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JP2004079891A - 配線基板、及び、配線基板の製造方法 - Google Patents

配線基板、及び、配線基板の製造方法 Download PDF

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JP2004079891A
JP2004079891A JP2002240623A JP2002240623A JP2004079891A JP 2004079891 A JP2004079891 A JP 2004079891A JP 2002240623 A JP2002240623 A JP 2002240623A JP 2002240623 A JP2002240623 A JP 2002240623A JP 2004079891 A JP2004079891 A JP 2004079891A
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layer
plating layer
electroless
wiring board
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JP2002240623A
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Shinji Yuri
由利 伸治
Kazuhisa Sato
佐藤 和久
Kozo Yamazaki
山崎 耕三
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Niterra Co Ltd
Original Assignee
NGK Spark Plug Co Ltd
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    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
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    • H01L2924/15Details of package parts other than the semiconductor or other solid state devices to be connected
    • H01L2924/151Die mounting substrate
    • H01L2924/153Connection portion
    • H01L2924/1531Connection portion the connection portion being formed only on the surface of the substrate opposite to the die mounting surface
    • H01L2924/15311Connection portion the connection portion being formed only on the surface of the substrate opposite to the die mounting surface being a ball array, e.g. BGA

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  • Chemically Coating (AREA)
  • Electric Connection Of Electric Components To Printed Circuits (AREA)
  • Wire Bonding (AREA)

Abstract

【課題】パッドと、ICチップやプリント基板との間の接合を良好に保つことが可能な配線基板を提供すること。
