JP2004067019A - 水田作業機 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】左右の駆動後輪への伝動系のそれぞれにサイドクラッチ59を介装し、これらサイドクラッチ59のうち伝動下手側の出力体108のそれぞれを、軸芯方向に沿ってシフト移動することで伝動上手側の入力体107に対する伝動状態と非伝動状態とに切り換え自在なシフト体に構成する。
【選択図】 図14
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、田植機などの水田作業機に関する。
【0002】
【従来の技術】
(1)この種の水田作業機では、左右の駆動後輪への伝動系のそれぞれにサイドクラッチを介装し、旋回時、旋回内側の駆動後輪に対するサイドクラッチを切り作動させることにより、旋回内側の駆動後輪の駆動を断って小半径旋回を行おうとする技術がある。そのような場合、従来では、サイドクラッチとして、伝動上手側の入力体のそれぞれを、軸芯方向に沿ってシフト移動することで伝動下手側の出力体に対する伝動状態と非伝動状態とに切り換え自在なシフト体に構成したものを採用していた。
【0003】
(2)この種の水田作業機、例えば、施肥装置付きの田植機では、左右の駆動後輪への伝動系のそれぞれにサイドクラッチを介装し、これらサイドクラッチに動力を振り分けるカウンター軸を設け、このカウンター軸への伝動機構に動力を施肥装置駆動用の動力としてミッションケース外に取り出すための動力取り出し軸を設ける構成が採用されることがある。そのような場合、カウンター軸への伝動機構として軸伝動機構を設け、この軸伝動機構の伝動軸に動力取り出し軸をべベルギヤ機構を介して連動させる構成が採用されたいた。
【0004】
(3)この種の水田作業機では、左右の駆動車輪への伝動系のそれぞれにサイドクラッチを介装し、これらサイドクラッチに動力を振り分けるカウンター軸を設け、このカウンター軸への伝動機構として、伝動チェーンとそれに作用するタイトナーとを備えたチェーン伝動機構を設ける構成が採用されることがある。従来では、そのような場合、タイトナー保持具をミッションケースに取り付けることによりタイトナーが伝動チェーンに確実に作用するようにしていた。
【0005】
(4)この種の水田作業機、例えば、田植機では、苗植付け機構の苗取り出し爪が圃場に突入した状態で苗植付け機構が停止するようなことがないように苗植付け機構を定位置で停止させるるのであって、その手段として、走行部に連動する水田作業装置への伝動系に、水田作業装置への出力軸がミッションケースに対して設定位相状態にあるときにのみ水田作業装置への伝動の断続を許容する定位置停止型の作業クラッチを介装する手段が採用される。そのような場合に出力軸に対して作業クラッチの出力クラッチ体を回り止めして定位置停止を実現する際、従来では、スプラインにより回り止めしていた。
【0006】
(5)この種の水田作業機では、走行部に連動する水田作業装置への伝動系として、左右向き姿勢の入力軸を備えたものを設けることがあり、また、水田作業装置への伝動系には、水田作業装置に設定以上の負荷が作用したとき出力軸への伝動を自動的に断つトルクリミッターと、操作に基づいて水田作業装置への伝動を断続する作業クラッチとを設ける構成が採用されることがある。そのような場合、従来では、入力軸に連動する前後向き姿勢の中間伝動軸にトルクリミッターを設け、その中間伝動軸に連動する前後向き姿勢の出力軸に作業クラッチを設ける構成が採られていた。
【0007】
(6)この種の水田作業機では、ミッションケース内のオイルを外部に排出させることなく、ミッションケース内の空気を外部に排出、つまり、ブレザーさせる必要がある。その対策として、従来では、オイルと空気とを分離させるバッファー用空間を形成するバッファー部材をミッションケースに連通接続する手段が採用されていた。
【0008】
(7)この種の水田作業機では、ギヤシフト式の変速装置を内装したミッションケースのケース壁に前記変速装置を操作するためのシフト軸を内外貫通状態に保持させ、このシフト軸の周面に軸芯方向に並置形成した複数の周溝に対してケース壁に保持させたボールを択一的に弾性係合させることによりシフト軸の操作に基づくシフト移動を許容する状態でシフト軸を各変速位置に保持するデテントを設けることがある。そのような場合、従来では、前記ボール及びそれを係合方向に移動付勢するスプリングを前記ケース壁に係脱自在に保持させるに、ケース壁を内外貫通する状態でケース壁にねじ込み装着されるプラグに、ボール及びスプリングを保持する穴を形成していた。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記従来の技術によるときは、次のような欠点があった。
従来の技術(1)によるときは、伝動上手側の入力体、つまり、伝動状態及び非伝動状態のいずれにあっても回転している入力体をシフトさせることにより、伝動状態と非伝動状態とに切り換わるから、入力体とこれをシフト操作する操作具とが常時、摺動状態にあって、両者の摩滅が早期に進行することで耐久性に欠けていた。
