JP2004070831A - 入力装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】様々な機能のICカードが装着部に装着されたときであっても、それぞれのICカードが装着されたときの操作性が悪化することを防止する。
【解決手段】情報処理装置2の操作を行うための操作部23,24,25が設けられ、情報処理装置2に接続ケーブル30によって接続される本体部21と、本体部21の背面に設けられたICカードの挿入口26に連続して本体部21内に設けられたICカード7の装着部27と、本体部21の操作面21aを開閉するように本体部21に回動可能に取り付けられるカバー部材22とを備える。
【選択図】 図2
【解決手段】情報処理装置2の操作を行うための操作部23,24,25が設けられ、情報処理装置2に接続ケーブル30によって接続される本体部21と、本体部21の背面に設けられたICカードの挿入口26に連続して本体部21内に設けられたICカード7の装着部27と、本体部21の操作面21aを開閉するように本体部21に回動可能に取り付けられるカバー部材22とを備える。
【選択図】 図2
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ホスト機器に操作信号を入力することができると共に装置本体にホスト機器の拡張モジュールであるICカードを装着することができる入力装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
パーソナルコンピュータ等の情報処理装置には、装置本体に対する入力装置としてキーボード、マウス、テンキー、ジョイスティック等が装置本体に設けられた接続部に接続されている。また、この情報処理装置は、入力装置の他に、ICカード等が装着されるアダプタ装置を装置本体の接続部に接続することもできる。
【0003】
ところで、ICカードには、情報処理装置の機能拡張モジュールとして用いられるものであり、様々な機能を有するものがあり、例えば、ICカードには、メモリ用のICカードや指紋認証用のICカードがある。メモリ用のICカードは、カード本体内に半導体メモリ素子としてフラッシュメモリが内蔵され、情報処理装置の外部記憶装置として機能し、情報処理装置で処理されたデータを保存することなできる。また、指紋認証用のICカードは、主面部に指頭が圧接される指紋抽出部が設けられており、指紋認証部が抽出した指紋データをメモリに保存されている指紋データと比較し、一致したとき、特定の情報処理装置、特定のファイル等にユーザがアクセスできるようにする。
【0004】
しかしながら、情報処理装置には、通常、周辺機器を接続するための接続部が数個しか設けられていないことから、新たに装置本体の接続部にアダプタ装置を接続することができないことがある。そこで、情報処理装置の入力装置には、アダプタ装置としての機能を兼ね備えた、すなわちICカードの装着部が設けられたマウスがある。このマウスは、画面上の操作位置を特定するための操作部の他に、ICカードの装着部が設けられている。このマウスの装着部に装着されるICカードは、上述のように、様々な種類を有するが、それぞれ特有の機能を具現化した部分を除き、外形形状やインタフェースが統一されており、したがって、マウスの装着部には、機能の異なる複数種類のICカードを装着することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、様々な機能を有するICカードは、それぞれ特有の機能を具現化した部分において、形状等が相違している。例えば、指紋照合用ICカードとメモリ用ICカードとは、外形形状、外形寸法、インタフェース等は共通であるが、指紋照合用ICカードは一主面に指紋検出部が設けられ、メモリ用ICカードは一主面に保存内容をメモ書きするためのラベルが貼着される点で相違している。
【0006】
このため、マウスは、どのICカードが装着部に装着されたときであっても、ユーザが装着されているICカードを容易に特定することができ、また、装着されたICカードを容易に使用することができ、更に、ICカードが装着されたマウスの操作性が悪くならないようにする必要がある。
【0007】
本発明は、以上のような問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、様々な機能のICカードが装着部に装着されたときであっても、それぞれのICカードが装着されたときの操作性が悪化することを防止することができるICカードの装着部が設けられた入力装置を提供することにある。
【0008】
また、本発明の目的は、装着部に装着されているICカードの種類をユーザが容易に判別することができるICカードの装着部が設けられた入力装置を提供することにある。
【0009】
更に、本発明の目的は、指紋照合用ICカードが装着されたときに、指紋照合操作を容易に行うことができるICカードの装着部が設けられた入力装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る入力装置は、上述した課題を解決すべく、ホスト機器の操作を行うための操作部が設けられ、上記ホスト機器に接続される装置本体と、上記装置本体の側面に設けられたICカードの挿入口に連続して上記装置本体内に設けられたICカードの装着部と、上記装置本体の一の主面を被覆し、上記装置本体の一主面を開閉するカバー部材と、上記装着部に装着されたICカードとホスト機器との間でデータ送受信するためのインタフェースとを備える。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を適用した入力装置が用いられる情報処理システムについて図面を参照して説明する。
【0012】
図1に示すように、情報処理システム1は、データ処理を行う情報処理装置2を有する。この情報処理装置2は、据え置き型、携帯型等のパーソナルコンピュータであり、各種プログラムや処理データ等が保存されるハードディスク、制御プログラム等が保存されたROM(Read Only Memory)、プログラムや処理データがロードされるRAM(Random Access Memory)、全体を制御するCPU(Central Processing Unit)等が内蔵されたコンピュータ本体3と、このコンピュータ本体3に接続され文字、記号等を入力するためのキーボード4と、画面上の操作位置を特定するための本発明を適用したマウス5と、コンピュータ本体3に接続され、処理データ等を表示するCRT(Cathode Ray Tube)、LCD(Liquid Crystal Display)等からなる表示部6とを備える。コンピュータ本体3とキーボード4、表示部6との間は、有線又は無線で接続され、具体的にIEEE(Institute of Electrical and Electronic Engineers)1394、USB(Universal Serial Bus)、RS(Recommended Standard)232等のインタフェースで接続されている。特に、マウス5は、コンピュータ本体3とUSBインタフェースで接続されている。勿論、このマウス5は、他のインタフェース、すなわちIEEE1394、IEEE802、PS/2(Personal System/2)等インタフェースでコンピュータ本体3と接続されてもよい。
【0013】
コンピュータ本体3に接続されるマウス5は、ICカード7が装着される。マウス5に装着されるICカード7は、例えば指紋照合用であり、また、メモリ用である。具体的に、指紋照合用のICカード7は、合成樹脂をモールド成型した筐体を構成する略矩形板状のカード本体11を有し、このカード本体11には、指紋検出センサやその制御回路等が構成された一又は複数の半導体素子が実装されたプリント配線基板が内蔵されている。カード本体11の前面側の一方のコーナ部には、ユーザがマウス5の装着部への挿入方向を容易に判別することができるようにするため面取り部12が設けられ、また、この面取り部12が設けられたコーナ部の裏面には、窪み部12aが設けられている。面取り部12や窪み部12aは、ICカード7をマウス5の装着部に装着する際の装着位置規制部となる。また、カード本体11の上面の背面側には、ユーザの指頭が圧接されることによって、ユーザの指紋を検出する指紋検出部13が設けられている。カード本体11の一方の短辺側、すなわち前面側の下面には、マウス5の装着部への挿入端となる前面から底面に亘るように、複数の接点16からなる端子部14が形成されている。端子部14は、各接点が仕切り壁で区画されており、仕切り壁で区画された係合凹部15の底面に接点16が設けられている。各係合凹部15は、接点16が底面に設けられることで、各接点16を保護している。また、各係合凹部15は、カード本体11の前面側及び底面側が開放され、マウス5の装着部側に設けられた接続端子が進入し、各接続端子が各接点16に圧接されることで、電気的に接続される。
【0014】
なお、マウス5に装着されるICカード7は、指紋検出用のICカードの他、メモリ用ICカード、CCD(Charge−Coupled Devices)等の撮像素子付きICカード、GPS(Global Positioning System)付きICカード、ブルートゥース(Bluetooth)等無線通信のインタフェース用ICカード等であってもよく、その機能は特に限定されない。
【0015】
また、マウス5の装着部に装着されるICカード7には、データ転送方式としてシリアル転送に対応したICカードとパラレル転送に対応したものとがある。2種類のICカード7は、後述する図13及び図16に示すように、共に端子部14を構成する接点16を10本有している。ここで、パラレル用のICカード7は、1番接点と10番接点が互いに接続されていると共に内部の電源線に接続されVss用接点となっており、2番接点がパラレル及びシリアル用のバスステート信号バスステート信号(BS)用の接点となっており、3番接点がパラレル用の第1のデータ線(DATA1)が接続される接点となっている。また、4番接点がシリアル用のデータ線とパラレル用のデータ線(DATA0)が接続される接点となっており、5番接点がパラレル用の第2のデータ線(DATA2)が接続される接点となっており、7番接点がパラレル用の第3のデータ線(DATA3)が接続される接点となっている。更に、6番接点がVss用の1番及び10番接点の中点に接続され、ICカード7の装着検出用となっており、8番接点がクロック信号線(SCLK)が接続される接点となっており、9番接点が内部の電源線(Vcc)が接続される接点となっている。
【0016】
これに対して、シリアル用のICカードでは、5番接点と7番接点とが予備用接点となっており、3番接点が内部の電源線(Vcc)が接続される接点となっている。
【0017】
更に、メモリ用ICカードにあっては、データ処理上の論理アドレスとフラッシュメモリ上の物理アドレスとを変換する機能を有するICカードとこの変換機能を有さないICカードとがある。マウス5に、論理アドレスと物理アドレスの変換機能を有するICカードが装着されているとき、コンピュータ本体3は、マウス5を介して論理アドレスでこのICカード7にアクセスし、このICカード7は、論理アドレスを物理アドレスに変換してフラッシュメモリにアクセスする。論理アドレスと物理アドレスの変換機能を有さないICカードが装着されているとき、コンピュータ本体3は、論理アドレスでICカード7にアクセスすると、マウス5が論理アドレスを物理アドレスに変換し、このICカードは、フラッシュメモリに物理アドレスでアクセスする。
【0018】
次に、以上のようなICカード7が装着されるマウス5について説明すると、このマウス5は、図2及び図3に示すように、外筐を構成し、一方の面に操作面21aが構成された本体部21と、この本体部の21の操作面に取り付けられるカバー部材22とを備える。
【0019】
本体部21の操作面21aには、前面側に、ユーザの人差し指等によって押圧操作される第1の操作部23と第2の操作部24とが幅方向に並んで設けられている。また、第1の操作部23と第2の操作部24との間には、ホイール25aで構成された第3の操作部25が設けられている。本体部21の背面には、ICカード7が挿入される挿入口26が設けられている。そして、本体部21には、挿入口26と連続してICカード7が装着される装着部27が設けられている。この装着部27は、挿入口26と連続した凹状の開口部28によって外部に臨まされ、ユーザが装着されたICカード7の種類等を視認することができようになっている。例えば、凹状の開口部27は、指紋照合用のICカード7が挿入口26より挿入されたとき、ICカード7の指紋検出部13を外部に臨ませるためのものであり、また、メモリ用のICカード7が挿入口26より挿入されたとき、保存データのタイトル等をメモ書きするためのラベルを外部に臨ませる。更に、凹状の開口部27の近傍には、ICカード7へのアクセス中に点灯する識別灯29が設けられている。
【0020】
また、本体部21には、操作面21aを開閉するカバー部材22が設けられている。このカバー部材22は、具体的に、装着部27に装着されたICカード7を外部に臨ませる凹状の開口部28を開閉するものであり、更に、装着部27に装着されたICカード7をユーザが視認することができるように光透過性を有し、例えば透明な樹脂材料により形成されている。このカバー部材22は、例えば指紋照合用のICカード7が装着部27に装着されているとき、凹状の開口部28を開放するように回動され、図3に示すように、ユーザが凹状の開口部28より外部に臨まされているICカードの指紋認証部に指を圧接することができるようにする。また、凹状の開口部28の周囲には、ユーザが指を凹状の開口部28より臨まされている指紋検出部に挿入しやすくし、また、ユーザが開口部28より外部に臨まされている部分を見易くなるようにするため、操作面21aより窪んだ窪み部28aが設けられている窪み部28aは、湾曲した曲面で構成されている。
【0021】
なお、本体部21の前面からは、情報処理装置2のコンピュータ本体3とをUSB等で接続するための接続ケーブル30が導出されている。
【0022】
ところで、マウス5の外筐を構成する本体部21は、上ハーフ31と下ハーフ32とからなる。上下ハーフ31,32は、例えばABS(Acrylonitrile Butadiene Styrene)樹脂等剛性を有する樹脂材料を用い射出成形によって形成され、組み合わせたとき、略矩形となるように形成されている。下ハーフ32には、図4に示すように、内部に部品収納部33が設けられている。下ハーフ32内に設けられた部品収納部33には、第1乃至第3のプリント配線基板34,35,36が配設される。
【0023】
第1のプリント配線基板34は、下ケース32の底面側に配設される基板であって、マウス5の移動方向及び移動量を検出するための検出部を構成する光学センサ34a、光学センサ34a等からの入力に基づいて情報処理装置2のコンピュータ本体3に出力する操作信号を生成するマウス制御部を構成するマウス用マイクロコンピュータチップ34b、ICカード7の入出力信号、マウス5の操作信号の入出力制御を行うハブが構成されたハブチップ34c等が実装されている。なお、第1のプリント配線基板34には、コンピュータ本体3と接続するための接続ケーブル30の一端が接続されている。
【0024】
第2のプリント配線基板35は、第1のプリント配線基板34の上側に配設される基板であって、上ハーフ31側の面にICカード7のコネクタ51、第1のプリント配線基板34側の面にICカード7のデータの入出力制御を行うアダプタ回路が構成されたアダプタチップ35a等が実装されている。すなわち、第2のプリント配線基板35には、ICカード7へのアクセスに必要となる部品が実装されている。第2のプリント配線基板35に実装されるコネクタ51、アダプタチップ35a等は、フレキシブルプリント配線基板37で第1のプリント配線基板34に実装されたハブチップ34c等と電気的に接続されている。
