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JP2004078932A - ブレード型システム内のブレードの動作周波数を管理するシステムおよび方法 - Google Patents

ブレード型システム内のブレードの動作周波数を管理するシステムおよび方法 Download PDF

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JP2004078932A JP2003276437A JP2003276437A JP2004078932A JP 2004078932 A JP2004078932 A JP 2004078932A JP 2003276437 A JP2003276437 A JP 2003276437A JP 2003276437 A JP2003276437 A JP 2003276437A JP 2004078932 A JP2004078932 A JP 2004078932A
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Abstract

【課題】 ブレード型コンピュータシステムにおいて、より最適な動作周波数管理システムを提供する。
【解決手段】 ブレード型コンピュータシステムの性能を管理するシステムおよび方法の一実施形態では、シャーシ内の1つまたは複数の個々のブレードは、管理ブレードを用いて識別される。次に、この管理ブレードを利用して、個々のプロセッサのそれぞれに対して、最適性能設定を自動的に決定する。その後、個々のブレードのそれぞれに対して決定された最適性能設定に関する情報を、サービス・マネージャに提供し、その決定された最適性能設定に関する情報を、このサービス・マネージャ内で処理する。最後に、このサービス・マネージャ内で処理された情報を用いて、個々のブレードの少なくとも1つに対して、周波数を個別にセットする。
【選択図】図1

Description

 本発明は、ブレード型コンピュータシステムの動作周波数管理に関する。
(関連出願)
 本願は、Andrew H.BARR氏らによってなされた「性能要件に基づく、ブレード型アーキテクチャにおけるブレードの周波数管理のためのシステム、方法、装置」と称する米国特許出願第10/216,437号、Andrew H.BARR氏らによってなされた「キャパシティ・オン・デマンドを可能にするコンピュータシステムの周波数管理のためのシステムおよび方法」と称する米国特許出願第10/216,438号、Ricardo ESPINOZA−IBARRA氏らによってなされた「プロセッサ・レベルにて性能を最適化するシステム、方法、装置」と称する米国特許出願第10/216,283号、Ricardo ESPINOZA−IBARRA氏らによってなされた「ブレード型システムにおいて、ロードにより周波数および性能を調整するシステムおよび方法」と称する米国特許出願第10/216,234号、Andrew H.BARR氏らによってなされた「性能要件に基づく、ブレード型アーキテクチャにおけるブレードの電圧管理」と称する米国特許出願第10/216,284号、Andrew H.BARR氏らによってなされた「プロセッサ・レベルでの性能最適化と共同する電圧調整」と称する米国特許出願第10/216,286号、Ricardo ESPINOZA−IBARRA氏らによってなされた「プロセッサまたはブレードの動作周波数を管理するシステムおよび方法」と称する米国特許出願第10/216,285号、Andrew H.BARR氏らによってなされた「ローディングに基づく、ブレード型システム内のプロセッサの電圧管理」と称する米国特許出願第10/216,233号、Andrew H.BARR氏らによってなされた「性能と電力消費を最適化するプロセッサの電圧管理のためのシステムおよび方法」と称する米国特許出願第10/216,232号、および、Andrew H.BARR氏らによってなされた「メモリ・サブシステムの管理」と称する米国特許出願第10/216,435号に関係がある。以上の米国特許出願はすべて、2002年8月12に出願されたものである。
