JP2004068298A - すべり出し窓 - Google Patents
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Abstract
【課題】障子の取付けを一人の作業者によって行なうことができる部品点数の少ないすべり出し窓を提供することである。
【解決手段】障子10の上框11に取付けられた上部ステー20Aの枠側プレート21に切り起こしによって複数の係合片27を設け、窓枠1の上枠3には上記係合片27が挿入される位置決め孔5を形成する。位置決め孔5に対する係合片27の係合によって上部ステー20Aの枠側プレート21を位置決めし、その位置決め状態で障子10の下框12に取付けられた下部ステー20Bの枠側プレート21を下枠4の平坦部6上に載置し、その枠側プレート21を窓枠1の下側コーナ部の内面に対する当接および戸当り壁7に対する当接によって枠側プレート21を位置決めし、上部ステー20Aおよび下部ステー20Bの枠側プレート21の位置決めにより障子10を仮止めし、障子10から手を離す状態で枠側プレート21のねじ止めを行なう。
【選択図】 図1
【解決手段】障子10の上框11に取付けられた上部ステー20Aの枠側プレート21に切り起こしによって複数の係合片27を設け、窓枠1の上枠3には上記係合片27が挿入される位置決め孔5を形成する。位置決め孔5に対する係合片27の係合によって上部ステー20Aの枠側プレート21を位置決めし、その位置決め状態で障子10の下框12に取付けられた下部ステー20Bの枠側プレート21を下枠4の平坦部6上に載置し、その枠側プレート21を窓枠1の下側コーナ部の内面に対する当接および戸当り壁7に対する当接によって枠側プレート21を位置決めし、上部ステー20Aおよび下部ステー20Bの枠側プレート21の位置決めにより障子10を仮止めし、障子10から手を離す状態で枠側プレート21のねじ止めを行なう。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、障子の上下部を一対のステーにより支持して障子を屋外側に向けて開閉自在としたすべり出し窓に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
窓枠の内側に組込まれた障子の一方のたて框を窓枠のたて枠から離反させつつ室外側にほぼ90°回動させて障子を開放状態とするすべり出し窓においては、障子の上下部をステーで支持して障子を開閉自在としている。
【0003】
すべり出し窓に用いられる上記ステーは、窓枠に取付けられる枠側プレートと障子に取付けられる障子側プレートを有し、その両プレートをアームおよびスライダにより連結して、障子側プレートをその長さ方向が枠側プレートの長さ方向とほぼ平行する状態とほぼ直交する状態との間で開閉自在としている。
【0004】
上記ステーは、工場において、障子の上框および下框に障子側プレートが取付けられた状態で出荷され、施工現場において枠側プレートが建物躯体の窓枠に対してねじ止めされる。
【0005】
枠側プレートを窓枠にねじ止めする障子の取付け作業は、障子自体が重量物であるため、障子を支える作業者と、枠側プレートを窓枠にねじ止めする作業者の二人の作業者を必要とし、作業性が悪いという不都合があった。
【0006】
そのような不都合を解消するため、特許第3007292号公報においては、一人の作業者によって障子を取付けできるようにしたすべり出し窓が提案されている。
【0007】
上記公報に記載されたすべり出し窓においては、窓枠の上枠に室内側に対面する当接部を有する一対の係止ピースを、その当接部の間隔が枠側プレートの長さにほぼ等しくなるように取付け、一方、窓枠の下枠には室外側に対面する当接部を有する係止ピースを、上記当接部の間隔が枠側プレートの長さにほぼ等しくなるよう取付け、上枠に取付けられた係止ピースの当接部に上部ステーにおける枠側プレートの両端部を当接させ、下枠に取付けられた係止ピースの当接部に下部ステーにおける枠側プレートの両端部を当接させて障子を仮止めし、その仮止め状態で上部ステーおよび下部ステーの枠側プレートを窓枠の上枠および下枠にねじ止めするようにしている。このため、一人の作業者によって障子の取付けを行なうことができるという特長を有している。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記公報に記載されたすべり出し窓においては、窓枠の上枠および下枠に一対の係止ピースを取付ける必要があるため、部品点数が多くなり、また、一対の係止ピースをステーの枠側プレートの長さに対応する間隔をもってビス止めする必要があるため、取付けに手間がかかり、改善すべき点が残されている。