【0025】
第3のプリント配線基板36は、下ハーフ27の前面側に配設され、操作部23,24,25を構成する部品が実装される基板であって、押圧型の第1及び第2のスイッチ素子23a,24a、ホイール25aの回転方向及び回転量を検出する回転検出素子25b等が実装されている。押圧型の第1のスイッチ素子23aは、第1の操作部23に対応する素子であり、第2のスイッチ素子24aは、第2の操作部24に対応する素子であり、回転検出素子25bは、第3の操作部25に対応する素子である。なお、更に、第3のプリント配線基板36には、図示しないがユーザがホイール25aを押圧したことを検出する押圧型のスイッチ素子を実装するようにしてもよい。第3のプリント配線基板36は、フレキシブルプリント配線基板によって第1のプリント配線基板34に電気的に接続され、第1及び第2のスイッチ素子23a,24a、回転検出素子25bからの出力は、第1のプリント配線基板24のマウス用マイクロコンピュータ34に入力され、このマイクロコンピュータ34は、情報処理装置2のコンピュータ本体3に入力するための操作信号を生成する。
【0026】
第1のプリント配線基板34は、その周囲に設けられた複数の位置決め凹部38aが下ハーフ32の位置決め突部38bに係合されて、位置決めされた状態で下ハーフ32の底面に配設され、更に、溶着等によって下ハーフ32の底面に固定される。更に、第1のプリント配線基板34とフレキシブルプリント配線基板37と電気的に接続された第2のプリント配線基板35は、下ハーフ32の底面に配設された第1のプリント配線基板32上に積層するように配設される。具体的に、第2のプリント配線基板35は、下ハーフ32の側壁等に設けられた基板支持部39aに、第1のプリント配線基板34と所定のクリアランスを介して支持され、溶着等によって下ハーフ32に固定される。更に、第3のプリント配線基板35も、同様に、下ハーフ32の底面に設けられた位置決め突起等に、位置決め孔を係合させ、取付位置の位置決めを図った後、溶着等で下ハーフ32に固定される。
【0027】
以上のように部品収納部33に第1乃至第3のプリント配線基板34,35,36が配設された下ケース32には、上ハーフ31が溶着、ねじ止め等によって固定される。この上ハーフ31は、本体部21の操作面21aを構成する部材であって、背面に、上記ICカード7の挿入口26が設けられている。また、上ハーフ31には、背面側の幅方向略中央部に、装着部27に装着されたICカード7を外部に臨ませる凹状の開口部28が設けられている。また、第2のプリント配線基板35に実装されたLED(Light Emitting Diode)等の発光素子により点灯される識別灯29が凹状の開口部28の近傍に設けられている。
【0028】
この上ハーフ31により構成される本体部21の操作面21aは、図2及び図3に示すように、やや前面側に、凹状の溝部41が幅方向に設けられている。溝部41より前面側の前面側部42aには、第1乃至第3の操作部23,24,25が設けられている。すなわち、前面側部42aには、第1のスイッチ素子23aの被押圧子23bを外部に臨ませる第1の開口部43、第2のスイッチ素子24aの被押圧子24bを外部に臨ませる第2の開口部44、第3の操作部25を構成するホイール25aを外部に臨ませる第3の開口部45が設けられている。第1の操作部23を構成する領域には、後述するカバー部材22と同じ材料で形成された光透過性の第1の操作板43aが設けられ、第2の操作部24を構成する領域にも、後述するカバー部材22と同じ材料で形成された光透過性の第2の操作板44aが設けられ、互いに対向する側縁部に、第3の操作部25を構成するホイール25aを外部に臨ませる切欠部43b,44bが設けられている。第1の操作板43aと第2の操作板44aは、それぞれ、上ハーフ31に図示しない弾性片を介して取り付けられ、ユーザの人差し指等で押圧されたとき、第1のスイッチ素子23aの被押圧子23bや第2のスイッチ素子24aの被押圧子24bを押圧することができる。
【0029】
溝部41より背面側の背面側部42bには、上述した装着部27に装着されたICカード7を外部に臨ませる凹状の開口部28、識別灯29が設けられている。上ハーフ31には、背面側部42bを被覆するカバー部材22が回動可能に取り付けられる。このカバー部材22は、装着部27に装着されたICカード7をユーザが視認することができるように光透過性を有し、例えば透明な樹脂材料により形成されている。このカバー部材22は、上ハーフ31の溝部41の近傍でヒンジ機構46によって回動可能に取り付けられる。また、カバー部材22の表面は、ユーザが全体を把持しやすくするため、全体が曲面で構成されている。
【0030】
このヒンジ機構46は、上ハーフ31の溝部41の近傍に設けられる一対の回動支持部47,47と、カバー部材22の基端側に設けられた支軸48,48とからなる。回動支持部47,47は、互いに内方側に軸孔が形成され、互いに向き合った軸孔に、支軸48,48が軸支される。回動支持部47,47に回動支持されたカバー部材22は、例えば先端側、すなわちICカード7の挿入口6側の端部を持って回動操作される。勿論、ヒンジ機構46は、カバー部材22側に軸孔を設け、上ハーフ31側に支軸を設けるようにしてもよい。
【0031】
なお、カバー部材22は、本体部21を構成する上ハーフ31のICカード7の挿入口26を閉塞するようには設けられていない。これは、撮像素子付きICカードは、ICカード7の背面側に撮像部が設けられ、GPS付きICカードや無線通信のインタフェース用ICカード等は、背面側にアンテナ部が設けられており、本体部21より装着部27の装着時であっても本体部21より撮像部やアンテナ部を外部に臨ませる必要があるためであり、また、常に、挿入口26を外部に臨ませ、ICカード7の挿脱を容易に行うことができるようにするためである。
【0032】
ところで、上述した第2のプリント配線基板35の一方の面に実装されるICカード7のコネクタ51は、本体部21内の装着部27の一部を構成する。このコネクタ51の具体的構成を図5乃至図9を参照して説明すると、このコネクタ51は、ICカード7の装着部27の一部を構成するベース52と、このベース52上に取り付けられるカバー53と、ICカード7の挿入口を閉塞する蓋体54と、ICカード7のイジェクト部材55とを備える。
【0033】
図5及び図6に示すように、ベース52は、ICカード7の装着部27の一部を構成するものであり、背面側には、ICカード7の前面側に設けられた端子部14に係合する接続端子57が端子部14の接点16の数に対応して、具体的には10本設けられている。各接続端子57は、導電性の弾性片で形成されており、ICカード7が装着部27に装着されたとき、端子部14の各係合凹部15に係合し、接点16に弾接されつつICカード7を装着位置に保持できるようになっている。
【0034】
このようなベース52に取り付けられるカバー53は、板金等を折曲して形成されるものであって、ベース52とでICカード7を収納する収納部61を構成する。カバー53は、ベース52とで、接続端子57が設けられた側とは反対側にICカード7のカード挿入口58が設けられる。カバー53は、このカード挿入口58と連続するようにして、略U字状の開口部59が形成されている。この開口部59は、上ハーフ31の凹状の開口部28に対応して設けられるものであり、外部からカバー53が見えないようにしている。
【0035】
このカバー53には、その中程に、ICカード7の収納部61内、特に接続端子57の近傍に塵埃等の異物が侵入することを防止するための蓋体54が取り付けられている。この蓋体54は、収納部61を閉塞する蓋部62と、蓋部62をICカード7の前面側に押圧されて回動させるための回動軸63とが一体的に形成されてなる。一方、カバー53には、回動軸63が挿通される回動保持部64が設けられている。そして、蓋部62は、回動軸63が回動保持部64に挿通されることで、収納部61内に蓋部62が位置するように取り付けられる。また、この蓋体54は、回動軸63に付勢部材となる捻りコイルバネ65のコイル部が巻装され、捻りコイルバネ65の一方のアーム部がカバー53の係止部65aに係止され、他方のアーム部が蓋部62に係止されることによって、収納部61を閉塞する図5中矢印D1方向に付勢している。蓋体54は、ICカード7が挿入されていないとき、捻りコイルバネ65の付勢力により、収納部61を閉塞した状態にあり、内部に塵埃等の異物が侵入することを防止しており、ICカード7がカード挿入口58より挿入されると、図6に示すように、ICカード7の前面で押圧され、捻りコイルバネ65の付勢力に抗して図6中反矢印D1方向に回動し、端子部14と接続端子57とが係合できる状態とする。すなわち、蓋部62は、ICカード7が挿入されたとき、カバー53と略平行な状態となるまで回動保持部64に回動支持された回動軸63を中心にして回動する。
【0036】
更に、ベース52とカバー53とで構成される収納部61のICカード7の挿脱方向と平行な一方の側には、図5及び図6に示すように、ICカード7を収納部61より排出するためのイジェクト部材55が配設されている。このイジェクト部材55は、全体が略L字状に形成され、長辺の移動ガイド部66と短辺の規制部67とから構成されている。イジェクト部材55は、ICカード7の挿脱方向である図5及び図6中矢印D2方向及び反矢印D2方向に移動するものであり、移動ガイド部66は、ベース52のICカード7の移動方向に沿って突出して形成されガイド突部68aに係合するガイド溝69aが形成されている。なお、規制部67にも、ベース52のICカード7の移動方向に沿って突出して形成されガイド突部68bに係合するガイド溝69bが形成されている。
【0037】
規制部67は、ICカード7の挿入方向と略直交するように位置され、ICカード7の前面の突き当て面側に、ICカード7の面取り部12及び窪み部12aに係合する位置決め部70が設けられている。すなわち、イジェクト部材55は、移動ガイド部66のICカード7の側面と対向する面と規制部67の位置決め部70とでICカード7の位置決めを行い、ICカード7が押圧されることで、ガイド突部68a,68b及びガイド溝69a,69bにガイドされながら挿入方向である図5及び図6中反矢印D2方向に移動する。また、規制部67とベース52の背面壁52aとの間には、イジェクト部材55をICカード7のイジェクト方向の図5及び図6中矢印D2方向に付勢する付勢部材となる圧縮コイルバネ71が配設されている。この圧縮コイルバネ71は、規制部67の凹部72に一方が係合され、位置規制がされている。
【0038】
ベース52の一方の側壁52bには、図7乃至図9に示すように、突起73が内方に向かって突設され、この突起73に制御バネ74が取り付けられている。この制御バネ74は、捻りコイルバネよりなり、コイル部74aが突起73に巻装され、一端74bがカバー53に係止され、他端74c側をベース52側の図9中矢印D3方向に付勢している。制御バネ74の他端74cは、略90°内方に折曲され、係合部75が形成されている。この係合部75は、イジェクト部材55の移動ガイド部66に一体的に設けられた係止突部76に係止される。
【0039】
この係止突部76は、略2等辺三角形をなすように形成され、頂部77がベース52の側壁52bの突起73に巻装された制御バネ74の係合部75のやや下側に位置するように、イジェクト部材55の移動ガイド部66のベース52の側壁52b側の面に一体的に設けられている。係止突部76のカバー53の面には、制御バネ74の係合部75を押し上げる傾斜面よりなるカム部78が形成されている。このカム部78は、頂部77側からカバー53側に傾斜して形成されている。また、係止突部76の頂部77と対向する側には、制御バネ74の係合部75が係合される係合凹部79が形成されている。
【0040】
以上のようなコネクタ51は、ICカード7が挿入されていないとき、図7及び図8に示すように、制御バネ74の係合部75が係止突部76の係合凹部79に係合していない状態にあり、従って、イジェクト部材55は、圧縮コイルバネ71の付勢力により図7及び図8中矢印D2方向に付勢され、ICカード7の挿脱が可能な挿脱位置にある。
【0041】
イジェクト部材55がこの挿脱位置にあるときにICカード7が端子部14を挿入端として収納部61内に挿入されると、図6に示すように、ICカード7の前面は、イジェクト部材55の規制部67と位置決め部70とでICカード7の位置決めされる。そして、ICカード7が更に押圧されることで、圧縮コイルバネ71の付勢力に抗してガイド突部68a,68b及びガイド溝69a,69bにガイドされながら図7及び図8中反矢印D2方向に移動する。
【0042】
すると、制御バネ74の係合部75は、図8及び図9中矢印D3方向の付勢力に抗してイジェクト部材55の移動ガイド部66に一体的に設けられた係止突部76のカム部78に沿って頂部77側から係合凹部79側に移動する。そして、カム部78が終了した時点で、制御バネ74の係合部75は、図9に示すように、付勢力によって係止突部76の係合凹部79に係合する。これにより、イジェクト部材55は、ICカード7の端子部14を構成する接点16と接続端子57との接続を図る装着位置に保持される。そして、ベース52に設けられた接続端子57は、ICカード7の端子部14係合凹部15に係合し、接点16に弾接されることにより、電気的接続が図られる。なお、この状態で、ICカード7は、ほぼ全体が装着部27に収納され、背面側の一部がイジェクトする際、押圧できるように外方に臨まされている。
【0043】
ICカード7をイジェクトするときICカード7の背面側の一部を押圧すると、イジェクト部材55は、圧縮コイルバネ71の付勢力に抗して図9中反矢印D2方向に移動する。すると、制御バネ74の係合部75は、図9中矢印D3方向の付勢力により係止突部76の係合凹部79と係合した状態が解除され、そして、付勢力により係合突部76のベース52側に移動する。制御バネ74の係合部75と係止突部76の係合凹部79との係合状態が解除されたことで、イジェクト部材55は、圧縮コイルバネ71の付勢力により、端子部14と接続端子57とを離間させる図9中矢印D2方向に移動し、ICカード7の挿脱を行う第1の位置に戻る。この後、ICカード7は、装着部27より引き出される。
【0044】
以上のようなコネクタ51ではICカード7を取り出すとき、ICカード7の背面側を押圧操作するだけでよいことから、ICカード7のイジェクト操作を容易に行うことができる。
【0045】
なお、以上の例では、ユーザがICカード7を押圧操作することによって、装着部27に装着されたICカード7をイジェクトできるイジェクト機構を説明したが、このイジェクト機構としては、ユーザによって操作されるイジェクト操作部材を設け、ユーザの操作力によって装着部27に装着されたICカード7をイジェクトすることができるようにしてもよい。
【0046】
以上のように構成されたマウス5は、図10に示すように、USBの接続ケーブル30によって情報処理装置2のコンピュータ本体3に接続され、表示部6に表示されたポインタで画面上の操作位置の指定可能な状態となる。そして、マウス5は、挿入口26より、ICカードが端子部14が設けられた前面を挿入端として装着部27に挿入される。挿入口26より挿入されたICカード7がユーザによって更に押圧操作されると、図5及び図6に示すように、コネクタ51内の蓋部62は、ICカード7の前面に押圧されることにより、カバー53と略平行な状態となるまで回動保持部64に回動支持された回動軸63を中心にして回動する。そして、ICカード7の前面は、イジェクト部材55の規制部67と位置決め部70とでICカード7の位置決めされる。そして、ICカード7が更に押圧されることで、圧縮コイルバネ71の付勢力に抗してガイド突部68a,68b及びガイド溝69a,69bにガイドされながら図7及び図8中反矢印D2方向に移動する。
