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JP2004079247A - 面状発熱体、この面状発熱体を用いた面状発熱体パネル及び面状発熱体の製造方法 - Google Patents

面状発熱体、この面状発熱体を用いた面状発熱体パネル及び面状発熱体の製造方法 Download PDF

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JP2004079247A
JP2004079247A JP2002235136A JP2002235136A JP2004079247A JP 2004079247 A JP2004079247 A JP 2004079247A JP 2002235136 A JP2002235136 A JP 2002235136A JP 2002235136 A JP2002235136 A JP 2002235136A JP 2004079247 A JP2004079247 A JP 2004079247A
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JP
Japan
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heating element
tape
resistance heating
stainless steel
sheet
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JP2002235136A
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Takafumi Sakuma
佐久間 隆文
Yasuaki Horikawa
堀川 靖明
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Idemitsu Kosan Co Ltd
Original Assignee
Idemitsu Kosan Co Ltd
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Publication date
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Priority to KR1020030055273A priority patent/KR20040014913A/ko
Priority to CNA031277616A priority patent/CN1482836A/zh
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    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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    • H05B3/00Ohmic-resistance heating
    • H05B3/20Heating elements having extended surface area substantially in a two-dimensional plane, e.g. plate-heater

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  • Surface Heating Bodies (AREA)
  • Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Resistance Heating (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)

Abstract

【課題】変形、捩じれ、折れ曲がり等が生じにくく、長尺、広面積になっても波打ちや皺の発生がなく、設置部分の形状に合わせて面状発熱体を多少の折り曲げても発熱性能に影響がない安価で製造が簡単な面状発熱体を提供する。
【解決手段】長尺ステンレステープの端部を、結線用の短尺ステンレステープで接続して抵抗発熱体を形成し、この抵抗発熱体の外部を樹脂フィルムで被覆し、前記長尺ステンレステープ又は前記短尺ステンレステープに設けた端子部から電源を供給することで前記抵抗発熱体を発熱させる面状発熱体において、前記ステンレステープを、オーステナイト系ステンレス又は析出硬化系ステンレスから形成した。オーステナイト系ステンレスとして、17Cr−7Ni又は18Cr−8Niの組成を有するばね用ステンレス、又は、析出硬化系ステンレスとして、17Cr−7Ni−1Alの組成を有するばね用ステンレスを用いるとよい。
【選択図】   図1

Description

【0001】
【発明が属する技術分野】
本発明は、ステンレスで形成された抵抗発熱体を、ラミネートフィルム等の樹脂フィルムで被覆してなる面状発熱体、この面状発熱体を用いた面状発熱体パネル及び前記面状発熱体の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