【解決手段】基板本体10に配列されたFCパッド11の表面には、無電解ニッケルメッキ層12が形成されている。また、その上層には、無電解ニッケルメッキ層表面を被覆するようにして、パラジウムによる無電解金属メッキ層13が形成されている。更に、その上層には、ハンダバンプ18が形成されている。無電解金属メッキ層は、無電解ニッケルメッキ層内のニッケル原子がハンダバンプ内へ拡散するのを防止する機能を果たす。結果、配線基板1によれば、ハンダバンプにニッケル原子が拡散することはなく、ハンダバンプに金属間化合物が生成されるのを防止することができる。
【選択図】 図3

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、基板本体表面に形成された銅製のパッドに、ハンダ層を形成してなる配線基板、及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、配線基板としては、合成樹脂製又はセラミック製の基板本体表面に、複数の入出力端子を主表面に備えるICチップ(半導体集積回路チップ)を搭載するための銅製パッドを備えたICチップ搭載用の配線基板が知られている。また、この種の配線基板としては、ICチップをフリップチップ実装方式にて接合するためのハンダ層としてのハンダバンプを、パッド表面に備えたものが知られている。
【0003】
フリップチップ実装方式は、配線基板表面に配列されたパッドに、ICチップをフェイスダウンでハンダ付けにより接続するものであり、マイクロコンピュータなどの高密度ICチップを搭載するための配線基板に応用されている。
このフリップチップ実装用のハンダバンプを備える配線基板は、ボールグリッドアレイ(BGA)、ピングリッドアレイ(PGA)などといったタイプのパッケージ製造に用いられ、そのハンダバンプが形成されたパッドを有する基板本体の第一面とは異なる第二面には、例えば、球状のハンダ(所謂ハンダボール)を取り付けてBGAパッケージを作製するためのハンダ層が、第二面のパッド表面に形成されている。
【0004】
ところで、このような配線基板では、良好なハンダ濡れ性を得るために、フリップチップ実装用の上記ハンダバンプ又はハンダボール取付用の上記ハンダ層をパッド表面に形成する前において、パッド表面に無電解ニッケルメッキ層を形成するのが一般的である。また、この無電解ニッケルメッキ層には、無電解ニッケルメッキ層の酸化を防ぎ、安定したはんだ付け性を得るために、金メッキを施すことが多い。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来では、無電解ニッケルメッキ層をパッド表面に形成すると、ハンダペーストを溶融(リフロー)してハンダバンプや第二面側のハンダ層を形成する際に、金メッキが蒸発し、それが原因で、無電解ニッケルメッキ層と上層のハンダ層(ハンダバンプ若しくは第二面側のハンダ層)が直接接触し、無電解ニッケルメッキ層とハンダ層との間で、金属間化合物が生成されてしまうことが問題となっていた。尚、図6は、パッド11表面の無電解ニッケルメッキ層12と直接接触している結果、金属間化合物18aが生成されたハンダバンプ18周辺の態様を表す説明図である。
【0006】
つまり、無電解ニッケルメッキ層とハンダ層が直接接触すると、無電解ニッケルメッキ層内のニッケル原子がハンダ層内部に拡散して、無電解ニッケルメッキ層とハンダ層(ハンダバンプ若しくは第二面側のハンダ層)との境界に、ニッケルとスズによる脆い金属間化合物が形成され、これが原因でICチップ又はハンダボールとパッドとの間の接合強度が十分に確保できないといった問題があった。
【0007】
ICチップと配線基板との間や、配線基板とハンダボールを介して接続されるプリント基板(マザーボードなど)との間には、熱膨張率の違いにより応力が働くから、上述のようにして脆い金属間化合物が形成されると、熱サイクルの繰り返しによって、パッド表面に形成された無電解ニッケルメッキ層とハンダ層との境界に、亀裂(クラック)が発生するなどし、これが原因でパッドとICチップ又はプリント基板との間の電気的接続を良好に保持できなくなり、製品の信頼性を損なう結果となっていたのである。
【0008】
本発明は、こうした問題に鑑みなされたものであり、無電解ニッケルメッキ層とハンダ層との境界に、金属間化合物が形成されるのを抑制可能な配線基板と、その製造方法を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
