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JP2004070921A - 商品盗難監視装置及び付設ユニット - Google Patents

商品盗難監視装置及び付設ユニット Download PDF

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JP2004070921A
JP2004070921A JP2003096125A JP2003096125A JP2004070921A JP 2004070921 A JP2004070921 A JP 2004070921A JP 2003096125 A JP2003096125 A JP 2003096125A JP 2003096125 A JP2003096125 A JP 2003096125A JP 2004070921 A JP2004070921 A JP 2004070921A
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Toichiro Matsuo
松尾 登一郎
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Matsuo Sangyo Co Ltd
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Matsuo Sangyo Co Ltd
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Abstract

【課題】商品の盗難を監視するために、付設ユニットが商品のジャックコネクタに取り付けられ、付設ユニットの商品への取付け状態に応じて警報が発せられる装置であって、付設ユニットが商品から取り外されたことを信頼性高く検出でき装置を提供する。また、かかる装置であって、付設ユニットの一部が商品から若干離れただけでは警報が発せられない商品盗難監視装置を提供する。
【解決手段】スイッチ3、ピン55、バネ56を含む付設ユニットAU2を商品8に取り付ける。スイッチ3の接点3cは可動ロッド33の位置に応じて開閉する。ピン55は可動ロッド33の移動方向に可動ロッド33に相対的に移動でき、商品8のジャックコネクタ81の穴81hの内面に接触しつつ穴81hに嵌合できる。ピン55の可動ロッド33に対する移動範囲は規制されている。ピン55を付設面42の内側に押すと、バネ56を介して可動ロッド33を付設面の内側に押すことができる。ピン55と穴81hの内面の相互接触抵抗により、可動ロッド33を移動させて、スイッチ3の接点3cを開閉する。
【選択図】 図12

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、商品が万引き等されるのを防止、抑止するための商品盗難監視装置に関する。また、本発明は、商品盗難監視装置で用いられ、監視対象商品に取り付けられる付設ユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】
店頭に展示などされる商品が万引き等されるのを防止、抑止するための商品盗難監視装置には種々のものが提案されている。例えば、次のようにして商品が万引き等されたことを検出して、商品が万引き等されたことが検出されたときに警報を発する商品盗難監視装置が提案されている。
【0003】
商品には、例えば次のような付設ユニットが取り付けられる。付設ユニットは、付設ユニットが商品に取り付けられている状態にあるか否かを検出するための検出素子を有しており、その検出素子が検出する付設ユニットの商品への取付け状態に応じて警報が発せられる。
【0004】
付設ユニットの一例の概略断面図を図17(A)及び(B)に示す。図17(A)及び(B)の付設ユニットAUpは、付設面92が商品8に臨むように商品に取り付けられる。付設ユニットAUpは、付設ユニットAUpの商品8への取付け状態を検出するためのスイッチ91を有しており、このスイッチ91はケース95の内部に配置されている。スイッチ91は可動ロッド911を有しており、可動ロッド911は付設面92の内側から外側(図17において上側から下側)及び外側から内側に向けて移動できる。スイッチ91の接点(図示省略)は可動ロッド911の位置に応じて開閉し、可動ロッド911が付設面92の内側(図において上側)に向けて押し込まれたときには閉じるようになっている。可動ロッド911には付設面の外側に向かう付勢力がスイッチ内部に配置されたバネ(図示省略)によって加えられており、可動ロッド911に付勢力以外の外力が加えられていないときには、スイッチ91の接点は開いた状態となるようになっている。付設ユニットAUpを商品8に取り付けるときには、商品面によって可動ロッド911を付設面92の内側に押し込み、スイッチの接点は閉じられる。この後、付設ユニットAUpが商品から取り外されると、付勢力によって可動ロッド911が付設面92の外側に移動して、スイッチ91の接点が開き、付設ユニットAUpが商品から取り外されたことが検出される。スイッチ91の検出情報は、ケーブル94によって警報装置(図示省略)に伝送され、警報装置はスイッチの接点が開いているときに警報を発する。
【0005】
この付設ユニットAUpには、付設ユニットAUpの商品8への取付けを容易にするために、商品8に設けられているジャックコネクタ81に嵌合するプラグコネクタ93が設けられている。付設ユニットAUpのプラグコネクタ93を商品8のジャックコネクタ81に差し込むだけで、付設ユニットAUpは容易に商品8に取り付けることができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、図17(C)に示すように可動ロッド911と商品8との間に薄板TPが差し込まれ、可動ロッド911が付設面92の外側に移動しないように可動ロッド911が押さえこまれた後、付設ユニットAUpが商品8から取り外されると、可動ロッド911は付設面92の外側に移動できず、したがってスイッチ91の接点は開かず、付設ユニットが商品から取り外されたことが検出されない。その結果、付設ユニットAUpが商品8から取り外されても警報が発せられない。
【0007】
一方、客が商品8を手にとるなどしたときに、その客が付設ユニットAUpを商品8から取り外そうという気がなくても、何らかの原因で付設ユニットAUpが商品から若干離れてしまうこともあり、付設ユニットAUp、さらに言えばその一部が若干でも商品から離れると、可動ロッド911が付設面92の外側に移動して、すぐさまスイッチの接点が開き、警報が発せられる。通常、警報が発せられた後、スイッチの接点が閉じられても、警報は継続されるようになっている。したがって、このように悪意のない客が商品を手にとるなどして、付設ユニットAUpが若干商品から離れただけで警報が発せられたのでは、客を不快にさせてしまうことになりかねないし、客の商品の購入意欲をそいでしまうことになりかねない。また、本当に付設ユニットが商品から取り外され商品が盗まれそうになって発せられた警報と、付設ユニットAUpが若干商品から離れて発せられた警報とを店のスタッフ等は区別できないため、警報の信頼性も低下する。このように付設ユニットAUpが商品から若干離れただけで、すぐに警報が発せられるとかえって不都合である。
【0008】
そこで本発明は、ジャックコネクタを有する商品の盗難を監視するために、その商品に取り付けられる付設ユニットを有し、付設ユニットの商品への取り付け状態に応じて警報が発せられる商品盗難監視装置であって、付設ユニットが商品から取り外されたことを従来よりも信頼性高く、確実に検出することができ、付設ユニットが商品から取り外されたときには従来よりも信頼性高く、確実に警報を発することができる商品盗難監視装置を提供することを課題とする。
【0009】
また、本発明は、付設ユニットが商品から取り外されたことを従来よりも信頼性高く、確実に検出することができ、付設ユニットが商品から取り外されたときには従来よりも信頼性高く、確実に警報を発することができるとともに、付設ユニットが商品から若干離れただけでは警報が発せられない商品盗難監視装置を提供することを課題とする。
【0010】
なお、「付設ユニットが商品から若干離れる」とは、先ほどの従来技術の説明から、また、後述の説明からも明らかなように、より正確に言えば、「付設ユニットの一部が商品から若干離れる」ことである。
【0011】
また、本発明は、商品盗難監視装置において用いられる付設ユニットであって、商品への取り付け状態を従来よりも信頼性高く、確実に検出することができる付設ユニットを提供することを課題とする。
【0012】
また、本発明は、商品への取り付け状態を従来よりも信頼性高く、確実に検出することができるとともに、付設ユニットが商品から若干離れただけでは付設ユニットが商品から外れたとは検出しない付設ユニットを提供することを課題とする。
【0013】
ここでも、「付設ユニットが商品から若干離れる」とは、より正確に言えば、「付設ユニットの一部が商品から若干離れる」ことである。
【0014】
【課題を解決するための手段】
§1.商品盗難監視装置
本発明は、前記課題を解決するために次の第1、第2及び第3の三つのタイプの商品盗難監視装置を提供する。
【0015】
(1)第1タイプの商品盗難監視装置は、
ジャックコネクタを有する商品の盗難を監視するための商品盗難監視装置であって、
スイッチ及びピンを含み、所定付設面が該商品に臨むように該商品に取り付けられる付設ユニットと、
該付設ユニットの該商品への取付け状態に応じて警報を発する警報装置とを備えており、
該付設ユニットのスイッチは、該付設ユニットが該商品に取り付けられているか否かを検出するためのものであり、該付設面の内側から外側及び外側から内側に向けて直線的に移動可能な可動ロッドと、該可動ロッドの位置に応じて開閉し、該可動ロッドが該付設面の内側に向けて押し込まれると閉じる接点とを有しており、
該ピンは、該可動ロッドと一体的に移動できるように該可動ロッドの先端側に設けられているとともに、該商品のジャックコネクタの穴の内面に接触しつつ該穴に嵌合でき、
該ピンの少なくとも一部が該商品のジャックコネクタの穴の内部に位置するように、該付設ユニットは該商品に取り付けられ、
該付設ユニットを該商品に取り付けるために該ピンが該穴に挿入されるとき、該ピンと該穴の内面の間の相互接触抵抗により、該ピン及び該可動ロッドが一体的に該付設面の内側に向けて押し込まれて、該スイッチの接点が閉じられ、
該付設ユニットが該商品に取り付けられた状態のときには、該ピンと該穴の内面の間の相互接触抵抗により該穴の内部における該ピンの位置が保持され、該可動ロッドが該付設面の内側に向けて押し込まれた状態が保持されて、該スイッチの接点の閉じた状態が保持され、
該付設ユニットが該商品から離れる方向に引っ張られて該商品から取り外されるときには、該ピンと該穴の内面の相互接触抵抗により、該ピン及び該可動ロッドが一体的に該付設面の外側に向けて引っ張られて、該スイッチの接点が開き、
該警報装置は、少なくとも該スイッチの接点が開いているときに警報を発することを特徴とする商品盗難監視装置である。
【0016】
(2)第2タイプの商品盗難監視装置は、
ジャックコネクタを有する商品の盗難を監視するための商品盗難監視装置であって、
スイッチ、弾性部材及びピンを含み、所定付設面が該商品に臨むように該商品に取り付けられる付設ユニットと、
該付設ユニットの該商品への取付け状態に応じて警報を発する警報装置とを備えており、
該付設ユニットのスイッチは、該付設ユニットが該商品に取り付けられているか否かを検出するためのものであり、該付設面の内側から外側及び外側から内側に向けて直線的に移動可能な可動ロッドと、該可動ロッドの位置に応じて開閉し、該可動ロッドが該付設面の内側に向けて押し込まれると閉じる接点とを有しており、
該弾性部材は該可動ロッドの移動可能方向に伸縮可能であり、
該ピンは該可動ロッドの移動可能方向に該可動ロッドに対して相対的に移動できるとともに、該商品のジャックコネクタの穴の内面に接触しつつ該穴に嵌合でき、
該弾性部材及び該ピンは、該ピンが該付設面の内側に向けて押されると、該弾性部材を介して該可動ロッドを該付設面の内側に向けて押すことができるように、該可動ロッドの先端側に設けられており、
該可動ロッドと該ピンとが所定距離よりも大きく離れないように、該ピンの該可動ロッドに対する相対的移動範囲は規制されており、
該ピンの少なくとも一部が該商品のジャックコネクタの穴の内部に位置するように、該付設ユニットは該商品に取り付けられ、
該付設ユニットを該商品に取り付けるために該ピンが該穴に挿入されるとき、該ピンと該穴の内面の間の相互接触抵抗により、該ピンが該弾性部材を介して該可動ロッドを該付設面の内側に向けて押し込んで、該スイッチの接点が閉じられ、
該付設ユニットが該商品に取り付けられた状態のときには、該ピンと該穴の内面の間の相互接触抵抗により該穴の内部における該ピンの位置が保持され、該ピンが圧縮された該弾性部材を介して該可動ロッドを該付設面の内側に向けて押し込んだ状態が保持されて、該スイッチの接点の閉じた状態が保持され、
該付設ユニットが該商品から離れる方向に引っ張られて該商品から取り外されるときには、該可動ロッドと該ピンとが前記所定距離よりも大きく離れないように規制がかかるまでは、該ピンと該穴の内面の間の相互接触抵抗により該ピンの該穴の内部における位置が保持されるとともに、該弾性部材がその弾力で復元していくことにより該可動ロッドが該付設面の内側に押し込まれている状態が保持されて、該スイッチの接点の閉じた状態が保持され、
該可動ロッドと該ピンとが前記所定距離よりも大きく離れないように規制がかかった後、該付設ユニットがさらに該商品から離れる方向に引っ張られると、該ピンと該穴の内面の相互接触抵抗により、該可動ロッドが該付設面の外側に引っ張られて、該スイッチの接点が開き、
該警報装置は、少なくとも該スイッチの接点が開いているときに警報を発することを特徴とする商品盗難監視装置である。
(3)第3タイプの商品盗難監視装置は、
ジャックコネクタを有する商品の盗難を監視するための商品盗難監視装置であって、
スイッチ、ピン及び該スイッチに接続された付設ユニット取付け用嵌合部を含み、所定付設面が該商品に臨むように該商品に取り付けられる付設ユニットと、
該付設ユニットの該商品への取付け状態に応じて警報を発する警報装置とを備えており、
該付設ユニットのスイッチは、該付設ユニットが該商品に取り付けられているか否かを検出するためのものであり、該付設面の内側から外側及び外側から内側に向けて直線的に移動可能で該付設面の内側から外側へ向け付勢されている可動ロッドと、該可動ロッドの位置に応じて開閉し、該可動ロッドが該付設面の内側に向けて押し込まれると閉じる接点とを有しており、
該ピンは該可動ロッドの移動可能方向に該可動ロッドに対して相対的に所定距離だけ移動可能に該可動ロッドに連結されていて該商品のジャックコネクタの穴の内面に接触しつつ該穴に嵌合でき、
該付設ユニット取付け用嵌合部は該可動ロッドの前記直線的移動を許すように該可動ロッドに外嵌していて該商品のジャックコネクタの穴に引き抜き可能に嵌合でき、
該ピンが該商品のジャックコネクタの穴に挿入されるとともに該付設ユニット取付け用嵌合部が該ジャックコネクタの穴に嵌合されることで該商品への付設ユニット取付けが可能であり、
該付設ユニットを該商品に取り付けるために該ピンが該穴に挿入されるとき、該ピンと該穴の内面の間の相互接触抵抗により、該ピンが該可動ロッドに対して前記所定距離の範囲内で該可動ロッド側へ相対的に移動した後、該ピン及び可動ロッドが該付設面の内側に向けて押し込まれて該スイッチの接点が閉じられ、
該付設ユニットが該商品に取り付けられた状態のときには、該ピンと該穴の内面の間の相互接触抵抗により該穴の内部における該ピンの位置が保持され、該可動ロッドが該付設面の内側に向けて押し込まれた状態が保持されて、該スイッチの接点の閉じた状態が保持され、
該付設ユニットが該商品から離れる方向に引っ張られて該商品から取り外されるときには、該付設ユニット取付け用嵌合部が該商品のジャックコネクタの穴から引き抜かれるとともに、該可動ロッドが該ピンに対し前記所定距離の範囲内で相対的に移動し終わるまでは該ピンの該穴内部における位置が該ピンと該穴の内面の間の相互接触抵抗により保持され、この間に該可動ロッドが該付設面の内側から外側へ向け付勢され該スイッチの接点が開かれ、該可動ロッドが該ピンに対し前記所定距離の範囲内で相対的に移動し終わった後、該付設ユニットがさらに該商品から離れる方向に引っ張られると該ピンが該商品から取り外され、
該警報装置は、少なくとも該スイッチの接点が開いているときに警報を発することを特徴とする商品盗難監視装置である。
【0017】
§1.1.