屋根融雪用ヒータ、床暖房用ヒータ、或いはマット用ヒータ(カーペットを含む)等に用いられる面状発熱体がよく知られている。
例えば、特許第2586180号公報に開示されている面状発熱体は、蛇行状に打抜いた板厚50μ程度のステンレス箔を、絶縁性の上下の樹脂フィルムで被覆挟持した後、連結片と上下の樹脂フィルム部分とを除去し、全体を、接着材を介して、加圧及び加熱して一体化している。
【0003】
しかしながら、上記公報に記載の面状発熱体は、蛇行状に打抜き形成されたステンレス箔が極薄の部材であるため強度が弱く、加圧及び加熱の製造工程中にヒーターパターンが動いたり、変形、捩じれ、折れ曲がり等が生じ易いという問題があった。
また、発熱時のステンレス箔の伸長作用を吸収するために、上下の樹脂フィルムの端部を、間隙を有する断面コ字型の絶縁枠で被覆しているが、面状発熱体の構成が複雑となって、加圧、加熱時に手間がかかるばかりでなく、絶縁枠を上下樹脂フィルムの端部に被覆しなければならず、製造作業が繁雑になって製造コストが高くなるという問題があった。
【0004】
そこで、このような問題を解決するために、ステンレス鋼を、一定の板厚(70μm以上の板厚)を有するテープ状に形成し、このテープ状のステンレステープを蛇行状に連結して抵抗発熱体を成形し、それを絶縁樹脂層に埋設することが提案されている。
しかし、このような面状発熱体は、長尺化したり、広面積になると、製造後に波打ち現象が現れて載設面にフィットしなくなり、発熱ムラで効率的な加熱の妨げになったり、床仕上材、屋根当て材等の重みを受けて抵抗発熱体(ヒータパターン)が断線し、実使用に耐えられない問題があった。
【0005】
これは、上下の樹脂フィルムと抵抗発熱体の熱収縮率の相違に起因するものと予測されている。
また、設置部分の形状に合わせて面状発熱体を折り曲げたりすると、ステンレステープに皺が生じて電気抵抗値が変動し、安定的な発熱性能を得ることができないという問題があった。
さらに、上記したような面状発熱体を用いた従来の面状発熱体パネルは、面状発熱体と断熱材とを積層して構成されているが、面状発熱体パネルの全体の温度が均一にならず、温度ムラが生じるという問題があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は上記の問題点にかんがみてなされたもので、変形、捩じれ、折れ曲がり等が生じにくく、長尺、広面積になっても波打ちや皺の発生がなく、設置部分の形状に合わせて面状発熱体を多少の折り曲げても発熱性能に影響がない、安価で簡単なプロセスで製造することのできる面状発熱体及びこの面状発熱体の製造方法を提供すること、さらに、前記面状発熱体を用いた面状発熱体パネルであって、温度ムラの発生を有効に抑制することのできる面状発熱体パネルを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を達成するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1に記載の面状発熱体は、長尺ステンレステープの端部を、結線用の短尺ステンレステープで接続して抵抗発熱体を形成し、この抵抗発熱体の外部を樹脂フィルムで被覆し、前記長尺ステンレステープ又は前記短尺ステンレステープに設けた端子部から電源を供給することで前記抵抗発熱体を発熱させる面状発熱体において、前記ステンレステープを、オーステナイト系ステンレス又は析出硬化系ステンレスから形成した構成としてある。
【0008】
請求項2に記載するように、17Cr−7Ni又は18Cr−8Niの組成を有するばね用ステンレス、若しくは、17Cr−7Ni−1Alの組成を有するばね用ステンレスとするとよい。
このようなばね用ステンレスは、熱処理することで軟化するので、折り曲げても折り曲げ部分で皺が生じにくく、面状発熱体を設置する設置部分の形状に合わせて面状発熱体を部分的に折り曲げても、その発熱性能に及ぼす影響を小さくすることができる。
【0009】
請求項3に記載の発明は、前記樹脂フィルムと前記抵抗発熱体との接着強度が15Kgピール強度以上である構成としてある。
樹脂フィルムと前記抵抗発熱体との接着強度を15Kgピール強度以上とすることで、面状発熱体の耐久性を向上させることができる。
請求項4に記載の面状発熱体は、前記短尺ステンレステープを接合した前記長尺ステンレステープの両端部分を、不透明な部材で被覆し、この上から前記樹脂フィルムを被覆した構成としてある。
【0010】
このように構成することで、短尺ステンレステープによる接続部分を隠すことができ、面状発熱体の意匠性を向上させることができる。
また、請求項5に記載するように、前記長尺ステンレステープ及び前記短尺ステンレステープの板厚を70μm〜250μmとすることができ、断線や折れ曲がり等の不都合を生じにくくすることができる。
【0011】
請求項6に記載の面状発熱体は、前記抵抗発熱体の一部を、面状発熱体の設置部分の形状に合わせて、予め折り曲げて形成した構成としてある。
前記したように、本発明の面状発熱体は、折り曲げても皺が発生にしにくく、発熱性能に及ぼす影響も小さいので、比較的自由にその形状を変更することが可能である。
【0012】