【0009】
この発明の課題は、従来と同様に、障子の取付けを一人の作業者によって行なうことができる部品点数の少ない簡単な構成のすべり出し窓を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために、この発明においては、障子の上框および下框に一対のステーの障子側プレートをねじ止めし、各ステーの枠側プレートを窓枠の上枠および下枠にねじ止めして障子を屋外側に向けて開閉自在としたすべり出し窓において、前記障子の上框に取付けられた上部ステーの枠側プレートに複数の係合片を切り起こしにより形成し、窓枠の上枠には前記係合片のそれぞれが挿入される位置決め孔を形成し、前記窓枠の下枠には障子の下框に取付けられた下部ステーの枠側プレートを室外側から載置可能な平坦部を設けた構成を採用している。
【0011】
上記のように、上部ステーに切り起こしによる係合片を設け、窓枠の上枠に位置決め孔を形成することにより、前記位置決め孔に係合片を係合させたのち、下部ステーの枠側プレートを下枠の平坦部上に載置することによって障子を仮止め状態に保持することができる。このため、障子から手を離す状態で上部ステーおよび下部ステーの枠側プレートをねじ止めすることができ、障子の取付けを一人の作業者によって行なうことができる。
【0012】
また、上部ステーの枠側プレートを、その枠側プレートに設けられた係合片と上枠に形成された位置決め孔の係合によって位置決めするようにしたので、従来の係止ピースを不要とすることができる。このため、部品点数が少なくなり、障子の取付け作業性の向上を図ることができる。
【0013】
ここで、前記下部ステーの枠側プレートと窓枠の下枠の相互間に、下枠に設けられたねじ孔と枠側プレートに形成されたねじ挿入孔とがほぼ一致する状態で枠側プレートを位置決めする位置決め手段を設けることによって、下部ステーの枠側プレートの位置決めを行なうことができるため、枠側プレートを簡単にねじ止めすることができる。
【0014】
前記位置決め手段として、窓枠の下側コーナ部の内面および平坦部の室内側より立ち上がる戸当り壁の室外側面を位置決め面とし、下部ステーの枠側プレートには前記各位置決め面に当接される位置決めピースを取付け、その位置決めピースを位置決め面に当接させて枠側プレートを位置決めする構成のものを採用することによって、従来の係止ピースを不要とすることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1に示すように、窓枠1は一対のたて枠2と、上枠3および下枠4から成る。窓枠1の開口部は障子10によって開閉される。
【0016】
障子10の上框11および下框12には、障子10を室外側に向けて開閉自在に支持するステー20A、20Bが取付けられている。これらのステー20A、20Bは工場において、障子10に取付けられている。
【0017】
上框11に取付けられた上部ステー20Aは、図2および図5に示すように、窓枠1の上枠3に取付けられる枠側プレート21と上記上框11に取付けられる障子側プレート22とをアーム23およびスライダー24で連結している。
【0018】
ここで、アーム23は、その一端部が枠側プレート21の一端部に回動自在に連結され、他端部が障子側プレート22の長さ方向ほぼ中央部に回動自在に連結されている。
【0019】
一方、スライダ24は、その一端部に設けられた平面菱形の突起部24aが枠側プレート21の一側縁に沿って設けられたガイドレール25内にスライド自在に挿入され、他端部が障子側プレート22の一端部に回動自在に連結されている。
【0020】
上部ステー20Aの枠側プレート21および障子側プレート22はねじの締付けによって窓枠1の上枠3および障子10の上框11に固定される。このため、各プレート21、22には取付け用ねじを挿入する複数のねじ挿入孔26が各プレート21、22の長さ方向に間隔をおいて設けられている。