【0010】
従来の技術(2)によるときは、ベベルギヤ機構により伝動軸に動力取り出し軸を連動させてあるから、ギヤが二つ必要で、構造の複雑化及びコストアップを招来していた。
【0011】
従来の技術(3)によるときは、タイトナー保持具がミッションケースと別の部材であったから、タイトナー保持具をミッションケースに取り付ける必要があり、組み付け作業性が悪かった。
【0012】
従来の技術(4)によるときは、出力軸に出力クラッチ体をスプライン嵌合させることで回り止めするのでって、出力軸に対する出力クラッチ体の嵌合姿勢が複数あるから、出力軸に出力クラッチ体をスプライン嵌合させる際、両者の位相合わせが複数の中から選んで行うものとなり、組み付け作業性が悪い割には、間違った位相状態で両者を嵌合させる事態を招来しやすかった。
【0013】
従来の技術(5)によるときは、中間伝動軸にトルクリミッターを設け、出力軸に作業クラッチを設けてあって、入力軸へのトルクリミッターの連動をトルクリミッターの軸芯方向一端側で行い、トルクリミッターへの作業クラッチの連動を作業クラッチの軸芯方向他端側で行うことになるから、トルクリミッターと作業クラッチとが、左右方向に変位し、かつ、軸芯方向に変位する構成となって、全体が大型化しやすかった。しかも、中間伝動軸及び出力軸をともに両端支持する必要があって、使用するベアリングの数が最低限で4個となり、構造の複雑化及びコストアップを招来していた。
【0014】
従来の技術(6)によるときは、ブレザーのための専用のバッファー用空間形成部材をミッションケースから突設する必要があるから、ミッションケース周りの構造の複雑化及び大型化、コストアップを招来していた。
【0015】
従来の技術(7)によるときは、デテント機構のボール及びスプリングをプラグに保持させていたから、ミッションケースからプラグが外側に突出することにより、ミッションケースの形状を複雑化して、ミッションケースへの部材の取り付けを不利にしていた。
【0016】
本発明の目的は、上記従来の欠点を解消する点にある。
【0017】
【課題を解決するための手段】
請求項1に係る本発明による水田作業機の特徴・作用・効果は次の通りである。
【0018】
〔特徴〕
左右の駆動後輪への伝動系のそれぞれにサイドクラッチを介装し、これらサイドクラッチのうち伝動下手側の出力体のそれぞれを、軸芯方向に沿ってシフト移動することで伝動上手側の入力体に対する伝動状態と非伝動状態とに切り換え自在なシフト体に構成してある点にある。
【0019】
〔作用〕
サイドクラッチとして、伝動下手側の出力体をシフト移動させることにより、伝動状態と非伝動状態とに切り換え自在ものを設けてあって、出力体は非伝動状態において基本的には回転しないものであるから、この出力体とこれをシフト操作する操作具との摺動が少なく、両者の摩滅を抑制することができる。
しかも、出力体と操作具との間の摩擦力が非伝動状態になった旋回内側の駆動後輪のつれもち回転に対するブレーキ力として作用するから、旋回内側の駆動後輪の回転数が低下する。
【0020】
〔効果〕
従って、サイドクラッチの耐久性を向上でき、しかも、同時に旋回半径を小さくできるようになった。
【0021】
請求項2に係る本発明による水田作業機の特徴・作用・効果は次の通りである。
【0022】
〔特徴〕
左右の駆動後輪への伝動系のそれぞれにサイドクラッチを介装し、これらサイドクラッチに動力を振り分けるカウンター軸を設け、このカウンター軸へのチェーン伝動機構に動力をミッションケース外に取り出すための動力取り出し軸を設けてある点にある。
【0023】
〔作用〕
カウンター軸への伝動機構をチェーン伝動機構として、動力取り出し軸にそのチェーン伝動機構から動力を取り出すようにしてあるから、チェーン伝動機構から動力取り出し軸に動力を取り出す際、動力取り出し軸にチェーンに噛み合い連動するスプロケットホイールを装着するだけで良い。
【0024】
〔効果〕
従って、動力取り出しに要する構成要素が少なく済むことで、構造の簡素化及びコストダウンを図ることができるようになった。
【0025】
請求項3に係る本発明による水田作業機の特徴・作用・効果は次の通りである。
【0026】
〔特徴〕
上記請求項2に係る本発明による水田作業機において、前記動力取り出し軸が、ミッションケースに保持された常設軸と、この常設軸に対して連動並びに連動解除自在で連動状態においてミッションケースに支持される一方連動解除状態でミッションケース外に取り出し可能なアタッチメント軸とから構成されている点にある。
【0027】
〔作用〕
動力取り出しが不要なときは、動力取り出し軸のうちアタッチメント軸を取り外すことができるから、動力取り出し不要時に、無駄にアタッチメント軸を取り付けたままにしておく必要がない。
【0028】
〔効果〕
従って、動力取り出しが必要な場合には、アタッチメント軸を装着することにより確実にその動力取出しを行えながらも、動力取り出しが不要な場合には、アタッチメント軸を装着しないことによりそれに経済的に対応することができる。