請求項7に記載の発明は、請求項1〜6のいずれかに記載の面状発熱体を用いた面状発熱体パネルであって、前記面状発熱体、金属シート及び断熱材をこの順で積層して形成した面状発熱体パネルである。
前記金属シートとしては、請求項8に記載するように、熱伝導性に優れるアルミニウムで形成されたシート(アルミシート)であるのが好ましく、また、シート厚は、0.05mm〜1mm程度とするのがよい。
この発明によれば、前記金属シートを介して面状発熱体の熱が面状発熱体パネルのほぼ全体に行き渡り、面状発熱体パネルの全体をほぼ均一な温度に加熱することができるようになる。
【0013】
請求項9に記載の発明は、長尺ステンレステープの端部を、結線用の短尺ステンレステープで接続して抵抗発熱体を形成し、この抵抗発熱体の外部を樹脂フィルムで被覆し、前記長尺ステンレステープ又は前記短尺ステンレステープに設けた端子部から電源を供給することで前記抵抗発熱体を発熱させる面状発熱体の製造方法において、前記長尺ステンレステープ及び前記短尺ステンレステープを、17Cr−7Ni,18Cr−8Ni又は17Cr−7Ni−1Alの組成を有するばね用ステンレスから形成し、少なくとも一面側から前記抵抗発熱体を加熱して前記抵抗発熱体を予め設定された第一の温度に加熱する第一の加熱手段と、前記樹脂フィルムを予め設定された第二の温度に加熱する第二の加熱手段とを準備し、前記抵抗発熱体を前記第一の加熱手段によって前記第一の温度に加熱した後、前記第二の加熱手段によって前記第二の温度に加熱した前記樹脂フィルムを前記抵抗発熱体の表面に密着させて、前記抵抗発熱体に前記樹脂フィルムを溶着した製造方法としてある。
【0014】
請求項10に記載の発明は、前記第二の加熱手段が、前記抵抗発熱体の両側に配置され、前記樹脂フィルムを予め設定された前記第二の温度に加熱する加熱ローラで、前記第一の加熱手段が、前記加熱ローラの近傍であって、前記加熱ローラの間に前記抵抗発熱体を挿入する入口側に配置され、前記前記抵抗発熱体を前記第一の温度に加熱した直後に、前記加熱ローラの間に前記抵抗発熱体を挿入して、前記抵抗発熱体の両側に前記第二の温度に加熱された前記樹脂フィルムを溶着する製造方法としてある。
この方法によれば、加熱ローラによって樹脂フィルムをむら無く、皺無く抵抗発熱体に溶着することができる。また、第一の温度及び第二の温度を適宜に設定することで、樹脂フィルムの冷却速度と抵抗発熱体の冷却速度を同じにすることができ、収縮率の相違による皺の発生等を防止することができる。
【0015】
請求項11に記載の発明は、前記第一の加熱手段が加熱ブロワーで、この加熱ブロワーから吹き出される温風を、前記加熱ローラの入口に差し向け、前記加熱ブロワーと前記加熱ローラとの間に遮蔽部材を準備し、この遮蔽部材によって、前記加熱ローラ側に流れた前記温風を前記入口の近傍で前記抵抗発熱体まで導き、かつ、前記加熱ブロワーの温風が前記加熱ローラの前記樹脂フィルムを加熱しないようにした製造方法としてある。
このように、遮蔽部材を設けて、加熱ローラ側に流れた温風を入口近傍の抵抗発熱体に集めることで、前記入口の近傍で抵抗発熱体の温度を目標温度の第一の温度により近づけることができる。また、加熱ブロワーの温風によって樹脂フィルムが加熱されないので、樹脂フィルムを目標温度である第二の温度により正確に加熱することができる。
【0016】
請求項12に記載の発明は、前記第一の加熱手段を前記抵抗発熱体の両面側に配置し、両面側から前記抵抗発熱体を前記第一の温度に加熱する製造方法としてある。
このようにすることで、抵抗発熱体の両面を第一の温度に正確に加熱することができる。また、抵抗発熱体を前記第一の温度に短時間で加熱することができる。
【0017】
請求項13に記載の発明は、前記加熱ローラの出口側に、前記樹脂フィルム及び前記抵抗発熱体の冷却速度を調整するための徐冷却手段を設けた製造方法としてある。
このようにすることで、樹脂フィルムと抵抗発熱体の収縮率の相違による皺の発生を防止することができる。
【0018】
請求項14に記載の発明は、前記第一の温度が50℃〜200℃、前記第二の温度が50℃〜200℃である製造方法としてある。
この範囲内に第一の温度及び第二の温度を設定することで、抵抗発熱体と樹脂フィルムの収縮率の差を小さくすることができ、皺の発生を有効に防止することが可能になる。
【0019】
請求項15に記載の発明は、前記長尺ステンレステープの一端部に前記短尺ステンレステープを接続するとともに、前記長尺ステンレステープの他端部に剥離部材を取り付け、前記長尺ステンレステープに前記一端部側から前記樹脂フィルムを被覆した後、前記剥離部材を取り付けた前記他端部で前記樹脂フィルムを部分的に剥がし、前記剥離部材を前記長尺ステンレステープから取り外して、前記長尺ステンレステープの他端部に前記短尺ステンレステープを接続し、前記樹脂フィルムを前記他端部に溶着した製造方法としてある。
このようにすることで、長尺ステンレステープの一端部側から順次他端側に送られた皺や内部空気は、長尺ステンレステープの他端部側で開放される。これによって、皺の発生や残留空気を無くすことができる。
【0020】
