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JP2004078570A - 報知システム、報知機器、プログラム、及び記録媒体 - Google Patents

報知システム、報知機器、プログラム、及び記録媒体 Download PDF

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JP2004078570A JP2002238010A JP2002238010A JP2004078570A JP 2004078570 A JP2004078570 A JP 2004078570A JP 2002238010 A JP2002238010 A JP 2002238010A JP 2002238010 A JP2002238010 A JP 2002238010A JP 2004078570 A JP2004078570 A JP 2004078570A
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Makoto Matsuda
松田 誠
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Brother Industries Ltd
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Abstract

【課題】報知機器が電子機器の機器名を取得できなかった場合であっても、ユーザに不安を与えることのない報知を行うことを可能にする。
【解決手段】CPU11は、電子機器20からのFHSパケットを受信できたが電子機器20の機器名を取得できなかった場合であって、電子機器20のBDアドレスに関連付けられた機器名がHDD14に記憶されているときは、記憶されている機器名を表示部16に表示する。或いは、CPU11は、電子機器20からのFHSパケットを受信できたが電子機器20の機器名を取得できなかった場合であって、電子機器のBDアドレスに関連付けられた機器名がHDD14に記憶されていないときは、FHSパケットに含まれるデバイスクラスに関する情報を表示部16に表示する。
【選択図】    図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電子機器に関する情報を報知機器において報知する報知システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、PDA(Personal Digital Assistants)の表示部にPDAと通信可能な装置の機器名を表示して、PDAのユーザにPDAと通信可能な装置を報知する報知システムが既にある。尚、以下において、適宜、他の装置を報知する側の装置を報知機器と、他の装置で報知される側の装置を電子機器と称す。
【0003】
この報知システムを構成する報知機器と電子機器とがBluetooth(登録商標)対応の機器の場合、次のようにして報知機器で電子機器の情報が報知されていた。まず、報知機器は、報知機器の周辺にある報知機器と通信可能な電子機器を検索し(インクワイアリ)、通信可能な電子機器のBD(Bluetooth Device)アドレス(識別情報に相当)、及びデバイスクラスのクラス情報(種別情報に相当)の取得を行う。続いて、報知機器はBDアドレスを取得できた電子機器に対してその機器名(報知情報に相当)の取得を行う。そして、報知機器は、取得した結果に基づいて、自身の表示部に電子機器の機器名を表示し、これによって電子機器の報知を行っていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、Bluetooth(登録商標)ではISMバンド(Industrial, Scientific and Medical Band)という非常に混雑している電波帯が使用されているため、報知機器が電子機器のBDアドレスとデバイスクラスを取得できたが、電子機器の機器名を取得できないというようなことが起こる。このような場合、報知機器は、図7(b)に示すように、電子機器の機器名を表示する代わりに電子機器のBDアドレスを表示していた。このように電子機器の報知にBDアドレスを使用した場合、BDアドレスが数字と英文字とからなるものであるため、報知機器のユーザに、報知機器が故障してしまったのではないかという不安を与えるという問題点があった。
【0005】
そこで、本発明は、報知機器が報知情報を取得することができなかった場合であっても、ユーザに不安を与えることのない報知を行うことが可能な報知システム、報知機器、プログラム、及び記憶媒体を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の電子機器は、電子機器と、該電子機器と通信可能な報知機器とを備えた報知システムにおいて、前記電子機器は、当該電子機器を示す識別情報を送信する第1送信手段と、当該電子機器に関する報知情報を送信する第2送信手段と、を備えており、前記報知機器は、前記電子機器からの前記識別情報を受信する第1受信手段と、前記電子機器からの前記報知情報を受信する第2受信手段と、前記第1受信手段によって前記識別情報が受信され、前記第2受信手段によって前記報知情報が受信された場合、前記第2受信手段によって受信された前記報知情報に基づいて前記識別情報が受信された前記電子機器の報知を行い、前記第1受信手段によって前記識別情報が受信され、前記第2受信手段によって前記報知情報が受信されなかった場合、前記電子機器を報知するための前記識別情報以外の補報知情報に基づいて前記識別情報が受信された前記電子機器の報知を行う報知手段と、を備えたことを特徴とする。
【0007】
請求項1によると、報知機器は電子機器からの報知情報を受信できなかった場合に補報知情報に基づいて電子機器の報知を行うので、識別情報が報知されることがなくなり、ユーザに不安を与えることのない報知を行うことが可能になる。
【0008】
請求項2に記載の報知システムは、前記報知機器は、前記第1受信手段と前記第2受信手段とが以前に受信した受信結果に基づき、電子機器ごとに前記識別情報と前記報知情報とを関連付けて記憶する記憶手段をさらに備え、前記補報知情報が、前記記憶手段に記憶されている前記第1受信手段によって受信された前記識別情報に関連付けられた前記報知情報であることを特徴とする。請求項2によると、報知機器は記憶手段に記憶されている報知情報(以前に取得されたもの)に基づいて電子機器の報知を行うので、ユーザは電子機器から報知情報を受信できた場合とほぼ同じ電子機器に関する情報を得ることができる。
