JP2004078908A - 防犯装置および防犯方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】PIRセンサなどの検知素子を複数個用いたセンサを設けても、検知したものが侵入者かどうかを判断するとともに、検知エリアの部分的な温度や光の変化などによる誤報を無くす。
【解決手段】防犯装置1は、2つのPIRセンサ21、22を備えたセンサ部2と、これらPIRセンサ21、22が物体を検知する夫々の検知エリアが重複しないよう分離する分離手段が設けられている。分離手段は、被覆材3であり、PIRセンサ21、22によって形成される検知エリアが重複する前記センサ部の部分を取り外し可能にマスキングする。この分離手段により、PIRセンサ21、22によって形成される検知エリアAは、検知エリアA1、A2に分離される。
【選択図】図3
【解決手段】防犯装置1は、2つのPIRセンサ21、22を備えたセンサ部2と、これらPIRセンサ21、22が物体を検知する夫々の検知エリアが重複しないよう分離する分離手段が設けられている。分離手段は、被覆材3であり、PIRセンサ21、22によって形成される検知エリアが重複する前記センサ部の部分を取り外し可能にマスキングする。この分離手段により、PIRセンサ21、22によって形成される検知エリアAは、検知エリアA1、A2に分離される。
【選択図】図3
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、防犯を目的とする検知エリアに人間等物体が侵入したことを正確に検知する防犯装置および防犯方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に防犯装置には、PIR(Passive InfraRed)センサをはじめとする赤外線を用いたセンサを設けたものがあり、信頼性が高く広く普及している(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
下記する特許文献1に記載の防犯装置は、焦電素子と、被検知物体から放射される熱線をその焦電素子に集光する複数の集光レンズを備え、遠距離から近距離まで被検知物体を検知するものであり、熱線式検知器(焦電素子)から被検知物体までの距離にかかわらず、被検知物体がその存在する位置の検知エリアを横切る時間が略同じになるように、集光レンズのそれぞれの焦点位置が設定される。
【0004】
この特許文献1に記載の防犯装置によれば、熱線式感知器に挟帯域の増幅器を用いることができ不要なノイズをひらうことがなくなり、誤動作を防止できる。
【0005】
また、この特許文献1に記載の防犯装置のほかに、従来の防犯装置に、例えば、2つのPIRセンサを備えた防犯装置がある。
【0006】
これらPIRセンサは、レンズまたはミラーと、焦電素子とから構成されているが、下記する特許文献1とは異なりほとんどのセンサがコスト削減のためにレンズまたはミラーを共通で使用している。そして、レンズまたはミラーと焦電素子との位置関係を若干変化させることで、それぞれの検知エリアが垂直方向、もしくは水平方向に交互に隙間なく配置されるようになっている。この防犯装置では、各々のPIRセンサがほぼ同時に物体を検知した場合に検知信号が外部に出力される。
【0007】
【特許文献1】
特開平07−296269号公報
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記した従来の防犯装置には、誤報要因がある。この誤報要因としては、例えば、太陽光や車のヘッドライトなどの外乱光、エアコンやストーブやFAXなどによる部分的な温度変化、ねずみやペットなどの小動物、風で揺れる窓際のカーテンや天井に吊ってあるポスタなど、検知エリアの部分的な温度や光の変化などによるものがある。
【0009】
そこで、上記課題を解決するために本発明は、PIRセンサなどの検知素子を複数個用いたセンサを設けても、検知したものが侵入者かどうかを判断するとともに、検知エリアの部分的な温度や光の変化などによる誤報を無くす防犯装置および防犯方法を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、本発明にかかる防犯装置は、検知素子によって形成される検知エリア内に侵入した物体を検知し、その検知信号を外部に出力することを前提とし、この構成において、物体を検知する検知素子が複数個設けられたセンサ部と、これら検知素子が物体を検知する夫々の検知エリアが重複しないよう分離する分離手段とが設けられたことを特徴とする。
【0011】
この発明によれば、センサ部と分離手段とが設けられているので、検知エリアの部分的な温度や光の変化などによる検知はその部分を検知エリアとする単一の検知素子でなされ、他の検知素子では検知エリアの部分的な温度や光の変化などによる検知はなされない。そのため、誤報を低減することが可能となる。
【0012】
また、上記構成において、複数個の検知素子によって形成される全検知エリアに対する、夫々の検知素子によって形成される夫々の検知エリアの割合を変える検知エリア可変手段が設けられてもよい。
【0013】
この場合、検知エリア可変手段が設けられているので、この防犯装置を設置する場所により検知しにくい検知エリアがあっても、その検知エリアを広げて検知し易くすることが可能となり、全検知エリアで常に安定した検知が可能となる。ここでいう検知しにくい検知エリアとは、例えば、この防犯装置を部屋に設置した場合のタンスなどで検知が遮断される検知エリアのことをいう。
【0014】
また、上記構成において、物体の侵入の有無を複数個の検知素子の検知により判断する判断手段が設けられてもよい。
【0015】
この場合、判断手段が設けられているので、検知エリアの部分的な温度や光の変化などによる物体の検知はその部分を検知エリアとする単一の検知素子でなされ、他の検知素子では検知エリアの部分的な温度や光の変化などによる物体の検知はなされず、単一の検知素子の検知からは物体の侵入がないと判断されて、検知信号を外部に出力することはない。そのため、侵入者の有無に関する誤報を無くすことが可能となる。
【0016】
また、上記構成において、上記判断手段は、時系列に、複数個の検知素子によって形成される全検知エリアに侵入もしくは退出する方向であって、複数の検知エリアにまたがって物体を複数の検知素子によって検知した場合、侵入者有りと判断してもよい。
【0017】
この場合、複数個の検知素子によって物体が移動した際その移動を検知するので、検知したものが侵入者なのか、カーテンなどの他のものなのかを判断することが可能となり、誤報を無くすことが可能となる。
【0018】
また、上記構成において、複数個の検知素子による全検知エリアのうち、少なくともその外縁に沿った検知エリアが1つの検知素子によって形成され、上記判断手段は、全検知エリアの外縁に沿った検知エリアを形成する検知素子によって検知され、その後にその他の検知エリアを形成する検知素子によって検知された場合、侵入者有りと判断してもよい。
【0019】
この場合、複数個の検知素子による全検知エリア外から全検知エリア内に物体が侵入した場合、必ず全検知エリアの外縁に沿った検知エリアで物体を検知し、その上で、その物体が全検知エリア内に侵入しているかどうかを他の検知エリアで物体を検知するか否かで判断し、常に複数個の検知素子によって検知して検知信号を外部に出力するので、誤報を無くすことが可能となる。
【0020】