請求項16に記載の発明は、前記長尺ステンレステープの両端に前記短尺ステンレステープを接続し、前記短尺ステンレステープを接合した前記長尺ステンレステープの一端部を不透明な部材で被覆するとともに、他端部を不透明な剥離部材で被覆して抵抗発熱体を形成し、この抵抗発熱体に前記一端部側から前記樹脂フィルムを被覆した後、前記剥離部材を取り付けた前記他端部で前記樹脂フィルムを部分的に剥がし、前記他端部の前記剥離部材を部分的に切除するとともに前記剥離部材の表面に前記樹脂フィルムと接着する接着材を塗布し、前記樹脂フィルムを前記他端部に溶着した製造方法としてある。
この方法によれば、不透明部材として剥離部材を用いることができ、コスト的に有利である。
【0021】
【発明の実施の形態】
本発明の好適な実施形態を、図面を参照しながら説明する。
[面状発熱体の構成の説明]
図1は、本発明の面状発熱体の一実施形態にかかり、その構成を説明するための分解斜視図である。
図1に示すように、この面状発熱体1は、端子21a,21a間に電圧を印加することで発熱する抵抗発熱2と、この抵抗発熱体2に上限両面から被覆される透明なラミネートフィルム4とを有している。
抵抗発熱体2は、一方向に並列して配置した長尺ステンレステープ21と、この長尺ステンレステープ21の両端部を交互に接合する短尺ステンレステープ22と、長尺ステンレステープ21の両端に上下両側から被覆され、短尺ステンレステープ22による接合部を外部から見えないように隠す不透明部材3とを有している。
【0022】
長尺ステンレステープ21は、板厚70μm〜250μm程度,幅10mm程度,長さ1000mm〜4000mm程度に形成され、抵抗発熱体2を製作するにあたり、数本(6本〜10本程度)を均等間隔で一方向に並べて配置する。また、抵抗発熱2の両側に位置する長尺ステンレステープ21の一端は、その一部を不透明部材3から突出させて、端子部21a,21aを形成する。
短尺ステンレステープ22は、板厚70μm〜250μm程度,幅10mm程度で、長尺ステンレステープ21の間隔に応じた長さに形成される。そして、抵抗発熱体2を製作するにあたり、長尺ステンレステープ21の端部に、スポット溶接等によって接合する。
【0023】
長尺ステンレステープ21及び短尺ステンレステープ22を構成するステンレスとしては、オーステナイト系ステンレス又は析出硬化系ステンレスを用いる。
オーステナイト系ステンレスは、熱処理を加えることで軟化する性質を有し、面状発熱体を設置する設置部分の形状に合わせて前記面状発熱体を折り曲げても、折り曲げ部分で皺が発生しにくく、皺による電気抵抗の変動を小さくすることができるという利点がある。
【0024】
オーステナイト系ステンレスの中でも、ばね用ステンレスとして利用され、成形加工性に優れるSUS301,SUS304(ともにJIS規格、SUS301は17Cr−7Niの組成を有し、SUS304は18Cr−8Niの組成を有する)を用いるとよい。
また、SUS631(JIS規格、17Cr−7Ni−1Alの組成を有する)に代表される析出硬化系ステンレスは、冷間圧延後に析出硬化熱処理を施したもので、SUS301,SUS304に比べて高い強度が得られるという利点がある。
【0025】
不透明部材3としては、不織布や樹脂等の絶縁性部材から形成することができ、接着材等を用いて、長尺ステンレステープ21及び短尺ステンレステープ22に接着する。不透明部材3は板状のものであってもよいが、柔軟性を有するフィルム状のものを用いることで、長尺ステンレステープ21及び短尺ステンレステープ22の接合部の形状に合わせて不透明部材3を接着することができる。
【0026】
ラミネートフィルム4としては、例えば、100μ程度の厚みを有する透明又は不透明なポリエチレン樹脂(PET)フィルムを用いることができる。そして、このPETフィルムを抵抗発熱体2の上下両面に被せて、熱溶着によって抵抗発熱体2に接着する。
この場合、ラミネートフィルム4と抵抗発熱体2との接着強度は15Kgピール強度以上、好ましくは20Kgピール強度以上とするのがよい。このようにすることで、面状発熱体の耐久性を向上させることができる。
【0027】
ここで、「ピール強度」とは、樹脂フィルムとステンレステープの接着強度を示す。このピール強度は、引張り試験機を用いた剥離試験によって測定することができる。具体的には、樹脂フィルムとステンレステープとを接着した幅10mm,長さ200mm程度の試験片を準備し、この試験片の一端の一部を予め剥離させた状態で、前記一端を前記引張り試験機の把持部に掴ませ、引張り速度100mm/minで引っ張る。ピール強度は、樹脂フィルムとステンレステープとを剥離させるときの引張り荷重により求めることができる。
【0028】
抵抗発熱体2へのラミネートフィルム4の溶着は、予め抵抗発熱体2よりも大きく形成したシート状のラミネートフィルム4を、抵抗発熱体2の上に被せ、アイロン等の加熱手段でラミネートフィルム4を加熱しながら、抵抗発熱体2の表面に溶着するようにしてもよい。この場合、ラミネートフィルム4に皺ができないように、かつ、ラミネートフィルム4と抵抗発熱体2との間に空気が残留しないようにするために、抵抗発熱体2の一端側から徐々にラミネートフィルム4を溶着していくとよい。
【0029】
また、ラミネートフィルム4と抵抗発熱体2との間に接着材を介在させることで、高いピール強度を得ることができる。前記した接着材としては、例えば、エチレン−アクリレート共重合体等の金属との接着性を増大させる素材を用いることができるが、特に好ましくは、エチレン−メタクリル酸共重合体を用いるのがよい。