【0009】
請求項3に記載の報知システムは、前記報知機器は、前記第1受信手段によって受信された前記識別情報及び前記第2受信手段によって受信された前記報知情報に基づいて前記記憶手段の記憶内容を更新する更新手段をさらに備えたことを特徴とする。請求項3によると、第1受信手段と第2受信手段による受信結果に基づいて記憶手段の記憶内容が更新されるので、第2受信手段が報知情報を受信できなかった場合に、最も近い時点で受信された報知情報で報知されることになる。この結果、報知機器で報知される報知情報が第2受信手段で受信できなかった報知情報と一致する可能性が高くなる。
【0010】
請求項4に記載の報知システムは、前記第1送信手段は前記識別情報とともに自己の電子機器の種別を示す種別情報を送信し、前記第1受信手段はさらに前記種別情報を受信し、前記補報知情報が、前記記憶手段に前記第1受信手段によって受信された前記識別情報に関連付けられた報知情報が記憶されていない場合には、前記第1受信手段によって受信された前記種別情報であることを特徴とする。請求項4によると、報知機器は電子機器の種別情報を報知するので、ユーザは電子機器の種別を知ることができる。
【0011】
請求項5に記載の報知システムは、前記第1送信手段は前記識別情報とともに自己の電子機器の種別を示す種別情報を送信し、前記第1受信手段はさらに前記種別情報を受信し、前記補報知情報は、前記第1受信手段によって受信された前記種別情報であることを特徴とする。請求項5によると、報知機器は電子機器の種別情報を報知するので、ユーザは電子機器の種別を知ることができる。
【0012】
請求項6に記載の報知システムは、前記種別情報は、FHSパケットのクラス情報であることを特徴とする。請求項6によると、既存のFHSパケットを利用するため、開発が容易になる。
【0013】
請求項7に記載の報知システムは、前記電子機器と前記報知機器とは無線で通信を行うことを特徴とする。請求項7によると、無線での通信の場合にはデータの送受信に失敗する恐れが有線での通信の場合に比べ高いので、無線の通信に適用することは実用性が高い。
【0014】
請求項8に記載の報知システムは、前記無線の通信がBluetooth(登録商標)で実現されることを特徴とする。請求項8によると、汎用性の高いBluetooth(登録商標)技術を利用しているため、システムの開発が容易になる。
【0015】
請求項9に記載の報知システムは、前記電子機器及び前記報知機器の少なくとも一方が移動端末であることを特徴とする。請求項9によると、電子機器及び報知機器の少なくとも一方を移動しながら利用する場合にはデータの送受信が失敗する恐れが電子機器及び報知機器の双方を固定して利用する場合に比べ高いので、移動端末を含んだ報知システムに適用することは実用性が高い。
【0016】
請求項10に記載の報知機器は、電子機器と通信可能な報知機器において、電子機器から該電子機器を示す識別情報を受信する第1受信手段と、前記電子機器から該電子機器に関する報知情報を受信する第2受信手段と、前記第1受信手段によって前記識別情報が受信され、前記第2受信手段によって前記報知情報が受信された場合、前記第2受信手段によって受信された前記報知情報に基づいて前記識別情報が受信された前記電子機器の報知を行い、前記第1受信手段によって前記識別情報が受信され、前記第2受信手段によって前記報知情報が受信されなかった場合、前記電子機器を報知するための前記識別情報以外の補報知情報に基づいて前記識別情報が受信された前記電子機器の報知を行う報知手段と、を備えたことを特徴とする。
【0017】
請求項10によると、報知機器は電子機器からの報知情報を受信できなかった場合に補報知情報に基づいて電子機器の報知を行うので、識別情報が報知されることがなくなり、ユーザに不安を与えることのない報知を行うことが可能になる。
【0018】
請求項11に記載のプログラムは、コンピュータを、他のコンピュータから該他のコンピュータを示す識別情報を受信する第1受信手段と、前記他のコンピュータから該他のコンピュータに関する報知情報を受信する第2受信手段と、前記第1受信手段によって前記識別情報が受信され、前記第2受信手段によって前記報知情報が受信された場合、前記第2受信手段によって受信された前記報知情報に基づいて前記識別情報が受信された前記他のコンピュータの報知を行い、前記第1受信手段によって前記識別情報が受信され、前記第2受信手段によって前記報知情報が受信されなかった場合、前記他のコンピュータを報知するための前記識別情報以外の補報知情報に基づいて前記識別情報が受信された前記他のコンピュータの報知を行う報知手段と、して機能させることを特徴とする。
【0019】
請求項12に記載のコンピュータが読取可能な記録媒体は、コンピュータを、他のコンピュータから該他のコンピュータを示す識別情報を受信する第1受信手段と、前記他のコンピュータから該他のコンピュータに関する報知情報を受信する第2受信手段と、前記第1受信手段によって前記識別情報が受信され、前記第2受信手段によって前記報知情報が受信された場合、前記第2受信手段によって受信された前記報知情報に基づいて前記識別情報が受信された前記他のコンピュータの報知を行い、前記第1受信手段によって前記識別情報が受信され、前記第2受信手段によって前記報知情報が受信されなかった場合、前記他のコンピュータを報知するための前記識別情報以外の補報知情報に基づいて前記識別情報が受信された前記他のコンピュータの報知を行う報知手段と、して機能させるプログラムを記録したことを特徴とする。
【0020】
請求項11、請求項12によると、コンピュータは他のコンピュータからの報知情報を受信できなかった場合に補報知情報に基づいて他のコンピュータの報知を行うので、識別情報が報知されることがなくなり、ユーザに不安を与えることのない報知を行うことが可能になる。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好適な実施の形態について図面を参照しつつ説明する。
【0022】
まず、報知システムについて図1及び図2を参照しつつ説明する。図1は、報知システムのシステム構成の一例を示す図である。図2は、図1の報知システムを構成する装置の装置構成の一例を示す図である。
【0023】