【0021】
図3および図6は、障子10の下框12に取付けられる下部ステー20Bを示す。この下部ステー20Bは図2および図5に示す上部ステー20Aとほぼ同一の構成であるため、同一部分には同一の符号を付して説明を省略する。
【0022】
図2および図5に示すように、上部ステー20Aにおける枠側プレート21にはその長さ方向に間隔をおいて複数の係合片27が切り起こしによって形成されている。係合片27は、図4に示すように、窓枠1の上枠3に形成された位置決め孔5に対して挿入可能とされている。
【0023】
ここで、位置決め孔5は角形とされ、その左右方向の幅寸法は係合片27の幅寸法より多小大きく、室内外方向の幅寸法は係合片27の厚みより大きくなっている。上記係合片27を位置決め孔5に挿入し、その位置決め孔5の室外側の内周縁に係合片27を当接させることによって、枠側プレート21に設けられた前記ねじ挿入孔26が上枠3に形成された図示省略のねじ孔と一致するようになっている。
【0024】
図1および図4に示すように、窓枠1の下枠4には障子10に取付けられた下部ステー20Bの枠側プレート22を支持する平坦部6が設けられている。平坦部6は下部ステー20Bを室外側から載置可能とされ、その平坦部6の室内側には障子10の下端部を受ける戸当り壁7が設けられている。
【0025】
図3および図6に示すように、下部ステー20Bにおける枠側プレート21のガイドレール25の両端部には一対の位置決めピース28、29が取付けられ、ガイドレール25の一端部に取付けられた位置決めピース28は窓枠1の下側コーナ部の内面に対する当接によって位置決めされる。一方、ガイドレール25の他端部に取付けられた位置決めピース29は戸当り壁7の室外側面に対する当接によって位置決めされ、各位置決めピース28、29の位置決めによって枠側プレート21に形成されたねじ挿入孔26は、下枠4に形成された図示省略のねじ孔とほぼ一致する状態とされる。
【0026】
なお、位置決めピース28、29に代えて、下枠4における戸当り壁7の室外側面に枠側プレート21の室内側の側縁を位置決めする位置決め用の突条を設けるようにしてもよい。
【0027】
実施の形態で示すすべり出し窓は上記の構成から成り、障子10の取付けに際しては、図1に示すように、上部ステー20Aおよび下部ステー20Bの枠側プレート21、21を障子側プレート22、22に対して交差させた状態において、障子10の全体を持ち、その障子10を上部が室内側に位置するよう傾けた状態で、上部ステー20Aの枠側プレート21を窓枠1内に挿入し、上部ステー20Aの枠側プレート21に形成された係合片27を上枠3に形成された位置決め孔5内に挿入する。
【0028】
上記位置決め孔5に対する係合片27の挿入後、障子10の上部を室外側に引く操作によって位置決め孔5の室外側内周縁に係合片27を係合させ、その係合状態を保つ状態で、位置決め孔5と係合片27の係合部を支点にして障子10を、その下部が室内側に向けて移動する方向に回動させる。
【0029】
上記障子10の回動によって、その障子10の下框12に取付けられた下部ステー20Bの枠側プレート21が下枠4の平坦部6で支持される。その支持状態において、下部ステー20Bの枠側プレート21に取付けられた一方の位置決めピース28を窓枠1の下側コーナ部内面に当接し、かつ他方の位置決めピース29を戸当り壁7に当接させることにより、枠側プレート21はねじ挿入孔26が下枠4に形成されたねじ孔と一致する状態に位置決めされる。
【0030】
一方、上部ステー20Aの枠側プレート21は、位置決め孔5の室外側内周縁と係合片27の係合によって、ねじ挿入孔26が上枠3に形成されたねじ孔と一致する状態に位置決めされる。
【0031】
上部ステー20Aの枠側プレート21および下部ステー20Bの枠側プレート21の位置決め状態において、障子10には開放側端部が下向きに移動する方向の回転モーメントが作用し、その回転モーメントは位置決め孔5と係合片27の係合部および位置決めピース28、29と戸当り壁7の当接部によって受けられ、障子10は仮止め状態に保持される。
【0032】