かかる目的を達成するためになされた請求項1に記載の発明は、基板本体と、基板本体表面に形成された銅製のパッドと、パッド表面に形成された無電解ニッケルメッキ層と、無電解ニッケルメッキ層よりパッド上部に形成されたハンダ層と、を備える配線基板であって、無電解ニッケルメッキ層とハンダ層との間に、無電解ニッケルメッキ層表面を被覆し、無電解ニッケルメッキ層とハンダ層とを隔離する無電解金属メッキ層、を備え、ハンダ層が、無電解金属メッキ層表面に形成されていることを特徴とする。
【0010】
このように構成された請求項1に記載の配線基板においては、無電解ニッケルメッキ層とハンダ層との間に無電解金属メッキ層が介在しているから、無電解ニッケルメッキ層内のニッケル原子がハンダ層内へ拡散するのを抑制することができて、ハンダ層下面に、ニッケルとスズの金属間化合物が形成されるのを抑制することができる。したがって、パッド表面に形成された無電解ニッケルメッキ層とハンダ層との境界に、熱サイクルの繰り返しよって亀裂(クラック)が発生するのを抑制することができ、配線基板の信頼性を向上させることができる。
【0011】
尚、無電解ニッケルメッキ層内のニッケル原子のハンダ層内への拡散を抑制するためには、無電解ニッケルメッキ層及び上層のハンダ層とは異なる金属であって、上層のハンダ層よりも高い融点を有し、ニッケル原子拡散通過を抑止する性質を備える金属を無電解金属メッキ層に用いるのが良い。これらの金属を無電解金属メッキ層に用いれば、ニッケル原子の拡散を効果的に抑制することができる。
【0012】
また、無電解金属メッキ層としては良好なハンダ濡れ性を有していることが求められるから、請求項1に記載の配線基板においては、請求項2に記載のようにして、無電解金属メッキ層を形成するのが良い。
請求項2に記載の配線基板は、無電解金属メッキ層が、パラジウム(Pd)又はスズ(Sn)又はスズ合金からなることを特徴とする。尚具体的に、スズ合金としては、スズ−銀(Sn−Ag)、スズ−ビスマス(Sn−Bi)、スズ−鉛(Sn−Pb)合金等が挙げられる。
【0013】
請求項2に記載の配線基板によれば、ニッケル原子の拡散抑制機能を備え良好なハンダ濡れ性を示す無電解金属メッキ層が、無電解ニッケルメッキ層表面に形成されているから、ハンダ層形成時において無電解金属メッキ層表面に適切にハンダ層を形成することができる。したがって、配線基板の歩留まり等を向上することができ、信頼性の高い配線基板を安価に製造することができる。
【0014】
続いて、請求項3に記載の発明は、基板本体表面に形成された銅製のパッド上部に、ハンダ層を形成してなる配線基板の製造方法であって、基板本体表面に形成されたパッド表面に、無電解ニッケルメッキ層を形成する第一メッキ工程と、第一メッキ工程後、無電解ニッケルメッキ層表面を被覆するようにして、無電解ニッケルメッキ層とハンダ層とを隔離するための無電解金属メッキ層を形成する第二メッキ工程と、第二メッキ工程後、無電解金属メッキ層表面にハンダペーストを印刷して溶融(リフロー)することにより、パッド表面に、無電解ニッケルメッキ層及び無電解金属メッキ層を介してハンダ層を形成するハンダ層形成工程と、を備えることを特徴とする。
【0015】
請求項3に記載の配線基板の製造方法では、無電解ニッケルメッキ層と、ハンダ層との間に、無電解ニッケルメッキ層内のニッケル原子がハンダ層内へ拡散するのを抑制することが可能な無電解金属メッキ層を形成するから、製造後の配線基板における上記ハンダ層の下面に、ニッケルとスズによる脆い金属間化合物が形成されるのを抑制することができる。したがって、パッド表面に形成された無電解ニッケルメッキ層とハンダ層との境界に、熱サイクルの繰り返しよって亀裂(クラック)が発生するのを抑制することができ、信頼性の高い配線基板を製造することができる。
【0016】
尚、第二メッキ工程では、無電解ニッケルメッキ層内のニッケル原子のハンダ層内への拡散を抑制するために、無電解ニッケルメッキ層及び上層のハンダ層とは異なる金属であって、上層のハンダ層よりも高い融点を有し、ニッケル原子拡散通過を抑止する性質を備える金属を用いて無電解金属メッキ層を形成するのが良い。上記性質を示す金属を用いて無電解金属メッキ層を形成すれば、ニッケル原子の拡散を効果的に抑制することができる。
