JP2004071929A - 半導体製造装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】反応室下部を均熱領域に保持し、而もヒータの温度制御に対する追従性を改善する。
【解決手段】反応炉2の炉口部3近傍に設けられた中空部17と、該中空部に接続されたガス導入手段18と、前記中空部に接続されたガス排気手段19と、前記ガス導入手段側に設けられたガス温度調整部21とを具備し、前記中空部に所要温度のガスを供給する様構成した。
【選択図】 図1
【解決手段】反応炉2の炉口部3近傍に設けられた中空部17と、該中空部に接続されたガス導入手段18と、前記中空部に接続されたガス排気手段19と、前記ガス導入手段側に設けられたガス温度調整部21とを具備し、前記中空部に所要温度のガスを供給する様構成した。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はシリコンウェーハ等の基板に薄膜の生成、不純物の拡散等所要の処理を行い、半導体デバイスを製造する半導体製造装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
半導体製造装置には所要枚数の基板を一括して処理するバッチ式の半導体製造装置、又1枚或は2枚の基板毎に処理を行う枚葉式の半導体製造装置があり、以下はバッチ式の半導体製造装置、特に縦型反応炉を具備する半導体製造装置について説明する。
【0003】
図3は従来の半導体製造装置の特に縦型反応炉部分を示している。
【0004】
ヒータベース1に有天筒状のヒータユニット2が立設されている。該ヒータユニット2は断熱材の内面に抵抗発熱線等の発熱体が設けられ、該発熱体は軸心方向に所要の発熱区に分割され、各発熱区は図示しない電源部から個別に独立して電力の供給がなされ、前記ヒータユニット2全体としては後述する反応管7内に均熱領域が形成される様にゾーン加熱制御が可能となっている。
【0005】
前記ヒータベース1は円形の炉開口部3が穿設され、前記ヒータベース1の下面には前記炉開口部3と同心にリング状の均熱管受け4が取付けられ、該均熱管受け4に有天筒状の均熱管5が断熱リング6を介して前記ヒータユニット2と同心に立設されている。
【0006】
前記均熱管5と同心に有天筒状の反応管7が設けられ、該反応管7は下端にフランジ部8を具備し、前記反応管7は前記フランジ部8を固定する固定フランジ9により支持されている。前記均熱管受け4と前記フランジ部8間には断熱材10が設けられている。尚、図示していないが前記固定フランジ9は半導体製造装置の筐体等を構成する部材に取付けられている。
【0007】
図中、11は炉口キャップであり、図示しないボートエレベータに昇降可能に支持されている。前記炉口キャップ11にボートキャップ12を介してボート13が載置されている。該ボート13はウェーハを水平姿勢で多段に支持する基板保持具である。前記ボートキャップ12の内部には断熱材15が充填されている。
【0008】
前記均熱管5の材質としてはSiC、石英等が挙げられ、前記反応管7、ボート13の材質としては石英が挙げられる。
【0009】
図3は前記ボート13が前記反応管7内に装入された状態であり、図中ウェーハは省略してある。前記ボート13が前記反応管7内に装入された状態では、前記炉口キャップ11が前記フランジ部8に気密に密着し、前記反応管7内には気密な反応室14が画成される。
【0010】
尚、図示していないが、前記反応管7には反応ガス導入系、排ガス排気系が接続され、反応ガスの導入、排ガスの排気を行うと共に前記反応室14内を所定圧に維持する様になっている。
【0011】
図示しないボートエレベータにより前記ボート13が降下された状態で、図示しない基板移載機によりウェーハが前記ボート13に装填され、装填後該ボート13がボートエレベータにより前記反応管7内に装入される。
【0012】
前記ヒータユニット2により前記反応管7内が所定温度に加熱され、図示しない反応ガス導入系より反応ガスが導入されて、ウェーハに所要の処理がなされる。処理が完了すると図示しないボートエレベータにより前記ボート13が降下され、図示しない基板移載機によりウェーハが払出される。