このため、障子10から手を離しても障子10は仮止め状態に保持され、上部ステー20Aの枠側プレート21および下部ステー20Bの枠側プレート21のねじ止め作業を一人の作業者によって行なうことができる。
【0033】
【発明の効果】
以上のように、この発明においては、上部ステーの枠側プレートに形成された係合片を上枠に設けられた位置決め孔に係合し、下部ステーの枠側プレートを下枠の平坦部上に載置することにより障子を仮止めすることができるため、障子から手を離す状態で上部ステーおよび下部ステーの枠側プレートのねじ止め作業を行なうことができ、一人の作業者によって障子の取付けを行なうことができる。
【0034】
また、上部ステーの枠側プレートに設けられた係合片と上枠に形成された位置決め孔の係合によって枠側プレートを位置決めするようにしたので、従来の技術の項で述べた枠側プレート位置決め用の係止ピースの取付けを不要とすることができる。このため、部品点数が少なくなり、係止ピースをねじ止めする作業を不要とすることができるため障子の取付け作業性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るすべり出し窓の窓枠と障子を示す分解斜視図
【図2】障子の上框に取付けられる上部ステーの斜視図
【図3】障子の下框に取付けられる下部ステーの斜視図
【図4】障子の取付け状態における縦断側面図
【図5】図4のV−V線に沿った断面図
【図6】図4のVI−VI線に沿った断面図
【符号の説明】
1 窓枠
3 上枠
4 下枠
5 位置決め孔
6 平坦部
7 戸当り壁
10 障子
11 上框
12 下框
20A 上部ステー
20B 下部ステー
21 枠側プレート
22 障子側プレート
26 ねじ挿入孔
27 係合片
28、29 位置決めピース
【発明の属する技術分野】
この発明は、障子の上下部を一対のステーにより支持して障子を屋外側に向けて開閉自在としたすべり出し窓に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
窓枠の内側に組込まれた障子の一方のたて框を窓枠のたて枠から離反させつつ室外側にほぼ90°回動させて障子を開放状態とするすべり出し窓においては、障子の上下部をステーで支持して障子を開閉自在としている。
【0003】
すべり出し窓に用いられる上記ステーは、窓枠に取付けられる枠側プレートと障子に取付けられる障子側プレートを有し、その両プレートをアームおよびスライダにより連結して、障子側プレートをその長さ方向が枠側プレートの長さ方向とほぼ平行する状態とほぼ直交する状態との間で開閉自在としている。
【0004】
上記ステーは、工場において、障子の上框および下框に障子側プレートが取付けられた状態で出荷され、施工現場において枠側プレートが建物躯体の窓枠に対してねじ止めされる。
【0005】
枠側プレートを窓枠にねじ止めする障子の取付け作業は、障子自体が重量物であるため、障子を支える作業者と、枠側プレートを窓枠にねじ止めする作業者の二人の作業者を必要とし、作業性が悪いという不都合があった。
【0006】
そのような不都合を解消するため、特許第3007292号公報においては、一人の作業者によって障子を取付けできるようにしたすべり出し窓が提案されている。
【0007】
上記公報に記載されたすべり出し窓においては、窓枠の上枠に室内側に対面する当接部を有する一対の係止ピースを、その当接部の間隔が枠側プレートの長さにほぼ等しくなるように取付け、一方、窓枠の下枠には室外側に対面する当接部を有する係止ピースを、上記当接部の間隔が枠側プレートの長さにほぼ等しくなるよう取付け、上枠に取付けられた係止ピースの当接部に上部ステーにおける枠側プレートの両端部を当接させ、下枠に取付けられた係止ピースの当接部に下部ステーにおける枠側プレートの両端部を当接させて障子を仮止めし、その仮止め状態で上部ステーおよび下部ステーの枠側プレートを窓枠の上枠および下枠にねじ止めするようにしている。このため、一人の作業者によって障子の取付けを行なうことができるという特長を有している。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記公報に記載されたすべり出し窓においては、窓枠の上枠および下枠に一対の係止ピースを取付ける必要があるため、部品点数が多くなり、また、一対の係止ピースをステーの枠側プレートの長さに対応する間隔をもってビス止めする必要があるため、取付けに手間がかかり、改善すべき点が残されている。