【0029】
請求項4に係る本発明による水田作業機の特徴・作用・効果は次の通りである。
【0030】
〔特徴〕
上記請求項2や3に係る本発明による水田作業機において、前記動力取り出し軸を制動並びに制動解除自在なブレーキを設けてある点にある。
【0031】
〔作用〕
ブレーキで動力取り出し軸を制動することによりチェーン伝動機構を制動することができるから、ブレーキ操作により、動力取り出し軸で駆動される施肥装置などのアタッチメント装置と走行部とを同期して制動及び制動解除することができる。
【0032】
〔効果〕
【0033】
従って、アタッチメント装置と走行部とを一つのブレーキにより構造簡単・安価に制動及び制動解除できるようになった。
【0034】
請求項5に係る本発明による水田作業機の特徴・作用・効果は次の通りである。
【0035】
〔特徴〕
左右の駆動後輪への伝動系のそれぞれにサイドクラッチを介装し、これらサイドクラッチに動力を振り分けるカウンター軸を設け、このカウンター軸への伝動機構として、伝動チェーンとそれに作用するタイトナーとを備えたチェーン伝動機構を設け、このチェーン伝動機構を内装するミッションケースには、タイトナー保持部を一体形成してある点にある。
【0036】
〔作用〕
ミッションケースにタイトナー保持部を一体に形成してあるから、ミッションケースに装着する形式のタイトナー保持具が不要である。
【0037】
〔効果〕
従って、構造簡単にタイトナーを作用状態に保持できるようになった。
【0038】
請求項6に係る本発明による水田作業機の特徴・作用・効果は次の通りである。
【0039】
〔特徴〕
走行部に連動する水田作業装置への伝動系に、水田作業装置への出力軸がミッションケースに対して設定位相状態にあるときにのみ水田作業装置への伝動の断続を許容する定位置停止型の作業クラッチを介装し、前記出力軸に対して作業クラッチの出力クラッチ体をキーにより回り止めしてある点にある。
【0040】
〔作用〕
キーにより出力軸に対して作業クラッチの出力体を回り止めしてあるから、回り止め状態で出力軸と出力体とを連結する場合の位相が一つとなって、出力軸と出力体とをキーを装着できるように位置合わせが容易である。
【0041】
〔効果〕
従って、作業性良く出力軸と出力体とを所定も位相状態に回り止め連結できるようになった。
【0042】
請求項7に係る本発明による水田作業機の特徴・作用・効果は次の通りである。
【0043】
〔特徴〕
走行部に連動する水田作業装置への伝動系として、左右向き姿勢の入力軸と前後向き姿勢の出力軸とを備えたものを設け、操作に基づいて前記出力軸への伝動を断続する作業クラッチと前記出力軸に設定以上の負荷が作用したとき自動的に伝動断状態に切り換わるトルクリミッターとを出力軸の軸芯と同心状態でかつ軸芯に沿って並ぶ状態に配設してある点にある。
【0044】
〔作用〕
作業クラッチとトルクリミッターとを同心状態でかつ軸芯に沿って並ぶ状態に配設してあるから、作業クラッチ及びトルクリミッターの設置空間として、作業クラッチとトルクリミッターとのうち左右幅の大きなものを収容できる左右幅のもので済む。
【0045】
〔効果〕
従って、作業クラッチとトルクリミッターとをコンパクトに配設できるようになった。
【0046】
請求項8に係る本発明による水田作業機の特徴・作用・効果は次の通りである。
【0047】
〔特徴〕
左右に二つ割り可能なミッションケースの上部に、その出力軸をミッションケース内に突出させる状態でパワーステアリング用のトルクジェネレータを装着し、このトルクジェネレータの出力軸に上端部で一体回転状態に差込み連結して出力軸の回転を操向輪側に伝達するステアリング操作軸の上端部を前記ミッションケースに連設のボス部に回転自在に保持させ、前記トルクジェネレータの下面と前記ボス部をミッションケースに支持させる支持体部との間に外部に連通するバッファー用空間を形成し、前記支持体部の左右割面部にミッションケース内と前記バッファー用空間とを連通させる連通路を形成してある点にある。
【0048】
〔作用〕
ミッションケースの上部にトルクジェネレータが配置することに着目してステアリング操作軸を回転自在に保持するボス部をミッションケースに支持させる支持体部と、トルクジェネレータの下面との間に外部に連通するバッファー用空間を形成するとともに、支持体部の左右割面部にミッションケース内とバッファー用空間とを連通させる連通路を形成して、バッファー用空間で気液分離を行う状態でブレザーを行わせるようにしてあるから、特別なバッファー用空間構成部材が不要である。
【0049】
〔効果〕
従って、構造簡単・安価にバッファーによる気液分離を行いつつのブレザーを行えるようになった。
【0050】
請求項9に係る本発明による水田作業機の特徴・作用・効果は次の通りである。
【0051】
〔特徴〕
