報知パターンは、1回目の予告報知に係る報知パターンよりも報知手段の数が必ず上回るように選択されているため、例えば、報知パターンテーブルT3が選択されて報知パターンP1が選択された場合には、1回目の予告報知で用いられた報知手段Aに加えて、報知手段Bによる予告報知、即ちランプ制御手段67の制御によりランプ18が所定の予告報知発光パターンに従って発光される。
【0099】
予告報知作動判定手段61により予告報知を行う旨の判定が行われた後、上記のような処理が1又は複数回繰り返される。そして、特別保留記憶配列情報に特定検出情報が含まれている場合には、その特定検出情報に対応する特別図柄の変動時の予告報知、即ち最後の予告報知まで、予告報知に用いられる報知手段の数が徐々に増加し、その最後の予告報知に係る特別図柄の変動において特定態様が成立する。
【0100】
図7は、特別保留個数が4個に達し、その4個目に記憶された大当たり判定用乱数値が大当たり乱数値(特定検出情報)であり、予告報知作動判定手段61により予告報知を行う旨の判定が行われた場合の、4回分の特別図柄変動とその各変動時の予告報知の状態の一例を示している。なお、図7の例では、説明を簡単にするため、特別保留個数が4個に達した後、特別保留個数が0になるまで保留記憶が増加しないようにしたが、実際には予告報知中であっても特別図柄始動手段14が遊技球を検出すれば上限保留個数(4個)を超えない限り特別保留個数が増加することは言うまでもない。
【0101】
図7の例に示すように、記憶されている大当たり判定用乱数値に大当たり乱数値(特定検出情報)が含まれている場合には、予告報知を重ねる毎に報知手段の数が徐々に増加するため、遊技者は、予告報知に用いられる報知手段の数が増加する毎に特定態様成立(利益状態発生)への期待感を高めつつ楽しく遊技を行うことができる。
【0102】
また、記憶されている大当たり判定用乱数値に大当たり乱数値(特定検出情報)が含まれていない場合にも、予告報知作動判定手段61により予告報知を行う旨の判定が行われて予告報知が行われる場合があるため、遊技者は予告報知が行われた場合でも緊張感を持って予告報知の行方を見守ることとなり、演出効果が向上する。
【0103】
なお、記憶されている大当たり判定用乱数値に大当たり乱数値(特定検出情報)が含まれていない場合の予告報知では、報知手段P0〜P4が例えば毎回同じ確率で選択されるため、予告報知に用いられる報知手段の数が増加するとは限らず、例えば報知手段の数が前回の予告報知のときよりも減少した場合に、遊技者は大当たり判定用乱数値に大当たり乱数値(特定検出情報)が含まれていないことを認識することができる。
【0104】
変動後の特別図柄が特定態様となると、その後に第1利益状態発生手段44が作動して第1利益状態が発生し、大入賞手段15の開閉板15aが前側に開放する。大入賞手段15は、開放から所定時間(例えば30秒)が経過するか、所定時間(例えば30秒)の経過までに大入賞手段15に所定数(例えば10個)の遊技球が入賞すれば、その時点で開閉板15aが閉じる。そして、入賞した遊技球が特定領域30を通過すれば、再度開閉板15aが開放し、最大所定回数(例えば16回)まで開閉動作を繰り返す。
【0105】
このため、第1利益状態が発生すれば、大入賞手段15に多数の遊技球が入賞する可能性があり、遊技者はその入賞球数に応じて賞球の払い出しを受けることができ、多大な利益を享受することができる。
【0106】
そして、第1利益状態が終了すると、第1利益状態の発生に起因する特別図柄が特定態様のうちの特別態様(例えば「7・7・7」)であった場合には、第2利益状態発生手段47が作動して、特定態様の発生確率を通常確率から高確率へと変化させ、また特別図柄始動手段14の開放時間を通常開放時間から延長開放時間へと変化させる。その後は、第2判定手段58が高確率状態で特定態様とするか否かを判定するため、変動後の特別図柄が特定態様となる可能性が非常に高くなり、また特別図柄始動手段14に遊技球が入賞しやすくなって特別図柄の変動回数が増加するため、遊技者は通常よりも有利な状態でゲームを行える。
【0107】
