JP2004073582A - 生体組織切除具 - Google Patents
生体組織切除具 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2004073582A JP2004073582A JP2002239615A JP2002239615A JP2004073582A JP 2004073582 A JP2004073582 A JP 2004073582A JP 2002239615 A JP2002239615 A JP 2002239615A JP 2002239615 A JP2002239615 A JP 2002239615A JP 2004073582 A JP2004073582 A JP 2004073582A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sheath
- wire
- loop
- loop portion
- slit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Images
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61B—DIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
- A61B17/00—Surgical instruments, devices or methods
- A61B17/32—Surgical cutting instruments
- A61B17/3205—Excision instruments
- A61B17/32056—Surgical snare instruments
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61B—DIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
- A61B18/00—Surgical instruments, devices or methods for transferring non-mechanical forms of energy to or from the body
- A61B18/04—Surgical instruments, devices or methods for transferring non-mechanical forms of energy to or from the body by heating
- A61B18/12—Surgical instruments, devices or methods for transferring non-mechanical forms of energy to or from the body by heating by passing a current through the tissue to be heated, e.g. high-frequency current
- A61B18/14—Probes or electrodes therefor
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61B—DIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
- A61B17/00—Surgical instruments, devices or methods
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61B—DIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
- A61B18/00—Surgical instruments, devices or methods for transferring non-mechanical forms of energy to or from the body
- A61B18/04—Surgical instruments, devices or methods for transferring non-mechanical forms of energy to or from the body by heating
- A61B18/12—Surgical instruments, devices or methods for transferring non-mechanical forms of energy to or from the body by heating by passing a current through the tissue to be heated, e.g. high-frequency current
- A61B18/14—Probes or electrodes therefor
- A61B18/1492—Probes or electrodes therefor having a flexible, catheter-like structure, e.g. for heart ablation
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61B—DIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
- A61B18/00—Surgical instruments, devices or methods for transferring non-mechanical forms of energy to or from the body
- A61B18/04—Surgical instruments, devices or methods for transferring non-mechanical forms of energy to or from the body by heating
- A61B18/12—Surgical instruments, devices or methods for transferring non-mechanical forms of energy to or from the body by heating by passing a current through the tissue to be heated, e.g. high-frequency current
- A61B18/14—Probes or electrodes therefor
- A61B2018/1405—Electrodes having a specific shape
- A61B2018/1407—Loop
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61B—DIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
- A61B18/00—Surgical instruments, devices or methods for transferring non-mechanical forms of energy to or from the body
- A61B18/04—Surgical instruments, devices or methods for transferring non-mechanical forms of energy to or from the body by heating
- A61B18/12—Surgical instruments, devices or methods for transferring non-mechanical forms of energy to or from the body by heating by passing a current through the tissue to be heated, e.g. high-frequency current
- A61B18/14—Probes or electrodes therefor
- A61B2018/1405—Electrodes having a specific shape
- A61B2018/1407—Loop
- A61B2018/141—Snare
Landscapes
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Surgery (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Biomedical Technology (AREA)
- Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
- Heart & Thoracic Surgery (AREA)
- Medical Informatics (AREA)
- Molecular Biology (AREA)
- Animal Behavior & Ethology (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Public Health (AREA)
- Veterinary Medicine (AREA)
- Otolaryngology (AREA)
- Plasma & Fusion (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Surgical Instruments (AREA)
Abstract
【課題】生体組織を緊縛するためのループを効率的に拡開させることができるとともに、様々な方向に位置する生体組織に対して前記ループを容易にアプローチすることができる生体組織切除具の提供を目的としている。
【解決手段】本発明の生体組織切除具1は、体内に挿入される管状のシース2と、シース2内に進退可能に挿通された操作体4と、操作体4の先端に設けられ、切除される生体組織を取り込むための拡縮可能なループ部22を有する処置部10とを備え、シース2の先端側の側面には、処置部10のループ部22を突没させるためのスリット2aが形成され、操作体4の進退操作によってループ部22をスリット2aを通じて側方に突没させて拡縮させることにより、ループ部22内の生体組織を切除することを特徴とする。
【選択図】 図1
【解決手段】本発明の生体組織切除具1は、体内に挿入される管状のシース2と、シース2内に進退可能に挿通された操作体4と、操作体4の先端に設けられ、切除される生体組織を取り込むための拡縮可能なループ部22を有する処置部10とを備え、シース2の先端側の側面には、処置部10のループ部22を突没させるためのスリット2aが形成され、操作体4の進退操作によってループ部22をスリット2aを通じて側方に突没させて拡縮させることにより、ループ部22内の生体組織を切除することを特徴とする。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば高周波電流を用いて生体組織を切除する生体組織切除具に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、高周波電流を用いて生体組織を切除する生体組織切除具の1つとして、高周波スネアが知られている。この高周波スネアは、例えば、図18に示されるように、例えば内視鏡の処置具挿通用チャンネルを通じて経内視鏡的に体腔内に挿入されるシース100と、シース100の基端部に設けられた操作部102と、操作部102からシース100内に挿入される操作ワイヤ104と、操作部102に設けられ且つ操作ワイヤ104を進退操作するためのスライダ106とから構成されている。
【0003】
操作ワイヤ104は、シース100の先端開口100aから突没自在な処置部としてのスネアワイヤ110を先端部に有している。このスネアワイヤ110は、ループ状を成しており、スライダ106の前方へのスライドによって図18に示されるようにシース100の先端開口100aから突出されると、それ自身の復元力によって拡開するようになっている。また、スネアワイヤ110は、スライダ106の手元側へのスライドによって図19に示されるように操作ワイヤ104を介してシース100内にその一部が引き込まれると、押し潰されて径が収縮するようになっている。
【0004】
したがって、このような構成の高周波スネアを用いて生体組織として例えばポリープを切除する場合には、まず、図20の(a)に示されるように、シース100の先端開口100aから突出して拡開されたスネアワイヤ110をポリープAに引掛ける。その後、この引掛け状態で、操作ワイヤ104を手元側に引き込み操作する(スライダ106を手元側にスライドさせる)ことにより、図20の(b)に示されるように、スネアワイヤ110を縮径させて、ポリープAを緊縛する。そして、その緊縛状態で、スネアワイヤ110に高周波電流を通電し、ポリープAを切除する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、従来の高周波スネアは、前述したように、シース100の先端開口100aからスネアワイヤ110が突出する前方突出型のものしか存在しない。そのため、この前方突出型の高周波スネアのみで生体組織の切除を行なおうとすると、以下のような幾つかの問題が生じ得る。
【0006】
すなわち、前方突出型の高周波スネアでは、シース100の先端開口100aからスネアワイヤ110が突出するまで、シース100の内面によってスネアワイヤ110が収縮され続けているため、操作部102のスライダ106を所定のストロークだけ前方にスライドさせて、スネアワイヤ110をシース100の先端開口100aからある程度突出させないと、スネアワイヤ110が開かない。つまり、前方突出型の高周波スネアでは、操作部102のスライダ106のストロークをスネアワイヤ110の拡径動作に効率良く用いることができず、スライダ106のストロークに合わせてスネアワイヤ110をリニアに拡開させることができない。
【0007】
また、前方突出型の高周波スネアは、図21に示されるように、ポリープAの手前にシース100の先端を位置させた状態でスネアワイヤ110を拡開させ、ポリープAの上側からスネアワイヤ110をアプローチすることにより、スネアワイヤ110のループ部をポリープAに引掛けなければならない。しかしながら、ポリープAは、常に、このようなアプローチが可能な状態で体内に形成されるものではなく、ポリープの形成形態によっては、前方突出型の高周波スネアによるポリープの切除が困難となるケースも考えられる。
【0008】
また、前方突出型の高周波スネアの場合、シース100を回転させても、スネアワイヤ110はシース100の軸を中心に回転するだけであり、ループの開口方向は変化しても、スネアワイヤ110の位置は変化しない。したがって、ポリープAが例えばスネアワイヤ110の側方に位置しており且つスネアワイヤ110をポリープAにアプローチする(シース100の先端開口100aをポリープAに向ける)ことが困難な場合には、ポリープAにスネアワイヤ110を引掛けることができず、スネアワイヤ110を用いた切除が実質的に不可能となる場合もあり得る。
【0009】
本発明は前記事情に着目してなされたものであり、その目的とするところは、生体組織を緊縛するためのループを効率的に拡開させることができるとともに、様々な方向に位置する生体組織に対して前記ループを容易にアプローチすることができる生体組織切除具を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するために、本発明の生体組織切除具は、体内に挿入される管状のシースと、前記シース内に進退可能に挿通された操作体と、前記操作体の先端に設けられ、切除される生体組織を取り込むための拡縮可能なループ部を有する処置部とを備え、前記シースの先端側の側面には、前記処置部のループ部を突没させるためのスリットが形成され、前記操作体の進退操作によって前記ループ部を前記スリットを通じて側方に突没させて拡縮させることにより、前記ループ部内の生体組織を切除することを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しつつ本発明の一実施形態について説明する。
【0012】
図1〜図6は本発明の一実施形態を示している。図1は、本実施形態に係る生体組織切除具としての高周波スネア1を示している。図示のように、高周波スネア1は、例えば内視鏡の処置具挿通用チャンネルを通じて経内視鏡的に体腔内に挿入される可撓性チューブからなるシース2と、シース2の基端部に連結された操作部3とを備えている。操作部3側からシース2内には導電性の操作ワイヤ(操作体)4が進退自在に挿通されている。また、操作ワイヤ4は、シース2の先端側の側面に形成された側方スリット(開口)2aから突没自在なスネアワイヤ(処置部)10を先端部に有している。
【0013】
操作部3は、操作部本体7と、この操作部本体7に移動可能に取り付けられ且つ操作ワイヤ4を進退操作するためのスライダ8とによって構成されている。また、操作部本体7の基端部とスライダ8とにはそれぞれ指掛け部9が設けられている。また、スライダ8には、電極コード接続コネクタ11が設けられている。この電極コード接続コネクタ11には、操作ワイヤ4が電気的に接続されるとともに、電極コード16を介して高周波電流を供給するための高周波電源13が接続されるようになっている。
【0014】
図2に詳しく示されるように、スネアワイヤ10は、導電性ワイヤ20を折曲することによってループ状に形成されている。具体的には、導電性ワイヤ20は、ループ部22を形成するように折り曲げられるとともに、その一方側の端部20aが、操作ワイヤ4の先端にロー付け固定され、その他方側の端部20bが、操作ワイヤ4とループ部22との間に位置する管状のスライド部材32にロー付け固定されている。
【0015】
スライド部材32は、操作ワイヤ4の進退に伴ってスネアワイヤ10とともにシース2内をスライドすることができ、図3に拡大して示されるように、導電性ワイヤ20の一方側の端部20aが進退自在に挿通される挿通管41を有している。本実施形態では、導電性ワイヤ20の他方側の端部20bと挿通管41とがスライド部材32の内孔に配置された状態で、これらの部材20b、32,41間の隙間にロー45が充填されることにより、導電性ワイヤ20の他方側端部20bと挿通管41とスライド部材32とが一体化される(図3の(b)参照)とともに、挿通管41内に導電性ワイヤ20の一方側端部20aが進退自在に挿通されている。
【0016】
また、スライド部材32よりも前方側に位置する導電性ワイヤ20の一方側端部20aの外周には、パイプ43が被嵌してロー付け固定されている。この場合、パイプ43の外径は、挿通管41の内孔を通り抜けることができない寸法に設定されている。
【0017】
また、ループの折り返し点に相当するループ部22の先端部には、ループ部22の開口面24内で操作ワイヤ4の軸方向に沿って突出する屈曲凸部25が形成されている。本実施形態の場合、この屈曲凸部25を敢えて設ける必要はない。
【0018】
また、操作ワイヤ4の基端には、導電性のロッド29がロー付け固定されており、ロッド29の基端に設けられた導電性の接続部27は、操作部3のスライダ8に設けられた電極コード接続コネクタ11に接続される。
【0019】
図4に詳細に示されるように、シース2は、樹脂材料から成る長尺部材として形成されており、スネアワイヤ10のループ部22を突出させるためのスリット2aを先端側の側面に有している。この場合、側方スリット2aは、ループ部22が捩じれることなく突出して安定して拡開できるように、その形状および寸法(幅寸法Wや長さ寸法L2(図4の(c)参照)、または、これらの寸法比率)が設定されている。特に、側方スリット2aは、拡開するループ部22を根元側で支持する部位であるだけでなく、後述するように、ループ部22によってポリープ等の生体組織を緊縛する際に生体組織が押し付けられる部位であるとともに、シース2を切り欠くことによってシース2の強度が損なわれる部位でもあるため、その形状および寸法を設定する場合には、ループ部22を安定して支持できるだけでなく、生体組織の押し付けに耐え、尚且つ、シース2の強度を損なわないように配慮する必要がある。なお、側方スリット2aの長さ寸法L2は、前述した条件とともに、切除対象となるポリープの大きさに応じて設定される。