まず、いずれのタイプの商品盗難監視装置にも共通する事項を述べる。以下に述べることは特にことわりのない限りいずれのタイプの商品盗難監視装置にもあてはまる。
【0018】
本発明に係る商品盗難監視装置は、展示されるなどする商品が万引き等されるのを抑制、防止するためのものである。
【0019】
商品盗難監視装置により、万引き等されないように監視する商品(監視対象商品)は、ジャックコネクタ(雌コネクタ)を有するものである。商品のジャックコネクタは、これにプラグコネクタ(雄コネクタ)を差し込み、電気的な接続を確立するために元々はその商品に設けられている。商品のジャックコネクタは例えばイヤホン又はヘッドホンのプラグコネクタや、他の機器との接続のためのケーブルのプラグコネクタ等を差し込むためのもであり、このようなジャックコネクタを有する商品の例としては、ポータブルMDプレイヤ、ポータブルCDプレイヤ、ポータブルカセットテーププレイヤ等のポータブルオーディオ装置(少なくともオーディオ再生機能を有するオーディオ装置)や、パーソナルコンピュータ、持ち運び可能な液晶テレビ、さらにはデジタルカメラ、ビデオカメラ等のカメラ、携帯電話(PHSを含む)等を挙げることができる。商品盗難監視装置は、商品に設けられているジャックコネクタ、さらに言うと、そのジャックコネクタの穴を利用してその商品が万引き等されないように監視する。
【0020】
商品盗難監視装置は、商品に取り付けられる付設ユニットと、付設ユニットの監視対象商品への取付け状態に応じて(換言すれば、付設ユニットが監視対象商品に取り付けられているか否かに応じて)警報を発する警報装置とを備えている。
【0021】
付設ユニットは、その所定面が商品に取り付けられ、さらに言うと、その所定面が商品に臨むように商品に取り付けられる。ここでは、監視対象商品に取り付けるにあたり、該商品に臨ませられる付設ユニットの所定面を付設面と呼ぶ。
【0022】
付設ユニットは、付設ユニットが商品に取り付けられているか否かを検出するためのスイッチを有している。スイッチは、可動ロッドと、この可動ロッドの位置に応じて開閉する接点とを含んでいる。スイッチは例えばマイクロスイッチとすればよい。付設ユニットは中空ケース(カバーケース)をさらに有するものとしてもよく、そのケースの内部にスイッチの少なくとも一部を配置してもよい。
【0023】
スイッチの可動ロッドは、付設面の内側から外側及び外側から内側に向けて直線的に移動可能である。なお、「付設面の外側」とは付設ユニットを商品に取り付けたときに付設面の商品に近い側であり、商品から遠い側が「付設面の内側」である。
【0024】
スイッチの接点は、可動ロッドが付設面の内側に向けて押し込まれると閉じる。スイッチの接点は、例えば、固定接点片と可動接点片とにより構成されており、可動ロッドが付設面の内側に向けて押し込まれると、可動ロッドは可動接点片を直接的又は間接的に押し、可動接点片が変形又は(及び)移動して、可動接点片と固定接点片とが接触し、接点が閉じる。
【0025】
可動ロッドの付設面の外側方向への移動範囲を規制するために、可動ロッドとスイッチ本体(例えばスイッチケース)に、互いに係合する係合部をそれぞれ設けてもよい。スイッチには、可動ロッドに付設面の外側に向けた付勢力を加えるための板バネ、コイルバネ等、ゴム部材等の弾性部材をさらに設けてもよい。このようにすれば、可動ロッドに付勢力以外の外力が加えられていないときにはスイッチの接点を確実に開いた状態にすることができる。
【0026】
以下に詳しく述べるが、スイッチの接点が閉じるように付設ユニットは商品に取り付けられ、付設ユニットが商品から意図的に外されると或いは偶発的に外れるとスイッチの接点は開くようになっている。つまり、付設ユニットの商品への取付け状態に応じてスイッチの接点が開閉するようになっている。
【0027】
警報装置は、スイッチの接点の開閉状態に基づき、換言すれば、スイッチの検出情報(接点情報)に基づき警報を発する。スイッチの検出情報(接点情報)は、例えばケーブルによって警報装置に伝送すればよい。警報装置は、少なくともスイッチの接点が開いているときに警報を発する。警報装置は、スイッチの接点が開いた後、たとえスイッチの接点が閉じられても、リセットスイッチの押し下げ等の所定の操作がなされるまでは、警報を発し続けるようにしてもよい。警報は、例えば、音又は(及び)光によるものとすればよい。警報装置は、例えば、音による警報を発するブザー、光による警報を発するランプを有するものとすればよい。ブザー、ランプ等の警報素子は、付設ユニットに配置してもよい。
【0028】
第1、第2のタイプの商品盗難監視装置では、付設ユニットは、例えば、可動ロッドの移動を許すように付設面に接着される両面接着テープによって商品に取り付け、その取り付けられた状態を保持するようにすればよい。付設ユニットに商品のジャックコネクタの穴に嵌合でき、可動ロッドの移動を許す孔が設けられた嵌合部をさらに設けておき、この嵌合部を商品のジャックコネクタの穴に嵌合させることによって、付設ユニットを商品に取り付けてもよい。このような嵌合部を設ける場合でも、両面接着テープによってより確実に付設ユニットの商品への取付け状態を維持するようにしてもよい。なお、第3タイプの監視装置では、既述のとおりこのような嵌合部が設けられている。いずれにしても、かかる嵌合部は、後ほどの説明から分かるように、少なくとも先端部が該嵌合部の前記ジャックコネクタの穴への嵌合方向に延びる切り欠きにより2以上に分割されていて弾性復元力に抗して絞り得るものが好ましい。
【0029】
いずれにしても、付設ユニット取付け用嵌合部は、スイッチに直接に一体的に設ける、接着剤、ネジその他の接続手段でスイッチに直接設ける、或いは他の部材(例えばスイッチを収容する付設ユニットケース)を介してスイッチに間接的に接続するなどして設ければよい。
【0030】
いずれのタイプの商品盗難監視装置の付設ユニットも、前記スイッチの他に、付設ユニットが商品に取付けられるときに商品のジャックコネクタの穴に少なくとも一部が挿入されるピンをさらに有しており、第2タイプの商品盗難監視装置の付設ユニットはさらに弾性部材を有している。
【0031】
ピンは、商品のジャックコネクタの穴の内面に接触しつつ、その穴に嵌合できる。商品のジャックコネクタの穴の内面とは、この穴を形づくる内面である。商品のジャックコネクタの穴の内面は、代表的には、このジャックコネクタに本来差し込まれる予定のプラグコネクタの接触子に接触させて、プラグコネクタの接触子との間で電気的接続を確立するために該ジャックコネクタの穴の内部に配置された接触子の面を少なくとも含んでいる。ピンはジャックコネクタ穴内の接触子の面又は該穴内側面(穴内壁面)又はこれら双方に接触しつつジャックコネクタに嵌合できる。
【0032】
ピンは、ジャックコネクタの穴に挿入できる程度に小さいサイズではあるが、穴の内面に全く接触しないほどに小さいサイズではなく、穴の内面に接触できる程度に大きいサイズである。ピンの少なくとも一部の断面サイズ(例えば直径)を、例えば、商品のジャックコネクタに本来差し込まれる予定のプラグコネクタのジャックコネクタの穴の内部に挿入される部分の最大断面サイズ(例えば最大直径)と同じにすることで、ピンを商品のジャックコネクタの穴の内面に接触させつつ嵌合させることができる。
【0033】
このようなピンはいずれのタイプの商品盗難監視装置においてもスイッチの可動ロッドの先端側に設けられているが、第1タイプ、第2タイプ、第3タイプの商品盗難監視装置では、可動ロッドとピンとの接続関係等が異なっている。なお、可動ロッドの先端及び後端は、それぞれ付設面の外側方向及び内側方向における可動ロッドの端である。
【0034】
付設ユニットが商品に取り付けられたときには、ピン全体が商品のジャックコネクタの穴の内部に位置してもよく、さらに可動ロッドの少なくとも一部が穴の内部に位置してもよい。付設ユニットを商品に取り付けたときに可動ロッドの少なくとも一部を穴の内部に位置させる場合には、可動ロッドは穴の内面に接触してもよく、接触しなくてもよい。いずれにしても、付設ユニットを商品に取り付けるときには、ピンの少なくとも一部或いはさらに可動ロッドの少なくとも一部が穴の内部に位置するように、代表的にはピンを先頭にしてピン或いはさらに可動ロッドを穴に挿入する。
【0035】
ピンと商品のジャックコネクタの穴の内面(例えば穴内面を形成している、プラグコネクタとの接触子の面又は(及び)穴内側面(例えば内周面))とが接触するため、付設ユニットを商品に取り付けるためにピンに対して穴の内側に向かう力(付設面の外側に向かう力)が加えられるとき、並びに、付設ユニットを商品から取り外すためにピンに対して穴の外側に向かう力(付設面の内側に向かう力)が加えられるときのいずれのときも、穴の内部におけるピンのそのときの位置を保持しようとする相互接触抵抗(換言すれば、相互接触による摩擦抵抗)がピンと穴の内面との間に生じる。つまり、穴の内面に接触するピンに対して穴の内側に向かう力が加えられると、それに抗う穴の外側に向かう力もピンにかかる。同様に、穴の内面に接触するピンに対して穴の外側に向かう力が加えられると、それに抗う穴の内側に向かう力もピンにかかる。このようなピンと穴の内面の相互接触抵抗を利用してスイッチの可動ロッドを移動させ、スイッチの接点は開閉される。各タイプの商品盗難監視装置では、既述のように付設ユニットにおけるピンと可動ロッドとの接続関係等が異なっており、スイッチの接点の開閉メカニズムが異なっている。以下、各タイプの商品盗難監視装置について説明する。
【0036】
§1.2.第1タイプの商品盗難監視装置
第1タイプの商品盗難監視装置においては、ピンは可動ロッドと一体的に移動できるように、可動ロッドの先端側に設けられている。可動ロッドとピンが一体的に移動できるようにこれらを直接的に接続してもよく、他の部材を介して間接的に接続してもよい。或いは、可動ロッドとピンは一体的に形成されたものとしてもよい。
【0037】
既述のようにピンの少なくとも一部が監視対象商品のジャックコネクタの穴の内部に位置するように、付設ユニットは商品に取り付けられる。商品のジャックコネクタの穴に挿入されるピンが、既述のようにその穴の内面と接触するため、第1タイプの商品盗難監視装置のスイッチは次のように動作させることができる。
【0038】
付設ユニットを商品に取り付けるためにピンが商品のジャックコネクタの穴に挿入されるとき、ピンと穴の内面の間の相互接触抵抗により、ピン及び可動ロッドが一体的に付設面の内側に向けて押し込まれる。さらに詳しく言うと、ピンを商品のジャックコネクタの穴に挿入するときには、ピンと穴の内面が接触するため、ピンと穴の内面の間に接触抵抗が生じる。その接触抵抗によりピンが挿入されるのに抗う力、換言すれば、穴の内部におけるピンのそのときの位置を保持しようとする力が、ピンひいては可動ロッドにかかる。このピンを挿入するときの抗力は、ピンの挿入方向(可動ロッドの移動可能方向=付設面の外側に向かう方向)と逆方向(=付設面の内側に向かう方向)に向くため、ピン及び可動ロッドは付設面の内側に向けて押し込まれる。その結果、スイッチの接点が閉じられる。代表的には、このように可動ロッドが付設面の内側に押し込まれて、可動ロッドがその可動範囲の限界に達した後、さらに付設ユニットが商品に近づく方向に押されると、ピンが穴の奥の方に押し込まれていく。
【0039】
付設ユニットが商品に取り付けられた状態のときには、ピンと商品のジャックコネクタの穴の内面の間の相互接触抵抗により穴の内部におけるピンの位置が保持され、可動ロッドが付設面の内側に向けて押し込まれた状態が保持されて、スイッチの接点の閉じた状態が保持される。たとえバネ等によって可動ロッドに対して付設面の外側に向かう付勢力が加えられていても、穴の内面とピンの間の相互接触抵抗により生じる抗力の方が付勢力よりも大きければ、接点が閉じられた状態を維持することができる。
【0040】
このように付設ユニットが監視対象商品に取り付けられた後、盗人が意図的に付設ユニットを商品から取り外すとき、或いは偶発的に付設ユニットが商品から外れたときなどには、スイッチの接点は次のように開く。
【0041】
付設ユニットが商品から離れる方向に引っ張られて付設ユニットが商品から取り外されるときには、ピンと商品のジャックコネクタの穴の内面の相互接触抵抗により、ピン及び可動ロッドが一体的に付設面の外側に向けて引っ張られて、スイッチの接点が開く。さらに詳しく言うと、ピンが商品のジャックコネクタの穴から抜かれるときには、ピンが穴に挿入されるときと同様に、ピンと穴の内面の間の接触抵抗によって、ピンが穴から抜かれるのに抗う力(換言すれば、穴の内部におけるピンのそのときの位置を保持しようとする力)が、ピンひいては可動ロッドにかかる。このピンが抜かれるときの抗力は、ピンが挿入されるときとは逆に、付設面の外側に向かう方向に向くため、ピン及び可動ロッドは付設面の外側に向けて引っ張られ、スイッチの接点が開く。代表的には、このように可動ロッドが付設面の外側に引っ張られて可動ロッドがその可動範囲の限界に達した後、さらに付設ユニットが商品から離れる方向に引っ張られると、ピンが穴から引き抜かれ、付設ユニットを商品から取り外すことができる。
【0042】
これらにより、スイッチの接点の開閉状態に基づき、付設ユニットが商品に取り付けられているか否かを検出することができる。既述のように少なくともスイッチの接点が開いているときに、警報装置から警報が発せられる。
【0043】
§1.3.第2タイプの商品盗難監視装置
第2タイプの商品盗難監視装置の付設ユニットは、既述のようにスイッチ、ピン及び弾性部材を有している。
【0044】
弾性部材は可動ロッドの移動可能方向に伸縮可能であり、例えばコイルバネ等のバネやゴム部材などとすればよい。
【0045】
第2タイプの商品盗難監視装置のピンは、商品のジャックコネクタの穴の内面に接触しつつ、その穴に嵌合できるという点では、第1タイプの商品盗難監視装置のピンと同様である。
【0046】