【0047】
すると、制御バネ74の係合部75は、図8及び図9中矢印D3方向の付勢力に抗してイジェクト部材55の移動ガイド部66に一体的に設けられた係止突部76のカム部78に沿って頂部77側から係合凹部79側に移動する。そして、カム部78が終了した時点で、制御バネ74の係合部75は、図9に示すように、付勢力によって係止突部76の係合凹部79に係合する。これにより、イジェクト部材55は、ICカード7の端子部14を構成する接点16と接続端子57との接続を図る装着位置に保持される。そして、ベース52に設けられた接続端子57は、ICカード7の端子部14係合凹部15に係合し、接点16に弾接されることにより、電気的接続が図られる。
【0048】
ユーザは、本体部21の凹状の開口部28より透明なカバー部材22を介して外部に臨まされているICカード7の背面側を見ることができ、装着部27に装着されているICカード7の種類を容易に識別することができる。図10に示すように、指紋照合用のICカード7が装着部27に装着され、ユーザが指紋登録や指紋照合を行うときには、本体部21に回動可能に取り付けられているヒンジ機構46を介してカバー部材22が回動操作されて、凹状の開口部28を開放した状態とする。すると、凹状の開口部28からは、ICカード7の指紋検出部13が外部に臨まされる。ユーザは、凹状の開口部28より外部に臨まされているICカード7の指紋検出部13に指頭を押し付けることができる。また、図11に示すように、マウス5の装着部27にメモリ用のICカード7が装着されているときには、ICカード7の背面側のラベルが凹状の開口部27より外部に臨まされ、透明のカバー部材22を介して、ICカード7に保存されているデータの確認を行うことができる。このように、マウス5は、本体部21の凹状の開口部27を設け、また、カバー部材22を光透過性の材料により形成することで、様々な機能を有するICカード7を装着することができ、また、どの機能のICカード7が装着されても使い勝手が悪くなることを防止することができる。
【0049】
ICカード7をイジェクトするとき、ICカード7の背面側の一部を押圧すると、イジェクト部材55は、圧縮コイルバネ71の付勢力に抗して図9中反矢印D2方向に移動する。すると、制御バネ74の係合部75は、図9中矢印D3方向の付勢力により係止突部76の係合凹部79と係合した状態が解除され、そして、付勢力により係合突部76のベース52側に移動する。制御バネ74の係合部75と係止突部76の係合凹部79との係合状態が解除されたことで、イジェクト部材55は、圧縮コイルバネ71の付勢力により、端子部14と接続端子57とを離間させる図9中矢印D2方向に移動し、ICカード7の挿脱を行う第1の位置に戻る。この後、ICカード7は、装着部27より引き出される。
【0050】
次に、ICカード7が装着されるマウス5とこのマウス5が接続される情報処理装置2の回路構成について図12を参照して説明する。先ず、情報処理装置2について説明すると、この情報処理装置2は、据え置き型又はノート型のパーソナルコンピュータ等の情報処理装置であり、各種プログラムや処理データ等が保存されるハードディスク101と、制御プログラム等が保存されたROM102と、プログラムや処理データがロードされるRAM103と、キーボード、テンキー等で構成され、操作信号等を入力するための入力操作部6と、処理中のデータ等を表示するCRT、LCD等からなる表示部6と、マウス5等他の周辺機器とデータ通信をUSB規格に従って行うためのUSBインタフェース106と、全体の動作を制御するCPU等からなる制御部107とを備える。制御部107は、入力操作部6からの入力に基づいて、ハードディスク101より所定のアプリケーションをRAM103に読み出して表示部6に表示すると共にデータ処理を行う。制御部107は、マウス5がUSBインタフェース106に接続され、マウス5の装着部27に指紋照合用のICカード7が装着されている場合であって、ユーザが特定のコンピュータにアクセスしようとするときやハードディスク101に保存されている特定のファイルにアクセスしようとするとき、指紋照合による認証要求を行うため、その旨を表示部6に表示し、ICカード7より指紋照合で認証が取れたことを示す認証データを受信したときに限って、特定のコンピュータへのアクセスやハードディスク101に保存されている特定のファイルへのアクセスを許可する。また、制御部107は、メモリ用のICカード7がマウス5の装着部27に装着されているとき、ICカード7に保存されているデータ、データのタイトル一覧等を表示部6に表示し、ユーザが表示部6を見ながら処理を行うことができるようにする。
【0051】
次に、図12を参照して、以上のような情報処理装置2にUSBで接続されるマウス5について説明すると、このマウス5は、画面上の操作位置を特定する際にクリックされる第1の操作部23を構成する第1のスイッチ素子23aと、画面上の操作メニュー等を表示する際にクリックされる第2の操作部24を構成する第2のスイッチ素子24aと、画面をスクロールするとき等に用いられる第3の操作部25を構成するホイール25aと、マウス5の移動方向及び移動量を検出する光学センサ34aと、第1のスイッチ素子23a第2のスイッチ素子24a、ホイール25aから入力される信号に基づいて情報処理装置2に出力する操作信号を生成するマウス制御部111と、ICカード7へのアクセス中点灯する識別灯29とを備える。ここで、マウス制御部111は、例えば上述した第1のプリント配線基板34のマウス用マイクロコンピュータチップ34b等に設けられている。また、マウス5は、装着部27に装着されたICカード7とデータのシリアル転送を行うためのシリアルインタフェース112と、装着部27に装着されたICカード7とデータのパラレル転送を行うためのパラレルインタフェース113と、装着部27に装着されたICカード7のインタフェースとUSBのインタフェースの変換をするアダプタ回路114と、装着部27に装着されたICカード7がメモリ用のICカードであるとき、データ処理上の論理アドレスをICカード7内のフラッシュメモリ上の物理アドレスに変換するアドレス変換部115と、マウス制御部111からの信号とアダプタ回路114からの信号を選択的にコンピュータ本体3のUSBインタフェース106に出力するハブ116とを備える。ここで、アダプタ回路114は、上述した第2のプリント配線基板35のアダプタチップ35a等に設けられ、ハブ116は、第1のプリント配線基板34のハブチップ34c等に設けられている。
【0052】
マウス制御部111は、第1のスイッチ素子23a、第2のスイッチ素子24a、ホイール25aから入力があったとき、コンピュータ本体3に出力する操作信号を生成し、ハブ116を介してコンピュータ本体に出力する。また、光学センサ34aは、ユーザがマウス5を動かす際、そのわずかな動きによってイメージ入力部が、レンズを通して照射表面の微細イメージを素早く取り込み、マウス制御部111に出力する。そして、マウス制御部111は、光学センサ34aより入力された複数のイメージを比較することにより、動きの距離と方向を決定し、X軸−Y軸の操作信号に変換し、生成した操作信号をコンピュータ本体3に出力する。情報処理装置2の表示部6に表示されているポインタは、このX軸−Y軸の操作信号に応じて移動する。
【0053】
また、このマウス5は、装着部27に機能の異なる複数種類のICカード7が装着され、ICカード7のアダプタ装置としても機能する。すなわち、装着部27に指紋照合用のICカード7が装着されているとき、アダプタ回路114は、指紋照合用のICカード7より出力された認証データを、ICカード7のインタフェースからUSBのインタフェースに変換する。また、アダプタ回路114は、メモリ用のICカード7が装着されているとき、装着部27にメモリ用のICカード7より出力されたデータをICカード7のインタフェースからUSBのインタフェースに変換し、また、コンピュータ本体3から入力されたデータを、USBのインタフェースからICカード7用のインタフェースに変換し、装着部27に装着されているメモリ用のICカード7に出力する。このようにメモリ用のICカードに情報処理装置2がアクセスするとき、アドレス変換部115は、論理アドレスを物理アドレスに変換する処理を行う。また、アダプタ回路114は、装着されているICカード7に情報処理装置2がアクセスしているとき、識別灯29を点灯し、ユーザが、情報処理装置2がICカード7にアクセス中であることを知らせ、例えば情報処理装置2がICカード7にアクセスしているときにユーザが誤ってICカード7を装着部27より抜いてしまわないようにする。
【0054】
ところで、情報処理装置2とマウス5との接続は、ICカード7に対して電力供給が可能なインタフェースが用いられ、ここではUSBが用いられている。USBは、ホスト機器である情報処理装置2に接続されたマウス5等の周辺機器に対して電力供給が可能であり、マウス5には、情報処理装置2より例えば直流で500mAの電流が供給され、これにより、マウス5は、識別灯29を点灯し、また、光学センサ34aを駆動し、更に、装着部27に装着されたICカード7に電力を供給する。
【0055】
次に、マウス5に装着されるICカード7の回路構成について説明する。図13を参照して、指紋照合用のICカード7について説明すると、この指紋照合用のICカード7は、ユーザの指頭が圧接される指紋検出部121と、登録された指紋を記憶する第1のメモリ122と、指紋検出部121より入力された指紋と第1のメモリ122に保存されている指紋とを照合する照合部123と、ICカード7の種類を示す識別データ、ICカード7のシリアル番号、第1のメモリ122に登録されている指紋に関連する関連情報を記憶する第2のメモリ124と、マウス5と認証データのやり取りをシリアル転送により行うためのシリアルインタフェース125と、マウス5と認証データのやり取りをパラレル転送により行うためのパラレルインタフェース126と、全体の動作を制御する制御部127とを備える。
【0056】
指紋検出部121は、CCD(Charge Coupled Device)、ラインセンサ等の撮像部、指頭が圧接される圧接部を照射するバックライト等を有し、指頭が圧接されたとき、バックライトをオンにし、撮像部で指紋を撮影する。そして、指紋検出部121は、撮影した指紋より、指紋の特徴点、例えば皮膚隆線の分岐や中心を抽出する。そして、指紋検出部121は、指紋登録を行うとき、指紋の特徴点である指紋データを第1のメモリ122に出力する。第1のメモリ122には、登録を行う指紋の特徴点である指紋データが識別番号毎に保存される。また、指紋検出部121は、指紋データを指紋照合を行うとき照合部123に出力する。
【0057】
照合部123は、指紋照合を行うとき、指紋検出部121より入力された指紋データと第1のメモリ122に記憶されている指紋データとを照合し、ユーザの認証を行う。そして、照合部123は、指紋検出部121より入力された指紋データと第1のメモリ122より読み出した指紋データとが一致し認証が取れたとき、シリアルインタフェース125又はパラレルインタフェース126に認証データを出力する。また、照合部123は、指紋検出部121より入力された指紋データと第1のメモリ122より読み出した指紋データとが一致せず認証が取れなかったとき、非認証データをシリアルインタフェース125又はパラレルインタフェース126に出力する。
【0058】
第2のメモリ124には、第1のメモリ122に登録されている指紋データに関連する関連情報が保存される。具体的に、第2のメモリ124には、関連情報として、指紋登録者の氏名や識別番号やICカードのシリアルナンバ等が保存されている。そして、照合部123で認証が取れたとき、第2のメモリ124は、認証データと共に認証の取れたユーザのデータをシリアルインタフェース125又はパラレルインタフェース126に出力する。
【0059】
また、第2のメモリ124には、このICカード7がパラレル転送及びシリアル転送に対応したものであるかシリアル転送のみに対応したものであるかを通信識別する識別データが記憶されている。また、この第2のメモリ124には、このICカード7の機能、すなわち指紋照合用であるかメモリ用であるか等を示す機能識別データが記憶されている。そして、第2のメモリ124は、これらの識別データを、情報処理装置2がアクセスしたとき、最初に情報処理装置2に出力され、情報処理装置2がICカード7の種類を識別することができるようにしている。
【0060】
制御部127は、ICカード7の全体を制御するものであり、例えば指紋検出部121に指頭が圧接されたとき、指紋検出部121を駆動し、また、第1のメモリ122への登録する指紋データの書き込みや第2のメモリ124に登録する指紋データの関連情報の書き込みやこの関連情報の読み出し、更には第2のメモリ124に保存されている識別データの読み出しを制御する。また、制御部107は、情報処理装置2からの制御データに応じて使用するインタフェースの切り換え、すなわちシリアルインタフェース125とパラレルインタフェース126の切り換えを行う。
【0061】
次に、以上のような指紋照合用のICカード7がマウス5に装着されたときの情報処理装置2の処理について図14を参照して説明する。マウス5がUSBで情報処理装置2に接続されている状態において、情報処理装置2は、マウス5の装着部27にICカード7が装着されると、ステップS1において、挿入検出用接点の電位を検出し、この電位がVss用接点と同じになっているかを判断する。そして、情報処理装置2は、挿入検出用接点の電位とVss用接点の電位と同じとき、ICカードがマウス5の装着部27に装着されていると判断し、ステップS2に進み、同じでないとき、ICカード7がマウス5の装着部27に装着されていないとして、ステップS1を繰り返す。
【0062】
ステップS2において、情報処理装置2は、接続ケーブル30を介してマウス5に装着されているICカード7に電源供給を開始し、ステップS3において、ICカード7へのアクセスを開始する。このとき、マウス5の識別灯29は、情報処理装置2よりUSBを介して供給されている電源によって点灯される。これによって、ユーザは、ICカード7へのアクセスが開始されたことを視認することができる。そして、情報処理装置2は、ICカード7の第2のメモリ124の所定アドレスにアクセスする。すなわち、情報処理装置2は、ICカード7に対してシリアルプロトコルバスステート信号BSとシリアルクロックSCLKを供給し、第2のメモリ124にアクセスし、シリアル転送とパラレル転送で用いられるデータ線(DATA0)を用いて識別データの読み出しを行う。
【0063】
ステップS4において、情報処理装置2は、第2のメモリ124より読み出した機能識別データに基づいて、マウス5に装着されたICカード7が指紋照合用のICカード7であるかの機能判別を行う。そして、情報処理装置2は、マウス5に装着されたICカード7が指紋判別用であると判断したとき、ステップS5に進み、指紋判別用でないと判断したとき、他の機能のICカード7の機能に応じた処理を行う。
【0064】
ステップS5において、情報処理装置2は、第2のメモリ124より読み出した通信識別データに基づいて、マウス5に装着されたICカード7がパラレル転送に対応したものであるか、シリアル転送にのみ対応したものであるかの判別を行う。そして、情報処理装置2は、パラレル転送に対応したICカード7であると判断したとき、ステップS6に進み、シリアル転送のみに対応したICカード7であると判断したとき、ステップS7に進む。
【0065】