【0020】
また、本実施形態では、側方スリット2aの形成によって損なわれるシース2の強度を補うため、側方スリット2aの基端縁からシース2の基端側に向かって所定の長さで延びるカラー部材30が、シース2内に嵌合して配置されている。このカラー部材30は、例えばステンレスパイプから成り、ループ部22によって緊縛される生体組織が側方スリット2aの基端縁に押し付けられる際に、生体組織からの押圧力に耐え、スリット2aの裂けおよびシース2の変形を防止するとともに、緊縛される生体組織がシース2内に侵入することを防止する(シース2内での生体組織の詰まりを防止する)。
【0021】
また、シース2の先端には、ループ部22の拡開に際してループ部22の先端を保持するワイヤ保持部2bと、ループ部22の先端を突き当ててループ部22がシース2の先端から突出することを防止するストッパとしての小径部2cとが形成されている。この場合、ワイヤ保持部2bは、側方スリット2aよりも前方に位置するシース2の部位によって形成されており、スネアワイヤ10(ループ部22)の先端部を容易に挿入でき且つスネアワイヤ10(ループ部22)の先端部を確実に保持できるように、その内径rおよび長さL1が設定されている(図4の(a)参照)。
【0022】
また、小径部2cは、その外径および内径がシース2の他の部位のそれよりも小さく設定されており、シース2の先端面に開口39を形成している。なお、本実施形態において、小径部2cは、シース2の先端面に開口39を形成することなく、先端が完全に閉じられていても良いが、シース2の洗浄性を良くするためには開口していることが望ましい。
【0023】
また、シース2の基端部は、管状部材54に取付け固定されており、また、管状部材54とシース2との接続領域の外周には、折れ止めチューブ50が被嵌されている。更に、管状部材54には、シース2内への送液のために使用される口金52と、操作部3に接続される接続管体55とが設けられている。
【0024】
なお、本実施形態では、スライダ8がその移動経路の前端に位置した際にループ部22が最大に開き且つスライダ8がその移動経路の後端(図1の(b)に一点鎖線で示される位置)に位置した際にループ部22がカラー部材30(スリット2a)より手前側に没するように、ワイヤ4およびシース2の長さ、スライダ8のストロークSがそれぞれ設定されている。また、本実施形態では、シース2の回転によってループ部22を回転させる(ループ部22の開口面24の開口方向を変化させる)ことができるように、すなわち、操作部3側での回転力をシース2を介してループ部22に良好に伝達することができるように、シース2の全長を金属メッシュ(ブレード)で補強することが好ましい。この場合、一般に知られた耐圧ホースのように、シース2を形成する樹脂中にメッシュを埋設することが好ましい。また、操作ワイヤ4の回転によってループ部22を回転させる(ループ部22の開口面24の開口方向を変化させる)ことができるように、すなわち、操作部3側での回転力を操作ワイヤ4を介してループ部22に良好に伝達することができるように、操作ワイヤ4をトルク伝達性が高い材料から成る単線ワイヤで形成することが望ましい。
【0025】
次に、上記構成の高周波スネア1を使用して、生体組織としてのポリープを切除する場合について説明する。
【0026】
まず、スネアワイヤ10(ループ部22)の先端部をシース2のワイヤ保持部2bに保持させ且つループ部22がシース2内に完全に没した状態(ループ部22が側方スリット2aから突出させない状態)で、シース2を図示しない内視鏡の処置具挿通用チャンネルに挿入する。そして、内視鏡の観察下で、内視鏡の操作部を操作し、シース2の先端部をポリープ(患部)Aの側方近傍に誘導する。
【0027】
次に、スライダ8を前方にスライドさせて操作ワイヤ4を前進させると、操作ワイヤ4に接続されたスネアワイヤ10は、その先端部が小径部2cに突き当てられ且つワイヤ保持部2bに保持されているため、そのループ部22がシース2の側方スリット2aから突出し始める。すなわち、操作ワイヤ4に接続された導電性ワイヤ20の一方側端部20aのみがスライドして側方スリット2aからそれ自身の弾性復元力によってループ状に拡開する。この時、ループ部22は、側方スリット2aの長さL2分だけ根元の幅が確保された状態で(所定のループ径が初めから確保された状態で)、図1の実線状態から破線状態へと拡開していくとともに、前述した側方スリット2aの形状や寸法等に伴う作用によって、捩じれることなく安定した支持状態で拡開していく。
【0028】
また、この時、シース2や操作ワイヤ4を回転させるなどしてループ部22の開口面24の開口方向を変化させて、ループ部22の開口面24をポリープAに対向させる。この場合、操作ワイヤ4が単線で形成され或はシース2が金属メッシュで補強されていれば、操作部3側での回転力がループ部22に良好に伝達され、ループ部22の開口面24をポリープAに容易に対向させることができる。そして、ポリープAをループ部22内に取り込むことができる大きさまでループ部22を拡開させた状態で、ループ部22をポリープAに引掛ける。その状態が図5の(a)に示されている。
【0029】
スネアワイヤ10のループ部22をポリープAに引掛けたら、そのまま、スライダ8を手元側へ引く。これにより、ループ部22の先端部がワイヤ保持部2bから外れるとともに、ループ部22の一部がシース2内に引き込まれ、図5の(b)に示されるようにループ部22が縮径されて、ループ部22によってポリープAが緊縛される。そして、更にスライダ8を手元側へ引いて、ループ部22によって緊縛されるポリープAを図6に示されるように側方スリット2aの基端縁に押し付けた状態で、高周波電源13から接続コネクタ11を介してスネアワイヤ10に高周波電流を供給し、ポリープAをその緊縛部で焼き切る。この時、ポリープAが押し付けられる側方スリット2aの基端縁には、補強部材としてのカラー部材30が配置されているため、ここにポリープAが押し付けられても、スリット2aの裂けおよびシース2の変形が防止されるとともに、押し付けられるポリープAがシース2内に侵入することが防止される。なお、ポリープAが焼き切られてスライダ8がその移動経路の後端(図1の(b)に一点鎖線で示される位置)まで移動すると、ループ部22がカラー部材30より手前側に完全に没する。
【0030】
以上説明したように、本実施形態の生体組織切除具としての高周波スネア1は、体内に挿入される管状のシース2と、シース2内に進退可能に挿通された操作体としての操作ワイヤ4と、操作ワイヤ4の先端に設けられ且つ切除される生体組織を取り込むための拡縮可能なループ部22を有する処置部としてのスネアワイヤ10とを備えるとともに、ループ部22を突没させる側方スリット2aがシース2の先端側の側面に形成され、操作ワイヤ4の進退操作によってループ部22を側方スリット2aを通じて側方に突没させて拡縮させることにより、ループ部22内の生体組織を切除することを特徴とする。
【0031】
このように、生体組織(切除対象組織)を緊縛するループ部22をシース2の側方で突没させることができれば、シース2の先端を切除対象組織に向けることが困難な場合であっても、切除対象組織にスネアワイヤ10のループ部22を容易に引掛けることができる。そして、この場合、図7の(a)に示されるように例えばシース2をその軸Oを中心に回転させると、ループ部22は、軸Oに対してシース2の一方側から他方側にわたる広い範囲Rで回転し、開口面24の開口方向が変化するだけでなく、その位置(ループ部22の生体組織取り込み位置)も変化する。したがって、様々な方向に位置する生体組織に対してループ部22を容易にアプローチすることができる。これに対し、スネアワイヤ(ループ部)110をシース100の前方から突出させる前方突出型のもの(図18に示されるタイプのもの)では、図7の(b)に示されるように、シース100を回転させても、スネアワイヤ110はシース100の軸Oを中心に回転するだけであり(回転範囲R’)、ループの開口方向は変化しても、スネアワイヤ110の位置は変化しない。したがって、実質的には、スネアワイヤ110の前方(スネアワイヤ110の突出方向)に位置する組織しか切除できない。
【0032】
また、本実施形態では、シース2の側面に形成されたスリット2aからループ部22の片側のみを突出させて拡縮するようにしている。そのため、スネアワイヤがシースの先端開口からある程度突出して開ききらないとスネアワイヤのループ径が大きくならない前方突出型の高周波スネアとは異なり、ループ部22は、側方スリット2aの長さL2分だけ根元の幅が確保された状態で(所定のループ径が初めから確保された状態で)、スリット2aからの突出と同時に拡開していく。しかも、本実施形態では、スライダ8がその移動経路の前端に位置した際にループ部22が最大に開き且つスライダ8がその移動経路の後端(図1の(b)に一点鎖線で示される位置)に位置した際にループ部22がカラー部材30より手元側に完全に没するように、ワイヤ4およびシース2の長さ、スライダ8のストロークSがそれぞれ設定されている。したがって、操作部3のスライダ8のストロークをスネアワイヤ10の拡径動作に効率良く用いることができ(操作部3のスライダ8のストロークのほぼ全てをスネアワイヤ10の拡径動作に使用でき)、スネアワイヤ10のループ部22を効率的に拡開させることができる。
【0033】
ところで、本実施形態のように、シース2の側面に形成されたスリット2aからループ部22の片側のみを突出させて拡縮する形態では、側方スリット2aの長さL2が短い場合、ループ部22を側方スリット2aから大きく突出させようとすると、ループの曲率がきつくなるため、ループの曲率を大きくしようとする力がワイヤ10(20)に働き、その結果、ループ22が捩じれてしまう。そのため、前述したように、本実施形態において、側方スリット2aは、ループ部22が捩じれることなく突出して安定して拡開できるように、その形状および寸法(幅寸法Wや長さ寸法L2(図4の(c)参照)、または、これらの寸法比率)が設定されている。具体的には、スリット2aの幅Wを狭くしたり(ワイヤ20の外径よりも若干大きい寸法)、ループ曲率が捩じれを生じさせる程度に大きくならないようにスリット2aの長さL2を長くする。ただし、スリット2aの長さL2や幅Wをあまり大きくすると、シース2の強度が低下するため、その場合には、図8に示されるように、カラー部材30の一部をスリット2a側に向けて軸方向に所定量延出させ、補強領域を広げるようにしても良い。この場合、カラー部材30によってシース2の硬さを段階的に変化させることができるため、スリット2aによるシース2の急激な硬度変化を防止でき、生体組織緊縛時のシース2の変形を防止できる。また、ループ部22の捩じれを防止する他の手段としては、ワイヤ20の断面形状を矩形(例えば長方形)にしたり、ワイヤ20を超弾性合金で形成したり、あるいは、ワイヤ20にループ拡張時の曲がり癖を付けて捩じれないようにすることも考えられる。
【0034】
また、前述した実施形態では、シース2または操作ワイヤ4を回転させることにより、ループ部22の開口面24の開口方向を変える(ループ部22を回転させる)ようにしているが、ループ部22の開口面24の開口方向を変える方法としては、これ以外にも様々な方法が考えられる。例えば、図9に示されるように、シース2の外周に別のチューブ60を進退可能に被嵌し、このチューブ60を前方に押し出すことによって、スリット2aから突出するループ部22の突出方向を変化させてループ部22の開口面24の開口方向を変えても良い。具体的には、チューブ60の先端面は、軸方向に対して斜めに切り欠かれた斜面62として形成されており、チューブ60の前方への移動によって、スリット2aから突出するループ部22が斜面62に押し当てられることにより、ループ部22が斜面62に沿って変位し(倒れ)、スリット2aから突出するループ部22の突出方向が変化する(図9の(b)参照)。すなわち、チューブ60を前方に押し出せば押し出すほど、ループ部22の突出方向の変化量が大きくなり、ループ部22の開口面24の開口方向が大きく変化する。
【0035】
また、図10には、ループ部22の開口面24の開口方向を変える別の手段が示されている。すなわち、この例では、互いに異なる方向からシース2のスリット2aと対向し得る複数の開口65a,65b,65c・・・を有する別のチューブ65が、シース2の外周に進退可能に被嵌されている。具体的には、チューブ65には、軸方向に沿って互いに離間する複数の開口65a,65b,65c・・・が形成されており、各開口65a,65b,65c・・・はその周方向位置が互いに異なっている(チューブ65の周方向に沿って互いに離間している)。また、シース2のスリット2aは、チューブ65の全ての開口65a,65b,65c・・・の形成方向に向けてループ部22を突出させることができる幅で開口している。
【0036】
このような構成では、チューブ65を進退させるだけで、シース2のスリット2aと対向する開口65a,65b,65c・・・を変える(選択する)ことができる。そして、スリット2aから突出するループ部22は、スリット2aと対向する1つの開口65a,65b,65c・・・を通じて、チューブ65の側方に突出する。つまり、本構成では、チューブ65を進退させて開口65a,65b,65c・・・の任意の1つを選択的にスリット2aに対向させることにより、スリット2aから突出するループ部22の突出方向を変化させることができる。
【0037】
なお、この例では、開口65a,65b,65c・・・が軸方向に沿って互いに離間しているが、チューブ65に1つの開口を形成し、チューブ65を前進させて前記開口をスリット2aに対向させるとともに、その状態でチューブ65を回転させることにより前記開口のスリット2aに対する対向方向を変えてループ部22の突出方向を変化させても良い。
【0038】
図11には、ループ部22の変形例が示されている。この変形例に係るループ部22は、シース2の小径部2cの内孔に挿入可能なガイド部70を有している。この場合、ガイド部70は、ループ部22の屈曲凸部25から軸方向前方に延びている。このようなガイド部70を設けると、図6に示されるようにポリープAを緊縛して切除した後、その場で、操作ワイヤ4を押し込むだけで、ループ部22の先端をワイヤ保持部2bに再度保持させて次の処置に備えることができる。すなわち、シース2を体外に取り出すことなく、単に操作ワイヤ4を前方にスライドさせるだけで、小径部2cの内孔にガイド部材70を挿入することができるとともに、そのガイド部材70の案内によってループ部22の先端部をワイヤ保持部2bに簡単に保持させることができる。
【0039】
なお、本変形例においては、ガイド部材70を小径部2cに挿入しさえすれば、ループ部22の先端部を敢えてワイヤ保持部2bに保持させなくても良い。すなわち、ワイヤ保持部2bを省くことも可能である。また、図6に示されるようにポリープAを緊縛して切除する状態においても、ガイド部材70が小径部2cの内孔に挿入されたままになっていても構わない。
【0040】
図12には、ワイヤ保持部2bに対するループ部22の先端部の再保持を容易にするための別の手段が示されている。一般に、ループ部22の先端部がワイヤ保持部2bから外れた後、再度、ループ部22の先端部をワイヤ保持部2bに保持させるために操作ワイヤ4を前方に押し込むと、側方スリット2aからループ部22が突出して広がってしまい、ループ部22の先端部をワイヤ保持部2bに保持させることが難しくなる。そのため、図12の例では、側スリット2aを閉じることができる別のチューブ75をシース2の外周にスライド可能に被嵌している。すなわち、ループ部22の先端部をワイヤ保持部2bに再保持させる場合には、チューブ75を前方にスライドさせて、図12に一点鎖線で示されるようにチューブ75によって側方スリット2aを閉じれば、操作ワイヤ4を前方に押し込んでも、側方スリット2aからループ部22が突出して広がることはなく、ループ部22の先端部をスムーズにワイヤ保持部2bに保持させることができる。なお、このようなチューブ75の機能を、前述したチューブ60,65(図9および図10参照)で兼用しても良い。
【0041】
また、ループ部22の先端部をスムーズにワイヤ保持部2bに保持させる他の手段として、操作ワイヤ4によって前方に押し出されるループ部22の先端をワイヤ保持部2bへと方向付けるガイドを、例えば側方スリット2aの先端縁近傍に設けることも考えられる。
【0042】
図13には、側方スリット2aから突出するループ部22の捩じれを防止するための他の手段が示されている。図示のように、シース2のワイヤ保持部2bには、ループ部22の先端部を保持する長穴80が形成されている。この長穴80は、その幅W’が導電性ワイヤ20の外径とほぼ同じであり、その長軸O’がループ部22の開口面24の延在方向に延びている。また、カラー部材30には、導電性ワイヤ20の一方側端部20aおよび他方側端部20bが挿通される一対の孔30a,30bが設けられている。これらの孔30a,30bの内径も導電性ワイヤ20の外径とほぼ同一に設定されている。
【0043】
このような構成では、カラー部材30の一対の孔30a,30bとワイヤ保持部2bの長穴80とによって、ループ部22(開口面24)がほぼ1つの面内に保持されるため、側方スリット2aから突出するループ部22が拡開段階で捩じれることが防止される。
【0044】
図14には、高周波スネア1の変形例が示されている。図示のように、この変形例において、スネアワイヤ10の導電性ワイヤ20は、硬質な第1のワイヤ部20b’と、第1のワイヤ部20b’よりも柔らかく且つ第1のワイヤ部20b’よりも径が細い第2のワイヤ部20a’とから成る。第1のワイヤ部20b’は、その一端がスライド部材32に固着され、その他端側が屈曲凸部25を形成するように折り返されている。また、第2のワイヤ部20a’は、その一端が操作ワイヤ(多条ワイヤ、トルクワイヤ)4に固着され、その他端が第1のワイヤ部20b’に固着されている。なお、操作ワイヤ4は、スライダ8に設けられた電極コード接続コネクタ11に電気的に接続されるとともに、操作部3に設けられた回転体74に回り止め固定されている。
【0045】
また、第2のワイヤ部20a’には、ループ部22の開口面24の内側に、少なくとも1つの針状もしくは突起状の滑り止め用チップ73が形成されている。また、第2のワイヤ部20a’には、所定の部位に曲がり癖が付けられている。具体的には、ループ部22が側方スリット2aから突出して捩じれる直前の状態(図14の状態)で側方スリット2aの先端縁および下端縁を横切る第2のワイヤ部20a’の部位70,71に、ループ部22の捩じれに抗する向きで曲がり癖が付与されている(曲がり癖が付与された領域が図中に波線で示されている)。
【0046】
このように、本変形例では、第1のワイヤ部20b’を硬質(太径)に形成し且つ第2のワイヤ部20a’を柔軟且つ細径に形成するとともに、第2のワイヤ部20a’の所定の部位70,71に曲がり癖を付与しているため、側方スリット2aから突出するループ部22の捩じれを効果的に抑制でき、また、仮にループ部22が捩じれた場合でも、回転体74を回転させて操作ワイヤ4を回転するだけで、ループ部22の捩じれを簡単に解除することができる。
【0047】
また、本変形例では、ループ部22の開口面24の内側に少なくとも1つの針状もしくは突起状の滑り止め用チップ73が形成されているため、ポリープAにループ部22を引掛ける際に、チップ73がポリープAに食い込み、ループ部22が滑ってしまうことを防止できる。したがって、ポリープAにループ部22を確実に引掛けてポリープAを緊縛することができる。なお、本変形例では、ポリープAに対するシース2の滑りを防止するため、ポリープAに対向されるシース2の先端部の外周に滑り止め手段を設けても良い。このような滑り止め手段は、例えば、シース2の外周面にメッシュ状またはローレット状の切れ目を刻設することによって形成されても良い。
【0048】
図15には、スライダ8による側方スリット2aからのループ部22の突出形態の変形例が示されている。図示のように、本変形例では、操作部3にスライダ8A,8Bが2つ設けられており、これらのスライダ8A,8Bを相対的に移動させることにより、ループ部22を側方スリット2aから突出させることができるようになっている。具体的には、スネアワイヤ10を形成する導電性ワイヤ20の一方側端部20aが前方に位置する第1のスライダ8Aに接続されるとともに、導電性ワイヤ20の他方側端部20bが後方に位置する第2のスライダ8Bに設けられた電極コード接続コネクタ11に電気的に接続されている。