しかし、第1タイプの商品盗難監視装置のピンが可動ロッドと一体的に移動するのに対して、第2タイプの商品盗難監視装置のピンは、可動ロッドの移動可能方向に可動ロッドに対して相対的に移動できる。また、可動ロッドとピンとが所定距離よりも大きく離れないように、ピンの可動ロッドに対する相対的移動範囲は規制されている。例えば、ピンに係合部を設けるとともに、この係合部に係合する係合部を可動ロッド自身又は可動ロッドと一体的に移動する部材(可動ロッドとの相対的な位置関係がかわらない部材)に設けることで、上記のようにピンの可動ロッドに対する相対的移動範囲を規制すればよい。
【0047】
第2タイプの商品盗難監視装置においては、ピンが付設面の内側に向けて押されると、弾性部材を介して可動ロッドを付設面の内側に向けて押すことができるように、弾性部材及びピンは可動ロッドの先端側に設けられている。したがって、可動ロッドを付設面の外側に向けて押すと、弾性部材を介してピンを付設面の外側に向けて押すこともできる。例えば後端側に開口部を有する空孔をピンに設けておき、その空孔の内部に弾性部材を配置すればよい。
【0048】
既述のようにピンの少なくとも一部が監視対象商品のジャックコネクタの穴の内部に位置するように、付設ユニットは商品に取り付けられる。第2タイプの商品盗難監視装置のスイッチは次のように動作させることができる。
【0049】
付設ユニットを商品に取り付けるためにピンが商品のジャックコネクタの穴に挿入されるとき、ピンと穴の内面の間の相互接触抵抗(換言すれば、相互接触による摩擦抵抗)により、ピンが弾性部材を介して可動ロッドを付設面の内側に向けて押し込んで、スイッチの接点が閉じられる。代表的には、このように可動ロッドが付設面の内側に押し込まれて、可動ロッドがその可動範囲の限界に達した後、さらに付設ユニットが商品に近づく方向に押されると、弾性部材が圧縮されるとともに、ピンが穴の奥の方に押し込まれていく。
【0050】
付設ユニットが商品に取り付けられた状態のときには、ピンと商品のジャックコネクタの穴の内面の間の相互接触抵抗により、穴の内部における該ピンの位置が保持される。これにより、縮んだ弾性部材を介してピンが可動ロッドを付設面の内側に向けて押し込んだ状態を保持することができ、スイッチの接点の閉じた状態が保持される。
【0051】
このように付設ユニットが監視対象商品に取り付けられた後、盗人が意図的に付設ユニットを商品から取り外すとき、偶発的に付設ユニットが商品から外れたときなどには、スイッチの接点は次のように開く。
【0052】
付設ユニットが商品から離れる方向に引っ張っられて商品から取り外されるときにおいて、可動ロッドとピンとが所定距離よりも大きく離れないように規制がかかるまでは、ピンと穴の内面の間の相互接触抵抗によりピンの穴の内部における位置が保持されるとともに、弾性部材が伸びていくこと(弾性部材がその弾力で復元していくこと)により可動ロッドが付設面の内側に押し込まれている状態が保持されて、スイッチの接点の閉じた状態が保持される。
【0053】
可動ロッドとピンとが所定距離よりも大きく離れないように規制がかかった後、付設ユニットがさらに商品から離れる方向に引っ張られると、ピンと穴の内面の相互接触抵抗により、可動ロッドが付設面の外側に引っ張られて、スイッチの接点が開く。
【0054】
これらにより、スイッチの接点の開閉状態に基づき、付設ユニットが商品に取り付けられているか否かを検出することができる。既述のように少なくともスイッチの接点が開いているときに、警報装置から警報が発せられる。
【0055】
§1.4.第3タイプの商品盗難監視装置
第3タイプの商品盗難監視装置は既述のようにスイッチ、ピン及び該スイッチに接続された付設ユニット取付け用嵌合部を備えている。
【0056】
ピンは、スイッチの可動ロッドの移動可能方向に該可動ロッドに対して相対的に移動可能に該可動ロッドに連結されている。該相対的に移動可能の距離は予め定められた所定の距離だけである。換言すれば、ピンは可動ロッドに対し相対的に移動可能であり、その相対的移動可能範囲が該所定距離に規制されている。
例えば、ピンに係合部を設けるとともに、この係合部に係合する係合部を可動ロッド自身又は可動ロッドと一体的に移動する部材(可動ロッドとの相対的な位置関係がかわらない部材)に設けることで、上記のようにピンの可動ロッドに対する相対的移動範囲を規制すればよい。なお、ピンと可動ロッドの連結は、ピンが可動ロッドに直接的に連結されていてもよく、上記のように他の部材を介して連結されていてもよい。
【0057】
この第3タイプの監視装置においては、該ピンが商品のジャックコネクタの穴に挿入されるとともに付設ユニット取付け用嵌合部が該ジャックコネクタの穴に嵌合されることで該商品に付設ユニットが取り付けられる。
【0058】
該ピンが該穴に挿入されるとき、該ピンと該穴の内面の間の相互接触抵抗により、該ピンが該可動ロッドに対して前記所定距離の範囲内で該可動ロッド側へ相対的に移動した後、該ピン及び可動ロッドが該付設面の内側に向けて押し込まれて該スイッチの接点が閉じられ、
付設ユニットが商品に取り付けられた状態のときには、付設ユニット取付け用嵌合部がジャックコネクタの穴に嵌着されることで、付設ユニットが商品に対し位置決めされ、ピンと該穴の内面の間の相互接触抵抗により該穴の内部における該ピンの位置が保持され、該可動ロッドが該付設面の内側に向けて押し込まれた状態が保持されて、該スイッチの接点の閉じた状態が保持される。
【0059】
付設ユニットが該商品から離れる方向に引っ張られて該商品から取り外されるときには、該付設ユニット取付け用嵌合部が該商品のジャックコネクタの穴から引き抜かれる。このとき、可動ロッドが該ピンに対し前記所定距離の範囲内で相対的に移動し終わるまでは該ピンの該穴内部における位置が該ピンと該穴の内面の間の相互接触抵抗により保持される。そしてこの間に可動ロッドが該付設面の内側から外側へ向け付勢され該スイッチの接点が開かれる。可動ロッドがピンに対し前記所定距離の範囲内で相対的に移動し終わった後、該付設ユニットがさらに該商品から離れる方向に引っ張られると該ピンが該商品から取り外される。
【0060】
これらにより、スイッチの接点の開閉状態に基づき、付設ユニットが商品に取り付けられているか否かを検出することができる。既述のように少なくともスイッチの接点が開いているときに、警報装置から警報が発せられる。
【0061】
§1.5.
以上説明したいずれのタイプの商品盗難監視装置にも次の利点がある。すなわち、付設ユニットが監視対象商品に取り付けられているときには、付設ユニットの商品への取付け状態を検出するためのスイッチの可動ロッドの先端側に設けられたピンの先端は、商品のジャックコネクタの穴の内部に位置する。したがって、付設ユニットが商品に取り付けられている状態から、可動ロッドが付設面の外側に移動しないようにピンひいては可動ロッドを薄板等により押さえこんでから、つまり、スイッチの接点が開かないようにピンを押さえこんでから、したがって、警報が発せられないようにピンを押さえこんでから、付設ユニットを商品から取り外すことは極めて難しい。それだけ信頼性高く、確実に付設ユニットが商品から外れたことをスイッチは検出することができ、警報装置は商品の万引き等がなされたときにはそれだけ信頼性高く、確実に警報を発することができる。
【0062】
付設ユニットを商品に取り付けたときに、仮に商品のジャックコネクタの穴の底面によってスイッチの可動ロッドを付設面の内側に押し込み、スイッチの接点を閉じる構造とすると、そのジャックコネクタの穴に底面がなければ付設ユニットの商品への取付け状態をスイッチにより検出することができない。これに対して、本発明に係る商品盗難監視装置においては、ピンと商品のジャックコネクタの穴の内面の接触抵抗によりスイッチの接点が開閉されるため、たとえ商品のジャックコネクタの穴に底面がなくても付設ユニットの商品への取付け状態を検出することができる。
【0063】
商品のジャックコネクタの穴に底面がある場合であっても、商品の種類や、同じ種類の商品であってもそのメーカー等によって、その穴の入口から底面に至る長さが異なる可能性があり、上記のように仮に穴の底面によって可動子を付設面の内側に押し込み、スイッチの接点を閉じる構造とすれば、可動ロッドやピン等の長さを穴の入口から底面までの長さに応じた適切な長さとする必要がある。これに対して、本発明に係る商品盗難監視装置においては、可動ロッド及びピンの全体の長さは、穴の底面に届くほど長くなくてもよい。付設ユニットが商品に取り付けられたときにピンの先端が穴の底面に接触しない程度の長さに可動ロッド及びピンの全体の長さを調整しておけば、穴の入口から底面までの長さが商品の機種等によって多少変動しても、いずれの機種の商品についても同じ付設ユニットを用いて付設ユニットの商品への取付け状態を検出することができる。
【0064】
例えば、付設ユニットが商品に取り付けられた状態における商品のジャックコネクタの穴の内部に挿入されたピンの先端から穴の入口までの長さ(換言すれば、穴の内部に挿入された付設ユニット部分の長さ)が、該ジャックコネクタに本来差し込まれる予定のプラグコネクタが該ジャックコネクタに差し込まれた状態におけるプラグコネクタの先端から穴の入口までの長さ(換言すれば、穴の内部に挿入されたプラグコネクタ部分の長さ)よりも短くても、付設ユニットの商品への取付け状態を検出することができる。また、このように商品のジャックコネクタの穴の内部に挿入される付設ユニット部分(少なくともピンの一部を含む)の長さを短くすれば、可動ロッドやピン等の破損も抑制できる。
【0065】
第1タイプの商品盗難監視装置においては、可動ロッドがピンと一体的に移動するため、第2タイプの商品盗難監視装置に比べて検出感度高く、付設ユニットの商品への取付け状態をスイッチにより検出することができる。第3タイプの監視装置では、嵌合部をジャックコネクタの穴から外そうとするとスイッチの可動ロッドが付設面の外側へ向け付勢されスイッチ接点が開いてしまうので、第2タイプの商品盗難監視装置に比べて検出感度高いと言える。また、第1タイプの商品盗難監視装置の付設ユニットは、第2、第3タイプの商品盗難監視装置の付設ユニットよりも構造が簡単であり、それだけ安価に提供することができる。
【0066】
第2タイプの商品盗難監視装置においては、付設ユニットが商品から取り外されるとき、可動ロッドとピンとが所定距離よりも大きく離れないように規制がかかるまでは、スイッチの接点が閉じられた状態が保持され、警報が発せられない。つまり、第2タイプの商品盗難監視装置においては、付設ユニットが商品に取り付けられているときの可動ロッド位置から、可動ロッドが穴の外側に向けて移動して、可動ロッドとピンとが所定距離よりも大きく離れないように規制がかかる可動ロッド位置までの距離(マージン距離)分だけ、警報が発せられないマージンがある。このようなマージン距離を設けたことにより次の利点がある。付設ユニットを両面接着テープによって商品に取り付ける場合等には、客がその商品を手にとるなどしたときに、その客が付設ユニットを商品から取り外そうという気がなくても、付設ユニットが(付設ユニットの一部が)商品から若干離れてしまうこともあり、このようなときに警報が発せられるとかえって不都合である。マージン距離が設けられていれば、付設ユニットが商品から若干離れただけでは警報が発せられず、したがって警報の誤報を抑制できる。マージン距離は例えば1mm程度〜3mm程度にすればよい。
【0067】
既述のようにピンを商品のジャックコネクタの穴に挿入して、付設ユニットを商品に取り付けたときには、ピンは穴の内面(例えばジャックコネクタの穴の内部に配置された接触子の面)と接触する。したがって、付設ユニットが商品に取り付けられたときに、ピンの材質、可動ロッドの材質、スイッチの内部構造(接点開閉構造等)、警報装置の回路構成等にもよるが、警報装置から可動ロッド等を介して商品に漏れ電流が流れ込んでしまうことがある。このような漏れ電流が発生すると、商品(例えば商品の電気回路)の破損の恐れもあり、また、警報装置においてバッテリを用いている場合にはバッテリの寿命が短くなってしまうこともある。このような漏れ電流を防止するために、第1、第2のタイプの監視装置では、付設ユニットが商品に取り付けられた状態において、可動ロッドと商品のジャックコネクタの穴の内面とが電気的に絶縁されるようにしてもよい。このようにすれば、たとえスイッチの接点を構成する接点片と可動ロッドが接触しても、漏れ電流を防止できる。
【0068】
このように漏れ電流を防止することが好ましい一方において、商品のジャックコネクタの穴の内部に挿入される付設ユニット部分(ピン等)の破損を抑制するために、ピン等はある程度の機械的強度のある材料、例えば金属(したがって導電性)からなるものが好ましい。これらを両立させるなどのために例えば次のようにしてもよい。第1タイプの商品盗難監視装置においては、例えば、可動ロッドとピンのいずれも金属製として、これらを絶縁部材を介して接続すればよい。この場合、ピンが商品のジャックコネクタの穴に挿入されたときに金属製(導電性)可動ロッドが穴の内面と接触しても、漏れ電流が発生する恐れがあるので、付設ユニットを商品に取り付けたときに可動ロッドと商品のジャックコネクタの穴の内面が接触しないようにしてもよい。例えば、付設ユニットを商品に取り付けたときに可動ロッドが商品のジャックコネクタの穴の内部に挿入されない構造として、導電性可動ロッドと穴の内面とが接触しないようにすればよい。付設ユニットを商品に取り付けたときに、可動ロッドの少なくとも一部が穴の内部に挿入される場合には、可動ロッドのサイズを穴の内面に接触しないサイズにすることで、金属製(導電性)可動ロッドと穴の内面とが接触しないようにしてもよい。
【0069】
付設ユニットを商品に取り付けたときに、ピンが商品のジャックコネクタの穴の内部に配置された異なる電位の二以上の接触子に接触する場合等には、商品の内部回路を短絡してしまわないように、ピンは絶縁性とすることが好ましい。
【0070】
第3タイプの商品盗難監視装置においても、同様の理由から、前記付設ユニットが前記商品に取り付けられた状態において前記可動ロッドと該商品のジャックコネクタの穴の内面とが電気的に絶縁されていることが好ましく、また、前記ピンは電気絶縁性材料から形成されていることが望ましい。