情報処理装置2は、マウス5に装着されたICカード7がパラレル転送に対応したものであると判断したとき、ステップS6において、制御部127でインタフェースをパラレルインタフェース126に切り換え、以降の処理で指紋登録、指紋認証等の処理に伴うデータ転送をパラレル転送を用いて行うようにする。具体的に、パラレルデータ転送は、パラレルインタフェースの第1のデータ線(DATA1)、第2のデータ線(DATA2)及び第3のデータ線(DATA3)を用いて行われる。
【0066】
また、情報処理装置2は、マウス5に装着されたICカード7がシリアル転送のみに対応したものであると判断したとき、ステップS7において、制御部127でインタフェースをシリアルインタフェース125に切り換え、以降の処理で指紋登録、指紋認証等の処理に伴うデータ転送をシリアル転送を用いて行うようにする。具体的に、シリアルデータ転送は、データ線(DATA0)を用いて行われる。
【0067】
次に、指紋照合用のICカード7が指紋登録を行うときの処理及び指紋照合処理を行うときの処理について図15を参照して説明する。
【0068】
先ず、ICカード7は、ステップS11において、制御部127で、ユーザが入力操作部6を操作することによって情報処理装置2から指紋登録コマンドが入力されたかどうかを判断し、指紋登録コマンドが入力されたとき、指紋登録処理を行うためステップS12に進み、指紋登録コマンドが入力されなかったとき、指紋照合を行うため、ステップS14に進む。
【0069】
指紋登録モードのとき、ICカード7は、ステップS12において、ユーザの指紋が入力される。具体的に、ユーザが指紋照合用のICカード7が装着されているマウス5の本体部21に取り付けられているカバー部材22を背面側に回動して、本体部21の上ハーフ31に設けられた凹状の開口部28より指頭を内部に進入させ、指紋検出部121に指頭を圧接すると、指紋検出部121は、これを検出し、撮像部で指紋を撮影し、撮影した指紋より、指紋の特徴点、例えば皮膚隆線の分岐や中心を抽出し、指紋データを生成する。
【0070】
ステップS13において、ICカード7は、制御部127が、この指紋データに識別番号を付与し指紋検出部121より指紋データを第1のメモリ122に出力する。これにより、第1のメモリ122には、ユーザの指紋データが保存、すなわち登録される。
【0071】
なお、このとき、ICカード7は、登録する指紋データに関連する情報を、第2のメモリ124に指紋データの識別番号に関連付けて保存する。すなわち、情報処理装置2において、ユーザが入力操作部6を操作することによって、指紋登録者の氏名や識別番号を入力すると、指紋照合用のICカード7には、この入力データがシリアルインタフェース112,125又はパラレルインタフェース113,126を介して入力される。そして、指紋照合用のICカード7は、登録する指紋データに関連付けて、登録する指紋データに関連する情報を、ICカード7の第2のメモリ124に記録する。
【0072】
次に、指紋照合の方法について説明すると、ステップS11でICカード7に指紋登録コマンドが入力されなかったとき、ICカード7は、ステップS14において、情報処理装置2を使用しようとするユーザの指紋が入力される。具体的に、ユーザが指紋照合用のICカード7が装着されているマウス5の本体部21に取り付けられているカバー部材22を回動し、凹状の開口部28を開放し、この凹状の開口部28より指頭を内部に進入させ、指紋検出部121に指頭を圧接すると、指紋検出部121は、これを検出し、撮像部で指紋を撮影し、撮影した指紋より、指紋データを生成し、照合部123に出力する。
【0073】
ステップS15において、ICカード7の照合部123は、第1のメモリ122より登録された指紋データを読み出し、この第1のメモリ122から読み出した指紋データと指紋検出部121より入力された指紋データとを照合する。そして、ICカード7は、照合部123が指紋検出部121より入力された指紋データと第1のメモリ122より読み出した指紋データとが一致したとき、ステップS16に進み、一致しなかったとき、ステップS17に進む。
【0074】
指紋検出部121からの指紋データが第1のメモリ122の指紋データと一致したとき、ICカード7は、ステップS16において、情報処理装置2にアクセスしようとするユーザの認証を取ることができたとして、シリアルインタフェース112,125又はパラレルインタフェース113,126を介して認証データを情報処理装置2に出力する。認証データを受信した情報処理装置2は、認証が取れたユーザによって使用可能な状態になる。
【0075】
また、指紋検出部121からの指紋データが第1のメモリ122の指紋データと一致しなかったとき、ICカード7は、ステップS17において、情報処理装置2にアクセスしようとするユーザの認証を取ることができなかったとして、シリアルインタフェース112,125又はパラレルインタフェース113,126を介して非認証データを情報処理装置2に出力する。非認証データを受信した情報処理装置2は、認証が取れなかったユーザによる使用を禁止する。
【0076】
なお、以上の例では、情報処理装置2へのユーザのアクセス制限に指紋照合を用いる場合を説明したが、この指紋照合は、この他に、ハードディスク101や情報処理装置2に装着される光ディスク等の外部記憶装置に保存されている特定のファイルへのアクセス制限等に用いるようにしてもよい。
【0077】
次に、マウス5に装着されるメモリ用のICカード7について図16を参照して説明すると、このメモリ用のICカード7は、データを保存する一又は複数のフラッシュメモリ131と、フラッシュメモリ131への書き込み及び読み出しを制御するメモリ制御部132と、フラッシュメモリ131に保存するデータに対してエラー訂正符号を付加しフラッシュメモリ131より読み出すデータのエラー訂正符号を復号するエラー訂正処理部133と、データの書き込み又は読み出しのための各種パラメータを保存するメモリ134と、フラッシュメモリ131に保存するデータを一時的に記憶するバッファメモリ135と、データ処理上の論理アドレスとメモリ上の物理アドレスとを変換するアドレス変換部136と、マウス5とデータのやり取りをシリアル転送により行うためのシリアルインタフェース137と、マウス5とデータのやり取りをパラレル転送により行うためのパラレルインタフェース138と、全体の動作を制御する制御部139とを備える。
【0078】
メモリ134には、このICカード7がパラレル転送及びシリアル転送に対応したものであるかシリアル転送のみに対応したものであるかを通信識別する識別データが記憶されている。また、このメモリ134には、このICカード7の機能、すなわち指紋照合用であるかメモリ用であるか等を示す機能識別データが記憶されている。そして、メモリ134は、これらの識別データを、情報処理装置2がアクセスしたとき、最初に情報処理装置2に出力され、情報処理装置2がICカード7の種類を識別することができるようにしている。更に、メモリ134には、このICカード7がアドレス変換部136を有しているかどうかのアドレス変換識別データが記憶されている。
【0079】
制御部127は、情報処理装置2からの制御データに応じて使用するインタフェースの切り換え、すなわちシリアルインタフェース137とパラレルインタフェース138の切り換えを行う。
【0080】
以上のようなメモリ用のICカード7は、論理アドレスが情報処理装置2より入力されたとき、アドレス変換部136で論理アドレスを物理アドレスに変換し、また、物理アドレスを論理アドレスに変換してフラッシュメモリ131にアクセスし、所定アドレスにデータを書き込みみ、また、所定アドレスに保存されているデータの読み出しを行う。
【0081】
次に、メモリ用のICカード7のデータの読み出しや書き込みを行うときの処理について図17を参照して説明する。マウス5がUSBで情報処理装置2に接続されている状態において、情報処理装置2は、マウス5の装着部27にICカード7が装着されると、ステップS21において、挿入検出用接点の電位を検出し、この電位がVss用接点と同じになっているかを判断する。そして、情報処理装置2は、挿入検出用接点の電位とVss用接点の電位と同じとき、ICカードがマウス5の装着部27に装着されていると判断し、ステップS22に進み、同じでないとき、ICカード7がマウス5の装着部27に装着されていないとして、ステップS21を繰り返す。
【0082】
ステップS22において、情報処理装置2は、接続ケーブル30を介してマウス5に装着されているICカード7に電源供給を開始し、ステップS23において、ICカード7へのアクセスを開始する。このとき、マウス5の識別灯29は、情報処理装置2よりUSBを介して供給されている電源によって点灯される。これによって、ユーザは、ICカード7へのアクセスが開始されたことを視認することができる。そして、情報処理装置2は、ICカード7のメモリ134の所定アドレスにアクセスする。すなわち、情報処理装置2は、ICカード7に対してシリアルプロトコルバスステート信号BSとシリアルクロックSCLKが供給し、メモリ134にアクセスし、シリアル転送及びパラレル転送のデータ線(DATA0)を用いて識別データの読み出しを行う。
【0083】
ステップS24において、情報処理装置2は、メモリ134より読み出したアドレス変換識別データに基づいて、マウス5に装着されているメモリ用のICカード7にアドレス変換部136が備えられているかを判断する。そして、情報処理装置2は、マウス5に装着されているICカード7がアドレス変換機能を有しているとき、フラッシュメモリ131へのアクセスを論理アドレスで行うようにする。また、情報処理装置2は、マウス5に装着されているICカード7アドレス変換機能が設けられていないとき、マウス5に設けられているアドレス変換部114で論理アドレスを物理アドレスに変換し、物理アドレスでアドレス変換機能を有さないICカード7のフラッシュメモリ131にアクセスするようにする。
【0084】
ステップS25において、情報処理装置2は、メモリ134より読み出した機能識別データに基づいて、マウス5に装着されたICカード7がメモリ用のICカード7であるかの機能判別を行う。そして、情報処理装置2は、マウス5に装着されたICカード7がメモリ用であると判断したとき、ステップS26に進み、指紋判別用でないと判断したとき、他の機能のICカード7の機能に応じた処理を行う。
【0085】
ステップS26において、情報処理装置2は、メモリ134より読み出した通信識別データに基づいて、マウス5に装着されたICカード7がパラレル転送に対応したものであるか、シリアル転送にのみ対応したものであるかの判別を行う。そして、情報処理装置2は、パラレル転送に対応したICカード7であると判断したとき、ステップS27に進み、シリアル転送のみに対応したICカード7であると判断したとき、ステップS28に進む。
【0086】
情報処理装置2は、マウス5に装着されたICカード7がパラレル転送に対応したものであると判断したとき、ステップS27において、制御部139でインタフェースをパラレルインタフェース138に切り換え、フラッシュメモリ131とのデータのやり取りをパラレル転送で行うようにする。そして、パラレルデータ転送は、パラレルインタフェースの第1のデータ線(DATA1)、第2のデータ線(DATA2)及び第3のデータ線(DATA3)を用いて行われる。
【0087】
また、情報処理装置2は、マウス5に装着されたICカード7がシリアル転送のみに対応したものであると判断したとき、ステップS28において、制御部139でインタフェースをシリアルインタフェース137に切り換え、フラッシュメモリ131とのデータのやり取りをパラレル転送で行うようにする。そして、シリアルデータ転送は、データ線(DATA0)を用いて行われる。
【0088】
ステップS27及びステップS28で行うフラッシュメモリ131へのアクセスは、物理アドレスで行う必要があり、そこで、フラッシュメモリ131へのアクセスは、ICカード7がアドレス変換機能を有しているとき、ICカード7のアドレス変換部136が論理アドレスを物理アドレスに変換することにより行われ、ICカード7がアドレス変換機能を有していないとき、マウス5のアドレス変換部114が論理アドレスを物理アドレスに変換することにより行われる。そして、メモリ用のICカード7は、フラッシュメモリ131に情報処理装置2からシリアル又はパラレル転送されたデータをフラッシュメモリ131に保存し、また、フラッシュメモリ131に保存されているデータを情報処理装置2に転送する。
【0089】
以上のようなマウス5は、シリアル転送とパラレル転送の2つの通信方式でデータの送受信を行うことができ、既存のICカード7とシリアル転送でデータの送受信を行うことができると共に、パラレル転送に対応したICカード7との間では高速にデータの送受信を行うことができる。また、メモリ用のICカード7が装着されているとき、マウス5は、アドレス変換部114が設けられていることから、情報処理装置2は、論理アドレスでメモリ用のICカード7にアクセスすることができ、アドレス設定処理を迅速に行うことができるようになる。
【0090】
【発明の効果】
本発明によれば、ICカードが装着される装置本体に、カバー部材が装置本体の一主面を開放可能に取り付けられていることから、装着部に装着されるICカードの種類に応じてカバー部材を操作して装置本体の主面部を開放したり被覆したりすることができ、装着部に装着したICカードの種類に応じた操作を容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したマウスが用いられる情報処理システムの構成を説明する図である。
【図2】本発明を適用したマウスの斜視図である。
【図3】上記マウスの斜視図であって、装置本体に取り付けられたカバー部材が回動された状態を示す。
【図4】上記アダプタ装置の分解斜視図である。
【図5】上記マウスに内蔵されたコネクタ部材を説明する斜視図であって、ICカードの挿入前の状態を示す。
【図6】上記コネクタの斜視図であって、ICカードが挿入された状態を示す。
【図7】上記コネクタに内蔵されたイジェクト部材の構成を説明する斜視図である。
【図8】ICカードの挿入前のイジェクト部材の状態を示す側面図である。
【図9】ICカードが挿入されたときのイジェクト部材の状態を示す側面図である。
【図10】上記マウスに指紋検出用のICカードが装着され、ユーザが指紋登録又は指紋照合を行っている状態を示すマウスの斜視図である。
【図11】上記マウスにメモリ用のICカードが装着された状態を示すマウスの斜視図である。
【図12】情報処理装置とこの情報処理装置に接続されたアダプタ装置のブロック図である。
【図13】指紋照合用のICカードのブロック図である。
【図14】指紋照合用のICカードが装着されたときの情報処理装置の処理を説明するフローチャートである。
【図15】指紋照合用のICカードが指紋登録を行うときの処理及び指紋照合処理を行うときの動作を説明するフローチャートである。
【図16】メモリ用ICカードのブロック図である。
【図17】メモリ用のICカードのデータの読み出しや書き込みを行うときの処理を説明するフローチャートである。
【符号の説明】
1 情報処理システム、2 情報処理装置、3 コンピュータ本体5 マウス、7 ICカード、21 本体部、22 カバー部材、23 第1の操作部、23a 第1のスイッチ素子、24 第2の操作部、23a 第2のスイッチ素子、25 第3の操作部、25a ホイール、26 挿入口、27 装着部、28 凹状の開口部、29 識別灯41 溝部、46 ヒンジ機構
【発明の属する技術分野】
本発明は、ホスト機器に操作信号を入力することができると共に装置本体にホスト機器の拡張モジュールであるICカードを装着することができる入力装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
パーソナルコンピュータ等の情報処理装置には、装置本体に対する入力装置としてキーボード、マウス、テンキー、ジョイスティック等が装置本体に設けられた接続部に接続されている。また、この情報処理装置は、入力装置の他に、ICカード等が装着されるアダプタ装置を装置本体の接続部に接続することもできる。