【0013】
ウェーハの処理品質、例えばウェーハの膜厚或は膜厚の均一性等は処理温度に大きく影響される。前記ヒータユニット2は前記反応管7内温度が均一となる様にゾーン制御されている。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】
然し乍ら、前記ヒータユニット2の天井部、或は該ヒータユニット2の下端の前記炉開口部3(炉口部)からの放熱は避けられなく、特に炉口部からの放熱が大きい。上記した様に、前記反応管7の下端部に前記断熱材10及び前記ボートキャップ12内部に前記断熱材15が設けられているが、放熱を完全に抑止することはできない。又、前記断熱材10は熱容量が大きく、前記ヒータユニット2の昇温設定に対して追従できず、該ヒータユニット2下部の出力を上げることで対応しているが、充分な対策とはなっていない。又、該ヒータユニット2下部の出力の増大は消費電力の増大を招き、ランニングコスト増大の原因となっている。
【0015】
本発明は斯かる実情に鑑み、反応室下部を均熱領域に保持し、而もヒータの温度制御に対する追従性を改善するものである。
【0016】
【課題を解決するための手段】
本発明は、反応炉の炉口部近傍に設けられた中空部と、該中空部に接続されたガス導入手段と、前記中空部に接続されたガス排気手段と、前記ガス導入手段側に設けられたガス温度調整部とを具備し、前記中空部に所要温度のガスを供給する様構成した半導体製造装置に係るものである。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しつつ本発明の実施の形態を説明する。
【0018】
図1は第1の実施の形態を示しており、図1中、図3中で示したものと同等のものには同符号を付してあり、その説明を省略する。
【0019】
上記した様に、ウェーハはボート13より反応室14に水平姿勢で多段に保持され、所要の処理がなされる。又、前記ボート13は炉口キャップ11にボートキャップ12を介して載置される。該ボートキャップ12は前記反応管7の下部、即ち前記反応管7の下端から、前記ヒータユニット2の下端から所要距離上方迄の空間を占めている。
【0020】
前記ボートキャップ12を気密構造とし、該ボートキャップ12の内部を上下に仕切り、該ボートキャップ12上部の気密な中空部、例えば前記ヒータユニット2の下端位置から上側の部分に気密な熱源室17を形成し、前記ボートキャップ12の残部空間、即ち前記ヒータユニット2の下端位置より下側の部分には断熱材15が充填される。
【0021】
前記熱源室17には給気管18、排気管19が連通され、前記給気管18には図示しないガス供給装置が接続され、前記排気管19には図示しない排気装置が接続され、前記給気管18にはガス加熱装置21が設けられ、前記排気管19にはガス冷却装置22が設けられている。前記ガス供給源は空気等任意のガスが使用されるが、処理等に影響を及さない窒素ガス等の不活性ガスが使用されることが好ましい。又、不活性ガスを使用する場合は、不活性ガスの使用量を低減する為、前記ガス冷却装置22からのガスを前記ガス加熱装置21に循環する様にしてもよい。
【0022】
前記ガス加熱装置21は、例えば線、帯状の抵抗発熱体(図示せず)を具備し、該抵抗発熱体に電力を供給することで、該抵抗発熱体を流通するガスを加熱するものであり、又流通するガスの温度を検出するガス温度検出器(図示せず)を具備し、該ガス温度検出器の検出温度に基づき加熱温度を制御可能となっている。
【0023】
前記ガス冷却装置22は水等を冷却媒体とする冷却器(図示せず)を具備すると共に前記給気管18のガス加熱装置21より上流位置と前記排気管19に跨ってガス/ガス熱交換器(図示せず)を具備し、前記排気管19から排出される排ガスの熱により、前記ガス加熱装置21に供給されるガスを予熱する様になっている。
【0024】
尚、前記ガス加熱装置21は好ましくは前記ボートキャップ12の内部に収納される様に設けることが好ましく、該ボートキャップ12の内部に設けた場合は、前記ガス加熱装置21の周囲が前記断熱材15、断熱材10で囲まれているので、前記ガス加熱装置21の発熱量が有効にガスの加熱に利用される。
【0025】