また、上記構成において、上記検知素子は、PIRセンサであってもよく、AIRセンサであってもよい。また、上記検知素子にフレネルレンズまたはミラーが用いられてもよい。
【0021】
さらに、上記の目的を達成するために、本発明にかかる防犯方法は、検知素子によって形成される検知エリア内に侵入した物体を検知し、その検知信号を外部に出力することを前提とし、この構成において、複数個の検知素子によって形成される夫々の検知エリアが重複せずに分離してなる全検知エリアのうち、夫々の検知素子による夫々の検知エリアで物体を検知した場合、夫々の検知信号により前記夫々の検知エリアに侵入者であると判断し、夫々の検知素子で検知した検知信号を個別に外部に出力することを特徴とする。
【0022】
この発明によれば、検知エリアの部分的な温度や光の変化などによる検知はその部分を検知エリアとする単一の検知素子でなされ、他の検知素子では検知エリアの部分的な温度や光の変化などによる検知はなされない。そのため、誤報を低減することが可能となる。
【0023】
また、上記の目的を達成するために、本発明にかかる防犯方法は、検知素子によって形成される検知エリア内に侵入した物体を検知し、その検知信号を外部に出力することを前提とし、この構成において、複数個の検知素子によって形成される夫々の検知エリアが重複せずに分離してなる全検知エリアのうち、1つの検知素子が検知エリアで物体を検知した場合、他の検知素子が検知エリアで前記物体を検知するかどうか予め定めた時間だけ待ち、この時間内に前記他の検知素子で前記物体を検知すると、物体とは侵入者であると判断して出力し、また、他の検知素子が検知エリアで前記物体を検知するかどうか予め定めた時間だけ待ち、前記他の検知素子で前記物体を検知しないで前記時間を過ぎると、物体は侵入者でないと判断して出力しないことを特徴とする。
【0024】
この発明によれば、複数個の検知素子による全検知エリア外から全検知エリア内に物体が侵入した場合、必ず全検知エリアのうち1個の検知エリアで物体を検知し、その上で、その物体が全検知エリア内に侵入しているかどうかを他の検知エリアで物体を検知するか否かで判断し、常に複数個の検知素子によって検知して検知信号を外部に出力するので、侵入者の有無に関する誤報を無くすことが可能となる。
【0025】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の各実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0026】
<実施の形態1>
図1は、本発明の実施の形態1にかかる防犯装置1の概略構成図である。
【0027】
この防犯装置1は、図1に示すように、2つのPIRセンサ21、22を備えたセンサ部2が設けられている。この防犯装置1では、これらPIRセンサ21、22によって形成される検知エリアA1、A2(図3参照)内に侵入した物体を検知し、その検知信号を増幅器4(図4参照)によって増幅し、増幅した検知信号を制御部51(図4参照)によりアラーム出力部61、62(図4参照)から外部に警報を発する命令信号を出力するよう検知信号を信号処理し、アラーム出力部61、62に信号処理した検知信号を出力するとともに、LED表示部71、72(図4参照)にも信号処理した検知信号を送信し、LED表示部71、72から警告灯を点灯する。ここでいう外部とは、例えば、この防犯装置1と制御盤(図示省略)を介して通信可能に接続された警備会社の防犯システム(図示省略)などのことをいう。また、ここでいうLED表示部71、72は、設置場所において防犯装置1で物体を検知したか否かを確認する検知確認用表示部として用いられる。
【0028】
また、この防犯装置1には、これらPIRセンサ21、22が物体を検知する夫々の検知エリアが重複しないよう分離する分離手段が設けられている。
【0029】
分離手段は、被覆材3であり、図2に示すようにPIRセンサ21、22によって形成される検知エリアが重複する前記センサ部の部分を取り外し可能にマスキングする。この分離手段により、PIRセンサ21、22によって形成される検知エリアA1、A2は図3に示すように分離される。この検知エリアA1、A2は、PIRセンサ21、22による全検知エリアAのうち、少なくともその外縁A3に沿った検知エリアA1がPIRセンサ21によって形成されている。図2は、センサ部2の概略構成図であり、図3は、上方から見た全検知エリアAの平面図である。なお、図3に記載した符号Q、R、S、Tは、図2に記載した夫々センサ部2の符号P、Q、R、S、T、W、X、Y、Zに配されたPIRセンサ21、22によって形成される検知エリアA1、A2の符号に対応する。
【0030】
次に、この防犯装置1の動作について、図4を用いて以下に詳説する。図4は、防犯装置1のブロックダイヤグラム図である。上述したように、この防犯装置1は、制御盤を介して警備会社の防犯システムと通信可能に接続されている。
【0031】
PIRセンサ21が検知エリアA1で物体を検知した場合、この検知信号は、図4に示すように増幅器4により増幅される。この増幅された検知信号は、制御部51に送信され、アラーム出力部61から警備会社の防犯システムに警報を発する命令信号を出力するよう検知信号が信号処理される。この信号処理された検知信号はアラーム出力部61に送信され、アラーム出力部61から制御盤を介して警備会社の防犯システムに警報を発する命令信号が出力される。そして、この命令信号を入力した警備会社の防犯システムでは、警報のアラームが鳴る。また、制御部51からアラーム出力部61に信号処理した検知信号が送信されるとともに、LED表示部71にも信号処理した検知信号が送信され、LED表示部71から警告灯が点灯する。
【0032】
PIRセンサ21が物体を検知した後に、PIRセンサ22が物体を検知したとする。この検知信号は、図4に示すように増幅器4により増幅される。この増幅された検知信号は、制御部51に送信され、アラーム出力部62から警備会社の防犯システムに警報を発する命令信号を出力するよう検知信号が信号処理される。この信号処理された検知信号はアラーム出力部62に送信され、アラーム出力部62から制御盤を介して警備会社の防犯システムに警報を発する命令信号が出力される。そして、この命令信号を入力した警備会社の防犯システムでは、警報のアラームが鳴る。また、制御部51からアラーム出力部62に信号処理した検知信号が送信されるとともに、LED表示部72にも信号処理した検知信号が送信され、LED表示部72から警告灯が点灯する。
【0033】
そして、警備会社では、アラーム出力部61、62から送信された命令信号に対して鳴るアラームを確認し、物体が侵入者であることを判断する。
【0034】
また、PIRセンサ21では物体を検知したが、PIRセンサ22では物体を検知しなかったとする。この場合、アラーム出力部62から警報を発する命令信号が警備会社の防犯システムに出力されない。そのため、警備会社では、アラーム出力部61から出力された命令信号に対して鳴るアラームのみを確認し、物体が侵入者ではないと判断する。
【0035】
この実施の形態では、制御部51からアラーム出力部61、62に信号処理された検知信号を送信するとともに、LED表示部71、72に信号処理された検知信号を送信するが、LED表示部71、72に検知信号を送信するか否かをLED表示切替部8により切替えることができる。また、LED表示部71、72は別々のLED表示部であり、例えば、LED表示部71が赤色LED、LED表示部72が黄色LEDとして、違う色のLEDを点灯させることによって、どちらのセンサが検知しているか分かるようにすることもできる。