【0003】
ところで、ICカードには、情報処理装置の機能拡張モジュールとして用いられるものであり、様々な機能を有するものがあり、例えば、ICカードには、メモリ用のICカードや指紋認証用のICカードがある。メモリ用のICカードは、カード本体内に半導体メモリ素子としてフラッシュメモリが内蔵され、情報処理装置の外部記憶装置として機能し、情報処理装置で処理されたデータを保存することなできる。また、指紋認証用のICカードは、主面部に指頭が圧接される指紋抽出部が設けられており、指紋認証部が抽出した指紋データをメモリに保存されている指紋データと比較し、一致したとき、特定の情報処理装置、特定のファイル等にユーザがアクセスできるようにする。
【0004】
しかしながら、情報処理装置には、通常、周辺機器を接続するための接続部が数個しか設けられていないことから、新たに装置本体の接続部にアダプタ装置を接続することができないことがある。そこで、情報処理装置の入力装置には、アダプタ装置としての機能を兼ね備えた、すなわちICカードの装着部が設けられたマウスがある。このマウスは、画面上の操作位置を特定するための操作部の他に、ICカードの装着部が設けられている。このマウスの装着部に装着されるICカードは、上述のように、様々な種類を有するが、それぞれ特有の機能を具現化した部分を除き、外形形状やインタフェースが統一されており、したがって、マウスの装着部には、機能の異なる複数種類のICカードを装着することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、様々な機能を有するICカードは、それぞれ特有の機能を具現化した部分において、形状等が相違している。例えば、指紋照合用ICカードとメモリ用ICカードとは、外形形状、外形寸法、インタフェース等は共通であるが、指紋照合用ICカードは一主面に指紋検出部が設けられ、メモリ用ICカードは一主面に保存内容をメモ書きするためのラベルが貼着される点で相違している。
【0006】
このため、マウスは、どのICカードが装着部に装着されたときであっても、ユーザが装着されているICカードを容易に特定することができ、また、装着されたICカードを容易に使用することができ、更に、ICカードが装着されたマウスの操作性が悪くならないようにする必要がある。
【0007】
本発明は、以上のような問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、様々な機能のICカードが装着部に装着されたときであっても、それぞれのICカードが装着されたときの操作性が悪化することを防止することができるICカードの装着部が設けられた入力装置を提供することにある。
【0008】
また、本発明の目的は、装着部に装着されているICカードの種類をユーザが容易に判別することができるICカードの装着部が設けられた入力装置を提供することにある。
【0009】
更に、本発明の目的は、指紋照合用ICカードが装着されたときに、指紋照合操作を容易に行うことができるICカードの装着部が設けられた入力装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る入力装置は、上述した課題を解決すべく、ホスト機器の操作を行うための操作部が設けられ、上記ホスト機器に接続される装置本体と、上記装置本体の側面に設けられたICカードの挿入口に連続して上記装置本体内に設けられたICカードの装着部と、上記装置本体の一の主面を被覆し、上記装置本体の一主面を開閉するカバー部材と、上記装着部に装着されたICカードとホスト機器との間でデータ送受信するためのインタフェースとを備える。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を適用した入力装置が用いられる情報処理システムについて図面を参照して説明する。
【0012】
図1に示すように、情報処理システム1は、データ処理を行う情報処理装置2を有する。この情報処理装置2は、据え置き型、携帯型等のパーソナルコンピュータであり、各種プログラムや処理データ等が保存されるハードディスク、制御プログラム等が保存されたROM(Read Only Memory)、プログラムや処理データがロードされるRAM(Random Access Memory)、全体を制御するCPU(Central Processing Unit)等が内蔵されたコンピュータ本体3と、このコンピュータ本体3に接続され文字、記号等を入力するためのキーボード4と、画面上の操作位置を特定するための本発明を適用したマウス5と、コンピュータ本体3に接続され、処理データ等を表示するCRT(Cathode Ray Tube)、LCD(Liquid Crystal Display)等からなる表示部6とを備える。コンピュータ本体3とキーボード4、表示部6との間は、有線又は無線で接続され、具体的にIEEE(Institute of Electrical and Electronic Engineers)1394、USB(Universal Serial Bus)、RS(Recommended Standard)232等のインタフェースで接続されている。特に、マウス5は、コンピュータ本体3とUSBインタフェースで接続されている。勿論、このマウス5は、他のインタフェース、すなわちIEEE1394、IEEE802、PS/2(Personal System/2)等インタフェースでコンピュータ本体3と接続されてもよい。
【0013】
コンピュータ本体3に接続されるマウス5は、ICカード7が装着される。マウス5に装着されるICカード7は、例えば指紋照合用であり、また、メモリ用である。具体的に、指紋照合用のICカード7は、合成樹脂をモールド成型した筐体を構成する略矩形板状のカード本体11を有し、このカード本体11には、指紋検出センサやその制御回路等が構成された一又は複数の半導体素子が実装されたプリント配線基板が内蔵されている。カード本体11の前面側の一方のコーナ部には、ユーザがマウス5の装着部への挿入方向を容易に判別することができるようにするため面取り部12が設けられ、また、この面取り部12が設けられたコーナ部の裏面には、窪み部12aが設けられている。面取り部12や窪み部12aは、ICカード7をマウス5の装着部に装着する際の装着位置規制部となる。また、カード本体11の上面の背面側には、ユーザの指頭が圧接されることによって、ユーザの指紋を検出する指紋検出部13が設けられている。カード本体11の一方の短辺側、すなわち前面側の下面には、マウス5の装着部への挿入端となる前面から底面に亘るように、複数の接点16からなる端子部14が形成されている。端子部14は、各接点が仕切り壁で区画されており、仕切り壁で区画された係合凹部15の底面に接点16が設けられている。各係合凹部15は、接点16が底面に設けられることで、各接点16を保護している。また、各係合凹部15は、カード本体11の前面側及び底面側が開放され、マウス5の装着部側に設けられた接続端子が進入し、各接続端子が各接点16に圧接されることで、電気的に接続される。
【0014】
なお、マウス5に装着されるICカード7は、指紋検出用のICカードの他、メモリ用ICカード、CCD(Charge−Coupled Devices)等の撮像素子付きICカード、GPS(Global Positioning System)付きICカード、ブルートゥース(Bluetooth)等無線通信のインタフェース用ICカード等であってもよく、その機能は特に限定されない。
【0015】
また、マウス5の装着部に装着されるICカード7には、データ転送方式としてシリアル転送に対応したICカードとパラレル転送に対応したものとがある。2種類のICカード7は、後述する図13及び図16に示すように、共に端子部14を構成する接点16を10本有している。ここで、パラレル用のICカード7は、1番接点と10番接点が互いに接続されていると共に内部の電源線に接続されVss用接点となっており、2番接点がパラレル及びシリアル用のバスステート信号バスステート信号(BS)用の接点となっており、3番接点がパラレル用の第1のデータ線(DATA1)が接続される接点となっている。また、4番接点がシリアル用のデータ線とパラレル用のデータ線(DATA0)が接続される接点となっており、5番接点がパラレル用の第2のデータ線(DATA2)が接続される接点となっており、7番接点がパラレル用の第3のデータ線(DATA3)が接続される接点となっている。更に、6番接点がVss用の1番及び10番接点の中点に接続され、ICカード7の装着検出用となっており、8番接点がクロック信号線(SCLK)が接続される接点となっており、9番接点が内部の電源線(Vcc)が接続される接点となっている。
【0016】
これに対して、シリアル用のICカードでは、5番接点と7番接点とが予備用接点となっており、3番接点が内部の電源線(Vcc)が接続される接点となっている。
【0017】
更に、メモリ用ICカードにあっては、データ処理上の論理アドレスとフラッシュメモリ上の物理アドレスとを変換する機能を有するICカードとこの変換機能を有さないICカードとがある。マウス5に、論理アドレスと物理アドレスの変換機能を有するICカードが装着されているとき、コンピュータ本体3は、マウス5を介して論理アドレスでこのICカード7にアクセスし、このICカード7は、論理アドレスを物理アドレスに変換してフラッシュメモリにアクセスする。論理アドレスと物理アドレスの変換機能を有さないICカードが装着されているとき、コンピュータ本体3は、論理アドレスでICカード7にアクセスすると、マウス5が論理アドレスを物理アドレスに変換し、このICカードは、フラッシュメモリに物理アドレスでアクセスする。
【0018】
次に、以上のようなICカード7が装着されるマウス5について説明すると、このマウス5は、図2及び図3に示すように、外筐を構成し、一方の面に操作面21aが構成された本体部21と、この本体部の21の操作面に取り付けられるカバー部材22とを備える。
【0019】
本体部21の操作面21aには、前面側に、ユーザの人差し指等によって押圧操作される第1の操作部23と第2の操作部24とが幅方向に並んで設けられている。また、第1の操作部23と第2の操作部24との間には、ホイール25aで構成された第3の操作部25が設けられている。本体部21の背面には、ICカード7が挿入される挿入口26が設けられている。そして、本体部21には、挿入口26と連続してICカード7が装着される装着部27が設けられている。この装着部27は、挿入口26と連続した凹状の開口部28によって外部に臨まされ、ユーザが装着されたICカード7の種類等を視認することができようになっている。例えば、凹状の開口部27は、指紋照合用のICカード7が挿入口26より挿入されたとき、ICカード7の指紋検出部13を外部に臨ませるためのものであり、また、メモリ用のICカード7が挿入口26より挿入されたとき、保存データのタイトル等をメモ書きするためのラベルを外部に臨ませる。更に、凹状の開口部27の近傍には、ICカード7へのアクセス中に点灯する識別灯29が設けられている。
【0020】
また、本体部21には、操作面21aを開閉するカバー部材22が設けられている。このカバー部材22は、具体的に、装着部27に装着されたICカード7を外部に臨ませる凹状の開口部28を開閉するものであり、更に、装着部27に装着されたICカード7をユーザが視認することができるように光透過性を有し、例えば透明な樹脂材料により形成されている。このカバー部材22は、例えば指紋照合用のICカード7が装着部27に装着されているとき、凹状の開口部28を開放するように回動され、図3に示すように、ユーザが凹状の開口部28より外部に臨まされているICカードの指紋認証部に指を圧接することができるようにする。また、凹状の開口部28の周囲には、ユーザが指を凹状の開口部28より臨まされている指紋検出部に挿入しやすくし、また、ユーザが開口部28より外部に臨まされている部分を見易くなるようにするため、操作面21aより窪んだ窪み部28aが設けられている窪み部28aは、湾曲した曲面で構成されている。
【0021】
なお、本体部21の前面からは、情報処理装置2のコンピュータ本体3とをUSB等で接続するための接続ケーブル30が導出されている。
【0022】
ところで、マウス5の外筐を構成する本体部21は、上ハーフ31と下ハーフ32とからなる。上下ハーフ31,32は、例えばABS(Acrylonitrile Butadiene Styrene)樹脂等剛性を有する樹脂材料を用い射出成形によって形成され、組み合わせたとき、略矩形となるように形成されている。下ハーフ32には、図4に示すように、内部に部品収納部33が設けられている。下ハーフ32内に設けられた部品収納部33には、第1乃至第3のプリント配線基板34,35,36が配設される。
【0023】
第1のプリント配線基板34は、下ケース32の底面側に配設される基板であって、マウス5の移動方向及び移動量を検出するための検出部を構成する光学センサ34a、光学センサ34a等からの入力に基づいて情報処理装置2のコンピュータ本体3に出力する操作信号を生成するマウス制御部を構成するマウス用マイクロコンピュータチップ34b、ICカード7の入出力信号、マウス5の操作信号の入出力制御を行うハブが構成されたハブチップ34c等が実装されている。なお、第1のプリント配線基板34には、コンピュータ本体3と接続するための接続ケーブル30の一端が接続されている。
【0024】
第2のプリント配線基板35は、第1のプリント配線基板34の上側に配設される基板であって、上ハーフ31側の面にICカード7のコネクタ51、第1のプリント配線基板34側の面にICカード7のデータの入出力制御を行うアダプタ回路が構成されたアダプタチップ35a等が実装されている。すなわち、第2のプリント配線基板35には、ICカード7へのアクセスに必要となる部品が実装されている。第2のプリント配線基板35に実装されるコネクタ51、アダプタチップ35a等は、フレキシブルプリント配線基板37で第1のプリント配線基板34に実装されたハブチップ34c等と電気的に接続されている。
【0025】
第3のプリント配線基板36は、下ハーフ27の前面側に配設され、操作部23,24,25を構成する部品が実装される基板であって、押圧型の第1及び第2のスイッチ素子23a,24a、ホイール25aの回転方向及び回転量を検出する回転検出素子25b等が実装されている。押圧型の第1のスイッチ素子23aは、第1の操作部23に対応する素子であり、第2のスイッチ素子24aは、第2の操作部24に対応する素子であり、回転検出素子25bは、第3の操作部25に対応する素子である。なお、更に、第3のプリント配線基板36には、図示しないがユーザがホイール25aを押圧したことを検出する押圧型のスイッチ素子を実装するようにしてもよい。第3のプリント配線基板36は、フレキシブルプリント配線基板によって第1のプリント配線基板34に電気的に接続され、第1及び第2のスイッチ素子23a,24a、回転検出素子25bからの出力は、第1のプリント配線基板24のマウス用マイクロコンピュータ34に入力され、このマイクロコンピュータ34は、情報処理装置2のコンピュータ本体3に入力するための操作信号を生成する。
【0026】
第1のプリント配線基板34は、その周囲に設けられた複数の位置決め凹部38aが下ハーフ32の位置決め突部38bに係合されて、位置決めされた状態で下ハーフ32の底面に配設され、更に、溶着等によって下ハーフ32の底面に固定される。更に、第1のプリント配線基板34とフレキシブルプリント配線基板37と電気的に接続された第2のプリント配線基板35は、下ハーフ32の底面に配設された第1のプリント配線基板32上に積層するように配設される。具体的に、第2のプリント配線基板35は、下ハーフ32の側壁等に設けられた基板支持部39aに、第1のプリント配線基板34と所定のクリアランスを介して支持され、溶着等によって下ハーフ32に固定される。更に、第3のプリント配線基板35も、同様に、下ハーフ32の底面に設けられた位置決め突起等に、位置決め孔を係合させ、取付位置の位置決めを図った後、溶着等で下ハーフ32に固定される。