図1に一例を示す報知システム1は、デスクトップ型パーソナルコンピュータ2と、MFP(Multifunction Peripheral)3、4、5と、セルフォン(Cell Phone)6と、ノート型パーソナルコンピュータ7と、を備えており、夫々無線での通信を行うBluetooth(登録商標)対応の機器である。また、図1中のエリア1aは、パーソナルコンピュータ2の通信可能エリアとなっている。尚、本実施の形態では、パーソナルコンピュータ2を周辺にある通信可能な装置を報知する報知機器とし、MFP3、4、5、セルフォン6、及びパーソナルコンピュータ7を報知機器で報知される電子機器とする。但し、MFP3、4、5、セルフォン6、及びパーソナルコンピュータ7の何れかを報知機器として、それ以外とパーソナルコンピュータ2を電子機器としてもよく、この場合も以下の説明が実質的に使用することができる。
【0024】
報知機器(本実施の形態では図1のパーソナルコンピュータ2が相当する。)10は、図2(a)に示すように、CPU11と、ROM12と、RAM13と、HDD14と、操作部15と、表示部16と、通信モジュール17と、を備えている。
【0025】
ROM(Read Only Memory)12は、読み出し専用の記憶装置であって、報知機器10の主記憶装置の一部を構成するものである。このROM12には、システムプログラムなど、各種プログラムが格納されている。RAM(Random Access Memory)13は、読み出し・書き込み可能な揮発性記憶装置であって、ROM12と同様に報知機器10の主記憶装置の一部を構成するものである。RAM13には、データ処理の中間結果を格納するためのワークエリアなどがある。
【0026】
HDD(Hard Disk Drive)14は、読み出し・書き込み可能な記憶装置(ハードディスク)及びその読取装置である。HDD14には、報知機器10が周辺にある通信可能な電子機器20を報知する報知処理(図3参照)を報知機器10に実行させるためのプログラムや、報知処理(図3参照)で取得される電子機器10のBDアドレスと電子機器10の機器名(型名や管理者がつけた名前等)とを関連付けてなる情報などが記憶されている。つまり、HDD14は、電子機器ごとに電子機器のBDアドレス(識別情報に相当)と電子機器の機器名(報知情報に相当)を関連付けて記憶する記憶手段を構成する。
【0027】
操作部15は、報知機器10の入力装置を構成するものである。この操作部15は、所定数の入力キーを並べてなるキーボードやマウスなどのポインティングデバイスなどで構成されている。表示部16は、報知機器10の表示装置を構成するものである。この表示部16は、例えば、STN方式やDSTN方式などの単純マトリックス方式の液晶表示器や、TFTなどのアクティブマトリックス方式の液晶表示器などで構成されている。この表示部16には、報知処理(図3参照)において電子機器20を報知する報知画面(図7(a)参照)が表示される。この報知画面には、検索で見つかった電子機器20の機器名やデバイスクラスなどが表示される。つまり、表示部16はCPU11と一体となって電子機器20の報知を行う報知手段を構成する。通信モジュール17は、報知機器10とその周辺にある電子機器20との間の通信を可能にするものである。この通信モジュール17はFHSパケット(図5参照)に含まれるBDアドレスとデバイスクラスのクラス情報(種別情報の一つ)とを受信する第1受信手段を構成する。また、通信モジュール17は機器名返信パケット(図6(b)参照)に含まれる電子機器10の機器名を受信する第2受信手段を構成する。
【0028】
CPU(Central Processing Unit)11は、各種演算及び処理を行うものであって、中央演算処理装置として機能する。本実施の形態においては、CPU11は、報知処理(図3参照)を実行する。この概略を説明する。CPU11は、報知機器10の周辺にある報知機器10と通信可能な電子機器を検出するために、通信モジュール17を介してIQパケットをブロードキャストし(Inquiry)、これに対する応答(Inquiry Response)として電子機器20が送出する、BDアドレス及びデバイスクラスのクラス情報を含んだFHSパケット(図5参照)を通信モジュール17を介して受信する。続いて、CPU11は、応答した電子機器20に対して機器名要求パケット(図6(a)参照)を通信モジュール17を介して送信し、つまり、電子機器20に対して当該電子機器20の機器名の送信を要求し、この要求に対する電子機器20の応答によって電子機器20から機器名を含んだ機器名返信パケット(図6(b)参照)を通信モジュール17を介して受信する。但し、報知機器10は、電子機器20からFHSパケットの取得はできたが、FHSパケットの取得ができた電子機器20から当該電子機器20の機器名を含んだ機器名返信パケットを取得できない場合がある。(具体的には、パケットを送受信する間に対象の電子機器20が通信圏外となってしまったり、電波にノイズが加わり、正常の通信が行えなくなってしまったりすることが挙げられる。)
【0029】
CPU11は、(1)電子機器20のBDアドレスが含まれているFHSパケットを通信モジュール17を介して取得でき、そのBDアドレスを持つ電子機器20の機器名を通信モジュール17を介して取得できた場合、表示部16に取得した機器名を表示し、これによって電子機器20の報知が行われる。
(2)電子機器20のBDアドレスが含まれているFHSパケットを通信モジュール17を介して取得できたが、そのBDアドレスを持つ電子機器20の機器名を通信モジュール17を介して取得できなかった場合であって、そのBDアドレスに関連付けられた機器名がHDD14に記憶されているときは、表示部16にHDD14に記憶されている機器名を表示し、これによって電子機器20の報知が行われる。尚、この場合、電子機器20のBDアドレスに関連付けられたHDD14に記憶されている電子機器20の機器名が、補報知情報(電子機器20の機器名を取得できなかった場合に、BDアドレス以外の電子機器20の報知に使用する情報)ということになる。
(3)電子機器20のBDアドレスが含まれているFHSパケットを通信モジュール17を介して取得できたが、そのBDアドレスを持つ電子機器20の機器名を通信モジュール17を介して取得できなかった場合であって、そのBDアドレスに関連付けられた機器名がHDD14に記憶されていないときは、表示部16にFHSパケットに含まれるデバイスクラスのクラス情報を表示し、これによって電子機器20の報知が行われる。尚、この場合、FHSパケットに含まれるデバイスクラスのクラス情報が、補報知情報ということになる。
【0030】
また、CPU11は、電子機器20のBDアドレスが含まれているFHSパケットを通信モジュール17を介して取得でき、そのBDアドレスを持つ電子機器20の機器名を通信モジュール17を介して取得できた場合、HDD14にBDアドレスと機器名とを関連付けて記憶する(新規登録又は更新)。つまり、CPU11は、HDD14の記憶内容を更新する更新手段を構成する。