【0017】
請求項4に記載の配線基板の製造方法は、第二メッキ工程において、パラジウム(Pd)又はスズ(Sn)又はスズ合金を用いて、無電解金属メッキ層を形成することを特徴とする。尚具体的に、スズ合金としては、スズ−銀、スズ−ビスマス、スズ−鉛合金等が挙げられる。
【0018】
請求項4に記載の配線基板の製造方法によれば、上記ニッケル原子の拡散抑制機能を備え良好なハンダ濡れ性を示す無電解金属メッキ層を形成することができるから、金属間化合物が生成されるのを抑制することができ、更には、パッド上部に適切にハンダ層を形成することができる。したがって、信頼性の高い配線基板を製造することができる。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の実施例について、図面とともに説明する。
図1は、ICチップ3及びハンダボール5が取り付けられた配線基板1の側面の構成を表す概略側面図である。また、図2は、配線基板1の断面の構成を概略的に表す概略断面図である。また、図3は、基板本体10の第一面に形成されたパッド11周辺の断面構成を表す概略拡大断面図である。この他、図4は、基板本体10の第二面に形成されたパッド14周辺の断面構成を表す概略拡大断面図である。
【0020】
本発明が適用された配線基板1は、29mm四方の基板本体10を備え、その基板本体10の両面に銅メッキからなるパッド11,14を備えている。基板本体10は、エポキシ樹脂などの合成樹脂から構成される基体20と、銅メッキ21,22,26,33による配線層と、樹脂絶縁層29,35と、を備えている。
【0021】
この基板本体10表面には、第一面の中央部(中央の概ね10mm四方)に、最上層の配線層として、ICチップ3の入出力端子の配列パターンに対応する配列で、複数の上記パッド11(以下、「FCパッド11」とも表現する。)が形成されている。また、基板本体10の第二面には、略全面(概ね25mm四方)に分散して複数の上記パッド14(以下、「BGAパッド14」とも表現する。)が配列されている。
【0022】
また、基板本体10の表面には、FCパッド11及びBGAパッド14を構成する銅メッキ21,22の一部を露出した状態で、ソルダーレジスト層17が形成されている。即ち、両面のパッド(FCパッド11及びBGAパッド14)は、基板本体10最上部のソルダーレジスト層17に周囲(周縁)を包囲され、そのソルダーレジスト層17が形成されていない基板本体10の凹部10a,10b内に形成されている。
【0023】
また、この基板本体10の第一面に配列されたFCパッド11表面には、ニッケル−リン(Ni−P)を用いた無電解ニッケルメッキ層12が、FCパッド11表面を被覆するようにして形成されている。更に、その無電解ニッケルメッキ層12表面には、無電解ニッケルメッキ層12内のニッケル原子がハンダバンプ18内へ拡散するのを抑制するための無電解金属メッキ層13が、無電解ニッケルメッキ層12表面を被覆するようにして形成されている。
【0024】
この他、FCパッド11上部の上記無電解金属メッキ層13表面には、フリップチップ実装方式にてICチップ3を接合するためのPb−Sn共晶ハンダからなるハンダバンプ18が、ソルダーレジスト層17より突出するように形成されている。つまり、本実施例の配線基板1では、下層の無電解ニッケルメッキ層12と上層のハンダバンプ18との間に形成された無電解金属メッキ層13により、無電解ニッケルメッキ層12とハンダバンプ18とが隔離されている。
【0025】
同様に、第二面に配列されたBGAパッド14表面には、ニッケル−リン(Ni−P)を用いた無電解ニッケルメッキ層15が、BGAパッド14表面を被覆するようにして形成され、更に、その無電解ニッケルメッキ層15表面には、無電解ニッケルメッキ層15とハンダ層19とを隔離して、無電解ニッケルメッキ層15内のニッケル原子がハンダ層19内へ拡散するのを抑制可能な無電解金属メッキ層16が、無電解ニッケルメッキ層15表面を被覆するようにして形成されている。
【0026】
そして、ハンダボール5を接合して取り付けるためのPb−Sn共晶ハンダからなるハンダ層19は、その無電解金属メッキ層16を被覆するようにしてBGAパッド14上部に形成されている。尚、上記Pb−Sn系ハンダに代えて、Sn−Ag系ハンダ、Sn−Ag−Cu系ハンダ、Sn−Sb系ハンダ等を使用してもよい。