【0027】
以上のように部品収納部33に第1乃至第3のプリント配線基板34,35,36が配設された下ケース32には、上ハーフ31が溶着、ねじ止め等によって固定される。この上ハーフ31は、本体部21の操作面21aを構成する部材であって、背面に、上記ICカード7の挿入口26が設けられている。また、上ハーフ31には、背面側の幅方向略中央部に、装着部27に装着されたICカード7を外部に臨ませる凹状の開口部28が設けられている。また、第2のプリント配線基板35に実装されたLED(Light Emitting Diode)等の発光素子により点灯される識別灯29が凹状の開口部28の近傍に設けられている。
【0028】
この上ハーフ31により構成される本体部21の操作面21aは、図2及び図3に示すように、やや前面側に、凹状の溝部41が幅方向に設けられている。溝部41より前面側の前面側部42aには、第1乃至第3の操作部23,24,25が設けられている。すなわち、前面側部42aには、第1のスイッチ素子23aの被押圧子23bを外部に臨ませる第1の開口部43、第2のスイッチ素子24aの被押圧子24bを外部に臨ませる第2の開口部44、第3の操作部25を構成するホイール25aを外部に臨ませる第3の開口部45が設けられている。第1の操作部23を構成する領域には、後述するカバー部材22と同じ材料で形成された光透過性の第1の操作板43aが設けられ、第2の操作部24を構成する領域にも、後述するカバー部材22と同じ材料で形成された光透過性の第2の操作板44aが設けられ、互いに対向する側縁部に、第3の操作部25を構成するホイール25aを外部に臨ませる切欠部43b,44bが設けられている。第1の操作板43aと第2の操作板44aは、それぞれ、上ハーフ31に図示しない弾性片を介して取り付けられ、ユーザの人差し指等で押圧されたとき、第1のスイッチ素子23aの被押圧子23bや第2のスイッチ素子24aの被押圧子24bを押圧することができる。
【0029】
溝部41より背面側の背面側部42bには、上述した装着部27に装着されたICカード7を外部に臨ませる凹状の開口部28、識別灯29が設けられている。上ハーフ31には、背面側部42bを被覆するカバー部材22が回動可能に取り付けられる。このカバー部材22は、装着部27に装着されたICカード7をユーザが視認することができるように光透過性を有し、例えば透明な樹脂材料により形成されている。このカバー部材22は、上ハーフ31の溝部41の近傍でヒンジ機構46によって回動可能に取り付けられる。また、カバー部材22の表面は、ユーザが全体を把持しやすくするため、全体が曲面で構成されている。
【0030】
このヒンジ機構46は、上ハーフ31の溝部41の近傍に設けられる一対の回動支持部47,47と、カバー部材22の基端側に設けられた支軸48,48とからなる。回動支持部47,47は、互いに内方側に軸孔が形成され、互いに向き合った軸孔に、支軸48,48が軸支される。回動支持部47,47に回動支持されたカバー部材22は、例えば先端側、すなわちICカード7の挿入口6側の端部を持って回動操作される。勿論、ヒンジ機構46は、カバー部材22側に軸孔を設け、上ハーフ31側に支軸を設けるようにしてもよい。
【0031】
なお、カバー部材22は、本体部21を構成する上ハーフ31のICカード7の挿入口26を閉塞するようには設けられていない。これは、撮像素子付きICカードは、ICカード7の背面側に撮像部が設けられ、GPS付きICカードや無線通信のインタフェース用ICカード等は、背面側にアンテナ部が設けられており、本体部21より装着部27の装着時であっても本体部21より撮像部やアンテナ部を外部に臨ませる必要があるためであり、また、常に、挿入口26を外部に臨ませ、ICカード7の挿脱を容易に行うことができるようにするためである。
【0032】
ところで、上述した第2のプリント配線基板35の一方の面に実装されるICカード7のコネクタ51は、本体部21内の装着部27の一部を構成する。このコネクタ51の具体的構成を図5乃至図9を参照して説明すると、このコネクタ51は、ICカード7の装着部27の一部を構成するベース52と、このベース52上に取り付けられるカバー53と、ICカード7の挿入口を閉塞する蓋体54と、ICカード7のイジェクト部材55とを備える。
【0033】
図5及び図6に示すように、ベース52は、ICカード7の装着部27の一部を構成するものであり、背面側には、ICカード7の前面側に設けられた端子部14に係合する接続端子57が端子部14の接点16の数に対応して、具体的には10本設けられている。各接続端子57は、導電性の弾性片で形成されており、ICカード7が装着部27に装着されたとき、端子部14の各係合凹部15に係合し、接点16に弾接されつつICカード7を装着位置に保持できるようになっている。
【0034】
このようなベース52に取り付けられるカバー53は、板金等を折曲して形成されるものであって、ベース52とでICカード7を収納する収納部61を構成する。カバー53は、ベース52とで、接続端子57が設けられた側とは反対側にICカード7のカード挿入口58が設けられる。カバー53は、このカード挿入口58と連続するようにして、略U字状の開口部59が形成されている。この開口部59は、上ハーフ31の凹状の開口部28に対応して設けられるものであり、外部からカバー53が見えないようにしている。
【0035】
このカバー53には、その中程に、ICカード7の収納部61内、特に接続端子57の近傍に塵埃等の異物が侵入することを防止するための蓋体54が取り付けられている。この蓋体54は、収納部61を閉塞する蓋部62と、蓋部62をICカード7の前面側に押圧されて回動させるための回動軸63とが一体的に形成されてなる。一方、カバー53には、回動軸63が挿通される回動保持部64が設けられている。そして、蓋部62は、回動軸63が回動保持部64に挿通されることで、収納部61内に蓋部62が位置するように取り付けられる。また、この蓋体54は、回動軸63に付勢部材となる捻りコイルバネ65のコイル部が巻装され、捻りコイルバネ65の一方のアーム部がカバー53の係止部65aに係止され、他方のアーム部が蓋部62に係止されることによって、収納部61を閉塞する図5中矢印D1方向に付勢している。蓋体54は、ICカード7が挿入されていないとき、捻りコイルバネ65の付勢力により、収納部61を閉塞した状態にあり、内部に塵埃等の異物が侵入することを防止しており、ICカード7がカード挿入口58より挿入されると、図6に示すように、ICカード7の前面で押圧され、捻りコイルバネ65の付勢力に抗して図6中反矢印D1方向に回動し、端子部14と接続端子57とが係合できる状態とする。すなわち、蓋部62は、ICカード7が挿入されたとき、カバー53と略平行な状態となるまで回動保持部64に回動支持された回動軸63を中心にして回動する。
【0036】
更に、ベース52とカバー53とで構成される収納部61のICカード7の挿脱方向と平行な一方の側には、図5及び図6に示すように、ICカード7を収納部61より排出するためのイジェクト部材55が配設されている。このイジェクト部材55は、全体が略L字状に形成され、長辺の移動ガイド部66と短辺の規制部67とから構成されている。イジェクト部材55は、ICカード7の挿脱方向である図5及び図6中矢印D2方向及び反矢印D2方向に移動するものであり、移動ガイド部66は、ベース52のICカード7の移動方向に沿って突出して形成されガイド突部68aに係合するガイド溝69aが形成されている。なお、規制部67にも、ベース52のICカード7の移動方向に沿って突出して形成されガイド突部68bに係合するガイド溝69bが形成されている。
【0037】
規制部67は、ICカード7の挿入方向と略直交するように位置され、ICカード7の前面の突き当て面側に、ICカード7の面取り部12及び窪み部12aに係合する位置決め部70が設けられている。すなわち、イジェクト部材55は、移動ガイド部66のICカード7の側面と対向する面と規制部67の位置決め部70とでICカード7の位置決めを行い、ICカード7が押圧されることで、ガイド突部68a,68b及びガイド溝69a,69bにガイドされながら挿入方向である図5及び図6中反矢印D2方向に移動する。また、規制部67とベース52の背面壁52aとの間には、イジェクト部材55をICカード7のイジェクト方向の図5及び図6中矢印D2方向に付勢する付勢部材となる圧縮コイルバネ71が配設されている。この圧縮コイルバネ71は、規制部67の凹部72に一方が係合され、位置規制がされている。
【0038】
ベース52の一方の側壁52bには、図7乃至図9に示すように、突起73が内方に向かって突設され、この突起73に制御バネ74が取り付けられている。この制御バネ74は、捻りコイルバネよりなり、コイル部74aが突起73に巻装され、一端74bがカバー53に係止され、他端74c側をベース52側の図9中矢印D3方向に付勢している。制御バネ74の他端74cは、略90°内方に折曲され、係合部75が形成されている。この係合部75は、イジェクト部材55の移動ガイド部66に一体的に設けられた係止突部76に係止される。
【0039】
この係止突部76は、略2等辺三角形をなすように形成され、頂部77がベース52の側壁52bの突起73に巻装された制御バネ74の係合部75のやや下側に位置するように、イジェクト部材55の移動ガイド部66のベース52の側壁52b側の面に一体的に設けられている。係止突部76のカバー53の面には、制御バネ74の係合部75を押し上げる傾斜面よりなるカム部78が形成されている。このカム部78は、頂部77側からカバー53側に傾斜して形成されている。また、係止突部76の頂部77と対向する側には、制御バネ74の係合部75が係合される係合凹部79が形成されている。
【0040】
以上のようなコネクタ51は、ICカード7が挿入されていないとき、図7及び図8に示すように、制御バネ74の係合部75が係止突部76の係合凹部79に係合していない状態にあり、従って、イジェクト部材55は、圧縮コイルバネ71の付勢力により図7及び図8中矢印D2方向に付勢され、ICカード7の挿脱が可能な挿脱位置にある。
【0041】
イジェクト部材55がこの挿脱位置にあるときにICカード7が端子部14を挿入端として収納部61内に挿入されると、図6に示すように、ICカード7の前面は、イジェクト部材55の規制部67と位置決め部70とでICカード7の位置決めされる。そして、ICカード7が更に押圧されることで、圧縮コイルバネ71の付勢力に抗してガイド突部68a,68b及びガイド溝69a,69bにガイドされながら図7及び図8中反矢印D2方向に移動する。
【0042】
すると、制御バネ74の係合部75は、図8及び図9中矢印D3方向の付勢力に抗してイジェクト部材55の移動ガイド部66に一体的に設けられた係止突部76のカム部78に沿って頂部77側から係合凹部79側に移動する。そして、カム部78が終了した時点で、制御バネ74の係合部75は、図9に示すように、付勢力によって係止突部76の係合凹部79に係合する。これにより、イジェクト部材55は、ICカード7の端子部14を構成する接点16と接続端子57との接続を図る装着位置に保持される。そして、ベース52に設けられた接続端子57は、ICカード7の端子部14係合凹部15に係合し、接点16に弾接されることにより、電気的接続が図られる。なお、この状態で、ICカード7は、ほぼ全体が装着部27に収納され、背面側の一部がイジェクトする際、押圧できるように外方に臨まされている。
【0043】
ICカード7をイジェクトするときICカード7の背面側の一部を押圧すると、イジェクト部材55は、圧縮コイルバネ71の付勢力に抗して図9中反矢印D2方向に移動する。すると、制御バネ74の係合部75は、図9中矢印D3方向の付勢力により係止突部76の係合凹部79と係合した状態が解除され、そして、付勢力により係合突部76のベース52側に移動する。制御バネ74の係合部75と係止突部76の係合凹部79との係合状態が解除されたことで、イジェクト部材55は、圧縮コイルバネ71の付勢力により、端子部14と接続端子57とを離間させる図9中矢印D2方向に移動し、ICカード7の挿脱を行う第1の位置に戻る。この後、ICカード7は、装着部27より引き出される。
【0044】
以上のようなコネクタ51ではICカード7を取り出すとき、ICカード7の背面側を押圧操作するだけでよいことから、ICカード7のイジェクト操作を容易に行うことができる。
【0045】
なお、以上の例では、ユーザがICカード7を押圧操作することによって、装着部27に装着されたICカード7をイジェクトできるイジェクト機構を説明したが、このイジェクト機構としては、ユーザによって操作されるイジェクト操作部材を設け、ユーザの操作力によって装着部27に装着されたICカード7をイジェクトすることができるようにしてもよい。
【0046】
以上のように構成されたマウス5は、図10に示すように、USBの接続ケーブル30によって情報処理装置2のコンピュータ本体3に接続され、表示部6に表示されたポインタで画面上の操作位置の指定可能な状態となる。そして、マウス5は、挿入口26より、ICカードが端子部14が設けられた前面を挿入端として装着部27に挿入される。挿入口26より挿入されたICカード7がユーザによって更に押圧操作されると、図5及び図6に示すように、コネクタ51内の蓋部62は、ICカード7の前面に押圧されることにより、カバー53と略平行な状態となるまで回動保持部64に回動支持された回動軸63を中心にして回動する。そして、ICカード7の前面は、イジェクト部材55の規制部67と位置決め部70とでICカード7の位置決めされる。そして、ICカード7が更に押圧されることで、圧縮コイルバネ71の付勢力に抗してガイド突部68a,68b及びガイド溝69a,69bにガイドされながら図7及び図8中反矢印D2方向に移動する。
【0047】
すると、制御バネ74の係合部75は、図8及び図9中矢印D3方向の付勢力に抗してイジェクト部材55の移動ガイド部66に一体的に設けられた係止突部76のカム部78に沿って頂部77側から係合凹部79側に移動する。そして、カム部78が終了した時点で、制御バネ74の係合部75は、図9に示すように、付勢力によって係止突部76の係合凹部79に係合する。これにより、イジェクト部材55は、ICカード7の端子部14を構成する接点16と接続端子57との接続を図る装着位置に保持される。そして、ベース52に設けられた接続端子57は、ICカード7の端子部14係合凹部15に係合し、接点16に弾接されることにより、電気的接続が図られる。
【0048】
ユーザは、本体部21の凹状の開口部28より透明なカバー部材22を介して外部に臨まされているICカード7の背面側を見ることができ、装着部27に装着されているICカード7の種類を容易に識別することができる。図10に示すように、指紋照合用のICカード7が装着部27に装着され、ユーザが指紋登録や指紋照合を行うときには、本体部21に回動可能に取り付けられているヒンジ機構46を介してカバー部材22が回動操作されて、凹状の開口部28を開放した状態とする。すると、凹状の開口部28からは、ICカード7の指紋検出部13が外部に臨まされる。ユーザは、凹状の開口部28より外部に臨まされているICカード7の指紋検出部13に指頭を押し付けることができる。また、図11に示すように、マウス5の装着部27にメモリ用のICカード7が装着されているときには、ICカード7の背面側のラベルが凹状の開口部27より外部に臨まされ、透明のカバー部材22を介して、ICカード7に保存されているデータの確認を行うことができる。このように、マウス5は、本体部21の凹状の開口部27を設け、また、カバー部材22を光透過性の材料により形成することで、様々な機能を有するICカード7を装着することができ、また、どの機能のICカード7が装着されても使い勝手が悪くなることを防止することができる。