又、前記ガス冷却装置22は冷却効果を高める為、炉外に設けられることが好ましい。尚、前記ボートキャップ12内部を仕切らず、内部全域を前記熱源室17としてもよい。
【0026】
以下、作用について説明する。
【0027】
尚、ウェーハの前記ボート13への装填、払出し、処理等は従来例と同様であるので、説明を省略する。
【0028】
前記反応室14の温度を例えば900℃に維持する際には前記熱源室17に供給される不活性ガスの温度が900℃となる様に、前記ガス加熱装置21により不活性ガスを加熱する。加熱された不活性ガスは前記給気管18を介して前記熱源室17に供給され、該熱源室17を900℃の不活性ガスで充満する。又、排ガスは前記排気管19より前記ガス冷却装置22を通って排出される。
【0029】
加熱された不活性ガスが前記熱源室17を充満することで、該熱源室17、即ち炉口部に位置する前記ボートキャップ12の上部が900℃の加熱源となり、炉口部からの放熱を抑制すると共に前記反応室14下部に熱を供給する。尚、不活性ガスの温度は900℃に限らずウェーハ処理に適した温度が選択されることは勿論である。
【0030】
而して、該反応室14下部に至る迄の均熱領域が達成できる。
【0031】
前記熱源室17から排出された不活性ガスは前記ガス冷却装置22で前記排気管19及び図示しない排気装置に支障ない程度に冷却される。又、前記ガス/ガス熱交換器で前記ガス加熱装置21に供給される不活性ガスを加熱することで、該ガス加熱装置21で消費される電力を低減できる。
【0032】
尚、該ガス加熱装置21により不活性ガスを加熱せずに前記熱源室17に供給することも可能であり、この場合、前記熱源室17が冷却源となり、前記反応室14を冷却する場合に熱容量の大きい断熱材15、断熱材10の冷却速度を増大するのに効果がある。又、供給する不活性ガスの温度を調整することで、冷却速度の調整も可能となる。この場合、前記ガス加熱装置21は供給ガスの温度調整部として機能する。
【0033】
図2は第2の実施の形態を示している。尚、図2中、図1中で示したものと同等のものには同符号を付してある。
【0034】
該第2の実施の形態では、熱源室を反応管7の下部外周囲に設けたものである。
【0035】
該反応管7の下部でヒータユニット2の下端近傍に該当する部分に、ドーナツ状の熱源室カバー23を気密に設け、該熱源室カバー23により前記反応管7の外周を囲繞するドーナツ状の中空部である熱源室24を形成する。尚、図示していないが、該熱源室24は一箇所に仕切が設けられ、全周では不連続な空間となっている。
【0036】
前記熱源室カバー23に給気管18、排気管19を接続する。前記給気管18が熱源室24の仕切の一側側に連通する様にし、又、前記排気管19は前記熱源室24の仕切の他側側に連通する様にする。
【0037】
前記給気管18にはガス加熱装置21が設けられ、該ガス加熱装置21と前記熱源室カバー23間には開閉弁25が設けられている。前記排気管19にはガス冷却装置22が設けられ、該ガス冷却装置22と前記熱源室カバー23間には開閉弁26が設けられている。
【0038】
前記開閉弁25、開閉弁26の開閉により前記熱源室24への不活性ガスの供給が制御される。前記ガス加熱装置21により不活性ガスが所定温度に加熱され、該ガス加熱装置21から供給された不活性ガスは前記熱源室24を一周して前記排気管19より排出され前記ガス冷却装置22に至り、該ガス冷却装置22で冷却されて排出される。
【0039】
第1の実施の形態と同様に加熱された不活性ガスが前記熱源室24を充満することで、該熱源室24即ち炉口部に位置する熱源室24が900℃の加熱源となり、炉口部からの放熱を抑制すると共に反応室14下部に熱を供給する。
【0040】
而して、該反応室14下部に至る迄の均熱領域が達成できる。
【0041】
尚、前記熱源室24は前記均熱管5側に設けてもよく、前記反応管7の天井部、前記均熱管5の天井部に設けてもよい。又、下部、天井部の両方に設けてもよい。
【0042】
又、本発明は縦型半導体製造装置に限らず、横型半導体製造装置にも実施可能であることは言う迄もない。
【0043】
【発明の効果】