【0036】
上記した防犯装置1によれば、センサ部2と分離手段とが設けられているので、検知エリアの部分的な温度や光の変化などによる検知はその部分を検知エリアとする単一の検知素子でなされ、他の検知素子では検知エリアの部分的な温度や光の変化などによる検知はなされない。そのため、誤報を低減することができる。
【0037】
また、PIRセンサ21、22によって物体の移動を各検知エリアA1、A2で検知するので、これらPIRセンサ21、22からの検知信号により検知したものが侵入者なのか、カーテンなどの他のものなのかを判断することができ、誤報を無くすことができる。
【0038】
なお、本実施の形態1ではPIRセンサを2つ備えたが、これに限定されるものではなく、複数個備えてあればよく、その数は限定されない。また、本実施の形態1では検知素子にPIRセンサを用いているが、これに限定されるものではなく、検知エリアで物体を検知できるものであれば例えばAIRセンサであってもよい。
【0039】
また、本実施の形態1では、検知エリアAをA1とA2に分離する分離手段として、被覆材3を用いているが、これに限定されるものではなく、被覆材3を用いずにPIRセンサ21、22の検知エリアA1、A2が互いに重複しないように設計したフレネルレンズまたはミラーを用いたPIRセンサ21、22により形成された検知エリアAをA1とA2に分離してもよい。
【0040】
例えば、分離手段を図5に示すような構成で設けてもよい。この分離手段は、センサ部2内に2つの焦電素子2a、2bがセンサ部2の前面に対して前後に設けられてなる。この分離手段により、前側に設けた焦電素子2aから検知エリアA2が形成され、後側に設けた焦電素子2bから検知エリアA1が形成される。
【0041】
また、別の実施例として、図6、図7に示すように、分離手段は、センサ部2内に2つの焦電素子2c、2dがその光学面を対向させて設けられるとともに、センサ部2の前面側に光学面を向けた焦電素子2cのセンサ部2の前面までの間にフレネルレンズ91が設けられ、センサ部2の後方側に光学面を向けた焦電素子2dから発する光学系をセンサ部2の前面側に反射させる集光ミラー92がセンサ部2の後方に設けられてなる。この分離手段により、センサ部2の前面側に光学面を向けた焦電素子2cからフレネルレンズ91を介して検知エリアA2が形成され、センサ部2の後方側に光学面を向けた焦電素子2dから集光ミラー92を介して検知エリアA1が形成される。なお、集光ミラー92の代わりに平面ミラーを設けてもよい。
【0042】
次に、この防犯装置1と同様の効果を有する他の形態の防犯装置を以下の実施の形態2、3に示す。
【0043】
<実施の形態2>
実施の形態2にかかる防犯装置は、上記実施の形態1にかかる防犯装置1と制御部51における信号処理と出力方法が異なるだけであり、他の構成は同じである。したがって、実施の形態1と同様の構成には同一の符号を付し、その説明を省略し、実施の形態1と異なる構成を説明する。
【0044】
この防犯装置1には、2つのPIRセンサ21、22を備えたセンサ部2と、これらPIRセンサ21、22が物体を検知する夫々の検知エリアA1、A2を重複しないよう分離する分離手段と、物体の侵入の有無をPIRセンサ21、22の検知により判断する判断手段とが設けられている。
【0045】
この判断手段は、制御部52に設けられており、全検知エリアAの外縁A3に沿った検知エリアA1を形成するPIRセンサ21によって検知され、その後に検知エリアA2を形成するPIRセンサ22によって検知された場合、侵入者有りと判断する。
【0046】
次に、この防犯装置1の動作について、図8を用いて以下に詳説する。図8は、防犯装置1のブロックダイヤグラム図である。
【0047】
PIRセンサ21が検知エリアA1で物体を検知した場合、この検知信号は、図8に示すように増幅器4により増幅される。この増幅された検知信号は、制御部52に送信される。
【0048】
PIRセンサ21から制御部52に検知信号が送信された後、制御部52では所定時間(例えば、5〜10秒)タイマーが起動されてPIRセンサ22からの出力を待つ。そして、この所定時間内にPIRセンサ22が物体を検知したとする。この検知信号は、図8に示すように増幅器4により増幅される。この増幅された検知信号は、制御部52に送信される。そして、制御部52では、PIRセンサ21、22両方から検知信号が送信されたと判断すると、アラーム出力部63から警備会社の防犯システムに警報を発する命令信号を出力するよう検知信号が信号処理される。この信号処理された検知信号はアラーム出力部63に送信され、アラーム出力部63から制御盤を介して警備会社の防犯システムに警報を発する命令信号が出力される。そして、この命令信号を入力した警備会社の防犯システムでは、警報のアラームが鳴る。また、制御部52からアラーム出力部63に信号処理した検知信号が送信されるとともに、LED表示部73にも信号処理した検知信号が送信され、LED表示部73から警告灯が点灯する。
【0049】
そして、警備会社では、アラーム出力部63から送信された命令信号に対して鳴るアラームを確認し、物体が侵入者であることを判断する。
【0050】
また、PIRセンサ21では物体を検知したが、PIRセンサ22では物体を検知しなかったとする。この場合、制御部52では所定時間タイマーが起動されてPIRセンサ22からの出力を待つ。PIRセンサ22が物体を検知しない状態で、このタイマーの所定時間を過ぎるとPIRセンサ22からは検知信号がない(誤報)と判断し、タイマーをリセットし、アラーム出力部63から制御盤を介して警備会社の防犯システムへの警報を発する命令信号の出力が中止となる。
【0051】
また、制御部52にPIRセンサ21、22の検知順位に方向判別を設けることも可能である。そのため、誤報に対する信頼性を向上させることができる。例えば、窓や扉から、侵入者があった場合、PIRセンサ21が先に検知し、PIRセンサ21からPIRセンサ22の順番に検知信号がある時のみ、真報と判断し、その逆の場合は、誤報と判断する。このように検知条件をつけることでさらに誤報を低減させることができる。
【0052】
上記したように本発明にかかる防犯装置1によれば、PIRセンサ21、22による全検知エリアA外から全検知エリアA内に物体が侵入した場合、必ず全検知エリアAの外縁A3に沿った検知エリアA1で物体を検知し、その上で、その物体が全検知エリアA内に侵入しているかどうかを他の検知エリアA2で物体を検知するか否かで判断し、常にPIRセンサ21、22によって検知して検知信号を外部に出力するので、侵入者の有無に関する誤報を無くすことができる。
【0053】
<実施の形態3>
次に、実施の形態3にかかる防犯装置1は、上記実施の形態1にかかる防犯装置1に、下述する検知エリア可変手段が設けられているだけであり、他の構成は同じである。したがって、実施の形態1と同様の構成には同一の符号を付し、その説明を省略し、実施の形態1と異なる構成を説明する。
【0054】
この防犯装置1には、2つのPIRセンサ21、22を備えたセンサ部2と、これらPIRセンサ21、22が物体を検知する夫々の検知エリアを重複しないよう分離する分離手段と、物体の侵入の有無をPIRセンサ21、22の検知により判断する判断手段とが設けられている。
【0055】
さらに、この防犯装置1には、PIRセンサ21、22によって形成される全検知エリアに対する、夫々のPIRセンサ21、22によって形成される夫々の検知エリアの割合を変える検知エリア可変手段が設けられている。