ギヤシフト式の変速装置を内装したミッションケースのケース壁に前記変速装置を操作するためのシフト軸を内外貫通状態に保持させ、このシフト軸の周面に軸芯方向に並置形成した複数の周溝に対してケース壁に保持させたボールを択一的に弾性係合させることによりシフト軸の操作に基づくシフト移動を許容する状態でシフト軸を各変速位置に保持するデテントを設け、前記ボール及びそれを係合方向に移動付勢するスプリングを前記ケース壁に保持させるに、前記ボールを係脱方向に移動自在に入り込ませるとともにスプリングを入り込ませる溝をケース壁に形成し、ケース壁にボルトで連結固定されることにより前記溝を閉塞してボール及びスプリングの溝からの離脱を阻止する蓋板を設けてある点にある。
【0052】
〔作用〕
ケース壁に形成の溝とケース壁に溝を閉塞する状態でボルト止めした蓋板とによりデテント用のボールを係脱方向に移動自在に保持するようにしてあるから、ボール保持にミッションケース外方に突出するプラグが不要である。
【0053】
〔効果〕
従って、ミッションケースの外側をすっきりしたものにして、部材のミッションケースへの装着を合理的に行わせるようになった。
【0054】
【発明の実施の形態】
水田作業機の一例である乗用型田植機は、図1、図2に示すように、自走機体1の後部に水田作業装置の一例である複数条植え式の苗植付け装置2をリンク機構3を介して昇降自在に連結し、圧油供給に伴い前記苗植付け装置2を上昇させかつ排油に伴い自重で下降させる油圧シリンダ利用のリフトシリンダ4を設けて構成されている。
【0055】
前記自走機体1は、左右一対の操向用の駆動前輪5と左右一対の駆動後輪6とを備えた機体フレーム7の前部にボンネット8で覆われたエンジン9と前記駆動前輪5に対する操作用のステアリングハンドル10とを配設し、機体フレーム7の後部に運転座席11と施肥ホッパー12とこのホッパー12から繰り出された肥料を圧送するための気流を発生させる電動式のブロワー13とを配設して構成されている。また、自走機体1は、前輪フェンダーを兼用する搭乗ステップ14と後輪フェンダー15とを備えている。
【0056】
前記苗植付け装置2は、植付け走行に伴い圃場面を滑走して圃場面を整地する接地フロート24と、複数枚のマット苗を左右方向に並べる状態で載置可能で左右方向に設定ストロークで往復駆動移動させられる苗のせ台25と、この苗のせ台25の移動に連動して苗のせ台25下端の苗取り出し口と前記接地フロート24による整地圃場面との間で循環作動することにより苗のせ台25上のマット苗を植付け単位量づつ取り出して整地圃場面に植え付ける植付け機構26とを有する。そして、植付け走行に伴い圃場面に施肥用の溝を形成するとともに自走機体1からホース27を介して圧送されてくる肥料を溝に供給する作溝器28を備えている。
【0057】
前記機体フレーム7は、図3にも示すように、前記エンジン9によりベルト伝動装置16を介して駆動される前後進切り換え自在な静油圧式の無段変速装置17の出力を走行部(駆動前輪5と駆動後輪6)と前記苗植付け装置2とに分配するミッションケース18と、これの前部に固定連結したエンジン搭載フレーム19と、前記ミッションケース18の後部に固定連結されて運転座席11や前記後輪フェンダー15などを支持する左右一対の後部フレーム20とから構成されている。17aは、前記ステアリングハンドル10よりも左右外方に突出する状態に設けた前記無段変速装置17の操作レバーである。
【0058】
そして、前記施肥ホッパー12、ブロワー13、ホース27、作溝器28から施肥装置が構成されている。
【0059】
前記駆動前輪5のそれぞれは、図4にも示すように、それらへの伝動機構を内装した左右の前車軸ケース21それぞれを介して前記ミッションケース18に支持されている。
【0060】
前記駆動後輪6のそれぞれは、図4にも示すように、それらへのチェーン伝動機構を内装する状態で前部支点R周りに上下揺動自在な左右のスイングケース22それぞれを介して前記ミッションケース18に格別に上下動自在に支持されている。なお、各スイングケース22と前記後部フレーム20との間には、スイングケース22を下方に揺動付勢するサスペンションスプリング23が介装されている。23aは、左右の駆動後輪6の上下揺動を安定させるスタビライザーである。
【0061】
前記ミッションケース18は、図4、図7に示すように、左右に二つ割り可能なケースであって、その上部には、図3〜図6に示すように、その出力軸29をミッションケース18内に突出させる状態でパワーステアリング用のトルクジェネレータ30が装着されている。
前記出力軸29には、下側ステアリング操作軸31の上端部が一体回転状態に差込み連結されている。この下側ステアリング操作軸31の下端部には、前記駆動前輪5を操向操作するラックアンドピニオン式のステアリング装置のピニオン、詳しくは、駆動前輪5のナックルアーム32にロッド33aを介して連動連結するラック33に噛み合って回転することにより駆動前輪5がキングピン軸芯x周りに操向作動するようにラック33を左右に移動させるピニオン34が一体回転する状態で装着されている。
【0062】