第2利益状態発生後、特別図柄が特定態様のうちの非特別態様となって次の第1利益状態が発生するか、それまでに特別図柄が予め定められた所定回数変動すると、第2利益状態発生手段47の作動が停止し、特定態様の発生確率が高確率から通常確率(低確率)へ、特別図柄始動手段14の開放時間が延長開放時間から通常開放時間へと復帰して第2利益状態が終了する。
【0108】
以上説明したように、本実施形態では、複数の報知手段18,24,27,60を備え、第2乱数記憶手段(検出情報記憶手段)57に記憶されている1又は複数の大当たり判定用乱数値(検出情報)に特定検出情報が含まれている場合に、その特定検出情報よりも前に記憶されている検出情報の数に応じて予告報知に用いる報知手段18,24,27,60の数を異ならせるように構成しているため、複数の報知手段をより有効に利用して効果的な予告報知を行い、利益状態の発生に対する遊技者の期待感を十分に盛り上げることが可能である。
【0109】
また、第2乱数記憶手段(検出情報記憶手段)57に記憶されている1又は複数の大当たり判定用乱数値(検出情報)に特定態様に対応する特定検出情報が含まれている場合には、その特定検出情報よりも前に記憶されている検出情報の数が減少する毎に予告報知に用いる報知手段18,24,27,60の数を増加させるように構成されているため、予告報知に用いられる報知手段の数の増加による演出の盛り上がりと共に遊技者の利益状態発生への期待感を徐々に盛り上げることができ、興趣に富んだ遊技が可能となる。
【0110】
また、報知手段18,24,27,60の組み合わせよりなる報知パターンを複数種類記憶する報知パターン記憶手段62と、この報知パターン記憶手段62に記憶された複数種類の報知パターンP0〜P4を択一的に選択する報知パターン選択手段65とを備え、報知パターン選択手段65で選択された報知パターンP0〜P4に基づいて予告報知を行うように構成されており、更に、1又は複数の報知パターンP0〜P4の組み合わせよりなる報知パターンテーブルを複数種類記憶する報知パターンテーブル記憶手段63と、この報知パターンテーブル記憶手段63に記憶された複数種類の報知パターンテーブルT1〜T7を択一的に選択する報知パターンテーブル選択手段64とを備え、報知パターン選択手段65は、報知パターンテーブル選択手段64で選択された報知パターンテーブルT1〜T7に基づいて報知パターンP0〜P4を選択するように構成されているため、複数の報知手段を用いた多彩な予告報知に関する制御を極めて容易に行うことができる。
【0111】
特定の報知パターンテーブルにのみ含まれる特定の報知パターンP4を設け、例えばその特定の報知パターンが、第2乱数記憶手段57に記憶されている1又は複数の大当たり判定用乱数値に特定態様に対応する特定検出情報が含まれている場合に選択されるようになっているため、遊技者は報知パターンP4の出現により特定態様が出現すること又はその可能性が高いことを認識することができ、更に興趣が向上する。
【0112】
報知手段18,24,27,60は特別図柄の各変動に対応して作動するように構成され、報知パターンテーブル選択手段64は、前回の特別図柄の変動時における報知パターン選択手段65による選択結果に基づいて報知パターンテーブルT1〜T7を選択するように構成されているため、前回の特別図柄の変動時の予告報知態様と、それに続く特別図柄の変動時の予告報知態様とを関連付けることができ、特別図柄の変動毎に報知パターンを選択するようにしているにも拘わらず常に一定の規則性を維持して一連の予告報知を行うことができる。
【0113】
所定条件が成立すること、例えば第2乱数記憶手段(検出情報記憶手段)57に記憶されている大当たり判定用乱数値(検出情報)の数が所定の上限保留個数となることに基づいて予告報知を行うか否かを判定する予告報知作動判定手段61を備えており、更に予告報知作動判定手段61は、第2乱数記憶手段(検出情報記憶手段)57に記憶されている1又は複数の大当たり判定用乱数値(検出情報)に特定態様に対応する特定検出情報が含まれている場合には、含まれていない場合に比べて高い確率で予告報知を行う旨の判定を行うように構成されているため、第2乱数記憶手段(検出情報記憶手段)57に記憶されている1又は複数の大当たり判定用乱数値(検出情報)に特定検出情報が含まれていない場合に予告報知が行われる、いわゆるガセ報知を含ませることができ、予告報知が出現した後も遊技者の緊迫感を高く維持することができる。
【0114】