【0049】
このような構成で、ループ部22を側方スリット2aから突出させる場合には、まず、図15の(a)に示される状態、すなわち、スネアワイヤ10の先端が小径部2cに突き当たっている状態から、第2のスライダ8Bだけを手元側にスライドさせる。その状態が図15の(b)に示されている。この時、屈曲凸部25の作用により、導電性ワイヤ20の他方側端部20bは手元側に引き戻されるが、導電性ワイヤ20の一方側端部20aは手元側に引き戻されないため、その差分(導電性ワイヤ20の他方側端部20bの引き戻し量)に相当する量だけ、導電性ワイヤ20の一方側端部20aが側方スリット2aから突出する。また、図15の(b)の状態から第1のスライダ8Aを手元側にスライドさせると、ループ部22をシース2内に引き込むことができる。その状態が図15の(c)に示されている。
【0050】
したがって、このようなループ部突出形態でも、前述した実施形態と同様なポリープ切除処置を行なうことができる。
【0051】
図16および図17は、ループ部22の捩じれを利用して、ポリープAの前方もしくは後方から、ポリープAにループ部22を引掛けて緊縛する手法を示している。
【0052】
図16は、ポリープAの手前側(前方)から、ポリープAにループ部22を引掛けて緊縛する手法を示している。具体的には、まず、図16の(a)に示されるように、シース2の先端をポリープAの手前側方に位置させ、その状態で、ループ部22を側方スリット2aから突出させるとともに、ループ部22の開口面24が完全に閉じない程度にループ部22を捩じらせて、開口面24をポリープAの前方でポリープAに対向させる。その状態が図16の(b)(c)に示されている。そして、この状態からシース2をポリープAの側方で前進させれば、図16の(d)(e)に示されるようにループ部22をポリープAに引掛けることができる。
【0053】
一方、図17は、ポリープAの向こう側(後方)から、ポリープAにループ部22を引掛けて緊縛する手法を示している。具体的には、まず、図17の(a)に示されるように、シース2の先端をポリープAの側方で且つ向こう側(後方)に位置させ、その状態で、ループ部22を側方スリット2aから突出させるとともに、ループ部22の開口面24が完全に閉じない程度にループ部22を捩じらせて、開口面24をポリープAの後方でポリープAに対向させる。その状態が図17の(b)(c)に示されている。そして、この状態からシース2をポリープAの側方で後退させれば、図17の(d)(e)に示されるようにループ部22をポリープAに引掛けることができる。
【0054】
なお、本発明は、前述した実施形態に限定されず、その要旨を逸脱しない範囲で種々変形実施できることは言うまでもない。例えば、前述した実施形態では、高周波電流によって生体組織が切除されるが、本発明の生体組織切除具は、電気的な切除に限らず、熱的または機械的な切除等、様々な切除形態を含む。
【0055】
以上説明してきた技術内容によれば、以下に示されるような各種の構成が得られる。
【0056】
1.体内に挿入される管状のシースと、
前記シース内に進退可能に挿通された操作体と、
前記操作体の先端に設けられ、切除される生体組織を取り込むための拡縮可能なループ部を有する処置部と、
を備え、
前記シースの先端側の側面には、前記処置部のループ部を突没させるためのスリットが形成され、
前記操作体の進退操作によって前記ループ部を前記スリットを通じて側方に突没させて拡縮させることにより、前記ループ部内の生体組織を切除することを特徴とする生体組織切除具。
【0057】
2.前記シースの先端には、前記ループ部の先端部を保持するための保持部が形成されていることを特徴とする第1項に記載の生体組織切除具。
【0058】
3.操作体を進退させるためのスライダが前記シースの手元側に移動可能に設けられ、
前記スライダがその移動経路の前端に位置した際にループ部が最大に開き且つスライダがその移動経路の後端に位置した際にループ部が前記スリットよりも基端側のシース内に完全に没するように設定されていることを特徴とする第1項に記載の生体組織切除具。
【0059】
4.前記スリットは、ループ部が捩じれることなく突出して安定して拡開できるように、その形状および寸法が設定されていることを特徴とする第1項に記載の生体組織切除具。
【0060】
5.前記スリットの基端縁からシースの基端側に向かって所定の長さで延びるカラー部材が、シース内に嵌合して配置されていることを特徴とする第1項に記載の生体組織切除具。
【0061】
6.前記カラー部材は、シースを補強するとともに、シース内への生体組織の侵入を防止することを特徴とする第5項に記載の生体組織切除具。
【0062】
7.前記ループ部の開口面の開口方向を変化させるための手段を備えていることを特徴とする第1項に記載の生体組織切除具。
【0063】
8.前記シースは、前記ループ部をほぼ1つの面内に保持して前記スリットから突出するループ部の捩じれを防止する手段を備えていることを特徴とする第1項に記載の生体組織切除具。
【0064】
9.前記ループ部の先端部を前記保持部へと案内するガイド手段を備えていることを特徴とする第2項に記載の生体組織切除具。
【0065】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の生体組織切除具によれば、生体組織を緊縛するためのループを効率的に拡開させることができるとともに、様々な方向に位置する生体組織に対して前記ループを容易にアプローチすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明の一実施形態に係る高周波スネアのシースの側断面図、(b)は本発明の一実施形態に係る高周波スネアの操作部の側面図である。
【図2】(a)は図1の高周波スネアを構成するスネアワイヤの拡大側面図、(b)はスネアワイヤが接続される操作ワイヤの一部断面を有する側面図である。
【図3】(a)は図2の(a)のA部拡大断面図、(b)は(a)のB−B線に沿う断面図、(c)は(a)のC−C線に沿う断面図である。
【図4】(a)は図1の高周波スネアを構成するシースの先端側断面図、(b)は(a)のD−D線に沿う断面図、(c)は(a)のX方向矢視図、(d)は(a)のシースの基端側の断面図である。
【図5】図1の高周波スネアを用いてポリープを切除する手順を示す断面図である。
【図6】図1の高周波スネアのループ部でポリープを緊縛した状態を示す断面図である。
【図7】(a)は図1の高周波スネアのループ部を回転する状態を示す模式図、(b)は従来の前方突出型の高周波スネアのループ部を回転する状態を示す模式図である。
【図8】シース先端部の変形例を示す断面図である。
【図9】ループ開口面を回転させる第1の手段を示す平面図である。
【図10】(a)は(b)のG−G線に沿う断面図、(b)はループ開口面を回転させる第2の手段を示す平面図である。
【図11】ループ部の変形例を示す平面図である。
【図12】シース先端部の変形例を示す断面図である。
【図13】(a)はシース先端部の変形例を示す断面図、(b)は(a)のE−E線に沿う断面図、(c)は(a)のF−F線に沿う断面図である。
【図14】(a)は変形例に係る高周波スネアのシースの側断面図、(b)は(a)の高周波スネアの操作部の側面図である。
【図15】スライダによる側方スリットからのループ部の突出形態の変形例を示す模式図である。
【図16】ポリープの手前側(前方)から、ポリープにループ部を引掛けて緊縛する手法を示す図であり、(a)は手法の第1段階、(b)は手法の第2段階、(c)は(b)のE方向矢視図、(d)は手法の第3段階、(e)は(d)のF方向矢視図である。
【図17】ポリープの向こう側(後方)から、ポリープにループ部を引掛けて緊縛する手法を示す図であり、(a)は手法の第1段階、(b)は手法の第2段階、(c)は(b)のG方向矢視図、(d)は手法の第3段階、(e)は(d)のH方向矢視図である。
【図18】従来の前方突出型の高周波スネアの概略構成図である。
【図19】図18の高周波スネアの先端側断面図である。
【図20】図18の高周波スネアを用いてポリープを切除する手順を示す断面図である。
【図21】(a)は図18の高周波スネアをポリープに引掛ける様子を示す平面図、(b)は(a)の側面図である。
【符号の説明】
1…高周波スネア(生体組織切除具)
2…シース
2a…側方スリット(開口)
4…操作ワイヤ(操作体)
10…スネアワイヤ(処置部)
22…ループ部
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば高周波電流を用いて生体組織を切除する生体組織切除具に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、高周波電流を用いて生体組織を切除する生体組織切除具の1つとして、高周波スネアが知られている。この高周波スネアは、例えば、図18に示されるように、例えば内視鏡の処置具挿通用チャンネルを通じて経内視鏡的に体腔内に挿入されるシース100と、シース100の基端部に設けられた操作部102と、操作部102からシース100内に挿入される操作ワイヤ104と、操作部102に設けられ且つ操作ワイヤ104を進退操作するためのスライダ106とから構成されている。
【0003】
操作ワイヤ104は、シース100の先端開口100aから突没自在な処置部としてのスネアワイヤ110を先端部に有している。このスネアワイヤ110は、ループ状を成しており、スライダ106の前方へのスライドによって図18に示されるようにシース100の先端開口100aから突出されると、それ自身の復元力によって拡開するようになっている。また、スネアワイヤ110は、スライダ106の手元側へのスライドによって図19に示されるように操作ワイヤ104を介してシース100内にその一部が引き込まれると、押し潰されて径が収縮するようになっている。
【0004】
したがって、このような構成の高周波スネアを用いて生体組織として例えばポリープを切除する場合には、まず、図20の(a)に示されるように、シース100の先端開口100aから突出して拡開されたスネアワイヤ110をポリープAに引掛ける。その後、この引掛け状態で、操作ワイヤ104を手元側に引き込み操作する(スライダ106を手元側にスライドさせる)ことにより、図20の(b)に示されるように、スネアワイヤ110を縮径させて、ポリープAを緊縛する。そして、その緊縛状態で、スネアワイヤ110に高周波電流を通電し、ポリープAを切除する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、従来の高周波スネアは、前述したように、シース100の先端開口100aからスネアワイヤ110が突出する前方突出型のものしか存在しない。そのため、この前方突出型の高周波スネアのみで生体組織の切除を行なおうとすると、以下のような幾つかの問題が生じ得る。
【0006】
すなわち、前方突出型の高周波スネアでは、シース100の先端開口100aからスネアワイヤ110が突出するまで、シース100の内面によってスネアワイヤ110が収縮され続けているため、操作部102のスライダ106を所定のストロークだけ前方にスライドさせて、スネアワイヤ110をシース100の先端開口100aからある程度突出させないと、スネアワイヤ110が開かない。つまり、前方突出型の高周波スネアでは、操作部102のスライダ106のストロークをスネアワイヤ110の拡径動作に効率良く用いることができず、スライダ106のストロークに合わせてスネアワイヤ110をリニアに拡開させることができない。
【0007】
また、前方突出型の高周波スネアは、図21に示されるように、ポリープAの手前にシース100の先端を位置させた状態でスネアワイヤ110を拡開させ、ポリープAの上側からスネアワイヤ110をアプローチすることにより、スネアワイヤ110のループ部をポリープAに引掛けなければならない。しかしながら、ポリープAは、常に、このようなアプローチが可能な状態で体内に形成されるものではなく、ポリープの形成形態によっては、前方突出型の高周波スネアによるポリープの切除が困難となるケースも考えられる。
【0008】
また、前方突出型の高周波スネアの場合、シース100を回転させても、スネアワイヤ110はシース100の軸を中心に回転するだけであり、ループの開口方向は変化しても、スネアワイヤ110の位置は変化しない。したがって、ポリープAが例えばスネアワイヤ110の側方に位置しており且つスネアワイヤ110をポリープAにアプローチする(シース100の先端開口100aをポリープAに向ける)ことが困難な場合には、ポリープAにスネアワイヤ110を引掛けることができず、スネアワイヤ110を用いた切除が実質的に不可能となる場合もあり得る。
【0009】
本発明は前記事情に着目してなされたものであり、その目的とするところは、生体組織を緊縛するためのループを効率的に拡開させることができるとともに、様々な方向に位置する生体組織に対して前記ループを容易にアプローチすることができる生体組織切除具を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するために、本発明の生体組織切除具は、体内に挿入される管状のシースと、前記シース内に進退可能に挿通された操作体と、前記操作体の先端に設けられ、切除される生体組織を取り込むための拡縮可能なループ部を有する処置部とを備え、前記シースの先端側の側面には、前記処置部のループ部を突没させるためのスリットが形成され、前記操作体の進退操作によって前記ループ部を前記スリットを通じて側方に突没させて拡縮させることにより、前記ループ部内の生体組織を切除することを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しつつ本発明の一実施形態について説明する。
【0012】
図1〜図6は本発明の一実施形態を示している。図1は、本実施形態に係る生体組織切除具としての高周波スネア1を示している。図示のように、高周波スネア1は、例えば内視鏡の処置具挿通用チャンネルを通じて経内視鏡的に体腔内に挿入される可撓性チューブからなるシース2と、シース2の基端部に連結された操作部3とを備えている。操作部3側からシース2内には導電性の操作ワイヤ(操作体)4が進退自在に挿通されている。また、操作ワイヤ4は、シース2の先端側の側面に形成された側方スリット(開口)2aから突没自在なスネアワイヤ(処置部)10を先端部に有している。
【0013】
操作部3は、操作部本体7と、この操作部本体7に移動可能に取り付けられ且つ操作ワイヤ4を進退操作するためのスライダ8とによって構成されている。また、操作部本体7の基端部とスライダ8とにはそれぞれ指掛け部9が設けられている。また、スライダ8には、電極コード接続コネクタ11が設けられている。この電極コード接続コネクタ11には、操作ワイヤ4が電気的に接続されるとともに、電極コード16を介して高周波電流を供給するための高周波電源13が接続されるようになっている。
【0014】
図2に詳しく示されるように、スネアワイヤ10は、導電性ワイヤ20を折曲することによってループ状に形成されている。具体的には、導電性ワイヤ20は、ループ部22を形成するように折り曲げられるとともに、その一方側の端部20aが、操作ワイヤ4の先端にロー付け固定され、その他方側の端部20bが、操作ワイヤ4とループ部22との間に位置する管状のスライド部材32にロー付け固定されている。
【0015】
スライド部材32は、操作ワイヤ4の進退に伴ってスネアワイヤ10とともにシース2内をスライドすることができ、図3に拡大して示されるように、導電性ワイヤ20の一方側の端部20aが進退自在に挿通される挿通管41を有している。本実施形態では、導電性ワイヤ20の他方側の端部20bと挿通管41とがスライド部材32の内孔に配置された状態で、これらの部材20b、32,41間の隙間にロー45が充填されることにより、導電性ワイヤ20の他方側端部20bと挿通管41とスライド部材32とが一体化される(図3の(b)参照)とともに、挿通管41内に導電性ワイヤ20の一方側端部20aが進退自在に挿通されている。
【0016】
また、スライド部材32よりも前方側に位置する導電性ワイヤ20の一方側端部20aの外周には、パイプ43が被嵌してロー付け固定されている。この場合、パイプ43の外径は、挿通管41の内孔を通り抜けることができない寸法に設定されている。
【0017】
また、ループの折り返し点に相当するループ部22の先端部には、ループ部22の開口面24内で操作ワイヤ4の軸方向に沿って突出する屈曲凸部25が形成されている。本実施形態の場合、この屈曲凸部25を敢えて設ける必要はない。
【0018】
また、操作ワイヤ4の基端には、導電性のロッド29がロー付け固定されており、ロッド29の基端に設けられた導電性の接続部27は、操作部3のスライダ8に設けられた電極コード接続コネクタ11に接続される。
【0019】
図4に詳細に示されるように、シース2は、樹脂材料から成る長尺部材として形成されており、スネアワイヤ10のループ部22を突出させるためのスリット2aを先端側の側面に有している。この場合、側方スリット2aは、ループ部22が捩じれることなく突出して安定して拡開できるように、その形状および寸法(幅寸法Wや長さ寸法L2(図4の(c)参照)、または、これらの寸法比率)が設定されている。特に、側方スリット2aは、拡開するループ部22を根元側で支持する部位であるだけでなく、後述するように、ループ部22によってポリープ等の生体組織を緊縛する際に生体組織が押し付けられる部位であるとともに、シース2を切り欠くことによってシース2の強度が損なわれる部位でもあるため、その形状および寸法を設定する場合には、ループ部22を安定して支持できるだけでなく、生体組織の押し付けに耐え、尚且つ、シース2の強度を損なわないように配慮する必要がある。なお、側方スリット2aの長さ寸法L2は、前述した条件とともに、切除対象となるポリープの大きさに応じて設定される。
【0020】
また、本実施形態では、側方スリット2aの形成によって損なわれるシース2の強度を補うため、側方スリット2aの基端縁からシース2の基端側に向かって所定の長さで延びるカラー部材30が、シース2内に嵌合して配置されている。このカラー部材30は、例えばステンレスパイプから成り、ループ部22によって緊縛される生体組織が側方スリット2aの基端縁に押し付けられる際に、生体組織からの押圧力に耐え、スリット2aの裂けおよびシース2の変形を防止するとともに、緊縛される生体組織がシース2内に侵入することを防止する(シース2内での生体組織の詰まりを防止する)。
【0021】
また、シース2の先端には、ループ部22の拡開に際してループ部22の先端を保持するワイヤ保持部2bと、ループ部22の先端を突き当ててループ部22がシース2の先端から突出することを防止するストッパとしての小径部2cとが形成されている。この場合、ワイヤ保持部2bは、側方スリット2aよりも前方に位置するシース2の部位によって形成されており、スネアワイヤ10(ループ部22)の先端部を容易に挿入でき且つスネアワイヤ10(ループ部22)の先端部を確実に保持できるように、その内径rおよび長さL1が設定されている(図4の(a)参照)。
【0022】
また、小径部2cは、その外径および内径がシース2の他の部位のそれよりも小さく設定されており、シース2の先端面に開口39を形成している。なお、本実施形態において、小径部2cは、シース2の先端面に開口39を形成することなく、先端が完全に閉じられていても良いが、シース2の洗浄性を良くするためには開口していることが望ましい。
【0023】
また、シース2の基端部は、管状部材54に取付け固定されており、また、管状部材54とシース2との接続領域の外周には、折れ止めチューブ50が被嵌されている。更に、管状部材54には、シース2内への送液のために使用される口金52と、操作部3に接続される接続管体55とが設けられている。
【0024】