さらに、以下に説明するような加熱ローラを備えたラミネート装置を用いることで、効率的かつきれいに、ラミネートフィルム4を抵抗発熱体2に溶着することが可能になる。
以下、加熱ローラを用いてラミネートフィルム4を抵抗発熱体2に溶着するラミネート装置の実施形態を、図2及び図3を参照しながら説明する。
【0030】
[ラミネート装置の第一の実施形態]
図2は、ラミネート装置の第一の実施形態を説明する図で、その主要部の構成を概略的に示したものである。なお、図2において、抵抗発熱体2は図中左側から右側に搬送されながらラミネートフィルム4の溶着が行われるものとする。
ラミネート装置51は、対向して配置された二つの加熱ローラ510,510と、加熱ローラ510,510の入口側(図2中左側)に設けられ、抵抗発熱体2を加熱ローラ510,510の間まで案内する搬入テーブル515と、加熱ローラ510,510の出口側(同右側)に設けられ、ラミネートフィルム4が溶着された抵抗発熱体2の搬出を案内する搬出テーブル516と、加熱ローラ510,510の入口の近傍に配置され、抵抗発熱体2の表面を所定温度に加熱するための加熱手段としての加熱ブロワー513とを有している。
【0031】
ラミネートフィルム4は、抵抗発熱体2に接する一面に接着材が塗布され、ロール状に巻回された状態で図示しないラミネートフィルム供給部に保持される。このラミネートフィルム供給部は、二つの加熱ローラ510,510に対応して二つ設けられ、各ラミネートフィルム供給部から供給されたラミネートフィルム4が、各加熱ローラ510に巻き掛けられる。加熱ローラ510,510は、図示しないヒータを内蔵していて、前記接着を溶融させることのできる温度にラミネートフィルム4を加熱するとともに、加熱ローラ510,510のそれぞれが、抵抗発熱体2を巻き込む方向に回転することで、ラミネートフィルム4が上下から抵抗発熱体2に押し付けられて溶着される。加熱ローラ510,510によるラミネートフィルム4の加熱温度は、50℃〜200℃の範囲内、好ましくは、120℃〜180℃の範囲内とするのがよい。
【0032】
加熱ブロワー513は、抵抗発熱体2の上側又は下側のいずれか一方に設けるものとしてもよいが、図2に示すように、抵抗発熱体2の上面側及び下面側に二つ配置し、上下両面から抵抗発熱体2を加熱するようにするとよい。このようにすることで、100μを超える比較的厚板の抵抗発熱体の上下両面を、むらなくかつ短時間で加熱することができる。
加熱ブロワー513による抵抗発熱体2の加熱温度は、前記した加熱ローラ510,510によるラミネートフィルム4の加熱温度とほぼ同じ又はこれよりも若干高い温度、具体的には、50℃〜200℃の範囲内、好ましくは、140℃〜200℃の範囲内とするのがよい。
【0033】
このように、抵抗発熱体2の加熱温度を、ラミネートフィルム4の加熱温度よりも高い温度に設定するのは、冷却にともなう両者の収縮率の相違を考慮するためである。すなわち、加熱ローラ510,510を通過させて抵抗発熱体2にラミネートフィルム4を溶着した後に、冷却にともなうラミネートフィルム4の収縮率と抵抗発熱体2の収縮率とを接近させて、皺の発生を防止するためである。一般に、ステンレステープで形成された抵抗発熱体2よりもラミネートフィルム4の方がゆっくりと温度が低下し、かつ、熱収縮率も大きい。そのため、抵抗発熱体2の温度をラミネートフィルム4よりも高くしておき、ラミネートフィルム4の表面に塗布した接着材が固化する温度領域に達するまでの間における両者の収縮率を可能な限り近づけるようにするとよい。このようにすることで、冷却の過程でラミネートフィルム4に皺が生じるのを防止することができる。
【0034】
ラミネートフィルム4が溶着されるときに抵抗発熱体2の表面の温度が可能な限りこの温度に近づくように、加熱ブロワー513による温風の吹き付け位置を可能な限り加熱ローラ510,510の入口に近づけるとよい。また、温風の吹き付け位置からラミネートフィルム4が溶着される位置まで抵抗発熱体2が移動する間の温度降下を考慮して、前記の140℃〜200℃よりも若干高い温度に抵抗発熱体2の加熱温度を設定するとよい。
【0035】
なお、図2中仮想線で示すような遮蔽板514,514を加熱ローラ510,510の入口の近傍に配置するとよい。このようにすることで、加熱ブロワー513から吹き出される温風を、入口近傍で抵抗発熱体2に効率よく集めることができ、かつ、加熱ローラ510,510に流れる温風を阻止して、ラミネートフィルム4が必要以上に加熱されるのを防止することができ、有利である。
【0036】
また、特に図示はしないが、加熱ローラ510,510の出口近傍に、ラミネートフィルム4を切断するカッタを設けるとよい。このカッタには、切断後に上下のラミネートフィルム4,4の切断部分を高温で加熱して、溶着することができるように、ヒータを設けるとよい。このように、切断後に上下のラミネートフィルム4,4を溶着することで、次の抵抗発熱体2の受け入れが容易になる。
【0037】
もちろん、カッタを設ける代わりに、オペレータが手作業でラミネートフィルム4を切断するように構成してもよい。