他方、前記トルクジェネレータ30の上方に突出する入力軸35には、上側ステアリング操作軸36の下端部が自在継ぎ手37を介して一体回転するように連動連結されている。この上側ステアリング操作軸36の上端には、前記ステアリングハンドル10と一体回転するステアリング軸38の下端部が一体回転するように自在継ぎ手39を介して連動連結されている。
【0063】
つまり、ステアリングハンドル10を回転操作することにより、その操作力をトルクジェネレータ30で増大してラックアンドピニオン式のステアリング装置を操作して駆動前輪5を操向操作するようになっている。なお、ステアリングハンドル10は、前記トルクジェネレータ30の上端に立設したステアリンクポスト40の上端に回転自在に取り付けられており、前記ステアリングポスト40内には、前記上側ステアリング操作軸36が配置されており、前記トルクジェネレータ30は、二つ割り可能なミッションケース18の一方のケース部にボルト41を介して固定連結されている。
【0064】
そして、前記下側ステアリング操作軸31の上端部は、ミッションケース18に連設のボス部42に回転自在に保持されており、ミッションケース18のうち前記ボス部42をミッションケース本体に支持させる板状の支持体部43と、前記トルクジェネレータ30の下面との間には、外部に連通するバッファー用空間44、つまり、ブレザーにおいて気液を分離するための空間が形成され、このバッファー用空間44は、前記支持体部43の左右割面部に形成した連通路45を介してミッションケース18内に連通されている。
【0065】
前記走行部への伝動系は、図8に示すように、前記無段変速装置17の出力軸46にカップリング47を介して一体回転状態に連動連結する左右向き姿勢の変速入力軸48を備えたギヤシフト式の変速装置49を設け、この変速装置49の変速出力軸50にギヤを介して連動連結するデフ入力軸51を備えた駆動前輪5に対するデフ52を設け、このデフ52のデフ入力軸51にチェーン伝動機構53を介して連動連結する左右の駆動後輪6に対するカウンター軸54を設け、前記デフ52の各駆動前輪5へのデフ出力軸55を左右の前車軸ケース21内の前輪伝動機構56に連動連結し、前記カウンター軸54を各スイングアーム22に内装の後輪伝動機構57それぞれの後輪入力軸58に多板クラッチ利用のサイドクラッチ59を介して連動連結して構成されている。
【0066】
前記変速装置49は、副変速装置であって、図9にも示すように、変速入力軸48に大径高速伝動ギヤ60と小径低速伝動ギヤ61とを一体回転状態に装着し、変速出力軸50に前記大径高速伝動ギヤ60に小径高速受動ギヤ部62aを噛み合い連動させる高速位置と小径低速伝動ギヤ61に大径低速受動ギヤ部62bを噛み合い連動させる低速位置と両ギヤ部62a,62bをともに相手側に噛み合い連動させない変速中立位置とにシフト自在にシフトギヤ62をスプライン嵌合させて高低二段の変速を行うように構成されている。
【0067】
そして、前記変速装置49を操作する操作手段は、前記ミッションケース18のケース壁18Aに前記シフトギヤ62をシフター63を介して操作するためのシフト軸64を内外貫通状態に保持させ、このシフト軸64の周面に軸芯方向に並置形成した複数の周溝65に対してケース壁18Aに保持させたボール66を択一的に弾性係合させることによりシフト軸64の操作に基づくシフト移動を許容する状態でシフト軸64を各変速位置H,N,Lに保持するデテント67を設けて構成されている。
【0068】
前記デテント67は、図10にも示すように、ケース壁18Aに、前記ボール66を係脱方向に移動自在に入り込ませるとともにこのボール66を係合方向に移動付勢するスプリング68を入り込ませる溝69をケース壁18Aに形成し、前記ケース壁18Aにボルト70で固定連結されることにより前記溝69を閉塞してボール66及びスプリング68の溝69からの離脱を阻止する蓋板71を設けて構成されている。
【0069】
前記デフ52は、デフ入力軸51とデフ出力軸55とを一体回転状態に連動させてデフ動作を停止するデフロック状態と連動を解除してデフ動作を許容するロック解除状態とに切り換え自在なデフロッククラッチ72を有する。
【0070】
前記前輪伝動機構56は、デフ出力軸55の端部に伝動軸73の上端を第1ベベルギヤ機構74を介して連動させ、前記伝動軸73の下端を前車軸75に第2ベベルギヤ機構76を介して連動させることで構成されており、第1ベベルギヤ機構74で第1段階の減速伝動を行い、第2ベベルギヤ機構76で第2段階の減速伝動を行うようになっている。つまり、前輪伝動機構56までは、低トルクの状態で動力を伝達することにより前輪伝動機構56までの伝動要素として軽少なもので済むようにしながらも前輪伝動機構56での二段減速で十分に減速して駆動前輪5を高トルクで強力に駆動するようにしてある。
【0071】
前記チェーン伝動機構53は、図11〜図13に詳しく示すように、前記デフ入力軸51に一体回転状態に装着した伝動スプロケットホイール77と前記カウンター軸54に一体回転状態に装着した受動スプロケットホイール78とにわたって伝動チェーン79を巻き掛け、この伝動チェーン79の張り側及び弛み側のそれぞれに作用する一対のタイトナー80を設けて構成されている。