【0056】
この検知エリア可変手段は、PIRセンサ21、22の被覆材3でマスキングする位置を可変することである。この検知エリア可変手段により被覆材3でマスキングする位置を可変させたセンサ部2に、図9に示すセンサ部2があり、このセンサ部2を用いることで形成された、実施の形態1と比べてPIRセンサ21の検知エリアA1の割合を多くし、PIRセンサ22の検知エリアA2の割合を少なくした全検知エリアAを図10に示す。また、図9は、センサ部2の概略構成図である。なお、図10に記載した符号R、S、T、Wは、図9に記載した夫々センサ部2の符号P、Q、R、S、T、W、X、Y、Zに配されたPIRセンサ21、22によって形成される検知エリアA1、A2の符号に対応する。
【0057】
上記した防犯装置1によれば、検知エリア可変手段が設けられているので、この防犯装置1を設置する場所により検知しにくい検知エリアA1があっても、その検知エリアA1を広げて検知し易くすることができ、全検知エリアAで常に安定した検知が可能となる。ここでいう検知しにくい検知エリアとは、例えば、この防犯装置1を部屋に設置した場合のタンスなどで検知が遮断される検知エリアのことをいう。
【0058】
なお、本実施の形態3では、被覆材3は、図9に示すように最初から形成されているが、これに限定されるものではなく、初期状態において、図11に示すように、PIRセンサ21、22の全面を被覆材3でマスキングし、使用者の使用用途により自由に被覆材3を取り除いて任意の検知エリアを形成してもよい。図11は、PIRセンサ21、22の全面を被覆材3でマスキングした時のセンサ部2の概略構成図である。
【0059】
また、PIRセンサ21、22の検知エリアA1、A2は、時系列に、2つのPIRセンサ21、22によって形成される全検知エリアAに侵入もしくは退出する方向であって、複数の検知エリアA1、A2にまたがって物体をPIRセンサ21、22によって検知するものであれば、その検知エリアの割合や位置などは関係なく形成されてもよく、例えば、全検知エリアAに対して、図12に示すPIRセンサ21、22によって形成される検知エリアA1、A2(図13参照)の割合や位置であってもよい。図12は、実施の形態3にかかるセンサ部2の概略構成図であり、図13は、上方から見た全検知エリアAの平面図である。なお、図13に記載した符号Q、R、T、Zは、図12に記載した夫々センサ部2の符号P、Q、R、S、T、W、X、Y、Zに配されたPIRセンサ21、22によって形成される検知エリアA1、A2の符号に対応する。
【0060】
例えば、この図12に示すPIRセンサ21、22を備えた防犯装置1を、1階から2階に上がるための連絡口が床に設けられた2階の部屋に設置するとする。この場合、図13に示すように、PIRセンサ21の検知エリアA1を壁面に設けられた窓やドアのみならず、連絡口にも形成することができ、侵入者を検知する上でより有効である。
【0061】
また、検知エリア可変手段を設けることで防犯装置1の設置場所は限定されず、どのような設置場所であってもこの防犯装置1を容易に後付けすることができる。
【0062】
本発明は、その精神または主要な特徴から逸脱することなく、他のいろいろな形で実施することができる。そのため、上述の実施例はあらゆる点で単なる例示にすぎず、限定的に解釈してはならない。本発明の範囲は特許請求の範囲によって示すものであって、明細書本文には、なんら拘束されない。さらに、特許請求の範囲の均等範囲に属する変形や変更は、全て本発明の範囲内のものである。
【0063】
【発明の効果】
以上、説明したように、本発明にかかる防犯装置および防犯方法によれば、PIRセンサなどの検知素子を複数個用いたセンサを設けても、検知したものが侵入者かどうかを判断するとともに、検知エリアの部分的な温度や光の変化などによる誤報を無くすことができる。
【0064】
すなわち、本発明にかかる防犯装置によれば、センサ部と分離手段とが設けられているので、検知エリアの部分的な温度や光の変化などによる検知はその部分を検知エリアとする単一の検知素子でなされ、他の検知素子では検知エリアの部分的な温度や光の変化などによる検知はなされない。そのため、誤報を低減させることができる。
【0065】
また、本発明にかかる防犯方法によれば、検知エリアの部分的な温度や光の変化などによる検知はその部分を検知エリアとする単一の検知素子でなされ、他の検知素子では検知エリアの部分的な温度や光の変化などによる検知はなされない。そのため、誤報を低減することができる。
【0066】
さらに、本発明にかかる防犯方法によれば、複数個の検知素子による全検知エリア外から全検知エリア内に物体が侵入した場合、必ず全検知エリアのうち1個の検知エリアで物体を検知し、その上で、その物体が全検知エリア内に侵入しているかどうかを他の検知エリアで物体を検知するか否かで判断し、常に複数個の検知素子によって検知して検知信号を外部に出力するので、侵入者の有無に関する誤報を無くすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1にかかる防犯装置の概略構成図である。
【図2】本発明の実施の形態1にかかる防犯装置に設けられたセンサ部の概略構成図である。
【図3】本発明の実施の形態1にかかる、上方から見た全検知エリアの平面図である。
【図4】本発明の実施の形態1にかかる防犯装置のブロックダイヤグラムである。
【図5】本発明の実施の形態1にかかる防犯装置に設けられた分離手段の他の実施例を示した概略前面側斜視図である。
【図6】本発明の実施の形態1にかかる防犯装置に設けられた分離手段の他の実施例を示した概略斜視図である。
【図7】図7は、図6に示す分離手段の概略平面図である。
【図8】本発明の実施の形態2にかかる防犯装置のブロックダイヤグラムである。
【図9】本発明の実施の形態3にかかるセンサ部の概略構成図である。
【図10】実施の形態1と比べてPIRセンサ21の検知エリアの割合を多くし、PIRセンサ22の検知エリアの割合を少なくした場合の上方から見た全検知エリアの平面図である。
【図11】本発明の実施の形態3にかかる、PIRセンサの全面を被覆材でマスキングした時のセンサ部の概略構成図である。
【図12】本発明の実施の形態3にかかる、図9に記載のセンサ部とは被覆材でマスキングする位置が異なるセンサ部の概略構成図である。
【図13】本発明の実施の形態3にかかる、上方から見た全検知エリアの平面図である。
【符号の説明】
1 防犯装置
2、21、22 PIRセンサ(検知素子)
2 センサ部
3 被覆材(分離手段)
91 フレネルレンズ
92 (集光ミラー)ミラー
A1、A2 検知エリア
【発明の属する技術分野】
本発明は、防犯を目的とする検知エリアに人間等物体が侵入したことを正確に検知する防犯装置および防犯方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に防犯装置には、PIR(Passive InfraRed)センサをはじめとする赤外線を用いたセンサを設けたものがあり、信頼性が高く広く普及している(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
下記する特許文献1に記載の防犯装置は、焦電素子と、被検知物体から放射される熱線をその焦電素子に集光する複数の集光レンズを備え、遠距離から近距離まで被検知物体を検知するものであり、熱線式検知器(焦電素子)から被検知物体までの距離にかかわらず、被検知物体がその存在する位置の検知エリアを横切る時間が略同じになるように、集光レンズのそれぞれの焦点位置が設定される。