【0031】
電子機器(本実施の形態では図1のMFP3、4、5、セルフォン6、パーソナルコンピュータ7が相当する。)20は、図2(b)に示すように、CPU21と、ROM22と、RAM23と、NVRAM24と、操作部25と、表示部26と、通信モジュール27と、を備えている。
【0032】
ROM22は、読み出し専用の記憶装置であって、電子機器20の主記憶装置の一部を構成するものである。このROM22には、システムプログラムや、報知処理(図4参照)を電子機器20に実行させるためのプログラムなど、各種プログラムが格納されている。RAM23は、読み出し・書き込み可能な揮発性記憶装置であって、ROM22と同様に電子機器20の主記憶装置の一部を構成するものである。RAM23には、データ処理の中間結果を格納するためのワークエリアなどがある。NVRAM(Non Volatile Random Access Memory)24は、読み出し・書き込み可能であって、電源オフ時にも記憶したデータが消去されずに記憶し続けることが可能な記憶装置である。このNVRAM24には、自身のBDアドレス、デバイスクラス、機器名などに関する情報が記憶されている。
【0033】
操作部25は、電子機器20の入力装置を構成するものである。この操作部25は、所定数の入力キーを並べてなるキーボードやマウスなどのポインティングデバイスなどで構成されている。表示部26は、電子機器20の表示装置を構成するものである。この表示部26は、例えば、STN方式やDSTN方式などの単純マトリックス方式の液晶表示器や、TFTなどのアクティブマトリックス方式の液晶表示器などで構成されている。通信モジュール27は、電子機器20とその周辺にある報知機器10や他の電子機器20との間の通信を可能にするものである。この通信モジュール27はBDアドレスやデバイスクラスのクラス情報を含んだFHSパケット(図5参照)を送信する、つまりBDアドレスやデバイスクラスのクラス情報を送信する第1送信手段を構成する。また、通信モジュール17は電子機器20の機器名を含んだ機器名返信パケット(図6(b)参照)を送信する、つまり電子機器20の機器名を送信する第2送信手段を構成する。
【0034】
CPU21は、各種演算及び処理を行うものであって、中央演算処理装置として機能する。本実施の形態においては、CPU21は、報知処理(図4参照)を実行する。この概略を説明する。CPU21は、通信モジュール27を介して報知機器10からIQパケットを受け取ると、これに対する応答として通信モジュール27を介して自身のBDアドレスやデバイスクラスが含まれたFHSパケット(図5参照)を返信する(Inquiry Response)。その後、CPU21は、通信モジュール27を介して報知機器10から機器名要求パケット(図6(a)を受信すると、つまり電子機器20の機器名が要求されると、通信モジュール27を介して報知機器10に機器名を含んだ機器名返信パケット(図6(b)参照)を返信する。
【0035】
以下、FHSパケットについて図5を参照しつつ説明する。図5はFHSパケットのペイロード構成図である。FHSパケットは、ピコネット内同期を図るための制御パケットであり、FHSパケットのペイロードは、図5(a)に示すように、11のフィールドから構成されている。
【0036】
FHSパケットのパリティビット(Parity bits)は、FHSパケットで設定されるアクセスコード中のシンクワードに対するパリティを含む34ビットのフィールドである。FHSパケットのLAP(Lower Address Part)は、FHSパケットを送信する機器のBDアドレスの下位24ビットが記述されるフィールドである。FHSパケットのUndefinedは、将来の拡張用として用意された2ビットのフィールドであり、このフィールドは必ずゼロに設定される。FHSパケットのSR(Scan Repetition)は、呼び出し状態において、スレーブがマスタからのIDパケット列をスキャンする際のスキャンウインドウを指定する2ビットのフィールドである。FHSパケットのSP(Scan Period)は、呼び出し状態において、スレーブがマスタからのIQパケットを受信してFHSパケットをマスタに送信した後に、スレーブが必須呼び出しスキャン(Mandatory Page Scan)を行う時間を指定する2ビットのフィールドである。
【0037】
FHSパケットのUAP(Upper Address Part)は、FHSパケットを送信する機器のBDアドレスの上位8ビットが記述されるフィールドである。FHSパケットのNAP(Non−significant Address Part)は、FHSパケットを送信する機器のBDアドレスのうち、LAPとUAP以外の16ビットが記述されるフィールドである。
【0038】
FHSパケットのClass of Deviceは、FHSパケットを送信する機器の種類(クラス情報)を示す24ビットのフィールドであり、図5(b)に示すように現在3つのサブフィールドに分けて定義されている。このClass of Deviceは必ず00で終わるフォーマット形式を有しており、この部分を別に規定することで将来の拡張性が考慮されている。Service Classは、サービスカテゴリを規定する部分であり、これに続くMajor Device ClassはImagingやPhoneなど大分類を示し、Minor Device Classは、Major Device Classに対応した小分類を示す。例えば、Major Device ClassがImagingであれば、Minor Device Classには、Printer、Scanner、Cameraが記述され、Major Device ClassがPhoneであれば、Minor Device Classには、Cellular、Cordress、SmartPhoneなどが記述される。
【0039】
FHSパケットのAM_ADDR(Access Member Address)は、マスタがスレーブを識別するための3ビットのフィールドである。呼び出し状態において、マスタがスレーブに対して送信するFHSパケットでは、ピコネット内でスレーブが用いるスレーブ識別子を指定し、一方、スレーブがマスタからのIQパケットの応答としてFHSパケットを送信する場合にはゼロが設定される。FHSパケットのCLK27−2は、FHSパケットを送信する際、その機器が有する28ビットのBluetooth(登録商標)クロックのうち上位26ビットが記述されるフィールドである。FHSパケットのPage scan modeは、FHSパケットを送信した機器がサポートするデフォルトの呼び出しスキャン(Page Scan)のモードを指定する3ビットのフィールドである。