なお、本実施形態では、スライダ8がその移動経路の前端に位置した際にループ部22が最大に開き且つスライダ8がその移動経路の後端(図1の(b)に一点鎖線で示される位置)に位置した際にループ部22がカラー部材30(スリット2a)より手前側に没するように、ワイヤ4およびシース2の長さ、スライダ8のストロークSがそれぞれ設定されている。また、本実施形態では、シース2の回転によってループ部22を回転させる(ループ部22の開口面24の開口方向を変化させる)ことができるように、すなわち、操作部3側での回転力をシース2を介してループ部22に良好に伝達することができるように、シース2の全長を金属メッシュ(ブレード)で補強することが好ましい。この場合、一般に知られた耐圧ホースのように、シース2を形成する樹脂中にメッシュを埋設することが好ましい。また、操作ワイヤ4の回転によってループ部22を回転させる(ループ部22の開口面24の開口方向を変化させる)ことができるように、すなわち、操作部3側での回転力を操作ワイヤ4を介してループ部22に良好に伝達することができるように、操作ワイヤ4をトルク伝達性が高い材料から成る単線ワイヤで形成することが望ましい。
【0025】
次に、上記構成の高周波スネア1を使用して、生体組織としてのポリープを切除する場合について説明する。
【0026】
まず、スネアワイヤ10(ループ部22)の先端部をシース2のワイヤ保持部2bに保持させ且つループ部22がシース2内に完全に没した状態(ループ部22が側方スリット2aから突出させない状態)で、シース2を図示しない内視鏡の処置具挿通用チャンネルに挿入する。そして、内視鏡の観察下で、内視鏡の操作部を操作し、シース2の先端部をポリープ(患部)Aの側方近傍に誘導する。
【0027】
次に、スライダ8を前方にスライドさせて操作ワイヤ4を前進させると、操作ワイヤ4に接続されたスネアワイヤ10は、その先端部が小径部2cに突き当てられ且つワイヤ保持部2bに保持されているため、そのループ部22がシース2の側方スリット2aから突出し始める。すなわち、操作ワイヤ4に接続された導電性ワイヤ20の一方側端部20aのみがスライドして側方スリット2aからそれ自身の弾性復元力によってループ状に拡開する。この時、ループ部22は、側方スリット2aの長さL2分だけ根元の幅が確保された状態で(所定のループ径が初めから確保された状態で)、図1の実線状態から破線状態へと拡開していくとともに、前述した側方スリット2aの形状や寸法等に伴う作用によって、捩じれることなく安定した支持状態で拡開していく。
【0028】
また、この時、シース2や操作ワイヤ4を回転させるなどしてループ部22の開口面24の開口方向を変化させて、ループ部22の開口面24をポリープAに対向させる。この場合、操作ワイヤ4が単線で形成され或はシース2が金属メッシュで補強されていれば、操作部3側での回転力がループ部22に良好に伝達され、ループ部22の開口面24をポリープAに容易に対向させることができる。そして、ポリープAをループ部22内に取り込むことができる大きさまでループ部22を拡開させた状態で、ループ部22をポリープAに引掛ける。その状態が図5の(a)に示されている。
【0029】
スネアワイヤ10のループ部22をポリープAに引掛けたら、そのまま、スライダ8を手元側へ引く。これにより、ループ部22の先端部がワイヤ保持部2bから外れるとともに、ループ部22の一部がシース2内に引き込まれ、図5の(b)に示されるようにループ部22が縮径されて、ループ部22によってポリープAが緊縛される。そして、更にスライダ8を手元側へ引いて、ループ部22によって緊縛されるポリープAを図6に示されるように側方スリット2aの基端縁に押し付けた状態で、高周波電源13から接続コネクタ11を介してスネアワイヤ10に高周波電流を供給し、ポリープAをその緊縛部で焼き切る。この時、ポリープAが押し付けられる側方スリット2aの基端縁には、補強部材としてのカラー部材30が配置されているため、ここにポリープAが押し付けられても、スリット2aの裂けおよびシース2の変形が防止されるとともに、押し付けられるポリープAがシース2内に侵入することが防止される。なお、ポリープAが焼き切られてスライダ8がその移動経路の後端(図1の(b)に一点鎖線で示される位置)まで移動すると、ループ部22がカラー部材30より手前側に完全に没する。
【0030】
以上説明したように、本実施形態の生体組織切除具としての高周波スネア1は、体内に挿入される管状のシース2と、シース2内に進退可能に挿通された操作体としての操作ワイヤ4と、操作ワイヤ4の先端に設けられ且つ切除される生体組織を取り込むための拡縮可能なループ部22を有する処置部としてのスネアワイヤ10とを備えるとともに、ループ部22を突没させる側方スリット2aがシース2の先端側の側面に形成され、操作ワイヤ4の進退操作によってループ部22を側方スリット2aを通じて側方に突没させて拡縮させることにより、ループ部22内の生体組織を切除することを特徴とする。
【0031】
このように、生体組織(切除対象組織)を緊縛するループ部22をシース2の側方で突没させることができれば、シース2の先端を切除対象組織に向けることが困難な場合であっても、切除対象組織にスネアワイヤ10のループ部22を容易に引掛けることができる。そして、この場合、図7の(a)に示されるように例えばシース2をその軸Oを中心に回転させると、ループ部22は、軸Oに対してシース2の一方側から他方側にわたる広い範囲Rで回転し、開口面24の開口方向が変化するだけでなく、その位置(ループ部22の生体組織取り込み位置)も変化する。したがって、様々な方向に位置する生体組織に対してループ部22を容易にアプローチすることができる。これに対し、スネアワイヤ(ループ部)110をシース100の前方から突出させる前方突出型のもの(図18に示されるタイプのもの)では、図7の(b)に示されるように、シース100を回転させても、スネアワイヤ110はシース100の軸Oを中心に回転するだけであり(回転範囲R’)、ループの開口方向は変化しても、スネアワイヤ110の位置は変化しない。したがって、実質的には、スネアワイヤ110の前方(スネアワイヤ110の突出方向)に位置する組織しか切除できない。
【0032】
また、本実施形態では、シース2の側面に形成されたスリット2aからループ部22の片側のみを突出させて拡縮するようにしている。そのため、スネアワイヤがシースの先端開口からある程度突出して開ききらないとスネアワイヤのループ径が大きくならない前方突出型の高周波スネアとは異なり、ループ部22は、側方スリット2aの長さL2分だけ根元の幅が確保された状態で(所定のループ径が初めから確保された状態で)、スリット2aからの突出と同時に拡開していく。しかも、本実施形態では、スライダ8がその移動経路の前端に位置した際にループ部22が最大に開き且つスライダ8がその移動経路の後端(図1の(b)に一点鎖線で示される位置)に位置した際にループ部22がカラー部材30より手元側に完全に没するように、ワイヤ4およびシース2の長さ、スライダ8のストロークSがそれぞれ設定されている。したがって、操作部3のスライダ8のストロークをスネアワイヤ10の拡径動作に効率良く用いることができ(操作部3のスライダ8のストロークのほぼ全てをスネアワイヤ10の拡径動作に使用でき)、スネアワイヤ10のループ部22を効率的に拡開させることができる。
【0033】
ところで、本実施形態のように、シース2の側面に形成されたスリット2aからループ部22の片側のみを突出させて拡縮する形態では、側方スリット2aの長さL2が短い場合、ループ部22を側方スリット2aから大きく突出させようとすると、ループの曲率がきつくなるため、ループの曲率を大きくしようとする力がワイヤ10(20)に働き、その結果、ループ22が捩じれてしまう。そのため、前述したように、本実施形態において、側方スリット2aは、ループ部22が捩じれることなく突出して安定して拡開できるように、その形状および寸法(幅寸法Wや長さ寸法L2(図4の(c)参照)、または、これらの寸法比率)が設定されている。具体的には、スリット2aの幅Wを狭くしたり(ワイヤ20の外径よりも若干大きい寸法)、ループ曲率が捩じれを生じさせる程度に大きくならないようにスリット2aの長さL2を長くする。ただし、スリット2aの長さL2や幅Wをあまり大きくすると、シース2の強度が低下するため、その場合には、図8に示されるように、カラー部材30の一部をスリット2a側に向けて軸方向に所定量延出させ、補強領域を広げるようにしても良い。この場合、カラー部材30によってシース2の硬さを段階的に変化させることができるため、スリット2aによるシース2の急激な硬度変化を防止でき、生体組織緊縛時のシース2の変形を防止できる。また、ループ部22の捩じれを防止する他の手段としては、ワイヤ20の断面形状を矩形(例えば長方形)にしたり、ワイヤ20を超弾性合金で形成したり、あるいは、ワイヤ20にループ拡張時の曲がり癖を付けて捩じれないようにすることも考えられる。
【0034】
また、前述した実施形態では、シース2または操作ワイヤ4を回転させることにより、ループ部22の開口面24の開口方向を変える(ループ部22を回転させる)ようにしているが、ループ部22の開口面24の開口方向を変える方法としては、これ以外にも様々な方法が考えられる。例えば、図9に示されるように、シース2の外周に別のチューブ60を進退可能に被嵌し、このチューブ60を前方に押し出すことによって、スリット2aから突出するループ部22の突出方向を変化させてループ部22の開口面24の開口方向を変えても良い。具体的には、チューブ60の先端面は、軸方向に対して斜めに切り欠かれた斜面62として形成されており、チューブ60の前方への移動によって、スリット2aから突出するループ部22が斜面62に押し当てられることにより、ループ部22が斜面62に沿って変位し(倒れ)、スリット2aから突出するループ部22の突出方向が変化する(図9の(b)参照)。すなわち、チューブ60を前方に押し出せば押し出すほど、ループ部22の突出方向の変化量が大きくなり、ループ部22の開口面24の開口方向が大きく変化する。
【0035】
また、図10には、ループ部22の開口面24の開口方向を変える別の手段が示されている。すなわち、この例では、互いに異なる方向からシース2のスリット2aと対向し得る複数の開口65a,65b,65c・・・を有する別のチューブ65が、シース2の外周に進退可能に被嵌されている。具体的には、チューブ65には、軸方向に沿って互いに離間する複数の開口65a,65b,65c・・・が形成されており、各開口65a,65b,65c・・・はその周方向位置が互いに異なっている(チューブ65の周方向に沿って互いに離間している)。また、シース2のスリット2aは、チューブ65の全ての開口65a,65b,65c・・・の形成方向に向けてループ部22を突出させることができる幅で開口している。
【0036】
このような構成では、チューブ65を進退させるだけで、シース2のスリット2aと対向する開口65a,65b,65c・・・を変える(選択する)ことができる。そして、スリット2aから突出するループ部22は、スリット2aと対向する1つの開口65a,65b,65c・・・を通じて、チューブ65の側方に突出する。つまり、本構成では、チューブ65を進退させて開口65a,65b,65c・・・の任意の1つを選択的にスリット2aに対向させることにより、スリット2aから突出するループ部22の突出方向を変化させることができる。
【0037】
なお、この例では、開口65a,65b,65c・・・が軸方向に沿って互いに離間しているが、チューブ65に1つの開口を形成し、チューブ65を前進させて前記開口をスリット2aに対向させるとともに、その状態でチューブ65を回転させることにより前記開口のスリット2aに対する対向方向を変えてループ部22の突出方向を変化させても良い。
【0038】
図11には、ループ部22の変形例が示されている。この変形例に係るループ部22は、シース2の小径部2cの内孔に挿入可能なガイド部70を有している。この場合、ガイド部70は、ループ部22の屈曲凸部25から軸方向前方に延びている。このようなガイド部70を設けると、図6に示されるようにポリープAを緊縛して切除した後、その場で、操作ワイヤ4を押し込むだけで、ループ部22の先端をワイヤ保持部2bに再度保持させて次の処置に備えることができる。すなわち、シース2を体外に取り出すことなく、単に操作ワイヤ4を前方にスライドさせるだけで、小径部2cの内孔にガイド部材70を挿入することができるとともに、そのガイド部材70の案内によってループ部22の先端部をワイヤ保持部2bに簡単に保持させることができる。
【0039】
なお、本変形例においては、ガイド部材70を小径部2cに挿入しさえすれば、ループ部22の先端部を敢えてワイヤ保持部2bに保持させなくても良い。すなわち、ワイヤ保持部2bを省くことも可能である。また、図6に示されるようにポリープAを緊縛して切除する状態においても、ガイド部材70が小径部2cの内孔に挿入されたままになっていても構わない。
【0040】
図12には、ワイヤ保持部2bに対するループ部22の先端部の再保持を容易にするための別の手段が示されている。一般に、ループ部22の先端部がワイヤ保持部2bから外れた後、再度、ループ部22の先端部をワイヤ保持部2bに保持させるために操作ワイヤ4を前方に押し込むと、側方スリット2aからループ部22が突出して広がってしまい、ループ部22の先端部をワイヤ保持部2bに保持させることが難しくなる。そのため、図12の例では、側スリット2aを閉じることができる別のチューブ75をシース2の外周にスライド可能に被嵌している。すなわち、ループ部22の先端部をワイヤ保持部2bに再保持させる場合には、チューブ75を前方にスライドさせて、図12に一点鎖線で示されるようにチューブ75によって側方スリット2aを閉じれば、操作ワイヤ4を前方に押し込んでも、側方スリット2aからループ部22が突出して広がることはなく、ループ部22の先端部をスムーズにワイヤ保持部2bに保持させることができる。なお、このようなチューブ75の機能を、前述したチューブ60,65(図9および図10参照)で兼用しても良い。
【0041】
また、ループ部22の先端部をスムーズにワイヤ保持部2bに保持させる他の手段として、操作ワイヤ4によって前方に押し出されるループ部22の先端をワイヤ保持部2bへと方向付けるガイドを、例えば側方スリット2aの先端縁近傍に設けることも考えられる。
【0042】
図13には、側方スリット2aから突出するループ部22の捩じれを防止するための他の手段が示されている。図示のように、シース2のワイヤ保持部2bには、ループ部22の先端部を保持する長穴80が形成されている。この長穴80は、その幅W’が導電性ワイヤ20の外径とほぼ同じであり、その長軸O’がループ部22の開口面24の延在方向に延びている。また、カラー部材30には、導電性ワイヤ20の一方側端部20aおよび他方側端部20bが挿通される一対の孔30a,30bが設けられている。これらの孔30a,30bの内径も導電性ワイヤ20の外径とほぼ同一に設定されている。
【0043】
このような構成では、カラー部材30の一対の孔30a,30bとワイヤ保持部2bの長穴80とによって、ループ部22(開口面24)がほぼ1つの面内に保持されるため、側方スリット2aから突出するループ部22が拡開段階で捩じれることが防止される。
【0044】
図14には、高周波スネア1の変形例が示されている。図示のように、この変形例において、スネアワイヤ10の導電性ワイヤ20は、硬質な第1のワイヤ部20b’と、第1のワイヤ部20b’よりも柔らかく且つ第1のワイヤ部20b’よりも径が細い第2のワイヤ部20a’とから成る。第1のワイヤ部20b’は、その一端がスライド部材32に固着され、その他端側が屈曲凸部25を形成するように折り返されている。また、第2のワイヤ部20a’は、その一端が操作ワイヤ(多条ワイヤ、トルクワイヤ)4に固着され、その他端が第1のワイヤ部20b’に固着されている。なお、操作ワイヤ4は、スライダ8に設けられた電極コード接続コネクタ11に電気的に接続されるとともに、操作部3に設けられた回転体74に回り止め固定されている。
【0045】
また、第2のワイヤ部20a’には、ループ部22の開口面24の内側に、少なくとも1つの針状もしくは突起状の滑り止め用チップ73が形成されている。また、第2のワイヤ部20a’には、所定の部位に曲がり癖が付けられている。具体的には、ループ部22が側方スリット2aから突出して捩じれる直前の状態(図14の状態)で側方スリット2aの先端縁および下端縁を横切る第2のワイヤ部20a’の部位70,71に、ループ部22の捩じれに抗する向きで曲がり癖が付与されている(曲がり癖が付与された領域が図中に波線で示されている)。
【0046】
このように、本変形例では、第1のワイヤ部20b’を硬質(太径)に形成し且つ第2のワイヤ部20a’を柔軟且つ細径に形成するとともに、第2のワイヤ部20a’の所定の部位70,71に曲がり癖を付与しているため、側方スリット2aから突出するループ部22の捩じれを効果的に抑制でき、また、仮にループ部22が捩じれた場合でも、回転体74を回転させて操作ワイヤ4を回転するだけで、ループ部22の捩じれを簡単に解除することができる。
【0047】
また、本変形例では、ループ部22の開口面24の内側に少なくとも1つの針状もしくは突起状の滑り止め用チップ73が形成されているため、ポリープAにループ部22を引掛ける際に、チップ73がポリープAに食い込み、ループ部22が滑ってしまうことを防止できる。したがって、ポリープAにループ部22を確実に引掛けてポリープAを緊縛することができる。なお、本変形例では、ポリープAに対するシース2の滑りを防止するため、ポリープAに対向されるシース2の先端部の外周に滑り止め手段を設けても良い。このような滑り止め手段は、例えば、シース2の外周面にメッシュ状またはローレット状の切れ目を刻設することによって形成されても良い。
【0048】
図15には、スライダ8による側方スリット2aからのループ部22の突出形態の変形例が示されている。図示のように、本変形例では、操作部3にスライダ8A,8Bが2つ設けられており、これらのスライダ8A,8Bを相対的に移動させることにより、ループ部22を側方スリット2aから突出させることができるようになっている。具体的には、スネアワイヤ10を形成する導電性ワイヤ20の一方側端部20aが前方に位置する第1のスライダ8Aに接続されるとともに、導電性ワイヤ20の他方側端部20bが後方に位置する第2のスライダ8Bに設けられた電極コード接続コネクタ11に電気的に接続されている。
【0049】
このような構成で、ループ部22を側方スリット2aから突出させる場合には、まず、図15の(a)に示される状態、すなわち、スネアワイヤ10の先端が小径部2cに突き当たっている状態から、第2のスライダ8Bだけを手元側にスライドさせる。その状態が図15の(b)に示されている。この時、屈曲凸部25の作用により、導電性ワイヤ20の他方側端部20bは手元側に引き戻されるが、導電性ワイヤ20の一方側端部20aは手元側に引き戻されないため、その差分(導電性ワイヤ20の他方側端部20bの引き戻し量)に相当する量だけ、導電性ワイヤ20の一方側端部20aが側方スリット2aから突出する。また、図15の(b)の状態から第1のスライダ8Aを手元側にスライドさせると、ループ部22をシース2内に引き込むことができる。その状態が図15の(c)に示されている。
【0050】
したがって、このようなループ部突出形態でも、前述した実施形態と同様なポリープ切除処置を行なうことができる。
【0051】
図16および図17は、ループ部22の捩じれを利用して、ポリープAの前方もしくは後方から、ポリープAにループ部22を引掛けて緊縛する手法を示している。
【0052】
図16は、ポリープAの手前側(前方)から、ポリープAにループ部22を引掛けて緊縛する手法を示している。具体的には、まず、図16の(a)に示されるように、シース2の先端をポリープAの手前側方に位置させ、その状態で、ループ部22を側方スリット2aから突出させるとともに、ループ部22の開口面24が完全に閉じない程度にループ部22を捩じらせて、開口面24をポリープAの前方でポリープAに対向させる。その状態が図16の(b)(c)に示されている。そして、この状態からシース2をポリープAの側方で前進させれば、図16の(d)(e)に示されるようにループ部22をポリープAに引掛けることができる。
【0053】