さらに、搬入テーブル515及び搬出テーブル516に沿った抵抗発熱体2の搬送は、オペレータが手作業で行ってもよいが、搬送ローラ等を設けて、所定の速度で抵抗発熱体2を自動的に送るようにしてもよい。
【0038】
[ラミネート装置の第二の実施形態]
図3は、ラミネート装置の第二の実施形態を説明する図で、その主要部の構成を概略的に示したものである。なお、図3において図2のラミネート装置と同一の部分及び同一の部材には同一の符号を付し、詳しい説明は省略する。
この実施形態では、加熱ブロワーの代わりに加熱ヒータ523を加熱ローラ510の入口の近傍に設けている。加熱ヒータ523は、抵抗発熱体2を上下両面から加熱することができるように、抵抗発熱体2の上下両側に設けてもよいし、いずれか一方に設けてもよい。抵抗発熱体2を徐々に予め設定した温度に加熱することができるように、加熱ローラ510の上流側に、加熱ヒータ523を複数配置してもよい。
【0039】
また、加熱ローラ510,510の出口側には、加熱ローラ510,510の出口の近傍に、徐冷ヒータ524が複数配置されている。
この徐冷ヒータ524は、ラミネートフィルム4及び抵抗発熱体2を、接着材が固化する温度まで徐々に冷却するためのもので、これにより、皺の発生等の防止を期待することができる。
徐冷ヒータ524としては、ニクロム線ヒータやセラミックヒータ等、公知のものを用いることができる。
また、徐冷ヒータ524に代えて、加熱ブロワーを用いてもよい。この場合は、図2に示したような遮蔽部材514を、加熱ローラ510,510の出口側に設けるとよい。
【0040】
[製造方法の説明]
次に、図4及び図5を参照しながら、本発明の面状発熱体の製造方法を説明する。
図4は、面状発熱体の製造方法の第一の実施形態を示す図である。
長尺ステンレステープ21の一端部は、図2及び図3で示したように、予め短尺ステンレステープ22を接続し、不透明部材3を取り付けておく。
この状態で、加熱ブロワー等で所定の温度に加熱した長尺ステンレステープ21を加熱ローラ510,510の間に挿入して、所定温度に加熱したラミネートフィルム4を長尺ステンレステープ21の一端部から溶着していく。
【0041】
この第一段階のラミネートフィルム4の溶着においては、長尺ステンレステープ21の他端部には、短尺ステンレステープ22は接続されていない。短尺ステンレステープ22の代わりに、ラミネートフィルム4との剥離性のよい剥離部材7を、他端部に取り付けておく。この場合、剥離部材7の端部が、長尺ステンレステープ21の他端部から一定長さ突出するようにしておく(図4(a)参照)。
【0042】
そして、この状態で長尺ステンレステープ21を加熱ローラ510,510間に送って、一端部ら他端部で、ラミネートフィルム4が被覆されるようにする。
この後、ラミネートフィルム4の他をカッタ8で切断し、剥離部材7のところでラミネートフィルム4を抵抗発熱体2から剥がし、一端部に折り返して、剥離部材7を露出させる(図4(b)参照)。
【0043】
次に、剥離部材7を長尺ステンレステープ21の他端部ら取り外して、短尺ステンレステープ22をスポット溶接等で長尺ステンレステープ21の他端部に接続する(図4(c)参照)。さらに、長尺ステンレステープ21の他端部及び短尺ステンレステープ22を、不織布等の不透明部材3で被覆する(図4(d)参照)。この後、一端部に折り返していたラミネートフィルム4を前記他端部に被せて、溶着する(図4(d)参照)。
【0044】
この場合、加熱ローラ510,510に抵抗発熱体2の他端部を部分的に通して、ラミネートフィルム4を溶着するようにしてもよいし、別体の加熱手段でラミネートフィルム4を加熱して、抵抗発熱体2に溶着させるようにしてもよい。
以上の手順で面状発熱体1が形成される。
【0045】
図5は、面状発熱体の製造方法の第二の実施形態を示す図である。
この実施形態では、予め抵抗発熱体2を完成させてラミネートフィルム4を被せ、溶着する。
具体的には、長尺ステンレステープ21の両端部に短尺ステンレステープ22を接続し、長尺ステンレステープ21の一端部及びこの一端部の短尺ステンレステープ22を不織布等の不透明部材3で被覆する。
【0046】
一方、長尺ステンレステープ21の他端部及びこの他端部の短尺ステンレステープ22には、ラミネートフィルム4との剥離性の良い樹脂製又は布製の不透明部材3′を被覆する。
この不透明部材3′として、製造方法の第一の実施形態で説明した剥離部材7(図4参照)と同じ材質のものを用いてもよい。
【0047】
他端部の不透明部材3′は、不透明部材3の正規の長さよりも長く、長尺ステンレステープ21の他端部から突出させる。そして、この状態で抵抗発熱体2にラミネートフィルム4を被覆する。
被覆後、ラミネートフィルム4の他端を、不透明部材3′とともにカッタ8で切断する(図5(a)参照)。
【0048】
この後、抵抗発熱体2の一端側から送られてきた皺及び気泡を、この他端側の開放端で開放する(図5(b)参照)。そして、ラミネートフィルム4の一部を他端部で抵抗発熱体2から剥がして、一端部側に折り返す。また、不透明部材3′の他端をカッタ8でさらに切断し、不透明部材としての正規の長さに形成する(図5(c)参照)。
【0049】