【0040】
このFHSパケットを電子機器20から受け取った報知機器10は、LAP、UAP、NAPの3つのフィールドから、FHSパケットを送信した電子機器20のBDアドレスを取得する。また、報知機器10は、Class of DeviceのフィールドからFHSパケットを送信した電子機器20のデバイスクラスに関する情報を取得する。
【0041】
以下、報知機器10が電子機器20から電子機器20の機器名を取得する際に送受信されるパケットについて図6を参照しつつ説明する。図6(a)は、報知機器10が電子機器20の機器名を取得するために電子機器20に対して送信するパケットのペイロード構成図であり、図6(b)は電子機器20が報知機器10に対して自身の機器名を返信するために送信するパケットのペイロード構成図である。
【0042】
報知機器10が電子機器20に対して送信するパケット(以下、機器名要求パケットという。)は、図6(a)に示すように、Transaction ID、OpCode、NameOffsetの3つのフィールドから構成されている。Transaction IDは通信を開始したのがマスタかスレーブかを示すフラグの値が示される1ビットのフィールドである。OpCodeは命令コードを記述する7ビットのフィールドである。Name Offsetはフレグメントの番号を示す8ビットのフィールドである。
【0043】
電子機器20が報知機器10に対して送信するパケット(以下、機器名返信パケットという。)は、図6(b)に示すように、Transaction ID、OpCode、NameOffset、Name length、Name fragmentの5つのフィールドから構成されている。Transaction IDは通信を開始したのがマスタかスレーブかを示すフラグの値が示される1ビットのフィールドである。OpCodeは命令コードを記述する7ビットのフィールドである。Name Offsetはフレグメントの番号を示す8ビットのフィールドである。Name lengthはFHSパケットを送信した機器の機器名の長さを示す8ビットのフィールドである。Name fragmentはFHSパケットを送信した機器の機器名が記述される4から17ビットのフィールドである。
【0044】
機器名返信パケットを電子機器20から受け取った報知機器10は、Name fragmentのフィールドから機器名返信パケットを送信した電子機器20の機器名を取得する。
【0045】
以下、報知システム1によって行われる報知処理について図3及び図4を参照しつつ説明する。図3は、報知機器10が行う報知処理の動作フローを示すフローチャートである。図4は、電子機器20が行う報知処理の動作フローを示すフローチャートである。
【0046】
まず、図3について説明する。ステップS101において、報知機器10のCPU11は、通信モジュール17を介してIQパケットをブロードキャストし(Inquiry)、報知機器10の周辺にある報知機器10と通信可能な電子機器を検索する。続いて、ステップS102において、CPU11は、後述する図4のステップS202で電子機器20が送出する、BDアドレス及びデバイスクラスを含んだFHSパケットを通信モジュール17を介して受信したか否か、つまり、電子機器20を検出できたか否かを判定する。電子機器20を検出できなかったと判定された場合には(S102:NO)、ステップS111の処理へ移行し、ステップS111で表示部16にエラー(例えば、電子機器がみつかりませんでした)を表示する処理を行い、図3の処理を終了する。一方、電子機器20を検出できたと判定された場合には(S102:YES)、ステップS103の処理へ移行する。
【0047】
ステップS103において、CPU11は、通信モジュール17を介して検出した電子機器20に対して機器名要求パケット(図6(a)参照)送出する。続いて、ステップS104において、CPU11は、後述する図4のステップS204で電子機器20が送出する、機器名を含んだ機器名返信パケット(図6(b)参照を通信モジュール17を介して受信したか否か、つまり、電子機器20の機器名を取得できたか否かを判定する。電子機器20の機器名を取得できたと判定された場合には(S104:YES)、ステップS105の処理へ移行する。一方、電子機器20の機器名を取得できなかったと判定された場合には(S104:NO)、ステップS107の処理へ移行する。
【0048】
ステップS105において、CPU11は、取得した機器名返信パケット(図6(b)参照)に含まれる機器名を電子機器20の報知内容に決定する。続いて、ステップS106において、CPU11は、取得したFHSパケットに含まれるBDアドレスに取得した機器名返信パケットに含まれる電子機器10の機器名を関連付けてHDD14に記憶させる。尚、HDD14にBDアドレスがない場合は新規登録となり、HDD14に既にBDアドレスがある場合は機器名の更新になる。このステップS106の処理は、次回以降の報知処理で報知機器10が電子機器20のBDアドレスを取得することができたが電子機器20の機器名を取得できなかった場合に、今回取得できた電子機器20の機器名を表示部16の表示に利用するために行われるものである(後述するS108参照)。そして、ステップS110の処理へ移行する。
【0049】
ステップS107において、CPU11は、取得したFHSパケットに含まれるBDアドレスに基づいて、このBDアドレスに関連付けられた機器名がHDD14に記憶されているか否かを判定する。FHSパケットに含まれるBDアドレスに関連付けられた機器名がHDD14に記憶されていると判定された場合には(S107:YES)、ステップS108の処理へ移行する。一方、FHSパケットに含まれるBDアドレスに関連付けられた機器名がHDD14に記憶されていないと判定された場合には(S107:NO)、ステップS109の処理へ移行する。
【0050】
ステップS108において、CPU11は、受信したFHSパケットに含まれるBDアドレスに関連付けられたHDD14に記憶されている機器名を表示部16に表示する電子機器20の報知内容に決定する。そして、ステップS110の処理へ移行する。
【0051】
ステップS109において、CPU11は、取得したFHSパケットに含まれるデバイスクラスのクラス情報を表示部16に表示する電子機器20の報知内容に決定する。そして、ステップS110の処理へ移行する。