【0004】
この特許文献1に記載の防犯装置によれば、熱線式感知器に挟帯域の増幅器を用いることができ不要なノイズをひらうことがなくなり、誤動作を防止できる。
【0005】
また、この特許文献1に記載の防犯装置のほかに、従来の防犯装置に、例えば、2つのPIRセンサを備えた防犯装置がある。
【0006】
これらPIRセンサは、レンズまたはミラーと、焦電素子とから構成されているが、下記する特許文献1とは異なりほとんどのセンサがコスト削減のためにレンズまたはミラーを共通で使用している。そして、レンズまたはミラーと焦電素子との位置関係を若干変化させることで、それぞれの検知エリアが垂直方向、もしくは水平方向に交互に隙間なく配置されるようになっている。この防犯装置では、各々のPIRセンサがほぼ同時に物体を検知した場合に検知信号が外部に出力される。
【0007】
【特許文献1】
特開平07−296269号公報
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記した従来の防犯装置には、誤報要因がある。この誤報要因としては、例えば、太陽光や車のヘッドライトなどの外乱光、エアコンやストーブやFAXなどによる部分的な温度変化、ねずみやペットなどの小動物、風で揺れる窓際のカーテンや天井に吊ってあるポスタなど、検知エリアの部分的な温度や光の変化などによるものがある。
【0009】
そこで、上記課題を解決するために本発明は、PIRセンサなどの検知素子を複数個用いたセンサを設けても、検知したものが侵入者かどうかを判断するとともに、検知エリアの部分的な温度や光の変化などによる誤報を無くす防犯装置および防犯方法を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、本発明にかかる防犯装置は、検知素子によって形成される検知エリア内に侵入した物体を検知し、その検知信号を外部に出力することを前提とし、この構成において、物体を検知する検知素子が複数個設けられたセンサ部と、これら検知素子が物体を検知する夫々の検知エリアが重複しないよう分離する分離手段とが設けられたことを特徴とする。
【0011】
この発明によれば、センサ部と分離手段とが設けられているので、検知エリアの部分的な温度や光の変化などによる検知はその部分を検知エリアとする単一の検知素子でなされ、他の検知素子では検知エリアの部分的な温度や光の変化などによる検知はなされない。そのため、誤報を低減することが可能となる。
【0012】
また、上記構成において、複数個の検知素子によって形成される全検知エリアに対する、夫々の検知素子によって形成される夫々の検知エリアの割合を変える検知エリア可変手段が設けられてもよい。
【0013】
この場合、検知エリア可変手段が設けられているので、この防犯装置を設置する場所により検知しにくい検知エリアがあっても、その検知エリアを広げて検知し易くすることが可能となり、全検知エリアで常に安定した検知が可能となる。ここでいう検知しにくい検知エリアとは、例えば、この防犯装置を部屋に設置した場合のタンスなどで検知が遮断される検知エリアのことをいう。
【0014】
また、上記構成において、物体の侵入の有無を複数個の検知素子の検知により判断する判断手段が設けられてもよい。
【0015】
この場合、判断手段が設けられているので、検知エリアの部分的な温度や光の変化などによる物体の検知はその部分を検知エリアとする単一の検知素子でなされ、他の検知素子では検知エリアの部分的な温度や光の変化などによる物体の検知はなされず、単一の検知素子の検知からは物体の侵入がないと判断されて、検知信号を外部に出力することはない。そのため、侵入者の有無に関する誤報を無くすことが可能となる。
【0016】
また、上記構成において、上記判断手段は、時系列に、複数個の検知素子によって形成される全検知エリアに侵入もしくは退出する方向であって、複数の検知エリアにまたがって物体を複数の検知素子によって検知した場合、侵入者有りと判断してもよい。
【0017】
この場合、複数個の検知素子によって物体が移動した際その移動を検知するので、検知したものが侵入者なのか、カーテンなどの他のものなのかを判断することが可能となり、誤報を無くすことが可能となる。
【0018】
また、上記構成において、複数個の検知素子による全検知エリアのうち、少なくともその外縁に沿った検知エリアが1つの検知素子によって形成され、上記判断手段は、全検知エリアの外縁に沿った検知エリアを形成する検知素子によって検知され、その後にその他の検知エリアを形成する検知素子によって検知された場合、侵入者有りと判断してもよい。
【0019】
この場合、複数個の検知素子による全検知エリア外から全検知エリア内に物体が侵入した場合、必ず全検知エリアの外縁に沿った検知エリアで物体を検知し、その上で、その物体が全検知エリア内に侵入しているかどうかを他の検知エリアで物体を検知するか否かで判断し、常に複数個の検知素子によって検知して検知信号を外部に出力するので、誤報を無くすことが可能となる。
【0020】
また、上記構成において、上記検知素子は、PIRセンサであってもよく、AIRセンサであってもよい。また、上記検知素子にフレネルレンズまたはミラーが用いられてもよい。
【0021】
さらに、上記の目的を達成するために、本発明にかかる防犯方法は、検知素子によって形成される検知エリア内に侵入した物体を検知し、その検知信号を外部に出力することを前提とし、この構成において、複数個の検知素子によって形成される夫々の検知エリアが重複せずに分離してなる全検知エリアのうち、夫々の検知素子による夫々の検知エリアで物体を検知した場合、夫々の検知信号により前記夫々の検知エリアに侵入者であると判断し、夫々の検知素子で検知した検知信号を個別に外部に出力することを特徴とする。
【0022】
この発明によれば、検知エリアの部分的な温度や光の変化などによる検知はその部分を検知エリアとする単一の検知素子でなされ、他の検知素子では検知エリアの部分的な温度や光の変化などによる検知はなされない。そのため、誤報を低減することが可能となる。
【0023】
また、上記の目的を達成するために、本発明にかかる防犯方法は、検知素子によって形成される検知エリア内に侵入した物体を検知し、その検知信号を外部に出力することを前提とし、この構成において、複数個の検知素子によって形成される夫々の検知エリアが重複せずに分離してなる全検知エリアのうち、1つの検知素子が検知エリアで物体を検知した場合、他の検知素子が検知エリアで前記物体を検知するかどうか予め定めた時間だけ待ち、この時間内に前記他の検知素子で前記物体を検知すると、物体とは侵入者であると判断して出力し、また、他の検知素子が検知エリアで前記物体を検知するかどうか予め定めた時間だけ待ち、前記他の検知素子で前記物体を検知しないで前記時間を過ぎると、物体は侵入者でないと判断して出力しないことを特徴とする。
【0024】
この発明によれば、複数個の検知素子による全検知エリア外から全検知エリア内に物体が侵入した場合、必ず全検知エリアのうち1個の検知エリアで物体を検知し、その上で、その物体が全検知エリア内に侵入しているかどうかを他の検知エリアで物体を検知するか否かで判断し、常に複数個の検知素子によって検知して検知信号を外部に出力するので、侵入者の有無に関する誤報を無くすことが可能となる。
【0025】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の各実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0026】