以上述べた如く本発明によれば、反応炉の炉口部近傍に設けられた中空部と、該中空部に接続されたガス導入手段と、前記中空部に接続されたガス排気手段と、前記ガス導入手段側に設けられたガス温度調整部とを具備し、前記中空部に所要温度のガスを供給する様構成したので、反応室下部を均熱領域に保持し、而もヒータの温度制御に対する追従性が改善されるという優れた効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施の形態を示す要部断面図である。
【図2】本発明の第2実施の形態を示す要部断面図である。
【図3】従来例を示す要部断面図である。
【符号の説明】
2 ヒータユニット
5 均熱管
7 反応管
12 ボートキャップ
13 ボート
14 反応室
15 断熱材
17 熱源室
18 給気管
19 排気管
21 ガス加熱装置
22 ガス冷却装置
23 熱源室カバー
24 熱源室
【発明の属する技術分野】
本発明はシリコンウェーハ等の基板に薄膜の生成、不純物の拡散等所要の処理を行い、半導体デバイスを製造する半導体製造装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
半導体製造装置には所要枚数の基板を一括して処理するバッチ式の半導体製造装置、又1枚或は2枚の基板毎に処理を行う枚葉式の半導体製造装置があり、以下はバッチ式の半導体製造装置、特に縦型反応炉を具備する半導体製造装置について説明する。
【0003】
図3は従来の半導体製造装置の特に縦型反応炉部分を示している。
【0004】
ヒータベース1に有天筒状のヒータユニット2が立設されている。該ヒータユニット2は断熱材の内面に抵抗発熱線等の発熱体が設けられ、該発熱体は軸心方向に所要の発熱区に分割され、各発熱区は図示しない電源部から個別に独立して電力の供給がなされ、前記ヒータユニット2全体としては後述する反応管7内に均熱領域が形成される様にゾーン加熱制御が可能となっている。
【0005】
前記ヒータベース1は円形の炉開口部3が穿設され、前記ヒータベース1の下面には前記炉開口部3と同心にリング状の均熱管受け4が取付けられ、該均熱管受け4に有天筒状の均熱管5が断熱リング6を介して前記ヒータユニット2と同心に立設されている。
【0006】
前記均熱管5と同心に有天筒状の反応管7が設けられ、該反応管7は下端にフランジ部8を具備し、前記反応管7は前記フランジ部8を固定する固定フランジ9により支持されている。前記均熱管受け4と前記フランジ部8間には断熱材10が設けられている。尚、図示していないが前記固定フランジ9は半導体製造装置の筐体等を構成する部材に取付けられている。
【0007】
図中、11は炉口キャップであり、図示しないボートエレベータに昇降可能に支持されている。前記炉口キャップ11にボートキャップ12を介してボート13が載置されている。該ボート13はウェーハを水平姿勢で多段に支持する基板保持具である。前記ボートキャップ12の内部には断熱材15が充填されている。
【0008】
前記均熱管5の材質としてはSiC、石英等が挙げられ、前記反応管7、ボート13の材質としては石英が挙げられる。
【0009】
図3は前記ボート13が前記反応管7内に装入された状態であり、図中ウェーハは省略してある。前記ボート13が前記反応管7内に装入された状態では、前記炉口キャップ11が前記フランジ部8に気密に密着し、前記反応管7内には気密な反応室14が画成される。
【0010】
尚、図示していないが、前記反応管7には反応ガス導入系、排ガス排気系が接続され、反応ガスの導入、排ガスの排気を行うと共に前記反応室14内を所定圧に維持する様になっている。
【0011】
図示しないボートエレベータにより前記ボート13が降下された状態で、図示しない基板移載機によりウェーハが前記ボート13に装填され、装填後該ボート13がボートエレベータにより前記反応管7内に装入される。
【0012】
前記ヒータユニット2により前記反応管7内が所定温度に加熱され、図示しない反応ガス導入系より反応ガスが導入されて、ウェーハに所要の処理がなされる。処理が完了すると図示しないボートエレベータにより前記ボート13が降下され、図示しない基板移載機によりウェーハが払出される。
【0013】