図8は本発明の第2の実施形態を例示し、特別図柄始動手段14が遊技球を検出する毎に予告報知作動判定手段61により予告報知を行うか否かを判定するように構成すると共に、予告報知作動判定手段61により予告報知を行う旨の判定が行われた場合には、その時点で第2乱数記憶手段(検出情報記憶手段)57に記憶されている1又は複数の大当たり判定用乱数値(検出情報)の全てに対応する報知パターンを一括して選択するようにした例を示している。
【0115】
図8の例では、例えば第2乱数記憶手段(検出情報記憶手段)57に非特定態様に対応する大当たり判定用乱数値、即ち非特定検出情報が3つ記憶されている状態で特別図柄始動手段14が遊技球を検出し、そのときに取得された大当たり判定用乱数値が特定態様に対応する特定検出情報であり(特別保留記憶配列情報が「×××○」)、更にそのときに予告報知作動判定手段61により予告報知を行う旨の判定が行われた場合には、その時点で第2乱数記憶手段57に記憶されている4つの大当たり判定用乱数値に対して夫々報知パターンP1,P2,P3,P4が選択される。
【0116】
また、例えば第2乱数記憶手段57に非特定検出情報が2つ記憶されている状態で特別図柄始動手段14が遊技球を検出し、そのときに取得された大当たり判定用乱数値が非特定検出情報であり(特別保留記憶配列情報が「×××」)、更にそのときに予告報知作動判定手段61により予告報知を行う旨の判定が行われた場合には、その時点で第2乱数記憶手段57に記憶されている3つの大当たり判定用乱数値のうち、先に記憶された2つの大当たり判定用乱数値に対して夫々報知パターンP1,P2が選択される。
【0117】
また、例えば第2乱数記憶手段57に非特定検出情報のみが記憶されている状態(特別保留記憶配列情報が「×××」,「××」,「×」)で予告報知作動判定手段61により予告報知を行う旨の判定が行われ、その後の予告報知継続中に、新たに特定態様に対応する大当たり判定用乱数値(特定検出情報)が記憶された場合には、その時点でその特定検出情報に対応する報知パターンを選択して、その特定検出情報に対応する図柄変動においても予告報知を行うようにしてもよい。
【0118】
なお、本実施形態では、大当たり判定用乱数値に対応する報知パターンを直接選択するようになっているため、報知パターンテーブル記憶手段63と報知パターンテーブル選択手段64とを省略することができる。
【0119】
以上、本発明の実施形態について詳述したが、本発明はこの実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。例えば、第2乱数記憶手段57に記憶される検出情報と同様の検出情報を別の演出用記憶手段にも記憶させて、予告報知に関する制御はこの演出用記憶手段の記憶内容に基づいて行うように構成してもよい。この場合、演出用記憶手段は、音声ランプ制御基板32等のサブ制御基板側に設けてもよい。
【0120】
予告報知作動判定手段61は、例えば主制御基板31側に設けてもよい。また、予告報知作動判定手段61を省略して、例えば第2乱数記憶手段57(検出情報記憶手段)に記憶されている大当たり判定用乱数値(検出情報)の数が所定数(例えば4個)となった場合に必ず予告報知を行うようにしてもよい。
【0121】
予告報知作動判定手段61は、予告報知を行うか否かの判定確率を例えば遊技状態に応じて変化させるように構成してもよい。例えば、第2利益状態の発生中や、特定態様とならない特別図柄変動が所定回数継続した場合のその後の所定期間中等に、第2乱数記憶手段(検出情報記憶手段)57に記憶されている1又は複数の大当たり判定用乱数値(検出情報)に特定態様に対応する特定検出情報が含まれている場合に予告報知を行う旨の判定を行う確率を増加させ、逆に特定検出情報が含まれていない場合に予告報知を行う旨の判定を行う確率を減少させるようにしてもよい。
【0122】
予告報知作動判定手段61が作動するための所定条件は、第2乱数記憶手段(検出情報記憶手段)57に記憶されている検出情報の数が所定の上限保留個数となることに限られるものではなく、例えば記憶されている検出情報の数が上限保留個数以外の所定個数となること、記憶されている検出情報の数が所定個数以上の状態が所定期間継続すること等であってもよい。
【0123】