【0071】
また、第3タイプの監視装置においては、前記付設ユニット取付け用嵌合部は少なくとも先端部が該嵌合部の前記ジャックコネクタの穴への嵌合方向に延びる切り欠きにより2以上に分割されていて弾性復元力に抗して絞り得る(換言すれば径を縮め得る)ものが望ましい。このような嵌合部は、かかる分割部分の径を大きめに形成しておくことで、より広範囲のサイズのジャックコネクタ穴に対応して嵌着可能であり、しかも、該嵌合部をしっかりと該穴に嵌着することができる。
【0072】
§2.付設ユニット
本発明は、上記述べた第1、第2及び第3タイプ商品盗難監視装置においてそれぞれで用いる第1、第2及び第3の三つのタイプの付設ユニットも提供する。
【0073】
(1)第1タイプの付設ユニットは、
ジャックコネクタを有する商品の盗難を監視するための商品盗難監視装置において用いられ、所定付設面が該商品に臨むように該商品に取り付けられる付設ユニットであって、
スイッチ及びピンを備えており、
該スイッチは、該付設ユニットが該商品に取り付けられているか否かを検出するためのものであり、該付設面の内側から外側及び外側から内側に向けて直線的に移動可能な可動ロッドと、該可動ロッドの位置に応じて開閉し、該可動ロッドが該付設面の内側に向けて押し込まれると閉じる接点とを有しており、
該ピンは、該可動ロッドと一体的に移動できるように該可動ロッドの先端側に設けられているとともに、該商品のジャックコネクタの穴の内面に接触しつつ該穴に嵌合でき、
該ピンの少なくとも一部が該商品のジャックコネクタの穴の内部に位置するように、該付設ユニットは該商品に取り付けられ、
該付設ユニットを該商品に取り付けるために該ピンが該穴に挿入されるとき、該ピンと該穴の内面の間の相互接触抵抗により、該ピン及び該可動ロッドが一体的に該付設面の内側に向けて押し込まれて、該スイッチの接点が閉じられ、
該付設ユニットが該商品に取り付けられた状態のときには、該ピンと該穴の内面の間の相互接触抵抗により該穴の内部における該ピンの位置が保持され、該可動ロッドが該付設面の内側に向けて押し込まれた状態が保持されて、該スイッチの接点の閉じた状態が保持され、
該付設ユニットが該商品から離れる方向に引っ張られて該商品から取り外されるときには、該ピンと該穴の内面の相互接触抵抗により、該ピン及び該可動ロッドが一体的に該付設面の外側に向けて引っ張られて、該スイッチの接点が開くことを特徴とする付設ユニットである。
【0074】
(2)第2タイプの付設ユニットは、
ジャックコネクタを有する商品の盗難を監視するための商品盗難監視装置において用いられ、所定付設面が該商品に臨むように該商品に取り付けられる付設ユニットであって、
スイッチ、弾性部材及びピンを備えており、
該スイッチは、該付設ユニットが該商品に取り付けられているか否かを検出するためのものであり、該付設面の内側から外側及び外側から内側に向けて直線的に移動可能な可動ロッドと、該可動ロッドの位置に応じて開閉し、該可動ロッドが該付設面の内側に向けて押し込まれると閉じる接点とを有しており、
該弾性部材は該可動ロッドの移動可能方向に伸縮可能であり、
該ピンは該可動ロッドの移動可能方向に該可動ロッドに対して相対的に移動できるとともに、該商品のジャックコネクタの穴の内面に接触しつつ該穴に嵌合でき、
該弾性部材及び該ピンは、該ピンが該付設面の内側に向けて押されると、該弾性部材を介して該可動ロッドを該付設面の内側に向けて押すことができるように、該可動ロッドの先端側に設けられており、
該可動ロッドと該ピンとが所定距離よりも大きく離れないように、該ピンの該可動ロッドに対する相対的移動範囲は規制されており、
該ピンの少なくとも一部が該商品のジャックコネクタの穴の内部に位置するように、該付設ユニットは該商品に取り付けられ、
該付設ユニットを該商品に取り付けるために該ピンが該穴に挿入されるとき、該ピンと該穴の内面の間の相互接触抵抗により、該ピンが該弾性部材を介して該可動ロッドを該付設面の内側に向けて押し込んで、該スイッチの接点が閉じられ、
該付設ユニットが該商品に取り付けられた状態のときには、該ピンと該穴の内面の間の相互接触抵抗により該穴の内部における該ピンの位置が保持され、該ピンが圧縮された該弾性部材を介して該可動ロッドを該付設面の内側に向けて押し込んだ状態が保持されて、該スイッチの接点の閉じた状態が保持され、
該付設ユニットが該商品から離れる方向に引っ張られて該商品から取り外されるときには、該可動ロッドと該ピンとが前記所定距離よりも大きく離れないように規制がかかるまでは、該ピンと該穴の内面の間の相互接触抵抗により該ピンの該穴の内部における位置が保持されるとともに、該弾性部材がその弾力で復元していくことにより該可動ロッドが該付設面の内側に押し込まれている状態が保持されて、該スイッチの接点の閉じた状態が保持され、
該可動ロッドと該ピンとが前記所定距離よりも大きく離れないように規制がかかった後、該付設ユニットがさらに該商品から離れる方向に引っ張られると、該ピンと該穴の内面の相互接触抵抗により、該可動ロッドが該付設面の外側に引っ張られて、該スイッチの接点が開くことを特徴とする付設ユニットである。
(3)第3タイプの付設ユニットは、
ジャックコネクタを有する商品の盗難を監視するための商品盗難監視装置において用いられ、所定付設面が該商品に臨むように該商品に取り付けられる付設ユニットであって、
スイッチ、ピン及び該スイッチに接続された付設ユニット取付け用嵌合部を備えており、
該スイッチは、該付設ユニットが該商品に取り付けられているか否かを検出するためのものであり、該付設面の内側から外側及び外側から内側に向けて直線的に移動可能で該付設面の内側から外側へ向け付勢されている可動ロッドと、該可動ロッドの位置に応じて開閉し、該可動ロッドが該付設面の内側に向けて押し込まれると閉じる接点とを有しており、
該ピンは該可動ロッドの移動可能方向に該可動ロッドに対して相対的に所定距離だけ移動可能に該可動ロッドに連結されていて該商品のジャックコネクタの穴の内面に接触しつつ該穴に嵌合でき、
該付設ユニット取付け用嵌合部は該可動ロッドの前記直線的移動を許すように該可動ロッドに外嵌していて該商品のジャックコネクタの穴に引き抜き可能に嵌合でき、
該ピンが該商品のジャックコネクタの穴に挿入されるとともに該付設ユニット取付け用嵌合部が該ジャックコネクタの穴に嵌合されることで該商品への取付けが可能であり、
該付設ユニットを該商品に取り付けるために該ピンが該穴に挿入されるとき、該ピンと該穴の内面の間の相互接触抵抗により、該ピンが該可動ロッドに対して前記所定距離の範囲内で該可動ロッド側へ相対的に移動した後、該ピン及び可動ロッドが該付設面の内側に向けて押し込まれて該スイッチの接点が閉じられ、
該付設ユニットが該商品に取り付けられた状態のときには、該ピンと該穴の内面の間の相互接触抵抗により該穴の内部における該ピンの位置が保持され、該可動ロッドが該付設面の内側に向けて押し込まれた状態が保持されて、該スイッチの接点の閉じた状態が保持され、
該付設ユニットが該商品から離れる方向に引っ張られて該商品から取り外されるときには、該付設ユニット取付け用嵌合部が該商品のジャックコネクタの穴から引き抜かれるとともに、該可動ロッドが該ピンに対し前記所定距離の範囲内で相対的に移動し終わるまでは該ピンの該穴内部における位置が該ピンと該穴の内面の間の相互接触抵抗により保持され、この間に該可動ロッドが該付設面の内側から外側へ向け付勢され該スイッチの接点が開かれ、該可動ロッドが該ピンに対し前記所定距離の範囲内で相対的に移動し終わった後、該付設ユニットがさらに該商品から離れる方向に引っ張られると該ピンが該商品から取り外されることを特徴とする付設ユニットである。
【0075】
第1、第2又は第3タイプの付設ユニットを商品盗難監視装置において用いることで、既述の効果が得られる。商品盗難監視装置の説明の中で、付設ユニットに関連して述べたことは上記第1、第2又は(及び)第3タイプの付設ユニットについても同様のことが言える。
【0076】
【発明の実施の形態】
§3.
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。図1に本発明に係る商品盗難監視装置の一例の概略構成図を示す。
【0077】
図1の商品盗難監視装置AP1により万引き等されないように監視する商品8は、本例では、ポータブルMDプレイヤである。このMDプレイヤ(商品)8は、イヤホン7又はヘッドホンのプラグコネクタ71を差し込むためのジャックコネクタ81を有している。なお、ジャックコネクタ81は例えば3.5φジャックと呼ばれるものである。
【0078】
図2及び図3に商品8のジャックコネクタ81の概略断面図と、このジャックコネクタ8にイヤホン7のプラグコネクタ71が差し込まれた状態の概略断面図をそれぞれ示す。
【0079】
商品8のジャックコネクタ81にはプラグコネクタ71が差し込まれる穴81hがあり、この穴81hの内部には接触子811と812が配置されている。ジャックコネクタ81にプラグコネクタ71が差し込まれると、ジャックコネクタ81の接触子811と812はそれぞれプラグコネクタ71の接触子711と712に接触する。これにより、ジャックコネクタ81とプラグコネクタ71の電気的な接続がなされる。
【0080】
商品8のジャックコネクタ81はこのような電気的接続のために本来設けられているが、商品盗難監視装置AP1は商品8のジャックコネクタ81を利用して、さらに言うと、ジャックコネクタ81の穴81hの内面を利用して、商品8が万引き等されないように監視する。商品8のジャックコネクタ81の穴81hの内面は、本例では、接触子811、812等によって形成されている。
【0081】
商品盗難監視装置AP1は、図1に示すように、警報装置ADと、付設ユニット(付設部)AU1とを備えている。本例では、三つの商品(ポータブルMDプレイヤ)8を監視するために、三つの付設ユニットAU1を商品盗難監視装置AP1は備えている。付設ユニットAU1は商品8に取り付けられ、警報装置ADは付設ユニットAU1の商品8への取付け状態に応じて、代表的には付設ユニットAU1が商品8から取り外されたときに警報を発する。
【0082】
付設ユニットAU1の概略断面図を図4(A)及び(B)に示す。付設ユニットAU1は、付設ユニットAU1が監視対象商品8に取り付けられているか否かを検出するためのスイッチ3を有している。スイッチ3は、中空の付設ユニットケース41の内部に配置されており、図示を省略した接着剤によってケース41の内面に接着されている。付設ユニットAU1を商品8に取り付けたときにその商品8に臨む付設面は、本例では図4(A)及び(B)においてケース41の下側面42である。
【0083】
スイッチ3は、可動ロッド33と、可動ロッド33の位置に応じて開閉する接点3cを有している。接点3cは固定接点片31と可動接点片32とからなる。これら接点片31及び32の一部はスイッチケース34の外部に突出している。接点片31と32の突出部分には、コード2の電線21と22がそれぞれ接続されている。コード2によってスイッチ3の接点情報(検出情報)は警報装置ADに伝送され、警報装置ADは入力されるスイッチ3の検出情報(接点情報)に基づき警報を発する。
【0084】
可動ロッド33の先端部33eは、スイッチケース34に設けられた孔34a及び付設ユニットケース41に設けられた孔41aを介して付設面42の外側に突出している。可動ロッド33は、スイッチケース34の孔34aの内壁に案内されて、付設面42の内側から外側(図4(A)において上側から下側)及び外側から内側に向けて直線的に移動できる。
【0085】
可動ロッド33が付設面42の内側に向けて押し込まれると、接点3cの可動接点片32が変形して、図4(B)に示すように接点片32と31が接触し、接点3cが閉じる。可動接点片32は板バネを兼ねており、可動ロッド33を付設面42の外側に向けて押している。このような板バネ(可動接点片)32による付勢力以外の外力が可動ロッド33にかかっていないときには、図4(A)に示すように接点片31と32は接触しておらず、接点3cは開いている。
【0086】
可動ロッド33は、そのヘッド部33hがスイッチケース34の内面に当接する位置(図4(A)参照)と、接点片31と32とが接触する位置(図4(B)参照)との間で移動できる。
【0087】
可動ロッド33の先端部33eには、ジョイント部材51を介して、可動ロッドの移動方向に延びる円柱状のピン52が接続されている。本例では、可動ロッド33とジョイント部材51は螺合しており、ジョイント部材51とピン52は互いに嵌合しているとともに接着剤によって接着されている。これらにより、可動ロッド33、ジョイント部材51及びピン52は一体的に移動できる。このように一体的に移動可能な可動ロッド33、ジョイント部材51及びピン52の機械的強度を高めるなどのために、本例では可動ロッド33は黄銅製であり、ピン52も金属製である。ジョイント部材51は本例では樹脂からなる。
【0088】
以上説明した商品盗難警報装置AP1によって商品8が万引き等されないように監視するときには、図5(C)に示すように、ピン52が商品8のジャックコネクタ81の穴81hの内部に位置するようにピン52を穴81hに挿入して、付設ユニットAU1を商品8に取り付ける。ピン52を穴81に挿入しやすいように、ピン52の先端部には丸みが付けられている。本例では、両面接着テープ44によって付設ユニットAU1を商品8に貼り付け、付設ユニットAU1が商品8に取り付けられた状態を保持する。両面接着テープ44の一方の面は付設ユニットAU1の付設面42に接着され、他方の面は商品面に接着される。接着テープ44には孔44aが設けられており、この孔44aを通して可動ロッド33とピン52は一体的に移動できる。
【0089】
付設ユニットAU1を商品8に取り付けるためにピン52が商品のジャックコネクタ81の穴81hに挿入されるときには、次のようにスイッチ3の接点3cが閉じられる。
【0090】