【0027】
次に、上記構成の配線基板1の製造方法について説明する。本実施例においては、基板本体10の作製工程、第一メッキ工程、第二メッキ工程、印刷工程、リフロー工程、の各工程を経て配線基板1を製造しているため、以下では、この順に各工程について説明する。
【0028】
基板本体10の作製工程では、まず基体20の両面に、銅箔25を形成する。この後、ドリル等で基体20にスルーホール(貫通孔)を形成し、銅箔25が形成された基体20の両面及びスルーホール内の側面に銅メッキ26を施して、基体20の両面の銅メッキ26をスルーホールを介して接続する。更に、基体20上の銅メッキ26表面を粗化し、スルーホールを充填材27(例えば、エポキシ樹脂)にて充填する。
【0029】
そして、両面の銅メッキ26上にエッチングレジスト層(図示せず)を形成し、配線パターンに対応するガラスマスクを用いて露光、現像処理を施すことにより、エッチングレジスト層を一部除去し、更に、このエッチングレジスト層上部からエッチング液を用いてエッチング処理を施すことにより、銅メッキ26及びそれより下層の上記銅箔25を一部除去して、銅メッキ26による配線層を形成する。
【0030】
この後、残留するエッチングレジスト層を基体20から除去して、銅メッキ26を表面粗化し、この上に絶縁フィルムによる樹脂絶縁層29を形成する。この樹脂絶縁層29の形成後、露光、現像により一部の樹脂絶縁層29を除去してビア31(孔)を形成し、更に、樹脂絶縁層29を熱硬化、表面粗化する。そして、樹脂絶縁層29の表面に所定のパターンのめっきレジストを形成し、選択的に銅メッキ33を施し、一層目の銅メッキ26(配線層)に接続するようにして、二層目の配線層を形成する。
【0031】
また更に、この二層目の配線層が形成された基体20上に樹脂絶縁層35を形成する。尚、このような方法(公知のフォトリソグラフィ技術、アディティブ法、サブトラクティブ法など)で銅メッキによる配線層の形成及び樹脂絶縁層の形成を繰り返すことにより多層に配線層を形成する。
【0032】
そして、最上層の配線層を形成した後に、その配線層を構成する銅メッキ21,22の表面を粗化し、この上にソルダーレジスト層17を形成する。このソルダーレジスト層17の形成後には、露光、現像により、配列するパッド11,14表面のソルダーレジスト層17のみを選択的に除去して上記凹部10a,10bを形成し、これにより銅メッキ21,22を露出させてソルダーレジスト層17に周囲を包囲されるパッド11,14を形成する。
【0033】
このパッド11,14形成後には、ソルダーレジスト層17に対して熱硬化などの処理を施す。以上の処理により、表面にFCパッド11とBGAパッド14とを備える基板本体10が完成する。
また、このように基板本体10が完成した後においては、第一メッキ工程に処理を移行する。尚、図5は、基板本体10完成後における配線基板1の製造方法を示す説明図である。第一メッキ工程では、パッド(FCパッド11及びBGAパッド14)の表面に、ニッケルーリン(Ni−P)を用いて無電解メッキ処理を施すことにより、パッド11,14の表面全体に、無電解ニッケルメッキ層12,15を形成する。
【0034】
この第一メッキ工程後には、第二メッキ工程に処理を移し、パッド(FCパッド11及びBGAパッド14)に形成された無電解ニッケルメッキ層12,15表面を被覆するようにして、各無電解ニッケルメッキ層12,15と上層のハンダ層(ハンダバンプ18、ハンダ層19)とを隔離するための無電解金属メッキ層13,16を形成する。
【0035】
尚具体的に、本実施例の第二メッキ工程では、無電解ニッケルメッキ層12,15内のニッケル原子が、リフロー工程後にパッド11,14上部に形成されるハンダバンプ18及びハンダ層19内に拡散しないように、ニッケル原子の拡散抑制効果を奏するパラジウム(Pd)を用いて、無電解金属メッキ層13,16を形成する。この後、パッド11,14の無電解金属メッキ層13,16表面に、ハンダペースト41をスクリーン印刷(即ちハンダ印刷)する(印刷工程)。
【0036】