 ブレード型サーバー(bladed server)、またはブレード型コンピュータシステムは、個々のカードまたはブレード上にサーバーまたは他のコンピュータ・リソースを提供するコンピューティング・システムである。サーバー・ブレード、ストレージ・ブレード、ネットワーク・ブレードなど、多くのタイプのブレードがあり、また、通常、単一構造体の中に、それぞれのタイプのブレードの1つまたは複数が、いっしょにホスト(host)され、したがって、モジューラ・アーキテクチャを用いて高密度のコンピューティング・システムを作り出し、それにより、システムのフレキシビリティ(柔軟性)およびスケーラビリティが保証され、スペース要件が削減される。サーバー・ブレードは、通常、ストレージ・ブレード、ネットワーキング・ブレード、および他のブレードといっしょに、複数のブレードをホストするラック搭載可能なエンクロージャまたはシャーシ内にインストールされる。これらの複数のブレードは、ケーブル、電源、冷却ファンなどの共通リソースを共有する。
 テレコミュニケーションの業界は、何年間も、ブレード・サーバー技術を利用してきた。さらに一般的には、この凝縮されたブレード・サーバー・アーキテクチャは、(1)インターネットを利用して収入をもたらし、またサービスをカスタマに提供している、(2)事業プロセスの一部をWebに移している、かつ/または、(3)自身のデータセンターで、インターネット・エッジのアプリケーションを展開する融通性を必要としている、人々および企業に役立つ。最近の技術の発展のために、ブレード・サーバーは、現在、Webホスティング(ホームページ・サービス)、Webキャッシング、コンテンツ・ストリーミングなどの用途に用いられている。
 Webキャッシングの用途では、頻繁に要求されるWebコンテンツを、ユーザのより近くに格納し、したがって、ユーザがオブジェクトをより速く検索することができ、インターネットへのアクセスに必要な時間および帯域幅が削減される。会社や個人は、現在、メディア(例えば、映像や音声)のストリーミングを行って、内部でも外部でも、さらに効果的なやり取りを行っているから、インターネット上でのリッチ・メディア・コンテンツ配信が著しく成長してきた。ブレード型サーバーは、このような成長の結果として生み出される新たな需要に応じるために利用されている。
 ブレード型サーバーは、多くの利点を提供するとはいえ、ブレード型サーバーを利用しているときに、いくつかの技術課題が発生する。これらの課題の中には、ブレード型システムをホストするシャーシ内で利用できる限られたスペースにおいて、充分な熱を放散させるように、ブレード型システムを設計し、動作させるという課題がある。放熱の課題に取り組むために、ブレード型サーバーシステムは、基本的な電力・熱包絡線の範囲内に設計される。例えば、ブレード型システムをホストするシャーシに、ブレードの冷却に利用できるエアフローが限られた量しかないとき(すなわち、このシステムが、限られた量の熱しか放散させることができないとき)には、このシャーシは、限られた量の電力消費、および、ブレードの対応する限られた性能を得るように設計される。いくつかの公知の電力制限戦略には、CPU機能ユニット、例えば、浮動小数点ユニットまたはオンダイ・キャッシュを停止するか、あるいは、ハードディスク・ドライブにおいて、速度と引き換えに、電力消費を削減する方策がある。
 放熱の課題に取り組む他の方法には、カスタマのニーズが変わるたびに、まったく新しいシステムをカスタマに購入させる方法がある。しかしながら、まったく新しいシステムは、カスタマにとって、金銭的にも物流的にも、負担となる。さらに、このようにして放熱の課題に取り組んでいるとき、ブレード型システムの供給者や配送業者は、様々な機能セット(例えば、様々なプロセッサ速度)を持つシステムをストックする必要がある点で、またさらに多くの保管室、職員、事務手続きを、カスタマのニーズを満たすことに当てる必要がある点で、不都合である。
 本発明の目的は、ブレード型コンピュータシステムにおいて、より最適な動作周波数管理システムを提供することである。
 ブレード型コンピュータシステムの性能を管理するシステムおよび方法の一実施形態では、シャーシ内の1つまたは複数の個々のブレードは、管理ブレードを用いて識別される。次に、この管理ブレードを利用して、個々のプロセッサのそれぞれに対して、最適性能設定を自動的に決定する。その後、個々のブレードのそれぞれに対して決定された最適性能設定に関する情報を、サービス・マネージャに提供し、その決定された最適性能設定に関する情報を、このサービス・マネージャ内で処理する。最後に、このサービス・マネージャ内で処理された情報を用いて、個々のブレードの少なくとも1つに対して、周波数を個別にセットする。