穴81hに挿入されるピン52のサイズは、穴81hの内面に接触するサイズに設定されている。なお、穴81hの内面は、既述のように本例では穴81hの内部に配置された接触子811の面等である。具体的には、既述のようにジャックコネクタ81は本例では3.5φジャックであるので、ピン52の直径(最大直径)は本例では3.5mmとしている。つまり、このジャックコネクタ81に本来差し込まれるプラグコネクタ71の接触子711の直径と同じサイズにピン52の直径は設定されている。
【0091】
このようなサイズにピン52のサイズが設定されているため、図5(A)及び(B)に示すように指等によって力F1 を付設ユニットAU1にかけて、ピン52を商品8のジャックコネクタ81の穴81に挿入するときには、ピン81と穴の内面(本例では接触子811)が接触して、ピン52と穴の内面の間に相互接触による摩擦抵抗(相互接触抵抗)が生じる。この接触抵抗によりピン52が挿入されるのに抗う力F2 がピン52、ひいては可動ロッド33にかかり、この抗力F2 は可動ロッド33を付設面42の内側に向けて押す。可動ロッド33には可動ロッドを付設面42の外側に押す板バネ(可動接点片)32による付勢力F0 もかかっているが、F2 >F0 となる板バネ32(スイッチ3)が採用されているため、可動ロッド33は付設面42の内側に押し込まれる。その結果、可動接点片(板バネ)32が変形して、接点片31と32が接触し、スイッチ3の接点3cが閉じる。
【0092】
接点片31と32が接触した後にさらにピン52を穴81hの内部に押し込む力が付設ユニットAU1に加えられると、図5(C)に示すようにピン52は穴81hの奥の方へ押し込まれる。このように付設ユニットAU1を商品8に取り付けるときには、ピン52は穴81hの内面に接触しつつ穴81hに挿入され、最終的には穴81に嵌合する。
【0093】
図5(C)に示すように両面接着テープ44によって付設ユニットAU1が商品8に取り付けられた状態のときには、ピン52と穴81hの内面の間の相互接触抵抗により、ピン52の穴81h内部における位置が保持され、スイッチ3の接点3cが閉じられた状態が保持される。板バネ32による付勢力F0 が可動ロッド33にはかかっているが、ピン52と穴81hの内面の接触抵抗によって接点3cが閉じられた状態が維持される。
【0094】
このように付設ユニットAU1が監視対象商品8に取り付けられた後に、盗人が商品8を盗むために付設ユニットAU1を商品から取り外すと、スイッチ3の接点3cは次のように開く。
【0095】
図6(A)〜(C)に示すように付設ユニットAU1が商品8から離れる方向に力F3 により引っ張られて、ピン52が商品8のジャックコネクタ81の穴81hから抜かれるとき、ピン52と穴の内面の間の相互接触抵抗により、可動ロッド33が付設面42の外側に引っ張られて、スイッチ3の接点3cが開く。さらに詳しく言うと、ピン52が穴81hから抜かれるときには、ピン52を穴に81hに挿入するときと同様に、ピン52と穴81hの内面の間の接触抵抗によって、ピン52が穴81hから抜かれるのに抗う力F4 がピン52、ひいては可動ロッド33にかかる。ピン52が抜かれるときの抗力F4 は、ピンが挿入されるときとは逆に、付設面42の外側に向くためピン52及び可動ロッド33は付設面42の外側に向けて引っ張られ、スイッチ3の接点3cが開く。図6(B)に示すように可動ロッド33のヘッド部33hがスイッチケース34の内面に係合した後、さらに付設ユニットAU1が引っ張られると、図6(C)に示すようにピン52が穴から引き抜かれ、付設ユニットAU1を商品8から取り外すことができる。
【0096】
図1に示すように商品盗難監視装置AP1のいずれの付設ユニットAU1も上記のようにそれぞれ商品8に取り付けられ、各付設ユニットAU1のスイッチ3の接点3cは閉じた状態にセットされる。この後、付設ユニットAU1が商品8から取り外されて、少なくとも一つの付設ユニットAU1のスイッチ接点3cが開くと、警報装置ADは警報を発する。
【0097】
警報装置ADの一例の回路図を図7に示す。図7の警報装置ADは、警報素子としてブザーBZ1及び発光ダイオードランプLP1、並びに、付設ユニットAU1のスイッチ3からケーブル2を介して送られてくる接点情報(検出情報)に基づき警報素子を駆動するための駆動回路を有している。
【0098】
警報装置ADは、付設ユニットAU1から延びるコード2を接続するためのコネクタ(雌コネクタ)61を本例では五つ有している。コード2の警報装置ADに接続する側の端部には警報装置ADのコネクタ61に対応するコネクタ(雄コネクタ、図示省略)が設けられており、コード2を警報装置ADに容易に接続することができる。コード2が接続されないコネクタ61には、短絡線62が接続される。
【0099】
警報装置ADにおいては、各付設ユニットAU1の接点状態に基づき、リレーコイルRCの励磁状態や、トランジスタTr1のオン/オフを制御する。これにより、リレー接点RS1及びRS2の開閉状態を制御し、警報素子への電源PSからの電圧印加を制御する。リレー接点RS1及びRS2は、いずれもリレーコイルRCの励磁状態に応じて開閉する。リレー接点RS1は三つの端子RS1a、RS1b、RS1cを有しおり、端子RS1cがコモン端子である。端子RS1aとRS1cで常開接点が構成されている。また、端子RS1bとRS1cで常閉接点が構成されている。もう一方のリレー接点RS2は常開接点である。
【0100】
この警報装置ADを使用するときには、各付設ユニットAU1を商品に取り付けて、スイッチの接点3cを閉じた後、メインスイッチMSWを閉じる。この初期状態においては、トランジスタTr1はオフしており、リレーコイルRCは励磁されておらず、リレー接点RS2は開いている。したがって、警報素子であるブザーBZ1及びランプLP1には電源PSから電圧が印加されておらず、警報は発せられていない。
【0101】
初期状態から少なくとも一つの付設ユニットにおける接点3cが開くと、トランジタTr1はオンして、リレーコイルRCが励磁され、リレー接点RS2が閉じ、ブザーBZ1及びランプLP1に電圧が印加される。これにより、警報素子であるブザーBZ1及びランプLP1は警報を発する。リレーコイルRCは一度励磁されると、これに電源PSと直列に接続された自己接点RS2によって励磁状態が保持されるため、トランジスタTr1がオフしても、ブザーBZ1及びランプLP1は警報を発し続ける。メインスイッチMSWを切るまで、この警報は継続する。
【0102】
なお、初期状態からケーブル2の電線(リード線)21又は(及び)22が切断された場合、ケーブル2が警報装置ADのコネクタ61から引き抜かれた場合等にも、警報が発せられる。
【0103】
図7の右側の付設ユニットAU1のように、スイッチ接点3cと並列にブザー、LEDランプ等の警報素子(本例では、ブザーBZ2)を接続してもよい。このようにすれば、接点3cが閉じているときには、ブザーBZ2には電圧が印加されず、警報を発しない。また、接点3cが開くとブザーBZ2には電源PSから抵抗R2を介して電圧が印加され、ブザーBZ2から警報が発せられる。
【0104】
このように警報器を付設ユニットに配置すれば、盗み、万引きが行われる現場にて警報が発せられる。さらに言うと、付設ユニットを商品から外した盗人の手元にて警報が発せられる。警報が盗人の手元から少しでも離れた位置で発せられるよりも、このように盗人の手元にて警報が発せられる方が、盗難、万引きを抑制できることもある。また、この警報によって、盗人に商品を盗もうとする行為が見つかったことを、その盗人にも知らしめることができる。勿論、警報が発せられていることに盗人が気がつかない場所(例えば、商品の展示場所から離れた場所)で警報が発せられるようにしてもよい。
【0105】
以上説明した商品盗難監視装置AP1には次の利点がある。図16の従来の商品盗難監視装置APpにおいては付設ユニットAUpを商品から外してもスイッチ91の可動ロッド911が付設面92の外側に向けて移動しないように薄板TPで可動ロッド911を押さえ込んでから、換言すれば、付設ユニットAUpを商品から外してもスイッチ91の接点が開かないようにしてから、付設ユニットAUpが商品から外されると、スイッチ91によって付設ユニットAUpが商品から取り外されたことが検出できない。
【0106】
これに対して本発明に係る商品盗難監視装置AP1によると、付設ユニットAU1が商品8に取り付けられた状態のときには、可動ロッド33の先端部にジョイント部材51を介して接続されたピン52の先端は、商品8の穴81hの内部に位置する。したがって、薄板によって可動ロッド33が付設面42の外側に向けて移動しないようにピン52の先端を押さえこんでから、付設ユニットAU1を商品8から取り外すことは極めて難しい。ピン52の先端が薄板によって押さえ込める程度にまで付設ユニットAU1が商品8から取り外されたときには、スイッチ3の接点3cが既に開いており、警報が発せられている。したがって、本発明に係る商品盗難監視装置AP1によると、従来の商品盗難監視装置APpに比べて、信頼性高く、確実に付設ユニットAU1が商品から取り外されたことを検出でき、付設ユニットAU1が商品から取り外されたときにはそれだけ信頼性高く、確実に警報を発することができる。
【0107】
既述のようにピン52と商品のジャックコネクタの穴81hの内面との接触抵抗により、ピン52を穴81hの内部に挿入するときには可動ロッド3を付設面42の内側に押し込んでスイッチ3の接点3cが閉じられるとともに、付設ユニットAU1が商品8に取り付けられた状態のときにはスイッチ3の接点3cが閉じられた状態が保持される。
【0108】
図8(A)に示すようにピン52′と穴81hの内側面(内周面)を接触させずに、穴81hの底面81bによってピン52′を介して可動ロッド33を付設面42の内側に押し込み、スイッチ3の接点3cを閉じることもできる。このようにしても、図8(A)に示す付設ユニットAU1′が商品8から取り外されると、スイッチ3の接点3cが開き、付設ユニットAU1′が商品8から取り外されたことをスイッチ3により検出することができる。
【0109】
しかし、穴81hの底面81bにより可動ロッド33を付設面42の内側に押し込み、スイッチ3の接点3cを閉じる構造とする場合には、可動ロッド33及びピン52′等の長さを穴81hの深さに応じた適切な長さに設定する必要がある。なぜなら、イヤホン、ヘッドホン等のプラグコネクタを差し込むための商品(本例ではMDプレイヤ)8のジャックコネクタ81の穴81hの深さは、メーカーや機種等によって若干のばらつきがあり、可動ロッド33及びピン52′等の長さがの穴81hの深さに対して適切でないと、次のように不具合が生じる。図8(B)に示すように可動ロッド33及びピン52′等の長さが穴81hの深さに対して短すぎると、穴81hの底面81bにより可動ロッド33を付設面42の内側に押し込み、スイッチ3の接点3cを閉じることができず、スイッチ3により付設ユニットの商品への取付け状態を検出することができない。逆に、図8(C)に示すように可動ロッド33及びピン52′等の長さが穴81hの深さに対して長すぎると、可動ロッド33を付設面42の内側に押し込んでスイッチ3の接点3cを閉じることはできるが、付設ユニットAU1′を両面接着テープ44によって商品8に貼り付けることができない。
【0110】
これに対して本発明に係る商品盗難監視装置AP1においては、可動ロッド33、ジョイント部材51及びピン52の全体の長さは、穴81hの底面81bに届くほど長くなくてもよい。本例では、付設ユニットAU1が商品8に取り付けられた状態における商品のジャックコネクタ81の穴81hの内部に挿入された付設ユニット部分(本例ではピン52の全体、ジョイント部材51の全体及び可動ロッド33の一部)の長さH2 (図5(C)参照)は、この穴81hに本来差し込まれる予定のプラグコネクタ71が穴81hに差し込まれた状態における穴81hの内部に挿入されたプラグコネクタ71部分の長さH1 (図3参照)よりも短くしている。さらに言うと、本例では、可動ロッド33やピン52等の長さは、穴81hの内部に配置された接触子811には接触できる長さではあるが、接触子812には接触しない長さにしている。したがって、付設ユニットAU1が商品8に取り付けられた状態においても、ピン52の先端は穴81hの底面81bに当接していない。可動ロッド33やピン52等の長さがこのような長さであるので、図9(A)及び(B)に示すように穴81hの深さが多少変動しても、ピン52等の長さを変えることなく、付設ユニットAU1の商品8への取付け状態を同じ付設ユニットAU1によって検出することができる。たとえ商品8のジャックコネクタ81の穴81hに底面がなくても、付設ユニットAU1の商品への取付け状態は付設ユニットAU1によって検出することができる。金属製ピン52が接触子812には接触しないので、ピンを穴81hに挿入してもピン52により接触子811と812を短絡してしまうことがない。
【0111】
上記のように商品のジャックコネクタ81の穴81hの内部に挿入される付設ユニットAU1部分の長さを短くすれば、可動ロッド33やピン52等の破損も抑制できる。可動ロッド33やピン52の破損を抑制するなどのために、既述のようにこれらは金属製である。付設ユニットAU1が商品に取り付けられた状態のときには、金属製したがって導電性のピン52は、ジャックコネクタ81の穴81hの内部に配置された接触子811と接触するが、ピン52と可動ロッド33が絶縁性ジョイント部材51を介して接続されているため、また、導電性可動ロッド33は接触子811と接触しないサイズであるため、接触子811と可動ロッド33とは電気的に絶縁されており、したがってスイッチ3の接点片32と接触子811とは電気的に絶縁されている。これにより、警報装置ADから可動ロッド33やピン52等を介して警報装置ADから商品8に漏れ電流が流れ込んでしまうことが防止される。したがって、商品のジャックコネクタ81の穴81hにピン52等を挿入しても、漏れ電流による商品の破損を防止できる。また、図7の警報装置ADにおいては電源PSとして乾電池等のバッテリを採用しても、漏れ電流によるバッテリの消耗も防止できる。
【0112】
§4.