<実施の形態1>
図1は、本発明の実施の形態1にかかる防犯装置1の概略構成図である。
【0027】
この防犯装置1は、図1に示すように、2つのPIRセンサ21、22を備えたセンサ部2が設けられている。この防犯装置1では、これらPIRセンサ21、22によって形成される検知エリアA1、A2(図3参照)内に侵入した物体を検知し、その検知信号を増幅器4(図4参照)によって増幅し、増幅した検知信号を制御部51(図4参照)によりアラーム出力部61、62(図4参照)から外部に警報を発する命令信号を出力するよう検知信号を信号処理し、アラーム出力部61、62に信号処理した検知信号を出力するとともに、LED表示部71、72(図4参照)にも信号処理した検知信号を送信し、LED表示部71、72から警告灯を点灯する。ここでいう外部とは、例えば、この防犯装置1と制御盤(図示省略)を介して通信可能に接続された警備会社の防犯システム(図示省略)などのことをいう。また、ここでいうLED表示部71、72は、設置場所において防犯装置1で物体を検知したか否かを確認する検知確認用表示部として用いられる。
【0028】
また、この防犯装置1には、これらPIRセンサ21、22が物体を検知する夫々の検知エリアが重複しないよう分離する分離手段が設けられている。
【0029】
分離手段は、被覆材3であり、図2に示すようにPIRセンサ21、22によって形成される検知エリアが重複する前記センサ部の部分を取り外し可能にマスキングする。この分離手段により、PIRセンサ21、22によって形成される検知エリアA1、A2は図3に示すように分離される。この検知エリアA1、A2は、PIRセンサ21、22による全検知エリアAのうち、少なくともその外縁A3に沿った検知エリアA1がPIRセンサ21によって形成されている。図2は、センサ部2の概略構成図であり、図3は、上方から見た全検知エリアAの平面図である。なお、図3に記載した符号Q、R、S、Tは、図2に記載した夫々センサ部2の符号P、Q、R、S、T、W、X、Y、Zに配されたPIRセンサ21、22によって形成される検知エリアA1、A2の符号に対応する。
【0030】
次に、この防犯装置1の動作について、図4を用いて以下に詳説する。図4は、防犯装置1のブロックダイヤグラム図である。上述したように、この防犯装置1は、制御盤を介して警備会社の防犯システムと通信可能に接続されている。
【0031】
PIRセンサ21が検知エリアA1で物体を検知した場合、この検知信号は、図4に示すように増幅器4により増幅される。この増幅された検知信号は、制御部51に送信され、アラーム出力部61から警備会社の防犯システムに警報を発する命令信号を出力するよう検知信号が信号処理される。この信号処理された検知信号はアラーム出力部61に送信され、アラーム出力部61から制御盤を介して警備会社の防犯システムに警報を発する命令信号が出力される。そして、この命令信号を入力した警備会社の防犯システムでは、警報のアラームが鳴る。また、制御部51からアラーム出力部61に信号処理した検知信号が送信されるとともに、LED表示部71にも信号処理した検知信号が送信され、LED表示部71から警告灯が点灯する。
【0032】
PIRセンサ21が物体を検知した後に、PIRセンサ22が物体を検知したとする。この検知信号は、図4に示すように増幅器4により増幅される。この増幅された検知信号は、制御部51に送信され、アラーム出力部62から警備会社の防犯システムに警報を発する命令信号を出力するよう検知信号が信号処理される。この信号処理された検知信号はアラーム出力部62に送信され、アラーム出力部62から制御盤を介して警備会社の防犯システムに警報を発する命令信号が出力される。そして、この命令信号を入力した警備会社の防犯システムでは、警報のアラームが鳴る。また、制御部51からアラーム出力部62に信号処理した検知信号が送信されるとともに、LED表示部72にも信号処理した検知信号が送信され、LED表示部72から警告灯が点灯する。
【0033】
そして、警備会社では、アラーム出力部61、62から送信された命令信号に対して鳴るアラームを確認し、物体が侵入者であることを判断する。
【0034】
また、PIRセンサ21では物体を検知したが、PIRセンサ22では物体を検知しなかったとする。この場合、アラーム出力部62から警報を発する命令信号が警備会社の防犯システムに出力されない。そのため、警備会社では、アラーム出力部61から出力された命令信号に対して鳴るアラームのみを確認し、物体が侵入者ではないと判断する。
【0035】
この実施の形態では、制御部51からアラーム出力部61、62に信号処理された検知信号を送信するとともに、LED表示部71、72に信号処理された検知信号を送信するが、LED表示部71、72に検知信号を送信するか否かをLED表示切替部8により切替えることができる。また、LED表示部71、72は別々のLED表示部であり、例えば、LED表示部71が赤色LED、LED表示部72が黄色LEDとして、違う色のLEDを点灯させることによって、どちらのセンサが検知しているか分かるようにすることもできる。
【0036】
上記した防犯装置1によれば、センサ部2と分離手段とが設けられているので、検知エリアの部分的な温度や光の変化などによる検知はその部分を検知エリアとする単一の検知素子でなされ、他の検知素子では検知エリアの部分的な温度や光の変化などによる検知はなされない。そのため、誤報を低減することができる。
【0037】
また、PIRセンサ21、22によって物体の移動を各検知エリアA1、A2で検知するので、これらPIRセンサ21、22からの検知信号により検知したものが侵入者なのか、カーテンなどの他のものなのかを判断することができ、誤報を無くすことができる。
【0038】
なお、本実施の形態1ではPIRセンサを2つ備えたが、これに限定されるものではなく、複数個備えてあればよく、その数は限定されない。また、本実施の形態1では検知素子にPIRセンサを用いているが、これに限定されるものではなく、検知エリアで物体を検知できるものであれば例えばAIRセンサであってもよい。
【0039】
また、本実施の形態1では、検知エリアAをA1とA2に分離する分離手段として、被覆材3を用いているが、これに限定されるものではなく、被覆材3を用いずにPIRセンサ21、22の検知エリアA1、A2が互いに重複しないように設計したフレネルレンズまたはミラーを用いたPIRセンサ21、22により形成された検知エリアAをA1とA2に分離してもよい。
【0040】
例えば、分離手段を図5に示すような構成で設けてもよい。この分離手段は、センサ部2内に2つの焦電素子2a、2bがセンサ部2の前面に対して前後に設けられてなる。この分離手段により、前側に設けた焦電素子2aから検知エリアA2が形成され、後側に設けた焦電素子2bから検知エリアA1が形成される。
【0041】
また、別の実施例として、図6、図7に示すように、分離手段は、センサ部2内に2つの焦電素子2c、2dがその光学面を対向させて設けられるとともに、センサ部2の前面側に光学面を向けた焦電素子2cのセンサ部2の前面までの間にフレネルレンズ91が設けられ、センサ部2の後方側に光学面を向けた焦電素子2dから発する光学系をセンサ部2の前面側に反射させる集光ミラー92がセンサ部2の後方に設けられてなる。この分離手段により、センサ部2の前面側に光学面を向けた焦電素子2cからフレネルレンズ91を介して検知エリアA2が形成され、センサ部2の後方側に光学面を向けた焦電素子2dから集光ミラー92を介して検知エリアA1が形成される。なお、集光ミラー92の代わりに平面ミラーを設けてもよい。