 コンピュータシステムの一実施形態では、コンピュータシステムは、シャーシ内に収容された一組のプロセッサ、シャーシ内の一組のプロセッサ中の個々のプロセッサを識別する手段、個々のプロセッサに対して、最適性能設定を自動的に決定する手段、個々のプロセッサに対して決定された最適性能設定に関する情報をサービス・マネージャに提供する手段、個々のプロセッサに対して決定された最適性能設定に関する情報をサービス・マネージャ内で処理する手段、および、サービス・マネージャ内で処理された情報を用いて、個々のプロセッサの周波数を個別にセットする手段を含む。
 次に、同じ要素に同じ番号を付した以下の図を参照して、ブレード型コンピュータシステムの性能を管理し、またブレード型コンピュータシステム内のブレードの動作周波数を管理する装置および方法のいくつかの好ましい実施形態を詳しく説明する。添付図面のうちの図1を参照すると、ブレード型コンピュータシステム・アーキテクチャの基本モジュラー・ビルディング・ブロックの一実施形態を描いたブロック図100が示されている。管理ブレード110(あるいは、さらに一般的に、管理プロセッサ)は、このシャーシの機能を監視して、インストールされたあらゆるサーバー120(サーバー・プロセッサ)のコンソールとの単一インターフェースを提供する。
 管理ブレード110はまた、シャーシ内に、個々のブレードが1つまたは複数あることを検出し、かつ/または、それらのブレードを識別することができる。管理ブレード110に個々のブレードを検出および/または識別させる方法が多数あるが、当技術分野で知られているシリアル・プレゼンス・ディテクト(SPD)機構が選択されることが多い。この機構により、コンピュータシステムのブートのとき、ブレードは、ブレードのサイズ、データの幅、速度、電圧に関する情報を用いて、最高の信頼性および性能を得るように適正に設定されることがある。このような情報は、電気的に消去・書込み可能なROM(EEPROM)に格納されることがある。
 ICベースのインテリジェント・プラットフォーム管理バス(IPBM)インターフェースを通じて、SPD機構が実施されることがある。このようなインターフェースは、一般に、双方向の通信リンクと、システムの健全性および性能を監視、制御することのできる「インテリジェント」ハードウェアとやり取りする方法とを提供する。しかしながら、SPD機構を実施する他の方法が、当業者に明らかになろう。
 図1に示されるように、サーバー・ブレード120(サーバー・プロセッサ)は、管理ブレード110に動作可能に接続され、また管理ブレード110と通信することができる。次に、サーバー・ブレード120が、特定の機能を果たす他のブレードに動作可能に接続され、またそれらのブレードと通信することができる。例えば、図1に見られるように、サーバー・ブレード120は、ファイバ・チャンネル・ブレード130(ファイバ・チャンネル・プロセッサ)およびネットワーク・ブレード140(ネットワーク・プロセッサ)と通信することができる。
 ブレード型アーキテクチャ・システム内の様々なブレードには、サーバー・ブレード120、ファイバ・チャンネル・ブレード130、ネットワーク・ブレード140、ストレージ・ブレードまたはストレージ相互接続ブレードなどがある場合もあると理解されよう。シャーシ内のブレードがすべて識別されると、管理ブレード110は、シャーシ内の個々のブレードまたはプロセッサのそれぞれに対して、最適性能設定を自動的に決定する。このような最適性能設定の決定は、通常、当該ブレード型サーバー100用に知られている、現時点で利用できる熱・電力包絡線に基づいている。この熱・電力包絡線に関する情報は、管理ブレード110内に格納されるか、あるいは、外部ソースから提供されることがある。
 最適性能設定を決定した後で、個々のプロセッサまたはブレードのそれぞれに対して決定された最適性能設定に関する情報を、GSP(ガーディアン・サービス・プロセッサ)サービス・マネージャに提供することができる。GSPは、シャーシ内のPAブレードに組み込まれることが可能である。次に、GSPは、この情報をRAMに保存し、シャーシ内のブレードとやり取りし、かつ/または、シリアル・ポート、LANポート、モデム・ポートなどを管理することができる。この情報は、IC IPMB、ローカル・エリア・ネットワーク(LAN)などを通じて、GSPに提供されることが可能である。