一方、図17は、ポリープAの向こう側(後方)から、ポリープAにループ部22を引掛けて緊縛する手法を示している。具体的には、まず、図17の(a)に示されるように、シース2の先端をポリープAの側方で且つ向こう側(後方)に位置させ、その状態で、ループ部22を側方スリット2aから突出させるとともに、ループ部22の開口面24が完全に閉じない程度にループ部22を捩じらせて、開口面24をポリープAの後方でポリープAに対向させる。その状態が図17の(b)(c)に示されている。そして、この状態からシース2をポリープAの側方で後退させれば、図17の(d)(e)に示されるようにループ部22をポリープAに引掛けることができる。
【0054】
なお、本発明は、前述した実施形態に限定されず、その要旨を逸脱しない範囲で種々変形実施できることは言うまでもない。例えば、前述した実施形態では、高周波電流によって生体組織が切除されるが、本発明の生体組織切除具は、電気的な切除に限らず、熱的または機械的な切除等、様々な切除形態を含む。
【0055】
以上説明してきた技術内容によれば、以下に示されるような各種の構成が得られる。
【0056】
1.体内に挿入される管状のシースと、
前記シース内に進退可能に挿通された操作体と、
前記操作体の先端に設けられ、切除される生体組織を取り込むための拡縮可能なループ部を有する処置部と、
を備え、
前記シースの先端側の側面には、前記処置部のループ部を突没させるためのスリットが形成され、
前記操作体の進退操作によって前記ループ部を前記スリットを通じて側方に突没させて拡縮させることにより、前記ループ部内の生体組織を切除することを特徴とする生体組織切除具。
【0057】
2.前記シースの先端には、前記ループ部の先端部を保持するための保持部が形成されていることを特徴とする第1項に記載の生体組織切除具。
【0058】
3.操作体を進退させるためのスライダが前記シースの手元側に移動可能に設けられ、
前記スライダがその移動経路の前端に位置した際にループ部が最大に開き且つスライダがその移動経路の後端に位置した際にループ部が前記スリットよりも基端側のシース内に完全に没するように設定されていることを特徴とする第1項に記載の生体組織切除具。
【0059】
4.前記スリットは、ループ部が捩じれることなく突出して安定して拡開できるように、その形状および寸法が設定されていることを特徴とする第1項に記載の生体組織切除具。
【0060】
5.前記スリットの基端縁からシースの基端側に向かって所定の長さで延びるカラー部材が、シース内に嵌合して配置されていることを特徴とする第1項に記載の生体組織切除具。
【0061】
6.前記カラー部材は、シースを補強するとともに、シース内への生体組織の侵入を防止することを特徴とする第5項に記載の生体組織切除具。
【0062】
7.前記ループ部の開口面の開口方向を変化させるための手段を備えていることを特徴とする第1項に記載の生体組織切除具。
【0063】
8.前記シースは、前記ループ部をほぼ1つの面内に保持して前記スリットから突出するループ部の捩じれを防止する手段を備えていることを特徴とする第1項に記載の生体組織切除具。
【0064】
9.前記ループ部の先端部を前記保持部へと案内するガイド手段を備えていることを特徴とする第2項に記載の生体組織切除具。
【0065】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の生体組織切除具によれば、生体組織を緊縛するためのループを効率的に拡開させることができるとともに、様々な方向に位置する生体組織に対して前記ループを容易にアプローチすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明の一実施形態に係る高周波スネアのシースの側断面図、(b)は本発明の一実施形態に係る高周波スネアの操作部の側面図である。
【図2】(a)は図1の高周波スネアを構成するスネアワイヤの拡大側面図、(b)はスネアワイヤが接続される操作ワイヤの一部断面を有する側面図である。
【図3】(a)は図2の(a)のA部拡大断面図、(b)は(a)のB−B線に沿う断面図、(c)は(a)のC−C線に沿う断面図である。
【図4】(a)は図1の高周波スネアを構成するシースの先端側断面図、(b)は(a)のD−D線に沿う断面図、(c)は(a)のX方向矢視図、(d)は(a)のシースの基端側の断面図である。
【図5】図1の高周波スネアを用いてポリープを切除する手順を示す断面図である。
【図6】図1の高周波スネアのループ部でポリープを緊縛した状態を示す断面図である。
【図7】(a)は図1の高周波スネアのループ部を回転する状態を示す模式図、(b)は従来の前方突出型の高周波スネアのループ部を回転する状態を示す模式図である。
【図8】シース先端部の変形例を示す断面図である。
【図9】ループ開口面を回転させる第1の手段を示す平面図である。
【図10】(a)は(b)のG−G線に沿う断面図、(b)はループ開口面を回転させる第2の手段を示す平面図である。
【図11】ループ部の変形例を示す平面図である。
【図12】シース先端部の変形例を示す断面図である。
【図13】(a)はシース先端部の変形例を示す断面図、(b)は(a)のE−E線に沿う断面図、(c)は(a)のF−F線に沿う断面図である。
【図14】(a)は変形例に係る高周波スネアのシースの側断面図、(b)は(a)の高周波スネアの操作部の側面図である。
【図15】スライダによる側方スリットからのループ部の突出形態の変形例を示す模式図である。
【図16】ポリープの手前側(前方)から、ポリープにループ部を引掛けて緊縛する手法を示す図であり、(a)は手法の第1段階、(b)は手法の第2段階、(c)は(b)のE方向矢視図、(d)は手法の第3段階、(e)は(d)のF方向矢視図である。
【図17】ポリープの向こう側(後方)から、ポリープにループ部を引掛けて緊縛する手法を示す図であり、(a)は手法の第1段階、(b)は手法の第2段階、(c)は(b)のG方向矢視図、(d)は手法の第3段階、(e)は(d)のH方向矢視図である。
【図18】従来の前方突出型の高周波スネアの概略構成図である。
【図19】図18の高周波スネアの先端側断面図である。
【図20】図18の高周波スネアを用いてポリープを切除する手順を示す断面図である。
【図21】(a)は図18の高周波スネアをポリープに引掛ける様子を示す平面図、(b)は(a)の側面図である。
【符号の説明】
1…高周波スネア(生体組織切除具)
2…シース
2a…側方スリット(開口)
4…操作ワイヤ(操作体)
10…スネアワイヤ(処置部)
22…ループ部
Claims (1)
- 体内に挿入される管状のシースと、
前記シース内に進退可能に挿通された操作体と、
前記操作体の先端に設けられ、切除される生体組織を取り込むための拡縮可能なループ部を有する処置部と、
を備え、
前記シースの先端側の側面には、前記処置部のループ部を突没させるためのスリットが形成され、
前記操作体の進退操作によって前記ループ部を前記スリットを通じて側方に突没させて拡縮させることにより、前記ループ部内の生体組織を切除することを特徴とする生体組織切除具。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002239615A JP2004073582A (ja) | 2002-08-20 | 2002-08-20 | 生体組織切除具 |
| US10/331,745 US7101378B2 (en) | 2002-08-20 | 2002-12-30 | Surgical treatment device |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002239615A JP2004073582A (ja) | 2002-08-20 | 2002-08-20 | 生体組織切除具 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2004073582A true JP2004073582A (ja) | 2004-03-11 |
Family
ID=32022676
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2002239615A Withdrawn JP2004073582A (ja) | 2002-08-20 | 2002-08-20 | 生体組織切除具 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US7101378B2 (ja) |
| JP (1) | JP2004073582A (ja) |
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006212109A (ja) * | 2005-02-02 | 2006-08-17 | Pentax Corp | 内視鏡用高周波切開具 |
| JP2007203078A (ja) * | 2006-02-03 | 2007-08-16 | Olympus Medical Systems Corp | 組織切断デバイス |
| EP1997442A1 (en) | 2007-05-31 | 2008-12-03 | Olympus Medical Systems Corp. | Treatment tool |
| EP2065004A2 (en) | 2007-11-28 | 2009-06-03 | Olympus Medical Systems Corporation | Endoscopic incision system |
| EP2065003A2 (en) | 2007-11-28 | 2009-06-03 | Olympus Medical Systems Corporation | Endoscope treatment system |
| US8206402B2 (en) | 2007-05-31 | 2012-06-26 | Olympus Medical Systems Corp. | Incision tool |
| JPWO2010090089A1 (ja) * | 2009-02-06 | 2012-08-09 | オリンパスメディカルシステムズ株式会社 | 処置具 |
| JP2015531612A (ja) * | 2012-07-12 | 2015-11-05 | デューン メディカル デヴァイシズ リミテッドDune Medical Devices Ltd. | 組織性状診断及び治療で用いる医療装置 |
| US9848947B2 (en) * | 2013-12-11 | 2017-12-26 | Boston Scientific Scimed, Inc. | Devices and methods for prostate tissue ablation and/or resection |
| JP2021533915A (ja) * | 2018-08-21 | 2021-12-09 | タウ ピーエヌユー メディカル カンパニー, リミテッド | スネア一体型心筋電気信号検出カテーテル |
Families Citing this family (211)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7169154B1 (en) * | 1999-05-25 | 2007-01-30 | Scimedlife Systems, Inc. | Releasable basket and method of making thereof |
| US6814739B2 (en) | 2001-05-18 | 2004-11-09 | U.S. Endoscopy Group, Inc. | Retrieval device |
| US10835307B2 (en) | 2001-06-12 | 2020-11-17 | Ethicon Llc | Modular battery powered handheld surgical instrument containing elongated multi-layered shaft |
| US8252019B2 (en) | 2003-01-31 | 2012-08-28 | Cordis Corporation | Filter retrieval catheter system, and methods |
| US8182501B2 (en) | 2004-02-27 | 2012-05-22 | Ethicon Endo-Surgery, Inc. | Ultrasonic surgical shears and method for sealing a blood vessel using same |
| US20060020269A1 (en) * | 2004-07-20 | 2006-01-26 | Eric Cheng | Device to aid in stone removal and laser lithotripsy |
| EP3162309B1 (en) | 2004-10-08 | 2022-10-26 | Ethicon LLC | Ultrasonic surgical instrument |
| JP4681897B2 (ja) | 2005-02-02 | 2011-05-11 | Hoya株式会社 | 内視鏡用高周波処置具 |
| CA2617437A1 (en) | 2005-08-04 | 2007-02-08 | C.R. Bard, Inc. | Pelvic implant systems and methods |
| US20070191713A1 (en) | 2005-10-14 | 2007-08-16 | Eichmann Stephen E | Ultrasonic device for cutting and coagulating |
| EP1948073B1 (en) | 2005-11-14 | 2014-03-19 | C.R.Bard, Inc. | Sling anchor system |
| US7621930B2 (en) | 2006-01-20 | 2009-11-24 | Ethicon Endo-Surgery, Inc. | Ultrasound medical instrument having a medical ultrasonic blade |
| US8715281B2 (en) * | 2006-03-09 | 2014-05-06 | Olympus Medical Systems Corp. | Treatment device for endoscope |
| US9138250B2 (en) * | 2006-04-24 | 2015-09-22 | Ethicon Endo-Surgery, Inc. | Medical instrument handle and medical instrument having a handle |
| US20070250012A1 (en) * | 2006-04-24 | 2007-10-25 | Ifung Lu | Medical instrument having a medical needle-knife |
| US20070249908A1 (en) * | 2006-04-24 | 2007-10-25 | Ifung Lu | Medical cannula and medical cannula system |
| US8211114B2 (en) * | 2006-04-24 | 2012-07-03 | Ethicon Endo-Surgery, Inc. | Medical instrument having a medical snare |
| US7837620B2 (en) * | 2006-04-25 | 2010-11-23 | Ethicon Endo-Surgery, Inc. | Medical tubular assembly |
| US7927327B2 (en) * | 2006-04-25 | 2011-04-19 | Ethicon Endo-Surgery, Inc. | Medical instrument having an articulatable end effector |
| US20070255312A1 (en) * | 2006-05-01 | 2007-11-01 | Ifung Lu | Medical instrument having an end-effector-associated member |
| US7758593B2 (en) * | 2006-05-04 | 2010-07-20 | Ethicon Endo-Surgery, Inc. | Medical instrument handle and medical instrument having same |
| US7597661B2 (en) * | 2006-05-11 | 2009-10-06 | Ethicon Endo-Surgery, Inc. | Medical instrument having a catheter and method for using a catheter |
| US7959642B2 (en) * | 2006-05-16 | 2011-06-14 | Ethicon Endo-Surgery, Inc. | Medical instrument having a needle knife |
| US20070270639A1 (en) * | 2006-05-17 | 2007-11-22 | Long Gary L | Medical instrument having a catheter and having a catheter accessory device and method for using |
| US7892166B2 (en) * | 2006-05-18 | 2011-02-22 | Ethicon Endo-Surgery, Inc. | Medical instrument including a catheter having a catheter stiffener and method for using |
| US8480559B2 (en) | 2006-09-13 | 2013-07-09 | C. R. Bard, Inc. | Urethral support system |
| SG142199A1 (en) * | 2006-11-06 | 2008-05-28 | Pang Ah San | Suturing device |
| US20080234709A1 (en) | 2007-03-22 | 2008-09-25 | Houser Kevin L | Ultrasonic surgical instrument and cartilage and bone shaping blades therefor |
| US8226675B2 (en) | 2007-03-22 | 2012-07-24 | Ethicon Endo-Surgery, Inc. | Surgical instruments |
| US8057498B2 (en) | 2007-11-30 | 2011-11-15 | Ethicon Endo-Surgery, Inc. | Ultrasonic surgical instrument blades |
| US8911460B2 (en) | 2007-03-22 | 2014-12-16 | Ethicon Endo-Surgery, Inc. | Ultrasonic surgical instruments |
| US8142461B2 (en) | 2007-03-22 | 2012-03-27 | Ethicon Endo-Surgery, Inc. | Surgical instruments |
| US8591521B2 (en) | 2007-06-08 | 2013-11-26 | United States Endoscopy Group, Inc. | Retrieval device |
| US9901362B2 (en) | 2007-07-16 | 2018-02-27 | Dune Medical Devices Ltd. | Medical device and method for use in tissue characterization and treatment |