予告報知に用いる報知手段は、実施形態に示したものに限られるものではなく、例えば外周面上に絵柄等を配した回転ドラムを回転させるもの、発射ハンドル10を振動させるもの等、どのようなものを用いてもよい。
【0124】
また、実施形態に示した4種類の報知手段についても、適宜変更したものを用いることができる。例えば演出表示手段23は、特別図柄表示手段22とは別に設けてもよい。ランプ18は、遊技盤5上以外の例えば前枠2上等に設けてもよい。可動演出手段27における可動物はフィギュア等の他、ランプ18等、どのような物であってもよい。
【0125】
一連の予告報知において、第2乱数記憶手段(検出情報記憶手段)57に記憶されている1又は複数の検出情報に特定態様に対応する特定検出情報が含まれている場合には、例えばその特定検出情報よりも前に記憶されている検出情報の数が減少する毎に予告報知に用いる報知手段18,24,27,60の数が同じか又は増加するようにしてもよい。或いは、第2乱数記憶手段(検出情報記憶手段)57に記憶されている1又は複数の検出情報に特定態様に対応する特定検出情報が含まれている場合には、例えばその特定検出情報よりも前に記憶されている検出情報の数が減少する毎に予告報知に用いる報知手段18,24,27,60の数が減少するようにしてもよい。
【0126】
第1の実施形態では、報知パターンテーブル選択手段64が、前回の遊技図柄の変動時における報知パターン選択手段65による選択結果に基づいて報知パターンテーブルT1〜T7を選択するように構成したが、例えば報知パターン選択手段65が、前回の遊技図柄の変動時における報知パターン選択手段65による選択結果に基づいて報知パターンP0〜P4を選択するように構成してもよい。また、報知パターンテーブル選択手段64及び報知パターン選択手段65が、前回の遊技図柄の変動時における報知パターン選択手段65による選択結果に基づいて報知パターンテーブルT1〜T7及び報知パターンP0〜P4を選択するように構成してもよい。
【0127】
第1の実施形態では、報知パターンテーブル選択手段64により選択された報知パターンテーブルに基づいて報知パターン選択手段65が報知パターンを選択するように構成したが、これに限られるものではなく、例えば報知パターンテーブル記憶手段63と報知パターンテーブル選択手段64とを省略し、例えば特別図柄の作動毎に報知パターン選択手段65が報知パターンを択一的に選択するように構成してもよい。
【0128】
報知パターンテーブル選択手段64及び/又は報知パターン選択手段65は、予告報知を行うことが決定した場合に、それ以降の1又は複数回の特別図柄の変動に対応する報知パターンテーブル及び/又は報知パターンを事前に選択するようにしてもよい。
【0129】
特別図柄始動手段14による遊技球の検出(図柄始動手段の作動)に基づいて記憶される検出情報として、大当たり判定用乱数値、大当たり図柄用乱数値以外の情報、例えばその大当たり判定用乱数値等に基づいて得られる特定態様か否かの判定結果を示す情報等を記憶させるようにしてもよい。
【0130】
記憶されている所定個数(4個等)の大当たり判定用乱数値の第1番目が大当たり乱数値と一致する特定検出情報である場合には予告報知を行わないようにしてもよい。
【0131】
記憶されている所定個数(4個等)の大当たり判定用乱数値に大当たり乱数値と一致する特定検出情報が含まれている場合には、所定条件(特別保留個数=4個等)を満たせば必ず特定演出表示を行うようにしてもよい。
【0132】
大当たり判定用乱数値等の検出情報の上限保留個数は4個に限られるものではなく、3個以下でもよいし5個以上であってもよい。また遊技状態に応じて可変としてもよいし、上限保留個数を設けなくてもよい。
【0133】
第2利益状態発生手段47で発生させる第2利益状態としては、特別図柄が特定態様となる確率を通常状態よりも高確率とし、開閉制御手段42による特別図柄始動手段14の開放時間を通常開放時間よりも長い延長開放時間に変化させるもの以外に、例えば特別図柄の変動時間を通常状態よりも短縮するもの、普通図柄が所定態様となる確率を通常状態よりも高確率とするもの、普通図柄の変動時間を通常状態よりも短縮するもの、大入賞手段15の開放のラウンド回数を増加(例えば通常5回を16回に増加)させるもの、大入賞手段15の1回の開放時間を増大(例えば通常10秒を30秒に増大)させるもの、大入賞手段15の規定入賞数を増加(例えば通常5個を10個に増加)させるもの、普通図柄始動手段16の上限保留個数を増加(例えば通常4個を6個に増加)させるもの、特別図柄始動手段19の上限保留個数を増加(例えば通常4個を6個に増加)させるもの、所定の役物に遊技球が入賞しやすくなる発射タイミング等を報知するもの等、種々の利益状態を用いることができる。また、それら複数種類の利益状態を同時或いは個別に発生させるようにしてもよい。