 これらのブレードとやり取りする前に、GSPを使用して、上記段落によりGSP内で決定された最適性能設定に関する情報を処理することができる。特定のタイプの処理をまったく必要としないが、この情報は、プロセッサ、ブレード、または他の構成要素を制御できるようにする形式で、このコンピュータシステムのプロセッサ、ブレード、または他の構成要素に伝えられるべきである。
 さらに具体的に言えば、GSP内で処理される情報を用いて、シャーシ内の個々のプロセッサまたはブレードの1つまたは複数に対して、周波数を個別にセットすることができる。個々のプロセッサまたはブレードに対する周波数のセッティングは、以下に論じられ、かつ添付図面に示されるように、手動設定装置(すなわち、ディップ・スイッチ)、抵抗器ジャンパ、マイクロコントローラ/マイクロプロセッサ、FPGA(field-programmable gate array、書替え可能ゲートアレイ)、PLD(programmable logic device、プログラム可能論理素子)、および/または、ICベースのI/Oエキスパンダ・チップなどのいくつかの装置(ただし、それらには限定されない)を用いて、行われることができる。通常の当業者であれば、所望の機能を果たすことのできる多くの共通手動設定装置(例えば、ディップ・スイッチ、ピン・ヘッドの上に設けられるジャンパ、回転設定スイッチ、はんだブリッジ)があることが理解されよう。
 上で論じられるように、これらのブレードのローディングに基づいてブレードの周波数を個別に調整することが可能であるブレード型アーキテクチャ・システムを作り出すことが望ましい。図2〜図6は、このシステム内の様々なプロセッサまたはブレードの動作周波数を手動で管理する様々な方法を示している。図2〜図6に示される実施形態では、CPUのプロセッサ・コア周波数は、バス動作周波数と非同期である。それゆえ、システムバス周波数とは無関係に、プロセッサ・コア周波数に変更を加えることができる。
 現在、ヒューレット・パッカード社は、PA−RISCシステムのプロセッサ・クロックを発生させる好ましい周波数シンセサイザとして、SPHYR−T ASICを使用している。しかしながら、当業者であれば、他の周波数シンセサイザも利用できることがすぐ理解されよう。一般に、プロセッサのクロックを発生させるのに用いられる周波数シンセサイザ・チップは、パラレルの、あるいは、シリアルの構成ビット(configuration bit)を持ち、それらの構成ビットにより、出力クロック(合成周波数)に対する入力クロックの比率を選択することができる。このことから、ブレードのリブートのときに、プロセッサを異なる周波数で動作させることができる。この周波数シンセサイザは、通常、コア・クリスタルからの入力周波数を備えている。シリアル・ピンまたはパラレル・ピンの制御を通じて、この周波数シンセサイザは、プロセッサに送られる出力周波数比率を提供する。当業者であれば、複数、すなわち2個(2方向システム用)、またはN個(N方向システム用)の周波数シンセサイザを利用して、プロセッサのクロックを発生させる場合に、それらのプロセッサは、プロセッサでサポートされている周波数の範囲内の異なる周波数で動作できることも理解されよう。図2〜図6は、異なる周波数シンセサイザの比率ピン(ratio pin)をどのように制御できるのか、異なる手法を示している。
 次に、添付図面のうちの図2を参照すると、手動設定装置(例えば、ディップ・スイッチ)210を用いて個々のブレードの動作周波数を管理する一手法を描いたブロック図200が示されている。図2に見られるように、ブレード型コンピュータシステムの容易に手が届く部分に、手動設定装置210が付け加えられている。したがって、GSPは、上に論じられる最適性能設定に基づいて、ブレード型コンピュータシステムのリブートのときに、プロセッサまたはブレードの周波数をセットするために用いられることがある。入力周波数230と、手動設定装置210からの信号220を使用して、クロック・ジェネレータ240で出力周波数250を発生させることがあり、その出力周波数250を、ブレード用のプロセッサ260またはブレードで使用する。手動設定装置(例えば、ディップ・スイッチ)210を用いてプロセッサ260またはブレードの周波数を変更する前述の方法、および、本明細書中の下記の他の方法は、様々なタイプのブレード型アーキテクチャに適用できるものと理解されよう。