【0042】
次に、この防犯装置1と同様の効果を有する他の形態の防犯装置を以下の実施の形態2、3に示す。
【0043】
<実施の形態2>
実施の形態2にかかる防犯装置は、上記実施の形態1にかかる防犯装置1と制御部51における信号処理と出力方法が異なるだけであり、他の構成は同じである。したがって、実施の形態1と同様の構成には同一の符号を付し、その説明を省略し、実施の形態1と異なる構成を説明する。
【0044】
この防犯装置1には、2つのPIRセンサ21、22を備えたセンサ部2と、これらPIRセンサ21、22が物体を検知する夫々の検知エリアA1、A2を重複しないよう分離する分離手段と、物体の侵入の有無をPIRセンサ21、22の検知により判断する判断手段とが設けられている。
【0045】
この判断手段は、制御部52に設けられており、全検知エリアAの外縁A3に沿った検知エリアA1を形成するPIRセンサ21によって検知され、その後に検知エリアA2を形成するPIRセンサ22によって検知された場合、侵入者有りと判断する。
【0046】
次に、この防犯装置1の動作について、図8を用いて以下に詳説する。図8は、防犯装置1のブロックダイヤグラム図である。
【0047】
PIRセンサ21が検知エリアA1で物体を検知した場合、この検知信号は、図8に示すように増幅器4により増幅される。この増幅された検知信号は、制御部52に送信される。
【0048】
PIRセンサ21から制御部52に検知信号が送信された後、制御部52では所定時間(例えば、5〜10秒)タイマーが起動されてPIRセンサ22からの出力を待つ。そして、この所定時間内にPIRセンサ22が物体を検知したとする。この検知信号は、図8に示すように増幅器4により増幅される。この増幅された検知信号は、制御部52に送信される。そして、制御部52では、PIRセンサ21、22両方から検知信号が送信されたと判断すると、アラーム出力部63から警備会社の防犯システムに警報を発する命令信号を出力するよう検知信号が信号処理される。この信号処理された検知信号はアラーム出力部63に送信され、アラーム出力部63から制御盤を介して警備会社の防犯システムに警報を発する命令信号が出力される。そして、この命令信号を入力した警備会社の防犯システムでは、警報のアラームが鳴る。また、制御部52からアラーム出力部63に信号処理した検知信号が送信されるとともに、LED表示部73にも信号処理した検知信号が送信され、LED表示部73から警告灯が点灯する。
【0049】
そして、警備会社では、アラーム出力部63から送信された命令信号に対して鳴るアラームを確認し、物体が侵入者であることを判断する。
【0050】
また、PIRセンサ21では物体を検知したが、PIRセンサ22では物体を検知しなかったとする。この場合、制御部52では所定時間タイマーが起動されてPIRセンサ22からの出力を待つ。PIRセンサ22が物体を検知しない状態で、このタイマーの所定時間を過ぎるとPIRセンサ22からは検知信号がない(誤報)と判断し、タイマーをリセットし、アラーム出力部63から制御盤を介して警備会社の防犯システムへの警報を発する命令信号の出力が中止となる。
【0051】
また、制御部52にPIRセンサ21、22の検知順位に方向判別を設けることも可能である。そのため、誤報に対する信頼性を向上させることができる。例えば、窓や扉から、侵入者があった場合、PIRセンサ21が先に検知し、PIRセンサ21からPIRセンサ22の順番に検知信号がある時のみ、真報と判断し、その逆の場合は、誤報と判断する。このように検知条件をつけることでさらに誤報を低減させることができる。
【0052】
上記したように本発明にかかる防犯装置1によれば、PIRセンサ21、22による全検知エリアA外から全検知エリアA内に物体が侵入した場合、必ず全検知エリアAの外縁A3に沿った検知エリアA1で物体を検知し、その上で、その物体が全検知エリアA内に侵入しているかどうかを他の検知エリアA2で物体を検知するか否かで判断し、常にPIRセンサ21、22によって検知して検知信号を外部に出力するので、侵入者の有無に関する誤報を無くすことができる。
【0053】
<実施の形態3>
次に、実施の形態3にかかる防犯装置1は、上記実施の形態1にかかる防犯装置1に、下述する検知エリア可変手段が設けられているだけであり、他の構成は同じである。したがって、実施の形態1と同様の構成には同一の符号を付し、その説明を省略し、実施の形態1と異なる構成を説明する。
【0054】
この防犯装置1には、2つのPIRセンサ21、22を備えたセンサ部2と、これらPIRセンサ21、22が物体を検知する夫々の検知エリアを重複しないよう分離する分離手段と、物体の侵入の有無をPIRセンサ21、22の検知により判断する判断手段とが設けられている。
【0055】
さらに、この防犯装置1には、PIRセンサ21、22によって形成される全検知エリアに対する、夫々のPIRセンサ21、22によって形成される夫々の検知エリアの割合を変える検知エリア可変手段が設けられている。
【0056】
この検知エリア可変手段は、PIRセンサ21、22の被覆材3でマスキングする位置を可変することである。この検知エリア可変手段により被覆材3でマスキングする位置を可変させたセンサ部2に、図9に示すセンサ部2があり、このセンサ部2を用いることで形成された、実施の形態1と比べてPIRセンサ21の検知エリアA1の割合を多くし、PIRセンサ22の検知エリアA2の割合を少なくした全検知エリアAを図10に示す。また、図9は、センサ部2の概略構成図である。なお、図10に記載した符号R、S、T、Wは、図9に記載した夫々センサ部2の符号P、Q、R、S、T、W、X、Y、Zに配されたPIRセンサ21、22によって形成される検知エリアA1、A2の符号に対応する。
【0057】
上記した防犯装置1によれば、検知エリア可変手段が設けられているので、この防犯装置1を設置する場所により検知しにくい検知エリアA1があっても、その検知エリアA1を広げて検知し易くすることができ、全検知エリアAで常に安定した検知が可能となる。ここでいう検知しにくい検知エリアとは、例えば、この防犯装置1を部屋に設置した場合のタンスなどで検知が遮断される検知エリアのことをいう。
【0058】
なお、本実施の形態3では、被覆材3は、図9に示すように最初から形成されているが、これに限定されるものではなく、初期状態において、図11に示すように、PIRセンサ21、22の全面を被覆材3でマスキングし、使用者の使用用途により自由に被覆材3を取り除いて任意の検知エリアを形成してもよい。図11は、PIRセンサ21、22の全面を被覆材3でマスキングした時のセンサ部2の概略構成図である。
【0059】
また、PIRセンサ21、22の検知エリアA1、A2は、時系列に、2つのPIRセンサ21、22によって形成される全検知エリアAに侵入もしくは退出する方向であって、複数の検知エリアA1、A2にまたがって物体をPIRセンサ21、22によって検知するものであれば、その検知エリアの割合や位置などは関係なく形成されてもよく、例えば、全検知エリアAに対して、図12に示すPIRセンサ21、22によって形成される検知エリアA1、A2(図13参照)の割合や位置であってもよい。図12は、実施の形態3にかかるセンサ部2の概略構成図であり、図13は、上方から見た全検知エリアAの平面図である。なお、図13に記載した符号Q、R、T、Zは、図12に記載した夫々センサ部2の符号P、Q、R、S、T、W、X、Y、Zに配されたPIRセンサ21、22によって形成される検知エリアA1、A2の符号に対応する。