【0134】
主制御基板31から音声ランプ制御基板32と図柄制御基板33とに制御コマンドを個別に一方向通信により送信可能な構成としてもよい。この場合、音声ランプ制御基板32と図柄制御基板33との間で一方向通信又は双方向通信によりコマンド送受信可能としてもよい。
【0135】
その他、基板構成は実施形態に示したものに限られるものではなく、種々の形態を採用できる。例えば、音声制御手段66とランプ制御手段67とを別の制御基板上に設けてもよい。可動演出制御手段68は、その他の制御手段を搭載した制御基板上に設けてもよいし、専用の制御基板上に設けてもよい。また、主制御基板31の下位に図柄制御基板33を配置し、その下位にその他の音声ランプ制御基板32等を配置するなど、主制御基板31に対するサブ制御基板の接続形態は任意である。
【0136】
また本発明は、パチンコ機に限らず、アレンジボール機、雀球遊技機等の各種弾球遊技機において同様に実施することが可能である。
【0137】
【発明の効果】
本発明によれば、図柄始動手段14と、該図柄始動手段14が遊技球を検出することに基づいてその検出に関する検出情報を取得する検出情報取得手段56と、検出情報に基づいて1個又は複数個の遊技図柄を変動表示する図柄表示手段22と、該図柄表示手段22の変動後の停止図柄が予め定められた特定態様となることを条件に遊技者に有利な利益状態を発生させる利益状態発生手段44と、未だ図柄表示手段22による遊技図柄の変動表示に供していない検出情報をその取得順に記憶する検出情報記憶手段57と、該検出情報記憶手段57に記憶されている1又は複数の検出情報に特定態様に対応する特定検出情報が含まれているか否かに関する予告報知を行う報知手段18,24,27,60とを備えた弾球遊技機において、報知手段18,24,27,60を複数備え、検出情報記憶手段57に記憶されている1又は複数の検出情報に特定検出情報が含まれている場合に、その特定検出情報よりも前に記憶されている検出情報の数に応じて予告報知に用いる報知手段18,24,27,60の数を異ならせるように構成しているため、複数の報知手段をより有効に利用して効果的な予告報知を行い、利益状態の発生に対する遊技者の期待感を十分に盛り上げることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態を示すパチンコ機の全体斜視図である。
【図2】本発明の第1の実施形態を示す遊技盤の正面図である。
【図3】本発明の第1の実施形態を示す制御系のブロック図である。
【図4】本発明の第1の実施形態を示す報知パターンの一例である。
【図5】本発明の第1の実施形態を示す報知パターンテーブルの一例である。
【図6】本発明の第1の実施形態を示す報知パターンテーブル選択情報の一例である。
【図7】本発明の第1の第1の実施形態を示す複数の特別図柄の変動に対応する予告報知の一例である。
【図8】本発明の第2の実施形態を示す報知パターンの一例である。
【符号の説明】
14 特別図柄始動手段(図柄始動手段)
18 ランプ(報知手段)
22 特別図柄表示手段(図柄表示手段)
24 液晶表示手段(報知手段)
27 可動演出手段(報知手段)
44 第1利益状態発生手段(利益状態発生手段)
56 第2乱数取得手段(検出情報取得手段)
57 第2乱数記憶手段(検出情報記憶手段)
60 音声出力手段(報知手段)
61 予告報知作動判定手段
62 報知パターン記憶手段
63 報知パターンテーブル記憶手段
64 報知パターンテーブル選択手段
65 報知パターン選択手段
P0〜P4 報知パターン
T1〜T7 報知パターンテーブル

Claims (9)