本発明に係る付設ユニットの他の例の概略断面図を図10(A)及び(B)に示す。図10(A)及び(B)の付設ユニットAU2は、図4(A)及び(B)の付設ユニットAU1と同様に、ジャックコネクタ81を有する商品8(図2(A)参照)が万引き等されないように監視するときに用いられ、監視対象商品8に取り付けられる。付設ユニットAU2は、付設ユニットAU1と次に述べることを除き同じ構造を有している。付設ユニットAU1とAU2を示す図面においては、同じ機能の部品には同じ参照符号が付してある。
【0113】
付設ユニットAU2においては、スイッチ3の可動ロッド33の先端側には、ジョイント部材51及びピン52に代えて、ジョイント部材53、延長ロッド54、ピン55及びコイルバネ56が設けられている。
【0114】
可動ロッド33はジョイント部材53を介して延長ロッド54に接続されている。本例では可動ロッド33とジョイント部材53は螺合しており、ジョイント部材53と延長ロッド54も螺合している。これらにより、可動ロッド33、ジョイント部材及び延長ロッド54は一体的に移動できる。本例では可動ロッド33及び延長ロッド54は金属製であり、ジョイント部材53は樹脂からなり、ピン55はABS樹脂からなる。
【0115】
コイルバネ56はピン55に設けられた空孔(キャビティ)55cの内部に嵌め込まれている。コイルバネ56は、この空孔55c内部において可動ロッド33の移動可能方向に伸縮可能である。
【0116】
ピン55の空孔55cは、可動ロッド33の移動可能方向に延びており、後端側に開口55aを有している。開口55aの直径は空孔55cの直径よりも小さい。延長ロッド54の先端部54eは、ピン55の開口55aの直径よりも大きく、空孔55cの内部に嵌め込まれている。延長ロッド54の胴部54bはピン55の開口55aの直径よりも若干小さい。これらにより、ピン55は延長ロッド54に対して、したがって可動ロッド33に対して、可動ロッド33の移動可能方向に相対的に移動できる。
【0117】
ピン55が可動ロッド33に対してこれらの間の距離が広がる方向に相対的に移動して、図10(A)に示すように延長ロッド54の先端部(係合部)54eが、ピン55の開口55aを有する後端部(係合部)55eに係合すると、ピン55と可動ロッド33の間の距離がさらに広がる方向にはピン55は可動ロッド33に対して相対的に移動することができなくなる。つまり、ピン55と可動ロッド33が所定距離よりも大きく離れないように、換言すれば、ピン55と可動ロッド33とが分離しないように、ピン55の可動ロッド33に対する相対的移動範囲は規制されている。
【0118】
ピン55の空孔55cの内部に配置されたバネ56の後端は延長ロッド54の先端に当接しており、バネ56の先端は空孔55cの先端側の内面に当接している。したがって、図10(B)に示すようにピン55を付設面42の内側に押すと、バネ56を介して延長ロッド54ひいては可動ロッド33を付設面42の内側に押すことができる。付設ユニットAU2においても、図10(B)に示すように可動ロッド33が付設面42の内側に押し込まれると、スイッチ3の接点3cが閉じる。
【0119】
以上説明した付設ユニットAU2も、付設ユニットAU1と同様に、図12(A)に示すようにピン55が商品8のジャックコネクタ81の穴81hの内部に位置するようにピン55を穴81hに挿入して、商品8に取り付けられる。ピン55を穴81hの内部に挿入しやすいように、ピン55の先端部には丸みがつけられている。付設ユニットAU2は、両面接着テープ44によって商品8に貼り付けられる。
【0120】
付設ユニットAU2の穴81hに挿入されるピン55のサイズは、付設ユニットAU1のピン52のサイズと同様に、穴81hの内面に接触するサイズに設定されている。本例では、商品8のジャックコネクタ81に本来差し込まれるプラグコネクタ71の接触子711の直径と同じサイズにピン52の直径(最大直径)は設定されている。
【0121】
このようなサイズにピン55のサイズが設定されているため、付設ユニットAU2が商品8に取り付けられるときや、商品8から取り外されるときには、ピン55と商品8のジャックコネクタ81の穴81hの内面(本例では接触子811の面等)との接触抵抗によりスイッチ3の可動ロッド33が次のように移動して、スイッチ3の接点3cは次のように開閉する。
【0122】
図11(A)及び(B)に示すように付設ユニットAU2を商品8に取り付けるために、付設面42が商品8に近づくように付設ユニットAU2(例えば付設ユニットケース41)に力を加えて、ピン55が商品8のジャックコネクタ81の穴81hに挿入されるときには、ピン55と接触子811の相互接触抵抗により、ピン55がバネ56を介して可動ロッド33を付設面42の内側に向けて押し込んで、スイッチ3の接点3cが閉じられる。
【0123】
スイッチ接点3cが閉じた後、付設面42が商品8に近づくように付設ユニットAU2にさらに力が加えられると、可動ロッド33がバネ56を介してピン55を穴81hの奥の方に向けて押し、可動ロッド33とピン55が近づいてバネ56が圧縮されるとともに、ピン55が穴81hの奥の方に押し込まれる。そして最終的には図12(A)に示すように両面接着テープ44が商品8に貼り付く位置までピン55は穴81hの奥まで押し込まれ、付設ユニットAU2を商品8に取り付けることができる。
【0124】
図12(A)に示すように付設ユニットAU2が商品8に取り付けられた状態のときには、ピン55と接触子811の接触抵抗により、穴81hの内部におけるピン55の位置が保持される。これにより、圧縮されたバネ56を介してピン55が可動ロッド33を付設面42の内側に向けて押し込んだ状態を保持することができ、スイッチ3の接点3cの閉じた状態が保持される。なお、スイッチ3の板バネ(可動接点片)32による付勢力よりもピン55の空孔内に配置されたバネ56の押圧力の方が大きくなるように設定されている。付設ユニットAU2が商品に取り付けられた状態においては、バネ56は縮んでおり、ピン55の後端部(係合部)55eと延長ロッド54の先端部(係合部)54eは係合していない。
【0125】
このように付設ユニットAU2が商品8に取り付けられた後、盗人が意図的に付設ユニットAU2を商品8から取り外すとき、偶発的に付設ユニットAU2が商品から外れたときなどには、スイッチ3の接点3cは次のように開く。
【0126】
付設ユニットAU2が商品8から離れる方向に引っ張っられて商品8から取り外されるときにおいて、図12(B)に示すようにピン55の係合部55eと延長ロッド54の係合部54eが係合して、可動ロッド33とピン55とが所定距離よりも大きく離れないように規制がかかるまでは、ピン55と接触子811の間の相互接触抵抗によりピン55の穴81hの内部における位置が保持される。また、付設ユニットAU2が商品8から離れた距離に応じて、圧縮されているバネ56がその弾力で復元して伸びていくことにより、可動ロッド33が付設面42の内側に押し込まれている状態が保持されて、スイッチ3の接点3cの閉じた状態が保持される。
【0127】
ピン55の係合部55eと延長ロッド54の係合部54eが係合した後、付設ユニットAU2がさらに商品8から離れる方向に引っ張られると、ピン55と接触子811の相互接触抵抗により、図13(A)に示すように可動ロッド33が付設面42の外側に引っ張られて、スイッチ3の接点3cが開く。
【0128】
図13(A)に示すように可動ロッド33のヘッド部33hがスイッチケース34の内面に当接した後、さらに付設ユニットAU2が商品8から離れる方向に引っ張られると、図13(B)に示すように可動ロッド33によりピン55を直接的に引っ張って、ピン55を穴81hから引き抜くことができる。
【0129】
このように付設ユニットAU2においても、スイッチ3の接点3cの開閉状態に基づき、付設ユニットAU2が商品に取り付けられているか否かを検出することができる。
【0130】
付設ユニットAU2を用いた商品盗難監視装置は、付設ユニットAU1を用いた商品盗難監視装置AP1と同様の効果が得られる。すなわち、付設ユニットAU2が商品8に取り付けられた状態のときには、ピン55の先端が商品8の穴81hの内部に位置するため、薄板によって可動ロッド33が付設面42の外側に向けて移動しないようにピン55の先端を押さえこんでから、付設ユニットAU2を商品8から取り外すことは極めて難しい。これにより、信頼性高く、確実に付設ユニットAU2が商品から取り外されたことを検出でき、付設ユニットAU2が商品から取り外されたときにはそれだけ信頼性高く、確実に警報を発することができる。
【0131】
また、商品8の機種等によってジャックコネクタ81の穴81hの深さが多少変動しても、ピン55等の長さを変えることなく、付設ユニットAU2の商品8への取付け状態を同じ付設ユニットAU2によって検出することができる。たとえ商品8のジャックコネクタ81の穴81hに底面がなくても、付設ユニットAU2の商品への取付け状態を付設ユニットAU2によって検出することができる。なお、付設ユニットAU2においても、付設ユニットAU1と同様に、商品のジャックコネクタ81の穴81hの内部に挿入される付設ユニット部分の長さは、ジャックコネクタ81に本来差し込まれる予定のプラグコネクタ71の穴81hの内部に挿入される部分の長さよりも短くしている。
【0132】
付設ユニットAU2においては商品の穴81hの内部に配置された接触子811と接触するピン55が絶縁性であり、可動ロッド33や延長ロッド54は導電性ではあるが、これらのサイズが接触子811と接触しないサイズであるため、ピン55を穴81hに挿入して付設ユニットAU2を商品8に取り付けても、警報装置ADからの漏れ電流を防止できる。
【0133】
付設ユニットAU2を商品盗難監視装置で用いると次の利点もある。付設ユニットAU2が商品8から取り外されるとき、既述のように可動ロッド33とピン55とが所定距離よりも大きく離れないように規制がかかるまで、本例においてはピン55の後端係合部55eと延長ロッド54の先端係合部54eとが係合するまでは、付設ユニットAU2が商品8から離れてもスイッチ3の接点3cが閉じられた状態が保持され、警報が発せられない。つまり、付設ユニットAU2が商品8に取り付けられているときの可動ロッド33の位置(図12(A)参照)から、可動ロッド33が穴81の外側に向けて移動して、可動ロッド33とピン55とが所定距離よりも大きく離れないように規制がかかる可動ロッド33の位置(図12(B)参照)までの距離(マージン距離)H3 分だけ、警報が発せられないマージンがある。このようなマージン距離H3 を設けたことにより、付設ユニットAU2が商品8から若干離れただけでは警報が発せられない。付設ユニットAU2を両面接着テープによって商品8に取り付ける場合等には、客がその商品8を手にとるなどしたときに、その客が付設ユニットAU2を商品8から取り外そうという気がなくても、付設ユニットAU2が商品から若干離れてしまうこともあり、このようなときに警報が発せられるとかえって不都合である。付設ユニットAU2においてはマージン距離H3 が設けられているので、付設ユニットAU2が商品8から若干離れただけでのときに、警報が発せられることを抑制できる。
【0134】
なお、図4(A)及び(B)の付設ユニットAU1を用いる場合には、ピン52と可動ロッド33が一体的に移動するため付設ユニットAU1が若干でも商品8から離れるとすぐにスイッチ接点3cが開いて、警報が発せられる。すなわち、付設ユニットAU1は、付設ユニットAU2に比べて検出感度が高い。また、付設ユニットAU1は付設ユニットAU2に比べて構造が簡単であり、それだけ低コストで作製することができる。
【0135】
§5.
本発明に係る付設ユニットのさらに他の例の概略断面図を図14に示す。図14の付設ユニットAU3は、図10(A)及び(B)の付設ユニットAU2に次のような嵌合部41fをさらに設けたものである。
【0136】
付設ユニットAU3においては、付設ユニットケース41の付設面42に嵌合部41fが設けられており、嵌合部41fは付設面42の外側に突出している。嵌合部41fは円筒状であり、その中心部には孔41gが設けられいる。可動ロッド33等はこの孔41gを通じて移動できる。付設ユニットAU3が商品8に取り付けられたときには嵌合部41fは穴81hの内部に位置する。この嵌合部41fの外周面と穴の内面の間の相互接触抵抗(摩擦抵抗)により、付設ユニットAU3の商品8に取り付けられた状態が保持される。このような嵌合部41fを付設ユニットに設ける場合も、付設ユニットの商品への取付け状態をより確実に保持するために両面接着テープにより付設ユニットを商品に貼りつけてもよい。このような嵌合部は図4(A)及び(B)の付設ユニットAU1に対して設けてもよい。
【0137】
§6.
付設ユニットのピンが挿入される商品のジャックコネクタの穴の内部構造は、図2に示すものに限定されない。商品のジャックコネクタの穴の内部構造は例えば図15に示すものであってもよい。図15のジャックコネクタ82においては、その穴82hの内部には、プラグコネクタ71(図3参照)の接触子711、712にそれぞれ接触させるための接触子821、822が配置されている。商品8のジャックコネクタ82の穴82hの内部構造がこのようなものであっても、例えば付設ユニットAU2のピン55を穴82hを挿入すれば、ピン55と接触子821との接触抵抗により、図2の穴81hに挿入するときと同様に、スイッチ3の接点3cを開閉させることができる。本例ではピン55を穴82hに挿入して、付設ユニットAU2が商品に取り付けられた状態のときには、ピン55と接触子821、822が接触するが、ピン55が絶縁性であるため、これら接触子821と822とが短絡してしまう恐れはない。
【0138】
§7.