ウェーハの処理品質、例えばウェーハの膜厚或は膜厚の均一性等は処理温度に大きく影響される。前記ヒータユニット2は前記反応管7内温度が均一となる様にゾーン制御されている。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】
然し乍ら、前記ヒータユニット2の天井部、或は該ヒータユニット2の下端の前記炉開口部3(炉口部)からの放熱は避けられなく、特に炉口部からの放熱が大きい。上記した様に、前記反応管7の下端部に前記断熱材10及び前記ボートキャップ12内部に前記断熱材15が設けられているが、放熱を完全に抑止することはできない。又、前記断熱材10は熱容量が大きく、前記ヒータユニット2の昇温設定に対して追従できず、該ヒータユニット2下部の出力を上げることで対応しているが、充分な対策とはなっていない。又、該ヒータユニット2下部の出力の増大は消費電力の増大を招き、ランニングコスト増大の原因となっている。
【0015】
本発明は斯かる実情に鑑み、反応室下部を均熱領域に保持し、而もヒータの温度制御に対する追従性を改善するものである。
【0016】
【課題を解決するための手段】
本発明は、反応炉の炉口部近傍に設けられた中空部と、該中空部に接続されたガス導入手段と、前記中空部に接続されたガス排気手段と、前記ガス導入手段側に設けられたガス温度調整部とを具備し、前記中空部に所要温度のガスを供給する様構成した半導体製造装置に係るものである。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しつつ本発明の実施の形態を説明する。
【0018】
図1は第1の実施の形態を示しており、図1中、図3中で示したものと同等のものには同符号を付してあり、その説明を省略する。
【0019】
上記した様に、ウェーハはボート13より反応室14に水平姿勢で多段に保持され、所要の処理がなされる。又、前記ボート13は炉口キャップ11にボートキャップ12を介して載置される。該ボートキャップ12は前記反応管7の下部、即ち前記反応管7の下端から、前記ヒータユニット2の下端から所要距離上方迄の空間を占めている。
【0020】
前記ボートキャップ12を気密構造とし、該ボートキャップ12の内部を上下に仕切り、該ボートキャップ12上部の気密な中空部、例えば前記ヒータユニット2の下端位置から上側の部分に気密な熱源室17を形成し、前記ボートキャップ12の残部空間、即ち前記ヒータユニット2の下端位置より下側の部分には断熱材15が充填される。
【0021】
前記熱源室17には給気管18、排気管19が連通され、前記給気管18には図示しないガス供給装置が接続され、前記排気管19には図示しない排気装置が接続され、前記給気管18にはガス加熱装置21が設けられ、前記排気管19にはガス冷却装置22が設けられている。前記ガス供給源は空気等任意のガスが使用されるが、処理等に影響を及さない窒素ガス等の不活性ガスが使用されることが好ましい。又、不活性ガスを使用する場合は、不活性ガスの使用量を低減する為、前記ガス冷却装置22からのガスを前記ガス加熱装置21に循環する様にしてもよい。
【0022】
前記ガス加熱装置21は、例えば線、帯状の抵抗発熱体(図示せず)を具備し、該抵抗発熱体に電力を供給することで、該抵抗発熱体を流通するガスを加熱するものであり、又流通するガスの温度を検出するガス温度検出器(図示せず)を具備し、該ガス温度検出器の検出温度に基づき加熱温度を制御可能となっている。
【0023】
前記ガス冷却装置22は水等を冷却媒体とする冷却器(図示せず)を具備すると共に前記給気管18のガス加熱装置21より上流位置と前記排気管19に跨ってガス/ガス熱交換器(図示せず)を具備し、前記排気管19から排出される排ガスの熱により、前記ガス加熱装置21に供給されるガスを予熱する様になっている。
【0024】
尚、前記ガス加熱装置21は好ましくは前記ボートキャップ12の内部に収納される様に設けることが好ましく、該ボートキャップ12の内部に設けた場合は、前記ガス加熱装置21の周囲が前記断熱材15、断熱材10で囲まれているので、前記ガス加熱装置21の発熱量が有効にガスの加熱に利用される。
【0025】