この印刷工程では、最初に、FCパッド11に対応する配列パターンの貫通孔を有するメタルマスク43を、基板本体10の第一面に載置した後、ハンダペースト41を、そのメタルマスク43の上面から塗布することにより、メタルマスク43の貫通孔を介して基板本体10の第一面に形成されたFCパッド11上部の無電解金属メッキ層13表面にハンダペースト41を印刷する。尚、本実施例では、メタルマスク43を用いてハンダペースト41の印刷量を調節することにより、リフロー後において、FCパッド11上部にソルダーレジスト層17より突出するハンダバンプ18が形成されるようにしている。
【0037】
上記FCパッド11表面へのハンダ印刷後には、基板本体10を裏返し、BGAパッド14に対応するパターンの貫通孔を有するメタルマスクを、基板本体10の第二面に載置し、この後、メタルマスクの上面からハンダペースト41を塗布することにより、貫通孔を介して基板本体10の第二面に形成されたBGAパッド14上部の無電解金属メッキ層16表面にハンダペースト41を印刷する。
【0038】
この後、リフロー工程において、両面がハンダ印刷された基板本体10をリフロー炉内に収容し、そのリフロー炉内でハンダペースト41を加熱して溶融(リフロー)することにより、FCパッド11上部に無電解ニッケルメッキ層12及び無電解金属メッキ層13を介してフリップチップ実装用のハンダバンプ18を形成し、BGAパッド14上部に無電解ニッケルメッキ層15及び無電解金属メッキ層16を介してハンダボール取付用のハンダ層19を形成する。以上のような工程を経て配線基板1は完成する。
【0039】
また、このように製造された配線基板1のFCパッド11には、周知の技法にて、ICチップ3が載置された状態で、ハンダバンプ18が溶融され、これによりICチップ3がFCパッド11に接合される。この他、配線基板1のBGAパッド14には、ハンダボール5が載置された状態で、ハンダ層19が溶融され、これによりハンダボール5がBGAパッド14に接合される。また同時に、ハンダボール5はプリント基板7(マザーボード等)の入出力端子と接合され、これにより配線基板1は、プリント基板7(マザーボード等)に接合される。
【0040】
以上、本実施例の配線基板1の構成及びその製造方法について説明したが、上記実施例の配線基板1では、第二メッキ工程で、パラジウム(Pd)を用いて無電解金属メッキ層13,16を形成しているから、リフロー工程時などに、無電解ニッケルメッキ層12,15のニッケル原子が、ハンダバンプ18若しくはハンダ層19内に拡散するのを抑制することができて、ハンダバンプ18若しくはハンダ層19に金属間化合物が生成されるのを防止することができる。
【0041】
尚、パラジウムを用いて無電解金属メッキ層13,16を、無電解ニッケルメッキ層12,15及びハンダ層(ハンダバンプ18,ハンダ層19)との間に形成すると、ニッケル原子の拡散防止効果が得られるのは、パラジウムが、上層のハンダ層(ハンダバンプ18,ハンダ層19)よりも高い融点を有し、ニッケル原子拡散通過を抑止する性質を備えているからである。
【0042】
パラジウムが上記性質を備える結果、リフロー工程において、無電解金属メッキ層13,16は、従来の金メッキのように蒸発せず、無電解ニッケルメッキ層12,15及びハンダ層(ハンダバンプ18,ハンダ層19)を隔離することができる。したがって、無電解ニッケルメッキ層12,15に含まれるニッケル原子は拡散されず、その結果、ハンダ層(ハンダバンプ18,ハンダ層19)には、ニッケルを含む金属間化合物が形成されないのである。
【0043】
結果、上記製造方法で製造された配線基板1においては、パッド11,14表面に形成された無電解ニッケルメッキ層12,15とハンダ層(ハンダバンプ18,ハンダ層19)との境界に、熱サイクルの繰り返しよってクラックが発生するのを抑制することができる。したがって、配線基板1を用いれば、ICチップ3と配線基板1との間の接続、配線基板1とプリント基板7の間の接続を、長期に渡って良好に保つことができる。つまり、配線基板1の信頼性を向上させることができる。
【0044】
また、パラジウムは、ハンダに対し良好な濡れ性を有することから、リフロー工程時においてハンダペースト41が濡れないなどの問題が発生しにくく、製品の歩留まりを向上させることができる。したがって、信頼性の高い配線基板1を安価にユーザに提供することができる。