 次に、添付図面のうちの図3を参照すると、個々のブレードの動作周波数を管理する他の方法を描いたブロック図300が示されている。ブロック図300で示される方法により、個々のブレードの動作周波数は、抵抗器ジャンパ310を用いて管理されることがある。図3に見られるように、このコンピュータシステムの容易に手が届く部分に、抵抗器ジャンパ310が付け加えられることがある。したがって、GSPは、上に論じられる最適性能設定に基づいて、このシステムのリブートのときに、このシステム内のプロセッサまたはブレードの周波数をセットすることがある。入力周波数330と、抵抗器ジャンパ310からの信号320を使用して、クロック・ジェネレータ340で出力周波数350を発生させることがあり、その出力周波数を、プロセッサ360またはブレードで使用する。
 次に、添付図面のうちの図4を参照すると、マイクロコントローラまたはマイクロプロセッサ420を用いて個々のブレードの動作周波数を管理する方法を描いたブロック図400が示されている。マイクロコントローラまたはマイクロプロセッサ420は、GSPと対話して、それぞれのブレードまたはプロセッサが動作すべき特定の周波数を求めるために利用されることがある。図4に見られるように、マイクロコントローラまたはマイクロプロセッサ420は、GSP(ガーディアン・サービス・プロセッサ)または他のコントローラからのICバス410で信号を受け取ることがある。次に、マイクロコントローラまたはマイクロプロセッサ420は、GSPが指定した特定の周波数に基づいて、パラレルまたはシリアルの制御信号430を出力することがある。次に、クロック・ジェネレータ450は、入力周波数と、パラレルまたはシリアルの制御信号430を利用して、その指定したプロセッサまたはブレード470で用いられる出力周波数460を発生させることがある。マイクロコントローラまたはマイクロプロセッサ420を使えば、GSPは、上述の抵抗器と手動設定装置の方法よりも透過的なやり方で、周波数シンセサイザを制御することができる(すなわち、GSPは、構成ビットのセッティングが、どのように、その出力に影響を及ぼすのか、必ずしも知る必要はない)。
 次に、添付図面のうちの図5を参照すると、FPGAまたはPLD520を用いて個々のブレードの動作周波数を管理する方法を描いたブロック図500が示されている。当業者に知られているように、FPGAは、製造後に、現場でプログラムできるチップである。FPGAまたはPLD520は、ICバス510を通じて、さらに高いレベルの装置(例えば、GSP)からコマンドを受け取って、その周波数シンセサイザ(または、それぞれのシンセサイザ)に対する構成ビットを制御するために用いられることがある。図5に見られるように、クロック・ジェネレータ550は、入力周波数540と、FPGA/PLD520からの制御信号を利用して、プロセッサまたはブレード570で用いられる出力周波数560を発生させることがある。図4で説明されるマイクロコントローラ/マイクロプロセッサ420の利用と同様に、FPGA/PLD520を用いれば、GSPは、さらに透過的なやり方で、周波数シンセサイザを制御することができる(すなわち、GSPは、構成ビットのセッティングが、どのように、その出力に影響を及ぼすのか、必ずしも知る必要はない)。
 次に、添付図面のうちの図6を参照すると、ICベースのI/Oエキスパンダ・チップ(I/OX)620を用いて個々のブレードの動作周波数を管理する方法を描いたブロック図600が示されている。ICベースのI/OX620は、それぞれの周波数シンセサイザを透過的に制御するのに使用できる安価で、かつ単純なソリューションである。I/OXチップ620は、ICコマンドを通じてI/OXに書き込めば、特定の状態に強制できるI/Oポートを持っている。I/OXは、通常、複数のI/Oポートを持っているから、1つのI/OXを使用すれば、複数の周波数シンセサイザを個々に制御することができる。
 I/OXチップはICベースのものであるから、I/OXチップは、ICインターフェースをサポートする装置であれば、どんなものによっても制御できる。ヒューレット・パッカード社のPA−RISCブレードでは、このような論理装置は、このPAブレードのサービス・プロセッサすなわちGSPであることもある。GSPのユーザ・フレンドリなインターフェースを使用すれば、カスタマは、どんな低レベルの情報(例えば、ビット・セッティング)も必要とせずに、透過的に、プロセッサの周波数を手動で制御することができることもある。GSPからの入力は、図6に、参照数字610で示されている。ユーザは、GSPにて、コマンドを入力して、プロセッサの周波数を高める。次に、GSPは、プロセッサが所望のレベルで動作するように、所要のビットを受け渡して周波数発生器の比率を変更する。ビット・ストリーム610が、I/OX620で受け取られる。次に、クロック・ジェネレータ650は、入力周波数640と制御信号630を使用して、プロセッサまたはブレード670で用いられる出力周波数660を発生させる。