【0009】
この発明の課題は、従来と同様に、障子の取付けを一人の作業者によって行なうことができる部品点数の少ない簡単な構成のすべり出し窓を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために、この発明においては、障子の上框および下框に一対のステーの障子側プレートをねじ止めし、各ステーの枠側プレートを窓枠の上枠および下枠にねじ止めして障子を屋外側に向けて開閉自在としたすべり出し窓において、前記障子の上框に取付けられた上部ステーの枠側プレートに複数の係合片を切り起こしにより形成し、窓枠の上枠には前記係合片のそれぞれが挿入される位置決め孔を形成し、前記窓枠の下枠には障子の下框に取付けられた下部ステーの枠側プレートを室外側から載置可能な平坦部を設けた構成を採用している。
【0011】
上記のように、上部ステーに切り起こしによる係合片を設け、窓枠の上枠に位置決め孔を形成することにより、前記位置決め孔に係合片を係合させたのち、下部ステーの枠側プレートを下枠の平坦部上に載置することによって障子を仮止め状態に保持することができる。このため、障子から手を離す状態で上部ステーおよび下部ステーの枠側プレートをねじ止めすることができ、障子の取付けを一人の作業者によって行なうことができる。
【0012】
また、上部ステーの枠側プレートを、その枠側プレートに設けられた係合片と上枠に形成された位置決め孔の係合によって位置決めするようにしたので、従来の係止ピースを不要とすることができる。このため、部品点数が少なくなり、障子の取付け作業性の向上を図ることができる。
【0013】
ここで、前記下部ステーの枠側プレートと窓枠の下枠の相互間に、下枠に設けられたねじ孔と枠側プレートに形成されたねじ挿入孔とがほぼ一致する状態で枠側プレートを位置決めする位置決め手段を設けることによって、下部ステーの枠側プレートの位置決めを行なうことができるため、枠側プレートを簡単にねじ止めすることができる。
【0014】
前記位置決め手段として、窓枠の下側コーナ部の内面および平坦部の室内側より立ち上がる戸当り壁の室外側面を位置決め面とし、下部ステーの枠側プレートには前記各位置決め面に当接される位置決めピースを取付け、その位置決めピースを位置決め面に当接させて枠側プレートを位置決めする構成のものを採用することによって、従来の係止ピースを不要とすることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1に示すように、窓枠1は一対のたて枠2と、上枠3および下枠4から成る。窓枠1の開口部は障子10によって開閉される。
【0016】
障子10の上框11および下框12には、障子10を室外側に向けて開閉自在に支持するステー20A、20Bが取付けられている。これらのステー20A、20Bは工場において、障子10に取付けられている。
【0017】
上框11に取付けられた上部ステー20Aは、図2および図5に示すように、窓枠1の上枠3に取付けられる枠側プレート21と上記上框11に取付けられる障子側プレート22とをアーム23およびスライダー24で連結している。
【0018】
ここで、アーム23は、その一端部が枠側プレート21の一端部に回動自在に連結され、他端部が障子側プレート22の長さ方向ほぼ中央部に回動自在に連結されている。
【0019】
一方、スライダ24は、その一端部に設けられた平面菱形の突起部24aが枠側プレート21の一側縁に沿って設けられたガイドレール25内にスライド自在に挿入され、他端部が障子側プレート22の一端部に回動自在に連結されている。
【0020】
上部ステー20Aの枠側プレート21および障子側プレート22はねじの締付けによって窓枠1の上枠3および障子10の上框11に固定される。このため、各プレート21、22には取付け用ねじを挿入する複数のねじ挿入孔26が各プレート21、22の長さ方向に間隔をおいて設けられている。
【0021】
図3および図6は、障子10の下框12に取付けられる下部ステー20Bを示す。この下部ステー20Bは図2および図5に示す上部ステー20Aとほぼ同一の構成であるため、同一部分には同一の符号を付して説明を省略する。