【0052】
ステップS110において、CPU11は、(1)電子機器20からの機器名返信パケットを取得できた、つまり、電子機器20の機器名を取得できた場合には、取得できた機器名返信パケットに含まれる機器名を表示部16に表示する(S105参照)。
(2)電子機器20からの機器名返信パケットを取得できなかった場合であって、FHSパケットに含まれるBDアドレスに関連付けられた機器名がHDD14に記憶されているときは、HDD14に記憶されている機器名を表示部16に表示する(S108参照)。
(3)電子機器20からの機器名返信パケットを取得できなかった場合であって、FHSパケットに含まれるBDアドレスに関連付けられた機器名がHDD14に記憶されていないときは、取得したFHSパケットに含まれるデバイスクラスのクラス情報を表示部16に表示する(S109参照)。
この処理によって図7(a)に一例を示すような報知画面が表示部16に表示されて、図3の処理を終了する。
【0053】
図7(a)では、従来図7(b)中11:22:33:44:55:66として表示された図1のパーソナルコンピュータ7がDefault1(PC){Default1(デバイスクラスのクラス情報)}として表示される(S109、S110)。また、図7(b)中77:88:99:00:11:22として表示された図1のMFP4がDefault2(Printer/FAX/Scan)として表示される(S109、S110)。図7(b)中33:44:55:66:77:88として表示された図1のMFP5がBrMFPとして表示される(S108、S110)。
【0054】
次に、図4について説明する。ステップS201において、電子機器20のCPU21は、報知機器10が図3のステップS101で送出するIQパケットを通信モジュール27を介して受信したか否かを判定する。報知機器10が送出したIQパケットを受信していないと判定された場合には(S201:NO)、ステップS201の処理に戻って、IQパケットの受信を監視する。一方、報知機器10が送出したIQパケットを受信したと判定された場合には(S201:YES)、ステップS202の処理へ移行する。
【0055】
ステップS202において、CPU21は、自身のBDアドレス及びデバイスクラスを含んだFHSパケット(図5参照)を通信モジュール27を介して報知機器10へ送信する。尚、報知機器10はステップS202で送信されたFHSパケットを図3のステップS102で受信したか否かを判定することになる。
【0056】
ステップS203において、CPU21は、報知機器10が図3のステップS103で送出する機器名要求パケット(図6(a)参照)を通信モジュール27を介して受信したか否かを判定する。報知機器10が送出した機器名要求パケットを受信していないと判定された場合には(S203:NO)、ステップS203の処理に戻って、機器名要求パケットの受信を監視する。一方、報知機器10が送出した機器名要求パケットを受信したと判定された場合には(S203:YES)、ステップS204の処理へ移行する。
【0057】
ステップS204において、CPU21は、自身の機器名を含んだ機器名返信パケット(図6(b)参照)を通信モジュール27を介して報知機器10へ送信する。尚、報知機器10はステップS204で送信された機器名返信パケットを、図3のステップS104で受信したか否かを判定することになる。
【0058】
以上説明した第1の実施の形態によれば、報知機器10が電子機器20から当該電子機器20のBDアドレス及びデバイスクラスのクラス情報を含んだFHSパケットを受信したが、当該電子機器20の機器名を含んだ機器名返信パケットを受信できなかった場合、(a)FHSパケットに含まれるBDアドレスに関連付けられた機器名(以前に取得されたもの)がHDD14に記憶されていれば、その機器名を利用して電子機器の報知を行い、(b)FHSパケットに含まれるBDアドレスに関連付けられた機器名がHDD14に記憶されていなければ、FHSパケットに含まれるデバイスクラスのクラス情報を利用して電子機器の報知を行う。従って、報知機器10が電子機器20から当該電子機器20の機器名を含んだ機器名返信パケットを受信できなかった場合であっても、報知機器10のユーザはその周辺にある通信可能な電子機器20がどのような機器名又はデバイスかを知ることができる。
【0059】
また、FHSパケットと機器名返信パケットとの両方を受信できた場合、つまり、電子機器20のBDアドレスと機器名との両方を取得できた場合、これらの取得結果に基づいて、HDD14に記憶されているBDアドレスに関連付けられた機器名を更新する。従って、HDD14に記憶されているBDアドレスに関連付けられた機器名がFHSパケットを送信した電子機器20の機器名と一致する可能性が高くなる。
【0060】
また、FHSパケットなどの汎用性の高いBluetooth(登録商標)技術を利用しているため、報知システムの開発が容易になる。
【0061】
さらに、無線での通信の場合にはデータの送受信に失敗する恐れが有線での通信の場合に比べ高いので、本実施の形態の報知システム1を無線の通信に適用することによって実用性が高まる。同様に、電子機器20及び報知機器10の少なくとも一方を移動しながら利用する場合にはデータの送受信が失敗する恐れが電子機器及び報知機器の双方を固定して利用する場合に比べ高いので、移動端末であるセルフォン6を含んだ報知システム1は実用性が高いものになっている。
【0062】
以上、本発明の好適な実施の形態について説明したが、本発明は、前記実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載した限りにおいて様々な設計変更が可能なものである。例えば、本発明を、UPnP(Universal Plug and Play)対応機器などBluetooth(登録商標)対応機器以外に利用してもよい。
【0063】
UPnPの場合、まず、(A)報知機器は、電子機器を検索するため、SSDP(Simple Service Discovery Protocol):discoverパケットをマルチキャストする。そして、電子機器はこの応答として自身のIPアドレス(識別情報に相当)を含んだ情報を報知機器に返信する。
(B)報知機器は、応答してきた電子機器に対してDevice Descriptionの送信要求を行い、電子機器はこの応答としてDevice Descriptionを返信する。これによって、報知機器は電子機器のデバイスタイプ(種別情報に相当)と機器名(報知情報に相当)とを、夫々、Device DescriptionのService typeと、friendly nameとから取得する。