本発明に係る付設ユニットのさらに他の例の概略断面図を図16(A)に示す。図16(A)の付設ユニットAU4は、図4(A)及び(B)の付設ユニットAU1と同様に、商品8のジャックコネクタ81の穴81hに差し込んで用いるものである。付設ユニットAU4は次に述べることを除き付設ユニットAU1と同じ構造を有している。付設ユニットAU1とAU4を示す図面においては、同じ機能の部品には同じ参照符号が付してある。
【0139】
付設ユニットAU4においては、スイッチ3の可動ロッド33の先端側にジョイント部材530、延長ロッド540及びピン550が設けられている。前記の付設ユニットAU2やAU3におけるようなバネは設けられていない。
【0140】
可動ロッド33はジョイント部材530を介して延長ロッド540に接続されている。本例ではジョイント部材530は可動ロッド33と延長ロッド540にそれぞれ螺合されている。それには限定されないが、ここでは、スイッチの可動ロッド33、ジョイント部材530及び延長ロッド540はともに真鍮製であり、ピン550は電気絶縁性材料(ここではABS樹脂)からなる。
【0141】
ピン550は先端が丸められており、中空に形成されている。該ピンの中空部550cに延長ロッド540の大径先端部540eが挿入されている。延長ロッド540の該大径先端部540e以外の部分はジョイント部材530や可動ロッド33と略同径であり、ピン中空部550cを塞ぐピン上端壁550eの孔に挿通されている。ピン550はその中空部550cの底部が延長ロッド先端部540eに支える位置(図16(A)参照)と上端壁550eが延長ロッド先端部540eに支える位置との間で延長ロッド540に対し、可動ロッド33の移動方向に相対的に移動できる。すなわち、延長ロッド540(従って可動ロッド33)とピン550は該中空部550cの縦方向長さにより規定される距離だけ互いに相対的に移動可能である。延長ロッド先端部540e及びピン550の上端壁550e及び底部分は言わば該相対的移動を規制する係合部である。
【0142】
ピン550のサイズは、穴81hの内面、すなわち本例では穴81hに設けられた上下の電気的接触子831、832の面に接触するサイズに設定されている。
【0143】
また、この付設ユニットAU4は、スイッチ3を収納固定した付設ユニットケース41に接続固定された付設ユニット取付け用嵌合部410を備えている。図16(B)は該嵌合部の側面図であり、図16(C)は該嵌合部の底面図である。これらの図から分かるように、嵌合部410は付設ユニットケース41に接続固定される上端部411と該上端部と一体的に形成されたスカート部412からなっている。嵌合部410は電気絶縁性の材料(ここでは合成樹脂)からなっている。
【0144】
上端部411には可動ロッド33及びこれに接続されたジョイント部材530等の挿通移動を可能とする孔411hが形成されている。孔411hの内径は可動ロッド33、ジョイント部材530等の外径より大きく、これらに接触しない。スカート部412は筒状体の下面から上端部411へ向けて(換言すれば嵌合方向に)、底面から見ると十字形の切り欠きスリット412sを等中心角度間隔で4本形成した如きものである。
【0145】
図16(A)に示すように外力を受けていないときのスカート部412の最大外径は、この付設ユニットAU4を装着しようとする複数種類商品におけるいずれのジャックコネクタ穴81hの上端部内径より大きくしてある。このスカート部412はその弾力に抗して径を小さく絞めることができ、外力除くと弾性復元力にて図16(B)に示す状態に戻ることかできる。
【0146】
この付設ユニットAU4は、ピン550が商品8のジャックコネクタ81の穴81hに挿入されるとともに付設ユニット取付け用嵌合部410が該ジャックコネクタの穴81hに嵌着されることで商品8に取り付けられる。
【0147】
ピン550が穴81hに挿入されるとき、ピン550と穴内面を形成している接触子831、832の間の相互接触抵抗により、ピン550が延長ロッド540に対し相対的に移動せしめられ、ピン底部に延長ロッド先端部540eが当接すると、延長ロッド540も、従って可動ロッド33も押され、これによりスイッチ3の接点3cが閉じられる。
【0148】
また、嵌合部410が穴81hの入口を含む部分に嵌着される。このとき、嵌合部410のスカート部412は穴内面により内側へ押されて径が縮められて嵌着される。かくして、スカート部412の弾性復元力にて該スカート部412が穴内面に押しつけられる。これにより、嵌合部410は引き抜き可能ではあるが、しっかりと穴81に嵌着され、たとえ商品によって少しぐらいジャックコネクタ穴サイズにバラツキがあっても、しっかりと穴81に嵌着される。
【0149】
そしてこれらにより、付設ユニットAU4全体がしっかりと商品8に取り付けられ、且つ、スイッチ接点3cが閉じ状態に維持される。
【0150】
付設ユニットAU4が商品8から離れる方向に引っ張られて該商品から取り外されるときには、嵌合部410が商品8のジャックコネクタ穴81hから引き抜かれる。このとき、可動ロッド33及び延長ロッド540がピン550に対し前記ピン中空部550cにより定められている所定距離の範囲内で相対的に移動し終わるまでは、換言すれば、延長ロッド先端部540eがピン550の上端壁550eに当接するまでは、ピン550の該穴内部における位置が該ピンと接触子831、832の間の相互接触抵抗により保持される。
【0151】
そしてこの間に可動ロッド33が付設面42の内側から外側へ向け付勢されスイッチ接点3cが開かれる。可動ロッド33がピン550に対し前記所定距離の範囲内で相対的に移動し終わった後、換言すれば、延長ロッド先端部540eがピン上端壁550eに当接したあと付設ユニットAU4がさらに商品8から離れる方向に引っ張られるとピン550が商品8から取り外される。
【0152】
これらにより、スイッチ接点3cの開閉状態に基づき、付設ユニットAU4が商品8に取り付けられているか否かを検出することができる。
【0153】
付設ユニットAU4を用いた商品盗難監視装置は、付設ユニットAU1を用いた商品盗難監視装置AP1と同様の効果が得られる。すなわち、付設ユニットAU4が商品8に取り付けられた状態のときには、嵌合部410が可動ロッド33等を囲んでいるから、薄板によって可動ロッド33等が付設面42の外側に向けて移動しないように押さえこんでから、付設ユニットAU4を商品8から取り外すことは極めて難しい。これにより、信頼性高く、確実に付設ユニットAU4が商品から取り外されたことを検出でき、付設ユニットAU4が商品から取り外されたときにはそれだけ信頼性高く、確実に警報を発することができる。
【0154】
また、商品8の機種等によってジャックコネクタ81の穴81hの深さが多少変動しても、ピン550等の長さを変えることなく、付設ユニットAU4の商品8への取付け状態を同じ付設ユニットAU4によって検出することができる。たとえ商品8のジャックコネクタ81の穴81hに底面がなくても、付設ユニットAU4の商品への取付け状態を付設ユニットAU4によって検出することができる。
【0155】
また、ピン550が絶縁性であり、可動ロッド33や延長ロッド540は導電性ではあるが、接触子831、832と接触しないため、付設ユニットAU4を商品8に取り付けても、警報装置ADからの漏れ電流を防止できる。
【0156】
【発明の効果】
以上説明したように本発明は、ジャックコネクタを有する商品の盗難を監視するために、その商品に取り付けられる付設ユニットを有し、付設ユニットの商品への取り付け状態に応じて警報が発せられる商品盗難監視装置であって、付設ユニットが商品から取り外されたことを従来よりも信頼性高く、確実に検出することができ、付設ユニットが商品から取り外されたときには従来よりも信頼性高く、確実に警報を発することができる商品盗難監視装置を提供することができる。
【0157】
また、本発明は、付設ユニットが商品から取り外されたことを従来よりも信頼性高く、確実に検出することができ、付設ユニットが商品から取り外されたときには従来よりも信頼性高く、確実に警報を発することができるとともに、付設ユニットの一部が商品から若干離れただけでは警報が発せられない商品盗難監視装置を提供することができる。
【0158】
また、本発明は、商品盗難監視装置において用いられる付設ユニットであって、商品への取り付け状態を従来よりも信頼性高く、確実に検出することができる付設ユニットを提供することができる。
【0159】
また、本発明は、商品への取り付け状態を従来よりも信頼性高く、確実に検出することができるとともに、付設ユニットの一部が商品から若干離れただけでは付設ユニットが商品から外れたとは検出しない付設ユニットを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る商品盗難監視装置の一例の概略構成図である。
【図2】商品のジャックコネクタの一例の概略断面図である。
【図3】図2のジャックコネクタに本来差し込まれる予定のプラグコネクタが差し込まれた状態を示している。
【図4】図4(A)は付設ユニットの一例の概略断面図であり、付設ユニットのスイッチの接点が開いている状態を示しており、図4(B)は同付設ユニットのスイッチの接点が閉じた状態を示している。
【図5】図5(A)〜(C)は、商品のジャックコネクタの穴に図4の付設ユニットのピンを挿入して、付設ユニットが商品に取り付けられるときの様子を示す図である。
【図6】図6(A)〜(C)は、図4の付設ユニットが商品から取り外されるときの様子を示す図である。
【図7】警報装置の一例の回路図である。
【図8】図8(A)〜(C)は商品のジャックコネクタの穴の内面に接触しないピンをその穴に挿入して、付設ユニットを商品に取り付けるときの様子を示しており、図8(A)はピン等の長さが穴の深さに対して適切な状態、図8(B)はピン等の長さが穴の深さに対して短すぎる状態、図8(C)はピン等の長さが穴の深さに対して長すぎる状態を示している。
【図9】図9(A)及び(B)は、深さが異なる商品のジャックコネクタの穴に、図4の付設ユニットが商品に取り付けられたときの様子を示す図である。
【図10】図10(A)は付設ユニットの他の例の概略断面図であり、付設ユニットのスイッチの接点が開いている状態を示しており、図10(B)は同付設ユニットのスイッチの接点が閉じた状態を示している。
【図11】図11(A)及び(B)は、図10の付設ユニットが商品に取り付けられていく様子を示す図である。
【図12】図12(A)は図10の付設ユニットが商品に取り付けられた状態を示す図であり、図12(B)は同付設ユニットが商品から取り外されるときにおいて、ピンと可動ロッドが所定距離より大きく離れないように規制がかかったときの状態を示す図である。
【図13】図13(A)は、図10の付設ユニットが商品から取り外されるときにおいて、12(B)に示す位置よりもさらに付設ユニットが商品から離れた状態を示しており、図13(B)は図13(A)に示す位置よりもさらに付設ユニットが商品から離れた状態を示している。
【図14】本発明に係る付設ユニットのさらに他の例を示す概略断面図である。
【図15】商品のジャックコネクタの他の例と、このジャックコネクタの穴に図10の付設ユニットのピンが挿入され様子を示す概略断面図である。
【図16】図16(A)は付設ユニットの他の例の概略断面図であり、付設ユニットのスイッチの接点が閉じている状態を示しており、図16(B)は同付設ユニットの嵌合部の側面図であり、図16(C)は同付設ユニットの嵌合部の底面図である。
【図17】図17(A)は従来の商品盗難監視装置で用いられている付設ユニットの一例の商品に取り付けられる前の状態を示しており、図17(B)は同付設ユニットが商品に取り付けられた状態を示しており、図17(C)は同付設ユニットの可動ロッドが薄板によって付設面の外側に移動しないように押さえ込まれてしまっている様子を示している。
【符号の説明】
AP1 商品盗難監視装置
AU1、AU2、AU3、AU4 付設ユニット
2 ケーブル
21、22 ケーブルの電線
3 スイッチ
3c スイッチの接点
31 固定接点片
32 可動接点片
33 可動ロッド
33h 可動ロッドのヘッド部
33e 可動ロッドの先端部
34 スイッチケース
41 付設ユニットケース
41f、410 嵌合部
411 嵌合部410の上端部
411h 嵌合部410の孔
412 嵌合部410のスカート部
412s 嵌合部410のスリット
42 付設面
44 両面接着テープ
51、53、530 ジョイント部材
54、540 延長ロッド
54e 延長ロッド54の先端部(係合部)
540e 延長ロッド540の大径先端部(係合部)
52、55 ピン
55a ピン55の開口
55c ピン55の空孔
55e ピン55の後端部(係合部)
550e ピン550の上端壁(係合部)
550c ピン550の中空部
56 コイルバネ(弾性部材)
7 イヤホン
71 イヤホンのプラグコネクタ
711、711 イヤホンのプラグコネクタの接触子
8 商品
81、82 商品のジャックコネクタ
81h、82h 商品のジャックコネクタの穴
811、812、821、822 商品のジャックコネクタの穴の内部に配置された接触子
AD 警報装置
TP 薄板
AUp 従来の付設ユニット

Claims (22)

  1. ジャックコネクタを有する商品の盗難を監視するための商品盗難監視装置であって、
    スイッチ及びピンを含み、所定付設面が該商品に臨むように該商品に取り付けられる付設ユニットと、
    該付設ユニットの該商品への取付け状態に応じて警報を発する警報装置とを備えており、
    該付設ユニットのスイッチは、該付設ユニットが該商品に取り付けられているか否かを検出するためのものであり、該付設面の内側から外側及び外側から内側に向けて直線的に移動可能な可動ロッドと、該可動ロッドの位置に応じて開閉し、該可動ロッドが該付設面の内側に向けて押し込まれると閉じる接点とを有しており、
    該ピンは、該可動ロッドと一体的に移動できるように該可動ロッドの先端側に設けられているとともに、該商品のジャックコネクタの穴の内面に接触しつつ該穴に嵌合でき、
    該ピンの少なくとも一部が該商品のジャックコネクタの穴の内部に位置するように、該付設ユニットは該商品に取り付けられ、
    該付設ユニットを該商品に取り付けるために該ピンが該穴に挿入されるとき、該ピンと該穴の内面の間の相互接触抵抗により、該ピン及び該可動ロッドが一体的に該付設面の内側に向けて押し込まれて、該スイッチの接点が閉じられ、
    該付設ユニットが該商品に取り付けられた状態のときには、該ピンと該穴の内面の間の相互接触抵抗により該穴の内部における該ピンの位置が保持され、該可動ロッドが該付設面の内側に向けて押し込まれた状態が保持されて、該スイッチの接点の閉じた状態が保持され、
    該付設ユニットが該商品から離れる方向に引っ張られて該商品から取り外されるときには、該ピンと該穴の内面の相互接触抵抗により、該ピン及び該可動ロッドが一体的に該付設面の外側に向けて引っ張られて、該スイッチの接点が開き、
    該警報装置は、少なくとも該スイッチの接点が開いているときに警報を発することを特徴とする商品盗難監視装置。
  2. ジャックコネクタを有する商品の盗難を監視するための商品盗難監視装置であって、
    スイッチ、弾性部材及びピンを含み、所定付設面が該商品に臨むように該商品に取り付けられる付設ユニットと、
    該付設ユニットの該商品への取付け状態に応じて警報を発する警報装置とを備えており、
    該付設ユニットのスイッチは、該付設ユニットが該商品に取り付けられているか否かを検出するためのものであり、該付設面の内側から外側及び外側から内側に向けて直線的に移動可能な可動ロッドと、該可動ロッドの位置に応じて開閉し、該可動ロッドが該付設面の内側に向けて押し込まれると閉じる接点とを有しており、
    該弾性部材は該可動ロッドの移動可能方向に伸縮可能であり、
    該ピンは該可動ロッドの移動可能方向に該可動ロッドに対して相対的に移動できるとともに、該商品のジャックコネクタの穴の内面に接触しつつ該穴に嵌合でき、