前記タイトナー80を保持する手段は、一方のタイトナー80の長手方向両端部及び他方のタイトナー80の長手方向一端部のそれぞれを差込み保持させる差込み部をケース壁18Aとで形成する第1保持部81と、他方のタイトナー80の長手方向他端部を差込み保持させる差込み部を形成する一対の第2保持部82と、タイトナー80の長手方向の中間部を伝動チェーン79側に押圧してタイトナー80を作用姿勢に保持する第3保持部83とをミッションケース18に一体形成する手段である。前記第1保持部81と第2保持部82と第3保持部83とが本発明で言うタイトナー保持部84である。
【0072】
また、前記チェーン伝動機構53には、図11〜図13に詳しく示すように、動力をミッションケース18外に取り出すための動力取り出し軸85とこの動力取り出し軸85を制動並びに制動解除自在なブレーキ86とが設けられている。
【0073】
前記動力取り出し軸85は、スプロケットホイール87を介して前記伝動チェーン79に噛み合い連動する状態でミッションケース18に二つのベアリング88を介して回転自在に保持させた常設軸89と、この常設軸89に対して連動並びに連動解除自在で連動状態においてミッションケース18に支持される一方連動解除状態でミッションケース18から取り外し可能なアタッチメント軸90とから構成されている。
【0074】
前記アタッチメント軸90を回転自在に保持する手段は、アタッチメント軸90の内側端部を前記常設軸89の端面に回転自在に差込み保持させ、外側端部近くをケース壁18Aに着脱式ベアリング91を介して回転自在に支持させる手段である。
前記アタッチメント軸90を常設軸89に対して連動並びに連動解除する手段は、アタッチメント軸90に対して回転軸芯に沿って移動することによりその軸芯方向の端部を常設軸89の端部に対して係脱させることで連動並びに連動解除するクラッチ体92をアタッチメント軸90に一体回転状態にスプライン嵌合させ、このクラッチ体92を係合方向、つまり、連動位置に移動付勢するバネ93を設け、前記回転軸芯に対して直交する方向の軸芯周りで一方向に設定量回転することにより先端のカム94を介してクラッチ体92を付勢に抗して離脱移動させる操作軸95をミッションケース18に取り外し可能に装着して構成されている。
つまり、アタッチメント軸90は、着脱式ベアリング91及び操作軸95を取り外すことにより、図13に示すように、ミッションケース18から取り外せるものである。151,152のそれぞれは、アタッチメント軸90を取り外すことで開放されるミッションケース18の開口及び操作軸95を取り外すことで開放されるミッションケースの開口を閉塞するための蓋である。
【0075】
そして、動力取り出し軸85は、アタッチメント軸90の外端にナット96を介して回り止め状態に装着したクランクアーム97及びこれに連動連結する押し引き連動ロッド98を介して前記施肥装置における施肥ホッパー12の繰り出し部を作動させるものである。
【0076】
前記ブレーキ86は、常設軸89に作用する多板ブレーキである。そして、カム軸101を前記回転軸芯に対して直交する軸芯回りで一方向に設定量回転させることによりプレッシャープレート102を介してブレーキ板群を軸芯方向で圧接させることで制動作動し、圧接を解除することにより制動解除するものであって、前記動力取り出し軸85を制動することにより、施肥装置の繰り出し部を制動すると同時に伝動チェーン79を介して左右の駆動後輪6を制動するものである。なお、前記カム軸101、つまりは、ブレーキ86は、図2に示すように、運転部の足元部に設けたブレーキペダル103を踏み込み操作されることにより制動作動するものであって、図示しないが、このブレーキペダル103の踏み込み操作で前記無段変速装置17が変速中立状態に切り換えられるようになっている。
【0077】
前記後輪伝動機構57のそれぞれは、後車軸104をギヤを介して減速駆動する中間伝動軸105を設け、前記後輪入力軸58から中間伝動軸105に伝動する伝動チェーン106を設けて構成されている。
【0078】
前記サイドクラッチ59は、図14、図15に詳しく示すように、前記受動スプロケットホイール78に入力体107を受動スプロケットホイール78一体回転する状態に装着し、前記後輪入力軸58にこれの軸芯方向に移動自在な出力体108をシフト体として後輪入力軸58と一体回転する状態にスプライン嵌合させ、クラッチ板群が軸芯方向で圧接するように前記出力体108を軸芯方向の設定方向に移動付勢するクラッチバネ111を設け、後輪入力軸58の軸芯に直交する軸芯周りに設定位置から設定方向に設定量回転することによりクラッチ板群の圧接が解除されて伝動が断たれるクラッチ切り位置に出力体108をカム112を介してクラッチバネ111の付勢力に抗して移動させるクラッチ操作軸113を設けて構成されている。
【0079】