【0022】
図2および図5に示すように、上部ステー20Aにおける枠側プレート21にはその長さ方向に間隔をおいて複数の係合片27が切り起こしによって形成されている。係合片27は、図4に示すように、窓枠1の上枠3に形成された位置決め孔5に対して挿入可能とされている。
【0023】
ここで、位置決め孔5は角形とされ、その左右方向の幅寸法は係合片27の幅寸法より多小大きく、室内外方向の幅寸法は係合片27の厚みより大きくなっている。上記係合片27を位置決め孔5に挿入し、その位置決め孔5の室外側の内周縁に係合片27を当接させることによって、枠側プレート21に設けられた前記ねじ挿入孔26が上枠3に形成された図示省略のねじ孔と一致するようになっている。
【0024】
図1および図4に示すように、窓枠1の下枠4には障子10に取付けられた下部ステー20Bの枠側プレート22を支持する平坦部6が設けられている。平坦部6は下部ステー20Bを室外側から載置可能とされ、その平坦部6の室内側には障子10の下端部を受ける戸当り壁7が設けられている。
【0025】
図3および図6に示すように、下部ステー20Bにおける枠側プレート21のガイドレール25の両端部には一対の位置決めピース28、29が取付けられ、ガイドレール25の一端部に取付けられた位置決めピース28は窓枠1の下側コーナ部の内面に対する当接によって位置決めされる。一方、ガイドレール25の他端部に取付けられた位置決めピース29は戸当り壁7の室外側面に対する当接によって位置決めされ、各位置決めピース28、29の位置決めによって枠側プレート21に形成されたねじ挿入孔26は、下枠4に形成された図示省略のねじ孔とほぼ一致する状態とされる。
【0026】
なお、位置決めピース28、29に代えて、下枠4における戸当り壁7の室外側面に枠側プレート21の室内側の側縁を位置決めする位置決め用の突条を設けるようにしてもよい。
【0027】
実施の形態で示すすべり出し窓は上記の構成から成り、障子10の取付けに際しては、図1に示すように、上部ステー20Aおよび下部ステー20Bの枠側プレート21、21を障子側プレート22、22に対して交差させた状態において、障子10の全体を持ち、その障子10を上部が室内側に位置するよう傾けた状態で、上部ステー20Aの枠側プレート21を窓枠1内に挿入し、上部ステー20Aの枠側プレート21に形成された係合片27を上枠3に形成された位置決め孔5内に挿入する。
【0028】
上記位置決め孔5に対する係合片27の挿入後、障子10の上部を室外側に引く操作によって位置決め孔5の室外側内周縁に係合片27を係合させ、その係合状態を保つ状態で、位置決め孔5と係合片27の係合部を支点にして障子10を、その下部が室内側に向けて移動する方向に回動させる。
【0029】
上記障子10の回動によって、その障子10の下框12に取付けられた下部ステー20Bの枠側プレート21が下枠4の平坦部6で支持される。その支持状態において、下部ステー20Bの枠側プレート21に取付けられた一方の位置決めピース28を窓枠1の下側コーナ部内面に当接し、かつ他方の位置決めピース29を戸当り壁7に当接させることにより、枠側プレート21はねじ挿入孔26が下枠4に形成されたねじ孔と一致する状態に位置決めされる。
【0030】
一方、上部ステー20Aの枠側プレート21は、位置決め孔5の室外側内周縁と係合片27の係合によって、ねじ挿入孔26が上枠3に形成されたねじ孔と一致する状態に位置決めされる。
【0031】
上部ステー20Aの枠側プレート21および下部ステー20Bの枠側プレート21の位置決め状態において、障子10には開放側端部が下向きに移動する方向の回転モーメントが作用し、その回転モーメントは位置決め孔5と係合片27の係合部および位置決めピース28、29と戸当り壁7の当接部によって受けられ、障子10は仮止め状態に保持される。
【0032】
このため、障子10から手を離しても障子10は仮止め状態に保持され、上部ステー20Aの枠側プレート21および下部ステー20Bの枠側プレート21のねじ止め作業を一人の作業者によって行なうことができる。
【0033】
【発明の効果】