  1. 図柄始動手段(14)と、該図柄始動手段(14)が遊技球を検出することに基づいてその検出に関する検出情報を取得する検出情報取得手段(56)と、前記検出情報に基づいて1個又は複数個の遊技図柄を変動表示する図柄表示手段(22)と、該図柄表示手段(22)の変動後の停止図柄が予め定められた特定態様となることを条件に遊技者に有利な利益状態を発生させる利益状態発生手段(44)と、未だ前記図柄表示手段(22)による遊技図柄の変動表示に供していない前記検出情報をその取得順に記憶する検出情報記憶手段(57)と、該検出情報記憶手段(57)に記憶されている1又は複数の前記検出情報に前記特定態様に対応する特定検出情報が含まれているか否かに関する予告報知を行う報知手段(18)(24)(27)(60)とを備えた弾球遊技機において、前記報知手段(18)(24)(27)(60)を複数備え、前記検出情報記憶手段(57)に記憶されている1又は複数の前記検出情報に前記特定検出情報が含まれている場合に、その特定検出情報よりも前に記憶されている前記検出情報の数に応じて前記予告報知に用いる前記報知手段(18)(24)(27)(60)の数を異ならせるように構成したことを特徴とする弾球遊技機。
  2. 前記検出情報記憶手段(57)に記憶されている1又は複数の前記検出情報に前記特定態様に対応する特定検出情報が含まれている場合には、その特定検出情報よりも前に記憶されている前記検出情報の数が減少する毎に前記予告報知に用いる前記報知手段(18)(24)(27)(60)の数を増加させるように構成したことを特徴とする請求項1に記載の弾球遊技機。
  3. 前記報知手段(18)(24)(27)(60)の組み合わせよりなる報知パターンを複数種類記憶する報知パターン記憶手段(62)と、該報知パターン記憶手段(62)に記憶された前記複数種類の報知パターン(P0)〜(P4)を択一的に選択する報知パターン選択手段(65)とを備え、該報知パターン選択手段(65)で選択された前記報知パターン(P0)〜(P4)に基づいて前記予告報知を行うように構成したことを特徴とする請求項1又は2に記載の弾球遊技機。
  4. 1又は複数の報知パターン(P0)〜(P4)の組み合わせよりなる報知パターンテーブルを複数種類記憶する報知パターンテーブル記憶手段(63)と、該報知パターンテーブル記憶手段(63)に記憶された前記複数種類の報知パターンテーブル(T1)〜(T7)を択一的に選択する報知パターンテーブル選択手段(64)とを備え、前記報知パターン選択手段(65)は、前記報知パターンテーブル選択手段(64)で選択された報知パターンテーブル(T1)〜(T7)に基づいて前記報知パターン(P0)〜(P4)を選択するように構成されていることを特徴とする請求項3に記載の弾球遊技機。
  5. 特定の報知パターンテーブルにのみ含まれる特定の報知パターン(P4)を設けたことを特徴とする請求項4に記載の弾球遊技機。
  6. 前記報知手段(18)(24)(27)(60)は前記遊技図柄の各変動に対応して作動するように構成され、前記報知パターンテーブル選択手段(64)及び/又は前記報知パターン選択手段(65)は、前回の遊技図柄の変動時における前記報知パターン選択手段(65)による選択結果に基づいて前記報知パターンテーブル(T1)〜(T7)及び/又は前記報知パターン(P0)〜(P4)を選択するように構成されていることを特徴とする請求項4又は5に記載の弾球遊技機。
  7. 所定条件が成立することに基づいて前記予告報知を行うか否かを判定する予告報知作動判定手段(61)を備えたことを特徴とする請求項1〜6の何れかに記載の弾球遊技機。
  8. 前記予告報知作動判定手段(61)は、前記検出情報記憶手段(57)に記憶されている前記検出情報の数が所定の上限保留個数となることに基づいて前記予告報知を行うか否かを判定するように構成されていることを特徴とする請求項7に記載の弾球遊技機。
  9. 前記予告報知作動判定手段(61)は、前記検出情報記憶手段(57)に記憶されている1又は複数の前記検出情報に前記特定態様に対応する特定検出情報が含まれている場合には、含まれていない場合に比べて高い確率で前記予告報知を行う旨の判定を行うように構成されていることを特徴とする請求項7又は8に記載の弾球遊技機。
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