そして、前記サイドクラッチ59を操作する手段は、図4及び図16(イ)(ロ)に示すように、前記駆動前輪5の設定角度以上の操向作動に伴い旋回内側の駆動後輪6に対するサイドクラッチ59が切り作動するように、前記ナックルアーム32に一体形成の操作アーム114と前記クラッチ操作軸113に一体回転状態に連設した操作レバー115とを操向ロッド116で連動連結する手段であって、操作ロッド116の操作アーム114の連動ピン117との連動孔118は、駆動前輪5の設定角度未満の操向作動を操作ロッド116に伝えず、かつ、サイドクラッチ59が切り作動した後の駆動前輪5の引き続く操向作動を許容する長孔に形成されている。
【0080】
前記苗植付け装置2への伝動系は、図8に示すように、走行部に連動させて苗植付け装置2を作動させるのであって、自走機体1側の伝動系部分は、前記変速装置49の変速入力軸48を左右向きの入力軸119とするものである。そして、伝動系部分は、図17、図18に詳しく示すように、変速装置49の変速出力軸50に回転のみ自在に遊嵌させた中継ギヤ体120に前記変速入力軸48(入力軸119)の回転のうち前進回転のみを伝達するワンウエイクラッチ121を設け、前記中継ギヤ体120を介して動力が伝達される株間変速装置122を設け、この株間変速装置122の下手側に、ドライブシャフト123を介して苗植付け装置2側の入力軸に伝動する前後向き姿勢の出力軸125(つまり、苗植付け装置2への動力取り出し軸)を設け、前記出力軸125に設定以上の負荷が作用したとき自動的に伝動断状態に切り換わるトルクリミッター126と操作に基づき出力軸125がミッションケース18に対して設定位相状態になったときに伝動を断つ定位置停止型の作業クラッチとしての植付けクラッチ127とを出力軸125の軸芯上に並ぶ同心状態で配置して構成されている。
【0081】
前記株間変速装置122は、前記中継ギヤ体120に連動する株間入力軸128と株間出力軸129との間に互いに伝動比が異なる複数の伝動ギヤ対130を介装し、前記株間出力軸129内に、軸芯方向にシフト軸131が移動することにより伝動ギヤ対130のうち一つの受動ギヤ132のみを株間出力軸129にボール133を介して連動させるボールクラッチ利用の株間選択クラッチ134を設けて構成されている。
【0082】
前記出力軸125は、互いに軸端部で相対回転自在に嵌合する上手側軸部135と下手側軸部136とからなり、この出力軸125は、上手側軸部135の上手端部と下手側軸部136の長手方向中間部とにおいてそれぞれベアリング137を介してミッションケース18に回転自在に支持されている。
【0083】
前記トルクリミッター126は、植付けクラッチ127よりも伝動上手側に配置されている。そして、前記株間出力軸129に一体回転状態に装着した伝動ベベルギヤ138に噛み合い連動する受動ベベルギヤ139を前記上手側軸部135に回転自在に装着し、この受動ベベルギヤ139に形成のクラッチ爪140に噛み合い連動するクラッチ入り位置と連動を解除したクラッチ切り位置とに移動自在な可動クラッチ体141を上手側軸部135に一体回転する状態にスプライン嵌合させ、前記可動クラッチ体141に設定以上の負荷が作用したときには可動クラッチ体141のクラッチ爪140によるカム作用でクラッチ切り位置に移動させる状態で可動クラッチ体141をクラッチ入り位置に移動付勢するクラッチスプリング142を上手側軸部135に一体回転状態にスプライン嵌合させたバネ受け143と前記受動ベベルギヤ139との間に設けて構成されている。
【0084】
前記植付けクラッチ127は、前記下手側軸部136に、そのクラッチ爪144を前記バネ受け143に形成の爪孔145に係合させたクラッチ入り位置と離脱させたクラッチ切り位置とに軸芯に沿って移動自在な出力クラッチ体146をキー147を介して回り止め状態に装着し、前記クラッチ爪144と爪孔145とを出力クラッチ体146がバネ受け145に対して設定位相の位置関係状態にあるときのみ係合するように配置し、前記出力クラッチ体146をクラッチ入り位置に移動付勢するクラッチバネ148を設け、挿入位置することにより前記出力クラッチ体146の回転に伴い出力クラッチ体146が設定位相位置に位置したときその出力クラッチ体146に形成のカム149に押圧作用して出力クラッチ体146をクラッチ切り位置に付勢に抗して移動させるとともに抜出位置することにより前記カム149に対する押圧を解除して出力クラッチ体146のクラッチ切り位置への移動を許容するクラッチ操作軸150を設けて構成されている。つまり、クラッチ操作軸150の抜出後においてバネ受け143が設定位相に位置したときクラッチ爪144を爪孔145に係合させて伝動するように構成されている。Lは、前記植付けクラッチ127とリフトシリンダ4に対する制御バルブ(図示せず)とを関連操作する昇降レバーであって、前記ステアリングハンドル10よりも左右外方に突出する状態に設けられている。
【0085】
〔別実施形態〕
本発明は、直播機など田植機以外の水田作業機に適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】田植機の側面図
【図2】田植機の平面図
【図3】要部の切り欠き側面図