 この論述を、個々のブレードまたはプロセッサの周波数をセットするのに用いられる特定の装置から逸らして、ブレード型コンピュータシステムの性能を管理する一般的な方法に戻ると、シャーシ内の個々のブレードまたはプロセッサの1つまたは複数に対して、周波数を個別にセットする操作を無効にさせることが可能である。言い換えれば、システムユーザは、シャーシ内のブレードのうちの1つまたは複数の周波数をGSPが変更できないようにすることもできる。
 これらのブレードの少なくとも1つに対して、周波数を個別にセットする操作を無効にするためには、GSPのNVRAM(不揮発性ランダム・アクセス・メモリ)にフラグを付けることもできる。このフラグのバックアップも、プラットフォーム(またはプロセッサ)依存ハードウェア(platform dependent hardware、PDH)レジスタに付けることもできる。フラグ、またはフラグのバックアップは、個々のブレードの少なくとも1つに対して、周波数を個別にセットする操作を有効および/または無効にするために、用いられることができる。いくつかの実施形態により、フラグは、このシステム内のブレードの一部に対して、あるいは全部に対しても、周波数を個別にセットする操作を有効/無効にするために、用いられることができる。
 シャーシ内の個々のブレードまたはプロセッサの少なくとも1つに対して、周波数を個別にセットする操作を有効および無効にするもう1つの別法には、管理ブレードにフラグを付ける方法がある。フラグが管理ブレードにあるときには、このフラグは、ユーザが、設定し直してもらいたくないブレードまたはプロセッサに対してセットされて良い。このような状況では、周波数を個別にセットする操作を、このフラグを用いて無効にした場合に、これらのブレードは、上に論じられる電力・熱計算の間、不変のものと見なされて良い。
 次に、図7を参照すると、ブレード型コンピュータシステムの性能を管理する方法のステップから成る流れ図が、図7に示されている。この方法は、管理ブレードを用いて、シャーシ内の1つまたは複数の個々のブレードを識別するステップ700を含んでいる。次に、ステップ710は、管理ブレードを用いて、個々のブレードのそれぞれに対して最適性能設定を自動的に決定する。次に、ステップ720は、個々のブレードのそれぞれに対して決定された最適性能設定に関する情報を、サービス・マネージャに提供する。次に、ステップ730は、決定された最適性能設定に関する情報を、サービス・マネージャ内で処理する。最後に、ステップ740は、サービス・マネージャ内で処理された情報を用いて、個々のブレードの少なくとも1つに対して、周波数を個別にセットする。図7中のステップのすべては、上に論じられるやり方の任意のもので、かつ/または、当業者に知られることになる任意のやり方で、実施および/または変更されることがある。
 本明細書に開示される原理は、共通シャーシを共有するプロセッサまたはブレードから成るシステムに、あるいは、複数のシャーシにまたがるアーキテクチャ・システムに応用できるものと理解されよう。すなわち、このような原理は、物理パーティションまたは論理パーティションで分割されたシステムに応用できる。例えば、物理的に、システムは、それぞれ8基のプロセッサを有する3つのシャーシを含むことがある。論理的に、同一システムが、5人の異なるカスタマに対して、5つの異なるwebサーバーに区分されることもある。シャーシ内の電力制約は、通常、このシステムの物理パーティションに関係する。複数のシャーシ内に位置づけられるカスタマまたはアプリケーションに課せられる電力制約は、通常、論理パーティションに関係する。通常の当業者であれば、上述の技術革新は、物理的にも論理的にも区分されたアーキテクチャに適用できることがすぐ理解されよう。
 ブレード型コンピュータシステムの性能を管理する装置および方法が、模範的な実施形態に関連して述べられてきたが、当業者であれば、以上の教示に照らして多くの変更が可能であり、また、本願が、そのどんな変形例もカバーするように意図されていることが理解されよう。