| US9999353B2 (en) | 2007-07-16 | 2018-06-19 | Dune Medical Devices Ltd. | Medical device and method for use in tissue characterization and treatment |
| US9757098B2 (en) * | 2007-07-16 | 2017-09-12 | Dune Medical Devices Ltd. | Medical device and method for use in tissue characterization and treatment |
| EP2180836A4 (en) * | 2007-07-26 | 2015-08-12 | Alpha Scient Corp | SUTURE SURGICAL DEVICE, METHOD AND TOOLS USED THEREWITH |
| US9226748B2 (en) | 2007-07-26 | 2016-01-05 | Alpha Scientific Corporation | Surgical suturing device, method and tools used therewith |
| US8882791B2 (en) | 2007-07-27 | 2014-11-11 | Ethicon Endo-Surgery, Inc. | Ultrasonic surgical instruments |
| US8348967B2 (en) | 2007-07-27 | 2013-01-08 | Ethicon Endo-Surgery, Inc. | Ultrasonic surgical instruments |
| US8808319B2 (en) | 2007-07-27 | 2014-08-19 | Ethicon Endo-Surgery, Inc. | Surgical instruments |
| US8523889B2 (en) | 2007-07-27 | 2013-09-03 | Ethicon Endo-Surgery, Inc. | Ultrasonic end effectors with increased active length |
| US8252012B2 (en) | 2007-07-31 | 2012-08-28 | Ethicon Endo-Surgery, Inc. | Ultrasonic surgical instrument with modulator |
| US9044261B2 (en) | 2007-07-31 | 2015-06-02 | Ethicon Endo-Surgery, Inc. | Temperature controlled ultrasonic surgical instruments |
| US8512365B2 (en) | 2007-07-31 | 2013-08-20 | Ethicon Endo-Surgery, Inc. | Surgical instruments |
| US8430898B2 (en) | 2007-07-31 | 2013-04-30 | Ethicon Endo-Surgery, Inc. | Ultrasonic surgical instruments |
| US20090043317A1 (en) * | 2007-08-08 | 2009-02-12 | Cavanaugh Brian J | Method and apparatus for delivery of a ligating suture |
| CA2701962C (en) | 2007-10-05 | 2016-05-31 | Ethicon Endo-Surgery, Inc. | Ergonomic surgical instruments |
| US8206280B2 (en) | 2007-11-13 | 2012-06-26 | C. R. Bard, Inc. | Adjustable tissue support member |
| US10010339B2 (en) | 2007-11-30 | 2018-07-03 | Ethicon Llc | Ultrasonic surgical blades |
| US9089360B2 (en) | 2008-08-06 | 2015-07-28 | Ethicon Endo-Surgery, Inc. | Devices and techniques for cutting and coagulating tissue |
| US8058771B2 (en) | 2008-08-06 | 2011-11-15 | Ethicon Endo-Surgery, Inc. | Ultrasonic device for cutting and coagulating with stepped output |
| US8961543B2 (en) * | 2008-10-20 | 2015-02-24 | Mayo Foundation For Medical Education And Research | Tissue ligation devices and methods |
| GB2470716B (en) * | 2009-05-18 | 2013-10-23 | Cook Medical Technologies Llc | Thrombus retrieval device |
| US9700339B2 (en) | 2009-05-20 | 2017-07-11 | Ethicon Endo-Surgery, Inc. | Coupling arrangements and methods for attaching tools to ultrasonic surgical instruments |
| US8319400B2 (en) | 2009-06-24 | 2012-11-27 | Ethicon Endo-Surgery, Inc. | Ultrasonic surgical instruments |
| US8663220B2 (en) | 2009-07-15 | 2014-03-04 | Ethicon Endo-Surgery, Inc. | Ultrasonic surgical instruments |
| US8461744B2 (en) | 2009-07-15 | 2013-06-11 | Ethicon Endo-Surgery, Inc. | Rotating transducer mount for ultrasonic surgical instruments |
| US9017326B2 (en) | 2009-07-15 | 2015-04-28 | Ethicon Endo-Surgery, Inc. | Impedance monitoring apparatus, system, and method for ultrasonic surgical instruments |
| US9220523B2 (en) | 2009-09-14 | 2015-12-29 | The Spectranetics Corporation | Snaring systems and methods |
| US11090104B2 (en) | 2009-10-09 | 2021-08-17 | Cilag Gmbh International | Surgical generator for ultrasonic and electrosurgical devices |
| US9039695B2 (en) | 2009-10-09 | 2015-05-26 | Ethicon Endo-Surgery, Inc. | Surgical generator for ultrasonic and electrosurgical devices |
| US9168054B2 (en) | 2009-10-09 | 2015-10-27 | Ethicon Endo-Surgery, Inc. | Surgical generator for ultrasonic and electrosurgical devices |
| US10441345B2 (en) | 2009-10-09 | 2019-10-15 | Ethicon Llc | Surgical generator for ultrasonic and electrosurgical devices |
| USRE47996E1 (en) | 2009-10-09 | 2020-05-19 | Ethicon Llc | Surgical generator for ultrasonic and electrosurgical devices |
| US8579928B2 (en) | 2010-02-11 | 2013-11-12 | Ethicon Endo-Surgery, Inc. | Outer sheath and blade arrangements for ultrasonic surgical instruments |
| US8382782B2 (en) * | 2010-02-11 | 2013-02-26 | Ethicon Endo-Surgery, Inc. | Ultrasonic surgical instruments with partially rotating blade and fixed pad arrangement |
| US8531064B2 (en) | 2010-02-11 | 2013-09-10 | Ethicon Endo-Surgery, Inc. | Ultrasonically powered surgical instruments with rotating cutting implement |
| US8961547B2 (en) | 2010-02-11 | 2015-02-24 | Ethicon Endo-Surgery, Inc. | Ultrasonic surgical instruments with moving cutting implement |
| US8323302B2 (en) | 2010-02-11 | 2012-12-04 | Ethicon Endo-Surgery, Inc. | Methods of using ultrasonically powered surgical instruments with rotatable cutting implements |
| US8951272B2 (en) | 2010-02-11 | 2015-02-10 | Ethicon Endo-Surgery, Inc. | Seal arrangements for ultrasonically powered surgical instruments |
| US8419759B2 (en) | 2010-02-11 | 2013-04-16 | Ethicon Endo-Surgery, Inc. | Ultrasonic surgical instrument with comb-like tissue trimming device |
| US8469981B2 (en) | 2010-02-11 | 2013-06-25 | Ethicon Endo-Surgery, Inc. | Rotatable cutting implement arrangements for ultrasonic surgical instruments |
| US9259234B2 (en) | 2010-02-11 | 2016-02-16 | Ethicon Endo-Surgery, Llc | Ultrasonic surgical instruments with rotatable blade and hollow sheath arrangements |
| US8486096B2 (en) * | 2010-02-11 | 2013-07-16 | Ethicon Endo-Surgery, Inc. | Dual purpose surgical instrument for cutting and coagulating tissue |
| US8409235B2 (en) * | 2010-04-30 | 2013-04-02 | Medtronic Xomed, Inc. | Rotary cutting tool with improved cutting and reduced clogging on soft tissue and thin bone |
| GB2480498A (en) | 2010-05-21 | 2011-11-23 | Ethicon Endo Surgery Inc | Medical device comprising RF circuitry |
| US8795327B2 (en) | 2010-07-22 | 2014-08-05 | Ethicon Endo-Surgery, Inc. | Electrosurgical instrument with separate closure and cutting members |
| US9192431B2 (en) | 2010-07-23 | 2015-11-24 | Ethicon Endo-Surgery, Inc. | Electrosurgical cutting and sealing instrument |
| AU2014341911B2 (en) | 2010-09-10 | 2019-04-11 | Stryker Corporation | Method and apparatus for passing suture through tissue |
| US10098631B2 (en) * | 2010-09-10 | 2018-10-16 | Pivot Medical, Inc. | Method and apparatus for passing suture through tissue |
| US9107691B2 (en) * | 2010-10-19 | 2015-08-18 | Distal Access, Llc | Apparatus for rotating medical devices, systems including the apparatus, and associated methods |
| US8845621B2 (en) | 2010-10-19 | 2014-09-30 | Distal Access, Llc | Apparatus for rotating medical devices, systems including the apparatus, and associated methods |
| EP2658456B1 (en) * | 2010-12-30 | 2014-11-26 | Boston Scientific Scimed, Inc. | Snare with retractable engaging members |
| US20120221045A1 (en) * | 2011-02-25 | 2012-08-30 | Yu-Chung Chang | Needle unit |
| US9259265B2 (en) | 2011-07-22 | 2016-02-16 | Ethicon Endo-Surgery, Llc | Surgical instruments for tensioning tissue |
| US20170348017A1 (en) * | 2012-01-06 | 2017-12-07 | University Of Louisville Research Foundation, Inc. | Open loop polypectomy system |
| JP6165780B2 (ja) | 2012-02-10 | 2017-07-19 | エシコン・エンド−サージェリィ・インコーポレイテッドEthicon Endo−Surgery,Inc. | ロボット制御式の手術器具 |
| KR101391405B1 (ko) | 2012-02-24 | 2014-05-02 | 유-충 창 | 바늘 유닛 |
| US9724118B2 (en) | 2012-04-09 | 2017-08-08 | Ethicon Endo-Surgery, Llc | Techniques for cutting and coagulating tissue for ultrasonic surgical instruments |
| US9237921B2 (en) | 2012-04-09 | 2016-01-19 | Ethicon Endo-Surgery, Inc. | Devices and techniques for cutting and coagulating tissue |
| US9241731B2 (en) | 2012-04-09 | 2016-01-26 | Ethicon Endo-Surgery, Inc. | Rotatable electrical connection for ultrasonic surgical instruments |
| US9226766B2 (en) | 2012-04-09 | 2016-01-05 | Ethicon Endo-Surgery, Inc. | Serial communication protocol for medical device |
| US9439668B2 (en) | 2012-04-09 | 2016-09-13 | Ethicon Endo-Surgery, Llc | Switch arrangements for ultrasonic surgical instruments |
| US20140005705A1 (en) | 2012-06-29 | 2014-01-02 | Ethicon Endo-Surgery, Inc. | Surgical instruments with articulating shafts |
| US9408622B2 (en) | 2012-06-29 | 2016-08-09 | Ethicon Endo-Surgery, Llc | Surgical instruments with articulating shafts |
| US9393037B2 (en) | 2012-06-29 | 2016-07-19 | Ethicon Endo-Surgery, Llc | Surgical instruments with articulating shafts |
| US9283045B2 (en) | 2012-06-29 | 2016-03-15 | Ethicon Endo-Surgery, Llc | Surgical instruments with fluid management system |
| US9198714B2 (en) | 2012-06-29 | 2015-12-01 | Ethicon Endo-Surgery, Inc. | Haptic feedback devices for surgical robot |
| US9820768B2 (en) | 2012-06-29 | 2017-11-21 | Ethicon Llc | Ultrasonic surgical instruments with control mechanisms |
| US9351754B2 (en) | 2012-06-29 | 2016-05-31 | Ethicon Endo-Surgery, Llc | Ultrasonic surgical instruments with distally positioned jaw assemblies |
| US9326788B2 (en) | 2012-06-29 | 2016-05-03 | Ethicon Endo-Surgery, Llc | Lockout mechanism for use with robotic electrosurgical device |
| US9226767B2 (en) | 2012-06-29 | 2016-01-05 | Ethicon Endo-Surgery, Inc. | Closed feedback control for electrosurgical device |