【0049】
ICカード7をイジェクトするとき、ICカード7の背面側の一部を押圧すると、イジェクト部材55は、圧縮コイルバネ71の付勢力に抗して図9中反矢印D2方向に移動する。すると、制御バネ74の係合部75は、図9中矢印D3方向の付勢力により係止突部76の係合凹部79と係合した状態が解除され、そして、付勢力により係合突部76のベース52側に移動する。制御バネ74の係合部75と係止突部76の係合凹部79との係合状態が解除されたことで、イジェクト部材55は、圧縮コイルバネ71の付勢力により、端子部14と接続端子57とを離間させる図9中矢印D2方向に移動し、ICカード7の挿脱を行う第1の位置に戻る。この後、ICカード7は、装着部27より引き出される。
【0050】
次に、ICカード7が装着されるマウス5とこのマウス5が接続される情報処理装置2の回路構成について図12を参照して説明する。先ず、情報処理装置2について説明すると、この情報処理装置2は、据え置き型又はノート型のパーソナルコンピュータ等の情報処理装置であり、各種プログラムや処理データ等が保存されるハードディスク101と、制御プログラム等が保存されたROM102と、プログラムや処理データがロードされるRAM103と、キーボード、テンキー等で構成され、操作信号等を入力するための入力操作部6と、処理中のデータ等を表示するCRT、LCD等からなる表示部6と、マウス5等他の周辺機器とデータ通信をUSB規格に従って行うためのUSBインタフェース106と、全体の動作を制御するCPU等からなる制御部107とを備える。制御部107は、入力操作部6からの入力に基づいて、ハードディスク101より所定のアプリケーションをRAM103に読み出して表示部6に表示すると共にデータ処理を行う。制御部107は、マウス5がUSBインタフェース106に接続され、マウス5の装着部27に指紋照合用のICカード7が装着されている場合であって、ユーザが特定のコンピュータにアクセスしようとするときやハードディスク101に保存されている特定のファイルにアクセスしようとするとき、指紋照合による認証要求を行うため、その旨を表示部6に表示し、ICカード7より指紋照合で認証が取れたことを示す認証データを受信したときに限って、特定のコンピュータへのアクセスやハードディスク101に保存されている特定のファイルへのアクセスを許可する。また、制御部107は、メモリ用のICカード7がマウス5の装着部27に装着されているとき、ICカード7に保存されているデータ、データのタイトル一覧等を表示部6に表示し、ユーザが表示部6を見ながら処理を行うことができるようにする。
【0051】
次に、図12を参照して、以上のような情報処理装置2にUSBで接続されるマウス5について説明すると、このマウス5は、画面上の操作位置を特定する際にクリックされる第1の操作部23を構成する第1のスイッチ素子23aと、画面上の操作メニュー等を表示する際にクリックされる第2の操作部24を構成する第2のスイッチ素子24aと、画面をスクロールするとき等に用いられる第3の操作部25を構成するホイール25aと、マウス5の移動方向及び移動量を検出する光学センサ34aと、第1のスイッチ素子23a第2のスイッチ素子24a、ホイール25aから入力される信号に基づいて情報処理装置2に出力する操作信号を生成するマウス制御部111と、ICカード7へのアクセス中点灯する識別灯29とを備える。ここで、マウス制御部111は、例えば上述した第1のプリント配線基板34のマウス用マイクロコンピュータチップ34b等に設けられている。また、マウス5は、装着部27に装着されたICカード7とデータのシリアル転送を行うためのシリアルインタフェース112と、装着部27に装着されたICカード7とデータのパラレル転送を行うためのパラレルインタフェース113と、装着部27に装着されたICカード7のインタフェースとUSBのインタフェースの変換をするアダプタ回路114と、装着部27に装着されたICカード7がメモリ用のICカードであるとき、データ処理上の論理アドレスをICカード7内のフラッシュメモリ上の物理アドレスに変換するアドレス変換部115と、マウス制御部111からの信号とアダプタ回路114からの信号を選択的にコンピュータ本体3のUSBインタフェース106に出力するハブ116とを備える。ここで、アダプタ回路114は、上述した第2のプリント配線基板35のアダプタチップ35a等に設けられ、ハブ116は、第1のプリント配線基板34のハブチップ34c等に設けられている。
【0052】
マウス制御部111は、第1のスイッチ素子23a、第2のスイッチ素子24a、ホイール25aから入力があったとき、コンピュータ本体3に出力する操作信号を生成し、ハブ116を介してコンピュータ本体に出力する。また、光学センサ34aは、ユーザがマウス5を動かす際、そのわずかな動きによってイメージ入力部が、レンズを通して照射表面の微細イメージを素早く取り込み、マウス制御部111に出力する。そして、マウス制御部111は、光学センサ34aより入力された複数のイメージを比較することにより、動きの距離と方向を決定し、X軸−Y軸の操作信号に変換し、生成した操作信号をコンピュータ本体3に出力する。情報処理装置2の表示部6に表示されているポインタは、このX軸−Y軸の操作信号に応じて移動する。
【0053】
また、このマウス5は、装着部27に機能の異なる複数種類のICカード7が装着され、ICカード7のアダプタ装置としても機能する。すなわち、装着部27に指紋照合用のICカード7が装着されているとき、アダプタ回路114は、指紋照合用のICカード7より出力された認証データを、ICカード7のインタフェースからUSBのインタフェースに変換する。また、アダプタ回路114は、メモリ用のICカード7が装着されているとき、装着部27にメモリ用のICカード7より出力されたデータをICカード7のインタフェースからUSBのインタフェースに変換し、また、コンピュータ本体3から入力されたデータを、USBのインタフェースからICカード7用のインタフェースに変換し、装着部27に装着されているメモリ用のICカード7に出力する。このようにメモリ用のICカードに情報処理装置2がアクセスするとき、アドレス変換部115は、論理アドレスを物理アドレスに変換する処理を行う。また、アダプタ回路114は、装着されているICカード7に情報処理装置2がアクセスしているとき、識別灯29を点灯し、ユーザが、情報処理装置2がICカード7にアクセス中であることを知らせ、例えば情報処理装置2がICカード7にアクセスしているときにユーザが誤ってICカード7を装着部27より抜いてしまわないようにする。
【0054】
ところで、情報処理装置2とマウス5との接続は、ICカード7に対して電力供給が可能なインタフェースが用いられ、ここではUSBが用いられている。USBは、ホスト機器である情報処理装置2に接続されたマウス5等の周辺機器に対して電力供給が可能であり、マウス5には、情報処理装置2より例えば直流で500mAの電流が供給され、これにより、マウス5は、識別灯29を点灯し、また、光学センサ34aを駆動し、更に、装着部27に装着されたICカード7に電力を供給する。
【0055】
次に、マウス5に装着されるICカード7の回路構成について説明する。図13を参照して、指紋照合用のICカード7について説明すると、この指紋照合用のICカード7は、ユーザの指頭が圧接される指紋検出部121と、登録された指紋を記憶する第1のメモリ122と、指紋検出部121より入力された指紋と第1のメモリ122に保存されている指紋とを照合する照合部123と、ICカード7の種類を示す識別データ、ICカード7のシリアル番号、第1のメモリ122に登録されている指紋に関連する関連情報を記憶する第2のメモリ124と、マウス5と認証データのやり取りをシリアル転送により行うためのシリアルインタフェース125と、マウス5と認証データのやり取りをパラレル転送により行うためのパラレルインタフェース126と、全体の動作を制御する制御部127とを備える。
【0056】
指紋検出部121は、CCD(Charge Coupled Device)、ラインセンサ等の撮像部、指頭が圧接される圧接部を照射するバックライト等を有し、指頭が圧接されたとき、バックライトをオンにし、撮像部で指紋を撮影する。そして、指紋検出部121は、撮影した指紋より、指紋の特徴点、例えば皮膚隆線の分岐や中心を抽出する。そして、指紋検出部121は、指紋登録を行うとき、指紋の特徴点である指紋データを第1のメモリ122に出力する。第1のメモリ122には、登録を行う指紋の特徴点である指紋データが識別番号毎に保存される。また、指紋検出部121は、指紋データを指紋照合を行うとき照合部123に出力する。
【0057】
照合部123は、指紋照合を行うとき、指紋検出部121より入力された指紋データと第1のメモリ122に記憶されている指紋データとを照合し、ユーザの認証を行う。そして、照合部123は、指紋検出部121より入力された指紋データと第1のメモリ122より読み出した指紋データとが一致し認証が取れたとき、シリアルインタフェース125又はパラレルインタフェース126に認証データを出力する。また、照合部123は、指紋検出部121より入力された指紋データと第1のメモリ122より読み出した指紋データとが一致せず認証が取れなかったとき、非認証データをシリアルインタフェース125又はパラレルインタフェース126に出力する。
【0058】
第2のメモリ124には、第1のメモリ122に登録されている指紋データに関連する関連情報が保存される。具体的に、第2のメモリ124には、関連情報として、指紋登録者の氏名や識別番号やICカードのシリアルナンバ等が保存されている。そして、照合部123で認証が取れたとき、第2のメモリ124は、認証データと共に認証の取れたユーザのデータをシリアルインタフェース125又はパラレルインタフェース126に出力する。
【0059】
また、第2のメモリ124には、このICカード7がパラレル転送及びシリアル転送に対応したものであるかシリアル転送のみに対応したものであるかを通信識別する識別データが記憶されている。また、この第2のメモリ124には、このICカード7の機能、すなわち指紋照合用であるかメモリ用であるか等を示す機能識別データが記憶されている。そして、第2のメモリ124は、これらの識別データを、情報処理装置2がアクセスしたとき、最初に情報処理装置2に出力され、情報処理装置2がICカード7の種類を識別することができるようにしている。
【0060】
制御部127は、ICカード7の全体を制御するものであり、例えば指紋検出部121に指頭が圧接されたとき、指紋検出部121を駆動し、また、第1のメモリ122への登録する指紋データの書き込みや第2のメモリ124に登録する指紋データの関連情報の書き込みやこの関連情報の読み出し、更には第2のメモリ124に保存されている識別データの読み出しを制御する。また、制御部107は、情報処理装置2からの制御データに応じて使用するインタフェースの切り換え、すなわちシリアルインタフェース125とパラレルインタフェース126の切り換えを行う。
【0061】
次に、以上のような指紋照合用のICカード7がマウス5に装着されたときの情報処理装置2の処理について図14を参照して説明する。マウス5がUSBで情報処理装置2に接続されている状態において、情報処理装置2は、マウス5の装着部27にICカード7が装着されると、ステップS1において、挿入検出用接点の電位を検出し、この電位がVss用接点と同じになっているかを判断する。そして、情報処理装置2は、挿入検出用接点の電位とVss用接点の電位と同じとき、ICカードがマウス5の装着部27に装着されていると判断し、ステップS2に進み、同じでないとき、ICカード7がマウス5の装着部27に装着されていないとして、ステップS1を繰り返す。
【0062】
ステップS2において、情報処理装置2は、接続ケーブル30を介してマウス5に装着されているICカード7に電源供給を開始し、ステップS3において、ICカード7へのアクセスを開始する。このとき、マウス5の識別灯29は、情報処理装置2よりUSBを介して供給されている電源によって点灯される。これによって、ユーザは、ICカード7へのアクセスが開始されたことを視認することができる。そして、情報処理装置2は、ICカード7の第2のメモリ124の所定アドレスにアクセスする。すなわち、情報処理装置2は、ICカード7に対してシリアルプロトコルバスステート信号BSとシリアルクロックSCLKを供給し、第2のメモリ124にアクセスし、シリアル転送とパラレル転送で用いられるデータ線(DATA0)を用いて識別データの読み出しを行う。
【0063】
ステップS4において、情報処理装置2は、第2のメモリ124より読み出した機能識別データに基づいて、マウス5に装着されたICカード7が指紋照合用のICカード7であるかの機能判別を行う。そして、情報処理装置2は、マウス5に装着されたICカード7が指紋判別用であると判断したとき、ステップS5に進み、指紋判別用でないと判断したとき、他の機能のICカード7の機能に応じた処理を行う。
【0064】
ステップS5において、情報処理装置2は、第2のメモリ124より読み出した通信識別データに基づいて、マウス5に装着されたICカード7がパラレル転送に対応したものであるか、シリアル転送にのみ対応したものであるかの判別を行う。そして、情報処理装置2は、パラレル転送に対応したICカード7であると判断したとき、ステップS6に進み、シリアル転送のみに対応したICカード7であると判断したとき、ステップS7に進む。
【0065】
情報処理装置2は、マウス5に装着されたICカード7がパラレル転送に対応したものであると判断したとき、ステップS6において、制御部127でインタフェースをパラレルインタフェース126に切り換え、以降の処理で指紋登録、指紋認証等の処理に伴うデータ転送をパラレル転送を用いて行うようにする。具体的に、パラレルデータ転送は、パラレルインタフェースの第1のデータ線(DATA1)、第2のデータ線(DATA2)及び第3のデータ線(DATA3)を用いて行われる。
【0066】
また、情報処理装置2は、マウス5に装着されたICカード7がシリアル転送のみに対応したものであると判断したとき、ステップS7において、制御部127でインタフェースをシリアルインタフェース125に切り換え、以降の処理で指紋登録、指紋認証等の処理に伴うデータ転送をシリアル転送を用いて行うようにする。具体的に、シリアルデータ転送は、データ線(DATA0)を用いて行われる。
【0067】
次に、指紋照合用のICカード7が指紋登録を行うときの処理及び指紋照合処理を行うときの処理について図15を参照して説明する。
【0068】
先ず、ICカード7は、ステップS11において、制御部127で、ユーザが入力操作部6を操作することによって情報処理装置2から指紋登録コマンドが入力されたかどうかを判断し、指紋登録コマンドが入力されたとき、指紋登録処理を行うためステップS12に進み、指紋登録コマンドが入力されなかったとき、指紋照合を行うため、ステップS14に進む。
【0069】
指紋登録モードのとき、ICカード7は、ステップS12において、ユーザの指紋が入力される。具体的に、ユーザが指紋照合用のICカード7が装着されているマウス5の本体部21に取り付けられているカバー部材22を背面側に回動して、本体部21の上ハーフ31に設けられた凹状の開口部28より指頭を内部に進入させ、指紋検出部121に指頭を圧接すると、指紋検出部121は、これを検出し、撮像部で指紋を撮影し、撮影した指紋より、指紋の特徴点、例えば皮膚隆線の分岐や中心を抽出し、指紋データを生成する。