【0060】
例えば、この図12に示すPIRセンサ21、22を備えた防犯装置1を、1階から2階に上がるための連絡口が床に設けられた2階の部屋に設置するとする。この場合、図13に示すように、PIRセンサ21の検知エリアA1を壁面に設けられた窓やドアのみならず、連絡口にも形成することができ、侵入者を検知する上でより有効である。
【0061】
また、検知エリア可変手段を設けることで防犯装置1の設置場所は限定されず、どのような設置場所であってもこの防犯装置1を容易に後付けすることができる。
【0062】
本発明は、その精神または主要な特徴から逸脱することなく、他のいろいろな形で実施することができる。そのため、上述の実施例はあらゆる点で単なる例示にすぎず、限定的に解釈してはならない。本発明の範囲は特許請求の範囲によって示すものであって、明細書本文には、なんら拘束されない。さらに、特許請求の範囲の均等範囲に属する変形や変更は、全て本発明の範囲内のものである。
【0063】
【発明の効果】
以上、説明したように、本発明にかかる防犯装置および防犯方法によれば、PIRセンサなどの検知素子を複数個用いたセンサを設けても、検知したものが侵入者かどうかを判断するとともに、検知エリアの部分的な温度や光の変化などによる誤報を無くすことができる。
【0064】
すなわち、本発明にかかる防犯装置によれば、センサ部と分離手段とが設けられているので、検知エリアの部分的な温度や光の変化などによる検知はその部分を検知エリアとする単一の検知素子でなされ、他の検知素子では検知エリアの部分的な温度や光の変化などによる検知はなされない。そのため、誤報を低減させることができる。
【0065】
また、本発明にかかる防犯方法によれば、検知エリアの部分的な温度や光の変化などによる検知はその部分を検知エリアとする単一の検知素子でなされ、他の検知素子では検知エリアの部分的な温度や光の変化などによる検知はなされない。そのため、誤報を低減することができる。
【0066】
さらに、本発明にかかる防犯方法によれば、複数個の検知素子による全検知エリア外から全検知エリア内に物体が侵入した場合、必ず全検知エリアのうち1個の検知エリアで物体を検知し、その上で、その物体が全検知エリア内に侵入しているかどうかを他の検知エリアで物体を検知するか否かで判断し、常に複数個の検知素子によって検知して検知信号を外部に出力するので、侵入者の有無に関する誤報を無くすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1にかかる防犯装置の概略構成図である。
【図2】本発明の実施の形態1にかかる防犯装置に設けられたセンサ部の概略構成図である。
【図3】本発明の実施の形態1にかかる、上方から見た全検知エリアの平面図である。
【図4】本発明の実施の形態1にかかる防犯装置のブロックダイヤグラムである。
【図5】本発明の実施の形態1にかかる防犯装置に設けられた分離手段の他の実施例を示した概略前面側斜視図である。
【図6】本発明の実施の形態1にかかる防犯装置に設けられた分離手段の他の実施例を示した概略斜視図である。
【図7】図7は、図6に示す分離手段の概略平面図である。
【図8】本発明の実施の形態2にかかる防犯装置のブロックダイヤグラムである。
【図9】本発明の実施の形態3にかかるセンサ部の概略構成図である。
【図10】実施の形態1と比べてPIRセンサ21の検知エリアの割合を多くし、PIRセンサ22の検知エリアの割合を少なくした場合の上方から見た全検知エリアの平面図である。
【図11】本発明の実施の形態3にかかる、PIRセンサの全面を被覆材でマスキングした時のセンサ部の概略構成図である。
【図12】本発明の実施の形態3にかかる、図9に記載のセンサ部とは被覆材でマスキングする位置が異なるセンサ部の概略構成図である。
【図13】本発明の実施の形態3にかかる、上方から見た全検知エリアの平面図である。
【符号の説明】
1 防犯装置
2、21、22 PIRセンサ(検知素子)
2 センサ部
3 被覆材(分離手段)
91 フレネルレンズ
92 (集光ミラー)ミラー
A1、A2 検知エリア
Claims (10)
- 検知素子によって形成される検知エリア内に侵入した物体を検知し、その検知信号を外部に出力する防犯装置において、
物体を検知する検知素子が複数個設けられたセンサ部と、これら検知素子が物体を検知する夫々の検知エリアが重複しないよう分離する分離手段とが設けられたことを特徴とする防犯装置。 - 前記複数個の検知素子によって形成される全検知エリアに対する、夫々の検知素子によって形成される夫々の検知エリアの割合を変える検知エリア可変手段が設けられたことを特徴とする請求項1に記載の防犯装置。
- 前記物体の侵入の有無を複数個の検知素子の検知により判断する判断手段が設けられたことを特徴とする請求項1または2に記載の防犯装置。
- 前記判断手段は、時系列に、複数個の検知素子によって形成される全検知エリアに侵入もしくは退出する方向であって、複数の検知エリアにまたがって物体を複数の検知素子によって検知した場合、侵入者有りと判断することを特徴とする請求項3に記載の防犯装置。
- 前記複数個の検知素子による全検知エリアのうち、少なくともその外縁に沿った検知エリアが1つの検知素子によって形成され、前記判断手段は、全検知エリアの外縁に沿った検知エリアを形成する検知素子によって物体を検知し、その後にその他の検知エリアを形成する検知素子によって物体を検知した場合、侵入者有りと判断することを特徴とする請求項4に記載の防犯装置。
- 前記検知素子は、PIRセンサであることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の防犯装置。
- 前記検知素子は、AIRセンサであることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の防犯装置。
- 前記検知素子には、フレネルレンズまたはミラーが用いられたことを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載の防犯装置。
- 検知素子によって形成される検知エリア内に侵入した物体を検知し、その検知信号を外部に出力する防犯方法において、
複数個の検知素子によって形成される夫々の検知エリアが重複せずに分離してなる全検知エリアのうち、夫々の検知素子による夫々の検知エリアで物体を検知した場合、夫々の検知信号により前記夫々の検知エリアに侵入者であると判断し、夫々の検知素子で検知した検知信号を個別に外部に出力することを特徴とする防犯方法。 - 検知素子によって形成される検知エリア内に侵入した物体を検知し、その検知信号を外部に出力する防犯方法において、
複数個の検知素子によって形成される夫々の検知エリアが重複せずに分離してなる全検知エリアのうち、1つの検知素子による検知エリアで物体を検知した場合、他の検知素子による検知エリアで前記物体を検知するかどうか予め定めた時間だけ待ち、この時間内に前記他の検知素子で前記物体を検知すると、物体とは侵入者であると判断して外部に出力し、また、他の検知素子が検知エリアで前記物体を検知するかどうか予め定めた時間だけ待ち、前記他の検知素子で前記物体を検知しないで前記時間を過ぎると、物体は侵入者でないと判断して外部に出力しないことを特徴とする防犯方法。
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