| US20140005702A1 (en) | 2012-06-29 | 2014-01-02 | Ethicon Endo-Surgery, Inc. | Ultrasonic surgical instruments with distally positioned transducers |
| BR112015007010B1 (pt) | 2012-09-28 | 2022-05-31 | Ethicon Endo-Surgery, Inc | Atuador de extremidade |
| US10201365B2 (en) | 2012-10-22 | 2019-02-12 | Ethicon Llc | Surgeon feedback sensing and display methods |
| US9095367B2 (en) | 2012-10-22 | 2015-08-04 | Ethicon Endo-Surgery, Inc. | Flexible harmonic waveguides/blades for surgical instruments |
| WO2014074955A1 (en) | 2012-11-08 | 2014-05-15 | Distal Access, Llc | Apparatus for rotating medical devices, systems including the apparatus, and associated methods |
| US20140135804A1 (en) | 2012-11-15 | 2014-05-15 | Ethicon Endo-Surgery, Inc. | Ultrasonic and electrosurgical devices |
| US9636110B2 (en) | 2013-03-13 | 2017-05-02 | Alpha Scientific Corporation | Structural support incorporating multiple strands |
| US10226273B2 (en) | 2013-03-14 | 2019-03-12 | Ethicon Llc | Mechanical fasteners for use with surgical energy devices |
| CA2906862A1 (en) | 2013-03-15 | 2014-09-18 | Alpha Scientific Corporation | Surgical suturing device with transverse engagement |
| US9241728B2 (en) | 2013-03-15 | 2016-01-26 | Ethicon Endo-Surgery, Inc. | Surgical instrument with multiple clamping mechanisms |
| AU2014227813B2 (en) * | 2013-03-15 | 2018-03-08 | Boston Scientific Scimed, Inc. | Tissue resection snares |
| WO2015031093A1 (en) * | 2013-08-28 | 2015-03-05 | Boston Scientific Scimed, Inc. | Tissue resection devices and related methods |
| US9572591B2 (en) | 2013-09-03 | 2017-02-21 | United States Endoscopy Group, Inc. | Endoscopic snare device |
| US9814514B2 (en) | 2013-09-13 | 2017-11-14 | Ethicon Llc | Electrosurgical (RF) medical instruments for cutting and coagulating tissue |
| US9265926B2 (en) | 2013-11-08 | 2016-02-23 | Ethicon Endo-Surgery, Llc | Electrosurgical devices |
| GB2521229A (en) | 2013-12-16 | 2015-06-17 | Ethicon Endo Surgery Inc | Medical device |
| GB2521228A (en) | 2013-12-16 | 2015-06-17 | Ethicon Endo Surgery Inc | Medical device |
| US9974553B2 (en) * | 2014-01-03 | 2018-05-22 | Boston Scientific Scimed, Inc. | Electrosurgery devices and methods for providing electric energy treatment |
| US9795436B2 (en) | 2014-01-07 | 2017-10-24 | Ethicon Llc | Harvesting energy from a surgical generator |
| US9554854B2 (en) | 2014-03-18 | 2017-01-31 | Ethicon Endo-Surgery, Llc | Detecting short circuits in electrosurgical medical devices |
| US10463421B2 (en) | 2014-03-27 | 2019-11-05 | Ethicon Llc | Two stage trigger, clamp and cut bipolar vessel sealer |
| US10092310B2 (en) | 2014-03-27 | 2018-10-09 | Ethicon Llc | Electrosurgical devices |
| US9737355B2 (en) | 2014-03-31 | 2017-08-22 | Ethicon Llc | Controlling impedance rise in electrosurgical medical devices |
| US9913680B2 (en) | 2014-04-15 | 2018-03-13 | Ethicon Llc | Software algorithms for electrosurgical instruments |
| US10667836B2 (en) | 2014-04-28 | 2020-06-02 | Boston Scientific Scimed, Inc. | Tissue resectors, hand operated tissue resecting systems, and associated methods |
| KR101569780B1 (ko) * | 2014-05-30 | 2015-11-16 | 동국대학교 산학협력단 | 매듭 전달 장치 |
| US10285724B2 (en) | 2014-07-31 | 2019-05-14 | Ethicon Llc | Actuation mechanisms and load adjustment assemblies for surgical instruments |
| US10639092B2 (en) | 2014-12-08 | 2020-05-05 | Ethicon Llc | Electrode configurations for surgical instruments |
| US10299858B2 (en) | 2014-12-23 | 2019-05-28 | Cook Medical Technologies Llc | Variable thickness electrosurgical snare |
| US10576274B2 (en) | 2014-12-30 | 2020-03-03 | Spectranetics Llc | Expanding coil coupling for lead extension and extraction |
| US10105533B2 (en) | 2014-12-30 | 2018-10-23 | The Spectranetics Corporation | Multi-loop coupling for lead extension and extraction |
| US9731113B2 (en) | 2014-12-30 | 2017-08-15 | The Spectranetics Corporation | Collapsing coil coupling for lead extension and extraction |
| US9884184B2 (en) | 2014-12-30 | 2018-02-06 | The Spectranetics Corporation | Wire hook coupling for lead extension and extraction |
| US10245095B2 (en) | 2015-02-06 | 2019-04-02 | Ethicon Llc | Electrosurgical instrument with rotation and articulation mechanisms |
| US10342602B2 (en) | 2015-03-17 | 2019-07-09 | Ethicon Llc | Managing tissue treatment |
| US10321950B2 (en) | 2015-03-17 | 2019-06-18 | Ethicon Llc | Managing tissue treatment |
| US10595929B2 (en) | 2015-03-24 | 2020-03-24 | Ethicon Llc | Surgical instruments with firing system overload protection mechanisms |
| US10034684B2 (en) | 2015-06-15 | 2018-07-31 | Ethicon Llc | Apparatus and method for dissecting and coagulating tissue |
| US11020140B2 (en) | 2015-06-17 | 2021-06-01 | Cilag Gmbh International | Ultrasonic surgical blade for use with ultrasonic surgical instruments |
| US11141213B2 (en) | 2015-06-30 | 2021-10-12 | Cilag Gmbh International | Surgical instrument with user adaptable techniques |
| US11129669B2 (en) | 2015-06-30 | 2021-09-28 | Cilag Gmbh International | Surgical system with user adaptable techniques based on tissue type |
| US10357303B2 (en) | 2015-06-30 | 2019-07-23 | Ethicon Llc | Translatable outer tube for sealing using shielded lap chole dissector |
| US10898256B2 (en) | 2015-06-30 | 2021-01-26 | Ethicon Llc | Surgical system with user adaptable techniques based on tissue impedance |
| US10034704B2 (en) | 2015-06-30 | 2018-07-31 | Ethicon Llc | Surgical instrument with user adaptable algorithms |
| US11051873B2 (en) | 2015-06-30 | 2021-07-06 | Cilag Gmbh International | Surgical system with user adaptable techniques employing multiple energy modalities based on tissue parameters |
| US10154852B2 (en) | 2015-07-01 | 2018-12-18 | Ethicon Llc | Ultrasonic surgical blade with improved cutting and coagulation features |
| US10610254B2 (en) | 2015-08-20 | 2020-04-07 | Boston Scientific Scimed, Inc. | Medical device and related methods |
| US11033322B2 (en) | 2015-09-30 | 2021-06-15 | Ethicon Llc | Circuit topologies for combined generator |
| US10595930B2 (en) | 2015-10-16 | 2020-03-24 | Ethicon Llc | Electrode wiping surgical device |
| US10179022B2 (en) | 2015-12-30 | 2019-01-15 | Ethicon Llc | Jaw position impedance limiter for electrosurgical instrument |
| US10575892B2 (en) | 2015-12-31 | 2020-03-03 | Ethicon Llc | Adapter for electrical surgical instruments |
| US11229471B2 (en) | 2016-01-15 | 2022-01-25 | Cilag Gmbh International | Modular battery powered handheld surgical instrument with selective application of energy based on tissue characterization |
| US11129670B2 (en) | 2016-01-15 | 2021-09-28 | Cilag Gmbh International | Modular battery powered handheld surgical instrument with selective application of energy based on button displacement, intensity, or local tissue characterization |
| US12193698B2 (en) | 2016-01-15 | 2025-01-14 | Cilag Gmbh International | Method for self-diagnosing operation of a control switch in a surgical instrument system |
| US10716615B2 (en) | 2016-01-15 | 2020-07-21 | Ethicon Llc | Modular battery powered handheld surgical instrument with curved end effectors having asymmetric engagement between jaw and blade |
| US10537351B2 (en) | 2016-01-15 | 2020-01-21 | Ethicon Llc | Modular battery powered handheld surgical instrument with variable motor control limits |
| JP2017136188A (ja) * | 2016-02-03 | 2017-08-10 | 株式会社八光 | 内視鏡用スネア |
| US10555769B2 (en) | 2016-02-22 | 2020-02-11 | Ethicon Llc | Flexible circuits for electrosurgical instrument |
| US10646269B2 (en) | 2016-04-29 | 2020-05-12 | Ethicon Llc | Non-linear jaw gap for electrosurgical instruments |
| US10485607B2 (en) | 2016-04-29 | 2019-11-26 | Ethicon Llc | Jaw structure with distal closure for electrosurgical instruments |
| US10702329B2 (en) | 2016-04-29 | 2020-07-07 | Ethicon Llc | Jaw structure with distal post for electrosurgical instruments |
| US10456193B2 (en) | 2016-05-03 | 2019-10-29 | Ethicon Llc | Medical device with a bilateral jaw configuration for nerve stimulation |
| US10245064B2 (en) | 2016-07-12 | 2019-04-02 | Ethicon Llc | Ultrasonic surgical instrument with piezoelectric central lumen transducer |
| US10893883B2 (en) | 2016-07-13 | 2021-01-19 | Ethicon Llc | Ultrasonic assembly for use with ultrasonic surgical instruments |
| US10842522B2 (en) | 2016-07-15 | 2020-11-24 | Ethicon Llc | Ultrasonic surgical instruments having offset blades |
| US10376305B2 (en) | 2016-08-05 | 2019-08-13 | Ethicon Llc | Methods and systems for advanced harmonic energy |
| US10285723B2 (en) | 2016-08-09 | 2019-05-14 | Ethicon Llc | Ultrasonic surgical blade with improved heel portion |
| USD847990S1 (en) | 2016-08-16 | 2019-05-07 | Ethicon Llc | Surgical instrument |
| US10952759B2 (en) | 2016-08-25 | 2021-03-23 | Ethicon Llc | Tissue loading of a surgical instrument |
| US10828056B2 (en) | 2016-08-25 | 2020-11-10 | Ethicon Llc | Ultrasonic transducer to waveguide acoustic coupling, connections, and configurations |