(C)上記(B)の処理で報知機器が電子機器の機器名を取得できた場合には、上記(A)の処理で取得できた電子機器のIPアドレスと上記(B)で取得できた電子機器の機器名とを関連付けてなる情報を報知機器が備えるHDDに記憶する。尚、これは、次回以降の報知処理において上記(B)の処理で電子機器の機器名を取得できなかった場合に使用するためである。
(D−1)上記(A)及び上記(B)の処理で電子機器のIPアドレスと機器名の双方を取得できた場合、報知機器は報知機器が備える表示部に電子機器の機器名を表示して、電子機器の報知を行う。
(D−2)上記(A)の処理で電子機器のIPアドレスを受信できたが、上記(B)の処理で電子機器の機器名を取得できなかった場合であって、取得したIPアドレスに関連付けられた機器名が報知機器のHDDに記憶されている(以前の報知処理でIPアドレスと機器名の双方を取得できていた)ときは、報知機器は、表示部に、HDDに記憶されている電子機器のIPアドレスに関連付けられた機器名を表示して、電子機器の報知を行う。この場合、HDDに記憶されている機器名が補報知情報ということになる。
(D−3)上記(A)の処理で電子機器のIPアドレスを受信できたが、上記(B)の処理で電子機器の機器名を取得できなかった場合であって、取得したIPアドレスに関連付けられた機器名が報知機器のHDDに記憶されていないときは、報知機器は、自身の表示部に、IPアドレスを表示するのではなく、例えば“Unknown Device”を表示する。この場合、“Unknown Device”が補報知情報ということになる。
【0064】
上記実施の形態では、報知機器10が電子機器20のBDアドレスと機器名の双方を受信できた場合には、報知機器10は電子機器20のBDアドレスに機器名を関連付けてHDD14に記憶し、それ以降の報知処理で報知機器10がBDアドレスのみを受信できた場合には、報知機器10はHDD14に記憶されている電子機器20の機器名を利用して電子機器20の報知を行っている場合である。しかし、電子機器20のBDアドレスに機器名を関連付けてHDD14に記憶させずに機器名が取得できなかった場合には常にFHSパケットに含まれるデバイスクラスのクラス情報を利用して電子機器20の報知を行うようにしてもよい。
【0065】
また、上記実施の形態では、報知機器10がデスクトップ型パーソナルコンピュータ2の場合であるが、報知機器10としてPDAなどの移動端末を利用するようにしても良い。また、報知機器10を移動端末にするとともに、電子機器20の少なくとも一部に移動端末が含まれるようにしてもよい。
【0066】
また、上記実施の形態では、報知機器10は電子機器20に関する情報(機器名など)を表示部16に表示することによって電子機器20の報知を行っている場合であるが、これに限らず、音声などで電子機器20に関する情報を報知するようにしても良い。
【0067】
また、上記実施の形態では、機器名やデバイス名を表示部に表示する場合であるが、機器名とこれに対応したアイコンとを表示し、デバイス名とこれに対応したアイコンを表示するようにしてもよく、表示内容は特に上述したものに限られない。
【0068】
さらに、上記実施の形態などで説明した報知処理を実行させるためのプログラムをCD−ROMなどコンピュータが読み取り可能な記録媒体に記録するようにしてもよい。また、デバイスクラスのクラス情報や機器名などは、情報通りに報知しても良いし、適宜装飾して報知しても良い。例えば、図7(a)ではDefault2をクラス情報に基づいて、(Printer/FAX/SCAN)と表示したが、複合機であることら(MFP)と表示しても良い。
【0069】
【発明の効果】
請求項1によると、報知機器は電子機器からの報知情報を受信できなかった場合に補報知情報に基づいて電子機器の報知を行うので、識別情報が報知されることがなくなり、ユーザに不安を与えることのない報知を行うことが可能になる。
【0070】
請求項2によると、報知機器は記憶手段に記憶されている報知情報(以前に取得されたもの)に基づいて電子機器の報知を行うので、ユーザは電子機器から報知情報を受信できた場合とほぼ同じ電子機器に関する情報を得ることができる。
【0071】
請求項3によると、第1受信手段と第2受信手段による受信結果に基づいて記憶手段の記憶内容が更新されるので、第2受信手段が報知情報を受信できなかった場合に、最も近い時点で受信された報知情報で報知されることになる。この結果、報知機器で報知される報知情報が第2受信手段で受信できなかった報知情報と一致する可能性が高くなる。
【0072】
請求項4によると、報知機器は電子機器の種別情報を報知するので、ユーザは電子機器の種別を知ることができる。
【0073】
請求項5によると、報知機器は電子機器の種別情報を報知するので、ユーザは電子機器の種別を知ることができる。
【0074】
請求項6によると、既存のFHSパケットを利用するため、開発が容易になる。
【0075】
請求項7によると、無線での通信の場合にはデータの送受信に失敗する恐れが有線での通信の場合に比べ高いので、無線の通信に適用することは実用性が高い。
【0076】
請求項8によると、汎用性の高いBluetooth(登録商標)技術を利用しているため、システムの開発が容易になる。
【0077】
請求項9によると、電子機器及び報知機器の少なくとも一方を移動しながら利用する場合にはデータの送受信が失敗する恐れが電子機器及び報知機器の双方を固定して利用する場合に比べ高いので、移動端末を含んだ報知システムに適用することは実用性が高い。
【0078】
請求項10によると、報知機器は電子機器からの報知情報を受信できなかった場合に補報知情報に基づいて電子機器の報知を行うので、識別情報が報知されることがなくなり、ユーザに不安を与えることのない報知を行うことが可能になる。
【0079】
請求項11、請求項12によると、コンピュータは他のコンピュータからの報知情報を受信できなかった場合に補報知情報に基づいて他のコンピュータの報知を行うので、識別情報が報知されることがなくなり、ユーザに不安を与えることのない報知を行うことが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の形態における報知システムのシステム構成の一例を示す図である。
【図2】図1の装置の装置構成の一例を示す図である。
【図3】図2の報知機器が行う報知処理の動作フローを示すフローチャートである。