【0045】
また、上記実施例の第二メッキ工程では、パラジウムを用いて無電解メッキ処理を施すことにより、無電解ニッケルメッキ層12,15表面に無電解金属メッキ層13,16を形成したが、パラジウムに代えて、スズを用いてもよい。
その他、上記性質を示すスズ−銀合金や、スズ−ビスマス合金や、スズ−鉛合金を用いてもよい。
【0046】
これらの金属は、上層のハンダ層(ハンダバンプ18,ハンダ層19)よりも高い融点を有し、ニッケル原子拡散通過を抑止する性質を示すため、上記パラジウムを用いて無電解金属メッキ層13,16を形成する場合と同様に、無電解ニッケルメッキ層12,15及びハンダ層(ハンダバンプ18,ハンダ層19)を隔離することができ、ハンダ層(ハンダバンプ18,ハンダ層19)に、金属間化合物が形成されるのを防止することができる。
【0047】
尚、本発明におけるハンダ層形成工程は、本実施例において印刷工程とリフロー工程とからなる。
以上、本発明の実施例について説明したが、本発明の配線基板及びその製造方法は、上記実施例に限定されるものではなく、種々の態様を採ることができる。例えば、上記実施例では、ICチップ搭載用の配線基板の製造方法を採り上げて説明したが、その他の配線基板に、本発明を適用しても構わない。
【図面の簡単な説明】
【図1】ICチップ3及びハンダボール5が取り付けられた本実施例の配線基板1の側面の構成を表す概略側面図である。
【図2】配線基板1の断面構成を概略的に表す概略断面図である。
【図3】パッド11周辺の断面構成を表す概略拡大断面図である。
【図4】パッド14周辺の断面構成を表す概略拡大断面図である。
【図5】配線基板1の製造方法に関する説明図である。
【図6】金属間化合物18aが生成されたハンダバンプ周辺の態様を表す説明図である。
【符号の説明】
1…配線基板、3…ICチップ、5…ハンダボール、7…プリント基板、10…基板本体、10a,10b…凹部、11,14…パッド、12,15…無電解ニッケルメッキ層、13,16…無電解金属メッキ層、17…ソルダーレジスト層、18…ハンダバンプ、18a…金属間化合物、19…ハンダ層、20…基体、21,22,26,33…銅メッキ、29,35…樹脂絶縁層、41…ハンダペースト、43…メタルマスク

Claims (4)

  1. 基板本体と、
    該基板本体表面に形成された銅製のパッドと、
    該パッド表面に形成された無電解ニッケルメッキ層と、
    該無電解ニッケルメッキ層よりパッド上部に形成されたハンダ層と、
    を備える配線基板であって、
    前記無電解ニッケルメッキ層と前記ハンダ層との間に、
    前記無電解ニッケルメッキ層表面を被覆し、前記無電解ニッケルメッキ層と前記ハンダ層とを隔離する無電解金属メッキ層、
    を備え、
    前記ハンダ層は、前記無電解金属メッキ層表面に形成されていることを特徴とする配線基板。
  2. 前記無電解金属メッキ層は、パラジウム、又はスズ、又はスズ合金、からなることを特徴とする請求項1に記載の配線基板。
  3. 基板本体表面に形成された銅製のパッド上部に、ハンダ層を形成してなる配線基板の製造方法であって、
    前記基板本体表面に形成された前記パッド表面に、無電解ニッケルメッキ層を形成する第一メッキ工程と、
    該第一メッキ工程後、前記無電解ニッケルメッキ層表面を被覆するようにして、前記無電解ニッケルメッキ層と前記ハンダ層とを隔離するための無電解金属メッキ層を形成する第二メッキ工程と、
    該第二メッキ工程後、前記無電解金属メッキ層表面にハンダペーストを印刷して溶融することにより、前記パッド表面に、前記無電解ニッケルメッキ層及び前記無電解金属メッキ層を介して前記ハンダ層を形成するハンダ層形成工程と、
    を備えることを特徴とする配線基板の製造方法。
  4. 前記第二メッキ工程では、パラジウム、又はスズ、又はスズ合金、を用いて、無電解金属メッキ層を形成することを特徴とする請求項3に記載の配線基板の製造方法。
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