次に、不透明部材3′の表面に、ラミネートフィルム4及び不透明部材3′の双方と溶着性のよい接着材9を塗布する(図5(d)参照)。この接着材9の塗布は、オペレータが手作業で行ってもよいし、接着材を一面に塗った塗布ローラを用いて、自動で行うようにしてもよい。
この後、一端部側に折り返していたラミネートフィルム4を不透明部材3′に被せ、溶着する。
以上の手順で面状発熱体1が形成される。
【0050】
次に、上記の面状発熱体を用いた面状発熱体パネルの実施形態を、図6を参照しながら説明する。
図6は、この実施形態の面状発熱体パネルの分解斜視図である。
この実施形態の面状発熱体パネル10においては、面状発熱体1と断熱材12との間に、面状発熱体1とほぼ同じ大きさを有する金属シート11が設けられている。
【0051】
金属シート11は、熱伝導性に優れる金属で形成されていればよいが、材料コストや成形のしやすさの観点から、アルミニウムで形成されたアルミシートであるのがよい。また、このアルミシートのシート厚は、0.05mm〜1mm程度とするのがよい。
このような面状発熱体パネル10によれば、面状発熱体1で発生した熱が、熱伝導性に優れる金属シート11を介して面状発熱体パネル10のほぼ全体に行き渡る。したがって、面状発熱体パネル11の全体をむらなく、ほぼ均一な温度に加熱することができる。
【0052】
本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は上記の実施形態により何ら限定されるものではない。
例えば、上記の実施形態では、ラミネートフィルム4は透明なものを用いるとして説明したが、ラミネートフィルム4は不透明又は半透明であってもよく、また有色であっても無色であってもよい。
【0053】
また、長尺ステンレステープ21と短尺ステンレステープ22との接合部分を不透明部材3で被覆して隠すものとして説明したが、不透明部材3は特に設けなくてもよい。
さらに、上記の説明では、横方向に抵抗発熱体を搬送しながらラミネートフィルムを被覆するものとしたが、上下方向に(好ましくは、上方向から下方向に)抵抗発熱体を搬送しながらラミネートフィルムを被覆するように構成してもよい。
また、加熱ブロワーによる抵抗発熱体2等の加熱は、自動で行ってもよいし、オペレータが手作業で行ってもよい。
【0054】
【発明の効果】
本発明は、上記のように構成されているので、変形、捩じれ、折れ曲がり等が生じにくく、長尺、広面積になっても波打ちや皺の発生がない面状発熱体を得ることができる。また、面状発熱体を設置する設置部分の形状に合わせて部分的に折り曲げても、折り曲げ部分で皺が生じにくく発熱性能に及ぼす影響も小さくすることができる。
【0055】
また、現状のラミネート装置に簡単な改良を施すだけでよく、抵抗発熱体にラミネートフィルムをむら無く、かつ、皺無く溶着することができ、外観及び熱効率に優れた高品質の面状発熱体を安価に製造することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の面状発熱体の一実施形態にかかり、その構成を説明するための分解斜視図である。
【図2】ラミネート装置の第一の実施形態を説明する図で、その主要部の構成を概略的に示したものである。
【図3】ラミネート装置の第二の実施形態を説明する図で、その主要部の構成を概略的に示したものである。
【図4】面状発熱体の製造方法の第一の実施形態を示す図である。
【図5】面状発熱体の製造方法の第二の実施形態を示す図である。
【図6】面状発熱体パネルの一実施形態にかかり、その分解斜視図である。
【符号の説明】
1 面状発熱体
2 抵抗発熱体
3 不透明部材
3′ 不透明部材(剥離部材)
4 ラミネートフィルム
7 剥離部材
10 面状発熱体パネル
11 金属シート
12 断熱材
21 長尺ステンレステープ
21a 端子部
22 短尺ステンレステープ
51,52 ラミネート装置
510 加熱ローラ(第二の加熱手段)
513 加熱ブロワー(第一の加熱手段)
514 遮蔽部材
515,525 搬入テーブル
514 遮蔽部材
516,526 搬出テーブル
523 加熱ヒータ(第一の加熱手段)
524 徐冷ヒータ

Claims (16)

  1. 長尺ステンレステープの端部を、結線用の短尺ステンレステープで接続して抵抗発熱体を形成し、この抵抗発熱体の外部を樹脂フィルムで被覆し、前記長尺ステンレステープ又は前記短尺ステンレステープに設けた端子部から電源を供給することで前記抵抗発熱体を発熱させる面状発熱体において、
    前記ステンレステープを、オーステナイト系ステンレス又は析出硬化系ステンレスから形成したことを特徴とする面状発熱体。
  2. 前記オーステナイト系ステンレスが、17Cr−7Ni又は18Cr−8Niの組成を有するばね用ステンレス、若しくは、前記析出硬化系ステンレスが、17Cr−7Ni−1Alの組成を有するばね用ステンレスであることを特徴とする請求項1に記載の面状発熱体。
  3. 前記樹脂フィルムと前記抵抗発熱体との接着強度が15Kgピール強度以上であることを特徴とする請求項1又は2に記載の面状発熱体。
  4. 前記短尺ステンレステープを接合した前記長尺ステンレステープの両端部分を、不透明な部材で被覆し、この上から前記樹脂フィルムを被覆したことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の面状発熱体。