又、前記ガス冷却装置22は冷却効果を高める為、炉外に設けられることが好ましい。尚、前記ボートキャップ12内部を仕切らず、内部全域を前記熱源室17としてもよい。
【0026】
以下、作用について説明する。
【0027】
尚、ウェーハの前記ボート13への装填、払出し、処理等は従来例と同様であるので、説明を省略する。
【0028】
前記反応室14の温度を例えば900℃に維持する際には前記熱源室17に供給される不活性ガスの温度が900℃となる様に、前記ガス加熱装置21により不活性ガスを加熱する。加熱された不活性ガスは前記給気管18を介して前記熱源室17に供給され、該熱源室17を900℃の不活性ガスで充満する。又、排ガスは前記排気管19より前記ガス冷却装置22を通って排出される。
【0029】
加熱された不活性ガスが前記熱源室17を充満することで、該熱源室17、即ち炉口部に位置する前記ボートキャップ12の上部が900℃の加熱源となり、炉口部からの放熱を抑制すると共に前記反応室14下部に熱を供給する。尚、不活性ガスの温度は900℃に限らずウェーハ処理に適した温度が選択されることは勿論である。
【0030】
而して、該反応室14下部に至る迄の均熱領域が達成できる。
【0031】
前記熱源室17から排出された不活性ガスは前記ガス冷却装置22で前記排気管19及び図示しない排気装置に支障ない程度に冷却される。又、前記ガス/ガス熱交換器で前記ガス加熱装置21に供給される不活性ガスを加熱することで、該ガス加熱装置21で消費される電力を低減できる。
【0032】
尚、該ガス加熱装置21により不活性ガスを加熱せずに前記熱源室17に供給することも可能であり、この場合、前記熱源室17が冷却源となり、前記反応室14を冷却する場合に熱容量の大きい断熱材15、断熱材10の冷却速度を増大するのに効果がある。又、供給する不活性ガスの温度を調整することで、冷却速度の調整も可能となる。この場合、前記ガス加熱装置21は供給ガスの温度調整部として機能する。
【0033】
図2は第2の実施の形態を示している。尚、図2中、図1中で示したものと同等のものには同符号を付してある。
【0034】
該第2の実施の形態では、熱源室を反応管7の下部外周囲に設けたものである。
【0035】
該反応管7の下部でヒータユニット2の下端近傍に該当する部分に、ドーナツ状の熱源室カバー23を気密に設け、該熱源室カバー23により前記反応管7の外周を囲繞するドーナツ状の中空部である熱源室24を形成する。尚、図示していないが、該熱源室24は一箇所に仕切が設けられ、全周では不連続な空間となっている。
【0036】
前記熱源室カバー23に給気管18、排気管19を接続する。前記給気管18が熱源室24の仕切の一側側に連通する様にし、又、前記排気管19は前記熱源室24の仕切の他側側に連通する様にする。
【0037】
前記給気管18にはガス加熱装置21が設けられ、該ガス加熱装置21と前記熱源室カバー23間には開閉弁25が設けられている。前記排気管19にはガス冷却装置22が設けられ、該ガス冷却装置22と前記熱源室カバー23間には開閉弁26が設けられている。
【0038】
前記開閉弁25、開閉弁26の開閉により前記熱源室24への不活性ガスの供給が制御される。前記ガス加熱装置21により不活性ガスが所定温度に加熱され、該ガス加熱装置21から供給された不活性ガスは前記熱源室24を一周して前記排気管19より排出され前記ガス冷却装置22に至り、該ガス冷却装置22で冷却されて排出される。
【0039】
第1の実施の形態と同様に加熱された不活性ガスが前記熱源室24を充満することで、該熱源室24即ち炉口部に位置する熱源室24が900℃の加熱源となり、炉口部からの放熱を抑制すると共に反応室14下部に熱を供給する。
【0040】
而して、該反応室14下部に至る迄の均熱領域が達成できる。
【0041】
尚、前記熱源室24は前記均熱管5側に設けてもよく、前記反応管7の天井部、前記均熱管5の天井部に設けてもよい。又、下部、天井部の両方に設けてもよい。
【0042】
又、本発明は縦型半導体製造装置に限らず、横型半導体製造装置にも実施可能であることは言う迄もない。
【0043】
【発明の効果】