【図4】要部の平面図
【図5】要部の縦断側面図
【図6】要部の拡大縦断面図
【図7】要部の拡大平面図
【図8】伝動系統図
【図9】変速装置操作部の縦断面図
【図10】デテントの横断平面図
【図11】ミッションケースの縦断側面図
【図12】ミッションケースの縦断正面図
【図13】アタッチメント軸を取り外した状態のミッションケースの縦断正面図
【図14】ミッションケースの縦断背面図
【図15】ミッションケースの横断平面図
【図16】サイドクラッチ操作系の動作を示す概略平面図
【図17】作業装置への伝動系の断面図
【図18】作業装置への伝動系の断面図
【符号の説明】
6 駆動後輪
59 サイドクラッチ
108 出力体
107 入力体
54 カウンター軸
53 チェーン伝動機構
18 ミッションケース
85 動力取り出し軸
89 常設軸
90 アタッチメント軸
86 ブレーキ
79 伝動チェーン
80 タイトナー
84 タイトナー保持部
2 水田作業装置
125 出力軸
127 作業クラッチ
146 出力クラッチ体
147 キー
119 入力軸
126 トルクリミッター
29 出力軸
30 トルクジェネレータ
5 操向輪
31 ステアリング操作軸
42 ボス部
43 支持体部
44 バッファー用空間
45 連通路
49 変速装置
18A ケース壁
64 シフト軸
65 周溝
66 ボール
67 デテント
68 スプリング
69 溝
70 ボルト
71 蓋板
Claims (9)
- 左右の駆動後輪への伝動系のそれぞれにサイドクラッチを介装し、これらサイドクラッチのうち伝動下手側の出力体のそれぞれを、軸芯方向に沿ってシフト移動することで伝動上手側の入力体に対する伝動状態と非伝動状態とに切り換え自在なシフト体に構成してある水田作業機。
- 左右の駆動後輪への伝動系のそれぞれにサイドクラッチを介装し、これらサイドクラッチに動力を振り分けるカウンター軸を設け、このカウンター軸へのチェーン伝動機構に動力をミッションケース外に取り出すための動力取り出し軸を設けてある水田作業機。
- 前記動力取り出し軸が、ミッションケースに保持された常設軸と、この常設軸に対して連動並びに連動解除自在で連動状態においてミッションケースに支持される一方連動解除状態でミッションケース外に取り出し可能なアタッチメント軸とから構成されている請求項2記載の水田作業機。
- 前記動力取り出し軸を制動並びに制動解除自在なブレーキを設けてある請求項2又は3記載の水田作業機。
- 左右の駆動後輪への伝動系のそれぞれにサイドクラッチを介装し、これらサイドクラッチに動力を振り分けるカウンター軸を設け、このカウンター軸への伝動機構として、伝動チェーンとそれに作用するタイトナーとを備えたチェーン伝動機構を設け、このチェーン伝動機構を内装するミッションケースには、タイトナー保持部を一体形成してある水田作業機。
- 走行部に連動する水田作業装置への伝動系に、水田作業装置への出力軸がミッションケースに対して設定位相状態にあるときにのみ水田作業装置への伝動の断続を許容する定位置停止型の作業クラッチを介装し、前記出力軸に対して作業クラッチの出力クラッチ体をキーにより回り止めしてある水田作業機。
- 走行部に連動する水田作業装置への伝動系として、左右向き姿勢の入力軸と前後向き姿勢の出力軸とを備えたものを設け、操作に基づいて前記出力軸への伝動を断続する作業クラッチと前記出力軸に設定以上の負荷が作用したとき自動的に伝動断状態に切り換わるトルクリミッターとを出力軸の軸芯と同心状態でかつ軸芯に沿って並ぶ状態に配設してある水田作業機。
- 左右に二つ割り可能なミッションケースの上部に、その出力軸をミッションケース内に突出させる状態でパワーステアリング用のトルクジェネレータを装着し、このトルクジェネレータの出力軸に上端部で一体回転状態に差込み連結して出力軸の回転を操向輪側に伝達するステアリング操作軸の上端部を前記ミッションケースに連設のボス部に回転自在に保持させ、前記トルクジェネレータの下面と前記ボス部をミッションケースに支持させる支持体部との間に外部に連通するバッファー用空間を形成し、前記支持体部の左右割面部にミッションケース内と前記バッファー用空間とを連通させる連通路を形成してある水田作業機。
- ギヤシフト式の変速装置を内装したミッションケースのケース壁に前記変速装置を操作するためのシフト軸を内外貫通状態に保持させ、このシフト軸の周面に軸芯方向に並置形成した複数の周溝に対してケース壁に保持させたボールを択一的に弾性係合させることによりシフト軸の操作に基づくシフト移動を許容する状態でシフト軸を各変速位置に保持するデテントを設け、前記ボール及びそれを係合方向に移動付勢するスプリングを前記ケース壁に保持させるに、前記ボールを係脱方向に移動自在に入り込ませるとともにスプリングを入り込ませる溝をケース壁に形成し、ケース壁にボルトで連結固定されることにより前記溝を閉塞してボール及びスプリングの溝からの離脱を阻止する蓋板を設けてある水田作業機。
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