| US10603064B2 (en) | 2016-11-28 | 2020-03-31 | Ethicon Llc | Ultrasonic transducer |
| US11266430B2 (en) | 2016-11-29 | 2022-03-08 | Cilag Gmbh International | End effector control and calibration |
| EP3565490B1 (en) * | 2017-01-09 | 2023-11-01 | United States Endoscopy Group, Inc. | Endoscopic snare device |
| US10820920B2 (en) | 2017-07-05 | 2020-11-03 | Ethicon Llc | Reusable ultrasonic medical devices and methods of their use |
| US10292862B1 (en) | 2018-05-03 | 2019-05-21 | Richard Mackool | Ophthalmic surgical instruments and methods of use thereof |
| US10441462B1 (en) | 2018-05-03 | 2019-10-15 | Richard Mackool | Ophthalmic surgical instruments and methods of use thereof |
| WO2019241572A1 (en) * | 2018-06-13 | 2019-12-19 | Endoscopytools, Llc | Endoscopic tools with soft tip and method |
| US11007079B1 (en) | 2019-12-02 | 2021-05-18 | Richard Mackool | Ophthalmic surgical instruments and snares thereof |
| AU2020306747B2 (en) * | 2019-06-24 | 2024-11-28 | Richard Mackool | Ophthalmic surgical instruments and snares thereof |
| US10485700B1 (en) | 2019-06-24 | 2019-11-26 | Richard Mackool | Ophthalmic surgical instruments and snares thereof |
| US10639195B1 (en) | 2019-08-19 | 2020-05-05 | Richard Mackool | Capsular retractors |
| US11950797B2 (en) | 2019-12-30 | 2024-04-09 | Cilag Gmbh International | Deflectable electrode with higher distal bias relative to proximal bias |
| US11786294B2 (en) | 2019-12-30 | 2023-10-17 | Cilag Gmbh International | Control program for modular combination energy device |
| US11911063B2 (en) | 2019-12-30 | 2024-02-27 | Cilag Gmbh International | Techniques for detecting ultrasonic blade to electrode contact and reducing power to ultrasonic blade |
| US11779387B2 (en) | 2019-12-30 | 2023-10-10 | Cilag Gmbh International | Clamp arm jaw to minimize tissue sticking and improve tissue control |
| US12349961B2 (en) | 2019-12-30 | 2025-07-08 | Cilag Gmbh International | Electrosurgical instrument with electrodes operable in bipolar and monopolar modes |
| US12262937B2 (en) | 2019-12-30 | 2025-04-01 | Cilag Gmbh International | User interface for surgical instrument with combination energy modality end-effector |
| US11812957B2 (en) | 2019-12-30 | 2023-11-14 | Cilag Gmbh International | Surgical instrument comprising a signal interference resolution system |
| US11660089B2 (en) | 2019-12-30 | 2023-05-30 | Cilag Gmbh International | Surgical instrument comprising a sensing system |
| US11452525B2 (en) | 2019-12-30 | 2022-09-27 | Cilag Gmbh International | Surgical instrument comprising an adjustment system |
| US12114912B2 (en) | 2019-12-30 | 2024-10-15 | Cilag Gmbh International | Non-biased deflectable electrode to minimize contact between ultrasonic blade and electrode |
| US20210196359A1 (en) | 2019-12-30 | 2021-07-01 | Ethicon Llc | Electrosurgical instruments with electrodes having energy focusing features |
| US11779329B2 (en) | 2019-12-30 | 2023-10-10 | Cilag Gmbh International | Surgical instrument comprising a flex circuit including a sensor system |
| US11937863B2 (en) | 2019-12-30 | 2024-03-26 | Cilag Gmbh International | Deflectable electrode with variable compression bias along the length of the deflectable electrode |
| US11944366B2 (en) | 2019-12-30 | 2024-04-02 | Cilag Gmbh International | Asymmetric segmented ultrasonic support pad for cooperative engagement with a movable RF electrode |
| US12082808B2 (en) | 2019-12-30 | 2024-09-10 | Cilag Gmbh International | Surgical instrument comprising a control system responsive to software configurations |
| US12076006B2 (en) | 2019-12-30 | 2024-09-03 | Cilag Gmbh International | Surgical instrument comprising an orientation detection system |
| US11684412B2 (en) | 2019-12-30 | 2023-06-27 | Cilag Gmbh International | Surgical instrument with rotatable and articulatable surgical end effector |
| US11986201B2 (en) | 2019-12-30 | 2024-05-21 | Cilag Gmbh International | Method for operating a surgical instrument |
| US11723716B2 (en) | 2019-12-30 | 2023-08-15 | Cilag Gmbh International | Electrosurgical instrument with variable control mechanisms |
| US12336747B2 (en) | 2019-12-30 | 2025-06-24 | Cilag Gmbh International | Method of operating a combination ultrasonic / bipolar RF surgical device with a combination energy modality end-effector |
| US11696776B2 (en) | 2019-12-30 | 2023-07-11 | Cilag Gmbh International | Articulatable surgical instrument |
| US12343063B2 (en) | 2019-12-30 | 2025-07-01 | Cilag Gmbh International | Multi-layer clamp arm pad for enhanced versatility and performance of a surgical device |
| US12064109B2 (en) | 2019-12-30 | 2024-08-20 | Cilag Gmbh International | Surgical instrument comprising a feedback control circuit |
| US12053224B2 (en) | 2019-12-30 | 2024-08-06 | Cilag Gmbh International | Variation in electrode parameters and deflectable electrode to modify energy density and tissue interaction |
| US11786291B2 (en) | 2019-12-30 | 2023-10-17 | Cilag Gmbh International | Deflectable support of RF energy electrode with respect to opposing ultrasonic blade |
| US12023086B2 (en) | 2019-12-30 | 2024-07-02 | Cilag Gmbh International | Electrosurgical instrument for delivering blended energy modalities to tissue |
| CN114010240B (zh) * | 2021-11-12 | 2024-05-07 | 厦门伟景医疗科技有限公司 | 一种胃肠镜用的取样装置 |
Family Cites Families (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS55116345A (en) | 1979-03-02 | 1980-09-06 | Olympus Optical Co | Highhfrequency cutting appliance |
| US5224488A (en) * | 1992-08-31 | 1993-07-06 | Neuffer Francis H | Biopsy needle with extendable cutting means |
| US5554163A (en) * | 1995-04-27 | 1996-09-10 | Shturman Cardiology Systems, Inc. | Atherectomy device |
| US6331166B1 (en) * | 1998-03-03 | 2001-12-18 | Senorx, Inc. | Breast biopsy system and method |
| US6440147B1 (en) * | 1998-09-03 | 2002-08-27 | Rubicor Medical, Inc. | Excisional biopsy devices and methods |
| US6287304B1 (en) * | 1999-10-15 | 2001-09-11 | Neothermia Corporation | Interstitial cauterization of tissue volumes with electrosurgically deployed electrodes |
-
2002
- 2002-08-20 JP JP2002239615A patent/JP2004073582A/ja not_active Withdrawn
- 2002-12-30 US US10/331,745 patent/US7101378B2/en not_active Expired - Lifetime
Cited By (15)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006212109A (ja) * | 2005-02-02 | 2006-08-17 | Pentax Corp | 内視鏡用高周波切開具 |
| JP2007203078A (ja) * | 2006-02-03 | 2007-08-16 | Olympus Medical Systems Corp | 組織切断デバイス |
| EP1997442A1 (en) | 2007-05-31 | 2008-12-03 | Olympus Medical Systems Corp. | Treatment tool |
| JP2008295728A (ja) * | 2007-05-31 | 2008-12-11 | Olympus Medical Systems Corp | 処置具 |
| US8663238B2 (en) | 2007-05-31 | 2014-03-04 | Olympus Medical Systems Corp. | Treatment tool |
| US8206402B2 (en) | 2007-05-31 | 2012-06-26 | Olympus Medical Systems Corp. | Incision tool |
| JP2009131310A (ja) * | 2007-11-28 | 2009-06-18 | Olympus Medical Systems Corp | 内視鏡用処置システム |
| EP2065003A2 (en) | 2007-11-28 | 2009-06-03 | Olympus Medical Systems Corporation | Endoscope treatment system |
| US8491463B2 (en) | 2007-11-28 | 2013-07-23 | Olympus Medical Systems Corp. | Endoscope treatment system |
| EP2065004A2 (en) | 2007-11-28 | 2009-06-03 | Olympus Medical Systems Corporation | Endoscopic incision system |
| US8715164B2 (en) | 2007-11-28 | 2014-05-06 | Olympus Medical Systems Corp. | Endoscopic incision system |
| JPWO2010090089A1 (ja) * | 2009-02-06 | 2012-08-09 | オリンパスメディカルシステムズ株式会社 | 処置具 |
| JP2015531612A (ja) * | 2012-07-12 | 2015-11-05 | デューン メディカル デヴァイシズ リミテッドDune Medical Devices Ltd. | 組織性状診断及び治療で用いる医療装置 |
| US9848947B2 (en) * | 2013-12-11 | 2017-12-26 | Boston Scientific Scimed, Inc. | Devices and methods for prostate tissue ablation and/or resection |
| JP2021533915A (ja) * | 2018-08-21 | 2021-12-09 | タウ ピーエヌユー メディカル カンパニー, リミテッド | スネア一体型心筋電気信号検出カテーテル |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US20040092953A1 (en) | 2004-05-13 |
| US7101378B2 (en) | 2006-09-05 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP2004073582A (ja) | 生体組織切除具 | |
| US6224611B1 (en) | Snare for endoscope | |
| US8663221B2 (en) | Endoscopic treatment tool | |
| JP6666699B2 (ja) | 接続方法 | |
| US6833000B2 (en) | Tissue cutting and retrieval device and method | |
| US7387632B2 (en) | Endoscopic high-frequency snare | |
| JPWO2002083009A1 (ja) | 内視鏡用処置具 | |
| JP2010505450A (ja) | 内視鏡用スネア | |
| CN107028655A (zh) | 内窥镜用圈套器 | |
| JP4763307B2 (ja) | 内視鏡用処置具 | |
| CN110678131B (zh) | 内窥镜用处置器具 | |
| CN105377151A (zh) | 缝合线穿引器及其操作方法 | |
| JP4414669B2 (ja) | 内視鏡用切開具 | |
| JP2007319612A (ja) | 高周波処置具 | |
| JP4495501B2 (ja) | 内視鏡用突没型処置具 | |
| JP2019097907A (ja) | 内視鏡用スネア | |
| JPH08299349A (ja) | 内視鏡用処置具 | |
| JP4495440B2 (ja) | 内視鏡用高周波スネア | |
| JP2002253559A (ja) | 内視鏡用ワイヤループ型処置具 | |
| JPS6243693B2 (ja) | ||
| JP5235709B2 (ja) | 内視鏡用高周波処置具 | |
| JP4320194B2 (ja) | 内視鏡用高周波メス | |
| JP2524437B2 (ja) | 高周波切開切除具 | |
| JP2005270241A (ja) | 内視鏡用高周波切開具 | |
| HK1242163A1 (en) | Snare for endoscope |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20051101 |