【0070】
ステップS13において、ICカード7は、制御部127が、この指紋データに識別番号を付与し指紋検出部121より指紋データを第1のメモリ122に出力する。これにより、第1のメモリ122には、ユーザの指紋データが保存、すなわち登録される。
【0071】
なお、このとき、ICカード7は、登録する指紋データに関連する情報を、第2のメモリ124に指紋データの識別番号に関連付けて保存する。すなわち、情報処理装置2において、ユーザが入力操作部6を操作することによって、指紋登録者の氏名や識別番号を入力すると、指紋照合用のICカード7には、この入力データがシリアルインタフェース112,125又はパラレルインタフェース113,126を介して入力される。そして、指紋照合用のICカード7は、登録する指紋データに関連付けて、登録する指紋データに関連する情報を、ICカード7の第2のメモリ124に記録する。
【0072】
次に、指紋照合の方法について説明すると、ステップS11でICカード7に指紋登録コマンドが入力されなかったとき、ICカード7は、ステップS14において、情報処理装置2を使用しようとするユーザの指紋が入力される。具体的に、ユーザが指紋照合用のICカード7が装着されているマウス5の本体部21に取り付けられているカバー部材22を回動し、凹状の開口部28を開放し、この凹状の開口部28より指頭を内部に進入させ、指紋検出部121に指頭を圧接すると、指紋検出部121は、これを検出し、撮像部で指紋を撮影し、撮影した指紋より、指紋データを生成し、照合部123に出力する。
【0073】
ステップS15において、ICカード7の照合部123は、第1のメモリ122より登録された指紋データを読み出し、この第1のメモリ122から読み出した指紋データと指紋検出部121より入力された指紋データとを照合する。そして、ICカード7は、照合部123が指紋検出部121より入力された指紋データと第1のメモリ122より読み出した指紋データとが一致したとき、ステップS16に進み、一致しなかったとき、ステップS17に進む。
【0074】
指紋検出部121からの指紋データが第1のメモリ122の指紋データと一致したとき、ICカード7は、ステップS16において、情報処理装置2にアクセスしようとするユーザの認証を取ることができたとして、シリアルインタフェース112,125又はパラレルインタフェース113,126を介して認証データを情報処理装置2に出力する。認証データを受信した情報処理装置2は、認証が取れたユーザによって使用可能な状態になる。
【0075】
また、指紋検出部121からの指紋データが第1のメモリ122の指紋データと一致しなかったとき、ICカード7は、ステップS17において、情報処理装置2にアクセスしようとするユーザの認証を取ることができなかったとして、シリアルインタフェース112,125又はパラレルインタフェース113,126を介して非認証データを情報処理装置2に出力する。非認証データを受信した情報処理装置2は、認証が取れなかったユーザによる使用を禁止する。
【0076】
なお、以上の例では、情報処理装置2へのユーザのアクセス制限に指紋照合を用いる場合を説明したが、この指紋照合は、この他に、ハードディスク101や情報処理装置2に装着される光ディスク等の外部記憶装置に保存されている特定のファイルへのアクセス制限等に用いるようにしてもよい。
【0077】
次に、マウス5に装着されるメモリ用のICカード7について図16を参照して説明すると、このメモリ用のICカード7は、データを保存する一又は複数のフラッシュメモリ131と、フラッシュメモリ131への書き込み及び読み出しを制御するメモリ制御部132と、フラッシュメモリ131に保存するデータに対してエラー訂正符号を付加しフラッシュメモリ131より読み出すデータのエラー訂正符号を復号するエラー訂正処理部133と、データの書き込み又は読み出しのための各種パラメータを保存するメモリ134と、フラッシュメモリ131に保存するデータを一時的に記憶するバッファメモリ135と、データ処理上の論理アドレスとメモリ上の物理アドレスとを変換するアドレス変換部136と、マウス5とデータのやり取りをシリアル転送により行うためのシリアルインタフェース137と、マウス5とデータのやり取りをパラレル転送により行うためのパラレルインタフェース138と、全体の動作を制御する制御部139とを備える。
【0078】
メモリ134には、このICカード7がパラレル転送及びシリアル転送に対応したものであるかシリアル転送のみに対応したものであるかを通信識別する識別データが記憶されている。また、このメモリ134には、このICカード7の機能、すなわち指紋照合用であるかメモリ用であるか等を示す機能識別データが記憶されている。そして、メモリ134は、これらの識別データを、情報処理装置2がアクセスしたとき、最初に情報処理装置2に出力され、情報処理装置2がICカード7の種類を識別することができるようにしている。更に、メモリ134には、このICカード7がアドレス変換部136を有しているかどうかのアドレス変換識別データが記憶されている。
【0079】
制御部127は、情報処理装置2からの制御データに応じて使用するインタフェースの切り換え、すなわちシリアルインタフェース137とパラレルインタフェース138の切り換えを行う。
【0080】
以上のようなメモリ用のICカード7は、論理アドレスが情報処理装置2より入力されたとき、アドレス変換部136で論理アドレスを物理アドレスに変換し、また、物理アドレスを論理アドレスに変換してフラッシュメモリ131にアクセスし、所定アドレスにデータを書き込みみ、また、所定アドレスに保存されているデータの読み出しを行う。
【0081】
次に、メモリ用のICカード7のデータの読み出しや書き込みを行うときの処理について図17を参照して説明する。マウス5がUSBで情報処理装置2に接続されている状態において、情報処理装置2は、マウス5の装着部27にICカード7が装着されると、ステップS21において、挿入検出用接点の電位を検出し、この電位がVss用接点と同じになっているかを判断する。そして、情報処理装置2は、挿入検出用接点の電位とVss用接点の電位と同じとき、ICカードがマウス5の装着部27に装着されていると判断し、ステップS22に進み、同じでないとき、ICカード7がマウス5の装着部27に装着されていないとして、ステップS21を繰り返す。
【0082】
ステップS22において、情報処理装置2は、接続ケーブル30を介してマウス5に装着されているICカード7に電源供給を開始し、ステップS23において、ICカード7へのアクセスを開始する。このとき、マウス5の識別灯29は、情報処理装置2よりUSBを介して供給されている電源によって点灯される。これによって、ユーザは、ICカード7へのアクセスが開始されたことを視認することができる。そして、情報処理装置2は、ICカード7のメモリ134の所定アドレスにアクセスする。すなわち、情報処理装置2は、ICカード7に対してシリアルプロトコルバスステート信号BSとシリアルクロックSCLKが供給し、メモリ134にアクセスし、シリアル転送及びパラレル転送のデータ線(DATA0)を用いて識別データの読み出しを行う。
【0083】
ステップS24において、情報処理装置2は、メモリ134より読み出したアドレス変換識別データに基づいて、マウス5に装着されているメモリ用のICカード7にアドレス変換部136が備えられているかを判断する。そして、情報処理装置2は、マウス5に装着されているICカード7がアドレス変換機能を有しているとき、フラッシュメモリ131へのアクセスを論理アドレスで行うようにする。また、情報処理装置2は、マウス5に装着されているICカード7アドレス変換機能が設けられていないとき、マウス5に設けられているアドレス変換部114で論理アドレスを物理アドレスに変換し、物理アドレスでアドレス変換機能を有さないICカード7のフラッシュメモリ131にアクセスするようにする。
【0084】
ステップS25において、情報処理装置2は、メモリ134より読み出した機能識別データに基づいて、マウス5に装着されたICカード7がメモリ用のICカード7であるかの機能判別を行う。そして、情報処理装置2は、マウス5に装着されたICカード7がメモリ用であると判断したとき、ステップS26に進み、指紋判別用でないと判断したとき、他の機能のICカード7の機能に応じた処理を行う。
【0085】
ステップS26において、情報処理装置2は、メモリ134より読み出した通信識別データに基づいて、マウス5に装着されたICカード7がパラレル転送に対応したものであるか、シリアル転送にのみ対応したものであるかの判別を行う。そして、情報処理装置2は、パラレル転送に対応したICカード7であると判断したとき、ステップS27に進み、シリアル転送のみに対応したICカード7であると判断したとき、ステップS28に進む。
【0086】
情報処理装置2は、マウス5に装着されたICカード7がパラレル転送に対応したものであると判断したとき、ステップS27において、制御部139でインタフェースをパラレルインタフェース138に切り換え、フラッシュメモリ131とのデータのやり取りをパラレル転送で行うようにする。そして、パラレルデータ転送は、パラレルインタフェースの第1のデータ線(DATA1)、第2のデータ線(DATA2)及び第3のデータ線(DATA3)を用いて行われる。
【0087】
また、情報処理装置2は、マウス5に装着されたICカード7がシリアル転送のみに対応したものであると判断したとき、ステップS28において、制御部139でインタフェースをシリアルインタフェース137に切り換え、フラッシュメモリ131とのデータのやり取りをパラレル転送で行うようにする。そして、シリアルデータ転送は、データ線(DATA0)を用いて行われる。
【0088】
ステップS27及びステップS28で行うフラッシュメモリ131へのアクセスは、物理アドレスで行う必要があり、そこで、フラッシュメモリ131へのアクセスは、ICカード7がアドレス変換機能を有しているとき、ICカード7のアドレス変換部136が論理アドレスを物理アドレスに変換することにより行われ、ICカード7がアドレス変換機能を有していないとき、マウス5のアドレス変換部114が論理アドレスを物理アドレスに変換することにより行われる。そして、メモリ用のICカード7は、フラッシュメモリ131に情報処理装置2からシリアル又はパラレル転送されたデータをフラッシュメモリ131に保存し、また、フラッシュメモリ131に保存されているデータを情報処理装置2に転送する。
【0089】
以上のようなマウス5は、シリアル転送とパラレル転送の2つの通信方式でデータの送受信を行うことができ、既存のICカード7とシリアル転送でデータの送受信を行うことができると共に、パラレル転送に対応したICカード7との間では高速にデータの送受信を行うことができる。また、メモリ用のICカード7が装着されているとき、マウス5は、アドレス変換部114が設けられていることから、情報処理装置2は、論理アドレスでメモリ用のICカード7にアクセスすることができ、アドレス設定処理を迅速に行うことができるようになる。
【0090】
【発明の効果】
本発明によれば、ICカードが装着される装置本体に、カバー部材が装置本体の一主面を開放可能に取り付けられていることから、装着部に装着されるICカードの種類に応じてカバー部材を操作して装置本体の主面部を開放したり被覆したりすることができ、装着部に装着したICカードの種類に応じた操作を容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したマウスが用いられる情報処理システムの構成を説明する図である。
【図2】本発明を適用したマウスの斜視図である。
【図3】上記マウスの斜視図であって、装置本体に取り付けられたカバー部材が回動された状態を示す。
【図4】上記アダプタ装置の分解斜視図である。
【図5】上記マウスに内蔵されたコネクタ部材を説明する斜視図であって、ICカードの挿入前の状態を示す。
【図6】上記コネクタの斜視図であって、ICカードが挿入された状態を示す。
【図7】上記コネクタに内蔵されたイジェクト部材の構成を説明する斜視図である。
【図8】ICカードの挿入前のイジェクト部材の状態を示す側面図である。
【図9】ICカードが挿入されたときのイジェクト部材の状態を示す側面図である。
【図10】上記マウスに指紋検出用のICカードが装着され、ユーザが指紋登録又は指紋照合を行っている状態を示すマウスの斜視図である。
【図11】上記マウスにメモリ用のICカードが装着された状態を示すマウスの斜視図である。
【図12】情報処理装置とこの情報処理装置に接続されたアダプタ装置のブロック図である。
【図13】指紋照合用のICカードのブロック図である。
【図14】指紋照合用のICカードが装着されたときの情報処理装置の処理を説明するフローチャートである。
【図15】指紋照合用のICカードが指紋登録を行うときの処理及び指紋照合処理を行うときの動作を説明するフローチャートである。
【図16】メモリ用ICカードのブロック図である。
【図17】メモリ用のICカードのデータの読み出しや書き込みを行うときの処理を説明するフローチャートである。
【符号の説明】
1 情報処理システム、2 情報処理装置、3 コンピュータ本体5 マウス、7 ICカード、21 本体部、22 カバー部材、23 第1の操作部、23a 第1のスイッチ素子、24 第2の操作部、23a 第2のスイッチ素子、25 第3の操作部、25a ホイール、26 挿入口、27 装着部、28 凹状の開口部、29 識別灯41 溝部、46 ヒンジ機構
Claims (10)
- ホスト機器の操作を行うための操作部が設けられ、上記ホスト機器に接続される装置本体と、
上記装置本体の側面に設けられたICカードの挿入口に連続して上記装置本体内に設けられたICカードの装着部と、
上記装置本体の一の主面を被覆し、上記装置本体の一主面を開閉するカバー部材と、
上記装着部に装着されたICカードとホスト機器との間でデータ送受信するためのインタフェースとを備える入力装置。 - 上記カバー部材は、ヒンジ機構によって上記装置本体に対して回動可能に取り付けられている請求項1記載の入力装置。
- 上記ICカードは、一の主面に指紋検出部が設けられ、
上記装置本体には、上記ICカードが装着部に装着されたとき、上記ICカードの指紋検出部を外部に臨ませる開口部が設けられている請求項1記載の入力装置。 - 上記インタフェースは、USB(Universal Serial Bus)規格に従って上記ホスト機器とデータの送受信を行う請求項1記載の入力装置。
- 上記カバー部材は、透明又は半透明である請求項1記載の入力装置。
- 上記装着部には、上記ICカードの端子部と電気的に接続される接続部を閉塞する方向に付勢された蓋体が設けられている請求項1記載の入力装置。
- 上記ICカードは、シリアルインタフェース及び/又はパラレルインタフェースを有している請求項1記載の入力装置。
- 上記装置本体は、上記装着部に、メモリを有するICカードが装着されたとき、データ処理上の論理アドレスをメモリ上の物理アドレスに変換するアドレス変換部を有し、
上記アドレス変換部は、上記ホスト機器より論理アドレスでアクセスがあったとき、この論理アドレスを物理アドレスに変換し、上記ICカードのメモリにアクセスするようにする請求項1記載の入力装置。 - 上記装着部には、この装着部に装着されているICカードを、このICカードの挿入方向側に押圧することによって上記挿入口より排出するするイジェクト機構が設けられている請求項1記載の入力装置。
- 上記装置本体の一の主面には、上記ICカードへのアクセス中点灯する識別灯が設けられている請求項1記載の入力装置。
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