    該弾性部材及び該ピンは、該ピンが該付設面の内側に向けて押されると、該弾性部材を介して該可動ロッドを該付設面の内側に向けて押すことができるように、該可動ロッドの先端側に設けられており、
    該可動ロッドと該ピンとが所定距離よりも大きく離れないように、該ピンの該可動ロッドに対する相対的移動範囲は規制されており、
    該ピンの少なくとも一部が該商品のジャックコネクタの穴の内部に位置するように、該付設ユニットは該商品に取り付けられ、
    該付設ユニットを該商品に取り付けるために該ピンが該穴に挿入されるとき、該ピンと該穴の内面の間の相互接触抵抗により、該ピンが該弾性部材を介して該可動ロッドを該付設面の内側に向けて押し込んで、該スイッチの接点が閉じられ、
    該付設ユニットが該商品に取り付けられた状態のときには、該ピンと該穴の内面の間の相互接触抵抗により該穴の内部における該ピンの位置が保持され、該ピンが圧縮された該弾性部材を介して該可動ロッドを該付設面の内側に向けて押し込んだ状態が保持されて、該スイッチの接点の閉じた状態が保持され、
    該付設ユニットが該商品から離れる方向に引っ張られて該商品から取り外されるときには、該可動ロッドと該ピンとが前記所定距離よりも大きく離れないように規制がかかるまでは、該ピンと該穴の内面の間の相互接触抵抗により該ピンの該穴の内部における位置が保持されるとともに、該弾性部材がその弾力で復元していくことにより該可動ロッドが該付設面の内側に押し込まれている状態が保持されて、該スイッチの接点の閉じた状態が保持され、
    該可動ロッドと該ピンとが前記所定距離よりも大きく離れないように規制がかかった後、該付設ユニットがさらに該商品から離れる方向に引っ張られると、該ピンと該穴の内面の相互接触抵抗により、該可動ロッドが該付設面の外側に引っ張られて、該スイッチの接点が開き、
    該警報装置は、少なくとも該スイッチの接点が開いているときに警報を発することを特徴とする商品盗難監視装置。
  3. ジャックコネクタを有する商品の盗難を監視するための商品盗難監視装置であって、
    スイッチ、ピン及び該スイッチに接続された付設ユニット取付け用嵌合部を含み、所定付設面が該商品に臨むように該商品に取り付けられる付設ユニットと、
    該付設ユニットの該商品への取付け状態に応じて警報を発する警報装置とを備えており、
    該付設ユニットのスイッチは、該付設ユニットが該商品に取り付けられているか否かを検出するためのものであり、該付設面の内側から外側及び外側から内側に向けて直線的に移動可能で該付設面の内側から外側へ向け付勢されている可動ロッドと、該可動ロッドの位置に応じて開閉し、該可動ロッドが該付設面の内側に向けて押し込まれると閉じる接点とを有しており、
    該ピンは該可動ロッドの移動可能方向に該可動ロッドに対して相対的に所定距離だけ移動可能に該可動ロッドに連結されていて該商品のジャックコネクタの穴の内面に接触しつつ該穴に嵌合でき、
    該付設ユニット取付け用嵌合部は該可動ロッドの前記直線的移動を許すように該可動ロッドに外嵌していて該商品のジャックコネクタの穴に引き抜き可能に嵌合でき、
    該ピンが該商品のジャックコネクタの穴に挿入されるとともに該付設ユニット取付け用嵌合部が該ジャックコネクタの穴に嵌合されることで該商品への付設ユニット取付けが可能であり、
    該付設ユニットを該商品に取り付けるために該ピンが該穴に挿入されるとき、該ピンと該穴の内面の間の相互接触抵抗により、該ピンが該可動ロッドに対して前記所定距離の範囲内で該可動ロッド側へ相対的に移動した後、該ピン及び可動ロッドが該付設面の内側に向けて押し込まれて該スイッチの接点が閉じられ、
    該付設ユニットが該商品に取り付けられた状態のときには、該ピンと該穴の内面の間の相互接触抵抗により該穴の内部における該ピンの位置が保持され、該可動ロッドが該付設面の内側に向けて押し込まれた状態が保持されて、該スイッチの接点の閉じた状態が保持され、
    該付設ユニットが該商品から離れる方向に引っ張られて該商品から取り外されるときには、該付設ユニット取付け用嵌合部が該商品のジャックコネクタの穴から引き抜かれるとともに、該可動ロッドが該ピンに対し前記所定距離の範囲内で相対的に移動し終わるまでは該ピンの該穴内部における位置が該ピンと該穴の内面の間の相互接触抵抗により保持され、この間に該可動ロッドが該付設面の内側から外側へ向け付勢され該スイッチの接点が開かれ、該可動ロッドが該ピンに対し前記所定距離の範囲内で相対的に移動し終わった後、該付設ユニットがさらに該商品から離れる方向に引っ張られると該ピンが該商品から取り外され、
    該警報装置は、少なくとも該スイッチの接点が開いているときに警報を発することを特徴とする商品盗難監視装置。
  4. 前記付設ユニットは、前記可動ロッドの移動を許すように前記付設面に接着される両面接着テープによって前記商品に取り付けられる請求項1又は2記載の商品盗難監視装置。
  5. 前記付設ユニットは、前記商品のジャックコネクタの穴に嵌合でき、前記可動ロッドの移動を許す孔が設けられた嵌合部をさらに有しており、該嵌合部を該商品のジャックコネクタの穴に嵌合させることによって、該付設ユニットが該商品に取り付けられる請求項1又は2記載の商品盗難監視装置。
  6. 前記スイッチの可動ロッドには前記付設面の外側に向けた付勢力が加えられており、該可動ロッドに該付勢力以外の外力が加えられていないときには該スイッチの接点が開いている請求項1、2、4又は5記載の商品盗難監視装置。
  7. 前記付設ユニットが前記商品に取り付けられた状態において、前記可動ロッドと該商品のジャックコネクタの穴の内面とが電気的に絶縁されている請求項1、2、4、5又は6記載の商品盗難監視装置。
  8. 前記付設ユニットが前記商品に取り付けられた状態において、前記可動ロッドと該商品のジャックコネクタの穴の内面とが電気的に絶縁されており、前記ピンは電気絶縁性材料から形成されている請求項3記載の商品盗難監視装置。
  9. 前記付設ユニット取付け用嵌合部は少なくとも先端部が該嵌合部の前記ジャックコネクタの穴への嵌合方向に延びる切り欠きにより2以上に分割されていて弾性復元力に抗して絞り得る請求項3又は8記載の商品盗難監視装置。
  10. 前記付設ユニットが前記商品に取り付けられた状態における該商品のジャックコネクタの穴の内部に挿入された前記ピンの先端から該穴の入口までの長さが、該ジャックコネクタに本来差し込まれる予定のプラグコネクタが該ジャックコネクタに差し込まれた状態における該プラグコネクタの先端から該穴の入口までの長さよりも短い請求項1から9のいずれかに記載の商品盗難監視装置。
  11. 前記商品は前記ジャックコネクタとして、イヤホン又はヘッドホンのプラグコネクタを差し込むためのジャックコネクタを有するものである請求項1から10のいずれかに記載の商品盗難監視装置。
  12. ジャックコネクタを有する商品の盗難を監視するための商品盗難監視装置において用いられ、所定付設面が該商品に臨むように該商品に取り付けられる付設ユニットであって、
    スイッチ及びピンを備えており、
    該スイッチは、該付設ユニットが該商品に取り付けられているか否かを検出するためのものであり、該付設面の内側から外側及び外側から内側に向けて直線的に移動可能な可動ロッドと、該可動ロッドの位置に応じて開閉し、該可動ロッドが該付設面の内側に向けて押し込まれると閉じる接点とを有しており、
    該ピンは、該可動ロッドと一体的に移動できるように該可動ロッドの先端側に設けられているとともに、該商品のジャックコネクタの穴の内面に接触しつつ該穴に嵌合でき、
    該ピンの少なくとも一部が該商品のジャックコネクタの穴の内部に位置するように、該付設ユニットは該商品に取り付けられ、
    該付設ユニットを該商品に取り付けるために該ピンが該穴に挿入されるとき、該ピンと該穴の内面の間の相互接触抵抗により、該ピン及び該可動ロッドが一体的に該付設面の内側に向けて押し込まれて、該スイッチの接点が閉じられ、
    該付設ユニットが該商品に取り付けられた状態のときには、該ピンと該穴の内面の間の相互接触抵抗により該穴の内部における該ピンの位置が保持され、該可動ロッドが該付設面の内側に向けて押し込まれた状態が保持されて、該スイッチの接点の閉じた状態が保持され、
    該付設ユニットが該商品から離れる方向に引っ張られて該商品から取り外されるときには、該ピンと該穴の内面の相互接触抵抗により、該ピン及び該可動ロッドが一体的に該付設面の外側に向けて引っ張られて、該スイッチの接点が開くことを特徴とする付設ユニット。
  13. ジャックコネクタを有する商品の盗難を監視するための商品盗難監視装置において用いられ、所定付設面が該商品に臨むように該商品に取り付けられる付設ユニットであって、
    スイッチ、弾性部材及びピンを備えており、
    該スイッチは、該付設ユニットが該商品に取り付けられているか否かを検出するためのものであり、該付設面の内側から外側及び外側から内側に向けて直線的に移動可能な可動ロッドと、該可動ロッドの位置に応じて開閉し、該可動ロッドが該付設面の内側に向けて押し込まれると閉じる接点とを有しており、
    該弾性部材は該可動ロッドの移動可能方向に伸縮可能であり、
    該ピンは該可動ロッドの移動可能方向に該可動ロッドに対して相対的に移動できるとともに、該商品のジャックコネクタの穴の内面に接触しつつ該穴に嵌合でき、
    該弾性部材及び該ピンは、該ピンが該付設面の内側に向けて押されると、該弾性部材を介して該可動ロッドを該付設面の内側に向けて押すことができるように、該可動ロッドの先端側に設けられており、
    該可動ロッドと該ピンとが所定距離よりも大きく離れないように、該ピンの該可動ロッドに対する相対的移動範囲は規制されており、
    該ピンの少なくとも一部が該商品のジャックコネクタの穴の内部に位置するように、該付設ユニットは該商品に取り付けられ、
    該付設ユニットを該商品に取り付けるために該ピンが該穴に挿入されるとき、該ピンと該穴の内面の間の相互接触抵抗により、該ピンが該弾性部材を介して該可動ロッドを該付設面の内側に向けて押し込んで、該スイッチの接点が閉じられ、
    該付設ユニットが該商品に取り付けられた状態のときには、該ピンと該穴の内面の間の相互接触抵抗により該穴の内部における該ピンの位置が保持され、該ピンが圧縮された該弾性部材を介して該可動ロッドを該付設面の内側に向けて押し込んだ状態が保持されて、該スイッチの接点の閉じた状態が保持され、
    該付設ユニットが該商品から離れる方向に引っ張られて該商品から取り外されるときには、該可動ロッドと該ピンとが前記所定距離よりも大きく離れないように規制がかかるまでは、該ピンと該穴の内面の間の相互接触抵抗により該ピンの該穴の内部における位置が保持されるとともに、該弾性部材がその弾力で復元していくことにより該可動ロッドが該付設面の内側に押し込まれている状態が保持されて、該スイッチの接点の閉じた状態が保持され、
    該可動ロッドと該ピンとが前記所定距離よりも大きく離れないように規制がかかった後、該付設ユニットがさらに該商品から離れる方向に引っ張られると、該ピンと該穴の内面の相互接触抵抗により、該可動ロッドが該付設面の外側に引っ張られて、該スイッチの接点が開くことを特徴とする付設ユニット。
  14. ジャックコネクタを有する商品の盗難を監視するための商品盗難監視装置において用いられ、所定付設面が該商品に臨むように該商品に取り付けられる付設ユニットであって、
    スイッチ、ピン及び該スイッチに接続された付設ユニット取付け用嵌合部を備えており、
    該スイッチは、該付設ユニットが該商品に取り付けられているか否かを検出するためのものであり、該付設面の内側から外側及び外側から内側に向けて直線的に移動可能で該付設面の内側から外側へ向け付勢されている可動ロッドと、該可動ロッドの位置に応じて開閉し、該可動ロッドが該付設面の内側に向けて押し込まれると閉じる接点とを有しており、
    該ピンは該可動ロッドの移動可能方向に該可動ロッドに対して相対的に所定距離だけ移動可能に該可動ロッドに連結されていて該商品のジャックコネクタの穴の内面に接触しつつ該穴に嵌合でき、
    該付設ユニット取付け用嵌合部は該可動ロッドの前記直線的移動を許すように該可動ロッドに外嵌していて該商品のジャックコネクタの穴に引き抜き可能に嵌合でき、
    該ピンが該商品のジャックコネクタの穴に挿入されるとともに該付設ユニット取付け用嵌合部が該ジャックコネクタの穴に嵌合されることで該商品への取付けが可能であり、
    該付設ユニットを該商品に取り付けるために該ピンが該穴に挿入されるとき、該ピンと該穴の内面の間の相互接触抵抗により、該ピンが該可動ロッドに対して前記所定距離の範囲内で該可動ロッド側へ相対的に移動した後、該ピン及び可動ロッドが該付設面の内側に向けて押し込まれて該スイッチの接点が閉じられ、
    該付設ユニットが該商品に取り付けられた状態のときには、該ピンと該穴の内面の間の相互接触抵抗により該穴の内部における該ピンの位置が保持され、該可動ロッドが該付設面の内側に向けて押し込まれた状態が保持されて、該スイッチの接点の閉じた状態が保持され、
    該付設ユニットが該商品から離れる方向に引っ張られて該商品から取り外されるときには、該付設ユニット取付け用嵌合部が該商品のジャックコネクタの穴から引き抜かれるとともに、該可動ロッドが該ピンに対し前記所定距離の範囲内で相対的に移動し終わるまでは該ピンの該穴内部における位置が該ピンと該穴の内面の間の相互接触抵抗により保持され、この間に該可動ロッドが該付設面の内側から外側へ向け付勢され該スイッチの接点が開かれ、該可動ロッドが該ピンに対し前記所定距離の範囲内で相対的に移動し終わった後、該付設ユニットがさらに該商品から離れる方向に引っ張られると該ピンが該商品から取り外されることを特徴とする付設ユニット
  15. 前記可動ロッドの移動を許すように前記付設面に接着される両面接着テープによって前記商品に取り付けられる請求項12又は13記載の付設ユニット。
  16. 前記商品のジャックコネクタの穴に嵌合でき、前記可動ロッドの移動を許す孔が設けられた嵌合部をさらに有しており、該嵌合部を該商品のジャックコネクタの穴に嵌合させることによって、該付設ユニットが該商品に取り付けられる請求項12又は13記載の付設ユニット。
  17. 前記スイッチの可動ロッドには前記付設面の外側に向けた付勢力が加えられており、該可動ロッドに該付勢力以外の外力が加えられていないときには該スイッチの接点が開いている請求項12、13、15又は16記載の付設ユニット。
  18. 前記商品に取り付けられた状態において、前記可動ロッドと該商品のジャックコネクタの穴の内面とが電気的に絶縁された状態が得られる請求項12、13、15、16又は17記載の付設ユニット。
  19. 前記商品に取り付けられた状態において、前記可動ロッドと該商品のジャックコネクタの穴の内面とが電気的に絶縁された状態が得られ、前記ピンは電気絶縁性材料から形成されている請求項14記載の付設ユニット。
  20. 前記付設ユニット取付け用嵌合部は少なくとも先端部が該嵌合部の前記ジャックコネクタの穴への嵌合方向に延びる切り欠きにより2以上に分割されていて弾性復元力に抗して絞り得る請求項14又は19記載の付設ユニット。
  21. 前記商品に取り付けられた状態における該商品のジャックコネクタの穴の内部に挿入された前記ピンの先端から該穴の入口までの長さが、該ジャックコネクタに本来差し込まれる予定のプラグコネクタが該ジャックコネクタに差し込まれた状態における該プラグコネクタの先端から該穴の入口までの長さよりも短い請求項12から20のいずれかに記載の付設ユニット。
  22. 前記商品は前記ジャックコネクタとして、イヤホン又はヘッドホンのプラグコネクタを差し込むためのジャックコネクタを有するものである請求項12から21のいずれかに記載の付設ユニット。
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