  5. 前記長尺ステンレステープ及び前記短尺ステンレステープの板厚が、70μm〜250μmであることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の面状発熱体。
  6. 前記抵抗発熱体の一部を、面状発熱体の設置部分の形状に合わせて、予め折り曲げて形成したことを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の面状発熱体。
  7. 請求項1〜6のいずれかに記載の面状発熱体を用いた面状発熱体パネルであって、
    前記面状発熱体、金属シート及び断熱材をこの順で積層して形成されていることを特徴とする面状発熱体パネル。
  8. 前記金属シートが、シート厚0.05mm〜1mmのアルミシートであることを特徴とする請求項7に記載の面状発熱体パネル。
  9. 長尺ステンレステープの端部を、結線用の短尺ステンレステープで接続して抵抗発熱体を形成し、この抵抗発熱体の外部を樹脂フィルムで被覆し、前記長尺ステンレステープ又は前記短尺ステンレステープに設けた端子部から電源を供給することで前記抵抗発熱体を発熱させる面状発熱体の製造方法において、
    前記長尺ステンレステープ及び前記短尺ステンレステープを、17Cr−7Ni,18Cr−8Ni又は17Cr−7Ni−1Alの組成を有するばね用ステンレスから形成し、
    少なくとも一面側から前記抵抗発熱体を加熱して、前記抵抗発熱体を予め設定された第一の温度に加熱する第一の加熱手段と、前記樹脂フィルムを予め設定された第二の温度に加熱する第二の加熱手段とを準備し、
    前記抵抗発熱体を前記第一の加熱手段によって前記第一の温度に加熱した後、
    前記第二の加熱手段によって前記第二の温度に加熱した前記樹脂フィルムを前記抵抗発熱体の表面に密着させて、前記抵抗発熱体に前記樹脂フィルムを溶着したこと、
    を特徴とする面状発熱体の製造方法。
  10. 前記第二の加熱手段が、前記抵抗発熱体の両面側に配置され、前記樹脂フィルムを予め設定された前記第二の温度に加熱する加熱ローラで、前記第一の加熱手段が、前記加熱ローラの近傍であって、前記加熱ローラの間に前記抵抗発熱体を挿入する入口側に配置され、
    前記前記抵抗発熱体を前記第一の温度に加熱した直後に、前記加熱ローラの間に前記抵抗発熱体を挿入して、前記抵抗発熱体の両側に前記第二の温度に加熱された前記樹脂フィルムを溶着すること、
    を特徴とする請求項9に記載の面状発熱体の製造方法。
  11. 前記第一の加熱手段が加熱ブロワーで、この加熱ブロワーから吹き出される温風を、前記加熱ローラの入口に差し向け、
    前記加熱ブロワーと前記加熱ローラとの間に遮蔽部材を準備し、この遮蔽部材によって、前記加熱ローラ側に流れた前記温風を前記入口の近傍で前記抵抗発熱体まで導き、かつ、前記加熱ブロワーの温風が前記加熱ローラの前記樹脂フィルムを加熱しないようにしたこと、
    を特徴とする請求項10に記載の面状発熱体の製造方法。
  12. 前記第一の加熱手段を前記抵抗発熱体の両面側に配置し、両面側から前記抵抗発熱体を前記第一の温度に加熱することを特徴とする請求項9〜11のいずれかに記載の面状発熱体の製造方法。
  13. 前記加熱ローラの出口側に、前記樹脂フィルム及び前記抵抗発熱体の冷却速度を調整するための徐冷却手段を設けたことを特徴とする請求項9〜12のいずれかに記載の面状発熱体の製造方法。
  14. 前記第一の温度が50℃〜200℃、前記第二の温度が50℃〜200℃であることを特徴とする請求項9〜13のいずれかに記載の面状発熱体の製造方法。
  15. 前記長尺ステンレステープの一端部に前記短尺ステンレステープを接続するとともに、前記長尺ステンレステープの他端部に剥離部材を取り付け、
    前記長尺ステンレステープに前記一端部側から前記樹脂フィルムを被覆した後、前記剥離部材を取り付けた前記他端部で前記樹脂フィルムを部分的に剥がし、
    前記剥離部材を前記長尺ステンレステープから取り外して、前記長尺ステンレステープの他端部に前記短尺ステンレステープを接続し、
    前記樹脂フィルムを前記他端部に溶着したこと、
    を特徴とする請求項9〜14のいずれかに記載の面状発熱体の製造方法。
  16. 前記長尺ステンレステープの両端に前記短尺ステンレステープを接続し、前記短尺ステンレステープを接合した前記長尺ステンレステープの一端部を不透明な部材で被覆するとともに、他端部を不透明な剥離部材で被覆して抵抗発熱体を形成し、
    この抵抗発熱体に前記一端部側から前記樹脂フィルムを被覆した後、前記剥離部材を取り付けた前記他端部で前記樹脂フィルムを部分的に剥がし、
    前記他端部の前記剥離部材を部分的に切除するとともに前記剥離部材の表面に前記樹脂フィルムと接着する接着材を塗布し、
    前記樹脂フィルムを前記他端部に溶着したこと、
    を特徴とする請求項9〜14のいずれかに記載の面状発熱体の製造方法。
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