 例えば、この開示された装置および方法は、様々な構成要素の周波数を操作するのに使用される特定の周波数シンセサイザを利用している。他の周波数シンセサイザも、同じように用いられることがある。したがって、この開示全体を通じて、図示され、参照される周波数シンセサイザは、特記しない限り、所望の機能を果たすのに適した一切の装置/技術を表わすことになっている。同様に、プロセッサ・アーキテクチャのタイプもいくつか開示されている。この特定のアーキテクチャのタイプは、本明細書に述べられる方法および/または装置にとって重要ではない。通常の当業者であれば、本明細書に述べられる原理は、DEC Alpha、MIPS、PowerPC、SPARC、IA−32、IA−64のアーキテクチャなどに適用できることが理解されよう。したがって、本明細書に述べられる方法および/または装置を、任意の特定の形態のアーキテクチャに限定することは、出願者の意図ではない。
 この開示全体を通じて、さらに他の例証があり、本明細書にはっきりと特定されてはいないが、それでも、クレーム記載の機能を果たすことのできる構造、材料、または動作の利用を、本明細書に述べられる方法および/または装置の範囲から除外することは、出願者の意図ではない。
ブレード型アーキテクチャ・システムの基本モジュラー構成要素の一実施形態を描いたブロック図。 手動設定装置を用いて、個々のブレードの動作周波数を管理する一手法を描いたブロック図。 抵抗器を用いて、個々のブレードの動作周波数を管理する他の方法を描いたブロック図。 マイクロコントローラまたはマイクロプロセッサを用いて、個々のブレードの動作周波数を管理する他の方法を描いたブロック図。 FPGAまたはPLDを用いて、個々のブレードの動作周波数を管理する他の方法を描いたブロック図。 I/Oエキスパンダ・チップ(I/OX)を用いて、個々のブレードの動作周波数を管理する他の方法を描いたブロック図。 ブレード型コンピュータシステムの性能を管理する方法のステップから成る流れ図。
符号の説明
110 管理ブレード
120、130、140 ブレードまたはプロセッサ

Claims (10)

  1.  ブレード型コンピュータシステムの性能を管理する方法であって、
     管理ブレードを用いて、シャーシ内の1つまたは複数の個々のブレードを識別するステップと、
     前記管理ブレードを用いて、前記個々のブレードのそれぞれに対して、最適性能設定を自動的に決定するステップと、
     前記個々のブレードのそれぞれに対して決定された最適性能設定に関する情報を、サービス・マネージャに提供するステップと、
     前記決定された最適性能設定に関する情報を、前記サービス・マネージャ内で処理するステップと、
     前記サービス・マネージャ内で処理された情報を用いて、前記個々のブレードの少なくとも1つに対して、周波数を個別にセットするステップと、
    を有する方法。
  2.  前記識別するステップは、シリアル・プレゼンス・ディテクト(SPD)機構の利用を含む請求項1記載の方法。
  3.  前記セットするステップは、手動設定装置の利用を含む請求項1記載の方法。
  4.  前記セットするステップは、抵抗器ジャンパの利用を含む請求項1記載の方法。
  5.  前記セットするステップは、マイクロコントローラの利用を含む請求項1記載の方法。
  6.  前記セットするステップは、FPGAの利用を含む請求項1記載の方法。
  7.  前記セットするステップは、PLDの利用を含む請求項1記載の方法。
  8.  前記セットするステップは、ICベースのI/Oエキスパンダ・チップの利用を含む請求項1記載の方法。
  9.  前記個々のブレードの少なくとも1つに対して、周波数を個別にセットする操作を無効にできるようにするステップをさらに含む請求項1記載の方法。
  10.  コンピュータシステムであって、
     シャーシ内に収容された一組のプロセッサと、
     前記シャーシ内の前記一組のプロセッサ中の個々のプロセッサを識別する手段と、
     前記個々のプロセッサに対して、最適性能設定を自動的に決定する手段と、
     前記個々のプロセッサに対して決定された最適性能設定に関する情報を、サービス・マネージャに提供する手段と、
     前記個々のプロセッサに対して決定された最適性能設定に関する情報を、前記サービス・マネージャ内で処理する手段と、
     前記サービス・マネージャ内で処理された情報を用いて、前記個々のプロセッサの周波数を個別にセットする手段と、
    を有するシステム。
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