【図4】図2の電子機器が行う報知処理の動作フローを示すフローチャートである。
【図5】FHSパケットのペイロード構成図である。
【図6】報知機器が電子機器から電子機器の機器名を取得するために、報知機器と電子機器との間で送受信されるパケットのペイロード構成図である。
【図7】電子機器の報知内容の一例を示す図である。
【符号の説明】
1 報知システム
2 デスクトップ型パーソナルコンピュータ
3、4、5 MFP
6 セルフォン
7 ノート型パーソナルコンピュータ
10 報知機器
11、21 CPU
12、22 ROM
13、23 RAM
14 HDD
15、25 操作部
16、26 表示部
17、27 通信モジュール
20 電子機器
24 NVRAM

Claims (12)

  1. 電子機器と、該電子機器と通信可能な報知機器とを備えた報知システムにおいて、
    前記電子機器は、
    当該電子機器を示す識別情報を送信する第1送信手段と、
    当該電子機器に関する報知情報を送信する第2送信手段と、
    を備えており、
    前記報知機器は、
    前記電子機器からの前記識別情報を受信する第1受信手段と、
    前記電子機器からの前記報知情報を受信する第2受信手段と、
    前記第1受信手段によって前記識別情報が受信され、前記第2受信手段によって前記報知情報が受信された場合、前記第2受信手段によって受信された前記報知情報に基づいて前記識別情報が受信された前記電子機器の報知を行い、前記第1受信手段によって前記識別情報が受信され、前記第2受信手段によって前記報知情報が受信されなかった場合、前記電子機器を報知するための前記識別情報以外の補報知情報に基づいて前記識別情報が受信された前記電子機器の報知を行う報知手段と、
    を備えたことを特徴とする報知システム。
  2. 前記報知機器は、前記第1受信手段と前記第2受信手段とが以前に受信した受信結果に基づき、電子機器ごとに前記識別情報と前記報知情報とを関連付けて記憶する記憶手段をさらに備え、
    前記補報知情報が、前記記憶手段に記憶されている前記第1受信手段によって受信された前記識別情報に関連付けられた前記報知情報であることを特徴とする請求項1に記載の報知システム。
  3. 前記報知機器は、前記第1受信手段によって受信された前記識別情報及び前記第2受信手段によって受信された前記報知情報に基づいて前記記憶手段の記憶内容を更新する更新手段をさらに備えたことを特徴とする請求項2に記載の報知システム。
  4. 前記第1送信手段は前記識別情報とともに自己の電子機器の種別を示す種別情報を送信し、前記第1受信手段はさらに前記種別情報を受信し、
    前記補報知情報が、前記記憶手段に前記第1受信手段によって受信された前記識別情報に関連付けられた報知情報が記憶されていない場合には、前記第1受信手段によって受信された前記種別情報であることを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の報知システム。
  5. 前記第1送信手段は前記識別情報とともに自己の電子機器の種別を示す種別情報を送信し、前記第1受信手段はさらに前記種別情報を受信し、
    前記補報知情報は、前記第1受信手段によって受信された前記種別情報であることを特徴とする請求項1に記載の報知システム。
  6. 前記種別情報は、FHSパケットのクラス情報であることを特徴とする請求項4又は請求項5に記載の報知システム。
  7. 前記電子機器と前記報知機器とは無線で通信を行うことを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の報知システム。
  8. 前記無線の通信がBluetooth(登録商標)で実現されることを特徴とする請求項7に記載の報知システム。
  9. 前記電子機器及び前記報知機器の少なくとも一方が移動端末であることを特徴とする請求項7又は請求項8に記載の報知システム。
  10. 電子機器と通信可能な報知機器において、
    電子機器から該電子機器を示す識別情報を受信する第1受信手段と、
    前記電子機器から該電子機器に関する報知情報を受信する第2受信手段と、
    前記第1受信手段によって前記識別情報が受信され、前記第2受信手段によって前記報知情報が受信された場合、前記第2受信手段によって受信された前記報知情報に基づいて前記識別情報が受信された前記電子機器の報知を行い、前記第1受信手段によって前記識別情報が受信され、前記第2受信手段によって前記報知情報が受信されなかった場合、前記電子機器を報知するための前記識別情報以外の補報知情報に基づいて前記識別情報が受信された前記電子機器の報知を行う報知手段と、
    を備えたことを特徴とする報知機器。
  11. コンピュータを、
    他のコンピュータから該他のコンピュータを示す識別情報を受信する第1受信手段と、
    前記他のコンピュータから該他のコンピュータに関する報知情報を受信する第2受信手段と、
    前記第1受信手段によって前記識別情報が受信され、前記第2受信手段によって前記報知情報が受信された場合、前記第2受信手段によって受信された前記報知情報に基づいて前記識別情報が受信された前記他のコンピュータの報知を行い、前記第1受信手段によって前記識別情報が受信され、前記第2受信手段によって前記報知情報が受信されなかった場合、前記他のコンピュータを報知するための前記識別情報以外の補報知情報に基づいて前記識別情報が受信された前記他のコンピュータの報知を行う報知手段と、
    して機能させることを特徴とするプログラム。
  12. コンピュータを、
    他のコンピュータから該他のコンピュータを示す識別情報を受信する第1受信手段と、
    前記他のコンピュータから該他のコンピュータに関する報知情報を受信する第2受信手段と、
    前記第1受信手段によって前記識別情報が受信され、前記第2受信手段によって前記報知情報が受信された場合、前記第2受信手段によって受信された前記報知情報に基づいて前記識別情報が受信された前記他のコンピュータの報知を行い、前記第1受信手段によって前記識別情報が受信され、前記第2受信手段によって前記報知情報が受信されなかった場合、前記他のコンピュータを報知するための前記識別情報以外の補報知情報に基づいて前記識別情報が受信された前記他のコンピュータの報知を行う報知手段と、
    して機能させるプログラムを記録したことを特徴とするコンピュータが読み取り可能な記録媒体。
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