以上のように、この発明においては、上部ステーの枠側プレートに形成された係合片を上枠に設けられた位置決め孔に係合し、下部ステーの枠側プレートを下枠の平坦部上に載置することにより障子を仮止めすることができるため、障子から手を離す状態で上部ステーおよび下部ステーの枠側プレートのねじ止め作業を行なうことができ、一人の作業者によって障子の取付けを行なうことができる。
【0034】
また、上部ステーの枠側プレートに設けられた係合片と上枠に形成された位置決め孔の係合によって枠側プレートを位置決めするようにしたので、従来の技術の項で述べた枠側プレート位置決め用の係止ピースの取付けを不要とすることができる。このため、部品点数が少なくなり、係止ピースをねじ止めする作業を不要とすることができるため障子の取付け作業性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るすべり出し窓の窓枠と障子を示す分解斜視図
【図2】障子の上框に取付けられる上部ステーの斜視図
【図3】障子の下框に取付けられる下部ステーの斜視図
【図4】障子の取付け状態における縦断側面図
【図5】図4のV−V線に沿った断面図
【図6】図4のVI−VI線に沿った断面図
【符号の説明】
1 窓枠
3 上枠
4 下枠
5 位置決め孔
6 平坦部
7 戸当り壁
10 障子
11 上框
12 下框
20A 上部ステー
20B 下部ステー
21 枠側プレート
22 障子側プレート
26 ねじ挿入孔
27 係合片
28、29 位置決めピース
Claims (3)
- 障子の上框および下框に一対のステーの障子側プレートをねじ止めし、各ステーの枠側プレートを窓枠の上枠および下枠にねじ止めして障子を屋外側に向けて開閉自在としたすべり出し窓において、前記障子の上框に取付けられた上部ステーの枠側プレートに複数の係合片を切り起こしにより形成し、窓枠の上枠には前記係合片のそれぞれが挿入される位置決め孔を形成し、前記窓枠の下枠には障子の下框に取付けられた下部ステーの枠側プレートを室外側から載置可能な平坦部を設けたことを特徴とするすべり出し窓。
- 前記下部ステーの枠側プレートと窓枠の下枠の相互間に、下枠に設けられたねじ孔と枠側プレートに形成されたねじ挿入孔とがほぼ一致する状態で枠側プレートを位置決めする位置決め手段を設けた請求項1に記載のすべり出し窓。
- 前記位置決め手段が、窓枠の下側コーナ部の内面および平坦部の室内側より立ち上がる戸当り壁の室外側面を位置決め面とし、下部ステーの枠側プレートには前記各位置決め面に当接される位置決めピースを取付け、その位置決めピースを位置決め面に当接させて枠側プレートを位置決めする請求項2に記載のすべり出し窓。
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|---|---|---|---|
| JP2002225620A JP2004068298A (ja) | 2002-08-02 | 2002-08-02 | すべり出し窓 |
Applications Claiming Priority (1)
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| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2004068298A true JP2004068298A (ja) | 2004-03-04 |
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ID=32013202
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| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2004068298A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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-
2002
- 2002-08-02 JP JP2002225620A patent/JP2004068298A/ja active Pending
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