以上述べた如く本発明によれば、反応炉の炉口部近傍に設けられた中空部と、該中空部に接続されたガス導入手段と、前記中空部に接続されたガス排気手段と、前記ガス導入手段側に設けられたガス温度調整部とを具備し、前記中空部に所要温度のガスを供給する様構成したので、反応室下部を均熱領域に保持し、而もヒータの温度制御に対する追従性が改善されるという優れた効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施の形態を示す要部断面図である。
【図2】本発明の第2実施の形態を示す要部断面図である。
【図3】従来例を示す要部断面図である。
【符号の説明】
2 ヒータユニット
5 均熱管
7 反応管
12 ボートキャップ
13 ボート
14 反応室
15 断熱材
17 熱源室
18 給気管
19 排気管
21 ガス加熱装置
22 ガス冷却装置
23 熱源室カバー
24 熱源室
Claims (1)
- 反応炉の炉口部近傍に設けられた中空部と、該中空部に接続されたガス導入手段と、前記中空部に接続されたガス排気手段と、前記ガス導入手段側に設けられたガス温度調整部とを具備し、前記中空部に所要温度のガスを供給する様構成したことを特徴とする半導体製造装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002231013A JP2004071929A (ja) | 2002-08-08 | 2002-08-08 | 半導体製造装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002231013A JP2004071929A (ja) | 2002-08-08 | 2002-08-08 | 半導体製造装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2004071929A true JP2004071929A (ja) | 2004-03-04 |
Family
ID=32016898
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2002231013A Withdrawn JP2004071929A (ja) | 2002-08-08 | 2002-08-08 | 半導体製造装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2004071929A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010027632A (ja) * | 2008-07-15 | 2010-02-04 | Shin Etsu Handotai Co Ltd | 縦型熱処理装置 |
| CN103290483A (zh) * | 2013-06-06 | 2013-09-11 | 北京七星华创电子股份有限公司 | 一种硅片热处理反应管及硅片热处理方法 |
| JP2024003678A (ja) * | 2022-06-27 | 2024-01-15 | 東京エレクトロン株式会社 | 熱処理装置、および熱処理装置の温度調整方法 |
-
2002
- 2002-08-08 JP JP2002231013A patent/JP2004071929A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010027632A (ja) * | 2008-07-15 | 2010-02-04 | Shin Etsu Handotai Co Ltd | 縦型熱処理装置 |
| CN103290483A (zh) * | 2013-06-06 | 2013-09-11 | 北京七星华创电子股份有限公司 | 一种硅片热处理反应管及硅片热处理方法 |
| JP2024003678A (ja) * | 2022-06-27 | 2024-01-15 | 東京エレクトロン株式会社 | 熱処理装置、および熱処理装置の温度調整方法 |
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Legal Events
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